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JP7755460B2 - ベーンドディフューザおよび遠心圧縮機 - Google Patents

ベーンドディフューザおよび遠心圧縮機

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JP7755460B2
JP7755460B2 JP2021180439A JP2021180439A JP7755460B2 JP 7755460 B2 JP7755460 B2 JP 7755460B2 JP 2021180439 A JP2021180439 A JP 2021180439A JP 2021180439 A JP2021180439 A JP 2021180439A JP 7755460 B2 JP7755460 B2 JP 7755460B2
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勲 冨田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/441Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/444Bladed diffusers
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D17/08Centrifugal pumps
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

本開示は、ベーンドディフューザ、および該ベーンドディフューザを備える遠心圧縮機に関する。
車両用、舶用及び産業用のターボチャージャのコンプレッサ部などに用いられる遠心圧縮機は、遠心圧縮機のインペラの回転を介して流体に運動エネルギーを与えるとともに、上記流体を径方向における外側に吐出することで遠心力による圧力上昇を得るものである。上記遠心圧縮機の性能向上のために様々な工夫がなされている。上記工夫の一つとして、遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザにおける静圧回復性能(ディフューザ性能)の向上が挙げられる。
例えば、特許文献1に記載の遠心ターボ機械は、インペラと、インペラの下流側に設けられるとともに、複数のディフューザ翼を有するベーンドディフューザと、を備える。特許文献1には、ディフューザ翼におけるスロート位置よりも前縁側において翼負圧面に翼厚さ方向に凹となる円弧状断面部を設けることで、翼負圧面側における境界層の発達を抑制し、遠心圧縮機の効率低下や作動範囲の狭小化を抑制する技術が記載されている。
特開2013-124624号公報
ベーンドディフューザを備える遠心圧縮機では、インペラとディフューザの空力的な相互干渉や強い逆圧力勾配により、ディフューザ内の流れが剥離し易く、ディフューザ内部の流動を理想に近づけるのは、一般的に困難である。しかしながら、遠心圧縮機の性能向上の観点から、更なる静圧回復性能の向上が求められている。
上述した事情に鑑みて、本開示の少なくとも一実施形態の目的は、ベーンドディフューザにおける静圧回復性能を向上させることができるベーンドディフューザ、および該ベーンドディフューザを備える遠心圧縮機を提供することにある。
本開示の一実施形態にかかるベーンドディフューザは、
遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成された。
本開示の一実施形態にかかる遠心圧縮機は、
インペラと、
前記インペラを回転可能に収容するように構成されたケーシングと、
前記ケーシングの内部において前記インペラの下流側に設けられる前記ベーンドディフューザと、を備える。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、ベーンドディフューザにおける静圧回復性能を向上させることができるベーンドディフューザ、および該ベーンドディフューザを備える遠心圧縮機が提供される。
一実施形態にかかる遠心圧縮機の軸方向に沿った概略断面図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザを軸方向上流側から視た状態を示す概略図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略斜視図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。 比較例にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。 比較例にかかるベーンドディフューザにおける流体の流れを説明するための説明図である。 比較例にかかるベーンドディフューザにおけるディフューザ流路内の速度損失を説明するための説明図である。 図4に示されるベーンドディフューザおよび比較例にかかるベーンドディフューザの夫々におけるインシデンスを説明するための説明図である。 図4に示されるベーンドディフューザにおける流体の流れを説明するための説明図である。 図4に示されるベーンドディフューザにおけるディフューザ流路内の速度損失を説明するための説明図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザのディフューザ翼の概略斜視図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザのディフューザ翼の概略斜視図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。 一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本開示の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
なお、同様の構成については同じ符号を付し説明を省略することがある。
(遠心圧縮機)
図1は、一実施形態にかかる遠心圧縮機の軸方向に沿った概略断面図である。
幾つかの実施形態にかかる遠心圧縮機1は、図1に示されるように、インペラ2と、インペラ2を回転可能に収容するように構成されたケーシング3と、ケーシング3の内部においてインペラ2の下流側に設けられるベーンドディフューザ4と、を備える。なお、本開示にかかる遠心圧縮機1は、例えば、自動車用、舶用又は産業用(例えば、陸上発電用)のターボチャージャや、その他産業用遠心圧縮機、送風機などに適用可能である。
以下の説明では、インペラ2の軸線方向、すなわちインペラ2の回転中心Cの延在方向(図1中左右方向)を単に軸方向と云うことがある。軸方向のうち、遠心圧縮機1に流入する流体の流れに沿った上流側(図1中左側)を軸方向上流側とし、その反対側(下流側、図1中右側)を軸方向下流側とする。軸方向上流側をシュラウド側、軸方向下流側をハブ側と云うことがある。また、回転中心Cを中心とするインペラ2の径方向を単に軸方向と云うことがある。径方向のうち、回転中心Cに近づく方向を径方向内側とし、回転中心Cから遠ざかる方向を径方向外側とする。また、回転中心Cを中心とするインペラ2の回転方向に沿った方向を単に周方向と云うことがある。
以下の説明では、単に上流側と呼ぶ場合、方向の説明にかかる部位や領域における流体の主たる流れの方向に沿った上流側を指すものとする。同様に、以下の説明では、単に下流側と呼ぶ場合、方向の説明にかかる部位や領域における流体の主たる流れの方向に沿った下流側を指すものとする。
(インペラ)
インペラ2は、図1に示されるように、インペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のインペラ翼21を含む。インペラ2は、不図示の軸受などにより、回転中心Cを中心として回転可能に支持されている。インペラ2は、回転中心Cを中心として回転することで、インペラ2に対して軸方向上流側から軸方向に沿って導入される流体を径方向外側に導くように構成されている。
図示される実施形態では、インペラ2は、ハブ22と、上記複数のインペラ翼21と、を含む。複数のインペラ翼21は、ハブ22の外面23に立設されている。ハブ22の外面23は、図1に示されるような軸方向に沿った断面において、軸方向上流側から軸方向下流側に向かうにつれて回転中心Cからの距離が大きくなるような、所定の曲率半径からなる円弧形状を有する。
複数のインペラ翼21の夫々の先端24は、ケーシング3の内面であるシュラウド面31に対して、所定の隙間を存して配置されている。すなわち、幾つかの実施形態におけるインペラ2は、複数のインペラ翼21の外周を覆うとともに、複数のインペラ翼21の夫々の先端24に接続される不図示の環状のシュラウド部材を有さないオープンタイプのインペラとして構成されている。なお、幾つかの実施形態では、遠心圧縮機1のインペラ2は、オープンタイプのインペラではなく、上記環状のシュラウド部材を有するクローズドタイプのインペラであってもよい。
(ケーシング)
ケーシング3は、図1に示されるように、上述したシュラウド面31を有するシュラウド部32と、ケーシング3の外部から導入された流体(例えば、空気)をインペラ2に導くための流体導入流路33を形成する流体導入流路形成部34と、ベーンドディフューザ4の下流側にスクロール流路35を形成するスクロール流路形成部36と、を含む。
流体導入流路33は、軸方向に沿って延在している。流体導入流路33は、インペラ2よりも軸方向上流側に形成されている。流体導入流路形成部34は、流体導入流路33を画定する流体導入流路壁面341を含む。流体は、ケーシング3の外部から流体導入流路33を通じてインペラ2に導かれ、インペラ2により圧縮される。スクロール流路35は、インペラ2の外周側(径方向外側)に形成されている。スクロール流路35は、インペラ2の周方向に沿って延在する渦状に形成されている。スクロール流路35は、図1に示されるような軸方向に沿った断面において、円弧形状を有している。スクロール流路形成部36は、スクロール流路35を画定するスクロール流路壁面361を含む。
(ベーンドディフューザ)
ベーンドディフューザ4は、インペラ2の下流側にディフューザ流路50を形成するディフューザ流路形成部5と、ディフューザ流路50にインペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼6と、を備える。ケーシング3の内部には、流体導入流路33、ディフューザ流路50およびスクロール流路35が形成されている。
図示される実施形態では、ディフューザ流路50は、インペラ2の周方向に沿って延在する環状に形成されている。ディフューザ流路50の下流端(外周端)が、スクロール流路35に連通している。スクロール流路35は、図1に示されるような軸方向に沿った断面において、径方向に沿って延在する直線状に形成されている。インペラ2で圧縮された流体は、ディフューザ流路50における隣接するディフューザ翼6間に形成された流路を通過して、スクロール流路35に導かれる。
ディフューザ流路形成部5は、ハブ側面51と、ディフューザ流路50を挟んでハブ側面51と対向するシュラウド側面52と、を含む。ディフューザ流路形成部5は、ハブ側面51を有するハブ側流路壁部53と、シュラウド側面52を有するシュラウド側流路壁部54と、を備える。ハブ側面51およびシュラウド側面52の夫々は、ディフューザ流路50に面している。ハブ側面51は、ディフューザ流路50の軸方向下流側を画定し、シュラウド側面52は、ディフューザ流路50の軸方向上流側を画定している。シュラウド側面52は、ハブ側面51よりも軸方向上流側に位置している。
図示される実施形態では、ハブ側面51およびシュラウド側面52の夫々は、インペラ2の周方向に沿って延在する環状に形成されている。ハブ側面51およびシュラウド側面52の夫々は、図1に示されるような軸方向に沿った断面において、径方向に沿って延在する直線状に形成されている。
図示される実施形態では、シュラウド側面52の上流端(内周端)は、シュラウド面31の下流端(外周端)に接続されている。シュラウド側面52の下流端(外周端)は、スクロール流路壁面361の一方端に接続されている。ハブ側面51の下流端(外周端)は、スクロール流路壁面361の上記一方端よりも軸方向下流側に位置する他方端に接続されている。
なお、図1においては、ディフューザ流路形成部5は、スクロール流路形成部36などのケーシング3における他の部分とは便宜的に異なるハッチングが付されているが、ケーシング3は、ディフューザ流路形成部5とケーシング3における他の部分との境界位置に関わらない任意の箇所で連結された複数のケーシング部品で構成されていてもよい。例えば、ケーシング3は、インペラ2を収容するコンプレッサハウジングと、インペラ2を回転可能に支持する軸受を収容するベアリングハウジングと、を含んでいてもよい。
(ディフューザ翼)
図2は、一実施形態にかかるベーンドディフューザを軸方向上流側から視た状態を示す概略図である。図3は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略斜視図である。
複数のディフューザ翼6の夫々は、図2に示されるように、ディフューザ翼6の径方向内側の端部である前縁部61と、ディフューザ翼6の径方向外側の端部である後縁部62と、前縁部61から後縁部62までに亘り延在する圧力面63と、前縁部61から後縁部62までに亘り延在する負圧面64と、を有する。前縁部61、後縁部62、圧力面63および負圧面64の夫々は、ディフューザ流路50に面している。負圧面64は、ディフューザ翼6の翼厚中心を通る翼厚中心ラインCLに対して、圧力面63とは反対側に設けられている。
図示される実施形態では、複数のディフューザ翼6の夫々は、後縁部62が前縁部61よりもインペラ2の回転方向Rの下流側に設けられている。複数のディフューザ翼6の夫々は、前縁部61から後縁部62に向かうにつれてインペラ2の回転方向Rの下流側に位置するように傾斜して設けられている。ディフューザ翼6の圧力面63は、インペラ2の回転方向Rにおける上流側に位置し、ディフューザ翼6の負圧面64は、インペラ2の回転方向Rにおける下流側に位置している。
図3に示されるように、周方向に沿って互いに隣接する一対のディフューザ翼6、6のうち、インペラ2の回転方向Rにおける上流側に位置する一方のディフューザ翼6は、その負圧面64が、インペラ2の回転方向Rにおける下流側に位置する他方のディフューザ翼6の圧力面63に対向している。一対のディフューザ翼6、6間の流路面積が最小になる位置をスロートTという。図3では、スロートTの存在する領域に沿って、上記他方のディフューザ翼6から上記一方のディフューザ翼6まで延在する仮想線を二点鎖線で示している。図示される実施形態では、上記他方のディフューザ翼6の前縁部61と、上記一方のディフューザ翼6の負圧面64との間にスロートTが設けられている。
以下の説明では、ディフューザ翼6の翼厚中心ラインCLの延在する方向における、スロートTに相当する位置をスロート位置TPという。図3に示されるように、上記一方のディフューザ翼6の翼厚中心ラインCLと、スロートTが存在する領域に沿って延在する上記仮想線を延長した直線との交点を、上記一方のディフューザ翼6のスロート位置TPとしてもよい。
複数のディフューザ翼6の夫々は、図1、図3に示されるように、ディフューザ翼6の軸方向下流側の端面であるハブ側端面65と、ディフューザ翼6の軸方向上流側の端面であるシュラウド側端面66と、をさらに有する。複数のディフューザ翼6の夫々は、ハブ側端面65がハブ側面51に接続されており、シュラウド側端面66がシュラウド側面52に接続されている。
(切り欠き部)
図4は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。図4および後述する図11、図14~図16では、ベーンドディフューザ4におけるインペラ2の軸方向に沿った子午面断面が概略的に示されている。図3、図4に示されるように、上述した複数のディフューザ翼6のうちの少なくとも1つのディフューザ翼6Aには、ハブ側面51又はシュラウド側面52の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部7が形成されている。
以下の説明では、ディフューザ翼6Aは、複数のディフューザ翼6のうち、切り欠き部7が形成されたディフューザ翼である。図3に示されるように、ディフューザ流路50に設けられた複数のディフューザ翼6のうち、二以上の複数のディフューザ翼6の夫々に切り欠き部7が形成されていてもよいし、ディフューザ流路50に設けられた全てのディフューザ翼6の夫々に切り欠き部7が形成されていてもよい。
ディフューザ翼6Aの夫々に形成された少なくとも1つの切り欠き部7は、図4に示されるように、ディフューザ翼6Aのハブ側端面65からシュラウド側端面66に向かう翼高さ方向に沿って延在する前縁部61の一端611を含む位置に切り欠き部7の一方端71が形成されるとともに、上記ディフューザ翼6Aの後縁部62側に向かうにつれて切り欠き部7の切り欠き高さが小さくなっている。ディフューザ翼6Aの翼高さ方向は、インペラ2の軸方向に沿って延在している。
上記少なくとも1つの切り欠き部7は、ディフューザ翼6Aの翼厚中心ラインCLに沿った翼長さ方向における、切り欠き部7の一方端71よりも後縁部62側(下流側)に切り欠き部7の他方端72が形成されている。
ディフューザ翼6Aの夫々は、上記少なくとも1つの切り欠き部7により形成された傾斜面67を含む。傾斜面67は、ディフューザ翼6Aの前縁部61の一端611に傾斜面67の一方端671が形成されている。傾斜面67は、ディフューザ翼6Aの上記翼長さ方向における、一方端671よりも後縁部62側(下流側)に傾斜面67の他方端672が形成されている。傾斜面67は、一方端671から他方端672に向かうにつれて切り欠き部7を挟んで対向するハブ側面51又はシュラウド側面52の何れかの面との間の隙間(切り欠き部7の切り欠き高さ)が小さくなっている。
図示される実施形態では、上述した少なくとも1つの切り欠き部7は、ディフューザ翼6Aとシュラウド側面52との間に形成されたシュラウド側切り欠き部7Aと、ディフューザ翼6Aとハブ側面51との間に形成されたハブ側切り欠き部7Bと、を含む。上述したディフューザ翼6Aの傾斜面67は、シュラウド側切り欠き部7Aにより形成されたシュラウド側傾斜面67Aと、ハブ側切り欠き部7Bにより形成されたハブ側傾斜面67Bと、を含む。
シュラウド側切り欠き部7Aは、前縁部61の一端611である軸方向上流端611Aを含む位置にシュラウド側切り欠き部7Aの一方端71Aが形成され、ディフューザ翼6Aの上記翼長さ方向における、一方端71Aよりも後縁部62側(下流側)にシュラウド側切り欠き部7Aの他方端72Aが形成されている。ディフューザ翼6Aの夫々は、シュラウド側切り欠き部7Aにより形成されたシュラウド側傾斜面67Aを含む。シュラウド側傾斜面67Aは、軸方向上流端611Aにシュラウド側傾斜面67Aの一方端671Aが形成され、ディフューザ翼6Aの上記翼長さ方向における、一方端671Aよりも後縁部62側(下流側)にシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aが形成されている。
シュラウド側傾斜面67Aは、一方端671Aから他方端672Aに向かうにつれてシュラウド側切り欠き部7Aを挟んで対向するシュラウド側面52との間の隙間(シュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き高さ)が小さくなっている。図4に示される実施形態では、シュラウド側傾斜面67Aは、一方端671Aから他方端672Aまでの少なくとも一部の区間(図示例では、一方端671Aから他方端672Aまでに亘る区間)において、ディフューザ翼6Aの後縁部62側に向かってシュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き高さが線形的に小さくなっている。この場合には、シュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き高さが線形的に小さくなるようにシュラウド側傾斜面67Aを形成するため、シュラウド側傾斜面67Aを有するディフューザ翼6Aの製造が容易である。
ハブ側切り欠き部7Bは、前縁部61の一端611である軸方向下流端611Bを含む位置にハブ側切り欠き部7Bの一方端71Bが形成され、ディフューザ翼6Aの上記翼長さ方向における、一方端71Bよりも後縁部62側(下流側)にハブ側切り欠き部7Bの他方端72Bが形成されている。ディフューザ翼6Aの夫々は、ハブ側切り欠き部7Bにより形成されたハブ側傾斜面67Bを含む。ハブ側傾斜面67Bは、軸方向下流端611Bにハブ側傾斜面67Bの一方端671Bが形成され、ディフューザ翼6Aの上記翼長さ方向における、一方端671Bよりも後縁部62側(下流側)にハブ側傾斜面67Bの他方端672Bが形成されている。
ハブ側傾斜面67Bは、一方端671Bから他方端672Bに向かうにつれてハブ側切り欠き部7Bを挟んで対向するハブ側面51との間の隙間(ハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さ)が小さくなっている。図4に示される実施形態では、ハブ側傾斜面67Bは、一方端671Bから他方端672Bまでの少なくとも一部の区間(図示例では、一方端671Bから他方端672Bまでに亘る区間)において、ディフューザ翼6Aの後縁部62側に向かってハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さが線形的に小さくなっている。この場合には、ハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さが線形的に小さくなるようにハブ側傾斜面67Bを形成するため、ハブ側傾斜面67Bを有するディフューザ翼6Aの製造が容易である。
(比較例にかかるベーンドディフューザ)
図5は、比較例にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。図5では、ベーンドディフューザ04におけるインペラ2の軸方向に沿った子午面断面が概略的に示されている。比較例にかかるベーンドディフューザ04は、図5に示されるように、上述したディフューザ流路50を形成する、ハブ側面51およびシュラウド側面52を含むディフューザ流路形成部5と、ディフューザ流路50にインペラ2の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼06と、を備える。
複数のディフューザ翼06の夫々には、上述したディフューザ翼6Aとは異なり、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)が形成されていない。複数のディフューザ翼06の夫々は、前縁部061の軸方向上流端0611Aがシュラウド側端面066の上流端(内周端)に連なるとともに、シュラウド側端面066におけるシュラウド側端面066の上流端を含む領域がシュラウド側面52に接続されている。複数のディフューザ翼06の夫々は、前縁部061の軸方向下流端0611Bがハブ側端面065の上流端(内周端)に連なるとともに、ハブ側端面065におけるハブ側端面065の上流端を含む領域がハブ側面51に接続されている。
図6は、比較例にかかるベーンドディフューザにおける流体の流れを説明するための説明図である。図7は、比較例にかかるベーンドディフューザにおけるディフューザ流路内の速度損失を説明するための説明図である。
比較例にかかるベーンドディフューザ04では、図6に示されるように、ディフューザ流路50を流れる流体の流れFL0が、ディフューザ翼06の前縁部061のシュラウド側近傍においてディフューザ翼06の負圧面064側に急激に曲げられ、低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼06の圧力面063側に流れる虞がある。上記低エネルギー流体が隣接するディフューザ翼06の圧力面063側を流れる主流と干渉することで、大きな剥離が生じて、ディフューザ流路50における隣接するディフューザ翼06、06間に速度損失領域SLA(図7参照)が形成される。速度損失領域SLAが形成されることで、ディフューザ流路50内における流体の速度損失が増大するため、ベーンドディフューザ04における静圧回復性能が損なわれる虞がある。
(切り欠き部の効果)
図8は、図4に示されるベーンドディフューザおよび比較例にかかるベーンドディフューザの夫々におけるインシデンスを説明するための説明図である。図8では、ディフューザ流路50のスパンを横軸とし、ディフューザ翼(6、06)の翼角と流体の流れ角との差であるインシデンスを縦軸とするグラフが示されている。図8におけるスパンは、ハブ側面51を0とし、シュラウド側面52を1としている。図8におけるインシデンスは、0度が理想的な位置であり、0度に近い方が好ましい。図8のグラフには、比較例にかかるベーンドディフューザ04のスパンとインシデンスとの関係を示す曲線L0と、図4に示される実施形態にかかるベーンドディフューザ4のスパンとインシデンスとの関係を示す曲線L1と、が示されている。図8に示されるように、ベーンドディフューザ4は、上述した少なくとも1つの切り欠き部7が形成されたディフューザ翼6Aを備えるので、比較例にかかるベーンドディフューザ04に比べて、インシデンスが改善している。特に、シュラウド側切り欠き部7Aにより、シュラウド側近傍におけるインシデンスが効果的に改善している。
図9は、図4に示されるベーンドディフューザにおける流体の流れを説明するための説明図である。図10は、図4に示されるベーンドディフューザにおけるディフューザ流路内の速度損失を説明するための説明図である。
ベーンドディフューザ4は、比較例にかかるベーンドディフューザ04に比べて、インシデンスを改善できるため、ディフューザ流路50内における流体の流動を改善できる。ベーンドディフューザ4では、図9に示されるように、ディフューザ流路50を流れる流体の流れFL1が、ディフューザ翼6Aの前縁部61のシュラウド側近傍においてディフューザ翼6Aの負圧面64側に曲げられ、上記流体が低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼6Aの圧力面63側に流れることを抑制できる。これにより、図10に示されるように、ディフューザ流路50における隣接するディフューザ翼6A、6A間に上述した速度損失領域SLA(図7参照)が形成されることを抑制できる。
幾つかの実施形態にかかるベーンドディフューザ4は、図1に示されるように、上述したディフューザ流路50を形成するディフューザ流路形成部5と、上述した複数のディフューザ翼6と、を備える。図4に示されるように、複数のディフューザ翼6のうちの少なくとも1つのディフューザ翼6Aには、ハブ側面51又はシュラウド側面52の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)が形成されている。少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)は、ディフューザ翼6Aの前縁部61の一端611を含む位置に切り欠き部7の一方端71が形成されるとともに、上記ディフューザ翼6Aの後縁部62側に向かうにつれて切り欠き部7の切り欠き高さが小さくなっている。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aに切り欠き部7を形成することで、ディフューザ翼6Aの翼角と流体の流れ角との差であるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路50内における流体の流動を改善できる。具体的には、ディフューザ翼6Aに切り欠き部7を形成することで、ディフューザ翼6Aの前縁部61近傍において流体の流れがディフューザ翼6Aの負圧面64側に曲げられることを抑制でき、上記流体が低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼6Bの圧力面63側に流れて速度損失領域SLAを形成することを抑制できる。よって、上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aに切り欠き部7を形成することで、ディフューザ流路6A内における流体の速度損失を低減できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)の他方端72(72A、72B)は、ディフューザ翼6Aのスロート位置TPよりも前縁部61側に形成されている。
図4に示されるように、シュラウド側切り欠き部7Aの他方端72A(シュラウド側傾斜面67Aの他方端672A)やハブ側切り欠き部7Bの他方端72B(ハブ側傾斜面67Bの他方端672B)は、ディフューザ翼6Aの翼厚中心ラインCLに沿った翼長さ方向において、ディフューザ翼6Aのスロート位置TPよりも前縁部61側に形成されている。
上記の構成によれば、切り欠き部7の他方端72をディフューザ翼6Aのスロート位置TPよりも前縁部61側に形成することで、切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を得るとともに、ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにすることで、切り欠き部7を介したディフューザ翼6Aの圧力面63から負圧面64への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
また、上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aのスロート位置TPは、切り欠き部7により切り欠かれないので、切り欠き部7が形成されないディフューザ翼6に対して、ディフューザ流路50におけるスロート面積が維持される。このため、ディフューザ翼6Aに切り欠き部7を形成してもスロート面積が維持されるため、遠心圧縮機1の流量特性が変化することを抑制できる。
図4に示されるように、ディフューザ翼6Aの前縁部61からスロート位置TPに向かう翼厚中心ラインCL(図2参照)に沿った翼長さ方向における前縁部61の翼長さ位置を0%とし、翼長さ方向におけるスロート位置TPの翼長さ位置を100%とする。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)の他方端72(72A、72B)は、翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成されている。シュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aやハブ側傾斜面67Bの他方端672Bも、翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成されている。
切り欠き部7の翼長さ方向における長さが短すぎると、切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を得ることが困難になる虞がある。また、切り欠き部7の翼長さ方向における長さが長すぎると、切り欠き部7を介したディフューザ翼6Aの圧力面63から負圧面64への漏れ流れが増大する虞がある。上記の構成によれば、切り欠き部7の他方端72を翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成することで、上記切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにできる。これにより、上記切り欠き部7を介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの少なくとも1つの切り欠き部7は、ディフューザ翼6Aとシュラウド側面52との間に形成されたシュラウド側切り欠き部7Aを含む。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aにシュラウド側切り欠き部7Aを形成することで、シュラウド側(軸方向下流側)におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の流動を改善できる。ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の流動を改善することで、ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの少なくとも1つの切り欠き部7は、ディフューザ翼6Aとハブ側面51との間に形成されたハブ側切り欠き部7Bを含む。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aにハブ側切り欠き部7Bを形成することで、ハブ側(軸方向上流側)におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路50内のハブ側における流体の流動を改善できる。ディフューザ流路50内のハブ側における流体の流動を改善することで、ディフューザ流路50内のハブ側における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの少なくとも1つの切り欠き部7は、上述したシュラウド側切り欠き部7Aと、上述したハブ側切り欠き部7Bと、を含む。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aにシュラウド側切り欠き部7Aやハブ側切り欠き部7Bを形成することで、シュラウド側やハブ側におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路50内のシュラウド側やハブ側における流体の流動を改善できる。上記の構成によれば、シュラウド側切り欠き部7A又はハブ側切り欠き部7Bの何れか一方をディフューザ翼6Aに形成する場合に比べて、ディフューザ流路50内における流体の速度損失を効果的に低減でき、ひいてはベーンドディフューザ4における静圧回復性能を効果的に向上させることができる。
図4に示されるように、ディフューザ翼6Aの翼高さ方向におけるハブ側端面65の翼高さ位置を0%とし、翼高さ方向におけるシュラウド側端面66の翼高さ位置を100%とする。幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したシュラウド側切り欠き部7Aは、翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成されている。
切り欠き部7の翼高さ方向における長さが短すぎると、切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を得ることが困難になる虞がある。また、切り欠き部7の翼高さ方向における長さが長すぎると、切り欠き部7を介したディフューザ翼6Aの圧力面63から負圧面64への漏れ流れが増大する虞がある。上記の構成によれば、シュラウド側切り欠き部7Aを翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成することで、シュラウド側切り欠き部7Aによるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにできる。これにより、シュラウド側切り欠き部7Aを介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したハブ側切り欠き部7Bは、翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成されている。
上記の構成によれば、ハブ側切り欠き部7Bを翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成することで、ハブ側切り欠き部7Bによるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにできる。これにより、ハブ側切り欠き部7Bを介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
(凹曲面部)
図11は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。
幾つかの実施形態では、図11に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7(7A、7B)は、切り欠き部7の一方端71と他方端72とを結ぶように形成された凹曲面部73を含む。
図11では、シュラウド側切り欠き部7Aの一方端71Aから他方端72Aに向かうにつれてシュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き高さが線形的に小さくなるシュラウド側切り欠き部7Aの仮想のシュラウド側直線部74Aを二点鎖線で示している。シュラウド側切り欠き部7Aは、一方端71Aと他方端72Aとを結ぶように形成された上記凹曲面部73であるシュラウド側凹曲面部73Aを含む。シュラウド側凹曲面部73Aは、仮想のシュラウド側直線部74Aよりも軸方向上流側に凹む凹曲面形状を有する。
シュラウド側傾斜面67Aは、図11に示されるように、一方端671Aから他方端672Aまでの少なくとも一部の区間(図示例では、一方端671Aから他方端672Aまでに亘る区間)において、仮想のシュラウド側直線部74Aよりも軸方向上流側に突出する凸曲面形状を有する。図11に示されるように、シュラウド側傾斜面67Aは、一方端671Aから他方端672Aに向かうにつれて、翼長さ方向における所定の間隔毎のシュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き高さの減少率が徐々に低下する凸曲面形状を有していてもよい。
図11では、ハブ側切り欠き部7Bの一方端71Bから他方端72Bに向かうにつれてハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さが線形的に小さくなるハブ側切り欠き部7Bの仮想のハブ側直線部74Bを二点鎖線で示している。ハブ側切り欠き部7Bは、一方端71Bと他方端72Bとを結ぶように形成された上記凹曲面部73であるハブ側凹曲面部73Bを含む。ハブ側凹曲面部73Bは、仮想のハブ側直線部74Bよりも軸方向下流側に凹む凹曲面形状を有する。
ハブ側傾斜面67Bは、図11に示されるように、一方端671Bから他方端672Bまでの少なくとも一部の区間(図示例では、一方端671Bから他方端672Bまでに亘る区間)において、仮想のハブ側直線部74Bよりも軸方向下流側に突出する凸曲面形状を有する。図11に示されるように、ハブ側傾斜面67Bは、一方端671Bから他方端672Bに向かうにつれて、翼長さ方向における所定の間隔毎のハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さの減少率が徐々に低下する凸曲面形状を有していてもよい。
上記の構成によれば、凹曲面部73を含む切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を得ることができる。また、凹曲面部73を含む切り欠き部7は、一方端71と他方端72とを直線状に切り欠く場合などに比べて、切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにすることで、切り欠き部7を介したディフューザ翼6Aの圧力面63から負圧面64への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、上述したディフューザ翼6Aの夫々は、図4、図11に示されるように、上述した少なくとも1つの切り欠き部7により形成された傾斜面67と、ディフューザ翼6Aのハブ側端面65又はシュラウド側端面66の何れかの上流端651、661と傾斜面67の他方端672との間に形成された段差部68と、を含む。
ディフューザ翼6Aの夫々は、図4、図11に示されるように、上述したシュラウド側傾斜面67Aと、シュラウド側端面66の上流端661とシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aとの間に形成されたシュラウド側段差部68Aと、を含む。シュラウド側段差部68Aは、軸方向に沿って延在している。シュラウド側段差部68Aの軸方向上流端が、シュラウド側端面66の上流端661に接続されている。シュラウド側段差部68Aの軸方向下流端が、シュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aに接続されている。
ディフューザ翼6Aの夫々は、図4、図11に示されるように、上述したハブ側傾斜面67Bと、ハブ側端面65の上流端651とハブ側傾斜面67Bの他方端672Bとの間に形成されたハブ側段差部68Bと、を含む。ハブ側段差部68Bは、軸方向に沿って延在している。ハブ側段差部68Bの軸方向上流端が、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bに接続されている。ハブ側段差部68Bの軸方向下流端が、ハブ側端面65の上流端651に接続されている。段差部68は、シュラウド側段差部68Aと、ハブ側段差部68Bと、を含む。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aに段差部68を設けることで、段差部68を設けずに傾斜面67を延長させる場合に比べて、ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼6Aにおける切り欠き量を小さなものにすることで、上記切り欠き部7を介したディフューザ翼6Aの圧力面63から負圧面64への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。また、上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aに段差部68を設けることで、傾斜面67が段差部68に支持されるため、段差部68を設けない場合に比べてディフューザ翼6Aの振動強度を向上させることができる。
図12および図13の夫々は、一実施形態にかかるベーンドディフューザのディフューザ翼の概略斜視図である。
幾つかの実施形態では、図12に示されるように、上述した段差部68(68A、68B)は、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる輪郭形状を有する。図示される実施形態では、ハブ側端面65の上流端651、シュラウド側端面66の上流端661、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bおよびシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aの夫々も、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる輪郭形状を有する。図12に示されるように、上述した段差部68(68A、68B)は、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる円弧状(例えば、半円状)の輪郭形状を有していてもよい。また、ハブ側端面65の上流端651、シュラウド側端面66の上流端661、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bおよびシュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aの夫々も、翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側(径方向内側)に向かって凸となる円弧状(例えば、半円状)の輪郭形状を有していてもよい。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aの段差部68を上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する形状にすることで、段差部68の表面を滑らかにできる。段差部68の表面を滑らかにすることで、流体の流れがディフューザ翼6Aから剥離することを抑制できるため、ディフューザ流路50内における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図13に示されるように、上述した段差部68(68A、68B)は、翼高さ方向における一方側から視たときに、翼高さ方向に沿って延在する上流端面681(681A、681B)を有する矩形状の輪郭形状を有する。上述した段差部68(68A、68B)は、上流端面681(681A、681B)の翼高さ方向における一端が、翼長さ方向の下流側に延びる圧力面63に連なり、上流端面681(681A、681B)の翼高さ方向における他端が翼長さ方向の下流側に延びる負圧面64に連なる。
上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aの段差部68を上記矩形状の輪郭形状を有する形状にすることで、段差部68の形成が容易になるため、ディフューザ翼6Aの製造が容易である。
図14は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。
幾つかの実施形態では、図14に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの夫々は、上述した傾斜面67の他方端672が、ディフューザ翼6Aのハブ側端面65又はシュラウド側端面66の何れかの上流端(内周端)651、661に接続されていてもよい。つまり、上述したディフューザ翼6Aの夫々には、上述した段差部68(68A、68B)が形成されていなくてもよい。
図示される実施形態では、ディフューザ翼6Aの夫々は、シュラウド側傾斜面67Aの他方端672Aがシュラウド側端面66の上流端661に接続されている。
また、ディフューザ翼6Aの夫々は、ハブ側傾斜面67Bの他方端672Bがハブ側端面65の上流端651に接続されている。
上記の構成によっても、上記切り欠き部7によるディフューザ流路50内における流体の速度損失の低減効果を得ることができる。
図15および図16の夫々は、一実施形態にかかるベーンドディフューザの概略断面図である。幾つかの実施形態では、図15に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの夫々には、上述したシュラウド側切り欠き部7Aと、上述したハブ側切り欠き部7Bとが形成されている。シュラウド側切り欠き部7Aの他方端72Aは、ハブ側切り欠き部7Bの他方端72Bよりも後縁部62側に形成されている。
図15に示されるように、シュラウド側切り欠き部7Aの他方端72A(シュラウド側傾斜面67Aの他方端672A)は、ディフューザ翼6Aの翼厚中心ラインCLに沿った翼長さ方向において、ハブ側切り欠き部7Bの他方端72B(ハブ側傾斜面67Bの他方端672B)よりも後縁部62側に形成されている。これにより、シュラウド側切り欠き部7Aは、ハブ側切り欠き部7Bよりも切り欠き量(切り欠き部7の一方端71から他方端72までに亘る体積)が大きなものになっている。なお、図15に示されるように、シュラウド側切り欠き部7Aの一方端71Aにおける切り欠き高さを、ハブ側切り欠き部7Bの一方端71Bにおける切り欠き高さと同じ大きさに形成してもよい。
遠心圧縮機1のインペラ2がオープンタイプのインペラとして構成されている場合には、ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の速度損失が問題となる。上記の構成によれば、シュラウド側切り欠き部7Aの他方端72Aをハブ側切り欠き部7Bの他方端72Bよりも後縁部62側に形成することで、シュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き量を大きなものにできる。これにより、ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の速度損失を効果的に低減できるため、オープンタイプのインペラ2を備える遠心圧縮機1に対して、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態では、図16に示されるように、上述したディフューザ翼6Aの夫々には、上述したシュラウド側切り欠き部7Aと、上述したハブ側切り欠き部7Bとが形成されている。シュラウド側切り欠き部7Aの一方端71Aにおける切り欠き高さは、ハブ側切り欠き部7Bの一方端71Bにおける切り欠き高さよりも大きく形成されている。
図16に示されるように、シュラウド側傾斜面67Aの一方端671Aとシュラウド側面52との間の隙間(一方端71Aにおける切り欠き高さ)は、ハブ側傾斜面67Bの一方端671Bとハブ側面51との間の隙間(一方端71Bにおける切り欠き高さ)よりも大きく形成されている。これにより、シュラウド側切り欠き部7Aは、ハブ側切り欠き部7Bよりも切り欠き量(切り欠き部7の一方端71から他方端72までに亘る体積)が大きなものになっている。
図16に示される実施形態では、上述したディフューザ翼6Aの夫々は、ディフューザ翼6Aの翼長さ方向における、シュラウド側傾斜面67Aの一方端671Aから他方端672Aに亘る範囲において、シュラウド側切り欠き部7Aが切り欠き高さが対応する翼長さ位置におけるハブ側切り欠き部7Bの切り欠き高さよりも大きくなっている。なお、図16に示されるように、シュラウド側切り欠き部7Aの他方端72A(シュラウド側傾斜面67Aの他方端672A)は、ディフューザ翼6Aの翼厚中心ラインCLに沿った翼長さ方向において、ハブ側切り欠き部7Bの他方端72B(ハブ側傾斜面67Bの他方端672B)と同じ位置に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、シュラウド側切り欠き部7Aの一方端71Aにおける切り欠き高さを、ハブ側切り欠き部7Bの一方端71Bにおける切り欠き高さよりも大きく形成することで、シュラウド側切り欠き部7Aの切り欠き量を大きなものにできる。これにより、ディフューザ流路50内のシュラウド側における流体の速度損失を効果的に低減できるため、オープンタイプのインペラ2を備える遠心圧縮機1に対して、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。
幾つかの実施形態にかかる遠心圧縮機1は、図1に示されるように、上述したインペラ2と、上述したベーンドディフューザ4と、を備える。上記の構成によれば、ディフューザ翼6Aに切り欠き部7を形成することで、ディフューザ流路50内における流体の速度損失を低減できるため、ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることができる。ベーンドディフューザ4における静圧回復性能を向上させることで、遠心圧縮機1の効率を向上させることができる。
本開示は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
上述した幾つかの実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握されるものである。
1)本開示の少なくとも一実施形態にかかるベーンドディフューザ(4)は、
遠心圧縮機(1)のインペラ(2)の下流側に設けられるベーンドディフューザ(4)であって、
前記インペラ(2)の下流側にディフューザ流路(50)を形成するディフューザ流路形成部(5)であって、ハブ側面(51)と、前記ディフューザ流路(50)を挟んで前記ハブ側面(51)と対向するシュラウド側面(52)と、を含むディフューザ流路形成部(5)と、
前記ディフューザ流路(50)に前記インペラ(2)の周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼(6)と、を備え、
前記複数のディフューザ翼(6)のうちの少なくとも1つのディフューザ翼(6A)には、前記ハブ側面(51)又は前記シュラウド側面(52)の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部(7)であって、前記ディフューザ翼(6A)の翼高さ方向に沿って延在する前縁部(61)の一端(611)を含む位置に前記切り欠き部(7)の一方端(71)が形成されるとともに、前記ディフューザ翼(6A)の後縁部(62)側に向かうにつれて前記切り欠き部(7)の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部(7)が形成された。
上記1)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記切り欠き部(7)を形成することで、ディフューザ翼(6A)の翼角と流体の流れ角との差であるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路(50)内における流体の流動を改善できる。具体的には、ディフューザ翼(6A)に上記切り欠き部(7)を形成することで、ディフューザ翼(6A)の前縁部(61)近傍において流体の流れがディフューザ翼(6A)の負圧面(64)側に曲げられ、上記流体が低エネルギー流体となって隣接するディフューザ翼(6B)の圧力面(63)側に流れて速度損失領域を形成することを抑制できる。よって、上記1)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記切り欠き部(7)を形成することで、ディフューザ流路(50)内における流体の速度損失を低減できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
2)幾つかの実施形態では、上記1)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)の他方端(72)は、前記ディフューザ翼(6A)のスロート位置(TP)よりも前記前縁部(61)側に形成された。
上記2)の構成によれば、切り欠き部(7)の他方端(72)をディフューザ翼(6A)のスロート位置(TP)よりも前縁部(61)側に形成することで、上記切り欠き部(7)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を得るとともに、ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにすることで、上記切り欠き部(7)を介したディフューザ翼(6A)の圧力面(63)から負圧面(64)への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
また、上記2)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)のスロート位置(TP)は、切り欠き部(7)により切り欠かれないので、切り欠き部(7)が形成されないディフューザ翼(6)に対して、ディフューザ流路(50)におけるスロート面積が維持される。このため、ディフューザ翼(6A)に切り欠き部(7)を形成してもスロート面積が維持されるため、遠心圧縮機(1)の流量特性が変化することを抑制できる。
3)幾つかの実施形態では、上記1)又は2)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記シュラウド側面(52)との間に形成されたシュラウド側切り欠き部(7A)を含む。
上記3)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記シュラウド側切り欠き部(7A)を形成することで、シュラウド側(軸方向下流側)におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の流動を改善できる。ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の流動を改善することで、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
4)幾つかの実施形態では、上記1)又は2)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記ハブ側面(51)との間に形成されたハブ側切り欠き部(7B)を含む。
上記4)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記ハブ側切り欠き部(7B)を形成することで、ハブ側(軸方向上流側)におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路(50)内のハブ側における流体の流動を改善できる。ディフューザ流路(50)内のハブ側における流体の流動を改善することで、ディフューザ流路(50)内のハブ側における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
5)幾つかの実施形態では、上記1)又は2)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、
前記ディフューザ翼(6A)と前記シュラウド側面(52)との間に形成されたシュラウド側切り欠き部(7A)と、
前記ディフューザ翼(6A)と前記ハブ側面(51)との間に形成されたハブ側切り欠き部(7B)と、を含む。
上記5)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記シュラウド側切り欠き部(7A)やハブ側切り欠き部(7B)を形成することで、シュラウド側やハブ側におけるインシデンスを改善でき、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側やハブ側における流体の流動を改善できる。上記5)の構成によれば、シュラウド側切り欠き部(7A)又はハブ側切り欠き部(7B)の何れか一方をディフューザ翼(6A)に形成する場合に比べて、ディフューザ流路(50)内における流体の速度損失を効果的に低減でき、ひいてはベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を効果的に向上させることができる。
6)幾つかの実施形態では、上記1)から5)までの何れかに記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)は、前記切り欠き部(7)の前記一方端(71)と他方端(72)とを結ぶように形成された凹曲面部(73)を含む。
上記6)の構成によれば、上記凹曲面部(73)を含む切り欠き部(7)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を得ることができる。また、上記凹曲面部(73)を含む切り欠き部(7)は、一方端(71)と他方端(72)とを直線状に切り欠く場合などに比べて、切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにすることで、上記切り欠き部(7)を介したディフューザ翼(6A)の圧力面(63)から負圧面(64)への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
7)幾つかの実施形態では、上記1)から6)までの何れかに記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記複数のディフューザ翼(6)のうちの少なくとも1つのディフューザ翼(6A)は、
前記少なくとも1つの切り欠き部(7)により形成された傾斜面(67)であって、前記前縁部(61)の前記一端(611)に前記傾斜面(67)の一方端(671)が形成された傾斜面(67)と、
前記少なくとも1つのディフューザ翼(6A)のハブ側端面(65)又はシュラウド側端面(66)の何れかの上流端(651、661)と前記傾斜面(67)の他方端(672)との間に形成された段差部(68)と、を含む。
上記7)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記段差部(68)を設けることで、上記段差部(68)を設けずに傾斜面(67)を延長させる場合に比べて、ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにできる。ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにすることで、上記切り欠き部(7)を介したディフューザ翼(6A)の圧力面(63)から負圧面(64)への漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。また、上記7)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記段差部(68)を設けることで、傾斜面(67)が段差部(68)に支持されるため、上記段差部(68)を設けない場合に比べてディフューザ翼(6A)の振動強度を向上させることができる。
8)幾つかの実施形態では、上記7)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記段差部(68)は、前記翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する。
上記8)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)の段差部(68)を上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する形状にすることで、段差部(68)の表面を滑らかにできる。段差部(68)の表面を滑らかにすることで、流体の流れがディフューザ翼(6A)から剥離することを抑制できるため、ディフューザ流路(50)内における流体の速度損失を低減でき、ひいてはベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
9)幾つかの実施形態では、上記2)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記ディフューザ翼(6A)の前記前縁部(61)から前記スロート位置(TP)に向かう翼厚中心ラインに沿った翼長さ方向における前記前縁部(61)の翼長さ位置を0%とし、前記翼長さ方向における前記スロート位置(TP)の翼長さ位置を100%としたときに、前記少なくとも1つの切り欠き部(7)の前記他方端(72)は、前記翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成された。
切り欠き部(7)の翼長さ方向における長さが短すぎると、切り欠き部(7)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を得ることが困難になる虞がある。また、切り欠き部(7)の翼長さ方向における長さが長すぎると、切り欠き部(7)を介したディフューザ翼(6A)の圧力面(63)から負圧面(64)への漏れ流れが増大する虞がある。上記9)の構成によれば、切り欠き部(7)の他方端(72)を翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成することで、上記切り欠き部(7)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにできる。これにより、上記切り欠き部(7)を介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
10)幾つかの実施形態では、上記3)又は5)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記ディフューザ翼(6A)の前記翼高さ方向におけるハブ側端面(65)の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面(66)の翼高さ位置を100%としたときに、前記シュラウド側切り欠き部(7A)は、前記翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成された。
切り欠き部(7)の翼高さ方向における長さが短すぎると、切り欠き部(7)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を得ることが困難になる虞がある。また、切り欠き部(7)の翼高さ方向における長さが長すぎると、切り欠き部(7)を介したディフューザ翼(6A)の圧力面(63)から負圧面(64)への漏れ流れが増大する虞がある。上記10)の構成によれば、シュラウド側切り欠き部(7A)を翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成することで、上記シュラウド側切り欠き部(7A)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにできる。これにより、上記シュラウド側切り欠き部(7A)を介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
11)幾つかの実施形態では、上記4)又は5)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記ディフューザ翼(6A)の前記翼高さ方向におけるハブ側端面(65)の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面(66)の翼高さ位置を100%としたときに、前記ハブ側切り欠き部(7B)は、前記翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成された。
上記11)の構成によれば、ハブ側切り欠き部(7B)を翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成することで、上記ハブ側切り欠き部(7B)によるディフューザ流路(50)内における流体の速度損失の低減効果を効果的に得るとともに、ディフューザ翼(6A)における切り欠き量を小さなものにできる。これにより、上記ハブ側切り欠き部(7B)を介した上記漏れ流れを抑制できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
12)幾つかの実施形態では、上記5)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記シュラウド側切り欠き部(7A)の他方端(72A)は、前記ハブ側切り欠き部(7B)の他方端(72B)よりも前記後縁部(62)側に形成された。
遠心圧縮機(1)のインペラ(2)がオープンタイプのインペラとして構成されている場合には、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の速度損失が問題となる。上記12)の構成によれば、シュラウド側切り欠き部(7A)の他方端(72A)をハブ側切り欠き部(7B)の他方端(72B)よりも後縁部(62)側に形成することで、シュラウド側切り欠き部(7A)の切り欠き量を大きなものにできる。これにより、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の速度損失を効果的に低減できるため、オープンタイプのインペラ(2)を備える遠心圧縮機(1)に対して、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
13)幾つかの実施形態では、上記5)又は12)に記載のベーンドディフューザ(4)であって、
前記シュラウド側切り欠き部(7A)の前記一方端(71A)における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部(7B)の前記一方端(71B)における切り欠き高さよりも大きく形成された。
上記13)の構成によれば、シュラウド側切り欠き部(7A)の一方端(71A)における切り欠き高さを、ハブ側切り欠き部(7B)の一方端(71B)における切り欠き高さよりも大きく形成することで、シュラウド側切り欠き部(7A)の切り欠き量を大きなものにできる。これにより、ディフューザ流路(50)内のシュラウド側における流体の速度損失を効果的に低減できるため、オープンタイプのインペラ(2)を備える遠心圧縮機(1)に対して、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。
14)本開示の少なくとも一実施形態にかかる遠心圧縮機(1)は、
インペラ(2)と、
前記インペラ(2)を回転可能に収容するように構成されたケーシング(3)と、
前記ケーシング(3)の内部において前記インペラ(2)の下流側に設けられる上記1)から13)までの何れかに記載のベーンドディフューザ(4)と、を備える。
上記14)の構成によれば、ディフューザ翼(6A)に上記切り欠き部(7)を形成することで、ディフューザ流路(50)内における流体の速度損失を低減できるため、ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることができる。ベーンドディフューザ(4)における静圧回復性能を向上させることで、遠心圧縮機(1)の効率を向上させることができる。
1 遠心圧縮機
2 インペラ
3 ケーシング
4 ベーンドディフューザ
5 ディフューザ流路形成部
6,6A,6B ディフューザ翼
7 切り欠き部
7A シュラウド側切り欠き部
7B ハブ側切り欠き部
21 インペラ翼
22 ハブ
23 (ハブの)外面
24 (インペラ翼の)先端
31 シュラウド面
32 シュラウド部
33 流体導入流路
34 流体導入流路形成部
35 スクロール流路
36 スクロール流路形成部
50 ディフューザ流路
51 ハブ側面
52 シュラウド側面
53 ハブ側流路壁部
54 シュラウド側流路壁部
61 前縁部
62 後縁部
63 圧力面
64 負圧面
65 ハブ側端面
66 シュラウド側端面
67 傾斜面
67A シュラウド側傾斜面
67B ハブ側傾斜面
68 段差部
68A シュラウド側段差部
68B ハブ側段差部
71,71A,71B 一方端
72,72A,72B 他方端
73 凹曲面部
73A シュラウド側凹曲面部
73B ハブ側凹曲面部
74A シュラウド側直線部
74B ハブ側直線部
C 回転中心
CL 翼厚中心ライン
FL0,FL1 流体の流れ
L0,L1 曲線
R 回転方向
SLA 速度損失領域
T スロート
TP スロート位置

Claims (11)

  1. 遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
    前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
    前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
    前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成され、
    前記少なくとも1つの切り欠き部は、
    前記ディフューザ翼と前記シュラウド側面との間に形成されたシュラウド側切り欠き部と、
    前記ディフューザ翼と前記ハブ側面との間に形成されたハブ側切り欠き部と、を含み、
    前記インペラは、複数のインペラ翼の外周を覆うとともに前記複数のインペラ翼の夫々の先端に接続される環状のシュラウド部材を有さないオープンタイプのインペラであり、
    前記シュラウド側切り欠き部の他方端は、前記ハブ側切り欠き部の他方端よりも前記後縁部側に形成された、
    ベーンドディフューザ。
  2. 遠心圧縮機のインペラの下流側に設けられるベーンドディフューザであって、
    前記インペラの下流側にディフューザ流路を形成するディフューザ流路形成部であって、ハブ側面と、前記ディフューザ流路を挟んで前記ハブ側面と対向するシュラウド側面と、を含むディフューザ流路形成部と、
    前記ディフューザ流路に前記インペラの周方向に間隔をあけて設けられた複数のディフューザ翼と、を備え、
    前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼には、前記ハブ側面又は前記シュラウド側面の何れかの面との間に形成された少なくとも1つの切り欠き部であって、前記ディフューザ翼の翼高さ方向に沿って延在する前縁部の一端を含む位置に前記切り欠き部の一方端が形成されるとともに、前記ディフューザ翼の後縁部側に向かうにつれて前記切り欠き部の切り欠き高さが小さくなる、少なくとも1つの切り欠き部が形成され、
    前記少なくとも1つの切り欠き部は、
    前記ディフューザ翼と前記シュラウド側面との間に形成されたシュラウド側切り欠き部と、
    前記ディフューザ翼と前記ハブ側面との間に形成されたハブ側切り欠き部と、を含み、
    前記インペラは、複数のインペラ翼の外周を覆うとともに前記複数のインペラ翼の夫々の先端に接続される環状のシュラウド部材を有さないオープンタイプのインペラであり、
    前記シュラウド側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さよりも大きく形成された、
    ベーンドディフューザ。
  3. 前記少なくとも1つの切り欠き部の他方端は、前記ディフューザ翼のスロート位置よりも前記前縁部側に形成された、
    請求項1又は2に記載のベーンドディフューザ。
  4. 前記少なくとも1つの切り欠き部は、前記切り欠き部の前記一方端と他方端とを結ぶように形成された凹曲面部を含む、
    請求項1乃至の何れか1項に記載のベーンドディフューザ。
  5. 前記複数のディフューザ翼のうちの少なくとも1つのディフューザ翼は、
    前記少なくとも1つの切り欠き部により形成された傾斜面であって、前記前縁部の前記一端に前記傾斜面の一方端が形成された傾斜面と、
    前記少なくとも1つのディフューザ翼のハブ側端面又はシュラウド側端面の何れかの上流端と前記傾斜面の他方端との間に形成された段差部と、を含む、
    請求項1乃至の何れか1項に記載のベーンドディフューザ。
  6. 前記段差部は、前記翼高さ方向における一方側から視たときに、上流側に向かって凸となる輪郭形状を有する、
    請求項に記載のベーンドディフューザ。
  7. 前記ディフューザ翼の前記前縁部から前記スロート位置に向かう翼厚中心ラインに沿った翼長さ方向における前記前縁部の翼長さ位置を0%とし、前記翼長さ方向における前記スロート位置の翼長さ位置を100%としたときに、前記少なくとも1つの切り欠き部の前記他方端は、前記翼長さ位置が30~70%の範囲内に形成された、
    請求項に記載のベーンドディフューザ。
  8. 前記ディフューザ翼の前記翼高さ方向におけるハブ側端面の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面の翼高さ位置を100%としたときに、前記シュラウド側切り欠き部は、前記翼高さ位置が80~100%の範囲内に形成された、
    請求項に記載のベーンドディフューザ。
  9. 前記ディフューザ翼の前記翼高さ方向におけるハブ側端面の翼高さ位置を0%とし、前記翼高さ方向におけるシュラウド側端面の翼高さ位置を100%としたときに、前記ハブ側切り欠き部は、前記翼高さ位置が0~20%の範囲内に形成された、
    請求項に記載のベーンドディフューザ。
  10. 前記シュラウド側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さは、前記ハブ側切り欠き部の前記一方端における切り欠き高さよりも大きく形成された、
    請求項に記載のベーンドディフューザ。
  11. インペラと、
    前記インペラを回転可能に収容するように構成されたケーシングと、
    前記ケーシングの内部において前記インペラの下流側に設けられる請求項1乃至10の何れか1項に記載のベーンドディフューザと、を備える、
    遠心圧縮機。
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