JP7599295B2 - 原料ガス供給システム及び原料ガス供給方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、原料容器にて固体原料を昇華させると共に、原料容器にキャリアガス導入路からキャリアガスを吐出し、昇華した原料をキャリアガスと共に原料ガス流路にて成膜処理部に供給する原料ガス供給装置が開示されている。この原料ガス供給装置では、原料容器内の固体原料の残量が少なくなると、原料容器の交換により原料の補給が行われる。
図1は、第1実施形態にかかる原料ガス供給システムの構成の概略を模式的に示すシステム構成図である。本例の原料ガス供給システム1は、基板を処理する処理装置としての成膜装置500に原料ガスを供給する。
図1に示すように、成膜装置500は、減圧可能に構成された処理容器501と、処理容器501内に設けられ基板としてのウェハWが水平に載置される載置台502と、原料ガス等を処理容器501内に導入するガス導入部503とを有する。この成膜装置500では、原料ガス供給システム1から原料ガスが供給されることにより、載置台502のヒータ(図示せず)で加熱されたウェハWの表面に、例えばタングステン(W)膜がALD(Atomic Layer Deposition)法によって形成される。なお、成膜装置500は、原料ガス以外に、原料ガスと反応する反応ガス(還元ガス)や、不活性ガスがガス供給源(図示せず)から供給可能に構成されている。
原料ガス供給システム1は、例えば、二台の気化装置10(10A、10B)と、貯留容器20と、キャリアガス供給源30と、減圧機構40とを備える。
「懸濁液」は、スラリー(slurry)と同義であり、固体粒子が液体中に分散した分散系のうち、後述のゾルに比べて、分散質としての固体粒子の粒径が大きく、放置すると沈殿する系をいう。
また、貯留容器20には、加圧ガス供給管100と、補給管110が接続されている。
本実施形態では、加圧ガス供給管100、ポンプ51、補給管110等が送出機構を構成し、この送出機構が、貯留容器20から気化装置10(10A、10B)へ懸濁液を送出する。なお、加圧ガス供給管からの加圧ガスの導入のみによって、貯留容器20から気化装置10(10A、10B)への懸濁液の送出を行うことができる場合は、ポンプ51を省略してもよい。
また、キャリアガス供給源30には、キャリアガス供給管120が接続されている。
さらにまた、原料ガス供給システム1では、気化装置10(10A、10B)と成膜装置500とが、原料ガス供給管70により接続されている。原料ガス供給管70は、下流端が成膜装置500に接続される原料ガス用の共通管71と、共通管71の上流端から分岐する原料ガス用の分岐管72、73とを有する。そして、分岐管72の上流端が気化装置10Aに接続され、分岐管73の上流端が気化装置10Bに接続されている。なお、共通管71には、上流側から順に、マスフローメータ60、流量制御弁61が設けられており、分岐管72、73には、それぞれ原料ガス供給弁としての開閉弁62、63が設けられている。
続いて、気化装置10(10A、10B)について、気化装置10Aを例にして図2を用いて説明する。図2は、気化装置10Aの構成の概略を示す断面図である。
このフィルタ202は、容器201内において、貯留容器20から送出された懸濁液の分散媒Lを通過させ且つ当該懸濁液の固体原料Rを通過させず、これにより、懸濁液から固体原料Rを分離する。つまり、フィルタ202は、気化装置10A内において懸濁液から固体原料を分離する分離機構を構成する。フィルタ202によって分離された固体原料Rは当該フィルタ202上に堆積される。
次に、原料ガス供給システム1を用いた原料ガス供給処理を含む成膜処理の一例について図3~図6を用いて説明する。なお、図3~図6では、開状態の弁を白塗りで、閉状態の弁を黒塗りで、懸濁液やキャリアガス、原料ガスが流通している管を太線で示すことで、その他の弁の開閉状態については説明を省略する。また、以下の説明では、処理開始時において、気化装置10Bが固体原料の補給が不要な状態であり、気化装置10Aが固体原料の補給が必要な状態であるものとする。
まず、気化装置10Bの補給弁201b(図2参照)等が閉状態とされ気化装置10Bが加熱機構203により加熱された状態で、図3に示すように、キャリアガス用の分岐管123の開閉弁55及び原料ガス用の分岐管73の開閉弁63が開状態とされる。これにより、成膜装置500と連通し減圧された気化装置10Bの容器201内の固体原料Rが気化して、原料ガスが生成され、キャリアガスによって容器201内が昇圧されつつ、分岐管73を介して成膜装置500に供給される。このとき、補給用の分岐管113の開閉弁53や、排出管131の開閉弁59、排気用の分岐管45の開閉弁57は閉状態とされている。
そして、予め定められた時間が経過した後に、原料ガス用の分岐管73の開閉弁63が閉状態とされ、成膜装置500への原料ガスの供給が停止される。次いで、図示されないガス供給源から置換ガスとしての不活性ガスが成膜装置500へ供給され、処理容器501内のガスが置換された後、図示されないガス供給源からH2ガス等の反応ガスが成膜装置500に供給される。これにより、ウェハWに吸着されている原料が還元されて、例えば1原子層のタングステン膜が成膜される。
上述のような原料ガスの供給、置換ガスの供給、反応ガスの供給、置換ガスの供給を複数回繰り返すことにより、所望の厚さの所望の膜がウェハW上に形成される。
上述のような気化装置10Bからの原料ガスを用いた成膜と並行して、気化装置10Aへの固体原料の補給が行われる。言い換えると、気化装置10Bから成膜装置500へ原料ガスを供給可能な状態のときに、貯留容器20から気化装置10Aへ懸濁液が送出され当該気化装置10A内において当該懸濁液から固体原料が分離される。
気化装置10Bからの原料ガスを用いた成膜を開始してから予め定められた時間が経過すると、具体的には、予め設定された枚数のウェハWに対し成膜が行われると、気化装置10B内の固体原料Rが少なくなるので、原料ガスの供給元が、気化装置10Aに切り替えられる。
そして、上述と同様に、原料ガスの供給、置換ガスの供給、反応ガスの供給、置換ガスの供給を複数回繰り返すことにより、所望の厚さの所望の膜がウェハW上に形成される。
また、上述のような気化装置10Aからの原料ガスを用いた成膜と並行して、気化装置10Bへの固体原料の補給が行われる。言い換えると、気化装置10Aから成膜装置500へ原料ガスを供給可能な状態のときに、貯留容器20から気化装置10Bへ懸濁液が送出され当該気化装置10B内において当該懸濁液から固体原料が分離される。
所望の量の固体原料Rが気化装置10Bのフィルタ202上に堆積されたタイミングで、貯留容器20内への加圧ガスの導入及びポンプ51の駆動が停止される。
また、気化装置10Aへの懸濁液の供給の際は、加熱機構203による当該気化装置10Aの加熱は停止される。気化装置10Bについても同様である。
稼働率を向上させる観点等から、気化装置10Aへの固体原料の補給後、当該気化装置10Aからのガス供給開始までの間、容器201を予め定められた温度(例えば、WCl6の昇華温度よりも低い120℃~130℃)まで加熱機構203で加熱する予備加熱を行ってもよい。気化装置10Bについても同様である。
(A)加熱機構203による固体原料Rの加熱及び減圧機構40による容器201内の減圧の少なくともいずれか一方を行って固体原料Rを気化させて、成膜装置500または減圧機構40を介して排気する方法。
(B)加熱機構203により固体原料Rを溶融させて排出管130、131を介して排出する方法。
また、懸濁液を撹拌する機構は、貯留容器20だけでなく、補給管110等に対して設けてもよい。
上述のような懸濁液を撹拌する機構に代えて、懸濁液を循環路内で常に循環させておき、固体原料の補給が必要な場合に、上記循環路から、補給対象の気化装置10(10A、10B)に懸濁液を供給するようにしてもよい。
図7は、気化装置の他の例を示す図である。
図7の気化装置300は、容器301の中央部に、底壁から上方向に突出するように形成された凸部301aを有する。
凸部301aの頂部は、錘状に形成され、その上面が、径方向外側に向けて下がる傾斜面で構成されている。また、凸部301aの下部の内部には、排液口201cに連通する空間Kが形成され、凸部301aの下部側方には、当該凸部301aの外部から上記空間Kに通ずる孔301bが形成されている。
図8は、気化装置の他の例を示す図である。
以上の例の気化装置10(10A、10B)、300は、懸濁液内の固体原料Rを分離するために、容器201、301内にフィルタ202、302が設けられていた。それに対し、図8の気化装置310は、フィルタが設けられていない。気化装置310では、容器311を、固体原料が分散した分散系(本実施形態では懸濁液)を一時的に貯留する貯留部として用いる。そして、本例では、固体原料を分離する分離機構が、容器311内に一時的に貯留された懸濁液の分散媒のみを気化(蒸発)させて当該懸濁液から固体原料Rを分離する。懸濁液の分散媒Lの蒸発は、例えば、減圧機構40(図1参照)による減圧や、加熱機構203による加熱、及び、これらの組み合わせにより行われる。
複数の棚311aは、上下方向に積層されている。また、上下方向に隣接する棚311aは、互い違いの方向に張り出すように設けられている。より具体的には、棚311aはそれぞれ、平面視において円の縁部を切り欠いた形状を有しており、互いに上下方向に隣接する棚311aでは、平面視において、上述のように切り欠いた部分が容器311の中心を間に挟んで対向する。
また、上述のように棚311aが設けられていることにより、補給口201aから供給された懸濁液Sを、全ての棚311aへ、上方から順に供給することができる。
図9~図11は、気化装置の他の例を示す図である。図9は、本例の気化装置を、一部を破断して示す斜視図、図10及び図11は、後述のトレイアセンブリの第1部材及び第2部材を示す斜視図である。
図9~図11の例の気化装置320も図7の気化装置310と同様、懸濁液内の固体原料Rを分離するためのフィルタが設けられておらず、容器内に複数の棚を有する。ただし、気化装置320では、キャリアガスの流路が螺旋状に形成されており、この流路に沿って複数の棚が設けられている。
以下、具体的に説明する。
容器321は、図8の容器311と同様な構成を有し、補給口201a等が設けられている。図示は省略するが、容器321には、キャリアガス導入口201dや、ガス供給口201e、排気口201fも設けられている。
トレイアセンブリ322は、第1部材323及び第2部材324を有する。
図9に示すように、側壁323aと容器321の側壁の内周面との間には隙間Gが設けられている。
また、図10に示すように、側壁323aには、周方向に沿って等間隔で並ぶ複数の貫通孔323dが形成されている。貫通孔323dは、後述の複数の棚のうち最も下方に設けられた棚にキャリアガスが供給されるように、当該棚に対応する位置に設けられている。
第2部材324は、第1部材323と共に、以下の(a)、(b)を形成する。
(a)矢印Mで示すような、容器321の中心軸線を中心とした螺旋状のキャリアガスの流路
(b)上記キャリアガスの経路に沿って配列される複数の、懸濁液が収容される棚322a
また、上述のように棚322aが設けられていることにより、補給口201aから供給された懸濁液を、全ての棚322aへ、上方から順に供給することができる。
図12は、第2実施形態にかかる原料ガス供給システムの一部を模式的に示す図である。
本実施形態にかかる原料ガス供給システムは、補給弁201bと補給口201aとのシール面に対し流体を供給し当該シール面を洗浄する洗浄機構400を有する。流体は例えば懸濁液の分散媒と同じ液体である。
流体源401は、補給弁201bと補給口201aとのシール面を洗浄するための流体(以下、「洗浄流体」という。)を貯留し、貯留した流体を上記シール面に供給する。
洗浄流体供給管402は、流体源401と補給管110の分岐管112とを接続する。洗浄流体供給管402には、開閉弁403が設けられている。
以上では、洗浄流体は液体であるものとしたが、気体であってもよい。洗浄流体に気体を用いる場合は、例えば、上記シール面に当該気体を噴き付けることで洗浄することができる。
図13は、第3実施形態にかかる原料ガス供給システムの一部を模式的に示す図である。
以上の実施形態では、貯留容器20から気化装置10(10A、10B)への懸濁液の送出を圧送により行っていた。
それに対し、本実施形態にかかる原料ガス供給システムでは、貯留容器20からの気化装置10(10A、10B)への懸濁液の送出を行う送出機構410は、懸濁液に作用する重力により当該懸濁液の送出を行う。
以下、具体的に説明する。
送出機構410は、気化装置10(10A、10B)と、その上方に位置する貯留容器20とを接続する補給管420を有する。
補給管420は、上流端が貯留容器20に接続される補給用の共通管421と、共通管421の下流端から分岐する補給用の分岐管422、423とを有する。そして、分岐管422の下流端が気化装置10Aに接続され、分岐管423の下流端が気化装置10Bに接続されている。分岐管422、423には、それぞれ開閉弁52、53が設けられている。
また、分岐管422、423はそれぞれ、直線状管であり、また、垂直及び水平面に対して傾けられて、すなわち、斜め方向に延在するように、設けられている。これにより、分岐管422、423の上流端に至った懸濁液が、重力によって、当該分岐管422、123に沿って、気化装置10(10A、10B)へ、スムーズに搬送される。
以上の例では、キャリアガスを気化装置の容器内を下方から上方に流れるように当該容器内に導入しているが、上方から下方に流れるように導入してもよい。
図14は、第4実施形態にかかる原料ガス供給システムの構成の概略を模式的に示すシステム構成図である。
以上の実施形態では、気化装置10(10A、10B)への固体原料の補給の際、固体原料を分散質とした懸濁液が気化装置10(10A、10B)に供給されていた。それに対し、図14の原料ガス供給システム1’では、気化装置10’(10A’、10B’)への固体原料の補給の際、固体原料を分散質としたゾル(sol)が気化装置10’(10A’、10B’)に供給される。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
(1)固体原料を気化して生成された原料ガスを処理装置に供給する原料ガス供給システムであって、
前記固体原料を気化して前記原料ガスを生成する気化装置と、
前記固体原料が液中に分散した分散系を貯留する貯留容器から前記気化装置へ前記分散系を送出する送出機構と、
前記気化装置内において、前記分散系から前記固体原料を分離する分離機構と、
を備える、原料ガス供給システム。
前記(1)によれば、処理装置での処理に悪影響を及ぼすおそれがない形態で、原料ガス供給システムに固体原料を補給することができる。
前記フィルタは、前記気化装置の筐体の側壁の内周面に沿って設けられ、且つ、当該フィルタの上面が、径方向外側に向けて下がる傾斜面である、前記(2)または(3)に記載の原料ガス供給システム。
前記(4)によれば、固体原料を効率的に気化させることができる。
前記筐体における前記フィルタを間に挟んだ一方側に前記キャリアガス導入口が設けられ、他方側に前記ガス供給口が設けられている、前記(2)~(5)のいずれか1に記載の原料ガス供給システム。
前記(6)によれば、確実に高いピックアップ量を得ることができる。
前記補給弁のシール面に対し流体を供給し当該シール面を洗浄する洗浄機構と、を備える、前記(1)~(6)のいずれか1に記載の原料ガス供給システム。
前記(7)によれば、気化装置の密閉性が損なわれるのを防ぐことができる。
前記分離機構は、前記気化装置に一時的に貯留された前記懸濁液の分散媒を蒸発させて前記固体原料を分離する、前記(1)~(7)のいずれか1に記載の原料ガス供給システム。
前記(11)によれば、キャリアガスの流路を長くし、ピックアップ量を高くすることができる。
前記棚は、前記流路に沿って配列されている、前記(10)に記載の原料ガス供給システム。
前記(12)によれば、キャリアガスの流路を長くし、ピックアップ量を高くすることができる。
前記複数の気化装置の一部が前記処理装置へ原料ガスを供給可能な状態のときに、他の前記気化装置へ前記貯留容器から前記分散系が送出され前記気化装置内において当該分散系から前記固体原料が分離されるよう、制御信号を出力するように構成された制御装置と、を備える、前記(1)~(14)のいずれか1に記載の原料ガス供給システム。
前記(15)によれば、固体原料を補給する際にも、原料ガスを継続して供給することができる。
前記(17)によれば、気化装置に供給する懸濁液内の固体原料の割合を均一にすることができる。
前記固体原料が液中に分散した分散系を貯留する貯留容器から気化装置へ前記分散系を送出する工程と、
前記気化装置内において、前記分散系から前記固体原料を分離する工程と、
前記気化装置内において、分離した前記固体原料を気化して原料ガスを生成する工程と、
生成された原料ガスを前記処理装置に供給する工程と、を含む、原料ガス供給方法。
10A、10B、10A’、10B’、300、310、320 気化装置
20 貯留容器
40 減圧機構
51 ポンプ
100 加圧ガス供給管
203 加熱機構
420 補給管
500 成膜装置
R 固体原料
S 懸濁液
Claims (18)
- 固体原料を気化して生成された原料ガスを処理装置に供給する原料ガス供給システムであって、
前記固体原料を気化して前記原料ガスを生成する気化装置と、
前記固体原料が液中に分散した分散系を貯留する貯留容器から前記気化装置へ前記分散系を送出する送出機構と、
前記気化装置内において、前記分散系から前記固体原料を分離する分離機構と、
を備え、
前記分離機構は、前記固体原料よりも小さい孔が複数形成され且つ前記気化装置内に設けられたフィルタを有する、原料ガス供給システム。 - 前記フィルタは、断面視波形に形成されている、請求項1に記載の原料ガス供給システム。
- 前記気化装置の筐体は、前記フィルタの上方に、前記分散系の補給口を有し、
前記フィルタは、前記気化装置の筐体の側壁の内周面に沿って設けられ、且つ、当該フィルタの上面が、径方向外側に向けて下がる傾斜面である、請求項1または2に記載の原料ガス供給システム。 - 前記筐体の側壁を加熱する加熱機構を備える、請求項3に記載の原料ガス供給システム。
- 前記気化装置の筐体は、キャリアガスの供給源に通ずるキャリアガス導入口と、前記処理装置に通ずるガス供給口とを有し、
前記筐体における前記フィルタを間に挟んだ一方側に前記キャリアガス導入口が設けられ、他方側に前記ガス供給口が設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。 - 前記気化装置の前記分散系の補給口を開閉する補給弁と、
前記補給弁のシール面に対し流体を供給し当該シール面を洗浄する洗浄機構と、を備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。 - 前記気化装置は、前記分散系を一時的に貯留し、
前記分離機構は、前記気化装置に一時的に貯留された前記分散系の分散媒を蒸発させて前記固体原料を分離する、請求項1~6のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。 - 前記気化装置は、前記分散系を収容する棚を複数有する、請求項7に記載の原料ガス供給システム。
- 前記棚は、上下方向に積層されている、請求項8に記載の原料ガス供給システム。
- 上下方向に隣接する前記棚は、互い違いの方向に張り出すように形成されている、請求項9に記載の原料ガス供給システム。
- キャリアガスの流路が螺旋状に形成され、
前記棚は、前記流路に沿って配列されている、請求項9に記載の原料ガス供給システム。 - 前記送出機構は、前記貯留容器から前記気化装置へ前記分散系を圧送する、請求項1~11のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。
- 前記送出機構は、前記分散系に作用する重力により当該分散系を送出する、請求項1~12のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。
- 互いに並列に接続された複数の前記気化装置と、
前記複数の気化装置の一部が前記処理装置へ原料ガスを供給可能な状態のときに、他の前記気化装置へ前記貯留容器から前記分散系が送出され前記気化装置内において当該分散系から前記固体原料が分離されるよう、制御信号を出力するように構成された制御装置と、を備える、請求項1~13のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。 - 前記分散系は、前記固体原料を分散質とした懸濁液である、請求項1~14のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。
- 前記貯留容器の前記懸濁液を撹拌する撹拌装置を備える、請求項15に記載の原料ガス供給システム。
- 前記分散系は、前記固体原料を分散質としたゾルである、請求項1~14のいずれか1項に記載の原料ガス供給システム。
- 固体原料を気化して生成された原料ガスを処理装置に供給する原料ガス供給方法であって、
前記固体原料が液中に分散した分散系を貯留する貯留容器から気化装置へ前記分散系を送出する工程と、
前記気化装置内において、前記固体原料よりも小さい孔が複数形成され且つ当該気化装置内に設けられたフィルタにより、前記分散系から前記固体原料を分離する工程と、
前記気化装置内において、分離した前記固体原料を気化して原料ガスを生成する工程と、
生成された原料ガスを前記処理装置に供給する工程と、を含む、原料ガス供給方法。
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