JP7707535B2 - 膜付きガラス基板の製造方法 - Google Patents
膜付きガラス基板の製造方法Info
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Description
上記膜付きガラス基板の成膜処理においては、例えば、熱CVD法(熱化学気相成膜法)が用いられている。
即ち、このような膜付きガラス基板は、ヒータ等の加熱装置を用いてガラス基板を加熱しながら、当該ガラス基板の主面に成膜材料を供給することで成膜処理が施され、作製される。
その為、成膜処理時の加熱によって、ガラス基板に湾曲や波打ち形状等の予期せぬ変形が生じ易く、成膜処理後の膜厚が不均一となり、膜特性にばらつきが生じる要因となる場合があった。
即ち、上記特許文献1においては、ベースとなるガラス基板を、その幅方向の中央部が一方向に凸となるように、湾曲形状に反らせた状態で予め規制しつつ保持しておき、この状態において、ガラス基板の第一主面に成膜用ガスを供給しつつ、ガラス基板の第二主面を加熱することで成膜処理を行う、膜付きガラス基板の製造方法に関する技術が開示されている。
その結果、成膜処理の実行直後から終了直前に亘って、成膜材料を供給するノズルの噴出し口と、ガラス基板の主面との間隔を一定に保つことが困難となることから、依然として、成膜処理後の膜厚が不均一となり、膜特性にばらつきが生じる要因となり得る。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、監視手段によって常時監視することで、ベースとなるガラス基板の反り量を、常に予め設定された基準反り量に保持することが可能となり、成膜処理時の加熱によって生じ得るガラス基板の変形を要因とする、成膜処理後の膜特性のばらつきを、抑制することができる。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、他に別途、ガラス基板の反り量を基準反り量となるように修正するための機構部を、新たに設ける必要がなく、従来の設備と比べて設備コストの増加も抑えられ、経済的である。
このような構成からなる、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法であっても、他に別途、ガラス基板の反り量を基準反り量となるように修正するための機構部を、新たに設ける必要がなく、従来の設備と比べて設備コストの増加も抑えられ、経済的である。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、成膜処理の実行に伴い、ガラス基板の一方の主面から立ち上る反応前後の成膜ガスを避けた位置に、反り量検知手段を設けることで、当該ガスを要因とする反り量検知誤差の低減を図ったり、反り量検知手段の使用寿命の低下を極力防止したりすることができる。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、ガラス基板に直接触れることなく、ガラス基板の反り量を検知することができるため、不意にガラス基板を傷付けるようなこともなく、作製される膜付きガラス基板の品質向上を図ることができる。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、不意にガラス基板を傷付けるようなこともなく、作製される膜付きガラス基板の品質向上を図ることができるだけでなく、部品点数や配線等が減り、経済的である。
このような構成を有することにより、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、成膜処理が施される一方の主面を避けた他方の主面に、接触式変位センサを直接当接させて、ガラス基板の反り量を検知するため、より正確にガラス基板の反り量を検知することができる。
このように、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法は、加熱を伴う成膜処理である熱CVD法のように、ベースとなるガラス基板に湾曲や波打ち形状等の予期せぬ変形が生じ易く、成膜処理後の膜厚が不均一となり、膜特性にばらつきが生じる要因となる虞のある製造方法に対して、より効果的に、成膜処理後の膜特性のばらつきを、抑制することができる。
即ち、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法によれば、成膜処理時の加熱によって生じ得るガラス基板の変形を要因とする、成膜処理後の膜特性のばらつきを、抑制することができる。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1及び図2(b)に示した矢印Aの方向を、ガラス基板G1の搬送方向と規定して説明する。
また、図1乃至図3、及び図5乃至図7においては、矢印Aによって示されるガラス基板G1の搬送方向を前方と仮定し、各矢印の方向によって、膜付きガラス基板Gの製造装置1(101・201・301)、または加熱装置30の上下方向、前後方向、及び左右方向を各々規定して記述する。
先ず、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法を実施する、第一実施形態における膜付きガラス基板Gの製造装置(以下、単に「製造装置」と記載する)1の全体構成について、図1乃至図3を用いて説明する。
なお、成膜処理後のガラス基板G1の変形をできるだけ抑制する観点から、ガラス基板G1の歪点は、後述する加熱温度に比べて高いことが好ましい。
また、製造装置1は、例えば搬送コンベア等からなる図示せぬ搬送装置を備え、当該搬送装置は、可動式保持治具10によって保持されたガラス基板G1を、当該可動式保持治具10とともに、一方向(図1中に示される矢印Aの方向であって、本実施形態においては前方)へと搬送する。
可動式保持治具10・10は、例えば図2(b)に示すように、成膜処理を行うガラス基板G1に対して、上記搬送装置(図示せず)の搬送方向(矢印Aの方向)との平面視直交方向(本実施形態においては、左右方向)の両側に一対設けられる。
また、各可動式保持治具10は、治具本体11及び治具可動部12などにより構成される。
また、一対の治具本体11・11は、保持部11a・11aを互いに対向させた状態で配置され、近接方向及び離間方向(本実施形態においては、左右方向)にそれぞれ移動可能に設けられる。つまり、一対の治具本体11・11は、互いに独立して水平方向に離間しており、その間が空間となっている。
即ち、一対の可動式保持治具10・10によってガラス基板G1を保持する場合の、それぞれの治具本体11・11の位置は、各々の保持部11a・11aの規制面11y・11y間の間隔長さW1が、保持対象のガラス基板G1を平坦状(図2(a)中の二点鎖線で示されたガラス基板G1Aの状態)とした時の幅方向長さW0に比べて若干小さくなる所定位置に、予め設定されている(W0<W1)。
このような状態において、一対の治具本体11・11にガラス基板G1が載置されると、当該治具本体11・11は、治具可動部12・12によって、直ちに上記の所定位置まで移動される。
換言すると、本実施形態におけるガラス基板G1の所定の保持態様として、当該ガラス基板G1は、上下方向に主面Gaを向けつつ、長手方向を上記搬送装置の搬送方向とするとともに、一方の主面Ga(本実施形態においては、上面Ga1)側に凸となるように、湾曲形状に反らせた状態で、一対の可動式保持治具10・10によって保持される。
また、ガラス基板G1の製造過程において、成膜処理を他の処理と連続(オンライン)で行う場合、本実施形態によって示されるように、一対の可動式保持治具10・10は、上記搬送装置に設置される。
成膜ノズル20は、一対の可動式保持治具10・10によって保持されたガラス基板G1に対して、上方に配置される。
つまり、噴出し口20aの下端と、ガラス基板G1の上面Ga1との間隔長さL1は、ガラス基板G1の幅方向に亘って、略均等化されている。
加熱装置30は、図1に示すように、成膜ノズル20の直下であって、一対の可動式保持治具10・10によって保持されるガラス基板G1の下方において、当該ガラス基板G1の幅方向に沿って配置される。
即ち、本実施形態における製造装置1においては、少なくとも成膜ノズル20の直下に位置する加熱装置30を備えていればよく、例えば、予備用加熱装置30Aを設けることなく、加熱装置30に対して上記搬送装置の搬送方向下流側(本実施形態においては、前側)に、当該加熱装置30と同等の構成からなるアニール用加熱装置(図示せず)を設けることとしてもよく、或いは、加熱装置30とともに、これらの予備用加熱装置30A及びアニール用加熱装置をともに設けることとしてもよい。
ここで、放射熱源32としては、輻射熱を利用して加熱対象物を加熱する公知の放射熱源、例えば、ハロゲンランプやキセノンランプ等の放射熱源を用いることができる。
変換部34は、Si元素を含有する物質により構成された、板状の赤外線放射部35を備えている。
ここで、赤外線放射部35を構成するSi元素を含有する物質としては、ガラス、窒化ケイ素、ムライト、ケイ酸アルミニウム、コーディエライト、及びジルコンが挙げられる。また、上記ガラスとしては、例えば、珪酸塩系ガラス、無アルカリガラス、及び結晶化ガラスが挙げられる。
また、赤外線放射部35を構成するガラスは、熱膨張が抑制されたガラス(例えば、熱膨張係数が60×10-7/℃以下のガラス)であることが好ましい。
第1表面35aと第2表面35bとの間の距離として規定される赤外線放射部35の厚み寸法は、例えば、5mm以下であることが好ましく、2mm以下であることがより好ましい。
赤外線吸収部36は、赤外線放射部35の第1表面35aに黒体塗料を塗布することにより形成される膜状の部分であり、第1表面35aの表面全体に一様に設けられている。
なお、赤外線吸収部36を構成する黒体塗料は、特に限定されるものではなく、公知の黒体塗料(例えば、ジャパンセンサー株式会社製JSC-3号)を用いることができる。また、赤外線吸収部36はカーボン等の黒色の物質から構成されてもよい。
従って、変換部34の加熱対象物側(本実施形態においては、上方側)の表面の少なくとも一部は、赤外線放射部35の第2表面35bによって構成されている。
即ち、図3(b)に示すように、放射熱源32から放射された赤外線R1は、集光ミラー33により集光され、変換部34の赤外線吸収部36に吸収される。
赤外線R1を吸収した赤外線吸収部36は、熱輻射により発熱する。
こうして、赤外線放射部35の第2表面35bの全面から均等に放射される赤外線R2によって、ガラス基板G1は、加熱範囲X2における幅方向全体に亘って均一に加熱される。
具体的には、一対の投光器41A及び受光器41Bは、成膜ノズル20に対して上記搬送装置の搬送方向上流側(本実施形態においては、後側)の近傍であって、一対の可動式保持治具10・10によって保持されたガラス基板G1の幅方向の両側において、互いに対向して配置される。
つまり、変位検知センサ41は、ガラス基板G1に対して、少なくとも一方の主面(上面Ga1)側を除く側(幅方向の両側)から、上記上端位置、即ち実反り量αaを検知する。
次に、本実施形態によって具現化される膜付きガラス基板Gの製造方法であって、成膜処理を行う場合の製造装置1の動作手順について、図1乃至図5を用いて説明する。
先ず始めに、図1において、一対の可動式保持治具10・10は、成膜ノズル20に対して、前述した搬送装置(図示せず)の搬送方向上流側(本実施形態においては後側)に十分に離間した、所定の投入位置(図示せず)にて停止した状態となっている。
また、加熱装置30及び予備用加熱装置30Aも同様に、放射熱源32(図3(a)を参照)から赤外線R1を放射することなく、待機した状態となっている。
そして、前述したように、各治具本体11が、予め設定されている所定位置に到達すると、制御装置40は、一対の治具本体11・11の移動を停止させる。
これにより、一対の治具本体11・11は、前述した規制面11y・11y間の間隔長さがW1となる所定位置にて停止した状態となり、ガラス基板G1は、成膜ノズル20の噴出し口20aの形状に略沿った、上に凸となる所定の湾曲形状(成膜ノズル20の噴出し口20aに沿った所定の湾曲形状)に保持される。
そして、ガラス基板G1における上記搬送方向の端部(本実施形態においては、前端部)が、成膜ノズル20の略直下であって、成膜範囲X1の領域内に到達すると、制御装置40は、前記搬送装置による搬送を一旦停止する。
即ち、前記搬送装置による搬送を一旦停止した後、制御装置40は、直ちに加熱装置30及び予備用加熱装置30Aに指令信号を送信し、放射熱源32による赤外線R1の放射を開始する。
その結果、加熱装置30及び予備用加熱装置30Aから前述した赤外線R2が放射され、ガラス基板G1は、主に加熱範囲X2の範囲内において、幅方向全体に亘って均一に加熱される。
また制御装置40は、前記搬送装置に再び指令信号を送信し、一対の可動式保持治具10・10とともに、ガラス基板G1を搬送方向(矢印Aの方向)に搬送する。
また、前記搬送装置による搬送を再び停止した後、制御装置40は、成膜ノズル20による成膜用ガスGsの噴出を停止するとともに、加熱装置30及び予備用加熱装置30Aによる加熱を停止する。
これにより、ガラス基板G1の上面Ga1に対する成膜処理は終了する。
その後、作製された膜付きガラス基板Gが製造装置1より取り出され、当該製造装置1による成膜処理を行う場合の一連の動作が完了する。
従って、ガラス基板G1における上記搬送方向の上流側(後側)と、下流側(前側)とでは、熱履歴が大きく相違することとなり、当該上流側(後側)に向かうにつれて、実反り量αaが増加する。
その結果、形成された透明導電膜G2の膜厚が不均一となり、膜特性にばらつきが生じる要因となり得る。
一方、実反り量αaが基準反り量αと同等でなく、相違すると判断した場合(NO判定)、制御装置40は、検知された実反り量αaと、予め設定された基準反り量αとの加減演算を実行して、ガラス基板G1の実反り量αaを基準反り量αに修正するための、一対の可動式保持治具10・10(より具体的には、治具本体11・11)の移動方向、及び移動距離を算出し(ステップS03)、当該算出結果に基づき、一対の可動式保持治具10・10(より具体的には、治具可動部12・12)に指令信号を送信する。
或いは、図示はしないが、例えば、形成直後の透明導電膜G2による影響や、周囲の温度変化などの要因によって、ガラス基板G1の実反り量αaが基準反り量αに比べて減少している場合(即ち、平坦状に近似している場合)、制御装置40は、上記ステップS03によって、一対の治具本体11・11を、互いに近接方向に向かって所定距離だけ移動させ、ガラス基板G1の実反り量αaを、基準反り量αとなるように修正する。
一方、当該成膜処理が終了していない場合には(NO判定)、変位検知センサ41から再び電気信号が受信されるのを待って、制御装置40は、上記一連のフィードバック制御を再開する。
次に、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法を実施する、第二実施形態における膜付きガラス基板Gの製造装置(以下、単に「製造装置」と記載する)101について、図6を用いて説明する。
第二実施形態における製造装置101は、前述した第一実施形態における製造装置1と略同等な構成を有する一方、主に加熱装置130が反り量修正手段としての機能を兼備する点について、製造装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に前述した製造装置1との相違点について記載し、当該製造装置1と同等な構成についての記載は省略する。
固定式保持治具110・110は、例えば、成膜処理を行うガラス基板G1に対して、上記搬送装置(図示せず)の搬送方向(矢印Aの方向)との平面視直交方向(本実施形態においては、左右方向)の両側に一対設けられる。
また、各固定式保持治具110は、治具本体111などにより構成される。
加熱装置130は、成膜ノズル120の直下であって、一対の固定式保持治具110・110によって保持されるガラス基板G1の下方において、当該ガラス基板G1の幅方向に沿って配置される。
そして、本実施形態においては、成膜処理の実行中、制御装置(監視手段)140によって、ガラス基板G1の実反り量αaを常時監視しており、加熱装置130は、当該実反り量αaが予め設定された基準反り量αと相違した場合、直ちに赤外線R2の出力を変化させて、ガラス基板G1に供給する熱量を調整することで、実反り量αaを基準反り量αにまで修正する、反り量修正手段としての機能を兼備する。
或いは、図示はしないが、例えば、形成直後の透明導電膜G2による影響や、周囲の温度変化などの要因によって、ガラス基板G1の実反り量αaが基準反り量αに比べて減少している場合(即ち、平坦状に近似している場合)、制御装置140は、直ちに赤外線R2の出力を上げて、ガラス基板G1に供給する熱量を増加させ、ガラス基板G1の実反り量αaを、基準反り量αとなるように修正する。
次に、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法を実施する、第三実施形態における膜付きガラス基板Gの製造装置(以下、単に「製造装置」と記載する)201について、図7(a)を用いて説明する。
第三実施形態における製造装置201は、前述した第一実施形態における製造装置1と略同等な構成を有する一方、主に変位検知センサ241の構成について、製造装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に前述した製造装置1との相違点について記載し、当該製造装置1と同等な構成についての記載は省略する。
つまり、変位検知センサ241は、ガラス基板G1に対して、少なくとも一方の主面(上面Ga1)側を除く側(下面Ga2側)から、上記上端位置、即ち実反り量αaを検知する。
次に、本発明に係る膜付きガラス基板の製造方法を実施する、第四実施形態における膜付きガラス基板Gの製造装置(以下、単に「製造装置」と記載する)301について、図7(b)を用いて説明する。
第四実施形態における製造装置301は、前述した第一実施形態における製造装置1と略同等な構成を有する一方、主に変位検知センサ341の構成について、製造装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に前述した製造装置1との相違点について記載し、当該製造装置1と同等な構成についての記載は省略する。
つまり、変位検知センサ341は、ガラス基板G1に対して、少なくとも一方の主面(上面Ga1)側を除く側(下面Ga2側)から、上記上端位置、即ち実反り量αaを検知する。
以上のように、本実施形態(前述した第一実施形態~第四実施形態)によって具現化される膜付きガラス基板の製造方法は、ガラス基板G1の主面Gaに成膜処理を施して膜付きガラス基板Gを製造する方法において、一方の主面Ga(本実施形態においては、上面Ga1)側に凸となるように、湾曲形状に反らせた状態でガラス基板G1を保持し、他方の主面Ga(本実施形態においては、下面Ga2)側から当該ガラス基板G1を加熱しつつ、一方の主面Ga(上面Ga1)側から当該ガラス基板G1に成膜用ガス(成膜材料)Gsを供給する膜付きガラス基板Gの製造方法である。
そして、製造装置1(101、201、または301)は、制御装置(監視手段)40(140、240、または340)によってガラス基板G1の反り量(実反り量α)を常時監視し、当該実反り量αaが予め設定された基準反り量αと相違した場合、反り量修正手段(一対の可動式保持治具10・10(210・210、または310・310)、または加熱装置130)によって、実反り量αaを基準反り量αとなるように修正することを特徴とする。
従って、本実施形態(第一実施形態~第四実施形態)における膜付きガラス基板の製造方法によれば、成膜処理時の加熱によって生じ得るガラス基板G1の変形を要因とする、成膜処理後の膜特性のばらつきを、抑制することができる。
また、一対の投光器41A及び受光器41Bを構成部品として必要としないため、部品点数や配線等が減り、経済的である。
10 可動式保持手段(反り量修正手段)
40 制御装置(監視手段)
41 変位検知センサ(反り量検知手段)
41A 投光器
41B 受光器
101 製造装置(第二実施形態)
130 加熱装置(反り量修正手段)
140 制御装置(監視手段)
141 変位検知センサ(反り量検知手段)
201 製造装置(第三実施形態)
240 制御装置(監視手段)
241 変位検知センサ(反り量検知手段)
301 製造装置(第四実施形態)
340 制御装置(監視手段)
341 変位検知センサ(反り量検知手段)
G 膜付きガラス基板
G1 ガラス基板
Ga 主面
Ga1 上面(一方の主面)
Ga2 下面(他方の主面)
Gb 側縁部
Gs 成膜用ガス(成膜材料)
α 基準反り量
αa 実反り量
Claims (7)
- ガラス基板の主面に成膜処理を施して膜付きガラス基板を製造する方法において、
一方の主面側が凸になるように、湾曲形状に反らせた状態でガラス基板を保持し、
他方の主面側から前記ガラス基板を加熱しつつ、
前記一方の主面側から前記ガラス基板に成膜材料を供給する膜付きガラス基板の製造方法であって、
成膜処理を開始する直前から当該成膜処理が終了する直後に亘り、監視手段によって前記ガラス基板の反り量を常時監視し、
前記反り量が予め設定された基準反り量と相違した場合、
反り量修正手段によって前記反り量を前記基準反り量となるように修正し、
前記反り量修正手段は、
前記ガラス基板の幅方向の両側縁部を保持する一対の可動式保持治具からなり、
前記一対の可動式保持治具を、互いに対向して配置するとともに、
近接方向及び離間方向に可動させることで、前記ガラス基板の反り量を修正する、
ことを特徴とする膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記反り量修正手段は、
前記他方の主面側から前記ガラス基板を加熱する加熱装置からなり、
前記加熱装置は、
前記ガラス基板に供給する熱量を調整することで、前記ガラス基板の反り量を修正する 、
ことを特徴とする、請求項1に記載の膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記監視手段は、
前記ガラス基板に対して、
少なくとも前記一方の主面側を除く側から、前記反り量を検知する反り量検知手段を備える、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記反り量検知手段は、
一対の投光器及び受光器を有する透過型のレーザ式変位センサからなり、
前記一対の投光器及び受光器を、
前記ガラス基板に対して、当該ガラス基板の幅方向の両側に各々配置する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記反り量検知手段は、
反射型のレーザ式変位センサからなり、
前記ガラス基板に対して、前記反り量検知手段を前記他方の主面側に配置する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記反り量検知手段は、
接触式変位センサからなり、
前記ガラス基板に対して、前記反り量検知手段を前記他方の主面側に配置する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の膜付きガラス基板の製造方法。 - 前記ガラス基板の主面に施される成膜処理は、熱CVD法によって実施する、
ことを特徴とする、請求項1~請求項6の何れか1項に記載の膜付きガラス基板の製造方法。
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