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JP7728355B2 - 香味吸引器及び喫煙システム - Google Patents

香味吸引器及び喫煙システム

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JP7728355B2
JP7728355B2 JP2023563368A JP2023563368A JP7728355B2 JP 7728355 B2 JP7728355 B2 JP 7728355B2 JP 2023563368 A JP2023563368 A JP 2023563368A JP 2023563368 A JP2023563368 A JP 2023563368A JP 7728355 B2 JP7728355 B2 JP 7728355B2
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Description

本発明は、香味吸引器及び喫煙システムに関する。
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味吸引器が知られている。このような香味吸引器として、例えば、喫煙物品を収容するチャンバをハウジング内に備えた電気加熱式エアロゾル発生システムが知られている(特許文献1)。
特許第5963375号
特許文献1に開示されるような電気加熱式エアロゾル発生システムでは、喫煙可能物質にピン又はブレード状の加熱器が挿入されて、喫煙可能物質が加熱器によって加熱される。喫煙可能物質を加熱器に対して抜き差しするとき喫煙可能物質には軸方向(加熱器の挿入方向)に応力が加わる。このため、加熱器の挿抜に伴って喫煙可能物質が消費材からこぼれないように、消費材の先端にフィルタ等のストッパ要素を設けることがある。しかしながら、フィルタ等のストッパ要素は熱に対して溶解又は損傷しやすい。このため、喫煙可能物質は十分に加熱する一方で、ストッパ要素への熱伝達を抑制することが好ましい。また、消費材の先端にストッパ要素を備えておらず、喫煙可能物質が消費材の先端まで延在する場合においては、喫煙可能物の上流端が他の部分と同様に加熱されると、上流端からエアロゾルが空気流路の上流側に逆流する恐れがある。
本発明の目的の一つは、ストッパ要素への熱伝達を抑制することである。本発明の目的の他の一つは、喫煙可能物質の上流端への熱伝達を抑制することである。
第1態様によれば、香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、喫煙可能物質とストッパ要素とを含む消費材の前記喫煙可能物質を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、前記ヒータが前記喫煙可能物質に挿入されたときに形成される前記ヒータと前記ストッパ要素との間の空隙と、を有する。
第1態様によれば、ヒータがストッパ要素から少なくとも部分的に離間するので、ヒータによって喫煙可能物質を加熱しながら、ストッパ要素への熱伝達を抑制することができる。したがって、ストッパ要素の溶解又は損傷を抑制でき且つ、ストッパ要素への熱伝達による熱損失も抑制できる。なお、空隙は、ヒータの全周に亘って存在することが好ましい。この場合、ストッパ要素への熱伝達を一層抑制することができる。
第2態様は、第1態様において、前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する発熱部及び非発熱部を有し、前記空隙は、前記ヒータの非発熱部と前記ストッパ要素との間に位置する、ことを要旨とする。
第2態様によれば、喫煙可能物質の加熱の寄与が小さい非発熱部とストッパ要素との間に空隙が設けられるので、喫煙可能物質を発熱部で加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、ストッパ要素への熱伝達を一層抑制できる。
第3態様は、第2態様において、前記発熱部は、前記非発熱部よりも前記ヒータの先端側に位置する、ことを要旨とする。
第3態様によれば、軸方向(ヒータの挿入方向)において、非発熱部がストッパ要素と重なり、発熱部が喫煙可能物質とが重なるように、それぞれが位置することができる。
第4態様は、第2態様又は第3態様において、前記発熱部は、抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体の外面を覆うカバーと、を有する、ことを要旨とする。
第4態様によれば、抵抗発熱体が喫煙可能物質と直接接触しないので、喫煙可能物質によって抵抗発熱体が汚れること、及び抵抗発熱体の物理的な損傷の発生等を抑制できる。
第5態様は、第1態様から第4態様のいずれかにおいて、前記ヒータと前記ストッパ要素との間に配置され、前記ストッパ要素と接触し且つ前記ヒータから離間する壁部を有する、ことを要旨とする。
第5態様によれば、壁部によってストッパ要素とヒータとの間に空隙を形成することができるので、空隙の大きさ(体積又は厚さ)を一定にすることができる。その結果、ストッパ要素への熱伝達を安定して抑制することができる。
第6態様は、第2態様を引用する第5態様において、前記壁部は、前記非発熱部と挿入方向において重なるように位置し、前記非発熱部から離間する、ことを要旨とする。
第6態様によれば、喫煙可能物質の加熱の寄与が小さい非発熱部と壁部との間に空隙が設けられるので、喫煙可能物質を発熱部で加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、壁部への熱伝達を抑制できる。その結果、壁部と接触するストッパ要素への熱伝達を抑制することができる。
第7態様は、第5態様又は第6態様において、前記壁部は、前記ヒータの後端側から先端側に向かうにつれて径が小さくなるテーパ面を有する、ことを要旨とする。
第7態様によれば、ヒータを先端側から喫煙可能物質に挿入するとき、壁部と接触するストッパ要素が押し広げられて、壁部を介してストッパ要素とヒータとの間に空隙が形成される。このとき、壁部のテーパ面によりスムーズにストッパ要素が押し広げられるので、ヒータを喫煙可能物質に容易に挿入することができる。
第8態様は、第5態様から第7態様のいずれかにおいて、前記壁部と前記ヒータとの間に断熱部材を有する、ことを要旨とする。
第8態様によれば、ヒータから壁部への熱伝達を一層抑制できる。その結果、壁部と接触するストッパ要素への熱伝達を一層抑制することができる。
第9態様は、第1態様から第4態様のいずれかにおいて、前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する第1部分と、前記第1部分より断面積の小さい第2部分とを有し、前記第1部分は、前記第2部分よりも前記ヒータの先端側に位置し、前記空隙は、前記第2部分と前記ストッパ要素との間に位置する、ことを要旨とする。
第9態様によれば、ヒータを消費材に挿入するときに、まず第1部分によってストッパ要素に第1部分の断面形状に対応する貫通孔が形成され、その後に第2部分がストッパ要素と軸方向において重なるように位置することができる。その結果、この貫通孔の内面と第2部分との間に空隙が形成されるので、ストッパ要素の溶解又は損傷を抑制でき且つ、ストッパ要素への熱伝達による熱損失も抑制できる。
第10態様は、第2態様を引用する第9態様において、前記第2部分は、前記非発熱部を含む、ことを要旨とする。
第10態様によれば、喫煙可能物質の加熱の寄与が小さい第2部分とストッパ要素との間に空隙が設けられるので、喫煙可能物質を発熱部で加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、ストッパ要素への熱伝達を一層抑制できる。
第11態様は、第9態様又は第10態様において、前記第1部分と前記第2部分は、同軸上に配置される、ことを要旨とする。
第2部分の中心軸が第1部分の断面の外に位置する場合、第1部分によってストッパ要素に形成された貫通孔の内面に、第2部分が接触する恐れがある。第11態様によれば、第2部分の形状を調整することで、挿入方向から見て、第2部分の全体を、第1部分の外周面の内側に位置させることができる。その結果、第2部分の全周に亘って、ストッパ要素との間に空隙を設けることができるので、ストッパ要素への熱伝達を一層抑制できる。
第12態様は、第9態様から第11態様のいずれかにおいて、挿入方向から見て、前記第2部分の全体は、前記第1部分の外周面の内側に位置する、ことを要旨とする。
第12態様によれば、第2部分の全周に亘って、ストッパ要素との間に空隙を設けることができるので、ストッパ要素への熱伝達を一層抑制できる。
第13態様によれば、香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、消費材の喫煙可能物質を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、前記ヒータの周囲に配置された壁部と、前記ヒータと前記壁部の間の空隙と、を有する。
第13態様によれば、ヒータが喫煙可能物質から少なくとも部分的に離間するので、壁部を喫煙可能物質の上流端側に対応するように位置決めすることで、喫煙可能物質の上流端及びその近傍において喫煙可能物質の内部温度を幾分低くすることができる。これにより、喫煙可能物質の上流端及びその近傍でのエアロゾル生成を抑制できるので、そこで発生したエアロゾルが収容部の底部で凝縮したり、空気流路を逆流したりすることを防止できる。また、喫煙可能物質の他の部分で発生したエアロゾルが、喫煙可能物質の上流端及びその近傍で凝縮し得る。また、第13態様によれば、壁部によって喫煙可能物質とヒータとの間に空隙を形成することができるので、空隙の大きさ(体積又は厚さ)を一定にすることができる。その結果、喫煙可能物質への熱伝達を安定して抑制することができる。
第14態様によれば、香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、消費材の喫煙可能物質を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、を有し、前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する第1部分と、前記第1部分より断面積の小さい第2部分とを有し、前記第1部分は、前記第2部分よりも前記ヒータの先端側に位置する。
第14態様によれば、ヒータを喫煙可能物質に挿入するときに、まず第1部分によって喫煙可能物質に第1部分の断面形状に対応する貫通孔が形成され、その後に第2部分が喫煙可能物質と軸方向において重なるように位置することができる。その結果、この貫通孔の内面と第2部分との間に空隙が形成されるので、喫煙可能物質の上流端及びその近傍において喫煙可能物質の内部温度を幾分低くすることができる。これにより、喫煙可能物質の上流端及びその近傍でのエアロゾル生成を抑制できるので、そこで発生したエアロゾルが収容部の底部で凝縮したり、空気流路を逆流したりすることを防止できる。また、喫煙可能物質の他の部分で発生したエアロゾルが、喫煙可能物質の上流端及びその近傍で凝縮し得る。また、第14態様によれば、ヒータの挿入抵抗が上がりすぎることを抑制できる。
第15態様によれば、喫煙システムが提供される。この喫煙システムは、第1態様から第14態様のいずれかの香味吸引器と、前記消費材とを有する。
本実施形態に係る喫煙システムの概略側断面である。 本実施形態の加熱部の一例を示す概略側面図である。 図2Aに示す矢視2B-2Bにおける加熱部の断面である。 消費材に挿入された状態の加熱部を示す概略側面図である。 他の実施形態の加熱部の一例を示す概略側面図である。 消費材に挿入された状態の加熱部を示す概略側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る喫煙システムの概略側断面である。本実施形態に係る喫煙システムは、消費材10と、香味吸引器100とを有する。香味吸引器100は、携帯デバイス又はハンドヘルド型デバイスであることが好ましい。図1に示すように、消費材10は、ストッパ要素18と、香味吸引器100によって加熱される喫煙可能物質16と、センターホールフィルタ15と、紙管部14と、フィルタ部12とを有する。消費材10のセンターホールフィルタ15は、喫煙可能物質16と紙管部14との間に位置する。紙管部14は、センターホールフィルタ15を通過したエアロゾルを冷却する冷却部として機能し得る。紙管部14の内部には、エアロゾルとの接触面積を増加させてエアロゾルの冷却を促進するためのシート等の材料が充填されてもよい。ストッパ要素18は、消費材10の先端側、即ち消費材10を香味吸引器100に挿入したときに後述する加熱部60のヒータ62と最初に接触する位置に設けられる。ストッパ要素18は、喫煙可能物質16が消費材10の先端から脱落することを防止する機能を有し、例えばアセテートフィルタ、センターホールフィルタ、ネオフィルタ、ペーパフィルタ等であり得る。また、ストッパ要素18として、筒状のラッピングシートと、ラッピングシートの内面の周方向に異なる位置に両端が接続されたストッパシートと、有してもよい。ストッパシートは、その端部間の長さがラッピングシートの直径よりも長い紙であり得る。消費材10は、ストッパ要素18を備えていなくてもよい。その場合、喫煙可能物質16が消費材10の先端まで延在し得る。
香味吸引器100は、固体又は液体の喫煙可能物質16を加熱して喫煙可能物質16を霧化させるように構成される。喫煙可能物質16は、例えば長手方向に沿って延びる柱状形状の消費材10の一部を構成する。消費材10は、例えば喫煙可能物質16がたばこを含むたばこスティックであり得る。消費材10に含まれる喫煙可能物質16は、所定温度で加熱されてエアロゾルを発生するエアロゾル源を含有し得る。エアロゾル源の種類は、特に限定されず、用途に応じて種々の天然物からの抽出物質及び/又はそれらの構成成分を選択することができる。エアロゾル源として、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、トリアセチン、1,3-ブタンジオール、及びこれらの混合物を挙げることができる。喫煙可能物質16としては、ラミナ、中骨等のたばこ、又はその他の公知の植物を使用し得る。また、たばこ等の喫煙可能物質16の形状は、刻み状、シート状、紐状、粉状、粒状、ペレット状、スラリー状、又は多孔質状などであってもよい。
香味吸引器100は、バッテリ23と、PCB24(Printed Circuit Board)と、を有する。バッテリ23は、香味吸引器100で用いる電力を蓄積する。例えば、バッテリ23は、リチウムイオン電池である。バッテリ23は、外部電源によって充電可能であってもよい。
PCB24は、CPU及びメモリなどによって構成されており、香味吸引器100の動作を制御する。例えば、PCB24は、図示しない押しボタンやスライド式スイッチ等の入力装置に対するユーザ操作に応じて喫煙可能物質16の加熱を開始し、一定時間が経過したら喫煙可能物質16の加熱を終了する。PCB24は、ユーザによるパフ動作の回数が一定値を超過した場合に、喫煙可能物質16の加熱開始から一定時間が経過する前であっても喫煙可能物質16の加熱を終了してもよい。例えば、パフ動作は、図示しないセンサによって検出される。
或いは、PCB24は、パフ動作の開始に応じて喫煙可能物質16の加熱を開始し、パフ動作の終了に応じて喫煙可能物質16の加熱を終了してもよい。PCB24は、パフ動作の開始から一定時間が経過した場合に、パフ動作の終了前であっても喫煙可能物質16の加熱を終了してもよい。
図示の例では、香味吸引器100は、消費材10が挿入される挿入端部101を有し、スティック状の消費材10を受け入れるように構成される。また、図示のように、バッテリ23及びPCB24は、消費材10を香味吸引器100に挿入する方向に配列され得る。本明細書において、消費材10の挿入方向又は香味吸引器100の長手方向を軸方向ということがある。また、本明細書における周方向とは、軸方向における軸を中心とした周方向を意味し、径方向とは軸方向と直交する方向をいう。
香味吸引器100は、ハウジング30と、収容部42と、加熱部60と、キャップ部80と、を有する。加熱部60は、喫煙可能物質16を加熱するように構成される。具体的には例えば、加熱部60は、喫煙可能物質16に挿入可能な形状を有し、喫煙可能物質16を内部から加熱するように構成される。より具体的には、加熱部60は、喫煙可能物質16に挿入されるヒータ62と、ヒータ62を支持体50に固定するためのフランジ部64とを有する。ヒータ62は、軸方向に延在する。フランジ部64は、軸方向と交差する方向、具体的には軸方向と直交する方向に延在する。ヒータ62は、例えば、その表面又は内部に抵抗加熱可能なヒーティングトラック等を有し得る。
ヒータ62は、ピン型ヒータであることが好ましい。幅に対して厚さが非常に小さいブレード型ヒータの場合、ヒータ62を喫煙可能物質16に挿入したときに、ヒータ62の厚さが小さいため、ヒータ62の主面とストッパ要素18との間に後述する空隙ができにくい。ヒータ62がピン型ヒータである場合、ブレード型ヒータに比べて、上記空隙を形成しやすくすることができる。なお、ピン型ヒータは具体的には例えば円柱形状であり得る。ピン型ヒータの挿入方向と直交する断面の形状は、完全な真円でなくてもよく、例えば楕円であってもよい。ピン型ヒータの挿入方向と直交する断面の形状は角形であってもよいが、この場合、ヒータ62が消費材10に挿入されるときの抵抗が高くなりすぎるので好ましくない。
ヒータ62には、バッテリ23からの電力が供給される。具体的には、ヒータ62にはリード線66が設けられ、リード線66を介してPCB24及び/又はバッテリ23に電気的に接続され得る。香味吸引器100は、ヒータ62を誘導加熱する誘導コイルを有してもよい。この場合、ヒータ62は、サセプタとして誘導コイルによって誘導加熱され得る。具体的には、ヒータ62が喫煙可能物質16の内部に挿入され、図示しない誘導コイルによって誘導加熱されることで、喫煙可能物質16が加熱される。香味吸引器100が誘導コイルを有する場合、ハウジング30、収容部42、及びキャップ部80の少なくとも一つは、透磁性及び非導電性(電気絶縁性)を有することが好ましい。これにより、誘導コイルによりハウジング30、収容部42、及びキャップ部80の少なくとも一つが発熱しにくく、効率よくヒータ62を発熱させることができる。透磁性及び非導電性(電気絶縁性)を有する材料としては、例えば、ガラス、植物、木材、紙、PEEK等の樹脂等が挙げられる。誘導コイルは、例えば平板コイルやシリンドリカルコイルであり得る。誘導コイルは、消費材10が収容部42内の所望の位置に位置決めされた状態において、収容部42の後述する底壁44を介して消費材10の反対側に、又は収容部42の後述する側壁43を囲むように設けられ得る。
収容部42は、全体的に筒状であり、喫煙可能物質16を収容するように構成され得る。具体的には収容部42は、筒状の側壁43と、底壁44とを有する。側壁43は、収容部42内の所望の位置に位置決めされた消費材10の喫煙可能物質16及びストッパ要素18を取り囲む。図1に示すように、加熱部60のヒータ62は、底壁44の開口44aを貫通し、ヒータ62の一部が収容部42の内部に位置する。
図1に示すように、収容部42に収容された消費材10の喫煙可能物質16と収容部42の側壁43との間の全周に亘り、空隙S2が設けられることが好ましい。これにより、消費材10の側面が収容部42と接触する場合に比べて、ヒータ62及び加熱された喫煙可能物質16の熱が収容部42及びハウジング30に伝達されることが抑制され得る。その結果、ハウジング30表面の温度上昇を低減でき、且つ収容部42により喫煙可能物質16から熱が奪われることを低減することができる。
ハウジング30は、少なくとも収容部42の外周を囲む。具体的には、ハウジング30は、加熱部60及び収容部42の外周を囲む。図1に示すように、ハウジング30は、加熱部60に空気を供給するための空気インレット32と、収容部42及びキャップ部80が挿入される開口が形成された端部38とを有する。ハウジング30の空気インレット32から流入した空気は収容部42に形成された開口44aを通じて収容部42の内部に流入する。
端部38は、ハウジング30の一端部を構成する。香味吸引器100の組立時に端部38から収容部42及びキャップ部80が挿入される。具体的には、キャップ部80は、ハウジング30に着脱可能に取り付けられ得る。キャップ部80は、消費材10を挿入するための開口81を有する。
次に、ヒータ62の詳細について説明する。図2Aは、本実施形態の加熱部60の一例を示す概略側面図である。図2Bは、図2Aに示す矢視2B-2Bにおける加熱部60の断面である。図2Cは、消費材10に挿入された状態の加熱部60を示す概略側面図である。図2A、図2Cにおいては、カバー67及び壁部70が透過して示される。図2Aに示すように、加熱部60は、ヒータ62と、ヒータ62に取り付けられる壁部70とを有し得る。
ヒータ62は、抵抗発熱体68と、抵抗発熱体68の外面を覆うカバー67とを有することが好ましい。これにより、抵抗発熱体68が喫煙可能物質16と直接接触しないので、喫煙可能物質16によって抵抗発熱体68が汚れること、及び抵抗発熱体68の物理的な損傷の発生等を抑制できる。具体的には、図示の例では、ヒータ62は、中空の管体65を有し得る。これにより、ヒータ62が中実の場合に比べて熱容量を低下させることができる。また、図示の例では、管体65の外表面に抵抗発熱体68が形成され、抵抗発熱体68の外面にカバー67が配置されて、管体65、抵抗発熱体68、及びカバー67が焼結されることで一体のヒータ62が形成され得る。管体65及びカバー67は、例えばセラミックなどの絶縁体で形成され得る。抵抗発熱体68の外面にカバー67が配置されることで、ヒータ62の強度を向上し、且つ加熱を均一にすることができる。
本実施形態では、図2Aから図2Cに示すように、香味吸引器100は、ヒータ62が喫煙可能物質16に挿入されたときに形成されるヒータ62とストッパ要素18との間の空隙S1を有する。これにより、ヒータ62がストッパ要素18から少なくとも部分的に離間するので、ヒータ62によって喫煙可能物質16を加熱しながら、ストッパ要素18への熱伝達を抑制することができる。したがって、ストッパ要素18の溶解又は損傷を抑制でき且つ、ストッパ要素18への熱伝達による熱損失も抑制できる。なお、空隙S1は、図2Bに示すように、ヒータ62の全周に亘って存在することが好ましい。これにより、ストッパ要素18への熱伝達を一層抑制することができる。
本実施形態では、図2Aに示すように、ヒータ62は、挿入方向(ヒータ62の軸方向又は長手方向)に沿ってそれぞれ位置する発熱部69A及び非発熱部69Bを有することが好ましい。具体的には例えば、発熱部69Aは、ヒータ62の抵抗発熱体68が配置される部分に相当し、非発熱部69Bは、抵抗発熱体68に接続されたリード線(抵抗発熱体68よりも抵抗の低い導電体部分)が配置される部分に相当する。ここで、図2Cに示すように、空隙S1は、ヒータ62の非発熱部69Bとストッパ要素18との間に位置することが好ましい。これにより、喫煙可能物質16の加熱の寄与が小さい非発熱部69Bとストッパ要素18との間に空隙が設けられるので、喫煙可能物質16を発熱部69Aで加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、ストッパ要素18への熱伝達を一層抑制できる。
図示のように、発熱部69Aは、非発熱部69Bよりもヒータ62の先端側に位置することが好ましい。これにより、軸方向(ヒータ62の挿入方向)において、非発熱部69Bがストッパ要素18と重なり、発熱部69Aが喫煙可能物質16とが重なるように、それぞれが位置することができる。また、ヒータ62の先端には、先端側に向けて径が小さくなる突起部69Cを有することが好ましい。これにより、ヒータ62を消費材10に容易に挿入できる。
図示の例では、加熱部60は、ヒータ62とストッパ要素18との間に配置され、ストッパ要素18と接触し且つヒータ62から離間する壁部70を有することが好ましい。壁部70によってストッパ要素18とヒータ62との間に空隙S1を形成することができるので、空隙S1の大きさ(体積又は厚さ)を一定にすることができる。その結果、ストッパ要素18への熱伝達を安定して抑制することができる。本実施形態では、壁部70は、例えばステンレス鋼等の加工が容易な金属、又は熱伝導性に低い材料(例えば樹脂材料)で形成され得る。
図示のように、壁部70は、非発熱部69Bと挿入方向において重なるように位置し、非発熱部69Bから離間することが好ましい。これにより、喫煙可能物質16の加熱の寄与が小さい非発熱部69Bと壁部70との間に空隙S1が設けられるので、喫煙可能物質16を発熱部69Aで加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、壁部70への熱伝達を抑制できる。その結果、壁部70と接触するストッパ要素18への熱伝達を抑制することができる。消費材10がストッパ要素18を備えていない場合は、例えば、壁部70は、消費材10の先端(上流端)まで延びる喫煙可能物質16の上流端に対応するように位置決めされて、ヒータ62に取り付けられ得る。壁部70は、ヒータ62の長手方向において根元側に位置する。ここで、ヒータ62の「根元」とは、ヒータ62が消費材10に挿入されたときに消費材10の先端(上流端)に対応する長手方向位置に存在する部分をいう。
図示のように、壁部70は、ヒータ62の後端側から先端側に向かうにつれて径が小さくなるテーパ面71を有することが好ましい。これにより、ヒータ62を先端側から喫煙可能物質16に挿入するとき、壁部70と接触するストッパ要素18が押し広げられて、壁部70を介してストッパ要素18とヒータ62との間に空隙S1が形成される。このとき、壁部70のテーパ面71によりスムーズにストッパ要素18が押し広げられるので、ヒータ62を喫煙可能物質16に容易に挿入することができる。
具体的に、壁部70は、全体として筒状をなし、テーパ面71によって先端側から後端側に向けて連続的に拡径する。図示の例では、壁部70は円筒状である。また、壁部70の先端側の一端部は、ヒータ62に固定され得る。ヒータ62に対する壁部70の固定方法は、接着剤等による化学的な固定方法、嵌合やかしめ加工等による機械的な固定方法、及びそれらの組み合わせから任意に選択することができる。これにより、壁部70は、ヒータ62と一体の部材を構成する。壁部70の後端側の他端部には、テーパ面71よりも大きい径を有するフランジ72が形成され得る。図2Cに示すように、加熱部60が消費材10に挿入されたときに、消費材10の端部(ストッパ要素18)がフランジ72と接触する。これにより、フランジ72は、消費材10の位置決めを行うことができる。フランジ72は、非発熱部69Bと軸方向において重なるように位置し得る。
本実施形態において、壁部70とヒータ62との間に断熱部材を有することが好ましい。これにより、ヒータ62から壁部70への熱伝達を一層抑制できる。その結果、壁部70と接触するストッパ要素18への熱伝達を一層抑制することができる。なお、断熱部材は、壁部70とヒータ62との間の空隙S1全体に充填されてもよいし、空隙S1の一部が残されるように壁部70とヒータ62との間に配置されてもよい。断熱部材は、例えば、エアロゲル等の公知の断熱部材であり得る。
次に、加熱部60の他の実施形態について説明する。図3Aは、他の実施形態の加熱部60の一例を示す概略側面図である。図3Bは、消費材10に挿入された状態の加熱部60を示す概略側面図である。図3A及び図3Bにおいては、カバー67は不透過で示されているが、図2Aから図2Cと同様の抵抗発熱体68を有する。
図3A及び図3Bに示す加熱部60は、図2Aから図2Cに示した加熱部60と異なり壁部70を有しない。これに対して、図3A及び図3Bに示す加熱部60のヒータ62は、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する第1部分73Aと、第1部分73Aより断面積の小さい第2部分73Bとを有する。なお、ここでの断面積とは、ヒータ62の挿入方向と直交する面における断面積をいう。図示のように、第1部分73Aは、第2部分73Bよりもヒータ62の先端側に位置し、空隙S1は、第2部分73Bとストッパ要素18との間に位置する。これにより、ヒータ62を消費材10に挿入するときに、まず第1部分73Aによってストッパ要素18に第1部分73Aの断面形状に対応する貫通孔h1が形成され(図3B参照)、その後に第2部分73Bがストッパ要素18と軸方向において重なるように位置することができる。その結果、この貫通孔h1の内面と第2部分73Bとの間に空隙S1が形成されるので、ストッパ要素18の溶解又は損傷を抑制でき且つ、ストッパ要素18への熱伝達による熱損失も抑制できる。なお、貫通孔h1は、予めストッパ要素18に形成されていてもよい。
図示のように、第2部分73Bは、非発熱部69Bを含むことが好ましい。これにより、喫煙可能物質16の加熱の寄与が小さい第2部分73Bとストッパ要素18との間に空隙S1が設けられるので、喫煙可能物質16を発熱部69Aで加熱して十分なエアロゾルを発生させながら、ストッパ要素18への熱伝達を一層抑制できる。
また、第1部分73Aと第2部分73Bは、同軸上に配置されることが好ましい。第2部分73Bの中心軸が第1部分73Aの断面の外に位置する場合、第1部分73Aによってストッパ要素18に形成された貫通孔h1の内面に、第2部分73Bが接触する恐れがある。第1部分73Aと第2部分73Bが同軸上に配置される場合、第2部分73Bの形状を調整することで、挿入方向から見て、第2部分73Bの全体を第1部分73Aの外周面の内側に位置させることができる。その結果、第2部分73Bの全周に亘って、ストッパ要素18との間に空隙S1を設けることができるので、ストッパ要素18への熱伝達を一層抑制できる。
さらに、挿入方向から見て、第2部分73Bの全体は、第1部分73Aの外周面の内側に位置することが好ましい。これにより、第2部分73Bの全周に亘って、ストッパ要素18との間に空隙S1を設けることができるので、ストッパ要素18への熱伝達を一層抑制できる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
10 :消費材
16 :喫煙可能物質
18 :ストッパ要素
42 :収容部
62 :ヒータ
67 :カバー
68 :抵抗発熱体
69A :発熱部
69B :非発熱部
70 :壁部
71 :テーパ面
73A :第1部分
73B :第2部分
100 :香味吸引器
S1 :空隙
S2 :空隙

Claims (14)

  1. 喫煙可能物質とストッパ要素とを含む消費材の前記喫煙可能物質を収容する収容部と、
    前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、
    前記ヒータが前記喫煙可能物質に挿入されたときに形成される前記ヒータと前記ストッパ要素との間の空隙と、を有し、
    前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する発熱部及び非発熱部を有し、
    前記空隙は、前記ヒータの非発熱部と前記ストッパ要素との間に位置し、
    前記発熱部は、抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体の外面を覆うカバーと、を有する、香味吸引器。
  2. 請求項1に記載された香味吸引器において、
    前記発熱部は、前記非発熱部よりも前記ヒータの先端側に位置する、香味吸引器。
  3. 請求項1又は2に記載された香味吸引器において、
    前記ヒータと前記ストッパ要素との間に配置され、前記ストッパ要素と接触し且つ前記ヒータから離間する壁部を有する、香味吸引器。
  4. 請求項3に記載された香味吸引器において、
    前記壁部は、前記非発熱部と挿入方向において重なるように位置し、前記非発熱部から離間する、香味吸引器。
  5. 請求項3又は4に記載された香味吸引器において、
    前記壁部は、前記ヒータの後端側から先端側に向かうにつれて径が小さくなるテーパ面を有する、香味吸引器。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記壁部と前記ヒータとの間に断熱部材を有する、香味吸引器。
  7. 請求項1又は2に記載された香味吸引器において、
    前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する第1部分と、前記第1部分より断面積の小さい第2部分とを有し、
    前記第1部分は、前記第2部分よりも前記ヒータの先端側に位置し、
    前記空隙は、前記第2部分と前記ストッパ要素との間に位置する、香味吸引器。
  8. 請求項請求項7に記載された香味吸引器において、
    前記第2部分は、前記非発熱部を含む、香味吸引器。
  9. 請求項7又は8に記載された香味吸引器において、
    前記第1部分と前記第2部分は、同軸上に配置される、香味吸引器。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    挿入方向から見て、前記第2部分の全体は、前記第1部分の外周面の内側に位置する、香味吸引器。
  11. 消費材の喫煙可能物質を収容する収容部と、
    前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、
    前記ヒータの周囲に配置された壁部と、
    前記ヒータと前記壁部の間の空隙と、を有し、
    前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置し前記消費材に挿入される、発熱部及び非発熱部を有し、
    前記空隙は、前記ヒータの非発熱部と前記壁部との間に位置し、
    前記壁部は、前記ヒータに取り付けられ、前記消費材に挿入されるように構成される、香味吸引器。
  12. 消費材の喫煙可能物質を収容する収容部と、
    前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、を有し、
    前記ヒータは、挿入方向に沿ってそれぞれ位置する第1部分と、前記第1部分より断面積の小さい第2部分とを有し、
    前記第1部分及び前記第2部分は、前記消費材に挿入されるように構成され、
    前記第1部分は、前記第2部分よりも前記ヒータの先端側に位置し、
    前記第1部分は、抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体の外面を覆うカバーと、を有する、香味吸引器。
  13. 喫煙可能物質とストッパ要素とを含む消費材の前記喫煙可能物質を収容する収容部と、
    前記収容部に収容された前記喫煙可能物質に挿入されて、前記喫煙可能物質を内部から加熱するように構成されるヒータと、
    前記ヒータが前記喫煙可能物質に挿入されたときに形成される前記ヒータと前記ストッパ要素との間の空隙と、
    前記ヒータと前記ストッパ要素との間に配置され、前記ストッパ要素と接触し且つ前記ヒータから離間する壁部と、を有し、
    前記壁部と前記ヒータとの間に断熱部材を有する、香味吸引器。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載された香味吸引器と、前記消費材とを有する、喫煙システム。
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