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JP7571370B2 - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォームの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
ポリオールとポリイソシアネートと発泡剤とを混合して、硬質ポリウレタンフォームを製造することが広く行われている。
発泡剤としては、従来、CClF等の塩素化フッ素化炭素化合物(クロロフルオロカーボン。いわゆるCFC。)及びCClFCH等の塩素化フッ素化炭化水素化合物(ハイドロクロロフルオロカーボン。いわゆるHCFC。)が用いられてきた。しかし、CFC及びHCFCは、オゾン層の保護等の環境保護の観点から使用が規制されるようになった。
CFC及びHCFCに代わる発泡剤として、水素化フッ素化炭素化合物(ハイドロフルオロカーボン。いわゆるHFC。)が用いられている。
発泡剤に用いられるHFCとしては、例えば、CHFCHCF(HFC-245fa)及びCFCHCFCH(HFC-365mfc)が挙げられる。しかし、これらのHFCは、オゾン層破壊係数(ODP)はゼロであるが、地球温暖化係数(GWP)は高いため、よりGWPが低い発泡剤が求められている。
GWPが低い発泡剤の候補物質の1つとしてハイドロフルオロオレフィン(HFO)及びハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)が提唱されている。
特許文献1、2には、共沸混合物として、CFCF=CHClのE体(HCFO-1224yd(E))とCFCH=CHCF(HFO-1336mzz)との混合物が開示され、熱硬化性又は熱可塑性樹脂の発泡剤として使用できることが記載されている。また、特許文献3には、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンのE体(HFO-1233zd(E))が発泡剤として使用できることが記載されている。
国際公開第2012/106565号 国際公開第2013/059550号 特許第5562827号公報
特許文献1~3に記載されたHFO又はHCFOを発泡剤として用いて製造した硬質ポリウレタンフォームでは、熱伝導率をより低減できる余地がある。
本発明は、地球温暖化係数(GWP)が低いハイドロフルオロオレフィンを発泡剤として用い、断熱性が優れた硬質ポリウレタンフォームを製造できる、硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供する。
[1] ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合する、硬質ポリウレタンフォームの製造方法であって、
前記ポリイソシアネートが、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートと3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートとを含み、前記ポリイソシアネートに対する前記3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートの割合が、72.1質量%以上であり、
前記発泡剤が、ハイドロフルオロオレフィン及び水を含み、
前記発泡剤に対する前記ハイドロフルオロオレフィンの割合が、50~99質量%である、硬質ポリウレタンフォームの製造方法(但し、ヒドロキシル価が1825mgKOH/gのグリセロールを使用する硬質ポリウレタンフォームの製造方法を除く)。
[2] さらに、整泡剤及び触媒を混合する、[1]に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
[3] 前記ハイドロフルオロオレフィンが、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンのE体、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペンのZ体又は1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテンのZ体から選択される1種以上である、[1]又は[2]に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
[4] 前記ポリオールの100質量部に対する前記発泡剤の量が、10~100質量部である、[1]~[3]のいずれかに記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
[5] 前記ポリオールが、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールを含む、[1]~[4]のいずれかに記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
[6] 前記ポリオールの合計に対する前記ポリエーテルポリオールの割合が、30~80質量%である、[5]に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
[7] 以下の硬質ポリウレタンフォーム2の熱伝導率に対する、前記硬質ポリウレタンフォームの熱伝導率が99.00%以下である、[1]~[6]のいずれかに記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
硬質ポリウレタンフォーム2:ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合して得られる、硬質ポリウレタンフォームであって、前記ポリイソシアネートが、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートと3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートとを含み、前記ポリイソシアネートに対する前記3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートの割合が、55質量%未満である。
本発明によれば、GWPが低いハイドロフルオロオレフィンを発泡剤として用い、断熱性が優れた硬質ポリウレタンフォームを製造できる、硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供できる。
以下の用語の定義及び記載の仕方は、本明細書及び特許請求の範囲にわたって適用される。
本発明における「ハイドロフルオロオレフィン」は、いわゆるハイドロフルオロオレフィン(HFO)及びハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)を包含する。
ハイドロフルオロオレフィンについては、化合物名の後の括弧内にその化合物の略称を記すが、必要に応じて化合物名に代えてその略称を用いる。また、略称として、ハイフン(-)より後ろの数字及びアルファベット小文字部分だけ(例えば、「HCFO-1224yd」においては「1224yd」)を用いることがある。
なお、1224ydは、二重結合を有する炭素に結合された置換基の位置により、幾何異性体であるZ体とE体が存在する。本明細書中で、1224ydのようなZ体とE体が存在する化合物について、特に断らずに化合物名や化合物の略称を用いた場合は、Z体もしくはE体、又はZ体とE体の任意の割合の混合物を示す。化合物名や化合物の略称の後ろに(Z)又は(E)を付した場合は、それぞれの化合物のZ体又はE体であることを示す。
「重量平均分子量」(以下、「Mw」と記載する。)は、分子量既知の標準ポリスチレン試料を用いて作成した検量線を用い、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC:Gel Permeation Chromatography)で測定して得られるポリスチレン換算分子量である。
ポリオールのMwは、GPCシステム(HLC-8220GPC、東ソー社製)を用い、示差屈折率検出器(RI検出器)を用いて分析した。カラムとしてTSK-GEL Super HZ2000を2本とSuper HZ1000を2本、この順番で直列に接続して用いる。溶離液として、テトラヒドロフラン1Lに100ミリモル分のトリエチルアミンを添加したものを用いた。溶離液を流速0.35mL/分で流通させ、付帯するカラムオーブン部においてカラム温度を40℃に設定して測定した。テトラヒドロフラン10mLにポリオール0.05mLを希釈した溶液を測定試料とした。標準試料として単分散ポリスチレン(アジレント・テクノロジー社製品名、EasiVial)を用いて検量線を作成し、ポリスチレン換算のMwを算出した。
「水酸基価」とは、JIS K 1557-1:2007に基づいた方法にて測定し算出した値である。ポリオールの平均水酸基価は、含まれる全てのポリオールの水酸基価の平均値であり、含まれる全てのポリオールを混合した混合物を、上記方法にて測定して算出した値である。
「発泡剤」とは、発泡剤が気化して生じる気体を利用して発泡させる化合物及び発泡剤とポリイソシアネートとの反応により生じる気体を利用して発泡させる化合物である。
「システム液」とは、ポリイソシアネートと反応させて硬質ポリウレタンフォームを得るための組成物であって、ポリイソシアネート以外の原料を含む組成物のことである。
「活性水素」とは、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、ヒドラジド基及びメルカプト基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基に基づく水素である。
「~」で表される数値範囲は、「~」の前後の数値を下限値及び上限値とする数値範囲を示す。
[硬質ポリウレタンフォームの製造方法]
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法は、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合して、硬質ポリレタンフォームを製造する方法である。
以下に、本発明における各構成について説明する。
<ポリオール>
本発明における「ポリオール」は、ポリイソシアネートとの反応に用いる全てのポリオールのことであり、1種のポリオールでもよく、2種以上のポリオールを含んでもよい。
ポリオールとしては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエステルエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、主鎖が炭化水素系ポリマーからなり末端部分に水酸基を導入してなるポリマー及び多価アルコールが挙げられる。
上記ポリオールとしては、得られる硬質ポリウレタンフォームの物性が優れるため、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールの一方又は両方を使用することが好ましく、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールを併用することがより好ましい。ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールは、それぞれ2種以上の化合物を用いてもよい。
上記ポリオールとしてポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールを併用する場合は、ポリオールの合計に対するポリエーテルポリオールの割合は、30~80質量%が好ましく、35~70質量%がより好ましい。上記割合が上記範囲内であると、ポリオールとポリイソシアネートとの良好な混合性が得られやすい。
ポリエーテルポリオールは、従来公知の方法で製造することができ、環状エーテルが反応しうる活性水素を含有する化合物を開始剤として、必要により開環付加触媒の存在下、環状エーテルを開環付加させて得られるものが好ましい。
上記開始剤としては、以下に例示される化合物又はそれらの化合物に少量の環状エーテルを付加した化合物が挙げられる。以下に例示される化合物は、1種であっても、2種以上の混合物であってもよい。
上記開始剤としては、例えば、多価アルコール、多価フェノール、アルカノールアミン又はアミンが挙げられる。
上記多価アルコールの具体例として、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール、1,6-ヘキサンジオール、2-メチル-2,4-ペンタンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,6-ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、テトラメチロールシクロヘキサン、メチルグルコシド、ソルビトール、マンニトール、ガラクトース、ガラクチトール及びシュークロースが挙げられる。
上記多価フェノールの具体例として、ビスフェノールA、フェノール-ホルムアルデヒド初期縮合物及び後述のマンニッヒ縮合物が挙げられる。
上記アルカノールアミンの具体例として、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン及びN-(2-アミノエチル)エタノールアミンが挙げられる。
上記アミンの具体例として、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、アニリン、アンモニア、N-アミノメチルピペラジン、N-(2-アミノエチル)ピペラジン、4-メチル-1,3-フェニレンジアミン、2-メチル-1,3-フェニレンジアミン、4,4’-ジフェニルメタンジアミン、キシリレンジアミン、ジエチレントリアミン及びトリエチレンテトラミンが挙げられる。
上記環状エーテルとしては、環内に1個の酸素原子を有する3~6員環の環状エーテル化合物が好ましい。上記環状エーテルは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記環内に1個の酸素原子を有する3~6員環の環状エーテル化合物としては、エチレンオキシド(以下、「EO」という場合がある。)、プロピレンオキシド(以下、「PO」という場合がある。)及びブチレンオキシドからなる群から選択される1種以上が好ましく、EO単独、PO単独、又はEOとPOの組み合わせがより好ましい。
上記環状エーテルの2種以上を併用する場合は、それらを混合して反応させて、ランダム状の重合体を得てもよいし、順次反応させて、ブロック状の重合体を得てもよい。
上記開始剤に上記環状エーテルを開環付加させる際に必要により存在させる開環付加触媒としては、公知の開環付加触媒が使用できる。このような開環付加触媒として、例えば、ナトリウム系触媒、カリウム系触媒又はセシウム系触媒等のアルカリ金属化合物触媒が挙げられる。
上記ポリエーテルポリオールとしては、フェノール類、アルデヒド及びアルカノールアミンを反応(マンニッヒ縮合反応)させて得られるマンニッヒ縮合物を開始剤として、上記環状エーテルを開環付加させて得られるマンニッヒポリオールが好ましい。
上記マンニッヒポリオールは、アミノ基を含むため、ポリオールの活性が高くなりやすい。また、上記マンニッヒポリオールは、親水基及び疎水基を含み、界面活性があるため、ポリオールとポリイソシアネートとの混合性が良好となりやすい。さらに、上記マンニッヒポリオールは、フェノール類を含むことにより、燃焼の際に炭化皮膜を形成しやすいため、硬質ポリウレタンフォームの難燃性が高くなりやすい。
上記フェノール類としては、フェノール、及びフェノールの水酸基に対して少なくとも1か所のオルト位に水素原子を有するフェノール誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種以上が好ましい。
上記フェノール誘導体としては、フェノールの水酸基に対して少なくとも1か所のオルト位に水素原子を有し、それ以外の、芳香環に結合した水素原子の1個以上が炭素数1~15のアルキル基で置換されたアルキルフェノールが好ましい。
上記アルキルフェノールにおけるアルキル基の置換位置はオルト位、パラ位のいずれでもよい。アルキルフェノールの1分子中、アルキル基で置換された水素原子の数は1~4個が好ましく、1~2個がより好ましく、1個がさらに好ましい。
上記アルキルフェノールにおけるアルキル基の炭素数は、1~10がより好ましい。
上記アルキルフェノールとしては、ノニルフェノール又はクレゾールが好ましい。上記アルキルフェノールは、ポリオールとポリイソシアネートとの相溶性を向上させる点で、ノニルフェノールがより好ましい。
上記アルデヒドとしては、ホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドのいずれか一方又は両方が好ましい。これらのうちホルムアルデヒドが、マンニッヒ縮合反応の反応性の点で好ましい。
上記ホルムアルデヒドはどのような形態で使用してもよく、具体的にはホルマリン水溶液、メタノール溶液、又はパラホルムアルデヒドの形態で使用できる。パラホルムアルデヒドとして使用する場合は、パラホルムアルデヒドを加熱して生成させたホルムアルデヒドを用いてもよい。
上記アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及び1-アミノ-2-プロパノールからなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。これらのうち、ジエタノールアミンが、低粘度のマンニッヒポリオールが得られやすい点で好ましい。
上記マンニッヒ縮合物は、特開平2-132115公報等に記載の公知の方法によるマンニッヒ縮合反応により得られる。
上記マンニッヒ縮合反応における、フェノール類の1モルに対するアルデヒドのモル数は、0.5~3モルが好ましく、1~2.5モルがより好ましい。アルデヒドのモル数が上記範囲内であると、硬質ポリウレタンフォームの良好な寸法安定性が得られやすい。
上記マンニッヒ縮合反応における、フェノール類の1モルに対するアルカノールアミンのモル数は、1~3モルが好ましく、1.5~3モルがより好ましい。アルカノールアミンのモル数が上記範囲内であると、強度が高く、難燃性の高い硬質ポリウレタンフォームが得られやすい。
上記マンニッヒ縮合反応における、フェノール類の1モルに対するアルデヒドのモル数が0.5~3モルであって、かつフェノール類の1モルに対するアルカノールアミンのモル数が1~3モルであることが好ましい。
上記マンニッヒ縮合物の活性水素に環状エーテルが開環付加して、マンニッヒポリオールが得られる。
上記環状エーテルとして、EOの単独使用、POの単独使用、又はEOとPOの併用が好ましい。上記マンニッヒポリオールの製造に用いられる環状エーテルの全量中におけるEOの割合は、0質量%超100質量%であってもよく、20~100質量%が好ましく、30~100質量%がより好ましく、40~90質量%がさらに好ましい。EOの割合が上記範囲内であると、硬質ポリウレタンフォームの圧縮強さが高くなりやすい。
上記マンニッヒ縮合物に開環付加させる環状エーテルの付加モル数は、上記マンニッヒ縮合物の製造に使用されたフェノール類の1モルに対して1~30モルが好ましく、2~20モルがより好ましい。上記環状エーテルの付加モル数が上記範囲内であると、生成するポリエーテルポリオールの粘度が低くなりやすく、得られる硬質ポリウレタンフォームの収縮を抑えやすい。
上記マンニッヒポリオールの平均水酸基数は、2~8が好ましく、3~7がより好ましい。上記マンニッヒポリオールの平均水酸基数がこの範囲内であると、ポリオールの平均水酸基数を上記の範囲内としやすい。
上記マンニッヒポリオールの平均水酸基数は、上記マンニッヒ縮合物が有する活性水素の数の平均と同じである。上記マンニッヒ縮合反応に用いる原料及び反応比率を上記の範囲とすることにより、上記マンニッヒ縮合物が有する活性水素の数を調整して、上記マンニッヒポリオールの平均水酸基数を上記範囲に調節することができる。
上記マンニッヒポリオールの水酸基価は、100~800mgKOH/gが好ましく、200~700mgKOH/gがより好ましく、300~600mgKOH/gがさらに好ましい。上記マンニッヒポリオールの水酸基価が上記範囲内であると、水酸基による水素結合の強さが適度に調整されるためマンニッヒポリオールの粘度が下がりやすく、得られる硬質ポリウレタンフォームの強度が高くなりやすく、良好な寸法安定性が得られやすい。
上記マンニッヒポリオールのMwは、100~3,000が好ましく、150~2,000がより好ましい。上記マンニッヒポリオールのMwが上記範囲内であると、水酸基による水素結合の強さが適度に調整されるためマンニッヒポリオールの粘度が下がりやすく、得られる硬質ポリウレタンフォームが脆くなり難く、成型したときに基材との接着性が発現しやすく、圧縮強度が向上やすい。
上記マンニッヒポリオールは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、ポリオールの全量に対する、上記マンニッヒポリオールの割合は、10~100質量%が好ましく、20~100質量%がより好ましく、30~100質量%がさらに好ましい。上記範囲の下限値以上であると、発泡剤として1233zd、1224yd又は1336mzzを含む場合において、断熱性、難燃性、及び圧縮強さが良好となりやすい。
ポリエーテルポリオールの市販品としては、例えば、EXCENOL NB-615、EXCENOL NB-622、EXCENOL FB-655、EXCENOL FB-800(すべてAGC社製品名)、DKポリオール3776、DKポリオール3820、DKポリオール3801、DKポリオール3810、DKポリオール3773、DKポリオール3774(すべて第一工業製薬社製品名)、CARPOL MX-425、CARPOL MX-470(すべてCARPENTER社製品名)、VORANOL 425XL Polyol(DOW Chemical社)、JEFFOL R-350X Polyol、JEFFOL R-425X Polyol及びJEFFOL R-470X Polyol(すべてHUNTSMAN社製品名)が挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、例えば、多価アルコールと多価カルボン酸との重縮合によって得られるポリエステルポリオールが挙げられる。そのほか、ヒドロキシカルボン酸の重縮合、環状エステル(ラクトン)の重合、ポリカルボン酸無水物への環状エーテルの重付加、ポリエチレンテレフタレートのエステル交換反応により得られるポリエステルポリオール等がある。
上記重縮合に用いられる多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール、1,6-ヘキサンジオール、2-メチル-2,4-ペンタンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,6-ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、テトラメチロールシクロヘキサン、メチルグルコシド、ソルビトール、マンニトール、ガラクチトール、シュークロースが例示できる。
上記ポリエステルポリオールとしては市販のものを用いることができる。
上記市販のポリエステルポリオールとしては、例えば、マキシモールRDK-133、マキシモールRLK-087、マキシモールRFK-505(すべて芳香族系ポリエステルポリオール、川崎化成工業社製品名)、ファントール6301、ファントール6305、ファントールPL-272、ファントールSV-208、ファントールPH-6102(すべて芳香族系ポリエステルポリオール、日立化成社製品名)、STEPANPOL 3152、STEPANPOL 2412、STEPANPOL 2352、STEPANPOL PS2502-A(すべて芳香族系ポリエステルポリオール、STEPAN社製品名)、Terate 203、Terate 4020(すべて芳香族系ポリエステルポリオール、INVISTA社製品名)及びLupraphen 8007(芳香族系ポリエステルポリオール、BASF社製品名)が挙げられる。
主鎖が炭化水素系ポリマーからなり末端部分に水酸基を導入してなるポリマーとしては、例えば、水添ポリブタジエンポリオール、ポリブタジエンポリオールが挙げられる。
上記例示した多価アルコールは、多価アルコール自身を本発明におけるポリオールとして用いることができる。
上記ポリオールとして、ポリマーポリオール又はグラフトポリオールと呼ばれる主にポリエーテルポリオール中にビニルポリマーの微粒子が分散したポリオール組成物を使用することもできる。
本発明におけるポリオールは、マンニッヒポリオール、マンニッヒポリオール以外のポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールからなる群より選ばれるいずれか1種以上を含むことが好ましく、マンニッヒポリオール、マンニッヒポリオール以外のポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールを含むこと、又はマンニッヒポリオール及びマンニッヒポリオール以外のポリエーテルポリオールを含むことが好ましい。
本発明におけるポリオールに対する、マンニッヒポリオール/マンニッヒポリオール以外のポリエーテルポリオール/ポリエステルポリオールの割合は、5~95質量%/5~95質量%/0~90質量%が好ましく、10~90質量%/10~90質量%/0~80質量%がより好ましく、15~85質量%/15~85質量%/0~70質量%がさらに好ましい。上記範囲内であると、硬質ポリウレタンフォームの断熱性がより良好であり、また難燃性がより良好である。
本発明におけるポリオールがオキシエチレン基を含む場合、オキシアルキレン基の全量に対するオキシエチレン基の割合は、0質量%超100質量%であってもよく、20~100質量%が好ましく、30~90質量%がより好ましく、40~90質量%がさらに好ましい。オキシエチレン基の割合が上記範囲内であると、上記ポリオールと後述の発泡剤との溶解性が適度に調整され、硬質ポリウレタンフォームの圧縮強さが高くなりやすい。上記割合は、含まれるポリオールの全量において、オキシアルキレン基全量に対するオキシエチレン基の割合として算出される。
上記ポリオールの平均水酸基数は2~8が好ましく、2.5~7.5がより好ましい。
上記平均水酸基数が上記好ましい範囲内であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの収縮が抑制され、寸法安定性がより良好となる。また、発泡、成形時の急激な増粘挙動が抑制され、流動性、成形性が良好となる。ここで、上記ポリオールの平均水酸基数は、含まれる全てのポリオールの水酸基数をモル平均した値である。
上記ポリオールのMwは、100~3000が好ましく、150~2000がより好ましく、200~1500がさらに好ましい。
上記ポリオールのMwが上記好ましい範囲内であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの収縮が抑制され、寸法安定性がより良好となる。また、得られる硬質ポリウレタンフォームが脆くなりにくい。ここで、上記ポリオールのMwは、含まれる全てのポリオールのMwの平均値である。
上記ポリオールの平均水酸基価は、100~800mgKOH/gが好ましく、200~700mgKOH/gがより好ましく、300~600mgKOH/gがさらに好ましい。
上記ポリオールの平均水酸基価が上記好ましい範囲内であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの収縮が抑制され、寸法安定性がより良好となる。また、得られる硬質ポリウレタンフォームが脆くなりにくい。ここで、上記ポリオールの平均水酸基価は、含まれる全てのポリオールの水酸基価を加重平均して算出してもよいし、含まれる全てのポリオールを混合して測定した値でもよい。
<ポリイソシアネート>
ポリイソシアネートとしては、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)(以下「4,4’-MDI」と表記する場合がある。)と3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(以下「3核体以上の成分」という場合がある。)とを含むポリイソシアネートの混合物を用いる。「3核体以上」とは、1分子中にベンゼン環を3個以上含むことを意味する。3核体以上の成分には、ダイマーが含まれていてもよい。
上記ポリイソシアネートの全質量に対する上記3核体以上の成分の割合は、55質量%以上であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの熱伝導率が低くなりやすい。上記ポリイソシアネートの全質量に対する上記3核体以上の成分の割合は、55~85質量%が好ましく、60~80質量%がより好ましく、65~75質量%がさらに好ましい。上記ポリイソシアネートの全質量に対する上記3核体以上の成分の割合が上限値以下であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの熱伝導率が低下し、断熱性が向上する傾向がある。また、上記ポリイソシアネートの全質量に対する上記3核体以上の成分の割合が下限値以上であると、ポリウレタンフォームにした際の圧縮強さが向上しやすい。
上記ポリイソシアネートは、上記4,4’-MDI及び上記3核体以上の成分の他に、不可避的に混入する4,4’-MDIの異性体(2,2’-MDI、2,4’-MDI)を含んでいてもよい。4,4’-MDIの異性体の割合は、上記ポリイソシアネートの全質量の10質量%以下が好ましい。上記異性体の割合の下限は、特に規定されないが、0.01質量%以上である場合がある。
ポリイソシアネートの使用量は、ポリオールの活性水素の合計数に対するイソシアネート基の数を100倍した値(以下、この値を「イソシアネートインデックス」という)として、50~300が好ましく、50~170がより好ましく、70~150がさらに好ましい。イソシアネートインデックスが上限超であると、未反応のイソシアネートが残存しやすくなるため、表面キュア性の悪化、脆性の発生に伴い、接着性が悪化しやすい。また、イソシアネートインデックスが下限未満であるとウレタン反応部位が減少するため、圧縮強さが低下しやすい。
<発泡剤>
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法では、ハイドロフルオロオレフィン及び水を含む発泡剤を用いる。
上記ハイドロフルオロオレフィンとしては、クロロフルオロオレフィン及びハイドロクロロフルオロオレフィンが好ましく、GWPが100以下であるクロロフルオロオレフィン及びハイドロクロロフルオロオレフィンがより好ましく、GWPが10以下であるクロロフルオロオレフィン及びハイドロクロロフルオロオレフィンがさらに好ましい。
上記ハイドロフルオロオレフィンとしては、例えば、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HFO-1233zd、以下「1233zd」と表記する場合がある。GWPは1以下である。)、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd、以下「1224yd」と表記する場合がある。GWPは1以下である。)及び1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテン(HFO-1336mzz、以下「1336mzz」と表記する場合がある。GWPは2以下である。)が挙げられる。E体及びZ体のいずれも使用できる。上記HFOは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記ハイドロフルオロオレフィンは、1233zdのE体(以下「1233zd(E)」と表記する場合がある。)、1224ydのZ体(以下「1224yd(Z)」と表記する場合がある。)又は1336mzzのZ体(以下「1336mzz(Z)」と表記する場合がある。)から選択される1種以上であることが好ましい。
発泡剤の好ましい組みあわせとしては、水と1336mzzを併用することが好ましく、水と1224ydを併用することがさらに好ましく、水と1233zdを併用することが最も好ましい。
上記ハイドロフルオロオレフィンの大気圧(1013hPa)下における沸点は、17~33℃が好ましく、18~32℃がより好ましく、19~31℃がさらに好ましい。上記HFOの大気圧下における沸点が上記好ましい範囲内であると、発泡剤を輸送する際に突沸を防ぎやすい。なお、上記沸点は、発泡剤として用いる複数の種類の化合物を混合したときの沸点である。
上記発泡剤の全質量に対する上記ハイドロフルオロオレフィンの割合は、50~99質量%が好ましく、70~97量%がより好ましく、75~95量%がさらに好ましい。
上記発泡剤の全質量に対する上記水の割合は、1~50質量%が好ましく、2~30質量%がより好ましく、3~20質量%がさらに好ましい。
発泡剤としては、上記ハイドロフルオロオレフィン及び上記水とともに、他の発泡剤を併用してもよい。
上記他の発泡剤は、公知の発泡剤のなかから適宜選択できる。上記他の発泡剤としては、例えば、CF、CFCFH、CFCH、CHFCFH、CFCHF、CHFCH、CFCHFCF、CFCFCHFCHFCF、CHFCHCF、CHCFCHCF3、シクロペンタン、CClFCH、CFCFCFOCH3、CHFCFOCH及びCHCl=CClHが挙げられる。
発泡剤の全質量に対する他の発泡剤の合計の割合は、50質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。他の発泡剤の合計の割合が上記好ましい値以下であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの物性を損ないにくい。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、上記発泡剤の使用量は、上記ポリオールの合計100質量部に対して、10~100質量部が好ましく、12~60質量部がより好ましく、15~50質量部がさらに好ましい。上記発泡剤の使用量が上記好ましい範囲内であると、得られる硬質ポリウレタンフォームの密度が適切となり、断熱性が良好となりやすい。
また、上記発泡剤は、上記ポリオールと混合した状態で、上記ポリイソシアネートと混合することが好ましい。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、ポリイソシアネート以外の原料、すなわち、ポリオール及び発泡剤、所望により、後述する整泡剤及び触媒、さらに任意成分を含む組成物を用いることができる。この組成物を、「ポリオールシステム液」という場合がある。
<整泡剤及び触媒>
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法においては、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合する際に、さらに、整泡剤及び触媒を混合してもよい。
上記整泡剤は、より良好な気泡を形成するために用いられる。
整泡剤としては、例えば、シリコーン系整泡剤、含フッ素化合物系整泡剤が挙げられる。これらは市販品を使用できる。
整泡剤の含有量は適宜設定でき、ポリオールの100質量部に対して0.1~10質量部が好ましい。
また、上記整泡剤は、上記ポリオールと混合した状態で、上記ポリイソシアネートと混合することが好ましい。
上記触媒は、ウレタン反応の反応性の劣化を抑制するため、アミンの有機酸塩触媒を用いる。
上記触媒として、アミンの有機酸塩とともに、イソシアネート基の三量化反応を促進させる三量化反応促進触媒をさらに用いることもできる。
上記アミンの有機酸塩としては、第3級アミンと有機酸の塩が好ましい。
上記第3級アミンとしては、例えばN,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’-テトラメチルプロピレンジアミン、N,N,N’,N”,N”-ペンタメチルジエチレントリアミン、N,N,N’,N”,N”-ペンタメチル-(3-アミノプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N”,N”-ペンタメチルジプロピレントリアミン、N,N,N’,N’-テトラメチルグアニジン、1,3,5-トリス(N,N-ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ-S-トリアジン、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン-7、トリエチレンジアミン、N,N,N’,N’-テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N’-ジメチルピペラジン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N-メチルモルホリン、N-エチルモルホリン、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテル、1-メチルイミダゾール、1,2-ジメチルイミダゾール、1-イソブチル-2-メチルイミダゾール、1-ジメチルアミノプロピルイミダゾール、N-メチル-N-(N,N-ジメチルアミノエチル)エタノールアミン、N,N-ジメチルアミノエタノール、N,N-ジメチルアミノエトキシエタノール、2-[2-(2-ジメチルアミノエトキシ)エトキシ]エタノール、1-(ジメチルアミノ)-2-プロパノール、N,N-ジメチルアミノエトキシイソプロパノール、N,N-ジメチルアミノエトキシエトキシイソプロパノール、N,N,N’-トリメチルアミノエチルエタノールアミン、N,N-ジメチルアミノエチル-N’-メチルアミノイソプロパノール、N,N,N’-トリメチル-N’-(2-ヒドロキシエチル)ビス(2-アミノエチル)エーテル、N,N,N’-トリメチル-N’-ヒドロキシイソプロピルビス(2-アミノエチル)エーテル、N,N,N’-トリメチル-N’-(3-アミノプロピル)ビス(2-アミノエチル)エーテル、ヘキサメチルトリエチレンテトラミン、N,N-ジメチルアミノエチル-N’-メチルアミノエチル-N”-メチルアミノイソプロパノール、およびN,N-ジメチルアミノエチル-N’-メチルアミノエチル-N”-メチルアミノエタノールが挙げられる。
上記有機酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、クエン酸、イソカプロン酸、2-エチルヘキサン酸、カプリル酸、シアノ酢酸、ピルビン酸、安息香酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸などのようなポリマー酸、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましい群は、ギ酸、酢酸、カプロン酸、クエン酸、イソカプロン酸、2-エチルヘキサン酸、フェノール、ポリマー酸、及びこれらの組合せを含む。
アミンの有機酸塩は、上記アミンと上記有機酸とを反応させることにより得られる。アミンの有機酸塩は、アミン単独である触媒と比べて、ハイドロフルオロオレフィンに対して低い反応性を示すため、ウレタン化反応がより速やかに進行する。
上記第3級アミンは、特開2017-155101号公報の段落[0066]~[0073]に記載されるように、酸と混合して用いることができ、好ましい態様等も同様に用いることができる。
上記三量化反応促進触媒としては、例えば、有機酸金属塩(但し、錫塩、鉛塩及び水銀塩を除く。)及び第4級アンモニウム塩のいずれか一方又は両方を用いることができる。
上記有機酸金属塩としては、例えば、酢酸カリウム、2-エチルヘキサン酸カリウム及び2-エチルヘキサン酸ビスマスのカルボン酸金属塩が挙げられる。
上記第4級アンモニウム塩としては、例えば、テトラメチルアンモニウムクロライド等のテトラアルキルアンモニウムハロゲン化物;水酸化テトラメチルアンモニウム塩等のテトラアルキルアンモニウム水酸化物;テトラメチルアンモニウム2-エチルヘキサン酸塩、2-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムギ酸塩、2-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム2-エチルヘキサン酸塩等のテトラアルキルアンモニウム有機酸塩類;N,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン等の第3級アミンと炭酸ジエステルとを反応して得られる4級アンモニウム炭酸塩を、2-エチルヘキサン酸とアニオン交換反応させることで得られる4級アンモニウム化合物が挙げられる。
これらの4級アンモニウム塩を、4級アンモニウム塩型三量化反応促進触媒という場合がある。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、上記触媒の使用量は、上記ポリオールの合計100質量部に対して、0.01~100質量部が好ましく、0.05~50質量部がより好ましく、0.1~20質量部がさらに好ましい。
上記触媒の使用量を調節することで、発泡に用いる成分の混合開始から反応が開始するまでの時間(クリームタイム)又は発泡が終了するまでの時間(ライズタイム)を調整できる。
また、上記触媒は、上記ポリオールと混合した状態で、上記ポリイソシアネートと混合することが好ましい。
<任意成分>
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法では、必要に応じて、上述した成分以外の他の成分をさらに使用できる。
上記他の成分としては、公知の配合剤を使用できる。上記配合剤としては、例えば、充填剤、老化防止剤、難燃剤、可塑剤、着色剤、抗カビ剤、破泡剤、分散剤、変色防止剤が挙げられる。充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウムが挙げられる。老化防止剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤が挙げられる。
上記他の成分の含有量は、目的に応じて適宜設定できるが、ポリオールの100質量部に対して0.1~30質量部が好ましい。
また、上記他の成分は、上記ポリオールと混合した状態で、上記ポリイソシアネートと混合することが好ましい。
<硬質ポリウレタンフォームの製造方法>
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法は、上記ポリオールと、上記ポリイソシアネートと、上記発泡剤とを混合して、上記ポリオールと上記ポリイソシアネートとを反応、発泡させて、硬質ポリレタンフォームを製造する。
ポリオールとポリイソシアネートとを反応させる方法は、公知の方法を用いることができる。例えば、注入法、連続ボード成形法、スプレー法が挙げられる。
上記注入法は、金型等の枠内にシステム液及びポリイソシアネートを含む原料を注入して発泡させる方法である。
上記連続ボード成形法は、2枚の面材間にシステム液及びポリイソシアネートを含む原料を供給して発泡させることにより、これらの面材の間に硬質ポリウレタンフォームが挟まれた積層体を製造する方法である。
上記スプレー法は、システム液及びポリイソシアネートを含む原料をスプレーで吹き付けて施工する方法である。
注入法は、例えば高圧発泡装置又は低圧発泡装置を用いる方法で行うことができる。
高圧発泡装置又は低圧発泡装置を用いる場合、システム液を種々の金型内に注入後、発泡硬化させて硬質ポリウレタンフォームを製造する。発泡剤は、システム液にあらかじめ配合しておいても、発泡装置で発泡する際に配合してもよい。注入法を用いて製造できる物品としては、例えば、電気冷蔵庫等の冷凍機器、冷凍・冷蔵車用パネルが挙げられる。
連続ボード成形法は、例えば、建築用途の断熱材の製造に用いられる。
スプレー法は、大きく分けてエアスプレー法とエアレススプレー法がある。このうち特に、システム液とポリイソシアネートを含む原料をミキシングヘッドで混合して発泡させるエアレススプレー法が好ましい。
スプレー法には、システム液とポリイソシアネートを含む原料を撹拌し発泡して金型の枠内に注入する製造方法も含まれる。更に、2枚の対になった面材の一方の面の内側にスプレーで吹き付けることによりシステム液とポリイソシアネートを含む原料を供給し、発泡している過程で、他方の面材を積層させることにより、面材の間に硬質ポリウレタンフォームが挟まれた積層体を連続的に製造する方法も含まれる。
壁面等の垂直面への施工をスプレー法で行う場合には、システム液とポリイソシアネートの反応性が悪いと液だれが発生しやすい。液だれが発生すると、断熱層が均一に保てなくなり、壁面下部に断熱層の厚みが集中する結果、内装壁の厚みを揃えるために切断する部分が多くなり、廃棄物が増える等の問題が生じる。また、反応性が悪いと、発泡過程での増粘が遅れるためセルの成長を助長しやすく、得られたフォームの断熱性の悪化を招きやすい。
スプレー法を用いて製造できる物品としては、例えば、マンションの結露防止や戸建住宅等の建築用断熱材;車輌用、航空機用の断熱材;建築用、車輌用、航空機用の防音材等が挙げられる。
本発明の製造方法によれば、密度が5~300kg/mである硬質ポリウレタンフォームを製造することができる。上記方法により得られた硬質ポリウレタンフォームは、後述の実施例に示されるように、熱伝導率が低く、圧縮強さが良好となりやすい。硬質ポリウレタンフォームの密度は、発泡剤の使用量によって制御することができる。また、熱伝導率は、ポリオールや発泡剤の組成を調節することにより、制御することができる。
[硬質ポリウレタンフォーム]
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法によって製造される硬質ポリウレタンフォーム(以下「本発明の硬質ポリウレタンフォーム」という場合がある。)は、熱伝導率が0.0210W/m・K以下であり、断熱性に優れる。ここで、熱伝導率は、後述する実施例に記載の方法で測定して得られる熱伝導率である。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの熱伝導率は、上記ポリイソシアネートに対する上記3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートの割合が55質量%未満である場合に比べて、99.00%以下が好ましく、98.00%以下がより好ましい。熱伝導率が低くなるので、硬質ポリウレタンフォームの断熱性が向上する。
本発明の硬質ポリウレタンフォームは、密度が5~300kg/mであることが好ましい。なお、密度は、発泡剤の使用量によって制御することができる。ここで、密度は、JIS A 9511:2009に準拠して測定した密度である。
(作用機序)
ポリメリックMDIは、4,4’-MDI、その異性体、3核体以上の成分の混合物である。ポリメリックMDI中の3核体以上の成分の割合を高めたポリイソシアネートを用いて得られた硬質ポリウレタンフォームは、セル径が微細化し、熱伝導率が低減することにより、断熱性が向上する。
ポリイソシアネートの全量に対する3核体以上の成分の割合が55質量%以上であるポリイソシアネートを用いることにより、従来よりも熱伝導率が低く、断熱性が優れた硬質ポリウレタンフォームを製造できる。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は、後述する実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り、種々の変形が可能である。
例1~12のうち、例3、7、及び11が実施例であり、例4、8及び12が比較例であり、例1、2、5、6、、及び10が参考例である。
[ポリメリックMDIの定量方法]
100mLのナスフラスコに、ポリイソシアネートの3g及びトルエンの6gを投入し、撹拌溶解した。その後、上記ナスフラスコに、メタノールの18gを投入し、1時間混合撹拌して反応させた。その後、トルエン及び余剰分のメタノールをエバポレーターによって除去して、イソシアネート基の末端をメチルウレタン化したサンプルを得た。
サンプル中のイソシアネート成分の定量は、GPC装置(LC-20AD,島津製作所社製)を用いて行った。検出器として示差屈折率検出器(RI-504,昭和電工社製;感度16)を用いた。カラムとしてTSKgel Super HZM-Nを2本、HZ4000を1本、HZ2500を1本、HZ1000を1本(いずれも東ソー社製)、接続して用いた。溶離液としてテトラヒドロフランを0.45mL/分の流速で使用し、カラムオーブン(CTO―20A,島津製作所社製)で温度を40℃とした。サンプルの5mgにテトラヒドロフランの5mlを加えて溶解し、次いで0.5μmのフィルターを用いてろ過した溶液を測定試料とした。測定試料の0.02mLをGPC装置に注入して測定した。標準試料には単分散ポリスチレン(東ソー社製)を用い、分子量校正曲線作成して試料の分子量を特定した。それぞれの分子量範囲に占めるピーク面積の比から各成分の重量分率を計算した。
ポリメリックMDIの定量は、測定で得られた分子量曲線から示された2,2’-MDI、2,4’-MDI及び4,4’-MDIの異性体を含むモノメリックMDIの分子量範囲の215g/molから415g/molの質量分率及び215g/mol未満の質量分率を合算して100%から除して計算した。
[原料]
各例で用いた原料は以下の通りである。
<ポリオール>
ポリオールA1:芳香族系ポリエーテルポリオール(EXCENOL NB-615,AGC社製;Mwは318であり、平均水酸基価は590mgKOH/gである。)
ポリオールA2:芳香族系ポリエステルポリオール(マキシモール RDK-133,川崎化成工業社製;Mwは471であり、平均水酸基価は315mgKOH/gである。)
<ポリイソシアネート>
ポリイソシアネートB1:ポリメリックMDIの3核体以上の分子量をもつ成分を59.4%、4,4’-MDI成分、2,2’-MDI及び2,4’-MDI成分を40.6%含むポリイソシアネート組成物
ポリイソシアネートB2:ポリメリックMDIの3核体以上の分子量をもつ成分を67.0%、4,4’-MDI成分、2,2’-MDI及び2,4’-MDI成分を33.0%含むポリイソシアネート組成物
ポリイソシアネートB3:ポリメリックMDIの3核体以上の分子量をもつ成分を72.1%、4,4’-MDI成分、2,2’-MDI及び2,4’-MDI成分を27.9%含むポリイソシアネート組成物
ポリイソシアネートB4:ポリメリックMDIの3核体以上の分子量をもつ成分を48.4%、4,4’-MDI成分、2,2’-MDI及び2,4’-MDI成分を51.6%含むポリイソシアネート組成物
<発泡剤>
発泡剤C0:蒸留水
発泡剤C1:123zd(E)
発泡剤C2:1224yd(Z)
発泡剤C3:1336mzz(Z)
<整泡剤>
整泡剤D1:シリコーン系整泡剤(SH193,ダウ・東レ社製)
<触媒>
触媒E1:アミンの有機酸塩(Polycat 201,エボニック社製)
触媒E2:4級アンモニウム塩型三量化反応促進触媒(Dabco TMR-7,エボニック社製)
<難燃剤>
難燃剤F1:ハロゲン化リン酸エステル系難燃剤(ファイロールPCF,ICL-IP JAPAN社製品名;トリス(β-クロロプロピル)ホスフェート)
[例1]
<ポリオールシステム液及びポリイソシアネートの準備>
表1に示す配合比率で、硬質ポリウレタンフォームを製造した。表1の「配合」の欄に示す数値の単位は質量部である。
具体的には、まず、ポリオール、整泡剤、触媒及び難燃剤を混合して、液温を15℃でポリオールシステム液を調製した。ポリイソシアネートの液温を15℃に調整した。
<発泡原液組成物の調製>
準備したポリイソシアネートをポリオールシステム液に投入し、日立社製ボール盤に撹拌翼を取り付けたミキサーを用いて、毎分3000回転の回転速度で5秒間の撹拌及び混合をすることで、発泡原液組成物を調製した。
<ボックスフリーフォーム(フォーム1)による評価>
(反応性)
調製した発泡原液組成物を縦200mm×横200mm×高さ200mmの容器に手早く投入して、ボックスフリーフォーム(以下、「フォーム1」ともいう。)を製造した。
発泡原液組成物のポリオールシステム液とポリイソシアネートとの混合開始時刻を0秒とし、混合液が泡立ちを始めるまでの時間をクリームタイム(c.t.)(秒)、フォームが発泡を始め、ステンレス製の3φの棒を刺してフォームが糸を引き硬化が始まるまでの時間をゲルタイム(g.t.)(秒)、表面が硬化し始め、フォームの表面のべたつきがなくなるまでの時間をタックフリータイム(t.f.t.)(秒)とした。
(コア密度)
上記と同様にして製造したフォーム1のコア部を、縦150mm×横150mm×高さ150mmの立方体に切断し、質量及び体積からコア密度(単位:kg/m)を算出した。
<パネルフォーム(フォーム2)による評価>
調製した発泡原液組成物を、40℃に温度調整して垂直に設置した縦50mm×横400mm×高さ400mmの容積を持つアルミニウム製金型に、金型と同形状のポリエチレン製の離型袋を貼り付けた。上記ポリオールシステム液と上記ポリイソシアネートとを混合した直後に、混合液を金型と同形状のポリエチレン製の離型袋を貼り付けた上記金型内に投入した。投入量は、フォーム密度が42~44kg/mとなるよう、配合比率の調合量及び発泡原液組成物の投入量を調整した。投入後、蓋をして密閉し、パネルフォーム(以下、「フォーム2」ともいう。)を製造した。
得られたフォーム2の質量、密度、熱伝導率及びコア密度を下記の方法で測定した。
(質量)
得られたパネルフォームの全体につき、質量(単位:kg)を測定した。(密度)
得られたパネルフォームの全体につき、JIS A 9526:2017に準拠した方法で密度(単位:kg/m)を測定した。
(熱伝導率)
上述した方法で得られたフォーム2を、縦25mm×横200mm×高さ200mmの直方体に切り出して、JIS A 1412:2016に準拠して、熱伝導率(単位:W/m・K)を測定した。測定には、熱伝導率測定装置(オートラムダHC-074型、英弘精機社製品名)を用い、測定条件は、高温プレート38℃、低温プレート10℃として、平均温度23℃とした。
(コア密度)
上述の熱伝導率測定のために切り出したフォームの質量と体積から密度(単位:kg/m)を算出した。
[例2~12]
例1と同様にして、表1~3に示す配合で、パネルフォームを製造した。得られたパネルフォームのフォーム質量、フォーム密度、熱伝導率及びコア密度を例1と同様にして測定した。
表2及び表3の「配合」の欄に示す数値の単位は表1と同様に質量部である。
Figure 0007571370000001
Figure 0007571370000002
Figure 0007571370000003
[結果の説明]
<例1~4>
発泡剤C1を用いた実施例に相当する例1~3のフォーム2の熱伝導率は、0.0194W/m・K以下であり、断熱性が優れていた。特に3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート成分をより多く含むポリイソシアネートを用いた例3において、熱伝導率が0.0189W/m・Kと最も断熱性が優れていた。
ポリイソシアネート中の3核体以上の成分の含有量が55質量%未満の例4では、パネルフォームの熱伝導率が0.0199W/m・Kを超えており、例1~3のパネルフォームに比べて、断熱性が劣っていた。
<例5~8>
発泡剤C2を用いた実施例に相当する例5~7のフォーム2の熱伝導率は、0.0197W/m・K以下であり、断熱性が優れていた。特に3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート成分をより多く含むポリイソシアネートを用いた例7において、熱伝導率が0.0188W/m・Kと最も断熱性が優れていた。
ポリイソシアネート中の3核体以上の成分の含有量が55質量%未満の例8では、パネルフォームの熱伝導率が0.0199W/m・Kを超えており、例5~7のパネルフォームに比べて、断熱性が劣っていた。
<例9~12>
発泡剤C3を用いた実施例に相当する例9~11のフォーム2の熱伝導率は、0.0197W/m・K以下であり、断熱性が優れていた。特に3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート成分をより多く含むポリイソシアネートを用いた例11において、熱伝導率が0.0192W/m・Kと最も断熱性が優れていた。
ポリイソシアネート中の3核体以上の成分の含有量が55質量%未満の例12では、パネルフォームの熱伝導率が0.0200W/m・Kを超えており、例9~11のパネルフォームに比べて、断熱性が劣っていた。

Claims (7)

  1. ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合する、硬質ポリウレタンフォームの製造方法であって、
    前記ポリイソシアネートが、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートと3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートとを含み、前記ポリイソシアネートに対する前記3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートの割合が、72.1質量%以上であり、
    前記発泡剤が、ハイドロフルオロオレフィン及び水を含み、
    前記発泡剤に対する前記ハイドロフルオロオレフィンの割合が、50~99質量%である、硬質ポリウレタンフォームの製造方法(但し、ヒドロキシル価が1825mgKOH/gのグリセロールを使用する硬質ポリウレタンフォームの製造方法を除く)。
  2. さらに、整泡剤及び触媒を混合する、請求項1に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  3. 前記ハイドロフルオロオレフィンが、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンのE体、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペンのZ体又は1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテンのZ体から選択される1種以上である、請求項1又は2に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  4. 前記ポリオールの100質量部に対する前記発泡剤の量が、10~100質量部である、請求項1~3のいずれか1項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  5. 前記ポリオールが、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  6. 前記ポリオールの合計に対する前記ポリエーテルポリオールの割合が、30~80質量%である、請求項5に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  7. 以下の硬質ポリウレタンフォーム2の熱伝導率に対する、前記硬質ポリウレタンフォームの熱伝導率が99.00%以下である、請求項1~6のいずれか1項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
    硬質ポリウレタンフォーム2:ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤とを混合して得られる、硬質ポリウレタンフォームであって、前記ポリイソシアネートが、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートと3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートとを含み、前記ポリイソシアネートに対する前記3核体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートの割合が、55質量%未満である。
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