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JP7743876B2 - 生育予測装置、生育予測方法、及び生育予測プログラム - Google Patents

生育予測装置、生育予測方法、及び生育予測プログラム

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JP7743876B2
JP7743876B2 JP2023568913A JP2023568913A JP7743876B2 JP 7743876 B2 JP7743876 B2 JP 7743876B2 JP 2023568913 A JP2023568913 A JP 2023568913A JP 2023568913 A JP2023568913 A JP 2023568913A JP 7743876 B2 JP7743876 B2 JP 7743876B2
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Description

開示の技術は、生育予測装置、生育予測方法、及び生育予測プログラムに関する。
就農人口の減少から新規就農者が希求されている。新規就農者が熟練と同じように農作業ができるように、農作業を支援するシステム(以下、「農作業支援システム」という。)のサービスが始まっている。適切な時期に適切な農作業を行うために、農作業支援システムには農作業時期を予測し、提案する機能が求められる。
日本の主食である水稲に関して、収穫量を向上させるために行う施肥は、出穂の約20~15日前に行うのがよいとされている。施肥とは、肥料を施すことをいう。また、斑点米カメムシ被害を防ぐためには出穂の1週間前までに草刈りを行うことが効果的であるとされる等、水稲の農作業(追肥、農薬散布等)は、出穂日前後に行うことが効果的であるものが多い。そのため、水稲の農作業支援には出穂日あるいは出穂日間際の生育ステージ(幼穂分化期、止め葉の形成期等)の事前の予測が重要となる。
水稲の生育モデルに関する技術として、SIMRIW(Simulation Model for Rice-Weather Relationships)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。このSIMRIWは、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(通称:農研機構)が提供している栽培管理支援システムに採用され、国内で広く使われている信頼性の高い水稲の生育モデルである。
SIMRIWは、気象データ及び品種情報から、例えば、図9に示すように、稲の生育指数(DVI)を計算することで出穂日・収穫適期を算出することが可能である。
堀江 武、中川 博視, "イネの発育過程のモデル化と予測に関する研究",日本作物学会紀事,59(4): 687-695.(1990)
しかしながら、SIMRIWは、気象データ及び品種情報のみを入力とするため、実際の農作業で生じる人為的な誤差などを考慮しておらず、実際の生育状況と計算した生育状況とではズレが生じる。
また、品種ごとにDVIを計算するパラメータが異なっており、正解データを取得するには品種ごとにそれぞれデータ収集を行うため、膨大なデータ数が必要となる。
実測可能で、かつ、稲の生育に伴って変化するパラメータに葉面積指数(Leaf Area Index、以下、「LAI」という。)がある。このLAIは、地表の単位面積に対する稲の葉の面積の割合を表す。このLAIは、例えば、図10に示すように、稲の成長に伴い増加する、生育状況を表す指標となっており、品種を問わず止め葉が出たタイミングでピークを迎える。ピークを迎えるタイミングを予測することで、出穂日10日前がわかる。それによって農作業計画をたてることが可能となることが期待されている。
DVIと同じくLAIも品種ごとにLAIの最大値は異なり、気象条件、施肥の有無といった農作業条件によってもLAIの最大値は異なる。例えば、図11に示すように、施肥の有無でLAIの推移が異なる。
つまり、LAI等を用いて稲の生育状況を予測する場合に、品種ごとに行う必要があるため、品種ごとに予測モデルを構築する必要がある。この場合、新品種の生育予測には対応できない。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、稲の品種を区別することなく、稲の生育状況を予測することができる生育予測装置、生育予測方法、及び生育予測プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、生育予測装置であって、稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付けるデータ入力部と、前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定する最大値推定部と、前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出する正規化部と、予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記正規化部により算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測する予測部と、を備える。
本開示の第2態様は、生育予測方法であって、稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測する。
本開示の第3態様は、生育予測プログラムであって、稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測することをコンピュータに実行させる。
開示の技術によれば、稲の品種を区別することなく、稲の生育状況を予測することができる、という効果を有する。
実施形態に係る農作業支援システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る生育予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る生育予測装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る環境情報に含まれる複数の変数の一例を示す図である。 実施形態に係るLAIの実測データと予測データとの関係の一例を示すグラフである。 全ての環境情報を使用してLAIを予測した場合のLAIの一例を示すグラフである。 LAIに対する寄与率に応じて選択された環境情報を使用してLAIを予測した場合のLAIの一例を示すグラフである。 実施形態に係る生育予測プログラムによる学習処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る生育予測プログラムによる予測処理の流れの一例を示すフローチャートである。 従来技術の説明に供する図である。 LAIと出穂日との関係を示す図である。 施肥の有無によるLAIの推移の違いを示す図である。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において、同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本実施形態に係る生育予測装置は、稲の種別ごとに生育状況を予測する従来の手法に対して特定の改善を提供するものであり、稲の生育状況を予測する技術分野の向上を示すものである。
本実施形態に係る生育予測装置は、現在の稲の生育状況を反映し、実測可能な指標値の一例であるLAIを用いて、生育状況を予測し、予測した生育ステージから農作業のタイミングを判断し、農作業の支援を行うものである。つまり、LAIの時系列の測定データを学習し、将来のLAIの推移を予測することにより、出穂日10日程度前(止め葉が出るタイミング)を判断し、稲の生育を予測する。
本実施形態に係る生育予測装置では、LAIを用いた生育予測を行う際に、LAIの最大値を用いて、実測して得られたLAIの測定データを正規化して正規化測定データを算出する。この正規化測定データを用いて機械学習することにより予測モデルを生成し、生成した予測モデルを用いてLAIの今後の推移を予測する。これにより、稲の品種を区別することなく、LAIの正規化測定データを学習用データとして学習し、予測を行うことができる。このため、新品種であっても生育予測が可能となる。
図1は、本実施形態に係る農作業支援システム100の構成の一例を示す図である。
図1に示す農作業支援システム100は、生育予測装置10と、LAI計測センサ20と、データベース30と、農作業指示部40と、ユーザ端末50と、を備えている。生育予測装置10は、LAI計測センサ20、データベース30、及び農作業指示部40の各々と接続されている。農作業指示部40は、ユーザ端末50と接続されている。データベース30は、外部の記憶装置に記憶されていてもよいし、生育予測装置10に記憶されていてもよい。また、農作業指示部40は、生育予測装置10とは異なる情報処理装置の一機能として実現してもよいし、生育予測装置10の一機能として実現してもよい。
LAI計測センサ20は、例えば、実際に稲を撮影して得られた画像から、稲の生育に伴って変化する指標値の一例であるLAIを計測するセンサである。LAI計測センサ20は、気象(気温等)、土壌溶液濃度等を測定可能なもの、LAIを測定可能なものを想定している。LAIは、画像から推定する手法に限らず、他の手法を用いて推定してもよい。なお、圃場に設置されるセンサの種類は、圃場ごとに様々であることが考えられる。例えば、圃場Aでは水温、気温、湿度がセンサによって取得され、圃場Bでは水温、EC(電気伝導度)、気温、湿度がセンサによって取得される。つまり、それぞれの圃場でセンサから取得できる項目が異なる場合があり、取得できない項目についてはデータベース30から取得できるようにすればよい。
データベース30には、稲の栽培に関する栽培情報及び稲を栽培する環境に関する環境情報が格納される。データベース30は、LAI計測センサ20から取得したLAIの測定データ、環境情報に日付を対応付けて、LAIの測定データ、環境情報を時系列データとして格納する。また、LAIの時系列の測定データ(以下、単に「LAI測定データ」という。)は、栽培情報を対応付けて格納される。栽培情報には、稲の栽培に関する複数の変数が含まれる。稲の栽培に関する複数の変数には、例えば、移植日、品種、該当品種の追肥タイミング、施肥の有無(施肥又は無施肥)等が含まれる。また、環境情報には、稲を栽培する環境に関する複数の変数が含まれる。環境情報には、例えば、稲を栽培する期間の気象に関する変数、及び稲を栽培する土壌に関する変数が含まれる。気象に関する変数には気温、日射量、湿度等が含まれ、土壌に関する変数にはpH(水素イオン指数)、土壌溶液濃度(イオン濃度)等が含まれる。
生育予測装置10は、データベース30から、LAI測定データ、栽培情報、及び環境情報を取得する。生育予測装置10は、これらの情報を定期的に取得してもよいし、ユーザからの要求に応じて取得してもよい。なお、LAI測定データは、LAI計測センサ20から直接取得してもよい。生育予測装置10は、取得したLAI測定データ、栽培情報、及び環境情報から、LAIのピークを迎える日及びLAIの最大値を求め、農作業指示部40に出力する。これらのLAIのピークを迎える日及びLAIの最大値は、今後の生育状況を表すデータとされる。
農作業指示部40は、生育予測装置10からLAIのピークを迎える日及びLAIの最大値を取得すると、取得したLAIのピークを迎える日及びLAIの最大値から追肥の必要性、農作業のタイミングを判定し、判定結果をユーザ端末50に出力する。
ユーザ端末50は、ユーザである農業従事者が使用する端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、スマートフォン等が適用される。ユーザ端末50は、農作業指示部40からの判定結果を表示して、ユーザに対して、追肥の必要性、農作業のタイミングを指示する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る生育予測装置10のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る生育予測装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、生育予測装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16、及び通信インタフェース(I/F)17を備えている。各構成は、バス18を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、生育予測処理を実行するための生育予測プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、自装置に対して各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、自装置が他の外部機器と通信するためのインタフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
本実施形態に係る生育予測装置10には、例えば、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。
次に、図3を参照して、生育予測装置10の機能構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る生育予測装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、生育予測装置10は、機能構成として、データ入力部101、最大値推定部102、正規化部103、変数選択部104、学習部105、予測部106、及びデータ出力部107を備えている。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶された生育予測プログラムを読み出し、RAM13に展開して実行することにより実現される。
ストレージ14には、学習部105によって生成された第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142が記憶されている。第1学習済みモデル141は、学習済みモデルの一例であり、予め得られたLAIの正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成された予測モデルである。第1学習済みモデル141は、LAIの正規化測定データを入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力する。第2学習済みモデル142は、別の学習済みモデルの一例であり、予め得られたLAIの正規化測定データ及び環境情報からLAIの推移に対する寄与率が高い順に選択された所定数の変数を学習用データとして機械学習することにより生成された予測モデルである。第2学習済みモデル142は、LAIの正規化測定データ及び選択された所定数の変数を入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力する。なお、第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142の各々の機械学習には、例えば、LSTM(Long Shot-Term Memory)等が用いられる。
データ入力部101は、定期的又はユーザからの要求に応じて、データベース30(又はLAI計測センサ20)から、LAI測定データ、栽培情報(移植日、品種、施肥の有無等)、及び環境情報(気象・土壌溶液濃度等)の入力を受け付ける。なお、LAIの変化は比較的ゆるやかであることから、LAIの時系列の測定データを例えば日平均、数日ごとに間引く等の加工を行ってもよい。以下、LAI測定データをLAI測定データLAI(t)と表す。データ入力部101は、LAI測定データLAI(t)を、各部に入力可能なフォーマットに成形する。データ入力部101は、最大値推定部102に対してLAI測定データLAI(t)、栽培情報、及び環境情報を出力し、変数選択部104に対して環境情報を出力する。
最大値推定部102は、データ入力部101から取得した、LAI測定データLAI(t)、栽培情報、及び環境情報から、LAIの最大値を推定する。以下、LAIの最大値をLAI最大値LAIMAXと表す。LAI最大値LAIMAXは、例えば、施肥>無施肥、気温高>気温低、といった傾向があることから、以下の式(1)を用いて求められる。
LAIMAX=α×β×LAIave ・・・(1)
但し、αは施肥の有無で決まる係数 、βは移植日及び気温により決まる係数 、LAIaveは平均的なLAIの最大値(≒5程度)である。移植日は、植え付け時期に応じて、早、中、遅の3つの段階で表してもよい。LAIaveは、LAIの過去から現在までに得られた測定データから算出される。
最大値推定部102は、LAI測定データLAI(t)、上記式(1)を用いて推定したLAI最大値LAIMAXを正規化部103に出力する。なお、最大値推定部102は、上記式(1)の対応関係を、表として持っていてもよい。
正規化部103は、最大値推定部102から取得した、LAI測定データLAI(t)及びLAI最大値LAIMAXから、LAI測定データLAI(t)を正規化して正規化測定データを算出する。以下、この正規化測定データを正規化測定データLAInom(t)と表す。正規化測定データLAInom(t)は、以下の式(2)、つまり、LAI測定値LAI(t)を、LAI最大値LAIMAXで除算することで求められる。
LAInom(t)=LAI(t)/LAIMAX ・・・(2)
正規化部103は、上記式(2)を用いて算出したLAI正規化測定データLAInom(t)を変数選択部104に出力する。
変数選択部104は、データ入力部101から環境情報を取得すると共に、正規化部103からLAI正規化測定データLAInom(t)を取得する。変数選択部104は、環境情報に含まれる全ての変数のうちLAIの推移に対する寄与率が高い順に所定数の変数を選択する。変数選択部104は、複数の説明変数の候補(気象、土壌溶液濃度等)と、目的変数LAIとの関係を分析し、LAIの記述に寄与率の高い変数を選択し、選択した変数及びLAI正規化測定データLAInom(t)を学習部105又は予測部106に出力する。なお、使用する変数がLAIのみである場合には、変数選択機能を使用せず、LAI正規化測定データLAInom(t)のみを学習部105又は予測部106に出力する。
例えば、圃場ごとに生育に高い相関を持つ環境情報が異なる場合がある。このため、環境情報に含まれる複数の変数のうち高い相関を持つ(=寄与率が高い)変数の選択を適切に行うことで、LAIの推移の予測精度の向上が期待できる。ここで、図4、図5、図6A、及び図6Bを参照して、変数選択部104による変数選択処理について具体的に説明する。
図4は、本実施形態に係る環境情報に含まれる複数の変数の一例を示す図である。
図4に示すように、環境情報には、例えば、最高気温、最小気温(最低気温)、平均気温、輻射率、日射量、湿度、降水量、水温、地温等の気象に関する複数の変数が含まれる。また、環境情報には、例えば、電気伝導度を表すEC、水素イオン指数を表すpH、酸化還元電位を表すORP、溶存酸素を表すDO、アンモニウムイオンを表すNH4+、硝酸塩イオンを表すNO3-、ナトリウムイオンを表すNa+、カリウムイオンを表すK+、カルシウムイオンを表すCa2+等の土壌に関する複数の変数が含まれる。なお、NDVIは、正規化生育指数(正規化植生指数ともいう。)を表している。
上述したように、LAI予測を行う際に、使用する環境情報(気象、土壌溶液濃度等)を適切に選択することで予測精度の向上が期待される。具体的には、栽培期間内のLAIを目的変数として、土壌溶液濃度(各イオン濃度)及び気象データ(気温、日射量、湿度等)を説明変数として、回帰分析を行う。回帰分析で得られた係数(例えば、図4を参照)から、LAIとの相関が高い、つまり、寄与率の高い変数を選択する。具体的には、係数が大きい変数ほど、LAIの推移に対する寄与率が高くなる。このため、係数が大きい変数から順に所定数(例えば、1個以上5個以下)の変数を選択する。
図5は、本実施形態に係るLAIの実測データAと予測データPとの関係の一例を示すグラフである。縦軸はLAIを示し、横軸は移植後日数を示す。
図5において、実測データAは、LAIの実測値を示しており、予測データPは、LAIに対する寄与率に応じて選択された環境情報を用いて予測されたLAIの予測値を示している。
図6Aは、全ての環境情報を使用してLAIを予測した場合のLAIの一例を示すグラフである。一方、図6Bは、LAIに対する寄与率に応じて選択された環境情報を使用してLAIを予測した場合のLAIの一例を示すグラフである。縦軸にLAIを示す。なお、実線はLAIの実測データを示し、点線はLAIの予測データを示している。
図6Bの例は、図6Aの例と比較して、LAIのピークの位置を特定し易いことが分かる。以下、LAIに対する寄与率に応じて選択された環境情報を「選択環境情報」という。
図3に戻り、学習部105は、予測モデルの学習処理を行う。学習部105は、変数選択部104からLAI正規化測定データLAInom(t)のみを取得した場合、LAI正規化測定データLAInom(t)を学習用データとして機械学習することにより第1学習済みモデル141を生成する。第1学習済みモデル141は、LAI正規化測定データLAInom(t)を入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力するモデルである。
一方、学習部105は、変数選択部104からLAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報を取得した場合、LAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報を学習用データとして機械学習することにより第2学習済みモデル142を生成する。第2学習済みモデル142は、LAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報を入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力するモデルである。なお、第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142の各々の機械学習には、上述したように、例えば、LSTM等が用いられる。
予測部106は、学習部105により学習された予測モデルを用いて予測処理を行う。予測部106は、変数選択部104からLAI正規化測定データLAInom(t)のみを取得した場合、第1学習済みモデル141を用いて、LAI正規化測定データLAInom(t)から、LAIの今後の推移を予測する。なお、当然ながら、予測部106で取得されるLAI正規化測定データLAInom(t)は、学習部105で取得されるLAI正規化測定データLAInom(t)よりも時間的に後のデータとなる。つまり、予測部106での予測に用いるLAI正規化測定データLAInom(t)は、第1学習済みモデル141が生成された後に取得されたデータである。
一方、予測部106は、変数選択部104からLAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報を取得した場合、第2学習済みモデル142を用いて、LAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報から、LAIの今後の推移を予測する。なお、上記と同様に、予測部106で取得されるLAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報は、学習部105で取得されるLAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報よりも時間的に後のデータとなる。つまり、予測部106での予測に用いるLAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報は、第2学習済みモデル142が生成された後に取得されたデータである。
また、予測部106は、第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142のうち、LAIの予測精度の高い方のモデルを用いて、LAIの今後の推移を予測するようにしてもよい。モデルの予測精度の判定には、例えば、RMSE(Root Mean Squared Error:二乗平均平方根誤差)等のように、実測値と予測値との差から判定する手法を用いてもよいし、他の手法を用いてもよい。
つまり、予測部106では、次の単位時間のLAIの推移を予測する。予測に際しては、例えば、上述のLSTM等の手法が用いられる。LAIの推移を予測する際に、使用変数の選択には、次のバリエーションがあるものとする。
(1)LAIのみを用いて予測を行う。
(2)LAI及び選択環境情報を用いて予測を行う。
(3)上記(1)及び(2)の両方の予測を行い、予測精度のよい方を選択する。
予測部106は、LAIの今後の推移を予測した予測データを、データ出力部107に出力する。
データ出力部107は、予測部106から取得した予測データから、LAIのピークを迎える日を同定し、LAIのピークを迎える日及びLAIの最大値を農作業指示部40に出力する。なお、生育予測装置10は、これらの情報を定期的に出力してもよいし、ユーザからの要求に応じて出力してもよい。
図1に戻り、農作業指示部40は、生育予測装置10から、LAIのピークを迎える日及びLAIの最大値を取得し、取得したLAIのピークを迎える日及びLAIの最大値から、追肥の必要性、農作業のタイミングを判定し、判定結果をユーザ端末50に出力する。具体的には、例えば、データベース30に格納している栽培情報から、栽培している品種についての推奨の農作業タイミングを取得する。LAIのピークを迎える日及びLAIの最大値、並びに、現在の日付から、以下の事項を推定し、ユーザに指示する。
・追肥の要不要(LAIの最大値の大小で判定)
・追肥時期(LAIのピークを迎える日あたり)
・農薬散布日(LAIのピークを迎える3日程度後)
・収穫適期(LAIのピークを迎える日から1ヶ月半程度後)
なお、追肥の要不要は、LAIの最大値が閾値以上か否かで判定される。また、追肥時期(追肥タイミング)は、例えば、LAIのピークを迎える日を基準とする前後X日の期間として決定する。なお、X日は、品種によって最適日が異なる場合がある。例えば、品種Aでは出穂日の15日前(≒LAIのピークの5日前)、品種Bでは出穂日の12日前(≒LAIのピークの2日前)となる。このため、品種ごとの追肥時期は、LAIのピークを迎える日を基準とした場合、出穂日のY日前という情報に対して、Y日から10日減じた(Y-10)日を設定することが望ましい。この場合、栽培情報として、品種ごとの追肥時期の情報をデータベース30に格納しておけばよい。
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態に係る生育予測装置10の作用について説明する。
図7は、本実施形態に係る生育予測プログラムによる学習処理の流れの一例を示すフローチャートである。生育予測プログラムによる学習処理は、生育予測装置10のCPU11が、ROM12又はストレージ14に記憶されている生育予測プログラムをRAM13に書き込んで実行することにより、実現される。
図7のステップS101では、CPU11が、定期的又はユーザからの要求に応じて、データベース30から、LAI測定データLAI(t)、栽培情報(移植日、品種、施肥の有無等)、及び環境情報(気象・土壌溶液濃度等)を取得する。
ステップS102では、CPU11が、ステップS101で取得した、LAI測定データLAI(t)、栽培情報、及び環境情報から、一例として、上述の式(1)を用いて、LAI最大値LAIMAXを推定する。
ステップS103では、CPU11が、ステップS101で取得したLAI測定データLAI(t)、及び、ステップS102で推定したLAI最大値LAIMAXから、一例として、上述の式(2)を用いて、LAI測定データLAI(t)を正規化して正規化測定データLAInom(t)を算出する。
ステップS104では、CPU11が、一例として、上述の図4に示すように、ステップS101で取得した環境情報に含まれる全ての変数のうちLAIの推移に対する寄与率が高い順に所定数の変数を選択環境情報として選択する。
ステップS105では、CPU11が、ステップS103で正規化したLAI正規化測定データLAInom(t)、及び、ステップS104で選択した選択環境情報を学習用データとして機械学習することにより第2学習済みモデル142を生成する。第2学習済みモデル142は、LAI正規化測定データLAInom(t)及び選択環境情報を入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力するモデルである。なお、CPU11は、LAI正規化測定データLAInom(t)のみを取得した場合、LAI正規化測定データLAInom(t)を学習用データとして機械学習することにより第1学習済みモデル141を生成する。第1学習済みモデル141は、LAI正規化測定データLAInom(t)を入力とし、LAIの今後の推移を表す予測データを出力するモデルである。
ステップS106では、CPU11が、ステップS105で生成した第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142をストレージ14に記憶し、本生育予測プログラムによる学習処理を終了する。
図8は、本実施形態に係る生育予測プログラムによる予測処理の流れの一例を示すフローチャートである。生育予測プログラムによる予測処理は、生育予測装置10のCPU11が、ROM12又はストレージ14に記憶されている生育予測プログラムをRAM13に書き込んで実行することにより、実現される。
図8のステップS111では、CPU11が、定期的又はユーザからの要求に応じて、データベース30から、LAI測定データLAI(t)、栽培情報(移植日、品種、施肥の有無等)、及び環境情報(気象・土壌溶液濃度等)を取得する。
ステップS112では、CPU11が、ステップS111で取得した、LAI測定データLAI(t)、栽培情報、及び環境情報から、一例として、上述の式(1)を用いて、LAI最大値LAIMAXを推定する。
ステップS113では、CPU11が、ステップS111で取得したLAI測定データLAI(t)、及び、ステップS112で推定したLAI最大値LAIMAXから、一例として、上述の式(2)を用いて、LAI測定データLAI(t)を正規化して正規化測定データLAInom(t)を算出する。
ステップS114では、CPU11が、一例として、上述の図4に示すように、ステップS111で取得した環境情報に含まれる全ての変数のうちLAIの推移に対する寄与率が高い順に所定数の変数を選択環境情報として選択する。
ステップS115では、CPU11が、第2学習済みモデル142に対して、ステップS113で正規化したLAI正規化測定データLAInom(t)、及び、ステップS114で選択した選択環境情報を入力し、第2学習済みモデル142から、LAIの今後の推移を表す予測データを出力させる。なお、CPU11は、LAI正規化測定データLAInom(t)のみを取得した場合、第1学習済みモデル141に対して、ステップS113で正規化したLAI正規化測定データLAInom(t)を入力し、第1学習済みモデル141から、LAIの今後の推移を表す予測データを出力させる。また、CPU11は、第1学習済みモデル141及び第2学習済みモデル142のうち、LAIの予測精度の高い方のモデルを用いて、LAIの今後の推移を予測するようにしてもよい。
ステップS116では、CPU11が、ステップS115で得られた予測データから、LAIのピークを迎える日を同定し、LAIのピークを迎える日及びLAIの最大値を今後の生育状況として農作業指示部40に出力し、本生育予測プログラムによる予測処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、LAIの予測を行うことにより、生育状況(止め葉の出るタイミング、及び大凡の出穂日)を予測することができる。
また、実測したLAIを用いることにより、現在の生育状況を把握することが可能であるため、人為的な理由での生育遅れにも対応することができる。
また、LAI測定データを正規化することにより、品種を区別せずにLAI測定データを学習に用いることができる。このため、品種ごとにモデルを構築する必要がなくなり、新品種でも生育予測が可能となる。
上記実施形態でCPU11が生育予測プログラムを読み込んで実行した生育予測処理を、CPU11以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、生育予測処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態では、生育予測プログラムがROM12又はストレージ14に予め記憶(「インストール」ともいう)されている態様を説明したが、これに限定されない。生育予測プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、生育予測プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、及び技術規格は、個々の文献、特許出願、及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記項1)
メモリと、
前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、
前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、
前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、
予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測する
ように構成されている生育予測装置。
(付記項2)
生育予測処理を実行するようにコンピュータによって実行可能なプログラムを記憶した非一時的記憶媒体であって、
前記生育予測処理は、
稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、
前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、
前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、
予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測する
非一時的記憶媒体。
10 生育予測装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 ストレージ
15 入力部
16 表示部
17 通信I/F
18 バス
20 LAI計測センサ
30 データベース
40 農作業指示部
50 ユーザ端末
100 農作業支援システム
101 データ入力部
102 最大値推定部
103 正規化部
104 変数選択部
105 学習部
106 予測部
107 データ出力部
141 第1学習済みモデル
142 第2学習済みモデル

Claims (8)

  1. 稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付けるデータ入力部と、
    前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定する最大値推定部と、
    前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出する正規化部と、
    予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記正規化部により算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測する予測部と、
    を備えた生育予測装置。
  2. 前記栽培情報は、稲を移植した日を表す移植日、及び肥料を施したか否かを表す施肥の有無を含み、
    前記環境情報は、稲を栽培する期間の気温を含み、
    前記最大値推定部は、前記施肥の有無で決まる係数、前記移植日及び前記気温で決まる係数、及び、平均的な前記指標値の最大値から、前記指標値の最大値を推定する
    請求項1に記載の生育予測装置。
  3. 前記環境情報は、稲を栽培する環境に関する複数の変数を含み、
    前記環境情報に含まれる全ての変数のうち前記指標値の推移に対する寄与率が高い順に所定数の変数を選択する変数選択部を更に備え、
    前記予測部は、前記学習済みモデルに代えて、予め得られた前記指標値の正規化測定データ及び前記環境情報から前記指標値の推移に対する寄与率が高い順に選択された所定数の変数を学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データ及び前記選択された所定数の変数を入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する別の学習済みモデルを用いて、前記正規化部により算出された前記指標値の正規化測定データ及び前記変数選択部により選択された所定数の変数から、前記指標値の今後の推移を予測する
    請求項1又は請求項2に記載の生育予測装置。
  4. 前記予測部は、前記学習済みモデル及び前記別の学習済みモデルのうち、前記指標値の予測精度の高い方のモデルを用いて、前記指標値の今後の推移を予測する
    請求項3に記載の生育予測装置。
  5. 前記環境情報は、稲を栽培する期間の気象に関する変数、及び稲を栽培する土壌に関する変数を含む
    請求項3又は請求項4に記載の生育予測装置。
  6. 前記指標値は、地表の単位面積に対する稲の葉の面積の割合を表す葉面積指数である
    請求項1~請求項5の何れか1項に記載の生育予測装置。
  7. 稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、
    前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、
    前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、
    予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測することを
    コンピュータが実行する生育予測方法。
  8. 稲の生育に伴って変化する指標値の時系列の測定データ、稲の栽培に関する栽培情報、及び、稲を栽培する環境に関する環境情報の入力を受け付け、
    前記指標値の測定データ、前記栽培情報、及び前記環境情報から、前記指標値の最大値を推定し、
    前記指標値の測定データ及び前記指標値の最大値から、前記指標値の測定データを正規化して正規化測定データを算出し、
    予め得られた前記指標値の正規化測定データを学習用データとして機械学習することにより生成され、かつ、前記指標値の正規化測定データを入力とし、前記指標値の今後の推移を表す予測データを出力する学習済みモデルを用いて、前記算出された前記指標値の正規化測定データから、前記指標値の今後の推移を予測することを、
    コンピュータに実行させるための生育予測プログラム。
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