JP7593137B2 - 紙製容器および蓋材付き紙製容器 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施の形態による蓋材付き紙製容器1は、紙製容器10と、紙製容器10を密封する蓋材50とを備えている。ここでは、まず、紙製容器10について説明する。
図1乃至図3に示すように、紙製容器10は、紙容器20と、紙容器20の表面に積層された成形フィルム40とを備えている。このうち紙容器20は、後述するブランク材30を組み立てることにより作製されるものである。
紙容器20は、底部21と、底部21に折れ線(第1折れ線)22を介して連結された複数の側部23と、各々の側部23にそれぞれ折れ線(第2折れ線)24を介して連結された複数のフランジ片25とを有している。
(1)一の部材の一部のみが他の部材に対して接触した状態で、一の部材と他の部材とが互いに隣り合っていること。
(2)一の部材と他の部材とが互いに接触していない状態で、一の部材と他の部材とが互いに隣り合っている場合に、一の部材と他の部材との間の隙間の少なくとも一部が、一の部材および他の部材に対して成形フィルム40を接着する際に、成形フィルム40(後述するフィルム40a)が入り込むことができない程度の隙間であること。
次に、紙容器20を作製するためのブランク材30について説明する。図4に示すように、ブランク材30は、底部パネル31と、底部パネル31に第1折れ線32を介して連結された複数の側部パネル33と、各々の側部パネル33にそれぞれ第2折れ線34を介して連結された複数のフランジ片パネル35とを備えている。図示された例においては、ブランク材30は、側部パネル33およびフランジ片パネル35を4つずつ備えている。ブランク材30の底部パネル31、第1折れ線32、側部パネル33、第2折れ線34およびフランジ片パネル35は、それぞれ紙容器20の底部21、折れ線(第1折れ線)22、側部23、折れ線(第2折れ線)24およびフランジ片25に対応するものである。
次に、図1乃至図3により、成形フィルム40について説明する。この成形フィルム40は、紙容器20を保護する役割を果たす。また、成形フィルム40は、容器形状をもっており、紙容器20の表面の全面を覆っている。これにより、紙製容器10に充填された内容物が、紙製容器10から漏れ出すことを抑制している。成形フィルム40は、例えばヒートシール(熱溶着)により、紙容器20に接着されている。
(外側)ポリエチレン(40μm)/アイオノマー(40μm)/ポリエチレン(40μm)(内側)
(外側)ポリプロピレン(30μm)/接着層(10μm)/アイオノマー(40μm)/接着層(10μm)/ポリプロピレン(30μm)(内側)
(外側)ポリエチレン(20μm)/アイオノマー(30μm)/接着層(10μm)/エチレン-ビニルアルコール共重合体(10μm)/接着層(10μm)/アイオノマー(15μm)/エチレン・酢酸ビニル共重合体(20μm)(内側)
次に、蓋材50について説明する。蓋材50は、紙製容器10の成形フィルム40のうち、フランジ片25に対応する領域に全周にわたってシールされている。
(外側)透明蒸着層付きポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ナイロンフィルム(15μm)/ポリエチレンフィルム(40μm)(内側)
まず、ブランク材30を準備する。この際、まず、紙材料を準備し、この紙材料の所定の位置に、ヒートシール剤を塗布する。ヒートシール剤は、グラビア印刷法、フレキソ印刷法またはオフセット印刷法等により塗布してもよい。このようにして、紙材料の所定の位置に、ヒートシール層Hが設けられる。次に、紙材料をレーザー等により打ち抜くことによって、ブランク材30が得られる。
次に、図8乃至図15により、本実施の形態による紙製容器10の変形例について説明する。図8乃至図15において、図1乃至図7に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
上述した実施の形態において、フランジ片25(フランジ片パネル35)上に、ヒートシール層Hが設けられている例について説明したが、これに限られない。例えば、図8に示すように、ヒートシール層Hが、底部21の周縁(すなわち、折れ線22)に沿って設けられていてもよい。すなわち、ヒートシール剤が、底部21の周縁(すなわち、折れ線22)に沿って、底部21上に塗布されていてもよい。この場合、図9に示すように、ブランク材30において、ヒートシール層Hが、底部パネル31の周縁(すなわち、第1折れ線32)に沿って設けられていてもよい。すなわち、ブランク材30において、ヒートシール剤が、底部パネル31の周縁(すなわち、第1折れ線32)に沿って、底部パネル31上に塗布されていてもよい。
また、上述した実施の形態において、紙容器20の表面にヒートシール層Hを設ける(ヒートシール剤を塗布する)ことにより、紙容器20と成形フィルム40との間の接着強度を調整する例について説明したが、これに限られない。例えば、成形フィルム40を加熱する温度を変更することにより、接着強度を調整してもよい。すなわち、接着強度を大きくしたい場合には、成形フィルム40の加熱温度を高くしてもよい。一方、接着強度を小さくしたい場合には、成形フィルム40の加熱温度を低くしてもよい。この場合においても、紙容器20と成形フィルム40との間の接着強度を容易に調整できる。なお、コア側型62が、フィルム40aを紙容器20に押しつける際の圧力または時間を変更することにより、紙容器20と成形フィルム40との間の接着強度を調整してもよい。
まず、図1に示す蓋材付き紙製容器1を作製した。この際、まず、紙容器20の材料として紙材(三菱製紙社製、Nパールカード(製品名)、坪量260g/m2)を準備した。また、成形フィルム40として、フィルム(住友ベークライト社製、スキンパック用フィルム)を準備した。次に、紙材の表面にフィルムを積層することにより、紙製容器10を作製した。この際、成形フィルム40を300℃に加熱した。さらに、蓋材50として、以下の層構成を有するフィルムをドライラミネート法により作製し、当該フィルムにより、紙製容器10を密封した。
PET(12μm)/接着剤/ONY(15μm)/接着剤/PE(50μm)
次に、開封性評価試験および実用性評価試験を行った。この際、まず、作製した蓋材付き紙製容器1の紙製容器10から蓋材50を取り外した。そして、蓋材50の取り外しやすさを評価した。また、この際、紙製容器10の変形等を観察し、実用性評価を行った。
次に、フランジ片25と成形フィルム40との間の接着強度評価試験を行った。試験片としては、成形フィルム40が接着したフランジ片25を、幅15mm、長さ50mmの矩形状に切り出したものを用いた。この際、各々のフランジ片25において、それぞれ3つずつ、計12個の試験片を作製した。次に、これらの試験片について、引張試験機(例えば、株式会社オリエンテック社製、テンシロン万能材料試験機:RTC1310A)を用いて、剥離速度50mm/minで、90°剥離試験を行うことにより、フランジ片25と成形フィルム40との間の接着強度を測定した。そして、全試験片の平均値をフランジ片25と成形フィルム40との間の接着強度とした。
次に、剥離性評価試験を行った。この際、紙製容器10の紙容器20から成形フィルム40を剥離した。そして、成形フィルム40の剥がしやすさを評価した。
成形フィルム40を紙容器20に接着する際、成形フィルム40を320℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルム40を紙容器20に接着する際、成形フィルム40を350℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
紙容器20の材料として紙材(王子マテリア社製、Newピジョン(製品名)、坪量260g/m2)を使用したこと、成形フィルム40を紙容器20に接着する際、成形フィルム40を320℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルム40を紙容器20に接着する際、成形フィルム40を260℃に加熱したこと、以外は実施例4と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルムを紙容器に接着する際、成形フィルムを260℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルムを紙容器に接着する際、成形フィルムを280℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルムを紙容器に接着する際、成形フィルムを360℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
紙容器の材料として紙材(王子マテリア社製、OKフレース(製品名)、坪量260g/m2)を使用したこと、成形フィルムを紙容器に接着する際、成形フィルムを320℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
成形フィルムを紙容器に接着する際、成形フィルムを370℃に加熱したこと、以外は実施例1と同様にして、開封性評価試験、実用性評価試験、接着強度評価試験および剥離性評価試験を行った。
20 紙容器
21 底部
22 折れ線
23 側部
24 折れ線
25 フランジ片
40 成形フィルム
H ヒートシール層
Claims (4)
- 底部と、前記底部に折れ線を介して連結された複数の側部と、各々の側部にそれぞれ折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有する紙容器と、
前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記フランジ片上に、ヒートシール層が設けられており、
前記フランジ片と前記成形フィルムとの間の接着強度は、1.0N/15mm以上であり、
前記底部と前記成形フィルムとの間の接着強度、および前記側部と前記成形フィルムとの間の接着強度は、それぞれ0.05N/15mm以上0.4N/15mm以下である、紙製容器。 - 前記フランジ片と前記成形フィルムとの間の接着強度は、5.0N/15mm以下である、請求項1に記載の紙製容器。
- 前記ヒートシール層の単位面積当たりの重量は、0.1g/m2以上10.0g/m2以下である、請求項1または2に記載の紙製容器。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の前記紙製容器と、
前記紙製容器を密封する蓋材とを備える、蓋材付き紙製容器。
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