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JP7752669B2 - 鞍乗り型電動車両 - Google Patents

鞍乗り型電動車両

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JP7752669B2
JP7752669B2 JP2023194168A JP2023194168A JP7752669B2 JP 7752669 B2 JP7752669 B2 JP 7752669B2 JP 2023194168 A JP2023194168 A JP 2023194168A JP 2023194168 A JP2023194168 A JP 2023194168A JP 7752669 B2 JP7752669 B2 JP 7752669B2
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Description

本発明は、鞍乗り型電動車両に関する。
従来、電動モータを駆動源として走行する鞍乗り型電動車両において、走行用の電力を蓄えるバッテリと、バッテリから電動モータに供給する電力を制御する制御ユニットと、を備え、バッテリの背後に制御ユニットを配置した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2019/186953号
ところで、電動モータに供給する電力を制御する制御ユニットは一般的に発熱量が多く、バッテリの背後に制御ユニットを配置する場合、以下の課題がある。すなわち、特にバッテリの前方を車体カバーで覆うような車両の場合、バッテリの保護性は高まるものの、バッテリ周辺の通気性が低下しやすいことから、制御ユニットの冷却に工夫を施す必要がある。
そこで本発明は、蓄電池の後方に制御装置を配置する鞍乗り型電動車両において、バッテリの保護性を高めつつ制御装置の冷却性を確保することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、車両駆動用の電動機(50)へ供給する電力を蓄える蓄電池(100)と、蓄電池(100)を収容する収容空間(K1)を車両前方側から覆う前方カバー(61)と、蓄電池(100)の後方に配置され、車両駆動システムの少なくとも一部の制御を行う制御装置(130)と、を備える鞍乗り型電動車両(1)において、前方カバー(61)は、収容空間(K1)の一部を車両前方側に露出させる開口部(66,66’)を備え、制御装置(130)は、前方カバー(61)の前面視において、開口部(66,66’)と少なくとも一部が重なることを特徴とする。
この構成によれば、車両駆動用の蓄電池の前方から覆う前方カバーに、蓄電池の収容空間を前方に露出させる開口部を設け、この開口部と制御装置とが前面視で重なるように配置することで、開口部から収容空間に導入された走行風を利用して、制御装置の冷却を行うことが可能となる。すなわち、前方カバーによって蓄電池の保護を図りつつ、カバー後方の電装部品(蓄電池、制御装置等)の冷却性を確保することができる。
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、蓄電池(100)は、車幅方向に並ぶ複数の単位蓄電池(101)を備え、複数の単位蓄電池(101)は、車幅方向で隣り合う単位蓄電池(101)の間に蓄電池間空間(K2)を空けて配置され、開口部(66,66’)は、前方カバー(61)の前面視において、蓄電池間空間(K2)と少なくとも一部が重なることを特徴とする。
この構成によれば、車幅方向で隣り合う単位蓄電池の間に蓄電池間空間を形成し、この蓄電池間空間と開口部とが前面視で重なるように配置することで、開口部から収容空間内に導入された走行風(冷却風)は、蓄電池間空間を通路として直線的に蓄電池の後方に至り、制御装置の冷却に供される。これにより、カバー後方の電装部品の冷却性を効率よく向上させることができる。
本発明の第三の態様は、上記第二の態様において、制御装置(130)は、一方向の厚さを抑えた偏平状をなし、厚さ方向(T)に直交する平面を蓄電池(100)の各単位蓄電池(101)の側面に沿わせるように配置され、制御装置(130)における蓄電池(100)側を向く面には、冷却フィン(131a)が備えられていることを特徴とする。
この構成によれば、偏平状の制御装置の平面を蓄電池の各単位蓄電池の側面に沿わせるように(平行となるように)配置することで、蓄電池の周囲に制御装置をコンパクトに配置することができる。制御装置の蓄電池側の面には冷却フィンを形成することで、蓄電池及び制御装置間に冷却風流路を確保するとともに冷却フィンによって効率よく冷却することができる。
本発明の第四の態様は、上記第二又は第三の態様において、前輪(2)を操向可能に支持するヘッドパイプ(16)と、ヘッドパイプ(16)から下後方へ側面視で斜めに延伸する下降フレーム(19)と、を備え、蓄電池(100)の各単位蓄電池(101)は、長手方向を下降フレーム(19)の延伸方向に沿わせるように配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、蓄電池の各単位蓄電池の長手方向を下降フレームの延伸方向に沿わせるように配置することで、蓄電池と下降フレームとの間のデッドスペースを抑えて蓄電池をコンパクトにレイアウトすることができる。
本発明の第五の態様は、上記第四の態様において、蓄電池(100)は、下降フレーム(19)より車両後方側に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、蓄電池を下降フレームより車両後方側にずらして(側面視で下降フレームと重ならないように)配置することで、車幅方向外側からの荷重入力により蓄電池が車幅方向内側に変位してしまった場合でも、蓄電池が下降フレームに接触することなく変位可能となり、蓄電池への荷重入力を抑えることができる。
本発明の第六の態様は、上記第一から第五の態様の何れか一つにおいて、蓄電池(100)および制御装置(130)の少なくとも一部を車両上方側から覆う上方カバー(41)を備え、上方カバー(41)の前端部には、カバー内部空間を車両前方側に開放する開放部(41d)を備え、上方カバー(41)の開放部(41d)は、カバー下方側に開放する切り欠き状に形成され、前方カバー(61)の開口部(66,66’)は、カバー上方側に開放する切り欠き状に形成され、上方カバー(41)の開放部(41d)と前方カバー(61)の開口部(66,66’)とは、互いに連続した開口(68)を形成していることを特徴とする。
この構成によれば、上部カバーの開放部と前方カバーの開口部とで大型の開口を形成することで、カバー内側に配置した電装部品により多くの走行風(冷却風)を供給可能とすることができる。
本発明の第七の態様は、上記第六の態様において、前方カバー(61)の開口部(66,66’)は、カバー上方側に開放する切り欠き(66,66’)とされ、開口部(66,66’)を通じて前方カバー(61)の内側に下降フレーム(19)が進入し、前方カバー(61)は、開口部(66,66’)の周囲が残余の部位より車両前方側へ膨出していることを特徴とする。
この構成によれば、下降フレームが通過する切り欠きの周囲を車両前方側へ膨出させることで、開口部の周縁が車両前方側に変位して下降フレームとの間の間隔を増加させる。これにより、下降フレームを避けて開口部から走行風を導入しやすくなる。また、開口部が切り欠き状に形成される場合にも、開口部の周囲の剛性を確保しやすくなる。
本発明の第八の態様は、上記第七の態様において、開口部(66,66’)は、車両前方側から見て、下降フレーム(19)よりも幅広に形成された拡幅部(67)を有していることを特徴とする。
この構成によれば、前方カバーの開口部が前面視で下降フレームよりも幅広の拡幅部を有することで、下降フレームを避けて開口部から走行風をさらに導入しやすくなる。
本発明によれば、蓄電池の後方に制御装置を配置する鞍乗り型電動車両において、バッテリの保護性を高めつつ制御装置の冷却性を確保することができる。
本発明の実施形態における電動二輪車の外観を示す左側面図である。 上記電動二輪車の内部構成を示す左側面図である。 上記電動二輪車の要部の左側面図である。 上記電動二輪車における前輪懸架系を無くした状態の前面図である。 図4からさらに車体フレームを無くした状態の前面図である。 上記電動二輪車の下面図である。 外気導入口から車体カバー内に導入された走行風の流れを示す左側面図である。 前方カバーの切り欠きの変形例を示す図4に相当する前面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車両左右中央(車幅方向中央)を示す線CLが示されている。
本実施形態で用いる「中間」とは、対象の両端間の中央のみならず、対象の両端間の内側の範囲を含む意とする。
図1は、実施形態の電動二輪車(鞍乗り型電動車両)1の外観を示す左側面図、図2は電動二輪車1の内部構成を示す左側面図である。
図1、図2を参照し、電動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、前輪懸架系4と、車体フレーム5と、車体カバー6と、後輪懸架系7と、パワーユニット8と、PCU130と、バッテリセット100と、を備えている。
前輪懸架系4は、下端部に前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク10と、一対のフロントフォーク10の上部の間に渡って設けられるトップブリッジ11およびボトムブリッジ12と、トップブリッジ11とボトムブリッジ12との間に渡って設けられてヘッドパイプ16内に挿通されるステムパイプ(図示略)と、を備えている。前輪2は、前輪懸架系4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ16に操向可能に支持されている。トップブリッジ11上には操向ハンドル13が支持されている。
実施形態では、電動二輪車1のフロントサスペンションとしてテレスコピック式のフロントフォーク10を例示するが、この構成に限らない。例えば、フロントサスペンションは、揺動アームを用いたリンク式等、他の形式であってもよい。
図3は電動二輪車1の要部の左側面図、図4は電動二輪車1における前輪懸架系4を無くした状態の前面図である。
図1から図4を参照し、車体フレーム5は、ヘッドパイプ16と、メインフレーム17と、ピボットフレーム18と、ダウンフレーム19と、シートレール24と、サポートフレーム25と、を備え、これらを溶接等で一体に結合して構成されている。
ヘッドパイプ16は、車両左右中央CLに位置し、車体フレーム5の前端に単一に設けられている。ヘッドパイプ16は、ステムパイプを挿通して回転可能に支持している。
メインフレーム17は、ヘッドパイプ16の上部から後下方へ側面視で傾斜して延びた後、車体前後中央付近で下方に湾曲し、側面視の傾斜を急にして後下方に延びている。メインフレーム17は、一本の丸鋼管を側面視L字状に湾曲させた形状を有し、ヘッドパイプ16とピボットフレーム18とを連結している。メインフレーム17は、ヘッドパイプ16から後下方に延びる第一直線部17aと、第一直線部17aの後下方に連なる湾曲部17bと、湾曲部17bの後下方に連なる第二直線部17cと、を形成している。
ピボットフレーム18は、メインフレーム17の後下端部から下方に延びている。ピボットフレーム18は、側面視で後方に凸の湾曲形状をなすように形成されている。ピボットフレーム18における車体上下中央付近には、車幅方向に延びるピボット軸33が架設されている。ピボット軸33を介して、ピボットフレーム18にスイングアーム30の前端部が支持されている。ピボットフレーム18の前上端部18aおよび前下端部18bには、それぞれパワーユニット8の後上部および後下部が支持されている。
ダウンフレーム19は、ヘッドパイプ16の下部から後下方に延びている。ダウンフレーム19は、側面視でメインフレーム17の第二直線部17cと同様の急傾斜で後下方に延びている。ダウンフレーム19の下端部には、ブラケット19aを介してパワーユニット8の前部が支持されている。車体フレーム5の前部における側面視でヘッドパイプ16,メインフレーム17の前部およびダウンフレーム19の前部に三方を囲まれる部位には、ガセット21が取り付けられている。
シートレール24は、メインフレーム17の湾曲部17bから左右に分岐するように後方へ延びる左右一対のフレーム部材(不図示)を備えている。シートレール24の上方には、乗員が着座するシート28が支持されている。シートレール24の左右フレーム部材は、左右方向に延びるクロス部材(不図示)で適宜結合されている。
サポートフレーム25は、ピボットフレーム18の上部から左右に分岐するように後上方へ延びる左右一対のフレーム部材(不図示)を備えている。サポートフレーム25の左右フレーム部材は、それぞれシートレール24の左右フレーム部材の後部に下方から結合されている。シートレール24およびサポートフレーム25の結合部分には、左右一対のリヤクッション32の上端部を支持する左右一対のクッション支持ブラケット(不図示)が取り付けられている。
車体フレーム5の内側には、車両走行用のパワーユニット8、パワーユニット8に供給する電力を制御するPCU130、パワーユニット8に供給する電力を蓄えるバッテリセット100、等の車両駆動システムの電装部品が搭載されている。バッテリセット100は、例えば車体のバッテリ収納部に対して、工具を用いることなく着脱可能なモバイルバッテリであってもよい。
図1、図4を参照し、車体カバー6は、ヘッドパイプ16周辺を除いた車体フレーム5の全体を覆っている。車体カバー6は、シート28の前方に配置されて燃料タンクを模した外形をなすシート前カバー41と、シート前カバー41の下方に配置されて車体に搭載されたバッテリセット100の前方から左右側方に渡る範囲を覆うミドルカバー42と、ミドルカバー42の下方に配置されてバッテリセット100の下方で車体に搭載されたパワーユニット8の下方を覆うアンダーカバー43と、ミドルカバー42の左右側部の後方に配置されて車体前後中間部を車幅方向外側から覆う左右一対のサイドカバー44と、シート28の後部の下方から後方に渡る範囲を覆うリヤカバー45と、を備えている。前輪懸架系4には、トップブリッジ11およびボトムブリッジ12の前方に支持されてこれらと一体的に回動するフロントカウル46が備えられている。シート前カバー41およびミドルカバー42については後に詳述する。
図1を参照し、ロアカバーの左後方には、チェーン式伝動機構34のフロントスプロケット周辺を覆うスプロケットカバー47が備えられている。スプロケットカバー47の後方には、チェーン式伝動機構34のドライブチェーンを収容するチェーンケース48が配置されている。チェーンケース48の前端部は、スプロケットカバー47の後部に後方から差し込まれるように配置されている。これにより、チェーンケース48の前端開口部がスプロケットカバー47に覆われ、チェーン式伝動機構34の駆動による騒音が抑えられている。
図3を併せて参照し、シート前カバー41は、シート28に着座した運転者の左右膝間に配置され、運転者によるニーグリップを可能とする。シート前カバー41は、メインフレーム17の第一直線部17aの上方に支持されている。シート前カバー41は、カバー内板41aとカバー外板41bとの間に空間を有する中空の二重構造に形成されている。カバー内板41aは、メインフレーム17の第一直線部17aを左右に跨ぐ鞍形状41cを形成している。カバー外板41bは、カバー内板41aの外方を所定の空間を空けて覆っている。
後輪懸架系7は、後端部に後輪3を軸支するスイングアーム30と、スイングアーム30の左右アーム部の後部とシートレール24の左右クッション支持ブラケットとの間に渡る左右一対のリヤクッション32と、を備えている。
スイングアーム30は、車体後部の下方に配置されて前後方向に延びている。スイングアーム30の前端部は、ピボットフレーム18にピボット軸33を介して上下揺動可能に支持される。
各リヤクッション32は、ダンパーシリンダの外周に圧縮コイルスプリングを配置して概略円筒状に形成されている。各リヤクッション32は、軸方向を鉛直方向に対して前傾させた姿勢で配置されている。各リヤクッション32の上端部は、シートレール24の左右クッション支持ブラケットに車幅方向に沿う軸を介して回動可能に連結されている。リヤクッション32の下端部は、スイングアームの左右アーム部の後部に車幅方向に沿う軸を介して回動可能に連結されている。
実施形態では、左右一対のリヤクッション32がスイングアーム30とシートレール24との間に設けられる構成を例示するが、この構成に限らない。例えば、リヤクッション32が車幅方向内側に単一に設けられたり、スイングアーム又は車体フレーム5にリンク機構を介して連結されたりする等、他の構成であってもよい。
パワーユニット8は、車両駆動用のモータ50と、モータ50の出力を減速する減速機(不図示)と、減速機において減速されたモータ50の動力を出力する出力軸57と、モータ50および減速機等の駆動部を収容するハウジング58と、を備えている。パワーユニット8は、モータ50、減速機、出力軸57およびハウジング58を含んで一体のユニットとして構成されている。ハウジング58は、パワーユニット8の外形を形成している。
モータ50は、回転軸方向を車幅方向に沿わせて配置されている。モータ50は、ハウジング58の前部に形成されたモータケース51内に収容されている。例えば、モータ50の左右一側から後方に渡って、ギヤ式の減速機が配置されている。
出力軸57は、ハウジング58の後部に配置されている。出力軸57は、車幅方向に延在し、左端部をハウジング58の外部に突出させる。出力軸57の左端部と後輪3とは、チェーン式伝動機構34を介して連動する。これにより、モータ50の出力を後輪3に伝達可能である。
パワーユニット8(ハウジング58)は、車体フレーム5に複数の固定部(ラバーマウントを含む)を介して支持されている。パワーユニット8は、車両前後方向において、ダウンフレーム19の下端部のブラケット19aとピボットフレーム18との間に配置されている。パワーユニット8は、前部がブラケット19aに支持され、後部がピボットフレーム18に支持されている。
PCU130は、モータドライバであるPDU(Power Drive Unit)や、PDUを制御するECU(Electric Control Unit)等を含む制御装置である。PDUは、インバータを含み、バッテリセット100から給電される電流を直流から交流に変換した後、モータ50へ給電する。PCU130は、バッテリセット100の後方に配置されている。
図5は図4からさらに車体フレーム5を無くした状態の前面図である。
図3から図5を参照し、バッテリセット100は、複数(例えば左右二つ)の単位バッテリ101(以下、単にバッテリまたは左右バッテリということがある)で構成されている。左右バッテリ101は、互いに同一構成とされている。左右バッテリ101は、前面視において、車両左右中央線CLを対称軸として左右対称に設けられている。
左右バッテリ101は、それぞれ断面矩形状(例えば略正方形状)を有して長手方向に延びる角柱状(直方体状)をなしている。左右バッテリ101は、側面視では長手方向をダウンフレーム19の延伸方向に沿わせるように傾斜して配置されている。左右バッテリ101は、例えば前面視では長手方向を垂直にして配置されている。左右バッテリ101は、前面視で互いに平行に並んで配置さている。左右バッテリ101は、側面視では互いに全体が重なるように配置されている。左右バッテリ101の上面には、それぞれ使用者が把持するための取っ手が設けられている。
図5を参照し、左右バッテリ101の間には、車両左右中央CLに位置する(前面視で車両左右中央線CLと重なる)空間K2が形成されている。
バッテリセット100は、左右バッテリ101を適宜結線することで、所定の高電圧(48~72V)を発生させる。左右バッテリ101は、それぞれ充放電可能なエネルギーストレージとして、例えばリチウムイオンバッテリで構成されている。左右バッテリ101は、充放電状況や温度等を監視する不図示のBMU(Battery Managing Unit)を備えている。
左右バッテリ101は、不図示の正極ケーブルおよび端子台等を介して、PCU130に接続されている。バッテリセット100からの電力は、PCU130で直流から三相交流に変換された後、三相交流モータであるモータ50に供給される。モータ50は、PCU130による制御に応じて力行運転を行い、電動二輪車1を走行させる。バッテリセット100の電力の一部は、DC-DCコンバータ126を介して降圧され、12Vバッテリ(不図示)の充電等に供される。12Vバッテリは、灯火器等の一般電装部品、及びECU等の制御系部品に電力を供給する。12Vバッテリを搭載することで、バッテリセット100の取り外し時にも各種電磁ロック等を操作可能である。バッテリセット100は、車体から取り外した状態、あるいは車体に搭載された状態で、外部電源によって充電可能である。
<カバー内冷却構造>
次に、車体カバー6内に走行風を取り込み、走行風によって車体カバー6内の電装部品を冷却可能とする冷却構造について説明する。
図7は、外気導入口68(切り欠き66全体を含む)から車体カバー6内に導入された走行風F1の流れを示す左側面図である。
図3から図5および図7を参照し、ミドルカバー42は、バッテリセット100を前方から覆う前方カバー部61と、バッテリセット100を左右外側から覆う側方カバー部62と、を備えている。前方カバー部61は、ダウンフレーム19の前縁に沿うように設けられ、バッテリセット100とともにダウンフレーム19を覆っている。前方カバー部61の上部の車両左右中央CLには、ミドルカバー42の内側におけるバッテリセット100の収容空間K1を前方カバー部61の前方に露出させる縦長の切り欠き66が形成されている。
切り欠き66は、前面視でダウンフレーム19と同等の左右幅に形成されている。切り欠き66からミドルカバー42内に侵入した走行風は、ダウンフレーム19の後方に周り込むように流れ、左右バッテリ101の間の空間(バッテリ間空間)K2を通過して後方に流れる。バッテリ間空間K2は、前面視で切り欠き66と同等の左右幅に形成されている。切り欠き66は、前面視でバッテリ間空間K2の上部と重なるように形成されている。バッテリ間空間K2の上部は、前面視でPCU130の車幅方向内側の部位と重なるように配置されている。
PCU130は、厚さ方向Tの寸法を抑えた偏平形状をなしている。厚さ方向Tは、互いに直交する三方向の内の一方向であり、この一方向の寸法が他の二方向の寸法よりも小さい。PCU130は、例えば車体カバー6の内側でバッテリセット100の後方に配置されている。PCU130は、側面視で厚さ方向Tを前下がりに傾斜させ、前面をバッテリセット100の上部の後面に対向させるように配置されている。
PCU130の前面には、複数の放熱フィン131aを有するヒートシンク131が配置されている。各放熱フィン131aは、例えば上下方向に平行に延びている。PCU130における放熱フィン131aを含むヒートシンク131の車幅方向内側の部位は、バッテリ間空間K2に後方から対向している。バッテリ間空間K2は、前面視において、PCU130のヒートシンク131の車幅方向内側と重なるとともに、前方カバーの切り欠き66と重なる。これにより、前方カバーの切り欠き66から車体カバー6内に導入された走行風は、バッテリ間空間K2を経て、PCU130の前面のヒートシンク131に直接供給される。これにより、前方カバーの切り欠き66から車体カバー6内に取り入れた走行風によって、PCU130が効果的に冷却される。
切り欠き66の上部には、前方カバー部61の上端部に向けて上側ほど左右幅が広がる拡幅部67が形成されている。拡幅部67の上端の左右幅は、シート前カバー41の鞍形状41cの前端開口41dの下端の左右幅と略同一である。これら拡幅部67と前端開口41dとで、前面視でダウンフレーム19よりも幅広の外気導入口68が形成されている。切り欠き66における前面視でダウンフレーム19と同等の左右幅の部位は、ダウンフレーム19によって走行風が遮られやすいが、前面視でダウンフレーム19よりも幅広の外気導入口68では、ダウンフレーム19に遮られる走行風量が比較的少なく、ミドルカバー42内に導入する走行風量が確保される。
切り欠き66の下端部66aは、前面視でPCU130の下端部と同等の高さまで前方カバー部61を切り欠き、PCU130に至る走行風を可及的に確保している。PCU130は、前方カバー部61の前面視において、少なくとも一部が切り欠き66(開口部)と重なるように配置されている。これにより、切り欠き66からミドルカバー42内に導入した走行風を利用して、発熱量の多いPCU130を効果的に冷却可能としている。
前方カバーを含むミドルカバー42は、例えば左右一対のカバー半体63L,63Rに分割されている。左右カバー半体63L,63Rは、バッテリセット100を含む電装部品の収容空間K1の左右外側を開閉可能な開閉部材でもある。左右カバー半体63L,63Rは、車体に対して個別に着脱可能である。
ダウンフレーム19には、左右一対のフレーム部材22L,22Rが取り付けられている。左右フレーム部材22L,22Rは、前面視で車幅方向外側に凸のU字形状をなし、車幅方向内側の上端部がダウンフレーム19の上部寄りに固定された上部ブラケット19bに固定され、車幅方向内側の下端部がブラケット19aに固定されている。左右フレーム部材22L,22Rは、バッテリセット100および車体カバー6の支持フレームとして機能するとともに、車幅方向外側部がバッテリセット100よりも車幅方向外側に張り出すことで、バッテリセット100のガードフレームとしても機能する。
例えば、車両転倒時等に車体側部に車幅方向外側から荷重入力があった場合に、この荷重が左右フレーム部材22L,22Rに入力されることで、バッテリセット100への荷重入力が抑えられる。バッテリセット100は、側面視でダウンフレーム19よりも後方に位置しており、バッテリ間空間K2には部品が配置されていない。このため、仮にバッテリに車幅方向外側から荷重入力があったとしても、バッテリ間空間K2を利用して、左右単位バッテリ101が車幅方向内側に変位する余裕があり、バッテリセット100への過大な荷重入力が抑えられる。
前方カバーの切り欠き66は、ダウンフレーム19を通過させてミドルカバー42の内側に進入可能としている。前方カバーにおける切り欠き66周辺(ダウンフレーム19周辺)には、残余の部位より車両前方側に膨出した膨出部64が形成されている。膨出部64は、例えば、ダウンフレーム19に固定した上部ブラケット19b(左右フレーム部材22L,22Rの車幅方向内側の上端部を固定する部位)の周囲を覆うように形成されている。この膨出部64により、切り欠き66とダウンフレーム19との間の隙間が広がり、切り欠き66からミドルカバー42内に導入する走行風量を増加させる。
シート前カバー41は、前端部に鞍形状41cの前端開口41dが車両前方側に向けて開口している。シート前カバー41は、鞍形状41cの前端開口41dから鞍形状41cの内側へ走行風を取り込み可能である。鞍形状41cの内側の空間は、ミドルカバー42の内側の収容空間K1と連通している。鞍形状41cの前端開口41dとミドルカバー42の切り欠き66とで、互いに連続した外気導入口68が形成され、車体カバー6内に走行風を導入可能である。
シート前カバー41のカバー内板41aが形成する鞍形状41cは、前端開口41dの後方に連なって延びる第一長手部と、第一長手部の後端から下方に湾曲して延びる第一下降部と、第一下降部の下端から屈曲して後方に延びる第二長手部と、第二長手部の後端から下方に湾曲して延びる第二下降部と、を備えている。第二長手部の下方には、ダウンレギュレータ(DC-DCコンバータ126)が配置されている。
鞍形状41cが車両後方に向けて段階的に流路を狭めるように形成されることで、例えばカバー内板41aおよび鞍形状41cを無くして車両後方に向けて流路が膨張するように形成される場合と比べて、前端開口41dから取り込んだ走行風の流れが安定し、電装部品の冷却性を向上させる。
導風口から車体カバー6内に導入された走行風(冷風)F1は、バッテリ周辺を通過して後方へ流れ、PCU130の前面側のヒートシンク131に接して吸熱しながらさらに後方へ流れ、吸熱後の温風F2となって後輪3のホイールハウスWH内に導出される。導風口からカバー内に導入された走行風F1の一部は、バッテリ上方のシート前カバー41内を後方に流れる。
図6は電動二輪車1の下面図である。
図6を併せて参照し、アンダーカバー43の前部の左右側部には、第二導風口69が形成されている。第二導風口69は、パワーユニット8周辺に走行風を導入可能とし、アンダーカバー43の略水平な下面部43aに沿って走行風を後方へ流す。アンダーカバー43の下面部43aには、導出口としての下面切り欠き43bが形成され、パワーユニット8冷却後の走行風(温風)を車体下方に導出可能とする。図中符号27はピボットフレーム18の前下端部18bに支持されて左右方向に延びるステップフレーム(保持部材)を示す。ステップフレーム27の左右端部には、左右ステップ27aが支持されている。
以上説明したように、上記実施形態における電動二輪車1は、車両駆動用のモータ50へ供給する電力を蓄えるバッテリセット100と、バッテリセット100を収容する収容空間K1を車両前方側から覆う前方カバー部61と、バッテリセット100の後方に配置され、モータ50への電力供給を制御するPCU130と、を備える鞍乗り型電動車両であって、前方カバー部61は、収容空間K1の一部を車両前方側に露出させる開口部(切り欠き66)を備え、PCU130は、前方カバー部61の前面視において、切り欠き66と少なくとも一部が重なるものである。
この構成によれば、車両駆動用のバッテリセット100の前方から覆う前方カバー部61に、バッテリセット100の収容空間K1を前方に露出させる切り欠き66を設け、この切り欠き66とPCU130とが前面視で重なるように配置することで、切り欠き66から収容空間K1に導入された走行風を利用して、PCU130の冷却を行うことが可能となる。すなわち、前方カバー部61によってバッテリセット100の保護を図りつつ、カバー後方の電装部品(蓄電池、制御装置等)の冷却性を確保することができる。
ここで、図8に示す切り欠き66’は、下端部66a’を拡幅部67の下端高さまでとしている。下端部66a’は、切り欠き66’およびPCU130の少なくとも一部が前面視で互いに重なる高さにある。この構成であっても、鞍形状41cの前端開口41dとミドルカバー42の切り欠き66’(拡幅部67)とで形成される外気導入口68から走行風を取り込み、車体カバー6内のPCU130等の冷却を行うことができる。
実施形態の開口部は、周縁の一部が開放した切り欠き66,66’としたが、この構成に限らない。例えば、開口部は、周縁が閉じた一つ又は複数の貫通孔とする等、他の構成であってもよい。
この構成によれば、
上記電動二輪車1において、バッテリセット100は、車幅方向に並ぶ複数の単位バッテリ101を備え、複数の単位バッテリ101は、車幅方向で隣り合う単位バッテリ101の間にバッテリ間空間K2を空けて配置され、切り欠き66は、前方カバー部61の前面視において、バッテリ間空間K2と少なくとも一部が重なる。
この構成によれば、車幅方向で隣り合う単位バッテリ101の間にバッテリ間空間K2を形成し、このバッテリ間空間K2と切り欠き66とが前面視で重なるように配置することで、切り欠き66から収容空間K1内に導入された走行風(冷却風)は、バッテリ間空間K2を通路として直線的にバッテリセット100の後方に至り、PCU130の冷却に供される。これにより、カバー後方の電装部品の冷却性を効率よく向上させることができる。
実施形態のバッテリセット100は、左右一対の単位バッテリ101を備え、車幅方向中央CLにバッテリ間空間K2を形成しているが、この構成に限らない。例えば三つ以上の単位バッテリ101を備え、隣接する単位バッテリ101間にそれぞれバッテリ間空間K2を形成してもよい。この場合、前方カバー部61の切り欠き66も各バッテリ間空間K2に対応する位置に配置することとなる。
上記電動二輪車1において、PCU130は、一方向の厚さを抑えた偏平状をなし、厚さ方向Tに直交する前面をバッテリセット100の各単位バッテリ101の後面に沿わせるように配置され、PCU130におけるバッテリセット100側を向く面には、冷却フィン131aが備えられている。
この構成によれば、偏平状のPCU130の平面をバッテリセット100の各単位バッテリ101の側面に沿わせるように(平行となるように)配置することで、バッテリセット100の周囲にPCU130をコンパクトに配置することができる。PCU130のバッテリセット100側の面には冷却フィン131aを形成することで、バッテリセット100及びPCU130の間に冷却風流路を確保するとともに冷却フィン131aによって効率よく冷却することができる。
上記電動二輪車1において、前輪2を操向可能に支持するヘッドパイプ16と、ヘッドパイプ16から下後方へ側面視で斜めに延伸するダウンフレーム19と、を備え、バッテリセット100の各単位バッテリ101は、長手方向をダウンフレーム19の延伸方向に沿わせるように配置されている。
この構成によれば、バッテリセット100の各単位バッテリ101の長手方向をダウンフレーム19の延伸方向に沿わせるように配置することで、バッテリセット100とダウンフレーム19との間のデッドスペースを抑えてバッテリセット100をコンパクトにレイアウトすることができる。
上記電動二輪車1において、バッテリセット100は、ダウンフレーム19より車両後方側に配置されている。
この構成によれば、バッテリセット100をダウンフレーム19より車両後方側にずらして(側面視でダウンフレーム19と重ならないように)配置することで、車幅方向外側からの荷重入力によりバッテリセット100が車幅方向内側に変位してしまった場合でも、バッテリセット100がダウンフレーム19に接触することなく変位可能となり、バッテリセット100への荷重入力を抑えることができる。
上記電動二輪車1において、バッテリセット100およびPCU130の少なくとも一部を車両上方側から覆うシート前カバー41を備え、シート前カバー41の前端部には、内部空間を車両前方側に開放する開放部(前端開口41d)を備え、シート前カバー41の開放部は、カバー下方側に開放する切り欠き状(前端開口41d)に形成され、前方カバー部61の開口部は、カバー上方側に開放する切り欠き状(切り欠き66,66’)に形成され、シート前カバー41の開放部と前方カバー部61の開口部とは、互いに連続した開口(外気導入口68)を形成している。
この構成によれば、上部カバーの開放部と前方カバー部61の開口部とで大型の開口を形成することで、カバー内側に配置した電装部品により多くの走行風(冷却風)を供給可能とすることができる。
上記電動二輪車1において、前方カバー部61の開口部は、カバー上方側に開放する切り欠き66,66’とされ、開口部を通じて前方カバー部61の内側にダウンフレーム19が進入し、前方カバー部61は、開口部の周囲が残余の部位より車両前方側へ膨出している。
この構成によれば、ダウンフレーム19が通過する切り欠き66,66’の周囲を車両前方側へ膨出させることで、開口部の周縁が車両前方側に変位してダウンフレーム19との間の間隔を増加させる。これにより、ダウンフレーム19を避けて開口部から走行風を導入しやすくなる。また、開口部が切り欠き状に形成される場合にも、開口部の周囲の剛性を確保しやすくなる。
上記電動二輪車1において、切り欠き66は、車両前方側から見て、ダウンフレーム19よりも幅広に形成された拡幅部67を有している。
この構成によれば、前方カバー部61の切り欠き66が前面視でダウンフレーム19よりも幅広の拡幅部67を有することで、ダウンフレーム19を避けて切り欠き66から走行風をさらに導入しやすくなる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、本実施形態の構成は、自動二輪車以外の鞍乗り型車両に適用してもよい。前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪(四輪バギー等)の車両も含まれる。原動機に内燃機関を含む車両に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 電動二輪車(鞍乗り型電動車両)
2 前輪
16 ヘッドパイプ
19 ダウンフレーム(下降フレーム)
41 シート前カバー(上方カバー)
41d 前端開口(開放部)
50 モータ(電動機)
61 前方カバー部(前方カバー)
66,66’ 切り欠き(開口部)
67 拡幅部
68 外気導入口(開口)
100 バッテリセット(蓄電池)
101 単位バッテリ(単位蓄電池)
130 PCU(制御装置)
131a 冷却フィン
K1 収容空間
K2 バッテリ間空間(蓄電池間空間)
T 厚さ方向

Claims (6)

  1. 車両駆動用の電動機(50)へ供給する電力を蓄える蓄電池(100)と、
    前記蓄電池(100)を収容する収容空間(K1)を車両前方側から覆う前方カバー(61)と、
    前記蓄電池(100)の後方に配置され、車両駆動システムの少なくとも一部の制御を行う制御装置(130)と、を備える鞍乗り型電動車両(1)において、
    前記前方カバー(61)は、前記収容空間(K1)の一部を車両前方側に露出させる開口部(66,66’)を備え、
    前記制御装置(130)は、前記前方カバー(61)の前面視において、前記開口部(66,66’)と少なくとも一部が重なり、
    前記蓄電池(100)は、車幅方向に並ぶ複数の単位蓄電池(101)を備え、
    複数の前記単位蓄電池(101)は、車幅方向で隣り合う前記単位蓄電池(101)の間に蓄電池間空間(K2)を空けて配置され、
    前記開口部(66,66’)は、前記前方カバー(61)の前面視において、前記蓄電池間空間(K2)と少なくとも一部が重なり、
    前記制御装置(130)は、一方向の厚さを抑えた偏平状をなし、厚さ方向(T)に直交する平面を前記蓄電池(100)の各単位蓄電池(101)の側面に沿わせるように配置され、
    前記制御装置(130)における前記蓄電池(100)側を向く面には、冷却フィン(131a)が備えられていることを特徴とする鞍乗り型電動車両。
  2. 前輪(2)を操向可能に支持するヘッドパイプ(16)と、
    前記ヘッドパイプ(16)から下後方へ側面視で斜めに延伸する下降フレーム(19)と、を備え、
    前記蓄電池(100)の各前記単位蓄電池(101)は、長手方向を前記下降フレーム(19)の延伸方向に沿わせるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型電動車両。
  3. 前記蓄電池(100)は、前記下降フレーム(19)より車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型電動車両。
  4. 前記蓄電池(100)および前記制御装置(130)の少なくとも一部を車両上方側から覆う上方カバー(41)を備え、
    前記上方カバー(41)の前端部には、カバー内部空間を車両前方側に開放する開放部(41d)を備え、
    前記上方カバー(41)の前記開放部(41d)は、カバー下方側に開放する切り欠き状に形成され、
    前記前方カバー(61)の前記開口部(66,66’)は、カバー上方側に開放する切り欠き状に形成され、
    前記上方カバー(41)の前記開放部(41d)と前記前方カバー(61)の前記開口部(66,66’)とは、互いに連続した開口(68)を形成していることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型電動車両。
  5. 前記前方カバー(61)の前記開口部(66,66’)は、カバー上方側に開放する切り欠き(66,66’)とされ、前記開口部(66,66’)を通じて前記前方カバー(61)の内側に下降フレーム(19)が進入し、
    前記前方カバー(61)は、前記開口部(66,66’)の周囲が残余の部位より車両前方側へ膨出していることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型電動車両。
  6. 前記開口部(66,66’)は、車両前方側から見て、前記下降フレーム(19)よりも幅広に形成された拡幅部(67)を有していることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型電動車両。
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