本発明の例示的な実施形態は、以下の節に記載される:
単位用量または剤形を含む、組成物であって、(a)治療有効量のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸と、(b)制御放出マトリックス、を含む、組成物。
制御放出マトリックスが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)を含む、前項に記載の、単位用量または剤形を含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)が、約22,000~30,000、約68,000~95,000、約115,000~150,000、約220,000~300,000、およびそれらの組み合わせの数平均分子量を有するHPMCからなる群から選択される、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、制御放出マトリックスが、約68,000~95,000の数平均分子量を有するHPMCを含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、制御放出マトリックスが、約115,000~150,000の数平均分子量を有するHPMCを含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、制御放出マトリックスが、約68,000~95,000および約115,000~150,000の数平均分子量を有するHPMCを含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量が、組成物の総重量の約30%~約65%;組成物の総重量の約40%~約65%;組成物の総重量の約40%~約60%;または組成物の総重量の約45%~約55%である、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量が、組成物の総重量の約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、または約65%である、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、約250~約1000mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;約350~約1000mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;約400~約1000mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;約400~約900mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;約400~約800mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;約400~約700mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸;または約400~約600mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、約400mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約425mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約450mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約500mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約525mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約550mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、約575mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、または約600mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、約5%の食餌値のカルシウム;約6%の食餌値のカルシウム;約7%の食餌値のカルシウム;約8%の食餌値のカルシウム;約9%の食餌値のカルシウム;約10%の食餌値のカルシウム;約11%の食餌値のカルシウム;約12%の食餌値のカルシウム;約13%の食餌値のカルシウム;約14%の食餌値のカルシウム;約15%の食餌値のカルシウム;約16%の食餌値のカルシウム;約17%の食餌値のカルシウム;約18%の食餌値のカルシウム;約19%の食餌値のカルシウム;約20%の食餌値のカルシウムを含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、1つ以上の希釈剤、充填剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、および懸濁剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される1つ以上の賦形剤をさらに含む、組成物。
微結晶性セルロースをさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約14%~約27%、組成物の総重量の約17%~約23%、組成物の総重量の約17%~約22%、組成物の総重量の約17%~約20重量%である、組成物。
ラクトース一水和物をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約6%~約19%、組成物の総重量の約8%~約17%;組成物の総重量の約10%~約15%;組成物の総重量の約11%~約14%である、組成物。
1つ以上の滑沢剤をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムであり、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約1%~約5%;組成物の総重量の約1%~約3%;組成物の総重量の約2%~約4%である、組成物。
1つ以上の崩壊剤をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、崩壊剤は、二酸化ケイ素であり、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約1%~約5%;組成物の総重量の約1%~約3%;組成物の総重量の約2%~約4%である、組成物。
甘味料をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、甘味料は、イソマルトである、組成物。
ワックスをさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、ワックスは、カルナウバワックスおよび/または米ぬかワックスである、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、界面活性剤、防腐剤、香味剤、ビタミン、抗酸化剤、および甘味剤からなる群から選択される1つ以上の剤をさらに含む、組成物。
1つ以上のビタミンまたはその類似体または誘導体をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、ビタミンは、ニコチンアミドリボシド(NR)であり、ビタミンは、ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)である、組成物。
抗酸化剤をさらに含む、前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、抗酸化剤は、フィセチンである、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の約90%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約70%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約60%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約50%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約40%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約45%以下;制御されないかまたは制御放出マトリックスを含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファケトグルタル酸の放出速度の約30%以下;であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を特徴とする、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約0.5~約2時間後に約30%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約0.5~約1.5時間後に約25%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約1時間後に約25%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約1時間後に約20%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約4~約8時間後に約60%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約8時間後に約60%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約4~約6時間後に約60%以下;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約6時間後に約60%以下;であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を特徴とする、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約10~約11時間後に約75%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約10時間後に約75%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約9~約11時間後に約75%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約9時間後に約75%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約12~約15時間後に約90%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約12~約14時間後に約90%以上;75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約13時間後に約90%以上;であるまたは75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり約37℃で900mLの約0.03MのNaClおよび約0.08MのHClである溶解媒体中で約12時間後に約90%以上;であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を特徴とする、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物である、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、525mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物を含む、組成物。
前述のいずれか一項に記載の、単位用量および剤形を含む、組成物であって、投与単位は、経口投与用に構成され、投与単位は、錠剤であり、投与単位は、カプセルである、組成物。
525mgのCa-AKG一水和物および制御放出マトリックス、イソマルト、1つ以上の植物性ワックス、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、シリカを含む単位用量であって、制御放出マトリックスは、HPMCを含む。
本明細書に記載のコーティングをさらに含む、前述のいずれか一項に記載の単位用量。
加齢の自然な衰退および加齢関連疾患の薬理学的治療および予防は、一部にはこの目的のために薬剤に要求される厳格な特性のために、医学界に課題を提示している。高齢患者集団は、生物学的に利用可能で、毒性がなく、長期的な副作用がない薬理学的療法に異常に高い負担を課している。予防は、加齢関連障害のリスクはあり得るが症状を経験していないか軽度の症状を経験している患者の治療を必要とし、既存の健康を損なわない剤を必要とする。既存の加齢関連疾患の患者の治療は、既存の健康状態を悪化させないために、非毒性に対する高い要件がを要とする。さらに、加齢関連障害の治療または予防は一般に、長年にわたり薬剤による治療を必要とする可能性が高く、したがってそのような剤が臓器系に対する累積毒性または長期の有害作用を有しないようにする必要がある。
近年の発見は、加齢が、動物において作動する分子プログラムによって駆動され、分子損傷の蓄積によって単に駆動されるものではないことを示唆する。加齢の分子メカニズムを解明することを目的としたヒトおよびモデル生物での研究は、広く保存された長寿経路の存在を示している。様々な研究は、食事制限、絶食、またはカロリー制限により寿命が延長し、本明細書に記載の主要なモデルシステム全体を含む、幅広い範囲の生物での複数の加齢関連表現型の発症を遅延させ得ることを示している。
mTORシグナル伝達経路は、特に、酵母、線虫、およびショウジョウバエでの食餌制限の長寿効果(pro-longevity effect)のため阻害される、中枢の加齢促進経路として浮上している。栄養素の枯渇に応じて、mTOR活性が低下され、これは、遺伝子転写およびタンパク質翻訳の変化の活性化、およびリン酸化によるmTOR基質の調節の変化を介して寿命延長を促進し、および環境ストレス要因に対する耐性を向上させることが示されている下流イベントをもたらす。さらに、食餌制限は、mTORのみでなく、AMPK経路(活性化)、サーチュイン経路(タンパク質レベルの上昇)、ミトコンドリアの生体エネルギー(活性化)、およびIGF-1経路(阻害)などの加齢プロセスにも効果を有することが知られている。
いくつかの実施形態では、Ca-AKGは、mTOR経路を調節する。いくつかの実施形態では、Ca-AKGは、AMPK経路を調節する。いくつかの実施形態では、Ca-AKGは、mTOR経路およびAMPK経路を調節する。
別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書に記載されているものと類似であるかまたは同等の方法および材料を本発明の実施または試験に使用できるが、好適な方法および材料を以下に説明する。矛盾する場合は、定義を含む本特許明細書が優先する。さらに、材料、方法、および実施例は例示にすぎず、限定することを意図するものではない。
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、単数形は、複数形を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明らかに他のことを示さない限り、複数の指示対象を含むことに留意されたい。本出願において、「または(or)」の使用は、特に明記しない限り、「および/または(and/or)」を意味する。さらに、「含む(including)」という用語、および「含む(include)」、「含む(includes)」、「含まれる(included)」などの他の形態の使用は、限定的ではない。
「アルファ-ケトグルタル酸塩」、「α-ケトグルタル酸塩」、または「AKG」は、アルファ-ケトグルタル酸塩の誘導体(例えば、MacKenzieら、(2007)Mol Cell Biol 27(9):3282-3289)に記載の誘導体)、アルファ-ケトグルタル酸塩の類似体(例えば、ホスホネート類似体(例えば、Bunikら、(2005)Biochemistry 44(31):10552-61に引用されているもの)、アルファ-ケトグルタル酸塩のエステル(例えば、アルファ-ケトグルタル酸ジメチルおよびアルファ-ケトグルタル酸オクチル)、および様々な種固有の類似体、例えば、ヒトアルファ-ケトグルタル酸、ブタアルファ-ケトグルタル酸、マウスアルファ-ケトグルタル酸、ウシアルファ-ケトグルタル酸などを含む。
本明細書で使用されるとき、「個体(複数可)」、「対象(複数可)」および「患者(複数可)」という用語は、任意の哺乳動物を意味する。いくつかの実施形態では、哺乳動物は、ヒトである。いくつかの実施形態では、哺乳動物は、非ヒトである。いずれの用語も、医療従事者(例えば、医師、登録看護師、看護実施者、医師の助手、病棟従事者またはホスピス従事者)の監督(例えば、持続するまたは断続的な)を特徴とする状況を必要としないか、またはこれらに限定されない。
本明細書で使用される場合、範囲および量は、特定の値または範囲の「約」として表すことができる。約は、正確な量も含む。したがって、「約5μL」は、「約5μL」および「5μL」を意味する。一般に、「約」という用語は、実験誤差内であると予想される量を含む。
「制御放出剤形」および「制御放出層」という用語は同義的に使用され、時間経過および/または場所の薬物放出特性が、従来の即時放出剤形によってもたらされない治療目的または簡便な目的を達成するために選択されるものとして定義される。制御放出層または制御放出剤形からの活性薬物の放出速度は、生理学的条件もしくは環境的条件のみによってではなく、剤形の特徴によって、および/または生理学的条件もしくは環境的条件と組み合わせて制御される。制御放出剤形は、治療ウィンドウ内で薬物血漿レベルを維持するために使用される。特定の実施形態の制御放出剤形は、定常状態での血漿中のCmax/Cmin比が治療指数よりも小さくなるように1日1回の投与量として治療有効量の活性薬物を送達すること、および薬物レベルを一定の有効レベルに維持して一定期間(例えば24時間)にわたって治療利益をもたらすことを試みる。特定の実施形態では、制御放出剤形は、時間と共に実質的に不変のままである血漿レベルを提供するように、実質的に一定のまたは徐々に減少する薬物放出速度をもたらす。特定の実施形態では、制御放出剤形は、ある期間(例えば、24時間)の薬物の治療範囲内で実質的に一定に留まる薬物の血漿濃度の迅速な増加をもたらすように設計される。あるいは、いくつかの他の実施形態では、制御放出剤形は、薬物の血漿濃度の迅速な増加を提供するように設計され、これは、一定に留まらない可能性があるが、血漿濃度が、ある期間(例えば、24時間)治療範囲内に留まるような速度で低下する。
「制御放出マトリックス」という用語は、ある期間、制御された速度で生物活性剤を送達できるポリマーマトリックスなどの、マトリックスを指す。初期バースト段階が存在し得るが、マトリックスからの生物活性剤の全体的な放出動態は一般に、線形であり、そのため生物活性剤の比較的一定の供給分が、所望の期間にわたって放出される。期間は、生物活性剤およびその使用目的に応じて、数時間~数日で変化し得る。一般に、治療期間にわたり制御されたマトリックスから放出される生物活性剤の割合(パーセンテージ)は、未放出の生物活性剤の浪費を避けるために、比較的高い(例えば、少なくとも約50%、少なくとも約75%、少なくとも約90%、または少なくとも約95%)ことが好ましい。本明細書で使用される場合、用語「放出改変剤」は一般に、制御放出マトリックスの少なくとも一部を個別にまたは一緒に形成する成分を指す。
「即時放出」層または剤形という用語は、実質的に投与直後の活性剤の放出を指す。例えば、即時放出は、これに限定されないが、胃液との接触を含み、約1時間以内の実質的に完全な溶解をもたらす。即時放出成分は、瞬時放出とも呼ばれ得る。本明細書で論じられる溶解プロファイルに関連して使用される場合、「即時放出」という用語は、1時間未満の期間にわたって活性剤を送達する、本明細書に開示される剤形の部分を指す。
本明細書で使用される「コーティング組成物」、「コート組成物」、「コーティング溶液」、「コート溶液」、「コーティング懸濁液」、および「コート懸濁液」という用語は、同義的に使用され、制御放出コーティングを作り出すために使用される賦形剤の混合物を意味するように定義される。コーティング組成物は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸コアに塗布されて中間コーティングを形成し、中間コーティングは、硬化されて制御放出コーティングを形成する。
「有効量」、「薬学的有効量」、または「治療的有効量」という用語は、所望の生物学的、治療的、および/または予防的結果を提供するための非毒性であるが十分な量の剤を指す。その結果は、疾患の兆候、症状、または原因の減少および/もしくは緩和、または生物学的系の任意の他の望ましい変化であり得る。例えば、治療用途の「有効量」は、本明細書自体に開示されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸、または疾患もしくは状態の臨床的に有意な減少をもたらすために必要な本明細書に開示のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む組成物の量である。任意の個々の場合における適切な有効量は、ルーチンの実験を用いて当業者によって決定され得る。
本明細書で使用される「薬学的に許容される」という用語は、担体または希釈剤などの、材料を指し、それは、化合物の生物学的活性または特性を無効にせず、比較的毒性がない。すなわち、材料は、望ましくない生物学的効果を引き起こすことなく、またはその内部に含まれる組成物の成分のいずれかと有害な様式で相互作用することなく、個々に投与される。
「薬学的に許容される塩」という用語は、好適なアニオンと組み合わせた治療活性剤のカチオン形態、または代替的実施形態では、好適なカチオンと組み合わせた治療活性剤のアニオン形態からなる治療活性剤の形態を指す。Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties,Selection and Use.International Union of Pure and Applied Chemistry,Wiley-VCR 2002.S.M.Berge,L.D.Bighley,D.C.Monkhouse,J.Pharm.Sci.1977,66,1-19.P.H.Stahl and C.G.Wermuth,editors,Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties,Selection and Use,Weinheim/Zurich:Wiley-VCH/VHCA,2002。医薬塩は典型的には、非イオン性種よりも胃液および腸液中で溶解性が高く、溶解性が速いため、固形剤形において有用である。さらに、それらの溶解度は多くの場合、pHの関数であるため、消化管のある部分または別の部分での選択的溶解が可能であり、この能力は、遅延放出および持続放出挙動の1つの態様として操作され得る。また、塩形成分子は中性形態と平衡状態であり得るため、生体膜からの通過を調整できる。
本明細書で使用される場合、「治療(treatment)」または「治療する(treating)」は、これらに限定されないが、治療的利益および/または予防的利益を含む、疾患、障害、または病状に関して有益なまたは所望の結果を得るためのアプローチを指す。治療的利益は、治療されている根本的な障害の根絶または改善を意味する。また、治療的利益は、対象が依然として基礎疾患に罹患している可能性があるにもかかわらず、対象において改善が観察されるように、基礎疾患に関連する生理学的症状の1つ以上が根絶または改善されることによって達成される。特定の実施形態では、予防的利益のために、組成物は、特定の疾患を発症するリスクのある対象、またはこの疾患の診断がされていない場合であっても、疾患の生理学的症状の1つ以上が報告されている対象に投与される。
その用語が本明細書で使用される「治療的効果」は、上記の治療的利益および/または予防的利益を包含する。予防的効果は、疾患または状態の出現を遅延させるかまたは消失させること、疾患または状態の症状の発症を遅延させるかまたは消失させること、疾患または状態の進行を遅延させるか、停止させるか、または逆転させること、あるいはそれらの任意の組み合わせを含む。
「医薬的に許容される担体、希釈剤または賦形剤」としては、これらに限定されないが、任意のアジュバント、担体、賦形剤、滑剤、甘味剤、希釈剤、防腐剤、染料、着色剤、調味料、界面活性剤、湿潤剤、分散剤、懸濁剤、安定剤、等張剤、溶媒、または乳化剤が挙げられ、これらは、米国食品医薬品局(United States Food and Drug Administration)によって、ヒトまたは家畜での使用が許容されるものとして承認されている。
アルファ-ケトグルタル酸塩(AKG)
本明細書に記載されるのは、アルファ-ケトグルタル酸塩の持続放出組成物である。
特定の態様では、本開示は、FDAに承認なくヒトの消費に利用可能であるか、または一般に安全と認められている(GRAS)化合物(例えば、アルファ-ケトグルタル酸塩の塩)を含む組成物を提供する。このような化合物は、それらがa)FDA SCOGSデータベースに存在し、かつ米国食品医薬品局によって一般に安全と認められているか、またはb)伝統的な食餌中に存在する植物(例えば、果物、野菜、ハーブ)に由来するため、そのように分類され得、このため、科学界で消費について安全であると認識されている。いくつかの実施形態では、GRAS化合物は、FDAの承認なしにヒトの消費に利用可能である化合物である。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物は、AKGを含む。アルファ-ケトグルタル酸塩またはα-ケトグルタル酸塩(式1)は、2-オキソペンタン二酸、2-ケトグルタル酸、2-オキソグルタル酸、およびオキソグルタル酸としても公知である。生理学的pHで、α-ケトグルタル酸塩は、式2で示すものなど、1つ以上の脱プロトン化形態で存在する。アルファ-ケトグルタル酸塩は、真核生物のクレブス回路の中間体であり、そのような生物においてイソクエン酸回路(クレブス回路プロセス)またはL-グルタミン酸塩(アラニントランスアミナーゼを介して)から生合成される。α-ケトグルタル酸塩およびそれに対応する塩の両方は、発酵培養物からの調製(例えば、米国特許第2,776,926号明細書を参照)または密接に関連する化合物からの化学合成のいずれかを介して市販されている。
クレブス回路を介するエネルギー生成におけるその役割と一致して、α-ケトグルタル酸塩は、細胞内の生体エネルギーの重要な調節因子であり、ATP合成酵素サブユニットβの阻害剤およびキナーゼmTORの間接的阻害剤、ミトコンドリアの電子伝達鎖の部分的阻害の結果として関与している。
いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩は、遊離酸(α-ケトグルタル酸)として提供される。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩は、単塩またはビス塩として提供される。他の実施形態では、α-ケトグルタル酸塩は、一ナトリウム塩、二ナトリウム塩、一カリウム塩、または二カリウム塩として提供される。さらに別の実施形態では、α-ケトグルタル酸塩は、米国食品医薬品局オレンジブック(U.S.FDA Orange Book)に記載されている他のカチオンとの一価または二価の塩として提供される。このようなカオチンとしては、カルシウム、ジオラミン、リチウム、リジン、マグネシウム、メグルミン、オラミン、トロメタミン、および亜鉛が挙げられる。さらなる実施形態では、α-ケトグルタル酸塩の塩は、無水塩、半水和物、一水和物、または二水和物として提供される。
本明細書でさらに開示されるのは、特定の態様では、α-ケトグルタル酸塩の塩を含む組成物である。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩は、カルシウム塩(Ca-AKG)として提供される。いくつかの実施形態では、カルシウムα-ケトグルタル酸は、α-ケトグルタル酸カルシウム水和物であり得る。いくつかの実施形態では、カルシウムα-ケトグルタル酸は、α-ケトグルタル酸カルシウム一水和物であり得る。いくつかの実施形態では、カルシウムα-ケトグルタル酸は、α-ケトグルタル酸カルシウム半水和物であり得る。いくつかの実施形態では、カルシウムα-ケトグルタル酸は、α-ケトグルタル酸カルシウム無水物であり得る。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物は、α-ケトグルタル酸塩のエステルを含む。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩のエステルは、α-ケトグルタル酸塩のメチルエステルである。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩のエステルは、α-ケトグルタル酸塩のジメチルエステルである。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩のエステルは、α-ケトグルタル酸塩のエチルエステルである。いくつかの実施形態では、α-ケトグルタル酸塩のエステルは、α-ケトグルタル酸塩のジエチルエステルである。
いくつかの実施形態では、アルファ-ケトグルタル酸塩は、一リチウム塩、二リチウム塩、一ナトリウム塩、二ナトリウム塩、一カリウム塩、二カリウム塩、カルシウム塩、または亜鉛塩として提供される。いくつかの実施形態では、アルファ-ケトグルタル酸塩は、カルシウム塩として提供される。さらなる実施形態では、アルファ-ケトグルタル酸塩のカルシウム塩は、無水塩、一水和物、または二水和物として提供される。さらなる実施形態では、アルファ-ケトグルタル酸塩は、米国食品医薬品局オレンジブックに記載されている他のカチオンとの一価または二価の塩として提供される。このようなカオチンとしては、カルシウム、ジオラミン、リチウム、リジン、マグネシウム、メグルミン、オラミン、トロメタミン、および亜鉛が挙げられる。
アルファ-ケトグルタル酸塩の持続放出組成物
一態様では、本明細書に記載されるのは、治療有効量のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸および制御放出マトリックスを含む組成物であり、本組成物は、所定の期間にわたってまたはその間に、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化される1つ以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の90%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を特徴とするか、この放出速度が可能であるか、またはこの放出速度をもたらすように構成される。
いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の80%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の70%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の60%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の50%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の40%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の30%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の20%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の10%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、いかなる制御放出マトリックスも含まずに製剤化されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度の5%以下であるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供する。
カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の15%~85%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の15%~75%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の30%~70%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の40%~70%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の30%~65%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の40%~65%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の30%~60%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の40%~60%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の45%~55%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の45%~52%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の46%~53%である。
いくつかの実施形態では、組成物中のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約10%w/w~約75%w/wに対応する。他の実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約10%w/w、約15%w/w、約18%w/w、約20%w/w、約21%w/w、約22%w/w、約23%w/w、約24%w/w、約25%w/w、約26%w/w、約27%w/w、約28%w/w、約29%w/w、約30%w/w、約31%w/w、約32%w/w、約33%w/w、約34%w/w、約35%w/w、約36%w/w、約37%w/w、約38%w/w、約39%w/w、約40%w/w、約41%w/w、約42%w/w、約43%w/w、約44%w/w、約45%w/w、約46%w/w、約47%w/w、約48%w/w、約49%w/w、約50%w/w、約51%w/w、約52%w/w、約53%w/w、約54%w/w、約55%w/w、約56%w/w、約57%w/w、約58%w/w、約59%w/w、約60%w/w、約61%w/w、約62%w/w、約63%w/w、約64%w/w、約65%w/w、約66%w/w、約67%w/w、約68%w/w、約69%w/w、約70%w/w、約71%w/w、約72%w/w、約73%w/w、約74%w/w、または約75%w/wに対応する。
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、または65%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約30%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約35%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約40%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約45%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約50%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約55%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約60%である。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、組成物の総重量の約65%である。
制御放出マトリックス
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)を含む。いくつかの実施形態では、HPMCは、22,000~30,000、68,000~95,000、115,000~150,000、220,000~300,000、およびそれらの組み合わせの数平均分子量を有するHPMCから選択される。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約68,000~95,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約115,000~150,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約65,000~102,000および約103,000~156,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約68,000~95,000、および115,000~150,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約77,000~95,000および約109,000~128,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約18,000~44,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、少なくとも18,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、最大で44,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、18,000~20,000、18,000~23,000、18,000~27,000、18,000~30,000、18,000~33,000、18,000~36,000、18,000~39,000、18,000~41,000、18,000~44,000、20,000~23,000、20,000~27,000、20,000~30,000、20,000~33,000、20,000~36,000、20,000~39,000、20,000~41,000、20,000~44,000、23,000~27,000、23,000~30,000、23,000~33,000、23,000~36,000、23,000~39,000、23,000~41,000、23,000~44,000、27,000~30,000、27,000~33,000、27,000~36,000、27,000~39,000、27,000~41,000、27,000~44,000、30,000~33,000、30,000~36,000、30,000~39,000、30,000~41,000、30,000~44,000、33,000~36,000、33,000~39,000、33,000~41,000、33,000~44,000、36,000~39,000、36,000~41,000、36,000~44,000、39,000~41,000、39,000~44,000、または41,000~44,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、18,000、20,000、23,000、27,000、30,000、33,000、36,000、39,000、41,000、または44,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約65,000~102,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、少なくとも65,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、最大で102,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、65,000~68,000、65,000~71,000、65,000~74,000、65,000~77,000、65,000~80,000、65,000~83,000、65,000~87,000、65,000~91,000、65,000~95,000、65,000~99,000、65,000~102,000、68,000~71,000、68,000~74,000、68,000~77,000、68,000~80,000、68,000~83,000、68,000~87,000、68,000~91,000、68,000~95,000、68,000~99,000、68,000~102,000、71,000~74,000、71,000~77,000、71,000~80,000、71,000~83,000、71,000~87,000、71,000~91,000、71,000~95,000、71,000~99,000、71,000~102,000、74,000~77,000、74,000~80,000、74,000~83,000、74,000~87,000、74,000~91,000、74,000~95,000、74,000~99,000、74,000~102,000、77,000~80,000、77,000~83,000、77,000~87,000、77,000~91,000、77,000~95,000、77,000~99,000、77,000~102,000、80,000~83,000、80,000~87,000、80,000~91,000、80,000~95,000、80,000~99,000、80,000~102,000、83,000~87,000、83,000~91,000、83,000~95,000、83,000~99,000、83,000~102,000、87,000~91,000、87,000~95,000、87,000~99,000、87,000~102,000、91,000~95,000、91,000~99,000、91,000~102,000、95,000~99,000、95,000~102,000、または99,000~102,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、65,000、68,000、71,000、74,000、77,000、80,000、83,000、87,000、91,000、95,000、99,000、または102,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約103,000~156,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、少なくとも103,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、最大で156,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、103,000~109,000、103,000~115,000、103,000~118,000、103,000~123,000、103,000~128,000、103,000~133,000、103,000~138,000、103,000~142,000、103,000~146,000、103,000~150,000、103,000~156,000、109,000~115,000、109,000~118,000、109,000~123,000、109,000~128,000、109,000~133,000、109,000~138,000、109,000~142,000、109,000~146,000、109,000~150,000、109,000~156,000、115,000~118,000、115,000~123,000、115,000~128,000、115,000~133,000、115,000~138,000、115,000~142,000、115,000~146,000、115,000~150,000、115,000~156,000、118,000~123,000、118,000~128,000、118,000~133,000、118,000~138,000、118,000~142,000、118,000~146,000、118,000~150,000、118,000~156,000、123,000~128,000、123,000~133,000、123,000~138,000、123,000~142,000、123,000~146,000、123,000~150,000、123,000~156,000、128,000~133,000、128,000~138,000、128,000~142,000、128,000~146,000、128,000~150,000、128,000~156,000、133,000~138,000、133,000~142,000、133,000~146,000、133,000~150,000、133,000~156,000、138,000~142,000、138,000~146,000、138,000~150,000、138,000~156,000、142,000~146,000、142,000~150,000、142,000~156,000、146,000~150,000、146,000~156,000、または150,000~156,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、103,000、109,000、115,000、118,000、123,000、128,000、133,000、138,000、142,000、146,000、150,000、または156,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、約170,000~320,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、少なくとも170,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、最大で320,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、170,000~180,000、170,000~190,000、170,000~200,000、170,000~210,000、170,000~220,000、170,000~230,000、170,000~240,000、170,000~260,000、170,000~280,000、170,000~300,000、170,000~320,000、180,000~190,000、180,000~200,000、180,000~210,000、180,000~220,000、180,000~230,000、180,000~240,000、180,000~260,000、180,000~280,000、180,000~300,000、180,000~320,000、190,000~200,000、190,000~210,000、190,000~220,000、190,000~230,000、190,000~240,000、190,000~260,000、190,000~280,000、190,000~300,000、190,000~320,000、200,000~210,000、200,000~220,000、200,000~230,000、200,000~240,000、200,000~260,000、200,000~280,000、200,000~300,000、200,000~320,000、210,000~220,000、210,000~230,000、210,000~240,000、210,000~260,000、210,000~280,000、210,000~300,000、210,000~320,000、220,000~230,000、220,000~240,000、220,000~260,000、220,000~280,000、220,000~300,000、220,000~320,000、230,000~240,000、230,000~260,000、230,000~280,000、230,000~300,000、230,000~320,000、240,000~260,000、240,000~280,000、240,000~300,000、240,000~320,000、260,000~280,000、260,000~300,000、260,000~320,000、280,000~300,000、280,000~320,000、または300,000~320,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、170,000、180,000、190,000、200,000、210,000、220,000、230,000、240,000、260,000、280,000、300,000、または320,000の数平均分子量を有するHPMCを含む。
放出速度
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で0.5~2時間で30%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で0.5~2時間で25%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で0.5~1.5時間で25%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で0.5~1.5時間で20%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で30%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で25%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で20%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で19%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で18%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で17%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で16%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で1時間で15%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で4~8時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で4~6時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で8時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で7時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で6時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で5時間で60%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で5時間で55%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、パドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で5時間で50%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で5時間で45%以下のケトグルタル酸塩の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で4時間で50%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で4時間で45%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で4時間で40%以下のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で9~11時間で75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で9~10時間で75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で10~11時間で75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で約9時間で約75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で約10時間で約75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で約11時間で約75%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で11~15時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で11~14時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で11~13時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で11~12時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で12~15時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で12~14時間で約90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で12~13時間で約90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で11時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で12時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で13時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、組成物は、75rpmで回転するバスケットを備えたパドル装置によって測定されるとおり、溶解媒体中で14時間で90%以上のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の放出速度を提供し、溶解媒体は、約37℃で900mLの0.03MのNaClおよび0.08MのHClである。
いくつかの実施形態では、本組成物は、1つ以上の賦形剤を含む。
いくつかの実施形態では、賦形剤は、希釈剤、充填剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、懸濁剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、賦形剤は、希釈剤、充填剤、崩壊剤、滑沢剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、組成物は、第1の希釈剤を含む。いくつかの実施形態では、第1の希釈剤の量は、組成物の総重量の11%~29%である。いくつかの実施形態では、第1の希釈剤の量は、組成物の総重量の少なくとも11%である。いくつかの実施形態では、第1の希釈剤の量は、組成物の総重量の最大で29%である。いくつかの実施形態では、第1の希釈剤の量は、組成物の総重量の11%~14%、11%~17%、11%~19%、11%~20%、11%~21%、11%~23%、11%~25%、11%~27%、11%~29%、14%~17%、14%~19%、14%~20%、14%~21%、14%~23%、14%~25%、14%~27%、14%~29%、17%~19%、17%~20%、17%~21%、17%~23%、17%~25%、17%~27%、17%~29%、19%~20%、19%~21%、19%~23%、19%~25%、19%~27%、19%~29%、20%~21%、20%~23%、20%~25%、20%~27%、20%~29%、21%~23%、21%~25%、21%~27%、21%~29%、23%~25%、23%~27%、23%~29%、25%~27%、25%~29%、または27%~29%である。いくつかの実施形態では、第1の希釈剤の量は、組成物の総重量の約11%、約14%、約17%、約19%、約20%、約21%、約23%、約25%、約27%、または約29%である。
いくつかの実施形態では、第1の希釈剤は、微結晶性セルロースである。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の11%~29%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の14%~27%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の17%~23%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の17%~22%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の17%~20%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の少なくとも11%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の最大で29%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の11%~14%、11%~17%、11%~19%、11%~20%、11%~21%、11%~23%、11%~25%、11%~27%、11%~29%、14%~17%、14%~19%、14%~20%、14%~21%、14%~23%、14%~25%、14%~27%、14%~29%、17%~19%、17%~20%、17%~21%、17%~23%、17%~25%、17%~27%、17%~29%、19%~20%、19%~21%、19%~23%、19%~25%、19%~27%、19%~29%、20%~21%、20%~23%、20%~25%、20%~27%、20%~29%、21%~23%、21%~25%、21%~27%、21%~29%、23%~25%、23%~27%、23%~29%、25%~27%、25%~29%、または27%~29%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約11%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約14%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約17%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約19%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約20%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約21%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約23%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約25%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約27%である。いくつかの実施形態では、微結晶性セルロースの量は、組成物の総重量の約29%である。
いくつかの実施形態では、組成物は、第2の希釈剤を含む。いくつかの実施形態では、第2の希釈剤の量は、組成物の総重量の4%~19%である。いくつかの実施形態では、第2の希釈剤の量は、組成物の総重量の少なくとも4%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の最大で19重量%である。いくつかの実施形態では、第2の希釈剤の量は、組成物の総重量の4%~6%、4%~8%、4%~10%、4%~11%、4%~12%、4%~13%、4%~14%、4%~15%、4%~17%、4%~19%、6%~8%、6%~10%、6%~11%、6%~12%、6%~13%、6%~14%、6%~15%、6%~17%、6%~19%、8%~10%、8%~11%、8%~12%、8%~13%、8%~14%、8%~15%、8%~17%、8%~19%、10%~11%、10%~12%、10%~13%、10%~14%、10%~15%、10%~17%、10%~19%、11%~12%、11%~13%、11%~14%、11%~15%、11%~17%、11%~19%、12%~13%、12%~14%、12%~15%、12%~17%、12%~19%、13%~14%、13%~15%、13%~17%、13%~19%、14%~15%、14%~17%、14%~19%、15%~17%、15%~19%、または17%~19%である。いくつかの実施形態では、第2の希釈剤の量は、組成物の総重量の約4%、約6%、約8%、約10%、約11%、約12%、約13%、約14%、約15%、約17%、または約19%である。
いくつかの実施形態では、第2の希釈剤は、ラクトース一水和物である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の4%~19%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の6%~19%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の8%~17%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の10%~15%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の11%~14%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の少なくとも4重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の最大で19重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の4%~6%、4%~8%、4%~10%、4%~11%、4%~12%、4%~13%、4%~14%、4%~15%、4%~17%、4%~19%、6%~8%、6%~10%、6%~11%、6%~12%、6%~13%、6%~14%、6%~15%、6%~17%、6%~19%、8%~10%、8%~11%、8%~12%、8%~13%、8%~14%、8%~15%、8%~17%、8%~19%、10%~11%、10%~12%、10%~13%、10%~14%、10%~15%、10%~17%、10%~19%、11%~12%、11%~13%、11%~14%、11%~15%、11%~17%、11%~19%、12%~13%、12%~14%、12%~15%、12%~17%、12%~19%、13%~14%、13%~15%、13%~17%、13%~19%、14%~15%、14%~17%、14%~19%、15%~17%、15%~19%、または17%~19%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約4重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約6重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約8重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約10重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約11重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約12重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約13重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約14重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約15重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約17重量%である。いくつかの実施形態では、ラクトース一水和物の量は、組成物の総重量の約19重量%である。
いくつかの実施形態では、組成物は、滑沢剤を含む。いくつかの実施形態では、滑沢剤の量は、組成物の総重量の1%~5%である。いくつかの実施形態では、滑沢剤の量は、組成物の総重量の少なくとも1重量%である。いくつかの実施形態では、滑沢剤の量は、組成物の総重量の最大で5%である。いくつかの実施形態では、滑沢剤の量は、組成物の総重量の1%~2%、1%~3%、1%~4%、1%~5%、2%~3%、2%~4%、2%~5%、3%~4%、3%~5%、または4%~5%である。いくつかの実施形態では、滑沢剤の量は、組成物の総重量の1%、2%、3%、4%、または5%である。
いくつかの実施形態では、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムである。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の1%~5%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の1%~3%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の2%~4%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の少なくとも1%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の最大で5%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の1%~2%、1%~3%、1%~4%、1%~5%、2%~3%、2%~4%、2%~5%、3%~4%、3%~5%、または4%~5%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の1%、2%、3%、4%、または5%である。
いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約1%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約2%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約3%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約4%である。いくつかの実施形態では、ステアリン酸マグネシウムの量は、組成物の総重量の約5%である。
いくつかの実施形態では、本組成物は、崩壊剤を含む。いくつかの実施形態では、崩壊剤の量は、組成物の総重量の1%~5%である。いくつかの実施形態では、崩壊剤の量は、組成物の総重量の1少なくとも1%である。いくつかの実施形態では、崩壊剤の量は、組成物の総重量の最大で5%である。いくつかの実施形態では、崩壊剤の量は、組成物の総重量の1%~2%、1%~3%、1%~4%、1%~5%、2%~3%、2%~4%、2%~5%、3%~4%、3%~5%、または4%~5%である。いくつかの実施形態では、崩壊剤の量は、組成物の総重量の1%、2%、3%、4%、または5%である。
いくつかの実施形態では、崩壊剤は、二酸化ケイ素である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の1%~5%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の1%~3%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の2%~4%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の少なくとも1%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の最大で5%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素は、組成物の総重量の1%~2%、1%~3%、1%~4%、1%~5%、2%~3%、2%~4%、2%~5%、3%~4%、3%~5%、または4%~5%である。
いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約1%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約2%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約3%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約4%である。いくつかの実施形態では、二酸化ケイ素の量は、組成物の総重量の約5%である。
アルファ-ケトグルタル酸塩の組成物
別の態様では、本明細書に記載されるのは、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸、および界面活性剤、防腐剤、香味剤、ビタミン、抗酸化剤、甘味剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される1つ以上の剤を含む組成物である。
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、50mg~5000mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、100mg~2000mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、約250mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、約500mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、約525mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、約550mgである。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の量は、約750mgである。
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物である。
いくつかの実施形態では、本組成物は、ビタミンを含む。いくつかの実施形態では、ビタミンは、ビタミンAである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、100~3000mcg;200mcg~1000mcg;約250mcg;約450mcg;または約650mcgである。いくつかの実施形態では、ビタミンAは、パルミチン酸レチニルである。
いくつかの実施形態では、ビタミンは、ビタミンDである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、50IU~3000IU;200IU~2000IU;または約250IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約750IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDは、コレカルシフェロールである。
いくつかの実施形態では、本組成物は、甘味料をさらに含む。いくつかの実施形態では、甘味料は、イソマルトである。
いくつかの実施形態では、本組成物は、ワックスをさらに含む。いくつかの実施形態では、ワックスは、カルナウバワックスおよび/または米ぬかワックスである。
いくつかの実施形態では、本組成物は、1つ以上の賦形剤をさらに含む。いくつかの実施形態では、賦形剤は、可溶化剤、希釈剤、充填剤、崩壊剤、滑沢剤、滑剤、結合剤、懸濁剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、賦形剤は、可溶化剤、希釈剤、充填剤、崩壊剤、滑沢剤、滑剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、本組成物は、第1の滑沢剤をさらに含む。いくつかの実施形態では、第1の滑沢剤は、ステアリン酸である。いくつかの実施形態では、組成物は、第2の滑沢剤を含む。いくつかの実施形態では、第2の滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムである。いくつかの実施形態では、本組成物は、滑剤を含む。いくつかの実施形態では、滑剤は、シリカである。
別の態様では、本明細書にまた記載されるのは、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸500mg;パルミチン酸レチニル450mcgを含み、イソマルト、植物性ワックス(カルナウバおよび/または米ぬか)、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、およびシリカをさらに含む組成物である。
別の態様では、本明細書にまた記載されるのは、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸500mg;コレカルシフェロール12.5mcg(500IU)を含み、イソマルト、植物性ワックス(カルナウバおよび/または米ぬか)、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、およびシリカをさらに含む組成物である。
制御放出マトリックス製剤
特定の実施形態では、本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の組成物は、制御放出マトリックスを含む。それにより制御放出マトリックスから生物活性剤が放出され得る、多くのメカニズムが存在する。2つのメカニズムは、拡散および/または分解を含む。拡散は、生物活性剤がポリマーマトリックス内の細孔を介して、またはマトリックスのポリマー鎖間を通過することにより放出されるときに生じる。拡散系では、生物活性剤は、マトリックス全体に分散されるか、またはマトリックスに隣接するもしくはマトリックス内のリザーバー内に局在化される可能性がある。リザーバー系では、ポリマーマトリックス内の生物活性剤、例えば、固体薬物、希釈溶液、または高濃度薬物溶液のリザーバーは、それを介して生物活性剤が拡散できる制御放出材料に取り囲まれている。分解性系では、生物活性剤は、マトリックスがin vivoで分解されるときに放出される。生物活性剤は、2つのメカニズムの組み合わせによっても放出される可能性がある。本明細書に記載の制御放出マトリックスのいくつかの実施形態では、生物活性剤の放出は、拡散および分解の両方の組み合わせによって駆動される。放出速度は、薬物とポリマーの比率を変化させることにより(例えば、より高い薬物濃度はより速い放出速度をもたらす傾向がある)、ポリマーマトリックスの化学的性質を変化させることにより(例えば、約40℃未満または約0℃未満のTgを有するポリマーの含有は、Tgが40℃を超えるポリマーよりも速い溶出速度をもたらす傾向があり、水を吸収するポリマーは、水を吸収しないより疎水性のポリマーよりも迅速に薬物を溶出する傾向がある)、制御され得る。これらの変数は、製造プロセスで使用される材料の選択により制御され得る。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、上記の生物活性剤を放出するために構成される。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、投与の12時間以内に少なくとも約40%~最大約60%、または少なくとも50%の生物活性剤を放出するように構成される。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、投与の24時間以内に少なくとも約40%~最大約60%、または少なくとも50%の生物活性剤を放出するように構成される。別の実施形態では、制御放出マトリックスは、投与の7日以内に少なくとも約80%~最大約100%、または少なくとも90%の生物活性剤を放出するように構成される。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、生分解性である。いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、生分解性ポリエステルを含む。生分解性ポリエステルの例としては、これらに限定されないが、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリ乳酸(PLA)、ポリグリコリド(PGA)、およびそのコポリマー、ポリ(乳酸-コ-グリコール酸)ポリマー(PLGA)およびポリ(グリコリド-コ-カプロラクトン)(PGC)などが挙げられる。ポリカプロラクトン(PCL)は、オクタン酸第一スズなどの触媒を使用するε-カプロラクトンの開環重合によって調製された生分解性ポリエステルを指す。ポリカプロラクトンは、約60℃の融点を有し、生理学的条件下でのそのエステル結合の加水分解によって分解される。
ポリ乳酸(PLA)は、トウモロコシ、デンプン、またはサトウキビなどの再生可能資源の細菌発酵によって産生され得る生分解性の熱可塑性ポリエステルであり、約173℃~約178℃の融解温度を有する。
ポリグリコリド(PGA)は、グリコール酸から重縮合または開環重合によって調製される生分解性の熱可塑性ポリエステルである。PGAは、約225℃~約230℃の融点を有する。
ポリ(乳酸-コ-グリコール酸)ポリマー(PLGA)は、グリコール酸および乳酸のモノマーのランダムな開環共重合によって形成される乳酸およびグリコール酸の生分解性コポリマーを指す。重合中に、モノマー単位は、エステル結合によって互いに結合され、脂肪族ポリエステルを生成する。PLGAは、非晶質であり、約40℃~60℃のガラス転移温度を有する。一般に、PLGAコポリマーは、約1000Da~約50,000Da、または約5000Da~25,000Daの重量平均分子量を有する。乳酸対グリコール酸の比率は、異なり得る。一般に、乳酸の量の増加は、より緩慢に分解するポリマーをもたらす。グリコール酸の増加は、より迅速に分解するポリマーをもたらす。さらに、グリコール酸の増加は、ガラス転移温度(Tg)およびポリマーへの水の浸透を低下させる傾向があり、これは、化合物のより速い放出をもたらし得る。一般に、乳酸対グリコール酸の比は、約100:0~約25:75、または約60:40~40:60、または約50:50である。
他の好適な生分解性ポリマーとしては、これらに限定されないが、ポリ(トリメチレンカーボネート)(PTMC)、ポリジオキサノン(PDO)、ポリ(4-ヒドロキシブチレート)(PHB)、およびポリ(ブチレンサクシネート)(PBS)、ポリ(トリメチレンカーボネート)(PTMC)、ポリジオキサノン(PDO)、ポリ(4-ヒドロキシブチレート)(PHB)、およびポリ(ブチレンサクシネート)(PBS)が挙げられる。
いくつかの実施形態では、ポリマー材料またはポリマーは、生体安定性である。生体安定性ポリマーの例としては、これらに限定ないが、ポリウレタン、シリコーンゴム、スチレンイソブチレン-スチレンブロックコポリマー、エーテル-エステルブロックコポリマー(例えば、1500-40D(RTP Co.))および、限定されないがポリ(エチレン-コ-酢酸ビニル)(PEVA)を含む、ビニル材料が挙げられる。
いくつかの実施形態では、制御放出マトリックスは、エラストマー(または「ソフト」)成分および非エラストマー(または「ハード」)成分を有するコポリマーを含むエラストマーポリマー材料を含む。別の実施形態では、エラストマーポリマー材料は、エラストマー成分および非エラストマー成分を有するポリマーブレンドを含む。
いくつかの実施形態では、コンプライアントポリマーまたはポリマー材料は、熱可塑性である。本明細書で使用される場合、「熱可塑性」という用語は、何度も熱によって軟化され、冷却によって硬化され、次に熱によって軟化され得るポリマーまたはポリマー材料を指す。一般に、熱可塑性材料は、架橋されない。しかし、別の実施形態では、コンプライアントポリマーまたはポリマー材料は、架橋され得る。
生物活性剤は、当業者に公知である様々な技術のいずれかにより制御放出マトリックス中に組み込まれ得る。一実施形態では、生物活性剤は、制御放出マトリックス全体に分散される。制御放出マトリックスを調製するための技術としては、これらに限定されないが、溶融押出プロセス、射出成形、または噴霧鋳造が挙げられる。
溶融押出プロセスでは、ポリマー材料および生物活性剤を含む混合物が、押出機内で組み合わされ、ポリマー材料が溶融する温度に加熱され、次いで、所望の断面形状のオリフィスを通って排出される。押出された材料は、制御条件下(例えば、速度、温度、および湿度)で収集されて、所望の寸法の生成物を得る。一実施形態では、押出物の質量流量および最終押出形態の収集速度は、所望の物理的寸法を達成するように制御され得る。例えば、最終押出形態がフィルムである場合、フィルムの収集速度は、フィルムの厚さを減少させるために、かつ逆にフィルムの厚さを増加させるために、押出物の質量流量に対して増加され得る。押出物は、溶融状態のオリフィスから排出され、押出物をその最終寸法まで伸長させることができる。押出物は続いて、周囲条件、冷却液体もしくはガス浴への曝露、または押出物を固化させるための冷却されたローラーなどの温度制御された表面への曝露によって、冷却される。一実施形態では、溶融押出プロセスは、フィルムを形成するために使用される。代替的実施形態では、溶融押出プロセスは、所望のフィルムまたはカラー構成にその後成形され得るペレットまたはビーズを形成するために使用される。溶融押出プロセスの利点のいくつかとしては、有機溶媒の不在、高スループット、連続製造が挙げられる。一般に、プロセス処理温度は、生物活性剤の生物学的活性に悪影響を与えることなくポリマー材料を溶融するのに十分である。一般に、プロセス処理温度は、少なくとも約80℃または約100℃、および約180℃未満、160℃未満、または約110℃~約150℃である。いくつかの実施形態では、特定の温度は、ポリマー材料および生物活性剤の融解および分解温度に依存する。さらに、溶融プロセス処理は、連続操作能力、操作パラメータの制御能力、および製造のスケールアップ能力をもたらす。
代替的実施形態では、射出成形プロセスが使用される。射出成形プロセスでは、ポリマー材料および生物活性剤を含む混合物が、容器に供給され、そこでそれは、ポリマー材料を溶融するのに十分な温度に加熱され、次に金型キャビティに押し込まれ、そこで金型キャビティの構成へと冷えて硬化する。条件(例えば、温度および圧力)は、成形する材料によって異なる。一実施形態では、射出成形プロセスを使用して、フィルムまたはカラーを形成する。
さらに別の実施形態では、溶媒鋳造技術を使用できる。溶媒鋳造プロセスでは、ポリマー材料および生物活性剤が、好適な溶媒と組み合わされてポリマー溶液を形成し、これが次に基材上に鋳造される。溶媒を次に、除去して、例えば、蒸発によってフィルムを形成する。一実施形態では、溶媒は、真空下(例えば、溶媒の揮発性に応じて、約15inHg~約28inHg)で除去される。別の実施形態では、溶媒は、高温(例えば、約30℃~約80℃)で除去される。代替的実施形態では、ポリマー溶液は、スプレーコーティングプロセスによって基材に塗布される。スプレーコーティングプロセスでは、ポリマー溶液は、容積式ポンプによって制御された流量で、例えばスプレーノズルおよび超音波スプレーノズルに供給される。スプレーノズルおよび基材は、制御された速度で互いに相対運動して動かされて、所望のコーティング厚を達成する。スプレーノズルは、基材に対するスプレーヘッドの速度および位置を制御できる3軸モーション制御システム(x-y-z)に取り付けられる。さらに、基材が圧延フィルムである場合、それは、ロール対ロール巻き戻しおよび巻き取り装置によってスプレーヘッドの下を横断される。コーティング幅は、基材の幅を横切る指定された経路でスプレーノズルを移動させることによって制御される。さらに、基材上のスプレーノズルの高さ(z)を増大して、より広いコーティング幅を達成し得る。
溶媒は、ポリマー材料の1つ以上の成分が真の溶液を形成するものであり得る。生物活性剤は、溶媒に可溶であるか、または溶媒全体で分散液を形成し得る。好適な溶媒としては、これらに限定されないが、アルコール(例えば、メタノール、ブタノール、プロパノールおよびイソプロパノール)、アルカン(例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、塩化メチレンおよびクロロホルムなどのハロゲン化または非ハロゲン化アルカン)、アミド(例えば、ジメチルホルムアミド)、エーテル(例えば、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキソラン、およびジオキサン)、ケトン(例えば、メチルエチルケトン、アセトン)、芳香族化合物(例えば、トルエンおよびキシレン)、ニトリル(例えば、アセトニトリル)およびエステル(例えば、酢酸エチル)が挙げられる。THFおよびクロロホルムは、様々なポリマーおよび生物活性剤に対するそれらの優れた溶解力により、好適な溶媒であることがわかっている。
賦形剤
特定の実施形態では、本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の組成物は、賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、本明細書に開示の組成物は、懸濁剤(例えば、メチルセルロース)、湿潤剤(例えば、レシチン、リゾレシチンおよび/または長鎖脂肪アルコール)、ならびに着色剤、防腐剤、香味剤などの賦形剤を含む。
本明細書に開示の組成物はまた、特定の患者集団における可溶化、投与、および/またはコンプライアンスを促進するために、食品、例えば、クリームチーズ、バター、サラダドレッシング、またはアイスクリームに組み入れられ得る。
経口使用のための調製物は、固体賦形剤として得られ得、任意により、得られた混合物を粉砕し、所望であれば、好適な助剤を添加後に、顆粒の混合物をプロセス処理して錠剤または糖衣錠コアを得る。好適な賦形剤は、特に、充填剤、糖類など、例えば、乳糖、スクロース、マンニトール、またはソルビトール;フレーバー要素、セルロース調製物、例えば、トウモロコデンプン、小麦デンプン、米デンプン、ジャガイモデンプン、ゼラチン、トラガカントガム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、および/またはポリビニルピロリドン(PVP)である。所望であれば、架橋ポリビニルピロリドン、寒天、またはアルギン酸、またはアルギン酸ナトリウムなどのそれらの塩などの、崩壊剤を添加し得る。活性化合物はまた、持続放出調製物として製剤化され得る。
糖衣錠コアは、好適なコーティングを施され得る。この目的のために、濃縮糖溶液が使用され得、それは、アラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、カルボポールゲル、ポリエチレングリコール、および/または二酸化チタン、ラッカー溶液、および好適な有機溶媒または溶媒混合物を任意により含み得る。染料または顔料が、同定するために、または活性化合物用量の異なる組み合わせの特徴を明らかにするために、錠剤または糖衣錠コーティングに添加され得る。
経口的に使用され得る調製物は、ゼラチンで作られたプッシュフィットカプセル、ならびにゼラチンおよび可塑剤(例えば、グリセロールまたはソルビトール)で作られた密封されたソフトカプセルを含む。プッシュフィットカプセルは、ラクトースなどの充填剤、デンプンなどの結合剤、および/またはタルクまたはステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤、および任意により安定剤と混合した、活性成分を含み得る。ソフトカプセルでは、活性化合物は、脂肪油、液体パラフィン、または液体ポリエチレングリコールなどの、好適な液体に溶解され得るかまたは懸濁され得る。さらに、安定剤が添加され得る。経口投与用のすべての組成物は、投与に好適な投与量であるべきである。
注射の場合、本明細書に開示の組成物は、水溶液、好ましくはハンクス液、リンゲル液、または生理食塩水緩衝液などの生理学的に適合性のある緩衝液中で製剤化され得る。このような組成物はまた、1つ以上の賦形剤、例えば、防腐剤、可溶化剤、充填剤、滑沢剤、安定剤、アルブミンなどを含み得る。製剤化方法は、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,最新版、Mack Publishing Co.,Easton,Pa.など、当技術分野において公知である。これらの組成物はまた、経粘膜投与、頬側投与、吸入による投与、非経口親投与、経皮投与、および直腸投与のために製剤化され得る。
開示された製剤に加えて、組成物はまた、デポー調製物として製剤化され得る。そのような長時間作用型製剤は、移植または経皮送達(例えば、皮下または筋肉内)、筋肉内注射、または経皮パッチの使用によって投与され得る。したがって、例えば、組成物は、好適なポリマーまたは疎水性材料(例えば、許容可能な油中のエマルジョンとして)またはイオン交換樹脂と共に、またはやや溶けにくい誘導体として、例えば、やや溶けにくい塩として製剤化され得る。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物の製剤としては、これらに限定されないが、水性液体分散液、自己乳化分散液、固溶体、リポソーム分散液、エアロゾル、固形剤形、粉末、即時放出製剤、制御放出製剤、速溶製剤、錠剤、カプセル、丸剤、遅延放出製剤、長期放出(extended release)製剤、パルス放出製剤、多粒子製剤(例えば、ナノ粒子製剤)、および即時放出制御放出混合型製剤が挙げられる。
いくつかの実施形態では、製剤は、本明細書に開示される組成物との適合性、および所望の剤形の放出プロファイル特性に基づいて選択された担体または担体材料を含む。適合性のある担体材料としては、これらに限定されないが、アカシア、ゼラチン、コロイド状二酸化ケイ素、グリセロリン酸カルシウム、乳酸カルシウム、マルトデキストリン、グリセリン、ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン(PVP)、コレステロール、コレステロールエステル、カゼインナトリウム、大豆レシチン、タウロコール酸、ホスファチジルコリン、塩化ナトリウム、リン酸三カルシウム、リン酸二カリウム、セルロースおよびセルロースコンジュゲート、糖ステアロイル乳酸ナトリウム、カラギーナン、モノグリセリド、ジグリセリド、アルファ化デンプン、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,Nineteenth Ed(Easton,Pa.:Mack Publishing Company,1995);Hoover,John E.,Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mack Publishing Co.,Easton,Pennsylvania 1975;Liberman,H.A.and Lachman,L.,Eds.,Pharmaceutical Dosage Forms,Marcel Decker,New York,N.Y.,1980;およびPharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems,Seventh Ed.(Lippincott Williams&Wilkinsl999)を参照のこと。
場合によっては、製剤はさらに、酢酸、ホウ酸、クエン酸、乳酸菌、リン酸および塩酸などの酸;塩基、例えば、水酸化ナトリウム、リン酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウムおよびトリス-ヒドロキシメチルアミノメタン;およびクエン酸塩/デキストロース、重炭酸ナトリウムおよび塩化アンモニウムなどの緩衝液を含む、pH調整剤または緩衝剤を含む。そのような酸、塩基および緩衝液は、組成物のpHを許容範囲内に維持するのに必要な量で含まれる。
場合によっては、製剤は、組成物の浸透圧を許容範囲にするのに必要な量の1つ以上の塩を含む。そのような塩としては、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウムカチオンおよび塩化物、クエン酸塩、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、重炭酸塩、硫酸塩、チオ硫酸塩または亜硫酸水素塩のアニオンを有するものが挙げられる。好適な塩としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、および硫酸アンモニウムが挙げられる。
場合によっては、製剤は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸および不活性成分を一緒に凝集混合物に保持するために使用される、結合剤を含む。好適な結合剤としては、これらに限定されないが、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース(例えば、メトセル(登録商標))、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例えば、ヒプロメロースUSP Pharmacoat-603、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートステアレート(Aqoate HS-LFおよびHS)、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、Klucel(登録商標))、エチルセルロース(例えば、Ethocel(登録商標))、および微結晶性セルロース(例えば、Avicel(登録商標))、微結晶デキストロース、アミラーゼ、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、多糖類酸、ベントナイト、ゼラチン、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、クロスポビドン、ポビドン、デンプン、アルファ化デンプン、トラガカント、デキストリン、糖類、例えば、スクロース(例えば、Dipac(登録商標))、グルコース、デキストロース、糖蜜、マンニトール、ソルビトール、キシリトール(例えば、Xylitab(登録商標))、ラクトース、天然または合成ガム、例えば、アカシア、トラガカント、ガティガム、イサポル(isapol)殻の粘液、デンプン、ポリビニルピロリドン(例えば、Povidone(登録商標)CL、Kollidon(登録商標)CL、Polyplasdone(登録商標)XL-10、およびPovidone(登録商標)K-12)、カラマツアラボガラクタン、Veegum(登録商標)、ポリエチレングリコール、ワックス、アルギン酸ナトリウム、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。
場合によっては、製剤は、それらがより安定した環境を提供するのでカルシウムアルファ-ケトグルタル酸を安定化するために使用される、希釈剤をさらに含む。緩衝溶液(pH制御または維持も提供する)に溶解された塩は、これらに限定されないが、リン酸緩衝生理食塩水を含む、当技術分野における希釈剤として利用される。特定の例において、希釈剤は、組成物のバルクを増加させて、圧縮を容易にするか、またはカプセル充填のための均質ブレンドのために十分なバルクを作り出す。こうした化合物としては、例えば、ラクトース、デンプン、マンニトール、ソルビトール、デキストロース、微結晶性セルロース、例えば、Avicel(登録商標);二塩基性リン酸カルシウム、リン酸二カルシウム二水和物;リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム;無水ラクトース、噴霧乾燥ラクトース;アルファ化デンプン、圧縮性糖類、例えば、Di-Pac(登録商標)(Amstar);マンニトール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートステアレート、スクロースベースの希釈剤、粉砂糖;一塩基性硫酸カルシウム一水和物、硫酸カルシウム二水和物;乳酸カルシウム三水和物、デキストレート(dextrate);加水分解穀物固形物、アミラーゼ;粉末セルロース、炭酸カルシウム;グリシン、カオリン;マンニトール、塩化ナトリウム;イノシトール、ベントナイト、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。
場合によっては、製剤は、物質の分裂または崩壊を促進するための崩壊剤または崩壊物を含む。「崩壊する」という用語は、胃腸液と接触したときの剤形の溶解および分散の両方を含む。崩壊剤の例としては、デンプン、例えば、天然デンプン、例えば、トウモロコシデンプン、またはジャガイモデンプン、アルファ化デンプン、例えば、National1551またはAmijel(登録商標)、またはデンプングリコール酸ナトリウム、例えば、Promogel(登録商標)またはExplotab(登録商標)、セルロース、例えば、木製品、メチル結晶セルロース、例えば、Avicel(登録商標)、Avicel(登録商標)PH101、Avicel(登録商標)PH102、Avicel(登録商標)PH105、Elcema(登録商標)P100、Emcocel(登録商標)、Vivacel(登録商標)、Ming Tia(登録商標)、およびSolka-Floc(登録商標)、メチルセルロース、クロスカルメロース、または架橋セルロース、例えば、架橋ナトリウムカルボキシメチルセルロース(Ac-Di-Sol(登録商標))、架橋カルボキシメチルセルロース、または架橋クロスカルメロース、架橋デンプン、例えば、デンプングリコール酸ナトリウム、架橋ポリマー、例えば、クロスポビドン、架橋ポリビニルピロリドン、アルギン酸塩、例えば、アルギン酸、またはアルギン酸の塩、例えば、アルギン酸ナトリウム、粘土、例えば、Veegum(登録商標)HV(ケイ酸アルミニウムマグネシウム)、ガム、例えば、寒天、グアー、イナゴマメ、カラヤ、ペクチン、またはトラガカント、デンプングリコール酸ナトリウム、ベントナイト、天然スポンジ、界面活性剤、樹脂、例えば、陽イオン交換樹脂、シトラス果肉、ラウリル硫酸ナトリウム、混合デンプン中のラウリル硫酸ナトリウム、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。
場合によっては、製剤は、充填剤、例えば、乳糖、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、二塩基性リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、微結晶性セルロース、セルロース粉末、デキストロース、デクストレート、デキストラン、デンプン、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートステアレート(HPMCAS)、スクロース、キシリトール、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、塩化ナトリウム、ポリエチレングリコール、およびそれらの任意の組み合わせを含む。
滑沢剤および滑剤もまた、材料の接着または摩擦を防止する、低減させる、または阻害するために、本明細書に開示される製剤に任意により含まれる。例示的滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸、水酸化カルシウム、タルク、フマル酸ステアリルナトリウム(sodium stearyl fumerate)、炭化水素、例えば、鉱油、または硬化植物油、例えば、硬化大豆油(Sterotex(登録商標))、高級脂肪酸およびそのアルカリ金属およびアルカリ土類金属塩、例えば、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、グリセロール、タルク、ワックス、Stearowet(登録商標)、ホウ酸、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム、ロイシン、ポリエチレングリコール(例えば、PEG-4000)、または メトキシポリエチレングリコール、例えば、Carbowax(商標)、オレイン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ベヘン酸グリセリル、ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸マグネシウムまたはナトリウム、コロイド状シリカ、例えば、Syloid(商標)、Cab-O-Sil(登録商標)、デンプン、例えば、トウモロコシデンプン、シリコーンオイル、界面活性剤、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。
可塑剤は、マイクロカプセル化材料またはフィルムコーティングを軟化させて、脆性を低減させるために使用される化合物を含む。好適な可塑剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、例えば、PEG300、PEG400、PEG600、PEG1450、PEG3350、およびPEG800、ステアリン酸、プロピレングリコール、オレイン酸、トリエチルセルロースおよびトリアセチンが挙げられる。可塑剤は、分散剤または湿潤剤としても機能する。
可溶化剤は、トリアセチン、クエン酸トリエチル、オレイン酸エチル、カプリル酸エチル、ラウリル硫酸ナトリウム、ドクセートナトリウム(sodium doccusate)、ビタミンE TPGS、ジメチルアセトアミド、Nーメチルピロリドン、N-ヒドロキシエチルピロリドン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、エタノール、n-ブタノール、イソプロピルアルコール、コレステロール、胆汁酸塩、ポリエチレングリコール200~600、グリコフロール、トランスクトール、プロピレングリコール、およびジメチルイソソルビドおよびそれらの任意の組み合わせなどの化合物を含む。
安定剤は、任意の抗酸化剤、緩衝液、酸、防腐剤、およびそれらの任意の組み合わせなどの化合物を含む。
懸濁剤は、ポリビニルピロリドン、例えば、ポリビニルピロリドンKl2、ポリビニルピロリドンKl7、ポリビニルピロリドンK25、またはポリビニルピロリドンK30、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー(S630)、ポリエチレングリコール(例えば、ポリエチレングリコールは、約300~約6000、または約3350~約4000、または約7000~約5400の分子量を有する)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースアセテートステアレート、ポリソルベート-80、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ガム、例えば、トラガカントガムおよびアカシアガム、グアーガム、キサンタン、例えば、キサンタンガム、糖類、セルロース系、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリソルベート-80、アルギン酸ナトリウム、ポリエトキシル化ソルビタンモノラウレート、ポリエトキシル化ソルビタンモノラウレート、ポビドン、およびそれらの任意の組み合わせなどの化合物を含む。
界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ドクサートナトリウム、Tween60または80、トリアセチン、ビタミンE TPGS、ソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリソルベート、ポロキサマー、胆汁酸塩、モノステアリン酸グリセリル、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのコポリマー、例えば、Pluronic(登録商標)(BASF)、およびそれらの任意の組み合わせなどの化合物を含む。追加の界面活性剤は、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリドおよび植物油、例えば、ポリオキシエチレン(60)水素化ヒマシ油;ならびにポリオキシエチレンアルキルエーテルおよびアルキルフェニルエーテル、例えば、オクトキシノール10、オクトキシノール40を含む。時には、界面活性剤は、物理的安定性を高めるため、または他の目的のために含まれる。
粘度増強剤は、例えば、メチルセルロース、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートステアレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、カルボマー、ポリビニルアルコール、アルギン酸塩、アカシア、キトサンおよびそれらの組み合わせを含む。
湿潤剤は、オレイン酸、モノステアリン酸グリセリル、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノラウレート、オレイン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ドクサートナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ドキュサートナトリウム、トリアセチン、Tween80、ビタミンE TPGS、アンモニウム塩、およびそれらの任意の組み合わせなどの化合物を含む。
消泡剤は、経口液体製剤の調製において泡の形成を低減し、妨害する化学添加剤である。消泡剤(antifoaming agent)および消泡剤(defoamer)という用語は、多くの場合、同義的に使用される。一般的に使用される剤は、不溶性油、ポリジメチルシロキサン(例えば、シメチコン)および他のシリコーン、特定のアルコール、ステアリン酸塩およびグリコールである。添加剤は、泡の形成を防ぐために使用されるか、またはすでに形成された泡を破壊するために添加される。消泡剤は、水性分散液の凝固をもたらし得る、経口液体製剤の調製中の起泡を低減させる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸組成物は、消泡剤を含む。いくつかの実施形態では、消泡剤は、シメチコンである。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の組成物、製剤、および剤形で使用される賦形剤の間にかなりの重複がある。したがって、上記の添加剤は、本明細書に記載の組成物の固体剤形に含まれ得る添加剤の種類の単なる例示であり、限定ではないと解釈されるべきである。
二層製剤
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の組成物は、二層製剤として製剤化される。場合によっては、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む二層製剤は、増強されたバイオアベイラビリティを有し、より少ない投与用量を有する。いくつかの実施形態では、二層製剤は、即時放出最上層および制御放出コアを含む経口剤形である。
制御放出コーティング製剤
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの制御放出コーティングは、経口剤形のコアを取り囲む。特定の実施形態では、制御放出コーティングは、コアをコーティング組成物でコーティングして、中間コーティングでコーティングされたコアを形成すること、およびコーティングされたコアを硬化させて安定な制御放出コーティングを形成することを含むプロセスによって形成される、安定な制御放出モノリシックコーティングである。少なくとも1つの実施形態では、コーティング組成物は、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーの水性分散液、少なくとも55℃の融点を有するポリグリコール、および1つ以上の第2の賦形剤を含む。硬化は、ポリグリコールの少なくとも融点以上の温度で行われる。少なくとも1つの実施形態では、安定な制御放出コーティングは、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマー、少なくとも55℃の融点を有するポリグリコール、および1つ以上の第2の賦形剤を含む。
コーティング組成物は、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーの水性分散液を含む。いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーの水性分散液は、アクリル酸エチルおよびメタクリル酸メチルコポリマー分散液であり得る。アクリル酸エチルおよびメタクリル酸メチルコポリマー分散液の非限定的な例としては、アクリル酸エチルおよびメタクリル酸メチルをベースにした中性コポリマーの30%水性分散液(例えば、Eudragit(登録商標)NE30D)、アクリル酸エチルおよびメタクリル酸メチルをベースにした中性コポリマーの40%水性分散液(例えば、Eudragit(登録商標)NE40D)、Eudragit(登録商標)NM30D、Kollicoat(登録商標)EMM30D、およびそれらの任意の組み合わせが挙げられる。少なくとも1つの実施形態では、制御放出コーティング組成物中に使用されるいかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、Eudragit(登録商標)NE30D、Eudragit(登録商標)NE40D、またはそれらの混合物である。いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、特定の実施形態では、使用される治療活性剤および所望の制御放出プロファイルに応じて、コーティング組成物の約1重量%~約35重量%の量で存在し得る。特定の実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コートの乾燥重量で約20%~約99.5%の量で存在する。他の実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コートの乾燥重量で約25%~約60%の量で存在する。さらに他の実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コートの乾燥重量の約37%~約50%の量で存在する。いくつかの実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コートの乾燥重量の約38%、約39%、約40%、約41%、約42%、約43%、約44%、約45%、約46%、約47%、約48%、および約49%の量で存在する。特定の実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コーティング組成物中に、錠剤の乾燥重量の約0.4%~約39.8%の量で存在する。他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0.8%~約24%の量で存在する。いくつかの特定の実施形態では、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマーは、コーティング組成物中に、錠剤の乾燥重量の約2%~約5.5%、例えば、錠剤の乾燥重量の約2.1%、約2.2%、約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、約2.7%、約2.8%、約2.9%、約3%、約3.1%、約3.2%、約3.3%、約3.4%、約3.5%、約3.6%、約3.7%、約3.8%、約3.9%、約4%、約4.1%、約4.2%、約4.3%、約4.4%、約4.5%、約4.6%、約4.7%、約4.8%、約4.9%、約5%、約5.1%、約5.2%、約5.3%、約5.4%の量で存在する。
いくつかの実施形態では、制御放出剤形は、水の吸収時に寸法的に制限のない様式で膨潤しない。特定の実施形態では、水の吸収時に、寸法的に制限された様式で制御放出剤形の若干の膨潤がある。特定の実施形態では、制御放出コーティングは、水の吸収時に剤形の膨潤を制限する。
コーティング組成物はまた、少なくとも約55℃の融点を有するポリグリコールを含む。少なくとも約55℃の融点を有するポリグリコールは、平均分子量が約4,000ダルトン~約35,000ダルトンの範囲のポリエチレングリコールであり得る。コーティング組成物と共に使用され得る、少なくとも約55℃の融点を有するポリグリコールの非限定的な例としては、ポリエチレングリコール4000、ポリエチレングリコール4600、ポリエチレングリコール6000、ポリエチレングリコール8000、ポリエチレングリコール10000、ポリエチレングリコール12000、ポリエチレングリコール20000、ポリエチレングリコール35000、およびそれらの混合物が挙げられる。特定の実施形態では、ポリグリコールは、ポリエチレングリコール6000、ポリエチレングリコール8000、ポリエチレングリコール10000、ポリエチレングリコール12000、およびそれらの混合物からなる群から選択される。少なくとも1つの実施形態では、コーティング組成物中に使用されるポリグリコールは、ポリエチレングリコール8000である。ポリグリコールは、特定の実施形態では、コーティング組成物の約0.1重量%~約10重量%の量で存在し得る。特定の実施形態では、ポリグリコールは、コートの乾燥重量で約0.5%~約28%の量で存在する。他の実施形態では、ポリグリコールは、コートの乾燥重量の約4%~約17%の量で存在する。さらに他の実施形態ではポリグリコールは、コートの乾燥重量の約7.2%~約15.2%の量、例えば、コートの乾燥重量の約7.3%、約7.4%、約7.5%、約7.6%、約7.7%、約7.8%、約7.9%、約8%、約8.1%、約8.2%、約8.3%、約8.4%、約8.5%、約8.6%、約8.7%、約8.8%、約8.9%、約9%、約9.1%、約9.2%、約9.3%、約9.4%、約9.5%、約9.6%、約9.7%、約9.8%、約9.9%、約10%、約10.1%、約10.2%、約10.3%、約10.4%、約10.5%、約10.6%、約10.7%、約10.8%、約10.9%、約11%、約11.1%、約11.2%、約11.3%、約11.4%、約11.5%、約11.6%、約11.7%、約11.8%、約11.9%、約12%、約12.1%、約12.2%、約12.3%、約12.4%、約12.5%、約12.6%、約12.7%、約12.8%、約12.9%、約13%、約13.1%、約13.2%、約13.3%、約13.4%、約13.5%、約13.6%、約13.7%、約13.8%、約13.9%、約14%、約14.1%、約14.2%、約14.3%、約14.4%、約14.5%、約14.6%、約14.7%、約14.8%、約14.9%、約15%、および約15.1%の量で存在する。特定の実施形態では、ポリグリコールは、錠剤の乾燥重量の約0.1%~約11.2%の量でコーティング組成物中に存在する。他の実施形態では、ポリグリコールは、錠剤の乾燥重量の約0.1%~約8%の量でコーティング組成物中に存在する。さらに他の実施形態では、ポリグリコールは、錠剤の乾燥重量の約0.2%~約2.8%、例えば、錠剤の乾燥重量の約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、約1.4%、約1.5%、約1.6%、約1.7%、約1.8%、約1.9%、約2%、約2.1%、約2.2%、約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、および約2.7%の量でコーティング組成物中に存在する。少なくとも約55℃の融点を有する他の好適なポリグリコール誘導体は、これらに限定されないが、ポロキサマー188、ポロキサマー338、ポロキサマー407、ポリエチレン酸化物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンステアレート、およびそれらの混合物であってよい。
コポリマーおよびポリグリコールに加えて、コーティング組成物は、1つ以上の他の賦形剤を含む。賦形剤は、これらに限定されないが、粘着防止剤、乳化剤、消泡剤、親水性剤、香味料、着色剤、甘味料など、およびそれらの任意の組み合わせを含み得る。いくつかの実施形態では、賦形剤は、一連の方法でコートの特性に影響を与える可能性があり、コート製剤中で使用される多くの物質はしたがって、多機能であると説明され得る。当業者であれば、技術的知識に基づいて、どの賦形剤が所望の制御放出コーティング組成物に好適であるかわかるであろう。
親水性剤は、胃腸液と接触したときにコートの湿潤を促進するためにコートに含まれ得る。そのような親水性剤としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)などの親水性水溶性ポリマー(例えば、Pharmacoat(登録商標)606またはヒプロメロース)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン(Povidone(登録商標)またはKollidon(登録商標))、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ビニルピロリドン-酢酸ビニルコポリマー(Kollidon(登録商標)VA64)、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー(Kollicoat(登録商標)IR)、そのコポリマー、およびそれらの組み合わせが挙げられる。少なくとも1つの実施形態では、HPMCは、コーティング組成物中で使用される親水性剤である。特定の実施形態では、親水性剤は、pH依存性ポリマーを含み、その非限定的な例としては、セルロースアセテートフタレート(例えば、Aquacoat(登録商標)CPD);セルロースアセテートトリメリテート、ポリ(メタクリル酸、アクリル酸エチル)1:1(例えば、Eudragit(登録商標)L30D-55);Kollicoat(登録商標)MAE 30 D;ポリ(メタクリル酸、アクリル酸エチル)1:1(例えば、Eudragit(登録商標)L100-55);Kollicoat(登録商標)MAE30DP;Eudragit(登録商標)FS 30D;ヒプロメロースアセテートコハク酸塩LF、MF、HFグレード(例えば、AQOAT(登録商標))、ポリビニルアセテートフタレート、およびそれらの混合物が挙げられる。親水性剤がコーティング組成物中に含まれる場合、剤は、特定の実施形態では、コーティング組成物の約0.1重量%~約10重量%の量で存在し得る。他の実施形態では、コーティング組成物の約0.1重量%~約5重量%であり、さらに他の実施形態では、コーティング組成物の約0.1重量%~約3重量%である。特定の実施形態では、親水性剤は、コートの乾燥重量の約0%超~約35%の量で存在する。他の実施形態では、親水性剤は、コートの乾燥重量の約8%~約30%の量で存在する。さらに他の実施形態では、親水性剤は、コートの乾燥重量の約12%~約26%、例えば、コートの乾燥重量の約13%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約20%、約21%、約22%、約23%、約24%、および約25%の量で存在する。特定の実施形態では、親水性剤は、錠剤の乾燥重量の約0%~約14%の量、他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0.2%~約6%の量;およびさらに他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0.8%~約2.5%;例えば、錠剤の乾燥重量の約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、約1.4%、約1.5%、約1.6%、約1.7%、約1.8%、約1.9%、約2%、約2.1%、約2.2%、約2.3%、および約2.4%の量で存在する。
ポリマーフィルムの粘着性は、剤形のコーティングおよびその後の硬化ステップ(コーティング後の熱処理)にとって重要である。セルロース系またはアクリル系ポリマーのいずれかのコーティング中に、いくつかの顆粒またはビーズ、または最悪の場合、完全なバッチの望ましくない、時には不可逆的な凝集が、特により高い製品処理温度で、発生し得る。したがって、コーティング製剤への粘着防止剤の添加が望ましい。使用できる粘着防止剤としては、これらに限定されないが、アジピン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、硬化植物油、sterotex、モノステアリン酸グリセリル、タルク(例えば、タルク400)、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、およびそれらの混合物が挙げられる。少なくとも1つの実施形態では、タルク(例えば、タルク400)が、粘着防止剤として使用される。タルクは、湿潤剤としても機能する。粘着防止剤の混合物は、操作可能である。特定の実施形態のコーティング組成物中の粘着防止剤の量は、コーティング分散液の約1重量%~約15重量%の範囲、特定の実施形態では、コーティング分散液の約1重量%~約7重量%の範囲であり得る。特定の実施形態では、粘着防止剤は、コートの乾燥重量の約0%超~約50%の量で存在する。他の実施形態では、粘着防止剤は、コートの乾燥重量の約2%~約40%の量で存在する。さらに他の実施形態では、粘着防止剤は、コートの乾燥重量の約10%~約30%、例えば、コートの乾燥重量の約11%、約12%、約13%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約20%、約21%、約22%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、および約29%の量で存在する。特定の実施形態では、粘着防止剤は、錠剤の乾燥重量の約0%~約20%の量で、他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%~約12%の量で、さらに他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0.6%~約7%の量で、例えば、錠剤の乾燥重量の約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、約1.4%、約1.5%、約1.6%、約1.7%、約1.8%、約1.9%、約2%、約2.1%、約2.2%、約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、約2.7%、約2.8%、約2.9%、約3%、約3.1%、約3.2%、約3.3%、約3.4%、約3.5%、約3.6%、約3.7%、約3.8%、約3.9%、約4%、約4.1%、約4.2%、約4.3%、約4.4%、約4.5%、約4.6%、約4.7%、約4.8%、約4.9%、約5%、約5.1%、約5.2%、約5.3%、約5.4%、約5.5%、約5.6%、約5.7%、約5.8%、約5.9%、約6%、約6.1%、約6.2%、約6.3%、約6.4%、約6.5%、約6.6%、約6.7%、約6.8%、および約6.9%の量でコーティング組成物中に存在する。
コーティング組成物に含まれ得る消泡剤としては、シリコンオイル、シメチコン(例えば、シメチコンエマルジョン)、およびそれらの混合物が挙げられる。少なくとも1つの実施形態では、消泡剤は、シメチコンである。消泡剤は、存在する場合、特定の実施形態では、コート組成物の約0.5重量%以下の量で、他の特定の実施形態では、コーティング組成物の約0.1重量%~約0.4重量%の量で存在し得る。特定の実施形態では、消泡剤は、コートの乾燥重量の約0%超~約3%の量で存在する。他の実施形態では、消泡剤は、コートの乾燥重量の約0.4%~約2%の量で存在する。さらに他の実施形態では、消泡剤は、コートの乾燥重量の約0.8%~約1.5%、例えば、コートの乾燥重量の約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、および約1.4%の量で存在する。特定の実施形態では、消泡剤は、錠剤の乾燥重量の約0%~約1.2%の量、他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%~約0.8%の量;およびさらに他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%~約0.2%;例えば、錠剤の乾燥重量の約0.01%、約0.02%、約0.03%、約0.04%、約0.05%、約0.06%、約0.07%、約0.08%、約0.09%、約0.10%、約0.11%、約0.12%、約0.13%、約0.14%、約0.15%、約0.16%、約0.17%、約0.18%、および約0.19%の量で存在する。
乳化剤(乳化液(emulsifier)または乳化体(emulgent)とも呼ばれる)の含有は、コートの製造中の実際の乳化を促進するために、および製品の貯蔵寿命中の乳化安定性がもたらすために使用され得る。コート組成物のために有用な乳化剤としては、これらに限定されないが、天然に存在する材料およびそれらの半合成誘導体、例えば多糖類、ならびにグリセロールエステル、セルロースエーテル、ソルビタンエステルおよびポリソルベートが挙げられる。混合物は、操作可能である。少なくとも1つの実施形態では、使用される乳化剤は、ポリソルベート80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)(例えば、Tween(登録商標)80)である。乳化剤(複数可)は、存在する場合、特定の実施形態では、コート組成物の0重量%超~約0.5重量%の量で存在し得る。少なくとも1つの実施形態では、乳化剤は、コート組成物の約0.1重量%~約0.3重量%の量で存在する。特定の実施形態では、乳化剤は、コートの乾燥重量の約0重量%超~約2重量%で存在する。他の実施形態では、乳化剤は、コートの乾燥重量の約0.1%~約1%の量で存在する。さらに他の実施形態では、乳化剤は、コートの乾燥重量の約0.25%~約0.75%、例えば、コートの乾燥重量の約0.30%、約0.35%、約0.40%、約0.45%、約0.50%、約0.55%、約0.60%、約0.65%および約0.70%の量で存在する。特定の実施形態では、乳化剤は、錠剤の乾燥重量の約0%超~約0.8%の量、他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%超~約0.4%の量;およびさらに他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%超~約0.2%;例えば、錠剤の乾燥重量の約0.01%、約0.02%、約0.03%、約0.04%、約0.05%、約0.06%、約0.07%、約0.08%、約0.09%、約0.10%、約0.11%、約0.12%、約0.13%、約0.14%、約0.15%、約0.16%、約0.17%、約0.18%、および約0.19%の量で存在する。
フィルムコート製法で許可された任意の着色剤は、常に水不溶性色(顔料)である。顔料は、それらが光に対して化学的に安定であり、より良い不透明度および被覆力を提供し、かつ特定のフィルムの水蒸気に対する不浸透性を最適化する傾向があるという点で、水溶性の色よりもいくらかの利点を有する。好適な着色剤の例としては、これらに限定されないが、酸化鉄顔料、二酸化チタン、およびアルミニウムレーキが挙げられる。混合物は、操作可能である。少なくとも1つの実施形態では、使用される顔料または着色剤は、二酸化チタンである。顔料または着色剤は、存在する場合、特定の実施形態では、コート組成物の約0.1重量%~約10重量%の量で存在し得る。少なくとも1つの実施形態では、着色剤は、コート組成物の約0.1重量%~約5重量%の量で存在する。少なくとも1つの他の実施形態では、着色剤は、コート組成物重量の約0.1%~約2%の量で存在する。特定の実施形態では、着色剤は、コートの乾燥重量の約0%超~約20%の量で存在する。他の実施形態では、着色剤は、コートの乾燥重量の約0%超~約10%の量で存在する。さらに他の実施形態では、着色剤は、コートの乾燥重量の約2.2%~約6.2%、例えば、コートの乾燥重量の約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、約2.7%、約2.8%、約2.9%、約3%、約3.1%、約3.2%、約3.3%、約3.4%、約3.5%、約3.6%、約3.7%、約3.8%、約3.9%、約4%、約4.1%、約4.2%、約4.3%、約4.4%、約4.5%、約4.6%、約4.7%、約4.8%、約4.9%、約5%、約5.1%、約5.2%、約5.3%、約5.4%、約5.5%、約5.6%、約5.7%、約5.8%、約5.9%、約6%、および約6.1%の量で存在する。特定の実施形態では、着色剤は、錠剤の乾燥重量の約0%超~約8%、他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%超~約5%、さらに他の実施形態では、錠剤の乾燥重量の約0%超~約1%、例えば、錠剤の乾燥重量の約0.1%、約0.2%、約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、および約0.9%の量でコーティング製剤中に存在する。
少なくとも1つの実施形態では、制御放出コーティング中の第2の賦形剤は、いかなる官能基も含まない中性エステルコポリマー、(例えば、Eudragit(登録商標)NE30D、Eudragit(登録商標)NE40D、Eudragit(登録商標)NM30D、Kollicoat(登録商標)EMM30D、またはそれらの混合物)、HPMC(例えば、Pharmacoat(登録商標)606)、タルク(例えば、Talc400)、ポリエチレングリコール(例えば、ポリエチレングリコール4000、ポリエチレングリコール4600、ポリエチレングリコール6000、ポリエチレングリコール8000、ポリエチレングリコール10000、ポリエチレングリコール12000、ポリエチレングリコール20000、ポリエチレングリコール35000、またはそれらの混合物)、シメチコン、ポリソルベート80、二酸化チタン、およびそれらの混合物の少なくとも1つを含む。
少なくとも1つの実施形態では、安定な制御放出コーティングは、水中に置かれたときに水和する。少なくとも1つの実施形態では、制御放出コーティングでコーティングされた剤形は、水に浮く。少なくとも1つの実施形態では、制御放出剤形は、患者への経口投与時に、患者の上部消化管の少なくとも1つの領域(例えば、胃)への有効量の活性薬物の制御放出をもたらす。
いくつかの実施形態では、制御放出コーティングは、有機溶剤の使用を伴わないプロセスによって形成される。そのような実施形態では、制御放出コーティング組成物は、水性ベースであり、溶媒ベースではない(水性ベースの制御放出コーティングでコーティングされた剤形の特定の例では「AQ」と呼ばれる)。いくつかの実施形態では、制御放出コーティングは、溶媒ベースのプロセス(例えば、「PharmaPASS(商標)」組成物)によって形成される。
コーティング組成物は、錠剤コア床へのコーティング組成物(溶液または懸濁液)の噴霧化(噴霧)を含むプロセスによって、有効量の治療活性剤を含むコアに塗布できる。フィルムコーティングに好適な装置のいくつかの実施例としては、ACCELA COTA(登録商標)(Manesty Machines,Liverpool,UK)、HI-COATER(登録商標)(Freund Company,Japan)、DRIACOATER(商標)(Driam Metallprodukt GmbH,Germany)、HTF/150(商標)(GS,Italy)、およびIDA(商標)(Dumoulin,France)が挙げられる。流動床原理で機能するユニットの例としては、AEROMATIC(商標)(Fielder,SwitzerlandおよびUK)およびGLATT AG(商標)(Switzerland)が挙げられる。少なくとも1つの実施形態では、使用される装置は、ACCELA COTA(登録商標)である。
コーティング組成物は、所望の速度で蠕動ポンプからコーティング装置に送達され、回転または流動化する錠剤コア上に噴霧される。錠剤コアは、約30℃に予熱される。コーティングプロセス中、製品温度範囲は、入口および出口の空気の流量、入口の空気の温度、およびスプレー速度を調整することにより、約25℃~約35℃に維持される。コーティング組成物の単層が塗布され、噴霧が完了すると、コートされた錠剤コアは、低いパン速度および低い空気流で、約30℃~約40℃で約3~約5分間乾燥される。パンをジョグ速度に再調整し、乾燥が約12~約15分間継続される。
コートされた錠剤コアを、トレイに置き、ポリエチレングリコールまたはその誘導体の融点温度よりも高い温度で電気オーブンまたはスチームオーブン中で硬化させる(コーティング後の熱処理)。少なくとも1つの実施形態では、硬化温度は、ポリエチレングリコールまたはその誘導体の融点よりも高い。少なくとも1つの実施形態では、硬化時間は、約2時間~約7時間である。硬化コートされた錠剤は続いて、ほぼ室温に冷却される。
特定の他の実施形態では、コートされた錠剤コアは、コーティングパン上に置かれ、2段階で硬化される。第1段階中に、コートされた錠剤は、第1の硬化温度(例えば、特定の実施形態では、約50℃~約59℃)で一定期間(例えば、特定の実施形態では、約15分~約90分;および少なくとも1つの実施形態では、約60分)硬化される。第2段階中に、コートされた錠剤は、少なくともポリグリコールの融点以上の第2の硬化温度(例えば、特定の実施形態では、約60℃~約70℃)で、追加の期間(例えば、特定の実施形態では、約30分~約180分;および少なくとも1つの実施形態では、約120分)硬化される。少なくとも1つの実施形態では、コートされた錠剤の2段階硬化は、硬化プロセスによって引き起こされる錠剤の非機能的欠陥を低減する。少なくとも1つの実施形態では、二段階硬化プロセスはり、硬化プロセスによって引き起こされる錠剤の非機能的欠陥を実質的に消失させる。硬化プロセスによって引き起こされる剤形の非機能的欠陥としては、コーティング中の視覚的欠陥(例えば、色の均一性の低下、および/またはくすんだ外観)、コーティングの表面での欠陥(例えば、コーティングの表面の粗さ、および/またはコーティングのしわ)、ならびに錠剤の相互へのおよび/またはコーティングパンへの付着を挙げることができる。さらに、錠剤の色および滑らかさの欠陥が減少は、錠剤の印刷を改善し得る。
いくつかの実施形態では、コーティング製剤は、様々なカルシウムアルファ-ケトグルタル酸コアをコーティングするために使用され、所望の薬物放出プロファイルを得るために調整され得る。遅延の長さおよび時間は、水和速度とコート厚によって制御される。遅延の後の薬物放出速度は、水和したコートの厚さおよび透過性によって決定される。したがって、所望の制御放出薬物プロファイルが達成されるようにコートの水和速度および透過性を調節し得る。これはコア中に使用される薬物および所望の制御放出プロファイルに依存するため、好ましいコート厚はない。
コート厚と組み合わせる他のパラメータは、安定なコート組成物の成分のいくつかの濃度を変動させること、および/またはコーティングされた錠剤コアを硬化する硬化温度および長さを変動させることを含む。当業者であれば、所望の制御放出プロファイルのためにいずれのパラメータまたはパラメータの組み合わせを変更するかを知っているであろう。
即時放出コーティング製剤
いくつかの実施形態では、即時放出コーティングは、本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸および追加の剤を含む。いくつかの実施形態では、有効量の即時放出形態の即時放出活性剤が、本明細書に記載の製剤上にコートされる。例えば、製剤からのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の長期放出が制御放出コーティングによる場合、追加の剤の即時放出層が、制御放出コーティングの最上部にオーバーコートされるであろう。いくつかの実施形態では、追加の剤の即時放出層は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸が制御放出マトリックスに組み込まれている基材の表面上にコートされる。有効単位用量のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む複数の持続放出基材(例えば、ペレット、球体、ビーズなどの多粒子系)が硬ゼラチンカプセルに組み込まれる場合、副作用を低減させる化合物が、カプセル内に粉末または顆粒として十分な量の即時放出抗ヒスタミン薬または制吐薬の含有により、ゼラチンカプセルに組み込まれ得る。あるいは、ゼラチンカプセル自体が、追加の剤の即時放出層でコートされてもよい。
抗ヒスタミン薬または制吐薬などの追加の剤の即時放出を含むコーティングを、制御放出錠剤コアの外側に加えて、最終剤形を産生できる。このようなコーティングは、プロメタジンなどの化合物をポリビニルピロリドン(PVP)29/32またはヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)と水/イソプロピルアルコールおよび酢酸トリエチルと混合することによって調製され得る。そのような即時放出コーティングは、錠剤コア上にスプレーコートされ得る。即時放出コーティングはまた、80重量%のプロメタジンおよび20重量%のラクトースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースタイプ2910からなるブレンドを用いるプレスコーティングプロセスを使用して塗布され得る。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の即時放出剤形/制御放出剤形は、第1の層および第2の層を含む二層錠剤を形成する。二層錠剤のいくつかの実施形態では、第1の層は即時放出層であり、および/または第2の層は制御放出層である。
製剤および投与経路
本明細書に開示されるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の持続放出組成物は、医薬的に使用され得る調製物への活性化合物のプロセス処理を容易にする賦形剤および助剤などの1つ以上の生理学的に許容される担体を使用して、従来の方法で製剤化され得る。適切な製剤は、選択される投与経路によって異なる。本明細書に記載の組成物にとって好適な賦形剤に関する追加の詳細は、例えば、そのような開示のため参照により本明細書に組み込まれる、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,Nineteenth Ed(Easton,Pa.:Mack Publishing Company,1995);Hoover,John E.,Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mack Publishing Co.,Easton,Pennsylvania 1975;Liberman,H.A.and Lachman,L.,Eds.,Pharmaceutical Dosage Forms,Marcel Decker,New York,N.Y.,1980;およびPharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems,Seventh Ed.(Lippincott Williams&Wilkins 1999)に見い出され得る。
本明細書に記載のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の組成物は、これらに限定されないが、経口、非経口(例えば、静脈内、皮下、筋肉内)、鼻腔内、吸入、頬側、局所、直腸、または経皮投与経路を含む、複数の投与経路によって対象に投与される。いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸を含む本明細書に記載の組成物は、これらに限定されないが、注射に好適なエマルジョン、注射に好適なナノ懸濁液、水性経口分散液、液体、ゲル、シロップ、エリキシル剤、スラリー、懸濁液、エアロゾル、制御放出製剤、速溶製剤、発泡性製剤、凍結乾燥製剤、錠剤、粉末、丸剤、糖衣錠、カプセル、遅延放出製剤、長期放出製剤、パルス放出製剤、多粒子製剤、および即時放出制御放出混合型製剤を含む、任意の好適な剤形に製剤化される。
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物である。いくつかの実施形態では、組成物は、経口製剤、頬側製剤、経鼻製剤、または吸入製剤である。いくつかの実施形態では、組成物は、錠剤またはカプセルの形態である。
いくつかの実施形態では、経口使用のための組成物は、錠剤(懸濁錠、速溶錠、口腔内崩壊錠、急速崩壊錠、発泡錠(effervescent tablet)、またはカプレット)、丸剤、粉末(滅菌包装粉末、調剤用粉末、または発泡性粉末など)、カプセル(ソフトカプセルまたはハードカプセルの両方、例えば、動物由来ゼラチンまたは植物由来HPMCから作られたカプセル、または「スプリンクルカプセル(sprinkle capsule)」など)、固体分散、固溶体、生体侵食性剤形、制御放出製剤、パルス放出剤形、多粒子剤形、ペレット、顆粒、またはエアロゾルである。いくつかの実施形態では、経口使用のための組成物は、固形剤形、例えば、錠剤、発泡性錠剤、およびカプセルである。いくつかの実施形態では、固体剤形は、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の粒子を1つ以上の薬学的に許容される賦形剤と混合してバルクブレンド組成物を形成することによって調製される。これらのバルクブレンド組成物を均質と称するとき、それは、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の粒子が組成物全体に均一に分散されていることを意味し、その結果組成物は、同等に効果的な単位剤形(錠剤、丸剤、およびカプセルなど)に細分され得る。個々の単位投与量は、経口摂取時または希釈剤との接触時に崩壊するフィルムコーティングも含み得る。
経口投与の場合、本明細書に開示される組成物は、活性化合物(複数可)を当技術分野においてよく知られている薬学的に許容される担体と組み合わせることによって容易に製剤化され得る。そのような担体は、治療される患者による経口摂取用に、本明細書に開示される組成物が、錠剤、例えば、チュアブル錠、丸剤、糖衣錠、カプセル、トローチ、ハードキャンディ、液体、ゲル、シロップ、スラリー、粉末、懸濁液、エリキシル剤、ウェーハなどとして製剤化することを可能にする。そのような製剤は、固体希釈剤または充填剤、滅菌水性媒体、および様々な非毒性有機溶媒を含む、薬学的に許容される担体を含み得る。一般に、本明細書に開示される組成物は、所望の投与単位を提供するのに十分な量で、経口剤形の組成物の総重量の約0.5%、約5%、約10%、約20%、または約30%~約50%、約60%、約70%、約80重量%または約90重量%の範囲の濃度レベルで含まれるであろう。
追加の剤
いくつかの実施形態では、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の持続放出組成物は、1つ以上の剤をさらに含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の剤は、界面活性剤、防腐剤、香味剤、ビタミン、抗酸化剤、および甘味剤からなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、本組成物は、ビタミンを含む。いくつかの実施形態では、ビタミンは、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、またはビタミンDである。
いくつかの実施形態では、ビタミンは、ビタミンAである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、500IU~5000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、1000IU~3000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、1000IU~2000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、少なくとも500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、最大で5,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、500IU~750IU、500IU~1,000IU、500IU~1,500IU、500IU~2,000IU、500IU~2,500IU、500IU~3,000IU、500IU~3,500IU、500IU~4,000IU、500IU~4,500IU、500IU~5,000IU、750IU~1,000IU、750IU~1,500IU、750IU~2,000IU、750IU~2,500IU、750IU~3,000IU、750IU~3,500IU、750IU~4,000IU、750IU~4,500IU、750IU~5,000IU、1,000IU~1,500IU、1,000IU~2,000IU、1,000IU~2,500IU、1,000IU~3,000IU、1,000IU~3,500IU、1,000IU~4,000IU、1,000IU~4,500IU、1,000IU~5,000IU、1,500IU~2,000IU、1,500IU~2,500IU、1,500IU~3,000IU、1,500IU~3,500IU、1,500IU~4,000IU、1,500IU~4,500IU、1,500IU~5,000IU、2,000IU~2,500IU、2,000IU~3,000IU、2,000IU~3,500IU、2,000IU~4,000IU、2,000IU~4,500IU、2,000IU~5,000IU、2,500IU~3,000IU、2,500IU~3,500IU、2,500IU~4,000IU、2,500IU~4,500IU、2,500IU~5,000IU、3,000IU~3,500IU、3,000IU~4,000IU、3,000IU~4,500IU、3,000IU~5,000IU、3,500IU~4,000IU、3,500IU~4,500IU、3,500IU~5,000IU、4,000IU~4,500IU、4,000IU~5,000IU、または4,500IU~5,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約750IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約1,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約1,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約2,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約2,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約3,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約3,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約4,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約4,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンAの量は、約5,000IUである。
いくつかの実施形態では、ビタミンは、ビタミンDである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、100IU~3000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、200IU~2000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、250IU~1000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、100IU~3000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、少なくとも100IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、最大で3,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、100IU~250IU、100IU~500IU、100IU~750IU、100IU~1,000IU、100IU~1,250IU、100IU~1,500IU、100IU~1,750IU、100IU~2,000IU、100IU~2,500IU、100IU~3,000IU、250IU~500IU、250IU~750IU、250IU~1,000IU、250IU~1,250IU、250IU~1,500IU、250IU~1,750IU、250IU~2,000IU、250IU~2,500IU、250IU~3,000IU、500IU~750IU、500IU~1,000IU、500IU~1,250IU、500IU~1,500IU、500IU~1,750IU、500IU~2,000IU、500IU~2,500IU、500IU~3,000IU、750IU~1,000IU、750IU~1,250IU、750IU~1,500IU、750IU~1,750IU、750IU~2,000IU、750IU~2,500IU、750IU~3,000IU、1,000IU~1,250IU、1,000IU~1,500IU、1,000IU~1,750IU、1,000IU~2,000IU、1,000IU~2,500IU、1,000IU~3,000IU、1,250IU~1,500IU、1,250IU~1,750IU、1,250IU~2,000IU、1,250IU~2,500IU、1,250IU~3,000IU、1,500IU~1,750IU、1,500IU~2,000IU、1,500IU~2,500IU、1,500IU~3,000IU、1,750IU~2,000IU、1,750IU~2,500IU、1,750IU~3,000IU、2,000IU~2,500IU、2,000IU~3,000IU、または2,500IU~3,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約100IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約250IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約750IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約1,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約1,250IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約1,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約1,750IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約2,000IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約2,500IUである。いくつかの実施形態では、ビタミンDの量は、約3,000IUである。
いくつかの実施形態では、ビタミンは、ニコチンアミドリボシド(NR)である。いくつかの実施形態では、ビタミンは、ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)である。
いくつかの実施形態では、組成物は、抗酸化剤を含む。いくつかの実施形態では、抗酸化剤は、フィセチンである。
実施例
以下の実施例は、例示のみを目的として提供されており、本開示の純粋な例示を意図するものであり、本明細書で提供される特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。
実施例1.
カルシウムアルファ-ケトグルタル酸持続放出錠剤の一般的な製造手順。例示的錠剤は、遊離酸をベースとして重量で350~450mgのアルファ-ケトグルタル酸を含む。さらに、例示的錠剤は、塩形態および水和物形態をベースとして重量で450~650mgのアルファ-ケトグルタル酸塩を含む。さらに、例示的錠剤は、アルファ-ケトグルタル酸塩がカルシウム塩の場合、カルシウムの重量で150~250mgを含む。コートされない錠剤は、約1030mgを含む、約1000~1000mgの平均重量を有する。コートされた錠剤は、約1060mgを含む、約1020~1120mgの平均重量を有する。例示の錠剤コアは、次のものを含む:
計算
例えば、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物は以下に対応する:
アルファ-ケトグルタル酸=350mg;
換算係数=1.26(無水アルファ-ケトグルタル酸);
変換後の量=441mg;
標準LOD=10%;標準アッセイ=98%;
標準計算: (441x100x100)/(98x(100-10))=500mg;
カルシウム元素も含む=19.5~22%;
考慮される最低値=19.5%;
500mgのCAKGは、97.5mgの元素カルシウムを含む。
標準的製造手順
1.秤量
製造法で得られた量に従ってすべての成分を秤量する。
2.ふるい分け
HPMC K4 290.0gmおよびHPMCKl5 435.0gmを、ダブルコーンブレンダー中で5分間混合し、40#ふるいにかける。ラクトース一水和物686.0gmおよび微結晶性セルロース954.0gmを、40#ふるいにかける。次に、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物2500.0gmと2分間混合し、30#ふるいにかける。コロイド状二酸化ケイ素50.0gmを、40#ふるいにかけ、ステアリン酸マグネシウム50.0gmを、60#ふるいにかける。ふるいにかけた各材料を、個別にポリ袋に回収する。(温度およびRHは、プロセス全体でNMT27℃および40%RHでなければならない)
3.混合および造粒
上記のふるいにかけた成分(HPMCK4およびHPMCK15、カルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物、ラクトース一水和物、コロイド状二酸化ケイ素および微結晶性セルロース)を、ダブルコーンブレンダー(容量18リットル)中で16rpmで25分間混合する。上記のブレンドにステアリン酸マグネシウムを加え、ダブルコーンブレンダー(容量18リットル)中で5分間混合する。
4.圧縮成形(SLUGGING)
前のステップで得られたドライミックス材料を、圧縮機で好適なパンチサイズを使用して錠剤へと圧縮成形して、錠剤を得る。パンチ詳細:19 6x8.4mm、カプセル形状、標準凹面、プレーンパンチ。硬度:2~5kg/cm2 。
5.破砕
錠剤を、6.0mm S.Sスクリーンを使用し、18#ふるいにかけて顆粒の最終サイズを決定することにより、破砕する。注記:(圧縮成形および破砕を2回行って、好適な流動特性を有する顆粒を得る)。
破砕顆粒パラメータ(標的):
1)バルク密度-0.6~0.7gm/ml;
2)タップ密度-0.9~1.0gm/ml;
3)Carrの指数-25~30%;および
4)ハウスナー比-1.3~1.4。
6.滑沢
使用前にふるいの損傷を確認する。コロイド状二酸化ケイ素98.75gmを、40#ふるいにかける。ステアリン酸マグネシウム86.25gmを、60#ふるいにかける。ステップ5の破砕塊を、ダブルコーンブレンダー中でコロイド状二酸化ケイ素と5分間混合する。ステアリン酸マグネシウムを、ダブルコーンブレンダー中で5分間、上記のブレンドに添加する。滑沢させた顆粒を、二重ポリエチレン袋に回収し、堅く閉じる。いくつかの実施形態では、香味剤、ビタミン、抗酸化剤、および甘味剤の1つ以上を、ステアリン酸マグネシウムおよび/またはコロイド状二酸化ケイ素と共に、滑沢ステップ中に組成物に添加する。
7.錠剤の圧縮
周囲パラメータ:
1)RH-NMT40%;
2)温度-NMT27℃;
気圧差-NLT10Pascal;
*パンチの種類:「D」ツール;
19.6x8.4mm、カプセル形状、標準凹面。プレーンパンチ。
ハンドホイールを回した後、電気操作を行うことにより、タレットの完全な回転を確認する。所望の仕様に従って、顆粒を供給し、機械を設定する。1回の完全な回転からの錠剤を、確認する。
8.錠剤のフィルムコーティング
Instamoistshield white(ICMS2398)を、撹拌しながら所定量のイソプロピルアルコールに添加して分散させる。さらに5分間撹拌する。塩化メチレンを、上記のステップの所定の量に加え、連続撹拌しながら、さらに40~45分間撹拌して、白色の粘稠な塊を含まない懸濁液を得る。上記の懸濁液を、「O」調整ギャップにより15分間コロイドミルを通過させる。コーティング懸濁液を、200メッシュのナイロン布でろ過する。排気をオンにし、フィルムコーティング懸濁液を、クリーンなスプレーガンアセンブリを使用して錠剤に塗布し(正確さ(elegance)を確保)、コーティング懸濁液の撹拌を、錠剤のコーリング(coaling)中継続する。フィルムコートされた錠剤を、適切な重量の増加(300%)後に、十分に乾燥させる。フィルムコートされた錠剤の目標平均重量=1060.0mg。目標重量の増加が得られたら、コートされた錠剤を、コーティングパン中で30分間乾燥させる。
実施例2.カルシウムアルファ-ケトグルタル酸持続放出の溶解プロファイル
[溶解パラメータ]
媒体:酵素を含まない900mLの模擬胃液(SGF)
装置:パドル(シンカー付き)
速度:75rpm
時間: 1時間目、4時間目、8時間目、および12時間目
[クロマトグラフィー条件]
カラム:Inertsil ODS、3V(250x4.6mm)5μmまたは同等。
流量:0.8mL/分
波長:210nm
注射量:10μL
オーブン温度:30℃
サンプルクーラー温度:15℃
溶出モード:イソクラティック
酵素を含まない模擬胃液(SGF)。(溶解媒体):塩化ナトリウム2.0gおよび濃塩酸7.0mLを、秤量し、1000mLの水中に移し混合する。
緩衝液:2.72gmのオルトリン酸二水素カリウムを、1000mLの水に溶解し、2.0mLのオルトリン酸を、添加する。
移動相:95容量の緩衝液および5容量のアセトニトリルの混合ぶつを調製し、混合しフィルタにかけ使用前に脱気する。
標準溶液:55mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸標準液を、正確に秤量し、100mL乾式メスフラスコに移す。50mLの溶解媒体を、添加する。溶解し、容量分を溶解媒体で構成し、混合する。
試験溶液:溶解パラメータを設定し、1つの錠剤を、錠剤の表面から気泡を排除するように注意しながら各容器に入れ、装置をすぐに始動させる。1時間目後、4時間目後、8時間目後、および12時間目後に、媒体サンプルの10mLを抜き取り、採取した量を、新鮮な液体で置き換える。採取したサンプルを、0.45ミクロンのナイロンシリンジフィルタを通してろ過する。ろ液の最初の数mLを、廃棄する。
システムの適合性:標準溶液を、5回繰り返し注入する。反復注入の相対標準偏差は、2%以下である。
手順:各試験溶液10μLを、液体クロマトグラフィーに注入し、クロマトグラムを、記録する。カルシウムアルファ-ケトグルタル酸ピークの応答を、測定する。カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の薬物放出率を、標準のカルシウムアルファ-ケトグルタル酸ピーク面積から計算し、使用される実際の標準の効力率を試験する。
計算:
(AT/AS)x(W/100)x(900/LC)x(p/100)x100
式中、
AT-試験溶液の各注入から得たクロマトグラムにおけるカルシウムアルファ-ケトグルタル酸のピーク面積;
AS-標準溶液を5回繰り返し注入して得たクロマトグラムのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の平均ピーク面積;
WS-カルシウムアルファ-ケトグルタル酸の実際の標準液の重量(mg);LC-表示量;
P-そのような根拠(basis)に基づくカルシウムアルファ-ケトグルタル酸の実際の標準液の効力。
補正係数:
(前の時間間隔での採取量x溶解率%(表示量%))/溶解媒体量
1時間目の時点=1時間目後の溶解率%;
4時間目の時点=1時間の補正係数
+4時間目後溶解率%。
8時間目の時点=1時間の補正係数
+4時間目の補正係数
+8時間後溶解率%。
12時間の時点=1時間の補正係数
+4時間目の補正係数
+
8時間目の補正係数
+12時間目後溶解率%。
結果:
本開示の好ましい実施形態を本明細書に示し、説明してきたが、そのような実施形態が単なる例として提供されることは当業者には明らかであろう。ここでも、多数の変形、変更、および置換が、本発明から逸脱することなく、当業者に生じるであろう。本明細書に記載の本開示の実施形態に対する様々な代替案が、本発明を実施する際に使用され得ることが理解されるべきである。以下の特許請求の範囲は、開示の範囲を定義し、これらの特許請求の範囲内の方法および構造、ならびにそれらの同等物は、それによって網羅されることが意図されている。
方法実施例1.
マウスにおける健康寿命および/または寿命の延長。18ヶ月齢の非遺伝子改変マウスに、対照食餌、任意により対照食餌と即時放出製剤(陽性対照)、または対照食餌と本明細書に記載の組成物(治療群)を与える。マウスは屠殺しないが、自然死させ得る。マウスの寿命を、治療群と対照群、および任意により陽性対照群の間で比較する。寿命の決定に加えて、マウスのフレイルを、臨床的に関連するフレイル指数から適合された、31の観察から構成される非侵襲的フレイル指数によって、研究全体を通して、決定する。本明細書に記載の組成物は、両方の性別の対照群および陽性対照群と比較して、寿命、健康寿命を延長させ、かつ/またはフレイルを改善する。実施例のさらなる詳細は、Lucanic,M.,Lithgow,G.J.,&Alavez,S.(2013).Pharmacological lifespan extension of invertebrates.Ageing research reviews,12(1),445-458;Searle,S.D.,Mitnitski,A.,Gahbauer,E.A.,Gill,T.M.,&Rockwood,K.(2008).A standard procedure for creating a frailty index.BMC geriatrics,8(1),24;およびWhitehead(2014.)に記載される。
方法実施例2.
ヒト(男性および女性)における健康寿命および/または寿命の延長。本明細書に記載の組成物を、男性および女性のボランティアに経口投与するかまたは非経口投与し、プラセボ投与対照群と比較し、任意により、即時放出Ca-AKGなどの市販のCa-AKGを投与された陽性対照群と比較する。ボランティアを、31のフレイル指数観察の従来の1つ以上を使用して、寿命、健康寿命、およびフレイルについて監視する。この試験は、治療群および対照群、および任意により陽性対照群を比較する非盲検試験である。ボランティアを、次の3つの時点:試験開始(1日目)、3ヶ月目、および6ヶ月目に評価する。各来院時に、血圧、心拍数、体重、臨床検査値(safety lab)、CRP、血液化学、ヘモグロビンA1C、および尿酸値を取得し、各参加者が調査票に記入する。
血液化学を使用して、Belsky,D.W.,Caspi,A.,Houts,R.,Cohen,H.J.,Corcoran,D.L.,Danese,A.,&Sugden,K.(2015).Quantification of biological aging in young adults.Proceedings of the National Academy of Sciences,112(30),E4104-E4110で説明されている方法などの、1つ以上の公開されたアルゴリズムによって参加者の生物学的年齢を計算する。
1つの例示的な試験計画では、ボランティアを、対照群、任意により陽性対照群、または治療群に割り当て、各ボランティアは、1日2錠を6ヶ月間服用する。対照群は、プラセボを服用し、陽性対照群は、即時放出製剤を服用し、治療群は、次のとおり、2錠を服用する。
男性:500mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物;パルミチン酸レチニル450mcg;および1つ以上の放出改変剤を含む錠剤。
女性:500mgのカルシウムアルファ-ケトグルタル酸一水和物;コレカルシフェロール12.5mcg(500IU);および1つ以上の複数の放出改変剤を含む錠剤。
1つ以上の主要な結果を、各群について評価する。主要な結果を、以下のバイタルサインおよび血液化学を測定することによって決定する。
引用文献
開示されたすべての刊行物、特許、および特許出願は、個々の刊行物、特許、または特許出願が参照により組み込まれることが具体的かつ個別に示された場合と同程度に、参照により本明細書に組み込まれる。