JP7701360B2 - Egfr阻害剤 - Google Patents
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Description
R1は、
i)フルオロ、及び
ii)クロロ
から選択され;
R2は、
i)H、及び
ii)フルオロ
から選択され;
R3及びR4は、メチルであり;
又は、R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成し(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される);
R5は、
i)ヒドロキシ、及び
ii)ヒドロキシメチル
から選択される];
又はその薬学的に許容される塩を提供する。
R1はフルオロであり;
R2は、
i)H、及び
ii)フルオロ
から選択され;
R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成し(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される);
R5は、
i)ヒドロキシ、及び
ii)ヒドロキシメチル
から選択される];
又はその薬学的に許容される塩を提供する。
R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成する(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される)]を提供する。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-クロロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[6-[4-[3-[(ジメチルアミノ)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[(4-ヒドロキシ-1-ピペリジル)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-1-オキソ-6-[4-[3-(ピロリジン-1-イルメチル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[(4RS)-4-ヒドロキシアゼパン-1-イル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;及び
(2RS)-2-[4,7-ジフルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
から選択される];
又はその薬学的に許容される塩を提供する。
を、式(B2)の化合物
と、塩基及びカップリング剤の存在下で反応させることを含む、本発明による化合物の調製のための方法に関する。
治療的活性物質としての使用のための式(I)の化合物;
式(I)の化合物及び治療的に不活性な担体を含む薬学的組成物;
がんの治療又は予防における使用のための式(I)の化合物;
非小細胞肺がんの治療又は予防における使用のための式(I)の化合物;
がんの治療又は予防のための式(I)の化合物の使用;
非小細胞肺がんの治療又は予防のための、がんの治療又は予防のための式(I)の化合物の使用;
がんの治療又は予防のための医薬の調製のための式(I)の化合物の使用;
非小細胞肺がんの治療又は予防のための医薬の調製のための式(I)の化合物の使用;
がんの治療又は予防のための方法であって、式(I)の化合物の有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
非小細胞肺がんの治療又は予防のための方法であって、式(I)の化合物の有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
式(I)の化合物及びそれらの薬学的に許容される塩は、有用な薬理学的性質を有する。該化合物を、以下に示す試験に従って検討した。
細胞株及び培地
BaF3-TMLRCS細胞株を、Crownbio(米国カリフォルニア州サンディエゴ)から得た。細胞を、10%ウシ胎児血清(FBS)(Gibco)を補充したRPMI ATCC(Gibco 31870)+2mMグルタミン+ピューロマイシン0.5μg/ml中にて、37℃、5%CO2で維持した。
プレートが、12.5nlの試験される化合物(用量反応)のDMSO溶液又はDMSOのみで予め充填された後、12.5μlの増殖培地/ウェル中において、20,000細胞/ウェルでGreiner Bio-Oneの第784-08号マイクロタイタープレートに上記のように細胞を移す。プレートを300×gで30秒間回転させた後、細胞を4時間、37℃、5%CO2、湿度95%でインキュベートした。細胞を、4μl/ウェルの補充された溶解緩衝液(Cis-bio、リン酸化EGFR HTRFキット、64EG1PEH)の化合物混合物に添加することによって溶解し、続いて、振盪しながら(400rpm)30分間室温でインキュベートした。次にプレートを凍結し、-80℃で一晩保存した。翌日、プレートを解凍した後に、補充した検出緩衝液中で調製した抗リン酸化EGFRクリプテートと抗リン酸化EGFR-d2抗体溶液との混合物4μlを、各ウェルに加えた。次いで、蓋をしたプレートを4時間室温でインキュベートし、その後、Envisionリーダー(PerkinElmer)を用いて616及び665nmでの蛍光発光を読み取った。データは、665対616の信号の正規化された比に10,000を乗じて、上記と同様の方法で分析した。
式(I)の化合物及び薬学的に許容される塩は、治療的活性物質として、例えば、薬学的調製物の形態で使用することができる。薬学的調製物は、経口、例えば、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル剤及び軟ゼラチンカプセル剤、溶液、エマルジョン、又は懸濁液の形態で投与することができる。しかしながら、投与はまた、例えば坐剤の形態で直腸に、又は、例えば注射液の形態で非経口的に行うこともできる。
1. 成分1、2、3、及び4を混ぜ合わせ、精製水で造粒する。
2. 顆粒を50℃で乾燥させる。
3. 顆粒を適切な粉砕装置に通す。
4. 成分5を添加して3分間混合し、適当な押圧機で圧縮する。
1. 成分1、2、及び3を適当なミキサーで30分間混ぜる。
2. 成分4及び5を添加して3分間混合する。
3. 適切なカプセル剤に充填する。
式(I)の化合物を他の成分の温かい融解物に溶解し、混合物を適当なサイズの軟ゼラチンカプセル剤に充填する。充填した軟ゼラチンカプセル剤を、通常の手順に従って処理する。
坐剤練剤をガラス又はスチール容器中で溶融し、充分に混合し、45℃に冷却する。次いで、これに式(I)の微粉末化合物を加え、完全に分散するまで撹拌する。混合物を好適なサイズの坐剤型に注ぎ、冷えるまで放置し、その後、坐剤を型から取り出し、ろう紙又は金属箔で個々に包装する。
式(I)の化合物を、ポリエチレングリコール400と注射用水(一部)との混合物に溶解する。pHは酢酸により5.0に調整する。残量の水を添加し、体積を1.0mlに調整する。溶液を濾過し、適切な過量を用いてバイアルに充填し、滅菌する。
式(I)の化合物を、ラクトース、微結晶セルロース、及びカルボキシルメチルセルロースナトリウムと混合し、水中のポリビニルピロリドンの混合物で顆粒化する。顆粒にステアリン酸マグネシウム及び調味添加剤を混合し、サシェ剤に充填する。
実施例
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-クロロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
200mlの1,4-ジオキサン中に溶解したエチル2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(20.0g、102.97mmol)の溶液に、二酸化セレン(22.85g、205.94mmol、2当量)を加えた。反応混合物を5時間80℃で撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮して、残渣を得た。粗生成物を、石油エーテル:酢酸エチル2:1~酢酸エチル:エタノール10:1の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望のエチル2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-オキソ-アセテート(定量的収率)を淡褐色油状物として得た(MS:m/e=209.1(M+H+))。
145mlのエタノール中に溶解したエチル2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-オキソ-アセテート(実施例1、工程1)(17.5g、84.05mmol)の溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン(6.42g、92.45mmol、1.1当量)及び酢酸ナトリウム(13.79g、168.1mmol、2当量)を室温で加えた。反応混合物を3.5時間80℃で撹拌した。反応混合物を濃縮し、水で抽出し、エタノール/THF/酢酸エチル1:1:8の混合物で5回抽出した。有機層を濃縮乾固した。所望のエチル2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-ヒドロキシイミノ-アセテート(15g、収率80%)を、黄色固体として得た(MS:m/e=224.1(M+H+))。これを次の工程で直接使用した。
225mlのエタノール及び120mlのTHF中に溶解したエチル2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-ヒドロキシイミノ-アセテート(実施例1、工程2)(15.0g、67.2mmol)の溶液に、Pd/C(30.0g、67.2mmol、1当量、10%)を室温で加えた。混合物をH2により24時間45℃にて水素付加(hydogenated)した。反応混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮した。所望のエチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(定量的収率)を、褐色油状物として得た(MS:m/e=210.1(M+H+))。これを次の工程で直接使用した。
エチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例1、工程3)(15.0g、82.79mmol)のHCl/EtOH(300ml、1200mmol、14.5当量、2.5mol/L)中溶液を、25℃で36時間撹拌した。反応混合物を25℃未満で真空下で濃縮して、残渣を褐色油状物として得た。150mlのアセトニトリルを残渣に加え、沈殿した黄色固体を回収し、25℃未満の真空下で乾燥して、所望のエチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート塩酸塩(定量的収率)を黄色固体として得た(MS:m/e=210.1(M+H+))。
3-クロロ-5-ヨード-2-エチル-ベンゾエート(57.3g、176mmol)を400mlのテトラクロロエチレン中に溶解し、N-ブロモスクシンイミド(46.9g、265mmol、1.5当量)及びAIBN(13.4g、88.3mmol、0.5当量)を室温で加えた。混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させた。粗生成物を、石油エーテル:酢酸エチル1:0~10:1の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(56g、収率76%)をピンク色の固体として得た。
エチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート塩酸塩(実施例1、工程4)(12g、48.8mmol、1当量)を、120mlのジオキサン及び20mlのDMF中に溶解した。エチル2-(ブロモメチル)-3-クロロ-5-ヨード-ベンゾエート(実施例1、工程5)(19.7g、48.8mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(34ml、195mmol、4当量)を室温で加えた。混合物を室温で30分間、及び60℃で2時間撹拌した。反応混合物を水で抽出し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、酢酸エチル:メタノール100:0~90:10の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(14.5g、収率55%)をライトレッドの固体として得た(MS:m/e=486.2(M+H+))。
3-(4-ブロモフェニル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルボン酸(CAS1980054-39-4)(500mg、1.77mmol)を4mlのTHF中に溶解し、混合物を0-5℃に冷却した。ボラン-硫化メチル錯体(THF中2M)(1.0ml、2.04mmol、1.15当量)を0-5℃で滴下し、混合物を室温で16時間撹拌した。10mlのメタノールを滴下して加え、混合物を濃縮乾固させた。残渣を飽和炭酸ナトリウム溶液で抽出し、TBMEで3回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮乾固して、所望の生成物(478mg、定量的収率)を白色固体として得た(MS:m/e=236.9(M+H+))。
[3-(4-ブロモフェニル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]メタノール(実施例1、工程7)(478mg、1.66mmol)を11mlのジクロロメタン中に溶解し、混合物を0-5℃に冷却した。デス・マーチンペルヨージナン(900mg、2.07mmol、1.25当量)を0-5℃で加え、混合物を室温で2時間撹拌した。40mlのジエチルエーテルを加え、混合物を濾過した。濾液を1M水酸化ナトリウム溶液で抽出し、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を5%チオ硫酸ナトリウム水溶液及びブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮乾固して、所望の生成物(430mg、定量的収率)を白色固体として得た。
3-(4-ブロモフェニル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルバルデヒド(実施例1、工程8)(430mg、1.63mmol)を8mlのジクロロメタン中に溶解した。ピペリジン-4-イルメタノール(225mg、1.95mmol、1.2当量)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(517mg、2.44mmol、1.5当量)を室温で加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、ジクロロメタンで3回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、ジクロロメタン:メタノール+1%アンモニア100:0~90:10の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(495mg、収率70%)を白色固体として得た(MS:m/e=352.0(M+H+))。
[1-[[3-(4-ブロモフェニル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]メチル]-4-ピペリジル]メタノール(実施例1、工程9)(295mg、0.84mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(235mg、0.93mmol、1.1当量)を、7mlのジオキサン中に溶解した。酢酸カリウム(248mg、2.53mmol、3.0当量)及びジクロロ1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(75mg、0.09mmol、0.11当量)を加え、反応混合物を90℃で40分間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、濃縮乾固した。粗生成物を、ジクロロメタン:メタノール100:0~90:10の勾配で溶出するアミノシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。所望の生成物(286mg、収率79%)を褐色固体として得た(MS:m/e=398.3(M+H+))。
エチル(2RS)-2-(4-クロロ-6-ヨード-1-オキソ-イソインドリン-2-イル)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例1、工程6)(70mg、0.18mmol)及び[1-[[3-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]メチル]-4-ピペリジル]メタノール(実施例1、工程10)(86mg、0.18mmol、1.0当量)を1.5mlのTHF及び0.25mlの水中に溶解した。炭酸ナトリウム(56mg、0.53mmol、3.0当量)及びPdCl2(DPPF)-CH2Cl2付加物(26mg、0.035mmol、0.2当量)を加え、反応混合物を70℃で6時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで酢酸エチル及び水で抽出した。水層を酢酸エチルで2回逆抽出した。有機層をブラインで洗浄した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。粗生成物を、ジクロロメタン:メタノール100:0~80:20の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。所望の生成物(53mg、収率44%)を褐色固体として得た(MS:m/e=629.3(M+H+))。
エチル(2RS)-2-[4-クロロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例1、工程11)(53mg、0.083mmol)を2mlのエタノール中に溶解した。LiOH(水中1M)(0.12ml、0.12mmol、1.5当量)を室温で加えた。混合物を16時間室温で撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮乾固し、残渣を1mlのDMF中に溶解した。チアゾール-2-アミン(9mg、0.091mmol、1.1当量)、ヒューニッヒ塩基(0.058ml、0.334mmol、4当量)、及びHATU(48mg、0.125mmol、1.5当量)を室温で加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水で抽出し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を水で抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、酢酸エチル:メタノール100:0~80:20の勾配で溶出するアミン修飾シリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、所望の生成物(20mg、収率35%)を褐色固体として得た(MS:m/e=683.3(M+H+))。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
メチル5-ブロモ-3-フルオロ-2-メチルベンゾエート(CAS2090424-20-5、5.91g、23.9mmol)を100mlのトリフルオロトルエン中に溶解し、N-ブロモスクシンイミド(4.26g、23.9mmol、1当量)及びAIBN(393mg、2.39mmol、0.1当量)を室温で加えた。混合物を110℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、水で抽出し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、酢酸エチル:ヘプタン0:100~50:50の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望のメチル5-ブロモ-2-(ブロモメチル)-3-フルオロ-ベンゾエート(7.29g、収率94%)を淡黄色液体として得た(MS:m/e=326.8(M+H+))。
エチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート塩酸塩(実施例1、工程4)(4.15g、16.9mmol、1当量)を、35mlのDMF中に溶解した。メチル5-ブロモ-2-(ブロモメチル)-3-フルオロ-ベンゾエート(実施例2、工程1)(5.0g、15.3mmol)及びトリエチルアミン(10.7ml、76.7mmol、5当量)を、室温で加えた。混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を水で抽出し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、ジクロロメタン:メタノール100:0~90:10の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望のエチル(2RS)-2-(6-ブロモ-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(2.6g、収率40%)を黄色固体として得た(MS:m/e=422.1/424.1(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-(6-ブロモ-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例2、工程2)から出発して、実施例1、工程10に記載されたものと同様の化学を用いて、白色固体として得た。
標題化合物を、[2-[(1RS)-1-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-エトキシ-2-オキソ-エチル]-7-フルオロ-3-オキソ-イソインドリン-5-イル]ボロン酸(実施例2、工程3)及び[1-[[3-(4-ブロモフェニル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]メチル]-4-ピペリジル]メタノール(実施例1、工程9)から出発して、実施例1、工程11に記載されたものと同様の化学を用いて、褐色固体として得た(MS:m/e=613.5(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例2、工程4)及びチアゾール-2-アミンから出発して、実施例1、工程12に記載されたものと同様の化学を用いて、淡褐色固体として得た(MS:m/e=667.4(M+H+))。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[6-[4-[3-[(ジメチルアミノ)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
3-(4-ブロモフェニル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルバルデヒド(実施例1、工程8)(168mg、0.67mmol)を7mlのトルエン中に溶解した。オルトギ酸トリエチル(0.12ml、0.74mmol、1.1当量)及びp-トルエンスルホン酸一水和物(3mg、0.02mmol、0.03当量)を室温で加えた。混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、ジクロロメタンで3回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮乾固して、所望の生成物(204mg、収率73%)を淡黄色油状物として得た。
標題化合物を、[2-[(1RS)-1-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-エトキシ-2-オキソ-エチル]-7-フルオロ-3-オキソ-イソインドリン-5-イル]ボロン酸(実施例2、工程3)及び1-(4-ブロモフェニル)-3-(ジエトキシメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン(実施例3、工程1)から出発して、実施例1、工程11に記載されたものと同様の化学を用いて、褐色固体として得た(MS:m/e=588.4(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-[6-[4-[3-(ジエトキシメチル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例3、工程2)及びチアゾール-2-アミンから出発して、実施例1、工程12に記載されたものと同様の化学を用いて、淡褐色固体として得た(MS:m/e=642.4(M+H+))。
(2RS)-2-[6-[4-[3-(ジエトキシメチル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド(実施例3、工程3)(85mg、0.13mmol)を5mlのアセトン中に溶解し、HCl(水中37%)(0.013ml、0.013mmol、0.1当量)を室温で加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル及び飽和NaHCO3溶液で抽出した。水層を酢酸エチルで逆抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、所望の生成物(定量的収率)を淡褐色固体として得た(MS:m/e=568.2(M+H+))。
標題化合物を、(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-(3-ホルミル-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル)フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド(実施例3、工程4)及びジメチルアミンから出発して、実施例1、工程9に記載されたものと同様の化学を用いて、白色固体として得た(MS:m/e=597.5(M+H+))。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[(4-ヒドロキシ-1-ピペリジル)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
標題化合物を、[2-[(1RS)-1-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-エトキシ-2-オキソ-エチル]-7-フルオロ-3-オキソ-イソインドリン-5-イル]ボロン酸(実施例2、工程3)及び3-(4-ブロモフェニル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルバルデヒド(実施例1、工程3)から出発して、実施例1、工程11に記載されたものと同様の化学を用いて、オレンジ色油状物として得た(MS:m/e=514.3(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-(3-ホルミル-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル)フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]アセテート(実施例4、工程1)及びピペリジン-4-オールから出発して、実施例1、工程9に記載されたものと同様の化学を用いて、黄色ロウ様固体として得た(MS:m/e=599.4(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[(4-ヒドロキシ-1-ピペリジル)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]アセテート(実施例4、工程1)及びチアゾール-2-アミンから出発して、実施例1、工程12に記載されたものと同様の化学を用いて、淡褐色固体として得た(MS:m/e=635.5(M+H+))。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-1-オキソ-6-[4-[3-(ピロリジン-1-イルメチル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
標題化合物を、(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-(3-ホルミル-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル)フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド(実施例3、工程4)及びピロリジンから出発して、実施例1、工程9に記載されたものと同様の化学を用いて、白色固体として得た(MS:m/e=623.5(M+H+))。
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[(4RS)-4-ヒドロキシアゼパン-1-イル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
標題化合物を、(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-(3-ホルミル-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル)フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド(実施例3、工程4)及びアゼパン-4-オールから出発して、実施例1、工程9に記載されたものと同様の化学を用いて、白色固体として得た(MS:m/e=667.5(M+H+))。
(2RS)-2-[4,7-ジフルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
6-フルオロ-2-メチル-3-ニトロ安息香酸(1.28g、6.43mmol)を5mlの硫酸中に溶解した。N-ヨードスクシンイミド(1.59g、7.07mmol、1.1当量)を室温で加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、得られた沈殿物を濾別した。固体を乾燥させて、所望の生成物(2.15g、定量的収量)を淡黄色固体として得た(MS:m/e=324.1(M-H+)。
2-フルオロ-3-ヨード-6-メチル-5-ニトロ安息香酸(実施例7、工程1)(2.15g、6.61mmol)を10mlのDMF中に溶解した。炭酸カリウム(2.0g、14.6mmol、2.2当量)及びヨードメタン(1.03g、7.28mmol、1.1当量)を室温で加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、TBMEで2回抽出した。有機層を水及び10%塩化リチウム溶液で抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮乾固して、所望のメチル2-フルオロ-3-ヨード-6-メチル-5-ニトロベンゾエート(2.32g、収率98%)を淡黄色固体として得た(MS:m/e=338.0(M+H+)。
メチル2-フルオロ-3-ヨード-6-メチル-5-ニトロベンゾエート(実施例7、工程2)(2.32g、6.85mmol)を50mlのメタノール及び25mlの水中に溶解した。塩化アンモニウム(3.67g、68.5mmol、10当量)及び鉄(3.06g、54.8mmol、8当量)を室温で加えた。混合物を70℃で2時間撹拌した。反応混合物を濾過し、蒸発乾固した。残渣を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を水及びブラインで抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮乾固して、所望のメチル3-アミノ-6-フルオロ-5-ヨード-2-メチルベンゾエート(2.22g、定量的収率)を黄色油状物として得た(MS:m/e=310.0(M+H+))。
メチル3-アミノ-6-フルオロ-5-ヨード-2-メチルベンゾエート(実施例7、工程3)(2.2g、7.21mmol)を20mlのトルエン中に溶解した。テトラフルオロほう酸ニトロソニウム(1.26g、10.8mmol、1.5当量)を少しずつ加え、室温で氷冷下に置いた。混合物を室温で10分間撹拌し、110℃で10分間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をブラインで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固した。粗生成物を、ヘプタン:酢酸エチル100:0~80:20の勾配で溶出するシリカゲルカラム上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(1.36g、収率43%)を黄色油状物として得た。
標題化合物を、メチル2,5-ジフルオロ-3-ヨード-6-メチル-ベンゾエート(実施例7、工程4)から出発して、実施例1、工程3に記載されたものと同様の化学を用いて、白色固体として得た(MS:m/e=409.0(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-アミノ-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート塩酸塩(実施例1、工程4)及びメチル2-(ブロモメチル)-3,6-ジフルオロ-5-ヨード-ベンゾエート(実施例7、工程5)から出発して、実施例2、工程1に記載されたものと同様の化学を用いて、褐色油状物として得た(MS:m/e=488.1(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-(4,7-ジフルオロ-6-ヨード-1-オキソ-イソインドリン-2-イル)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例7、工程6)及び[1-[[3-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]メチル]-4-ピペリジル]メタノール(実施例1、工程10)から出発して、実施例1、工程11に記載されたものと同様の化学を用いて、白色泡状物として得た(MS:m/e=631.5(M+H+))。
標題化合物を、エチル(2RS)-2-[4,7-ジフルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)アセテート(実施例7、工程7)及びチアゾール-2-アミンから出発して、実施例1、工程12に記載されたものと同様の化学を用いて、白色泡状物として得た(MS:m/e=685.5(M+H+))。
Claims (12)
- R 3及びR4は、メチルであり;
又は、R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成し(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される);且つ
R5は、
i)ヒドロキシ、及び
ii)ヒドロキシメチル
から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - R 1はフルオロであり;
R2は、
i)H、及び
ii)フルオロ
から選択され;
R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成し(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される);且つ
R5は、
i)ヒドロキシ、及び
ii)ヒドロキシメチル
から選択される、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - R1がフルオロである、請求項1~3のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R2がHである、請求項1~4のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R3及びR4が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、R5で置換されていてもよいヘテロシクロアルキルを形成する(ここで、ヘテロシクロアルキルは、
i)ピペリジニル、
ii)ピロリジニル、及び
iii)アゼパニル
から選択される)、請求項1~5のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - (2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-クロロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[6-[4-[3-[(ジメチルアミノ)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-4-フルオロ-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[(4-ヒドロキシ-1-ピペリジル)メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-1-オキソ-6-[4-[3-(ピロリジン-1-イルメチル)-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;
(2RS)-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-2-[4-フルオロ-6-[4-[3-[[(4RS)-4-ヒドロキシアゼパン-1-イル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド;及び
(2RS)-2-[4,7-ジフルオロ-6-[4-[3-[[4-(ヒドロキシメチル)-1-ピペリジル]メチル]-1-ビシクロ[1.1.1]ペンタニル]フェニル]-1-オキソ-イソインドリン-2-イル]-2-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[1,2-c]イミダゾール-1-イル)-N-チアゾール-2-イル-アセトアミド
から選択される、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - 請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩及び治療的に不活性な担体を含む薬学的組成物。
- 請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、がんの治療又は予防のための医薬。
- 請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、非小細胞肺がんの治療又は予防のための医薬。
- がんの治療又は予防のための医薬の調製のための請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
- 非小細胞肺がんの治療又は予防のための医薬の調製のための請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
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