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JP7728181B2 - 半合成生物における複製、転写および翻訳のための試薬ならびに方法 - Google Patents

半合成生物における複製、転写および翻訳のための試薬ならびに方法

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Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2019年6月14日に出願された米国仮出願第62/861,901号に対する優先権を主張し、その開示は、その全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
配列表
本出願は、ASCIIフォーマットで電子的に提出された配列表を含み、その全体が参照によって本明細書に組み入れられる。前記ASCIIコピーは、2020年6月10日に作成され、36271-808_601_SL.txtという名称であり、18,162バイトのサイズである。
連邦政府が後援する研究に関する陳述
本明細書に開示される発明は、少なくとも一部分において、国立衛生研究所(NIH)による助成金番号5R35 GM118178およびGM128376およびF31 GM128376、ならびに全米科学財団(NSF)による助成金番号NSF/DGE-1346837の米国政府の支援により行われた。したがって、米国政府は、本発明において一定の権利を有する。
生物学的多様性は、生命が異なる環境に適合するのを可能にし、時間とともに、新たな形態および機能を進化させる。この多様性の起源は、20の天然アミノ酸によって提供されるタンパク質配列内のバリエーションであり、バリエーションは、4つの天然DNAヌクレオチドによる生物のゲノムにおいてコードされる。天然アミノ酸よって提供される機能的多様性は高いが、配列空間の広大さは、実際に探索される可能性がある対象を著しく限定し、また、一部の機能は、そもそも利用可能ですらない。ヒドリドの移動、酸化還元活性および求電子結合形成などのための補助因子を自然が使用していることは、これらの限定を証明している。さらにまた、治療薬としてのタンパク質の開発に対する注目の増加により、天然アミノ酸の物理化学的多様性が、化学者によって設計された低分子薬物のものと比較して、著しく制限されるので、これらの限定は問題がある。原理上は、所望の物理化学的性質を有する追加の非標準アミノ酸(ncAAまたは「非天然アミノ酸」)を含むように遺伝コードを拡大することによってこれらの限定を回避することは可能であるはずである。
20年近く前、大腸菌のncAAをコードするアンバー終止コドン(UAG)を使用して遺伝コードを拡大することによって、生命体が利用可能な多様性を増加させるための方法が作り出された。これは、メタノコッカス・ヤナシイ由来のtRNA-アミノ酸tRNAシンテターゼ(aaRS)の対を使用して達成され、ここで、tRNAは、終止コドンを抑制するために再コードされ、aaRSは、tRNAをncAAでチャージするように進化した。コドン抑制のこの方法は、その後、他の終止コドン、およびさらに四つ組コドンに拡張されただけでなく、いくつかの他の直交tRNA-aaRSの対(最も顕著には、メタノサルシナ・バルケリ/マゼイ由来のPyl tRNAシンテターゼの対)の使用にも拡張され、タンパク質に組み込まれるncAAの範囲が広がった。これらの方法は、すでに、化学生物学およびタンパク質治療薬の両方に大改革をもたらし始めている。
これらの方法は、原核細胞および真核細胞の両方において最大で2つまでの異なるncAAの組み込みを可能にするが、異種再コードtRNAは、内因性放出因子(RF)と、または四つ組コドンの場合では、正常な解読と競合してしまい、ncAAの組み込みの効率および忠実度を限定する。アンバー終止コドンを認識し、翻訳を終結させるRF1との競合を排除するために、宿主ゲノム中に出現するアンバー終止コドンの多くもしくはすべての除去、またはRF1の欠失を可能にするためのRF2の改変に努力が向けられてきた。しかしながら、真核生物は、放出因子を1つのみ有し、これは改変することはできるが欠失させることはできず、原核生物では、RF1の欠失は、他のtRNAによるアンバー終止コドンのより高い誤った抑制をもたらし、ncAAの組み込みの忠実度を低減する。ncAAへの再割当のために天然コドンを解放するためにさらにコドン冗長性を利用するための努力は、例えば、翻訳の速度およびタンパク質フォールディングに対するそれらの効果に起因して、コドンが真に冗長ではないので、多面的な効果によって複雑化する場合がある。加えて、コドン再充当は、特に真核生物では、大スケールのゲノム操作の課題によって限定される。
天然コドン再割当に対する代替アプローチは、任意の天然の機能または制約がない完全に新たなコドンの作出であり、リボソームにおけるその認識は、本質的により直交性である。これは、非天然塩基対(UBP)を形成する第5および第6のヌクレオチドを持つ生物の作出により達成することができる。そのような半合成生物(SSO)は、UBPを含有するDNAを忠実に複製し、それを、非天然ヌクレオチドを含有するmRNAおよびtRNAに効率的に転写し、次いで、同族(cognate)の非天然アンチコドンで非天然コドンを効率的に解読することが必要であろう。そのようなSSOは、ncAAをコードする実質的に無制限の数の新たなコドンを有するだろう。
ある特定の実施形態において、非天然ヌクレオチドを含む核酸分子の増加した産生のための、方法、細胞、操作された微生物、プラスミドおよびキットを本明細書に記載する。
以下の実施形態が包含される。
実施形態A1は、構造:
[式中、
それぞれのXは、独立して、炭素または窒素であり;
は、Xが炭素である場合に存在し、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、メトキシ、メタンチオール、メタンセレノ、ハロゲン、シアノまたはアジド基であり;
Yは、硫黄、酸素、セレンまたは第二級アミンであり;
Eは、酸素、硫黄またはセレンであり;
波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、モノホスフェート、ジホスフェート、トリホスフェート、α-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートまたはγ-チオトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる]
の核酸塩基である。
実施形態A2は、Xは、炭素である、実施形態A1に記載の核酸塩基である。
実施形態A3は、Eは、硫黄である、実施形態A1またはA2に記載の核酸塩基である。
実施形態A4は、Yは、硫黄である、実施形態A1~A3のいずれか1項に記載の核酸塩基である。
実施形態A5は、構造
を有する、実施形態A1に記載の核酸塩基である。
実施形態A6は、相補的な塩基対形成核酸塩基に結合して、非天然塩基対(UBP)を形成する、実施形態A1~A5のいずれか1項に記載の核酸塩基である。
実施形態A7は、相補的な塩基対形成核酸塩基は、
から選択される、実施形態A6に記載の核酸塩基である。
実施形態A8は、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖であって、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、実施形態A1~A5のいずれか1項に記載の核酸塩基を含み、第2の相補的なオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖である。
実施形態A9は、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、
を含み、第2の鎖は、
から選択される相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、実施形態A8に記載の二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖である。
実施形態A10は、第2の鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基
を含む、実施形態A9に記載の二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖である。
実施形態A11は、第2の鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基
を含む、実施形態A9に記載の二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖である。
実施形態A12は、トランスファーRNA(tRNA)をコードする遺伝子および/または目的のタンパク質をコードする遺伝子を含むプラスミドであって、遺伝子は、実施形態A1~A5のいずれか1項に記載の少なくとも1つの核酸塩基、またはTPT3(
)、および実施形態A7に記載の少なくとも1つの相補的な塩基対形成核酸塩基、またはNaM(
)を含み、相補的な塩基対形成核酸塩基は、相補的な塩基対形成部位にある、プラスミドである。
実施形態A13は、tRNAをコードする実施形態A10に記載のプラスミドによってコードされるmRNAである。
実施形態A14は、タンパク質をコードする実施形態A10に記載のプラスミドによってコードされるmRNAである。
実施形態A15は、実施形態A1~A5のいずれか1項に記載の核酸塩基を含むトランスファーRNA(tRNA)であって、
核酸塩基を含むアンチコドンであって、場合により核酸塩基は、アンチコドンの第1、第2または第3の位置にある、前記;および
アミノアシルtRNAシンテターゼによる、tRNAの非天然アミノ酸による選択的チャージを促進する認識エレメント;
を含むトランスファーRNAである。
実施形態A16は、アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノサルシナ属もしくはそのバリアント、またはメタノコッカス属(メタノカルドコッカス属)もしくはそのバリアントに由来する、実施形態A15に記載のtRNAである。
実施形態A17は、非天然アミノ酸は、芳香族部分を含む、実施形態A15に記載のtRNAである。
実施形態A18は、非天然アミノ酸は、リジンまたはフェニルアラニンの誘導体である、実施形態A15に記載のtRNAである。
実施形態A19は、式:
N1-Zx-N2
[式中、
それぞれのZは、独立して、実施形態A1~A7のいずれか1項に記載の核酸塩基であり、リボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログに結合しており;
N1は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログの5’末端で結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ホスフェート基であり;
N2は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログの3’末端に結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ヒドロキシル基であり;
xは、1~20の整数である]
を含む構造である。
実施形態A20は、構造は、遺伝子をコードし、場合によりZxは、遺伝子の翻訳領域に位置するか、またはZxは、遺伝子の非翻訳領域に位置する、実施形態A19に記載の構造である。
実施形態A21は、ポリヌクレオチドライブラリーであって、ライブラリーは、少なくとも5000の固有のポリヌクレオチドを含み、それぞれのポリヌクレオチドは、実施形態A1~A5のいずれか1項に記載の少なくとも1つの核酸塩基を含む、ポリヌクレオチドライブラリーである。
実施形態A22は、核酸塩基を含むヌクレオシド三リン酸であって、核酸塩基は、
から選択される、ヌクレオシド三リン酸である。
実施形態A23は、核酸塩基は、
である、実施形態A22に記載のヌクレオシド三リン酸である。
実施形態A24は、ヌクレオシドは、リボースまたはデオキシリボースを含む、実施形態A22またはA23に記載のヌクレオシド三リン酸である。
実施形態A25は、構造
を有する核酸塩基、および構造
を有する相補的な塩基対形成核酸塩基を含むDNAである。
実施形態A26は、構造
を有する核酸塩基、および構造
を有する相補的な塩基対形成核酸塩基を含むDNAである。
実施形態A27は、DNAを、tRNAまたはタンパク質をコードするmRNAに転写する方法であって、
tRNAまたはタンパク質をコードする遺伝子を含むDNAをリボヌクレオシド三リン酸およびRNAポリメラーゼと接触させる工程を含み、tRNAまたはタンパク質をコードする遺伝子は、第2の非天然塩基と対形成し、第2の非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成する第1の非天然塩基対合を含み、リボヌクレオシド三リン酸は、第1の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成することができる第3の非天然塩基を含み、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は、同じではない、方法である。
実施形態A28は、リボヌクレオシド三リン酸は、第4の非天然塩基をさらに含み、第4の非天然塩基は、第3の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成することができる、実施形態A27に記載の方法である。
実施形態A29は、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は、同じではない、実施形態A28に記載の方法である。
実施形態A30は、DNAをリボヌクレオシド三リン酸およびRNAポリメラーゼと接触させる工程の前に、DNAをデオキシリボヌクレオシド三リン酸およびDNAポリメラーゼと接触させることによってDNAを複製する工程をさらに含み、リボヌクレオシド三リン酸は、第1の非天然塩基と第5の非天然塩基対を形成することができる第5の非天然塩基を含み、第1の非天然塩基対および第5の非天然塩基対は、同じではない、実施形態A27~29のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A30は、第1の非天然塩基は、TPT3を含み、第2の非天然塩基は、CNMOまたはNaMを含み、第3の非天然塩基は、TAT1を含み、第4の非天然塩基は、NaMまたは5FMを含む、実施形態A27~A30のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A32は、方法は、半合成生物の使用を含み、場合により生物は、細菌であり、場合により細菌は、大腸菌である、実施形態A27~A31のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A33は、生物は、微生物を含む、実施形態A32に記載の方法である。
実施形態A34は、生物は、細菌を含む、実施形態A32に記載の方法である。
実施形態A35は、生物は、グラム陽性細菌を含む、実施形態A34に記載の方法である。
実施形態A36は、生物は、グラム陰性細菌を含む、実施形態A34に記載の方法である。
実施形態A37は、生物は、大腸菌を含む、実施形態A27~A34のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A38は、少なくとも1つの非天然塩基は、
(i)2-チオウラシル、2-チオ-チミン、2’-デオキシウリジン、4-チオ-ウラシル、4-チオ-チミン、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、5-ハロウラシル;5-プロピニル-ウラシル、6-アゾ-チミン、6-アゾ-ウラシル、5-メチルアミノメチルウラシル、5-メトキシアミノメチル-2-チオウラシル、シュードウラシル、ウラシル-5-オキサ酢酸メチルエステル、ウラシル-5-オキサ酢酸、5-メチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3-N-2-カルボキシプロピル)ウラシル、5-メチル-2-チオウラシル、4-チオウラシル、5-メチルウラシル、5’-メトキシカルボキシメチルウラシル、5-メトキシウラシル、ウラシル-5-オキシ酢酸、5-(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5-カルボキシメチルアミノメチル-2-チオウリジン、5-カルボキシメチルアミノメチルウラシルまたはジヒドロウラシル;
(ii)5-ヒドロキシメチルシトシン、5-トリフルオロメチルシトシン、5-ハロシトシン、5-プロピニルシトシン、5-ヒドロキシシトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5,6-ジヒドロシトシン、5-ニトロシトシン、6-アゾシトシン、アザシトシン、N4-エチルシトシン、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、4-アセチルシトシン、2-チオシトシン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、フェノキサジンシチジン(9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)またはピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン);
(iii)2-アミノアデニン、2-プロピルアデニン、2-アミノ-アデニン、2-F-アデニン、2-アミノ-プロピル-アデニン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、3-デアザアデニン、7-メチルアデニン、7-デアザ-アデニン、8-アザアデニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたアデニン、N6-イソペンテニルアデニン、2-メチルアデニン、2,6-ジアミノプリン、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニンまたは6-アザ-アデニン;
(iv)2-メチルグアニン、グアニンの2-プロピルおよびアルキル誘導体、3-デアザグアニン、6-チオ-グアニン、7-メチルグアニン、7-デアザグアニン、7-デアザグアノシン、7-デアザ-8-アザグアニン、8-アザグアニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたグアニン、1-メチルグアニン、2,2-ジメチルグアニン、7-メチルグアニンまたは6-アザ-グアニン;ならびに
(v)ヒポキサンチン、キサンチン、1-メチルイノシン、キュエオシン、ベータ-D-ガラクトシルキュエオシン、イノシン、ベータ-D-マンノシルキュエオシン、ワイブトキソシン、ヒドロキシウレア、(acp3)w、2-アミノピリジンまたは2-ピリドン
からなる群から選択される、実施形態A27~A37のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A39は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A27~A37のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A40は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態A27~A39のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A41は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A42は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A43は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A44は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A45は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A46は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A47は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A48は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
である、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A49は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A50は、第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A51は、第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態A40に記載の方法である。
実施形態A52は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であるか、または第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A53は、第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40およびA52のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A54は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A53に記載の方法である。
実施形態A55は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A54に記載の方法である。
実施形態A56は、第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A52のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A57は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A56に記載の方法である。
実施形態A58は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A56に記載の方法である。
実施形態A59は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A60は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A61は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A62は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A63は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A51のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A64は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A65は、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態A27~A64のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A66は、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態A27~A64のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A67は、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態A27~A66のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A68は、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含み、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態A27~A64のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A69は、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A70は、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A71は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A72は、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A73は、DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A74は、DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A75は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A69に記載の方法である。
実施形態A76は、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み;
mRNAおよび/またはtRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A77は、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A78は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A79は、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A80は、DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A81は、DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A82は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A76に記載の方法である。
実施形態A83は、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A76~A82のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A84は、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A83に記載の方法である。
実施形態A85は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A83に記載の方法である。
実施形態A86は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A83に記載の方法である。
実施形態A87は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A83に記載の方法である。
実施形態A88は、tRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A76~A87のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A89は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A88に記載の方法である。
実施形態A90は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A88に記載の方法である。
実施形態A91は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A76~A87のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A92は、第1の非天然塩基は、dCNMOを含み、第2の非天然塩基は、dTPT3を含む、実施形態A27~A40のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A93は、第3の非天然塩基は、NaMを含み、第2の非天然塩基は、TAT1を含む、実施形態A27~A40およびA92のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A94は、第1の非天然塩基または第2の非天然塩基は、DNAポリメラーゼによって認識される、実施形態A27~A93のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A95は、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基は、RNAポリメラーゼによって認識される、実施形態A27~A94のいずれか1項の方法である。
実施形態A96は、mRNAは、転写され、方法は、mRNAをタンパク質に翻訳する工程をさらに含み、タンパク質は、第3の非天然塩基を含むmRNAのコドンに対応する位置に非天然アミノ酸を含む、実施形態A27~A95のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A97は、タンパク質は、少なくとも2つの非天然アミノ酸を含む、実施形態A27~A96のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A98は、タンパク質は、少なくとも3つの非天然アミノ酸を含む、実施形態A27~A96のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A99は、タンパク質は、少なくとも2つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態A27~A98のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A100は、タンパク質は、少なくとも3つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態A27~A98のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A101は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、
リジンアナログである;
芳香族側鎖を含む;
アジド基を含む;
アルキン基を含む;または
アルデヒドもしくはケトン基を含む、
実施形態A27~A100のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A102は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない、実施形態A27~A101のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A103は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)、BCN-L-リジン、ノルボルネンリジン、TCO-リジン、メチルテトラジンリジン、アリルオキシカルボニルリジン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、2-アミノ-8-オキソオクタン酸、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、m-アセチルフェニルアラニン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、3-メチル-フェニルアラニン、L-ドパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、O-アリルチロシン、O-メチル-L-チロシン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、ホスホノチロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸またはセレノシステインを含む、実施形態A27~A102のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A104は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)またはN6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態A102またはA103に記載の方法である。
実施形態A105は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)を含む、実施形態A104に記載の方法である。
実施形態A106は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態A104に記載の方法である。
実施形態A107は、実施形態A27~A106のいずれか1項に記載の方法から生成するmRNAである。
実施形態A108は、実施形態A27~A106のいずれか1項に記載の方法から生成するtRNAである。
実施形態A109は、第3の非天然塩基を含むmRNAのコドンに相当する位置に非天然アミノ酸を含む、実施形態A107に記載のmRNAによってコードされるタンパク質である。
実施形態A110は、拡張された遺伝子アルファベットを含む半合成生物であって、遺伝子アルファベットは、少なくとも3つの別個の非天然塩基を含む、半合成生物である。
実施形態A111は、生物は、微生物を含み、場合により微生物は、大腸菌である、実施形態A110に記載の半合成生物である。
実施形態A112は、
から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含むDNAを含む、実施形態A110またはA111に記載の半合成生物である。
実施形態A113は、DNAは、少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み、
非天然塩基対(UBP)は、dCNMO-dTPT3、dNaM-dTPT3、dCNMO-dTAT1、d5FM-dTAT1またはdNaM-dTAT1である、実施形態A110~A113のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A114は、DNAは、
である少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態A112に記載の半合成生物である。
実施形態A115は、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体を発現する、実施形態A110~A115のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A116は、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体は、PtNTT2である、実施形態A115に記載の半合成生物である。
実施形態A117は、異種tRNAシンテターゼをさらに発現する、実施形態A110~A116のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A118は、異種tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)である、実施形態A117に記載の半合成生物である。
実施形態A119は、異種RNAポリメラーゼをさらに発現する、実施形態A110~A118のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A120は、異種RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである、実施形態A119に記載の半合成生物である。
実施形態A121は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない、実施形態A110~A120のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A122は、RecAを発現しない、実施形態A121に記載の半合成生物である。
実施形態A123は、異種mRNAをさらに含む、実施形態A110~A122のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A124は、異種mRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態A123に記載の半合成生物である。
実施形態A125は、異種tRNAをさらに含む、実施形態A110~A125のいずれか1項に記載の半合成生物である。
実施形態A126は、異種tRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態A125に記載の半合成生物である。
実施形態A127は、DNAを転写する方法であって、方法は、
(1)タンパク質をコードする遺伝子であって、タンパク質をコードする遺伝子のテンプレート鎖は、第1の非天然塩基を含む、タンパク質をコードする遺伝子、および(2)tRNAをコードする遺伝子であって、tRNAをコードする遺伝子のテンプレート鎖は、第1の非天然塩基と塩基対を形成することができる第2の非天然塩基を含む、tRNAをコードする遺伝子を含む1つまたはそれ以上のDNAを提供する工程;
タンパク質をコードする遺伝子を転写して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込む工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成することができる、工程;
tRNAをコードする遺伝子を転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成することができる、工程
を含み、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は、同じではない、方法である。
実施形態A128は、tRNAを利用するmRNAからタンパク質を翻訳する工程をさらに含み、前記タンパク質は、mRNA中の第3の非天然塩基を含むコドンに対応する位置に非天然アミノ酸を含む、実施形態A127に記載の方法である。
実施形態A129は、DNAを複製する方法であって、方法は、
(1)タンパク質をコードする遺伝子であって、タンパク質をコードする遺伝子のテンプレート鎖は、第1の非天然塩基を含む、タンパク質をコードする遺伝子、および(2)tRNAをコードする遺伝子であって、tRNAをコードする遺伝子のテンプレート鎖は、第1の非天然塩基と塩基対を形成することができる第2の非天然塩基を含む、tRNAをコードする遺伝子を含むDNAを提供する工程;ならびに
DNAを複製して、第1の非天然塩基の代わりに第1の代替非天然塩基を組み込むか、および/または第2の非天然塩基の代わりに第2の代替非天然塩基を組み込む工程
を含み;
方法は、場合により、
タンパク質をコードする遺伝子を転写して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込む工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基および/もしくは第1の代替非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成することができる、工程;ならびに/または
tRNAをコードする遺伝子を転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基および/もしくは第2の代替非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成することができる、工程
をさらに含み、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は、同じではない、方法である。
実施形態A130は、タンパク質をコードする遺伝子を転写して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込む工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基および/または第1の代替非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成することができる、工程をさらに含む、実施形態A129に記載の方法である。
実施形態A131は、tRNAをコードする遺伝子を転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基および/または第2の代替非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成することができる、工程をさらに含み、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は、同じではない、実施形態A129またはA130に記載の方法である。
実施形態A132は、方法は、半合成生物の使用を含む、実施形態A127~A131のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A133は、生物は、微生物を含む、実施形態A132に記載の方法である。
実施形態A134は、方法は、細菌である半合成生物の使用を含むインビボの方法である、実施形態A132またはA133に記載の方法である。
実施形態A135は、生物は、グラム陽性細菌を含む、実施形態A134に記載の方法である。
実施形態A136は、生物は、グラム陰性細菌を含む、実施形態A134に記載の方法である。
実施形態A137は、生物は、大腸菌を含む、実施形態A132~A134のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A138は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A127~A137のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A139は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A140は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A141は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A142は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A143は、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
を含む、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A144は、第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A145は、第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A146は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A147は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A148は、第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138、A146およびA147のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A149は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A148に記載の方法である。
実施形態A150は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A148に記載の方法である。
実施形態A151は、第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138、A146およびA147のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A152は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A151に記載の方法である。
実施形態A153は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A151に記載の方法である。
実施形態A154は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A155は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A156は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A157は、第3の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A158は、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A159は、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態A138に記載の方法である。
実施形態A160は、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態A127~A159のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A161は、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態A127~A159のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A162は、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態A127~A161のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A163は、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含み、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態A127~A159のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A164は、DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A127~A137のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A165は、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A164に記載の方法である。
実施形態A166は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A164に記載の方法である。
実施形態A167は、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A164に記載の方法である。
実施形態A168は、DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A164に記載の方法である。
実施形態A169は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A164に記載の方法である。
実施形態A170は、DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み;
mRNAおよびtRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態A127~A137のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A171は、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A170に記載の方法である。
実施形態A172は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A170に記載の方法である。
実施形態A173は、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A170に記載の方法である。
実施形態A174は、DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A170に記載の方法である。
実施形態A175は、DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態A170に記載の方法である。
実施形態A176は、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A127~A175のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A177は、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A178は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A179は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A180は、mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A181は、tRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A182は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A183は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A184は、tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態A176に記載の方法である。
実施形態A185は、第1の非天然塩基は、dCNMOを含み、第2の非天然塩基は、dTPT3を含む、実施形態A127~A137のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A186は、第3の非天然塩基は、NaMを含み、第2の非天然塩基は、TAT1を含む、実施形態A127~A137のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A187は、タンパク質は、少なくとも2つの非天然アミノ酸を含む、実施形態A127~A186のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A188は、タンパク質は、少なくとも3つの非天然アミノ酸を含む、実施形態A127~A186のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A189は、タンパク質は、少なくとも2つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態A127~A186のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A190は、タンパク質は、少なくとも3つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態A127~A186のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A191は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、
リジンアナログである;
芳香族側鎖を含む;
アジド基を含む;
アルキン基を含む;または
アルデヒドもしくはケトン基を含む
実施形態A127~A190のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A192は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない、実施形態A127~A191のいずれか1項に記載の方法である。
実施形態A193は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)またはN6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態A191またはA192に記載の方法である。
実施形態A194は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)を含む、実施形態A193に記載の方法である。
実施形態A195は、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態A193に記載の方法である。
本発明の様々な態様は、添付の特許請求の範囲に具体的に記載されている。本発明の特徴および利点のより良い理解は、本発明の原理が利用される例示的な実施形態を説明する以下の詳細な説明、およびその添付の図面を参照することによって得られる。
非天然塩基対(UBP)を使用して、非天然X-Y塩基対を使用して非標準アミノ酸(ncAA)をタンパク質に部位特異的に組み込むワークフローを示している。タンパク質への3つのncAAの組み込みは、例として示すに過ぎない。多数のncAAを組み込み得る。 非天然塩基対(UBP)を示している。 dXTPアナログを示している。明確にするために、リボースおよびリン酸塩は省略している。 様々なdXTPを使用して、SfGFPへのAzKの取り込みを最適化するための、sfGFP遺伝子におけるUBP保持(%)のプロットを示している。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=3)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。星印は、示された条件下で細胞が増殖し得なかったことを示す。 様々なdXTPを使用して、sfGFPへのAzKの取り込みを最適化するための、tRNAPyl遺伝子におけるUBP保持(%)のプロットを示している。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=3)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。星印は、示された条件下で細胞が増殖できなかったことを示す。 様々なdXTPを使用してSfGFPへのAzKの取り込みを最適化するために、AzKの存在下または非存在下での細胞増殖(OD600あたりの相対蛍光単位(RFU))に対して正規化された、観察された相対的なsfGFP蛍光のプロットを示す。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=3)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。星印は、示された条件下で細胞が増殖できなかったことを示す。 様々なdXTPを使用してsfGFPへのAzKの取り込みを最適化するためにウエスタンブロットによって測定された相対タンパク質シフト(%)のプロットを示している。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=3)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。星印は、示された条件下で細胞が増殖できなかったことを示す。 リボヌクレオチドXTPアナログを示す。明確にするために、リボースおよびリン酸塩は省略されている。 リボヌクレオチドYTPアナログを示す。明確にするために、リボースおよびリン酸塩は省略されている。 AzKをsfGFPに組み込むために様々な非天然リボヌクレオチドを使用する翻訳のSAR分析のプロットを、y軸上のXTPアナログについてAzKの存在下で観察された全sfGFP蛍光(RFU)と共に示す。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=4)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。 AzKをsfGFPに組み込むために様々な非天然リボヌクレオチドを使用する翻訳のSAR分析のプロットを示し、タンパク質シフト(%)は、y軸上のXTPアナログのウエスタンブロットによって測定された。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=4)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。 AzKをsfGFPに組み込むために様々な非天然リボヌクレオチドを使用する翻訳のSAR分析のプロットを、y軸上のYTPアナログについてAzKの存在下で観察された全sfGFP蛍光(RFU)と共に示す。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=4)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。 AzKをsfGFPに組み込むために様々な非天然リボヌクレオチドを使用する翻訳のSAR分析のプロットを示し、ここで、タンパク質シフト(%)は、y軸上のYTPアナログのウエスタンブロットによって測定された。各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差を示す(n=4)。白丸は、各独立した試行のデータを表す。 NaMTPおよびTAT1TPの濃度(μM)の関数としての総sfGFP蛍光(RFU)に対する非天然リボヌクレオチド三リン酸濃度の最適化のプロットを示している。エラーバーは、各値の標準誤差を示す(n=3)。 5FMTPおよびTAT1TP(μM)の濃度の関数としての総sfGFP蛍光(RFU)に対する非天然リボヌクレオチド三リン酸濃度の最適化のプロットを示す。エラーバーは、各値の標準誤差を示す(n=3)。 NaMTPおよびTAT1TPの濃度(μM)の関数としてのタンパク質シフト(%)に対する非天然リボヌクレオチド三リン酸濃度の最適化のプロットを示している。エラーバーは、各値の標準誤差を示す(n=3)。 5FMTPおよびTAT1TPの濃度(μM)の関数としてのタンパク質シフト(%)に対する非天然リボヌクレオチド三リン酸濃度の最適化のプロットを示している。エラーバーは、各値の標準誤差を示す(n=3)。 AzKの存在下で観察された様々な非天然塩基対、コドン位置、および総sfGFP蛍光(RFU)についての高密度の非天然の情報の記憶および読出しのプロットである。ストリップチャートの場合、各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差(n=4)を示し、白丸は各独立した試行のデータを表す。 AzKの存在下で観察されたウエスタンブロットによって測定された、様々な非天然塩基対、コドン位置、およびタンパク質シフト(%)についての高密度の非天然の情報の記憶および読出しのプロットである。ストリップチャートの場合、各バーは平均を表し、エラーバーは標準誤差(n=4)を示し、白丸は各独立した試行のデータを表す。 dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TPを使用して生成された三重標識タンパク質の定量的HRMS分析の代表的なスペクトルを示している。ピークラベルは、インタクトタンパク質のデコンボリューションされた分子量を示し、149、151、および153の位置のアミノ酸残基が示され、各ピークの定量化(%、n=3)が以下に示されている。 例示的な非天然アミノ酸を示す。この図は、Youngら、「Beyond the canonical 20 amino acids: expanding the genetic lexicon」、J.of Biological Chemistry 285(15):11039-11044(2010)の図2から適合させたものである。 例示的な非天然アミノ酸リジン誘導体を示す。 例示的な非天然アミノ酸フェニルアラニン誘導体を示す。 図8D~8Gは、例示的な非天然アミノ酸を示している。これらの非天然アミノ酸(UAA)は、タンパク質に遺伝的にコードされている(図8D-UAA#1-42;図8E-UAA#43-89;図8F-UAA#90-128;図8G-UAA#129-167)。図8D-図8Gは、Dumasら、Chemical Science 2015,6,50-69の表1から採用されている。 図8D~8Gは、例示的な非天然アミノ酸を示している。これらの非天然アミノ酸(UAA)は、タンパク質に遺伝的にコードされている(図8D-UAA#1-42;図8E-UAA#43-89;図8F-UAA#90-128;図8G-UAA#129-167)。図8D-図8Gは、Dumasら、Chemical Science 2015,6,50-69の表1から採用されている。 図8D~8Gは、例示的な非天然アミノ酸を示している。これらの非天然アミノ酸(UAA)は、タンパク質に遺伝的にコードされている(図8D-UAA#1-42;図8E-UAA#43-89;図8F-UAA#90-128;図8G-UAA#129-167)。図8D-図8Gは、Dumasら、Chemical Science 2015,6,50-69の表1から採用されている。 図8D~8Gは、例示的な非天然アミノ酸を示している。これらの非天然アミノ酸(UAA)は、タンパク質に遺伝的にコードされている(図8D-UAA#1-42;図8E-UAA#43-89;図8F-UAA#90-128;図8G-UAA#129-167)。図8D-図8Gは、Dumasら、Chemical Science 2015,6,50-69の表1から採用されている。
特定の用語
別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は、特許請求される主題が属する当技術分野の技術者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明は、例示的かつ説明的なものに過ぎず、請求された主題を限定するものではないことを理解されたい。参照により本明細書に組み込まれる資料が、本開示の明示的な内容と矛盾する場合、明示的な内容が支配する。本出願では、特に明記されていない限り、単数形の使用には複数形を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるように、単数形「a(不定冠詞)」、「an(不定冠詞)」および「the(定冠詞)」は、文脈が明らかに他のことを示さない限り、複数の指示対象を含むことに留意されたい。本出願において、「または」の使用は、特に明記しない限り、「および/または」を意味する。さらに、「含む(including)」という用語、ならびに「含む(include)」、「含む(includes)」、および「含まれる(included)」などの他の形式の使用は、限定的ではない。
本明細書で使用される場合、範囲および量は、特定の値または範囲の「約」として表されてもよい。約には正確な量も含まれる。したがって、「約5μL」とは「約5μL」を意味し、また「5μL」の説明にもなる。一般に、「約」という用語には、実験誤差の範囲内であると予想される量が含まれる。
本明細書で使用される、合成方法の文脈における「提供するのに適した条件下で」または「生成するのに十分な条件下で」などのようなフレーズは、反応産物の有用な量または収率を提供する、実験者が変化させる通常の技術の範囲内である、時間、温度、溶媒、反応物濃度などの反応条件を指す。所望の反応産物が唯一の反応産物である必要もなく、または出発物質が完全に消費される必要もないが、ただし、これは所望の反応産物が単離され得るか、さもなければさらに使用され得るという条件である。
「化学的に実現可能」とは、一般的に理解されている有機構造の規則に違反しない結合配置または化合物を意味する。例えば、特定の状況において、自然界には存在しない五価の炭素原子を含む特許請求の範囲の定義内の構造は、特許請求の範囲内にないことが理解される。本明細書に開示される構造は、それらの全ての実施形態では、「化学的に実現可能な」構造のみを含むことを意図し、例えば、可変の原子または基で示される構造において、化学的に実現可能ではない、任意の列挙された構造は、本明細書で開示されることも特許請求されることも意図されない。
化学構造の「アナログ」は、本明細書で使用される用語として、親構造から合成的に容易に導き出されない場合があるが、親構造との実質的な類似性を保持する化学構造を指す。いくつかの実施形態では、ヌクレオチドアナログは、非天然ヌクレオチドである。いくつかの実施形態では、ヌクレオシドアナログは、非天然ヌクレオシドである。親の化学構造から合成的に容易に導き出される関連する化学構造は、「誘導体」と呼ばれる。
本明細書で使用される場合、「塩基」または「核酸塩基」とは、少なくともヌクレオシドまたはヌクレオチドの核酸塩基部分を指し(ヌクレオシドおよびヌクレオチドは、リボまたはデオキシリボバリアントを包含する)、場合によっては、ヌクレオシドまたはヌクレオチドの糖部分へのさらなる修飾を含み得る。場合によっては、「塩基」は、ヌクレオシドまたはヌクレオチドの全体を表すためにも使用される(例えば、「塩基」はDNAポリメラーゼによってDNAに組み込まれ得るか、RNAポリメラーゼによってRNAに組み込まれ得る)。ただし、「塩基」という用語は、文脈上必要とされない限り、必ずしもヌクレオシド全体またはヌクレオチド全体を表すと解釈されるべきではない。本明細書で提供される塩基または核酸塩基の化学構造では、ヌクレオシドまたはヌクレオチドの塩基のみが示され、糖部分、および任意選択で、明確にするために任意のリン酸残基が省略されている。塩基または核酸塩基の本明細書で提供される化学構造で使用される場合、波線は、ヌクレオシドまたはヌクレオチドへの接続を表し、ヌクレオシドまたはヌクレオチドの糖部分はさらに修飾され得る。いくつかの実施形態では、波線は、ヌクレオシドまたはヌクレオチドのペントースなどの糖部分への塩基または核酸塩基の付着を表す。いくつかの実施形態では、ペントースは、リボースまたはデオキシリボースである。
いくつかの実施形態では、核酸塩基は、一般に、ヌクレオシドの複素環式塩基部分である。核酸塩基は、天然に存在してもよく、修飾されてもよく、天然塩基との類似性を有さなくてもよく、および/または、例えば、有機合成によって合成されてもよい。特定の実施形態では、核酸塩基は、ヌクレオシドまたはヌクレオチド中の任意の原子または原子群を含み、この原子または原子群は、水素結合の使用の有無にかかわらず、別の核酸の塩基と相互作用し得る。特定の実施形態では、非天然核酸塩基は、天然核酸塩基に由来しない。非天然核酸塩基は必ずしも塩基性の特性を保有しているわけではないが、簡単にするために核酸塩基と呼ばれることに注意すべきである。いくつかの実施形態では、核酸塩基に言及する場合、「(d)」とは、核酸塩基がデオキシリボースまたはリボースに付着し得ることを示し、括弧なしの「d」は、核酸塩基がデオキシリボースに付着することを示す。
いくつかの実施形態では、ヌクレオシドは、核酸塩基部分および糖部分を含む化合物である。ヌクレオシドとしては、限定するものではないが、天然に存在するヌクレオシド(DNAおよびRNAに見られる)、脱塩基ヌクレオシド、修飾ヌクレオシド、ならびに模倣塩基および/または糖基を有するヌクレオシドが挙げられる。ヌクレオシドとしては、任意の多様な置換基を含むヌクレオシドが挙げられる。ヌクレオシドは、核酸塩基と糖の還元基との間のグリコシド連結によって形成されるグリコシド化合物であり得る。
本明細書で使用される場合、「ヌクレオチド」は、ヌクレオシド部分およびリン酸部分を含む化合物を指す。例示的な天然ヌクレオチドとしては、限定するものではないが、アデノシン三リン酸(ATP)、ウリジン三リン酸(UTP)、シチジン三リン酸(CTP)、グアノシン三リン酸(GTP)、アデノシン二リン酸(ADP)、ウリジン二リン酸(UDP)、シチジン二リン酸(CDP)、グアノシン二リン酸(GDP)、アデノシン一リン酸(AMP)、ウリジン一リン酸(UMP)、シチジン一リン酸(CMP)、およびグアノシン一リン酸(GMP)、デオキシアデノシン三リン酸(dATP)、デオキシチミジン三リン酸(dTTP)、デオキシシチジン三リン酸(dCTP)、デオキシグアノシン三リン酸(dGTP)、デオキシアデノシン二リン酸(dADP)、チミジン二リン酸(dTDP)、デオキシシチジン二リン酸(dCDP)、デオキシグアノシン二リン酸(dGDP)、デオキシアデノシン一リン酸(dAMP)、デオキシチミジン一リン酸(dTMP)、デオキシシチジン一リン酸(dCMP)、およびデオキシグアノシン一リン酸(dGMP)が挙げられる。糖部分としてデオキシリボースを含む例示的な天然デオキシリボヌクレオチドとしては、dATP、dTTP、dCTP、dGTP、dADP、dTDP、dCDP、dGDP、dAMP、dTMP、dCMP、およびdGMPが挙げられる。糖部分としてリボースを含む例示的な天然リボヌクレオチドとしては、ATP、UTP、CTP、GTP、ADP、UDP、CDP、GDP、AMP、UMP、CMP、およびGMPが挙げられる。
本明細書で使用されるポリヌクレオチドは、ペプチド核酸(PNA)、ロックド核酸(LNA)、ホスホロチオエートなどのDNA、RNA、DNAまたはRNA様ポリマーを指し、これらの例は、当技術分野で周知であり、非天然塩基を含む場合がある。ポリヌクレオチドは、例えば、ホスホロアミダイト化学反応またはシンセサイザーの使用に適合した他の化学的アプローチを使用して、自動シンセサイザーで合成され得る。
DNAとしては、限定するものではないが、相補的DNA(cDNA)およびゲノムDNA(gDNA)が挙げられる。DNAは、共有または非共有手段によって、RNAおよびペプチドを含むがこれらに限定されない別の分子に付着され得る。RNAとしては、コーディングRNA、例えば、メッセンジャーRNA(mRNA)が挙げられる。RNAとしてはまた、非コードRNA、例えば、リボソームRNA(rRNA)も挙げられる。RNAとしてはまた、トランスファーRNA(tRNA)、RNA干渉(RNAi)、低分子核RNA(snoRNA)、マイクロRNA(miRNA)、低分子干渉RNA(siRNA)(短鎖干渉RNAとも呼ばれる)、低分子核RNA(snRNA)、細胞外RNA(exRNA)、PIWI相互作用RNA(piRNA)、および長い非コードRNA(長いncRNA)が挙げられる。いくつかの実施形態では、RNAは、rRNA、tRNA、RNAi、snoRNA、マイクロRNA、siRNA、snRNA、exRNA、piRNA、長鎖ncRNA、またはそれらの任意の組み合わせもしくはハイブリッドである。場合によっては、RNAはリボザイムの構成要素である。DNAおよびRNAは、線状、環状、超らせん、一本鎖、および二本鎖を含むがこれらに限定されない任意の形態であり得る。
ペプチド核酸(PNA)は、合成DNA/RNAアナログであり、ペプチド様骨格がDNAまたはRNAの糖リン酸骨格に置き換わっている。PNAオリゴマーは、相補的DNAへの結合においてより高い結合強度およびより大きな特異性を示し、PNA/DNA塩基のミスマッチは、DNA/DNA二重鎖における同様のミスマッチよりも不安定である。この結合強度および特異性はまた、PNA/RNA二重鎖にも当てはまる。PNAは、ヌクレアーゼまたはプロテアーゼのいずれによっても容易に認識されないので、酵素分解に対して耐性になる。PNAはまた、広いpH範囲でも安定している。Nielsen PE、Egholm M、Berg RH、Buchardt O(1991年12月)も参照のこと。「チミン置換ポリアミドを用いた鎖置換によるDNAの配列選択的認識(Sequence-selective recognition of DNA by strand displacement with a thymine-substituted polyamide)」、Science 254(5037):1497-500.doi:10.1126/science.1962210.PMID 1962210;ならびにEgholm M、Buchardt O、Christensen L、Behrens C、Freier SM、Driver DA、Berg RH、Kim SK、Norden B、およびNielsen PE(1993)、「PNAはワトソンクリック水素結合規則に従い相補的オリゴヌクレオチドにハイブリダイズする(PNA Hybridizes to Complementary Oligonucleotides Obeying the Watson-Crick Hydrogen Bonding Rules)」。Nature 365(6446):566-8。doi:10.1038/365566a0。PMID 7692304;それぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
ロックド核酸(LNA)は、改変されたRNAヌクレオチドであり、LNAヌクレオチドのリボース部分は、2’酸素および4’炭素を接続する追加の架橋で修飾されている。この架橋は、3’-エンド(North)コンフォメーションでリボースを「ロック」し、これは、A型二重鎖でよく見られる。LNAヌクレオチドは、必要に応じてオリゴヌクレオチドのDNAまたはRNA残基と混合され得る。そのようなオリゴマーは化学的に合成されてもよく、市販されている。ロックされたリボースコンフォメーションは、塩基のスタッキングおよび骨格の事前組織化を強化する。例えば、Kaur、H;Arora,A;Wengel,J;Maiti、S(2006),「DNA二重鎖へのロックド核酸ヌクレオチドの取り込みのための熱力学的、対イオン、および水和効果(Thermodynamic,Counterion,and Hydration Effects for the Incorporation of Locked Nucleic Acid Nucleotides into DNA Duplexes)」、Biochemistry 45(23):7347-55.doi:10.1021/bi060307w.PMID 16752924;Owczarzy R.;You Y.、Groth C.L.、Tataurov A.V.(2011)、「ロックド核酸-DNA二重鎖の安定性およびミスマッチの識別(Stability and mismatch discrimination of locked nucleic acid-DNA duplexes)」、Biochem.50(43):9352-9367.doi:10.1021/bi200904e.PMC3201676.PMID21928795;Alexei A.Koshkin;Sanjay K.Singh、Poul Nielsen、Vivek K.Rajwanshi、Ravindra Kumar、Michael Meldgaard、Carl Erik Olsen、Jesper Wengel(1998)、「LNA(ロックド核酸):アデニン、シトシン、グアニン、5-メチルシトシン、チミンおよびウラシルビシクロヌクレオシドモノマーの合成、オリゴマー化、ならびに前例のない核酸認識(LNA(Locked Nucleic Acids):Synthesis of the adenine,cytosine,guanine,5-methylcytosine,thymine and uracil bicyclonucleoside monomers,oligomerisation,and unprecedented nucleic acid recognition)」、Tetrahedron 54(14):3607-30.doi:10.1016/S0040-4020(98)00094-5;ならびに、Satoshi Obika;Daishu Nanbu、Yoshiyuki Hari、Ken-ichiro Morio,Yasuko In、Toshimasa Ishida、Takeshi Imanishi(1997)、「2’-O,4’-C-メチレンウリジンおよび-シチジンの合成。固定されたC3’-エンド糖パッカリングを有する新規二環式ヌクレオシド(Synthesis of 2’-O,4’-C-methyleneuridine and -cytidine. Novel bicyclic nucleosides having a fixed C3’-endo sugar puckering)」、Tetrahedron Lett.38(50):8735-8.doi:10.1016/S0040-4039(97)10322-7(それぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)を参照のこと。
本明細書で使用される場合、「遺伝子」という用語は、RNAまたはタンパク質などの遺伝子産物の合成をコードするポリヌクレオチドを指す。
分子ビーコンまたは分子ビーコンプローブは、均質な溶液中の特定の核酸配列の存在を検出し得るオリゴヌクレオチドハイブリダイゼーションプローブである。分子ビーコンは、内部でクエンチされたフルオロフォアを備えたヘアピン型の分子であり、標的の核酸配列に結合すると蛍光が回復する。例えば、Tyagi S、Kramer FR(1996)、「分子ビーコン:ハイブリダイゼーション時に蛍光を発するプローブ(Molecular beacons: probes that fluoresce upon hybridization)」、Nat Biotechnol.14(3):303-8.PMID 9630890;Tapp I、Malmberg L、Rennel E、Wik M、Syvanen AC(2000年4月)、「一塩基多型の均一スコアリング:5’-ヌクレアーゼTaqManアッセイおよび分子ビーコンプローブの比較(Homogeneous scoring of single-nucleotide polymorphisms: comparison of the 5’-nuclease TaqMan assay and Molecular Beacon probes)」、Biotechniques 28(4):732-8.PMID 10769752;ならびにAkimitsu Okamoto(2011)、「ECHOプローブ:実用的な核酸センシングのための蛍光制御の概念」、Chem.Soc.Rev.40:5815-5828(それぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)を参照のこと。
本明細書で使用される場合、「非天然塩基」という用語は、A、C、G、T、U、および他の天然に存在する塩基(例えば、5-メチルシトシン、シュードウリジン、およびイノシン)以外の塩基を指す。
本明細書で使用される場合、「非天然塩基対」という用語は、互いに結合し、二本鎖ポリヌクレオチドの対向する鎖(例えば、少なくとも部分的に自己ハイブリダイズされた分子であっても、または部分的もしくは完全に混成された分子の対であってもよい)上にある2つの塩基を指し、ここで2つの塩基のうちの少なくとも1つは非天然塩基である。
本明細書で使用される場合、「半合成生物」とは、非天然の構成要素、例えば、1つまたはそれ以上の非天然塩基を含む拡張された遺伝的アルファベットを含む生物である。
本明細書で使用されるセクション見出しは、組織的な目的のためだけであり、記載された主題を限定するものとして解釈されるべきではない。
非天然塩基対を含む方法および組成物
ある特定の実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを用いて核酸を生成するためのインビトロおよびインビボの方法ならびに組成物を本明細書において開示する(図1)。いくつかの例において、核酸は、非天然タンパク質をコードし、ここで、非天然タンパク質は、非天然アミノ酸を含む。いくつかの場合において、本明細書に記載のインビボの方法または組成物は、半合成生物を利用するか、または含む。いくつかの例において、方法は、少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を、1つまたはそれ以上の核酸に組み込む工程を含む。そのような塩基対は、2つのヌクレオシドの核酸塩基の間の対形成によって形成される。例示的なワークフローにおいて、タンパク質および相補的である非天然核酸塩基(X、Y)を含むtRNAのための領域をコードするテンプレート鎖であるタンパク質102およびtRNA103をコードするDNA101は、塩基対を形成することができ、ならびに/または塩基対を形成するように構成されたものは、転写104されて、tRNA106およびmRNA107が生じる。tRNAを非天然アミノ酸105でチャージした後、mRNA107は、翻訳108されて、1つまたはそれ以上の非天然アミノ酸109を含むタンパク質110が生じる。本明細書に記載の方法および組成物は、いくつかの例において、高い忠実度および収率で、非天然アミノ酸の部位特異的組み込みを可能にする。拡張された遺伝子アルファベットを含む半合成生物、および少なくとも1つの非天然アミノ酸残基を含むものを含むタンパク質産物を生成するための半合成生物を使用するための方法も本明細書に記載する。
非天然核酸塩基の選択は、本明細書に記載の方法における1つまたはそれ以上の工程の最適化を可能にする。例えば、核酸塩基は、高効率の複製、転写および/または翻訳のために選択される。いくつかの例において、1つ以上の非天然核酸塩基対は、本明細書に記載の方法のために利用される。例えば、デオキシリボ部分を含む核酸塩基の第1のセットは、DNA複製のために使用され(例えば、第1の塩基対を形成するように構成されている第1の核酸塩基および第2の核酸塩基)、核酸塩基の第2のセット(例えば、第3および第4の核酸塩基はリボースに結合し、第2の塩基対を形成するように構成されている第3の核酸塩基および第4の核酸塩基)は、転写/翻訳のために使用される。いくつかの実施形態において、核酸塩基の第1のセットは、プラスミドを構築するために使用され(例えば、第1の塩基対を形成するように構成されている第1の核酸塩基および第2の核酸塩基)、核酸塩基の第2のセットは複製のために使用され(例えば、第2の塩基対を形成するように構成されている第3の核酸塩基および第4の核酸塩基)、塩基の第3のセットは、転写/翻訳のために使用される(例えば、第3の塩基対を形成するように構成されている第5および第6の核酸塩基)。第1のセットの核酸塩基および第2のセットの核酸塩基の間の相補的な対形成は、いくつかの例において、第1のセットからの核酸塩基を含むDNAテンプレートからtRNAまたはタンパク質を生じさせるための遺伝子の転写を可能にする。第2のセットの核酸塩基の間の相補的な対形成(第2の塩基対)は、いくつかの例において、非天然核酸を含むtRNAおよびmRNAをマッチさせることによって、翻訳を可能にする。いくつかの場合において、第1のセット中の核酸塩基は、デオキシリボース部分に結合する。いくつかの場合において、第1のセット中の核酸塩基は、リボース部分に結合する。いくつかの例において、両方のセットの核酸塩基は、固有である。いくつかの例において、少なくとも1つの核酸塩基は、両方のセット中で同じである。いくつかの例において、第1の核酸塩基および第3の核酸塩基は、同じである。いくつかの実施形態において、第1の塩基対および第2の塩基対は、同じではない。いくつかの場合において、第1の塩基対、第2の塩基対および第3の塩基対は、同じではない。
一態様において、非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生するためのインビボの方法であって、方法は、
第1の非天然塩基、および第1の非天然塩基と相補的であるか、第1の非天然塩基と塩基対を形成することができるか、および/または第1の非天然塩基と塩基対を形成して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込むように構成されている第2の非天然塩基を含むDANテンプレートを転写する工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基と相補的であるか、第1の非天然塩基と塩基対を形成することができるか、および/または第1の非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成するように構成されている、工程;
DNAテンプレートを転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基と相補的であるか、第2の非天然塩基と塩基対を形成することができるか、および/または第2の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成するように構成され、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は同じではない、工程;ならびに
mRNAおよびtRANからタンパク質を翻訳する工程であって、前記タンパク質は、非天然アミノ酸を含む、工程
を含む方法を本明細書において提供する。
核酸分子
いくつかの実施形態において、核酸(例えば、本明細書において、目的の核酸分子とも称する)は、任意の起源または組成物由来、例えば、DNA、cDNA、gDNA(ゲノムDNA)、RNA、siRNA(短い阻害性RNA)、RNAi、tRNA、mRNAまたはrRNA(リボソームRNA)由来であり、例えば、任意の形態(例えば、線状、環状、高次コイル状、一本鎖、二本鎖など)である。いくつかの実施形態において、核酸は、ヌクレオチド、ヌクレオシドまたはポリヌクレオチドを含む。いくつかの場合において、核酸は、天然核酸および非天然核酸を含む。いくつかの場合において、核酸は、DNAまたはRNAアナログ(例えば、塩基アナログ、糖アナログおよび/または非ネイティブ骨格などを含有する)などの非天然核酸も含む。「核酸」という用語は、特定の長さのポリヌクレオチド鎖を指さないこと、またはそれを推測しないことが理解され、したがって、ポリヌクレオチドおよびオリゴヌクレオチドも、その定義内に含まれる。例示的な天然ヌクレオチドとしては、限定されないが、ATP、UTP、CTP、GTP、ADP、UDP、CDP、GDP、AMP、UMP、CMP、GMP、dATP、dTTP、dCTP、dGTP、dADP、dTDP、dCDP、dGDP、dAMP、dTMP、dCMPおよびdGMPが挙げられる。例示的な天然デオキシリボヌクレオチドとしては、dATP、dTTP、dCTP、dGTP、dADP、dTDP、dCDP、dGDP、dAMP、dTMP、dCMPおよびdGMPが挙げられる。例示的な天然リボヌクレオチドとしては、ATP、UTP、CTP、GTP、ADP、UDP、CDP、GDP、AMP、UMP、CMPおよびGMPが挙げられる。天然RNAについて、ウラシル含有ヌクレオシドは、ウリジンである。核酸は、ベクター、プラスミド、ファージミド、自己複製配列(ARS)、セントロメア、人工染色体、酵母人工染色体(例えば、YAC)、または宿主細胞中で複製可能であるか、もしくは宿主細胞中で複製される他の核酸である場合がある。いくつかの場合において、非天然核酸は、核酸アナログである。追加の場合において、非天然核酸は、細胞外起源由来である。他の場合において、非天然核酸は、本明細書に提供される生物、例えば、遺伝子改変生物の細胞内空間において利用可能である。いくつかの実施形態において、非天然ヌクレオチドは、天然ヌクレオチドではない。いくつかの実施形態において、天然塩基を含まないヌクレオチドは、非天然核酸塩基を含む。
非天然核酸
ヌクレオチドアナログまたは非天然ヌクレオチドは、塩基、糖またはホスフェート部分のいずれかにいくつかの種類の修飾を含有するヌクレオチドを含む。「修飾」という用語(および「修飾された」などの関連する文法形式)は、ヌクレオチドアナログまたは非天然ヌクレオチドが天然ヌクレオチドの直接的な変更によって製造されることを必ずしも意味せず、むしろ、ヌクレオチドアナログまたは非天然ヌクレオチドが天然ヌクレオチドと異なることを意味する。いくつかの実施形態において、修飾は、化学的修飾を含む。いくつかの場合において、修飾は、3’OHもしくは5’OH基、主鎖、糖構成成分またはヌクレオチド塩基において起こる。いくつかの例において、修飾は、場合により、天然に存在しないリンカー分子および/または鎖間もしくは鎖内架橋を含む。一態様において、修飾された核酸は、3’OHもしくは5’OH基、主鎖、糖構成成分もしくはヌクレオチド塩基の1つまたはそれ以上の修飾、および/あるいは天然に存在しないリンカー分子の付加を含む。一態様において、修飾された主鎖は、ホスホジエステル主鎖以外の主鎖を含む。一態様において、修飾された糖は、デオキシリボース以外(修飾されたDNAにおいて)、またはリボース以外(修飾されたRNA)の糖を含む。一態様において、修飾された塩基は、アデニン、グアニン、シトシンもしくはチミン以外の塩基(修飾されたDNAにおいて)、またはアデニン、グアニン、シトシンもしくはウラシル以外の塩基(修飾されたRNAにおいて)を含む。いくつかの実施形態において、非天然ヌクレオチドは、非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、プリンもしくはピリミジン(プリンおよびピリミジンは、環外置換基を有するプリンおよびピリミジンを包含する)以外の環または環系を有する塩基であり、あるいは1つもしくはそれ以上の非窒素ヘテロ原子を含有するか、および/または窒素を含有しない環または環系を含む。
いくつかの実施形態において、核酸は、少なくとも1つの修飾された塩基を含む。いくつかの例において、核酸は、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20またはそれ以上の修飾された塩基を含む。いくつかの場合において、塩基部分への修飾は、アデニン(A)、シトシン(C)、グアニン(G)およびチミン(T)/ウラシル(U)の天然ならびに合成修飾だけでなく、異なるプリンまたはピリミジン塩基も含む。いくつかの実施形態において、修飾は、アデニン、グアニン、シトシンもしくはチミンの修飾された形態(修飾されたDNAにおいて)、またはアデニン、グアニン、シトシンもしくはウラシルの修飾された形態(修飾されたRNA)である。
非天然核酸の修飾された塩基としては、限定されるものではないが、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、2-アミノアデニン-9-イル、5-メチルシトシン(5-me-C)、5-ヒドロキシメチルシトシン、キサンチン、ヒポキサンチン、2-アミノアデニン、アデニンおよびグアニンの6-メチルおよび他のアルキル誘導体、アデニンおよびグアニンの2-プロピルおよび他のアルキル誘導体、2-チオウラシル、2-チオチミンおよび2-チオシトシン、5-ハロウラシルおよびシトシン、5-プロピニルウラシルおよびシトシン、6-アゾウラシル、シトシンおよびチミン、5-ウラシル(シュードウラシル)、4-チオウラシル、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキル、8-ヒドロキシルおよび他の8-置換アデニンおよびグアニン、5-ハロ、特に、5-ブロモ、5-トリフルオロメチルおよび他の5-置換ウラシルおよびシトシン、7-メチルグアニンおよび7-メチルアデニン、8-アザグアニンおよび8-アザアデニン、7-デアザグアニンおよび7-デアザアデニン、ならびに3-デアザグアニンおよび3-デアザアデニンが挙げられる。ある特定の非天然核酸、例えば、5-置換ピリミジン、6-アザピリミジンおよびN-2置換プリン、N-6置換プリン、O-6置換プリン、2-アミノプロピルアデニン、5-プロピニルウラシル、5-プロピニルシトシン、5-メチルシトシン、二本鎖形成の安定性を増加させるもの、ユニバーサル核酸、疎水性核酸、乱雑な核酸、サイズが拡大された核酸、フッ素化核酸、5-置換ピリミジン、6-アザピリミジン、ならびにN-2、N-6およびO-6置換プリンは、2-アミノプロピルアデニン、5-プロピニルウラシルおよび5-プロピニルシトシン、5-メチルシトシン(5-me-C)、5-ヒドロキシメチルシトシン、キサンチン、ヒポキサンチン、2-アミノアデニン、アデニンおよびグアニンの6-メチル、他のアルキル誘導体、アデニンおよびグアニンの2-プロピルおよび他のアルキル誘導体、2-チオウラシル、2-チオチミンおよび2-チオシトシン、5-ハロウラシル、5-ハロシトシン、5-プロピニル(-C≡C-CH)ウラシル、5-プロピニルシトシン、ピリミジン核酸の他のアルキニル誘導体、6-アゾウラシル、6-アゾシトシン、6-アゾチミン、5-ウラシル(シュードウラシル)、4-チオウラシル、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキル、8-ヒドロキシルおよび他の8-置換アデニンおよびグアニン、5-ハロ、特に、5-ブロモ、5-トリフルオロメチル、他の5-置換ウラシルおよびシトシン、7-メチルグアニン、7-メチルアデニン、2-F-アデニン、2-アミノ-アデニン、8-アザグアニン、8-アザアデニン、7-デアザグアニン、7-デアザアデニン、3-デアザグアニン、3-デアザアデニン、三環式ピリミジン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、G-clamps、フェノキサジンシチジン(例えば、9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)、ピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン)、プリンまたはピリミジン塩基が他の複素環で置き換えられたもの、7-デアザ-アデニン、7-デアザグアノシン、2-アミノピリジン、2-ピリドン、アザシトシン、5-ブロモシトシン、ブロモウラシル、5-クロロシトシン、塩素化シトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5-フルオロシトシン、フルオロピリミジン、フルオロウラシル、5,6-ジヒドロシトシン、5-ヨードシトシン、ヒドロキシウレア、ヨードウラシル、5-ニトロシトシン、5-ブロモウラシル、5-クロロウラシル、5-フルオロウラシルおよび5-ヨードウラシル、2-アミノ-アデニン、6-チオ-グアニン、2-チオ-チミン、4-チオ-チミン、5-プロピニル-ウラシル、4-チオ-ウラシル、N4-エチルシトシン、7-デアザグアニン、7-デアザ-8-アザグアニン、5-ヒドロキシシトシン、2’-デオキシウリジン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、ならびに米国特許第3,687,808号;同第4,845,205号;同第4,910,300号;同第4,948,882号;同第5,093,232号;同第5,130,302号;同第5,134,066号;同第5,175,273号;同第5,367,066号;同第5,432,272号;同第5,457,187号;同第5,459,255号;同第5,484,908号;同第5,502,177号;同第5,525,711号;同第5,552,540号;同第5,587,469号;同第5,594,121号;同第5,596,091号;同第5,614,617号;同第5,645,985号;同第5,681,941号;同第5,750,692号;同第5,763,588号;同第5,830,653号および同第6,005,096号;国際公開第99/62923号;Kandimallaら、(2001)Bioorg.Med.Chem.9巻:807~813頁;The Concise Encyclopedia of Polymer Science and Engineering、Kroschwitz、J.I.編、John Wiley & Sons、1990、858~859頁;Englischら、Angewandte Chemie,International Edition、1991、30巻、613頁;およびSanghvi、第15章、Antisense Research and Applications、CrookeおよびLebleu編、CRC Press、1993、273~288頁に記載のものを含む。追加の塩基修飾は、例えば、米国特許第3,687,808号;Englischら、Angewandte Chemie,International Edition、1991、30巻、613頁に見ることができる。いくつかの例において、非天然核酸は、図2の核酸塩基を含む。いくつかの例において、非天然核酸は、図4Aの核酸塩基を含む。いくつかの例において、非天然核酸は、図4Bの核酸塩基を含む。
様々な複素環塩基および様々な糖部分(および糖アナログ)を含む非天然核酸は、当技術分野において利用可能であり、いくつかの場合において、核酸は、天然に存在する核酸の主要な5つの塩基構成成分以外の1つまたはいくつかの複素環塩基を含む。例えば、複素環塩基としては、いくつかの場合において、ウラシル-5-イル、シトシン-5-イル、アデニン-7-イル、アデニン-8-イル、グアニン-7-イル、グアニン-8-イル、4-アミノピロロ[2.3-d]ピリミジン-5-イル、2-アミノ-4-オキソピロロ[2、3-d]ピリミジン-5-イル、2-アミノ-4-オキソピロロ[2.3-d]ピリミジン-3-イル基が挙げられ、ここで、プリンは、9位を介して核酸の糖部分に、1位を介してピリミジンに、7位を介してピロロピリミジンに、および1位を介してピラゾロピリミジンに結合する。
いくつかの実施形態において、非天然核酸の修飾された塩基を下記に表し、ここで、波線は、ヌクレオシドまたはヌクレオチドの糖(例えば、デオキシリボースまたはリボース)への結合点を特定する。
いくつかの実施形態において、非天然塩基(例えば、本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法の第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つ)は、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、非天然塩基は、
から選択される。
いくつかの実施形態において、非天然塩基(例えば、本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法の第1または第2の非天然塩基)は、
である。いくつかの実施形態において、非天然塩基(例えば、本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法の第1または第2の非天然塩基)は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である。
いくつかの実施形態において、非天然塩基(例えば、本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法の第3または第4の非天然塩基)は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、非天然塩基(例えば、本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法の第3または第4の非天然塩基)は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。
いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。
いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含み、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む。
本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法のいくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み、ここで、それぞれの糖部分は、独立して、本明細書に記載の任意の実施形態またはバリエーションである。いくつかの実施形態において、塩基対における両方の塩基の糖部分は、リボースを含む。いくつかの実施形態において、塩基対における両方の塩基の糖部分は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、塩基対における一方の塩基の糖部分は、シリボースを含み、塩基対における他方の塩基の糖部分は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、NaM-5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、CNMO-TPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、NaM-TPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、NaM-TAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、CNMO-TAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。
本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法のいくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。
本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法のいくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み、ここで、それぞれの糖部分は、独立して、本明細書に記載の任意の実施形態またはバリエーションであり、mRNAおよびtRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、塩基対における両方の塩基の糖部分は、リボースを含む。いくつかの実施形態において、塩基対における両方の塩基の糖部分は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、塩基対における一方の塩基の糖部分は、リボースを含み、塩基対における他方の塩基の糖部分は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。
本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法のいくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み、ここで、mRNAおよびtRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。
いくつかの実施形態において、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。
本明細書に記載の非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生する方法のいくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、dCNMOを含み、第2の非天然塩基は、dTPT3を含む。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、NaMを含み、第2の非天然塩基は、TAT1を含む。
少なくとも1つの非天然アミノ酸を含むタンパク質であって、本明細書に開示される方法のいずれかに従って産生するタンパク質も本明細書において提供する。いくつかの実施形態において、タンパク質は、少なくとも1つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質は、1つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質は、2つまたはそれ以上の非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質は、2つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質は、3つまたはそれ以上の非天然アミノ酸を含む。
いくつかの実施形態において、ヌクレオチドアナログはまた、ホスフェート部分において修飾される。修飾されたホスフェート部分としては、限定されるものではないが、2つのヌクレオチド間の連結における修飾を有するものが挙げられ、例えば、ホスホロチオエート、キラルホスホロチオエート、ホスホロジチオエート、ホスホトリエステル、アミノアルキルホスホトリエステル、3’-アルキレンホスホネートおよびキラルホスホネートを含むメチルおよび他のアルキルホスホネート、ホスフィネート、3’-アミノホスホルアミデートおよびアミノアルキルホスホルアミデートを含むホスホルアミデート、チオノホスホルアミデート、チオノアルキルホスホネート、チオノアルキルホスホトリエステルならびにボラノホスフェートを含む。2つのヌクレオチド間のこれらのホスフェートまたは修飾されたホスフェートの連結は、3’-5’連結または2’-5’連結によってであり、連結は、3’-5’から5’-3’または2’-5’から5’-2’などの逆の方向性を含むことが理解される。さまざまな塩、混合塩および遊離酸形態も含まれる。多数の米国特許が、修飾されたホスフェートを含有するヌクレオチドの作製方法および使用方法を教示しており、限定されるものではないが、第3,687,808号;第4,469,863号;第4,476,301号;第5,023,243号;第5,177,196号;第5,188,897号;第5,264,423号;第5,276,019号;第5,278,302号;第5,286,717号;第5,321,131号;第5,399,676号;第5,405,939号;第5,453,496号;第5,455,233号;第5,466,677号;第5,476,925号;第5,519,126号;第5,536,821号;第5,541,306号;第5,550,111号;第5,563,253号;第5,571,799号;第5,587,361号;および第5,625,050号が挙げられ、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの実施形態において、非天然核酸は、2’,3’-ジデオキシ-2’,3’-ジデヒドロ-ヌクレオシド(PCT/US2002/006460号)、5’-置換DNAおよびRNA誘導体(PCT/US2011/033961号;Sahaら、J.Org Chem.、1995、60巻、788~789頁;Wangら、Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters、1999、9巻、885~890頁;およびMikhailovら、Nucleosides & Nucleotides、1991、10巻(1~3号)、339~343頁;Leonidら、1995、14巻(3~5号)、901~905頁;およびEppacherら、Helvetica Chimica Acta、2004、87巻、3004~3020頁;PCT/JP2000/004720号;PCT/JP2003/002342号;PCT/JP2004/013216号;PCT/JP2005/020435号;PCT/JP2006/315479号;PCT/JP2006/324484号;PCT/JP2009/056718号;PCT/JP2010/067560号)、または修飾された塩基を用いてモノホスフェートとして作製された5’-置換モノマー(Wangら、Nucleosides Nucleotides & Nucleic Acids、2004、23巻(1および2号)、317~337頁)を含み、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの実施形態において、非天然核酸は、糖の環の5’位および2’位における修飾(PCT/US94/02993号)、例えば、5’-CH置換2’-O-保護ヌクレオシド(Wuら、Helvetica Chimica Acta、2000、83巻、1127~1143頁およびWuら、Bioconjugate Chem.1999、10巻、921~924)を含む。いくつかの場合において、非天然核酸は、オリゴヌクレオチドへの組み込みのために製造されたアミド連結ヌクレオシドダイマーを含み、ここで、ダイマー中の3’連結ヌクレオシド(5’から3’)は、2’-OCHおよび5’-(S)-CH(Mesmaekerら、Synlett、1997、1287~1290頁)を含む。非天然核酸は、2’-置換5’-CH(またはO)修飾ヌクレオシド(PCT/US92/01020号)を含むことができる。非天然核酸は、5’-メチレンホスホネートDNAおよびRNAモノマーおよびダイマー(Bohringerら、Tet.Lett.、1993、34巻、2723~2726頁;Collingwoodら、Synlett、1995、7巻、703~705頁;およびHutterら、Helvetica Chimica Acta、2002、85巻、2777~2806頁)を含むことができる。非天然核酸は、2’-置換を有する5’-ホスホネートモノマー(米国特許出願公開第2006/0074035号)および他の修飾された5’-ホスホネートモノマー(国際公開第1997/35869号)を含むことができる。非天然核酸は、5’-修飾されたメチレンホスホネートモノマー(欧州特許出願公開第614907号および欧州特許出願公開第629633号)を含むことができる。非天然核酸は、5’および/もしくは6’位にヒドロキシル基を含む5’または6’-ホスホネートリボヌクレオシドのアナログ(Chenら、Phosphorus,Sulfur and Silicon、2002、777巻、1783~1786頁;Jungら、Bioorg.Med.Chem.、2000、8巻、2501~2509頁;Gallierら、Eur.J.Org.Chem.、2007、925~933頁;およびHamptonら、J.Med.Chem.、1976、19巻(8号)、1029~1033頁)を含むことができる。非天然核酸は、5’-ホスフェート基を有する5’-ホスホネートデオキシリボヌクレオシドモノマーおよびダイマー(Nawrotら、Oligonucleotides、2006、16巻(1号)、68~82頁)を含むことができる。非天然核酸は、6’-ホスホネート基を有するヌクレオシドを含むことができ、ここで、5’または/および6’位は、無置換、またはチオ-tert-ブチル基(SC(CH)(およびそのアナログ);メチレンアミノ基(CHNH)(およびそのアナログ)またはシアノ基(CN)(およびそのアナログ)(Fairhurstら、Synlett、2001、4巻、467~472頁;Kapplerら、J.Med.Chem.、1986、29巻、1030~1038頁;Kapplerら、J.Med.Chem.、1982、25巻、1179~1184頁;Vrudhulaら、J.Med.Chem.、1987、30巻、888~894頁;Hamptonら、J.Med.Chem.、1976、19巻、1371~1377頁;Gezeら、J.Am.Chem.Soc、1983、105巻(26号)、7638~7640頁;およびHamptonら、J.Am.Chem.Soc、1973、95巻(13号)、4404~4414頁)で置換される。本段落において列挙した参考文献のそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの実施形態において、非天然核酸は、糖部分の修飾も含む。いくつかの場合において、核酸は、糖基が修飾された1つまたはそれ以上のヌクレオシドを含有する。そのような糖が修飾されたヌクレオシドは、増強されたヌクレアーゼ安定性、増加した結合親和性、またはいくつかの他の有利な生物学的性質が付与される場合がある。ある特定の実施形態において、核酸は、化学修飾されたリボフラノース環部分を含む。化学修飾されたリボフラノース環の例としては、限定されないが、置換基の付加(5’および/または2’置換基;二環式核酸(BNA)を形成する2つの環原子の架橋;リボシル環の酸素原子のS、N(R)もしくはC(R)(R)(R=H、C~C12アルキルまたは保護基)による置き換え;ならびにそれらの組み合わせを含む)が挙げられる。化学修飾された糖の例は、国際公開第2008/101157号、米国特許出願公開第2005/0130923号および国際公開第2007/134181号に見ることができ、それらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの例において、修飾された核酸は、修飾された糖または糖アナログを含む。したがって、リボースおよびデオキシリボースに加えて、糖部分は、ペントース、デオキシペントース、ヘキソース、デオキシヘキソース、グルコース、アラビノース、キシロース、リキソース、または糖の「アナログ」のシクロペンチル基であることができる。糖は、ピラノシルまたはフラノシルの形態であることができる。糖部分は、リボース、デオキシリボース、アラビノースまたは2’-O-アルキルリボースのフラノシドであることができ、糖は、[アルファ]または[ベータ]アノマー配置のいずれかのそれぞれの複素環塩基に結合することができる。糖修飾としては、限定されるものではないが、2’-アルコキシ-RNAアナログ、2’-アミノ-RNAアナログ、2’-フルオロ-DNAおよび2’-アルコキシ-またはアミノ-RNA/DNAキメラが挙げられる。例えば、糖修飾としては、2’-O-メチル-ウリジンまたは2’-O-メチル-シチジンを挙げることができる。糖修飾としては、2’-O-アルキル置換デオキシリボヌクレオシドおよび2’-O-エチレングリコール様リボヌクレオシドが挙げられる。そのような糖または糖アナログが複素環塩基(核酸塩基)に結合する、これらの糖または糖アナログおよびそれぞれの「ヌクレオシド」の製造は、公知である。糖修飾はまた、他の修飾を用いて作製し、それと組み合わせることができる。
糖部分への修飾は、リボースおよびデオキシリボースの天然修飾、ならびに非天然修飾を含む。糖修飾としては、限定されるものではないが、以下の2位における修飾:OH;F;O-、S-もしくはN-アルキル;O-、S-もしくはN-アルケニル;O-、S-もしくはN-アルキニル;またはO-アルキル-O-アルキルが挙げられ、ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、置換または無置換のC~C10アルキルもしくはC~C10アルケニルおよびアルキニルであってもよい。2’糖修飾としては、限定されるものではないが、-O[(CHO]CH、-O(CHOCH、-O(CHNH、-O(CHCH、-O(CHONHおよび-O(CHON[(CHCH)](式中、nおよびmは、1~約10である)も挙げられる。
2’位における他の修飾としては、限定されるものではないが、C~C10低級アルキル、置換低級アルキル、アルカリル、アラルキル、O-アルカリル、O-アラルキル、SH、SCH、OCN、Cl、Br、CN、CF、OCF、SOCH、SOCH、ONO、NO、N、NH、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルカリル、アミノアルキルアミノ、ポリアルキルアミノ、置換シリル、RNA切断基、レポーター基、干渉物質、オリゴヌクレオチドの薬物動態学的性質を改善するための基、またはオリゴヌクレオチドの薬力学的性質を改善するための基、および類似の性質を有する他の置換基が挙げられる。類似の修飾はまた、糖の他の位置、特に、3’末端ヌクレオチドまたは2’-5’連結オリゴヌクレオチドにおける糖の3’位、および5’末端ヌクレオチドの5’位において行うことができる。修飾された糖は、CHおよびSなどの架橋している環の酸素において修飾を含有するものも含む。ヌクレオチドの糖アナログは、ペントフラノシル糖の代わりにシクロブチル部分などの糖ミメティックを有することもできる。米国特許第4,981,957号;同第5,118,800号;同第5,319,080号;同第5,359,044号;同第5,393,878号;同第5,446,137号;同第5,466,786号;同第5,514,785号;同第5,519,134号;同第5,567,811号;同第5,576,427号;同第5,591,722号;同第5,597,909号;同第5,610,300号;同第5,627,053号;同第5,639,873号;同第5,646,265号;同第5,658,873号;同第5,670,633号;同第4,845,205号;同第5,130,302号;同第5,134,066号;同第5,175,273号;同第5,367,066号;同第5,432,272号;同第5,457,187号;同第5,459,255号;同第5,484,908号;同第5,502,177号;同第5,525,711号;同第5,552,540号;同第5,587,469号;同第5,594,121号、同第5,596,091号;同第5,614,617号;同第5,681,941号;および同第5,700,920号などの、そのような修飾された糖構造の製造を教示し、塩基修飾の範囲を詳述および記載する多数の米国特許があり、それらのそれぞれの開示は、その全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
修飾された糖部分を有する核酸の例としては、限定されないが、5’-ビニル、5’-メチル(RまたはS)、4’-S、2’-F、2’-OCHおよび2’-O(CHOCH置換基を含む核酸が挙げられる。2’位における置換基は、アリル、アミノ、アジド、チオ、O-アリル、O-(C~C1Oアルキル)、OCF、O(CHSCH、O(CH-O-N(R)(R)およびO-CH-C(=O)-N(R)(R)(式中、それぞれのRおよびRは、独立して、H、または置換もしくは無置換のC~C10アルキルである)から選択することもできる。
ある特定の実施形態において、本明細書に記載の核酸は、1つまたはそれ以上の二環式核酸を含む。ある特定のそのような実施形態において、二環式核酸は、4’および2’リボシル環原子の間の架橋を含む。ある特定の実施形態において、本明細書に提供される核酸は、1つまたはそれ以上の二環式核酸を含み、ここで、架橋は、4’-2’二環式核酸を含む。そのような4’-2’二環式核酸の例としては、限定されるものではないが、式:4’-(CH)-O-2’(LNA);4’-(CH)-S-2’;4’-(CH-O-2’(ENA);4’-CH(CH)-O-2’および4’-CH(CHOCH)-O-2’、ならびにそれらのアナログ(米国特許第7,399,845号を参照されたい);4’-C(CH)(CH)-O-2’およびそのアナログ(国際公開第2009/006478号、国際公開第2008/150729号、米国特許出願公開第2004/0171570号、米国特許第7,427,672号、Chattopadhyayaら、J.Org.Chem.、209巻、74号、118~134頁および国際公開第2008/154401号を参照されたい)の1つが挙げられる。例えば、Singhら、Chem.Commun.、1998、4巻、455~456頁;Koshkinら、Tetrahedron、1998、54巻、3607~3630頁;Wahlestedtら、Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.、2000、97巻、5633~5638頁;Kumarら、Bioorg.Med.Chem.Lett.、1998、8巻、2219~2222頁;Singhら、J.Org.Chem.、1998、63巻、10035~10039頁;Srivastavaら、J.Am.Chem.Soc.、2007、129巻(26号)8362~8379頁;Elayadiら、Curr.Opinion Invens.Drugs、2001、2巻、558~561頁;Braaschら、Chem.Biol、2001、8巻、1~7頁;Oramら、Curr.Opinion Mol.Ther.、2001、3巻、239~243頁;米国特許第4,849,513号:同第5,015,733号:同第5,118,800号:同第5,118,802号:同第7,053,207号:同第6,268,490号:同第6,770,748号:同第6,794,499号:同第7,034,133号:同第6,525,191号:同第6,670,461号:および同第7,399,845号;国際公開第2004/106356号、国際公開第1994/14226号、国際公開第2005/021570号、国際公開第2007/090071および国際公開第2007/134181号;米国特許出願公開第2004/0171570号、同第2007/0287831号および同第2008/0039618号;米国仮出願第60/989,574号、同第61/026,995号、同第61/026,998号、同第61/056,564号、同第61/086,231号、同第61/097,787号および同第61/099,844号;ならびに国際出願第PCT/US2008/064591号、同第PCT US2008/066154号、同第PCT US2008/068922号および同第PCT/DK98/00393号も参照されたい、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
ある特定の実施形態において、核酸は、連結された核酸を含む。核酸は、任意の核酸間の連結を使用して、一緒に連結することができる。核酸間連結基の2つの主なクラスは、リン原子の存在または非存在によって定義される。代表的なリン含有核酸間連結としては、限定されるものではないが、ホスホジエステル、ホスホトリエステル、メチルホスホネート、ホスホルアミデートおよびホスホロチオエート(P=S)が挙げられる。代表的なリン不含有核酸間連結基としては、限定されるものではないが、メチレンメチルイミノ(-CH-N(CH)-O-CH-)、チオジエステル(-O-C(O)-S-)、チオノカルバメート(-O-C(O)(NH)-S-);シロキサン(-O-Si(H)-O-);およびN,N-ジメチルヒドラジン(-CH-N(CH)-N(CH))が挙げられる。ある特定の実施形態において、キラル原子を有する核酸間連結は、ラセミ混合物として、または別々のエナンチオマー、例えば、アルキルホスホネートおよびホスホロチオエートとして、製造することができる。非天然核酸は、単一の修飾を含有することができる。非天然核酸は、1つの部分内に、または異なる部分の間に、複数の修飾を含有することができる。
核酸に対する主鎖のホスフェートの修飾としては、限定されるものではないが、メチルホスホネート、ホスホロチオエート、ホスホルアミデート(架橋または非架橋)、ホスホトリエステル、ホスホロジチオエート、ホスホジチオエートおよびボラノホスフェートが挙げられ、任意の組み合わせで使用することができる。他の非ホスフェート連結を使用することもできる。
いくつかの実施形態において、主鎖の修飾(例えば、メチルホスホネート、ホスホロチオエート、ホスホロアミデートおよびホスホロジチオエートのヌクレオチド間連結)は、修飾された核酸における免疫調節活性を付与することができ、および/またはインビボでのそれらの安定性を増強することができる。
いくつかの例において、リン誘導体(または修飾されたホスフェート基)は、糖または糖アナログ部分に結合し、モノホスフェート、ジホスフェート、トリホスフェート、アルキルホスホネート、ホスホロチオエート、ホスホロジチオエート、ホスホルアミデートなどであることができる。修飾されたホスフェート連結または非ホスフェート連結を含有する例示的なポリヌクレオチドは、Peyrottesら、1996、Nucleic Acids Res.24巻:1841~1848頁;Chaturvediら、1996、Nucleic Acids Res.24巻:2318~2323頁;およびSchultzら、(1996) Nucleic Acids Res.24巻:2966~2973頁;Matteucci、1997、「Oligonucleotide Analogs:an Overview」in Oligonucleotides as Therapeutic Agents、(ChadwickおよびCardew編)John Wiley and Sons、New York、NY;Zon、1993、「Oligonucleoside Phosphorothioates」in Protocols for Oligonucleotides and Analogs、Synthesis and Properties、Humana Press、165~190頁;Millerら、1971、JACS 93巻:6657~6665頁;Jagerら、1988、Biochem.27巻:7247~7246頁;Nelsonら、1997、JOC 62巻:7278~7287頁;米国特許第5,453,496号;ならびにMicklefield、2001、Curr.Med.Chem.8巻:1157~1179頁に見ることができ、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの場合において、主鎖の修飾は、アニオン性、中性またはカチオン性基などの代替部分でホスホジエステル連結を置き換えることを含む。そのような修飾の例としては、アニオン性ヌクレオシド間連結;N3’-P5’ホスホルアミデート修飾;ボラノホスフェートDNA;プロオリゴヌクレオチド;中性ヌクレオシド間連結、例えば、メチルホスホネート;アミド連結DNA;メチレン(メチルイミノ)連結;ホルムアセタールおよびチオホルムアセタール連結;スルホニル基を含有する主鎖;モルホリノオリゴ;ペプチド核酸(PNA);ならびに正に荷電したデオキシリボ核酸グアニジン(DNG)オリゴ(Micklefield、2001、Current Medicinal Chemistry 8巻:1157~1179頁)が挙げられ、その開示はその全体が参照によって本明細書に組み入れられる。修飾された核酸は、1つまたはそれ以上の修飾、例えば、ホスホジエステルおよびホスホロチオエート連結の組み合わせなどのホスフェート連結の組み合わせを含むキメラまたは混合主鎖を含むことができる。
ホスフェートについての代替物としては、例えば、短鎖アルキルまたはシクロアルキルのヌクレオシド間連結、混合ヘテロ原子およびアルキルもしくはシクロアルキルのヌクレオシド間連結、または1つもしくはそれ以上の短鎖ヘテロ原子または複素環のヌクレオシド間連結が挙げられる。これらとしては、モルホリノ連結を有するもの(一部分において、ヌクレオシドの糖部分から形成される);シロキサン主鎖;スルフィド、スルホキシドおよびスルホン主鎖;ホルムアセチルおよびチオホルムアセチル主鎖;メチレンホルムアセチルおよびチオホルムアセチル主鎖;アルケン含有主鎖;スルファメート主鎖;メチレンイミノおよびメチレンヒドラジノ主鎖;スルホネートおよびスルホンアミド主鎖;アミド主鎖;ならびに混合N、O、SおよびCH構成部分を有する他のものが挙げられる。多数の米国特許が、これらの種類のホスフェート置き換えの作製方法および使用方法を開示しており、限定されるものではないが、米国特許第5,034,506号;同第5,166,315号;同第5,185,444号;同第5,214,134号;同第5,216,141号;同第5,235,033号;同第5,264,562号;同第5,264,564号;同第5,405,938号;同第5,434,257号;同第5,466,677号;同第5,470,967号;同第5,489,677号;同第5,541,307号;同第5,561,225号;同第5,596,086号;同第5,602,240号;同第5,610,289号;同第5,602,240号;同第5,608,046号;同第5,610,289号;同第5,618,704号;同第5,623,070号;同第5,663,312号;同第5,633,360号;同第5,677,437号;および同第5,677,439号が挙げられ、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。ヌクレオチド代替物において、ヌクレオチドの糖およびホスフェート部分の両方を、例えば、アミド型連結(アミノエチルグリシン)(PNA)によって置き換えることができることも理解される。米国特許第5,539,082号;同第5,714,331号;および同第5,719,262号は、PNA分子の作製方法および使用方法を教示しており、そのそれぞれは、参照によって本明細書に組み入れられる。Nielsenら、Science、1991、254巻、1497~1500頁も参照されたい。例えば、細胞の取り込みを増強するために、ヌクレオチドまたはヌクレオチドアナログに他の種類の分子を連結する(コンジュゲートする)ことも可能である。コンジュゲートは、ヌクレオチドまたはヌクレオチドアナログに化学的に連結することができる。そのようなコンジュゲートとしては、限定されるものではないが、脂質部分、例えば、コレステロール部分(Letsingerら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、1989、86巻、6553~6556頁)、コール酸(Manoharanら、Bioorg.Med.Chem.Let.、1994、4巻、1053~1060頁)、チオエーテル、例えば、ヘキシル-S-トリチルチオール(Manoharanら、Ann.KY.Acad.Sci.、1992、660巻、306~309頁;Manoharanら、Bioorg.Med.Chem.Let.、1993、3巻、2765~2770頁)、チオコレステロール(Oberhauserら、Nucl.Acids Res.、1992、20巻、533~538頁)、脂肪族鎖、例えば、ドデカンジオールもしくはウンデシル残基(Saison-Behmoarasら、EM5OJ、1991、10巻、1111~1118頁;Kabanovら、FEBS Lett.、1990、259巻、327~330頁;Svinarchukら、Biochimie、1993、75巻、49~54頁)、リン脂質、例えば、ジ-ヘキサデシル-rac-グリセロールもしくはトリエチルアンモニウムl-ジ-O-ヘキサデシル-rac-グリセロ-S-H-ホスホネート(Manoharanら、Tetrahedron Lett.、1995、36巻、3651~3654頁;Sheaら、Nucl.Acids Res.、1990、18巻、3777~3783頁)、ポリアミンもしくはポリエチレングリコール鎖(Manoharanら、Nucleosides & Nucleotides、1995、14巻、969~973頁)、またはアダマンタン酢酸(Manoharanら、Tetrahedron Lett.、1995、36巻、3651~3654頁)、パルミチル部分(Mishraら、Biochem.Biophys.Acta、1995、1264巻、229~237頁)、またはオクタデシルアミンもしくはヘキシルアミノ-カルボニル-オキシコレステロール部分(Crookeら、J.Pharmacol.Exp.Ther.、1996、277巻、923~937)が挙げられ、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。多数の米国特許が、そのようなコンジュゲートの製造を教示しており、限定されるものではないが、米国特許第4,828,979号;同第4,948,882号;同第5,218,105号;同第5,525,465号;同第5,541,313号;同第5,545,730号;同第5,552,538号;同第5,578,717号、同第5,580,731号;同第5,591,584号;同第5,109,124号;同第5,118,802号;同第5,138,045号;同第5,414,077号;同第5,486,603号;同第5,512,439号;同第5,578,718号;同第5,608,046号;同第4,587,044号;同第4,605,735号;同第4,667,025号;同第4,762,779号;同第4,789,737号;同第4,824,941号;同第4,835,263号;同第4,876,335号;同第4,904,582号;同第4,958,013号;同第5,082,830号;同第5,112,963号;同第5,214,136号;同第5,245,022号;同第5,254,469号;同第5,258,506号;同第5,262,536号;同第5,272,250号;同第5,292,873号;同第5,317,098号;同第5,371,241号、同第5,391,723号;同第5,416,203号、同第5,451,463号;同第5,510,475号;同第5,512,667号;同第5,514,785号;同第5,565,552号;同第5,567,810号;同第5,574,142号;同第5,585,481号;同第5,587,371号;同第5,595,726号;同第5,597,696号;同第5,599,923号;同第5,599,928号および同第5,688,941号が挙げられ、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
非天然アミノ酸のタンパク質への複製、転写、翻訳および組み込みのための組成物ならびに方法において使用される核酸塩基を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の核酸塩基は、構造:
[式中、
それぞれのXは、独立して、炭素または窒素であり;
は、Xが炭素である場合に存在し、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、メトキシ、メタンチオール、メタンセレノ、ハロゲン、シアノまたはアジド基であり;
それぞれのYは、独立して、硫黄、酸素、セレンまたは第二級アミンであり;
それぞれのEは、独立して、酸素、硫黄またはセレンであり;
波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、場合によりα-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートもしくはγ-チオトリホスフェート基を含むモノホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる]
を含む。
いくつかの実施形態において、Rは、低級アルキル(例えば、C~C)、水素またはハロゲンである。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、Rは、フルオロである。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、Xは、炭素である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、Eは、硫黄である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、Yは、硫黄である。
本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造:
を有する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の核酸塩基は、構造:
を有する。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、Eは、硫黄であり、Yは、硫黄である。いくつかの実施形態において、波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、モノホスフェート、ジホスフェート、トリホスフェート、α-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートまたはγ-チオトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、波線は、リボシルまたはデオキシリボシル部分との結合点を示す。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、波線は、トリホスフェート基に接続されるリボシルまたはデオキシリボシル部分との結合点を示す。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸ポリマーの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、tRNAの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、tRNA中のアンチコドンの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、mRNAの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、mRNAのコドンの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、RNAまたはDNAの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、DNA中のコドンの構成成分である。本明細書に記載の核酸塩基のいくつかの実施形態において、核酸塩基は、別の(例えば、相補的な)核酸塩基との核酸塩基対を形成し、それを形成することができ、またはそれを形成するように構成されている。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の核酸塩基は、構造:
[式中、
それぞれのXは、独立して、炭素または窒素であり;
は、Xが窒素である場合に存在せず、Xが炭素である場合に存在し、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、メトキシ、メタンチオール、メタンセレノ、ハロゲン、シアノまたはアジドであり;
Yは、硫黄、酸素、セレンまたは第二級アミンであり;
Eは、酸素、硫黄またはセレンであり;
波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、モノホスフェート、ジホスフェート、トリホスフェート、α-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートまたはγ-チオトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる]
を有する。
いくつかの実施形態において、それぞれのXは、炭素である。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのXは、炭素である。いくつかの実施形態において、1つのXは、炭素である。いくつかの実施形態において、少なくとも2つのXは、炭素である。いくつかの実施形態において、2つのXは、炭素である。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのXは、窒素である。いくつかの実施形態において、1つのXは、窒素である。いくつかの実施形態において、少なくとも2つのXは、窒素である。いくつかの実施形態において、2つのXは、窒素である。
いくつかの実施形態において、Yは、硫黄である。いくつかの実施形態において、Yは、酸素である。いくつかの実施形態において、Yは、セレンである。いくつかの実施形態において、Yは、第二級アミンである。
いくつかの実施形態において、Eは、硫黄である。いくつかの実施形態において、Eは、酸素である。いくつかの実施形態において、Eは、セレンである。
いくつかの実施形態において、Rは、Xが炭素である場合に存在する。いくつかの実施形態において、Rは、Xが窒素の場合に存在しない。いくつかの実施形態において、それぞれのRは、存在する場合、水素である。いくつかの実施形態において、Rは、メチル、エチルまたはプロピルなどのアルキルである。いくつかの実施形態において、Rは、-CH=CHなどのアルケニルである。いくつかの実施形態において、Rは、エチニルなどのアルキニルである。いくつかの実施形態において、Rは、メトキシである。いくつかの実施形態において、Rは、メタンチオールである。いくつかの実施形態において、Rは、メタンセレノである。いくつかの実施形態において、Rは、クロロ、ブロモまたはフルオロなどのハロゲンである。いくつかの実施形態において、Rは、シアノである。いくつかの実施形態において、Rは、アジドである。
いくつかの実施形態において、Eは、硫黄であり、Yは、硫黄であり、それぞれのXは、独立して、炭素または窒素である。いくつかの実施形態において、Eは、硫黄であり、Yは、硫黄であり、それぞれのXは、炭素である。
いくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造
を有する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造
を有する。
いくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造
を有する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される核酸塩基は、相補的な塩基対形成核酸塩基に(例えば、非共有結合的に)結合して、核酸塩基と非天然塩基対(UBP)を形成するか、核酸塩基と塩基対形成することができるか、または核酸塩基と塩基対形成するように構成されている。いくつかの実施形態において、相補的な塩基対形成核酸塩基は、
から選択される。
一態様において、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖であって、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、本明細書に開示される核酸塩基を含み、第2の相補的なオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖を本明細書において提供する。いくつかの実施形態において、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、
を含み、第2の鎖は、
からなる群から選択される相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む。
さらなる態様において、本明細書に記載の核酸塩基を含むトランスファーRNA(tRNA)であって、核酸塩基を含むアンチコドン;および、アミノアシルtRNAシンテターゼによる、tRNAの非天然アミノ酸による選択的チャージを促進する認識エレメント;を含むトランスファーRNA(tRNA)を本明細書において提供する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、tRNAのアンチコドン領域に位置する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、アンチコドンの第1の位置に位置する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、アンチコドンの第2の位置に位置する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、アンチコドンの第3の位置に位置する。いくつかの実施形態において、アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノサルシナ属またはそのバリアントに由来する。いくつかの実施形態において、アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノコッカス属(メタノカルドコッカス属)またはそのバリアントに由来する。いくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、芳香族部分を含む。いくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、リジン誘導体である。いくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、フェニルアラニン誘導体である。
式:
N1-Zx-N2
[式中、
Zは、本明細書に記載の核酸塩基であり、リボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログに結合しており;
N1は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログの5’末端で結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ホスフェート基であり;
N2は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル、またはそれらのアナログの3’末端に結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ヒドロキシル基であり;
xは、1~20の整数である]
を含む構造も本明細書において提供する。
いくつかの実施形態において、N1は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログの5’末端で結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログである。リボシルもしくはデオキシリボシル部分の5’末端への結合は、ホスホジエステルによってである。いくつかの実施形態において、N1は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログの5’末端で結合した末端ホスフェート基である。いくつかの実施形態において、N2は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログの3’末端に結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドもしくはそのアナログである。リボシルもしくはデオキシリボシル部分の3’末端への結合は、ホスホジエステルによってである。いくつかの実施形態において、N2は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログの3’末端に結合した末端ヒドロキシル基である。
いくつかの実施形態において、xは、1~20の整数である。いくつかの実施形態において、xは、1~15の整数である。いくつかの実施形態において、xは、1~10の整数である。いくつかの実施形態において、xは、1~5の整数である。いくつかの実施形態において、xは、1である。いくつかの実施形態において、xは、2である。いくつかの実施形態において、xは、3である。いくつかの実施形態において、xは、4である。いくつかの実施形態において、xは、5である。いくつかの実施形態において、xは、6である。いくつかの実施形態において、xは、7である。いくつかの実施形態において、xは、8である。いくつかの実施形態において、xは、9である。いくつかの実施形態において、xは、10である。いくつかの実施形態において、xは、11である。いくつかの実施形態において、xは、12である。いくつかの実施形態において、xは、13である。いくつかの実施形態において、xは、14である。いくつかの実施形態において、xは、15である。いくつかの実施形態において、xは、16である。いくつかの実施形態において、xは、17である。いくつかの実施形態において、xは、18である。いくつかの実施形態において、xは、19である。いくつかの実施形態において、xは、20である。
いくつかの実施形態において、Zは、本明細書において詳述される構造
を有する。いくつかの実施形態において、Zは、構造
を有する。
いくつかの実施形態において、式N1-Zx-N2の構造は、遺伝子をコードする。いくつかの実施形態において、Zxは、遺伝子の翻訳領域に位置する。いくつかの実施形態において、Zxは、遺伝子の非翻訳領域に位置する。いくつかの実施形態において、構造は、5’または3’非翻訳領域(UTR)をさらに含む。いくつかの実施形態において、構造は、ターミネーター領域をさらに含む。いくつかの実施形態において、構造は、プロモーター領域をさらに含む。
さらなる態様において、ポリヌクレオチドライブラリーであって、ライブラリーは、少なくとも5000の固有のポリヌクレオチドを含み、それぞれのポリヌクレオチドは、本明細書に開示される少なくとも1つの核酸塩基を含む、ポリヌクレオチドライブラリーを本明細書において提供する。いくつかの実施形態において、ポリヌクレオチドライブラリーは、少なくとも1つの遺伝子をコードする。
さらに別の態様において、ヌクレオシド三リン酸であって、核酸塩基は、
から選択される、ヌクレオシド三リン酸を本明細書において提供する。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、リボースを含む。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む。
核酸の塩基対形成性;例示的な塩基対
いくつかの実施形態において、非天然ヌクレオチドは、DNAまたはRNAへの組み込みの間またはその後に、別の非天然ヌクレオチドと塩基対(非天然塩基対;UBP)を形成する。いくつかの実施形態において、安定に組み込まれた非天然核酸は、別の核酸、例えば、天然または非天然核酸と塩基対を形成することができる非天然核酸である。いくつかの実施形態において、安定に組み込まれた非天然核酸は、別の非天然核酸と塩基対(非天然核酸塩基対(UBP))を形成することができる非天然核酸である。例えば、第1の非天然核酸は、第2の非天然核酸と塩基対を形成することができる。例えば、核酸への組み込みの間、またはその後に塩基対形成することができる非天然ヌクレオシド三リン酸の1つの対としては、(d)5SICSのトリホスフェート((d)5SICSTP)および(d)NaMのトリホスフェート((d)NaMTP)が挙げられる。他の例としては、限定されるものではないが、(d)CNMOのトリホスフェート((d)CNMOTP)および(d)TPT3のトリホスフェート((d)TPT3TP)が挙げられる。そのような非天然ヌクレオチドは、リボースまたはデオキシリボース糖部分(「(d)」によって示される)を有することができる。例えば、核酸に組み込まれる場合に塩基対形成することができる非天然ヌクレオシド三リン酸の1つの対としては、TAT1のトリホスフェート((d)TAT1TP)およびNaMのトリホスフェート((d)NaMTP)が挙げられる。いくつかの実施形態において、核酸に組み込まれる場合に塩基対形成することができる非天然ヌクレオシド三リン酸の1つの対としては、dCNMOのトリホスフェート(dCNMOTP)およびTAT1のトリホスフェート(TAT1TP)が挙げられる。いくつかの実施形態において、核酸に組み込まれる場合に塩基対形成することができる非天然ヌクレオシド三リン酸の1つの対としては、dTPT3のトリホスフェート(dTPT3TP)およびNaMのトリホスフェート(NaMTP)が挙げられる。いくつかの実施形態において、非天然核酸は、実質的に、天然核酸(A、T、G、C)と塩基対を形成しない。いくつかの実施形態において、安定に組み込まれた非天然核酸は、天然核酸と塩基対を形成することができる。
いくつかの実施形態において、安定に組み込まれた非天然(デオキシ)リボヌクレオチドは、UBPを形成することができる非天然(デオキシ)リボヌクレオチドであるが、実質的に、それぞれの天然(デオキシ)リボヌクレオチドのいずれかと塩基対を形成しない。いくつかの実施形態において、安定に組み込まれた非天然(デオキシ)リボヌクレオチドは、UBPを形成することができる非天然(デオキシ)リボヌクレオチドであるが、実質的に、1つまたはそれ以上の天然核酸と塩基対を形成しない。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、A、TおよびCと塩基対を形成することができないが、Gと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、A、TおよびGと塩基対を形成することができないが、Cと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、C、GおよびAと塩基対を形成することができないが、Tと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、C、GおよびTと塩基対を形成することができないが、Aと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、AおよびTと塩基対を形成することができないが、CおよびGと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、AおよびCと塩基対を形成することができないが、TおよびGと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、AおよびGと塩基対を形成することができないが、CおよびTと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、CおよびTと塩基対を形成することができないが、AおよびGと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、CおよびGと塩基対を形成することができないが、TおよびGと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、TおよびGと塩基対を形成することができないが、AおよびGと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、Gと塩基対を形成することができないが、A、TおよびCと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、Aと塩基対を形成することができないが、G、TおよびCと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、Tと塩基対を形成することができないが、G、AおよびCと塩基対を形成することができる。例えば、安定に組み込まれた非天然核酸は、実質的に、Cと塩基対を形成することができないが、G、TおよびAと塩基対を形成することができる。
例示的には、インビボでの条件下で、非天然DNAまたはRNA塩基対(UBP)を形成することができる非天然ヌクレオチドとしては、限定されるものではないが、5SICS、d5SICS、NaM、dNaM、dTPT3、dMTMO、dCNMO、TAT1、およびそれらの組み合わせが挙げられる。いくつかの実施形態において、インビボでの条件下で、非天然DNAまたはRNA塩基対(UBP)を形成することができる非天然ヌクレオチドとしては、限定されるものではないが、5SICS、NaM、TPT3、MTMO、CNMO、TAT1、およびそれらの組み合わせが挙げられ、ここで、ヌクレオチドの糖部分は、デオキシリボース糖である。いくつかの実施形態において、インビボでの条件下で、非天然DNAまたはRNA塩基対(UBP)を形成することができる非天然ヌクレオチドとしては、限定されるものではないが、5SICS、NaM、TPT3、MTMO、CNMO、TAT1、およびそれらの組み合わせが挙げられ、ここで、ヌクレオチドの糖部分は、リボース糖である。いくつかの実施形態において、インビボでの条件下で、非天然DNAまたはRNA塩基対(UBP)を形成することができる非天然ヌクレオチドとしては、限定されるものではないが、(d)5SICS、(d)NaM、(d)TPT3、(d)MTMO、(d)CNMO、(d)TAT1、およびそれらの組み合わせが挙げられる。いくつかの実施形態において、非天然ヌクレオチド塩基対としては、限定されるものではないが、
が挙げられ、ここで、糖部分は、本明細書に記載の任意の実施形態またはバリエーションである。いくつかの実施形態において、非天然ヌクレオチド塩基対としては、限定されるものではないが、
が挙げられる。任意のそのような実施形態において、非天然塩基に結合した1つまたは両方のデオキシリボースは、リボースで置換することができる。
操作された生物
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される方法およびプラスミドは、操作された生物、例えば、非天然ヌクレオチドまたは非天然核酸塩基対(UBP)を組み込み、複製する生物を生じさせるためにさらに使用され、非天然アミノ酸残基を含有するタンパク質を翻訳するために使用されるmRNAおよびtRANを転写するために、非天然ヌクレオチドを含有する核酸を使用することもできる。いくつかの例において、生物は、非ヒト半合成生物(SSO)である。いくつかの例において、生物は、半合成生物(SSO)である。いくつかの例において、SSOは、細胞である。いくつかの例において、インビボの方法は、半合成生物(SSO)を含む。いくつかの例において、半合成生物は、微生物を含む。いくつかの例において、生物は、細菌を含む。いくつかの例において、生物は、グラム陰性細菌を含む。いくつかの例において、生物は、グラム陽性細菌を含む。いくつかの例において、生物は、大腸菌を含む。そのような改変された生物は、DNA修復機構、改変されたポリメラーゼ、ヌクレオチド輸送体、または他の構成成分などの追加の構成成分を、さまざまに含む。いくつかの例において、SSOは、大腸菌株YZ3を含む。いくつかの例において、SSOは、大腸菌株ML1またはML2、例えば、その開示が、その全体が参照によって本明細書に組み入れられるLedbetterら、J.Am Chem.Soc.2018、140巻(2号)、758頁の図1(B~D)に記載の株を含む。
いくつかの例において、用いられる細胞は、異種タンパク質、例えば、非天然ヌクレオシド三リン酸を細胞に輸送することができるヌクレオシド三リン酸輸送体、および場合により非天然ヌクレオチドを欠くDNAを排除するためのCRISPR/Cas9系をコードする発現カセットで遺伝的に形質転換される(例えば、大腸菌株YZ3、ML1またはML2)。いくつかの例において、細胞は、非天然核酸の取り込みのための増強された活性をさらに含む。いくつかの場合において、細胞は、非天然核酸の移入のための増強された活性をさらに含む。
いくつかの実施形態において、Cas9および適切なガイドRNA(sgRNA)は、別々のプラスミド上でコードされる。いくつかの例において、CAS9およびsgRNAは、同じプラスミド上でコードされる。いくつかの場合において、Cas9、sgRNAをコードする核酸分子、または非天然ヌクレオチドを含む核酸分子は、1つまたはそれ以上のプラスミド上に位置する。いくつかの例において、Cas9は、第1のプラスミド上でコードされ、sgRNA、および非天然ヌクレオチドを含む核酸分子は、第2のプラスミド上でコードされる。いくつかの例において、Cas9、sgRNA、および非天然ヌクレオチドを含む核酸分子は、同じプラスミド上でコードされる。いくつかの例において、核酸分子は、2つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドを含む。いくつかの例において、Cas9は、宿主生物のゲノムに組み込まれ、sgRNAは、プラスミド上、または生物のゲノム中でコードされる。
いくつかの例において、Cas9およびsgRNAをコードする第1のプラスミド、ならびに非天然ヌクレオチドを含む核酸分子をコードする第2のプラスミドは、操作された微生物に導入される。いくつかの例において、Cas9をコードする第1のプラスミド、ならびにsgRNA、および非天然ヌクレオチドを含む核酸分子をコードする第2のプラスミドは、操作された微生物に導入される。いくつかの例において、Cas9、sgRNA、および非天然ヌクレオチドを含む核酸分子をコードするプラスミドは、操作された微生物に導入される。いくつかの例において、核酸分子は、2つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドを含む。
いくつかの実施形態において、そのDNA(プラスミドまたはゲノム)内に少なくとも1つの非天然ヌクレオチドおよび/または少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)が組み込まれた生細胞が、作製される。いくつかの例において、非天然塩基対は、それらのそれぞれのトリホスフェートとしての非天然相互塩基対形成ヌクレオチドが、ヌクレオチド三リン酸輸送体の作用によって細胞に取り込まれる場合、インビボの条件下で非天然塩基対を形成することができる非天然相互塩基対形成ヌクレオチドの対を含む。いくつかの例において、非天然塩基対は、それらのそれぞれのトリホスフェートとしての非天然相互塩基対形成ヌクレオチドが、ヌクレオチド三リン酸輸送体の作用によって細胞に取り込まれる場合、インビボの条件下で非天然塩基対を形成するように構成された非天然相互塩基対形成ヌクレオチドの対を含む。細胞は、ヌクレオチド三リン酸輸送体が発現し、非天然ヌクレオチドの細胞への輸送が利用可能であるように、ヌクレオチド三リン酸輸送体をコードする発現カセットによって、遺伝的に形質転換することができる。細胞は、原核細胞または真核細胞であり、非天然相互塩基対形成ヌクレオチドの対は、それらのそれぞれのトリホスフェートとして、dTPT3のトリホスフェート(dTP3TP)およびdNaMのトリホスフェート(dNaMTP)またはdCNMOのトリホスフェート(dCNMOTP)であることができる。
いくつかの実施形態において、細胞は、核酸、例えば、そのような非天然ヌクレオチドを細胞に輸送することができるヌクレオチド三リン酸輸送体をコードする発現カセットで、遺伝的に形質転換される細胞である。細胞は、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体を含むことができ、ここで、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体は、天然および非天然ヌクレオシド三リン酸を細胞に輸送することができる。
いくつかの場合において、本明細書に記載の方法は、遺伝的に形質転換された細胞を、リン酸カリウムおよび/またはホスファターゼもしくはヌクレオチダーゼの阻害剤の存在下でそれぞれのトリホスフェートと接触させる工程も含む。そのような接触の間、またはその後、細胞は、細胞の増殖および複製に好適な生命維持培地内に置くことができる。細胞は、非天然ヌクレオチドのそれぞれのトリホスフェート形態が、細胞の少なくとも1つの複製サイクルを通して細胞内の核酸に組み込まれるように、生命維持培地中で維持することができる。非天然相互塩基対形成ヌクレオチドの対は、それぞれのトリホスフェートとして、dTPT3のトリホスフェート(dTPT3TP)およびdCNMOまたはdNaMのトリホスフェート(dCNOMまたはdNaMTP)を含むことができ、細胞は、大腸菌であり、dTPT3TPおよびdNaMTPは、輸送体PtNTT2によって大腸菌に移入することができ、Pol IIIまたはPol IIなどの大腸菌ポリメラーゼは、非天然トリホスフェートを使用して、UBPを含有するDNAを複製し、それにより非天然ヌクレオチドおよび/または非天然塩基対を細胞環境内の細胞の核酸に組み込むことができる。加えて、NaMTPおよびTAT1TP、5FMTP、ならびにTPT3TPなどのリボヌクレオチドは、いくつかの例において、輸送体PtNTT2によって大腸菌に移入される。
3つまたはそれ以上の非天然塩基対形成ヌクレオチドの使用を含む組成物および方法を本明細書に記載する。そのような塩基対形成ヌクレオチドは、いくつかの場合において、ヌクレオチド輸送体の使用により、または当技術分野において公知の標準的な核酸形質転換法(例えば、エレクトロポレーション、化学的形質転換または他の方法)により、細胞に入る。いくつかの場合において、塩基対形成非天然ヌクレオチドは、プラスミドなどのポリヌクレオチドの一部として、細胞に入る。ポリヌクレオチド(RNAまたはDNA)の一部として細胞に入る1つまたはそれ以上の塩基対形成非天然ヌクレオチドは、それ自身がインビボで複製される必要はない。例えば、第1の非天然塩基対を形成するように構成された塩基を有する第1の非天然デオキシリボヌクレオチドおよび第2の非天然デオキシリボヌクレオチドを含む二本鎖DNAプラスミドまたは他の核酸は、細胞にエレクトロポレーションされる。細胞培地は、互いに第2の非天然塩基対を形成するように構成された塩基を有する第3の非天然デオキシリボヌクレオチド、第4の非天然デオキシリボヌクレオチドで処理され、ここで、第1の非天然デオキシリボヌクレオチドの塩基および第3の非天然デオキシリボヌクレオチドの塩基は、第2の非天然塩基対を形成し、第2の非天然デオキシリボヌクレオチドの塩基および第4の非天然デオキシリボヌクレオチドの塩基は、第3の非天然塩基対を形成する。いくつかの例において、当初に形質転換された二本鎖DNAプラスミドのインビボ複製は、その後、第3の非天然デオキシリボヌクレオチドおよび第4の非天然デオキシリボヌクレオチドを含む複製されたプラスミドをもたらす。あるいは、または組み合わせて、第3の非天然デオキシリボヌクレオチドおよび第4の非天然デオキシリボヌクレオチドのリボヌクレオチドのバリアントは、細胞培地に添加される。これらのリボヌクレオチドは、いくつかの例において、mRNAまたはtRNAなどのRNAに組み込まれる。いくつかの例において、第1、第2、第3および第4のデオキシヌクレオチドは、異なる塩基を含む。いくつかの例において、第1、第3および第4のデオキシヌクレオチドは、異なる塩基を含む。いくつかの例において、第1および第3のデオキシヌクレオチドは、同じ塩基を含む。
本発明の方法の実施によって、当業者は、個々の細胞の少なくともいくつかの内で維持される少なくとも1つの核酸内に、少なくとも1つの非天然ヌクレオチドおよび/または少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を有する、生きており、増殖する細胞の集団を得ることができ、ここで、少なくとも1つの核酸は、細胞内で安定に伝播され、細胞は、生物の増殖および複製に好適な生命維持培地中で非天然ヌクレオチドと接触させた(例えば、その存在下で増殖させた)場合に、1つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドのトリホスフェート形態の細胞取り込みを提供するために好適なヌクレオチド三リン酸輸送体を発現する。
ヌクレオチド三リン酸輸送体による細胞への輸送後、非天然塩基対形成ヌクレオチドは、細胞機構、例えば、細胞自身のDNAおよび/もしくはRNAポリメラーゼ、異種ポリメラーゼ、または指向進化を使用して進化したポリメラーゼにより細胞内の核酸に組み込まれる(Chen T、Romesberg FE、FEBS Lett.2014年1月21日;588巻(2号):219~29頁;Betz Kら、J Am Chem Soc.2013年12月11日;135巻(49号):18637~43頁;これらのそれぞれの開示は、それらの全体が、参照によって本明細書に組み入れられる)。非天然ヌクレオチドは、ゲノムDNA、ゲノムRNA、mRNA、tRNA、構造RNA、マイクロRNA、および自己複製核酸(例えば、プラスミド、ウイルスまたはベクター)などの細胞核酸に組み込むことができる。
いくつかの場合において、遺伝子操作された細胞は、細胞への核酸、例えば異種核酸の導入によって作製される。本明細書に記載の任意の細胞は、宿主細胞であり、発現ベクターを含むことができる。一実施形態において、宿主細胞は、原核細胞である。別の実施形態において、宿主細胞は、大腸菌である。いくつかの実施形態において、細胞は、1つまたはそれ以上の異種ポリヌクレオチドを含む。核酸試薬は、さまざまな技法を使用して、微生物に導入することができる。さまざまな生物に異種核酸を導入するために使用される方法の非限定的な例としては、形質転換、トランスフェクション、形質導入、エレクトロポレーション、超音波媒介形質転換、コンジュゲーション、微粒子銃などが挙げられる。いくつかの例において、担体分子の付加(例えば、ビス-ベンゾイミダゾリル化合物、例えば、米国特許第5,595,899号を参照されたい)は、典型的には、従来の方法によって形質転換することが困難であると考えられる細胞におけるDNAの取り込みを増加させることができる。形質転換の従来の方法は、当業者には容易に利用可能であり、Maniatis,T.、E.F.FritschおよびJ.Sambrook(1982)Molecular Cloning:a Laboratory Manual;Cold Spring Harbor Laboratory、Cold Spring Harbor、N.Y.において見ることができ、この開示は、その全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
いくつかの例において、遺伝的形質転換は、限定されるものではないが、プラスミド、ウイルスベクター、ウイルス核酸、ファージ核酸、ファージ、コスミドおよび人工染色体における発現カセットの直接導入を使用して、または細胞中の遺伝子材料もしくはカチオン性リポソームなどの担体の導入を介して、得られる。そのような方法は、当技術分野において利用可能であり、本明細書に記載の方法における使用のために容易に適合可能である。導入ベクターは、遺伝子を細胞に送達するために使用される任意のヌクレオチド構築物(例えばプラスミド)であるか、または遺伝子を送達する一般的戦略の一部として、例えば、組換えレトロウイルスもしくはアデノウイルスの一部としてである(Ramら、Cancer Res.53巻:83~88頁、(1993))。ウイルスベクター、化学的トランスフェクタント、またはエレクトロポレーションおよびDNAの直接拡散などの物理機械的方法を含む、トランスフェクションのための適切な手段は、例えば、Wolff,J.A.ら、Science、247巻、1465~1468頁、(1990);および、Wolff,J.A.、Nature、352巻、815~818頁、(1991)に記載されており、これらのそれぞれの開示は、それらの全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
例えば、ヌクレオシド三リン酸輸送体もしくはポリメラーゼ発現カセットをコードするDNA、および/またはベクターは、限定されるものではないが、カルシウム媒介形質転換、エレクトロポレーション、マイクロインジェクション、リポフェクション、微粒子銃などを含む任意の方法によって、細胞に導入することができる。
いくつかの場合において、細胞は、細胞内の1つまたはそれ以上の核酸に組み込まれた非天然ヌクレオシド三リン酸を含む。例えば、細胞は、細胞内に維持されたDNAまたはRNA内の少なくとも1つの非天然ヌクレオチドを組み込むことができる生細胞である。細胞は、非天然相互塩基対形成ヌクレオチドの対を含む少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を、インビボ条件下で細胞内の核酸に組み込むこともでき、ここで、非天然相互塩基対形成ヌクレオチド、例えば、それらのそれぞれのトリホスフェートは、ヌクレオシド三リン酸輸送体の作用によって細胞に取り込まれ、遺伝子は、遺伝的形質転換によって細胞に存在する(例えば、導入された)。例えば、細胞内に維持された核酸への組み込みの際に、dTPT3およびdCNMOは、例えば、dTPT3TPおよびdCNMOTPを含む生命維持培地中で増殖する場合に、生物のDNA複製機構によって安定に伝播される安定な非天然塩基対を形成することができる。
いくつかの場合において、細胞は、非天然ヌクレオチドを含有する核酸を複製することができる。そのような方法としては、インビボ条件下で、それぞれのトリホスフェートとして、1つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドを細胞に輸送することができるヌクレオシド三リン酸輸送体をコードする発現カセットで細胞を遺伝的に形質転換することを含むことができる。あるいは、コードされたヌクレオシド三リン酸輸送体を発現することができる発現カセットで、以前に遺伝的に形質転換された細胞を利用することができる。方法はまた、細胞の増殖および複製のために好適な生命維持培地中で、遺伝的に形質転換された細胞を、リン酸カリウムおよび少なくとも1つの非天然ヌクレオチド(例えば、非天然塩基対(UBP)を形成することができる2つの相互塩基対形成ヌクレオチド)のそれぞれのトリホスフェート形態に接触または曝露する工程、ならびにインビボ条件下、細胞の少なくとも1つの複製サイクルにより、少なくとも1つの非天然ヌクレオチド(例えば、非天然塩基対(UBP)を形成することができる2つの相互塩基対形成ヌクレオチド)のそれぞれのトリホスフェート形態の存在下、生命維持培地中で形質転換された細胞を維持する工程を含むことができる。方法はまた、細胞の増殖および複製のために好適な生命維持培地中で、遺伝的に形質転換された細胞を、リン酸カリウムおよび少なくとも1つの非天然ヌクレオチド(例えば、非天然塩基対(UBP)を形成するように構成された2つの相互塩基対形成ヌクレオチド)のそれぞれのトリホスフェート形態に接触または曝露する工程、ならびにインビボ条件下、細胞の少なくとも1つの複製サイクルにより、少なくとも1つの非天然ヌクレオチド(例えば、非天然塩基対(UBP)を形成するように構成された2つの相互塩基対形成ヌクレオチド)のそれぞれのトリホスフェート形態の存在下、生命維持培地中で形質転換された細胞を維持する工程を含むことができる。
いくつかの実施形態において、細胞は、安定に組み込まれた非天然核酸を含む。いくつかの実施形態は、細胞内で維持された核酸内のA、G、TおよびC以外のヌクレオチドを安定に組み込む細胞(例えば大腸菌として)を含む。例えば、A、G、TおよびC以外のヌクレオチドは、d5SICS、dCNMO、dNaMおよび/またはdTPT3であり、細胞の核酸への組み込みの際に、核酸内で安定な非天然塩基対を形成することができる。一態様において、非天然ヌクレオチドおよび非天然塩基対は、三リン酸輸送体についての遺伝子で形質転換された生物が、リン酸カリウム、ならびにd5SICS、dNaM、dCNMOおよび/またはdTPT3のトリホスフェート形態を含む、生命維持培地中で増殖する場合に、生物の複製装置によって安定に伝播される。
いくつかの場合において、細胞は、拡張された遺伝子アルファベットを含む。細胞は、安定に組み込まれた非天然核酸を含むことができる。いくつかの実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、別の非天然ヌクレオチドと対形成することができる非天然ヌクレオチドを含有する非天然核酸を含む。いくつかの実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、別の核酸に水素結合する非天然核酸を含む。いくつかの実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、塩基対形成された別の核酸に水素結合していない非天然核酸を含む。いくつかの実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、疎水性および/またはパッキング相互作用を介して、核酸塩基または別の非天然ヌクレオチドと塩基対形成する核酸塩基を有する非天然ヌクレオチドを含有する非天然核酸を含む。いくつかの実施形態において、拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、非水素結合相互作用を介して、別の核酸と塩基対形成する非天然核酸を含む。拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、相同核酸をコピーして、非天然核酸を含む核酸を形成することができる細胞である。拡張された遺伝子アルファベットを有する細胞は、別の非天然核酸(非天然核酸塩基対(UBP))と塩基対形成された非天然核酸を含む細胞である。
いくつかの実施形態において、細胞は、インビボ条件下、移入された非天然ヌクレオチドから非天然DNA塩基対(UBP)を形成する。いくつかの実施形態において、リン酸カリウムならびに/またはホスファターゼおよび/もしくはヌクレオチダーゼの阻害剤の活性は、非天然ヌクレオチドの輸送を促進することができる。方法は、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体を発現する細胞の使用を含む。そのような細胞が1つまたはそれ以上のヌクレオシド三リン酸と接触する場合、ヌクレオシド三リン酸は、細胞に輸送される。細胞は、リン酸カリウムならびに/またはホスファターゼおよびヌクレオチダーゼの阻害剤の存在下である。非天然ヌクレオシド三リン酸は、細胞の自然機構(すなわち、ポリメラーゼ)によって、細胞内の核酸に組み込むことができ、例えば、相互塩基対形成して細胞の核酸内の非天然塩基対を形成することができる。いくつかの実施形態において、UBPは、非天然塩基を持つDNAおよびRNAヌクレオチドの間で形成される。
いくつかの実施形態において、UBPは、非天然トリホスフェートに曝露された場合に、細胞または細胞の集団に組み込まれる。いくつかの実施形態において、UBPは、実質的に常に、非天然トリホスフェートに曝露された場合に、細胞または細胞の集団に組み込まれる。
いくつかの実施形態において、細胞における異種遺伝子、例えば、ヌクレオシド三リン酸輸送体(NTT)の発現の誘導は、異種遺伝子の発現の誘導なしの細胞における1つまたはそれ以上の非天然トリホスフェートの増殖および取り込みと比較して、より遅い細胞増殖、および増加した非天然トリホスフェートの取り込みをもたらすことができる。取り込みは、拡散、浸透により、または輸送体の作用を介してなどの、細胞へのヌクレオチドの輸送を様々に含む。いくつかの実施形態において、細胞における異種遺伝子、例えば、NTTの発現の誘導は、異種遺伝子の発現の誘導なしの細胞の増殖および取り込みと比較して、増加した細胞増殖、および増加した非天然核酸の取り込みをもたらすことができる。
いくつかの実施形態において、UBPは、対数増殖期の間に組み込まれる。いくつかの実施形態において、UBPは、非対数増殖期の間に組み込まれる。いくつかの実施形態において、UBPは、実質的に線形増殖期の間に組み込まれる。いくつかの実施形態において、UBPは、期間にわたって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込まれる。例えば、UBPは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45もしくは50、またはそれ以上の複製にわたって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込むことができる。例えば、UBPは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23または24時間の増殖にわって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込むことができる。例えば、UBPは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30または31日の増殖にわたって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込むことができる。例えば、UBPは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12か月の増殖にわたって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込むことができる。例えば、UBPは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45または50年の増殖にわたって増殖した後、細胞または細胞の集団に安定に組み込むことができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される半合成生物は、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含むDNAを含む。いくつかの実施形態において、非天然塩基のうちの少なくとも1つを含む半合成生物のDNAは、非天然塩基対(UBP)を形成する。いくつかの実施形態において、非天然塩基対(UBP)は、dCNMO-dTPT3、dNaM-dTPT3、dCNMO-dTAT1またはdNaM-dTAT1である。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも2つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、2つの鎖を含み、第1の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含み、第2の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
である少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。
いくつかの実施形態において、細胞は、RNAポリメラーゼをさらに利用して、1つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドを含有するmRNAを生じさせる。いくつかの実施形態において、RNAポリメラーゼは、異種RNAポリメラーゼである。いくつかの例において、細胞は、ポリメラーゼをさらに利用して、1つまたはそれ以上の非天然ヌクレオチドを含むアンチコドンを含有するtRNAを生じさせる。いくつかの実施形態において、tRNAは、異種tRNAである。いくつかの例において、tRNAは、非天然アミノ酸でチャージされる。いくつかの例において、tRNAの非天然アンチコドンは、非天然アミノ酸を含有するタンパク質を合成するための翻訳の間にmRNAの非天然コドンと対形成する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される半合成生物は、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体を発現する。いくつかの実施形態において、異種ヌクレオシド三リン酸輸送体は、PtNTT2である。いくつかの実施形態において、半合成生物は、異種tRNAシンテターゼをさらに発現する。いくつかの実施形態において、異種tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)である。いくつかの実施形態において、半合成生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現し、tRNAシンテターゼのM.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)をさらに発現する。いくつかの実施形態において、半合成生物は、異種RNAポリメラーゼをさらに発現する。いくつかの実施形態において、異種RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである。いくつかの実施形態において、半合成生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない。いくつかの実施形態において、半合成生物は、大腸菌であり、生物は、RecAを発現しない。
いくつかの実施形態において、半合成生物は、異種mRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、異種mRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。
いくつかの実施形態において、半合成生物は、異種tRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、異種tRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、異種tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される半合成生物は、異種mRNAおよび異種tRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、半合成生物は、(a)異種ヌクレオシド三リン酸輸送体、(b)異種mRNA、(c)異種tRNA、(d)異種tRNAシンテターゼおよび(e)異種RNAポリメラーゼをさらに含み、生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない。いくつかの実施形態において、ヌクレオシド三リン酸輸送体は、PtNTT2であり、tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)であり、RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである。いくつかの実施形態において、半合成生物は、大腸菌であり、生物は、RecAを発現しない。いくつかの実施形態において、半合成生物は、1つまたはそれ以上のDNAポリメラーゼを過剰発現する。いくつかの実施形態において、生物は、DNA Pol IIを過剰発現する。
天然および非天然アミノ酸
本明細書で使用される場合、アミノ酸残基とは、アミノ基およびカルボキシル基の両方を含む分子を指してもよい。適切なアミノ酸としては、限定するものではないが、天然に存在するアミノ酸のD異性体およびL異性体の両方、ならびに有機合成または任意の他の方法によって調製された天然には存在しないアミノ酸が挙げられる。本明細書で使用される用語アミノ酸としては、限定するものではないが、α-アミノ酸、β-アミノ酸、天然に存在するアミノ酸、非標準アミノ酸、非天然アミノ酸、およびアミノ酸アナログが挙げられる。
「α-アミノ酸」という用語は、α-炭素と呼ばれる、炭素に結合したアミノ基およびカルボキシル基の両方を含む分子を指してもよい。例えば:
「β-アミノ酸」という用語は、β配置のアミノ基とカルボキシル基の両方を含む分子を指すことができる。
「天然に存在するアミノ酸」とは、自然界で合成されたペプチドに一般的に見出される20のアミノ酸のうちのいずれか1つを指し得、一文字の略語A、R、N、C、D、Q、E、G、H、I、L、K、M、F、P、S、T、W、Y、およびVとして知られる。
次の表は、天然に存在するアミノ酸の特性の要約を示している。
「疎水性アミノ酸」としては、小さい疎水性アミノ酸および大きい疎水性アミノ酸が挙げられる。「小さい疎水性アミノ酸」とは、グリシン、アラニン、プロリン、およびそれらのアナログであってもよい。「大きい疎水性アミノ酸」とは、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、およびそれらのアナログであってもよい。「極性アミノ酸」とは、セリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、システイン、チロシン、およびそれらのアナログであってもよい。「荷電アミノ酸」は、リシン、アルギニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタメート、およびそれらのアナログであってもよい。
「アミノ酸アナログ」とは、アミノ酸に構造的に類似しており、ペプチド模倣大環状分子の形成においてアミノ酸の代わりになり得る分子であり得る。アミノ酸アナログとしては、限定するものではないが、βアミノ酸およびアミノ酸であって、アミノ基またはカルボキシ基が同様に反応性の基で置換されているもの(例えば、第一級アミンの第二級もしくは第三級アミンによる置換、またはカルボキシ基のエステルによる置換)が挙げられる。
「非標準アミノ酸(ncAA)」または「非天然アミノ酸」または「非天然アミノ酸」とは、自然界で合成されたペプチドに一般的に見られる20個のアミノ酸のうちの1つではないアミノ酸であり得、1文字の略語A、R、N、C、D、Q、E、G、H、I、L、K、M、F、P、S、T、W、Y、およびVで知られている。ある場合には、非天然アミノ酸は、非標準アミノ酸のサブセットである。
アミノ酸アナログは、β-アミノ酸アナログを含み得る。β-アミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:環状βアミノ酸アナログ;β-アラニン;(R)-β-フェニルアラニン;(R)-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-3-酢酸;(R)-3-アミノ-4-(1-ナフチル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2,4-ジクロロフェニル)酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-クロロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-シアノフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-フルオロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-フリル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-メチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-ナフチル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-チエニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(2-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3,4-ジクロロフェニル)酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3,4-ジフルオロフェニル)酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-ベンゾチエニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-クロロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-シアノフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-フルオロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-メチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-ピリジル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-チエニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-ブロモフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-クロロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-シアノフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-フルオロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-ヨードフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-メチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-ニトロフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-ピリジル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-(4-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(R)-3-アミノ-4-ペンタフルオロ-フェニル酪酸;(R)-3-アミノ-5-ヘキセン酸;(R)-3-アミノ-5-ヘキシン酸;(R)-3-アミノ-5-フェニルペンタン酸;(R)-3-アミノ-6-フェニル-5-ヘキセン酸;(S)-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-3-酢酸;(S)-3-アミノ-4-(1-ナフチル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2,4-ジクロロフェニル)酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-クロロフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-シアノフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-フルオロフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-フリル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-メチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-ナフチル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-チエニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(2-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3,4-ジクロロフェニル)酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3,4-ジフルオロフェニル)酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-ベンゾチエニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-クロロフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-シアノフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-フルオロフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-メチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-ピリジル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-チエニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-ブロモフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-クロロフェニル)酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-シアノフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-フルオロフェニル)酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-ヨードフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-メチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-ニトロフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-ピリジル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-(4-トリフルオロメチルフェニル)-酪酸;(S)-3-アミノ-4-ペンタフルオロ-フェニル酪酸;(S)-3-アミノ-5-ヘキセン酸;(S)-3-アミノ-5-ヘキシン酸;(S)-3-アミノ-5-フェニルペンタン酸;(S)-3-アミノ-6-フェニル-5-ヘキセン酸;1,2,5,6-テトラヒドロピリジン-3-カルボン酸;1,2,5,6-テトラヒドロピリジン-4-カルボン酸;3-アミノ-3-(2-クロロフェニル)-プロピオン酸;3-アミノ-3-(2-チエニル)-プロピオン酸;3-アミノ-3-(3-ブロモフェニル)-プロピオン酸;3-アミノ-3-(4-クロロフェニル)-プロピオン酸;3-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)-プロピオン酸;3-アミノ-4,4,4-トリフルオロ-酪酸;3-アミノアジピン酸;D-β-フェニルアラニン;β-ロイシン;L-β-ホモアラニン;L-β-ホモアスパラギン酸γ-ベンジルエステル;L-β-ホモグルタミン酸δ-ベンジルエステル;L-β-ホモイソロイシン;L-β-ホモロイシン;L-β-ホモメチオニン;L-β-ホモフェニルアラニン;L-β-ホモプロリン;L-β-ホモトリプトファン;L-β-ホモバリン;L-Nω-ベンジルオキシカルボニル-β-ホモリジン;Nω-L-β-ホモアルギニン;O-ベンジル-L-β-ホモヒドロキシプロリン;O-ベンジル-L-β-ホモセリン;O-ベンジル-L-β-ホモトレオニン;O-ベンジル-L-β-ホモチロシン;γ-トリチル-L-β-ホモアスパラギン;(R)-β-フェニルアラニン;L-β-ホモアスパラギン酸γ-t-ブチルエステル;L-β-ホモグルタミン酸δ-t-ブチルエステル;L-Nω-β-ホモリジン;Nδ-トリチル-L-β-ホモグルタミン;Nω-2,2,4,6,7-ペンタメチル-ジヒドロベンゾフラン-5-スルホニル-L-β-ホモアルギニン;O-t-ブチル-L-β-ホモヒドロキシ-プロリン;O-t-ブチル-L-β-ホモセリン;O-t-ブチル-L-β-ホモトレオニン;O-t-ブチル-L-β-ホモチロシン;2-アミノシクロペンタンカルボン酸;および2-アミノシクロヘキサンカルボン酸。
アミノ酸アナログとしては、アラニン、バリン、グリシンまたはロイシンのアナログが挙げられ得る。アラニン、バリン、グリシン、およびロイシンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:α-メトキシグリシン;α-アリル-L-アラニン;α-アミノイソ酪酸;α-メチル-ロイシン;β-(1-ナフチル)-D-アラニン;β-(1-ナフチル)-L-アラニン;β-(2-ナフチル)-D-アラニン;β-(2-ナフチル)-L-アラニン;β-(2-ピリジル)-D-アラニン;β-(2-ピリジル)-L-アラニン;β-(2-チエニル)-D-アラニン;β-(2-チエニル)-L-アラニン;β-(3-ベンゾチエニル)-D-アラニン;β-(3-ベンゾチエニル)-L-アラニン;β-(3-ピリジル)-D-アラニン;β-(3-ピリジル)-L-アラニン;β-(4-ピリジル)-D-アラニン;β-(4-ピリジル)-L-アラニン;β-クロロ-L-アラニン;β-シアノ-L-アラニン;β-シクロヘキシル-D-アラニン;β-シクロヘキシル-L-アラニン;β-シクロペンテン-1-イル-アラニン;β-シクロペンチル-アラニン;β-シクロプロピル-L-Ala-OH.ジシクロヘキシルアンモニウム塩;β-t-ブチル-D-アラニン;β-t-ブチル-L-アラニン;γ-アミノ酪酸;L-α,β-ジアミノプロピオン酸;2,4-ジニトロフェニルグリシン;2,5-ジヒドロ-D-フェニルグリシン;2-アミノ-4,4,4-トリフルオロ酪酸;2-フルオロ-フェニルグリシン;3-アミノ-4,4,4-トリフルオロ-酪酸;3-フルオロバリン;4,4,4-トリフルオロバリン;4,5-デヒドロ-L-leu-OH.ジシクロヘキシルアンモニウム塩;4-フルオロ-D-フェニルグリシン;4-フルオロ-L-フェニルグリシン;4-ヒドロキシ-D-フェニルグリシン;5,5,5-トリフルオロロイシン;6-アミノヘキサン酸;シクロペンチル-D-Gly-OH.ジシクロヘキシルアンモニウム塩;シクロペンチル-Gly-OH.ジシクロヘキシルアンモニウム塩;D-α,β-ジアミノプロピオン酸;D-α-アミノ酪酸;D-α-t-ブチルグリシン;D-(2-チエニル)グリシン;D-(3-チエニル)グリシン;D-2-アミノカプロン酸;D-2-インダニルグリシン;D-アリルグリシン-ジシクロヘキシルアンモニウム塩;D-シクロヘキシルグリシン;D-ノルバリン;D-フェニルグリシン;β-アミノ酪酸;β-アミノイソ酪酸;(2-ブロモフェニル)グリシン;(2-メトキシフェニル)グリシン;(2-メチルフェニル)グリシン;(2-チアゾイル)グリシン;(2-チエニル)グリシン;2-アミノ-3-(ジメチルアミノ)-プロピオン酸;L-α,β-ジアミノプロピオン酸;L-α-アミノ酪酸;L-α-t-ブチルグリシン;L-(3-チエニル)グリシン;L-2-アミノ-3-(ジメチルアミノ)-プロピオン酸;L-2-アミノカプロン酸ジシクロヘキシル-アンモニウム塩;L-2-インダニルグリシン;L-アリルグリシンジシクロヘキシルアンモニウム塩;L-シクロヘキシルグリシン;L-フェニルグリシン;L-プロパルギルグリシン;L-ノルバリン;N-α-アミノメチル-L-アラニン;D-α,γ-ジアミノ酪酸;L-α,γ-ジアミノ酪酸;β-シクロプロピル-L-アラニン;(N-β-(2,4-ジニトロフェニル))-L-α,β-ジアミノプロピオン酸;(N-β-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロヘキサ-1-イリデン)エチル)-D-α,β-ジアミノプロピオン酸;(N-β-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロヘキサ-1-イリデン)エチル)-L-α,β-ジアミノプロピオン酸;(N-β-4-メチルトリチル)-L-α,β-ジアミノプロピオン酸;(N-β-アリルオキシカルボニル)-L-α,β-ジアミノプロピオン酸;(N-γ-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロヘキサ-1-イリデン)エチル)-D-α,γ-ジアミノ酪酸;(N-γ-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロヘキサ-1-イリデン)エチル)-L-α,γ-ジアミノ酪酸;(N-γ-4-メチルトリチル)-D-α,γ-ジアミノ酪酸;(N-γ-4-メチルトリチル)-L-α,γ-ジアミノ酪酸;(N-γ-アリルオキシカルボニル)-L-α,γ-ジアミノ酪酸;D-α,γ-ジアミノ酪酸;4,5-デヒドロ-L-ロイシン;シクロペンチル-D-Gly-OH;シクロペンチル-Gly-OH;D-アリルグリシン;D-ホモシクロヘキシルアラニン;L-1-ピレニルアラニン;L-2-アミノカプロン酸;L-アリルグリシン;L-ホモシクロヘキシルアラニン;およびN-(2-ヒドロキシ-4-メトキシ-Bzl)-Gly-OH。
アミノ酸アナログとしては、アルギニンまたはリジンのアナログが挙げられ得る。アルギニンおよびリジンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:シトルリン;L-2-アミノ-3-グアニジノプロピオン酸;L-2-アミノ-3-ウレイドプロピオン酸;L-シトルリン;Lys(Me)2-OH;Lys(N3)-OH;Nδ-ベンジルオキシカルボニル-L-オルニチン;Nω-ニトロ-D-アルギニン;Nω-ニトロ-L-アルギニン;α-メチルオルニチン;2,6-ジアミノヘプタンジオン酸;L-オルニチン;(Nδ-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソ-シクロヘキサ-1-イリデン)エチル)-D-オルニチン;(Nδ-1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソ-シクロヘキセン-1-イリデン)エチル)-L-オルニチン;(Nδ-4-メチルトリチル)-D-オルニチン;(Nδ-4-メチルトリチル)-L-オルニチン;D-オルニチン;L-オルニチン;Arg(Me)(Pbf)-OH;Arg(Me)2-OH(非対称);Arg(Me)2-OH(対称);Lys(ivDde)-OH;Lys(Me)2-OH.HCl;Lys(Me3)-OHクロリド;Nω-ニトロ-D-アルギニン;およびNω-ニトロ-L-アルギニン。
アミノ酸アナログとしては、アスパラギン酸またはグルタミン酸のアナログが挙げられ得る。アスパラギン酸およびグルタミン酸のアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:α-メチル-D-アスパラギン酸;α-メチル-グルタミン酸;α-メチル-L-アスパラギン酸;γ-メチレン-グルタミン酸;(N-γ-エチル)-L-グルタミン;[N-α-(4-アミノベンゾイル)]-L-グルタミン酸;2,6-ジアミノピメリン酸;L-α-アミノスベリン酸;D-2-アミノアジピン酸;D-α-アミノスベリン酸;α-アミノピメリン酸;イミノ二酢酸;L-2-アミノアジピン酸;スレオ-β-メチル-アスパラギン酸;γ-カルボキシ-D-グルタミン酸γ,γ-ジ-t-ブチルエステル;γ-カルボキシ-L-グルタミン酸γ,γ-ジ-t-ブチルエステル;Glu(OAll)-OH;L-Asu(OtBu)-OH;およびピログルタミン酸。
アミノ酸アナログは、システインおよびメチオニンのアナログを含み得る。システインおよびメチオニンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:Cys(ファルネシル)-OH、Cys(ファルネシル)-OMe、α-メチル-メチオニン、Cys(2-ヒドロキシエチル)-OH、Cys(3-アミノプロピル)-OH、2-アミノ-4-(エチルチオ)酪酸、ブチオニン、ブチオニンスルホキシミン、エチオニン、メチオニンメチルスルホニウムクロリド、セレノメチオニン、システイン酸、[2-(4-ピリジル)エチル]-DL-ペニシラミン、[2-(4-ピリジル)エチル]-L-システイン、4-メトキシベンジル-D-ペニシラミン、4-メトキシベンジル-L-ペニシラミン、4-メチルベンジル-D-ペニシラミン、4-メチルベンジル-L-ペニシラミン、ベンジル-D-システイン、ベンジル-L-システイン、ベンジル-DL-ホモシステイン、カルバモイル-L-システイン、カルボキシエチル-L-システイン、カルボキシメチル-L-システイン、ジフェニルメチル-L-システイン、エチル-L-システイン、メチル-L-システイン、t-ブチル-D-システイン、トリチル-L-ホモシステイン、トリチル-D-ペニシラミン、シスタチオニン、ホモシスチン、L-ホモシスチン、(2-アミノエチル)-L-システイン、セレノ-L-シスチン、シスタチオニン、Cys(StBu)-OH、およびアセトアミドメチル-D-ペニシラミン。
アミノ酸アナログとしては、フェニルアラニンおよびチロシンのアナログが挙げられ得る。フェニルアラニンおよびチロシンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:β-メチル-フェニルアラニン、β-ヒドロキシフェニルアラニン、α-メチル-3-メトキシ-DL-フェニルアラニン、α-メチル-D-フェニルアラニン、α-メチル-L-フェニルアラニン、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸、2,4-ジクロロ-フェニルアラニン、2-(トリフルオロメチル)-D-フェニルアラニン、2-(トリフルオロメチル)-L-フェニルアラニン、2-ブロモ-D-フェニルアラニン、2-ブロモ-L-フェニルアラニン、2-クロロ-D-フェニルアラニン、2-クロロ-L-フェニルアラニン、2-シアノ-D-フェニルアラニン、2-シアノ-L-フェニルアラニン、2-フルオロ-D-フェニルアラニン、2-フルオロ-L-フェニルアラニン、2-メチル-D-フェニルアラニン、2-メチル-L-フェニルアラニン、2-ニトロ-D-フェニルアラニン、2-ニトロ-L-フェニルアラニン、2,4,5-トリヒドロキシ-フェニルアラニン、3,4,5-トリフルオロ-D-フェニルアラニン、3,4,5-トリフルオロ-L-フェニルアラニン、3,4-ジクロロ-D-フェニルアラニン、3,4-ジクロロ-L-フェニルアラニン、3,4-ジフルオロ-D-フェニルアラニン、3,4-ジフルオロ-L-フェニルアラニン、3,4-ジヒドロキシ-L-フェニルアラニン、3,4-ジメトキシ-L-フェニルアラニン、3,5,3’-トリヨード-L-チロニン、3,5-ジヨード-D-チロシン、3,5-ジヨード-L-チロシン、3,5-ジヨード-L-チロニン、3-(トリフルオロメチル)-D-フェニルアラニン、3-(トリフルオロメチル)-L-フェニルアラニン、3-アミノ-L-チロシン、3-ブロモ-D-フェニルアラニン、3-ブロモ-L-フェニルアラニン、3-クロロ-D-フェニルアラニン、3-クロロ-L-フェニルアラニン、3-クロロ-L-チロシン、3-シアノ-D-フェニルアラニン、3-シアノ-L-フェニルアラニン、3-フルオロ-D-フェニルアラニン、3-フルオロ-L-フェニルアラニン、3-フルオロ-チロシン、3-ヨード-D-フェニルアラニン、3-ヨード-L-フェニルアラニン、3-ヨード-L-チロシン、3-メトキシ-L-チロシン、3-メチル-D-フェニルアラニン、3-メチル-L-フェニルアラニン、3-ニトロ-D-フェニルアラニン、3-ニトロ-L-フェニルアラニン、3-ニトロ-L-チロシン、4-(トリフルオロメチル)-D-フェニルアラニン、4-(トリフルオロメチル)-L-フェニルアラニン、4-アミノ-D-フェニルアラニン、4-アミノ-L-フェニルアラニン、4-ベンゾイル-D-フェニルアラニン、4-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、4-ビス(2-クロロエチル)アミノ-L-フェニルアラニン、4-ブロモ-D-フェニルアラニン、4-ブロモ-L-フェニルアラニン、4-クロロ-D-フェニルアラニン、4-クロロ-L-フェニルアラニン、4-シアノ-D-フェニルアラニン、4-シアノ-L-フェニルアラニン、4-フルオロ-D-フェニルアラニン、4-フルオロ-L-フェニルアラニン、4-ヨード-D-フェニルアラニン、4-ヨード-L-フェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、チロキシン、3,3-ジフェニルアラニン、チロニン、エチル-チロシン、およびメチルチロシン。
アミノ酸アナログとしては、プロリンのアナログが挙げられ得る。プロリンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:3,4-デヒドロ-プロリン、4-フルオロ-プロリン、シス-4-ヒドロキシ-プロリン、チアゾリジン-2-カルボン酸、およびトランス-4-フルオロ-プロリン。
アミノ酸アナログとしては、セリンおよびトレオニンのアナログが挙げられ得る。セリンおよびトレオニンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:3-アミノ-2-ヒドロキシ-5-メチルヘキサン酸、2-アミノ-3-ヒドロキシ-4-メチルペンタン酸、2-アミノ-3-エトキシブタン酸、2-アミノ-3-メトキシブタン酸、4-アミノ-3-ヒドロキシ-6-メチルヘプタン酸、2-アミノ-3-ベンジルオキシプロピオン酸、2-アミノ-3-ベンジルオキシプロピオン酸、2-アミノ-3-エトキシプロピオン酸、4-アミノ-3-ヒドロキシブタン酸、およびα-メチルセリン。
アミノ酸アナログとしては、トリプトファンのアナログが挙げられ得る。トリプトファンのアミノ酸アナログの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:α-メチル-トリプトファン;β-(3-ベンゾチエニル)-D-アラニン;β-(3-ベンゾチエニル)-L-アラニン;1-メチル-トリプトファン;4-メチル-トリプトファン;5-ベンジルオキシ-トリプトファン;5-ブロモ-トリプトファン;5-クロロ-トリプトファン;5-フルオロ-トリプトファン;5-ヒドロキシトリプトファン;5-ヒドロキシ-L-トリプトファン;5-メトキシ-トリプトファン;5-メトキシ-L-トリプトファン;5-メチル-トリプトファン;6-ブロモ-トリプトファン;6-クロロ-D-トリプトファン;6-クロロ-トリプトファン;6-フルオロ-トリプトファン;6-メチル-トリプトファン;7-ベンジルオキシ-トリプトファン;7-ブロモ-トリプトファン;7-メチル-トリプトファン;D-1,2,3,4-テトラヒドロ-ノルハルマン-3-カルボン酸;6-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロノルハルマン-1-カルボン酸;7-アザトリプトファン;L-1,2,3,4-テトラヒドロ-ノルハルマン-3-カルボン酸;5-メトキシ-2-メチル-トリプトファン;および6-クロロ-L-トリプトファン。
アミノ酸アナログはラセミ体であってもよい。場合によっては、アミノ酸アナログのD異性体が使用される。場合によっては、アミノ酸アナログのL異性体が用いられる。場合によっては、アミノ酸アナログは、RまたはS配置にあるキラル中心を含む。時には、β-アミノ酸アナログのアミノ基は、保護基、例えば、tert-ブチルオキシカルボニル(BOC基)、9-フルオレニルメチルオキシカルボニル(FMOC)、トシルなどで置換される。時には、β-アミノ酸アナログのカルボン酸官能基は、例えば、そのエステル誘導体として保護されている。場合によっては、アミノ酸アナログの塩が使用される。
いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、Liu C.C.,Schultz、P.G.Annu.Rev.Biochem.2010,79,413(その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載される非天然アミノ酸である。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、N6(2-アジドエトキシ)-カルボニル-L-リジンを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のアミノ酸残基(例えば、タンパク質内)は、コンジュゲート部分に結合する前に、非天然アミノ酸に変異される。場合によっては、非天然アミノ酸への変異は、免疫系の自己抗原応答を防止または最小化する。本明細書で使用される場合、「非天然アミノ酸」という用語は、タンパク質中に天然に存在する20個のアミノ酸以外のアミノ酸を指す。非天然アミノ酸の非限定的な例としては、以下が挙げられる:p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-ヨード-L-フェニルアラニン、p-メトキシフェニルアラニン、O-メチル-L-チロシン、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、3-メチル-フェニルアラニン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ドーパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ボロノフェニルアラニン、O-プロパルギルチロシン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、ホスホノチロシン、p-ブロモフェニルアラニン、セレノシステイン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、アジド-リジン(N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン、AzK)、チロシンアミノ酸の非天然アナログ;グルタミンアミノ酸の非天然アナログ;フェニルアラニンアミノ酸の非天然アナログ;セリンアミノ酸の非天然アナログ;トレオニンアミノ酸の非天然アナログ;アルキル、アリール、アシル、アジド、シアノ、ハロ、ヒドラジン、ヒドラジド、ヒドロキシル、アルケニル、アルキニル、エーテル、チオール、スルホニル、セレノ、エステル、チオ酸、ホウ酸塩、ボロネート、ホスホ、ホスホノ、ホスフィン、複素環式、エノン、イミン、アルデヒド、ヒドロキシルアミン、ケト、もしくはアミノ置換アミノ酸、またはそれらの組み合わせ;光活性化可能な架橋剤を有するアミノ酸;スピン標識アミノ酸;蛍光アミノ酸;金属結合アミノ酸;金属含有アミノ酸;放射性アミノ酸;光ケージおよび/または光異性化可能なアミノ酸;アミノ酸を含むビオチンまたはビオチンアナログ;アミノ酸を含むケト;ポリエチレングリコールまたはポリエーテルを含むアミノ酸;重原子置換アミノ酸;化学的に切断可能なまたは光切断可能なアミノ酸;細長い側鎖を有するアミノ酸;毒性基を含むアミノ酸;糖置換アミノ酸;炭素結合糖含有アミノ酸;酸化還元活性アミノ酸;α-ヒドロキシ含有酸;アミノチオ酸;α,α二置換アミノ酸;β-アミノ酸;プロリンまたはヒスチジン以外の環状アミノ酸、およびフェニルアラニン、チロシンまたはトリプトファン以外の芳香族アミノ酸。
いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、選択的反応性基、または標的タンパク質もしくはポリペプチドの部位選択的標識のための反応性基を含む。場合によっては、化学反応は、双直交反応(例えば、生体適合性および選択的反応)である。場合によっては、化学反応は、Cu(I)触媒または「銅を含まない」アルキンアジドトリアゾール形成反応、Staudingerライゲーション、逆電子要求Diels-Alder(IEDDA)反応、「フォトクリック」化学、またはオレフィンメタセシスおよび鈴木-宮浦または薗頭クロスカップリングなどの金属媒介プロセスである。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、例えば、UVでの照射時に架橋する光反応性基を含む。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、光ケージアミノ酸を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、パラ置換、メタ置換、またはオルト置換アミノ酸誘導体である。
場合によっては、非天然アミノ酸は、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、O-メチル-L-チロシン、p-メトキシフェニルアラニン、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、3-メチル-フェニルアラニン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ドーパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、ホスホノチロシン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、またはイソプロピル-L-フェニルアラニンを含む。
場合によっては、非天然アミノ酸は、3-アミノチロシン、3-ニトロチロシン、3,4-ジヒドロキシ-フェニルアラニン、または3-ヨードチロシンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、フェニルセレノシステインである。場合によっては、非天然アミノ酸は、ベンゾフェノン、ケトン、ヨウ化物、メトキシ、アセチル、ベンゾイル、またはアジド(フェニルアラニン誘導体を含む)である。場合によっては、非天然アミノ酸は、ベンゾフェノン、ケトン、ヨウ化物、メトキシ、アセチル、ベンゾイル、またはアジド含有リジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない。場合によっては、非天然アミノ酸は、アジド基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、マイケルアクセプター基を含む。場合によっては、マイケル受容体基は、1,2-付加反応を介して共有結合を形成し得る不飽和部分を含む。場合によっては、マイケルアクセプター基は、電子不足のアルケンまたはアルキンを含む。場合によっては、マイケルアクセプター基としては、限定するものではないが、アルファ、ベータ不飽和:ケトン、アルデヒド、スルホキシド、スルホン、ニトリル、イミン、または芳香族が挙げられる。場合によっては、非天然アミノ酸は、デヒドロアラニンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、アルデヒドまたはケトン基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、アルデヒドまたはケトン基を含むリジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸は、ベータ、ガンマ、またはデルタ位置に1つまたはそれ以上のO、N、Se、またはS原子を含むリジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸は、ガンマ位置にO、N、Se、またはS原子を含むリジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸は、イプシロンN原子が酸素原子で置き換えられているリジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸は、天然には存在しない翻訳後修飾されたリジンであるリジン誘導体である。
場合によっては、非天然アミノ酸は、側鎖を含むアミノ酸であり、アルファ位置から6番目の原子は、カルボニル基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は側鎖を含むアミノ酸であり、アルファ位置から6番目の原子はカルボニル基を含み、アルファ位置から5番目の原子は窒素である。場合によっては、非天然アミノ酸は側鎖を含むアミノ酸であり、アルファ位置から7番目の原子は酸素原子である。
場合によっては、非天然アミノ酸は、セレンを含むセリン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸はセレノセリン(2-アミノ-3-ヒドロセレノプロパン酸)である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸はセレンを含み、セレンの酸化は、アルケンを含む非天然アミノ酸の形成をもたらす。
場合によっては、非天然アミノ酸はシクロオクチニル基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸はトランスシクロクテニル基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸はノルボルネニル基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、シクロプロペニル基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、ジアジリン基を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、テトラジン基を含む。
場合によっては、非天然アミノ酸は、側鎖窒素がカルバミル化されているリジン誘導体である。場合によっては、非天然アミノ酸はリジン誘導体であり、側鎖窒素がアシル化されている。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-Boc-N6-メチルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-アセチルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、ピロリシンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-トリフルオロアセチルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(p-ヨードベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(p-ニトロベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-プロリルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(シクロペンチルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(シクロペンタンカルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(テトラヒドロフラン-2-カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(3-エチニルテトラヒドロフラン-2-カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((プロパ-2-イン-1-イルオキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(2-アジドシクロペンチルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((2-アジドエトキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(2-ニトロベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-{[(2-シクロオクチニルオキシ)カルボニル]アミノ}ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(2-アミノブタ-3-イノイル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-6-((2-アミノブタ-3-イノイル)オキシ)ヘキサン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(アリルオキシカルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(ブテニル-4-オキシカルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(ペンテニル-5-オキシカルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((ブタ-3-イン-1-イルオキシ)カルボニル)-リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((ペンタ-4-イン-1-イルオキシ)カルボニル)-リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(チアゾリジン-4-カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-8-オキソノナン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-8-オキソオクタン酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(2-オキソアセチル)リジンである。
場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-プロピオニルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-ブチリルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(ブタ-2-エノイル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((ビシクロ[2.2.1]ヘプタ-5-エン-2-イルオキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((スピロ[2.3]ヘキサ-1-エン-5-イルメトキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-(((4-(1-(トリフルオロメチル)シクロプロパ-2-エン-1-イル)ベンジル)オキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((ビシクロ[2.2.1]ヘプタ-5-エン-2-イルメトキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、システイニルリジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((1-(6-ニトロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)エトキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((2-(3-メチル-3H-ジアジリン-3-イル)エトキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((3-(3-メチル-3H-ジアジリン-3-イル)プロポキシ)カルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((メタニトロベニルオキシ)N6-メチルカルボニル)リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((ビシクロ[6.1.0]ノン-4-イン-9-イルメトキシ)カルボニル)-リジンである。場合によっては、非天然アミノ酸は、N6-((シクロヘプタ-3-エン-1-イルオキシ)カルボニル)-L-リジンである。
場合によっては、非天然アミノ酸は、2-アミノ-3-(((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)セラニル)プロパン酸である。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、再利用されたアンバー、オパール、またはオーカーの終止コドンによってタンパク質に組み込まれる。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、4塩基コドンによってタンパク質に組み込まれる。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、再利用された稀なセンスコドンによってタンパク質に組み込まれる。
いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、非天然ヌクレオチドを含む非天然コドンによってタンパク質に組み込まれる。
いくつかの実施形態では、タンパク質は、少なくとも2つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態では、タンパク質は、少なくとも3つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態では、タンパク質は、少なくとも2つの異なる非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態では、タンパク質は、少なくとも3つの異なる非天然アミノ酸を含む。少なくとも1つの非天然アミノ酸は:リジンアナログであるか;芳香族側鎖を含むか;アジド基を含むか;アルキン基を含むか;またはアルデヒドもしくはケトン基を含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)またはN6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)を含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む。
場合によっては、タンパク質への非天然アミノ酸の取り込みは、直交する改変されたシンテターゼ/tRNAの対によって媒介される。そのような直交性対は、非天然tRNAに特定の非天然アミノ酸をチャージし得る天然または変異シンテターゼを含み、一方で、しばしばa)他の内因性アミノ酸または代替の非天然アミノ酸の非天然tRNAへのチャージおよびb)任意の他の(内因性を含む)tRNAのチャージを最小限にする。このような直交性の対は、内因性シンテターゼによって他の内因性アミノ酸がチャージされるのを避けながら、シンテターゼによってチャージされ得るtRNAを含む。いくつかの実施形態では、そのような対は、細菌、酵母、古細菌、またはヒト源などの様々な生物から同定される。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼ/tRNAの対は、単一の生物由来の構成要素を含む。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼ/tRNA対は、2つの異なる生物由来の構成要素を含む。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼ/tRNA対は、修飾の前に、異なるアミノ酸の翻訳を促進する構成要素を含む。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたアラニンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたアルギニンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたアスパラギンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたアスパラギン酸シンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたシステインシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたグルタミンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたグルタミン酸シンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたアラニングリシンである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたヒスチジンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたロイシンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたイソロイシンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたリジンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたメチオニンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたフェニルアラニンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたプロリンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたセリンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたトレオニンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたトリプトファンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたチロシンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたバリンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性シンテターゼは、改変されたホスホセリンシンテターゼである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたアラニンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたアルギニンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたアスパラギンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたアスパラギン酸tRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたシステインtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたグルタミンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたグルタミン酸tRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたアラニングリシンである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたヒスチジンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたロイシンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたイソロイシンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたリジンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたメチオニンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたフェニルアラニンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたプロリンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたセリンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたトレオニンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたトリプトファンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたチロシンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたバリンtRNAである。いくつかの実施形態では、直交性tRNAは、改変されたホスホセリンtRNAである。これらの実施形態のいずれにおいても、tRNAは異種tRNAであり得る。
いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、アミノアシル(aaRSまたはRS)-tRNAシンテターゼ-tRNA対によってタンパク質に組み込まれる。例示的なaaRS-tRNA対としては、限定するものではないが、Methanococcus jannaschii(Mj-Tyr)aaRS/tRNA対、E.coli TyrRS(Ec-Tyr)/B.stearothermophilus tRNACUA対、E.coli LeuRS(Ec-Leu)/B.stearothermophilus tRNACUA対、およびピロリシル-tRNA対が挙げられる。場合によっては、非天然アミノ酸は、Mj-TyrRS/tRNA対によってタンパク質に組み込まれる。Mj-TyrRS/tRNA対によって組み込まれ得る例示的な非天然アミノ酸(UAA)としては、限定するものではないが、パラ置換フェニルアラニン誘導体、例えば、p-アミノフェニルアラニンおよびp-メトイフェニルアラニン;メタ置換チロシン誘導体、例えば、3-アミノチロシン、3-ニトロチロシン、3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン、および3-ヨードチロシン;フェニルセレノシステイン;p-ボロノフェニルアラニン;およびo-ニトロベンジルチロシンが挙げられる。
場合によっては、非天然アミノ酸は、Ec-Tyr/tRNACUAまたはEc-Leu/tRNACUA対によってタンパク質に組み込まれる。Ec-Tyr/tRNACUAまたはEc-Leu/tRNACUA対によって組み込まれ得る例示的なUAAとしては、限定するものではないが、ベンゾフェノン、ケトン、ヨウ化物、またはアジド置換を含むフェニルアラニン誘導体;O-プロパルギルチロシン;α-アミノカプリル酸、O-メチルチロシン、O-ニトロベンジルシステイン;および3-(ナフタレン-2-イルアミノ)-2-アミノ-プロパン酸が挙げられる。
場合によっては、非天然アミノ酸は、ピロリシル-tRNA対によってタンパク質に組み込まれる。場合によっては、PylRSは、メタン生成細菌などの古細菌種から得られる。場合によっては、PylRSは、Methanosarcina barkeri、Methanosarcina mazei、またはMethanosarcina acetivoransから取得される。ピロリシル-tRNA対によって組み込むことができる例示的なUAAとしては、限定するものではないが、アミドおよびカルバメート置換リジン、例えば、2-アミノ-6-((R)-テトラヒドロフラン-2-カルボキサミド)ヘキサン酸、N-ε-D-プロリル-L-リジン、およびN-ε-シクロペンチルオキシカルボニル-L-リジン;N-ε-アクリロイル-L-リジン;N-ε-[(1-(6-ニトロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)エトキシ)カルボニル]-L-リジン;およびN-ε-(1-メチルシクロプロ-2-エンカルボキサミド)リジンが挙げられる。
場合によっては、非天然アミノ酸は、米国特許第9,988,619号および米国特許第9,938,516号に開示されているシンテターゼによって本明細書に記載のタンパク質に組み込まれ、これらのそれぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。そのようなシンテターゼによって組み込むことができる例示的なUAAとしては、パラ-メチルアジド-L-フェニルアラニン、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアラルキル非天然アミノ酸などが挙げられる。いくつかの実施形態では、そのようなUAAは、ピリジル、ピラジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チオフェニル、または他の複素環を含む。いくつかの実施形態におけるそのようなアミノ酸は、アジド、テトラジン、または水溶性部分などのカップリングパートナーにコンジュゲーションし得る他の化学基を含む。いくつかの実施形態では、そのようなシンテターゼは、インビボでタンパク質にUAAを組み込むために発現され、使用される。いくつかの実施形態では、そのようなシンテターゼは、無細胞翻訳システムを使用して、UAAをタンパク質に組み込むために使用される。
場合によっては、非天然アミノ酸は、天然に存在するシンテターゼによって本明細書に記載のタンパク質に組み込まれる。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、1つまたはそれ以上のアミノ酸に対して栄養要求性である生物によってタンパク質に組み込まれる。いくつかの実施形態では、栄養要求性アミノ酸に対応するシンテターゼは、対応するtRNAに非天然アミノ酸をチャージし得る。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、セレノシステインまたはその誘導体である。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、セレノメチオニンまたはその誘導体である。いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、芳香族アミノ酸であり、芳香族アミノ酸は、ヨウ化物などのハロゲン化アリールを含む。実施形態では、非天然アミノ酸は、栄養要求性アミノ酸と構造的に類似している。
場合によっては、非天然アミノ酸は、図8Aに示される非天然アミノ酸を含む。
場合によっては、非天然アミノ酸は、リジンまたはフェニルアラニン誘導体またはアナログを含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、リジン誘導体またはリジンアナログを含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、ピロリシン(Pyl)を含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、フェニルアラニン誘導体またはフェニルアラニンアナログを含む。場合によっては、非天然アミノ酸は、Wanらの「ピロリシル-tRNAシンテターゼ:通常の酵素であるが、優れた遺伝子コード拡張ツール(Pyrrolysyl-tRNA synthetase: an ordinary enzyme but an outstanding genetic code expansion tool)」,Biocheim Biophys Aceta 1844(6):1059-4070(2014)に記載されている非天然アミノ酸である。場合によっては、非天然アミノ酸は、図8Bおよび図8Cに示される非天然アミノ酸を含む。
いくつかの実施形態では、非天然アミノ酸は、図8D~図8Gに示される非天然アミノ酸を含む。(Dumasら、Chemical Science 2015,6,50-69の表1から採用)。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のタンパク質に組み込まれた非天然アミノ酸は、米国特許第9,840,493号;米国特許第9,682,934号;米国特許出願公開第2017/0260137号;米国特許第9,938,516号;または米国特許出願公開第2018/0086734号(それぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に開示されている。そのようなシンテターゼによって組み込まれ得る例示的なUAAとしては、パラ-メチルアジド-L-フェニルアラニン、アラルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロアラルキル、ならびにリジン誘導体の非天然アミノ酸が挙げられる。いくつかの実施形態では、そのようなUAAは、ピリジル、ピラジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チオフェニル、または他の複素環を含む。いくつかの実施形態におけるそのようなアミノ酸は、アジド、テトラジン、または水溶性部分などのカップリングパートナーに結合し得る他の化学基を含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキルリンカーを介して芳香族部分に結合されたアジドを含む。いくつかの実施形態では、アルキルリンカーは、C1-C10リンカーである。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキルリンカーを介して芳香族部分に結合されたテトラジンを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アミノ基を介して芳香族部分に結合されたテトラジンを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキルアミノ基を介して芳香族部分に結合されたテトラジンを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキル鎖を介してアミノ酸側鎖の末端窒素(例えば、リジン誘導体のN6、またはより短いアルキル側鎖を含む誘導体のN5、N4、もしくはN3)に結合したアジドを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキル鎖を介してアミノ酸側鎖の末端窒素に結合したテトラジンを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アルキルリンカーを介してアミドに結合されたアジドまたはテトラジンを含む。いくつかの実施形態では、UAAは、アジドまたはテトラジン含有カルバメートまたは3-アミノアラニン、セリン、リジン、またはそれらの誘導体のアミドである。いくつかの実施形態では、そのようなUAAは、インビボでタンパク質に組み込まれる。いくつかの実施形態では、そのようなUAAは、無細胞系のタンパク質に組み込まれる。
細胞型
いくつかの実施形態では、多くのタイプの細胞/微生物が、例えば、形質転換または遺伝子工学のために使用される。いくつかの実施形態では、細胞は、原核生物または真核生物の細胞である。いくつかの実施形態では、原核細胞は細菌細胞である。いくつかの実施形態では、真核細胞は、真菌細胞または単細胞原生動物である。いくつかの実施形態では、真菌細胞は酵母細胞である。他の場合では、真核細胞は、培養された動物、植物、またはヒトの細胞である。追加の場合には、真核細胞は、植物、多細胞真菌、または動物などの生物に存在する。
いくつかの実施形態では、操作された微生物は、単細胞生物であり、しばしば分裂および増殖し得る。本明細書で使用される場合、「操作された微生物」は、遺伝子操作技術(すなわち、組換えDNA技術)を使用して、その遺伝物質が変更された微生物である。微生物は、以下の特徴のうちの1つまたはそれ以上を含み得る:好気性、嫌気性、糸状、非糸状、一倍体、二倍体、栄養要求性および/または非栄養要求性。特定の実施形態では、操作された微生物は、原核生物の微生物(例えば、細菌)であり、特定の実施形態では、操作された微生物は、真核生物の微生物などの非原核生物の微生物である。いくつかの実施形態では、操作された微生物は、真核生物の微生物(例えば、酵母、他の真菌、アメーバ)である。いくつかの実施形態では、操作された微生物は真菌である。いくつかの実施形態では、操作された生物は酵母である。
任意の適切な酵母を、宿主微生物、操作された微生物、遺伝子改変生物、または異種もしくは改変ポリヌクレオチドの供給源として選択し得る。酵母としては、限定するものではないが、Yarrowia酵母(例えば、Y.lipolytica(以前はCandida lipolyticaとして分類されていた))、Candida酵母(例えば、C.revkaufi、C.viswanathii、C.pulcherrima、C.tropicalis、C.utilis)、Rhodotorula酵母(例えば、R.glutinus、R.graminis)、Rhodosporidium酵母(例えば、R.toruloides)、Saccharomyces酵母(例えば、S.cerevisiae、S.bayanus、S.pastorianus、S.carlsbergensis)、Cryptococcus酵母、Trichosporon酵母(例えば、T.pullans、T.cutaneum)、Pichia酵母(例えば、P.pastoris、K.phaffii)、およびLipomyces酵母(例えば、L.starkeyii、L.lipoferus)。いくつかの実施形態では、適切な酵母は、Arachniotus、Aspergillus、Aureobasidium、Auxarthron、Blastomyces、Candida、Chrysosporuim、Chrysosporium、Debaryomyces、Coccidiodes、Cryptococcus、Gymnoascus、Hansenula、Histoplasma、Issatchenkia、Kluyveromyces、Lipomyces、Lssatchenkia、Microsporum、Myxotrichum、Myxozyma、Oidiodendron、Pachysolen、Penicillium、Pichia、Rhodosporidium、Rhodotorula、Rhodotorula、Saccharomyces、Schizosaccharomyces、Scopulariopsis、Sepedonium、Trichosporon、またはYarrowiaの属の酵母である。いくつかの実施形態では、適切な酵母は、Arachniotus flavoluteus、Aspergillus flavus、Aspergillus fumigatus、Aspergillus niger、Aureobasidium pullulans、Auxarthron thaxteri、Blastomyces dermatitidis、Candida albicans、Candida dubliniensis、Candida famata、Candida glabrata、Candida guilliermondii、Candida kefyr、Candida krusei、Candida lambica、Candida lipolytica、Candida lustitaniae、Candida parapsilosis、Candida pulcherrima、Candida revkaufi、Candida rugosa、Candida tropicalis、Candida utilis、Candida viswanathii、Candida xestobii、Chrysosporuim keratinophilum、Coccidiodes immitis、Cryptococcus albidus var. diffluens、Cryptococcus laurentii、Cryptococcus neofomans、Debaryomyces hansenii、Gymnoascus dugwayensis、Hansenula anomala、Histoplasma capsulatum、Issatchenkia occidentalis、Isstachenkia orientalis、Kluyveromyces lactis、Kluyveromyces marxianus、Kluyveromyces thermotolerans、Kluyveromyces waltii、Lipomyces lipoferus、Lipomyces starkeyii、Microsporum gypseum、Myxotrichum deflexum、Oidiodendron echinulatum、Pachysolen tannophilis、Penicillium notatum、Pichia anomala、Pichia pastoris、Pichia stipitis、Rhodosporidium toruloides、Rhodotorula glutinus、Rhodotorula graminis、Saccharomyces cerevisiae、Saccharomyces kluyveri、Schizosaccharomyces pombe、Scopulariopsis acremonium、Sepedonium chrysospermum、Trichosporon cutaneum、Trichosporon pullans、Yarrowia lipolytica、またはYarrowia lipolytica(以前はCandida lipolyticaとして分類されていた)の種の酵母である。いくつかの実施形態では、酵母は、限定するものではないが、ATCC20362、ATCC8862、ATCC18944、ATCC20228、ATCC76982およびLGAM S(7)1株(Papanikolaou S.およびAggelis G.、Bioresor.Technol.82(1):43-9(2002))を含むY.lipolytica株である。特定の実施形態では、酵母は、カンジダ種(すなわち、カンジダ属)酵母である。任意の適切なカンジダ種を使用してもよく、および/または脂肪性ジカルボン酸(例えば、オクタン二酸、デカン二酸、ドデカン二酸、テトラデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、エイコサン二酸)の生成のために遺伝子改変してもよい。いくつかの実施形態では、適切なカンジダ種としては、限定するものではないが、Candida albicans、Candida dubliniensis、Candida famata、Candida glabrata、Candida guilliermondii、Candida kefyr、Candida krusei、Candida lambica、Candida lipolytica、Candida lustitaniae、Candida parapsilosis、Candida pulcherrima、Candida revkaufi、Candida rugosa、Candida tropicalis、Candida utilis、Candida viswanathii、Candida xestobii、および本明細書に記載の任意の他のカンジダ種酵母が挙げられる。カンジダ種の株の非限定的な例としては、限定するものではないが、sAA001(ATCC20336)、sAA002(ATCC20913)、sAA003(ATCC20962)、sAA496(米国特許出願公開第2012/0077252号)、sAA106(米国特許出願公開第2012/0077252号)、SU-2(ura3-/ura3-)、H5343(ベータ酸化ブロック;米国特許第5648247号)という株が挙げられる。カンジダ種由来の任意の適切な株酵母は、遺伝子組換えのための親株として利用され得る。
酵母の属、種、および菌株は、遺伝的内容が非常に密接に関連していることが多いため、区別、分類、および/または名前を付けるのが難しい場合がある。場合によっては、C.lipolyticaおよびY.lipolyticaの菌株を区別、分類、および/または命名することが困難であり得、場合によっては、同じ生物と見なされ得る。場合によっては、C.tropicalisおよびC.viswanathiiの様々な菌株を区別、分類、および/または命名することが難しい場合がある(例えば、Arieら、J.Gen.Appl.Microbiol.,46,257-262(2000)を参照のこと。ATCCおよび他の商業的または学術的供給源から得られたいくつかのC.tropicalisおよびC.viswanathii株は、本明細書に記載の実施形態と同等かつ同等に適切であると見なされ得る。いくつかの実施形態では、C.tropicalisおよびC.viswanathiiのいくつかの親株は、名前のみが異なると見なされる。
任意の適切な真菌を、宿主微生物、操作された微生物、または異種ポリヌクレオチドの供給源として選択し得る。真菌の非限定的な例としては、限定するものではないが、アスペルギルス菌類(例えば、A.parasiticus、A.nidulans)、Thraustochytrium fungi、Schizochytrium fungiおよびRhizopus fungi(例えば、R.arrhizus、R.oryzae、R.nigricans)が挙げられる。いくつかの実施形態では、真菌類は、A.parasiticus株であり、これには限定するものではないが、ATCC24690株が挙げられ、および特定の実施形態では、真菌類は、A.nidulans株であり、これには、限定するものではないが、ATCC38163株が挙げられる。
任意の適切な原核生物を、宿主微生物、操作された微生物、または異種ポリヌクレオチドの供給源として選択し得る。グラム陰性菌またはグラム陽性菌を選択し得る。菌の例としては、限定するものではないが、バチルス(Bacillus)菌(例えば、B.subtilis、B.megaterium)、アシネトバクター(Acinetobacter)菌、ノルカルディア(Norcardia)菌、キサントバクター(Xanthobacter)菌、エシェリキア(Escherichia)菌(例えば、E.coli(例えば、株DH10B、Stbl2、DH5-アルファ、DB3、DB3.1)、DB4、DB5、JDP682およびccdA-over(例えば、米国出願番号09/518,188)))、ストレプトマイセス(Streptomyces)菌、エルビニア(Erwinia)菌、クレブシェラ(Klebsiella)菌、セラチア(Serratia)菌(例えば、S.marcessans)、シュードモナス(Pseudomonas)菌(例えば、P.aeruginosa)、サルモネラ(Salmonella)菌(例えば、S.typhimurium、S.typhi)、メガスファエラ(Megasphaera)菌(例えば、Megasphaera elsdenii)が挙げられる。菌としては、また、限定するものではないが、光合成菌(例えば、緑色非硫黄菌(例えば、Choroflexus菌(例えば、C.aurantiacus)、Chloronema菌(例えば、C.gigateum))、緑色硫黄菌(例えば、Chlorobium菌(例えば、C.limicola)、Pelodictyon菌(例えば、P.luteolum)、紫色硫黄菌(例えば、クロマチウム(Chromatium)菌(例えば、C.okenii))、および紫色非硫黄菌(例えば、Rhodospirillum菌(例えば、R.rubrum)、ロドバクター(Rhodobacter)菌(例えば、R.sphaeroides、R.capsulatus)、およびロドミクロビウム(Rhodomicrobium)菌(例えば、R.vanellii))が挙げられる。
非微生物由来の細胞は、宿主微生物、操作された微生物、または異種ポリヌクレオチドの供給源として利用され得る。そのような細胞の例としては、限定するものではないが、昆虫細胞(例えば、Drosophila(例えば、D.melanogaster)、Spodoptera(例えば、S.frugiperda Sf9またはSf21細胞)およびTrichoplusa(例えば、ハイ-ファイブ(High-Five)細胞);線虫細胞(例えば、C.elegans細胞);鳥類細胞;両生類細胞(例えば、Xenopus laevis細胞);爬虫類細胞;哺乳類細胞(例えば、NIH3T3、293、CHO、COS、VERO、C127、BHK、Per-C6、Bowes melanomaおよびHeLa細胞);ならびに植物細胞(例えば、Arabidopsis thaliana、Nicotania tabacum、Cuphea acinifolia、Cuphea aequipetala、Cuphea angustifolia、Cuphea appendiculata、Cuphea avigera、Cuphea avigera var. pulcherrima、Cuphea axilliflora、Cuphea bahiensis、Cuphea baillonis、Cuphea brachypoda、Cuphea bustamanta、Cuphea calcarata、Cuphea calophylla、Cuphea calophylla subsp. mesostemon、Cuphea carthagenensis、Cuphea circaeoides、Cuphea confertiflora、Cuphea cordata、Cuphea crassiflora、Cuphea cyanea、Cuphea decandra、Cuphea denticulata、Cuphea disperma、Cuphea epilobiifolia、Cuphea ericoides、Cuphea flava、Cuphea flavisetula、Cuphea fuchsiifolia、Cuphea gaumeri、Cuphea glutinosa、Cuphea heterophylla、Cuphea hookeriana、Cuphea hyssopifolia (Mexican-heather)、Cuphea hyssopoides、Cuphea ignea、Cuphea ingrata、Cuphea jorullensis、Cuphea lanceolata、Cuphea linarioides、Cuphea llavea、Cuphea lophostoma、Cuphea lutea、Cuphea lutescens、Cuphea melanium、Cuphea melvilla、Cuphea micrantha、Cuphea micropetala、Cuphea mimuloides、Cuphea nitidula、Cuphea palustris、Cuphea parsonsia、Cuphea pascuorum、Cuphea paucipetala、Cuphea procumbens、Cuphea pseudosilene、Cuphea pseudovaccinium、Cuphea pulchra、Cuphea racemosa、Cuphea repens、Cuphea salicifolia、Cuphea salvadorensis、Cuphea schumannii、Cuphea sessiliflora、Cuphea sessilifolia、Cuphea setosa、Cuphea spectabilis、Cuphea spermacoce、Cuphea splendida、Cuphea splendida var. viridiflava、Cuphea strigulosa、Cuphea subuligera、Cuphea teleandra、Cuphea thymoides、Cuphea tolucana、Cuphea urens、Cuphea utriculosa、Cuphea viscosissima、Cuphea watsoniana、Cuphea wrightii、Cuphea lanceolata)が挙げられる。
宿主生物または異種ポリヌクレオチドの供給源として使用される微生物または細胞は市販されている。本明細書に記載の微生物および細胞、ならびに他の適切な微生物および細胞は、例えば、Invitrogen Corporation(Carlsbad,CA)、アメリカンタイプカルチャーコレクション(American Type Culture Collection)(Manassas, Virginia)、および農業研究文化コレクション(Agricultural Research Culture Collection)(NRRL;Peoria,Illinois)から入手可能である。宿主微生物および操作された微生物は、任意の適切な形態で提供され得る。例えば、そのような微生物は、液体培養または固体培養(例えば、寒天ベースの培地)で提供され得、これは、初代培養物であってもよいし、または1回またはそれ以上継代されていてもよい(例えば、希釈および培養されていてもよい)。微生物はまた、凍結形態または乾燥形態(例えば、凍結乾燥)で提供されてもよい。微生物は、任意の適切な濃度で提供されてもよい。
ポリメラーゼ
ポリメラーゼの特に有用な機能は、既存の核酸をテンプレートとして使用して、核酸鎖の重合を触媒することである。有用な他の機能は、本明細書の他のいずれかで説明されている。有用なポリメラーゼの例としては、DNAポリメラーゼおよびRNAポリメラーゼが挙げられる。
ポリメラーゼ非天然核酸の特異性、処理性、または他の特徴を改善する能力は、例えば、増幅、配列決定、標識、検出、クローニングなどを含む、非天然核酸の取り込みが望まれる様々な状況において非常に望ましい。
いくつかの例では、本明細書に開示されるのは、例えば、DNA増幅中に、伸長するテンプレートコピーに非天然核酸を組み込むポリメラーゼを含む。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、ポリメラーゼの活性部位が、活性部位への非天然核酸の立体侵入阻害を低減するように改変されるように改変され得る。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、非天然核酸の1つまたはそれ以上の非天然特徴との相補性を提供するように改変され得る。このようなポリメラーゼは、UBPを細胞に安定して組み込むために細胞内で発現されても、または操作されてもよい。したがって、本発明は、異種または組換えポリメラーゼを含む組成物、およびその使用方法を含む。
ポリメラーゼは、タンパク質工学に関係する方法を使用して改変され得る。例えば、分子モデリングは、結晶構造に基づいて実行され、変異を生じて標的活性を改変し得るポリメラーゼの位置を特定し得る。置換の標的として同定された残基は、Bordoら、J Mol Biol 217:721-729(1991)およびHayesら、Proc Natl Acad Sci,USA 99:15926-15931(2002)(これらのそれぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載されているような、エネルギー最小化モデリング、ホモロジーモデリング、および/または保存的アミノ酸置換を使用して選択された残基で置換されてもよい。
任意の様々なポリメラーゼを、例えば、生物学的系から単離されたタンパク質ベースの酵素およびその機能的バリアントを含む、本明細書に記載の方法または組成物で使用し得る。以下に例示されるような特定のポリメラーゼへの言及は、他に示されない限り、その機能的バリアントを含むと理解されるであろう。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、野生型ポリメラーゼである。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、改変された、または変異体のポリメラーゼである。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、異種ポリメラーゼであり得る。
活性部位領域への非天然核酸の侵入の改善のための、および活性部位領域中の非天然ヌクレオチドと協調するための特徴を有するポリメラーゼも用いられ得る。いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、改変されたヌクレオチド結合部位を有する。
いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、非天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である非天然核酸に対する特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、天然核酸および/または修飾糖を含まない非天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である修飾糖を含む非天然核酸に対する特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、天然核酸および/または修飾された塩基を含まない非天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である修飾された塩基を含む非天然核酸に対する特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、三リン酸を含む核酸および/または三リン酸を含まない非天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である三リン酸を含む非天然核酸に特異性を有する。例えば、修飾または野生型ポリメラーゼは、二リン酸もしくは一リン酸を含むか、またはリン酸を含まないか、またはそれらの組み合わせを有する非天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である三リン酸を含む非天然核酸への特異性を有し得る。
いくつかの実施形態では、改変されたまたは野生型のポリメラーゼは、非天然核酸に対して緩和された特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、非天然核酸に対する特異性、および天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である天然核酸に対する特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、修飾糖を含む非天然核酸に対する特異性、および天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である天然核酸に対する特異性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、修飾された塩基を含む非天然核酸に対する特異性、および天然核酸に対する野生型ポリメラーゼの特異性の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である天然核酸に対する特異性を有する。
エキソヌクレアーゼ活性の欠如は、野生型の特徴であるか、またはバリアントもしくは操作されたポリメラーゼによって付与される特徴であり得る。例えば、エキソマイナスクレノウ(Klenow)フラグメントは、3’から5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を欠くクレノウフラグメントの変異バージョンである。
本発明の方法は、固有の3→5’のエキソヌクレアーゼプルーフリーディング活性を欠くか、または3→5’エキソヌクレアーゼプルーフリーディング活性が無効にされている(例えば、変異を通して)、任意のDNAポリメラーゼの基質範囲を拡大するために使用され得る。DNAポリメラーゼの例としては、polA、polB(例えば、Parrel&Loeb、Nature Struc Biol 2001を参照のこと)polC、polD、polY、polX、および逆転写酵素(RT)が挙げられるが、進化性で忠実度の高いポリメラーゼ(PCT/GB2004/004643)が好ましい。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を実質的に欠いている。いくつかの実施形態では、改変されたまたは野生型のポリメラーゼは、非天然核酸に対する3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を実質的に欠いている。いくつかの実施形態では、改変されたまたは野生型のポリメラーゼは、3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。いくつかの実施形態では、修飾または野生型ポリメラーゼは、天然核酸に対して3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有し、非天然核酸に対して3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を実質的に欠いている。
いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、野生型ポリメラーゼのプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性の少なくとも約60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%または99.99%である3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、天然核酸に対する野性型ポリメラーゼのプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性の少なくとも約60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、99.99%である非天然核酸に対する3’→5’プルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、非天然核酸に対して3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有し、天然核酸に対する野生型ポリメラーゼのプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性の少なくとも約60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である、天然核酸の3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、天然核酸に対して野生型ポリメラーゼのプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性の少なくとも約60%、70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、99.5%、または99.99%である天然核酸についての3’→5’のプルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。
いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、核酸からのそれらの解離速度に従って特徴付けられる。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、1つまたはそれ以上の天然および非天然核酸に対して比較的低い解離速度を有する。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、1つまたはそれ以上の天然および非天然核酸に対して比較的高い解離速度を有する。この解離速度は、ポリメラーゼの活性であって、本明細書に記載の方法において反応速度を調整するために調整され得る。
いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、特定の天然および/もしくは非天然核酸または天然および/もしくは非天然核酸のコレクションと共に使用されるとき、それらの忠実度に従って特徴付けられる。忠実度とは、一般に、核酸テンプレートのコピーを作製するときに、ポリメラーゼが伸長中の核酸鎖に正しい核酸を組み込む精度を指す。DNAポリメラーゼの忠実度は、天然および非天然核酸が、例えば、等濃度で存在して、ポリメラーゼ鎖-テンプレート核酸バイナリー複合体の同じ部位で鎖合成を競合する場合、天然および非天然核酸の取り込みが正しい場合の、正しくない場合に対する比率として測定され得る。DNAポリメラーゼの忠実度は、天然および非天然核酸の場合は(kcat/Km)、および誤った天然および非天然核酸の場合は(kcat/Km)という比率として算出され得る;ここで、kcatおよびKmは、定常状態の酵素反応速度論におけるミカエリスメンテンパラメーターである(Fersht,A.R.(1985)Enzyme Structure and Mechanism、2nd ed.,p350,W.H.Freeman&Co.,New York.(参照により本明細書に組み込まれる))。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、プルーフリーディング活性の有無にかかわらず、少なくとも約100、1000、10,000、100,000、または1×106の忠実度値を有する。
いくつかの実施形態では、天然の供給源またはそのバリアント由来のポリメラーゼは、特定の構造を有する非天然核酸の取り込みを検出するアッセイを使用してスクリーニングされる。一例では、ポリメラーゼは、非天然核酸またはUBP(例えば、d5SICSTP、dCNMOTP、dTPT3TP、dNaMTP、dCNMOTP-dTPT3TP、またはd5SICSTP-dNaMTP UBP)を組み込む能力についてスクリーニングしてもよい。野生型ポリメラーゼと比較して、非天然核酸に対して改変された特性を示すポリメラーゼ、例えば、異種ポリメラーゼを使用してもよい。例えば、改変された特性は、例えば、Km、kcat、Vmax、非天然核酸(または天然に存在するヌクレオチド)の存在下でのポリメラーゼ処理性、非天然核酸存在下でのポリメラーゼによる平均テンプレート読み取り長、非天然核酸に対するポリメラーゼの特異性、非天然核酸の結合速度、産物(ピロリン酸、三リン酸など)の放出速度、分岐速度、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。一実施形態では、改変された特性は、非天然核酸については減少したKmであり、および/または非天然核酸については増加したkcat/KmまたはVmax/Kmである。同様に、ポリメラーゼは、任意選択で、野生型ポリメラーゼと比較して、非天然核酸の結合速度の増加、産物放出の速度の増加、および/または分岐速度の減少を有する。
同時に、ポリメラーゼは、天然核酸、例えば、A、C、G、およびTを、伸長する核酸コピーに組み込み得る。例えば、ポリメラーゼは、任意選択で、対応する野生型ポリメラーゼよりも少なくとも約5%高い(例えば、5%、10%、25%、50%、75%、100%以上)天然核酸に対する比活性、および天然核酸の存在下での野生型ポリメラーゼに対して少なくとも5%高い(例えば、5%、10%、25%、50%、75%、100%以上)テンプレートの存在下での天然核酸による処理性を示す。必要に応じて、ポリメラーゼは、野生型ポリメラーゼに対して、少なくとも約5%高い(例えば、約5%、10%、25%、50%、75%または100%以上)天然に存在するヌクレオチドに対するkcat/KmまたはVmax/Kmを表す。
特定の構造の非天然核酸を組み込む能力を有し得る、本明細書で使用されるポリメラーゼはまた、指向進化アプローチを使用して生成されてもよい。核酸合成アッセイを使用して、様々な非天然核酸のいずれかに特異性を有するポリメラーゼバリアントをスクリーニングしてもよい。例えば、ポリメラーゼバリアントは、DNAテンプレートの非天然ヌクレオチドの反対側に非天然ヌクレオシド三リン酸を組み込む能力についてスクリーニングされ得る(例えば、dCNMOの反対側のdTPT3TP、dTPT3の反対側のdCNMOTP、dTPT3の反対側のNaMTP、またはdCNMOもしくはdNaMの反対側のTAT1TP)。いくつかの実施形態では、そのようなアッセイは、例えば、組換えポリメラーゼバリアントを使用するインビトロアッセイである。いくつかの実施形態では、そのようなアッセイは、例えば、細胞においてポリメラーゼバリアントを発現するインビボアッセイである。そのような指向進化技術を使用して、本明細書に記載の任意の非天然核酸に対する活性について、任意の適切なポリメラーゼのバリアントをスクリーニングし得る。場合によっては、本明細書で使用されるポリメラーゼは、非天然リボヌクレオチドをRNAなどの核酸に組み込む能力を有する。例えば、NaMまたはTAT1リボヌクレオチドは、本明細書に記載のポリメラーゼを使用して核酸に組み込まれる。
記載された組成物の修飾されたポリメラーゼは、任意選択で、改変されたか、および/または組換えのΦ29型DNAポリメラーゼであり得る。任意選択で、ポリメラーゼは、改変および/または組換えΦ29、B103、GA-1、PZA、Φ15、BS32、M2Y、Nf、G1、Cp-1、PRD1、PZE、SF5、Cp-5、Cp-7、PR4、PR5、PR722、またはL17ポリメラーゼであり得る。
記載された組成物の修飾されたポリメラーゼは、任意選択で改変および/または組換え原核生物DNAポリメラーゼ、例えば、DNAポリメラーゼII(Pol II)、DNAポリメラーゼIII(Pol III)、DNAポリメラーゼIV(Pol IV)、DNAポリメラーゼV(Pol V)であってもよい。いくつかの実施形態では、修飾されたポリメラーゼは、非指示的損傷ヌクレオチドにまたがってDNA合成を媒介するポリメラーゼを含む。いくつかの実施形態では、Pol I、Pol II(polB)、Poll IV(dinB)、および/またはPol V(umuCD)をコードする遺伝子は、操作された細胞、またはSSOにおいて構成的に発現または過剰発現される。いくつかの実施形態では、Pol IIの発現または過剰発現の増大は、操作された細胞、またはSSOにおける非天然塩基対(UBP)の保持の増大に寄与する。
本発明において一般的に有用な核酸ポリメラーゼとしては、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ、逆転写酵素、およびそれらの変異型または改変型が挙げられる。DNAポリメラーゼおよびそれらの特性は、とりわけ、DNA Replication第2版、KornbergおよびBaker、W.H.Freeman,New York,N.Y.(1991)に詳細に記載されている。本発明において有用な公知の従来のDNAポリメラーゼとしては、限定するものではないが、Pyrocococcus furiosus(Pfu)DNAポリメラーゼ(Lundbergら、1991、Gene,108:1,Stratagene)、Pyrocococcus woesei(Pwo)DNAポリメラーゼ(Hinnisdaelsら、1996,Biotechniques、20:186-8,Boehringer Mannheim)、Thermus thermophilus(Tth)DNAポリメラーゼ(Myers and Gelfand 1991,Biochemistry 30:7661)、Bacillus stearothermophilus DNAポリメラーゼ(SteneshおよびMcGowan,1977,Biochim Biophys Acta 475:32)、Thermococcus litoralis(TIi)DNAポリメラーゼ(Vent(商標)DNAポリメラーゼとも呼ばれる、Carielloら、1991,Polynucleotides Res,19:4193,New England Biolabs)、9°Nm(商標)DNAポリメラーゼ(New England Biolabs)、Stoffelフラグメント、Thermo Sequenase(登録商標)(Amersham Pharmacia Biotech UK)、Therminator(商標)(New England Biolabs)、Thermotoga maritima(Tma)DNAポリメラーゼ(DiazおよびSabino,1998 Braz J Med.Res,31:1239)、Thermus aquaticus(Taq)DNAポリメラーゼ(Chienら、1976,J.Bacteoriol,127:1550)、DNAポリメラーゼ、Pyrococcus kodakaraensis KOD DNAポリメラーゼ(Takagiら、1997,Appl.Environ.Microbiol.63:4504)、JDF-3 DNAポリメラーゼ(thermococcus sp.JDF-3、特許出願WO0132887から)、Pyrococcus GB-D(PGB-D)DNAポリメラーゼ(Deep Vent(商標)DNAポリメラーゼとも呼ばれる、Juncosa-Ginestaら、1994、Biotechniques,16:820、New England Biolabs)、UlTma DNAポリメラーゼ(好熱菌Thermotoga maritimaから;DiazおよびSabino,1998 Braz J.Med.Res,31:1239;PE Applied Biosystems)、Tgo DNAポリメラーゼ(thermococcus gorgonarius、Roche Molecular Biochemicalsから)、E.coliのDNAポリメラーゼI(Lecomte and Doubleday、1983,Polynucleotides Res.11:7505)、T7 DNAポリメラーゼ(Nordstromら、1981、J Biol.Chem.256:3112)、および古細菌DP1I/DP2 DNAポリメラーゼII(Cannら、1998,Proc.Natl.Acad.Sci.USA95:14250)が挙げられる。中温性ポリメラーゼおよび好熱性ポリメラーゼの両方が企図されている。好熱性DNAポリメラーゼとしては、限定するものではないが、ThermoSequenase(登録商標)、9°Nm(商標)、Therminator(商標)、Taq、Tne、Tma、Pfu、TfI、Tth、TIi、Stoffelフラグメント、Vent(商標)およびDeepVent(商標)DNAポリメラーゼ、KOD DNAポリメラーゼ、Tgo、JDF-3、ならびにそれらの変異体、バリアントおよび誘導体が挙げられる。3’エキソヌクレアーゼ欠損変異体であるポリメラーゼも企図されている。本発明において有用な逆転写酵素としては、限定するものではないが、HIV、HTLV-I、HTLV-II、FeLV、FIV、SIV、AMV、MMTV、MoMuLVおよび他のレトロウイルス由来の逆転写酵素が挙げられる(Levin,Cell 88:5-8(1997);Verma,Biochim Biophys Acta.473:1-38(1977);Wuら、CRC Crit Rev Biochem.3:289-347(1975)を参照のこと)。ポリメラーゼのさらなる例としては、限定するものではないが、9°N DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Phusion(登録商標)DNAポリメラーゼ、Pfu DNAポリメラーゼ、RB69 DNAポリメラーゼ、KOD DNAポリメラーゼ、およびVentR(登録商標)DNAポリメラーゼが挙げられる。Gardnerら(2004)「ベントDNAポリメラーゼによるヌクレオチドアナログ取り込みの比較速度論(Comparative Kinetics of Nucleotide Analog Incorporation by Vent DNA Polymerase)(J.Biol.Chem.,279(12),11834-11842;GardnerおよびJack「古細菌DNAポリメラーゼにおけるヌクレオチド糖認識の決定因子(Determinants of nucleotide sugar recognition in an archaeon DNA polymerase)」Nucleic Acids Research,27(12)2545-2553。)非好熱性生物から単離されたポリメラーゼは、熱不活性化され得る。例としては、ファージからのDNAポリメラーゼがある。任意の様々な供給源由来のポリメラーゼを改変して、高温条件に対するそれらの耐性を増減し得ることが理解される。いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、好熱性であり得る。いくつかの実施形態では、好熱性ポリメラーゼは、熱不活性化可能であり得る。好熱性ポリメラーゼは、典型的には、高温条件またはポリメラーゼ連鎖反応(PCR)技術に使用される条件などの熱サイクル条件に有用である。
いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、Φ29、B103、GA-1、PZA、Φ15、BS32、M2Y、Nf、G1、Cp-1、PRD1、PZE、SF5、Cp-5、Cp-7、PR4、PR5、PR722、L17、ThermoSequenase(登録商標)、9°Nm(商標)、Therminator(商標)DNAポリメラーゼ、Tne、Tma、TfI、Tth、TIi、Stoffelフラグメント、Vent(商標)およびDeepVent(商標)DNAポリメラーゼ、KOD DNAポリメラーゼ、Tgo、JDF-3、Pfu、Taq、T7 DNAポリメラーゼ、T7 RNAポリメラーゼ、PGB-D、UlTma DNAポリメラーゼ、E.coli DNAポリメラーゼI、E.coliDNAポリメラーゼIII、古細菌のDP1I/DP2 DNAポリメラーゼII、9°N DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Phusion(登録商標)DNAポリメラーゼ、Pfu DNAポリメラーゼ、SP6 RNAポリメラーゼ、RB69 DNAポリメラーゼ、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス(MMLV)逆転写酵素、SuperScript(登録商標)II逆転写酵素、またはSuperScript(登録商標)III逆転写酵素を含む。
いくつかの実施形態では、ポリメラーゼは、DNAポリメラーゼI(またはクレノウフラグメント)、ベントポリメラーゼ、Phusion(登録商標)DNAポリメラーゼ、KOD DNAポリメラーゼ、Taqポリメラーゼ、T7 DNAポリメラーゼ、T7 RNAポリメラーゼ、Therminator(商標)DNAポリメラーゼ、POLBポリメラーゼ、SP6 RNAポリメラーゼ、E.coli DNAポリメラーゼI、E.coliDNAポリメラーゼIII、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス(MMLV)逆転写酵素、SuperScript(登録商標)II逆転写酵素、またはSuperScript(登録商標)III逆転写酵素である。
ヌクレオチド輸送体
ヌクレオチド輸送体(NT)は、細胞膜および小胞を横切るヌクレオチド基質の移動を促進する膜輸送タンパク質の群である。いくつかの実施形態では、2つのタイプのNT、濃縮ヌクレオシド輸送体および平衡ヌクレオシド輸送体が存在する。場合によっては、NTには、有機陰イオン輸送体(OΑΤ)および有機陽イオン輸送体(OCT)も含まれる。場合によっては、ヌクレオチド輸送体は、ヌクレオシド三リン酸輸送体(NTT)である。
いくつかの実施形態では、ヌクレオシド三リン酸輸送体(NTT)は、細菌、植物、または藻類に由来する。いくつかの実施形態では、ヌクレオチドヌクレオシド三リン酸輸送体は、TpNTT1、TpNTT2、TpNTT3、TpNTT4、TpNTT5、TpNTT6、TpNTT7、TpNTT8(T.pseudonana)、PtNTT1、PtNTT2、PtNTT3、PtNTT4、PtNTT5、PtNTT6(P.tricornutum)、GsNTT(Galdieria sulphuraria)、AtNTT1、AtNTT2(Arabidopsis thaliana)、CtNTT1、CtNTT2(Chlamydia trachomatis)、PamNTT1、PamNTT2(Protochlamydia amoebophila)、CcNTT(Caedibacter caryophilus)、またはRpNTT1(Rickettsia prowazekii)である。
いくつかの実施形態では、NTTは、CNT1、CNT2、CNT3、ENT1、ENT2、OAT1、OAT3、またはOCT1である。
いくつかの実施形態では、NTTは、非天然核酸を生物、例えば、細胞に導入する。いくつかの実施形態では、NTTは、NTTのヌクレオチド結合部位が、ヌクレオチド結合部位への非天然核酸の立体侵入阻害を低減するために改変されるように、改変されてもよい。いくつかの実施形態では、NTTは、非天然核酸の1つまたはそれ以上の天然または非天然の特徴との相互作用の増大を提供するように改変されてもよい。このようなNTTは、UBPを細胞に安定して導入するために、細胞内で発現されても、または操作されてもよい。したがって、本発明は、異種または組換えNTTを含む組成物およびその使用方法を含む。
NTTは、タンパク質工学に関係する方法を使用して改変され得る。例えば、結晶構造に基づいて分子モデリングを実行して、標的活性または結合部位を変更するために変異が行われ得る、NTTの位置を特定し得る。置換の標的として同定された残基は、Bordoら、J Mol Biol 217:721-729(1991)およびHayesら、Proc Natl Acad Sci,USA 99:15926-15931(2002)(これらのそれぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載されているような、エネルギー最小化モデリング、ホモロジーモデリング、および/または保存的アミノ酸置換を使用して、選択された残基で置換されてもよい。
様々なNTTのいずれかを、例えば、生物学的システムから単離されたタンパク質ベースの酵素およびその機能的バリアントを含む、本明細書に記載の方法または組成物で使用してもよい。以下に例示されるような特定のNTTへの言及は、他に示されない限り、その機能的バリアントを含むと理解される。いくつかの実施形態では、NTTは、野生型NTTである。いくつかの実施形態では、NTTは、改変された、または変異体のNTTである。
細胞への非天然核酸の侵入を改善し、およびヌクレオチド結合領域の非天然ヌクレオチドと協調するための特徴を備えたNTTも使用してもよい。いくつかの実施形態では、改変されたNTTは、改変されたヌクレオチド結合部位を有する。いくつかの実施形態では、改変されたまたは野生型のNTTは、非天然核酸に対して特異性が緩和されている。例えば、NTTは、任意選択で、対応する野生型NTTに対して、少なくとも約0.1%高い(例えば、約0.1%、0.2%、0.5%、0.8%、1%、1.1%、1.2%、1.5%、1.8%、2%、3%、4%、5%、10%、25%、50%、75%、100%以上)非天然ヌクレオチドに対する導入の比活性を示す。任意選択で、NTTは、野生型NTTに対して、少なくとも約0.1%高い(例えば、約0.1%、0.2%、0.5%、0.8%、1%、1.1%、1.2%、1.5%、1.8%、2%、3%、4%、5%、10%、25%、50%、75%、または100%以上)非天然ヌクレオチドに対するkcat/KmまたはVmax/Kmを示す。
NTTは、三リン酸(すなわち、Km)に対するそれらの親和性、および/または導入速度(すなわち、Vmax)に従って特徴付けることができる。いくつかの実施形態では、NTTは、1つまたはそれ以上の天然および非天然三リン酸に対して相対的にKmまたはVmaxを有する。いくつかの実施形態では、NTTは、1つまたはそれ以上の天然および非天然三リン酸に対して比較的高いKmまたはVmaxを有する。
天然源またはそのバリアント由来のNTTは、三リン酸の量を検出するアッセイを使用してスクリーニングされ得る(質量分析、または三リン酸が適切に標識されている場合は放射能のいずれかを使用する)。一例では、NTTは、非自然の三リン酸(例えば、dTPT3TP、dCNMOTP、d5SICSTP、dNaMTP、NaMTP、および/またはTPT1TP)を導入する能力についてスクリーニングされてもよい。NTT、例えば、野生型NTTと比較して、非天然核酸に対して改変された特性を示す、異種NTTを用いてもよい。例えば、変更された特性とは、例えば、三リン酸の導入の場合、Km、kcat、Vmaxであり得る。一実施形態では、改変された特性は、非天然三リン酸の場合は、減少したKmであり、および/または非天然三リン酸の場合は増大したkcat/KmもしくはVmax/Kmである。同様に、NTTは、野生型NTTと比較して、任意選択で、非天然三リン酸の結合速度の増大、細胞内放出の速度の増大、および/または細胞導入速度の増大を有する。
同時に、NTTは、天然三リン酸、例えば、dATP、dCTP、dGTP、dTTP、ATP、CTP、GTP、および/またはTTPを細胞に導入し得る。場合によっては、NTTは、複製および転写をサポートし得る天然核酸の導入の比活性を任意選択で示す。いくつかの実施形態では、NTTは、複製および転写をサポートし得る天然核酸について、任意選択でkcat/KmまたはVmax/Kmを示す。
特定の構造の非天然三リン酸を導入する能力を有し得る本明細書で使用されるNTTはまた、指向進化アプローチを使用して生成され得る。核酸合成アッセイを使用して、様々な非天然三リン酸のいずれかに特異性を有するNTTバリアントをスクリーニングし得る。例えば、NTTバリアントは、非天然三リン酸(例えば、d5SICSTP、dNaMTP、dCNMOTP、dTPT3TP、NaMTP、および/またはTPT1TP)を導入する能力についてスクリーニングされ得る。いくつかの実施形態では、そのようなアッセイは、例えば、組換えNTTバリアントを使用するインビトロアッセイである。いくつかの実施形態では、そのようなアッセイは、例えば、細胞においてNTTバリアントを発現するインビボアッセイである。このような技術を使用して、本明細書に記載の非天然三リン酸のいずれかに対する活性について、任意の適切なNTTのバリアントをスクリーニングし得る。
核酸試薬およびツール
本明細書に記載の方法、細胞、または操作された微生物と共に使用するためのヌクレオチドおよび/または核酸試薬(またはポリヌクレオチド)は、非天然ヌクレオチドを伴うかまたは伴わない1つまたはそれ以上のORFを含む。ORFは、任意の適切な供給源、時にはゲノムDNA、mRNA、逆転写RNAまたは相補的DNA(cDNA)、または前述の1つまたはそれ以上を含む核酸ライブラリーに由来し得、そして目的の核酸配列、目的のタンパク質、または目的の活性を含む任意の生物種に由来する。ORFを得ることができる生物の非限定的な例としては、例えば、細菌、酵母、真菌、ヒト、昆虫、線虫、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、ラットまたはマウスが挙げられる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のヌクレオチドおよび/または核酸試薬または他の試薬は、単離または精製される。公開されているインビトロの方法により、非天然ヌクレオチドを含むORFを作製し得る。場合によっては、ヌクレオチドまたは核酸試薬は、非天然核酸塩基を含む。
核酸試薬は、ORFと併せて翻訳され、アミノ酸タグをコードする、ORFに隣接するヌクレオチド配列を含む場合がある。タグをコードするヌクレオチド配列は、核酸試薬中のORFの3’および/または5’に位置し、それにより、ORFによってコードされるタンパク質またはペプチドのC末端またはN末端でタグをコードしている。インビトロでの転写および/または翻訳を無効にしない任意のタグを利用してもよく、技術者によって適切に選択されてもよい。タグは、培養または発酵培地からの所望のORF産物の単離および/または精製を容易にし得る。場合によっては、核酸試薬のライブラリーが、本明細書に記載の方法および組成物と共に使用される。例えば、少なくとも100、1000、2000、5000、10,000、または50,000超の固有のポリヌクレオチドのライブラリーが、ライブラリーに存在し、各ポリヌクレオチドは、少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。
非天然ヌクレオチドを含むかまたは含まない、核酸または核酸試薬は、特定のエレメント、例えば、核酸の使用目的に従ってしばしば選択される調節エレメントを含み得る。以下のエレメントのいずれかを核酸試薬に含めてもよいし、除外してもよい。例えば、核酸試薬は、以下のヌクレオチドエレメントの1つまたはそれ以上または全てを含み得る:1つまたはそれ以上のプロモーターエレメント、1つまたはそれ以上の5’非翻訳領域(5’UTR)、標的ヌクレオチド配列が挿入され得る1つまたはそれ以上の領域(「挿入エレメント」)、1つまたはそれ以上の標的ヌクレオチド配列、1つまたはそれ以上の3’非翻訳領域(3’UTR)、および1つまたはそれ以上の選択エレメント。核酸試薬は、そのようなエレメントの1つまたはそれ以上を提供されてもよく、核酸が所望の生物に導入される前に、他のエレメントを核酸に挿入してもよい。いくつかの実施形態では、提供される核酸試薬は、プロモーター、5’UTR、任意の3’UTR、および標的ヌクレオチド配列がヌクレオチド酸試薬に挿入される(すなわち、クローニングされる)挿入エレメントを含む。特定の実施形態では、提供される核酸試薬は、プロモーター、挿入エレメント、および任意の3’UTRを含み、そして5’UTR/標的ヌクレオチド配列は、任意の3’UTRと共に挿入される。エレメントは、選択された発現系での発現(例えば、選択された生物での発現、または例えば、無細胞系での発現)に適した任意の順序で配置されてもよく、いくつかの実施形態では、核酸試薬は、5’→3’の方向で以下のエレメントを含む:(1)プロモーターエレメント、5’UTR、および挿入エレメント;(2)プロモーターエレメント、5’UTR、および標的ヌクレオチド配列;(3)プロモーターエレメント、5’UTR、挿入エレメントおよび3’UTR;ならびに(4)プロモーターエレメント、5’UTR、標的ヌクレオチド配列および3’UTR。いくつかの実施形態では、UTRは、完全に天然であるか、または非天然ヌクレオチドを含む、ORFの転写または翻訳を変更または増大させるように最適化され得る。
核酸試薬、例えば、発現カセットおよび/または発現ベクターは、プロモーター、エンハンサー、翻訳開始配列、転写終結配列および他のエレメントを含む様々な調節エレメントを含んでもよい。「プロモーター」とは、一般に、転写開始部位に関して比較的固定された位置にあるときに機能するDNAの配列である。例えば、プロモーターは、ヌクレオチド三リン酸輸送体核酸セグメントの上流にあり得る。「プロモーター」は、RNAポリメラーゼおよび転写因子の基本的な相互作用に必要なコアエレメントを含み、かつ上流エレメントおよび応答エレメントを含んでもよい。「エンハンサー」とは、一般に、転写開始部位から固定でない距離で機能し、転写ユニットに対して5’または3’’のいずれかであり得るDNAの配列を指す。さらに、エンハンサーは、イントロン内およびコード配列自体内に存在してもよい。それらは通常長さが10~300の間であり、シスで機能する。エンハンサーは、近くのプロモーターからの転写を増大するように機能する。プロモーターと同様、エンハンサーも、転写の調節を媒介する応答エレメントを含む場合が多い。エンハンサーはしばしば発現の調節を決定し、完全に天然であるかまたは非天然ヌクレオチドを含むORFなどの、ORF発現を変更または最適化するために使用され得る。
上記のように、核酸試薬はまた、1つまたはそれ以上の5’UTR、および1つまたはそれ以上の3’UTRを含んでもよい。例えば、真核生物の宿主細胞(例えば、酵母、真菌、昆虫、植物、動物、ヒトまたは有核細胞)および原核生物の宿主細胞(例えば、ウイルス、細菌)で使用される発現ベクターは、mRNAの発現に影響を与え得る、転写の終了についてシグナル伝達する配列を含んでもよい。これらの領域は、組織因子タンパク質をコードするmRNAの非翻訳部分のポリアデニル化セグメントとして転写され得る。3’’の非翻訳領域には、転写終結部位も含まれる。いくつかの好ましい実施形態では、転写ユニットは、ポリアデニル化領域を含む。この領域の利点の1つは、転写されたユニットがmRNAのように処理および輸送される可能性が高くなるということである。発現構築物におけるポリアデニル化シグナルの同定および使用は、十分に確立されている。いくつかの好ましい実施形態では、相同なポリアデニル化シグナルは、導入遺伝子構築物において使用され得る。
5’UTRは、それが由来するヌクレオチド配列に内因性の1つまたはそれ以上のエレメントを含み得、時には1つまたはそれ以上の外因性エレメントを含む。5’UTRは、ゲノムDNA、プラスミドDNA、RNAまたはmRNAなどの任意の適切な核酸から、例えば、任意の適切な生物(例えば、ウイルス、細菌、酵母、真菌、植物、昆虫または哺乳動物)から由来し得る。技術者は、選択された発現系(例えば、選択された生物での発現、または、例えば、無細胞系での発現)に基づいて、5’UTRにとって適切なエレメントを選択し得る。5’UTRは、技術者に公知の以下のエレメントの1つまたはそれ以上を含む場合がある:エンハンサー配列(例えば、転写または翻訳)、転写開始部位、転写因子結合部位、翻訳調節部位、翻訳開始部位、翻訳因子結合部位、アクセサリータンパク質結合部位、フィードバック調節剤結合部位、Pribnowボックス、TATAボックス、-35エレメント、E-box(ヘリックス-ループ-ヘリックス結合エレメント)、リボソーム結合部位、レプリコン、内部リボソーム侵入部位(IRES)、サイレンサーエレメントなど。いくつかの実施形態では、プロモーターエレメントは、適切な条件付き調節に必要な全ての5’UTRエレメントが、プロモーターエレメントフラグメント内に、またはプロモーターエレメントフラグメントの機能的部分配列内に含まれるように分離されてもよい。
核酸試薬中の5’UTRは、翻訳エンハンサーヌクレオチド配列を含んでもよい。翻訳エンハンサーヌクレオチド配列は、多くの場合、核酸試薬のプロモーターと標的ヌクレオチド配列の間に位置している。翻訳エンハンサー配列は、しばしばリボソームに結合し、18S rRNA結合リボヌクレオチド配列(すなわち、40Sリボソーム結合配列)である場合もあり、内部リボソーム侵入配列(IRES)である場合もある。IRESは一般に、多数の特定の分子間相互作用を介して40Sリボソームサブユニットと接触する正確に配置されたRNA三次構造を有するRNA足場を形成する。リボソームエンハンサー配列の例は公知であり、技術者によって同定され得る(例えば、Mignoneら、Nucleic Acids Research 33:D141-D146(2005);Paulousら、Nucleic Acids Research 31:722-733(2003);Akbergenovら、Nucleic Acids Research 32:239-247(2004);Mignoneら、Genome Biology 3(3):reviews0004.1-0001.10(2002);Gallie,Nucleic Acids Research 30:3401-3411(2002);Shaloikoら、DOI:10.1002/bit.20267;およびGallieら、Nucleic Acids Research 15:3257-3273(1987);それぞれの開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)。
翻訳エンハンサー配列は、コザックコンセンサス配列または他の配列(例えば、ヒドロ虫ポリプ配列、GenBankアクセッション番号U07128)などの真核生物配列である場合がある。翻訳エンハンサー配列は、シャイン・ダルガルノコンセンサス配列などの原核生物配列である場合がある。特定の実施形態では、翻訳エンハンサー配列は、ウイルスヌクレオチド配列である。翻訳エンハンサー配列は、例えば、タバコモザイクウイルス(TMV)、アルファルファモザイクウイルス(AMV);タバコエッチウイルス(ETV);ジャガイモウイルスY(PVY);カブモザイク(ポティ)ウイルスおよびエンドウ種子伝染モザイクウイルスなどの植物ウイルスの5’UTRに由来する場合がある。特定の実施形態では、TMVから約67塩基の長さのオメガ配列は、翻訳エンハンサー配列として核酸試薬に含まれる(例えば、グアノシンヌクレオチドを欠き、25ヌクレオチド長のポリ(CAA)中央領域を含む)。
3’UTRは、それが由来するヌクレオチド配列に内因性の1つまたはそれ以上のエレメントを含んでもよく、1つまたはそれ以上の外因性エレメントを含む場合もある。3’UTRは、ゲノムDNA、プラスミドDNA、RNAまたはmRNAなどの任意の適切な核酸から、例えば、任意の適切な生物(例えば、ウイルス、細菌、酵母、真菌、植物、昆虫または哺乳動物)から由来し得る。技術者は、選択された発現系に基づいて、3’UTRに適切なエレメントを選択し得る(例えば、選択された生物での発現など)。3’UTRは、技術者に公知の以下のエレメントの1つまたはそれ以上を含む場合がある:転写調節部位、転写開始部位、転写終結部位、転写因子結合部位、翻訳調節部位、翻訳終結部位、翻訳開始部位、翻訳因子結合部位、リボソーム結合部位、レプリコン、エンハンサーエレメント、サイレンサーエレメントおよびポリアデノシンテール。3’UTRにはポリアデノシンテールが含まれることが多く、含まれない場合もあり、ポリアデノシンテールが存在する場合は、1つまたはそれ以上のアデノシン部分が追加されても、またはそれから削除されてもよい(例えば、約5、約10、約15、約20、約25、約30、約35、約40、約45または約50のアデノシン部分を追加してもまたは削除してもよい)。
いくつかの実施形態では、5’UTRおよび/または3’UTRの改変を用いて、プロモーターの活性を変更する(例えば、増加、追加、減少、または実質的に排除する)。プロモーター活性の変更は、次いで、改変された5’または3’UTRを含む作動可能に連結されたプロモーターエレメントからの目的のヌクレオチド配列の転写の変化によって、ペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質の活性(例えば、酵素活性)を変更し得る。例えば、微生物を、新規の活性(例えば、宿主生物には通常見られない活性)を加え得る、または特定の実施形態では、目的のヌクレオチド配列(例えば、目的の相同または異種ヌクレオチド配列)に作動可能に連結された同種または異種プロモーターからの転写を増大させることによって既存の活性の発現を増大し得る改変5’または3’UTRを含む核酸試薬を発現するように遺伝子改変によって操作してもよい。いくつかの実施形態では、微生物を、特定の実施形態では、目的のヌクレオチド配列に対して作動可能に連結された同種または異種プロモーターからの転写を減少または実質的に排除することによって、活性の発現を減少し得る改変5’または3’UTRを含む核酸試薬を発現するように遺伝子改変によって操作してもよい。
発現カセットまたは発現ベクターからのヌクレオチド三リン酸輸送体の発現は、原核細胞または真核細胞で発現し得る任意のプロモーターによって制御され得る。プロモーターエレメントは通常、DNA合成および/またはRNA合成に必要である。プロモーターエレメントは、ある遺伝子に対応するRNAの合成の開始部位を提供することにより、特定の遺伝子の転写を促進し得るDNAの領域を含むことが多い。プロモーターは一般に、それらが調節する遺伝子の近くに位置し、遺伝子の上流(例えば、遺伝子の5’)に位置し、いくつかの実施形態では、遺伝子のセンス鎖と同じDNA鎖上にある。いくつかの実施形態では、プロモーターエレメントは、遺伝子または生物から単離されてもよく、ポリヌクレオチド配列と機能的に関連して挿入されて、変化されたおよび/または調節された発現を可能にし得る。核酸の発現に使用される非天然プロモーター(例えば、通常は所与の核酸配列に関連しないプロモーター)は、しばしば異種プロモーターと呼ばれる。特定の実施形態では、異種プロモーターおよび/または5’UTRは、本明細書に記載されるような所望の活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチドと機能的に関連して挿入され得る。プロモーターに関して本明細書で使用される「作動可能に連結された」および「機能的に関連して」という用語は、コード配列とプロモーターエレメントとの間の関係を指す。転写を介したコード配列からの発現がプロモーターエレメントによって調節または制御される場合、プロモーターは、コード配列と作動可能に連結されているか、または機能的に関連している。「作動可能に連結された」および「機能的に関連して」という用語は、プロモーターエレメントに関して本明細書で交換可能に使用される。
プロモーターはしばしばRNAポリメラーゼと相互作用する。ポリメラーゼは、既存の核酸試薬を使用して核酸の合成を触媒する酵素である。テンプレートがDNAテンプレートの場合、タンパク質が合成される前にRNA分子が転写される。本発明の方法での使用に適したポリメラーゼ活性を有する酵素としては、タンパク質を合成するために選択されたテンプレートを用いて、選択されたシステムで活性である任意のポリメラーゼが挙げられる。いくつかの実施形態では、本明細書においてプロモーターエレメントとも呼ばれるプロモーター(例えば、異種プロモーター)は、ヌクレオチド配列またはオープンリーディングフレーム(ORF)に作動可能に連結され得る。プロモーターエレメントからの転写は、プロモーターに作動可能に連結されたヌクレオチド配列またはORF配列に対応するRNAの合成を触媒し得、これは次いで、所望のペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の合成をもたらす。
プロモーターエレメントは、調節制御に対して応答性を示すことがある。プロモーターエレメントは、選択的薬剤によって調節され得る場合もある。すなわち、プロモーターエレメントからの転写は、環境、栄養、または内部条件またはシグナル(例えば、熱誘導性プロモーター、光調節プロモーター、フィードバック調節プロモーター、ホルモン影響性プロモーター、組織特異的プロモーター、酸素およびpH影響性プロモーター、選択的薬剤(例えば、カナマイシン)に応答するプロモーターなど)の変化に応じて、オン、オフ、アップレギュレーションまたはダウンレギュレーションされ得る場合がある。環境、栄養、または内部シグナルの影響を受けるプロモーターは、そのプロモーターまたはその近くに結合し、特定の条件下で標的配列の発現を増加または減少させるシグナル(直接または間接)の影響を受けることがよくある。本明細書に開示される全ての方法と同様に、天然または改変プロモーターの包含を使用して、完全天然ORF(例えば、NTTまたはaaRS)または非天然ヌクレオチド(例えば、mRNAまたはtRNA)を含むORFの発現を変更または最適化し得る。
本明細書に記載の実施形態で使用されるプロモーターエレメントからの転写に影響を与える選択的薬剤または調節剤の非限定的な例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:(1)他の方法では毒性化合物(例えば、抗生物質)に対して耐性を提供する産物をコードする核酸セグメント;(2)他の方法ではレシピエント細胞に欠けている産物(例えば、必須産物、tRNA遺伝子、栄養要求性マーカー)をコードする核酸セグメント;(3)遺伝子産物の活性を抑制する産物をコードする核酸セグメント;(4)容易に同定され得る産物をコードする核酸セグメント(例えば、抗生物質(例えば、β-ラクタマーゼ)、β-ガラクトシダーゼ、緑色蛍光タンパク質(GFP)、黄色蛍光タンパク質(YFP)、赤色蛍光タンパク質(RFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、および細胞表面タンパク質などの表現型マーカー);(5)細胞の生存および/または機能に、他の方法では有害である産物に結合する核酸セグメント;(6)上記の1~5番に記載されている核酸セグメントのいずれかの活性を、他の方法では阻害する核酸セグメント(例えば、アンチセンスオリゴヌクレオチド);(7)基質を改変する産物(例えば、制限エンドヌクレアーゼ)に結合する核酸セグメント;(8)所望の分子(例えば、特定のタンパク質結合部位)を単離または同定するために使用され得る核酸セグメント;(9)他の方法では機能し得ない特定のヌクレオチド配列をコードする核酸セグメント(例えば、分子の亜集団のPCR増幅のために);(10)存在しない場合、特定の化合物に対する耐性または感受性を直接的または間接的に付与する核酸セグメント;(11)レシピエント細胞において、毒性であるか、または相対的に非毒性の化合物を毒性化合物(例えば、単純ヘルペスチミジンキナーゼ、シトシンデアミナーゼ)に変換する産物をコードする核酸セグメント;(12)それらを含む核酸分子の複製、分配または遺伝可能性を阻害する核酸セグメント;(13)条件付き複製機能、例えば、特定の宿主もしくは宿主細胞株における、または特定の環境条件下(例えば、温度、栄養条件など)での複製をコードする核酸セグメント;および/または(14)非天然ヌクレオチドを含む1つまたはそれ以上のmRNAまたはtRNAをコードする核酸。いくつかの実施形態では、調節剤または選択的薬剤を添加して、生物が供される既存の増殖条件を変更してもよい(例えば、液体培養での増殖、発酵槽での増殖、固体栄養プレートでの増殖など)。
いくつかの実施形態では、プロモーターエレメントの調節を使用して、ペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質の活性(例えば、酵素活性など)を変更(例えば、増大、追加、減少、または実質的に排除)し得る。例えば、微生物を、新規の活性(例えば、宿主生物には通常見られない活性)を加え得る、または特定の実施形態では、目的のヌクレオチド配列(例えば、目的の相同または異種ヌクレオチド配列)に作動可能に連結された相同性プロモーターまたは異種プロモーターからの転写を増加させることによって既存の活性の発現を増大し得る核酸試薬を発現するように遺伝子改変によって操作してもよい。いくつかの実施形態では、微生物を、特定の実施形態では、目的のヌクレオチド配列に作動可能に連結された相同または異種プロモーターからの転写を減少または実質的に排除することによって活性の発現を減少し得る核酸試薬を発現するように遺伝子改変によって操作してもよい。
異種タンパク質、例えば、ヌクレオチド三リン酸輸送体をコードする核酸を、任意の適切な発現系に挿入してもよいし、または使用してもよい。いくつかの実施形態では、核酸試薬は、時には、宿主生物の染色体に安定して組み込まれるか、または核酸試薬は、特定の実施形態では、宿主染色体の一部の欠失であってもよい(例えば、遺伝子改変生物において、宿主ゲノムの変更は、遺伝子改変がある所望の生物を選択的または優先的に維持する能力を付与する)。そのような核酸試薬(例えば、変更されたゲノムが生物に選択可能な形質を与える核酸または遺伝子改変生物)は、所望のタンパク質または核酸分子の産生を誘導するそれらの能力について選択され得る。必要に応じて、核酸試薬は、コドンが(i)ネイティブ配列で指定されたものとは異なるtRNAを使用して、同じアミノ酸をコードするように、または(ii)従来とは異なるかまたは非天然アミノ酸(検出可能な標識アミノ酸を含む)を含む、通常とは異なるアミノ酸をコードするように変更してもよい。
組換え発現は、プラスミドなどのベクターの一部であり得る発現カセットを使用して有用に達成される。ベクターは、ヌクレオチド三リン酸輸送体をコードする核酸に作動可能に連結されたプロモーターを含み得る。ベクターはまた、本明細書に記載されるように、転写および翻訳に必要な他のエレメントを含んでもよい。発現カセット、発現ベクター、およびカセットまたはベクター中の配列は、非天然ヌクレオチドが接触している細胞に対して異種であり得る。例えば、ヌクレオチド三リン酸輸送体配列は、細胞に対して異種であり得る。
ヌクレオチド三リン酸輸送体を保持するか、コードするか、および/または発現するのに適した様々な原核生物および真核生物の発現ベクターを生成し得る。そのような発現ベクターとしては、例えば、pET、pET3d、pCR2.1、pBAD、pUC、および酵母ベクターが挙げられる。ベクターは、例えば、様々なインビボおよびインビトロの状況で使用し得る。使用され得る原核生物プロモーターの非限定的な例としては、SP6、T7、T5、tac、bla、trp、gal、lac、またはマルトースプロモーターが挙げられる。使用され得る真核生物プロモーターの非限定的な例としては、構成的プロモーター、例えば、CMV、SV40およびRSVプロモーターなどのウイルスプロモーター、ならびに調節可能なプロモーター、例えば、tetプロモーター、hsp70プロモーター、およびCREによって調節される合成プロモーターなどの誘導性または抑制性プロモーターが挙げられる。細菌発現用のベクターとしてはpGEX-5X-3が含まれ、真核生物発現用のベクターとしては、pCIneo-CMVが挙げられる。使用され得るウイルスベクターとしては、レンチウイルス、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、ヘルペスウイルス、ワクシニアウイルス、ポリオウイルス、AIDSウイルス、神経栄養ウイルス、シンドビスおよび他のウイルスに関連するものが挙げられる。これらのウイルスの特性を共有し、ベクターとしての使用に適した任意のウイルスファミリーも有用である。使用できるレトロウイルスベクターとしては、Verma,American Society for Microbiology,pp.229-232,Washington,(1985)に記載されているベクターが挙げられる。例えば、そのようなレトロウイルスベクターとしては、マウスマロニー白血病ウイルス、MMLV、および望ましい特性を発現する他のレトロウイルスが挙げられる。通常、ウイルスベクターには、非構造初期遺伝子、構造後期遺伝子、RNAポリメラーゼIII転写物、複製およびキャプシド形成に必要な逆末端リピート、ならびにウイルスゲノムの転写および複製を制御するプロモーターを含む。ベクターとして設計された場合、ウイルスは通常、1つまたはそれ以上の初期遺伝子が除去されており、除去されたウイルス核酸の代わりに遺伝子または遺伝子/プロモーターカセットがウイルスゲノムに挿入される。
クローニング
当技術分野で公知の任意の便利なクローニング戦略を利用して、ORFなどのエレメントを核酸試薬に組み込んでもよい。以下のような公知の方法を利用して、挿入エレメントとは独立してエレメントをテンプレートに挿入してもよい、例えば、(1)1つまたはそれ以上の既存の制限酵素部位でテンプレートを切断し、目的のエレメントをライゲーションすること、および(2)1つまたはそれ以上の適切な制限酵素部位を含むオリゴヌクレオチドプライマーをハイブリダイズし、ポリメラーゼ連鎖反応(本明細書でより詳細に記載される)によって増幅することによって、テンプレートに制限酵素部位を追加すること。他のクローニング戦略は、例えば、PCRのためのオリゴヌクレオチドプライマーハイブリダイゼーション部位、および本明細書に記載される他のものなど、核酸試薬に存在するかまたは挿入される1つまたはそれ以上の挿入部位を利用する。いくつかの実施形態では、クローニング戦略は、組換えなどの遺伝子操作と組み合わせてもよい(例えば、本明細書でさらに説明するように、改変される生物のゲノムへの目的の核酸配列を有する核酸試薬の組換え)。いくつかの実施形態では、クローニングされたORFは、目的の1つまたはそれ以上のORFを有する微生物を操作することによって、(直接的または間接的に)改変のまたは野生型のヌクレオチド三リン酸輸送体および/またはポリメラーゼを生成し得、その微生物はヌクレオチド三リン酸輸送体活性またはポリメラーゼ活性の変化した活性を含む。
核酸を1つまたはそれ以上の特異的切断剤と接触させることにより、その核酸を特異的に切断し得る。特定の切断剤は、特定の部位で特定のヌクレオチド配列に従って特異的に切断することが多い。酵素特異的切断剤の例としては、限定するものではないが、エンドヌクレアーゼ(例えば、DNase(例えば、DNase I、II);RNase(例えば、RNase E、F、H、P);Cleavase(商標)酵素;TaqDNAポリメラーゼ;E.coli DNAポリメラーゼIおよび真核生物構造特異的エンドヌクレアーゼ;マウスFEN-1エンドヌクレアーゼ;I型、II型またはIII型制限エンドヌクレアーゼ、例えば、Acc I、Afl III、Alu I、Alw44 I、Apa I、Asn I、Ava I、Ava II、BamH I、Ban II、Bcl I、Bgl I.Bgl II、Bln I、BsaI、Bsm I、BsmBI、BssH II、BstE II、Cfo I、CIa I、Dde I、Dpn I、Dra I、EcIX I、EcoR I、EcoR I、EcoR II、EcoR V、Hae II、Hae II、Hind II、Hind III、Hpa I、Hpa II、Kpn I、Ksp I、Mlu I、MIuN I、Msp I、Nci I、Nco I、Nde I、Nde II、Nhe I、Not I、Nru I、Nsi I、Pst I、Pvu I、Pvu II、Rsa I、Sac I、Sal I、Sau3A I、Sca I、ScrF I、Sfi I、Sma I 、Spe I、Sph I、Ssp I、Stu I、Sty I、Swa I、Taq I、Xba I、Xho I);グリコシラーゼ(例えば、ウラシル-DNAグリコシラーゼ(UDG)、3-メチルアデニンDNAグリコシラーゼ、3-メチルアデニンDNAグリコシラーゼII、ピリミジン水和物-DNAグリコシラーゼ、FaPy-DNAグリコシラーゼ、チミンミスマッチ-DNAグリコシラーゼ、ヒポキサンチン-DNAグリコシラーゼ、5-ヒドロキシメチルウラシルDNAグリコシラーゼ(HmUDG)、5-ヒドロキシメチルシトシンDNAグリコシラーゼ、または1,N6-エテノ-アデニンDNAグリコシラーゼ);エキソヌクレアーゼ(例えば、エキソヌクレアーゼIII);リボザイム;およびDNAzymesが挙げられる。サンプル核酸は、化学薬品で処理されてもよいし、または修飾ヌクレオチドを使用して合成されてもよく、修飾核酸を切断してもよい。非限定的な例では、サンプル核酸は、(i)アルキルプリンDNAグリコシラーゼによって認識および切断される、N3-メチルアデニンおよびN3-メチルグアニンを含む、いくつかのアルキル化塩基を生成するメチルニトロソ尿素などのアルキル化剤;(ii)亜硫酸水素ナトリウムであって、これにより、DNAのシトシン残基が脱アミノ化され、ウラシルN-グリコシラーゼによって切断され得るウラシル残基が形成される、亜硫酸水素ナトリウム;ならびに(iii)グアニンをその酸化型である8-ヒドロキシグアニンに変換する化学薬品(これはホルムアミドピリミジンDNA N-グリコシラーゼによって切断され得る)、で処理され得る。化学的切断プロセスの例としては、限定するものではないが、アルキル化(例えば、ホスホロチオエート修飾核酸のアルキル化);P3’-N5’-ホスホロアミデート含有核酸の酸不安定性の切断;ならびに核酸の四酸化オスミウムおよびピペリジン処理が挙げられる。
いくつかの実施形態では、核酸試薬は、1つまたはそれ以上のリコンビナーゼ挿入部位を含む。リコンビナーゼ挿入部位は、組換えタンパク質による組み込み/組換え反応に関与する核酸分子上の認識配列である。例えば、Creリコンビナーゼの組換え部位は、loxPであり、これは、8塩基対のコア配列(例えば、Sauer,Curr.Opin.Biotech.5:521-527(1994))に隣接する2つの13塩基対の逆方向反復配列(リコンビナーゼ結合部位として機能)で構成される34塩基対の配列である。組換え部位の他の例としては、attB、attP、attL、およびattR配列、ならびに組換えタンパク質λIntによって、および補助タンパク質組み込み宿主因子(IHF)、FISおよび切除酵素(Xis)によって認識される、それらの変異体、フラグメント、バリアントおよび誘導体が挙げられる(例えば、米国特許第5,888,732号;同第6,143,557号;同第6,171,861号;同第6,270,969号;同第6,277,608号;および同第6,720,140号;米国特許出願公開第09/517,466号、および同第09/732,914号;米国特許出願公開第2002/0007051号;ならびにLandy,Curr.Opin.Biotech.3:699-707(1993)(それぞれの開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる))。
リコンビナーゼクローニング核酸の例は、ゲートウェイ(Gateway)(登録商標)システム(Invitrogen,California)にあり、これは、インビボまたはインビトロで所望の核酸分子をクローニングするための少なくとも1つの組換え部位を含む。いくつかの実施形態では、この系は、しばしばバクテリオファージラムダ系(例えば、att1およびatt2)に基づいて、少なくとも2つの異なる部位特異的組換え部位を含み、野生型(att0)部位から変異しているベクターを利用する。各変異部位は、同じタイプの同族のパートナーatt部位(すなわち、その結合パートナー組換え部位)に対して固有の特異性を有し(例えば、attB1とattP1、またはattL1とattR1)、他の変異型の組換え部位とも、または野生型att0部位とも交差反応しない。異なる部位特異性は、所望の分子の方向性のあるクローニングまたは連結を可能にし、したがって、クローニングされた分子の所望の配向を提供する。組換え部位に隣接する核酸フラグメントは、Gateway(登録商標)系を使用して、目的ベクター(Destination Vector)と呼ばれることもあるレシピエントプラスミド分子上のatt部位に隣接する選択可能なマーカー(例えば、ccdB)を置き換えることにより、クローニングおよびサブクローニングされる。次いで、ccdB感受性宿主株の形質転換およびレシピエント分子上のマーカーの陽性選択によって、所望のクローンが選択される。陰性選択(例えば、毒性遺伝子の使用)のための同様の戦略は、哺乳類および昆虫のチミジンキナーゼ(TK)のように他の生物で使用され得る。
核酸試薬は、1つまたはそれ以上の複製起点(ORI)エレメントを含むことがある。いくつかの実施形態では、テンプレートは、2つまたはそれ以上のORIを含み、1つは1つの生物(例えば、細菌)において効率的に機能し、別の生物は別の生物(例えば、酵母のような真核生物)において効率的に機能する。いくつかの実施形態では、ORIは、1つの種(例えば、S.cerevisiaeなど)において効率的に機能し得、そして別のORIは、異なる種(例えば、S.pombeなど)において効率的に機能し得る。核酸試薬はまた、1つまたはそれ以上の転写調節部位を含む場合もある。
核酸試薬、例えば、発現カセットまたはベクターは、マーカー産物をコードする核酸配列を含み得る。マーカー産物は、ある遺伝子が細胞に送達され、送達された後は発現されているか否かを判断するために使用される。マーカー遺伝子の例としては、β-ガラクトシダーゼおよび緑色蛍光タンパク質をコードする大腸菌lacZ遺伝子が挙げられる。いくつかの実施形態では、マーカーは、選択可能なマーカーであり得る。そのような選択可能なマーカーが宿主細胞に首尾よく移されるとき、その形質転換された宿主細胞は、選択圧下に置かれた場合に生き残り得る。選択的レジームには、広く使用されている2つの別個のカテゴリーがある。第1のカテゴリーは、細胞の代謝、および補充された培地から独立して増殖する能力を欠く変異細胞株の使用に基づいている。第2のカテゴリーは優性選択であり、これは任意の細胞型で使用される選択スキームを指し、変異細胞株の使用を必要としない。これらのスキームは通常、宿主細胞の増殖を阻止するために薬物を使用する。新規遺伝子を有するそれらの細胞は、薬剤耐性を運ぶタンパク質を発現し、選択を生き残る。そのような優勢な選択の例は、薬物ネオマイシン(Southernら、J.Molec.Appl.Genet.1:327(1982))、ミコフェノール酸(Mulliganら、Science 209:1422(1980))またはハイグロマイシン(Sugdenら、Mol.Cell.Biol.5:410~413(1985);それらのそれぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)を使用する。
核酸試薬は、1つまたはそれ以上の選択エレメント(例えば、核酸試薬の存在を選択するためのエレメントであり、選択的に調節され得るプロモーターエレメントの活性化のためではないエレメント)を含み得る。選択エレメントは、核酸試薬が細胞に含まれるか否かを決定するために公知のプロセスを使用して利用されることが多い。いくつかの実施形態では、核酸試薬は、2つまたはそれ以上の選択エレメントを含み、1つのエレメントは1つの生物において効率的に機能し、別のエレメントは別の生物において効率的に機能する。選択エレメントの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:(1)他の方法では毒性のある化合物(例えば、抗生物質)に対する耐性を提供する産物をコードする核酸セグメント;(2)他の方法ではレシピエント細胞に欠けている産物(例えば、必須産物、tRNA遺伝子、栄養要求性マーカー)をコードする核酸セグメント;(3)遺伝子産物の活性を抑制する産物をコードする核酸セグメント;(4)容易に同定され得る産物をコードする核酸セグメント(例えば、抗生物質(例えば、β-ラクタマーゼ)、β-ガラクトシダーゼ、緑色蛍光タンパク質(GFP)、黄色蛍光タンパク質(YFP)、赤色蛍光タンパク質(RFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、および細胞表面タンパク質などの表現型マーカー);(5)細胞の生存および/または機能に対して他の方法では有害な産物に結合する核酸セグメント;(6)上記の1~5番に記載されている核酸セグメント(例えば、アンチセンスオリゴヌクレオチド)のいずれかの活性を他の方法では阻害する核酸セグメント;(7)基質を修飾する産物(例えば、制限エンドヌクレアーゼ)に結合する核酸セグメント;(8)所望の分子(例えば、特定のタンパク質結合部位)を単離または同定するために使用され得る核酸セグメント;(9)他の方法では機能しない場合がある特定のヌクレオチド配列をコードする核酸セグメント(例えば、分子の亜集団のPCR増幅のために);(10)存在しない場合、特定の化合物に対する耐性または感受性を直接的または間接的に付与する核酸セグメント;(11)レシピエント細胞において、毒性であるか、または比較的非毒性の化合物を毒性化合物に変換する産物(例えば、単純ヘルペスチミジンキナーゼ、シトシンデアミナーゼ)をコードする核酸セグメント;(12)それらを含む核酸分子の複製、分配または遺伝可能性を阻害する核酸セグメント;ならびに/あるいは(13)条件付き複製機能、例えば、特定の宿主もしくは宿主細胞株における、または特定の環境条件下(例えば、温度、栄養状態など)での複製をコードする核酸セグメント。
核酸試薬は、インビボ転写および/または翻訳に有用な任意の形態であり得る。核酸は、スーパーコイルプラスミドなどのプラスミドである場合もあれば、酵母人工染色体(例えば、YAC)である場合もあり、線状核酸(例えば、PCRまたは制限消化によって産生される線状核酸)である場合もあり、一本鎖である場合もあり、時には二本鎖でもある。核酸試薬は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)プロセスまたは転写媒介増幅プロセス(TMA)などの増幅プロセスによって調製される場合もある。TMAでは、2つの酵素が、等温反応で使用され、発光によって検出される増幅産物を生成する(例えば、Biochemistry 1996 Jun 25;35(25):8429-38)。標準的なPCRプロセスは公知であり(例えば、米国特許第4,683,202号;第4,683,195号;第4,965,188号;および第5,565,493号)、一般にサイクルで実施される。各サイクルとしては、熱変性(ここでハイブリッド核酸が解離する)、冷却(ここでプライマーオリゴヌクレオチドがハイブリダイズする);およびポリメラーゼ(すなわち、Taqポリメラーゼ)によるオリゴヌクレオチドの伸長が挙げられる。PCR循環プロセスの例は、サンプルを95℃で5分間処理すること;95℃で1分間、59℃で1分間、10秒間、72℃で1分30秒間という45サイクルを繰り返すこと;次いで、サンプルを72℃で5分間処理すること。複数のサイクルは、市販のサーマルサイクラーを使用して頻繁に行われる。PCR増幅産物は、低温で一時的に保存される場合もあり(例えば、4℃)、分析前に凍結される場合もある(例えば、-20℃)。
上記のものと類似のクローニング戦略を使用して、非天然ヌクレオチドを含むDNAを生成し得る。例えば、所望の位置に非天然ヌクレオチドを含むオリゴヌクレオチドは、標準的な固相合成を使用して合成され、HPLCによって精製される。次いで、オリゴヌクレオチドは、BsaI部位などのクローニング部位を使用したクローニング方法(Golden Gateアセンブリなど)を使用して(ただし、上記で説明した他のものを使用してもよい)、必要な配列コンテキスト(すなわち、UTRおよびコード配列)を含むプラスミドに挿入される。
キット/製造品
特定の実施形態では、本明細書に開示されるのは、本明細書に記載される1つまたはそれ以上の方法で使用するためのキットおよび製造品である。そのようなキットとしては、バイアル、チューブなどのような1つまたはそれ以上の容器を受け入れるように区画化された担体、パッケージ、または容器を含み、その容器のそれぞれは、本明細書に記載の方法で使用される別個のエレメントの1つを含んでいる。適切な容器としては、例えば、ボトル、バイアル、注射器、および試験管が挙げられる。一実施形態では、容器は、ガラスまたはプラスチックなどの様々な材料から形成される。
いくつかの実施形態では、キットは、キットの内容物を収容するための適切な包装材料を備える。場合によっては、包装材料は、好ましくは無菌で夾雑物のない環境を提供するために、周知の方法によって構築される。本明細書で使用される包装材料としては、例えば、核酸配列決定システムで使用するために販売されている市販のキットで慣習的に利用されているものが挙げられる。例示的な包装材料としては、限定するものではないが、本明細書に記載の構成要素を一定の範囲内に保持し得るガラス、プラスチック、紙、ホイルなどが挙げられる。
包装材料は、構成要素の特定の用途を示すラベルを備えてもよい。このラベルで示されているキットの使用は、そのキットに存在する構成要素の特定の組み合わせに適切な、本明細書に記載されている方法の1つまたはそれ以上であり得る。例えば、ラベルは、キットがポリヌクレオチドを合成する方法にとって、または核酸の配列を決定する方法にとって有用であることを示し得る。
パッケージングされた試薬または構成要素の使用説明書もキットに含まれてもよい。この説明書には通常、混合されるキット成分およびサンプルの相対量、試薬/サンプル混合物のメンテナンス期間、温度、緩衝液条件などの反応パラメーターを説明する具体的な表現が含まれる。
特定の反応に必要な全ての構成要素が特定のキットに存在する必要があるわけではないことが理解される。そうではなく、1つまたはそれ以上の追加の構成要素を他の供給源から提供され得る。キットに付属の説明書で、提供される追加の構成要素、及びそれらを入手できる場所が特定され得る。
いくつかの実施形態では、例えば、遺伝子操作された細胞を調製するための本発明によって提供される方法を使用して、非天然核酸を細胞核酸に安定に組み込むために有用なキットが提供される。一実施形態では、本明細書に記載のキットは、遺伝子操作された細胞および1つまたはそれ以上の非天然核酸を含む。別の実施形態では、本明細書に記載のキットは、配列番号1~2から選択される配列を含む単離および精製されたプラスミドを含む。さらなる実施形態では、本明細書に記載のキットは、配列番号3~20から選択される配列を含むプライマーを含む。
追加の実施形態では、本明細書に記載のキットは、細胞および細胞に導入するための異種遺伝子を含む核酸分子を提供し、それにより、この段落で説明されている上記の任意の実施形態の核酸を含む発現ベクターなどの遺伝子操作された細胞を提供する。
例示的な実施形態
本開示を、以下の実施形態によってさらに記載する。実施形態のそれぞれの構成は、適切および実用的である場合、他の実施形態のいずれかと組み合わされる。
実施形態1。非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生するインビボの方法であって、方法は、
第1の非天然塩基および相補的な第2の非天然塩基を含むDANテンプレートを転写して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込む工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成するように構成されている、工程;
DNAテンプレートを転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成するように構成され、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は同じではない、工程;ならびに
mRNAおよびtRANからタンパク質を翻訳する工程であって、前記タンパク質は、非天然アミノ酸を含む、工程
を含む方法。
実施形態2。インビボの方法は、半合成生物の使用を含む、実施形態1に記載の方法。
実施形態3。生物は、微生物を含む、実施形態2に記載の方法。
実施形態4。生物は、細菌を含む、実施形態3に記載の方法。
実施形態5。生物は、グラム陽性細菌を含む、実施形態4に記載の方法。
実施形態6。生物は、グラム陰性細菌を含む、実施形態4に記載の方法。
実施形態7。生物は、大腸菌を含む、実施形態2~4のいずれか1項に記載の方法。
実施形態8。少なくとも1つの非天然塩基は、
(i)2-チオウラシル、2-チオ-チミン、2’-デオキシウリジン、4-チオ-ウラシル、4-チオ-チミン、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、5-ハロウラシル;5-プロピニル-ウラシル、6-アゾ-チミン、6-アゾ-ウラシル、5-メチルアミノメチルウラシル、5-メトキシアミノメチル-2-チオウラシル、シュードウラシル、ウラシル-5-オキサ酢酸メチルエステル、ウラシル-5-オキサ酢酸、5-メチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3-N-2-カルボキシプロピル)ウラシル、5-メチル-2-チオウラシル、4-チオウラシル、5-メチルウラシル、5’-メトキシカルボキシメチルウラシル、5-メトキシウラシル、ウラシル-5-オキシ酢酸、5-(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5-カルボキシメチルアミノメチル-2-チオウリジン、5-カルボキシメチルアミノメチルウラシルまたはジヒドロウラシル;
(ii)5-ヒドロキシメチルシトシン、5-トリフルオロメチルシトシン、5-ハロシトシン、5-プロピニルシトシン、5-ヒドロキシシトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5,6-ジヒドロシトシン、5-ニトロシトシン、6-アゾシトシン、アザシトシン、N4-エチルシトシン、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、4-アセチルシトシン、2-チオシトシン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、フェノキサジンシチジン(9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)またはピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン);
(iii)2-アミノアデニン、2-プロピルアデニン、2-アミノ-アデニン、2-F-アデニン、2-アミノ-プロピル-アデニン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、3-デアザアデニン、7-メチルアデニン、7-デアザ-アデニン、8-アザアデニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたアデニン、N6-イソペンテニルアデニン、2-メチルアデニン、2,6-ジアミノプリン、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニンまたは6-アザ-アデニン;
(iv)2-メチルグアニン、グアニンの2-プロピルおよびアルキル誘導体、3-デアザグアニン、6-チオ-グアニン、7-メチルグアニン、7-デアザグアニン、7-デアザグアノシン、7-デアザ-8-アザグアニン、8-アザグアニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたグアニン、1-メチルグアニン、2,2-ジメチルグアニン、7-メチルグアニンまたは6-アザ-グアニン;ならびに
(v)ヒポキサンチン、キサンチン、1-メチルイノシン、キュエオシン、ベータ-D-ガラクトシルキュエオシン、イノシン、ベータ-D-マンノシルキュエオシン、ワイブトキソシン、ヒドロキシウレア、(acp3)w、2-アミノピリジンまたは2-ピリドン
からなる群から選択される、実施形態1~7のいずれか1項に記載の方法。
実施形態9。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態1~7のいずれか1項に記載の方法。
実施形態10。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態1~7のいずれか1項に記載の方法。
実施形態11。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態12。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態13。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態14。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態15。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態16。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態17。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態18。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態19。第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
から選択される、実施形態9に記載の方法。
実施形態20。第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態21。第1または第2の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態22。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態23。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態24。第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態25。第3の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態26。第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態27。第3または第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態28。第3の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態29。第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態30。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態31。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態32。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態33。第3の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態34。第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態35。第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である、実施形態9に記載の方法。
実施形態36。第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態9~35のいずれか1項に記載の方法。
実施形態37。第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態9~35のいずれか1項に記載の方法。
実施形態38。第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含む、実施形態9~35のいずれか1項に記載の方法。
実施形態39。第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含み、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む、実施形態9~35のいずれか1項に記載の方法。
実施形態40。DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態9に記載の方法。
実施形態41。DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態42。DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態43。DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態44。DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態45。DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態46。DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態47。DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み;
mRNAおよびtRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態1に記載の方法。
実施形態48。DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態49。DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態50。DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態51。DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態52。DNAテンプレートは、dNaM-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態53。DNAテンプレートは、dCNMO-dTAT1である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む、実施形態47に記載の方法。
実施形態54。mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態47~53のいずれか1項に記載の方法。
実施形態55。mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態56。mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態57。mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態58。mRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態59。tRNAは、
から選択される非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態60。tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態61。tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態62。tRNAは、
である非天然塩基を含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態63。第1の非天然塩基は、dCNMOを含み、第2の非天然塩基は、dTPT3を含む、実施形態1~7のいずれか1項に記載の方法。
実施形態64。第3の非天然塩基は、NaMを含み、第2の非天然塩基は、TAT1を含む、実施形態1~7または41のいずれか1項に記載の方法。
実施形態65。第1の非天然塩基または第2の非天然塩基は、DNAポリメラーゼによって認識される、実施形態1~64のいずれか1項に記載の方法。
実施形態66。第3の非天然塩基または第4の非天然塩基は、RNAポリメラーゼによって認識される、実施形態1~65のいずれか1項に記載の方法。
実施形態67。タンパク質は、少なくとも2つの非天然アミノ酸を含む、実施形態1~66のいずれか1項に記載の方法。
実施形態68。タンパク質は、少なくとも3つの非天然アミノ酸を含む、実施形態1~66のいずれか1項に記載の方法。
実施形態69。タンパク質は、少なくとも2つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態1~66のいずれか1項に記載の方法。
実施形態70。タンパク質は、少なくとも3つの異なる非天然アミノ酸を含む、実施形態1~66のいずれか1項に記載の方法。
実施形態71。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、
リジンアナログである;
芳香族側鎖を含む;
アジド基を含む;
アルキン基を含む;または
アルデヒドもしくはケトン基を含む、
実施形態1~70のいずれか1項に記載の方法。
実施形態72。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない、実施形態1~70のいずれか1項に記載の方法。
実施形態73。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)、BCN-L-リジン、ノルボルネンリジン、TCO-リジン、メチルテトラジンリジン、アリルオキシカルボニルリジン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、2-アミノ-8-オキソオクタン酸、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、m-アセチルフェニルアラニン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、3-メチル-フェニルアラニン、L-ドパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、O-アリルチロシン、O-メチル-L-チロシン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、ホスホノチロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸またはセレノシステインを含む、実施形態1~70のいずれか1項に記載の方法。
実施形態74。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)およびN6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態73に記載の方法。
実施形態75。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)を含む、実施形態72に記載の方法。
実施形態76。少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む、実施形態72に記載の方法。
実施形態77。拡大された遺伝子アルファベットを含む半合成生物であって、遺伝子アルファベットは、少なくとも2つの固有の非天然塩基を含む、半合成生物。
実施形態78。生物は、微生物を含む、実施形態77に記載の半合成生物。
実施形態79。生物は、細菌を含む、実施形態77~78のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態80。生物は、グラム陽性細菌を含む、実施形態79に記載の半合成生物。
実施形態81。生物は、グラム陽性細菌を含む、実施形態79に記載の半合成生物。
実施形態82。生物は、大腸菌を含む、実施形態77~79のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態83。非天然塩基のうちの少なくとも1つは、2-アミノアデニン-9-イル、2-アミノアデニン、2-F-アデニン、2-チオウラシル、2-チオ-チミン、2-チオシトシン、アデニンおよびグアニンの2-プロピルおよびアルキル誘導体、2-アミノ-アデニン、2-アミノ-プロピル-アデニン、2-アミノピリジン、2-ピリドン、2’-デオキシウリジン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、3-デアザグアニン、3-デアザアデニン、4-チオ-ウラシル、4-チオ-チミン、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、5-メチル-シトシン、5-ヒドロキシメチルシトシン、キサンチン、ヒポキサンチン、5-ブロモおよび5-トリフルオロメチルウラシルおよびシトシン;5-ハロウラシル、5-ハロシトシン、5-プロピニル-ウラシル、5-プロピニルシトシン、5-ウラシル、5-置換、5-ハロ、5-置換ピリミジン、5-ヒドロキシシトシン、5-ブロモシトシン、5-ブロモウラシル、5-クロロシトシン、塩素化シトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5-フルオロシトシン、フルオロピリミジン、フルオロウラシル、5,6-ジヒドロシトシン、5-ヨードシトシン、ヒドロキシウレア、ヨードウラシル、5-ニトロシトシン、5-ブロモウラシル、5-クロロウラシル、5-フルオロウラシルおよび5-ヨードウラシル、アデニンおよびグアニンの6-アルキル誘導体、6-アザピリミジン、6-アゾ-ウラシル、6-アゾシトシン、アザシトシン、6-アゾ-チミン、6-チオ-グアニン、7-メチルグアニン、7-メチルアデニン、7-デアザグアニン、7-デアザグアノシン、7-デアザ-アデニン、7-デアザ-8-アザグアニン、8-アザグアニン、8-アザアデニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシル置換アデニンおよびグアニン;N4-エチルシトシン、N-2置換プリン、N-6置換プリン、O-6置換プリン、二本鎖形成の安定性を増加させるもの、ユニバーサル核酸、疎水性核酸、乱雑な核酸、サイズが拡大された核酸、フッ素化核酸、三環式ピリミジン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、G-clamps、フェノキサジンシチジン(9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)、ピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン)、5-フルオロウラシル、5-ブロモウラシル、5-クロロウラシル、5-ヨードウラシル、ヒポキサンチン、キサンチン、4-アセチルシトシン、5-(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5-カルボキシメチルアミノメチル-2-チオウリジン、5-カルボキシメチルアミノメチルウラシル、ジヒドロウラシル、ベータ-D-ガラクトシルキュエオシン、イノシン、N6-イソペンテニルアデニン、1-メチルグアニン、1-メチルイノシン、2,2-ジメチルグアニン、2-メチルアデニン、2-メチルグアニン、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、N6-アデニン、7-メチルグアニン、5-メチルアミノメチルウラシル、5-メトキシアミノメチル-2-チオウラシル、ベータ-D-マンノシルキュエオシン、5’-メトキシカルボキシメチルウラシル、5-メトキシウラシル、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニン、ウラシル-5オキシ酢酸、ワイブトキソシン、シュードウラシル、キュエオシン、2-チオシトシン、5-メチル-2-チオウラシル、2-チオウラシル、4-チオウラシル、5-メチルウラシル、ウラシル-5-オキサ酢酸メチルエステル、ウラシル-5-オキサ酢酸、5-メチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3-N-2-カルボキシプロピル)ウラシル、(acp3)w、および2,6-ジアミノプリン、ならびにプリンまたはピリミジン塩基が複素環で置き換えられたものからなる群から選択される、実施形態77~82のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態84。
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含むDNAを含む、実施形態77~82のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態85。非天然塩基のうちの少なくとも1つを含むDNAは、非天然塩基対(UBP)を形成する、実施形態77~84のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態86。非天然塩基対(UBP)は、dCNMO-dTPT3、dNaM-dTPT3、dCNMO-dTAT1またはdNaM-dTAT1である、実施形態85に記載の半合成生物。
実施形態87。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態84に記載の半合成生物。
実施形態88。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態87に記載の半合成生物。
実施形態89。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態90。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態91。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態92。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態93。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態94。DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態95。DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態96。DNAは、
から選択される少なくとも2つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態97。DNAは、2つの鎖を含み、第1の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含み、第2の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態98。DNAは、
である少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、実施形態88に記載の半合成生物。
実施形態99。生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体を発現する、実施形態77~98のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態100。生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現する、実施形態99に記載の半合成生物。
実施形態101。生物は、tRNAシンテターゼをさらに発現する、実施形態77~100のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態102。tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)である、実施形態101の半合成生物。
実施形態103。生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現し、tRNAシンテターゼのM.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)をさらに発現する、実施形態99に記載の半合成生物。
実施形態104。生物は、RNAポリメラーゼをさらに発現する、実施形態77~103のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態105。RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである、実施形態104に記載の半合成生物。
実施形態106。生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない、実施形態77~105のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態107。大腸菌であり、RecAを発現しない、実施形態77~105のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態108。mRNAをさらに含む、実施形態77~107のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態109。mRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態108に記載の半合成生物。
実施形態110。mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態108に記載の半合成生物。
実施形態111。mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態108に記載の半合成生物。
実施形態112。mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態108に記載の半合成生物。
実施形態113。tRNAをさらに含む、実施形態77~112のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態114。tRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態113に記載の半合成生物。
実施形態115。tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態113に記載の半合成生物。
実施形態116。tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態113に記載の半合成生物。
実施形態117。tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む、実施形態113に記載の半合成生物。
実施形態118。mRNAおよびtRNAをさらに含む、実施形態77~107のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態119。生物は、(a)ヌクレオシド三リン酸輸送体、(b)mRNA、(c)tRNA、(d)tRNAシンテターゼおよび(e)RNAポリメラーゼをさらに含み、生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない、実施形態77~98のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態120。ヌクレオシド三リン酸輸送体は、PtNTT2であり、tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)であり、RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである、実施形態119に記載の半合成生物。
実施形態121。大腸菌であり、RecAを発現しない、実施形態119に記載の半合成生物。
実施形態122。生物は、1つまたはそれ以上のDNAポリメラーゼを過剰発現する、実施形態118または119に記載の半合成生物。
実施形態123。生物は、1つまたはそれ以上のDNA Pol IIを過剰発現する、実施形態122に記載の半合成生物。
実施形態124。少なくとも1つの非天然塩基は、非天然糖部分をさらに含む、実施形態77~123のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態125。非天然糖部分は、
2’位における修飾:
OH、置換低級アルキル、アルカリル、アラルキル、O-アルカリルもしくはO-アラルキル、SH、SCH、OCN、Cl、Br、CN、CF、OCF、SOCH、SOCH、ONO、NO、N、NHF;
O-アルキル、S-アルキル、N-アルキル;
O-アルケニル、S-アルケニル、N-アルケニル;
O-アルキニル、S-アルキニル、N-アルキニル;
O-アルキル-O-アルキル、2’-F、2’-OCH、2’-O(CHOCH、(ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、置換もしくは無置換のC~C10アルキル、C~C10アルケニル、C~C10アルキニル、-O[(CHO]CH、-O(CHOCH、-O(CHNH、-O(CHCH、-O(CH-NHおよび-O(CHON[(CHCH)]であってもよく、nおよびmは、1~約10である);
ならびに/または
5’位における修飾:
5’-ビニル、5’-メチル(RまたはS);
4’位における修飾:
4’-S、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルカリル、アミノアルキルアミノ、ポリアルキルアミノ、置換シリル、RNA切断基、レポーター基、干渉物質、オリゴヌクレオチドの薬物動態学的性質を改善するための基、もしくはオリゴヌクレオチドの薬力学的性質を改善するための基、およびそれらの任意の組み合わせ
からなる群から選択される、実施形態124に記載の半合成生物。
実施形態126。少なくとも1つの非天然塩基は、DNAポリメラーゼによって認識される、実施形態77~125のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態127。少なくとも1つの非天然塩基は、RNAポリメラーゼによって認識される、実施形態73~126のいずれか1項に記載の半合成生物。
実施形態128。構造:
[式中、
それぞれのXは、独立して、炭素または窒素であり;
は、任意であり、存在する場合、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、メトキシ、メタンチオール、メタンセレノ、ハロゲン、シアノまたはアジド基であり;
それぞれのYは、独立して、硫黄、酸素、セレンまたは第二級アミンであり;
それぞれのEは、独立して、酸素、硫黄またはセレンであり;
波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、場合によりα-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートもしくはγ-チオトリホスフェート基を含むモノホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる]
の核酸塩基アナログを含む、組成物。
実施形態129。リボシルまたはデオキシリボシル部分は、それらの5’ヒドロキシルに結合したトリホスフェートまたはα-チオトリホスフェート基を有する、実施形態128に記載の化合物。
実施形態130。リボシルもしくはデオキシリボシル部分は、それぞれ、RNAもしくはDNAオリゴヌクレオチド鎖に組み込まれるか、あるいはリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、ポリヌクレオチドに組み込まれる、実施形態128または129に記載の化合物。
実施形態131。Xは、炭素である、実施形態128~130のいずれか1項に記載の化合物。
実施形態132。Eは、硫黄である、実施形態128~131のいずれか1項に記載の化合物。
実施形態133。Yは、硫黄である、実施形態128~132のいずれか1項に記載の化合物。
実施形態134。核酸塩基は、構造
を含む、実施形態128に記載の化合物。
実施形態135。核酸塩基は、相補的な塩基対形成核酸塩基に結合して、非天然塩基対(UBP)を形成する、実施形態128~134のいずれか1項に記載の化合物。
実施形態136。相補的な塩基対形成核酸塩基は、
から選択される、実施形態135に記載の化合物。
実施形態137。二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖であって、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、実施形態128~134のいずれか1項に記載の化合物を含み、第2の相補的なオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖。
実施形態138。第1のオリゴヌクレオチド鎖は、
を含み、第2の鎖は、
からなる群から選択される相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、実施形態137に記載の二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖。
実施形態139。実施形態128~136のいずれか1項に記載の核酸塩基アナログを含むトランスファーRNA(tRNA)であって、
核酸塩基アナログを含むアンチコドン;および
アミノアシルtRNAシンテターゼによる、tRNAの非天然アミノ酸による選択的チャージを促進する認識エレメント;
を含むトランスファーRNA。
実施形態140。核酸塩基アナログは、tRNAのアンチコドン領域に位置する、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態141。核酸塩基アナログは、アンチコドンの第1の位置に位置する、実施形態140に記載のtRNA。
実施形態142。核酸塩基アナログは、アンチコドンの第2の位置に位置する、実施形態140に記載のtRNA。
実施形態143。核酸塩基アナログは、アンチコドンの第3の位置に位置する、実施形態140に記載のtRNA。
実施形態144。アミノアシルtRNAシンテターゼは、好熱菌に由来する、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態145。アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノサルシナ属またはそのバリアントに由来する、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態146。アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノコッカス属(メタノカルドコッカス属)またはそのバリアントに由来する、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態147。非天然アミノ酸は、芳香族部分を含む、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態148。非天然アミノ酸は、リジン誘導体である、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態149。非天然アミノ酸は、フェニルアラニン誘導体である、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態150。非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)、BCN-L-リジン、ノルボルネンリジン、TCO-リジン、メチルテトラジンリジン、アリルオキシカルボニルリジン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、2-アミノ-8-オキソオクタン酸、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、m-アセチルフェニルアラニン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、3-メチル-フェニルアラニン、L-ドパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、O-アリルチロシン、O-メチル-L-チロシン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、ホスホノチロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸およびセレノシステインからなる群から選択される、実施形態139に記載のtRNA。
実施形態151。式:
N1-Zx-N2
[式中、N1は、ヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ホスフェート基であり;N2は、ヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ヒドロキシル基であり;Zは、実施形態128~136のいずれか1項に記載の化合物であり、
xは、1~20の整数である]
を含む構造。
実施形態152。構造は、遺伝子をコードする、実施形態151に記載の構造。
実施形態153。Zxは、遺伝子の翻訳領域に位置する、実施形態151に記載の構造。
実施形態154。Zxは、遺伝子の非翻訳領域に位置する、実施形態151に記載の構造。
実施形態155。構造は、5’または3’非翻訳領域(UTR)をさらに含む、実施形態151に記載の構造。
実施形態156。構造は、ターミネーター領域をさらに含む、実施形態151に記載の構造。
実施形態157。構造は、プロモーター領域をさらに含む、実施形態151に記載の構造。
実施形態158。ポリヌクレオチドライブラリーであって、ライブラリーは、少なくとも5000の固有のポリヌクレオチドを含み、それぞれのポリヌクレオチドは、実施形態128~136のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を含む、ポリヌクレオチドライブラリー。
実施形態159。ポリヌクレオチドライブラリーは、少なくとも1つの遺伝子をコードする、実施形態158に記載のライブラリー。
実施形態160。ヌクレオシド三リン酸であって、核酸塩基は、
から選択される、ヌクレオシド三リン酸。
実施形態161。ヌクレオシドは、リボースを含む、実施形態160に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態162。ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む、実施形態160に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態163。核酸塩基は、
から選択される、実施形態160~162のいずれか1項に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態164。核酸塩基は、
から選択される、実施形態163に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態165。核酸塩基は、
から選択される、実施形態163に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態166。核酸塩基は、
から選択される、実施形態163に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態167。核酸塩基は、
である、実施形態165に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態168。ヌクレオシドは、リボースを含む、実施形態167に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態169。ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む、実施形態167に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態170。核酸塩基は、
である、実施形態165に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態171。ヌクレオシドは、リボースを含む、実施形態170に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態172。ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む、実施形態170に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態173。核酸塩基は、
である、実施形態165に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態174。ヌクレオシドは、リボースを含む、実施形態173に記載のヌクレオシド三リン酸。
実施形態175。ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む、実施形態173に記載のヌクレオシド三リン酸。
非天然アミノ酸を含むタンパク質を産生するインビボの方法であって、方法は、第1の非天然塩基および相補的な第2の非天然塩基を含むDANテンプレートを転写して、第3の非天然塩基をmRNAに組み込む工程であって、第3の非天然塩基は、第1の非天然塩基と第1の非天然塩基対を形成するように構成されている、工程;DNAテンプレートを転写して、第4の非天然塩基をtRNAに組み込む工程であって、第4の非天然塩基は、第2の非天然塩基と第2の非天然塩基対を形成するように構成され、第1の非天然塩基対および第2の非天然塩基対は同じではない、工程;ならびにmRNAおよびtRANからタンパク質を翻訳する工程であって、前記タンパク質は、非天然アミノ酸を含む、工程を含む方法を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、インビボの方法は、半合成生物の使用を含む。いくつかの実施形態において、生物は、微生物を含む。いくつかの実施形態において、生物は、細菌を含む。いくつかの実施形態において、生物は、グラム陽性細菌を含む。いくつかの実施形態において、生物は、グラム陰性細菌を含む。いくつかの実施形態において、生物は、大腸菌を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然塩基は、(i)2-チオウラシル、2-チオ-チミン、2’-デオキシウリジン、4-チオ-ウラシル、4-チオ-チミン、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、5-ハロウラシル;5-プロピニル-ウラシル、6-アゾ-チミン、6-アゾ-ウラシル、5-メチルアミノメチルウラシル、5-メトキシアミノメチル-2-チオウラシル、シュードウラシル、ウラシル-5-オキサ酢酸メチルエステル、ウラシル-5-オキサ酢酸、5-メチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3-N-2-カルボキシプロピル)ウラシル、5-メチル-2-チオウラシル、4-チオウラシル、5-メチルウラシル、5’-メトキシカルボキシメチルウラシル、5-メトキシウラシル、ウラシル-5-オキシ酢酸、5-(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5-カルボキシメチルアミノメチル-2-チオウリジン、5-カルボキシメチルアミノメチルウラシルまたはジヒドロウラシル;(ii)5-ヒドロキシメチルシトシン、5-トリフルオロメチルシトシン、5-ハロシトシン、5-プロピニルシトシン、5-ヒドロキシシトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5,6-ジヒドロシトシン、5-ニトロシトシン、6-アゾシトシン、アザシトシン、N4-エチルシトシン、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、4-アセチルシトシン、2-チオシトシン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、フェノキサジンシチジン(9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)またはピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン);(iii)2-アミノアデニン、2-プロピルアデニン、2-アミノ-アデニン、2-F-アデニン、2-アミノ-プロピル-アデニン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、3-デアザアデニン、7-メチルアデニン、7-デアザ-アデニン、8-アザアデニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたアデニン、N6-イソペンテニルアデニン、2-メチルアデニン、2,6-ジアミノプリン、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニンまたは6-アザ-アデニン;(iv)2-メチルグアニン、グアニンの2-プロピルおよびアルキル誘導体、3-デアザグアニン、6-チオ-グアニン、7-メチルグアニン、7-デアザグアニン、7-デアザグアノシン、7-デアザ-8-アザグアニン、8-アザグアニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシルで置換されたグアニン、1-メチルグアニン、2,2-ジメチルグアニン、7-メチルグアニンまたは6-アザ-グアニン;ならびに(v)ヒポキサンチン、キサンチン、1-メチルイノシン、キュエオシン、ベータ-D-ガラクトシルキュエオシン、イノシン、ベータ-D-マンノシルキュエオシン、ワイブトキソシン、ヒドロキシウレア、(acp3)w、2-アミノピリジンまたは2-ピリドンからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。ヌクレオシドまたはヌクレオチドの塩基のみを、糖部分とともに示し、場合により任意のホスフェート残基は、明確にするために、割愛する。ここで、全体にわたって、波線は、デオキシもしくはリボヌクレオシドまたはヌクレオチドとの接続を表し、ここで、ヌクレオチドの糖部分は、さらに修飾することができる。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
からなる群から選択される。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基、第2の非天然塩基、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基のうちの少なくとも1つは、
から選択される。いくつかの実施形態において、第1または第2の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1または第2の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3または第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3または第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、
であり、第2の非天然塩基は、
であり、第3の非天然塩基は、
であり、第4の非天然塩基は、
である。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、第1および第2の非天然塩基は、デオキシリボースを含み、第3の非天然塩基および第4の非天然塩基は、リボースを含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含み;mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を有する少なくとも1つの非天然リボヌクレオチドを含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dNaM-d5SICSである少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dCNMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dNaM-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、DNAテンプレートは、dPTMO-dTPT3である少なくとも1つの非天然塩基対(UBP)を含む。いくつかの実施形態において、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAおよびtRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
から選択される非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基は、dCNMOを含み、第2の非天然塩基は、dTPT3を含む。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基は、NaMを含み、第2の非天然塩基は、TAT1を含む。いくつかの実施形態において、第1の非天然塩基または第2の非天然塩基は、DNAポリメラーゼによって認識される。いくつかの実施形態において、第3の非天然塩基または第4の非天然塩基は、RNAポリメラーゼによって認識される。いくつかの実施形態において、タンパク質は、少なくとも2つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質は、少なくとも3つの非天然アミノ酸を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、リジンアナログである;芳香族側鎖を含む;アジド基を含む;アルキン基を含む;またはアルデヒドもしくはケトン基を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、芳香族側鎖を含まない。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)、BCN-L-リジン、ノルボルネンリジン、TCO-リジン、メチルテトラジンリジン、アリルオキシカルボニルリジン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、2-アミノ-8-オキソオクタン酸、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、m-アセチルフェニルアラニン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、3-メチル-フェニルアラニン、L-ドパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、O-アリルチロシン、O-メチル-L-チロシン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、ホスホノチロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸またはセレノシステインを含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)およびN6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然アミノ酸は、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)を含む。
拡大された遺伝子アルファベットを含む半合成生物であって、遺伝子アルファベットは、少なくとも3つの固有の非天然塩基を含む、半合成生物を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、生物は、微生物を含む。いくつかの実施形態において、生物は、細菌を含む。いくつかの実施形態において、生物は、グラム陽性細菌を含む。いくつかの実施形態において、生物は、グラム陽性細菌を含む。いくつかの例において、生物は、大腸菌を含む。いくつかの実施形態において、非天然塩基のうちの少なくとも1つは、2-アミノアデニン-9-イル、2-アミノアデニン、2-F-アデニン、2-チオウラシル、2-チオ-チミン、2-チオシトシン、アデニンおよびグアニンの2-プロピルおよびアルキル誘導体、2-アミノ-アデニン、2-アミノ-プロピル-アデニン、2-アミノピリジン、2-ピリドン、2’-デオキシウリジン、2-アミノ-2’-デオキシアデノシン、3-デアザグアニン、3-デアザアデニン、4-チオ-ウラシル、4-チオ-チミン、ウラシル-5-イル、ヒポキサンチン-9-イル(I)、5-メチル-シトシン、5-ヒドロキシメチルシトシン、キサンチン、ヒポキサンチン、5-ブロモおよび5-トリフルオロメチルウラシルおよびシトシン;5-ハロウラシル、5-ハロシトシン、5-プロピニル-ウラシル、5-プロピニルシトシン、5-ウラシル、5-置換、5-ハロ、5-置換ピリミジン、5-ヒドロキシシトシン、5-ブロモシトシン、5-ブロモウラシル、5-クロロシトシン、塩素化シトシン、シクロシトシン、シトシンアラビノシド、5-フルオロシトシン、フルオロピリミジン、フルオロウラシル、5,6-ジヒドロシトシン、5-ヨードシトシン、ヒドロキシウレア、ヨードウラシル、5-ニトロシトシン、5-ブロモウラシル、5-クロロウラシル、5-フルオロウラシルおよび5-ヨードウラシル、アデニンおよびグアニンの6-アルキル誘導体、6-アザピリミジン、6-アゾ-ウラシル、6-アゾシトシン、アザシトシン、6-アゾ-チミン、6-チオ-グアニン、7-メチルグアニン、7-メチルアデニン、7-デアザグアニン、7-デアザグアノシン、7-デアザ-アデニン、7-デアザ-8-アザグアニン、8-アザグアニン、8-アザアデニン、8-ハロ、8-アミノ、8-チオール、8-チオアルキルおよび8-ヒドロキシル置換アデニンおよびグアニン;N4-エチルシトシン、N-2置換プリン、N-6置換プリン、O-6置換プリン、二本鎖形成の安定性を増加させるもの、ユニバーサル核酸、疎水性核酸、乱雑な核酸、サイズが拡大された核酸、フッ素化核酸、三環式ピリミジン、フェノキサジンシチジン([5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、フェノチアジンシチジン(1H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾチアジン-2(3H)-オン)、G-clamps、フェノキサジンシチジン(9-(2-アミノエトキシ)-H-ピリミド[5,4-b][1,4]ベンゾオキサジン-2(3H)-オン)、カルバゾールシチジン(2H-ピリミド[4,5-b]インドール-2-オン)、ピリドインドールシチジン(H-ピリド[3’,2’:4,5]ピロロ[2,3-d]ピリミジン-2-オン)、5-フルオロウラシル、5-ブロモウラシル、5-クロロウラシル、5-ヨードウラシル、ヒポキサンチン、キサンチン、4-アセチルシトシン、5-(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5-カルボキシメチルアミノメチル-2-チオウリジン、5-カルボキシメチルアミノメチルウラシル、ジヒドロウラシル、ベータ-D-ガラクトシルキュエオシン、イノシン、N6-イソペンテニルアデニン、1-メチルグアニン、1-メチルイノシン、2,2-ジメチルグアニン、2-メチルアデニン、2-メチルグアニン、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、N6-アデニン、7-メチルグアニン、5-メチルアミノメチルウラシル、5-メトキシアミノメチル-2-チオウラシル、ベータ-D-マンノシルキュエオシン、5’-メトキシカルボキシメチルウラシル、5-メトキシウラシル、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニン、ウラシル-5オキシ酢酸、ワイブトキソシン、シュードウラシル、キュエオシン、2-チオシトシン、5-メチル-2-チオウラシル、2-チオウラシル、4-チオウラシル、5-メチルウラシル、ウラシル-5-オキサ酢酸メチルエステル、ウラシル-5-オキサ酢酸、5-メチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3-N-2-カルボキシプロピル)ウラシル、(acp3)w、および2,6-ジアミノプリン、ならびにプリンまたはピリミジン塩基が複素環で置き換えられたものからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、生物は、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含むDNAを含む。いくつかの実施形態において、非天然塩基のうちの少なくとも1つを含むDNAは、非天然塩基対(UBP)を形成する。いくつかの実施形態において、非天然塩基対(UBP)は、dCNMO-dTPT3、dNaM-dTPT3、dCNMO-dTAT1またはdNaM-dTAT1である。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
からなる群から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
から選択される少なくとも2つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、2つの鎖を含み、第1の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含み、第2の鎖は、
である少なくとも1つの核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、DNAは、
である少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む。いくつかの実施形態において、生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体を発現する。いくつかの実施形態において、生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現する。いくつかの実施形態において、生物は、tRNAシンテターゼをさらに発現する。いくつかの実施形態において、tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)である。いくつかの実施形態において、生物は、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現し、tRNAシンテターゼのM.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)をさらに発現する。いくつかの実施形態において、生物は、RNAポリメラーゼをさらに発現する。いくつかの実施形態において、RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである。いくつかの実施形態において、生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない。いくつかの実施形態において、生物は、大腸菌であり、生物は、RecAを発現しない。いくつかの実施形態において、生物は、DNAポリメラーゼを過剰発現する。いくつかの実施形態において、生物は、DNAポリメラーゼIIを過剰発現する。いくつかの実施形態において、半合成生物は、mRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、mRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、半合成生物は、tRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
から選択される少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、tRNAは、
である少なくとも1つの非天然塩基を含む。いくつかの実施形態において、半合成生物は、mRNAおよび/またはtRNAをさらに含む。いくつかの実施形態において、生物は、(a)ヌクレオシド三リン酸輸送体、(b)mRNA、(c)tRNA、(d)tRNAシンテターゼおよび(e)RNAポリメラーゼをさらに含み、生物は、DNA組換え修復の機能を有するタンパク質を発現しない。いくつかの実施形態において、ヌクレオシド三リン酸輸送体は、PtNTT2であり、tRNAシンテターゼは、M.バルケリのピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)であり、RNAポリメラーゼは、T7 RNAPである。いくつかの実施形態において、生物は、大腸菌であり、生物は、RecAを発現しない。いくつかの実施形態において、生物は、1つまたはそれ以上のDNAポリメラーゼを過剰発現する。いくつかの実施形態において、生物は、1つのDNA Pol IIを過剰発現する。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然塩基は、非天然糖部分をさらに含む。いくつかの実施形態において、非天然糖部分は、2’位における修飾:OH、置換低級アルキル、アルカリル、アラルキル、O-アルカリルもしくはO-アラルキル、SH、SCH、OCN、Cl、Br、CN、CF、OCF、SOCH、SOCH、ONO、NO、N、NHF;O-アルキル、S-アルキル、N-アルキル;O-アルケニル、S-アルケニル、N-アルケニル;O-アルキニル、S-アルキニル、N-アルキニル;O-アルキル-O-アルキル、2’-F、2’-OCH、2’-O(CHOCH(ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、置換もしくは無置換のC~C10アルキル、C~C10アルケニル、C~C10アルキニル、-O[(CHO]CH、-O(CHOCH、-O(CHNH、-O(CHCH、-O(CH-NHおよび-O(CHON[(CHCH)]であってもよく、nおよびmは、1~約10である);ならびに/または5’位における修飾:5’-ビニル、5’-メチル(RまたはS);4’位における修飾:4’-S、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルカリル、アミノアルキルアミノ、ポリアルキルアミノ、置換シリル、RNA切断基、レポーター基、干渉物質、オリゴヌクレオチドの薬物動態学的性質を改善するための基、もしくはオリゴヌクレオチドの薬力学的性質を改善するための基、ならびにそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然塩基は、DNAポリメラーゼによって認識される。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの非天然塩基は、RNAポリメラーゼによって認識される。
構造:
[式中、それぞれのXは、独立して、炭素または窒素であり;Rは、任意であり、存在する場合、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、メトキシ、メタンチオール、メタンセレノ、ハロゲン、シアノまたはアジド基であり;それぞれのYは、独立して、硫黄、酸素、セレンまたは第二級アミンであり;それぞれのEは、独立して、酸素、硫黄またはセレンであり;波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログとの結合点を示し、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、遊離形態であるか、場合によりα-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートもしくはγ-チオトリホスフェート基を含むモノホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェート基に接続されるか、あるいはRNAもしくはDNA中、またはRNAアナログもしくはDNAアナログ中に含まれる]の核酸塩基アナログを含む、組成物を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、リボシルまたはデオキシリボシル部分は、それらの5’ヒドロキシルに結合したトリホスフェートまたはα-チオトリホスフェート基を有する。いくつかの実施形態において、リボシルもしくはデオキシリボシル部分は、それぞれ、RNAもしくはDNAオリゴヌクレオチド鎖に組み込まれるか、あるいはリボシルもしくはデオキシリボシル部分、またはそれらのアナログは、RNAもしくはDNAアナログに組み込まれる。いくつかの実施形態において、Xは、炭素である。いくつかの実施形態において、Eは、硫黄である。いくつかの実施形態において、Yは、硫黄である。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造
を含む。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、構造
を含む。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、相補的な核酸塩基と対形成して、非天然塩基対(UBP)を形成する。いくつかの実施形態において、相補的な塩基対形成核酸塩基は、
から選択される。
二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖であって、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、本明細書に記載の化合物を含み、第2の相補的なオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、二本鎖オリゴヌクレオチドの二本鎖を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、第1のオリゴヌクレオチド鎖は、
を含み;第2の鎖は、
からなる群から選択される相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む。
本明細書に記載のリボ核酸塩基アナログを含むトランスファーRNA(tRNA)であって、リボ核酸塩基アナログを含むアンチコドン;アミノアシルtRNAシンテターゼによる、tRNAの非天然アミノ酸による選択的チャージを促進する認識エレメント;を含むトランスファーRNAを本明細書に記載する。tRNAのいくつかの実施形態において、核酸塩基アナログは、tRNAのアンチコドン領域に位置する。tRNAのいくつかの実施形態において、核酸塩基アナログは、アンチコドンの第1の位置に位置する。tRNAのいくつかの実施形態において、核酸塩基アナログは、アンチコドンの第2の位置に位置する。tRNAのいくつかの実施形態において、核酸塩基アナログは、アンチコドンの第3の位置に位置する。tRNAのいくつかの実施形態において、アミノアシルtRNAシンテターゼは、好熱菌に由来する。tRNAのいくつかの実施形態において、アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノサルシナ属またはそのバリアントに由来する。tRNAのいくつかの実施形態において、アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノコッカス属(メタノカルドコッカス属)またはそのバリアントに由来する。tRNAのいくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、芳香族部分を含む。tRNAのいくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、リジン誘導体である。tRNAのいくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、フェニルアラニン誘導体である。tRNAのいくつかの実施形態において、非天然アミノ酸は、N6-アジドエトキシ-カルボニル-L-リジン(AzK)、N6-プロパルギルエトキシ-カルボニル-L-リジン(PraK)、BCN-L-リジン、ノルボルネンリジン、TCO-リジン、メチルテトラジンリジン、アリルオキシカルボニルリジン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、2-アミノ-8-オキソオクタン酸、p-アセチル-L-フェニルアラニン、p-アジドメチル-L-フェニルアラニン(pAMF)、p-ヨード-L-フェニルアラニン、m-アセチルフェニルアラニン、2-アミノ-8-オキソノナン酸、p-プロパルギルオキシフェニルアラニン、p-プロパルギル-フェニルアラニン、3-メチル-フェニルアラニン、L-ドパ、フッ素化フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、p-アジド-L-フェニルアラニン、p-アシル-L-フェニルアラニン、p-ベンゾイル-L-フェニルアラニン、p-ブロモフェニルアラニン、p-アミノ-L-フェニルアラニン、イソプロピル-L-フェニルアラニン、O-アリルチロシン、O-メチル-L-チロシン、O-4-アリル-L-チロシン、4-プロピル-L-チロシン、ホスホノチロシン、トリ-O-アセチル-GlcNAcp-セリン、L-ホスホセリン、ホスホノセリン、L-3-(2-ナフチル)アラニン、2-アミノ-3-((2-((3-(ベンジルオキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)エチル)セラニル)プロパン酸、2-アミノ-3-(フェニルセラニル)プロパン酸およびセレノシステインからなる群から選択される。
式:N1-Zx-N2[式中、N1は、ヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ホスフェート基であり;N2は、ヌクレオチドもしくはそのアナログ、または末端ヒドロキシル基であり;Zは、本明細書に記載の化合物であり、xは、1~20の整数である]を含む構造を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、構造は、遺伝子をコードする。いくつかの実施形態において、Zxは、遺伝子のコード領域に位置する。いくつかの実施形態において、Zxは、コドンに位置する。いくつかの実施形態において、構造は、5’または3’非翻訳領域(UTR)をさらに含む。いくつかの実施形態において、構造は、ターミネーター領域をさらに含む。いくつかの実施形態において、構造は、プロモーター領域をさらに含む。
ポリヌクレオチドライブラリーであって、ライブラリーは、少なくとも5000の固有のポリヌクレオチドを含み、それぞれのポリヌクレオチドは、本明細書に記載の少なくとも1つの非天然核酸塩基を含む、ポリヌクレオチドライブラリーを本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、ポリヌクレオチドライブラリーは、少なくとも1つの遺伝子をコードする。
ヌクレオシド三リン酸であって、核酸塩基は、
から選択される、ヌクレオシド三リン酸を本明細書に記載する。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、リボースを含む。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
から選択される。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
から選択される。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
から選択される。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
から選択される。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、リボースを含む。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、リボースを含む。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む。いくつかの実施形態において、核酸塩基は、
である。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、リボースを含む。いくつかの実施形態において、ヌクレオシドは、デオキシリボースを含む。
これらの実施例は、例示のみを目的として提供されており、本明細書で提供される特許請求の範囲を限定するものではない。
実施例1A:複製および転写のテンプレート化の概要。
プラスミドは、2つのdNaM-dTPT3 UBPで構築され、その結果、配列AXC(ここおよび全体を通してXは(d)NaMまたは(d)NaMアナログを指す)がsfGFP mRNAのテンプレートコドン151(sfGFP151(AXC))に位置し、配列GYT(ここおよび全体を通じてYは(d)TPT3または(d)TPT3アナログを指す)は、M.barkeriピロリシル-tRNAシンテターゼ(Mb PylRS)によるncAA N6-(2-アジドエトキシ)-カルボニル-L-リジン(AzK)で選択的に帯電されているM.mazei Pyl tRNA(tRNAPyl(GYT))のアンチコドンをテンプレート化するように配置されている。これらのプラスミドを使用して、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2(YZ38株)を発現し、MbPylRSをコードするプラスミドを保有するE.coliを形質転換した。形質転換後、コロニーを選択し、dTPT3TP(10μM)および様々な濃度(150μM、10μM、または5μM)で添加された7つの異なるdXTP(図2)の1つを補充された液体培地中でOD600約1.0まで増殖させた。次いで、細胞を、同じ非天然デオキシリボヌクレオチドならびにNaMTP(250μM)、TPT3TP(30μM)、およびAzK(10mM)を含む新鮮な発現培地で希釈した。短時間のインキュベーション後、イソプロピル-β-d-チオガラクトシド(IPTG、1mM)の添加により、T7 RNAPおよびtRNAPyl(GYT)の発現が誘導された。さらに1時間インキュベートした後、アンヒドロテトラサイクリン(aTc、100ng/mL)を添加して、sfGFP151(AXC)の発現を開始した。
PCR産物の分析。2.5時間後、プラスミドを単離し、次いで、d5SICSTPおよびdNaMTP7のビオチン化アナログを使用して、目的の遺伝子を独立してPCR増幅した。得られたPCR産物を、ストレプトアビジンを使用するゲル移動度シフトアッセイを介して分析し、全増幅産物のパーセントシフトとして保持されたUBPを定量した(本明細書では以下、ストレプトアビジンゲルシフトアッセイと呼ぶ)(図3Aおよび図3B)。調べた最高のdXTP濃度(150μM)では、sfGFP151(AXC)遺伝子の保持は、各dXTPアナログで類似しており、dNaMTPの99%からdMTMOTPの92%まで変化した。tRNAPyl(GYT)遺伝子内の保持はわずかに低く、dMTMOTPの82%からdMMO2TPの74%の範囲であった。各dXTPを10μM添加すると、sfGFP151(AXC)遺伝子の保持は、d5FMTPの96%からdNaMTPの73%の範囲であった。tRNAPyl(GYT)遺伝子を使用すると、保持は再び一般的にわずかに低くなり、d5FMTPおよびdPTMOTPの82%からdNaMTPの71%の範囲であった。最低濃度(5μM)では、保持は、sfGFP151(AXC)遺伝子のd5FMTPの94%からdMTMOTPの64%、およびtRNAPyl(GYT)遺伝子のd5FMTPの83%からdMTMOTPの71%の範囲であった。一般に、最高濃度では、全てのdXTPは、sfGFP遺伝子内のUBPをほぼ定量的に保持して実行された。ただし、低濃度では、dCNMO-dTPT3、d5FM-dTPT3、およびdPTMO-dTPT3が大幅に高い保持率で複製された。tRNA遺伝子の保持は、dXTP濃度には有意には依存していなかった。
レポータータンパク質産生の分析。産生されたタンパク質の量を特徴付けるために、細胞増殖に対して正規化されたバルク培養蛍光を、タンパク質発現の誘導の2.5時間後に測定した(図3C)。AzKがない場合、わずかに高いように見える低濃度のdPTMOTPおよびdMTMOTPを除いて、蛍光は一般に低かった。AzKを培地に添加した場合、150または10μMの各dXTPで増殖した細胞は、150μMよりも10μMで有意に少ない蛍光を示したdNaMTPを除いて、一般に有意かつ同様のレベルの蛍光を示した。最低濃度(5μM)では、AzKの添加により、dMTMOTPで観察される蛍光が少なくなったが、dCNMOTP、d5FMTP、dClMOTP、dMMO2TP、またはdPTMOTPでは同じままであった。5μMのdNaMTPのみを供給した場合、細胞増殖は観察されなかった。高濃度では同様であるが、低濃度では、各dXTPアナログを使用すると、dNaMTPを使用した場合よりもAzKに依存した蛍光の増大が大きくなる。特に、dCNMOTP、d5FMTP、およびdClMOTPは、AzK依存性の蛍光の最大の増大を示した。
レポータータンパク質の忠実度の分析。非天然タンパク質産生の忠実度を直接評価するために、タンパク質発現の誘導の2.5時間後に細胞を回収し、産生されたsfGFPを精製し、4つのPEGユニットによってTAMRA色素に連結したジベンゾシクロオクチン(DBCO)とのひずみ促進アジド-アルキン付加環化反応に供した。ncAAを含むタンパク質に検出可能なフルオロフォアをタグ付けすることに加えて、コンジュゲーションは、電気泳動移動のシフトを生成し、生成された総タンパク質のパーセンテージとしてAzKを含むタンパク質の定量化を可能にする(すなわち、ncAA取り込みの忠実度;図3D)。dNaMと同様に、最高濃度(150μM)で各dXTPを使用すると、ncAAの忠実度の高い取り込みを反映して、精製タンパク質が実質的に完全にシフトする。10μMのdXTPの存在下で増殖させた場合、ncAA取り込みの忠実度は、dCNMOTP、d5FMTP、dClMOTP、dMMO2TP、dPTMOTP、およびdMTMOTPで高いままであったが、dNaMTPでは急激に低下した。最後に、5μMのdXTPの濃度では、ncAAの取り込みの忠実度は、dCNMOTP、d5FMTP、dClMOTP、dMMO2TP、およびdPTMOTPの場合は10μMで観察されたものと同じままであったが、dMTMOTPの場合は低下した(これも実行可能性に起因して、dNaMTPの忠実度はこの濃度で測定できなかった)。
結果。特に低濃度で最も多くの純粋な非天然タンパク質を生成した非天然塩基は、dCNMOTPおよびd5FMTPである。ただし、d5FMTPと比較して、dCNMOTPを使用すると、配列を複製することがより困難で、UBPの保持率が高くなることが以前に示されている。dCNMO-dTPT3 UBPは、増加した情報の記憶および読出しに適している。以前に報告されたSSOは、UBP dNaM-dTPT3、dPTMO-dTPT3、またはdMTMO-dTPT3で情報を保存し、NaMTPおよびTPT3TPを使用してその情報を読み出した。SSOの最適化を検討するために、UBPの保持、sfGFP mRNAおよびtRNAPylへの転写、ならびにリボソームでのデコードを、以前および新たに報告されたデオキシおよびリボヌクレオチド三リン酸アナログのコレクションを使用して検討した。7つの異なるdX-dTPT3 UBPで情報を保存する機能を調べた。いずれの場合も、UBPの鎖のコンテキストは同じであり、dTPT3およびdXはそれぞれsfGFPおよびtRNAPyl遺伝子の対応するアンチセンス(テンプレート)鎖に配置されていた。高濃度の各dXTPが提供されると、各dX-dTPT3 UBPは、mRNA遺伝子に高レベルで保持され、dMTMOTPでの92%と、dCNMOTP、dPTMOTP、およびdNaMTPでの96%から99%の間で変動がある。tRNA遺伝子の保持は、やや減少し、74%から82%の間で変動した。dXTPの濃度が低下すると、保持は、tRNA遺伝子ではほぼ一定のままであったが、mRNA遺伝子ではdXTP特異的に減少し、dMTMOTPでは64%に減少したが、dCNMOTPおよびd5FMTPでは約94%と比較的高いままであった。理論に拘束されることなく、tRNAおよびmRNA遺伝子の保持に対する異なる濃度依存性は、mRNAではヌクレオチド挿入を律速にし、tRNA遺伝子では継続的な伸長を律速にする配列コンテキスト効果に起因する可能性が高い。例外は、dNaMTPで観察され、10μMで保持が73%に減少し、dNaMTPが5μMで提供された場合、細胞は生存しなかった。さらに、dCNMOTPおよびd5FMTPを使用した場合、調べた最低濃度でさえ、mRNAの保持率は高いままであった(約93%)。理論に縛られることなく、tRNA遺伝子の保持が失われると、非天然タンパク質の生成が少なくなり、おそらくもっと問題なのは、「同族に近い」天然tRNAによる非天然コドンの解読の競争が激化することに起因して、ncAAの取り込みの忠実度が低下し得ることである。ただし、ncAAの取り込みの忠実度は、mRNA遺伝子の保持と相関していた(データは示さず)。したがって、このデータは、各dXが、非天然タンパク質生成の忠実度を制限しないように十分な効率および忠実度でtRNAの転写をテンプレート化することを示している。これらの結果に基づくと、d5FM-dTPT3およびdCNMO-dTPT3は、情報記憶を増やし得るUBPであり、dNaM-dTPT3と比較した場合の有用性は、主に、より低い非天然三リン酸濃度でのより高い保持とタンパク質生成に由来する。
実施例1B:転写の複製およびテンプレート化のための詳細な手順。
プラスミドのGolden Gateアセンブリ。UBP(および必要に応じてsfGFPまたはtRNAPylをコードする遺伝子)を含む挿入物は、手動で合成(オリゴヌクレオチド合成を参照のこと)されるか、またはSynthorxから提供された非天然含有オリゴヌクレオチドO3およびO6-12(オリゴ配列については表S4を参照のこと)のPCRによって、dTPT3TPおよびdNaMTP、ならびにプライマーP1-2(O3またはO7-12を増幅する場合)およびP3-4(O6を増幅する場合)を使用して、生成して(プライマー配列については表S1を参照)、一旦消化されると以下に示す配列(配列番号2)である、sfGFP翻訳用の適切な目的プラスミドp[sfGFP(gg)151 tRNAPyl(gg)]GG目的プラスミドと適合するオーバーハングを導入する、末端BsaI認識部位を作製する。PCR増幅は、PTC-200ペルチェサーマルサイクラー(Peltier Thermal Cycler)(MJ Research)で行った。テンプレートオリゴヌクレオチド(50μL反応あたり0.025ng)は、次の試薬濃度を使用してPCR増幅した:OneTaq Standard Reaction Buffer(1×、New England BioLabs)、dNTP(0.2mM)、dTPT3TP(0.1mM)、dNaMTP(0.1mM)、MgSO4(1.2mM)、プライマー(各1μM)、およびOneTaqポリメラーゼ(1.25U)。天然オリゴヌクレオチドは、非天然三リン酸の非存在下で増幅された。これらは、以下のサーモサイクリング条件下で増幅された(時間は、mm:ssとして示される):[94℃ 0:30|20×(94℃ 0:30|54℃ 0:30|68℃ 4:00)]。残りの溶液を、スピンカラム(DNA Clean and Concentrator-5;Zymo Research)で精製し、次いで、Infinite M200 Proマルチモードマイクロプレートリーダー(Multimode Microplate Reader)(Tecan)を使用して280nmでの吸光度で定量した。
オリゴヌクレオチド合成。修飾オリゴヌクレオチドは、Expedite 8909遺伝子シンセサイザー、孔径1,000Åのスクシニル連結LCAA-CPG(長鎖アルキルアミン制御孔ガラス)カラム、ならびにdABz、dCBz、dGiBuおよびdT DNAホスホルアミダイトの取り込みのための標準プロトコールを用いて0.2μmolスケールに合成した。モノマーdNaMの取り込みには、以下のハンドカップリング条件を使用した(15分;CH3CN中のテトラゾール;>95%)。変性ホスホルアミダイトを、無水CH3CN中で50倍モル過剰および0.05M濃度で使用した。固体支持体からの切断および保護基の除去は、約30%のアンモニア水を使用して達成された(55℃、16時間)。DMT-on粗オリゴヌクレオチドの精製は、Hypersil Gold C18カラム(5μm、4.6×150mm)を備えたVanquish UHPLCシステムを使用し、0~50%Bを25分間にわたって使用して行った(緩衝液A=0.05 M TEAA、pH7;緩衝液B=CH3CN中の25%H2O;流量=1.0mL/分)。適切な画分をプールし、蒸発乾固させた後、脱トリチル化(80%AcOH水)および沈殿(NaOAc/NaClO4/アセトン、-80℃で3時間)させた。純度は、分析モード(>90%)で実行されるイオン対逆相HPLCによって検証した。
プラスミドは、以下の条件下で、80μLの反応容量でアセンブルされた:目的のプラスミド(1μg)、PCR挿入(4:1という挿入:プラスミドのモル比)、T4 DNAリガーゼ(532U)、BsaI-HF(53.4U)およびATP(1mM)を、CutSmart緩衝液(1×、New England BioLabs)で組み合わせ、以下の条件(時間は、mm:ssで表す)でサーモサイクルした:[37℃ 20:00|40×(37℃ 5:00|16℃ 10:00|22℃ 5:00)|37℃20:00|50℃15:00|70℃30:00]。
ゴールデンゲート反応後、T5エキソヌクレアーゼ(13.3U)およびBsaI-HF(26.6U)を添加し、その反応液を37℃で1時間インキュベートして、残りのDNAフラグメントおよび取り込まれなかった目的のプラスミドを消化した。アセンブルされたプラスミドは、Zymo-Spin Iカラムで精製し、Qubit dsDNA HSアッセイキット(Thermo Fisher Scientific)を使用して定量した。
pGEX-MbPylRS TetRによるYZ3/ML2の変換。SSO株YZ3またはML2の一晩培養物を、50mMリン酸カリウムおよび5μg/mLクロラムフェニコール(本明細書においてこのセクションでは「培地」と呼ぶ)を補充した2×YT中で増殖させ、次いで、同じ培地中でOD600が0.03になるように希釈し、OD600が0.4から0.6まで増殖させた。次いで、培養物を氷水上で5分間振盪しながら冷却し、次に3,200×gで10分間の遠心分離によってペレット化した。次いで、細胞を再懸濁し、氷冷ddH2Oで2回洗浄した後、氷冷ddH2Oに再懸濁してOD600を50~60にした。エレクトロコンピテントセル(50μL)および2ngのpGEX-MbPylRS TetRプラスミド(配列番号1)を、事前に冷却したエレクトロポレーションキュベット(0.2cmギャップ)に移し、次いで、製造業者の推奨(電圧25kV、コンデンサ2.5μF、抵抗200Ω)に従ってエレクトロポレーションし(Gene Pulser II;Bio-Rad)、次いで950μLの培地で直ちに希釈した。次いで、このエレクトロポレーション反応のアリコート(40μL)を培地で5倍に希釈して最終容量を200μLにし、次いで、37℃で1時間回復させた。回収率の2倍希釈液を、50mMリン酸カリウム、5μg/mLクロラムフェニコール、100μg/mLカルベニシリン、および2%(w/v)寒天を補充した固体2×YT培地にプレートし、次いで37℃で一晩増殖させた。単一コロニーを採取して、100μg/mLのカルベニシリンを補充した液体培地の培養物に接種し、-80℃でグリセロール(25%v/v)に保存した。
dXTPのインビボ翻訳スクリーニング。pGEX-MbPylRS TetRプラスミドを保持するSSO株YZ3の一晩培養物を、50mMリン酸カリウム、5μg/mLのクロラムフェニコール、および100μg/mLのカルベニシリン(本明細書では、このセクションで「培地」と呼ぶ)を補充した2×YT中で増殖し、次いで、同じ培地中でOD600が0.03になるまで希釈し、OD600が0.4から0.6になるまで増殖させた。次いで、培養物を氷水上で15分間振盪しながら冷却し、次に3,200×gで10分間の遠心分離によりペレット化した。次いで、細胞を再懸濁し、氷冷ddH2Oで2回洗浄した後、氷冷ddH2O中でOD600が55~65まで再懸濁した。エレクトロコンピテントセル(50μL)、ならびにsfGFPおよびtRNAPyl遺伝子(プラスミドのGolden Gateアセンブリを参照のこと)内のUBPを有するGolden Gateアセンブルされたプラスミドの1ngを、事前に冷却したエレクトロポレーションキュベット(0.2cmギャップ)に移し、次いで、製造業者の推奨(電圧25kV、コンデンサ2.5μF、抵抗器200Ω)に従って、エレクトロポレーションし(Gene Pulser II;Bio-Rad)、次いで、950μLの培地を用いて直ちに希釈した。次いで、形質転換体のアリコート(40μL)をdNaMTP(150μM)およびdTPT3TP(10μM)を補充した培地中で5倍に希釈し、最終容量を200μLにし、次いで、37℃で1時間振盪して回復させた。回収率の2倍希釈液を、ゼオシン(50μg/mL)、dNaMTP(150μM)、dTPT3TP(10μM)、および寒天(2%w/v)を補充した固形培地にプレートし、37℃で一晩増殖させた。単一コロニーを採取し、50μg/mLゼオシン(本明細書において、以下、このセクションでは「増殖培地」と呼ぶ)を補充した培地(300μL)で増殖させ、dNaMTP(150μM)およびdTPT3TP(10μM)を提供した。培養物の細胞増殖をモニターし(590/20nmフィルターを備えたEnvision 2103 Multilabel Plate Reader)、次いで、OD600約1.0で収集した。アリコート(50μL)を、ZR Plasmid Prep Kit(Zymo Research)を使用してプラスミド単離に供した。次いで、単離されたプラスミドを、以下に記載されるストレプトアビジンゲルシフトアッセイ(プライマーP3-4およびP5-6、表S1を使用)に供して、UBP保持を決定した。次いで、優れたUBP保持力を有するコロニーを、-80℃でグリセロール(25%v/v)に保存した。
グリセロールストックの10倍希釈物を、dNaMTP(150μM)、dTPT3TP(10μM)、および2%w/v寒天を補充した固体増殖培地上に再プレートし、次いで37℃で一晩増殖させた。単一コロニーを採取し、対応するdXTP(様々な濃度)およびdTPT3TP(10μM)を補充した増殖培地(300μL)で増殖させた後、細胞増殖をモニターし、OD600約1.0で収集した。全てのサンプルが一旦、収集されたら、サンプルを氷上に一晩放置した。次いで、サンプルをOD600約0.1に再希釈し、最終容量を300μLにし、対応するdXTP(様々な濃度)およびdTPT3TP(10μM)を提供した。使用しなかった残りの培養物を、ペレット化し、その後のプラスミド単離の間、-80℃で、ZR Plasmid Prep Kit(Zymo Research)を使用して保存して、UBPの保持を確認した。培養物がOD600約0.4~0.6に達すると、NaMTP(250μM)およびTPT3TP(30μM)、ならびにAzK(10mM)(またはAzKの非存在下で増殖された培養物の場合はddH2O)が提供された。光分解を防ぐために、AzKの添加後にサンプルを遮光した。次いで、これらのサンプルを37℃で20分間増殖させた後、1mMのIPTGを添加し、37℃でさらに1時間増殖させて、T7RNAPならびにtRNAPylおよびPylRSの転写を誘導した。この時点から、細胞の増殖および蛍光をモニターした。次いで、sfGFPの発現を、アンヒドロテトラサイクリン(100ng/mL)で誘導した。37℃でさらに2.5時間増殖させた後、細胞を収集し(UBP保持を決定するためのプラスミド単離には50μL、sfGFPのアフィニティー精製には230μL)、冷却し、次いでペレット化して-80℃で保存した後に、UBPの保持およびタンパク質の精製を評価した。
XTP/YTPのインビボ翻訳スクリーニング。pGEX-MbPylRS TetRプラスミドを保持するSSO株ML2の一晩培養物を、50mMリン酸カリウム、5μg/mLクロラムフェニコール、および100μg/mLカルベニシリン(本明細書において、このセクションでは「培地」と呼ぶ)を補充した2×YT中で増殖させ、次いで同じ培地でOD600が0.03になるまで希釈し、OD600が0.4から0.6になるまで増殖させた。次いで、培養物を氷水上で15分間振盪しながら冷却し、次に3,200×gで10分間の遠心分離によりペレット化した。次いで、細胞を再懸濁し、氷冷ddH2Oで2回洗浄した後、氷冷ddH2O中で55~65のOD600に再懸濁した。エレクトロコンピテントセル(50μL)ならびにsfGFPおよびtRNAPyl遺伝子内(プラスミドのGolden Gateアセンブリを参照)にUBPを有する1ngのGolden Gateアセンブルプラスミドを、事前に冷却したエレクトロポレーションキュベット(0.2cmギャップ)に移し、次いで、製造業者の推奨(電圧25kV、コンデンサ2.5μF、抵抗器200Ω)に従ってエレクトロポレーションし(Gene Pulser II;Bio-Rad)、次いで、950μLの培地で直ちに希釈した。次いで、形質転換体のアリコート(40μL)を、dCNMOTP(25μM)およびdTPT3TP(10μM)を補充した培地で5倍に希釈して最終容量を200μLにし、次いで、37℃で1時間振盪して回復させた。回収率の2倍希釈液を、ゼオシン(50μg/mL)、dCNMOTP(10μM)、dTPT3TP(10μM)、および寒天(2%w/v)を補充した固形培地にプレートし、37℃で18時間増殖させた。単一コロニーを採取し、50μg/mLゼオシンを補充した培地(300μL)で増殖させ、dCNMOTP(25μM)およびdTPT3TP(10μM)を提供した(本明細書において、以下、このセクションでは「増殖培地」と呼ぶ)。培養物の細胞増殖をモニターし(590/20nmフィルターを備えたEnvision 2103 Multilabel Plate Reader)、次いで、OD600約1.0で収集した。アリコート(50μL)を、ZR Plasmid Prep Kit(Zymo Research)を使用してプラスミド単離に供した。次いで、単離されたプラスミドを、以下に記載されるストレプトアビジンゲルシフトアッセイ(プライマーP3-4およびP5-6、表S1を使用)に供して、UBP保持を決定した。
次いで、優れたUBP保持を有するコロニーを、増殖培地中OD600約0.01に希釈し、そしてOD600約0.4~0.6に増殖させた。次いで、この培養物を複数の300μL培養物に分割し、XTPアナログのスクリーニングのために、それぞれに対応するXTP(25μMまたは250μMのいずれか)または「-XTP」サンプル用のddH2O、TPT3TP(30μM)、およびAzK(10mM)を提供した。YTPアナログのスクリーニングでは、各300μLの培養物に、対応するYTP(25μMまたは250μMのいずれかで)または「-YTP」サンプル用のddH2O、NaMTP(250μM)、およびAzK(10mM)が提供された。光分解を防ぐために、AzKの添加後にサンプルを遮光した。次いで、これらのサンプルを37℃で20分間増殖させた後、1mMのIPTGを添加し、37℃でさらに1時間増殖させて、T7RNAPならびにtRNAPylおよびPylRSの転写を誘導した。この時点から、細胞の増殖および蛍光をモニターした。次いで、sfGFPの発現を、アンヒドロテトラサイクリン(100ng/mL)で誘導した。37℃でさらに3時間増殖させた後、細胞を回収し(sfGFPのアフィニティー精製用に230μL)、冷却し、次いでペレット化して-80℃で保存した後、タンパク質を精製した。
ステプタビジンゲルシフトアッセイ。PCR増幅は、CFX ConnectリアルタイムPCR検出システム(Bio-Rad)で実行した。プラスミドミニプレップ、またはGolden Gateアセンブルプラスミド(0.5μL~2μL、0.5ng/μL~5ng/μL)、またはdNaM含有オリゴヌクレオチド(0.025ng)を、以下の条件下で、総反応量15μLでPCR増幅した:OneTaq標準反応緩衝液(1×、New England BioLabs)、dNTP(400μM)、SYBR Green I(1×、Life Technologies)、MgSO4(2.2mM)、プライマーP3-4またはP5-6(各1μM、プライマー配列については表S4を参照のこと)、d5SICSTP(65μM)、dMMO2BIOTP(65μM;わかりやすくするために糖およびリン酸を省略した構造を以下に示す)、OneTaq DNAポリメラーゼ(0.27U、New England BioLabs)、DeepVent DNAポリメラーゼ(0.105U、New England BioLabs)。
翻訳実験から単離されたプラスミドは、以下のサーモサイクリング条件(時間はmm:ssとして示される)を使用して増幅された:[96℃ 5:00|20×(95℃ 00:15|54℃ 00:15|68℃ 4:00]。その後、ストレプトアビジン(2.5μL、2μg/μL;Promega)を、各反応液(1μL)と混合し、室温で5分間インキュベートした。ストレプトアビジンを含むサンプル(3.5μL)および含まないサンプル(1μL)を、それぞれローディング緩衝液と混合し、6%(重量/容積)ポリアクリルアミド(29:1アクリルアミド:ビス-アクリルアミド)トリス/ホウ酸塩/EDTA(TBE)ゲルで、120Vで約30分間分離した。次いで、ゲルを、1×SYBRゴールド色素(Thermo Fisher)で染色し、520DF30フィルター(Bio-Rad)を装備したMolecular Imager Gel Doc XR+(Bio-Rad)を使用して画像化した。次いで、UBP保持は、入力プラスミド(開始形質転換で使用されるプラスミド)で得られたものと比較した、各レーンのシフトしたバンドの、シフトしていないバンドに対する比率を比較することによって決定され得る。このアッセイは、以前に定量的に実証されている。
ストレプトアビジンゲルシフトアッセイは、ミニプレップ純度などの様々な要因に高感度であり、UBP保持の検出のためのUBP含有プラスミドの合理的な増幅を得るために、時にはより高いプラスミド濃度で複数回繰り返され得る。プラスミド濃度が低すぎる場合、ストレプトアビジンゲルシフトアッセイによるとUBP保持は低く見え、より多くのミニプレッププラスミドを使用して繰り返された。
sfGFPのアフィニティー精製。翻訳実験から収集した細胞ペレットを、BugBuster(100μL 1×、EMD Millipore)に再懸濁し、室温で15分間振盪した。次いで、細胞溶解物を、緩衝液W(380μL;50mM HEPES pH8、150mM NaCl、1mM EDTA)で希釈し、緩衝液Wで平衡化した磁気Strep-Tactinビーズ(20μL、MagStrep’type3’XTビーズの5%(v/v)懸濁液、IBA Lifesciences)を添加した。その混合物を4℃で30分間穏やかに反転させた。次いで、ビーズを、磁気ラックで引き下げ、緩衝液W(2×500μL)で洗浄した後、25μLのBXT緩衝液(100mM Tris-HCl pH8、50mM D-ビオチン)を添加し、その懸濁液を時々混合しながら、室温で10分間インキュベートさせた。溶離液を集めるためにビーズを再び引き下げた。精製タンパク質は、Qubit Protein Assay Kit(Thermo Fisher Scientific)を使用して定量した。
TAMRAの銅を含まないクリックコンジュゲーション。精製タンパク質(300ng)を、TAMRA-DBCO(0.1mM、Click Chemistry Tools;製品番号A131)と混合し、最終反応容量が6μLになるように水を加え、室温で一晩インキュベートし、遮光した。コンジュゲーション後、TAMRAの光退色を最小限に抑えるために、サンプル、ゲル、およびブロットの露光を最小限に抑えるための対策を講じた。
sfGFPのウエスタンブロッティング。TAMRA-DBCOにコンジュゲートした精製タンパク質(300ng)を、ローディング緩衝液/色素(250mM Tris-HCl、30%(v/v)グリセロール、2%(w/v)SDS、pH6.8)と混合(2:1 v:v)し、次いで、95℃で5分間加熱する。タンパク質ラダー(Color Prestained Protein Standard、Broad Range,New England BioLabs)および各クリック反応の一部(約60ngのタンパク質)を、SDS-PAGEゲル(スタッキングゲル:5%(w/v)アクリルアミド:bis-アクリルアミド29:1(Fisher)、0.125M Tris-HClおよび0.1%SDS、pH6.8(ProtoGel Stacking Buffer、National Diagnostics);分離ゲル:15%(w/v)アクリルアミド:ビス-アクリルアミド29:1(Fisher)、0.375M Tris-HClおよび0.1%SDS、pH8.8(ProtoGel Resolving Buffer、National Diagnostics))にロードし、次いで、50Vで15分間、次いで120Vでさらに約4.5時間、SDS-PAGE緩衝液(25mM Tris-Base、200mMグリシン、0.1%(w/v)SDS)中で泳動する。次いで、適切な緩衝液(20%(v/v)MeOH、50mM Tris-Base、400mMグリシン、0.0373%(w/v)SDS)でのセミドライトランスファーにより、サンプルを、低蛍光PVDF(0.2μM、Bio-Rad)に移し、15Vで約30~45分間泳動する。次いで、メンブレンを、(PBS-T(PBS pH7.4、0.01%(v/v)Tween-20)中のブロッキング溶液5%(w/v)脱脂乳(Carnation)中で4℃で一晩ロッキングして、37℃で1時間可溶化した。次いで、そのメンブレンをPBS-Tで2回リンスし、ウサギ抗GFP抗体(PBS-Tで1:3000、製品番号G1544、ロット046M4871V、SigmaAldrich)で室温で1時間振盪した。次いで、そのメンブレンを、PBS-Tで5分間洗浄した後、ヤギ抗ウサギAlexa Fluor 647コンジュゲート抗体(PBS-Tで1:20,000、製品番号A32733、ロット番号SD250298、Thermo Fisher Scientific)で、室温で45分間、振盪した。次いで、そのメンブレンを、PBS-Tで洗浄(3×5分)し、以下の優先で設定されたフラットベッドレーザースキャナー(Typhoon 9410、GE Amersham Biosciences)で画像化した:50μMの解像度、532nmのレーザー励起、および580/30nmの発光フィルター(TAMRA用の400V PMTを使用)、ならびに633nmレーザー励起および670/30nm発光フィルター(AlexaFluor647用の500V PMTを使用)。
AzKの取り込みを評価するために、精製されたタンパク質を、DBCO-TAMRAにコンジュゲートさせて、SDS-PAGEによってゲルシフトを生じさせた。異なるバンドサイズは、ネイティブのsfGFPおよびsfGFPコンジュゲートTAMRAに対応する。次いで、これらのバンドを、Image Studio Lite 5.2.5ソフトウェア(LI-COR Biosciences)を使用して、バンドの濃度測定定量化により定量し、シフト(コンジュゲート)バンドと非シフト(天然)sfGFPバンドの両方によって生成されたシグナル全体に対するシフト(コンジュゲート)バンドの比率を算出した。これは、ncAA AzKが組み込まれたサンプルのタンパク質シフトの割合またはsfGFPの割合として解釈され得る。
インタクトなタンパク質の定量的高分解能質量分析。サンプルの準備およびデータの取得。精製したタンパク質(4μg)を、450μLの質量分析グレードの水で希釈し、遠心分離フィルターデバイス(Amicon Ultra-0.5-Millipore)にアプライして脱塩した。そのデバイスを14,000×gで10分間遠心分離し、得られた濃縮溶液を、質量分析グレードの水で希釈して、総量を500μLに戻した。このプロセスを、合計4回の遠心分離について繰り返し、最後のスピンを18分間続けた。最後のスピンに続いて、フィルターデバイスを新しいマイクロ遠心チューブに逆さにし、1,000×gで2分間遠心分離することにより、サンプルを回収した。次いで、脱塩したタンパク質を、Waters G2-XS TOFに接続されたWatersI-Class LCに注入した(6μL、約250ng)。フロー条件は、0.4mL/分の50:50の水:アセトニトリルに加えて0.1%ギ酸であった。イオン化は、ESI+によるもので、データは、m/z500~m/z2000の間で収集された。スペクトル結合は、ピークの主要部分で実行され、結合されたスペクトルは、WatersMaxEnt1を使用してデコンボリューションされた。
定量化の検証。sfGFPの151位にチロシン残基またはAzK残基のいずれかが含まれる真正のタンパク質サンプルを、上記と同一のプラスミド調製およびタンパク質発現条件を使用して、ただし、それぞれsfGFP151(TAC)およびsfGFP151(TAG)を使用して、非天然三リン酸を補充することなく調製した。これらの真正のタンパク質を使用して、Y151およびAzK151 sfGFPの混合物を、100:0~0:100というAzK対Yの範囲におよぶ定義された比率で調製した。これらの混合物は、上記のようにHRMSによって調製および定量化された。観察されたデータは、サンプルの全範囲にわたって非常に直線的であり、期待される比率と正確に一致しており、この方法が非常に定量的であることが検証された。
リボヌクレオシド三リン酸の毒性を検討すること。ML2の一晩培養物は、このセクション全体で「培地」と呼ばれる、50mMのリン酸カリウムおよびクロラムフェニコール(5μg/mL)を補充した2×YT培地で増殖させた。この培養物を、希釈してOD600を0.01に戻し、複数の300μL培養物に分割し、それぞれに様々な濃度のTPT3TP、TAT1TP、NaMTP、または5FMTPを補充し、三リン酸対照は使わなかった。次いでこの培養物を230rpmで振盪しながら37℃でインキュベートした。次いで、細胞の増殖を1時間ごとに合計8時間モニターした(590/20nmフィルターを備えたEnvision 2103 Multilabel Plate Reader)。次いで、OD600を、各濃度の各ヌクレオチドの時間の関数としてプロットし、増殖速度の違いを視覚化した。
実施例2:リボヌクレオチド候補の合成および第1のSAR分析。
UBPによって利用可能にされた情報の読出しは、以前は、NaMTPおよびTPT3TPを使用してのみ調査されてきた。SSOにおける効率的な転写および翻訳を支配するSARの解明を開始するために、9つの新規NaMTPアナログ(図4A)および4つの新規TPT3TPアナログ(図4B)を設計および合成した。これらのアナログは、核酸塩基の形状、芳香族表面積、およびヘテロ原子誘導体化の役割を調査するために設計した。一般に、XTPアナログの合成は、対応するハロゲン化アリールのリチウム化と、それに続くベンジル化またはTBS保護リボラクトンへのリチウム化種のカップリングによって進行した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテラートおよびトリエチルシランの存在下で得られたヘミアセタール中間体を還元すると、それぞれの場合に所望の保護されたヌクレオシドが得られた。脱保護後、得られたXヌクレオシドアナログは、標準的なルートヴィヒ(Ludwig)リン酸化条件を使用して三リン酸に変換された。NaMTPおよびMMO2TPは、以前に報告されたように合成された。YTPアナログの合成は、一般に、対応するアシルアジドの分子内クルチウス転位と、それに続く1-Oアセチル-2,3,5-トリ-O-ベンゾイル-b-D-リボフラノースへのルイス酸媒介カップリングを介して進行し、所望の保護されたヌクレオシドの純粋なβアノマーをもたらした。ピリジンを対応するチオピリドンに変換し、続いてベンゾイルを脱保護した後、標準的なルートヴィヒ・リン酸化条件を使用して、対応する遊離ヌクレオシドを三リン酸に変換した。5SICSTPは以前に報告されたように合成された。
SAR分析は、NaMTPおよび9つのXTPアナログで開始された。上記のdXTPスクリーニングの能力に基づいて、複雑な要因としてDNAレベルでの変動する損失を排除するために、天然ではない情報がdCNMO-dTPT3UBPでコードされた。さらに、ヌクレオシド三リン酸輸送体PtNTT2を発現するが、RecAをコードする遺伝子の欠失(クローニング株で一般的)により、UBPのより忠実な複製およびDNA Pol IIの過剰発現のために遺伝子操作もされているE.coli株ML2を使用した。sfGFP151(AXC)およびtRNAPyl(GYT)を保持する、上記の実施例1Aおよび1Bで説明した同じプラスミドを使用し、単一の非天然リボヌクレオチドにスクリーニングを集中させるために、M.mazei Pyl tRNAを30μMのTPT3TPの存在下で転写した。様々なXTPが発現培地において高濃度(250μM)または低濃度(25μM)のいずれかで提供されたことを除いて、細胞を増殖させて、上記のようにタンパク質を産生するように誘導した(図5A~図5D)。発現されたsfGFPを誘導の3時間後に精製して、ncAA含有量は上記のDBCO媒介ゲルシフトアッセイを使用して分析した(図5B)。250μMで各XTPを使用すると、少なくとも63%のsfGFPゲルシフトが生じた。XTPがない場合に観察可能なシフトがないことに加えて、XTPは、PtNTT2によって導入され、少なくとも妥当な効率でリボソームでの転写および翻訳に関与する。CNMOTPおよび5F2OMeTPはそれぞれ良好に機能し、それぞれ92%と94%のゲルシフトをもたらしたが、NaMTP、MMO2TP、および5FMTPは、それぞれ98%、97%、および98%のタンパク質ゲルシフトで最高の能力を示した。同様に高レベルのタンパク質純度で、これら3つのXTPを使用して生成された相対蛍光を、有意なレベルの天然sfGFP夾雑物に起因する複雑化を完全に排して比較した。250μMのMMO2TPまたは5FMTPのいずれかで増殖した細胞は、同じ濃度のNaMTPで増殖した細胞と比較して、それぞれ63%および90%のバルク蛍光を生成した(図5A)。
試験されたより低い濃度(25μM)では、NaMTPの使用は、86%に低下したタンパク質シフトを伴う、ncAA取り込みの忠実度の低下をもたらした。9つのNaMTPアナログのうち7つも忠実度の大幅な低下を示したが、MMO2TPおよび5FMTPを使用すると、それぞれ94%のタンパク質シフトが得られた。これらのリボヌクレオチドで増殖した細胞の相対蛍光を比較すると(これも生成された非天然タンパク質の類似性および高忠実度に起因して可能)、5FMTPは、この低濃度でMMO2TPより34%多くの蛍光を生成した。一定量のNaMTP(250μM)と高濃度(250μM)または低濃度(25μM)のYTPアナログを供給した同様の実験を実施した。以前の報告と一致して、より高い濃度でのTPT3TPの添加は、YTPを受けなかった対照サンプルと比較して、細胞増殖を有意に減少させ、蛍光をほとんど生じさせなかった(図5C)。対照的に、他の各々のYTPアナログは、バックグラウンドを超える蛍光を生成し、タンパク質は少なくとも51%シフトした(図5D)。TAT1TPを使用すると、96%のタンパク質シフトを維持しながら、他のYTPよりも少なくとも2.6倍多くの蛍光が得られた。この濃度でTAT1TPを添加すると、適度なレベルの細胞増殖の低下が生じた(データは示していない)。TPT3TPは、低濃度で提供されると毒性がやや低くなり、それに対応して、25μMで提供されると、細胞は有意な量の純粋なタンパク質を生成する。これらの条件下で、TPT3TPは、それぞれ、SICSTP、FSICSTP、および5SICSTPよりも2倍、5倍、および6倍大きい蛍光を生成した。高濃度のTAT1TPで観察された毒性は、低濃度ではほぼ完全に排除され(データは示していない)、その使用により、高濃度よりも強い蛍光が得られた。25μMで提供された場合、TAT1TPは、250μMで提供された場合よりも41%多くの蛍光を生成し、興味深いことに、TPT3TPが25μMで提供された場合よりも57%多くの蛍光を生成した。これらの濃度でTAT1TPを使用すると、98%のncAAが組み込まれたタンパク質が生成された。
合成プロトコール
一般的な材料および方法。
合成手順では、全ての反応は、不活性雰囲気下でオーブン乾燥したガラス器具内で実行された。溶媒を蒸留および/または4Åモレキュラーシーブで乾燥させた。特に断りのない限り、他の全ての化学試薬をさらに精製することなく使用した。1H、13C、および31Pスペクトルは、Bruker NMR分光計(AV-600、DRX-500、またはDPX-400)で取得した。質量分析データは、Scripps Research Institute(スクリップス研究所)のコア施設から取得した。非天然デオキシリボヌクレオシド三リン酸は、以前に報告されたように合成された(Dien,V.T.ら、J.Am.Chem.Soc.2018,140,16115-16123;Lavergne,T.ら、J.Am.Chem.Soc.2013,135,5408-5419;Matsuda,S.ら、J.Am.Chem.Soc.2007,129,5551-5557;Seo,Y.Jら、J.Am.Chem.Soc.2009,131、3246-3252(それぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)を参照のこと)。ヌクレオシド三リン酸dNaMTP、dTPT3TP、dCNMOTP、およびTPT3TPは、Synthorx Incから寄贈された。
核酸塩基13aの合成。TAT1核酸塩基(化合物13a)は、文献の方法に基づいて合成された(New,J.S.ら、J.Med.Chem.1989,32,1147-1156;Asagarasu、A.ら、Chem.Pharm.Bull.2009,57,34-42(これらのそれぞれの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)を参照のこと)。簡単に説明すると、チアゾール-4-カルボキサルデヒド(1当量)とマロン酸を100℃で溶媒としてピリジン、触媒としてピペリジン(2:1のピリジン対ピペリジン、最終反応濃度2.75M)を使用して、13時間縮合させた後、1時間還流すると、対応するアクリル酸中間体(化合物11)が得られた。この酸(1当量)を、クロロホルム(1.3M反応濃度)中の塩化チオニル(1.1当量)を用いて、触媒DMF(0.2当量)の存在下で塩素化すると、塩化アシルが得られた。さらに精製することなく、塩化アシルを、アジ化ナトリウム(2当量)を含む5℃で1,4-ジオキサンと水の1:1二相混合物中で、対応するアジド(化合物12)に変換した。粗アシルアジドを、クロロホルムに溶解し、ジフェニルエーテルに0.2Mまで滴下して加えた。次いで、得られた混合物を、230℃に2時間加熱した。室温に冷却した際に、ヘキサンを加え、追加のヘキサンを使用して反応混合物を濾過して、洗浄した。得られた粗産物を、固定相としてシリカゲルを使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の核酸塩基(化合物13a)を得た。
スキームS1。(g)ピペリジン、ピリジン、100℃、12時間、その後1時間還流、(h)SOCl2、DMF、CHCl3、還流、3時間、(i)NaN3、1,4-ジオキサン、H2O、5℃、0.5時間、(j)ジフェニルエーテル、230℃、1時間
TBS保護リボラクトン2の核酸塩基カップリングおよび脱保護。ハロゲン化アリール(1.0当量)を無水THFに溶解して0.1Mにし、-78℃に冷却した。一旦、冷却したら、n-BuLiの溶液(1.6当量、ヘキサン中1.6M)を反応フラスコに滴下して加えた。この混合物を-78℃で30分間撹拌した後、約0.8Mの無水THF中のTBS保護リボラクトン(化合物2、1.6当量)の溶液を滴下して加えた。次いで、この反応物を-78℃でさらに1時間撹拌した後、塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチした。室温まで温めたら、揮発性物質を真空中で除去し、得られた残留物を酢酸エチルと水で抽出した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、揮発性物質を再び真空で除去した。
残留溶媒を室温で1時間、高真空で除去した後、無水DCM中に0.1Mまで再溶解した。その溶液を-78℃に冷却した後、トリエチルシラン(3当量)を滴下して加え、続いて、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラートの48%溶液(3当量)を滴下して加える。次いで、反応物を-78℃で15~20分間撹拌した後、メタノールおよびトリエチルアミンの1:1溶液でクエンチした(反応液の30%の容量を追加する)。この混合物を-78℃で3分間撹拌させた後、飽和重炭酸ナトリウム(元の反応容量の50%)を添加した。次いで、その混合物を、DCMで2倍に希釈し、有機層を分離した。その水層をDCMでさらに2回抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮した。
残留溶媒を、室温で1時間、高真空で残りの残留物から除去した。このとき、この残留物を、THFに溶解して0.1Mにし、フッ化テトラブチルアンモニウムの溶液(3.3当量、THF中1.0M)を加えた。その反応物を1時間撹拌した後、酢酸エチルで希釈し、水で抽出した。合わせた有機物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮した。次いで、得られた残留物を、移動相としてDCM中の5~10%エタノールを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
ベンジル保護リボラクトン10の核酸塩基カップリングおよび脱保護。ハロゲン化アリール(1.0当量)を、無水THFに溶解して0.1Mにし、-78℃に冷却した。一旦、冷却したら、n-BuLiの溶液(1.6当量、ヘキサン中1.6M)を、反応フラスコに滴下して加えた。この混合物を-78℃で30分間撹拌した後、約0.8Mの無水THF中のベンジル保護リボラクトン(化合物10、1.6当量)の溶液を滴下して加えた。次いで、その反応物を-78℃でさらに1時間撹拌した後、塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチした。室温まで温めたら、揮発性物質を真空で除去し、得られた残留物を、酢酸エチルおよび水で抽出した。有機物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、揮発性物質を再び真空で除去した。
残留溶媒を室温で1時間高真空で除去した後、無水DCMに0.1Mに再溶解した。その溶液を-78℃に冷却した後、トリエチルシラン(3当量)を滴下して加え、続いて三フッ化ホウ素ジエチルエーテラートの48%溶液(3当量)を滴下して加える。次いで、その反応液を-78℃で15~20分間撹拌させた後、メタノールおよびトリエチルアミンの1:1溶液でクエンチした(反応液の30%の容量を追加する)。この混合物を、-78℃で3分間撹拌した後、飽和重炭酸ナトリウム(元の反応容量の50%)を添加した。次いで、その混合物を、DCMで2倍に希釈し、有機層を分離した。その水層をDCMでさらに2回抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮した。次いで、ベンジル保護されたヌクレオシド中間体を、移動相としてヘキサン中の0から8~10%酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
精製したベンジル保護ヌクレオシドを、10%パラジウム炭素(0.1当量)と共にメタノールで0.1Mに希釈した。溶液を液体窒素で凍結し、凍結しながら、反応フラスコを、水素で3回パージし、最後のパージの後にフラスコを水素のバルーンの下に置いた。次いで、その反応物を解凍させ、水素下で室温で3時間激しく撹拌した。次いで、反応物をシリカゲルのパッチで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。次いで、揮発性物質を真空で除去し、得られた粗残留物を、移動相としてDCM中の5~10%エタノールを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
臭化アリールのシアン化。乾燥したマイクロ波バイアルに、CuCN(8当量)、Pd2(dba)3(0.1当量)、およびDPPF(0.1当量)を入れ、アルゴンで3回パージした。臭化アリール(1当量)を、脱気した無水DMFに溶解して0.05~0.1Mにし、反応フラスコに移した。次いで、フラスコをアルゴン下で密封し、155℃で一晩(約16時間)激しく撹拌した。次いで、その反応物を室温に冷却し、シリカゲルの短いパッチで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。揮発性物質を真空で除去し、得られた粗残留物を、移動相としてヘキサン中の70~95%酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
ヌクレオシドの三リン酸化のための一般的なプロトコール。不活性ガス下で、乾燥マイクロ波バイアルに、プロトンスポンジ(1.3当量)および遊離ヌクレオシド(1当量)を入れた。無水リン酸トリメチル(40当量)を、フラスコに加え、得られた混合物を、塩氷浴中で-15℃に冷却した。新たに蒸留したオキシ塩化リン(1.3当量)を、冷却したフラスコに滴下して加え、その反応物を-15℃で3時間撹拌した。このとき、ピロリン酸トリブチルアンモニウム(5当量)を、別の乾燥フラスコ内で0.5Mの無水DMFに溶解し、反応フラスコに滴下して加えた後、無水トリブチルアミン(6当量)を滴下して加えた。得られた混合物をゆっくりと0℃に温め、この温度でさらに30分間撹拌させた。次いで、重炭酸トリエチルアンモニウム水溶液(0.5M、pH7.5、全反応容容積に対して1:1)を加えることにより反応をクエンチし、室温で15分間撹拌した。次いで、このクエンチされた反応混合物を、固定相としてDEAE Sephadex A-25を使用し、移動相としてpH7.5の0~1.2Mのゆるい勾配のTEABを使用して、陰イオン交換クロマトグラフィーによって精製した。ヌクレオシド三リン酸を含む画分を合わせて、SpeedVacで濃縮して、乾燥した所望の産物を得た。
ベンゾイル保護リボラクトン14の核酸塩基カップリングおよび脱保護。0.1Mまでのアセトニトリル中の核酸塩基(1.0当量)およびN,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(1.2当量)の混合物を、アルゴン雰囲気下、室温で30分間、撹拌した。このとき、1-O-アセチル-2,3,5-トリ-O-ベンゾイル-β-D-リボフラノース(化合物14、1.2当量)を加え、得られた反応混合物を、0℃に冷却した。次いで、SnCl4(1当量)を、反応混合物に加え、その溶液を室温で一晩撹拌した。その反応物を、酢酸エチルおよび飽和NaHCO3水溶液で抽出し、合わせた有機層を、無水Na2SO4で乾燥させた。濾過および蒸発後、その残留物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
ピリドンのチオ-ピリドンへの変換。ピリドン(1当量)を、乾燥トルエンとの共蒸発を繰り返すことにより乾燥させた。ローソン試薬(3当量)をアルゴン下で添加し、その混合物を120℃で一晩加熱した。ワタで濾過した後、その濾液を濃縮し、粗産物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
保護されたヌクレオシドのフッ素化。保護されたヌクレオシド(1当量)を、MeOH-CH3CN(1:1 v/v)に溶解して0.1Mにし、Selectfluor(1.1当量)を加えた。その混合物を3時間加熱還流した。次いで、揮発性物質を真空中で除去し、得られた残留物を、酢酸エチルおよび水で抽出した。合わせた有機層を蒸発させ、得られた粗残留物を、無水トルエンとの同時蒸発により3回乾燥させた。その残留物を、TfOH-DCM(1:1 v/v)に溶解して0.1Mにし、その混合物を室温で1時間撹拌した。このとき、その反応物を真空で濃縮し、得られた粗産物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
化合物の特徴づけ
化合物1b.(0.387mmol、収率38%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Chloroform-d) 7.46 (dd, J = 8.2, 0.9 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 8.2, 1.9 Hz, 1H), 6.87 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.32 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 4.43 (dd, J = 4.6, 3.3 Hz, 1H), 4.37 (dd, J = 8.1, 4.6 Hz, 1H), 4.05 - 4.01 (m, 1H), 3.97 (dd, J = 12.0, 3.2 Hz, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.77 (dd, J = 11.9, 4.1 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, CDCl3) 156.40, 134.51, 128.81, 124.00, 121.01, 111.03, 82.18, 78.55, 73.31, 72.25, 62.57, 55.85. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C12H15ClO5 [M+Na]+ 297.0500; found 297.0501.
化合物3b。(0.333mmol、収率52%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Methanol-d4) 7.53 (d, J = 7.4, 1.5 Hz, 1H), 7.24 (td, J = 7.8, 1.8 Hz, 1H), 6.98- 6.92 (m, 2H), 5.33 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 4.35 - 4.28 (m, 2H), 4.03 (ddd, J = 8.2, 4.7, 2.6 Hz, 1H), 3.89 (dd, J = 13.1, 3.8 Hz, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.70 (dd, J = 12.0, 4.7 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, MeOD) 157.46, 129.07, 129.03, 127.68, 121.09, 110.69, 83.00, 79.66, 74.04, 73.61, 63.32, 55.72. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C12H16O5 [M+Na]+ 263.0890; 263.0888.
化合物4b。(0.765mmol、収率62%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Chloroform-d) 7.23 (dd, J = 9.2, 3.1 Hz, 1H), 6.94 (td, J = 8.4, 3.2 Hz, 1H), 6.77 (dd, J = 8.9, 4.2 Hz, 1H), 5.28 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 4.43 - 4.38 (m, 1H), 4.30 (dd, J = 8.2, 4.6 Hz, 1H), 3.99 (dt, J = 7.8, 3.6 Hz, 1H), 3.90 (dd, J = 12.0, 3.2 Hz, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.72 (dd, J = 12.0, 4.0 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, CDCl3) 158.28, 156.69, 151.87, 151.86, 127.64, 127.59, 115.09, 114.92, 114.62, 114.46, 110.95, 110.90, 81.92, 78.51, 73.10, 72.30, 62.37, 56.02. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C12H15FO5 [M+Na}+ 281.0796; 281.0799.
化合物5b。(0.366mmol、収率50%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Methanol-d4) δ 7.95 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.32 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 5.38 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 4.40 - 4.35 (m, 1H), 4.32 (dd, J = 8.5, 4.4 Hz, 1H), 4.06 (ddd, J = 8.2, 4.6, 2.6 Hz, 1H), 3.92 (dd, J = 12.0, 2.5 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.71 (dd, J = 12.0, 4.7 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, Methanol-d4) δ 154.39, 139.73, 133.33, 124.79, 123.31, 122.99, 122.24, 102.01, 81.60, 78.62, 72.69, 72.23, 61.98, 54.69. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C14H16O5S [M+Na]+ 319.0611; 319.0612.
化合物6b。(0.160mmol、収率51%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Methanol-d4) δ 7.98 (s, 1H), 7.48 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.29 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 5.39 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 4.40 - 4.35 (m, 1H), 4.32 (dd, J = 8.5, 4.4 Hz, 1H), 4.05 (ddd, J = 8.4, 4.7, 2.6 Hz, 1H), 3.91 (dd, J = 11.9, 2.6 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.71 (dd, J = 12.0, 4.7 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, Methanol-d4) δ 154.41, 139.63, 131.85, 126.26, 125.11, 123.24, 120.94, 102.92, 81.60, 78.66, 72.68, 72.29, 61.95. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C14H16O5S [M+Na]+ 319.0611; 319.0609.
化合物7b。(1.248mmol、収率61%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Chloroform-d) δ 7.41 (dd, J = 8.1, 0.9 Hz, 1H), 7.17 (dd, J = 8.1, 1.8 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.32 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 4.44 (dd, J = 4.6, 3.4 Hz, 1H), 4.38 (dd, J = 8.1, 4.6 Hz, 1H), 4.04 (dt, J = 7.7, 3.6 Hz, 1H), 3.98 (dd, J = 11.9, 3.2 Hz, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.79 (dd, J = 11.9, 4.1 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, CDCl3) δ155.82, 128.57, 123.94, 123.44, 121.77, 113.26, 81.62, 78.00, 72.72, 71.60, 61.99, 55.28. HRMS (ESI-TOF-) calcd for C12H15BrO5 [M+Cl]- 352.9797; found 352.9799.
化合物8a。(0.066mmol、化合物6bから収率42%)。1H NMR (600 MHz, Methanol-d4) δ 7.68 (dd, J = 7.8, 0.9 Hz, 1H), 7.34 (dd, J = 7.8, 1.5 Hz, 1H), 7.28 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 5.32 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 4.39 (dd, J = 4.5, 3.2 Hz, 1H), 4.30 (dd, J = 8.6, 4.5 Hz, 1H), 4.03 (ddd, J = 8.6, 4.6, 2.5 Hz, 1H), 3.93 - 3.89 (m, 4H), 3.70 (dd, J = 12.0, 4.6 Hz, 1H). 13C NMR (151 MHz, MeOD) δ 157.65, 134.76, 129.90, 125.39, 120.07, 113.77, 112.30, 83.14, 79.64, 73.80, 73.50, 63.17, 56.31, 50.87. HRMS (ESI-TOF-) calcd for C13H15NO5 [M-H]- 264.0877; found 264.0869.
化合物9b。(0.288mmol、収率29%、3ステップ)。1H NMR (600 MHz, Chloroform-d) δ 7.12 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 6.73 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 5.02 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.17 (dd, J = 5.9, 4.8 Hz, 1H), 4.13 - 4.09 (m, 1H), 4.08 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 3.98 (dd, J = 11.9, 3.3 Hz, 1H), 3.87 (s, 3H), 3.85, 3.81 (m, 1H), 2.29 (d, J = 2.0 Hz, 3H). 13C NMR (151 MHz, CDCl3) δ 156.19, 154.61, 151.45, 126.24, 124.08, 123.95, 113.10, 83.98, 80.69, 71.56, 62.65, 55.76, 14.22. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C13H17FO5 [M+Na]+ 295.0952; 295.0952.
化合物13a。(3.184mmol、4ステップにわたって11%)。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 11.87 (br, 1 H, N-H), 9.59 (s, 1H, Ar-H), 7.50 (d, J = 5.0 Hz, 1 H, Ar-H), 6.98 (d, J = 5.0 Hz, 1 H, Ar-H). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 161.9, 150.3, 159.2, 133.1, 124.3, 102.5. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C6H5N2OS+ [M+H]+ 153.0117; found 153.0115.
化合物13b。(0.530mmol、収率53%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 9.13 (s, 1 H, Ar-H), 7.36-8.16 (m, 16H, Ar-H), 6.87 (d, J = 5.0 Hz, 1 H, H-1’), 6.71 (d, J = 5.0 Hz, 1 H, Ar-H), 5.99-6.01 (m, 1 H, H-3’), 5.90-5.92 (m, 1 H, H-2’), 4.92 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’a), 4.80-4.82 (m, 1 H, H-4’), 4.72 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 166.5. 165.7, 165.6, 160.7, 156.7, 134.1, 133.9, 130.9, 130.3, 130.2, 130.1, 130.1, 130.1, 129.8, 129.1, 129.0, 128.9, 128.8, 104.5, 89.2, 80.8, 75.3, 71.4, 64.0. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C32H25N2O8S [M+H]+ 597.1326; found 597.1330.
化合物13c。(0.056mmol、収率56%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 9.16 (s, 1 H, Ar-H), 7.31-8.24 (m, 17 H, Ar-H), 7.12 (d, J = 5 Hz, 1H, H-1’), 5.95-5.96 (m, 1 H, H-2’ ), 5.87-5.90 (m, 1 H, H-3’), 4.99 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’a), 4.89-4.91 (m, 1H, H-4’), 4.73 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 175.7, 166.4, 165.6, 165.3, 163.7, 151.8, 142.1, 134.2, 134.1, 134.0, 132.5, 130.5, 130.3, 130.1, 129.2, 129.2, 128.9, 128.9, 109.7, 92.2, 80.8, 75.9, 69.9, 63.0. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C32H25N2O7S2 [M+H]+ 613.1098; found 613.1095.
化合物13d。(0.043mmol、収率89%)。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 9.58 (s, 1 H, Ar-H), 8.68 (d, J = 10 Hz, 1 H, Ar-H), 7.45 (d, J = 10 Hz, 1 H, Ar-H), 6.81 (d, J = 2.5 Hz, 1 H, H-1’), 5.48 (d, J = 5 Hz, 1 H, -OH), 5.39-5.41 (m, 1 H, -OH), 5.18 (d, J = 5 Hz, 1 H , -OH), 4.03-4.05 (m, 2 H, H-2’, H-3’), 3.98-4.00 (m, 1 H, H-4’), 3.78 (dd, J1 = 10Hz, J2 = 2.5 Hz, 1 H, H-5’a), 3.64 (dd, J1 = 10Hz, J2 = 2.5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, DMSO-d6) δ 174.2, 166.6, 152.2, 135.5, 109.4, 99.9, 95.1, 85.5, 76.6, 69.0, 60.2. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C11H13N2O4S2 [M+H]+ 301.0311; found 301.0309.
化合物15b。(0.931mmol、収率93%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 9.05 (d, J = 10 Hz, 1 H, H-Ar), 7.30-8.16 (m, 20 H, Ar-H), 6.72 (d, J = 5 Hz, 1 H, H-1’), 5.97-5.99 (m, 1 H, H-2’), 5.85-5.88 (m, 1 H, H-3’), 4.98 (dd, J1 = 10 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’a), 4.89-4.90 (m, 1 H, H-4’), 4.72 (dd, J1 = 10 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 182.1, 179.6, 166.6, 165.5, 165.5, 165.2, 151.1, 143.9, 134.0, 133.9, 133.6, 130.4, 130.3, 130.2, 130.1, 129.6, 129.4, 129.1, 128.9, 128.9, 128.8, 92.8, 80.4,75.7, 69.7, 62.8. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C35H28NO8 [M+H]+ 590.1809; found 590.1811.
化合物15c。(0.088mmol、収率87%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 9.07 (d, J = 10 Hz, 1 H, Ar-H), 7.30-8.17 (m, 20 H, Ar-H, H-1’), 5.98-5.99 (m, 1 H, H-2’), 5.82-5.84 (m, 1 H, H-3’), 4.89-4.94 (m, 2 H, H-5’a, H-4’), 4.80 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 184.9, 166.5, 165.6, 165.3, 134.0, 133.9, 133.3, 132.7, 130.5, 130.3, 130.2, 129.8, 129.5, 129.1, 128.9, 128.9, 128.8, 127.3, 127.1, 112.8, 92.6, 80.3, 75.9, 70.1, 63.2. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C35H28NO7S [M+H]+ 606.1581; found 606.1579.
化合物15d。(0.044mmol、収率92%)。1H NMR (500 MHz, MeOH-d4) δ 8.33 (d, J = 10 Hz, 1 H, Ar-H), 7.52-7.80 (m, 4 H, Ar-H), 6.71 (d, J = 5 Hz, 1 H, Ar-H), 6.36 (d, J = 2.5 Hz, 1 H, H-1’), 4.22-4.26 (m, 2 H, H-2’, H-3’), 4.10-4.11 (m, 1 H, H-4’), 3.94 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’a), 3.82 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H- 5’b). 13C NMR (125 MHz, MeOH-d4) δ 163.0, 137.6, 133.0, 127.5, 127.4, 127.1, 126.3, 125.6, 106.9, 90.1, 85.1, 75.5, 70.3, 61.4. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C14H16NO4S [M+H]+ 294.0795; found 294.0799.
化合物16a。(0.077mmol、収率71%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.33-8.42 (m, 20 H, Ar-H), 6.82 (d, J = 5 Hz, 1 H, H-1’), 5.94-5.97 (m, 1 H, H-2’), 5.83-5.85 (m, 1 H, H-3’), 4.87 (d, J = 10 Hz, 1 H, H-5’a), 4.74-4.79 (m, 2 H, H-4’, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 166.6, 165.7, 165.6, 162.9, 160.8, 134.0, 134.0, 133.9, 133.5, 130.3, 130.2, 130.1, 129.7, 129.1, 129.1, 129.1, 128.9, 128.8, 128.8, 120.3, 111.1, 88.9, 87.8, 85.3, 80.6, 80.4, 74.8, 71.4, 64.1. 19F NMR (376 MHz, CDCl3) δ -145.6. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C35H27FNO8 [M+H]+ 608.1715; found 608.1717.
化合物16b。(0.066mmol、収率65%)。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 9.07 (d, J = 10 Hz,1 H, Ar-H), 7.32-8.18 (m, 20 H, Ar-H, H-1’), 5.96- 5.98 (m, 1 H, H-2’), 5.87-5.89 (m, 1 H, H-3’), 4.97 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’a), 4.89-4.91 (m, 1H, H-4’), 4.76 (dd, J1 = 15 Hz, J2 = 5 Hz, 1 H, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, CDCl3) δ 184.3, 166.6, 165.6, 165.3, 134.7, 134.1, 134.0, 133.9, 133.9, 133.3, 133.2, 130.5, 130.3, 130.3, 129.8, 129.7, 129.3, 129.2, 128.9, 128.9, 128.9, 128.8, 128.3, 126.8, 108.4, 100.0, 92.3, 80.7, 75.8, 70.3, 63.2, 56.0. HRMS (ESI-TOF+) calcd for C35H27FNO7S [M+H]+ 624.1487; found 624.1490.
化合物16c。(0.042mmol、収率90%)。1H NMR (500 MHz, MeOH-d4) δ 9.04 (d, J = 10 Hz, 1 H, H-Ar), 8.73 (d, J = 10 Hz, 1 H, H-Ar), 7.83-7.87 (m, 2 H, Ar-H), 7.65-7.68 (m, 1 H, H-Ar), 6.96 (s, 1 H, H-1’), 4.23-4.29 (m, 2 H, H-2’, H-3’), 4.18-4.4.21 (m, 1 H, H-4’), 4.11 (dd, J1 = 10 Hz, J2 = 5 Hz, H-5’a), 3.91 (dd, J1 = 10 Hz, J2 = 5 Hz, H-5’b). 13C NMR (125 MHz, MeOH-d4) δ 180.5, 150.5, 148.6, 134.2, 134.1, 133.2, 132.0, 132.0, 129.2, 126.1, 125.9, 119.6, 119.6, 115.5, 115.1, 96.2, 84.4, 76.1, 68.1, 59.4. HRMS (ESI-TOF)+ calcd for C14H15FNO4S [M+H]+ 312.0700; found 312.0702.
化合物1c。(0.048mmol、収率24%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -8.79 - -10.99 (m), -21.21 - -21.58 (m), -21.77 - -23.23 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z) [M-H]- cald for C12H17ClO14P3-, 512.95; found, 512.7.
化合物3c。(0.031mmol、収率31%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -11.19 - -11.91 (m), -22.06 - -22.73 (m), -23.87 - -24.46 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z) [M-H]- cald for C12H18O14P3-, 479.00; found, 497.4.
化合物4c。(0.014mmol、収率14%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -7.31 (d), -11.47 (d), -22.79 - -23.21 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- cald for C12H17FO14P3-, 496.97; found, 497.3.
化合物5c。(0.042mmol、収率23%)。31P NMR (162 MHz, D2O) δ-8.48 (d, J = 17.8 Hz), -11.21 (d, J = 20.7 Hz), -22.96 (t, J = 21.6 Hz). MS (MALD-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- cald for C14H18O14P3S-, 534.97; found, 535.4.
化合物6c。(0.017mmol、収率21%)。31P NMR (162 MHz, D2O) δ-9.25 (d, J = 21.0 Hz), -10.93 (d, J = 19.5 Hz), -22.94 (t, J = 20.5 Hz). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- cald for C14H18O14P3S-, 534.97; found, 535.4.
化合物7c。(0.009mmol、収率12%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -10.07 - -11.45 (m), -21.8 - -22.21 (m), -24.06 - -24.60 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z) [M-H]- cald for C12H17BrO14P3-, 556.91; found, 556.6.
化合物8b。(0.023mmol、収率22%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -9.96 - -12.34 (m), -21.91 - -22.45 (m), -22.88 - -24.4 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z) [M-H]- cald for C13H17NO14P3-, 503.99; found, 504.3
化合物9c。(0.021mmol、収率21%)。31P NMR (162 MHz, H2O) δ -9.77 - -10.37 (m), -10.8 - -11.17 (m), -22.0 - -22.2 (m). MS (MALDI-TOF-, matrix: 9-aminoacridine) (m/z) [M-H]- cald for C13H19FO14P3-, 511.0; found, 511.0.
化合物13e。(0.007mmol、収率22%)。31P NMR (400 MHz, D2O): δ -10.82-10.94 (m), -11.68-11.74 (m), -23.21-23.45 (m). MS (MALDI-TOF, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- calcd for C11H14N2O13P3S2-, 538.9, found, 538.3.
化合物15e。(0.012mmol、収率35%)。31P NMR (400 MHz, D2O): δ -10.74-10.84 (m), -11.55-11.67 (m), -23.17-23.42 (m). MS (MALDI-TOF, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- calcd for C14H17NO13P3S-, 532.0, found, 532.5.
化合物16d。(0.009mmol、収率29%)。31P NMR (400 MHz, D2O): δ -10.65-10.79 (m), -11.45-11.54 (m), -22.16-23.40 (m). MS (MALDI-TOF, matrix: 9-aminoacridine) (m/z): [M-H]- calcd for C14H16FNO13P3S-, 550.0, found, 550.6.
スキームS2。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃,3時間。
スキームS3。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間。
スキームS4。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間。
スキームS5。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間。
スキームS6。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間。
スキームS7。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(c)1.0M TBAF,THF、1時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間。
スキームS8。(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間、(e)CuCN,Pd2(dba)3,DPPF、DMF、155℃、16時間
スキームS9。(a)1.6M n-BuLi、THF、-78℃、1時間、(b)トリエチルシラン、DCM、BF3・OEt2、-78℃、15~20分、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間、(f)H2(g),Pd/C(10%),MeOH,rt,3時間
スキームS10。(k)N,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド,SnCl4,CH3CN,RT,一晩,(l)ローソン試薬,120℃、一晩,(m)30% NaOMe、DCM、0℃、2時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間
スキームS11。(k)N,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド,SnCl4,CH3CN,RT,一晩,(l)ローソン試薬,120℃、一晩,(m)30% NaOMe、DCM、0℃、2時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間
スキームS12。(n)i.セレクトフルオル,MeOH/CH3CN(1:1 v/v),還流,3時間;ii.TfOH/DCM(1:1 v/v)、1時間、(l)ローソン試薬,120℃、一晩,(m)30% NaOMe、DCM、0℃、2時間、(d)プロトン・スポンジ、POCl3、Bu3N、Bu3NPPi、(MeO)3P、DMF、-15℃、3時間
実施例3:非天然タンパク質生成の最適化。
実施例1A、1B、および2は、dCNMO-dTPT3を情報の記憶のためのコンピテントなUBPとして特定し、TAT1TPおよびNaMTPまたは5FMTPを、その読出しのためのコンピテントなリボヌクレオシド三リン酸として特定した。上記で使用したのと同じプラスミドで形質転換すると、10μMのdTPT3TPおよび25μMのdCNMOTPが増殖培地に供給され、次いで、100μM~12.5μMの範囲の濃度のTAT1TP、および200μM~12.5μMの範囲の濃度のNaMTPまたは5FMTPのいずれかも補充され(全て一連の2倍希釈、および1mM AzKの添加後)、細胞はsfGFPを発現するように誘導された。TAT1TPおよびNaMTPを備えた細胞で観察された総sfGFP蛍光は、一般に、TAT1TPおよび5FMTPを備えた細胞で観察された蛍光よりも高かった(図6Aおよび図6B)。どちらの場合も、NaMTPまたは5FMTPの濃度が低いほど蛍光が高くなった(夾雑天然sfGFPの生成の増大に起因、以下を参照のこと)。さらに、細胞は一般に、TAT1TPの濃度が高いほど高い蛍光を発した。ただし、増殖がわずかに低下したため、100μMのTAT1TPを与えられた細胞は、50μMのTAT1TPを与えられた細胞よりも生成した蛍光が少なかった。タンパク質産生は、ゲルシフトアッセイを介して再び定量化された(図6Cおよび図6D)。一般に、NaMTPの濃度が200μM未満に低下すると、sfGFPへのAzKの取り込みの忠実度が徐々に低下するのに対し、5FMTPを使用すると、この忠実度の低下は、50μMの濃度未満でのみ観察された。明らかに、忠実度を損なうことなく低濃度の5FMTPが使用され得る。高濃度の5FMTP(≧50μM)を提供された細胞は、探索された全ての濃度のTAT1TP(100μM、50μM、25μM、または12.5μM)で高タンパク質シフトを生成した。ただし、5FMTPの濃度が25μM以下の場合、TAT1TPの濃度を下げるとタンパク質シフトが減少した。NaMTPが200μMで提供された場合、調査した全ての濃度のTAT1TPは、忠実度の高いncAA取り込みを伴うタンパク質の生成をもたらしたが、NaMTPの濃度が低い場合、TAT1TPの濃度を下げると、タンパク質シフトが再び減少した。全体として、これらの研究により、タンパク質の純度および収量の複合された最適化は、それぞれ200μMおよび50μMの濃度で提供されるNaMTPおよびTAT1TP、または両方とも50μMの濃度で提供される5FMTPおよびTAT1TPで達成されることが明らかになった。タンパク質生成のみの観点からは、NaMTPおよびTAT1TPの使用が最適であるが、5FMTPおよびTAT1TPを使用すると、純粋なncAA標識タンパク質の収量がわずかに低下するが、有意により低い濃度のXTPが要求される。
インビボ翻訳条件の最適化。pGEX-MbPylRS TetRプラスミドを保持するSSO株ML2の一晩培養物を、50mMリン酸カリウム、5μg/mLクロラムフェニコール、および100μg/mLカルベニシリン(本明細書においてこのセクションでは「培地」と呼ぶ)を補充した2×YTで増殖させ、次いで、同じ培地でOD600が0.03になるまで希釈し、OD600が0.4~0.6になるまで増殖させた。次いで、その培養物を氷水上で15分間振盪しながら冷却し、次に3,200×gで10分間の遠心分離によりペレット化した。次いで、細胞を再懸濁し、氷冷ddH2Oで2回洗浄した後、氷冷ddH2Oに、OD600が55~65まで再懸濁した。エレクトロコンピテントセル(50μL)ならびにsfGFPおよびtRNAPyl遺伝子(プラスミドのGolden Gateアセンブリを参照)内のUBPを有する約1ngのGolden Gateアセンブリプラスミドを、事前に冷却したエレクトロポレーションキュベット(0.2cmギャップ)に移し、次いで、製造業者の推奨(電圧25kV、コンデンサー2.5μF、抵抗器200Ω)に従ってエレクトロポレーション(Gene Pulser II;Bio-Rad)し、次いで、950μLの培地で直ちに希釈する。次いで、形質転換体のアリコート(40μL)を、dCNMOTP(25μM)およびdTPT3TP(10μM)を補充した培地で5倍に希釈して、最終容積を200μLにし、次いで37℃で1時間振盪して回復させた。回収率の2倍希釈液を、ゼオシン(50μg/mL)、dCNMOTP(10μM)、dTPT3TP(10μM)、および寒天(2%w/v)を補充した固形培地にプレートし、次いで37℃で18時間培養した。単一コロニーを採取し、50μg/mLゼオシンを補充した培地(300μL)で増殖させ、dCNMOTP(25μM)およびdTPT3TP(10μM)を提供した(本明細書において、以下、このセクションでは「増殖培地」と呼ぶ)。培養物の細胞増殖をモニターし(590/20nmフィルターを備えたEnvision 2103 Multilabel Plate Reader)、次いでOD600約1.0で収集した。アリコート(50μL)を、ZR Plasmid Prep Kit(Zymo Research)を使用してプラスミド単離した。次いで、単離されたプラスミドを、以下に記載されるストレプトアビジンゲルシフトアッセイ(プライマーP3-4およびP5-6、表S1を使用)に供して、UBP保持を決定した。
次いで、優れたUBP保持力を持つコロニーを、増殖培地でOD600約0.01に希釈し、OD600約0.4~0.6に増殖させた。次いで、この培養物を複数の300μL培養物に分割し、それぞれに、各XTP(12.5μM、25μM、50μM、100μM、または200μM)の可変濃度の5FMTP、TAT1TPまたはNaMTP、TAT1TP、およびTAT1TP(12.5μM、25μM、50μM、または100μMで)を提供した。Azk(10mM)もまた、この時点で、細胞に提供した。光分解を防ぐために、AzKの添加後にサンプルを遮光した。次いで、これらのサンプルを37℃で20分間増殖させた後、1mMのIPTGを添加し、37℃でさらに1時間増殖させて、T7RNAPならびにtRNAPylおよびPylRSの転写を誘導した。この時点から、細胞の増殖および蛍光をモニターした。次いで、sfGFPの発現を、アンヒドロテトラサイクリン(100ng/mL)で誘導した。37℃でさらに3時間増殖させた後、細胞を収集し(sfGFPのアフィニティー精製用に230μL)、冷却し、次いでペレット化して-80℃で保存した後、タンパク質を精製した。
高密度の非天然コドンのインビボ翻訳。pGEX-MbPylRS TetRプラスミドを保持するSSO株ML2の一晩培養物を、50mMリン酸カリウム、5μg/mLクロラムフェニコール、および100μg/mLカルベニシリン(本明細書において、このセクションでは「培地」と呼ぶ)を補充した2×YTで増殖させ、次いで同じ培地でOD600が0.03になるまで希釈し、OD600が0.4~0.6になるまで増殖させた。次いで、培養物を氷水上で15分間振盪しながら冷却し、次いで3,200×gで10分間の遠心分離によりペレット化した。次いで、細胞を再懸濁し、氷冷ddH2Oで2回洗浄した後、氷冷ddH2O中で、55~65のOD600に再懸濁した。エレクトロコンピテントセル(50μL)および約1ngのGolden Gateアセンブルプラスミドで、3つの確証されたコドン位置のうち2つであるsfGFPの149もしくは153コドン位置、または3つ全ての位置(sfGFP149(AXC)、sfGFP151(AXC)、sfGFP149、151(AXC、AXC)、sfGFP151、153(AXC、AXC)、sfGFP149、153(AXC、AXC)、および(sfGFP149、151、153(AXC、AXC、AXC))でUBPを有するプラスミド(プラスミドのGolden Gateアセンブリを参照)を、事前に冷却したエレクトロポレーションキュベット(0.2cmギャップ)に移した。次いで、細胞を、製造業者の推奨(電圧25 kV、コンデンサー2.5μF、抵抗器200Ω)に従って、エレクトロポレーションし(Gene Pulser II;Bio-Rad)、次いで950μLの培地で直ちに希釈した。次いで、形質転換体のアリコート(40μL)を、dNaMTP(150μM)およびdTPT3TP(10μM)(本明細書において、以下、このセクションでは「古い条件」と呼ぶ)またはdCNMOTP(150μM)およびdTPT3TP(10μM)(本明細書において、以下、このセクションでは「新しい条件」と呼ぶ)のいずれかを補充した培地で5倍希釈し、最終容量を200μLにして、次いで、37℃で1時間振盪しながら回復させた。回収率の2倍希釈液を、ゼオシン(50μg/mL)、対応する非天然三リン酸、および寒天(2%w/v)を補充した固体培地にプレートし、次いで、37℃で約18時間培養した。単一コロニーを採取し、50μg/mLゼオシンを補充した培地(300μL)(本明細書において、以下、このセクションでは「増殖培地」と呼ぶ)で増殖させ、古い条件または新しい条件に対応する非天然三リン酸を提供した。培養物の細胞増殖をモニターし(590/20nmフィルターを備えたEnvision2103Multilabel Plate Reader)、OD600約1.0で収集した。収集した細胞を、氷上で一晩冷却した。
次いで、細胞を増殖培地でOD600約0.1に再希釈し、古い条件または新しい条件に対応する非天然三リン酸を提供し、次いでOD600約0.4~0.6に増殖させた。次いで、古い条件に対応する細胞に、NaMTP(250μM)およびTPT3TP(30μM)を提供し、一方で、新しい条件に対応する細胞には、NaMTP(200μM)およびTAT1TP(50μM)を提供した。AzK(10mM)(またはAzKの非存在下で増殖した培養物の場合はddH2O)もこの時点で細胞に提供された。光分解を防ぐために、AzKの添加後にサンプルを遮光した。次いで、これらのサンプルを37℃で20分間増殖させた後、1mMのIPTGを添加し、37℃でさらに1時間増殖させて、T7RNAPならびにtRNAPylおよびPylRSの転写を誘導した。この時点から、細胞の増殖および蛍光をモニターした。次いで、sfGFPの発現を、アンヒドロテトラサイクリン(100ng/mL)で誘導した。37℃でさらに3時間増殖させた後、細胞を冷却して、収集し(UBP保持を決定するためのプラスミド単離には50μL、sfGFPのアフィニティー精製には230μL)、ペレット化して-80℃で保存した後にタンパク質精製およびUBP保持の評価をした。
結果。高濃度で探索された10個のXTPは全て、少なくとも中程度のncAA取り込み忠実度(98%~63%)でタンパク質の生成を媒介し得る。一般に、XTP濃度が低下するにつれて、ncAA取り込みの忠実度が低下し、非天然mRNAが転写される忠実度が低下したことが示される。これは、XTPが差し控えられたときに観察された有意な蛍光と一致している。
この実施例は、主に疎水性のリボヌクレオチドの転写および翻訳のためのSARを提供した。XTPでは、NaMTP、PTMOTP、およびMTMOTPを検討する場合、環縮小および/またはヘテロ原子誘導体化が有害な場合がある。ただし、単環式核酸塩基XTPでは、ClMOTPを除いて、MTMOTPおよびPTMOTPと比較して、より忠実性の高いタンパク質生成が観察される。場合によっては、非天然核酸塩基間またはポリメラーゼとの特定の相互作用が塩基対形成に有益である。例えば、単環式核酸塩基の4位と5位の両方での置換は、場合によっては、塩基対形成に影響を及ぼす。2OMeTPと比較して、4位のClまたはBr置換基(ClMOTPおよびBrMOTP)は場合によっては有害であるが、4位のメチル基(MMO2TP)は、全体的な蛍光を低減するが、タンパク質の忠実度は向上する。4位のニトリル置換基(CNMOTP)は、最大量の非天然タンパク質の生成をもたらし、またncAAが組み込まれる忠実度も適度に高める。5位(5F2OMeTP)でのフルオロ置換基の追加も、2OMeTPと比較して、タンパク質生成および忠実度の両方を向上させる。5-フルオロおよび4-メチル置換基(5FMTP)を組み合わせると、他の非天然三リン酸と比較して低濃度で純粋な非天然タンパク質を高収率で生成できるので、4位および5位での置換の効果は、少なくともほぼ相加的である場合がある。ただし、NaMTPはより高い濃度を必要とするが、調べたXTPアナログの収量および純度のバランスの取れた組み合わせを提供する。場合によっては、XTPアナログ用に派生したSARは、dXTPアナログの複製から派生したSARとは明らかに異なる。例えば、dPTMOTP、dClMOTP、およびdCNMOは、dNaMTPよりも最適な場合もあるが、ClMOTPおよびPTMOTPは、NaMTPよりも適度に、場合によっては大幅に最適ではない。さらに、dCNMOはこれまでに発見されたdTPT3の最適なパートナーであるが、CNMOTPを使用すると、NaMTPと比較して、ncAAの取り込みの忠実度がわずかに低下するが、使用すると最も非天然タンパク質が生成される。最高濃度では、探索された5つのYTP全てが、tRNAPylのアンチコドンに効果的に組み込まれ、少なくとも中程度のncAA取り込み忠実度(98%~51%)でタンパク質の生成を媒介し得る。理論に拘束されることなく、UBP保持データは、タンパク質生成の忠実度が、非天然tRNAの若干の損失に敏感ではないことを示唆しており、タンパク質ゲルシフトの低下をもたらしたYTPの場合、tRNAの転写は非常に非効率的または低い忠実度であったことを意味する。TPT3TP、SICSTP、FSICSTP、およびTAT1TPは全て、最高濃度で少なくともわずかに毒性があり(データは示さず)、バルク細胞の蛍光は濃度の低下と共に増大した。XTPおよびmRNAの転写とは異なり、非天然タンパク質の忠実度は低下せず、このことは、タンパク質産生の増大が単に細胞増殖の増大の結果であることを示唆している。対照的に、5SICSTPは、最小限の毒性を示し(データは示さず)、非天然タンパク質産生と忠実度の両方が濃度の低下と共に低下し、これもおそらく、非天然tRNA産生が有意に損なわれたことに起因する。このYTP SARを検討し、SICSTPを参照として使用すると、7-フルオロ置換基(FSICSTP)が有害な場合があり、少量のタンパク質しか生成されず、忠実度が低くなる。5位にメチル基を追加すると(5SICSTP)毒性が減少するが、場合によっては非天然tRNAの生成も減少する。環縮小およびヘテロ原子誘導体化(TPT3TP)は、タンパク質の生成および忠実度の両方を向上させる場合があるが、高濃度では、他のYTPアナログと比較して毒性がある場合もよくある。TPT3TPのチオフェン環をさらにヘテロ原子誘導体化して、TAT1TPのチアゾールを生成すると、TPT3TPよりも多くの非天然タンパク質が生成され、毒性が低下する。生成されるタンパク質の量とncAAの取り込みの忠実度の両方を考慮すると、TAT1TPがYTPとして使用される場合がある。
実施例4:高密度の非天然の情報の記憶および読出し。
高密度のUBPを含む遺伝子からの情報の記憶および読出しを評価した。この目標に向けて、単一の天然コドンによって、それぞれ上記のコドン(コドン151)から分離されているコドン149または153をコードするように配置されたUBPを有するsfGFP遺伝子を含むDNAを複製するSSOの能力を検証した。したがって、発現プラスミドは、上記のように構築されたが、配列AXCは、コドン149または153(それぞれ、sfGFP149(AXC)またはsfGFP153(AXC))のいずれかをコードするように配置された。ML2の形質転換時に、細胞を、本発明者らの以前に報告された系(デオキシリボヌクレオチドdNaMTPおよびdTPT3TPおよびリボヌクレオチドNaMTPおよびTPT3TP、dNaM-dTPT3/NaMTP、TPT3TPと表記)、または本研究で発見された最適化された系(dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TP)のいずれかに対応する非天然ヌクレオシド三リン酸の存在下で増殖させた。次いで、UBP保持は、上記のようにストレプトアビジンゲルシフトアッセイを使用して特徴付けられた。sfGFP149(AXC)およびsfGFP153(AXC)遺伝子(≧95%)ならびにtRNA遺伝子(≧91%)の両方における対応するUBPの高い保持が、両方の条件下で観察された(データは示さず)。
誘導の3時間後に観察された全sfGFP蛍光によって、両方のセットの条件下で、AzKの存在下で両方の構築物からの有意なタンパク質産生が明らかになった(図7A)。
しかし、dCNMOdTPT3/NaM、TAT1を備えたsfGFP149(AXC)構築物を発現する細胞からの蛍光は、dNaM-dTPT3/NaM、TPT3を備えた細胞よりも58%高かった。sfGFP153(AXC)遺伝子の場合、dNaMdTPT3/NaMTP、TPT3TPよりもdCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TPの方が43%多くの蛍光が観察された。両方のセットの条件下で、sfGFP149(AXC)よりもsfGFP153(AXC)の方が約2倍の蛍光が観察された。タンパク質を精製し、AzKの取り込みを上記のように分析した(図7B)。dNaM-dTPT3/NaMTP、TPT3TPでは、sfGFP149(AXC)およびsfGFP153(AXC)でそれぞれ86%および94%のタンパク質シフトが観察された。ただし、dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TPでは、いずれかの構築物から生成されたタンパク質で96%のシフトが観察された。これらの結果は、2つの追加のコドン位置が両方とも効率的に転写および翻訳されることを明確に示しているが、新しく特定されたdCNMO-dTPT3/NaMTP、TAT1TP系を使用するとやはり転写および翻訳が向上する。調べた位置の2つまたは3つ全てで同時にコードされた非天然コドンを持つ発現プラスミド(それぞれ、sfGFP149,151(AXC、AXC)、sfGFP151,153(AXC、AXC)、sfGFP149,153(AXC、AXC)、およびsfGFP149,151,153(AXC、AXC、AXC))が構築された。ML2細胞を形質転換し、dNaMdTPT3/NaMTP、TPT3TPまたはdCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TPのいずれかの存在下で増殖させ、タンパク質発現を、上記のように誘導した。tRNAPyl(GYT)遺伝子のUBP保持率は全ての場合で高い(88%以上)ままであったが(データは示さず)、mRNA遺伝子を使用したビオチンシフトアッセイでは、おそらく少なくとも部分的には、複数のストレプトアビジンに結合した単一のPCR産物との複合体の混合物の形成に起因して、複雑かつ解釈できないバンドパターンが生成された。上記のようにDBCO-TAMRAへのコンジュゲーションを介して生成されたタンパク質(図7B)を調べた。喜ばしいことに、単一のncAAで観察されたシフトと比較して、sfGFP149,151(AXC、AXC)、sfGFP151,153(AXC、AXC)、およびsfGFP149,153(AXC、AXC)構築物から発現されたタンパク質について、有意にさらにシフトしたバンドが観察され、2つのAzK残基を有するsfGFPへの2つのDBCO-TAMRA分子のコンジュゲーションを示している。dNaM-dTPT3/NaMTP、TPT3TPで発現した精製タンパク質を分析する場合、総sfGFPに対するこれらのダブルシフトバンドの定量化により、タンパク質の80%、87%、および83%にそれぞれ2つのAzK残基があり、それぞれ、sfGFP149,151(AXC、AXC)、sfGFP151,153(AXC、AXC)、またはsfGFP149,153(AXC、AXC)構築物を使用した場合、それぞれ20%、13%または9%が単一のAzKを有した。dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TPでは、タンパク質の81%、89%、および93%に、それぞれ、sfGFP149,151(AXC、AXC)、sfGFP151,153(AXC、AXC)、およびsfGFP149,153(AXC、AXC)を有する2つのncAAがあり、一方で、19%、11%、および6%が単一のncAAを有したことが明らかになった。sfGFP149,151,153(AXC、AXC、AXC)構築物で形質転換された細胞は、さらにシフトしたバンドを生成するタンパク質を発現し、3つのAzK残基の取り込みを明確に示している。総sfGFPに対する各バンドの定量化により、dNaM-dTPT3/NaMTP、TPT3TPを使用すると、タンパク質の39%、24%、33%がそれぞれ3つ、2つ、および1つのncAAを有し、蛍光およびタンパク質のシフトが非常に変動したタンパク質が生じたことが明らかになった(図7Aおよび7B)。対照的に、dCNMO-dTPT3/NaMTP、TAT1TP系を使用すると、生成されたタンパク質の90%が3つ全てのncAAを有し、残りは2つを有する。
3つ全てのncAAがdCNMO-dTPT3/NaMTP、TAT1TP系に首尾よく組み込まれていることをさらに検証するために、単離されたsfGFPを定量的なインタクトなタンパク質質量分析によって分析した。簡単に説明すると、精製タンパク質を、遠心フィルター装置(AmiconR Ultra-0.5-Millipore)を使用して脱塩し、HRMS(ESI-TOF)で分析した。続いて、取得した質量スペクトルを、Waters MaxEnt 1ソフトウェアを使用してデコンボリューションし、これは、ピーク積分時に定量的であることが証明された(データは示さず)。ゲルシフトアッセイと一致して、この分析によって、単離されたタンパク質の88%が予想される3つのAzK残基を含み、一方で残りの12%が2つのAzK残基および1つのIleまたはLeu残基を含むことが明らかになった(図7C)。
結果。全体として、SARによって、dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TP系が、ncAAを高い忠実度で組み込んだ大量のタンパク質を生成することを確認した。dCNMOdTPT3/5FMTP、TAT1TPを使用すると、同じ高忠実度のタンパク質が生成され、一方で、生成されるタンパク質はわずかに少なくなるが、使用が必要な非天然リボヌクレオチドは有意に少なくなる。dCNMO-dTPT3/NaMTP、TAT1TP系の有用性は、場合によっては、高密度の非天然の情報のエンコードおよび読出しに有用である。両方のシステムとも、忠実度の高い2つのncAAを含むタンパク質を生成したが、dCNMOdTPT3/NaMTP、TAT1TP系は、通常、所望のタンパク質をより大量に生成した。さらに、3つのncAAをコードする場合、dNaM-dTPT3/NaMTP、TPT3TP系は、忠実度および収量が有意に減少し、さらに変動する三重標識タンパク質を生成したが、dCNMO-dTPT3/NaMTP、TAT1TP系の忠実度および収量は、再現性が高いままであった。理論に拘束されることではないが、IleまたはLeuが単一のncAAに取って代わった夾雑物が、非天然tRNA生成に起因する可能性は低い。これは、tRNA遺伝子のUBP保持が高く、両方のシステムで類似しており、またわずかな違いがあっても、単一のncAA取り込みデータは、それらが非天然タンパク質生成の忠実度を大幅に低下させるはずはないことを示唆しているためである。また、2つのシステムで同一であるはずのmRNA転写に起因する可能性は低い(どちらの場合も、dTPT3は、NaMのmRNAへの取り込みを指示する)。理論に縛られることなく、Leu/Ile夾雑物の起源は、複製中のmRNA遺伝子のUBPの喪失である可能性が高い。これは、Ileコドンを生成する、予想される最も一般的な変異(dXからdT)とも一致している。
識別引用によって本明細書で言及される全ての刊行物、特許、特許出願、および公開特許出願の開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
配列
配列番号1。pGEX-MbPylRS TetR PylRS発現プラスミドの配列(5923bp)
GTAAATCACTGCATAATTCGTGTCGCTCAAGGCGCACTCCCGTTCTGGATAATGTTTTTTGCGCCGACAT
CATAACGGTTCTGGCAAATATTCTGAAATGAGCTGTTGACAATTAATCATCGGCTCGTATAATGTGTGGA
ATTGTGAGCGGATAACAATTTCACACAGGAAACAGTATTCATGGATAAAAAACCGCTGGACGTTCTGATC
TCCGCTACGGGTCTGTGGATGAGCCGCACGGGTACGCTGCATAAAATTAAACACCACGAAGTGTCACGTT
CGAAAATCTATATCGAAATGGCGTGCGGTGATCATCTGGTGGTTAACAATAGCCGTTCTTGTCGCACCGC
GCGTGCCTTTCGCCATCACAAATACCGCAAAACGTGCAAACGTTGTCGCGTGTCAGATGAAGACATTAAC
AATTTCCTGACCCGTAGTACGGAATCCAAAAACTCAGTGAAAGTTCGCGTCGTGAGTGCTCCGAAAGTTA
AAAAAGCGATGCCGAAAAGTGTCTCCCGTGCCCCGAAACCGCTGGAAAACTCAGTGTCGGCAAAAGCTTC
CACCAATACGAGCCGCTCTGTTCCGTCGCCGGCAAAAAGCACCCCGAACAGCTCTGTCCCGGCAAGCGCA
CCGGCACCGTCTCTGACGCGTAGTCAGCTGGATCGCGTGGAAGCCCTGCTGTCCCCGGAAGACAAAATCT
CACTGAATATGGCAAAACCGTTTCGTGAACTGGAACCGGAACTGGTTACCCGTCGCAAAAACGATTTCCA
ACGTCTGTATACGAATGATCGCGAAGACTACCTGGGTAAACTGGAACGTGATATCACCAAATTTTTCGTG
GACCGCGGCTTTCTGGAAATCAAATCTCCGATTCTGATCCCGGCTGAATATGTTGAACGCATGGGTATTA
ACAATGATACCGAACTGAGTAAACAGATTTTTCGTGTGGATAAAAACCTGTGCCTGCGGCCGATGCTGGC
ACCGACGCTGTATAATTACCTGCGTAAACTGGATCGCATTCTGCCGGGTCCGATTAAAATCTTTGAAGTG
GGCCCGTGTTATCGTAAAGAATCGGATGGCAAAGAACACCTGGAAGAATTTACCATGGTTAACTTCTGCC
AAATGGGCAGCGGTTGTACGCGCGAAAATCTGGAAGCGCTGATCAAAGAATTCCTGGATTACCTGGAAAT
CGACTTCGAAATCGTCGGTGATTCTTGCATGGTGTATGGCGATACCCTGGACATCATGCATGGTGACCTG
GAACTGAGTTCCGCTGTTGTCGGTCCGGTCAGCCTGGATCGTGAATGGGGCATTGACAAACCGTGGATCG
GCGCGGGTTTTGGCCTGGAACGCCTGCTGAAAGTTATGCACGGCTTCAAAAACATCAAACGTGCGTCTCG
CTCGGAATCGTATTACAACGGCATCTCAACCAATCTGTAATAATGACTGACGATCTGCCTCGCGCGTTTC
GGTGATGACGGTGAAAACCTCTGACACATGCAGCTCCCGGAGACGGTCACAGCTTGTCTGTAAGCGGATG
CCGGGAGCAGACAAGCCCGTCAGGGCGCGTCAGCGGGTGTTGGCGGGTGTCGGGGCGCAGCCATGACCCA
GTCACGTAGCGATAGCGGAGTGTATAATTCTTGAAGACGAAAGGGCCTCGTGATACGCCTATTTTTATAG
GTTAATGTCATGATAATAATGGTTTCTTAGACGTCAGGTGGCACTTTTCGGGGAAATGTGCGCGGAACCC
CTATTTGTTTATTTTTCTAAATACATTCAAATATGTATCCGCTCATGAGACAATAACCCTGATAAATGCT
TCAATAATATTGAAAAAGGAAGAGTATGAGTATTCAACATTTCCGTGTCGCCCTTATTCCCTTTTTTGCG
GCATTTTGCCTTCCTGTTTTTGCTCACCCAGAAACGCTGGTGAAAGTAAAAGATGCTGAAGATCAGTTGG
GTGCACGAGTGGGTTACATCGAACTGGATCTCAACAGCGGTAAGATCCTTGAGAGTTTTCGCCCCGAAGA
ACGTTTTCCAATGATGAGCACTTTTAAAGTTCTGCTATGTGGCGCGGTATTATCCCGTGTTGACGCCGGG
CAAGAGCAACTCGGTCGCCGCATACACTATTCTCAGAATGACTTGGTTGAGTACTCACCAGTCACAGAAA
AGCATCTTACGGATGGCATGACAGTAAGAGAATTATGCAGTGCTGCCATAACCATGAGTGATAACACTGC
GGCCAACTTACTTCTGACAACGATCGGAGGACCGAAGGAGCTAACCGCTTTTTTGCACAACATGGGGGAT
CATGTAACTCGCCTTGATCGTTGGGAACCGGAGCTGAATGAAGCCATACCAAACGACGAGCGTGACACCA
CGATGCCTGCAGCAATGGCAACAACGTTGCGCAAACTATTAACTGGCGAACTACTTACTCTAGCTTCCCG
GCAACAATTAATAGACTGGATGGAGGCGGATAAAGTTGCAGGACCACTTCTGCGCTCGGCCCTTCCGGCT
GGCTGGTTTATTGCTGATAAATCTGGAGCCGGTGAGCGTGGGTCTCGCGGTATCATTGCAGCACTGGGGC
CAGATGGTAAGCCCTCCCGTATCGTAGTTATCTACACGACGGGGAGTCAGGCAACTATGGATGAACGAAA
TAGACAGATCGCTGAGATAGGTGCCTCACTGATTAAGCATTGGTAACTGTCAGACCAAGTTTACTCATAT
ATACTTTAGATTGATTTAAAACTTCATTTTTAATTTAAAAGGATCTAGGTGAAGATCCTTTTTGATAATC
TCATGACCAAAATCCCTTAACGTGAGTTTTCGTTCCACTGAGCGTCAGACCCCGTAGAAAAGATCAAAGG
ATCTTCTTGAGATCCTTTTTTTCTGCGCGTAATCTGCTGCTTGCAAACAAAAAAACCACCGCTACCAGCG
GTGGTTTGTTTGCCGGATCAAGAGCTACCAACTCTTTTTCCGAAGGTAACTGGCTTCAGCAGAGCGCAGA
TACCAAATACTGTCCTTCTAGTGTAGCCGTAGTTAGGCCACCACTTCAAGAACTCTGTAGCACCGCCTAC
ATACCTCGCTCTGCTAATCCTGTTACCAGTGGCTGCTGCCAGTGGCGATAAGTCGTGTCTTACCGGGTTG
GACTCAAGACGATAGTTACCGGATAAGGCGCAGCGGTCGGGCTGAACGGGGGGTTCGTGCACACAGCCCA
GCTTGGAGCGAACGACCTACACCGAACTGAGATACCTACAGCGTGAGCTATGAGAAAGCGCCACGCTTCC
CGAAGGGAGAAAGGCGGACAGGTATCCGGTAAGCGGCAGGGTCGGAACAGGAGAGCGCACGAGGGAGCTT
CCAGGGGGAAACGCCTGGTATCTTTATAGTCCTGTCGGGTTTCGCCACCTCTGACTTGAGCGTCGATTTT
TGTGATGCTCGTCAGGGGGGCGGAGCCTATGGAAAAACGCCAGCAACGCGGCCTTTTTACGGTTCCTGGC
CTTTTGCTGGCCTTTTGCTCACATGTTCTTTCCTGCGTTATCCCCGAGCTCTTAGCGCGAATTGTCGAGG
GAAATTTTTTCTAAATACATTCAAATATGTATCCGCTCATGAGACAATAACCCTGATAAATGCTTCAATA
ATATTAAATATGGCTGGTTCTCGCAGAAAGAAACATATCCATGAAATCCCGCCCCGAATTGATATGTCCA
GATTAGATAAAAGTAAAGTGATTAACAGCGCATTAGAGCTGCTTAATGAGGTCGGAATCGAAGGTTTAAC
AACCCGTAAACTCGCCCAGAAGCTAGGTGTAGAGCAGCCTACATTGTATTGGCATGTAAAAAATAAGCGG
GCTTTGCTCGACGCCTTAGCCATTGAGATGTTAGATAGGCACCATACTCACTTTTGCCCTTTAGAAGGGG
AAAGCTGGCAAGATTTTTTACGTAATAACGCTAAAAGTTTTAGATGTGCTTTACTAAGTCATCGCGATGG
AGCAAAAGTACATTTAGGTACACGGCCTACAGAAAAACAGTATGAAACTCTCGAAAATCAATTAGCCTTT
TTATGCCAACAAGGTTTTTCACTAGAGAATGCATTATATGCACTCAGCGCTGTGGGGCATTTTACTTTAG
GTTGCGTATTGGAAGATCAAGAGCATCAAGTCGCTAAAGAAGAAAGGGAAACACCTACTACTGATAGTAT
GCCGCCATTATTACGACAAGCTATCGAATTATTTGATCACCAAGGTGCAGAGCCAGCCTTCTTATTCGGC
CTTGAATTGATCATTTGCGGATTAGAAAAACAACTTAAATGTGAAAGTGGGTCTTAAGCACTAGGTCTAG
GGCGGCGGATTTGTCCTACTCAGGAGAGCGTTCACCGACAAACAACAGATAAAACGAAAGGCCCAGTCTT
TCGACTGAGCCTTTCGTTTTATTTGATGCCTCTAGCACGCGTAGAGCTAGAGCCTTCAACCCAGTCAGCT
CCTTCCGGTGGGCGCGGGGCATGACTAACATGAGAATTACAACTTATATCGTATGGGGCTGACTTCAGGT
GCTACATTTGAAGAGATAAATTGCACTGAAATCTAGATGATTCTGTGGATAACCGTATTACCGCCTTTGA
GTGAGCTGATACCGCTCGCCGCAGCCGAACGACCGAGCGCAGCGAGTCAGTGAGCGAGGAAGCGGAAGAG
CGCCTGATGCGGTATTTTCTCCTTACGCATCTGTGCGGTATTTCACACCGCATAAATTCCGACACCATCG
AATGGTGCAAAACCTTTCGCGGTATGGCATGATAGCGCCCGGAAGAGAGTCAATTCAGGGTGGTGAATGT
GAAACCAGTAACGTTATACGATGTCGCAGAGTATGCCGGTGTCTCTTATCAGACCGTTTCCCGCGTGGTG
AACCAGGCCAGCCACGTTTCTGCGAAAACGCGGGAAAAAGTGGAAGCGGCGATGGCGGAGCTGAATTACA
TTCCCAACCGCGTGGCACAACAACTGGCGGGCAAACAGTCGTTGCTGATTGGCGTTGCCACCTCCAGTCT
GGCCCTGCACGCGCCGTCGCAAATTGTCGCGGCGATTAAATCTCGCGCCGATCAACTGGGTGCCAGCGTG
GTGGTGTCGATGGTAGAACGAAGCGGCGTCGAAGCCTGTAAAGCGGCGGTGCACAATCTTCTCGCGCAAC
GCGTCAGTGGGCTGATCATTAACTATCCGCTGGATGACCAGGATGCCATTGCTGTGGAAGCTGCCTGCAC
TAATGTTCCGGCGTTATTTCTTGATGTCTCTGACCAGACACCCATCAACAGTATTATTTTCTCCCATGAA
GACGGTACGCGACTGGGCGTGGAGCATCTGGTCGCATTGGGTCACCAGCAAATCGCGCTGTTAGCGGGCC
CATTAAGTTCTGTCTCGGCGCGTCTGCGTCTGGCTGGCTGGCATAAATATCTCACTCGCAATCAAATTCA
GCCGATAGCGGAACGGGAAGGCGACTGGAGTGCCATGTCCGGTTTTCAACAAACCATGCAAATGCTGAAT
GAGGGCATCGTTCCCACTGCGATGCTGGTTGCCAACGATCAGATGGCGCTGGGCGCAATGCGCGCCATTA
CCGAGTCCGGGCTGCGCGTTGGTGCGGATATCTCGGTAGTGGGATACGACGATACCGAAGACAGCTCATG
TTATATCCCGCCGTTAACCACCATCAAACAGGATTTTCGCCTGCTGGGGCAAACCAGCGTGGACCGCTTG
CTGCAACTCTCTCAGGGCCAGGCGGTGAAGGGCAATCAGCTGTTGCCCGTCTCACTGGTGAAAAGAAAAA
CCACCCTGGCGCCCAATACGCAAACCGCCTCTCCCCGCGCGTTGGCCGATTCATTAATGCAGCTGGCACG
ACAGGTTTCCCGACTGGAAAGCGGGCAGTGAGCGCAACGCAAT
配列番号2.sfGFPおよびtRNAPyl発現のためのp[sfGFP(gg)151;tRNAPyl(gg)]GG目的プラスミドの配列(3101bp)
TAACTAGCATAACCCCTTGGGGCCTCTAAACGGGTCTTGAGGGGTTTTTTGCTGAAAGGAGGAACTATAT
CCGGATTGGTTAATACGACTCACTATAGGGGAATTGTGAGCGGATAACAATTCCCCTCTAGAAAAGCATT
GGAAACCGAGACCGGTACCGGTCTCTTAGATTCCCGGGGTTTCCGCCAAATTCGAAAAGCCTGCTCAACG
AGCAGGCTTTTTTGCATCTAGCATAACCCCTTGGGGCCTCTAAACGGGTCTTGAGGGGTTTTTTGCCTGA
ACGAGCAGGCTTTTTTGCATAAGCTTCCTAGTGGCAGCGGCTAACTAAGCGGCCTGCTGACTTTCTCGCC
GATCAAAAGGCATTTTGCTATTAAGGGATTGACGAGGGCGTATCTGCGCAGTAAGATGCGCCCCGCATTG
GAGACGCCATGGCGTCTCGGTTTTAGAGCTAGAAATAGCAAGTTAAAATAAGGCTAGTCCGTTATCAACT
TGAAAAAGTGGCACCGAGTCGGTGCTTTTTTTAATTCGAAAAGCCTGCTCAACGAGCAGGCTTTTTTGGT
CGACAGTAGTGGCAGCGGCTAACTAAGCGGCCTGCTGACTTTCTCGCCGATCAAAAGGCATTTTGCTATT
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TGAAAGGCATCGATTTTAAAGAAGATGGGAACATCTTGGGCCACAAGAGACCGGTACCGGTCTCGGAATC
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GGCATGGATGAGTTGTATAAGGGATCCGCTTGGAGCCACCCGCAGTTCGAGAAAGGTGGAGGTTCCGGAG
GTGGATCGGGAGGTTCGGCGTGGAGCCACCCGCAGTTCGAAAAATAAAAGCTTAATTAGCTGAGCTTGGA
CTCCCTGCCACCGCTGAGCAA

Claims (27)

  1. 構造:
    [式中、波線は、リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分への核酸塩基の付着を表し、該リボシル、デオキシリボシルもしくはジデオキシリボシル部分は、遊離形態であるか、モノホスフェート、ジホスフェート、トリホスフェート、α-チオトリホスフェート、β-チオトリホスフェートまたはγ-チオトリホスフェート基に接続されるか、あるいはポリヌクレオチド中に含まれ
    の核酸塩基。
  2. 相補的な塩基対形成核酸塩基に結合して、非天然塩基対(UBP)を形成する、請求項1に記載の核酸塩基。
  3. 相補的な塩基対形成核酸塩基は、
    から選択される、請求項に記載の核酸塩基。
  4. 二本鎖オリゴヌクレオチドであって、請求項1に記載の核酸塩基を含む第1のオリゴヌクレオチド鎖、および第1のオリゴヌクレオチド鎖に相補的な第2のオリゴヌクレオチド鎖を含み、第2のオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、前記二本鎖オリゴヌクレオチド。
  5. 2のオリゴヌクレオチド鎖は、
    から選択される相補的な塩基対形成核酸塩基をその相補的な塩基対形成部位に含む、請求項に記載の二本鎖オリゴヌクレオチド。
  6. 第2のオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基
    を含む、請求項に記載の二本鎖オリゴヌクレオチド。
  7. 第2のオリゴヌクレオチド鎖は、相補的な塩基対形成核酸塩基
    を含む、請求項に記載の二本鎖オリゴヌクレオチド。
  8. トランスファーRNA(tRNA)をコードする遺伝子および/または目的のタンパク質をコードする遺伝子を含むプラスミドであって、該遺伝子は、請求項1に記載の少なくとも1つの核酸塩基、および請求項に記載の少なくとも1つの相補的な塩基対形成核酸塩基を含み、該相補的な塩基対形成核酸塩基は、相補的な塩基対形成部位にある、前記プラスミド。
  9. 請求項1に記載の核酸塩基または請求項1に記載の核酸塩基を含むコドンを含む、mRNA。
  10. 請求項1に記載の核酸塩基を含む、tRNA。
  11. 請求項1に記載の核酸塩基を含むアンチコドンであって、非天然アミノ酸をコードする非天然コドンと対形成する、前記アンチコドン;および
    アミノアシルtRNAシンテターゼによる、tRNAの非天然アミノ酸による選択的チャージを促進する認識エレメント;
    を含む前記トランスファーRNA(tRNA)。
  12. アミノアシルtRNAシンテターゼは、メタノサルシナ属またはメタノコッカス属(メタノカルドコッカス属)に由来する、請求項11に記載のtRNA。
  13. 非天然アミノ酸は、芳香族部分を含む、請求項11に記載のtRNA。
  14. 非天然アミノ酸は、以下の構造式:
    から選択されるリジンの誘導体または以下の構造式:
    から選択されるフェニルアラニンの誘導体である、請求項11に記載のtRNA。
  15. 式:
    N1-Zx-N2
    [式中、
    それぞれのZは、請求項1に記載の核酸塩基であり、リボシルもしくはデオキシリボシルに結合しており;
    N1は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシルの5’末端で結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドまたは末端ホスフェート基であり;
    N2は、Zのリボシルもしくはデオキシリボシルの3’末端に結合した、1つまたはそれ以上のヌクレオチドまたは末端ヒドロキシル基であり;
    xは、1~20の整数である]
    を含む構造を含む、核酸分子
  16. 遺伝子をコードする、請求項15に記載の核酸分子
  17. Zxは、遺伝子の翻訳領域に位置する、請求項15に記載の核酸分子
  18. Zxは、遺伝子の非翻訳領域に位置する、請求項15に記載の核酸分子
  19. xは1である、請求項15に記載の核酸分子
  20. ポリヌクレオチドライブラリーであって、該ライブラリーは、少なくとも5000の異なるポリヌクレオチドを含み、それぞれのポリヌクレオチドは、請求項1に記載の少なくとも1つの核酸塩基を含む、前記ポリヌクレオチドライブラリー。
  21. 請求項1に記載の核酸塩基を含むヌクレオシド三リン酸。
  22. ヌクレオシドは、リボースまたはデオキシリボースを含む、請求項21に記載のヌクレ
    オシド三リン酸。
  23. 前記ポリヌクレオチドがRNAである、請求項1に記載の核酸塩基。
  24. 前記ポリヌクレオチドがDNAである、請求項1に記載の核酸塩基。
  25. 前記ポリヌクレオチドが二環式核酸、連結された核酸、ペプチド核酸(PNA)、ロックド核酸(LNA)、またはホスホロチオエート含有核酸である、請求項1に記載の核酸塩基。
  26. 構造
    を有する核酸塩基、および構造
    を有する相補的な塩基対形成核酸塩基を含むDNA。
  27. 構造
    を有する核酸塩基、および構造
    を有する相補的な塩基対形成核酸塩基を含むDNA。
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