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JP7759395B2 - 霧化用液体およびその製造方法 - Google Patents

霧化用液体およびその製造方法

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JP7759395B2 JP2023552962A JP2023552962A JP7759395B2 JP 7759395 B2 JP7759395 B2 JP 7759395B2 JP 2023552962 A JP2023552962 A JP 2023552962A JP 2023552962 A JP2023552962 A JP 2023552962A JP 7759395 B2 JP7759395 B2 JP 7759395B2
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Description

本発明は、霧化用液体およびその製造方法に関する。
電池から供給される電力によってエアロゾル生成基材から蒸気またはエアロゾルを発生させ、たばこを含む原料に通過させて、蒸気またはエアロゾルにたばこ成分を含ませる非燃焼型香味喫煙物品が知られている(例えば、特許文献1)。また、ニコチンの効率的な送達を達成するために特許文献2には、ニコチンの水溶液と、有機および/または無機塩と、水より高粘度な有機液体と、特定量の有機アルコールを含み、噴霧剤を含まない、pHが7超である液体製剤が開示されている。
国際公開第2016/075749号 特表2018-536014号公報
霧化用液体は、液体で蔵置、流通されるので、時間経過とともに細菌等によって衛生的な問題が生じる可能性が懸念される。そのため、霧化用液体に酸を添加することが考えられる。しかし、発明者らは、単に酸を添加すると、その腐食作用によって物品の安定性が損なわれることや、液が漏出した場合に他の部品等を腐食させる可能性があることを見出した。かかる事情に鑑み、本発明は喫煙物品の安全性をより高めた霧化用液体を提供することを課題とする。
課題を解決する手段
発明者らは、有機酸イオンと金属イオンとを含有する液体が、前記課題を解決することを見出した。
態様1
有機酸イオンAと、金属イオンMと、媒体を含む、霧化用液体であって、
霧化装置内に金属と接触せずに収容される霧化用液体。
態様2
有機酸イオンAと、金属イオンMと、媒体を含み、ニコチンを含まない霧化用液体。
態様3
前記金属イオンMの金属が、周期表第1族または第2族から選択される、態様1または2に記載の霧化用液体。
態様4
前記有機酸イオンAと、金属イオンMとが、有機酸金属塩AMに由来する、態様1~3のいずれかに記載の霧化用液体。
態様5
以下の関係を満たす:
(有機酸イオンAのモル数/金属イオンMのモル数)≧(Aの価数/Mの価数)
有機酸イオンAと金属イオンMの組合せを含む、態様1~4のいずれかに記載の霧化用液体。
態様6
前記液を水で10倍希釈して得た際のpHが4~8.5である、態様1~5のいずれかに記載の霧化用液体。
態様7
態様1~6のいずれかに記載の液体を保持するリザーバー、および
当該リザーバーから供給された液体を霧化する霧化装置を備える、非燃焼型香味吸引物品。
態様8
香味源を保持する原料保持部をさらに備え、当該原料保持部に前記霧化された液体が導入される、態様7に記載の非燃焼型香味吸引物品。
態様9
媒体に、
有機酸金属塩、または
緩衝作用を生じさせる有機酸金属塩と有機酸
を添加することを含む、態様1~6に記載の霧化用液体の製造方法。
本発明によって、喫煙物品の安全性を確保しつつ、喫煙時の不快感を低減させる霧化用液体を提供できる。
非燃焼香味吸引物品の一態様を示す図である。 香味源カプセルの一態様を示す図である。 電源ユニットの一態様を示す図である。 カートリッジの一態様の断面図である。 カートリッジの一態様の内部構造を示す図である。 霧化用液体中のイオン量を示す図である。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「X~Y」はその端値であるXおよびYを含む。
1.霧化用液体
霧化用液体とは、加熱されるまたは振動を与えられてエアロゾルを発生させる液体である。霧化用液体は、有機酸イオンAと、金属イオンMと、媒体とを含む。発明者らは、有機酸を含む霧化用液体は、衛生面での信頼性を高める一方でその腐食性等によって物品の安定性が損なわれるが、有機酸イオンAと、金属イオンMが共存すると、その両立を図れることを見出した。
(1)有機酸イオンA、金属イオンM
金属イオンMの金属は、周期表第1族または第2族から選択されることが好ましく、入手容易性等の観点から、K、Na、Ca、またはMg等が好ましい。有機酸イオンAは、安息香酸等の芳香族有機酸または乳酸、酒石酸、クエン酸、レブリン酸等のヒドロキシ脂肪酸に由来することが好ましい。特に、ニコチンが液体中に添加される場合、もしくは後述する香味源中にニコチンが含まれる場合、有機酸イオンAが存在すると喫味阻害感(香味が損なわれる感覚)の発生を抑制できるが、有機酸イオンAが前記酸に由来するとこの抑制効果がより顕著となる。また、有機酸イオンAの塩を用いて霧化用液体を調製すると、媒体に対し最小必要量の有機酸イオンAおよび金属イオンMを溶解させた霧化用液体を調製することが可能となる。あるいは前記酸は、それ自身による喫味阻害感をもたらしにくいとの利点もある。
霧化用液体は複数の有機酸イオンと、金属イオンとを含んでいてよいが、そのうち少なくとも1組は、有機酸金属塩AMに由来することが好ましい。有機酸金属塩AMとしては、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸カルシウム三水和物、乳酸ナトリウム、クエン酸三ナトリウム、または乳酸カルシウム5水和物が挙げられる。例えば、霧化用液体中に有機酸イオンAとしてPhCOO(安息香酸イオン)、金属イオンMとしてNaが存在する場合、これらは安息香酸ナトリウム(PhCOONa)に由来することが好ましい。
特に、霧化用液体は、下記式(1)を満たす有機酸イオンAと金属イオンMの組合せを少なくとも1組含むことが好ましい。
(有機酸イオンAのモル数/金属イオンMのモル比)≧(Aの価数/Mの価数) (1)
例えば、霧化用液体に安息香酸ナトリウム2モルが添加されている場合、左辺と右辺は以下のとおりであり式(1)は満たされる。
左辺=2モル(PhCOO)/2モル(Na)=1
右辺=1/1=1
また霧化用液体に酒石酸カルシウムが2モル添加されている場合、左辺と右辺は以下のとおりであり式(1)は満たされる。
左辺=2モル(酒石酸イオン2-)/モル(Ca2+)=
右辺=2/2=1
さらに、霧化用液体には、緩衝作用を生じさせる有機酸金属塩と有機酸とが添加されていてもよい。この場合も式(1)が満たされることが好ましい。例えば、緩衝作用を生じさせる組合せとして安息香酸ナトリウムと安息香酸が、それぞれ1モルおよび10モルが添加される場合、左辺と右辺は以下のとおりであり、式(1)は満たされる。
左辺=11モル(PhCOO)/1モル(Na)=11
右辺=1/1=1
有機酸イオンAおよび金属イオンMの量は、好ましくは、霧化用液体のpHを特定の範囲とするように選択される。本発明において、当該霧化用液体のpHは、水で10倍希釈して得た液体のpHとして定義され、その値は好ましくは4~8.5、より好ましくは4~7である。
(2)媒体
霧化用液体は液体の媒体を含む。当該媒体としては、水、または多価アルコール等の水性有機溶媒であることが好ましい。その中でも当該分野でエアロゾル生成基材として使用されているものがより好ましい。したがって、一態様において、媒体は、多価アルコール等のエアロゾル生成基材を主成分とし、当該エアロゾル生成基材に対し、好ましくは1~20重量%の水、より好ましくは3~10重量%の水を含む。
(3)他の成分
霧化用液体は、ニコチンを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。霧化用液体がニコチンを含まない場合、液体中に含有される成分の酸化等による喫味の変性を低減し、品質の安定性を高めることができる。霧化用液体がニコチンを含む場合、その量は、媒体に対し0.5~10重量%程度である。霧化用液体がニコチンを含む場合は、前述のとおり喫味阻害感を抑制できるという効果が奏される。
有機酸イオンAと、金属イオンMは、酸化防止や劣化防止等の機能を有するので、霧化用液体がニコチンを含まない場合は、霧化用液体中に含まれうる香料等の他成分の品質が劣化することを抑制できるという効果が奏される。また、霧化用液体がニコチンを含まない場合、霧化用液体はたばこ材料とともに使用に供されることが好ましい。有機酸とニコチンが別に収容され霧化される場合であっても、前述の通り製品の喫味阻害感を抑制することが可能になる。
霧化用液体は、他の成分として香料等の公知の成分を含んでいてもよい。
(4)霧化装置内への収容
霧化用液体は霧化装置内に収容される。この際、霧化用液体は、一態様において金属と接触せずに収容される。この場合は霧化用液体の漏出等が生じた際に発生する不具合を低減し、製品の安全性をより高めることができる。また、霧化用液体は、別態様において、霧化装置内に金属と接触して収容されていてもよい。本実施形態にかかる霧化用液体は、腐食性が低いので、金属と接触して収容されていても安全性を高めることができる。
2.霧化用液体の製造方法
霧化用液体は任意の方法で製造されるが、媒体に、(1)有機酸金属塩を添加する工程、または(2)緩衝作用を生じさせる有機酸金属塩と有機酸を添加する工程を、備える方法で製造されることが好ましい。
(1)有機酸金属塩を添加する工程
有機酸金属塩としては前述のものを使用できる。有機酸金属塩として1種類を用いてもよいし、複数種を併用してもよい。その量は、前記pHを達成できる量であることが好ましい。
(2)緩衝作用を生じさせる有機酸金属塩と有機酸を添加する工程
緩衝作用を生じさせる有機酸金属塩と有機酸とは、有機イオン種が同じである酸とその塩の組合せが挙げられる。具体的には、安息香酸と安息香酸塩の組合せ、乳酸と乳酸塩の組合せ等が挙げられる。当該酸と塩の総量は前記pHを達成できるように調整されることが好ましい。ただし、酸と塩の重量比は、好ましくは1:(10~50)である。当該比がこの範囲であると塩を多く含むことにより、霧化用液体中の溶質量が増大して霧化用液体の水分活性が低減され、より衛生的な問題の発生を抑制できるので好ましい。
2.非燃焼型香味吸引物品
図1は、非燃焼香味吸引物品の一態様を示す。非燃焼香味吸引物品30は、電源ユニット30Dと、カートリッジ30Eと、香味材料を保持する原料保持部である香味源カプセル30Fとを有する。非燃焼香味吸引物品30は、非吸口端u(上流)から吸口端d(下流)へ向かって延びる形状を有する。カートリッジ30Eは、電源ユニット30Dに対して着脱可能である。また、香味源カプセル30Fは、カートリッジ30Eに対して着脱可能である。本態様の非燃焼香味吸引物品においては、原料保持部(香味源カプセル30F)の上流で霧化された液体(エアロゾル)を発生させて、当該エアロゾルを原料保持部に導入し、香味成分をエアロゾルに担持させて香味を生成する。霧化用液体がニコチンを含む場合は、非燃焼香味吸引物品は原料保持部を備えないこともできる。
1)原料保持部
原料保持部は、一態様において香味源カプセル30Fである。図2に示すように、香味源カプセル30Fは、香味源300を収容する収容体310と、メッシュ体320と、不織布330と、キャップ340とを有する。後述する霧化部220によって霧化されたエアロゾルは、メッシュ体320を通じて収容体310内に導入され、香味源300に接触することでエアロゾルに香味が付与される。その後、エアロゾルは不織布330を通過して使用者に吸引される。このように、非燃焼香味吸引物品30では、香味源300を加熱せずにエアロゾルに香味を付与できる。ただし、香味源300は加熱されてもよい。この場合、加熱温度は40~120℃程度である。また、香味源300からは実質的にエアロゾルは発生しない。
エアロゾルの流れ方向において、香味源カプセル30F(収容体310)の長さは40mm以下であることが好ましく、25mm以下であることがより好ましい。また、エアロゾルの流れ方向において、前記長さは1mm以上であることが好ましく、5mm以上であることがより好ましい。エアロゾルの流れ方向と直交する方向において、香味源カプセル30F(収容体310)の収容体310の最大長さは20mm以下であることが好ましく、10mm以下であることがより好ましい。また、エアロゾルの流れ方向と直交する方向において、香味源カプセル30F(収容体310)の最大長さは1mm以上であることが好ましく、3mm以上であることがより好ましい。
香味源300は、一態様においてエアロゾルに香味を付与するたばこ原料片によって構成される。当該原料片のサイズの下限は、0.2~1.2mmであることが好ましく、0.2~0.7mmであることがより好ましい。香味源300を構成する前記原料片のサイズが小さいほど、比表面積が増大するため、香喫味成分が放出されやすい。前記原料片としては、たばこ刻、またはたばこ原料を粒状に成形した成形体等を用いることができる。香味源300は、たばこ以外の植物(例えば、ミント、ハーブ等)やメントールなどの天然香料、合成香料、果汁、呈味料や植物原末等を含んでいてもよい。呈味料としては、例えば、甘味、酸味、塩味、旨味、苦味、渋味、こく味、辛味、えぐ味、収れん味などを呈する素材が挙げられる。甘味を呈する素材は、例えば、糖類、糖アルコール、甘味料などが挙げられる。糖類は、例えば、単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類などが挙げられる。甘味料は、例えば、天然甘味料、合成甘味料などが挙げられる。
収容体310に収容される香味源300の充填量は、喫煙時のニコチンの揮散量を増加させる観点から、300mg以上であることが好ましく、350mg以上であることがより好ましい。
香味源300がたばこ原料片を含む場合、霧化用液体はニコチンを含まなくてもよい。一方、香味源300がたばこ原料片を含まない場合、または非燃焼香味吸引物品30が原料保持部を備えない場合は、霧化用液体はニコチンを含むことが好ましい。
2)電源ユニット
電源ユニット30Dの一例を図3に示す。電源ユニット30Dは、電池110を有する。電池110は、使い捨てタイプの電池であってもよく、充電タイプの電池であってもよい。電池110の出力電圧の初期値は、1.2V以上4.2V以下の範囲であることが好ましい。また、電池110の電池容量は、100mAh以上1000mAh以下の範囲であることが好ましい。
3)カートリッジ
カートリッジ30Eの一例を図4、5に示す。図4はカートリッジ30Eの一例の断面図を、図5はその内部構造を示す図である。カートリッジ30Eは、リザーバー210と、霧化部220と、流路形成体230と、外枠体240と、エンドキャップ250とを有する。カートリッジ30Eは、エアロゾル流路として、霧化部220よりも下流側に配置された第1流路200Xを有する。
リザーバー210は、霧化用液体200を貯留する。リザーバー210は、エアロゾルの流れ方向(非吸口端から吸口端(上流から下流)へ向かう方向)に直交する断面において流路形成体230の周囲に位置する。リザーバー210は、流路形成体230と外枠体240との間の空隙内に位置する。リザーバー210は、例えば、樹脂ウェブや綿等の非金属の多孔体によって構成される。また、リザーバー210は、霧化用液体200を収容するタンクによって構成されていてもよい。この場合、タンクはポリマー等で構成される。
霧化部220は、電池110から供給される電力によって燃焼を伴わずに霧化用液体200を霧化する。霧化部220は、所定ピッチで巻き回された電熱線(コイル)によって構成されている。霧化部220は、1.0~3.0Ωの範囲の抵抗値を有する電熱線によって構成されていることが好ましい。所定ピッチは、電熱線が接触しない値以上であり、またより小さい値であることが好ましい。所定ピッチは、例えば、0.40mm以下であることが好ましい。所定ピッチは、霧化用液体200の霧化を安定させるために一定であることが好ましい。所定ピッチとは、互いに隣接する電熱線の中心の間隔である。また、霧化部220はセラミックヒーターによって構成されることができる。
リザーバー210に保持された霧化用液体200は、毛細管現象等を利用して霧化部に供給された状態で貯蔵される。霧化部が電熱線で構成される場合、霧化用液体は、非燃焼香味吸引物品(霧化装置)内に金属と接した状態で収容される。しかし、本実施形態にかかる霧化用液体は腐食性が低いので、このように収容されても装置の安定性を高めることができる。また、霧化部がセラミックヒーターで構成される場合、霧化用液体は、非燃焼香味吸引物品(霧化装置)内に金属と接しない状態で収容されていても、接触した状態で収容されていてもよい。当該霧化用液体はセラミックヒーター中に含まれる金属成分に対する腐食性が低いため、装置の安定性を高めることができる。
流路形成体230は、エアロゾルの流れ方向に沿って延びる第1流路200Xを形成する筒状形状を有する。外枠体240は、流路形成体230を収容する筒状形状を有する。外枠体240は、エンドキャップ250よりも下流側に延びるとともに、香味源カプセル30Fの一部を収容する。エンドキャップ250は、流路形成体230と外枠体240との間の空隙を下流側から塞ぐキャップである。エンドキャップ250は、リザーバー210に貯留される霧化用液体200が香味源カプセル30側に漏れる事態を抑制する。
また、本実施形態にかかる霧化用液体は、図に示す方式以外の方式で霧化するタイプの香味吸引器にも好適である。このような方式としては、例えば、液体に超音波振動を与えて霧化する方式、通電によって変形する素子を用いる方式、液体中に発生させた気泡を用いる方式等が挙げられる。
前記素子を用いる方式としては、表面弾性波(SAW)方式またはピエゾ方式等が挙げられる。表面弾性波(SAW)方式とは、国際公開第2021/039340号に開示されているような、櫛形電極対を備えた圧電素子基板に高周波で電圧を加え、これによって生じる表面弾性波(SAW)で液体を霧化する方式である。当該国際公開の内容は本明細書に援用される。
ピエゾ方式は、通電によって変形する圧電素子(ピエゾ素子)を利用して、液体に振動を与えて霧化する方式である。
気泡を用いる方式としては、サーマル方式が挙げられる。当該方式は、内部にヒータを備えるノズルにおいて液体を瞬時に沸騰させ、それにより発生した気泡で液体を吐出して霧化する方式である。サーマル方式およびピエゾ方式は、インクジェットの分野でドロップオンデマンド方式としても知られている。
[比較例1]
媒体として、プロピレングリコールとグリセリンと水を準備し、有機酸として安息香酸(BA)を準備した。プロピレングリコールとグリセリンを1:1の重量比で混合したものに対し、5重量%の水を加え、さらに、表1に示す量の有機酸を添加して、霧化用液体1、2を調製した。次いで、図1に示す非燃焼型香味喫煙物品を準備し、当該霧化液体を液体保持部に充填した。非燃焼型香味喫煙物品について、十分に訓練されたパネリストによる喫煙試験を実施し、喫味阻害感を評価した。
[実施例1]
媒体として、プロピレングリコールとグリセリンと水を準備し、有機酸塩として安息香酸ナトリウム(BA-Na)、有機酸として安息香酸(BA)を準備した。プロピレングリコールとグリセリンを1:1の重量比で混合したものに対し、5重量%の水を加え、さらに、表1に示す量の有機酸塩と有機酸を添加して、霧化用液体3~5を調製した。次いで、比較例1と同じ方法で、非燃焼型香味喫煙物品について、十分に訓練されたパネリストによる喫煙試験を実施し、喫味阻害感の抑制効果(A:抑制効果が非常に高い、B:抑制効果が高い、C:抑制効果が無い)を評価した。結果を表1に示す。また、当該液体を水で10倍希釈した液で測定したpHも併せて示した。
[実施例2]
霧化用液体3~5を準備し、実施例1で用いた非燃焼型香味喫煙物品の液体保持部にそれぞれを充填した。当該物品を40℃で3か月間蔵置した。蔵置後、当該物品から、前記霧化用液体を取出し、イオンクロマトグラフィーによって、金属イオンの量を定量した。
[比較例2]
霧化用液体3~5の代わりに霧化用液体1、2を用いた以外は、実施例2と同じ方法で、金属イオンの量を定量した。これらの結果を図6に示した。図中、霧化用液体2中に定量された金属イオンの量を1とした。実施例で得た霧化用液体は、いずれも金属イオンの量が少なく、特にAlは検出されなかった。
上記から、本実施形態にかかる霧化用液体は他の材料に対する腐食性が低く、より高い安全性を有することが明らかである。さらに、本実施形態にかかる霧化用液体は喫煙時の香味阻害感を低減させることも明らかである。
30 非燃焼香味吸引物品
30D 電源ユニット
30E カートリッジ
30F 香味源カプセル
u 非吸口端
d 吸口端
110 電池
200 霧化用液体
210 リザーバー
220 霧化部
230 流路形成体
240 外枠体240
250 エンドキャップ
200X 第1流路
300 香味源
310 収容体
320 メッシュ体
330 不織布
340 キャップ

Claims (8)

  1. 有機酸イオンAを生成する有機酸と、有機酸イオンAと金属イオンMを生成する有機酸金属塩AMと、媒体を含む、霧化用液体であって、
    前記有機酸と前記有機酸金属塩AMの重量比が1:(10~50)であり、
    霧化装置内に金属と接触せずに収容される霧化用液体。
  2. 有機酸イオンAを生成する有機酸と、有機酸イオンAと金属イオンMを生成する有機酸金属塩AMと、媒体を含み、
    前記有機酸と前記有機酸金属塩AMの重量比が1:(10~50)であり、
    ニコチンを含まない霧化用液体。
  3. 前記金属イオンMの金属が、周期表第1族または第2族から選択される、請求項1または2に記載の霧化用液体。
  4. 以下の関係を満たす:
    (有機酸イオンAのモル数/金属イオンMのモル数)≧(Aの価数/Mの価数)
    有機酸イオンAと金属イオンMの組合せを含む、請求項1または2に記載の霧化用液体。
  5. 前記液を水で10倍希釈して得た際のpHが4~8.5である、請求項1または2に記載の霧化用液体。
  6. 請求項1または2に記載の液体を保持するリザーバー、および
    当該リザーバーから供給された液体を霧化する霧化装置を備える、非燃焼型香味吸引物品。
  7. 香味源を保持する原料保持部をさらに備え、当該原料保持部に前記霧化された液体が導入される、請求項に記載の非燃焼型香味吸引物品。
  8. 媒体に、
    有機酸イオンAを生成する有機酸と、有機酸イオンAと金属イオンMを生成する有機酸金属塩AMを添加することを含む、請求項1または2に記載の霧化用液体の製造方法。
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