JP7755460B2 - ベーンドディフューザおよび遠心圧縮機 - Google Patents
ベーンドディフューザおよび遠心圧縮機Info
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Description
遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成された。
インペラと、
前記インペラを回転可能に収容するように構成されたケーシングと、
前記ケーシングの内部において前記インペラの下流側に設けられる前記ベーンドディフューザと、を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
なお、同様の構成については同じ符号を付し説明を省略することがある。
図1は、一実施形態にかかる遠心圧縮機の軸方向に沿った概略断面図である。
幾つかの実施形態にかかる遠心圧縮機1は、図1に示されるように、インペラ2と、インペラ2を回転可能に収容するように構成されたケーシング3と、ケーシング3の内部においてインペラ2の下流側に設けられるベーンドディフューザ4と、を備える。なお、本開示にかかる遠心圧縮機1は、例えば、自動車用、舶用又は産業用(例えば、陸上発電用)のターボチャージャや、その他産業用遠心圧縮機、送風機などに適用可能である。
インペラ2は、図1に示されるように、インペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のインペラ翼21を含む。インペラ2は、不図示の軸受などにより、回転中心Cを中心として回転可能に支持されている。インペラ2は、回転中心Cを中心として回転することで、インペラ2に対して軸方向上流側から軸方向に沿って導入される流体を径方向外側に導くように構成されている。
ケーシング3は、図1に示されるように、上述したシュラウド面31を有するシュラウド部32と、ケーシング3の外部から導入された流体(例えば、空気)をインペラ2に導くための流体導入流路33を形成する流体導入流路形成部34と、ベーンドディフューザ4の下流側にスクロール流路35を形成するスクロール流路形成部36と、を含む。
ベーンドディフューザ4は、インペラ2の下流側にディフューザ流路50を形成するディフューザ流路形成部5と、ディフューザ流路50にインペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼6と、を備える。ケーシング3の内部には、流体導入流路33、ディフューザ流路50およびスクロール流路35が形成されている。
図2は、一実施形態にかかるベーンドディフューザを軸方向上流側から視た状態を示す概略図である。図3は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略斜視図である。
複数のディフューザ翼6の夫々は、図2に示されるように、ディフューザ翼6の径方向内側の端部である前縁部61と、ディフューザ翼6の径方向外側の端部である後縁部62と、前縁部61から後縁部62までに亘り延在する圧力面63と、前縁部61から後縁部62までに亘り延在する負圧面64と、を有する。前縁部61、後縁部62、圧力面63および負圧面64の夫々は、ディフューザ流路50に面している。負圧面64は、ディフューザ翼6の翼厚中心を通る翼厚中心ラインCLに対して、圧力面63とは反対側に設けられている。
図4は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。図4および後述する図11、図14~図16では、ベーンドディフューザ4におけるインペラ2の軸方向に沿った子午面断面が概略的に示されている。図3、図4に示されるように、上述した複数のディフューザ翼6のうちの少なくとも1つのディフューザ翼6Aには、ハブ側面51又はシュラウド側面52の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部7が形成されている。
図5は、比較例にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。図5では、ベーンドディフューザ04におけるインペラ2の軸方向に沿った子午面断面が概略的に示されている。比較例にかかるベーンドディフューザ04は、図5に示されるように、上述したディフューザ流路50を形成する、ハブ側面51およびシュラウド側面52を含むディフューザ流路形成部5と、ディフューザ流路50にインペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼06と、を備える。
比較例にかかるベーンドディフューザ04では、図6に示されるように、ディフューザ流路50を流れる流体の流れFL0が、ディフューザ翼06の前縁部061のシュラウド側近傍においてディフューザ翼06の負圧面064側に急激に曲げられ、低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼06の圧力面063側に流れる虞がある。上記低エネルギー流体が隣接するディフューザ翼06の圧力面063側を流れる主流と干渉することで、大きな剥離が生じて、ディフューザ流路50における隣接するディフューザ翼06、06間に速度損失領域SLA(図7参照)が形成される。速度損失領域SLAが形成されることで、ディフューザ流路50内における流体の速度損失が増大するため、ベーンドディフューザ04における静圧回復性能が損なわれる虞がある。
図8は、図4に示されるベーンドディフューザおよび比較例にかかるベーンドディフューザの夫々におけるインシデンスを説明するための説明図である。図8では、ディフューザ流路50のスパンを横軸とし、ディフューザ翼(6、06)の翼角と流体の流れ角との差であるインシデンスを縦軸とするグラフが示されている。図8におけるスパンは、ハブ側面51を0とし、シュラウド側面52を1としている。図8におけるインシデンスは、0度が理想的な位置であり、0度に近い方が好ましい。図8のグラフには、比較例にかかるベーンドディフューザ04のスパンとインシデンスとの関係を示す曲線L0と、図4に示される実施形態にかかるベーンドディフューザ4のスパンとインシデンスとの関係を示す曲線L1と、が示されている。図8に示されるように、ベーンドディフューザ4は、上述した少なくとも1つの切り欠き部7が形成されたディフューザ翼6Aを備えるので、比較例にかかるベーンドディフューザ04に比べて、インシデンスが改善している。特に、シュラウド側切り欠き部7Aにより、シュラウド側近傍におけるインシデンスが効果的に改善している。
ベーンドディフューザ4は、比較例にかかるベーンドディフューザ04に比べて、インシデンスを改善できるため、ディフューザ流路50内における流体の流動を改善できる。ベーンドディフューザ4では、図9に示されるように、ディフューザ流路50を流れる流体の流れFL1が、ディフューザ翼6Aの前縁部61のシュラウド側近傍においてディフューザ翼6Aの負圧面64側に曲げられ、上記流体が低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼6Aの圧力面63側に流れることを抑制できる。これにより、図10に示されるように、ディフューザ流路50における隣接するディフューザ翼6A、6A間に上述した速度損失領域SLA(図7参照)が形成されることを抑制できる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)の他方端72(72A、72B)は、翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成されている。シュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aやハブ側傾斜面67Bの他方端672Bも、翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成されている。
図11は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。
幾つかの実施形態では、図11に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)は、切り欠き部7の一方端71と他方端72とを結ぶように形成された凹曲面部73を含む。
幾つかの実施形態では、図12に示されるように、上述した段差部68(68A、68B)は、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる輪郭形状を有する。図示される実施形態では、ハブ側端面65の上流端651、シュラウド側端面66の上流端661、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bおよびシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aの夫々も、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる輪郭形状を有する。図12に示されるように、上述した段差部68(68A、68B)は、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる円弧状(例えば、半円状)の輪郭形状を有していてもよい。また、ハブ側端面65の上流端651、シュラウド側端面66の上流端661、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bおよびシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aの夫々も、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる円弧状(例えば、半円状)の輪郭形状を有していてもよい。
幾つかの実施形態では、図14に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの夫々は、上述した傾斜面67の他方端672が、ディフューザ翼6Aのハブ側端面65又はシュラウド側端面66の何れかの上流端(内周端)651、661に接続されていてもよい。つまり、上述したディフューザ翼6Aの夫々には、上述した段差部68(68A、68B)が形成されていなくてもよい。
また、ディフューザ翼6Aの夫々は、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bがハブ側端面65の上流端651に接続されている。
遠心圧縮機(1)のインペラ(2)の下流側に設けられるベーンドディフューザ(4)であって、
前記インペラ(2)の下流側にディフューザ流路(50)を形成するディフューザ流路形成部(5)であって、ハブ側面(51)と、前記ディフューザ流路(50)を挟んで前記ハブ側面(51)と対向するシュラウド側面(52)と、を含むディフューザ流路形成部(5)と、
前記ディフューザ流路(50)に前記インペラ(2)の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼(6)と、を備え、
前記複数のディフューザ翼(6)のうちの少なくとも1つのディフューザ翼(6A)には、前記ハブ側面(51)又は前記シュラウド側面(52)の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部(7)であって、前記ディフューザ翼(6A)の翼高さ方向に沿って延在する前縁部(61)の一端(611)を含む位置に前記切り欠き部(7)の一方端(71)が形成されるとともに、前記ディフューザ翼(6A)の後縁部(62)側に向かうにつれて前記切り欠き部(7)の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部(7)が形成された。
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)の他方端(72)は、前記ディフューザ翼(6A)のスロート位置(TP)よりも前記前縁部(61)側に形成された。
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記シュラウド側面(52)との間に形成されたシュラウド側切り欠き部(7A)を含む。
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記ハブ側面(51)との間に形成されたハブ側切り欠き部(7B)を含む。
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記シュラウド側面(52)との間に形成されたシュラウド側切り欠き部(7A)と、
前記ディフューザ翼(6A)と前記ハブ側面(51)との間に形成されたハブ側切り欠き部(7B)と、を含む。
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、前記切り欠き部(7)の前記一方端(71)と他方端(72)とを結ぶように形成された凹曲面部(73)を含む。
前記複数のディフューザ翼(6)のうちの少なくとも1つのディフューザ翼(6A)は、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)により形成された傾斜面(67)であって、前記前縁部(61)の前記一端(611)に前記傾斜面(67)の一方端(671)が形成された傾斜面(67)と、
前記少なくとも1つのディフューザ翼(6A)のハブ側端面(65)又はシュラウド側端面(66)の何れかの上流端(651、661)と前記傾斜面(67)の他方端(672)との間に形成された段差部(68)と、を含む。
前記段差部(68)は、前記翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する。
前記ディフューザ翼(6A)の前記前縁部(61)から前記スロート位置(TP)に向かう翼厚中心ラインに沿った翼長さ方向における前記前縁部(61)の翼長さ位置を0%とし、前記翼長さ方向における前記スロート位置(TP)の翼長さ位置を100%としたときに、前記少なくとも1つの切り欠き部(7)の前記他方端(72)は、前記翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成された。
前記ディフューザ翼(6A)の前記翼高さ方向におけるハブ側端面(65)の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面(66)の翼高さ位置を100%としたときに、前記シュラウド側切り欠き部(7A)は、前記翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成された。
前記ディフューザ翼(6A)の前記翼高さ方向におけるハブ側端面(65)の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面(66)の翼高さ位置を100%としたときに、前記ハブ側切り欠き部(7B)は、前記翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成された。
前記シュラウド側切り欠き部(7A)の他方端(72A)は、前記ハブ側切り欠き部(7B)の他方端(72B)よりも前記後縁部(62)側に形成された。
前記シュラウド側切り欠き部(7A)の前記一方端(71A)における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部(7B)の前記一方端(71B)における切り欠き高さよりも大きく形成された。
インペラ(2)と、
前記インペラ(2)を回転可能に収容するように構成されたケーシング(3)と、
前記ケーシング(3)の内部において前記インペラ(2)の下流側に設けられる上記1)から13)までの何れかに記載のベーンドディフューザ(4)と、を備える。
2 インペラ
3 ケーシング
4 ベーンドディフューザ
5 ディフューザ流路形成部
6,6A,6B ディフューザ翼
7 切り欠き部
7A シュラウド側切り欠き部
7B ハブ側切り欠き部
21 インペラ翼
22 ハブ
23 (ハブの)外面
24 (インペラ翼の)先端
31 シュラウド面
32 シュラウド部
33 流体導入流路
34 流体導入流路形成部
35 スクロール流路
36 スクロール流路形成部
50 ディフューザ流路
51 ハブ側面
52 シュラウド側面
53 ハブ側流路壁部
54 シュラウド側流路壁部
61 前縁部
62 後縁部
63 圧力面
64 負圧面
65 ハブ側端面
66 シュラウド側端面
67 傾斜面
67A シュラウド側傾斜面
67B ハブ側傾斜面
68 段差部
68A シュラウド側段差部
68B ハブ側段差部
71,71A,71B 一方端
72,72A,72B 他方端
73 凹曲面部
73A シュラウド側凹曲面部
73B ハブ側凹曲面部
74A シュラウド側直線部
74B ハブ側直線部
C 回転中心
CL 翼厚中心ライン
FL0,FL1 流体の流れ
L0,L1 曲線
R 回転方向
SLA 速度損失領域
T スロート
TP スロート位置
Claims (11)
- 遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成され、
前記少なくとも1つの切り欠き部は、
前記ディフューザ翼と前記シュラウド側面との間に形成されたシュラウド側切り欠き部と、
前記ディフューザ翼と前記ハブ側面との間に形成されたハブ側切り欠き部と、を含み、
前記インペラは、複数のインペラ翼の外周を覆うとともに前記複数のインペラ翼の夫々の先端に接続される環状のシュラウド部材を有さないオープンタイプのインペラであり、
前記シュラウド側切り欠き部の他方端は、前記ハブ側切り欠き部の他方端よりも前記後縁部側に形成された、
ベーンドディフューザ。 - 遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成され、
前記少なくとも1つの切り欠き部は、
前記ディフューザ翼と前記シュラウド側面との間に形成されたシュラウド側切り欠き部と、
前記ディフューザ翼と前記ハブ側面との間に形成されたハブ側切り欠き部と、を含み、
前記インペラは、複数のインペラ翼の外周を覆うとともに前記複数のインペラ翼の夫々の先端に接続される環状のシュラウド部材を有さないオープンタイプのインペラであり、
前記シュラウド側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さよりも大きく形成された、
ベーンドディフューザ。 - 前記少なくとも1つの切り欠き部の他方端は、前記ディフューザ翼のスロート位置よりも前記前縁部側に形成された、
請求項1又は2に記載のベーンドディフューザ。 - 前記少なくとも1つの切り欠き部は、前記切り欠き部の前記一方端と他方端とを結ぶように形成された凹曲面部を含む、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のベーンドディフューザ。 - 前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼は、
前記少なくとも1つの切り欠き部により形成された傾斜面であって、前記前縁部の前記一端に前記傾斜面の一方端が形成された傾斜面と、
前記少なくとも1つのディフューザ翼のハブ側端面又はシュラウド側端面の何れかの上流端と前記傾斜面の他方端との間に形成された段差部と、を含む、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のベーンドディフューザ。 - 前記段差部は、前記翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する、
請求項5に記載のベーンドディフューザ。 - 前記ディフューザ翼の前記前縁部から前記スロート位置に向かう翼厚中心ラインに沿った翼長さ方向における前記前縁部の翼長さ位置を0%とし、前記翼長さ方向における前記スロート位置の翼長さ位置を100%としたときに、前記少なくとも1つの切り欠き部の前記他方端は、前記翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成された、
請求項3に記載のベーンドディフューザ。 - 前記ディフューザ翼の前記翼高さ方向におけるハブ側端面の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面の翼高さ位置を100%としたときに、前記シュラウド側切り欠き部は、前記翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成された、
請求項1に記載のベーンドディフューザ。 - 前記ディフューザ翼の前記翼高さ方向におけるハブ側端面の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面の翼高さ位置を100%としたときに、前記ハブ側切り欠き部は、前記翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成された、
請求項1に記載のベーンドディフューザ。 - 前記シュラウド側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さよりも大きく形成された、
請求項1に記載のベーンドディフューザ。 - インペラと、
前記インペラを回転可能に収容するように構成されたケーシングと、
前記ケーシングの内部において前記インペラの下流側に設けられる請求項1乃至10の何れか1項に記載のベーンドディフューザと、を備える、
遠心圧縮機。
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