JP7758635B2 - 身体指標推定方法 - Google Patents
身体指標推定方法Info
- Publication number
- JP7758635B2 JP7758635B2 JP2022098177A JP2022098177A JP7758635B2 JP 7758635 B2 JP7758635 B2 JP 7758635B2 JP 2022098177 A JP2022098177 A JP 2022098177A JP 2022098177 A JP2022098177 A JP 2022098177A JP 7758635 B2 JP7758635 B2 JP 7758635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorption spectrum
- infrared absorption
- spectrum information
- wavenumber
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
下記特許文献2には、ヒトの皮膚の角層を対象として赤外分光法によって赤外吸収スペクトルを測定し、この赤外吸収スペクトルにおける蛋白質二次構造に由来するアミドI吸収帯のピークから、αへリックスとランダムコイルの重畳したピーク及びβシートのピークを分割し、αへリックスとランダムコイルの重畳したピークの面積及びβシートのピーク面積を算出して、〔βシートのピーク面積〕/〔αへリックスとランダムコイルの重畳したピークの面積〕で定義されるピーク面積比β/αを算出し、算出された比β/αの値を指標として皮膚の角層の性状を医療行為以外の目的で評価する方法が開示されている。
下記特許文献3から5には、テープ剥離により取得された角層を対象にして得られた赤外吸収スペクトルを用いて角層の性状等を簡便かつ安定的に評価可能とする手法が開示されております。
これに対して、本発明者らは、角層の赤外吸収スペクトル情報を用いることでより、角層の性状等とは異なる他の身体指標を推定可能であり、更に、その推定精度を向上させることができることを見出した。
また、一以上のプロセッサ及びメモリを少なくとも備える身体指標推定装置であって上述の身体指標推定方法を実行可能な身体指標推定装置なども提供され得る。
図1は、本方法を実行可能な情報処理装置10のハードウェア構成例を概念的に示す図である。
情報処理装置10は、いわゆるコンピュータであり、CPU11、メモリ12、入出力インタフェース(I/F)13、通信ユニット14等を有する。情報処理装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)であってもよいし、携帯型のPC、スマートフォン、タブレット等のような携帯端末であってもよいし、専用コンピュータであってもよい。
入出力I/F13は、表示装置15、入力装置16等のユーザインタフェース装置と接続可能である。表示装置15は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU11等により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入力装置16は、キーボード、マウス等のようなユーザ操作の入力を受け付ける装置である。表示装置15及び入力装置16は一体化され、タッチパネルとして実現されてもよい。
通信ユニット14は、通信網を介した他のコンピュータとの通信や、プリンタ等の他の機器との信号のやりとり等を行う。通信ユニット14には、可搬型記録媒体等も接続され得る。
このように情報処理装置10は、当該推定モデルを利用可能な装置であって本方法を実行可能な身体指標推定装置と表記可能である。なお、推定モデルの詳細については後述する。
図2は、本実施形態に係る身体指標推定方法(本方法)のフローチャートである。
本方法は、図2に示されるように、被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程(S11)と、上述の推定モデルに、取得工程(S11)で取得された赤外吸収スペクトル情報を入力する(S12)ことにより、被評価者の目的指標値を推定する推定工程(S13)とを少なくとも含む。図2の例において、本方法は、推定工程(S13)で取得された被評価者の目的指標値を出力する工程(S14)を更に含んでいる。
本方法は、図1に例示されるような情報処理装置10(CPU11)により実行される。以降、本方法の各工程についてその実行主体をCPU11としてそれぞれ詳述する。
「強度値」とは、赤外吸収スペクトルにおける各波数の強度を示す値であり、例えば、吸光度、透過率若しくは反射率である。
取得工程(S11)で取得される赤外吸収スペクトル情報は、図3に例示されるような赤外吸収スペクトルの所定の波数領域の強度値群の中から抽出された複数の強度値を含む。
赤外吸収スペクトルの「所定の波数領域」は、予め決められた波数領域であって、赤外分光測定を行う装置の仕様に応じた測定限界となる波数範囲であってもよいし、そのような測定限界の波数範囲の中の一以上の部分的な波数領域であってもよい。例えば、図3の例に示されるように、所定の波数領域は、測定限界となる600cm-1以上4000cm-1以下の波数範囲とされてもよい。
ここでの「非ピーク領域」とは、図3に示すような赤外吸収スペクトルのグラフにおいてピークではない波数領域を示し、具体的には、所定の波数分解能(例えば0.5cm-1)の赤外吸収スペクトルにおいてピーク領域を除いた波数領域を意味する。「ピーク領域」とは、当該赤外吸収スペクトルにおいて凸状を示す波数領域であって、例えば、その波数領域内のピーク強度を示す波数を中心にして所定の波数範囲(例えば100cm-1)、或いは当該ピーク強度を示す波数を中心にしてそのピーク強度の8割から5割程度の強度を示す波数までの波数範囲を意味する。
図3の例では、第一波数領域の非ピーク領域には、700から800cm-1付近、1000から1100cm-1付近、1400cm-1付近の波数範囲等が該当し、第二波数領域の非ピーク領域には、3000から3100cm-1付近、3400から3700cm-1付近の波数領域等が該当する。
本発明者らにより、このように当該赤外吸収スペクトル情報としてピーク強度値だけではなく非ピーク領域の複数の強度値を用いることで推定モデルの推定精度を高くすることが見出されている。
このように赤外吸収スペクトルのピーク強度値か否かに関わらず抽出された複数の強度値を用いることで推定モデルの推定精度を高くすることができることは実施例で後述するとおり実証されている。
また、上述の特許文献3から5の開示手法を用いて当該赤外吸収スペクトル情報が取得されてもよい。具体的には、粘着テープT1で皮膚表面から角層を採取し、採取された角層をその粘着テープT1からシリコーン粘着層を有するテープT2に転写して、そのテープT2の粘着面をATR-IR測定して得られる赤外吸収スペクトルAとシリコーン粘着層を有する未使用のテープT3の粘着面をATR-IR測定して得られる赤外吸収スペクトルBとの差スペクトルを求めて、その差スペクトルから当該赤外吸収スペクトル情報を抽出する手法が行われてもよい。この手法において当該差スペクトルは、シリコーン粘着層に由来する主要な吸収帯である1260cm-1付近の吸収帯若しくは1000~1100cm-1付近の吸収帯又はそれら両方に由来するピーク強度が一致するように、赤外吸収スペクトルA又は赤外吸収スペクトルBを定数倍してから差し引いて得られる。なお、実施例の項においてこの手法は開示手法と表記される。
各データセットは、サンプル提供者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報とそのサンプル提供者に関する既知の目的指標値との組合せデータである。
赤外吸収スペクトル情報は、推定モデルの入力となる説明変数の値として用いられる。赤外吸収スペクトル情報については工程(S11)に関して述べたとおりである。但し、推定モデルの構築に用いられる赤外吸収スペクトル情報は、サンプル提供者の角層に関して得られたものとなる。但し、サンプル提供者の中に当該被評価者が含まれていてもよい。
年齢体格特性に関する指標値は、年齢又は体格を示し得る指標値であり、例えば、年齢、年齢層を示す識別子(30代、40代、30~40歳代など)、BMI(Body Mass Index)値、又は体脂肪率である。
血流調節機能の指標値は、以下の式で算出される冷水負荷(例えば15℃の冷水に1分間手を浸漬)後の皮膚温回復率であってもよい。以下の式において、TbIは冷水負荷直前の皮膚温であり、T0は冷水負荷直後の皮膚温であり、T10は冷水負荷後10分の皮膚温である。皮膚温は様々な方法で取得可能である。例えば、サーモグラフィー画像により、皮膚温を取得することができる。
皮膚温回復率(%)=(T10-T0)/(TbI-T0)×100
炭酸水負荷に伴う毛細血管変化の指標値は、皮膚に局所的に炭酸を含む温水(例えば32度)を所定時間接触させた後の毛細血管領域面積(炭酸負荷後の毛細血管領域面積と表記)を示す値であってもよいし、定常状態における毛細血管領域面積と炭酸負荷後の毛細血管領域面積との差或いは比率(毛細血管応答性と表記)を示す値であってもよい。
毛細血管領域面積は、既知の様々な画像処理を用いることで取得可能である。例えば、マイクロスコープで撮像された肌画像に対して独立成分分析を適用することで得られるヘモグロビン画像と陰影画像とのマスク処理により毛細血管領域を示す画像が取得され、その画像から毛細血管領域を特定することで毛細血管領域面積を取得することができる。
血液検査で得られる血液指標値は、身体から採取された血液を分析することで得られる血液検査値であり、例えば、ALT又はGPT値、ALP、LD又はLDH(乳酸脱水素酵素)値、γ-GTP値、総蛋白(TP)値、総コレステロール値、中性脂肪又はTG値、アルブミン(ALB)値、赤血球恒数(MCV(赤血球体積)、MCH(赤血球に含まれるヘモグロビン量)、ヘモグロビンA1c(HbA1c)(NGSP)(JDS)値、d-ROMs(生体の酸化ストレス度)値、BAP(生体の抗酸化力)値、それらの比率(BAP/d-ROMs)、エストラジオール値等である。
皮膚の粘弾性測定は、Cutometerのような測定装置を用いて行われ、当該装置のプローブ先端の開口部から皮膚を一定時間吸引しその後解除し、その間の皮膚の変位が測定される。この測定で得られる指標値には、R0(=Uf)、R1(=Uf-Ua)、R2(=Ua/Uf)、R3からR10等のようなパラメータがある。
AGEsは、AGEs測定装置により計測可能であり、AGEs測定装置としては例えば、蛍光分光方式で皮膚及び皮下の血管壁に蓄積されるAGEsを自己蛍光量(Autofluorescence)として検出し、その積分データをAGEs値として算出する装置が知られている。このような測定装置で測定されたAGEs値が当該AGEsに関する指標値として用いられる。
皮膚の分光反射率計測により得られるメラニン量、紅斑、黄味に関する指標値は、分光反射率測定装置で皮膚の色を高い精度で計測することにより得られるメラニン量指数(Melanin Index)、紅斑指数(Erythema index)、L*a*b*色空間におけるクロマティックネス指数b*(SCE-b*及びSCI-b*)を数値化した値である。
多変量解析手法としては、例えば、重回帰分析、主成分分析、部分的最小二乗回帰(PLS)、主成分回帰分析(PCR)等がよく知られている。本実施形態では、赤外吸収スペクトル情報を説明変数とし、目的指標値を目的変数とする推定モデルを構築可能であれば、利用される多変量解析の具体的手法は限定されない。本実施形態における推定モデルは推定式とも表記可能である。
また、当該推定モデルがニューラルネットワークで構成されるAIモデルとして構築されている場合には、複数の強度値を含む赤外吸収スペクトル情報を入力として、一つ又は複数の目的指標値が出力される。
また、CPU11は、工程(S13)で取得された目的指標値を数値としてそのまま出力してもよいし、取得された目的指標値に対して桁合わせ等の正規化を行ったうえで出力してもよい。本実施形態は目的指標値の出力形式についても限定しない。
本実施形態によれば、本発明者らにより新たに見出された、皮膚から剥離された状態の角層に関する赤外吸収スペクトル情報と、一見、角層とは無関係と思われるような身体指標との相関性に基づいて、当該赤外吸収スペクトル情報を用いて角層の性状等とは異なる他の身体指標を高精度に推定することができる。
更に言えば、血液採取、皮膚の粘弾性測定や画像撮影、専門評価者による肌の官能評価等といった各身体指標を得るための個々の処理を行うことなく、当該赤外吸収スペクトル情報を得さえすれば、容易にそのような身体指標を推定することができる。
被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程と、
複数のサンプル提供者における皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報と既知の目的指標値との複数のデータセットを用いて得られた推定モデルに、前記取得された赤外吸収スペクトル情報を入力することにより、前記被評価者の目的指標値を推定する推定工程と、
を実行し、
前記赤外吸収スペクトル情報は、所定の波数領域における複数の強度値を含み、
前記目的指標値は、視覚若しくは触覚で官能評価された顔の状態、年齢体格特性、血液血管特性又は皮膚内部特性に関する指標値である、
身体指標推定方法。
<1>に記載の身体指標推定方法。
<3> 前記赤外吸収スペクトル情報は、前記第一波数領域及び前記第二波数領域の非ピーク領域における複数の強度値を少なくとも含む、
<2>に記載の身体指標推定方法。
<4> 前記赤外吸収スペクトル情報は、前記第一波数領域から一定波数間隔及び前記第二波数領域から一定波数間隔でそれぞれサンプリングされた複数の強度値を含む、
<2>又は<3>に記載の身体指標推定方法。
<5> 前記目的指標値は、顔の黄色み状態、顔のシミ状態、顔の赤みムラ状態、目周りの色ムラ状態、顔全体の赤み状態、顔の鱗屑状態、顔の艶状態、頬のキメジワ状態、顔のクマ状態、目の下のたるみ状態、口角のたるみ状態、若しくは顔のニキビ及び吹き出物の状態に関する目視評価値、又は、頬のざらつき状態若しくは顔のしっとり状態に関する触覚評価値である、
<1>から<4>のいずれか一つに記載の身体指標推定方法。
<6> 前記目的指標値は、年齢、BMI(Body Mass Index)、又は体脂肪率である、
<1>から<4>のいずれか一つに記載の身体指標推定方法。
<7> 前記目的指標値は、血流調節機能の指標値、炭酸水負荷に伴う毛細血管変化の指標値、又は血液検査で得られる血液指標値である、
<1>から<4>のいずれか一つに記載の身体指標推定方法。
<8> 前記目的指標値は、皮膚の粘弾性測定により得られる指標値、皮膚若しくは皮下の血管壁に蓄積される最終糖化生成物に関する指標値、皮膚の分光反射率計測により得られるメラニン量、紅斑、L*a*b*色空間におけるクロマティックネス指数b*(SCE-b*、及びSCI-b*)に関する指標値である、
<1>から<4>のいずれか一つに記載の身体指標推定方法。
<1>から<8>のいずれか一つに記載の身体指標推定方法を実行可能な身体指標推定装置。
赤外吸収スペクトル情報は、上述した開示手法によって取得された。
また、赤外吸収スペクトル情報としては、赤外分光測定装置から出力される600cm-1から4000cm-1の波数領域(波数分解能0.5cm-1)の全て(6950個)の吸光度が用いられた。
目的指標値については、各サンプル提供者から各目的指標値に応じた取得方法を用いて複数種の目的指標値がそれぞれ取得された。目的指標値の種類については後述する。
推定モデルは、推定モデル構築用の複数のデータセットに対して部分的最小二乗法(PLS)を適用して構築され、K-分割交差検証(K=5)でPRESS(Predicted Residual Sum of Squares)が最小になるモデル(推定式)が選択された。
そして、構築された推定モデルが検証用の複数のデータセットを用いて検証された。具体的には、検証用のデータセットの赤外吸収スペクトル情報を推定モデルに入力することで得られる目的指標値(推定指標値)とそのデータセットの既知の目的指標値との相関が検証された。
図4は、視覚若しくは触覚で官能評価された顔の状態に関する目的指標値ごとの推定精度を示す表である。図4に示される目的指標値は、顔の黄色み状態、顔のシミ状態、顔の赤みムラ状態、目周りの色ムラ状態、顔全体の赤み状態、顔の鱗屑状態、顔の艶状態、頬のキメジワ状態、顔のクマ状態、目の下のたるみ状態、口角のたるみ状態、顔のニキビ及び吹き出物の状態に関する目視評価値、並びに、頬のざらつき状態及び顔のしっとり状態に関する触覚評価値である。
図4に示されるように、顔の赤みムラ状態、頬のキメジワ状態、目の下のたるみ状態を除く他の目的指標値についての相関は相関係数0.2以上を示す。顔の赤みムラ状態、頬のキメジワ状態及び目の下のたるみ状態の目的指標値についての相関は10%有意を示す。
図5に示されるように、年齢、BMI及び体脂肪率に関する推定指標値についての相関は、1%有意かつ相関係数0.3以上を示している。
図6に示されるように、炭酸水負荷に伴う毛細血管変化を示す目的指標値についての相関は1%有意かつ相関係数0.5以上を示しており、冷水負荷後皮膚温回復率及び血液検査で得られる目的指標値についての相関は相関係数0.2以上を示している。
図7に示されるように、皮膚の粘弾性測定により得られる目的指標値及びAGEsの目的指標値については既知の目的指標値との相関が5%有意かつ相関係数0.2以上を示しており、皮膚の分光反射率計測により得られる目的指標値についての当該相関は1%有意かつ相関係数0.2以上を示している。
図8によれば、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域及び2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域において複数のピークが存在していることから、当該第一波数領域及び当該第二波数領域における強度値の、目的指標値に対する寄与率が、それ以外の波数領域の強度値よりも高いことが分かる。
従って、本実施形態のように、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域における複数の強度値及び2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域における複数の強度値を少なくとも含む赤外吸収スペクトル情報を用いることで、推定モデルによる目的指標値の推定精度を向上させることができることが実証されている。
このため、実施例2のように実施例1とは異なる手法で得られた赤外吸収スペクトル情報を用いる場合であっても、実施例1とほぼ同様に、推定モデルの推定精度を維持できることが分かった。
実施例3では、一定の波数間隔としながらその波数間隔が実施例1の波数間隔よりも大きくされて、600cm-1から4000cm-1の波数領域における25個の吸光度を含む赤外吸収スペクトル情報が用いられた。即ち、実施例3で用いられる赤外吸収スペクトル情報の吸光度数は実施例1の278分の1とされた。
このため、実施例3のように実施例1とは異なる波数間隔及び数の吸光度から形成される赤外吸収スペクトル情報を用いる場合であっても、実施例1とほぼ同様に、推定モデルの推定精度を維持できることが分かった。
11 CPU
12 メモリ
13 入出力I/F
14 通信ユニット
15 表示装置
16 入力装置
Claims (6)
- 一以上のプロセッサが、
被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程と、
複数のサンプル提供者における皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報と既知の目的指標値との複数のデータセットを用いて得られた推定モデルに、前記取得された赤外吸収スペクトル情報を入力することにより、前記被評価者の目的指標値を推定する推定工程と、
を実行し、
前記赤外吸収スペクトル情報は、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値、並びに、2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値を少なくとも含み、
前記目的指標値は、目周りの色ムラ状態、顔の鱗屑状態、口角のたるみ状態、又は顔のニキビ及び吹き出物の状態に関する目視評価値である、
身体指標推定方法。 - 一以上のプロセッサが、
被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程と、
複数のサンプル提供者における皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報と既知の目的指標値との複数のデータセットを用いて得られた推定モデルに、前記取得された赤外吸収スペクトル情報を入力することにより、前記被評価者の目的指標値を推定する推定工程と、
を実行し、
前記赤外吸収スペクトル情報は、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値、並びに、2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値を少なくとも含み、
前記目的指標値は、頬のざらつき状態又は顔のしっとり状態に関する触覚評価値である、
身体指標推定方法。 - 一以上のプロセッサが、
被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程と、
複数のサンプル提供者における皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報と既知の目的指標値との複数のデータセットを用いて得られた推定モデルに、前記取得された赤外吸収スペクトル情報を入力することにより、前記被評価者の目的指標値を推定する推定工程と、
を実行し、
前記赤外吸収スペクトル情報は、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値、並びに、2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値を少なくとも含み、
前記目的指標値は、血流調節機能の指標値又は炭酸水負荷に伴う毛細血管変化の指標値である、
身体指標推定方法。 - 一以上のプロセッサが、
被評価者の皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報を取得する取得工程と、
複数のサンプル提供者における皮膚から剥離された角層に関する赤外吸収スペクトル情報と既知の目的指標値との複数のデータセットを用いて得られた推定モデルに、前記取得された赤外吸収スペクトル情報を入力することにより、前記被評価者の目的指標値を推定する推定工程と、
を実行し、
前記赤外吸収スペクトル情報は、600cm-1以上1800cm-1以下の第一波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値、並びに、2800cm-1以上3700cm-1以下の第二波数領域のピーク領域及び非ピーク領域における複数の強度値を少なくとも含み、
前記目的指標値は、皮膚の粘弾性測定により得られる指標値又は皮膚の分光反射率計測により得られるメラニン量に関する指標値である、
身体指標推定方法。 - 前記赤外吸収スペクトル情報は、前記第一波数領域から一定波数間隔及び前記第二波数領域から一定波数間隔でそれぞれサンプリングされた複数の強度値を含み、
前記一定波数間隔は、波数分解能よりも大きい間隔である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の身体指標推定方法。 - 一以上のプロセッサ及びメモリを少なくとも備える身体指標推定装置であって、
請求項1から4のいずれか一項に記載の身体指標推定方法を実行可能な身体指標推定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022098177A JP7758635B2 (ja) | 2022-06-17 | 2022-06-17 | 身体指標推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022098177A JP7758635B2 (ja) | 2022-06-17 | 2022-06-17 | 身体指標推定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023184181A JP2023184181A (ja) | 2023-12-28 |
| JP7758635B2 true JP7758635B2 (ja) | 2025-10-22 |
Family
ID=89333590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022098177A Active JP7758635B2 (ja) | 2022-06-17 | 2022-06-17 | 身体指標推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7758635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7620756B1 (ja) | 2023-10-26 | 2025-01-23 | artience株式会社 | カーボンナノチューブ分散組成物、合材スラリー、電極膜、二次電池、および車両 |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004150984A (ja) | 2002-10-31 | 2004-05-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 近赤外分光による溶質濃度測定方法とその装置 |
| JP2005034350A (ja) | 2003-07-14 | 2005-02-10 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚状態の鑑別法及び該鑑別結果を用いたモニタリング方法 |
| WO2007026884A1 (ja) | 2005-09-02 | 2007-03-08 | Pola Chemical Industries Inc. | 皮膚の状態の判定方法及び皮膚の厚みの予測方法 |
| JP2010025622A (ja) | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚水分量分布の鑑別法、その鑑別装置及びプログラム |
| US20150051498A1 (en) | 2012-06-05 | 2015-02-19 | Hypermed Imaging, Inc. | Methods and apparatus for coaxial imaging of multiple wavelengths |
| JP2018105783A (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 角層解析方法 |
| JP2018102730A (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 肌分析方法及び肌分析装置 |
| JP2019037752A (ja) | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 株式会社リコー | 測定装置、及び測定方法 |
| JP2020193948A (ja) | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 花王株式会社 | 角層解析方法 |
| JP2021181987A (ja) | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 花王株式会社 | 皮膚角層の水分量の評価方法 |
-
2022
- 2022-06-17 JP JP2022098177A patent/JP7758635B2/ja active Active
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004150984A (ja) | 2002-10-31 | 2004-05-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 近赤外分光による溶質濃度測定方法とその装置 |
| JP2005034350A (ja) | 2003-07-14 | 2005-02-10 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚状態の鑑別法及び該鑑別結果を用いたモニタリング方法 |
| WO2007026884A1 (ja) | 2005-09-02 | 2007-03-08 | Pola Chemical Industries Inc. | 皮膚の状態の判定方法及び皮膚の厚みの予測方法 |
| JP2010025622A (ja) | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚水分量分布の鑑別法、その鑑別装置及びプログラム |
| US20150051498A1 (en) | 2012-06-05 | 2015-02-19 | Hypermed Imaging, Inc. | Methods and apparatus for coaxial imaging of multiple wavelengths |
| JP2018105783A (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 角層解析方法 |
| JP2018102730A (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 肌分析方法及び肌分析装置 |
| JP2019037752A (ja) | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 株式会社リコー | 測定装置、及び測定方法 |
| JP2020193948A (ja) | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 花王株式会社 | 角層解析方法 |
| JP2021181987A (ja) | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 花王株式会社 | 皮膚角層の水分量の評価方法 |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 川瀬雅也、松田史生,間違いから学ぶ 実践統計解析第9回 相関と相関係数,生物工学会誌,2017年,第95巻第8号,第494頁-第497頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023184181A (ja) | 2023-12-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Parnia et al. | Cerebral oximetry during cardiac arrest: a multicenter study of neurologic outcomes and survival | |
| CA2735656C (en) | An objective model of apparent age, methods and use | |
| Sun et al. | In vivo estimation of water diffusivity in occluded human skin using terahertz reflection spectroscopy | |
| Vyas et al. | Estimating physiological skin parameters from hyperspectral signatures | |
| Phan et al. | Quantifying the confounding effect of pigmentation on measured skin tissue optical properties: a comparison of colorimetry with spatial frequency domain imaging | |
| Abdulhameed et al. | On the suitability of laser-Doppler flowmetry for capturing microvascular blood flow dynamics from darkly pigmented skin | |
| JP7758635B2 (ja) | 身体指標推定方法 | |
| CN104970797B (zh) | 皮肤分类方法、化妆品的推荐方法以及皮肤分类卡 | |
| McMurdy et al. | Diffuse reflectance spectra of the palpebral conjunctiva and its utility as a noninvasive indicator of total hemoglobin | |
| Tobar et al. | Skinly: A novel handheld IoT device for validating biophysical skin characteristics | |
| JP7040890B2 (ja) | 肌分析方法及び肌分析装置 | |
| JP7631265B2 (ja) | 皮膚指標推定方法 | |
| JP7572188B2 (ja) | ストレス耐性の判定方法 | |
| US20230023592A1 (en) | Hyperspectral image construction of biological tissue for blood hemoglobin analysis using a smartphone | |
| CN118078273A (zh) | 血液胆固醇含量的无创检测方法及系统 | |
| JP7626353B2 (ja) | 皮膚の状態の推定装置 | |
| CN116482344A (zh) | 一种测试数据设置方法及系统 | |
| Ye et al. | A new method for skin aging evaluation of Chinese women | |
| Barati et al. | Principal Component Analysis and Near-Infrared Spectroscopy as Noninvasive Blood Glucose Assay Methods | |
| JP2018015172A (ja) | 血流動態の評価方法 | |
| DiCanio et al. | Development of a novel facial age assessment model in a multiethnic population for evaluation of topical anti-aging products | |
| Boonya-Ananta et al. | What do we know about the epidermis’ optical properties and their influence on optical device functionality? | |
| JP7062359B2 (ja) | 生理指標の推定方法及び推定装置並びに健康情報の推定方法及び推定装置 | |
| Tang et al. | A short recorded pulse dataset for vascular age prediction in China | |
| Miyamoto et al. | Skin Age Index: Development of a Convenient and Quantitative Indicator of Facial Skin Aging and Its Application to Evaluation of the Efficacy of Three Anti-Aging Skin Care Products Containing GFF (Pitera) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231026 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231026 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240430 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240521 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20240716 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240913 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20241210 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250206 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250520 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250718 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250924 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20251009 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7758635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |