JP7508299B2 - ノック式筆記具 - Google Patents
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Description
例えば、1)ノック式の万年筆において、軸筒内に移動自在に挿入した筆記体の頸部に筆記体頸部の外周面に圧接し、且つ首部筒の内壁に圧接すると共に筆記体の移動と共に筆記体の頸部を回転移動するゴム又は軟質合成樹脂よりなる環状パッキングを装着したことを特徴とする万年筆のパッキング装置(例えば、特許文献1参照)、
2)軸筒に出没可能な筆記体を有し、その筆記体の前後動作に連動して前記筆記体の筆記部を密閉するシールフタを有する出没式の筆記具であって、それらシール蓋と筆記体とを糸状部材で連結すると共に、それらシール蓋と糸状部材を一体に成形したものに加え、密閉ユニット〔図示符号:4(面密閉部:図示符号4f)〕によりペン先の乾燥を防ぐことを特徴とする出没式の筆記具(例えば、特許文献2参照)、
3)筆記具の軸筒に設けた操作部材の操作により、ペン先を突出させて筆記できると共に、操作部材の離隔操作により、自動的にペン先を軸筒内に引っ込めることによるペン先の開閉機構に加え、軸筒内にOリング(図示符号17)を設けることによりペン先の乾燥を更に防ぐことができる筆記具(例えば、特許文献3参照)、
4)筆記具本体内に設けられた先端筆記部を収納する空間であるシール室と、該シール室の前方をシールするための一端が回転自在なシール蓋と、収納時の筆記体の空気孔より後方をシール室内でシールするシール手段と、前記シール蓋に一端が連結され他端が前記スプリングにより後退力を受ける連動部材に連結された連結手段とを有し、前記筆記体が前記筆記具本体内を前進後退して前記先端筆記部が前記筆記具本体の前端から出没する乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具(例えば、特許文献4参照)などが知られている。
前記シール部材は、ペン先先端より前方に、ペン先の押圧により脱落可能な封止部材を備えていることが好ましい。
前記軸筒後部には、未使用時又は非ノック時に軸筒後部と筆記具外との空気の流通を密封すると共に、ノック時には筆記具外へ空気が流通して、内外圧を一定にし、非ノック時のペン先からのインクの噴出を防止する密封機構が設けられていることが好ましい。
前記シール部材の後方には、ペン先の外周を囲む揮発抑制部材に螺線溝が形成されていることが好ましい。
前記シール部材内面に螺線溝が形成されていることが好ましい。
前記リフィールのペン先後方には口先部材を設け、口先部材の外周面には螺線溝が形成されていることが好ましい。
前記軸筒にはリフィールの後端面が当接する内面壁が形成され、内面壁表面には溝が形成されていることが好ましい。
前記リフィールのペン先が出没動作によりインク貯蔵部材から離間することが好ましい。
前記軸筒後部には、リフィールを押圧動作により出没自在とするノック機構を備え、ノック機構は操作部と回転子からなるカム機構で構成され、回転子は軸筒内面の内圧により開弁する弁部を設けることが好ましい。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるものである。上述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
本第1実施形態のノック式筆記具は、図1~図7に示すように、筆記具本体となる軸筒10と、該軸筒10内に備えたインク貯蔵部材18を収容したリフィール20と、ペン先30、シール部材40、ノック機構70とを少なくとも有し、ペン先30が毛細現象によりインク貯蔵部材18からのインクを吐出し、上記ノック機構70によりペン先30が軸筒10先端から出没自在となる構成となっている。
本実施形態では、後述するように、ペン先30先端部側近傍外周に少なくともシール部材40を備えたものであり、ペン先30が軸筒10内に収容状態の際、シール部材40の中心部にはペン先30が前後摺動自在となる貫通孔42が形成される構成となっている。
この軸筒10内にはインク貯蔵部材18を収容したリフィール20を備えている。
上記揮発抑制部材35は、図4(a)~(d)に示すように、円筒状となっており、内部にペン先30を固着する貫通型の固着孔36を有すると共に、外周面上には一方の端部から他方の端部まで螺旋状の螺旋溝37が形成されており、螺旋溝の端部37a,37bは固着孔36の各端部の切り欠き部36a,36bに連設されている。螺旋溝37の溝形状としては、例えば、断面V字状又はU字状が挙げられ、螺旋溝の長さは、インクの揮発をしにくくする点等から、揮発抑制部材35の長手方向(直線上)の長さに対して、2倍以上とすることが好ましい。また、螺旋溝37の溝形状、幅、長さなどを好適な所定の範囲とすることにより、インクの揮発等を高度に抑制することができる。
このペン先30は、多孔質部材から構成されるものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる並行繊維束、フェルト等の繊維束を加工又はこれらの繊維束を樹脂加工した繊維芯、または、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の熱可塑性樹脂などのプラスチック粉末などを焼結したポーラス体(焼結芯)、押し出し成形した押出成形芯などからなるものである。
気孔率(単位:%)=(水の体積)/(ペン先30の見掛け体積)×100
上記封止部材43は貫通孔42の出口を閉塞するように一体に設けられており、ペン先30の後述するノック操作による押圧又は指等で容易に脱落可能、例えば、連接部43aを薄皮状(極薄状)とし、かつ、脱落前は、この連接部43a、封止部材43を含むシール部材40においてペン先30におけるインクの揮発を防止できる構成となっている。この周状の連接部43aを上記ペン先30の押圧や、指などで切断等することなどにより封止部材43はシール部材40の本体部42から容易に脱落可能となっている。このシール部材40の材質としては、シール性、脱落容易性を充足する点等から、上記各樹脂の他、スチレン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどの熱可塑性エラストマー(以下、上記各々のエラストマーを単に「各熱可塑性エラストマー」という)や、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、フロロシリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、天然ゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴムなどの合成ゴム(以下、上記各々の合成ゴムを「各合成ゴム」という)を好ましく使用することができ、また、シール部材40と軸筒10とを2色成形(例えば、上述の各樹脂と各熱可塑性エラストマーの2色成型)により一体形成してもよいものである。
上記リフィール20の後端側の開口部20bには、該開口部を密封する蓋部材50が嵌合により取り付けられている。この蓋部材50には、上記開口部20bを密封する嵌合体51を有すると共に、筒状のフランジ部52を有している。
更に、本実施形態において、ノック機構70において、図7(a)に示すように、ストロークTを2.0~15.0mmに設定されていることが好ましい。上記範囲に設定することにより、ノック機構70が効率的になると共に、揮発を抑制することが可能になる。
されることとなる。
図8~図10は、本第2実施形態のノック式筆記具Bの各図面であり、図8は使用開始前の状態を示す各図面であり、図9はノック式筆記具に用いるシール部材の各図面、図10は、ノック式筆記具に用いるペン先を固着したリフィールの一例を示す各図面である。
本第2実施形態のノック式筆記具Bは、軸筒10の外周の把持部付近に周状に複数の溝部を所定間隔で形成した滑り止め部10aを形成した点、シール部材40に代え、封止部材を有しない構造のシール部材45を軸筒10の開口部11内に嵌合等により固着した点、リフィール20の形状が相違する点、内筒60の外部にクリップ部75を設けた点、後部側の密閉機構が若干相違する点で、上記第1実施形態等のノック式筆記具Aと相違するものである。ノック機構70は、上記第1実施形態のノック式筆記具Aと同様に機能する。
本実施形態のリフィール20は、図10(a)~(c)に示すように、上述の第1実施形態の揮発抑制部材35を備えず、前方側はペン先30を固定する固定部21bを有する前方固定保持部21cとなる点で上記第1実施形態のリフィールと相違する。
本実施形態のシール部材45の中心部にはペン先30が前後摺動自在となる貫通孔46が形成されると共に、シール部材45の貫通孔46の内周に、螺旋状の螺線溝47を形成しているので、シール部材45からのインクの揮発等は、螺旋状の螺線溝47を通過して行われることとなるので、直線状の隙間(溝)等よりはその長さが長大となり、インクの揮発が抑制できるものとなっている。また、螺旋溝47の溝形状、幅、長さなどを好適な所定の範囲とすることにより、インクの揮発の抑制と、空気の流通による内外圧を一定にすることを高度に両立することができるものとなる。
従って、本実施形態のノック式筆記具Bでは、上記シール部材45の螺旋状の螺線溝47により、ペン先30からのインクの揮発を確実に抑制できるノック式筆記具が提供されこととなる。
また、本実施形態は、軸筒10の後部側の密閉機構は、未使用時又は非ノック時に、回転子65の当接面65aと内筒部63の先端面63aとが当接することにより密閉され、ノック時にこの当接面が開放されることにより行われるので、上記第1実施形態と同様に、軸筒10の後部には、未使用時又は非ノック時に軸筒10後部と筆記具外との空気の流通を密封すると共に、ノック時には筆記具外へ空気が流通して、内外圧を一定にし、非ノック時のペン先30からのインクの噴出を防止する密封機構が備えており、軸筒10の後端部からのインクの揮発も抑制されると共に、非ノック時からノック操作を行うと、ペン先30とシール部材45の螺旋溝47から空気を取り込み、取り込まれた空気は軸筒10とリフィール20との空間(隙間)、内筒63と回転子65との隙間を通って筆記具外へ排出されて内外圧一定となり、軸筒10内の内圧上昇によるペン先30からインクの噴き出しが防止されることとなる。
本第3実施形態のノック式筆記具Cは、図11~図15に示すように、リフィール20の先端側に、ペン先30の後方を固着する口先部材25を設け、この口先部材25の前方部外周面に螺線状の溝26を形成している点、シール部材45の内周に螺旋状溝部47を有する貫通孔46に上記ペン先30の先端側を固着した口先部材25が前後摺動自在となる点、また、軸筒10にはリフィール20の後端側に固着した蓋部材50の当接面53が当接する内面壁15が形成され、内面壁15の後方側の内周面には螺旋状の溝16が形成されている点で、上記第2実施形態のノック式筆記具Bと相違するものである。
本実施形態のシール部材45の中心部にはペン先30が前後摺動自在となる貫通孔46が形成されると共に、シール部材45の貫通孔46の内周に、螺旋状の螺線溝47を形成しており、また、口先部材25の先端側にも螺線状の溝26が形成されているので、インクの揮発等は、ペン先30の露出した部分から行われるのみとなるので、インクの揮発が抑制できるものとなっている。また、螺旋溝47、口先部材25の螺線状の溝26の溝形状、幅、長さなどを好適な所定の範囲とすることにより、インクの揮発の抑制と、空気の流通による内外圧を一定にすることを高度に両立することができるものとなる。
従って、本実施形態のノック式筆記具Cでは、上記シール部材45の螺旋状の螺線溝47、口先部材25の螺線状の溝26により、ペン先30からのインクの揮発を確実に抑制できるノック式筆記具が提供されこととなる。
また、本実施形態は、軸筒10の後部側の密閉機構は、未使用時又は非ノック時に、蓋部材50の当接面53が軸筒10の内面壁15とが当接することにより密閉され、ノック時にこの当接面が開放されることにより行われるものであるので、上記第1、第2実施形態と同様に、軸筒10の後部には、未使用時又は非ノック時に軸筒10後部と筆記具外との空気の流通を密封すると共に、ノック時には筆記具外へ空気が流通して、内外圧を一定にし、非ノック時のペン先30からのインクの噴出を防止する密封機構がえており、軸筒10の後端部からのインクの揮発も抑制されると共に、非ノック時からノック操作を行うと、図15(b)~(e)に示すように、ペン先30とシール部材45の螺旋溝47、口先部材25の螺線状の溝26から空気を取り込み、取り込まれた空気は軸筒10とリフィール20との空間(隙間)、軸筒10と回転子65との隙間を通って筆記具外へ排出されて内外圧一定となり、軸筒10内の内圧上昇によるペン先30からインクの噴き出しが防止されることとなる。
本第4実施形態のノック式筆記具Dは、前記リフィール20のペン先30が出没動作によりインク貯蔵部材18から離間する構成となる点、前記軸筒10後部には、リフィール20を押圧動作により出没自在となるノック機構を備え、ノック機構は操作部となるノック体と回転子からなるカム機構で構成され、回転子は軸筒内面の内圧により開弁する弁部材を設けた点で、上記第2実施形態の筆記具B等と相違するものである。
この実施形態の前記軸筒10後部に設けたリフィール20を押圧動作により出没可能とするノック機構70は、操作部となるノック体66と回転子65などからなるカム機構で構成され、回転子65は軸筒10内面の内圧により開弁する弁部材68が取り付けられている。
また、この回転子65の小径部65aの外周面と端部面には、開口部を塞ぐように弁部材68が取り付けられている。この弁部材68は、図19(a)~(d)に示すように、腕時計状の弁部68aと、弁部68aから離れた輪状部68bと、弁部68aと輪状部68bとを前後方向に繋ぐ連続部68cとが一体形成された弾性体が取り付けられている。この弁部68を回転子65に装着した状態では、小径部65aの後端開口を弁部68aで塞ぎ、小径部65aの周溝内に輪状部68bが嵌り、かつ、縦溝内に連続部65cが嵌って、密着した状態となっている。この弁部材68は、例えば、上述の各合成ゴム、各熱可塑性エラストマー等を用いて成形することができ、また、2色成型により弁部材68を含む回転子65を一体成形することもできる。本実施形態では、回転子65はポリアセタール製であり、弁部材68はスチレン系エラストマーであり、2色成形で成形されたものである。
図16は、本第4実施形態のノック式筆記具の使用開始前の状態であり、リフィール20の先端側に取り付けたペン先30を固着した先端固着部材27の先端はシール部材48の貫通孔49に挿入されており、ペン先30の後端側はインク貯蔵部材18から離間(分離)しており、インクの供給はなされておらず、ペン先30からのインクの揮発はないものである。この状態からノック操作によって操作部となるノック体66を前方に向かって押圧すると、図17に示すように、回転子65は所定位置まで前方に移動する。この際、先端固着部材27が前方に移動するが、固着部27bの段部27b1がシール部材48の後端側の外周面48aに当接し移動が阻止されると共に、バネ部から構成されるクッション部材27cがその弾性力により縮径し(縮み)、ペン先30の後端部32はインク貯蔵部材18に挿入され、しかも、ペン先30がシール部材47の貫通孔48の出口から出て、インク貯蔵部材18のインクは毛管力によりペン先30の筆記部31に供給されて筆記状態となる。その後、非筆記状態にするときは、ノック操作(ノック体66を押圧)すると、回転子65等のカム機構によりカム機構の係止が解除され、回転子65が回転し、その後、操作部に加えている力を解放すると、弾性部材71の付勢力によって回転子65がより後方へ移動し、図16に示すように、ノック式筆記具Dは再び非筆記状態となるものである。
(a)は図16のノック式筆記具のペン先が軸筒内に収納された状態(非ノック状態)を示す縦断面図、(b)は非ノック状態において軸筒の内圧が高まった場合の後端側の要部を示す部分縦断面図、(c)はノック状態における後端側の要部を示す部分縦断面図である。
本実施形態のノック式筆記具Dにおける非ノック状態において、軸筒10の内圧が外気温の変動などにより高まった場合、図20(b)に示すように、空気が回転子65の内部を通過し、弁部材68の弁部68a内面に到達すると、その空気圧により弁部材68の連続部68cが弾性変形で伸びて、弁部68aが開口部から浮いて隙間が生じて開弁し、回転子65外に出た空気は外筒部64とノック体66との隙間から筆記具D外に排出されることとなる。
本実施形態のノック式筆記具Dでは、軸筒10の後端側で空気の取り込みと、軸筒10の内圧が高まった場合にパージする機構を備えたものであり、簡便な構造により効率的に行うことができる。
上記実施形態のノック式筆記具Dにおける回転子65に弁部材68を取り付けた構造を上記第1~第3実施形態の筆記具A~Cの各回転子65に適用して軸筒10内の内圧が高まった場合に後端側から空気をパージしてもよいものである。
また、上記各実施形態では、筆記具用のインク(水性インク、油性インク、熱変色性インク)で説明したが、液状化粧料、液状薬剤、塗布液、修正液などの液状体としてもよいものである。
下記構成及び図1~図7に準拠するペン先を有するノック式筆記具、下記組成の筆記具用インクを使用した。ペン先、筆記具の寸法等は下記に示す大きさ等を使用した。
軸筒10:ポリプロピレン製、長さ127mm、中央部内径9mm;外径11mm
インク貯蔵部材:PET繊維束、気孔率85%、φ6×80mm
リフィール20:ポリプロピレン製、長さ97mm、中央部内径6mm
ペン先30:ポリアセタール製、φ1.0×30mm
揮発抑制部材35:ポリアセタール製、螺旋溝:U字状溝、幅0.3mm、螺旋の数:8(周)
シール部材40:熱可塑性エラストマー製、軸筒10とシール部材40とは2色成形
隙間X:0.05mm、ストロークT:6mm
蓋部材50、内筒60、回転子65、ノック体66は共にポリプロピレン製
弾性部材71:ステンレス製
筆記具用インクとして、下記組成のインク(合計100質量%)を使用した。
活性剤:メガファック F410(フッ素系アニオン界面活性剤、パーフルオロアルキル基含有カルボン酸塩、DIC株式会社製) 1質量%
防黴剤:ベンゾイソチアゾリン-3-オン 0.2質量%
グリセリルグルコシド水溶液:αGG(高濃度αグリセリルグルコシド水溶液、αグリセリルグルコシド60%水溶液、株式会社JTS製) 3質量%
顔料水分散体:FUJI SP BLACK 8041(黒色顔料水分散体、固形分20%、冨士色素株式会社製) 20質量%
水溶性有機溶剤:グリセリン 5質量%
水溶性有機溶剤:エチレングリコール 5質量%
水(溶媒):イオン交換水 65.8質量%
粘度(25℃):3.6mPa・s(コンプレート型粘度計、TOKIMEC社製、TV-20)
表面張力(25℃):40mN/m(自動表面張力計、協和界面科学社製、DY-300)
上記シール部材40の封止部材43は、ペン先30の押圧(ノック操作による筆記状態と)する際に及び/又は指等で引きちぎること等により簡単に脱落可能となることを確認し、この脱離により筆記状態とすることができた(図6参照)。
また、軸筒10の後端側に設けた密封機構により軸筒10の後端部からのインクの揮発などもないことが官能評価により確認した。
18 インク貯蔵部材
20 リフィール
30 ペン先
35 揮発抑制部材
40 シール部材
43 封止部材
50 蓋部材
60 内筒
65 回転子
66 ノック体
70 ノック機構
Claims (7)
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、シール部材は、ペン先先端より前方に、ペン先の押圧により脱落可能な封止部材を備えたことを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、シール部材の後方には、ペン先の外周を囲む揮発抑制部材に螺線溝が形成されていることを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、シール部材内面に螺線溝が形成されていることを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、リフィールのペン先後方には口先部材を設け、口先部材の外周面には螺線溝が形成されていることを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、軸筒にはリフィールの後端面が当接する内面壁が形成され、内面壁表面には溝が形成されていることを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、リフィールのペン先が出没動作によりインク貯蔵部材から離間することを特徴とするノック式筆記具。
- 軸筒内にリフィールを備え、ペン先が毛細現象によりリフィールに収容されたインク貯蔵部材からのインクを吐出し、軸筒に備えたノック機構によりペン先が軸筒先端から出没自在となるノック式筆記具であって、ペン先が軸筒内に収容状態の際、中心部はペン先が前後摺動可能な貫通孔が形成され、ペン先先端部側近傍外周に少なくともシール部材を備えると共に、軸筒後部には、リフィールを押圧動作により出没可能なノック機構を備え、ノック機構は操作部と回転子からなるカム機構で構成され、回転子は軸筒内面の内圧により開弁する弁部を設けたことを特徴とするノック式筆記具。
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