「アルキル」は、1~6個の炭素原子の直鎖状飽和一価炭化水素基又は3~6個の炭素原子の分岐状飽和一価炭化水素基、例えば、メチル、エチル、プロピル、2-プロピル、ブチル、ペンチルなどを意味する。
「アルキレン」は、特に明記しない限り、1~6個の炭素原子の直鎖状飽和二価炭化水素基又は3~6個の炭素原子の分岐状飽和二価炭化水素基、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、1-メチルプロピレン、2-メチルプロピレン、ブチレン、ペンチレンなどを意味する。
「アルキルアミノカルボニル」は、Rが上で定義されるとおりのアルキルである-CONHR基、例えば、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニルなどを意味する。
「アルキルアミノ」は、Rが上で定義されるとおりのアルキルである-NHR基、例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、又は2-プロピルアミノなどを意味する。
「アミノアルキル」は、R’及びR’’が独立して水素又は上で定義されるとおりのアルキルである-NR’R’’で置換された1~6個の炭素原子の直鎖状一価炭化水素基又は3~6個の炭素の分岐状一価炭化水素基、例えば、アミノメチル、アミノエチル、メチルアミノメチルなどを意味する。
「アルコキシ」は、Rが上で定義されるとおりのアルキルである-OR基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、又は2-プロポキシ、n-、イソ-、又はtert-ブトキシなどを意味する。
「アルコキシアルキル」は、上で定義されるとおりの1又は2個のアルコキシ基などの少なくとも1個のアルコキシ基で置換された1~6個の炭素原子の直鎖状一価炭化水素基又は3~6個の炭素の分岐状一価炭化水素基、例えば、2-メトキシエトキシ、1-、2-、又は3-メトキシプロピル、2-エトキシエチルなどを意味する。
「アルコキシアルキルアミノ」は、Rが水素又はアルキルであり、且つR’が上で定義されるとおりのアルコキシアルキルである-NRR’基、例えば、メトキシエチルアミノ、エトキシエチルアミノ、プロポキシプロピルアミノ、エトキシプロピルアミノなどを意味する。
「アルコキシアルキルオキシ」又は「アルコキシアルコキシ」は、Rが上で定義されるとおりのアルコキシアルキルである-(O)R基、例えば、メトキシエトキシ、エトキシエトキシなどを意味する。
「シクロアルキル」は、3~10個の炭素原子の環状飽和一価炭化水素基、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルなどを意味する。
「シクロアルキルオキシ」は、Rが上で定義されるとおりのシクロアルキル(特定のヘテロシクリル環を含む)である-OR基、例えば、シクロプロピルオキシなどを意味する。
「ジアルキルアミノカルボニル」は、R及びR’が独立して、上で定義されるとおりのアルキルである-CONHRR’、例えば、ジメチルアミノカルボニル、メチルエチルアミノカルボニルなどを意味する。
「ハロアルキル」は、異なるハロゲンで置換されたものを含む、フッ素又は塩素などの1~5個のハロゲン原子などの1個以上のハロゲン原子で置換されている上で定義されるとおりのアルキル基、例えば、-CH2Cl、-CF3、-CHF2、-CH2CF3、-CF2CF3、-CF(CH3)2などを意味する。アルキルがフルオロのみで置換されるとき、それは本明細書でフルオロアルキルと称され得る。
「ヒドロキシアルキル」は、1又は2個のヒドロキシ基で置換された1~6個の炭素原子の直鎖状一価炭化水素基又は3~6個の炭素の分岐上一価炭化水素基を意味し、2個のヒドロキシ基が存在する場合、それらは両方ともに同じ炭素原子上にないことを条件とする。代表的な例としては、ヒドロキシメチル、2-ヒドロキシ-エチル、2-ヒドロキシプロピル、3-ヒドロキシプロピル、1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル、2-ヒドロキシブチル、3-ヒドロキシブチル、4-ヒドロキシブチル、2,3-ジヒドロキシプロピル、1-(ヒドロキシメチル)-2-ヒドロキシエチル、2,3-ジヒドロキシブチル、3,4-ジヒドロキシブチル及び2-(ヒドロキシメチル)-3-ヒドロキシプロピル、好ましくは、2-ヒドロキシエチル、2,3-ジヒドロキシプロピル,及び1-(ヒドロキシメチル)-2-ヒドロキシエチルが挙げられるが、これらに限定されない。
「ヘテロシクリルアルキル」又は「ヘテロシクロアルキル」は、Rが上で定義されるとおりのヘテロシクリル環(特定のヘテロシクリル環を含む)である-(アルキレン)-R基、例えば、テトラヒドロフラニルメチル、ピペラジニルメチル、モルホリニルエチルなどを意味する。
「ヘテロシクリルアミノ」は、Rが水素又はアルキルであり、且つR’が上で定義されるとおりのヘテロシクリル(特定のヘテロシクリル環を含む)である-NRR’基を意味する。
「ヘテロシクリルアルキルアミノ」又は「ヘテロシクロアルキルアミノ」は、Rが水素又はアルキルであり、且つR’が上で定義されるとおりのヘテロシクリルアルキル環(特定のヘテロシクリル環を含む)である-NRR’基、例えば、テトラヒドロフラニルメチルアミノ(tetraydrofuranylmethylamino)、ピペラジニルエチルアミノ、モルホリニルエチルアミノ、ピペリジニルメチルアミノなどを意味する。
「ヘテロシクリルアルキルオキシ」又は「ヘテロシクロアルキルオキシ」は、Rが上で定義されるとおりのヘテロシクリルアルキル環(特定のヘテロシクリル環を含む)である-OR基、例えば、テトラヒドロフラニルメチルオキシ、ピペラジニルエチルオキシ、モルホリニルエチルオキシ、ピペリジニルメチルオキシなどを意味する。
「ヘテロアリール」は、特に明記しない限り、1個以上(一実施形態では、1、2、又は3個)の環原子が、N、O、又はSから選択されるヘテロ原子であり、残りの環原子が炭素である5~10個の環原子の一価単環式又は二環式芳香族基を意味する。代表的な例としては、ピロリル、チエニル、チアゾリル、イミダゾリル、フラニル、インドリル、イソインドリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアゾリル、テトラゾリルなどが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書で定義されるとおり、用語「ヘテロアリール」及び「アリール」は、相互排他的である。ヘテロアリール環が5又は6個の環原子を含有するとき、それはまた、本明細書で5又は6員ヘテロアリールとも称される。
本開示はまた、本開示の(I)の化合物の保護された誘導体を含む。例えば、本開示の化合物が、ヒドロキシ、カルボキシ、チオール又は窒素原子を含有する任意の基などの基を含有するとき、これらの基は、好適な保護基で保護され得る。好適な保護基の包括的なリストは、開示が全体として参照により本明細書に組み込まれるT.W.Greene,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley & Sons,Inc.(1999)において見出され得る。本開示の化合物の保護された誘導体は、当該技術分野でよく知られる方法によって調製され得る。
化合物の「薬学的に許容される塩」は、薬学的に許容され、且つ親化合物の所望の薬理学的活性を有する塩を意味する。そのような塩としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸と形成される酸付加塩;又はギ酸、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3-(4-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2-エタンジスルホン酸、2-ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4-クロロベンゼンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、4-トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、グルコヘプトン酸、4,4’-メチレンビス-(3-ヒドロキシ-2-エン-1-カルボン酸)、3-フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などの有機酸と形成される酸付加塩;又は親化合物中に存在する酸性プロトンが、金属イオン、例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオン、若しくはアルミニウムイオンによって置き換えられるか;又はエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N-メチルグルカミンなどの有機塩基と配位させられるときに形成される塩が挙げられる。薬学的に許容される塩は非毒性であることが理解される。好適な薬学的に許容される塩に対する追加の情報は、全体として参照により本明細書に組み込まれるRemington’s Pharmaceutical Sciences,17th ed.,Mack Publishing Company,Easton,PA,1985において見出され得る。
本開示の化合物は、不斉中心を有し得る。非対称に置換された原子を含有する本開示の化合物は、光学活性体又はラセミ体で単離され得る。材料の分割によってなど、光学活性体を調製する方法は当該技術分野でよく知られる。全てのキラル、ジアステレオマー、キラル又はジアステロマー形態の全ての混合物、及びラセミ体は、特定の立体化学又は異性体が具体的に示されない限り、本開示の範囲内である。また、化合物が(R)立体異性体として示されるとき、それは、不純物として対応する(S)立体異性体を、すなわち、重量で約5%未満、好ましくは2%の(S)立体異性体を含有する場合があり、それがR及びS異性体の混合物として示されるとき、混合物中のR又はS異性体の量は、約5%超、好ましくは2%w/wであることが当業者によって理解されることになる。
さらに、本明細書で使用する場合、アルキルという用語は、前記アルキル基の全ての可能な異性体を含む。さらに、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルなどの環状基が置換されるとき、それらは、全ての可能な異性体を含む。さらに、本開示の化合物の全ての水和物が、本開示の範囲内である。
本開示の化合物はまた、そのような化合物を構成する原子の1つ以上で不自然な量の同位体を含有し得る。不自然な量の同位体は、天然で見出される量から当該原子の100%の量までの範囲と定義されてもよく、1つ以上の同位体的に濃縮された原子の存在のみで異なる。式(I)の化合物などの本発明の化合物(及び特定の化合物を含む本明細書で開示されるそのいずれかの実施形態)に組み込まれ得る例示的な同位体としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、硫黄、フッ素、塩素、及びヨウ素の同位体、例えば、それぞれ2H、3H、11C、13C、14C、13N、15N、15O、17O、18O、32P、33P、35S、18F、36Cl、123I、及び1251が挙げられる。同位体標識された化合物(例えば、3H及び14Cで標識されたもの)は、化合物又は基質組織分布アッセイにおいて有用であり得る。トリチウム標識(すなわち、3H)及び炭素-14(すなわち、14C)同位体は、それらの調製の容易さ及び検出性のために有用であり得る。さらに、重水素(すなわち、2H)などのより重い同位体による置換は、より高い代謝安定性(例えば、インビボ半減期の増大又は投薬必要量の減少)をもたらすある種の治療上の利点を提供し得る。いくつかの実施形態では、下の表1を含む本明細書で開示される化合物において、1つ以上の水素原子が、2H又は3Hによって置き換えられるか、又は1つ以上の炭素原子が、13C-又は14C-濃縮炭素によって置き換えられる。15O、13N、11C、及び15Fなどの陽電子放射性同位体は、基質受容体占有率を調べるための陽電子放射断層撮影(PET)の研究に有用である。同位体標識された化合物は一般に、本明細書のスキーム又は実施例において開示されるものと類似する手順に従うことによって、同位体標識された試薬を同位体標識されていない試薬と置換することによって調製され得る。
「任意選択の」又は「任意選択により」は、その後に記載される事象又は状況が、生じる可能性があるがその必要性はなく、且つその記載が、事象又は状況が生じる場合及びそれが生じない場合を含むことを意味する。例えば、「アルキル基で任意選択により置換されたヘテロシクリル基」は、アルキルが存在してもよいが、存在する必要はなく、且つその記載は、ヘテロシクリル基がアルキル基で置換されている状況及びヘテロシクリル基がアルキルで置換されていない状況を含む。
「薬学的に許容される担体又は賦形剤」は、概して安全な、非毒性の、生物学的にも、それ以外においても不所望でない医薬組成物を調製するのに有用な担体又は賦形剤を意味し、獣医学的用途及びヒト医薬用途について許容される担体又は賦形剤が挙げられる。本明細書及び特許請求の範囲で使用する場合、「薬学的に許容される担体/賦形剤」は、1つ及び2つ以上のそのような賦形剤の両方を含む。
用語「約」は、本明細書で使用する場合、それが修飾する数値を限定することを意図しており、そのような値が誤差範囲内で可変であることを示している。データのチャート又は表に記載された平均値に対する標準偏差など、特定の誤差範囲が記載されていない場合、用語「約」は、記載された値の±10%、好ましくは±5%を包含することになり、その範囲が含まれることを意味することが理解されるべきである。
本明細書で使用する場合、用語「疾患」は、正常な機能を損ない、特徴的な徴候及び症状によって典型的には顕在化され、且つヒト又は動物の生活の期間又は質を低下させる、ヒト若しくは動物の身体又はその一部の異常な状態を全てが反映するという点で、一般的に「障害」、「症候群」、及び「状態」(医学的状態)という用語と同義であり、互換的に使用されることが意図される。
用語「患者」は一般に、用語「対象」と同義であり、ヒトを含む全ての哺乳動物を含む。患者の例としては、ヒト、雌ウシ、ヤギ、ヒツジ、ブタ、及びウサギなどの家畜、並びにイヌ、ネコ、及びウマなどのコンパニオン動物が挙げられる。好ましくは、患者はヒトである。
用語「阻害する」及び「減少させる」、又はEPPIと関連するこれらの用語のいずれかの変種は、所望の結果を達成する任意の測定可能な減少又は完全な阻害を含む。例えば、正常と比較して、約、最大で約、又は少なくとも約5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、99%、若しくはそれ以上の減少、又はその中から導かれる任意の範囲のEPPI活性の低減があり得る。
「治療有効量」は、疾患を治療するために患者に投与されるとき、疾患のためにそのような治療をもたらすのに十分である本開示の化合物及び/又はその薬学的に許容される塩の量を意味する。「治療有効量」は、化合物、治療されることになる哺乳動物の疾患及びその重症度並びに年齢、体重などに応じて変動することになる。
(Lii).下位実施形態Lii内で、実施形態A、B、C、D、D1、E、F、G、H、I、J、及びK、並びにそれらに含有される下位実施形態のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Qが-B(OH)2であるものである。
(Liii).下位実施形態Liiiにおいて、実施形態A、B、C、D、D1、E、F、G、H、I、J、及びK、並びにそれらに含有される下位実施形態のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Qが-P(O)(Ra)(Rb)であるものである。下位実施形態(Liii)内で、化合物の第1の基において、Qは、Ra及びRbが、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、-Oアリール(アリールは、任意選択により、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)、-O-(CH2)OCORc(Rcはアルキルである)、-O-(CH2)OCOORc(Rcはアルキルである)、-O-(alk2)ORd(alk2はアルキレンであり、且つRdはアルキルである)、及び-S-(CH2)2SCORe(Reはアルキルである)から選択される。好ましくは、Ra及びRbは、独立して、アルコキシ、-Oアリール(アリールは、任意選択により、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)、-O-(CH2)OCORc(Rcはアルキルである)、及び-O-(alk2)ORd(alk2はアルキレンであり、且つRdは、メチル、イソプロピル、n-プロピル、イソブチル、又はn-ブチルなどのアルキルである)から選択される。好ましくは、Ra及びRbは、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、-Oフェニル(フェニルは、任意選択により、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)、-O-(CH2)OCORc(Rcはアルキルである)、又は-NH-(CHR)OCORf(Rはアルキルであり、Rfは、メチル、イソプロピル、n-プロピル、イソブチル、n-ブチル又はベンジルなどのアルキルである)、好ましくは、ヒドロキシ又はアルコキシである。
(Liv).下位実施形態Livにおいて、実施形態A、B、C、D、D1、E、F、G、H、I、J、及びK、並びにそれらに含有される下位実施形態のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Qが-B(Rw)(Rx)であるものである。下位実施形態(Liv)内で、化合物の第1の基において、Rw及びRxは、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、-Oアリール(アリールは、任意選択により、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)、-O-(CH2)OCORc(Rcはアルキルである)、又は-O-(alk2)ORd(alk2はアルキレンであり、Rdはアルキルである)から選択される。好ましくは、Rw及びRxは、独立して、アルコキシ、-Oアリール(アリールは、任意選択により、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)、-O-(CH2)OCORc(Rcはアルキルである)、及び-O-(alk2)ORd(alk2はアルキレンであり、且つRdは、メチル、イソプロピル、n-プロピル、イソブチル、又はn-ブチルなどのアルキルである)から選択される。好ましくは、Rw及びRxは、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、又は-Oフェニル(フェニルは、任意選択により、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、又はニトロから独立して選択される1~3個の置換基で置換される)である。
(Mi).実施形態Mの下位実施形態Miにおいて、実施形態Mの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Arがフェニルであるものである。下位実施形態Miの1つの下位実施形態において、下位実施形態Miの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Qが、式(I)の残りの化合物にフェニル環を結合する炭素に対してメタであるフェニル環の炭素に結合される。下位実施形態Miの別の下位実施形態において、下位実施形態Miの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Qが、それぞれ式(I)及び(Ia)~(Ih)の残りの化合物にフェニル環を結合する炭素に対してパラであるフェニル環上の炭素に結合される。
(Mii).実施形態Mの下位実施形態Miiにおいて、実施形態Mの化合物は、Arがヘテロアリールであるものである。下位実施形態Miiの1つの下位実施形態において、下位実施形態Miiの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Arが、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チエニル、フラニル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、又はイミダゾリルであるものである。実施形態Miiの別の下位実施形態において、下位実施形態Miiの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Arが、ピリジニル、ピリミジニル、又はピリダジニルなどの6員環であり、Qが、それぞれ式(I)及び(Ia)~(Ih)の残りの化合物にピリジニル、ピリミジニル、又はピリダジニル環を結合する炭素に対してメタであるピリジニル、ピリミジニル、又はピリダジニル環上の炭素に結合されるものである。
下位実施形態Miiにより、化合物のさらに別の基において、Arは、ベンゾフラニル、キノリニル、キナゾリニル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾトリアゾリル、又はベンゾオキサゾリルである。
(Ni).実施形態Nの下位実施形態Niにおいて、下位実施形態Niの化合物又はその薬学的に許容される塩は、Arがピロリジニル、ピペリジニル、又はホモピペリジニルであり、好ましくは、Arが、ピペリジン-4-イルであり、Qが、alk1を介してピペリジニル環の窒素原子に結合されるものである。
(Mii)実施形態Miiにおいて、実施形態A、B、C、D、D1、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、P、Q及びR、並びにそれらに含有される下位実施形態のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容されるものは、
R5が、水素、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;且つ
R6が、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシアルコキシ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノ、アミノアルキル、アミノアルコキシ、アミノアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ(式中、ヘテロシクリル単独又はヘテロシクリルオキシ及びヘテロシクリルアミノの一部のいずれかは、任意選択により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから独立して選択される1、2、又は3個の置換基で置換される)、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルキルオキシ、ヘテロシクリルアルキルアミノ(式中、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルキルオキシ、及びヘテロシクリルアルキルアミノ中のヘテロシクリル環は、任意選択により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから独立して選択される1、2、又は3個の置換基で置換される)、シクロアルキルオキシ、フェニルオキシ、又はヘテロアリールオキシ(式中、フェニルオキシ中のフェニル及びヘテロアリールオキシ中のヘテロアリールは、任意選択により、1、2、又は3個の置換基で置換され、任意選択の置換基のうちの2個は、独立してアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、及びシアノから選択される)であるものである。
(Miii)実施形態Miにおいて、実施形態A、B、C、D、D1、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、P、Q及びR、並びにそれらに含有される下位実施形態のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容されるものは、R5及びR6が、独立して、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシアルコキシ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノ、アミノアルキル、アミノアルコキシ、アミノアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ(式中、ヘテロシクリル単独又はヘテロシクリルオキシ及びヘテロシクリルアミノの一部のいずれかは、任意選択により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから独立して選択される1、2、又は3個の置換基で置換される)、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルキルオキシ、ヘテロシクリルアルキルアミノ(式中、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルキルオキシ、及びヘテロシクリルアルキルアミノ中のヘテロシクリル環は、任意選択により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから独立して選択される1、2、又は3個の置換基で置換される)、シクロアルキルオキシ、フェニルオキシ、又はヘテロアリールオキシ(式中、フェニルオキシのフェニル及びヘテロアリールオキシのヘテロアリールは、任意選択により、1、2、又は3個の置換基で置換され、任意選択の置換基のうちの2個は、独立して、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、及びシアノから選択される)であるものである。
16.実施形態16において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩は、aがNであり、且つb、d、及びeがCHであるものである。
17.実施形態17において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩は、a及びdがNであり、且つb及びeがCHであるものである。
18.実施形態18において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的許容される塩は、bがNであり、且つa、c、及びeがCHであるものである。
19.実施形態19において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩は、b及びeがNであり、且つa及びdがCHであるものである。
20.実施形態20において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的許容される塩は、dがNであり、且つa、b、及びeがCHであるものである。
21.実施形態21において、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩が、d及びeの1つがNであり、且つa、b、d及びeの残りがCHであるものである。
21a.実施形態21aにおいて、実施形態1~14のいずれか1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩は、a及びeがNであり、且つb及びdがCHであるものである。
26.実施形態26において、実施形態25の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、Qが、式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)、(Id)、(Ie)、(If)、(If)、及び(Ig)の化合物の残部にフェニル環を結合する炭素に対してパラであるフェニル環上の炭素に結合されるものである。
28.実施形態28において、実施形態27の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、Arが、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チエニル、フラニル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、又はイミダゾリルであるものである。
51.実施形態51において、請求項1~50のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩及び薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物が提供される。
52.実施形態52において、患者においてENPP1によって媒介される疾患又は状態を治療する方法であって、請求項1~50のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む方法が提供される。
55.実施形態55において、実施形態52の方法は、疾患又は状態が癌であって、癌が、肝細胞癌、神経膠芽腫、黒色腫、精巣、膵臓、甲状腺又は乳癌であるものである。
これらの化合物を調製する際に使用される出発材料及び試薬は、Aldrich Chemical Co.,(Milwaukee、Wis.)、Bachem(Torrance、Calif.)、又はSigma(St.Louis、Mo.)などの民間の製造業者から入手可能であるか、又はFieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis,Volumes 1-17(John Wiley and Sons,1991);Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds,Volumes 1-5 and Supplementals(Elsevier Science Publishers,1989);Organic Reactions,Volumes 1-40(John Wiley and Sons,1991)、March’s Advanced Organic Chemistry,(John Wiley and Sons,4th Edition)、並びにLarock’s Comprehensive Organic Transformations(VCH Publishers Inc.,1989)などの参考文献において記載される手順に従って当業者に知られる方法によって調製される。これらのスキームは、本開示の化合物が合成され得るいくつかの方法の単なる例示であり、これらのスキームに対する様々な変更がなされてもよく、本開示を読む当業者に示唆されることになる。出発材料及び中間体、並びに反応の最終生成物は、必要があれば、濾過、透析、結晶化、クロマトグラフィーなどを含むがこれらに限定されない従来の手法を使用して単離され、精製され得る。そのような材料は、物理定数及びスペクトルデータを含む従来の手段を使用して特徴付けられ得る。
特に指定されない限り、本明細書に記載される反応は、大気圧で、約-78℃~約150℃の温度範囲、例えば約0℃~約125℃の温度範囲、さらにはほぼ室温(又は周囲)温度、例えば、約20℃で行われる。
式3の化合物におけるヒドロキシルのハロゲン化物である式4の化合物における脱離基への変換は、トリフェニルホスフィンの存在下でN-ブロモスクシンイミド、四塩化炭素、四臭化炭素、臭素、ヨウ化メチル又はヨウ素などのハロゲン化剤による化合物3の処理による、アッペル反応(Appel,R Angewandte Chemie International Edition in English.14:801-811)によって達成され得る。式4の化合物におけるハロ基を、様々なボロナート又はホスフィナート求核剤によって置き換えて、式(I)の化合物をもたらすことができる。例えば、DMF又はTHFなどの非プロトン性有機溶媒の非存在下又は存在下で加熱を介する亜リン酸トリエチルによる化合物4の処理の後の得られたホスホン酸トリエチルの加水分解によって、Qが-P(O)(OH)2である式(I)の化合物をもたらす。ホスホン酸トリエチルは、室温又は加熱のいずれかにて、ジクロロメタン中のブロモ-若しくはクロロ-トリメチルシラン、又は水中の塩化水素、又はジクロロメタン中のヨウ化トリメチルシリルの存在下で加水分解され得る。Qが-B(OH)2である式(I)の化合物は、4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロランによる化合物4の処理の後の当該技術分野においてよく知られる方法による得られた4-(4-((4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラニル基の加水分解によって調製され得る。式(I)の化合物は、当該技術分野においてよく知られる方法によって式(I)の他の化合物に変換され得る。例えば、(4-((5-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸ジエチルは、室温でのジクロロメタン中のブロモトリメチルシランによる処理によって、(4-((5-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸に変換される。
炭酸塩、水酸化物、又はアルコキシド(例えば、tert-ブトキシド)塩基の存在下で、加熱しながら又は室温のいずれかで、Ar、alkが概要において定義されるとおりであり、且つR2及びR3が、概要において定義されるとおりであるか又はその前駆体基であり、且つLGがハロなどの好適な脱離基である式5又は5’の化合物による式1の化合物の処理は、それぞれ式6又は7の化合物をもたらす。式6の化合物は、当該技術分野においてよく知られる方法によって、LGがハロである化合物7に変換され得る。式5の化合物は、市販されているか又は当該技術分野においてよく知られる方法によって調製され得る。次に、式7の化合物は、上のスキーム1において記載されるとおりの式(I)の化合物に変換され得る。
或いは、Qがボロン酸である式(I)の化合物は、式1の化合物による式8の化合物中の脱離基の置換によって調製され得る。反応は、室温で又は加熱しながら、アセトニトリル、DMF、又はTHFなどの溶媒中の炭酸塩、水酸化物、又はアルコキシド(例えば、tert-ブトキシド)塩基、又は他の有機若しくは無機塩基により式1及び8の化合物の混合物を処理することによって実行される。式8の化合物は、市販されているか又は当該技術分野においてよく知られる方法によって容易に調製され得る。5,6-ジメトキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール、6-メトキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール、6-クロロ-9H-プリン-2-アミン、6-クロロ-9H-プリン、5-メトキシ-1H-インドール、5,6-ジメトキシ-1H-インドール、9H-プリン-6-アミン、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボニトリル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸メチル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸、1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-4-オール、1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン、5-メタンスルホニル-1H-1,3-ベンゾジアゾールなどの式1の化合物が市販されている。(4-(ブロモメチル)フェニル)ボロン酸などの式8の化合物は、市販されている。1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン、5-ブロモ-2-(ブロモメチル)ピリジンなどの式5の化合物は、市販されている。
一般に、本開示の化合物は、以下の経路のいずれか1つによって医薬組成物として投与されることになる:経口、全身性(例えば、経皮的、鼻腔内、又は坐剤)、又は非経口的(例えば、筋肉内、静脈内又は皮下)投与。投与の好ましい様式は、従来の1日投与レジメンを使用する経口であり、苦痛の程度に従って調整され得る。組成物は、錠剤、丸剤、カプセル、半固体、粉末、持続放出製剤、溶液、懸濁液、エリキシル剤、エアロゾル剤、又は任意の他の適切な組成物の形態をとり得る。
製剤の選択は、薬物投与の様式(例えば、経口投与のために、腸溶性コーティング若しくは遅延放出錠剤、丸剤又はカプセルを含む錠剤、丸剤又はカプセルの形態における製剤が好ましい)及び原薬のバイオアベイラビリティーなどの様々な要因に依存する。最近では、医薬製剤は、バイオアベイラビリティーが、表面積を増加させる、すなわち、粒径を減少させることによって増加され得る原理に基づいて、低いバイオアベイラビリティーを示す薬物のために特別に開発されている。例えば、米国特許第4,107,288号明細書は、活性材料が巨大分子の架橋マトリックス上に支持される10~1,000nmの範囲のサイズの粒子を有する医薬製剤を記載する。米国特許第5,145,684号明細書は、原薬が表面修飾剤の存在下でナノ粒子(400nmの平均粒径)まで微粉砕され、続いて液体媒体中で分散されて、著しく高いバイオアベイラビリティーを示す医薬製剤をもたらす、医薬製剤の生成を記載する。
組成物は、一般に、少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤と組み合わせた本開示の化合物で構成される。許容される賦形剤は、非毒性であり、投与を助け、且つ本開示の化合物の治療効果に有害に影響しない。そのような賦形剤は、一般に当業者に入手可能な任意の固体、液体、半固体又は、エアロゾルの場合、組成物、ガス状賦形剤であり得る。
固体医薬賦形剤としては、デンプン、セルロース、タルク、グルコース、ラクトース、スクロース、ゼラチン、麦芽、米、小麦粉、胡粉、シリカゲル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム、モノステアリン酸グリセロール、塩化ナトリウム、乾燥スキムミルクなどが挙げられる。液体及び半固体賦形剤は、グリセロール、プロピレングリコール、水、エタノール及び石油、動物、野菜又は合成起源のもの、例えば、ピーナッツ油、ダイズ油、鉱物油、ゴマ油などを含む様々な油から選択され得る。特に、注射可能な溶液のための好ましい液体担体は、水、生理食塩水、水性デキストロース、及びグリコールを含む。
他の好適な医薬賦形剤及びそれらの製剤は、E.W.Martin(Mack Publishing Company,20th ed.,2000)によって編集されたRemington’s Pharmaceutical Sciencesにおいて記載される。
製剤中の化合物のレベルは、当業者によって利用される全範囲内で変動してもよい。通常、製剤は、重量パーセント(wt.%)基準で、製剤全体に基づいて本開示の化合物の約0.01~99.99wt.%を含有することになり、残りは1つ以上の好適な医薬賦形剤である。例えば、化合物は、約1~80wt.%のレベルで存在する。
本開示の化合物は、本開示の化合物又は他の薬物が有用性を有し得る疾患又は状態の治療における1つ以上の他の薬物と組み合わせて使用され得る。そのような他の薬物は、一般的に使用される経路及び量で投与されてもよく、したがって、本開示の化合物と同時に又は逐次的に投与されてもよい。本開示の化合物が1つ以上の他の薬物と同時に使用されるとき、そのような他の薬物及び本開示の化合物を含有する単位剤形中の医薬組成物が好ましい。しかしながら、併用療法はまた、本開示の化合物及び1つ以上の他の薬物が、異なる重複しているスケジュールで投与される療法を含み得る。また、1つ以上の他の活性成分と組み合わせて使用されるとき、本開示の化合物及び他の活性成分は、各々が単独で使用されるときより低い用量で使用され得ると考えられる。したがって、本開示の医薬組成物はまた、本開示の化合物に加えて、1つ以上の他の薬物を含有するものを含む。
上の組合せは、本開示の化合物と他の1つの薬物との組合せだけでなく、2つ以上の他の活性薬物との組合せも含む。同様に、本開示の化合物は、本開示の化合物が有用である疾患又は状態の予防、治療、制御、寛解、又はリスクの低減において使用される他の薬物と組み合わせて使用され得る。そのような他の薬物は、一般的に使用される経路及び量で投与されてもよく、したがって、本開示の化合物と同時に又は逐次的に投与されてもよい。本開示の化合物が、1つ以上の他の薬物と同時に使用されるとき、本開示の化合物に加えてそのような他の薬物を含有する医薬組成物が使用され得る。したがって、本開示の医薬組成物はまた、本開示の化合物に加えて、1つ以上の他の活性成分も含有し得るものを含む。本開示の化合物と第2の活性成分の重量比は、変動してもよく、各成分の有効用量に依存することになる。一般に、各々の有効用量が使用されることになる。
必要とする対象が、癌に罹患しているか又は癌に罹患するリスクがある場合、対象は、1つ以上の他の抗癌剤とのいずれかの組合せにおいて本開示の化合物で治療され得る。いくつかの実施形態では、抗癌剤のうちの1つ以上は、アポトーシス促進性薬剤である。抗癌剤の例としては、以下の:ゴシポール(gossyphol)、ゲナセンス、ポリフェノールE、クロロフシン、全トランス型レチノイン酸(ATRA)、ブリオスタチン、腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘導性リガンド(TRAIL)、5-アザ-2’-デオキシシチジン、全トランス型レチノイン酸、ドキソルビシン、ビンクリスチン、エトポシド、ゲムシタビン、イマチニブ(Gleevec(商標))、ゲルダナマイシン、17-N-アリルアミノ-17-デメトキシゲルダナマイシン(17-AAG)、フラボピリドール、LY294002、ボルテゾミブ、トラスツズマブ、BAY 11-7082、PKC412、又はPD184352、微小管形成を促進し、且つ安定化することによって作用するよく知られる抗癌薬物である「パクリタキセル」とも称されるTaxol(商標)、及びTaxotere(商標)などのTaxol(商標)の類似体のいずれかが挙げられるが、これらに限定されない。共通の構造特徴として基本的なタキサン骨格を有する化合物はまた、微小管の安定化によりG2-M期において細胞を停止する能力を有することが示されており、本明細書に記載される化合物と組み合わせて癌を治療するのに有用であり得る。
本開示の化合物と組み合わせる使用のための抗癌剤のさらなる例としては、マイトジェン活性化プロテインキナーゼシグナル伝達の阻害剤、例えば、U0126、PD98059、PD184352、PD0325901、ARRY-142886、SB239063、SP600125、BAY 43-9006、ワートマニン、又はLY294002;Syk阻害剤;抗体(例えば、リツキサン);フォレチニブ、カルボザンチニブ、又はクリゾチニブなどのMET阻害剤;スニチニブ、ソラフェニブ、レゴラフィニブ、レンバチニブ、バンデタニブ、カルボザンチニブ、アキシチニブなどのVEGFR阻害剤;アファチニブ、ブリバニブ、カルボザンチニブ、エルロチニブ、ゲフィチニブ、ネラチニブ、ラパチニブなどのEGFR阻害剤;XL147、XL765、BKM120(ブパリシブ)、GDC-0941、BYL719、IPI145、BAY80-6946などのPI3K阻害剤を含む。BEX235(ダクトリシブ)、CAL101(イデラリシブ)、GSK2636771、TG100-115;ラパマイシン(シロリムス)、テムシロリムス、エベロリムス、XL388、XL765、AZD2013、PF04691502、PKI-587、BEZ235、GDC0349などのMTOR阻害剤;AZD6244、トラメチニブ、PD184352、ピマセチニブ、GDC-0973、AZD8330などのMEK阻害剤;及びカルフィルゾミブ、MLN9708、デランゾミブ、又はボルテゾミブなどのプロテアソーム阻害剤。
本開示の化合物と組み合わせて利用され得る他の抗癌剤としては、アドリアマイシン、ダクチノマイシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、シスプラチン、アクチビン;アクラルビシン;アコダゾール塩酸塩;アクロニン;アドゼレシン;アルデスロイキン;アルトレタミン;アンボマイシン;酢酸アメタントロン;アミノグルテチミド;アムサクリン;アナストロゾール;アントラマイシン;アスパラギナーゼ;アスペルリン;アザシチジン;アゼテパ;アゾトマイシン;バチマスタット;ベンゾデパ;ビカルタミド;ビサントレン塩酸塩;メシル酸ビスナフィド;ビセレシン;硫酸ブレオマイシン;ブレキナルナトリウム;ブロピリミン;ブスルファン;カクチノマイシン;カルステロン;カラセミド;カルベチマー;カルボプラチン;カルムスチン;カルビシン塩酸塩;カルゼレシン;セデフィンゴール;クロラムブシル;シロレマイシン;クラドリビン;メシル酸クリスナトール;シクロホスファミド;シタラビン;ダカルバジン;ダウノルビシン塩酸塩;デシタビン;デキソルマプラチン;デザグアニン;メシル酸デザグアニン;ジアジコン;ドキソルビシン;ドキソルビシン塩酸塩;ドロロキシフェン;クエン酸ドロロキシフェン;プロピオン酸ドロモスタノロン;ズアゾマイシン;エダトレキサート;エフロルニチン塩酸塩;エルサミトルシン;エンロプラチン;エンプロマート;エピプロピジン;エピルビシン塩酸塩;エルブロゾール;エソルビシン塩酸塩;エストラムスチン;エストラムスチンリン酸エステルナトリウム;エタニダゾール;エトポシド;リン酸エトポシド;エトプリン;ファドロゾール塩酸塩;ファザラビン;フェンレチニド;フロクスウリジン;リン酸フルダラビン;フルオロウラシル;フルロシタビン;ホスキドン;フォストリエシンナトリウム;ゲムシタビン;ゲムシタビン塩酸塩;ヒドロキシウレア;イダルビシン塩酸塩;イホスファミド;イルモホシン;インターロイキンII(組換えインターロイキンII、又はRil2を含む)、インターフェロンアルファ-2a;インターフェロンアルファ-2b;インターフェロンアルファ-n1;インターフェロンアルファ-n3;インターフェロンベータ-1a;インターフェロンガンマ-1b;イプロプラチン;イリノテカン塩酸塩;酢酸ランレオチド;レトロゾール;酢酸リュープロリド;リアロゾール塩酸塩;ロメトレキソールナトリウム;ロムスチン;ロソキサントロン塩酸塩;マソプロコール;マイタンシン;塩酸メクロレタミン;酢酸メゲストロール;酢酸メレンゲストロール;メルファラン;メノガリル;メルカプトプリン;メトトレキサート;メトトレキサートナトリウム;メトプリン;メツレデパ;ミチンドミド;ミトカルシン;ミトクロミン;ミトギリン;ミトマルシン;マイトマイシン;ミトスペル;ミトタン;ミトキサントロン塩酸塩;ミコフェノール酸;ノコダゾ-ル;ノガラマイシン;オルマプラチン;オキシスラン;ペグアスパルガーゼ;ペリオマイシン;ペンタムスチン;硫酸ペプロマイシン;ペルホスファミド;ピポブロマン;ピポスルファン;ピロキサントロン塩酸塩;プリカマイシン;プロメスタン;ポルフィマーナトリウム;ポルフィロマイシン;プレドニムスチン;プロカルバジン塩酸塩;ピューロマイシン;ピューロマイシン塩酸塩;ピラゾフリン;リボプリン;ログレチミド;サフィンゴール;サフィンゴール塩酸塩;セムスチン;シムトラゼン;スパルフォセート二ナトリウム;スパルソマイシン;スピロゲルマニウム塩酸塩;スピロムスチン;スピロプラチン;ストレプトニグリン;ストレプトゾシン;スロフェヌル;タリソマイシン;テコガランナトリウム;テガフール;テロキサントロン塩酸塩;テモポルフィン;テニポシド;テロキシロン;テストラクトン;チアミプリン;チオグアニン;チオテパ;チアゾフリン;チラパザミン;クエン酸トレミフェン;酢酸トレストロン;リン酸トリシリビン;トリメトレキサート;グルクロン酸トリメトレキサート;トリプトレリン;ツブロゾール塩酸塩;ウラシルマスタード;ウレデパ;バプレオチド;ベルテポルフィン;硫酸ビンブラスチン;硫酸ビンクリスチン;ビンデシン;硫酸ビンデシン;硫酸ビネピジン;硫酸ビングリシナート;硫酸ビンロイロシン;酒石酸ビノレルビン;硫酸ビンロシジン;硫酸ビンゾリジン;ボロゾール;ゼニプラチン;ジノスタチン;ゾルビシン塩酸塩が挙げられる。
HGS及びRT4腫瘍モデル(下の実施例4:HGSモデルにおいて、溶媒投与群は、接種の42日後に腫瘍サイズが645に達したが、20/kgの化合物で治療された動物に関して、腫瘍サイズは、55mm3であり、著しい抗腫瘍活性及び腫瘍退縮の誘導を示した)において抗腫瘍活性を決定するために使用される8-(3-(4-アクリロイルピペラジン-1-イル)プロピル)-6-(2,6-ジクロロ-3,5-ジメトキシフェニル)-2-(メチルアミノ)ピリド[2,3-d]ピリミジン-7(8H)-オンなどの本開示の化合物と組み合わせて利用され得る他の抗癌剤としては、20-epi-1,25ジヒドロキシビタミンD3;5-エチニルウラシル;アビラテロン;アクラルビシン;アシルフルベン;アデシペノール;アドゼレシン;アルデスロイキン;ALL-TKアンタゴニスト;アルトレタミン;アンバムスチン;アミドックス;アミホスチン;アミノレブリン酸;アムルビシン;アムサクリン;アナグレリド;アナストロゾール;アンドログラホリド;血管新生阻害剤;アンタゴニストD;アンタゴニストG;アンタレリックス;抗背側化形態形成タンパク質-1;抗アンドロゲン、前立腺癌;抗エストロゲン;抗ネオプラストン;アンチセンスオリゴヌクレオチド;グリシン酸アフィジコリン;アポトーシス遺伝子調節剤;アポトーシス調節剤;アプリン酸;ara-CDP-DL-PTBA;アルギニンデアミナーゼ;アスラクリン;アタメスタン;アトリムスチン;アキシナスタチン1;アキシナスタチン2;アキシナスタチン3;アザセトロン;アザトキシン;アザチロシン;バッカチンIII誘導体;バラノール;バチマスタット;BCR/ABLアンタゴニスト;ベンゾクロリン;ベンゾイルスタウロスポリン;ベータラクタム誘導体;ベータ-アレチン;ベタクラマイシンB;ベツリン酸;Bfgf阻害剤;ビカルタミド;ビサントレン;ビスアジリジニルスペルミン;ビスナフィド;ビストラテンA;ビセレシン;ブレフラート;ブロピリミン;ブドチタン;ブチオニンスルホキシミン;カルシポトリオール;カルホスチンC;カンプトテシン誘導体;カナリアポックス(canarypox)IL-2;カペシタビン;カルボキサミド-アミノ-トリアゾール;カルボキシアミドトリアゾール;CaRest M3;CARN 700;軟骨由来阻害剤;カルゼレシン;カゼインキナーゼ阻害剤(ICOS);カスタノスペルミン;セクロピンB;セトロレリクス;クロリン;クロロキノキサリンスルホンアミド;シカプロスト;シス-ポルフィリン;クラドリビン;クロミフェン類似体;クロトリマゾール;コリスマイシンA;コリスマイシンB;コンブレタスタチンA4;コンブレタスタチン類似体;コナゲニン;クラムベシジン816;クリスナトール;クリプトフィシン8;クリプトフィシンA誘導体;クラシンA;シクロペンタントラキノン;シクロプラタム;シペマイシン;シタラビンオクホスファート;細胞溶解因子;シトスタチン;ダクリキシマブ;デシタビン;デヒドロジデムニンB;デスロレリン;デキサメタゾン;デキシホスファミド;デクスラゾキサン;デクスベラパミル;ジアジクオン;ジデムニンB;ジドックス;ジエチルノルスペルミン;ジヒドロ-5-アザシチジン;9-ジオキサマイシン;ジフェニルスピロムスチン;ドコサノール;ドラセトロン;ドキシフルリジン;ドロロキシフェン;ドロナビノール;デュオカルマイシンSA;エブセレン;エコムスチン;エデルホシン;エドレコロマブ;エフロールニチン(eflomithine);エレメン;エミテフール;エピルビシン;エプリステリド;エストラムスチン類似体;エストロゲンアゴニスト;エストロゲンアンタゴニスト;エタニダゾール;リン酸エトポシド;エキセメスタン;ファドロゾール;ファザラビン;フェンレチニド;フィルグラスチム;フィナステリド;フラボピリドール;フレゼラスチン;フルアステロン;フルダラビン;塩酸フルオロドーノルニシン;ホルフェニメックス;ホルメスタン;フォストリエシン;ホテムスチン;ガドリニウムテキサフィリン;硝酸ガリウム;ガロシタビン;ガニレリクス;ゼラチナーゼ阻害剤;ゲムシタビン;グルタチオン阻害剤;ヘプスルファム;ヘレグリン;ヘキサメチレンビスアセトアミド;ヒペリシン;イバンドロン酸;イダルビシン;イドキシフェン;イドラマントン;イルモホシン;イロマスタット;イミダゾアクリドン;イミキモド;免疫賦活ペプチド;インスリン様成長因子-1受容体阻害剤;インターフェロンアゴニスト;インターフェロン;インターロイキン;ヨーベングアン;ヨードドキソルビシン;4-イポメアノール;イロプラクト;イルソグラジン;イソベンガゾール;イソホモハリコンドリンB;イタセトロン;ジャスプラキノリド;カハラリドF;ラメラリン-Nトリアセタート;ランレオチド;レイナマイシン;レノグラスチム;硫酸レンチナン;レプトルスタチン;レトロゾール;白血病抑制因子;白血球アルファインターフェロン;ロイプロリド+エストロゲン+プロゲステロン;リュープロレリン;レバミゾール;リアロゾール;直鎖ポリアミン類似体;親油性二糖類ペプチド;親油性白金化合物;リッソクリナミド7;ロバプラチン;ロンブリシン;ロメトレキソール;ロニダミン;ロソキサントロン;ロキソリビン;ルートテカン;ルテチウムテキサフィリン;リソフィリン;溶解性ペプチド;マイタンシン;マンノスタチンA;マリマスタット;マソプロコール;マスピン;マトリライシン阻害剤;マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤;メノガリル;メルバロン;メテレリン;メチオニナーゼ;メトクロプラミド;MIF阻害剤;ミフェプリストン;ミルテホシン;ミリモスチム;ミスマッチ二本鎖RNA;ミトグアゾン;ミトラクトール;マイトマイシン類似体;ミトナフィド;ミトトキシン線維芽細胞増殖因子-サポリン;ミトキサントロン;モファロテン;モルグラモスチム;モノクローナル抗体、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン;モノホスホリルリピドA+-72イエチルスチルベ細胞壁sk;モピダモール;多剤耐性遺伝子阻害剤;多発性腫瘍抑制因子1に基づく療法;マスタード抗癌剤;ミカペルオキシドB;マイコバクテリア細胞壁抽出物;ミリアポロン;N-アセチルジナリン;N-置換ベンズアミド;ナファレリン;ナグレスチプ;ナロキソン+ペンタゾシン;ナパビン;ナフテルピン;ナルトグラスチム;ネダプラチン;ネモルビシン;ネリドロン酸;中性エンドペプチダーゼ;ニルタミド;ニサマイシン;一酸化窒素調節剤;ニトロキシド酸化防止剤;ニトルリン;O6-ベンジルグアニン;オクトレオチド;オキセノン;オリゴヌクレオチド;オナプリストン;オンダンセトロン;オンダンセトロン;オラシン;経口サイトカイン誘導因子;オルマプラチン;オサテロン;オキサリプラチン;オキサウノマイシン;パラウアミン;パルミトイルリゾキシン;パミドロン酸;パナキシトリオール;パノミフェン;パラバクチン;パゼリプチン;ペグアスパルガーゼ;ペルデシン;ペントサンポリ硫酸ナトリウム;ペントスタチン;ペントロゾール;ペルフルブロン;ペルホスファミド;ペリリルアルコール;フェナジノマイシン;酢酸フェニル;ホスファターゼ阻害剤;ピシバニール;塩酸ピロカルピン;ピラルビシン;ピリトレキシム;プラセチンA;プラセチンB;プラスミノゲンアクチベーター阻害剤;白金錯体;白金化合物;白金-トリアミン錯体;ポルフィマーナトリウム;ポルフィロマイシン;プレドニゾン;プロピルビスアクリドン;プロスタグランジンJ2;プロテアソーム阻害剤;プロテインAに基づく免疫調節剤;微細藻類のプロテインキナーゼC阻害剤;プロテインチロシンホスファターゼ阻害剤;プリンヌクレオシドホスホリラーゼ阻害剤;プルプリン;ピラゾロアクリジン;ピリドキシル化ヘモグロビンポリオキシエチレン複合体;rafアンタゴニスト;ラルチトレキセド;ラモセトロン;rasファルネシルプロテイントランスフェラーゼ阻害剤;ras阻害剤;ras-GAP阻害剤;脱メチル化レテリプチン;エチドロン酸レニウムRe 186;リゾキシン;リボザイム;R.sub.11レチンアミド;ログレチミド;ロヒツキン;ロムルチド;ロキニメックス;ルビギノンB1;ルボキシル;サフィンゴール;サイントピン;SarCNU;サルコフイトールA;サルグラモスチム;Sdi1模倣体;セムスチン;老化由来1;センスオリゴヌクレオチド;シグナル伝達阻害剤;シグナル伝達調節剤;一本鎖抗原結合タンパク質;シゾフィラン;ソブゾキサン;ナトリウムボロカプタート;フェニル酢酸ナトリウム;ソルベロール;ソマトメジン結合タンパク質;ソネルミン;スパルフォシン酸;スピカマイシンD;スピロムスチン;スプレノペンチン;スポンギスタチン1;スクアラミン;幹細胞阻害剤;幹細胞分裂阻害剤;スチピアミド;ストロメライシン阻害剤;スルフィノシン;超活性血管作用性小腸ペプチドアンタゴニスト;スラジスタ;スラミン;スウェインソニン;合成グリコサミノグリカン;タリムスチン;タモキシフェンメチオジド;タウロムスチン;タザロテン;テコガランナトリウム;テガフール;テルラピリリウム;テロメラーゼ阻害剤;テモポルフィン;テモゾロミド;テニポシド;テトラクロロデカオキシド;テトラゾミン;タリブラスチン;チオコラリン;トロンボポエチン;トロンボポエチン模倣体;サイマルファシン;サイモポエチン受容体アゴニスト;チモトリナン;甲状腺刺激ホルモン;スズエチルエチオプルプリン;チラパザミン;二塩化チタノセン;トプセンチン;トレミフェン;全能性幹細胞因子;翻訳阻害剤;トレチノイン;トリアセチルウリジン;トリシリビン;トリメトレキサート;トリプトレリン;トロピセトロン;ツロステリド;チロシンキナーゼ阻害剤;チロホスチン;UBC阻害剤;ウベニメクス;尿生殖洞由来増殖抑制因子;ウロキナーゼ受容体アンタゴニスト;バプレオチド;バリオリンB;ベクター系、赤血球遺伝子療法;ベラレソール;ベラミン;ベルジン;ベルテポルフィン;ビノレルビン;ビンキサルチン;バイタクシン;ボロゾール;ザノテロン;ゼニプラチン;ジラスコルブ;及びジノスタチンスチマラマーが挙げられる。
本開示の化合物と組み合わせて利用され得るさらに他の抗癌剤としては、アルキル化剤、代謝拮抗剤、天然物、又はホルモン、例えば、ナイトロジェンマスタード(例えば、メクロレタミン、シクロホスファミド、クロラムブシルなど)、スルホン酸アルキル(例えば、ブスルファン)、ニトロソウレア(例えば、カルムスチン、ロムスチンなど)、又はトリアゼン(例えば、デカルバジンなど)が挙げられる。代謝拮抗剤の例としては、葉酸類似体(例えば、メトトレキセート)、又はピリミジン類似体(例えば、シタラビン)、プリン類似体(例えば、メトトレキセート、チオグアニン、ペントスタチン)が挙げられるが、これらに限定されない。
本開示の化合物と組み合わせて有用な天然物の例としては、ビンカアルカロイド(例えば、ビンクリスチン)、エピポドフィロトキシン(例えば、エトポシド)、抗生物質(例えば、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ブレオマイシン)、酵素(例えば、L-アスパラギナーゼ)、又は生物学的応答調節剤(例えば、インターフェロンアルファ)が挙げられるが、これらに限定されない。
本開示の化合物と組み合わせて利用され得るアルキル化剤の例としては、ナイトロジェンマスタード(例えば、メクロレタミン、シクロホスファミド、クロラムブシル、メルファランなど)、エチレンイミン及びメチルメラミン(例えば、ヘキサメチルメラミン、チオテパ)、スルホン酸アルキル(例えば、ブスルファン)、ニトロソウレア(例えば、カルムスチン、ロムスチン、セムスチン、ストレプトゾシンなど)、又はトリアゼン(デカルバジンなど)が挙げられるが、これらに限定されない。代謝拮抗剤の例としては、葉酸類似体(例えば、メトトレキセート)、又はピリミジン類似体(例えば、フルオロウラシル、フロクスウリジン、シタラビン)、プリン類似体(例えば、メトトレキセート、チオグアニン、ペントスタチン)が挙げられるがこれらに限定されない。
本開示の化合物と組み合わせて有用なホルモン及びアンタゴニストの例としては、副腎皮質ステロイド(例えば、プレドニゾン)、プロゲスチン(例えば、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸メドロキシプロゲステロン)、エストロゲン(例えば、ジエチルスチルベストロール、エチニルエストラジオール)、抗エストロゲン(例えば、タモキシフェン)、アンドロゲン(例えば、プロピオン酸テストステロン、フルオキシメステロン)、抗アンドロゲン(例えば、フルタミド)、ゴナドトロピン放出ホルモン類似体(例えば、リュープロリド)が挙げられるが、これらに限定されない。癌の治療又は予防のための本明細書に記載される方法及び組成物において使用され得る他の薬剤としては、白金配位錯体(例えば、シスプラチン、カーボブラチン)、アントラキノン(例えば、ミトキサントロン)、置換尿素(例えば、ヒドロキシ尿素)、メチルヒドラジン誘導体(例えば、プロカルバジン)、副腎皮質抑制薬(例えば、ミトタン、アミノグルテチミド)が挙げられる。
微小管の安定化によりG2-M期において細胞を停止することによって作用し、且つ不可逆的Btk阻害剤化合物と組み合わせて使用され得る抗癌剤の例としては、以下の市販の薬物及び開発中の薬物が挙げられるが、これらに限定されない:エルブロゾール(R-55104としても知られる)、ドラスタチン10(DLS-10及びNSC-376128としても知られる)、イセチオン酸ミボブリン(CI-980としても知られる)、ビンクリスチン、NSC-639829、ディスコデルモリド(NVP-XX-A-296としても知られる)、ABT-751(Abbott、E-7010としても知られる)、アルトリルチン(アルトリルチンA及びアルトリルチンCなど)、スポンジスタチン(スポンジスタチン1、スポンジスタチン2、スポンジスタチン3、スポンジスタチン4、スポンジスタチン5、スポンジスタチン6、スポンジスタチン7、スポンジスタチン8、及びスポンジスタチン9など)、セマドチン塩酸塩(LU-103793及びNSC-D-669356としても知られる)、エポチロン(エポチロンA、エポチロンB、エポチロンC(デオキシエポチロンA又はdEpoAとしても知られる)、エポチロンD(KOS-862、dEpoB、及びデオキシエポチロンBとしても称される)、エポチロンE、エポチロンF、エポチロンB N-オキシド、エポチロンA N-オキシド、16-アザ-エポチロンB、21-アミノエポチロンB(BMS-310705としても知られる)、21-ヒドロキシエポチロンD(デオキシエポチロンF及びdEpoFとしても知られる)、26-フルオロエポチロンなど)、オーリスタチンPE(NSC-654663としても知られる)、ソブリドチン(TZT-1027としても知られる)、LS-4559-P(Pharmacia、LS-4577としても知られる)、LS-4578(Pharmacia、LS-477-Pとしても知られる)、LS-4477(Pharmacia)、LS-4559(Pharmacia)、RPR-112378(Aventis)、硫酸ビンクリスチン、DZ-3358(Daiichi)、FR-182877(Fujisawa、WS-9885Bとしても知られる)、GS-164(Takeda)、GS-198(Takeda)、KAR-2(Hungarian Academy of Sciences)、BSF-223651(BASF、ILX-651及びLU-223651としても知られる)、SAH-49960(Lilly/Novartis)、SDZ-268970(Lilly/Novartis)、AM-97(Armad/Kyowa Hakko)、AM-132(Armad)、AM-138(Armad/Kyowa Hakko)、IDN-5005(Indena)、クリプトフィシン52(LY-355703としても知られる)、AC-7739(Ajinomoto、AVE-8063A及びCS-39.HClとしても知られる)、AC-7700(Ajinomoto、AVE-8062、AVE-8062A、CS-39-L-Ser.HCl、及びRPR-258062Aとしても知られる)、ビチレブアミド、ツブリシンA、カナデンソール、センタウレイジン(NSC-106969としても知られる)、T-138067(Tularik、T-67、TL-138067及びTI-138067としても知られる)、COBRA-1(Parker Hughes Institute、DDE-261及びWHI-261としても知られる)、H10(Kansas State University)、H16(Kansas State University)、オンコシジンA1(BTO-956及びDIMEとしても知られる)、DDE-313(Parker Hughes Institute)、フィジアノリドB.ラウリマライド、SPA-2(Parker Hughes Institute)、SPA-1(Parker Hughes Institute、SPIKET-Pとしても知られる)、3-IAABU(Cytoskeleton/Mt.Sinai School of Medicine、MF-569としても知られる)、Narcosine(NSC-5366としても知られる)、Nascapine、D-24851(Asta Medica)、A-105972(Abbott)、ヘミアステリン、3-BAABU(Cytoskeleton/Mt.Sinai School of Medicine、MF-191としても知られる)、TMPN(Arizona State University)、バナドセンアセチルアセトネート、T-138026(Tularik)、モンサトロール(Monsatrol)、イナノシン(Inanocine)(NSC-698666としても知られる)、3-1AABE(Cytoskeleton/Mt.Sinai School of Medicine)、A-204197(Abbott)、T-607(Tuiarik、T-900607としても知られる)、RPR-115781(Aventis)、エリュテロビン(デスメチルエロイテロビン、デスアセチルエロイテロビン、イソエロイテロビンA、及びZ-エロイテロビンなど)、カリベオシド、カリベオリン、ハリコンドリンB、D-64131(Asta Medica)、D-68144(Asta Medica)、ジアゾナミドA、A-293620(Abbott)、NPI-2350(Nereus)、タッカロノリドA、TUB-245(Aventis)、A-259754(Abbott)、ジオゾスタチン(Diozostatin)、(-)-フェニルアヒスチン(NSCL-96F037としても知られる)、D-68838(Asta Medica)、D-68836(Asta Medica)、ミオセベリンB、D-43411(Zentaris、D-81862としても知られる)、A-289099(Abbott)、A-318315(Abbott)、HTI-286(SPA-110としても知られる、トリフルオロ酢酸塩)(Wyeth)、D-82317(Zentaris)、D-82318(Zentaris)、SC-12983(NCI)、レスベラスタチン(Resverastatin)リン酸ナトリウム、BPR-OY-007(National Health Research Institutes)、及びSSR-250411(Sanofi)。
本開示の化合物と組み合わせた使用のための抗癌剤のさらなる例としては、免疫チェックポイント阻害剤を含む。例示的な免疫チェックポイント阻害剤としては、CD27、CD28、CD40、CD122、CD96、CD73、CD39、CD47、OX40、GITR、CSF1R、JAK、PI3Kデルタ、PI3Kガンマ、TAMキナーゼ、アルギナーゼ、CD137(4-1BBとしても知られる)、ICOS、A2AR、A2BR、HIF-2α、B7-H3、B7-H4、BTLA、CTLA-4、LAG3、TIM3、VISTA、CD96、TIGIT、PD-1、PD-L1及びPD-L2などの免疫チェックポイント分子に対する阻害剤(香味分子又は生物製剤)が挙げられる。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子は、CD27、CD28、CD40、ICOS、OX40、GITR、CD137及びSTINGから選択される刺激性チェックポイント分子である。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子は、B7-H3、B7-H4、BTLA、CTLA-4、IDO、TDO、アルギナーゼ、KIR、LAG3、PD-1、TIM3、CD96、TIGIT及びVISTAから選択される阻害性チェックポイント分子である。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物は、KIR阻害剤、TIGIT阻害剤、LAIR1阻害剤、CD160阻害剤、2B4阻害剤及びTGFRベータ阻害剤から選択される1つ以上の薬剤と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、PD-1の阻害剤、例えば、抗PD-1モノクローナル抗体である。いくつかの実施形態では、抗PD-1モノクローナル抗体は、ニボルマブ、ペムブロリズマブ(MK-3475としても知られる)、ピディリズマブ、SHR-1210、PDR001、又はAMP-224である。いくつかの実施形態では、抗PD-1モノクローナル抗体は、ニボルマブ、又はペムブロリズマブ若しくはPDR001である。いくつかの実施形態では、抗PD1抗体は、ペムブロリズマブである。
いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、PD-L1の阻害剤、例えば、抗PD-L1モノクローナル抗体である。いくつかの実施形態では、抗PD-L1モノクローナル抗体は、BMS-935559、MEDI4736、MPDL3280A(RG7446としても知られる)、又はMSB0010718Cである。いくつかの実施形態では、抗PD-L1モノクローナル抗体は、MPDL3280A(アテゾリズマブ)又はMEDI4736(デュルバルマブ)である。
いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、CTLA-4の阻害剤、例えば、抗CTLA-4抗体である。いくつかの実施形態では、抗CTLA-4抗体は、イピリムマブ又はトレメリムマブである。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、LAG3の阻害剤、例えば、抗LAG3抗体である。いくつかの実施形態では、抗LAG3抗体は、BMS-986016又はLAG525である。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、GITRの阻害剤、例えば、抗GITR抗体である。いくつかの実施形態では、抗GITR抗体は、TRX518又は、MK-4166、INCAGN01876又はMK-1248である。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、OX40の阻害剤、例えば、抗OX40抗体又はOX40L融合タンパク質である。いくつかの実施形態では、抗OX40抗体は、MEDI0562又は、INCAGN01949、GSK2831781、GSK-3174998、MOXR-0916、PF-04518600又はLAG525である。いくつかの実施形態では、OX40L融合タンパク質は、MEDI6383である。
式(I)の化合物の以下の調製は、当業者が本開示をより明確に理解し、実践することができるように提供される。それらは、本開示の範囲を限定するものではなく、単にその例示及び代表例であるとみなされるべきである。
使用される全ての溶媒は、市販されており、さらに精製することなく使用された。反応は通常、無水溶媒を使用して窒素の不活性雰囲気下で実行された。
1Hスペクトルは、それぞれBruker 400 BBOプローブ又はBruker BBFO ULTRASHIELD(商標)300 AVANCE IIIを備えたBruker 400 NMR分光計上でプロトンについて400MHz又は300MHzで記録された。全ての重水素化溶媒は通常、0.03%~0.05%v/vテトラメチルシランを含有し、これは参照シグナルとして使用された(1H及び13Cの両方についてδ 0.00で設定された)。
LCMS分析は、UFLC 20-AD及びLCMS 2020 MS検出器からなるSHIMADZU LCMS上で実施された。ダイオードアレイ検出器は、190~400nmでスキャンされた。質量分析計は、ポジティブ又はネガティブモードにおいて操作されたエレクトロスプレーイオン源(ESI)を備えた。質量分析計は、0.5~3.0秒のスキャン時間でm/z 90~900の間でスキャンされた。
HPLC分析は、2つのLC20 ADポンプ及びSPD-M20Aフォトダイオードアレイ検出器を有するSHIMADZU UFLC上で実施された。使用されるカラムは、XBridge C18、3.5μm、4.6×100mmであった。15分の総実行時間で10分間かけて90% A(A:0.05% 水中のTFA)で開始し、95% B(B:0.05% MeCN中のTFA)で終わる直線勾配が適用された。カラム温度は、1.5mL/分の流速を伴って40℃であった。ダイオードアレイ検出器は、200~400nmでスキャンされた。
薄層クロマトグラフィー(TLC)は、Mancherey-NagelからのAlugram(登録商標)(シリカゲル60 F254)上で実施され、UVが通常、斑点を可視化するために使用された。追加の可視化方法もまた、いくつかの場合において利用された。これらの場合において、TLCプレートは、ヨウ素(およそ1gのI2を10gのシリカゲルに加え、十分に混合することによって作製される)、ニンヒドリン(Aldrichから市販されている)、又はMagic Stain(450mLの水及び50mLの濃H2SO4中で25g(NH4)6Mo7O24.4H2O、5g(NH4)2Ce(IV)(NO3)6を十分に混合することによって作製される)で展開された。フラッシュクロマトグラフィーは、Still,W.C.;Kahn,M.;及びMitra,M.Journal of Organic Chemistry,1978,43,2923において開示されるものと同様の手法に従って、Silicycleからの40~63μm(230~400メッシュ)シリカゲルを使用して実施された。フラッシュクロマトグラフィー又は薄層クロマトグラフィーのために使用される典型的な溶媒は、クロロホルム/メタノール、ジクロロメタン/メタノール、酢酸エチル/メタノール及びヘキサン/酢酸エチルの混合物であった。
合成実施例
実施例1
4-((5,6-ジメトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(3.00mL)中の5,6-ジメトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(50mg、0.281mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、炭酸セシウム(183mg、0.562mmol、2.00当量)を加えた。室温で1時間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(91mg、0.421mmol、1.50当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、固体を濾別し、メタノールで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep C18 OBDカラム 19×150mm 5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:20mL/分;勾配:7分で10% B~25% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、灰白色固体として48.4mg(54%)の標題の化合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:313.2(M+1)。
1H-NMR:(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.18-8.14(m,1H),8.03(s,2H),7.75-7.72(m,2H),7.25-7.20(m,3H),7.11(s,1H),5.45(s,2H),3.74(s,3H),3.72(s,3H).
実施例2
4-((6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(2a)及び4-((6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(2b)の合成
工程1:4-((6-クロロ-7H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の6-クロロ-9H-プリン(300mg、1.941mmol、1.00当量)の溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(625mg、2.909mmol、1.50当量)及び炭酸カリウム(537mg、3.882mmol、2.00当量)を室温で加えた。一晩撹拌した後、反応混合物を、減圧下で濃縮した。残渣をメタノール中で溶解し、固体を濾別した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をジクロロメタンで処理した。沈殿物を濾過により回収し、ジクロロメタンで洗浄し、真空中で乾燥させて、黄色固体として450mg(80%)の4-((6-クロロ-7H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸の混合物を得た。
工程2:4-((6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸
テトラヒドロフラン(5mL)中の4-((6-クロロ-7H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(200mg、0.694mmol、1.00当量)の混合物に、6N塩酸(4mL)を室温で滴下して加えた。2時間の還流の後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をN,N-ジメチルホルムアミド中で溶解し、濾過した。濾液を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep フェニル OBDカラム、19×150mm、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:10分で8% B~15% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:8.02分。白色固体としての8.2mg(収率4%)の4-((6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(2a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:271.2(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.14(brs,1H),8.39(s,1H),8.08(brs,2H),7.96(s,1H),7.74(d,J=7.8Hz,2H),7.27(d,J=8.1Hz,2H),5.57(s,2H).
画分2:Rt:9.35分。白色固体としての11.2mg(収率6%)の4-((6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(2b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:271.2(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.98(brs,1H),8.25-8.02(m,4H),7.74(d,J=8.1Hz,2H),7.24(d,J=7.8Hz,2H),5.38(s,2H).
実施例3
4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(3a)及び4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(3b)の合成
工程1:4-((2-アミノ-6-クロロプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-アミノ-6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の6-クロロ-9H-プリン-2-アミン(100mg、0.590mmol、1.00当量)の溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(127mg、0.590mmol、1.00当量)及び炭酸カリウム(204mg、1.474mmol、2.50当量)を室温で加えた。一晩撹拌した後、反応混合物を、減圧下で濃縮した。残渣をメタノール中で溶解し、固体を濾別した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をジクロロメタンで処理した。沈殿物を濾過により回収し、ジクロロメタンで洗浄し、真空中で乾燥させて、黄色固体として200mg(収率86%、純度77%)の4-((2-アミノ-6-クロロプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-アミノ-6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸の混合物を得た。
工程2:4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸
テトラヒドロフラン(2mL)中の4-((6-クロロ-7H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-クロロプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(200mg、0.507mmol、1.00当量、純度77%)の混合物に、6N塩酸(4mL)を室温で滴下して加えた。2時間の還流の後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をN,N-ジメチルホルムアミド中で溶解し、濾過して、3.7mLの透明の溶液を得て、これを、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で10% B~20% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:5.17分。灰白色固体としての17.5mg(収率12%)の4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(3a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:286.2(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 10.73(brs,1H),8.15-8.04(m,3H),7.78-7.72(m,2H),7.25-7.18(m,2H),6.14(s,2H),5.42(s,2H).
画分2:Rt:6.45分。白色固体としての13.0mg(収率9%)の4-((2-アミノ-6-オキソ-1H-プリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(3b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:286.2(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 10.60(brs,1H),8.04(s,2H),7.76-7.72(m,3H),7.17-7.14(m,2H),6.46(s,2H),5.18(s,2H).
実施例4
4-((6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(4a)及び4-((5-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(4b)の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の5-メトキシベンゾイミダゾール(100mg、0.675mmol、1.00当量)及び炭酸セシウム(449mg、1.350mmol、2.00当量)の混合物を、室温で20分間撹拌した。4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(174mg、0.810mmol、1.20当量)を加えた。2時間撹拌した後、反応混合物をCeliteに通して濾過した。濾液を、以下の条件で分取HPLCにより精製した:カラム:XBridge Prep フェニル OBDカラム、19×150mm、5um;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:10分で30% B~35% B、220及び254nm。2つの画分が得られた。
画分1:RT:8.02分。白色固体(4a)としての47.8mg(25%)の4-((6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.2(M+1)。1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6, ppm): δ 9.31-9.17 (m, 1H), 8.18 (brs, 2H), 7.87-7.72 (m, 3H), 7.54-7.25 (m, 3H), 7.18-7.05 (m, 1H), 5.66-5.60 (m, 2H), 3.80-3.62 (m, 3H).
画分2:RT:9.35分。白色固体としての36.3mg(17%)の4-((5-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(4b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.2(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm):δ 9.44-9.31(m,1H),8.22(brs,2H),7.88-7.65(m,3H),7.39-7.22(m,3H),7.17-7.05(m,1H),5.68-5.60(m,2H),3.82-3.76(m,3H).
実施例5
4-((5,6-ジメトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の5,6-ジメトキシ-1H-インドール(150mg、0.847mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、水素化ナトリウム(51mg、1.271mmol、鉱油中の60%、1.50当量)を0℃で加えた。30分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(218mg、1.016mmol、1.20当量)を加えた。得られた混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、濾過した。濾液を、以下の条件で分取HPLCにより精製した:カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250um、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で45% B~45% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて63.7mg(24%)の4-((5,6-ジメトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:312.0(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm):δ 7.99(s,2H),7.71(d,J=5.7Hz,2H),7.42-7.03(m,5H),6.34(s,1H),5.36(s,2H),3.74(s,6H).
実施例6
4-((6-アミノプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(6a)及び4-((6-アミノプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(6b)の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中の9H-プリン-6-アミン(150mg、1.110mmol、1.00当量)及び炭酸セシウム(724mg、2.222mmol、2.00当量)の混合物に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(286mg、1.333mmol、1.20当量)を室温で加えた。80℃で3時間撹拌した後、反応混合物を2N HCl(2mL)で処理し、濾過した。濾液を、以下の条件で分取HPLCにより精製した:カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:メタノール:流速:25mL/分;勾配:7分で19% B~27% B、220及び254nm。2つの画分が得られた。
画分1:Rt=4.22分。白色固体としての79.6mg(23%)の4-((6-アミノプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸塩酸塩(6a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.3(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm):δ 14.52(brs,1H),9.38(s,1H),9.16(s,1H),9.02(s,1H),8.64(s,1H),8.21(brs,2H),7.77(d,J=7.6Hz,2H),7.41(d,J=7.6Hz,2H),5.63(s,2H).
画分2:Rt=5.53分。白色固体としての34.8mg(11%)の4-((6-アミノプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(76b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.2(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm):δ 8.71(brs,2H),8.52(s,1H),8.40(s,1H),8.14(brs,2H),7.76(d,J=8.0Hz,2H),7.28(d,J=8.0Hz,2H),5.45(s,2H).
実施例7
4-((6-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(7a)及び4-((5-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(7b)の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中の水素化ナトリウム(112mg、2.79mmol、鉱油中の60%、2.00当量)の懸濁液に、N,N-ジメチルホルムアミド(1mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル(200mg、1.40mmol、1.00当量.)の溶液を0℃にて窒素雰囲気下で加えた。この温度で30分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(360mg、1.68mmol、1.20当量.)を加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、1N塩酸(2mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:10分で21%B~21%B;220及び254nm。2つの画分が得られた。
画分1:Rt=8.77分。白色固体としての42.4mg(収率11%)の4-((6-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(7a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:278.3(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm):δ 8.72(s,1H),8.21(s,1H),8.05(s,2H),7.85-7.82(m,1H),7.75(d,J=8.0Hz,2H),7.60-7.58(m,1H),7.32(d,J=8.0Hz,2H),5.57(s,2H).
画分2:Rt=10.18分。白色固体としての79.1mg(収率20%)の4-((5-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(7b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:278.3(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm):δ 8.68(s,1H),8.24(s,1H),8.05(s,2H),7.80-7.71(m,3H),7.63-7.59(m,1H),7.27(d,J=8.0Hz,2H),5.58(s,2H).
実施例8
(4-((5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の合成
工程1:4-((4-クロロ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル-ボロン酸
標題の化合物は、4-クロロ-5-フルオロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン(300mg、1.75mmol、1.00当量.)が1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルの代わりに使用されたことを除いて、実施例7に記載される同じ方法によって合成された。収量:0.45g(69%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:306.2(M+1)。
工程2:(4-((5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸
4-((4-クロロ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(150mg、0.49mmol、純度82%、1.00当量.)を、塩酸(4mL)及びテトラヒドロフラン(20mL)の混合溶媒中において室温で溶解し、80℃で48時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:6分で23% B~23% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として6.1mg(4%)の(4-((5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:288.2(M+1)。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 12.03(s,1H),8.02(s,2H),7.90(d,J=4.0Hz,1H),7.72(d,J=8.0Hz,2H),7.19-7.13(m,3H),5.27(s,2H).
19F-NMR:(376MHz,DMSO-d
6,ppm)δ -166.3(1F).
実施例9
(4-((4-アミノ-5-フルオロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の合成
密封チューブに、それぞれ4-((4-クロロ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)-メチル)フェニルボロン酸(実施例8 工程1の生成物)150mg、0.49mmol、1.00当量.)、エタノール(10mL)及びアンモニア(4mL)を室温で加えた。90℃で48時間撹拌した後、混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で16% B~16% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として41mg(29%)の(4-((4-アミノ-5-フルオロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.3(M+1)。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.07(s,1H),8.02(s,2H),7.71(d,J=8.0Hz,2H),7.20(d,J=2.0Hz,1H),7.14(d,J=8.0Hz,2H),6.97(s,2H),5.27(s,2H).
19F-NMR:(376MHz,DMSO-d
6,ppm)δ -168.2(1F).
実施例10
4-((5-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、5-メトキシインドール(100mg、0.679mmol、1.00当量)が、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルの代わりに使用されたことを除いて、実施例7に記載されるとおりに合成された。収量:61.8mg(32%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:282.3(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm):δ 8.00(s,2H),7.75-7.68(m,2H),7.45-7.43(m,1H),7.29(d,J=8.7Hz,1H),7.15-7.05(m,3H),6.74-6.70(m,1H),6.40-6.37(m,1H),5.37(s,2H),3.74(s,3H).
実施例11
(4-((4-ヒドロキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の合成
工程1:4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン
メタノール中のNaOMe(20mL、30%)の溶液に、4-クロロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(1.00g、6.554mmol、1.00当量.)を加えた。得られた混合物を、密封チューブ中において120℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を、酢酸エチル(80mL)で希釈し、水、塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発乾固させて、淡黄色固体として0.7g(58%)の4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジンを得た。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 11.48(s,1H),7.70(d,J=5.8Hz,1H),7.32-7.25(m,1H),7.02(dd,J=5.9,1.0Hz,1H),6.48-6.44(m,1H),3.94(s,3H)
工程2:4-((4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸
DMF(4mL)中の4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(400.0mg、2.16mmol、純度80%、1.00当量.)の溶液に、NaH(207.3mg、8.64mol、4.00当量)をアルゴン雰囲気下にて0℃で加えた。この温度で30分間撹拌した後、DMF(1mL)中の4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(640.4mg、2.98mmol、1.38当量.)の溶液を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、2N塩酸でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣をACN中で懸濁させ、30分間撹拌した。固体を濾過により除去し、濾液を蒸発乾固させて、淡黄色固体として0.45g(63%)の4-((4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。0.25gのこの材料をさらに、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:7分で7% B~25% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として88.7mgの4-((4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.3(M+1)。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.00(s,2H),7.77-7.61(m,3H),7.44(d,J=3.2Hz,1H),7.20-7.04(m,3H),6.53(dd,J=3.2,0.9Hz,1H),5.41(s,2H),3.95(s,3H).
工程3:(4-((4-ヒドロキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸
DCM(10.00mL)中の4-((4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(0.20g、0.709mmol、1.00当量)の懸濁液に、BBr
3(3.55g、14.18mmol、20.00当量)を室温で加えた。室温で一晩撹拌した後、混合物を-20℃にてメタノール(10mL)でクエンチし、室温まで温め、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10um;移動相A:水(10mMol/L NH
4HCO
3)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:10分で10 B~30 B;254/220nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として59.8mg(31%)の4-((4-ヒドロキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:269.2(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.78(d,J=5.6Hz,1H),8.01(s,2H),7.80-7.63(m,2H),7.20(d,J=3.1Hz,1H),7.12(d,J=7.7Hz,2H),6.98(dd,J=7.2,5.8Hz,1H),6.53(d,J=3.0Hz,1H),6.48(d,J=7.2Hz,1H),5.32(s,2H).
実施例12
(4-((4-ヒドロキシ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(12a)及び4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(12b)の合成
工程1:4-((4-クロロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((4-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の4-クロロ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(150mg、0.977mmol、1.00当量)の溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(252mg、1.172mmol、1.20当量)及び炭酸セシウム(636mg、1.954mmol、2.00当量)を室温で加えた。一晩撹拌した後、反応混合物を、減圧下で濃縮した。残渣をメタノール(10mL)中で溶解し、固体を濾別した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(10mL)で処理した。沈殿物を濾過により回収し、ジクロロメタン(10mL×3)で洗浄し、真空中で乾燥させて、黄色固体として200mg(71%)の4-((4-クロロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((4-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の混合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:288.2(M+1)。
工程2:4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
テトラヒドロフラン(5mL)中の4-((4-クロロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((4-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(180mg、0.62mmol、1.00当量)の混合物に、6N塩酸(5mL)を室温で滴下して加えた。一晩還流した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をN,N-ジメチルホルムアミド中で溶解し、濾過した。濾液を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep フェニル OBDカラム、19×150mm、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:10分で8% B~15% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:8.02分。白色固体としての80.2mg(収率44%)の4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(13a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.3(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.26-11.24(m,1H),8.30(s,1H),8.00(s,2H),7.72(d,J=8.1Hz,2H),7.26(d,J=8.1Hz,2H),7.10-7.06(m,1H),6.54(d,J=7.2Hz,1H),5.65(s,2H).
画分2:Rt:9.35分。白色固体としての17.2mg(収率10%)の4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(13b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.3(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.90(s,1H),9.21(s,1H),7.80-7.74(m,2H),7.47-7.10(m,5H),6.78-6.66(m,1H),5.58(s,2H).
実施例13
4-((4-クロロピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中の4-クロロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(150mg、0.98mmol、1.00当量)の溶液に、水素化ナトリウム(47mg、1.97mmol、2.00当量、純度60%)を0℃で加えた。0℃で30分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(253mg、1.18mmol、1.20当量)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、混合物を2N塩化水素でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣をメタノール中で溶解し、固体を濾別した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタンで処理した。沈殿物を濾過により回収し、ジクロロメタンで洗浄し、真空中で乾燥させて、黄色固体として250mg(純度85%)の4-((4-クロロピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸を得た。粗生成物(50mg)を、以下の条件で分取HPLCにより精製した:カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:5分で46% B~46% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として3.6mg(6%)の4-((4-クロロピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.2(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 7.99(d,J=5.7Hz,1H),7.74-7.71(m,3H),7.60-7.57(m,1H),7.18(d,J=8.1Hz,2H),6.64-6.63(m,1H),5.50(s,2H).
実施例14
4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14a)、4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14b)、3-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14c)、1-((4-(ジヒドロキシ-ボラニル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-6-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14d)、4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14e)、及び4-((6-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩の合成
工程1:4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14a)及び4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14b)
DMF(5mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、2.838mmol、1.00当量)の溶液に、水素化ナトリウム(170mg、4.257mmol、1.50当量、純度60%)を0℃で加えた。20分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(732mg、3.406mmol、1.20当量)を加えた。得られた混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、500mgの4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14a)及び4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14b)の混合物を得た。250mgの混合物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:17分で12% B~18% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:12.77分。白色固体としての70.3mg(収率6%)の4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.2(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.05-9.01(m,1H),8.43-8.10(m,3H),7.94-7.76(m,5H),7.29(d,J=7.6Hz,2H),5.71-5.69(m,2H),3.86-3.82(m,3H).
画分2:Rt:14.7分。白色固体としての80.8mg(収率6%)の4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.2(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.05-9.01(m,1H),8.34(s,1H),7.96-7.85(m,2H),7.77-7.50(m,5H),7.36-7.32(m,2H),5.60(s,2H),3.87(s,3H).
工程2:3-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14c)、1-((4-(ジヒドロキシ-ボラニル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-6-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14d)、4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14e)及び4-((6-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14f)。
4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸)及び4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14a及び14b)(250mg、1当量)の混合物を、水性アンモニア(10mL)中で溶解した。密封チューブ中において80℃で12時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:14分で5% B~15% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、4つの画分を得た。
画分1:Rt:7.25分。白色固体としての16.8mg(収率5%)の3-((4-(ジヒドロキシboranイル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14c)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.2(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.07(s,1H),8.20(s,1H),7.94-7.75(m,4H),7.30(d,J=8.0Hz,2H),5.65(s,2H).
画分2:Rt:8.92分。白色固体としての20.6mg(収率6%)の1-((4-(ジヒドロキシ-ボラニル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩(14d)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.3(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.81(brs,1H),8.68(s,1H),8.26-7.85(m,4H),7.76-7.61(m,3H),7.35-7.28(m,2H),5.57(s,2H).
画分3:Rt:10.22分。白色固体としての42.8mg(収率13%)の4-((6-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14e)。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.2(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.27(s,1H),8.28(s,1H),8.11(s,1H),7.97-7.73(m,5H),7.50-7.20(m,5H),5.68(s,2H).
画分4:Rt:11.84分。白色固体としての53.0mg(収率16%)の4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸トリフルオロ酢酸塩(14f)。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.2(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.20(s,1H),8.31(s,1H),8.11(s,1H),7.94-7.88(m,1H),7.79-7.73(m,3H),7.43(s,1H),7.44-7.29(m,3H),5.66(s,2H).
実施例15
4-((5-シアノ-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボニトリル
5-シアノ-2-フルオロ安息香酸メチル(500mg、2.79mmol、1.00当量)を、ヒドラジン一水和物(50mL)中で溶解し、室温で24時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、及び塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル=1:2)により精製して、淡黄色固体として310mg(収率68%)の3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボニトリルを得た。
工程2:4-((5-シアノ-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボニトリル(100mg、0.63mmol、1.00当量.)の溶液に、炭酸カリウム(127mg、1.26mmol、2.00当量.)及び4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(162mg、0.75mmol、1.20当量.)を加えた。80℃で12時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:7分で7% B~52% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として50mg(27%)の4-((5-シアノ-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:294.3(M+1)。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 11.32(s,1H),8.19(s,1H),8.01(s,2H),7.77-7.62(m,4H),7.15(d,J=8.0Hz,2H),5.45(s,2H).
実施例16
4-((5-カルバモイル-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボキサミド
3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボニトリル(400mg、2.51mmol、1.00当量.)を、水(0.4mL、22.20mmol)及び濃硫酸(2.4mL、45.03mmol、17.91当量)中において室温で溶解した。100℃で1時間撹拌した後、混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(150mL)で希釈し、水(50mL)及び炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(50mL×2)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取TLC(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 1:2)により精製して、淡黄色固体として120mg(22%)の3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボキサミドを得た。
工程2:4-((5-カルバモイル-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の3-オキソ-1,2-ジヒドロインダゾール-5-カルボキサミド(120mg、0.68mmol、80%、1.00当量.)の溶液に、水素化ナトリウム(24mg、1.02mmol、1.50当量)を0℃にてアルゴン雰囲気下で加えた。この温度で30分間撹拌した後、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(175mg、0.81mmol、1.20当量.)の溶液を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を、2N塩酸(5mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:7分で5% B~35% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として33.5mg(16%)の4-((5-カルバモイルノ-3-オキソ-2H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:312.3(M+1)。
1H-NMR:(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.97(s,1H),8.23(s,1H),7.97(s,2H),7.96-7.78(m,2H),7.69(d,J=7.8Hz,2H),7.55(d,J=8.7Hz,1H),7.17-7.11(m,3H),5.39(s,2H).
実施例17
1-(4-ボロノベンジル)-3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸(17a) 4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(17b)の合成
工程1:3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル
1H-インドール-5-カルボン酸メチル(240mg、1.370mmol、1.00当量)及びN-クロロスクシンイミド(366mg、2.740mmol、2.00当量)を、メタノール(5mL)中で溶解した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン/メタノール 99:1)により精製して、黄色固体として170mg(57%)の3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸メチルを得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:210.1(M+1)。
工程2:4-((3-クロロ-5-(メトキシカルボニル)インドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(160mg、0.740mmol、1.00当量、純度97%)及び炭酸カリウム(205mg、1.481mmol、2.00当量)の撹拌混合物に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(175mg、0.814mmol、1.10当量)を室温で加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体として210mg(81%)の4-((3-クロロ-5-(メトキシカルボニル)インドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:344.2(M+1)。
工程3:1-(4-ボロノベンジル)-3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸(17a)及び4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(17b)
4-((3-クロロ-5-(メトキシカルボニル)インドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(210mg、1.00当量、純度98%)を、ジオキサン(3mL)及び水性アンモニア(12mL)中で溶解した。80℃で48時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:8分で31% B~48% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:4.5分。灰白色固体としての55.1mg(収率27%)の1-(4-ボロノベンジル)-3-クロロ-1H-インドール-5-カルボン酸(17a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:330.2(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.70(s,1H),8.14(s,1H),8.02(s,2H),7.86(s,1H),7.81-7.61(m,4H),7.21-7.18(m,2H),5.46(s,2H).
画分2:Rt:6.62分。淡黄色固体としての58.4mg(収率29%)の4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(17b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:329.3(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.13(s,1H),8.01-7.90(m,3H),7.81-7.71(m,4H),7.58(d,J=8.7Hz,1H),7.21-7.18(m,3H),5.45(s,2H).
実施例18
4-((5-カルバモイル-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18a)、4-((5-(エトキシカルボニル)-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18b)、及び1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-3-メチルインドール-5-カルボン酸(18c)の合成
工程1:4-((5-(エトキシカルボニル)-3-メチルインドール-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸(18b)及び1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-3-メチルインドール-5-カルボン酸(18c)
標題の化合物は、3-メチル-1H-インドール-5-カルボン酸エチル(100mg、0.49mmol、1.00当量)が、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルの代わりに使用されたことを除いて、実施例7に記載される方法によって合成された。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール(20:1))により精製して、2つの画分を得た。
画分1:灰白色固体としての50mg(26%)の4-((5-(エトキシカルボニル)-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:338.3(M+1)。
画分2:灰白色固体としての100mg(純度85%)の1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-3-メチルインドール-5-カルボン酸(18c)をさらに、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で28% B~64% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として43.2mg(27%)の1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)-3-メチルインドール-5-カルボン酸(18c)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.3(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.42(s,1H),8.17(s,1H),7.99(s,2H),7.71-7.66(m,3H),7.46(d,J=8.4Hz,1H),7.34(s,1H),7.14(d,J=8.0Hz,2H),5.38(s,2H),2.29(s,3H).
工程2:4-((5-カルバモイル-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18a)
ジオキサン(3mL)中の4-((5-(エトキシカルボニル)-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18b)(50mg、0.13mmol、1.00当量、純度87%)の混合物に、水性アンモニア(3mL)を加えた。80℃で一晩撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で28% B~64% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として4.9mg(12%)の4-((5-カルバモイル-3-メチルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(18a)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:309.2(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 9.18(s,1H),8.45(s,1H),8.13(s,1H),7.86(s,1H),7.68-7.62(m,3H),7.43-7.39(m,1H),7.31-7.27(m,1H),7.14-7.10(m,3H),5.37(s,2H),2.30(s,3H).
実施例19
4-((6-メトキシ-5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ボロン酸(19a)、4-((5-メトキシ-6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニル-ボロン酸(19b)、4-((6-カルバモイル-5-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニルボロン酸(19c)、及び4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19d)の合成
工程1:4,5-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチル
メタノール(10mL)中の4-アミノ-2-メトキシ-5-ニトロ安息香酸メチル(1.00g、4.421mmol、1.00当量)の溶液に、10% Pd/C(200mg、0.20当量)を加えた。得られた混合物を、水素雰囲気下(2~3atm)にて室温で12時間撹拌した。反応混合物をCeliteに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色油として760mg(85%)の4,5-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチルを得た。
工程2:6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
DMF(10mL)中の4,5-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチル(710mg、3.535mmol、1.00当量、97%)の溶液に、イミダゾール塩酸塩(37mg、0.354mmol、0.10当量)を溶解させた。得られた混合物を、150℃で24時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色油として6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(510mg、59%)を得た。
工程3:4-((6-メトキシ-5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ボロン酸(19a) 4-((5-メトキシ-6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニル-ボロン酸(19b)の混合物
標題の化合物は、6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(480mg、1.979mmol、1.00当量、純度85%)が、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルの代わりに使用されたことを除いて、実施例7に記載される方法によって合成された。収量:600mg(純度86%)の4-((6-メトキシ-5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ボロン酸(19a)及び4-((5-メトキシ-6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-フェニル-ボロン酸(19b)の混合物。MS(ESI、陽イオン)m/z:341.3(M+1)。
工程4:4-((6-カルバモイル-5-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19c)及び4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19d)
標題の化合物は、4-((6-メトキシ-5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((5-メトキシ-6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(250mg、0.712mmol、1.00当量、純度97%)の混合物が出発材料として使用されたことを除いて、実施例14の工程2で記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Prep OBD C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(10mmol/L 炭酸アンモニウム+0.1%水性アンモニア)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:10分で10% B~15% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.38分。白色固体としての24.4mg(10%)の4-((6-カルバモイル-5-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19c)。MS(ESI、陽イオン)m/z:326.3(M+1)。1H-NMR:(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.45(s,1H),7.96(s,1H),7.78-7.59(m,3H),7.50-7.35(m,2H),7.21-7.18(m,2H),5.51(s,2H),3.92(s,3H).
画分2:Rt:8.88分。灰白色固体としての23.9mg(収率9%)の4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19d)。MS(ESI、陽イオン)m/z:326.3(M+1)。1H-NMR:(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.38(s,1H),8.15-8.06(m,3H),7.77-7.67(m,3H),7.46(s,1H),7.34-7.26(m,3H),5.52(s,2H),3.88(s,3H).
実施例20
(4-((6-カルバモイル-2-エチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(20a) 4-((5-カルバモイル-2-エチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(20b)の合成
工程1:2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
N,N-ジメチル-プロペンアミド(5mL)中の3,4-ジアミノ安息香酸メチル(500mg、3.01mmol、1.00当量.)の溶液に、1H-イミダゾール塩酸塩(63mg、0.60mmol、0.20当量.)を室温で加えた。140℃で24時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル=7:3)により精製して、褐色固体として0.36g(51%)の2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチルを得た。
1H-NMR:(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 12.79-12.33(brs,1H),8.08(s,1H),7.78(dd,J=8.4,1.6Hz,1H),7.55(d,J=8.4Hz,1H),3.85(s,3H),2.87(q,J=8.0Hz,2H),1.33(t,J=7.6Hz,3H).
工程2:2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸
メタノール(5mL)中の2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(300mg、1.47mmol、1.00当量.)の溶液に、水酸化ナトリウム(176mg、4.41mmol、3.00当量.)及び水(2mL)を室温で加えた。室温で1時間撹拌した後、混合物を、2N塩化水素(3mL)でpH=3まで調整し、白色沈殿が形成された。固体を濾過により回収し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、灰白色固体として0.25g(89%)の2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸を得た。
工程3:2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸(250mg、1.31mmol、1.00当量.)を、塩化チオニル(15mL)に加え、懸濁液を得て、これを80℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、褐色固体として中間体の酸塩化物を得て、これをジクロロメタン中で懸濁させ、メタノール中のアンモニアの撹拌溶液(10mL、7M、70mmol、53.26当量)に室温でゆっくりと加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、黄色固体として0.23g(92%)の2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミドを得た。
工程4:(4-((6-カルバモイル-2-エチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(20a)及び4-((5-カルバモイル-2-エチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(20b)
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の水素化ナトリウム(44mg、1.82mmol、1.50当量)の懸濁液に、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の2-エチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(230mg、1.22mmol、1.00当量.)の溶液を0℃で加えた。0℃で30分間撹拌した後、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(313mg、1.46mmol、1.20当量.)の溶液を、同じ温度で加えた。得られた混合物をさらに、室温で2時間撹拌した。反応混合物を2N塩化水素(5mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge C18 OBDカラム、100Å、19×250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で7% B~14% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt=5.35分。白色固体としての23.4mg(収率5%)の(4-((6-カルバモイル-2-エチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(20a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:323.8(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.04(d,J=1.6Hz,1H),8.01(s,2H),7.90(s,1H),7.78-7.70(m,3H),7.62(d,J=8.4Hz,1H),7.26(s,1H),7.04(d,J=7.9Hz,2H),5.52(s,2H),2.86(q,J=7.5Hz,2H),1.28(t,J=7.5Hz,3H).
画分2:Rt=7.13分。白色固体としての17.5mg(収率4%)の4-((5-カルバモイル-2-エチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(20b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:324.4(M+1)。1H-NMR:(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.69(s,0.7HCOOH),8.16(d,J=1.6Hz,1H),8.13(s,0.7HCOOH),8.02(s,2H),7.92(s,1H),7.76-7.70(m,3H),7.50(d,J=8.4Hz,1H),7.23(s,1H),7.04(d,J=8.1Hz,2H),5.52(s,2H),2.86(q,J=7.5Hz,2H),1.28(t,J=7.5Hz,3H).
実施例21
4-((5-(メトキシカルボニル)インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(21a)、1-(4-ボロノベンジル)-1H-インダゾール-5-カルボン酸(21b)及び4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(21c)の合成
工程1:4-((5-(メトキシカルボニル)インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(21a)
メタノール(15mL)中の1H-インダゾール-5-カルボン酸メチル(300mg、1.70mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(439mg、2.04mmol、1.20当量)及び炭酸カリウム(471mg、3.41mmol、2.00当量)を室温で加えた。80℃で一晩撹拌した後、得られた混合物を濾過した。濾塊を、メタノールで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:11分で28% B~36% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、標題の化合物分を得た。画分1:Rt:7.8分。白色固体としての220mg(収率37%)の4-((5-(メトキシカルボニル)インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(21a)。
1H-NMR:(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.51(dd,J=1.6,0.8Hz,1H),8.32(d,J=0.9Hz,1H),8.01(s,2H),7.97-7.89(m,1H),7.81(m,1H),7.74-7.66(m,2H),7.18(d,J=8.0Hz,2H),5.71(s,2H),3.87(d,J=1.5Hz,3H).
工程2:1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)インダゾール-5-カルボン酸及び4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
水性アンモニア(10mL)中の4-((5-(メトキシカルボニル)インダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(21a)(220mg、0.64mmol、1.00当量、純度90%)の溶液を、室温で1.5時間撹拌した。次に、反応混合物を、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:Sunfire prep C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:60mL/分;勾配:7分で5% B~50% B;220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:5.42分。白色固体としての32.8mg(17%)の1-((4-(ジヒドロキシボラニル)フェニル)メチル)インダゾール-5-カルボン酸(22c)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.2(M+1)。1H-NMR:(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 12.79(s,1H),8.50-8.42(m,1H),8.33-8.25(m,1H),8.04-7.87(m,3H),7.82-7.67(m,3H),7.24-7.14(m,2H),5.71(s,2H).
画分2:Rt:6.50分。白色固体としての50.9mg(収率27%)の4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(22d)。MS(ESI、陽イオン)m/z:295.9(M+1)。1H-NMR:(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.37(d,J=1.3Hz,1H),8.25(d,J=0.9Hz,1H),8.01(s,3H),7.91(dd,J=8.8,1.6Hz,1H),7.78-7.67(m,3H),7.33-7.27(m,1H),7.22-7.13(m,2H),5.70(s,2H).
実施例22
(4-((6-カルバモイル-2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(22a)及び(4-((5-カルバモイル-2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(22b)の合成
工程1:2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
ジメチルアセトアミド(15mL)中の3,4-ジアミノ安息香酸メチル(1.00g、6.02mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、イミダゾール塩酸塩(307mg、3.01mmol、0.50当量)を室温で加えた。150℃で8時間撹拌した後、混合物を水に注いだ。水層を、塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:PE/EA 4:1)により精製して、褐色固体として0.95g(収率71%)の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチルを得た。
工程2:2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸
MeOH(5.00mL)及びH
2O(5.00mL)中の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、2.63mmol、1.00当量、86%)の撹拌溶液に、NaOH(210mg、5.23mmol、2当量)を室温で加えた。室温で2時間撹拌した後、混合物を、濃塩酸でpH4~5まで0℃で酸性化した。沈殿した固体を濾過により回収し、水で洗浄し、真空中で乾燥させて、300mg(収率74%)の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸を得た。
工程3:2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
塩化チオニル(10mL)中の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸(300mg、1.70mmol、1.00当量)の懸濁液を、80℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で蒸発乾固させた。残渣を、ジクロロメタン(10mL)中で懸濁させ、メタノール中のアンモニアの撹拌溶液(10mL、7M、70mmol、41.11当量)に室温でゆっくりと加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、灰白色固体として180mg(収率60%)の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミドを得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:176.25(M+1)。
工程4:(4-((6-カルバモイル-2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)-ボロン酸(22a)及び(4-((5-カルバモイル-2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-フェニル)ボロン酸(22b)
N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中の水素化ナトリウム(43mg、1.78mmol、2.0当量)の懸濁液に、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(180mg、0.89mmol、1.00当量、80%)を0℃で加えた。0℃で30分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(230mg、1.07mmol、1.20当量)を室温で加え、混合物をさらに、室温で2時間撹拌した。混合物を2N塩化水素でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で2 B~9 B;254/220nm;RT1:7.62;9.32;RT2:;注入体積:ml;実行の番号:;で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.62分。白色固体としての84mg(収率29%)の4-((6-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(22a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.3(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ 12.95-12.63(s,0.3HCOOH),δ 8.20-7.91(m,4H),7.73(d,J=7.8Hz,3H),7.50(d,J=8.5Hz,1H),7.24(s,1H),7.07(d,J=7.9Hz,2H),5.51(s,2H),2.53(s,3H).
画分2:Rt:9.32分。白色固体としての110mg(収率37%)の4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(22b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.3(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ 8.14(s,1H),8.05(s,2H),7.92(s,1H),7.74(d,J=7.7Hz,3H),7.58(d,J=8.4Hz,1H),7.28(s,1H),7.07(d,J=7.7Hz,2H),5.51(s,2H),2.54(d,J=2.2Hz,3H).
実施例23
4-((6-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23a)及び4-((5-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23b)の合成
工程1:2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
標題の化合物は、N,N-ジメチルイソブチルアミド(5mL)がジメチルアセトアミドの代わりに使用されたことを除いて、実施例22の工程1において記載される方法によって合成された。
工程2:2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(220mg)及び水酸化ナトリウム(121mg、3.02mmol、3.00当量.)が使用されたことを除いて、実施例22の工程2において記載される方法によって合成された。
工程3:2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸(180mg)が使用されたことを除いて、実施例22の工程3において記載される方法によって合成された。
工程4:4-((6-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23a)及び4-((5-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23b)
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(160mg)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件、カラム XBridge C18 OBDカラム、100Å、19×250、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で7% B~15% B;220及び254nmで分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt=5.55分。白色固体としての43.4mg(収率16%)の4-((6-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:338.3(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.06-8.01(m,3H),7.90(s,1H),7.76-7.67(m,3H),7.62(d,J=8.3Hz,1H),7.59(s,1H),7.00(d,J=8.0Hz,2H),5.56(s,2H),3.31-3.22(m,1H),1.24(d,J=6.8Hz,6H).
画分2:Rt=7.22分。白色固体としての37.6mg(収率13%)の4-((5-カルバモイル-2-イソプロピル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(23b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:338.4(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.16(s,1H),8.03(s,2H),7.91(s,1H),7.74-7.70(m,3H),7.46(d,J=8.4Hz,1H),7.24(s,1H),7.00(d,J=8.0Hz,2H),5.55(s,2H),3.31-3.22(m,1H),1.24(d,J=6.8Hz,6H)
実施例24
4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
工程1:3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル及び1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(1.50g、8.51mmol、1.00当量)を、MeOH(20.00mL)中で溶解した。次に、1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン(2.56g、10.22mmol、1.20当量)及びCs
2CO
3(3.61g、11.07mmol、1.30当量)を加えた。室温で12時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MEOH 98:2)により精製して、黄色固体として2.3g(収率77%)の3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル及び1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチルの混合物を得た。
工程2:3-((4-(ジエトキシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキシラート及び1-((4-(ジエトキシシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
THF(15.00mL)中の3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル及び1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(1.20g、3.44mmol、1.00当量、99%)の混合物に、亜リン酸ジエチル(0.62g、4.47mmol、1.30当量)、Cs
2CO
3(1.68g、5.16mmol、1.50当量)及びPd(PPh
3)
4(398mg、0.34mmol、0.10当量)を室温で加えた。得られた混合物を、マイクロ波反応器中において100℃で3時間照射した。反応混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MeOH 96:4)により精製して、黄色固体として0.8g(収率56%)の3-((4-(ジエトキシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル及び1-((4-(ジエトキシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(比=1:1)の混合物を得た。
工程3:4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジエチル
3-((4-(ジエトキシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル及び1-((4-(ジエトキシホスホリル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(700mg、1.69mmol、1.00当量)の混合物を、NH
3ーH
2O(15.00mL)に加えた。80℃で2時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5um;移動相A:水(0.05% NH
3H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で13 B~16 B;254/220nm;RT 5.48:;注入体積:ml;実行の番号によって精製して、白色固体として80mg(収率12%)の4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジエチルを得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:388.00(M+1)。
1H NMR(300MHz,Methanol-d
4)δ 8.46(s,1H),8.30(dd,J=1.7,0.7Hz,1H),7.93-7.69(m,3H),7.56-7.35(m,3H),5.66(s,2H),4.10(m,4H),1.31(m,6H).
工程4:4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸
DCM(5.00mL)中の4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(75.00mg、0.19mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、ブロモトリメチルシラン(296.40mg、1.97mmol、10.00当量)を室温で滴下して加えた。得られた混合物を、室温で12時間撹拌した。反応を、MeOH(5mL)の添加によりクエンチした。減圧下での濃縮の後、粗生成物を、ヘキサン(5mL)及びMeOH/DCM=1:1(5mL×2)で洗浄して、白色固体として25.3mg(収率39%)の4-((5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:332.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6)δ 9.40(d,J=4.0Hz,1H),8.31(d,J=1.5Hz,1H),8.14(s,1H),7.97(dd,J=8.7,1.5Hz,1H),7.79(d,J=8.6Hz,1H),7.74-7.61(m,2H),7.48(dd,J=8.1,3.2Hz,3H),5.76(s,2H).
実施例25
(4-((4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸ジエチル(25a)及び4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(25b)の合成
工程1:4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン
4-クロロ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(1.00g、6.51mmol、1.00当量)に、NaOMe(17.00mL、MeOH中の30%)を室温で加えた。得られた混合物を、油浴中において120℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機層を減圧下で濃縮して、白色固体として4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(520mg、収率52.29%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:149.95(M+1)。
工程2:4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(96a)
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(250.00mg、1.68mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(772mg、2.51mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN:MEOH=4:1;流速:45mL/分;勾配:10分で25 B~40 B;254、220nm;RT1:6.48分;RT2:7.75分)で分取HPLCにより精製して、標題の化合物を得た。
画分1:Rt:6.48分。白色固体としての100mg(収率15.9%)の4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(25a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:376.10(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.42(s,1H),7.86(d,J=5.8Hz,1H),7.76-7.62(m,2H),7.45-7.35(m,2H),7.21(d,J=5.8Hz,1H),5.61(s,2H),4.05-3.91(m,7H),1.20(t,J=7.0Hz,6H).
工程3:4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(25b)
標題の化合物を、4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)-フェニルホスホン酸ジエチル(100.00mg、0.27mmol)が使用されたことを除いて実施例35の工程2によって合成して、4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(25b、16.2mg、19.6%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:306.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm/D
2O)δ 11.90(s,1H),9.22(s,1H),7.72-7.62(m,2H),7.48-7.37(m,3H),6.68(d,J=7.2Hz,1H),5.64(s,2H).
実施例26
(4-((5-カルバモイル-1H-インダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸ジエチル(26a)及び4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(26b)の合成
工程1:1H-インダゾール-5-カルボキサミド
NH
3.H
2O(10mL)中の1H-インダゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、2.84mmol、1.00当量)を、油浴中において80℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:ジクロロメタン/メチルアルコール 93:7)により精製して、灰白色固体として1H-インダゾール-5-カルボキサミド(122mg、収率23.3%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:162.20(M+1)。
工程2:4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(26a)
標題の化合物は、1H-インダゾール-5-カルボキサミド(122mg、0.76mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホナート(348.74mg、1.14mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で25 B~30 B;254/220nm;RT1:6.17分;RT2:8.20分)で分取HPLCによって合成した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、標題の化合物分を得た。
画分1:Rt:6.17分。白色固体としての89mg(収率44.9%)の4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(26a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:388.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.38(s,1H),8.31-8.25(m,1H),8.00(s,1H),7.93(dd,J=8.9,1.5Hz,1H),7.77(d,J=8.9Hz,1H),7.67(dd,J=12.9,7.9Hz,2H),7.34(dd,J=8.0,3.9Hz,3H),5.79(s,2H),3.98(m,4H),1.20(t,J=7.0Hz,6H).
工程3:4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(26b)
標題の化合物は、4-((5-カルバモイルインダゾール-1-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジエチル(89mg、0.23mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2によって合成された。(26b、27.4mg、35.7%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:330.15(M-1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.37(d,J=1.4Hz,1H),8.26(s,1H),7.98(s,1H),7.91(dd,J=8.7,1.6Hz,1H),7.74(d,J=8.8Hz,1H),7.59(dd,J=12.5,7.9Hz,2H),7.49-6.89(m,3H),5.72(s,2H).
実施例28
(4-((5-(メチルスルホニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)-ボロン酸(28a)及び4-((6-(メチルスルホニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(28b)の混合物の合成
工程1:5-メタンスルホニル-1H-1,3-ベンゾジアゾール
N,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中の4-メタンスルホニルベンゼン-1,2-ジアミン(150mg、0.81mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、HMDS(130mg、0.805mmol、1.00当量)を加えた。120℃で一晩撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残渣をメタノール(10mL)中で溶解し、沈殿した固体を濾過により回収し、メタノールで洗浄し、真空下で乾燥させて、灰色固体として150mg(84%)の5-メタンスルホニル-1H-1,3-ベンゾジアゾールを得た。
工程2:4-((5-メタンスルホニル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-メタンスルホニル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の混合物
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の5-メタンスルホニル-1H-1,3-ベンゾジアゾール(150mg、0.68mmol、1.00当量、89%)の撹拌溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(175mg、0.82mmol、1.20当量)及び炭酸カリウム(188mg、1.36mmol、2.00当量)を0℃で加えた。室温で一晩撹拌した後、得られた混合物を、減圧下で濃縮した。残渣をメタノール(20mL)中で溶解し、固体を濾別した。濾液を濃縮し、以下の条件、カラムで分取HPLCにより精製した:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(10mmol/L 炭酸水素アンモニウム)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で20% B~25% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として44.5mg(18%)の4-((5-メタンスルホニル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(97a)及び4-((6-メタンスルホニル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(97b)(比1:1)の混合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:331.2(M+1)。
1H-NMR:(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.71-8.67(m,1H),8.22-8.15(m,1H),8.05(s,2H),7.92-7.73(m,4H),7.28-7.25(m,2H),5.64-5.59(m,2H),3.20-3.18(m,3H).
実施例29
(4-((5-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(29a)及び(4-((6-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(29b)の混合物の合成
工程1:1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル及び3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル
エタノール(10mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル(400mg、2.794mmol、1.00当量)の溶液に、水酸化カリウム粉末(204mg、3.633mmol、1.30当量)及び1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン(838mg、3.353mmol、1.20当量)を加えた。室温で12時間撹拌した後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン/メタノール 97:3)により精製して、灰白色固体として510mgの1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル及び3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルの混合物を得た。
工程2:4-((5-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル及び4-((6-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル
テトラヒドロフラン(4mL)中の1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル及び3-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル(210mg、0.666mmol、1.00当量、純度99%)の混合物に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(77mg、0.067mmol、0.10当量)、炭酸セシウム(282mg、0.866mmol、1.30当量)及びジエチルホスホナート(110mg、0.799mmol、1.20当量)を室温で加えた。得られた混合物を、マイクロ波反応器中において100℃で10分間照射した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン/メタノール 95:5)により精製して、黄色固体として225mg(90%)の4-((5-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル及び4-((6-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチルの混合物を得た(比=1:1)。MS(ESI、陽イオン)m/z:370.35(M+1)。
工程3:(4-((5-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(29a)及び(4-((6-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(29b)
ジクロロメタン(5mL)中の4-((5-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル及び4-((6-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(210mg、0.563mmol、1.00当量、純度99%)の混合物に、ブロモトリメチルシラン(1.72g、11.257mmol、20当量)を室温で加えた。溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、以下の条件で分取HPLCにより精製した。カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10um;移動相A:水(10mmol/L 炭酸水素アンモニウム)、移動相B:アセトニトリル;流速:25mL/分;勾配:7分で4% B~18% B、220及び254nm。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、白色固体として119.5mg(66%)の(4-((5-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)-ホスホン酸(29a)及び(4-((6-シアノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(29b)の混合物を得た(比=1:1)。MS(ESI、陽イオン)m/z:314.2(M+1)。
1H-NMR:(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.69(d,J=10.7Hz,1H),8.22(s,1H),7.84(d,J=8.4Hz,1H),7.72-7.53(m,3H),7.36-6.80(m,4H),5.54(s,2H).
実施例30
4-((5-カルバモイル-4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-アミノ-5-クロロ-2-メトキシベンゾアート
DMF(50.00mL)中の4-アミノ-2-メトキシ安息香酸メチル(5.00g、27.595mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、NCS(3.70g、27.709mmol、1.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を、油浴中において70℃で12時間撹拌し、続いて室温で水によりクエンチした。得られた混合物をEtOAcで抽出し、合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。濾過の後、濾液を減圧下で濃縮し、残渣を、PE/EtOAc(30:70)で溶出されるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄緑色固体として4-アミノ-5-クロロ-2-メトキシ安息香酸メチル(4.9g、収率82.4%)を得た。
工程2:4-アミノ-5-クロロ-3-ヨード-2-メトキシベンゾアート
AcOH(20.00mL)中の4-アミノ-5-クロロ-2-メトキシ安息香酸メチル(0.80g、3.71mmol、1.00当量)の溶液に、NIS(0.83g、3.71mmol、1.00当量)を加えた。室温で4時間撹拌した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水及び塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル=6:1)により精製して、白色固体として1.0g(収率79%)の4-アミノ-5-クロロ-3-ヨード-2-メトキシ安息香酸メチルを得た。
工程3:7-クロロ-4-メトキシ-2-(トリメチルシリル)-1H-インドール-5-カルボン酸メチル
THF(30.00mL)中の4-アミノ-5-クロロ-3-ヨード-2-メトキシ安息香酸メチル(1.00g、2.93mmol、1.00当量)の混合物に、エチニルトリメチルシラン(0.48g、5.85mmol、2.00当量)、K
2CO
3(0.81g、5.86mmol、2.00当量)、X-Phos(0.28g、0.59mmol、0.20当量)及びPd(PPh
3)
4、(0.34g、0.29mmol、0.10当量)を加えた。アルゴン雰囲気下にて80℃で一晩撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水に注ぎ、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、シリカゲル120g上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル-酢酸エチル 100%、8:1)により精製して、褐色固体として7-クロロ-4-メトキシ-2-(トリメチルシリル)-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(350mg、収率31%)を得た。
工程4:7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル
DCM(10.00mL)中の7-クロロ-4-メトキシ-2-(トリメチルシリル)-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(350.00mg、1.122mmol、1.00当量)の混合物に、TFA(2mL)を加えた。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を水に注いだ。水層をDCMで抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、シリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル-酢酸エチル 100%、8:1)により精製して、褐色固体として7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(250mg、収率87%)を得た。
工程5:4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル
MeOH(5.00mL)中の7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(265mg、1.10mmol、1.00当量)の混合物に、Pd/C(30mg)を加えた。24時間撹拌した後、得られた混合物を、Celiteに通して濾過した。濾塊をMeOHで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲル40g上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル-酢酸エチル 100%、5:1)により精製して、淡褐色固体として4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボキサミド(210mg、収率94.9%)を得た。
工程6:4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボキサミド
水性アンモニア(10mL)中の4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボン酸メチル(210mg、1.02mmol、1.00当量)の混合物を、80℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲル100g上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:MeOH/DCM 100%、5:95)により精製して、淡褐色固体として4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボキサミド(150mg、収率77%)を得た。
工程7:4-((5-カルバモイル-4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-インドール-5-カルボキサミド(150mg、0.79mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で9 B~35 B;254/220nm;RT:2.95分)で分取HPLCにより精製して、白色固体として8.8mg(収率3.3%)の4-((5-カルバモイル-4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:325.30(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.01(s,2H),7.79-7.46(m,5H),7.34(s,1H),7.18(dd,J=16.9,8.1Hz,3H),6.75(s,1H),5.43(s,2H),4.10(d,J=1.8Hz,3H).
実施例31
4-((4-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:インドール-4-カルボキサミド
EtOH(4.00mL)及びH
2O(1.00mL)の混合物中の1H-インドール-4-カルボニトリル(100mg、0.70mmol、1.00当量)の溶液に、Parkins触媒(30.05mg、0.070mmol、0.10当量)を室温で加え、100℃で3時間撹拌した。混合物を、室温まで冷却し、減圧下で濃縮して、淡黄色固体としてインドール-4-カルボキサミド(85mg、75%)を得た。
工程2:4-((4-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、インドール-4-カルボキサミド(85mg、0.53mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で18 B~30 B;254/220nm;RT:6.93分)により精製して、白色固体として53.4mg(収率33.1%)の4-((4-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:295.25(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.00(d,J=4.4Hz,2H),7.72(s,1H),7.70-7.67(m,2H),7.61-7.54(m,2H),7.47(d,J=7.3Hz,1H),7.22(s,1H),7.17-7.08(m,3H),6.95(d,J=3.1Hz,1H),5.47(s,2H).
実施例32
4-(イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イルメチル)フェニルボロン酸(32a)及び4-(イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イルメチル)フェニルボロン酸(32b)の合成
標題の化合物の混合物は、3,5-ジアザインドール(238mg、1.998mmol、1.00当量)が使用されたことを除いて、実施例13によって合成された。収量:112.1mg(純度21%)の4-(イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イルメチル)フェニルボロン酸(32a)及び4-(イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イルメチル)フェニルボロン酸(32b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:254.3(M+1)。
1H-NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 9.27-9.21(m,1H),8.49-8.40(m,1H),8.23-8.17(m,1H),7.84-7.78(m,3H),7.39-7.29(m,2H),5.68-5.62(m,2H).
実施例33
4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(33a)及び4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(33b)の合成
工程1:3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボニトリル
POCl
3(8.00mL)中の3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド(80mg、0.493mmol、1.00当量)の溶液を、油浴中において110℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:EA/MEOH 85:15)により精製して、白色固体として88mg(収率55%)の3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボニトリルを得た。
工程2:4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(33a)及び4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(33b)の混合物
標題の化合物は、3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボニトリル(78mg、0.54mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。粗生成物を、以下の条件で分取HPLCにより精製した。(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で5 B~30 B;254:220nm)によって、白色固体として26.2mg(収率34%)の4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(33a)及び4-((6-シアノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(33b)の混合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:279.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.10(d,J=8.7Hz,1H),8.88(dd,J=8.6,2.5Hz,1H),8.56-8.44(m,1H),8.08(s,2H),7.76(d,J=7.6Hz,2H),7.35(d,J=7.6Hz,2H),5.64(d,J=23.7Hz,2H).
実施例34
4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(34a)及び4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(34b)の合成
工程1:1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボニトリル
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.93mmol)が使用されたことを除いて、実施例33の工程1によって合成された。収量:灰白色固体としての130mg(91.0%)。
工程2:4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(34a)及び4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(34b)
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボニトリル(150mg、1.04mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で5 B~30 B;254/220nm;RT1:8.82分;RT2:9.12分)で分取HPLCにより精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:8.82分、白色固体としての20.7mg(収率7.07%)の4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(34b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:278.85(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.98(s,1H),8.23(d,J=8.2Hz,1H),8.07(s,2H),7.89(d,J=8.3Hz,1H),7.75(d,J=7.8Hz,2H),7.31(d,J=7.8Hz,2H),5.61(s,2H).
画分2:Rt:9.12分。白色固体としての16.4mg(収率5.42%)の4-((5-シアノイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(34a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:279.20(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.94(s,1H),8.36(d,J=8.2Hz,1H),8.07(s,2H),7.93(d,J=8.2Hz,1H),7.78-7.72(m,2H),7.29(d,J=7.7Hz,2H),5.56(s,2H).
実施例35
4-((4-ヒドロキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-インドール(200mg、1.36mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。収量:淡褐色固体として200mg(52.0%)。
工程2:4-((4-ヒドロキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
DCM(5.00mL)中の4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(180mg、0.640mmol、1.00当量)の溶液に、BBr
3(1.00mL)を加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、続いて減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で41 B~42 B;254/220nm;RT:6.3分)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として17.8mg(収率9.3%)の4-((4-ヒドロキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:268.10(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.40(s,1H),8.01(s,2H),7.74-7.65(m,2H),7.31(d,J=3.2Hz,1H),7.11(d,J=7.8Hz,2H),6.92-6.78(m,2H),6.52(dd,J=3.2,0.6Hz,1H),6.37(dd,J=6.7,1.7Hz,1H),5.34(s,2H).
実施例36
4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36a)及び4-((7-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36b)の合成
工程1:4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((7-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(200mg、1.35mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。収量:淡褐色固体としての220mg(57.2%)の4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((7-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(比=1:1)の混合物。
工程2:4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36a)及び4-((7-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36b)
標題の化合物は、4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(150mg、0.532mmol)が使用されたことを除いて、実施例35の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、19mm×250um;移動相A:水(10MMOL/L、NH4HCO3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で10 B~30 B;254/220nm;RT1:6.67分;RT2:6.99分)で分取HPLCにより精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.67分。白色固体としての41.2mg(収率28.0%)の4-((7-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:269.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.97(s,1H),8.25(s,1H),8.01(s,2H),7.85-7.65(m,2H),7.26-7.06(m,3H),6.96(t,J=7.9Hz,1H),6.59(dd,J=7.7,1.0Hz,1H),5.63(s,2H).
画分2:Rt:6.99分。白色固体としての11.9mg(収率8.1%)の4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(36a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:269.30(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.77(s,1H),8.24(s,1H),8.03(s,2H),7.77-7.69(m,2H),7.22(d,J=8.0Hz,2H),6.90(t,J=7.9Hz,2H),6.54(dd,J=7.6,1.1Hz,1H),5.43(s,2H).
実施例37
4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(37a)及び4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(37b)の合成
工程1:4-メトキシ-2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン
MeOH(5.00mL)中の2-メトキシピリジン-3,4-ジアミン(300mg、2.156mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、Pd/C(210mg、1.078mmol、0.5当量)及びアセトアルデヒド(95mg、1.617mmol、1.50当量)を加えた。油浴中において120℃で12時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。24時間撹拌した後、得られた混合物をCeliteに通して濾過し、濾塊をMeOHで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 3:2)により精製して、白色固体として4-メトキシ-2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(300mg、収率56.3%)を得た。
工程2:4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(37a)及び4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(37b)
NaH(101mg、4.204mmol、2当量)を、室温で窒素によりパージされた三口フラスコに入れた。DMF(6.00mL)中の4-メトキシ-2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(343mg、2.10mmol、1.00当量)の溶液を、0℃で加えた。30分間撹拌した後、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(542mg、2.522mmol、1.20当量)を0℃で加えた。混合物を室温でさらに1時間撹拌し、続いて塩酸(3N、5.0mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100Å、5μm、19mm×250um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で5 B~12 B;254/220nm;RT1:7.13分;RT2:8.42分)で分取HPLCにより精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.13分。32.7mg(収率5.3%)の4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(37b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.25(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.27(d,J=5.8Hz,1H),8.06(s,2H),7.73(d,J=7.7Hz,2H),7.09(dd,J=11.1,7.1Hz,3H),6.51(d,J=7.0Hz,1H),5.73(s,2H),2.35(s,3H).
画分2:Rt:8.42分。白色固体としての3.7mg(収率0.6%)の4-((4-ヒドロキシ-2-メチルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(37a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.25(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.12(s,1H),8.45(s,2H),7.73(d,J=7.6Hz,2H),7.05(d,J=7.6Hz,3H),6.52(d,J=7.0Hz,1H),5.38(s,2H),2.39(s,3H).
実施例38
4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(38a)及び4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(38b)の合成
工程1:2-エチル-4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン
化合物は、2-メトキシピリジン-3,4-ジアミン(500mg、3.59mmol)及びプロピオンアルデヒド(208mg、3.59mmol)が使用されたことを除いて、実施例37の工程1によって合成された。収量:200mg(30.8%)。
工程2:4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(38a)及び4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(38b)
標題の化合物は、2-エチル-4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(350mg、1.975mmol)が使用されたことを除いて、実施例37の工程2によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で8 B~25 B;254/220nm;RT1:5.08分;RT2:6.10分)で分取HPLCにより精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:5.08分。12.7mg(収率2.1%)の4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(38b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:298.25(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.27(d,J=5.7Hz,1H),8.15(d,J=39.2Hz,2H),7.73(d,J=7.6Hz,2H),7.13-7.03(m,3H),6.55(d,J=6.9Hz,1H),5.75(s,2H),2.67(q,J=7.5Hz,2H),1.16(t,J=7.5Hz,3H).
画分2:Rt:6.10分。白色固体としての13.8mg(収率2.3%)の4-((2-エチル-4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(38a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:298.20(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.11(d,J=5.5Hz,1H),8.10(s,2H),7.74(d,J=7.8Hz,2H),7.06(dd,J=29.5,7.0Hz,3H),6.52(d,J=7.0Hz,1H),5.39(s,2H),2.71(q,J=7.5Hz,2H),1.21(t,J=7.4Hz,3H).
実施例39
4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(39a)及びギ酸を伴う4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(39a)の合成
工程1:2-イソプロピル-4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン
標題の化合物は、2-メトキシピリジン-3,4-ジアミン(500mg、3.59mmol)及びイソブチルアルデヒド(285mg、3.952mmol)が使用されたことを除いて、実施例37の工程1において記載される方法によって合成された。収量:370mg(46.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:192.25(M+1)。
工程2:4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(39a)及び4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(39b)
化合物は、2-イソプロピル-4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(370mg、1.935mmol)が使用されたことを除いて、実施例22における工程4によって合成され、残渣をメタノール(5mL)中で溶解し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、褐色固体として420mg(収率58.6%)の4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(比=1:1)の混合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:325.90(M+1)。
工程3:4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(39a)及び4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸ギ酸塩(39a)
ACN(10.00mL)中の4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-イソプロピル-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸)(420mg、1.033mmol、1.00当量、80%)の混合物の溶液に、TMSI(1.29g、6.458mmol、5当量)を室温で加えた。得られた混合物を、90℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で9 B~20 B;254/220nm;RT1:8.12分;RT2:8.90分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:8.12分。ギ酸塩(淡黄色固体)としての74.2mg(収率19.5%)の4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(39b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:312.25(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ11.27(d,J=5.8Hz,1H),8.14(s,1H),8.03(s,2H),7.73(d,J=7.9Hz,2H),7.09(dd,J=16.9,7.1Hz,3H),6.56(d,J=6.9Hz,1H),5.80(s,2H),3.10(m,1H),1.12(d,J=6.7Hz,6H).
画分2:Rt:8.90分。灰白色固体としての108.3mg(収率33.0%)の4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(39a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:312.30(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ11.11(d,J=5.9Hz,1H),8.05(s,2H),7.74(d,J=7.8Hz,2H),7.10(t,J=6.5Hz,1H),7.00(d,J=7.8Hz,2H),6.57-6.44(m,1H),5.44(s,2H),3.19-3.09(m,1H),1.18(d,J=6.8Hz,6H).
実施例40
4-((4-ヒドロキシ-2-メチルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-メトキシ-2-メチル-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン
THF(10mL)中の3-ヨード-2-メトキシピリジン-4-アミン(500mg、2.00mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、K
2CO
3(552mg、4.0mmol、2.00当量)、Pd(PPh
3)
4(231mg、0.200mmol、0.10当量)、XPhos(191mg、0.400mmol、0.20当量)及びプロピン(THF中の1M)(6.00mL、6.000mmol、3.00当量)をアルゴン雰囲気下で加えた。反応混合物を8時間還流した。減圧下で蒸発させてTHFを除去した後、残渣を、シリカゲルカラム上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EtOAc、勾配 100:0~85:15)により精製して、褐色固体として4-メトキシ-2-メチル-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(150mg、35.6%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:163.25(M+1)。
工程2:4-((4-メトキシ-2-メチルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
この化合物は、4-メトキシ-2-メチル-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(150mg、0.712mmol)が使用されたことを除いて、実施例22における工程4と同じように合成された。収量:淡褐色固体として150mg(66.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.30(M+1)。
工程3:4-((4-ヒドロキシ-2-メチルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
ACN(5mL)中の4-((4-メトキシ-2-メチルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(150mg、0.52mmol、1.00当量)の溶液に、TMSI(0.5mL)を加えた。90℃で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10MMOL/L NH4HCO3+0.1% NH3.H2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で15 B~70 B;254/220nm;RT:6.3分)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-ヒドロキシ-2-メチルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(25.8mg、収率17.6%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.63(d,J=5.5Hz,1H),8.02(s,2H),7.77-7.68(m,2H),7.12(d,J=7.8Hz,2H),6.96-6.86(m,2H),6.42(d,J=7.1Hz,1H),5.23(s,2H),2.31(d,J=1.0Hz,3H).
実施例41
4-((5-カルバモイル-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド
MeOH(15.00mL)中の7M NH
3(g)中の5-クロロ-2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(500.00mg、3.001mmol、1.00当量)の溶液に、Pd(dppf)Cl
2CH
2Cl
2(122.54mg、0.150mmol、0.05当量)を加えた。得られた混合物を、一酸化炭素で5分間パージし、一酸化炭素(20atm.)雰囲気下にて120℃で6時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 1:1)により精製して、淡黄色固体として400mg(収率72.2%)の2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミドを得た。
工程2:4-((5-カルバモイル-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.856mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100mm×5um、19mm×250mm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で20 B~30 B;254/220nm)により精製して、白色固体として67.3mg(収率25.1%)の4-((5-カルバモイル-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.25(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.00(s,3H),7.92(d,J=8.5Hz,1H),7.80(d,J=8.5Hz,1H),7.71(d,J=7.8Hz,2H),7.38(d,J=3.3Hz,1H),6.96(d,J=7.8Hz,2H),6.54(s,1H),5.50(s,2H),2.44(s,3H).
実施例42
4-((5-シアノ-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル
標題の化合物は、2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド(250mg、1.43mmol)が使用されたことを除いて、実施例33の工程1によって合成された。収量:褐色固体としての75mg(78.0%)。
工程2:4-((5-シアノ-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル(175mg、1.113mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成され、残渣を、分取HPLC 分取HPLC(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100mm×5um、19mm×250mm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で30 B~40 B;254、220nm)により精製して、白色固体として4-((5-シアノ-2-メチルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(74.5mg、収率22.5%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:292.25(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.07-7.99(m,3H),7.71(d,J=7.7Hz,2H),7.65(d,J=8.4Hz,1H),6.96(d,J=7.7Hz,2H),6.62(s,1H),5.54(s,2H),2.45(s,3H).
実施例43
4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:6-クロロ-2-(3-メチルブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-アミン
ACN(10.00mL)中の6-クロロ-2-ヨードピリジン-3-アミン(900mg、3.537mmol、1.00当量)の溶液に、TEA(8mL)、CuI(33.68mg、0.177mmol、0.05当量)、Pd(PPh
3)
4(408.71mg、0.354mmol、0.10当量)及び1-ブチン,3-メチル-(265mg、3.891mmol、1.1当量)をアルゴン雰囲気下にて室温で加えた。室温で20時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 2:3)により精製して、淡褐色固体として6-クロロ-2-(3-メチルブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-アミン(620mg、収率90%)を得た。
工程2:5-クロロ-2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
乾燥DMF(5.00mL)中の6-クロロ-2-(3-メチルブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-アミン(580mg、2.980mmol、1.00当量)の溶液に、t-BuOK(669mg、5.959mmol、2当量)を室温で加えた。室温で4時間撹拌した後、反応混合物を冷水に注ぎ、褐色の沈殿物が形成された。固体を濾過により回収し、水で洗浄し、空気中で乾燥させて、褐色固体として5-クロロ-2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(440mg、収率75.9%)を得た。
工程3:2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド
標題の化合物は、5-クロロ-2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(500mg、2.569mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1によって合成された。収量:黄色固体としての390mg(63.7%)。
工程4:4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.74mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で20 B~38 B;254/220nm)で分取HPLCにより精製して、黄色固体として4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(76.1mg、収率29.5%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:338.30(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 7.98(d,J=15.7Hz,3H),7.89-7.74(m,2H),7.67(d,J=7.7Hz,2H),7.40(d,J=3.2Hz,1H),6.87(d,J=7.7Hz,2H),6.54(s,1H),5.54(s,2H),3.09(sept,J=6.8Hz,1H),1.22(d,J=6.7Hz,6H).
実施例44
4-((5-シアノ-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.74mmol)が使用されたとこを除いて、実施例33における工程1によって合成された。収量:35mg、(15.8%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:186.20(M+1)。
工程2:4-((5-シアノ-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル(35mg、0.19mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で15 B~65 B;254/220nm)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-シアノ-2-イソプロピルピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(38.6mg、収率63.3%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:320.30(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.06-7.87(m,3H),7.65(m,3H),6.88(d,J=7.9Hz,2H),6.64(s,1H),5.57(s,2H),3.11(sept,J=6.8Hz,1H),1.21(d,J=6.7Hz,6H).
実施例45
4-((4-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45a)及び4-((7-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45b)の合成
工程1:4-クロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール
H
2O(5.00mL)中の3-クロロベンゼン-1,2-ジアミン(200mg、1.403mmol、1.00当量)の懸濁液に、HCOOH(129mg、2.805mmol、2.0当量)を加えた。得られた混合物を、100℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を、2M水酸化ナトリウムでpH=9まで調整し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発乾固させて、黄褐色固体として4-クロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(180mg、収率84.1%)を得た。
工程2:4-((4-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45a)及び4-((7-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45b)
標題の化合物は、4-クロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(180mg、1.18mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で20 B~30 B;254、220nm;RT1:6.45分;RT2:7.58分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.45分。灰白色固体としての30.0mg(収率7.6%)の4-((4-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.15(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.50(s,1H),8.07(s,2H),7.75-7.63(m,2H),7.47(m,1H),7.30-7.12(m,4H),5.51(s,2H).
画分2:Rt:7.58分。灰白色固体としての33.3mg(収率8.4%)の4-((7-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(45b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.10(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.49(d,J=12.1Hz,1H),8.04(s,2H),7.75-7.63(m,3H),7.29-7.14(m,2H),7.00(d,J=7.8Hz,2H),5.75(s,2H).
実施例46
4-((4,6-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(46a)及び4-((5,7-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(46a)の合成
工程1:4,6-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール
標題の化合物は、3,5-ジクロロベンゼン-1,2-ジアミン(300.00mg、1.70mmol)が使用されたことを除いて、実施例45の工程1によって合成された。収量:淡黄色固体としての280mg(88.4%)。
工程2:4-((4,6-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((5,7-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4,6-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(150mg、0.802mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で35 B~40 B;254/220nm;RT1:7.03分;RT2:8.47分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.03分。白色固体としての27.9mg(収率10.3%)の4-((5,7-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(46b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:321.20(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.56(s,1H),8.02(s,2H),7.78(d,J=1.9Hz,1H),7.70(d,J=7.9Hz,2H),7.36(d,J=1.8Hz,1H),7.00(d,J=7.8Hz,2H),5.74(s,2H).
画分2:Rt:8.47分。白色固体としての17.4mg(収率6.8%)の4-((4,6-ジクロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(46a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:321.15(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.56(s,1H),8.11(s,2H),7.76-7.65(m,3H),7.39(d,J=1.8Hz,1H),7.25(d,J=7.7Hz,2H),5.51(s,2H).
実施例47
4-((4-フルオロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(47a)及び4-((7-フルオロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(47b)の合成
標題の化合物は、4-フルオロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(150mg、1.102mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で10 B~35 B;254/220nm;RT1:8.3分;RT2:8.98分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:8.30分。白色固体としての57.7mg(収率18.8%)の4-((4-フルオロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(47a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:271.20(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.45(s,1H),8.03(s,2H),7.75-7.68(m,2H),7.33(m,1H),7.27-7.21(m,1H),7.17(m,2H),6.99(m,1H),5.51(s,2H).
画分2:Rt:8.98分。白色固体としての90.4mg(収率29.5%)の4-((7-フルオロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(47b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:271.25(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.45(s,1H),8.06(s,2H),7.74-7.68(m,2H),7.49(d,J=8.1Hz,1H),7.15(m,3H),7.01(dd,J=11.5,8.0Hz,1H),5.55(s,2H).
実施例48
4-(イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イルメチル)フェニルボロン酸(48a)及び4-(イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イルメチル)フェニルボロン酸(48b)の合成
標題の化合物は、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(150.00mg、1.259mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100Å、5μm、19mm×250um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で7 B~17 B;254、220nm;RT1:7.70分;RT2:9.88分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.70分。白色固体としての55.9mg(収率16.3%)の4-(イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イルメチル)フェニルボロン酸(48a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:254.25(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.65(s,1H),8.38(dd,J=4.7,1.5Hz,1H),8.05(s,2H),7.93(dd,J=8.1,1.6Hz,1H),7.75-7.69(m,2H),7.39-7.10(m,3H),5.52(s,2H).
画分2:Rt:9.88分。白色固体としての73.3mg(収率22.7%)の4-(イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イルメチル)フェニルボロン酸(48b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:254.20(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.59(s,1H),8.35(dd,J=4.8,1.5Hz,1H),8.09(dd,J=8.1,1.5Hz,1H),8.02(d,J=4.5Hz,2H),7.74-7.67(m,2H),7.31-7.22(m,3H),5.49(s,2H).
実施例49
4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(49a)及び4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(49b)の合成
工程1:2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン
標題の化合物は、ピリジン-2,3-ジアミン(300mg、2.749mmol)及びイソブチルアルデヒド(198mg、2.749)が使用されたことを除いて、実施例37の工程1において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 3:2)により精製して、黄色固体として2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(210mg、収率26.1%)を得た。
工程2:4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(210mg、1.30mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLCにより精製した(残渣を、分取HPLC(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100Å、5μm、19mm×250um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:8分で10 B~35 B;254、220nm;RT1:3.60分;RT2:6.72分)により精製して、2つの画分を得た)。
画分1:Rt:3.60分。白色固体としての8.0mg(収率2.0%)の4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(49a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.30(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.28-7.93(m,4H),7.75-7.67(m,2H),7.39(d,J=7.9Hz,2H),7.12(dd,J=7.6,6.3Hz,1H),5.80(s,2H),3.20-3.08(m,1H),1.32(d,J=6.9Hz,6H).
画分2:Rt:6.72分。褐色固体として14.6mg(収率3.6%)の4-((2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(49b)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.25(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.28(d,J=4.8Hz,1H),8.14-7.86(m,3H),7.69(d,J=7.6Hz,2H),7.25(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.06(d,J=7.7Hz,2H),5.54(s,2H),3.22(d,J=6.7Hz,1H),1.18(d,J=6.7Hz,6H).
実施例50
4-((7-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(50a)及び4-((7-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(50b)の合成
標題の化合物は、7-クロロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(150mg、0.977mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLCにより精製して(残渣を、分取HPLCにより精製した(カラム:XBridge C18 OBD Prepカラム、100Å、5μm、19mm×250um;移動相A:水(10MMOL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で20 B~30 B;254/220nm;RT1:6.58分;RT2:6.72分)、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.58分。白色固体としての12.6mg(収率4.5%)の4-((7-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(50a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.85(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.25(d,J=1.3Hz,1H),8.56(d,J=1.3Hz,1H),8.37(s,2H),8.23(s,1H),7.80-7.73(m,2H),7.40(d,J=7.9Hz,2H),5.66(s,2H).
画分2:Rt:6.72分。白色固体としての29.6mg(収率10.5%)の4-((7-クロロイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(50b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:288.20(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.96(s,1H),8.66(s,1H),8.32(s,1H),8.05(s,2H),),7.74-7.72(d,J=7.9Hz,2H),7.08-7.06(d,J=7.9Hz,2H),5.77(s,2H).
実施例51
4-((7-クロロ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:7-クロロ-2-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン
N,N-ジメチルイソブチルアミド(6.00mL、0.21mmol、0.02当量)中の5-クロロピリジン-3,4-ジアミン(300mg、2.09mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、イミダゾール塩酸塩(328mg、3.13mmol、1.50当量)を室温で加えた。140℃で24時間撹拌した後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 9:11)により精製して、黄色固体として7-クロロ-2-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(150mg、収率34.9%)を得た。
工程2:4-((7-クロロ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、7-クロロ-2-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(150mg、0.77mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で5 B~22 B;254、220nm)により精製して、白色固体として4-((7-クロロ-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(30.7mg、収率11.9%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:330.20(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.98(s,1H),8.46(s,1H),8.10(d,J=16.3Hz,2H),7.77(d,J=7.8Hz,2H),7.37(d,J=7.8Hz,2H),5.61(s,2H),3.19-3.11(m,1H),1.42-1.18(m,6H).
実施例52
2.0ギ酸を伴う4-((4-ヒドロキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52a)、4-((7-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52b)及び4-((4-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52c)の合成
工程1:4-メトキシ-2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール
標題の化合物は、3-メトキシベンゼン-1,2-ジアミン(500mg、3.62mmol)が使用されたことを除いて、実施例37の工程4において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての250mg(27.5%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:163.25(M+1)。
工程2:4-((7-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52b)及び4-((4-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52c)
標題の化合物は、4-メトキシ-2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール(0.25g、1.54mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(10MMOL/L NH
4HCO3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で20 B~30 B;254、220nm;RT1:9.05分;RT2:11.02分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:9.05分。白色固体としての22.2mg(収率4.8%)の4-((7-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.90(M+1)。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 7.99(s,2H),7.75-7.66(m,2H),7.13 -6.94(dd,J=8.1,0.9Hz,1H),7.04(t,J=8.0Hz,1H),7.00-6.94(m,2H),6.73(dd,J=7.9,0.9Hz,1H),5.60(s,2H),3.78(s,3H),2.39(s,3H).
画分2:Rt:11.02分。白色固体としての110mg(収率23.7%)の4-((4-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52c)。MS(ESI、陽イオン)m/z:296.90(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.01(s,2H),7.73-7.66(m,2H),7.08-6.96(m,4H),6.65(dd,J=7.3,1.5Hz,1H),5.41(s,2H),3.90(s,3H),2.45(s,3H).
工程3:2.0ギ酸を伴う4-((4-ヒドロキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(52a)
標題の化合物は、4-((4-メトキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ボロン酸(80mg、0.27mmol)が使用されたことを除いて、実施例35の工程2において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で5 B~30 B;254/220nm;RT1:5.78分)により精製して、白色固体として4-((4-ヒドロキシ-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸:ギ酸(52a、16.3mg、収率21.4%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:282.90(M+1)。
1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 9.63(s,1H),8.15(s,2H),8.06(s,1H),7.72(d,J=7.8Hz,2H),7.06(d,J=7.8Hz,2H),6.96-6.78(m,2H),6.51(dd,J=7.7,1.1Hz,1H),5.40(s,2H),2.48(s,3H)
実施例53
4-((4-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-4-カルボキサミド
標題の化合物は、4-クロロ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(220mg、1.43mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1において記載される方法によって合成された。収量:紫色固体としての160mg(50.1%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:162.99(M+1)。
工程2:4-((4-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-4-カルボキサミド(82.00mg、0.506mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(10MMOL/L NH4HCO3+0.1% NH3.H2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で20 B~30 B;254/220nm;RT:9.05分)カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7.5分で4 B~12 B;254/220nm)により精製して、白色固体として4-((4-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(19.2mg、収率12.8%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.25(M+1)。
1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.72(s,1H),8.58(s,1H),8.38(d,J=5.4Hz,1H),8.08(s,2H),7.80-7.67(m,4H),7.30-7.20(m,2H),5.58(s,2H).
実施例54
4-((4-フルオロピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、4-フルオロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(150mg、1.102mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。残渣を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN:MEOH=4:1;流速:45mL/分;勾配:7分で35 B~55 B;254/220nm;RT:7.27分)により精製して、白色固体として4-((4-フルオロピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(157.9mg、収率50.8%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:271.10(M+1)。
1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.33-8.22(m,1H),8.01(d,J=1.9Hz,2H),7.71(d,J=7.9Hz,3H),7.18(d,J=7.5Hz,2H),7.02(dd,J=10.8,5.6Hz,1H),6.62(t,J=2.7Hz,1H),5.51(s,2H).
実施例55
4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55a)、及び4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55b)の合成
工程1:4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン
MeOH中の30% NaOMe(10.00mL)の溶液に、4-クロロ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(500.00mg、1当量)を加えた。得られた混合物を、140℃で2時間撹拌した。室温まで冷却し、反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、黄色固体として4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(300mg、収率60.54%)を得た。
工程2:4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55a)
DMF(10.00mL)中の4-メトキシ-1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(280mg、1.840mmol、1.00当量、98%)の溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(474mg、2.21mmol、1.2当量)及び炭酸セシウム(1.20g、3.68mmol、2当量)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で20 B~30 B;254/220nm;RT1:5.02分;RT2:9.17分)により精製して、白色固体として100mg(収率18.4%)の4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55a)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.18(s,1H),8.02(s,2H),7.90(d,J=6.1Hz,1H),7.72(d,J=7.7Hz,2H),7.32(d,J=6.1Hz,1H),7.16(d,J=7.5Hz,2H),5.64(s,2H),4.00(s,3H).
工程3:4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
ACN(5mL)中の4-((4-メトキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55a、85.00mg、0.300mmol、1.00当量)の溶液に、TMSI(1.0mL)を加えた。90℃で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で10 B~71 B;254/220nm;RT:5.83分)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-ヒドロキシピラゾロ[4,3-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(55c、57.0mg、収率67.8%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.20(M+1)。
1H-NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6)δ 11.05(d,J=5.7Hz,1H),8.06(d,J=0.8Hz,2H),7.82-7.69(m,2H),7.25-7.12(m,3H),6.70-6.61(m,1H),5.54(s,2H).
実施例56
4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56a)及び4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56b)の合成
工程1:N-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、1.00当量)を、CH
3NH
2(10.00mL、MeOH中の30%)の溶液中で溶解した。80℃で一晩撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲル100g上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル-酢酸エチル 100%、1:3)により精製して、灰白色固体としてN-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(300mg、収率60.3%)を得た。
工程2:4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56a)及び4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56b)
標題の化合物は、N-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(200mg、1.142mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:5.02分。白色固体としての77.7mg(収率21.8%)の4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.30(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.56(s,1H),8.43-8.34(m,1H),8.03(s,3H),7.79-7.68(m,4H),7.31-7.20(m,2H),5.55(s,2H),2.79(d,J=4.5Hz,3H).
画分2:Rt:6.65分。白色固体としての41.3mg(収率11.5%)の4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(56a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.30(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.53(s,1H),8.38(t,J=4.5Hz,1H),8.20(d,J=1.5Hz,1H),8.03(s,2H),7.74(dd,J=8.3,1.5Hz,3H),7.56(dd,J=8.5,0.7Hz,1H),7.31-7.22(m,2H),5.53(s,2H),2.80(d,J=4.5Hz,3H).
実施例57
4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(57a)、4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57b)及び4-((4-ヒドロキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57c)の合成
工程1:4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(57a)
標題の化合物を、4-メトキシ-1H-インドール(250mg、1.70mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(782mg、2.55mmol)が使用されたことを除いて実施例55の工程2において記載される方法によって合成して、黄色固体として4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(57a、355mg、55.0%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:374.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 7.71-7.58(m,2H),7.40(d,J=3.1Hz,1H),7.27(dd,J=8.1,3.9Hz,2H),7.09-6.96(m,2H),6.60-6.48(m,2H),5.49(s,2H),3.97(dqd,J=8.3,7.0,2.7Hz,4H),3.87(s,3H),1.20(t,J=7.0Hz,6H).
工程2:4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57b)
標題の化合物を、4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(170.00mg、0.46mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成して、灰白色固体として4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57b、85mg、50.0%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:318.05(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 7.59(dd,J=12.8,7.8Hz,2H),7.39(d,J=3.2Hz,1H),7.20(d,J=7.7Hz,2H),7.01(d,J=5.7Hz,2H),6.52(d,J=11.2Hz,2H),5.44(s,2H),3.87(s,3H).
工程3:4-((4-ヒドロキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57c)
標題の化合物を、4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(70.00mg、0.22mmol)が使用されたことを除いて、実施例35の工程2において記載される方法によって合成して、4-((4-メトキシインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(57c、20.3mg、50.0%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:304.05(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O,ppm)δ 7.63-7.50(m,2H),7.29(d,J=3.5Hz,1H),7.19(d,J=7.8Hz,2H),6.98-6.70(m,2H),6.51(d,J=3.1Hz,1H),6.38(d,J=7.4Hz,1H),5.33(s,2H).
実施例58
4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(58a)及び4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(58b)の合成
工程1:3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド
3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボン酸メチル(200mg、1.13mmol)を、密封チューブにおいてNH
3-H
2O(10mL)中で溶解した。得られた混合物を、80℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、蒸発乾固させて、淡黄色固体として3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド(180mg、収率98.3%)を得た。
工程2:4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(58a)及び4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(58b)
標題の化合物は、3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド(80mg、0.493mmol)を除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:13.05分。白色固体としての28.9mg(収率18.9%)の4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(58b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.30(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.98(d,J=1.0Hz,1H),8.72(s,1H),8.24(s,1H),8.14(d,J=2.7Hz,1H),8.08(d,J=4.4Hz,2H),7.75(d,J=7.7Hz,2H),7.60(d,J=3.1Hz,1H),7.26(d,J=7.7Hz,2H),5.66(s,2H).
画分2:Rt:14.0分。白色固体としての21.2mg(収率13.9%)の4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(58a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.30(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.88(s,1H),8.76(s,1H),8.28(s,1H),8.11-8.03(m,3H),7.76(d,J=7.8Hz,2H),7.56(s,1H),7.35(d,J=7.7Hz,2H),5.67(s,2H).
実施例59
4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(59a)及び4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(59b)の合成
工程1:N-メチル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド
DMF(5.00mL)中の3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボン酸(250mg、1.5mmol、1.00当量)の溶液に、HATU(641mg、1.69mmol、1.1当量)、TEA(465mg、4.60mmol、3当量)及びメチルアミン(71mg、2.30mmol、1.5当量)を室温で加えた。得られた混合物を、室温で1.0時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/メタノール 19:1)により精製して、褐色固体としてN-メチル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド(120mg、収率44.5%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:177.20(M+1)。
工程2:4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(59a)及び4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(59b)
標題の化合物は、N-メチル-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-6-カルボキサミド(120mg、0.681mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:13.05分。白色固体としての27.9mg(収率13.2%)の4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(59b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.05(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.98(s,1H),8.78(d,J=6.2Hz,1H),8.71(s,1H),8.21(s,1H),8.06(d,J=2.2Hz,2H),7.75(d,J=7.6Hz,2H),7.26(d,J=7.3Hz,2H),5.66(s,2H),2.82(d,J=4.1Hz,3H).
画分2:Rt:14.0分。白色固体としての32.6mg(収率15.0%)の4-((6-(メチルカルバモイル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(59a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.05(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.89(s,1H),8.75(s,1H),8.68(s,1H),8.26(s,1H),8.07(s,2H),7.76(d,J=7.4Hz,2H),7.34(d,J=7.6Hz,2H),5.67(s,2H),2.83(s,3H).
実施例60
4-((4-アミノ-5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:5-メチル-4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール及び5-メチル-6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール
5-メチルベンゾイミダゾール(6.0g、45.40mmol)を、濃H
2SO
4(20mL)中で溶解し、0℃まで冷却した。KNO
3(1.68g、16.646mmol、1.10当量)を滴下して加えた。2時間撹拌した後、反応混合物を氷上に注ぎ、Na
2CO
3を加えて、pH>8に調整した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた黄色固体を、50% MeOH/水(80mL)から再結晶させて、黄色固体として5-メチル-4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール及び5-メチル-6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾールの混合物(収率2.0g、74.6%)を得た。
工程2:4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸及び6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸
5-メチル-4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール及び5-メチル-6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(2.00g、11.289mmol、1.00当量)の混合物を、水(30.00mL)及びt-BuOH(30.00mL)中で溶解した。KMnO
4(7.14g、45.156mmol、4当量)を加え、90℃で24時間撹拌した後、得られた混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。混合物を水中に注ぎ、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MEOH 90:10)により精製して、4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸及び6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸の混合物(500mg、収率21.4%)を得た。
工程3:4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド及び6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド
標題の化合物を、4-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸及び6-ニトロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸(500mg、2.41mmol)の混合物が使用されたことを除いて、実施例23の工程3で記載される方法によって合成して、4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド及び6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミドの混合物150mg(収率32.1%)を得た。
工程4:(4-((5-カルバモイル-4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸及び(4-((5-カルバモイル-6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸
標題の化合物を、4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド及び6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキサミド(150mg 0.73mmol)の混合物が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法により合成して、(4-((5-カルバモイル-4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸及び(4-((5-カルバモイル-6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の混合物(150mg、収率32.1%)を得た。
工程5:4-((4-アミノ-5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
MeOH(5mL)中の(4-((5-カルバモイル-4-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸及び(4-((5-カルバモイル-6-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(100mg、0.294mmol、1.00当量)の混合物の溶液に、Pd/C(20mg)を加えた。室温で60時間撹拌した後、得られた混合物をCeliteに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10MMOL/L NH4HCO3+0.1% NH3.H2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:12分で8 B~15 B;254/220nm;RT:7.8分)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-アミノ-5-カルバモイル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(3.2mg、収率3.1%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.30(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6)δ 8.25(s,1H),8.04(d,J=4.2Hz,2H),7.79-7.69(m,4H),7.34(d,J=7.9Hz,2H),7.11(s,1H),6.84(s,1H),6.07(s,2H),5.33(s,2H).
実施例61
4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(61a)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(61b)の合成
工程1:1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボン酸メチル(400mg、2.26mmol)が使用されたことを除いて、実施例58の工程1において記載される方法によって合成された。収量:淡黄色固体としての350mg(83.1%)。
工程2:4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(61a)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(61b)
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(100mg、0.62mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:13.05分。白色固体としての40.4mg(収率21.3%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(61a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm))δ 8.83(s,1H),8.17-8.05(m,4H),7.98(d,J=8.4Hz,1H),7.75(d,J=7.8Hz,2H),7.56-7.49(m,1H),7.30(d,J=7.7Hz,2H),5.58(s,2H).
画分2:Rt:14.0分。白色固体としての44.8mg(収率23.6%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(61b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.30(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.78(s,1H),8.26-8.18(m,2H),8.09(d,J=4.0Hz,2H),7.99(d,J=8.3Hz,1H),7.74(d,J=7.7Hz,2H),7.66(d,J=2.8Hz,1H),7.42(d,J=7.7Hz,2H),5.60(s,2H).
実施例62
4-((2-エチル-4-ヒドロキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:2-エチル-4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン
THF(400mL)中の3-ヨード-2-メトキシピリジン-4-アミン(2.00g、7.999mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、1-ブチン(3.00当量)雰囲気下でK
2CO
3(2.21g、15.998mmol、2.00当量)、Pd(PPh
3)
4(0.92g、0.800mmol、0.10当量)及びXPhos(0.76g、1.600mmol、0.20当量)を加えた。反応混合物を24時間還流させた。減圧下での濃縮後、残渣を、シリカゲルカラム(PE/EtOAc、勾配100:0~85:15)上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体として2-エチル-4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(350mg、収率23.1%)を得た。
工程2:4-((2-エチル-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-エチル-4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(250.00mg、1.419mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての268mg(収率58.2%)。
工程3:4-((2-エチル-4-ヒドロキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-((2-エチル-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(268mg、0.864mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程3において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての75.9mg(29.3%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.10(M+1);
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.62(d,J=4.9Hz,1H),8.01(s,2H),7.73(d,J=7.7Hz,2H),7.12(d,J=7.7Hz,2H),6.93(d,J=9.0Hz,2H),6.42(d,J=7.2Hz,1H),5.24(s,2H),2.76(q,J=7.4Hz,2H),1.19(t,J=7.4Hz,3H).
実施例63
4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:2-イソプロピル-4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン
標題の化合物は、3-ヨード-2-メトキシピリジン-4-アミン(0.60g、2.40mmol)及び3-メチル-1-ブチン(0.33g、4.799mmol)が使用されたことを除いて、実施例37の工程1において記載される方法によって合成された。収量:褐色固体としての0.25g(54.8%)。
工程2:4-((2-イソプロピル-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、2-イソプロピル-4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(250mg、1.314mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:淡褐色固体としての230mg(54.0%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:325.35(M+1)。
工程3:4-((4-ヒドロキシ-2-イソプロピルピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-((2-イソプロピル-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(130.00mg、0.30mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程3において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての75.9mg(29.3%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:311.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.75(d,J=5.2Hz,1H),8.00(s,2H),7.71(d,J=7.8Hz,2H),6.92(dd,J=17.2,7.1Hz,3H),6.39(d,J=7.6Hz,2H),5.37(s,2H),2.92(sept,J=6.7Hz,1H),1.15(d,J=6.7Hz,6H).
実施例64
4-((5-カルバモイル-4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(64a)及び0.5パラ-トルエンスルホン酸を伴う4-((5-カルバモイル-4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(64b)の合成
工程1:4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
DMF(10.00mL)中の3,4-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチル(0.50g、2.548mmol、1.00当量)の溶液に、1H-イミダゾール塩酸塩(0.35g、1当量)を加えた。140℃で24時間撹拌した後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:EA:PE 1:3)により精製して、4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(0.4g、収率76.1%)を得た。
工程2:4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
NH
3H
2O(10.00mL)中の4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(0.40g、1当量)の混合物を、80℃で48時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲル40g上のカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル-酢酸エチル 100%、2:1)により精製して、淡褐色固体として4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(0.25g、収率36.2%)を得た。
工程3:4-((5-カルバモイル-4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物を、4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(250mg、1.31mmol)が使用されたことを除いて実施例55の工程2において記載される方法によって合成して、白色固体として(120mg、収率20%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:326.30(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.45(t,J=1.8Hz,1H),8.05(d,J=2.5Hz,2H),7.78-7.64(m,4H),7.43(s,1H),7.22(dd,J=16.8,8.2Hz,3H),5.50(s,2H),4.43(t,J=1.8Hz,3H).
工程4:4-((5-カルバモイル-4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸;パラ-トルエンスルホン酸(64b)
アセトニトリル(5mL)中の4-((5-カルバモイル-4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(85mg、0.261mmol、1.00当量)の溶液に、LiI(70.0mg、0.523mmol、2.00当量)及びp-トルエンスルホン酸(90mg、0.523mmol、2.00当量)を加えた。85℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で5 B~36 B;254/220nm;RT1:6分)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として0.5 パラ-トルエンスルホン酸を伴う4-((5-カルバモイル-4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(64b、21.1mg、収率16.0%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:312.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O
,ppm)δ 8.75(s,1H),7.75-7.65(m,3H),7.49(d,J=7.7Hz,1H),7.27(d,J=7.6Hz,2H),7.15(d,J=7.8Hz,1H),7.02(d,J=8.8Hz,1H),5.52(s,2H),2.27(s,2H).
実施例65
4-(イミダゾ[4,5-b]ピラジン-1-イルメチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピラジン(150mg、1.249mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:灰白色固体としての172.4mg(42.6%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:255.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.95(s,1H),8.52(d,J=2.7Hz,1H),8.40(d,J=2.7Hz,1H),8.03(s,2H),7.79-7.69(m,2H),7.31-7.25(m,2H),5.52(s,2H).
実施例66
4-(ピロロ[2,3-b]ピラジン-5-イルメチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、5H-ピロロ[2,3-b]ピラジン(200.00mg、1.679mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての190mg(44.7%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:253.90(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.42(m,1H),8.26(m,1H),8.05-7.98(m,2H),7.77-7.66(m,2H),7.23-7.15(m,2H),6.69(m,1H),5.48(d,J=3.4Hz,2H).
実施例67
4-((2-カルバモイルピロロ[2,3-b]ピラジン-5-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:5H-ピロロ[2,3-b]ピラジン-2-カルボキサミド
標題の化合物は、2-ブロモ-5H-ピロロ[2,3-b]ピラジン(500mg、2.525mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1において記載される方法によって合成された。収量:褐色固体としての500mg(90.0%)。
工程2:4-((2-カルバモイルピロロ[2,3-b]ピラジン-5-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、5H-ピロロ[2,3-b]ピラジン-2-カルボキサミド(300mg、1.85mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:橙色固体としての131.3mg(23.0%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.94(s,1H),8.23-8.13(m,2H),8.03(s,2H),7.73(d,J=7.5Hz,2H),7.63(s,1H),7.22(d,J=7.5Hz,2H),6.81(d,J=3.2Hz,1H),5.55(s,2H).
実施例68
4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(68a)及び4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(68b)の合成
工程1:3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-カルボキサミド
標題の化合物は、6-ブロモ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(500.00mg、2.525mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1において記載される方法によって合成された。収量:褐色固体としての480mg(90.5%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:163.10(M+1)。
工程2:4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(68a)及び4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(68b)
標題の化合物は、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-カルボキサミド(490mg、3.022mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:3.53分。白色固体としての34.7mg(収率3.9%)の4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(68a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.10(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.89(s,1H),8.72(d,J=1.9Hz,1H),8.57(d,J=2.2Hz,1H),8.14(s,1H),8.05(d,J=1.9Hz,2H),7.74(d,J=7.6Hz,2H),7.52(s,1H),7.28(d,J=7.7Hz,2H),5.55(s,2H).
画分2:Rt:4.00分。白色固体としての4.2mg(収率0.5%)の4-((6-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(68b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.10(M+1)1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.95(s,1H),8.80(s,1H),8.38(s,1H),8.25(s,3H),7.79-7.67(m,3H),7.44(d,J=7.7Hz,2H),5.94(s,2H).
実施例69
(4-((1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の合成
標題の化合物は、ベンゾイミダゾール(234.00mg、1.981mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての221.4mg(44.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:253.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.53(d,J=11.8Hz,1H),8.05(d,J=1.8Hz,1H),7.83(d,J=7.4Hz,1H),7.73(t,J=7.0Hz,2H),7.55-7.46(m,1H),7.30-7.15(m,4H),5.51(d,J=5.8Hz,2H).
実施例70
4-((6-メトキシプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(70a)及び4-((6-メトキシプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(70b)の合成
工程1:4-((6-メトキシプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(70a)及び4-((6-メトキシプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(70b)
標題の化合物は、6ーメトキシ-9H-プリン(200mg、1.332mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:8.5分。白色固体としての140mg(収率35.9%)の4-((6-メトキシプリン-9-イル)メチル)フェニルボロン酸(70a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:285.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.51(d,J=6.0Hz,2H),8.03(s,2H),7.76-7.68(m,2H),7.27-7.20(m,2H),5.46(s,2H),4.07(s,3H).
画分2:Rt:8.9分。白色固体としての72.2mg(収率18.8%)の4-((6-メトキシプリン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(70b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:285.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.67(s,1H),8.52(s,1H),8.03(s,2H),7.76-7.69(m,2H),7.24-7.17(m,2H),5.54(s,2H),4.02(s,3H).
実施例71
(4-((4-オキソ-3,4-ジヒドロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸の合成
工程1:4-((4-メトキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-メトキシ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン(200mg、1.341mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:270mg(71.1%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.15(M+1)。
工程2:(4-((4-オキソ-3,4-ジヒドロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル)ボロン酸
標題の化合物は、4-((4-メトキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルボロン酸(270.00mg、0.95mmol)が使用されたことを除いて、実施例35の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての129.9mg(50.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.30(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 11.90(s,1H),8.00(s,2H),7.88(d,J=3.6Hz,1H),7.73-7.66(m,2H),7.14(d,J=7.9Hz,3H),6.48(d,J=3.3Hz,1H),5.32(s,2H).
実施例72
4-((4-ヒドロキシピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-((4-メトキシピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(200mg、1.35mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての270mg(70.9%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.10(M+1)。
工程2:4-((4-ヒドロキシピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-((4-メトキシピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(230.00mg、0.81mmol)が使用されたことを除いて、実施例35の工程2において記載される方法によって合成された。収量:白色固体としての47.8mg(21.4%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:267.05(M-1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O,ppm)
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6)δ 7.95(s,1H),7.69(d,J=7.8Hz,2H),7.31(d,J=13.6Hz,1H),7.14(d,J=7.6Hz,2H),6.49(d,J=13.9Hz,2H),6.05(s,1H),5.40(s,2H).
実施例73
4-((2-カルバモイルピロロ[3,2-d]ピリミジン-5-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:5H-ピロロ[3,2-d]ピリミジン-2-カルボキサミド
標題の化合物は、2-クロロ-5H-ピロロ[3,2-d]ピリミジン(300mg、1.95mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1に記載される方法によって合成された。収量:褐色固体としての227mg(63.8%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:162.9(M+1)。
工程2:4-((2-カルバモイルピロロ[3,2-d]ピリミジン-5-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、5H-ピロロ[3,2-d]ピリミジン-2-カルボキサミド(100.00mg、0.62mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2に記載される方法によって合成された。収量:白色固体として4.2mg(2.3%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:297.30(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6)δ 9.12(s,1H),8.38-7.99(m,4H),7.74(d,J=7.7Hz,2H),7.57(s,1H),7.26(d,J=7.7Hz,2H),6.78(d,J=3.2Hz,1H),5.61(s,2H).
実施例74
4-((7-クロロイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(74a)及び4-((7-クロロイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(74b)の合成
標題の化合物は、7-クロロ-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(300.00mg、1.954mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。2つの画分が得られた。
画分1:Rt:4.92分。白色固体としての36.2mg(収率6.1%)の4-((7-クロロイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(74a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:288.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.72(s,1H),8.33(d,J=5.2Hz,1H),8.04(d,J=3.3Hz,2H),7.78-7.69(m,2H),7.46(d,J=5.2Hz,1H),7.32-7.23(m,2H),5.53(s,2H).
画分2:Rt:5.08分。白色固体としての23.3mg(収率4.0%)の4-((7-クロロイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(74)。MS(ESI、陽イオン)m/z:288.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.78(s,1H),8.38(d,J=5.2Hz,1H),8.04(d,J=3.4Hz,2H),7.78-7.69(m,2H),7.37(d,J=5.2Hz,1H),7.07(d,J=7.9Hz,2H),5.75(s,2H).
実施例75
4-((5-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(75a)及び4-((6-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(75b)の合成
標題の化合物は、5-クロロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール(150mg、0.97mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収率:白色固体としての92.3mg(32.0%)の4-((5-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸及び4-((6-クロロ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(比=1:1)の混合物。MS(ESI、陽イオン)m/z:287.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.50(d,J=7.4Hz,1H),8.05(d,J=1.5Hz,2H),7.81-7.63(m,3H),7.54(d,J=8.6Hz,1H),7.32-7.18(m,3H),5.53(s,2H).
実施例76
4-((4-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(76a)及び4-((7-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(76b)の合成
標題の化合物は、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-カルボニトリル(120mg、0.84mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2に記載される方法によって合成された。粗生成物を、分取HPLC(カラム:C18カラム、19*250mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:12分で14 B~20 B;254/220nm;RT1:7.32分;RT2:8.00分)により精製して、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.32分。灰白色固体としての48.6mg(収率14.5%)の4-((4-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸。MS(ESI、陽イオン)m/z:278.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D2O,ppm)δ 8.63(s,1H),7.77(dd,J=42.8,7.6Hz,4H),7.50-6.92(m,3H),5.55(s,2H).
画分2:Rt:8.00分。灰白色固体としての7.6mg(収率2.3%)の4-((7-シアノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(7.6mg)。MS(ESI、陽イオン)m/z:278.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)8.14-8.04(m,1H),8.06(s,3H),7.79-7.70(m,3H),7.45-7.26(m,1H),7.10(d,J=7.8Hz,2H),5.76(s,2H).
実施例77
4-((4-アミノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-4-アミン(300mg、2.24mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:8分で1 B~15 B;254/220nm;)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-アミノイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(160.9mg、収率26.7%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:269.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O,ppm)δ 8.34(s,1H),8.18(s,1H),7.73(d,J=7.8Hz,2H),7.61(d,J=6.1Hz,1H),7.24(d,J=8.0Hz,2H),6.84(d,J=6.1Hz,1H),5.44(s,2H).
実施例78
4-((4-アミノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
標題の化合物は、1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-アミン(100mg、0.75mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で15 B~35 B;254、220nm)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-アミノ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(37.2mg、収率19%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:268.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.16(s,1H),8.02(s,2H),7.73(d,J=7.8Hz,2H),7.21(d,J=7.8Hz,2H),6.86(t,J=7.8Hz,1H),6.60(dd,J=8.1,1.0Hz,1H),6.35(dd,J=7.6,0.9Hz,1H),5.39(s,2H),5.26(s,2H).
実施例79
4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(79a)、4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(79b)、及び(4-((5-ヒドロキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(79c)の合成
工程1:6-メトキシピリジン-2,3-ジアミン
標題の化合物は、6-メトキシ-2-ニトロピリジン-3-アミン(2.00g、11.83mmol)が使用されたことを除いて、実施例30の工程5において記載される方法によって合成された。収量:910mg(45.6%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:139.90(M+1)。
工程2:5-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン
ギ酸(30mL)中の6-メトキシピリジン-2,3-ジアミン(910mg、6.54mmol、1.00当量)の溶液を、油浴中において105℃で8時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 100:0)により精製して、桃色固体として5-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(810mg、収率78.6%)を得た。
工程3:4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(79a)及び4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(79b)
標題の化合物は、5-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(810mg、5.43mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30×150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:10分で16 B~20 B;254/220nm;RT1:7.8分;RT2:9.0分)で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:7.8分。白色固体としての310mg(収率17.2%)の4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(79a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.47(s,1H),8.04(d,J=3.3Hz,2H),7.86(d,J=8.7Hz,1H),7.79-7.70(m,2H),7.25(d,J=7.8Hz,2H),6.68(d,J=8.7Hz,1H),5.49(s,2H),3.87(s,3H).
画分2:Rt:9.0分。白色固体としての254.2mg(収率15.9%)の4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(79b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:284.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.39(s,1H),8.07-7.95(m,3H),7.75(d,J=7.9Hz,2H),7.37(dd,J=7.7,5.8Hz,2H),6.71(d,J=8.6Hz,1H),5.42(s,2H),3.90(d,J=4.4Hz,3H).
工程4:(4-((5-ヒドロキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル)ボロン酸(79c)
DCM(4.00mL)中の4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(100mg、0.353mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、BBr
3(3.00mL)を室温で加えた。室温で3日間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、30×150mm 5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で3 B~30 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(65.4mg、収率66.9%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:270.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 11.63(s,1H),8.21(s,1H),8.06(s,2H),7.75(d,J=7.6Hz,2H),7.69(d,J=9.1Hz,1H),7.25(d,J=7.5Hz,2H),6.20(d,J=9.2Hz,1H),5.41(s,2H).
実施例80
(4-((5-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸(80a)及び(4-((6-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸(80b)の合成
工程1:1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸メチル及び1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチル
1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸メチル(1.60g、9.082mmol、1.00当量)を、MeOH(30.00mL)中で溶解した。4-ブロモ-1-(ブロモメチル)-2-メチルベンゼン(2.88g、10.898mmol、1.20当量)及びCs
2CO
3(3.85g、11.806mmol、1.30当量)を加えた。室温で12時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水に注ぎ、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MEOH 97:3)により精製して、黄色固体として2.7g(収率81.9%)の1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキシラート及び1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチルの混合物を得た。
工程2:1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸メチル及び1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチル
ジオキサン(20.00mL)中の1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキシラート及び1-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチル(1.50g、4.134mmol、1.00当量、99%)の混合物に、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.14g、8.268mmol、2.00当量)、KOAc(1.01g、10.335mmol、2.50当量)及び、Pd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(338mg、0.413mmol、0.10当量)を室温で加えた。90℃で6.5時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:EA:PE 1:2)により精製して、黄色油として1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボン酸メチル及び1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチルの混合物1.4g(収率79%)を得た。
工程3:(4-((5-(メトキシカルボニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸及び(4-((6-(メトキシカルボニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸
THF(20mL)及びH
2O(5mL)中の1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-カルボキシラート及び1-(2-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンジル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-カルボン酸メチル(1.40g、3.446mmol、1.00当量)の溶液に、NaIO
4(2.21g、10.337mmol、3.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を、室温で30分間撹拌し、続いて3N HCl(10.00mL)を加えた。室温で4時間撹拌した後、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/メタノール 19:1)により精製して、淡黄色固体として(4-((5-(メトキシカルボニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸及び(4-((6-(メトキシカルボニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸0.8g(収率71%)の混合物を得た。
工程4:(4-((5-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸(80a)及び(4-((6-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸80b)
4-((5-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-3-メチル-フェニルボロン酸及び4-((6-(メトキシカルボニル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニルボロン酸)(120mg、0.370mmol、1.00当量)の混合物を、水性アンモニア(10mL)中で溶解した。80℃で24時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で15 B~25 B;254、220nm;RT1:6.68分;RT2:7.22分)で分取HPLCによって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.68分。白色固体としての9.4mg(収率7.8%)の(4-((5-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸(80a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.3(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.42-8.25(m,2H),8.09-7.94(m,3H),7.77(d,J=8.2Hz,1H),7.63(s,1H),7.55-7.40(m,2H),7.27(s,1H),6.68(d,J=7.8Hz,1H),5.56(s,2H),2.31(d,J=2.6Hz,3H).
画分2:Rt:7.22分。白色固体としての5.8mg(収率5.1%)の(4-((6-カルバモイル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)-3-メチルフェニル)ボロン酸(80b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:310.3(M+1)。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.37(d,J=2.1Hz,1H),8.28(s,1H),8.09-7.94(m,3H),7.77(d,J=8.2Hz,1H),7.63(s,1H),7.55-7.40(m,2H),7.27(s,1H),6.68(d,J=7.8Hz,1H),5.56(s,2H),2.31(d,J=2.6Hz,3H).
実施例81
4-((4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール
THF(30.00mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸(2.00g、12.34mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、LiAlH
4(9mL、THF中の2.5M)をアルゴンガス雰囲気下にて-70℃で少量ずつ加えた。室温で12時間撹拌した後、反応混合物を室温でメタノールによりクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 3:7)により精製して、橙色固体として1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール(1.20g、収率66.0%)を得た。
工程2:1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド
DCM(25.00mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール(1.20g、8.10mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、デス-マーチン(6870.32mg、16.20mmol、2.00当量)を室温で加えた。室温で12時間撹拌した後、チオ硫酸ナトリウム飽和溶液(100mL)を加えた。混合物をDCMで抽出し、合わせた有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 42:58)により精製して、白色固体として1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド(400mg、33.8%)を得た。
工程3:1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド
標題の化合物は、1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド(400.00mg、2.74mmol)及び1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン(1.03g、4.12mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 4:6)により精製して、白色固体として1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド(400mg、収率43.1%)を得た。
工程4:1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール
DCE(10mL)中の1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルバルデヒド(420mg、1.33mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、BAST(ビス(2-メトキシエチル)アミノ硫黄トリフルオリド、0.5mL)を室温で加えた。室温で12時間撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 32:68)により精製して粗生成物を得て、これをさらに、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18、30*250、5um;移動相A:水(10mmolL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:8分で54 B~95 B;254/220nm;RT1:7.3分)で分取HPLCにより精製して、白色固体として1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール(120mg、収率25.3%)を得た。
工程5:4-(ジフルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)-メチル)-1,3-ベンゾジアゾール
ジオキサン(10mL)中の1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール(120mg、0.36mmol、1.00当量)の撹拌混合物に、KOAc(70mg、0.71mmol、2.00当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(180mg、0.1当量)及びPd(dppf)Cl
2(26mg、0.036mmol、0.10当量)をアルゴン雰囲気下にて室温で加えた。油浴中において100℃で12時間撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 3:7)により精製して、白色固体として4-(ジフルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール(130mg、収率86.41%)を得た。
工程6:4-((4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-(ジフルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール(110.00mg、0.29mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程3において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で10 B~50 B;254、220nm)で分取HPLCにより精製して、灰白色固体として4-((4-(ジフルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(10.8mg、収率12.3%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:303.05(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.55(s,1H),8.03(s,2H),7.72(m,3H),7.31(m,5H),5.56(s,2H).
実施例82
3,5-ジフルオロ-4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン
ナトリウムメタノラート(17mL、MeOH中の30%)中の4-クロロ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(1.00g、6.51mmol、1.00当量)の溶液を、120℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、白色固体として4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(520mg、50%)を得た。
工程2:1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン(520mg、3.49mmol)及び5-ブロモ-2-(ブロモメチル)-1,3-ジフルオロベンゼン(1.20g、4.18mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程1において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で10 B~50 B;254/220nm;)で分取HPLCにより精製して、白色固体として1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン(420mg、収率33.4%)を得た。
工程3:1-((2,6-ジフルオロ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン
標題の化合物は、1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン(370mg、1.05mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程2において記載される方法によって合成された。収量:400mg(81.6%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:401.90(M+1)。
工程4:3,5-ジフルオロ-4-((4-ヒドロキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシイミダゾ[4,5-c]ピリジン(370mg、1.05mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程3において記載される方法によって合成された。収量:23.2mg(16.0%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:306.00(M+1)。H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 11.22(s,1H),8.48(s,2H),8.07(s,1H),7.47(d,J=8.3Hz,2H),7.20(t,J=5.8Hz,1H),6.46(d,J=7.0Hz,1H),5.50(s,2H).
実施例83
3,5-ジフルオロ-4-((4-ヒドロキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン
標題の化合物は、4-クロロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(2.00g、13.11mmol)が使用されたことを除いて、実施例82の工程1において記載される方法によって合成された。収量:840mg(38.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:149.15(M+1)。
工程2:1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン(0.80g、5.40mmol)及び5-ブロモ-2-(ブロモメチル)-1,3-ジフルオロベンゼン(1.70g、5.939mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程1において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MEOH 98:2)により精製して、灰白色固体として1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン(1.1g、収率57.7%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:353.17(M+1)。
工程3:1-((2,6-ジフルオロ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン
標題の化合物は、1-((4-ブロモ-2,6-ジフルオロフェニル)メチル)-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン(500mg、1.42mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程2において記載される方法によって合成された。収量:310mg(54.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:401.10(M+1)。
工程4:3,5-ジフルオロ-4-((4-ヒドロキシピロロ[3,2-c]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、1-((2,6-ジフルオロ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-4-メトキシピロロ[3,2-c]ピリジン(150.00mg、0.41mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程3において記載される方法によって合成された。収量:23.8mg(20.6%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:305.05(M+1)。H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.81(s,1H),8.42(s,2H),7.42(d,J=8.4Hz,2H),7.04(d,J=7.0Hz,2H),6.50(dd,J=14.4,5.2Hz,2H),5.35(s,2H).
実施例84
4-((4-(フルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール
THF(30mL)中の1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸(1.83g、11.29mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、LiAlH
4(9mL、2.5mol/L)をアルゴンガス雰囲気にて-70℃で少量ずつ加えた。室温で一晩撹拌した後、反応を室温でメタノールによりクエンチした。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 3:7)により精製して、橙色固体として1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール(1.1g、収率48.0%)を得た。
工程2:(1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)メタノール
標題の化合物は、1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イルメタノール(300mg、2.03mmol)及び1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン(557mg、2.23mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCE/MEOH 95:5)により精製して、褐色油として(1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)メタノール(350mg、収率52.6%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:317.10(M+1)。
工程3:1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(フルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール
DCE(8.00mL)中の(1-((4-ブロモフェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)メタノール(300mg、0.95mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、BAST(0.70mL)を室温で加えた。室温で3時間撹拌した後、混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 50:50)により精製して、褐色固体として1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(フルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール(160mg、収率70.8%)を得た。
工程4:4-(フルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール
標題の化合物は、1-((4-ブロモフェニル)メチル)-4-(フルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール(160mg、0.50mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 40:60)により精製して、灰白色固体として4-(フルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール(146mg、収率74.0%)を得た。
工程5:4-((4-(フルオロメチル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-(フルオロメチル)-1-((4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)メチル)-1,3-ベンゾジアゾール(126mg、0.34mmol)が使用されたことを除いて、実施例80の工程3において記載される方法によって合成された。収量:24.6mg(24.3%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:285.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.49(s,1H),8.00(s,2H),7.77-7.69(m,2H),7.54(m,1H),7.33-7.19(m,4H),5.85(s,1H),5.69(s,1H),5.53(s,2H).
実施例85
4-((4-ブロモ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85a)及び4-((5-フルオロ-4-オキソ-3H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85b)の合成
工程1:4-((4-クロロ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジエチル
標題の化合物は、4-クロロ-5-フルオロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン(0.55g、3.21mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(1.18g、3.84mmol)が使用されたことを除いて、実施例22の工程4において記載される方法によって合成された。収量:600mg(47.1%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:398.10(M+1)。
工程2:4-((4-ブロモ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85a)
DCM(10.00mL)中の4-((4-クロロ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)-メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(540mg、1.36mmol、1.00当量)の溶液に、ブロモトリメチルシラン(2mL)を加えた。室温で一晩撹拌した後、反応混合物を減圧下で蒸発させた。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で8 B~64 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として400mgの4-((4-ブロモ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85a)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:386.15(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.63(s,1H),7.90(d,J=2.2Hz,1H),7.54(m,7.9Hz,2H),7.15(d,J=2.5Hz,2H),5.43(s,2H).
工程3:4-((5-フルオロ-4-オキソ-3H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85b)
THF(5.00mL)中の4-((4-ブロモ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸(100.00mg、0.31mmol)の溶液に、HCl(5.00mL、1M)を加えた。80℃で3時間撹拌した後、反応混合物を減圧下で蒸発させた。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で8 B~64 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、4-((5-フルオロ-4-オキソ-3H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(85b、5.5mg、収率6.0%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:324.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D
2O,ppm)δ7.91(s,1H),7.58(dd,J=12.2,7.7Hz,2H),7.20-7.09(m,3H),5.28(s,2H).
実施例86
4-((4-アミノ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
4-((4-ブロモ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(100mg、0.29mmol、1.00当量)を、MeOH(3mL)及び水性アンモニア(10mL)中で溶解した。80℃で5時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:25mL/分;勾配:7分で5 B~18 B;254、220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((4-アミノ-5-フルオロピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)メチル)フェニルホスホン酸(56.4mg)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:323.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.09(s,1H),7.53(dd,J=11.7,7.8Hz,2H),7.18(d,J=2.3Hz,1H),7.10(dd,J=8.2,2.8Hz,2H),6.96(s,2H),5.26(s,2H).
実施例87
4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87a)、4-((6-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87b)及び4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(87c)の合成
工程1:2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
ジメチルアセトアミド(25mL)中の3,4-ジアミノ安息香酸メチル(2.00g、12.00mmol、1.0当量)の撹拌溶液に、イミダゾール塩酸塩(1.00g、9.57mmol、0.79当量)を室温で加えた。油浴中において120℃で12時間撹拌した後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:石油エーテル/酢酸エチル 10:1)により精製して、白色固体として2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(1.71g、73.1%)を得た。
工程2:2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
NH
3.H
2O(15mL)中の2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500.00mg、2.63mmol、1当量)の溶液を、油浴中において80℃で24時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:ジクロロメタン/メタノール 92:8)により精製して、黄色固体として2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(200mg、収率42.6%)を得た。
工程3:4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87a)及び4-((6-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87b)
標題の化合物は、(2-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(200mg、1.14mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(421mg、1.37mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で18 B~23 B;254、220nm;RT1=6.83分;RT2=7.50分)で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.83分。白色固体としての100mg(収率12.5%)の4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:402.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.15(d,J=1.6Hz,1H),7.95(s,1H),7.80-7.61(m,3H),7.50(d,J=8.5Hz,1H),7.30-7.20(m,3H),5.61(s,2H),3.98(m,4H),2.53(s,3H),1.20(t,J=7.0Hz,6H).
画分2:Rt:7.50分。白色固体としての63.4mg(収率9.14%)の4-((6-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(87b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:402.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.04(d,J=1.6Hz,1H),7.90(s,1H),7.80-7.63(m,3H),7.60(d,J=8.4Hz,1H),7.2(s,3H),5.62(s,2H),4.09-3.86(m,4H),2.53(s,3H),1.20(t,J=7.0Hz,6H).
工程3:4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(87c)
標題の化合物は、4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90mg、0.22mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN:MEOH=4:1;流速:45mL/分;勾配:7分で2 B~20 B;254、220nm;)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-カルバモイル-2-メチル-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(23.6mg、収率27.3%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:346.10(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D
2O,ppm)δ 8.14(s,1H),7.77(d,J=8.5Hz,1H),7.68-7.44(m,3H),7.2(s,2H),5.58(s,2H),2.60(s,3H).
実施例88
4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
工程1:4,5-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチル
標題の化合物は、4-アミノ-2-メトキシ-5-ニトロ安息香酸メチル(1.00g、4.42mmol)が使用されたことを除いて、実施例30の工程5において記載される方法によって合成された。収量:760mg(85.6%)。
工程2:6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル
DMF(10.00mL)中の4,5-ジアミノ-2-メトキシ安息香酸メチル(700mg、3.49mmol、1.0当量)の溶液に、イミダゾール塩酸塩(368mg、3.49mmol、1.0当量)を加えた。150℃で24時間撹拌した後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色油として6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、収率68.0%)を得た。
工程3:6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
標題の化合物は、6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、2.43mmol)が使用されたことを除いて、実施例87の工程2において記載される方法によって合成された。収量:280mg(70.2%)。
工程4:4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル
標題の化合物は、6-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(230mg、1.20mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(369mg、1.20mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:10分で17 B~27 B;254、220nm;)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として50mg(収率10%)の4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチルを得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:418.30(M+1)。
工程5:4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸
標題の化合物は、4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(50mg 0.12mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN:MEOH=4:1;流速:45mL/分;勾配:7分で2 B~20 B;254、220nm;)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-カルバモイル-6-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(21.2mg、収率46.58%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:362.2(M+1)。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.67(s,1H),8.08(s,1H),7.69-7.59(m,3H),7.51(s,1H),7.40(dd,J=8.2,3.2Hz,2H),7.32(s,1H),5.60(s,2H),(s,3H).
実施例89
4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89a)、4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89b)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(89c)の合成
工程1:1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド
標題の化合物は、5-ブロモ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(500mg、2.53mmol)が使用されたことを除いて、実施例41の工程1において記載される方法によって合成された。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:ジクロロメタン/メチルアルコール 9:1)により精製して、褐色固体として1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(400mg、収率84.9%)を得た。
工程2:4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89a)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89b)
標題の化合物は、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(400mg、2.47mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(1.14g、3.70mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:Sunfire prep C18カラム、30*150、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN:MEOH=4:1;流速:45mL/分;勾配:7分で25 B~30 B;254、220nm;RT1:6.17分;RT2:8.20分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.17分。白色固体としての160mg(収率18.2%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89A)。MS(ESI、陽イオン)m/z:389.10(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.85(s,1H),8.15(s,2H),8.00(d,J=8.0Hz,1H),7.70(dd,J=13.0,7.7Hz,2H),7.57-7.36(m,3H),5.69(s,2H),3.98(m,4H),1.20(m,6H).
画分2:Rt:8.20分。白色油としての81.6mg(収率8.47%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(89b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:388.80(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO- d6,ppm)δ 8.81(d,J=1.9Hz,1H),8.23(d,J=7.2Hz,2H),8.01(dd,J=8.3,1.9Hz,1H),7.72-7.55(m,5H),5.70(s,2H),3.97(t,J=7.6Hz,4H),1.30-1.18(m,6H).
工程3:4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(89c)
標題の化合物は、4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(110mg、0.28mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動 水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で5 B~14 B;254、220nm)で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(89c、27.1mg、収率27.9%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:333.05(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D
2O,ppm)δ 9.03(d,J=2.0Hz,1H),8.21-8.11(m,2H),8.08-7.98(m,1H),7.72-7.56(m,3H),7.43(d,J=7.7Hz,2H),5.67(s,2H).
実施例90
4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90a)、4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90b)、4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(90c)及びエトキシ(4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスフィン酸(90d)の合成
工程1:N-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド
標題の化合物は、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(500mg、2.84mmol)及びMeOH中の30%メチルアミン(10.00mL)が使用されたことを除いて、実施例14の工程2において記載される方法によって合成された。収量:500mg(90.70%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:176.25(M+1)。
工程2:4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90a)及び4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90b)
標題の化合物は、N-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボキサミド(200mg、1.14mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(526mg、1.71mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge prep OBD C18カラム、30×150mm 5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:15分で18 B~19 B;254/220nm、RT1:10.08分;RT2:12.3分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:10.08分。白色固体としての150mg(収率31.8%)の4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:402.30(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.51(s,1H),8.39(d,J=4.7Hz,1H),8.18(dd,J=1.7,0.7Hz,1H),7.76-7.61(m,3H),7.54(dd,J=8.6,0.7Hz,1H),7.44-7.36(m,2H),5.61(s,2H),3.95(m,4H),2.80-2.74(m,3H),1.18(t,J=7.0Hz,6H).
画分2:Rt:12.3分。白色固体としての120mg(収率25.9%)の4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(90b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:402.3(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.53(s,1H),8.38(d,J=4.7Hz,1H),8.01(t,J=1.2Hz,1H),7.75-7.63(m,4H),7.38(dd,J=8.2,3.7Hz,2H),5.63(s,2H),3.95(m,4H),2.76(d,J=4.5Hz,3H),1.18(t,J=7.1Hz,6H).
工程3:4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(90c)及びエトキシ(4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスフィン酸(90d)
標題の化合物は、4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(150mg、0.37mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:5分で5 B~17 B;254、220nm;RT1:4.92分、RT2:5.05分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:4.92分。灰白色固体としての7.2mg(収率5.6%)の4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(90c)。MS(ESI、陽イオン)m/z:344.05(M-1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.86(s,1H),8.48(d,J=4.8Hz,1H),8.22(s,1H),7.81(d,J=9.0Hz,1H),7.72-7.59(m,3H),7.41(dd,J=8.1,3.3Hz,2H),5.65(s,2H),2.84-2.77(m,3H).
画分2:Rt:5.05分。白色固体としての3.3mg(収率2.2%)のエトキシ(4-((5-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスフィン酸(90d)。MS(ESI、陽イオン)m/z:374.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.53(s,1H),8.41(s,1H),8.20(s,1H),7.79-7.51(m,5H),7.38(s,2H),5.60(s,2H),3.80(m,2H),2.80(d,J=4.1Hz,3H),1.15-1.11(d,J=6.9Hz,3H).
実施例91
4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(91a)及びエトキシ(4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスフィン酸(91b)の合成
標題の化合物は、4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(100mg、0.25mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:5分で5 B~17 B;254、220nm;RT1:6.13分、RT2:7.25分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.13分。28.8mg(収率27.5%)の4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(91a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:346.20(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.55(s,1H),8.40(s,1H),8.02(s,1H),7.72(s,2H),7.65(dd,J=12.8,7.8Hz,2H),7.35(d,J=5.4Hz,2H),5.61(s,2H),2.79(d,J=4.2Hz,3H).
画分2:Rt:7.25分。24.5mg(収率21.4%)のエトキシ(4-((6-(メチルカルバモイル)-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスフィン酸(91b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:374.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.55(s,1H),8.40(s,1H),8.03(s,1H),7.72(s,2H),7.65(s,2H),7.36(s,2H),5.62(s,2H),3.80(s,2H),2.79(d,J=4.3Hz,3H),1.12(t,J=7.0Hz,3H).
実施例92
4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92a)、(4-((7-メトキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸ジエチル(92b)、(4-((4-ヒドロキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸ジエチル(92c)、及び(4-((4-ヒドロキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(92d)の合成
工程1:4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92a)及び4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92b)
標題の化合物は、4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(200mg、1.35mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸(622mg、2.03mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge prep OBD C18カラム、30×150mm 5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:15分で18 B~19 B;254/220nm、RT1:6.50分;RT2:7.22分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:6.50分。白色固体としての100mg(収率19.8%)の4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:375.10(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.28(s,1H),7.71-7.60(m,2H),7.40-7.32(m,2H),7.10(t,J=7.9Hz,1H),7.03(dd,J=8.1,1.0Hz,1H),6.69(dd,J=7.8,1.0Hz,1H),5.54(s,2H),3.95(m,7H),1.17(t,J=7.1Hz,6H).
画分2:Rt:7.22分。白色固体としての120.9mg(収率23.6%)の4-((7-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:375.30(M+1)。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.30(s,1H),7.70-7.59(m,2H),7.34-7.26(m,2H),7.23(dd,J=8.2,0.8Hz,1H),7.12-7.08(m,1H),6.78-6.71(m,1H),5.64(s,2H),3.95(m,4H),3.76(s,3H),1.17(t,J=7.0Hz,6H).
工程2:4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92c)
DCM(5.00mL)中の4-((4-メトキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジエチル(100mg、0.27mmol、1.00当量)の溶液に、BBr
3(0.50mL、5.289mmol、19.80当量)を加えた。室温で一晩撹拌した後、反応混合物を減圧下で蒸発させた。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250um、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:20mL/分;勾配:7分で8 B~64 B;254/220nm;)下で分取HPLCにより精製して、4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(92c、52mg、54.02%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:361.10(M+1)。
工程3:(4-((4-ヒドロキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(92d)
標題の化合物は、4-((4-ヒドロキシ-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(52.00mg、0.144mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge prep OBD C18カラム、30×150mm 5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:15分中の18 B~19 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として(4-((4-ヒドロキシ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)メチル)フェニル)ホスホン酸(92d、17.9mg、38.2%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:305.05(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 10.00(s,1H),8.47(s,1H),7.70-7.57(m,2H),7.36(s,2H),7.26(s,1H),7.14-6.97(m,1H),6.91(d,J=8.1Hz,2H),6.60(d,J=7.9Hz,1H),5.53(s,2H).
実施例93
4-((5-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
工程1:インドール-5-カルボキサミド
標題の化合物は、1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボン酸メチル(2.00g、11.42mmol)が使用されたことを除いて、実施例14の工程2において記載される方法によって合成された。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EA/PE 7:1)により精製して、灰色固体としてインドール-5-カルボキサミド(0.6g、収率33%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:161.25(M+1)。
工程2:4-((5-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル
標題の化合物は、インドール-5-カルボキサミド(130mg、0.81mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(374mg、1.22mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 89:11)により精製して、黄色固体として4-((5-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(162mg、収率33.1%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:387.25(M+1)。
工程3:4-((5-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸
標題の化合物は、4-((5-カルバモイルインドール-1-イル)メチル)-フェニルホスホン酸ジエチル(162.00mg、0.42mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。収量:桃色固体としての18.0mg(12.8%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:331.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.17(d,J=1.6Hz,1H),7.83(s,1H),7.72-7.52(m,4H),7.45(d,J=8.7Hz,1H),7.24(dd,J=8.1,3.3Hz,2H),7.11(s,1H),6.60(d,J=3.1Hz,1H),5.51(s,2H).
実施例94
4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
工程1:3-クロロ-1H-インドール-5-カルボキサミド
MeOH(12.00mL)中のインドール-5-カルボキサミド(0.30g、1.873mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、NCS(0.30g、2.0mmol、1.20当量)を室温で加えた。室温で12時間撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 44:56)により精製して、黄色固体として3-クロロ-1H-インドール-5-カルボキサミド(0.38g、収率90%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:195.02(M+1)。
工程2:4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル
標題の化合物は、3-クロロ-1H-インドール-5-カルボキサミド(150mg、0.77mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(291mg、0.948mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。収量:黄色固体としての300mg(91.0%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:421.25(M+1)。
工程3:4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸
標題の化合物は、4-((5-カルバモイル-3-クロロインドール-1-イル)メチル)-フェニルホスホン酸ジエチル(150mg、0.356mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。収量:33.1mg(23.0%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:365.04(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.13(d,J=1.6Hz,1H),7.99(s,1H),7.83(s,1H),7.76(dd,J=8.7,1.7Hz,1H),7.67-7.52(m,3H),7.26(m,3H),5.49(s,2H).
実施例95
4-((5-ヒドロキシピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸の合成
工程1:4-((5-メトキシピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
DMF(5.00mL)中の5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(150mg、1.012mmol、1.00当量)の溶液に、4-(ブロモメチル)フェニルボロン酸(261mg、1.215mmol、1.20当量)及びCs
2CO
3(660mg、2.025mmol、2.00当量)を加えた。室温で2時間撹拌した後、得られた混合物を濾過し、濾塊をMeOHで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件(カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250、5um;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で16 B~46 B;254、220nm;)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-メトキシピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(95mg、収率33%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:283.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.01(d,J=3.2Hz,2H),7.78(d,J=8.8Hz,1H),7.71(d,J=7.9Hz,2H),7.65(d,J=3.1Hz,1H),7.14(d,J=7.8Hz,2H),6.54(d,J=8.8Hz,1H),6.45(d,J=3.0Hz,1H),5.40(s,2H),3.84(s,3H).
工程2:4-((5-ヒドロキシピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸
標題の化合物は、4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(66mg、0.233mmol)が使用されたことを除いて、実施例79の工程4において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:8分で1 B~15 B;254/220nm;)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-ヒドロキシピロロ[3,2-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(25.7mg、収率40.7%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:269.25(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O,ppm)δ 11.45(s,1H),8.03(s,2H),7.72(d,J=7.8Hz,2H),7.65(d,J=9.5Hz,1H),7.34(d,J=2.9Hz,1H),7.14(d,J=7.8Hz,2H),6.02-5.93(m,2H),5.30(s,2H).
実施例96
4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(96a)及び4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(96b)の合成
工程1:5-クロロ-2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン
酢酸(20mL)中の6-クロロピリジン-2,3-ジアミン(1.0g、6.96mmol)の溶液を、油浴中において135℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、沈殿物を濾過により回収し、MeOHで洗浄し、真空中で乾燥させて、褐色固体として5-クロロ-2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(1.1g、77%)を得た。
工程2:2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド
MeOH中のNH
3(g)(80.00mL、7M)の撹拌溶液に、5-クロロ-2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(1.10g、5.6mmol、1.00当量)及びPd(dppf)Cl
2(523mg、0.716mmol、0.10当量)を室温で加えた。一酸化炭素で充填された20atm高圧反応器中において120℃で12時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:DCM/MEOH 95:5)により精製して、褐色固体として2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(769mg、収率55%)を得た。
工程3:4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(96a)及び4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(96b)
標題の化合物は、2-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.734mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:7分で15 B~35 B;254、220nm;RT1:3.2分;RT2:4.5分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:3.2分。白色固体としての87.2mg(収率34.8%)の4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルボロン酸(96a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:339.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D2O,ppm)δ 8.11(d,J=8.3Hz,1H),7.98(d,J=8.2Hz,1H),7.70(d,J=7.9Hz,2H),7.12(d,J=7.8Hz,2H),5.66(s,2H),3.22(p,J=6.8Hz,1H),1.17(d,J=6.7Hz,6H).
画分2:Rt:4.5分。白色固体としての78.1mg(収率31.4%)の4-((5-カルバモイル-2-イソプロピルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルボロン酸(96b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:339.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6/D2O,ppm)1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ 7.95(q,J=8.4Hz,2H),7.69(d,J=7.7Hz,2H),7.03(d,J=7.7Hz,2H),5.56(s,2H),3.30(p,J=6.8Hz,1H),1.23(d,J=6.7Hz,6H).
実施例97
4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97a)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97b)の合成
工程1:4-メチルフェニルホスホン酸ジイソプロピル
ACN(60mL)中の1-ヨード-4-メチルベンゼン(2.00g、9.173mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、亜リン酸ジイソプロピル(2.88g、17.33mmol、1.89当量)及びナトリウムtert-ブトキシド(1.76g、18.35mmol、2.00当量)を室温で加えた。UV光下にて室温で2日間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 64:36)により精製して、無色油として4-メチルフェニルホスホン酸ジイソプロピル(1.7g、収率72.3%)を得た。
工程2:4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル
CCl
4(50.00mL)中の4-メチルフェニルホスホン酸ジイソプロピル(2.00g、7.80mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、NBS(1.39g、7.81mmol、1.00当量)及びBPO(0.20g、0.780mmol、0.10当量)を室温で加えた。70℃で12時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:EA/PE 70:30)により精製して、無色油として4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(1.3g、収率49.7%)を得た。
工程3:4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97a)及び4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97b)
標題の化合物は、2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(150mg、0.851mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(372mg、1.11mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:9分で30 B~35 B;254、220nm;RT1:5.5分;RT2:6.3分)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:5.5分。白色固体としての39.4mg(収率10.0%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]-ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:417.35(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.84(s,1H),8.18-8.07(m,2H),7.99(d,J=8.3Hz,1H),7.75-7.44(m,5H),5.68(s,2H),4.52(m,2H),1.26(d,J=6.2Hz,6H),1.14(d,J=6.2Hz,6H).
画分2:Rt:6.3分。白色固体としての28.7mg(収率7.4%)の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]-ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジイソプロピル(97b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:417.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 8.80(s,1H),8.27-8.17(m,2H),8.00(d,J=8.2Hz,1H),7.76-7.63(m,3H),7.57(m,2H),5.69(s,2H),4.52(m,2H),1.25(d,J=6.1Hz,6H),1.14(d,J=6.2Hz,6H).
実施例98
1-((4-(ジ((イソプロポキシカルボニル)オキシ)メトキシホスホリル)フェニル)メチル)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミドの合成
NMP(4.00mL)中の4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(100mg、0.301mmol)の撹拌溶液に、TEA(0.42mL、4.134mmol、10.00当量)及び炭酸クロロメチルイソプロピル(459mg、3.01mmol、10.00当量)を室温で加えた。50℃で12時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、30×150mm 5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:7分で10 B~70 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として1-((4-(ジ((イソプロポキシカルボニル)オキシ)メトキシホスホリル)フェニル)-メチル)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-カルボキサミド(36.8mg、収率19.8%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:565.40(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.85(s,1H),8.13(d,J=8.3Hz,2H),7.99(d,J=8.4Hz,1H),7.69(m,2H),7.58-7.47(m,3H),5.72-5.56(m,6H),4.69(p,J=6.2Hz,2H),1.11(m,12H).
実施例99
2,2-ジメチルプロパン酸((4-((5-カルバモイルイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル(((2,2-ジメチル-プロパノイル)オキシ)メトキシ)ホスホリル)オキシ)メチルの合成
標題の化合物は、2,2-ジメチルプロパン酸クロロメチル(680mg、4.515mmol)が使用されたことを除いて、下の実施例103において記載される方法によって合成された。収量:52.8mg(20.2%)。MS(ESI、陽イオン)m/z:561.45(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6,ppm)δ 8.86(s,1H),8.16-8.10(m,2H),7.99(d,J=8.4Hz,1H),7.68(dd,J=13.7,8.0Hz,2H),7.57-7.52(m,3H),5.81-5.48(m,6H),0.90(s,18H).
実施例100
4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸の合成
工程1:4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル
標題の化合物は、5-メトキシ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(250mg、1.676mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホン酸ジエチル(566mg、1.844mmol)が使用されたことを除いて、実施例55の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:10分で25 B~35 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、褐色油として4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(149mg、収率23.7%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:376.25(M+1)。
工程2:4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸
標題の化合物は、4-((5-メトキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジエチル(149mg、0.397mmol)が使用されたことを除いて、実施例85の工程2において記載される方法によって合成された。粗生成物を、以下の条件(カラム:C18カラム、30*150mm、5um;移動相A:水(10mmoL/L NH
4HCO
3+0.1%NH
3.H
2O)、移動相B:ACN;流速:45mL/分;勾配:勾配:7分で20 B~30 B;254/220nm)下で分取HPLCにより精製して、白色固体として4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸(39.0mg、収率28.7%)を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:306.20(M+1)。
1H NMR(300MHz,DMSO-d
6/D
2O,ppm)δ 8.16(s,1H),7.69(d,J=9.3Hz,1H),7.61-7.50(m,2H),7.17(dd,J=8.2,2.7Hz,2H),6.20(d,J=9.3Hz,1H),5.34(s,2H).
実施例101
4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(101a)及び4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(101b)の合成
工程1:6-(ベンジルオキシ)-3-ニトロピリジン-2-アミン
DMF(150.00mL)中の6-クロロ-3-ニトロピリジン-2-アミン(10.00g、57.62mmol、1.00当量)及びベンジルアルコール(12.46g、115.23mmol、2.00当量)の混合物に、NaH(4.61g、115.23mmol、2.00当量、60%)をゆっくりと加えた。室温で一晩撹拌した後、反応混合物を氷水でクエンチした。沈殿した固体を濾過により回収し、水で洗浄し、真空中で乾燥させて、褐色固体として6-(ベンジルオキシ)-3-ニトロピリジン-2-アミン(12g、収率84.9%)を得た。
工程2:6-(ベンゾイル)ピリジン-2,3-ジアミン
H
2O(78.00mL)及びイソプロピルアルコール(230.00mL)中の6-(ベンジルオキシ)-3-ニトロピリジン-2-アミン(13.00g、53.01mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、Fe(8.88g、159.01mmol、3.00当量)及びNH
4Cl(12.8g、238.54mmol、4.50当量)を室温で加えた。油浴中において100℃で4時間撹拌した後、混合物をCeliteに通して濾過し、濾塊を酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 71:29)により精製して、褐色固体として6-(ベンジルオキシ)ピリジン-2,3-ジアミン(6.3g、収率50.2%)を得た。
工程3:5-(ベンジルオキシ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン
トリメトキシメタン(250.00mL)中の6-(ベンジルオキシ)ピリジン-2,3-ジアミン(12.00g、55.75mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、TFA(1.00mL)を室温で加えた。室温で12時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロリド/n-ヘキサン(1:2 150mL×2)で洗浄して、褐色固体として5-(ベンジルオキシ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(10g、収率79.6%)を得た。
工程4:4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル及び4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル
標題の化合物は、5-(ベンジルオキシ)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(500mg、2.22mmol)及び4-(ブロモメチル)フェニルホスホナート(984mg、2.44mmol)が使用されたことを除いて、実施例2の工程1において記載される方法によって合成された。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液:酢酸エチル/石油エーテル 100:0)により精製して、褐色油として4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル及び4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(645mg、収率53.1%、比=1:2)の混合物を得た。MS(ESI、陽イオン)m/z:548.15(M+1)。
工程5:4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(101a)及び4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(101b)
MeOH(25.00mL)中の4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジフェニル及び4-((5-(ベンジルオキシ)イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニル-ホスホン酸ジフェニル(600mg、1.1mmol)の混合物に、Pd/C(200mg)を室温で加えた。室温で12時間撹拌した後、得られた混合物を、Celiteに通して濾過し、濾塊をMeOHで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件(カラム:X Bbridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5um;移動相A:水(0.05% NH
3H
2O)、移動相B:ACN;流速:60mL/分;勾配:12分で26 B~33 B;254/220nm;RT1:10.05分;RT2:11.0)下で分取HPLCにより精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥させて、2つの画分を得た。
画分1:Rt:10.05分。白色固体としての30.9mg(収率5.6%)の4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(106a)。MS(ESI、陽イオン)m/z:458.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 11.62(s,1H),8.21(s,1H),7.92(dd,J=13.7,8.0Hz,2H),7.65(d,J=9.2Hz,1H),7.43(dd,J=8.1,4.2Hz,2H),7.34(t,J=7.9Hz,4H),7.22-7.12(m,6H),6.20(d,J=9.2Hz,1H),5.52(s,2H).
画分2:Rt:11.0分。白色固体としての79.6mg(収率14.2%)の4-((5-ヒドロキシイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)メチル)フェニルホスホン酸ジフェニル(106b)。MS(ESI、陽イオン)m/z:458.25(M+1)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6,ppm)δ 10.77(s,1H),8.25(s,1H),7.90(dd,J=13.1,8.0Hz,3H),7.35(t,J=7.8Hz,6H),7.17(d,J=8.2Hz,6H),6.53(d,J=8.6Hz,1H),5.47(s,2H).
生物学的実施例
実施例1
ENPP1によるpNP-TMP加水分解の測定
p-ニトロフェニルチミジン5’-一リン酸(pNP-TMP)は、ENPP1のための合成された基質である。pNP-TMPによるENPP1酵素活性アッセイは、以下のとおりに実施された。
第一に、60μlの反応において、7.5ngの精製されたENPP1を、13.7pM~10μMの範囲の式(I)の化合物(試験化合物)と混合した。ENPP1の化合物とのインキュベーションは、25℃で10分間に設定された。DMSOのみ(ENPP1を含むが化合物を含まない)による反応は、最も速い反応(最大活性)をもたらした。各化合物の希釈のために、アッセイ緩衝液(50mM Tris-HCl、pH8.8、250mM NaCl、0.1mg/ml BSA、1% DMSO)のみを含むがENPP1を含まないウェルが、試験化合物に由来する405nmでの吸光度の減算のための対照として含まれた。
第二に、10分のENPP1及び試験化合物のインキュベーションの後、50μlの上述のENPP1/試験化合物反応をアッセイ緩衝液中の50μlの1mM pNP-TMPに移し、透明底96ウェルプレート中に合計100μlの反応をもたらすことによってアッセイを開始した。405nmでの吸光度を、PerkinElmer 2300 Enspireマルチモードプレートリーダーによってキネティックモードにおいて迅速に記録した。
各阻害剤に関して、比ENPP1活性を、以下の式を使用して計算した:ENPP1活性(pmol/分/μg)=調整されたVmax(OD405nm/分)×換算係数(pmol/OD405nm)/酵素の量(μg)。
調整されたVmax=V0×(Km+(S))/(S)。このアッセイにおいて、Km=232μM、(S)=500μM。調整されたVmax=1.464×V0。
V0=(ENPP1によるOD405nm-OD405nm ENPP1ブランク)/分。OD405nmを、時間(分)に対してブランクを減算してプロットし、初期の線形速度はV0である。時間(分)に対してブランクを減算し、初期の線形速度はV0である。
換算係数(pmol/OD405nm)を、405nmでの吸光度に対して標準物質、4-ニトロフェノール(Sigma-Aldrich、カタログ# 241326)の量をプロットすることによって決定した。傾きが換算係数である。各試料に関するパーセントENPP1活性は、以下の式を使用して計算された:
%酵素活性=試料酵素活性/最大活性×100%。
各化合物に関するIC50を決定するため、化合物濃度値及びパーセント酵素活性値を、GraphPad Prism(Windows(登録商標)用GraphPad Prismバージョン7.0、GraphPadソフトウェア、La Jolla California USA、www.graphpad.com)に挿入し、Prismの変換分析を使用して、x軸値(化合物濃度)を対数に変換した。シグモイド曲線可変勾配非線形回帰分析は、以下の式を使用して実施された:Y=最小+(最大-最小)/(1+10^((LogIC50
-X)*ヒル勾配))。
各化合物に関するKi値は、チェン-プルソフ式を使用するGraphPad分析により観測されたIC50から計算された:Ki=IC50/(1+(S)/KM)。式中、(S)は500μMであり、KMは232μMであると特定される。
上の表1の化合物における代表的な式(I)の化合物に関するKiは、下の表2に提供される。
実施例2
ENPP1による2’3’-cGAMP加水分解の測定
ENPP1は、2’3’-cGAMPの5’-AMP及び5’-GMPへの加水分解を触媒し、したがって、基質としての2’3’-cGMAPによるENPP1酵素活性は、生成物5’-AMPの測定によってモニターされる。Promega(カタログ番号V5012)からのAMP-Gloアッセイキットが、5’-AMP生成の測定のために使用される。
第一に、ENPP1及び試験化合物のインキュベーションは、以下の条件でアッセイ緩衝液(50mM Tris-HCl、pH8.8、250mM NaCl、0.1mg/ml BSA、1% DMSO)中において準備される:ENPP1濃度:1.25nM;68pM~20μMの範囲の試験化合物濃度。このインキュベーションは、25℃で10分間実行される。
第二に、10分間のENPP1及び試験化合物のインキュベーションの後、アッセイ緩衝液中において200μMで15μlの基質2’3’-cGAMPを別々のプレート上に調製する。次に、15μlのENPP1/化合物のインキュベーションを、200μM 2’3’-cGAMP溶液に移して、反応を開始する。30μlの混合物を、25℃で30分間インキュベートする。これらの全てのアッセイにおいて、最大の5’-AMP生成(最大RLU)をもたらす化合物を含まないDMSO対照が含まれる。30分後、90℃で3分間加熱することによって反応を停止する。
第三に、Promega AMP-Gloキットを使用して、ENPP1酵素活性の測定値として5’-AMP生成を検出する。これを行うために、試料当たり上述の合計30μlの反応のうちの10μlを、5’-AMP生成の測定のために384ウェル白色アッセイプレートに移す。各ウェルに関して、10μlのAMP-Glo試薬Iを加え、十分に混合し、25℃で1時間インキュベートする。この時間にAMP検出溶液を調製し、ウェル当たり20μlを加え、得られた溶液を25℃で1時間インキュベートする。各阻害剤濃度に関して二つ組で実行される。発光シグナル(相対発光単位、RLU)を、PerkinElmer 2300 Enspireマルチモードプレートリーダーを使用して記録する。
%阻害は、以下の式をしようして計算される:%阻害=(最大RLU-試料RLU)/最大RLU×100%。
化合物のIC50値は、化合物濃度データ及びパーセント阻害値をGraphPad Prism(Windows(登録商標)用のGraphPad Prismバージョン7.0、GraphPadソフトウェア、La Jolla California USA、www.graphpad.com)にロードすることによって決定され、シグモイド曲線可変勾配非線形回帰フィッティングを実施した。
各化合物に関するKi値は、チェン-プルソフ式を使用するGraphPad分析により観測されたIC50から計算される:Ki=IC50/(1+(S)/KM)。式中、(S)は100μMであり、KMは32μMである。
製剤化実施例
以下は、本開示の化合物を含有する代表的な医薬製剤である。
錠剤製剤
以下の成分を密接に混合し、単一の割線入り錠剤に圧縮する。
カプセル製剤
以下の成分を密接に混合し、硬質シェルゼラチンカプセルに充填する。
注射用製剤
2% HPMC、DI水中の1% Tween 80、MSAによるpH2.2中の本開示の化合物(例えば、化合物1)、適量~少なくとも20mg/mL。
吸入組成物
吸入送達のための医薬組成物を調製するため、20mgの本明細書に開示される化合物を、50mgの無水クエン酸及び100mLの0.9%塩化ナトリウム溶液と混合する。混合物を、吸入投与に好適な噴霧器などの吸入送達ユニットに組み込む。
局所用ゲル組成物
局所用ゲル医薬組成物を調製するため、100mgの本明細書で開示される化合物を、1.75gのヒドロキシプロピルセルロース、10mLのプロピレングリコール、10mLのミリスチル酸イソプロピル及び100mLの精製アルコールUSPと混合する。次に、得られたゲル混合物を、局所投与に好適なチューブなどの容器に組み込む。
点眼用溶液組成物
点眼用溶液医薬組成物を調製するため、100mgの本明細書で開示される化合物を、100mLの精製水中の0.9gのNaClと混合し、0.2ミクロンフィルターを使用して濾過する。次に、得られた等張性溶液を、点眼投与に好適な点眼剤容器などの点眼用送達ユニットに組み込む。
鼻内噴霧溶液
医薬鼻内噴霧溶液を調製するため、10gの本明細書で開示される化合物を、30mLの0.05Mリン酸緩衝液(pH4.4)と混合する。溶液を、各適用について100ulの噴霧剤を送達するように設計された経鼻投与器に入れる。