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JP7713295B2 - 5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤 - Google Patents

5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤

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JP7713295B2
JP7713295B2 JP2020176353A JP2020176353A JP7713295B2 JP 7713295 B2 JP7713295 B2 JP 7713295B2 JP 2020176353 A JP2020176353 A JP 2020176353A JP 2020176353 A JP2020176353 A JP 2020176353A JP 7713295 B2 JP7713295 B2 JP 7713295B2
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Description

本発明は、5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤に関する。
前立腺肥大については、ジヒドロテストステロン(DHT:dihydrotestosterone)が関与していることが知られている。テストステロンが5α-レダクターゼ(3-オキソ-5α-ステロイド-4-デヒドロゲナーゼ)により、ジヒドロテストステロン(DHT:dihydrotestosterone)に還元され、還元されたジヒドロテストステロンの作用により前立腺肥大が起きると考えられている。そのため、テストステロンからジヒドロテストステロンへの還元を阻害、すなわち5α-レダクターゼを阻害することが前立腺肥大の治療に有効であることが知られている。
一方で、ヒシ属に属する植物のエキスが優れたメイラード反応阻害作用を有することが報告されている(特許文献1)。
また、ヒシ科に属する植物の果皮及び果実の一方又は双方の熱水抽出物より分離される化合物であって、ゲルろ過クロマトグラフィーにより測定された分子量が70~130及び290~380の範囲内にある化合物が、高い終末糖化産物生成阻害能を有することが報告されている(特許文献2)。
さらに、ヒシ科に属する植物の果皮及び果実の一方又は双方に含まれる1又は複数の化合物が、不妊の改善活性を有することも報告されている(特許文献3)。
その他、ヒシ科に属する植物の果皮及び果実の一方又は双方に含まれる1又は複数の化合物が、高いアディポネクチン分泌促進活性及び脂肪前駆細胞分化促進活性を有することも報告されている(特許文献4)。
ヒシ科に属する植物の果皮及び果実の一方又は双方に含まれる1又は複数の化合物が、高いアミロイドβ凝集阻害活性、及びBACE1阻害活性を有しており、抗アルツハイマー組成物の成分とすることが報告されている(特許文献5)。
特開2014-94964号公報 特開2015-209420号公報 特開2016-145182号公報 特開2019-52122号公報 特開2020-83815号公報
このように、ヒシ属に属する植物のエキスが各種の効果を有することは知られているが、ヒシ属に属する植物のエキスが、5α-レダクターゼ阻害作用及び前立腺肥大抑制作用などを有することは知られていない。
本発明は、優れた5α-レダクターゼ阻害作用を奏する5α-レダクターゼ阻害剤、及び優れた前立腺肥大抑制作用を奏する前立腺肥大抑制剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、トウビシ果皮の熱水抽出物が、顕著に優れた5α-レダクターゼ阻害効果を示すという知見を得た。さらに、トウビシ果皮の熱水抽出物が、顕著に優れた前立腺肥大抑制効果を示すという知見も得た。
本発明は、これら知見に基づき、更に検討を重ねて完成されたものであり、次の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤を提供するものである。
項1.ヒシ属に属する植物の抽出物を含有する5α-レダクターゼ阻害剤。
項2.ヒシ属に属する植物の果皮の抽出物を含有する、項1に記載の5α-レダクターゼ阻害剤。
項3.前記ヒシ属に属する植物がトウビシである、項1又は2に記載の5α-レダクターゼ阻害剤。
項4.ヒシ科に属する植物の果皮及び/又は果実に含まれる1又は複数の化合物を含有する5α-レダクターゼ阻害剤。
項5.ヒシ属に属する植物の抽出物を含有する前立腺肥大抑制剤。
項6.ヒシ属に属する植物の果皮の抽出物を含有する、項5に記載の前立腺肥大抑制剤。
項7.前記ヒシ属に属する植物がトウビシである、項5又は6に記載の前立腺肥大抑制剤。
項8.ヒシ科に属する植物の果皮及び/又は果実に含まれる1又は複数の化合物を含有する前立腺肥大抑制剤。
ヒシ属に属する植物の抽出物は、顕著に優れた5α-レダクターゼ阻害作用を有するので、5α-レダクターゼ阻害剤の有効成分として有用である。さらに、ヒシ属に属する植物の抽出物は、顕著に優れた前立腺肥大抑制作用を有するので、前立腺肥大抑制剤の有効成分としても有用である。
また、ヒシ属に属する植物の抽出物は、天然由来成分であるので安全性が高い。
試験例1の5α-レダクターゼ阻害試験の結果を示すグラフである。 試験例2のスケジュールを示す図である。 試験例2の前立腺肥大抑制試験の結果を示すグラフである。左:精嚢腺重量(g)、中央:前立腺横(mm)、右:前立腺縦(mm)。データは平均値±標準誤差値である。One-way ANOVA、*: P<0.05, ***: P<0.005 vs TP
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
なお、本明細書において「含有する、含む(comprise)」とは、「本質的にからなる(essentially consist of)」という意味と、「のみからなる(consist of)」という意味をも包含する。
本発明の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤は、ヒシ属に属する植物の抽出物を含有することを特徴とする。
ヒシ属に属する植物の抽出物
ヒシ属に属する植物としては、特に制限されず、例えば、ヒシ(Trapa japonica)、オニビシ(Trapa natans L. ver. Japonica)、ヒメビシ(Trapa incisa)、トウビシ(Trapa bispinosa Roxb.)、ツノナシビシ(Trapa acornis)、トラパ・ナタンス(Trapa natans)などが挙げられる。中でも、トウビシが好ましい。
ヒシ属に属する植物の抽出物の製造には、ヒシ属に属する植物の一部若しくは全体を使用することもできる。植物の一部としては、花、花穂、果皮、果実、果肉、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子、虫えい、心材、地上部、地下部などが挙げられ、これらを単独又は複数部位を組み合わせて使用することができる。抽出物の製造に使用する植物の部位としては、好ましくは果実及び果皮、特に好ましくは果皮である。また、抽出物の製造には、生の物、乾燥した物、切断又は粉砕された物などいずれの状態の植物も使用することができる。
ヒシ属に属する植物の抽出物を製造する方法としては、特に制限されず、通常用いられる方法により行うことができる。そのような方法としては、例えば、ヒシ属に属する植物の各部位をそのまま又は適当な大きさに切断し、搾汁又は溶媒で抽出することにより行うことが挙げられる。抽出方法としては、熱水抽出が特に好ましい。そのような抽出溶媒としては水、有機溶媒又は含水有機溶媒を使用することができ、有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-プロパノール、2-メチル-2-プロパノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール等の炭素数1~5の低級アルコール、ジエチルエーテル等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、アセトン等のケトン類、酢酸、氷酢酸、プロピオン酸等の有機酸等が挙げられる。抽出溶媒としては、好ましくは、水、メタノール、エタノール及びこれらの任意の2種以上を任意の割合で混合した水性溶媒であり、特に好ましい抽出溶媒は、水、食品添加物として認められている有機溶媒であるエタノールと水とを任意の割合で混合した水性溶媒である。
抽出溶媒の温度は、室温を超え抽出溶媒の沸点以下の任意の温度とすることができ、抽出効率、被抽出物の耐熱性、揮発性等を考慮して決定されることが望ましい。必要に応じて、抽出効率を向上させるために、加熱した抽出溶媒を用いることもできる。抽出時間としては、1時間~15日の範囲内が挙げられる。抽出溶媒として水及び水性溶媒を用いる場合には、抽出効率を向上させるために、必要に応じて、酸、塩基、塩等を適宜含ませることができる。抽出に用いる水のpHとしては、特に制限されず、生体への使用を考慮して中性付近が好ましく、pH4~9がより好ましく、pH6~8が更に好ましい。
熱水抽出は任意の公知の方法により行うことができ、例えば、ヒシ属に属する植物を抽出溶媒中で所定時間混合後、ろ過、遠心分離、デカンテーション等により固形分と分離する方法、ソックスレー抽出法等の連続抽出法等の方法を用いることができる。
ろ過により不溶分等を除去する場合には、必要に応じて、不純物を除去するために活性炭、ベントナイト、セライト等の吸着剤やろ過助剤を添加することもできる。特に抽出液の状態で用いる場合には、メンブレンフィルター等による除菌ろ過を併せて行うことが好ましい。
ヒシ属に属する植物の溶媒抽出物は、そのままでも使用することができ、必要に応じて、限外濾過、分子篩クロマトグラフィー(ゲル濾過)、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、アフィニティクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、透析法、これらの組合せなどによる精製を行うことができる。
ヒシ属に属する植物の溶媒抽出物としては、回収された抽出液(必要に応じて更に精製されたものも含む)、当該抽出液を濃縮した濃縮液、凍結乾燥、スプレードライ等により当該抽出液の溶媒が除去された固形物などが含まれる。ここで、抽出液の濃縮、凍結乾燥及びスプレードライは、常法に従って行うことができる。
5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤
本発明の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤に含まれるヒシ属に属する植物の抽出物の割合は、特に制限されず、例えば、0.01~99質量%の濃度を挙げることができる。
5α-レダクターゼ阻害剤とは、5α-レダクターゼ(EC 1.3.1.22)の酵素活性(テストステロンのジヒドロテストステロンへの変換)を阻害するものを示す。
本発明の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤には、本発明の効果を妨げない範囲で、ヒシ属に属する植物の抽出物以外の公知の成分を適宜配合することができる。
本発明の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤は、飲食品(特に、保健、健康維持、増進等を目的とする飲食品(例えば、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、サプリメント、特定保健用食品、栄養機能食品、又は機能性表示食品))、医薬品(医薬部外品も含む)などとして使用することができる。また、本発明の5α-レダクターゼ阻害剤、前立腺肥大抑制剤は、それぞれ5α-レダクターゼ阻害作用、前立腺肥大抑制作用を付与する添加剤についての意味も包含するものである。
上記の飲食品には、ヒシ属に属する植物の抽出物をそのまま使用することもできるが、必要に応じて、ビタミン類、フラボノイド類、ミネラル類、キノン類、ポリフェノール類、アミノ酸、核酸、必須脂肪酸、清涼剤、結合剤、甘味料、着色料、香料、安定化剤、防腐剤、崩壊剤、滑沢剤、徐放調整剤、界面活性剤、溶解剤、湿潤剤等を配合することができる。
飲食品には、動物(ヒトを含む)が摂取できるあらゆる飲食品が含まれる。飲食品の種類は、特に限定されず、例えば、乳製品;発酵食品(ヨーグルト、チーズ等);飲料類(コーヒー、ジュース、茶飲料のような清涼飲料、乳飲料、乳酸菌飲料、乳酸菌入り飲料、ヨーグルト飲料、炭酸飲料、日本酒、洋酒、果実酒のような酒等);スプレッド類(カスタードクリーム等);ペースト類(フルーツペースト等);洋菓子類(チョコレート、ドーナツ、パイ、シュークリーム、ガム、キャンデー、ゼリー、クッキー、ケーキ、プリン等);和菓子類(大福、餅、饅頭、カステラ、あんみつ、羊羹等);氷菓類(アイスクリーム、アイスキャンデー、シャーベット等);食品類(カレー、牛丼、雑炊、味噌汁、スープ、ミートソース、パスタ、漬物、ジャム等);調味料類(ドレッシング、ふりかけ、旨味調味料、スープの素等)などが挙げられる。
飲食品の製法も特に限定されず、適宜公知の方法に従うことができる。
飲食品をサプリメントとして使用する際の投与単位形態については特に限定されず適宜選択でき、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、液剤、散剤等が挙げられる。
飲食品の摂取量は、摂取者の体重、年齢、性別、症状などの種々の条件に応じて適宜設定することができる。
上記の医薬品には、ヒシ属に属する植物の抽出物のみを使用することもでき、ビタミン、生薬など日本薬局方に記載の他の医薬成分と混合して使用することもできる。
医薬品として調製する場合、ヒシ属に属する植物の抽出物をそのまま使用するか、又は医薬品において許容される成分とともに、タブレット(素錠、糖衣錠、フィルムコート錠、発泡錠、チュアブル錠、トローチ剤などを含む)、カプセル剤、丸剤、粉末剤(散剤)、細粒剤、顆粒剤、液剤、懸濁液、乳濁液、シロップ、ペースト、注射剤(使用時に、蒸留水又はアミノ酸輸液や電解質輸液等の輸液に配合して液剤として調製する場合を含む)などの形態に調製して、医薬用の製剤にすることが可能である。
医薬品には、ヒシ属に属する植物の抽出物以外にも、必要に応じて、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、懸濁化剤、増粘剤、抗酸化剤、吸収促進剤、pH調節剤、着色剤、保存剤、防腐剤、界面活性剤、安定化剤、甘味剤、矯味剤、香料等の薬学的に許容される成分を適宜配合することができる。
医薬品の投与方法は特に限定されず、例えば、経口投与、動脈内投与、静脈内投与、口腔内投与、直腸投与、経腸投与、経皮投与などにより行うことができる。
医薬品の投与量は、患者の体重、年齢、性別、症状、投与方法、剤型の種類などの種々の条件に応じて適宜決定することができる。
飲食品及び医薬品の投与量及び摂取量としては、ヒトの場合、一般には製剤中に含有される有効成分の量で、好ましくは成人1日当り0.1~2000 mg/日である。もちろん投与量及び摂取量は、種々の条件によって変動するので、上記投与量及び摂取量より少ない量で十分な場合もあるし、或いは上記範囲を超えて必要な場合もある。
以上説明した本発明の5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤は、ヒトを含む哺乳動物に対して適用されるものである。
後述する実施例で示すように、本発明者らは、ヒシ属に属する植物の抽出物が優れた5α-レダクターゼ阻害作用及び前立腺肥大抑制作用を示すことを見出した。そのため、ヒシ属に属する植物の抽出物は、優れた5α-レダクターゼ阻害作用及び前立腺肥大抑制作用を有するので、5α-レダクターゼ阻害剤及び前立腺肥大抑制剤の有効成分として好適に使用することができる。
また、ヒシ属に属する植物の抽出物は、天然由来成分であるので安全性が高い。
以下、本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。しかし、本発明はこれら実施例等になんら限定されるものではない。
<測定サンプル>
ヒシ属植物の熱水抽出物(以下、「ヒシエキス」と表記する)の調製
収穫後のトウビシ(Trapa bispinosa)の果実を乾燥させ、乾燥果皮を回収した。フードプロセッサーを使用して乾燥果皮を粉末化し、熱水抽出(乾燥果皮の1重量部に対し6重量部の90℃の熱水を使用)し、最終的に得られるヒシ果皮抽出物のポリフェノール含量が25重量%以上となるよう予め定めた所定の濃縮率で抽出液を濃縮した。濃縮液67重量%に対し33重量%のデキストリンを添加し、スプレードライヤーで噴霧乾燥した。このようにして得られた粉末(ポリフェノール含量25重量%以上)を、ヒシエキスとして、以下の試験に使用した。
試験例1
<試験方法>
酵素溶液(ラット肝臓抽出画分20μg/ml) 10μl、測定サンプル1μl、及び40 mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.5、50μM NADPH、1 mM DTTを含む) 80μlを混合し、37℃で15分プレインキュベートした。次いで、0.9μMテストステロン溶液10μlを添加後、37℃で30分インキュベートし、反応停止液(1N 塩酸) 20μlを添加した。次いで、中和液(1N NaOH) 20μlを添加後、遠心分離を10分間行った。上清を回収し、上清に含まれる残存テストステロン量をELISAキットにより測定し、5α-レダクターゼ阻害率を算出した。
<結果>
結果を図1に示す。ヒシエキスは濃度依存的な5α-レダクターゼ阻害活性を示した。ヒシエキスのIC50は32.4μg/mlであり、5α-レダクターゼ阻害活性を有することが明らかとなった。
試験例2
<試験方法>
図2に示すように、7週齢のC57BL6/Nマウスに対して去勢手術を施し、傷口が回復するまでの回復期を経た後、試験開始6日目に腹腔内投与にてプロピオン酸テストステロンを2.0 mg/kg体重の濃度で投与した。プロピオン酸テストステロン投与日から、フィナステリド又はヒシエキスを自動飲水(ヒシエキスは水道水に溶解、フィナステリドは0.1%カルボキシメチルセルロース水に懸濁)により投与した。試験開始16日目に頸椎脱臼により安楽死させ組織を摘出した。そして、精嚢腺重量、前立腺の縦横の長さを測定した。試験は以下の4群で行った(n=5)。
CRL: 対照群
TP: プロピオン酸テストステロン(TP)群2.0 mg/kg i.p.
TP+F: TP+フィナステリド群0.08% p.o.
TP+WC: TP+ヒシエキス群2% p.o.
<結果>
結果を図3に示す。ヒシエキスは、精嚢腺重量と前立腺の大きさを有意に低下させ、その作用は、5α-還元酵素II型阻害薬であるフィナステリドと同じかより大きかった。このように、ヒシエキスは飲水投与により顕著な前立腺肥大抑制効果を示した。

Claims (2)

  1. トウビシの果皮の抽出物を含有する5α-レダクターゼ阻害剤であって、該抽出物の抽出溶媒が、水、メタノール、エタノール、1-プロパノール、及び2-プロパノールからなる群から選択される少なくとも1種である、剤
  2. トウビシの果皮の抽出物を含有する前立腺肥大抑制剤であって、該抽出物の抽出溶媒が、水、メタノール、エタノール、1-プロパノール、及び2-プロパノールからなる群から選択される少なくとも1種である、剤
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