以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の外観を示す斜視図である。本実施形態に係る情報処理装置10は、クラムシェル型(ノート型)のPC(パーソナルコンピュータ)である。情報処理装置10は、第1筐体101、第2筐体102、及びヒンジ機構103を備える。第1筐体101及び第2筐体102は、略四角形の板状(例えば、平板状)の筐体である。第1筐体101の側面の一つと第2筐体102の側面の一つとがヒンジ機構103を介して結合(連結)されており、ヒンジ機構103がなす回転軸の周りに第1筐体101と第2筐体102とが相対的に回動可能である。第1筐体101と第2筐体102との回転軸の周りの開き角θが略0°の状態が、第1筐体101と第2筐体102とが重なり合って閉じた状態である。第1筐体101と第2筐体102とが閉じた状態のことを「閉状態」(closed)と称する。閉状態において第1筐体101と第2筐体102との互いに対面する側の面を、それぞれの「内面」と呼び、内面に対して反対側の面を「外面」と称する。開き角θとは、第1筐体101の内面と第2筐体102の内面とがなす角とも言うことができる。閉状態に対して第1筐体101と第2筐体102とが開いた状態のことを「開状態」と称する。開状態とは、開き角θが予め設定された閾値(例えば、10°)より大きくなるまで、第1筐体101と第2筐体102とが相対的に回動された状態である。
また、情報処理装置10は、カメラ16と、ディスプレイ150とを備える。カメラ16は、第1筐体101の内面に設けられている。ディスプレイ150は、第1筐体101の内面から第2筐体102の内面に亘って設けられている。カメラ16は、例えば第1筐体101の内面のディスプレイ150の画面領域の外側の部分に設けられ、ディスプレイ150に対面する側に存在するユーザなどを撮像することが可能である。ディスプレイ150は、第1筐体101と第2筐体102との相対的な回動による開き角θに合わせて屈曲可能なフレキシブルディスプレイである(図2、3参照)。フレキシブルディスプレイとしては、有機ELディスプレイ等が用いられる。情報処理装置10は、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして1画面構成として表示を制御することも、ディスプレイ150の画面領域を第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けて2画面構成として表示を制御することも可能である。ここで、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とは、互いに重ならない表示領域である。ここでは、ディスプレイ150の画面領域のうち第1筐体101の内面側に対応する表示領域が第1表示領域DA1、第2筐体102の内面側に対応する表示領域が第2表示領域DA2であるとする。以下では、1画面構成で表示を制御する表示モードのことを「1画面モード」、2画面構成で表示を制御する表示モードのことを「2画面モード」と称する。
なお、ディスプレイ150の画面領域の上にはタッチセンサが設けられている。情報処理装置10は、ディスプレイ150の画面領域に対するタッチ操作を検出することが可能である。ユーザは、情報処理装置10を開状態にすることにより、第1筐体101と第2筐体102のそれぞれの内面に設けられたディスプレイ150の表示を視認することやディスプレイ150へのタッチ操作が可能となり、情報処理装置10の使用が可能となる。
次に、情報処理装置10の使用形態と画面モードについて詳しく説明する。まず、情報処理装置10の使用形態としては、第1筐体101と第2筐体102との開き角θによって、第1筐体101と第2筐体102とが折れ曲がった状態(Bent form)と、第1筐体101と第2筐体102とが折れ曲がっていない平面の状態(Flat form)とに分けられる。以下では、第1筐体101と第2筐体102とが折れ曲がった状態(Bent form)のことを単に「折れ曲がった状態(Bent form)」、第1筐体101と第2筐体102とが折れ曲がっていない平面の状態(Flat form)のことを単に「平面の状態(Flat form)」と称する。折れ曲がった状態(Bent form)では、第1筐体101と第2筐体102とに亘って設けられているディスプレイ150も折れ曲がった状態になる。平面の状態(Flat form)では、ディスプレイ150も平面の状態になる。
図2は、折れ曲がった状態(Bent form)の情報処理装置10の一例を示す側面図である。ディスプレイ150が第1筐体101と第2筐体102とに亘って(またがって)配置されている。ディスプレイ150の画面領域(図1に示す表示領域DA)は、ヒンジ機構103に対応する部分を折り目として折り曲げ(屈曲)が可能であり、この折り目を境に第1筐体101側の表示領域を第1表示領域DA1、第2筐体102側の表示領域を第2表示領域DA2として示している。ディスプレイ150は、第1筐体101と第2筐体102との回動(開き角θ)に応じて屈曲する。情報処理装置10は、開き角θに応じて折れ曲がった状態(Bent form)であるか否かを判別する。一例として10°<θ<170°である場合に、情報処理装置10は、折れ曲がった状態(Bent form)であると判別する。この状態は、所謂クラムシェルモードやブックモードという使用形態に相当する。
図3は、平面の状態(Flat form)の情報処理装置10の一例を示す側面図である。情報処理装置10は、典型的には開き角θが180°である場合に平面の状態(Flat form)であると判別するが、一例として、170°≦θ≦180°である場合に平面の状態(Flat form)であると判別してもよい。例えば、第1筐体101と第2筐体102との開き角θが180°の場合、ディスプレイ150も平面の状態となる。この状態は、所謂タブレットモードという使用形態に相当する。
次に、図4を参照して、情報処理装置10の各種の使用形態による表示モードについて詳しく説明する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置10の各種の表示モードの具体例を示す図である。情報処理装置10は、第1筐体101と第2筐体102との開き角θ、情報処理装置10の姿勢(向き)、1画面モードであるか2画面モードであるかなどによって分類される使用形態で表示モードが異なる。なお、1画面のことはシングルスクリーン、2画面のことはスプリットスクリーンまたはデュアルスクリーンなどともいわれる。
表示モード(a)は、使用形態として第1筐体101と第2筐体102とが閉状態(Closed)であるときの表示モードである。例えば、この閉状態では、情報処理装置10は、例えばスリープや休止状態(ハイバネーション)などの待機状態となり、ディスプレイ150が表示オフの状態である。このスリープや休止状態(ハイバネーション)などの待機状態は、例えばACPI(Advanced Configuration and Power Interface)で規定されているシステムの電源状態のS3またはS4に相当する。
表示モード(b)は、使用形態としては折れ曲がった状態(Bent form)で、且つディスプレイ150の画面領域を第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けて表示を制御する2画面モードであるときの表示モードである。また、情報処理装置10の向きは、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とが縦向きで左右に横に並ぶ向きである。表示領域が縦向きとは、長方形の表示領域の4辺のうちの長辺が縦方向、短辺が横方向になる向きである。表示領域が縦向きの場合は表示の向きも縦向きであり、長辺に沿う方向が上下方向に対応し短辺に沿う方向が左右方向になる向きで表示される。この使用形態は、本を開いたときの左右の頁が左右の画面に相当するような使用形態であり、所謂ブックモードに相当する。この使用形態は、折れ曲がった状態(Bent form)で、且つ第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とが横並びで2つを合わせた表示領域が横長であることから、「Fold Landscape」とも称する。
この表示モード(b)では、情報処理装置10は、例えば通常の動作状態で、左側の第1表示領域DA1がプライマリ画面として、右側の第2表示領域DA2がセカンダリ画面として、2画面の表示モードとなる。なお、表示モード(b)において、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2とプライマリ画面及びセカンダリ画面との対応関係は、逆としてもよい。
表示モード(c-1)は、表示モード(b)と同様に、折れ曲がった状態(Bent form)で、且つディスプレイ150の画面領域を第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けて表示を制御する2画面モードであるときの表示モードであるが、情報処理装置10の向きが異なる使用形態である。情報処理装置10の向きは、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とが横向きで上下に縦に並ぶ向きである。表示領域が横向きとは、長方形の表示領域の4辺のうちの長辺が横方向、短辺が縦方向になる向きである。表示領域が横向きの場合は表示の向きも横向きであり、短辺に沿う方向が上下方向に対応し長辺に沿う方向が左右方向になる向きで表示される。この使用形態はクラムシェル(Clamshell)型のPCの一般的な使用形態の一つである。
この表示モード(c-1)では、情報処理装置10は、例えば通常の動作状態で、第1表示領域DA1がプライマリ画面として、第2表示領域DA2がセカンダリ画面として、2画面の表示モードとなる。なお、表示モード(c-1)において、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2とプライマリ画面及びセカンダリ画面との対応関係は、逆としてもよい。
例えば、情報処理装置10は、情報処理装置10の姿勢(向き)の変化を検出することで、表示モード(b)から表示モード(c-1)または表示モード(c-1)から表示モード(b)へ自動的に切り替える(Switch by Rotation)。例えば、表示モード(b)に対して表示モード(c-1)は図示でディスプレイ150が右方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(b)の状態から右方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(c-1)へ切り替える。また、表示モード(c-1)に対して表示モード(b)は図示でディスプレイ150が左方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(c-1)の状態から左方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(b)へ切り替える。
表示モード(c-2)は、表示モード(c-1)と同様に、折れ曲がった状態(Bent form)で情報処理装置10の向きも同じであるが、情報処理装置10に接続可能な外付けのキーボード30(Dockable mini KBD:KeyBord)が接続されていることが異なる。この使用形態は、クラムシェル(Clamshell)型のPCの一般的な使用形態に物理的なキーボード30が接続されている状態である。例えば、キーボード30は、第2表示領域DA2のサイズとほぼ同等であり、第2表示領域DA2の上に載置可能に構成されている。一例として、キーボード30は、底面の内部(端部)にはマグネットが設けられており、第2表示領域DA2の上に載置すると、第2筐体102の内面端部の金属部分と吸着されて固定される。これにより、元々物理的なキーボードが設けられている旧来からのクラムシェル型のPCと同様の使用形態となる。また、情報処理装置10とキーボード30とは、例えば、Bluetooth(登録商標)で接続される。この表示モード(c-2)では、情報処理装置10は、第2表示領域DA2はキーボードで視認できなくなるため、黒表示または表示オフに制御する。つまり、この表示モード(c-2)は、表示に有効なのは半分の画面のみとなる表示モード(以下、「ハーフ画面モード」と称する)であり、第1表示領域DA1のみを使用した1画面モードとなる。
例えば、情報処理装置10は、表示モード(c-1)の状態で、外付けのキーボードとの接続を検出すると、表示モード(c-1)から表示モード(c-2)へ自動的に切り替える(Switch by Dock)。
表示モード(d)は、表示モード(b)と同様に、折れ曲がった状態(Bent form)で、情報処理装置10の向きも同じであるが、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モードであることが異なる。この使用形態は、表示モード(b)に対して、1画面モードであることが異なるが、折れ曲がった状態(Bent form)で、且つ表示領域DAが横長であることから、「Fold Landscape」とも称する。表示領域DAは横向きであり、表示の向きも横向きである。
ここで、折れ曲がった状態(Bent form)における1画面モードと2画面モードとの切り替えは、例えば、ユーザの操作により行われる。例えば、情報処理装置10は、1画面モードと2画面モードとを切り替え可能なUI(User Interface)としての操作子を画面上のいずれかの場所に表示させ、当該操作子に対する操作に基づいて、表示モード(b)から表示モード(d)へ切り替える(Switch by UI)。この表示モードの切り替え操作の具体例については後述する。
表示モード(e)は、表示モード(c-1)と同様に、折れ曲がった状態(Bent form)で、情報処理装置10の向きも同じであるが、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モードであることが異なる。この使用形態は、表示モード(c-1)に対して、1画面モードであることが異なるが、折れ曲がった状態(Bent form)と情報処理装置10の向きから、クラムシェル(Clamshell)型のPCの使用形態に相当する。表示領域DAは縦向きであり、表示の向きも縦向きである。
例えば、情報処理装置10は、情報処理装置10の姿勢(向き)の変化を検出することで、表示モード(d)から表示モード(e)へ、または表示モード(e)から表示モード(d)へ自動的に切り替える(Switch by Rotation)。例えば、表示モード(d)に対して表示モード(e)は図示でディスプレイ150が右方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(d)の状態から右方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(e)へ切り替える。また、表示モード(e)に対して表示モード(d)は図示でディスプレイ150が左方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(e)の状態から左方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(d)へ切り替える。
表示モード(d´)は、表示モード(d)と同様に、1画面モードで、情報処理装置10の向きも表示領域DAが横長となる向きであるが、平面の状態(Flat form)であることが異なる。平面の状態(Flat form)とは、第1筐体101と第2筐体102との開き角θが略180°の状態である。この使用形態は、図3を参照して説明した所謂タブレットモードに対応するものであり、平面の状態(Flat form)で、且つ表示領域DAが横長であることから、「Flat Landscape」とも称する。この表示モード(d´)は、表示モード(d)に対して第1筐体101と第2筐体102との開き角θが異なるだけである。表示モード(d)と同様に、表示領域DAは横向きであり、表示の向きも横向きである。
表示モード(e´)は、表示モード(e)と同様に、1画面モードで、情報処理装置10の向きも表示領域DAが縦長となる向きであるが、平面の状態(Flat form)であることが異なる。この使用形態は、平面の状態(Flat form)で、且つ表示領域DAが縦長であることから、「Flat Portrait」とも称する。この表示モード(e´)は、表示モード(e)に対して第1筐体101と第2筐体102との開き角θが異なるだけである。表示モード(e)と同様に、表示領域DAは縦向きであり、表示の向きも縦向きである。
例えば、情報処理装置10は、情報処理装置10の姿勢(向き)の変化を検出することで、表示モード(d´)から表示モード(e´)へ、または表示モード(e´)から表示モード(d´)へ自動的に切り替える(Switch by Rotation)。例えば、表示モード(d´)に対して表示モード(e´)は図示でディスプレイ150が右方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(d´)の状態から右方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(e´)へ切り替える。また、表示モード(e´)に対して表示モード(d´)は図示でディスプレイ150が左方向へ90度回転した状態であるため、情報処理装置10は、表示モード(e´)の状態から左方向へ所定の角度(例えば45度)以上回転したことを検出すると、表示モード(d´)へ切り替える。
なお、表示モード(d´)及び表示モード(e´)において、前述した1画面モードと2画面モードとを切り替え可能なUIとしての操作子(例えば、図5を参照して後述する表示モード切替アイコン)に対してユーザが操作を行うことにより、平面の状態(Flat form)のまま2画面モードに切り替えることも可能である。例えば、表示モード(d´)の状態から2画面モードに切り替えると、平面の状態(Flat form)で表示状態は表示モード(b)と同様になる。また、表示モード(e´)の状態から2画面モードに切り替えると、平面の状態(Flat form)で表示状態は表示モード(c-1)と同様になる。
また、情報処理装置10は、表示モード(e´)の状態でキーボード30との接続を検出すると、表示モード(e´)から表示モード(c-2´)へ自動的に切り替える(Switch by Dock)。表示モード(c-2´)は、平面の状態(Flat form)であり、表示モード(c-2)に対して第1筐体101と第2筐体102との開き角θが異なるだけである。この表示モード(c-2´)では、情報処理装置10は、第2表示領域DA2はキーボードで視認できなくなるため、黒表示または表示オフに制御する。つまり、この表示モード(c-2´)は、表示モード(c-2)と同様に、表示に有効なのは半分の1画面のみとなるハーフ画面モードである。
また、情報処理装置10は、平面の状態(Flat form)から折れ曲がった状態(Bent form)への変化を検出することで、1画面モードから2画面モードに自動的に切り替えるようにすることもできる(Switch by Hinge angle)。例えば、情報処理装置10は、第1筐体101と第2筐体102との開き角θに基づいて、表示モード(d´)の状態において折れ曲がった状態(Bent form)への変化を検出した場合、表示モード(d´)から表示モード(b)へ自動的に切り替える。また、情報処理装置10は、第1筐体101と第2筐体102との開き角θに基づいて、表示モード(e´)の状態において折れ曲がった状態(Bent form)への変化を検出した場合、表示モード(e´)から表示モード(c-1)へ自動的に切り替える。
(表示モードの切り替え操作)
次に、ユーザの操作により表示モードを切り替える際の操作仕様の具体例を説明する。
図5は、本実施形態に係る表示モード切替操作の操作仕様の一例を示す図である。例えば、図5(A)に示すように、表示モードの切替メニューを表示させるアイコンC1がタスクバーB2に表示される。タスクバーB2は、ディスプレイ150の画面領域内のいずれかに表示される。例えば、1画面モードであっても2画面モードであっても、ディスプレイ150の画面領域内の1か所(例えば、画面領域の最下部)のみにタスクバーB2が表示される。なお、2画面モードの場合に、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2のそれぞれに(例えば、それぞれの最下部に)タスクバーB2が表示されてもよい。
切替メニューを表示させるアイコンC1に対して操作がされると、表示モードの切替メニューがポップアップ画面として表示される。なお、折れ曲がった状態(Bent form)から折れ曲がっていない平面の状態(Flat form)へ変化したときに表示モードの切替メニューがポップアップ画面として表示されてもよい。また、平面の状態(Flat form)から折れ曲がった状態(Bent form)へ変化したときに表示モードの切替メニューがポップアップ画面として表示されてもよい。
切替メニューには、1画面モードと2画面モードとの切り替え、及び2画面モードにおける第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とのそれぞれに表示させる表示データの入れ替え(プライマリ画面とセカンダリ画面の入れ替え)をユーザが指示するための表示モード切替アイコンが表示モードの選択肢として表示される。切替メニューには、そのときの使用形態(ディスプレイ150の向き)によってユーザが選択可能な表示モードの選択肢が表示される。
図5(B)は、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときに表示される切替メニューM1を示している。なお、図中の「1」、「2」は、表示領域を区別するために付しており、例えば、各表示領域に予め設定された領域の優先順位に従った数字で表している。例えば、2画面モードにおいて「1」は「2」よりも領域の優先順位が上位であり、例えばプライマリ画面であることを示し、「2」はセカンダリ画面であることを示している。切替メニューM1には、表示モード切替アイコンC11、表示モード切替アイコンC12、及び表示モード切替アイコンC13が表示される。表示モード切替アイコンC11は、1画面モードの表示モード(d)及び表示モード(d´)を選択するための操作子(即ち、1画面モードに切り替えるためのユーザの操作を受け付けるアイコン)として表示される。表示モード切替アイコンC12と表示モード切替アイコンC13は、2画面モードの表示モード(b)を選択するための操作子として表示され、表示モード切替アイコンC12と表示モード切替アイコンC13では、「1」(プライマリ画面)と「2」(セカンダリ画面)の並びが異なる。
なお、現在の表示モードに対応する表示モード切替アイコンは、他の表示モード切替アイコンと区別可能な表示態様で表示される。ここでは、表示モード切替アイコンC11が現在の表示モードであることがわかるように、他の表示モード切替アイコンC12、C13に対して強調表示されている。この図では、強調表示としてハッチングで表しているが、色、コントラスト、大きさ、枠の太さなどを異ならせて表してもよいし、印やテキストなどを付加して表してもよい。
図5(C)は、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときに表示される切替メニューM2を示している。切替メニューM2には、表示モード切替アイコンC21、表示モード切替アイコンC22、及び表示モード切替アイコンC23が表示される。表示モード切替アイコンC21は、1画面モード(表示モード(e)及び表示モード(e´))を選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC22と表示モード切替アイコンC23は、2画面モードの表示モード(c-1)を選択するための操作子として表示され、表示モード切替アイコンC22と表示モード切替アイコンC23では、「1」(プライマリ画面)と「2」(セカンダリ画面)の並びが異なる。
なお、図5(B)に示す切替メニューM1と同様に、現在の表示モードに対応する表示モード切替アイコンは、他の表示モード切替アイコンと区別可能な表示態様で表示される。ここでは、表示モード切替アイコンC21が現在の表示モードであることがわかるように、他の表示モード切替アイコンC22、C23に対して強調表示されている。
ユーザは、切替メニューM1または切替メニューM2に表示されている表示モード切替アイコンのいずれかを任意に選択することが可能である。表示モード切替アイコンのいずれかをユーザが選択した場合、切替メニューの表示は終了される。或いは、切替メニューM1または切替メニューM2が表示されてから所定時間(例えば、3~5秒)経過してもユーザがいずれの表示モード切替アイコンを選択しなかった場合、切替メニューの表示は終了される。また、切替メニューの右上の閉じるボタン「×」に対してユーザが操作した場合、ポップアップされている切替メニューの画面の外側をユーザが操作した場合、または情報処理装置10の向きが変更された場合、切替メニューの表示は終了される。なお、キーボード30が接続されている状態では、第1表示領域DA1のみ表示が有効となるハーフ画面モード(表示モード(c-2))に固定されるため、切替メニューは表示されない。
なお、1画面モードと2画面モードとを切り替えるためのUIは、図5に示す例に限定されるものではなく、任意のUIを用いることができる。例えば、操作されるごとに1画面モードと2画面モードとが交互に切り替わるアイコン、または、操作されるごとに1画面モードと2画面モードと反転2画面モードとが順番に切り替わるアイコンがタスクバーB2に表示されてもよい。なお、以下の説明において、2画面モードと反転2画面モードとを特に区別しない場合は、2画面モードと総称する。
また、図5に示す例では、タスクバーB2に表示されるアイコンC1に対する操作により表示モードの切替メニューがポップアップ画面として表示されるが、アプリケーションのウィンドウに対するドラッグ操作などにより切替メニューがポップアップ画面として表示されてもよい。また、アプリケーションのウィンドウに対するドラッグ操作などで表示モードが切り替わってもよい 。アプリケーションのウィンドウに対するドラッグ操作により切替メニューをポップアップする場合には、切替メニューに表示される画面領域の分割領域のうちの一つの上にドラッグすることにより画面モードのみではなく画面領域の選択を可能として、選択された領域にドラッグされているアプリケーションを配置するようにしてもよい。また、アプリケーションのウィンドウの特定の場所に対する操作により切替メニューがポップアップ画面として表示されてもよい。
(1画面モードから2画面モードへの切り替えの際の表示制御)
次に、1画面モードから2画面モードへの切り替えの際の表示制御について説明する。情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第1表示領域DA1(例えば、プライマリ画面)に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリケーション(以下、単に「アプリ」と称する)のウィンドウのうちの1つのウィンドウを表示させる。例えば、情報処理装置10は、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウのうちのアクティブウィンドウを第1表示領域DA1に表示させる。
ここで、複数のウィンドウが開いている場合、1つ1つのウィンドウは、ディスプレイ150において複数のレイヤに重ねて配置される。アクティブウィンドウとは、現在選択されユーザの操作対象となっているウィンドウであり、例えばディスプレイ150の最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されて表示されているウィンドウのことである。情報処理装置10が1画面モードから2画面モードへの切り替え時に第1表示領域DA1に表示させるアクティブウィンドウは、2画面モードへ切り替わる直前の1画面モードのときにアクティブウィンドウとして表示されていたウィンドウである。
なお、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第1表示領域DA1には1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示させるが、アクティブウィンドウが無い場合には、1画面モードで表示領域DAに表示させていたウィンドウのうち最も優先順位の高いウィンドウを第1表示領域DA1に表示させる。
最も優先順位の高いウィンドウとは、典型的にはアクティブウィンドウであるが、アクティブウィンドウが無い場合には、アクティブウィンドウとなった順番が最後のウィンドウである。例えば、表示領域DAにおいてウィンドウ以外の箇所に対して操作したときにはアクティブウィンドウが無い状態となるが、最後にアクティブウィンドウとなったウィンドウが第1表示領域DA1に表示される。即ち、アクティブウィンドウとなった順番が後のウィンドウほど表示の優先順位が高く、第1表示領域DA1には最も優先順位の高いウィンドウが表示されることになる。但し、説明を分かりやすくするために、以下の説明において、最も優先順位の高いウィンドウのことを、「アクティブウィンドウ」と記載して説明する。
また、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2(例えば、セカンダリ画面)に対しては、1画面モードにおけるウィンドウのうちアクティブウィンドウを除く非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像を表示させる。ここで、非アクティブウィンドウとは、2画面モードへ遷移する直前の1画面モードのときのアクティブウィンドウ以外のウィンドウである。以下では、非アクティブウィンドウのサムネイル画像が表示されるウィンドウを「サムネイルウィンドウ」とも称する。
図6を参照して、1画面モードから2画面モードへ切り替えたときに第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウが表示される場合の2画面モードの表示例を説明する。
図6は、本実施形態に係る2画面モードの表示例を示す図である。ここでは、図4に示す表示モード(c-1)における2画面モードの表示例を示している。クラムシェル型のPCの一般的な2画面モードでの使用形態であり、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とが横向きで上下に縦に並ぶ向きである。表示領域が横向きとは、長方形の表示領域の4辺のうちの長辺が横方向、短辺が縦方向になる向きである。縦は垂直(上下)方向に対応し、横は水平(左右)方向に対応する。垂直方向は、典型的には鉛直方向である。すなわち、第1表示領域DA1の表示の向きにおいて下側となる端辺が、第2表示領域DA2の表示の向きにおいて上側となる端辺側となるように、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とが配置されている。
情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードで実行中のアプリのアクティブウィンドウを第1表示領域DA1に表示させる。例えば、情報処理装置10は、1画面モードで表示領域DAに表示されていたアクティブウィンドウを、2画面モードに遷移すると第1表示領域DA1の表示領域全体に最大化してアクティブウィンドウとして表示させる。また、情報処理装置10は、1画面モードで非アクティブウィンドウであったウィンドウを、2画面モードに遷移すると第1表示領域DA1のアクティブウィンドウが表示されている最前面の後ろのレイヤに、1画面モードのときのレイヤ関係(ウィンドウの重なり順)を維持した状態で対応させる。よって、第1表示領域DA1では、アクティブウィンドウが最大化して表示され、非アクティブウィンドウはアクティブウィンドウの後ろのレイヤに存在するものの表示はされない(ユーザからは見えない)状態となる。
また、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードで非アクティブウィンドウであったウィンドウのサムネイル画像を生成して第2表示領域DA2(セカンダリ画面)にサムネイルウィンドウを表示させる。非アクティブウィンドウが複数ある場合には、情報処理装置10は、複数の非アクティブウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。
例えば、サムネイルウィンドウには、複数のウィンドウのサムネイル画像(縮小画像)が並べられて表示される。サムネイルウィンドウの上端には、タイトルバーB1が表示される。タイトルバーB1の右端の閉じるボタン「×」は、サムネイルウィンドウを閉じるための操作子として表示されている。ユーザは、このタイトルバーB1の閉じるボタン「×」に対して操作(例えば、タップ操作)することで、サムネイル画像のすべてを閉じる(非表示にする)ことも可能である。
なお、第1表示領域DA1でアクティブウィンドウの後ろのレイヤに存在する非アクティブウィンドウ(すなわち、第2表示領域DA2にサムネイル画像が表示される非アクティブウィンドウの本体(実ウィンドウ))は、アクティブウィンドウの背面に隠れるように同サイズで優先順位に従って重ねて配置されてもよいし、アクティブウィンドウより小さいサイズで優先順位に従って重ねて配置されてもよい。また、非アクティブウィンドウ(すなわち、第2表示領域DA2でサムネイル画像が表示される非アクティブウィンドウの本体(実ウィンドウ))は、一旦全て最小化(例えば、Windows(登録商標)ではタスクバー上にアプリのアイコンのみが存在する状態)されてもよいし、或いはサムネイルウィンドウが半透過(シースルー)表示でない場合には、その背面に配置されても構わない。要するに、第2表示領域DA2でサムネイル画像が表示される非アクティブウィンドウの本体(実ウィンドウ)は、一旦ユーザから見えないように処理されればよい。そして、第2表示領域DA2には、その後サムネイルウィンドウで選択されたサムネイル画像のアプリのウィンドウがアクティブウィンドウとして最前面に表示される。
また、第2表示領域DA2の下端に表示されているタスクバーB2は、図5に示すタスクバーB2に対応し、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2に共通のタスクバーとして1か所に表示されている。なお、タスクバーB2が表示される位置は、第1表示領域DA1または第2表示領域DA2の左端または右端としてもよいし、第1表示領域DA1の上端としてもよい。また、前述したように第1表示領域DA1と第2表示領域DA2のそれぞれにタスクバーが表示されてもよい。タスクバーが表示される位置がいずれであっても本発明の適用を制限するものではない。
なお、図6では、第2表示領域DA2にサムネイル画像が表示される場合、タイトルバーB1が含まれるサムネイルウィンドウとして表示される例を示したが、タイトルバーB1の表示が無くてもよく、単に複数のサムネイル画像が並んで表示されてもよい。
ユーザの操作(例えば、タップ操作)によりいずれかのサムネイル画像が選択された場合、情報処理装置10は、第2表示領域DA2に表示させていたサムネイルウィンドウを閉じて(非表示にして)、選択されたサムネイル画像に対応する非アクティブウィンドウをアクティブウィンドウとして第2表示領域DA2に表示させる。具体的には一例として、情報処理装置10は、選択されたサムネイル画像に対応する非アクティブウィンドウを第1表示領域DA1から第2表示領域DA2へ移動させた上で、第2表示領域DA2に最大化してアクティブウィンドウとして表示させる。
ここで、1画面モードにおけるウィンドウが1つの場合には、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードに切り替えた場合、第1表示領域DA1にアクティブウィンドウを表示させるが、第2表示領域DA2に表示させるサムネイル画像が無いためサムネイルウィンドウを表示させない。例えば、第2表示領域DA2には、ウィンドウの表示が無くデスクトップ画面が表示されている状態となる。
また、1画面モードにおけるウィンドウが2つの場合には、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードに切り替えた場合、第1表示領域DA1にアクティブウィンドウを表示させ、第2表示領域DA2にはサムネイルウィンドウを表示させるのではなく、アクティブウィンドウ以外の非アクティブウィンドウを表示させる。これは、1つしかない非アクティブウィンドウのサムネイル画像を第2表示領域DA2に表示させても、そのサムネイル画像のウィンドウを表示させるためには、その1つのサムネイル画像を選択する操作をわざわざ行う必要があり、操作が煩雑になってしまうのを回避するためである。1つしかない非アクティブウィンドウは、サムネイル画像にして選択操作を受け付けるようにするのではなく、第2表示領域DA2に非アクティブウィンドウとして表示させてしまった方がわざわざサムネイル画像を選択する操作を行う必要がないため、利便性がよい。
つまり、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウの数に基づいて、サムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させるか否かを制御する。
図7は、本実施形態に係る1画面モードから2画面モードへの切り替え時の表示制御の第1例を示す図である。図7(A)は1画面モードの表示例を示し、図7(B)は2画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は3つである。ここでは、表示領域DAに3つのウィンドウW1、W2、W3を示している。ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。1画面モードから2画面モードへ切り替わると、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示され、第2表示領域DA2にはウィンドウW2、W3のサムネイル画像SW2、SW3が並ぶサムネイルウィンドウが表示される。なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数が4つ以上であれば、2画面モードへ切り替わったときに第2表示領域DA2に表示されるサムネイル画像の数も3つ以上になる。
図8は、本実施形態に係る1画面モードから2画面モードへの切り替え時の表示制御の第2例を示す図である。図8(A)は1画面モードの表示例を示し、図8(B)は2画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は2つである。ここでは、表示領域DAに2つのウィンドウW1、W2を示している。ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。1画面モードから2画面モードへ切り替わると、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示され、第2表示領域DA2にはウィンドウW2が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示される。なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数が1つ以下であれば、2画面モードへ切り替わったときに第2表示領域DA2にはアプリのウィンドウもサムネイルウィンドウ(ウィンドウのサムネイル画像)も表示されない。
このように、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)より多い場合には1画面モードにおけるウィンドウのうちアクティブウィンドウを除くウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。一方、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)以下の場合にはサムネイルウィンドウを表示させず、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つの場合には1画面モードにおける非アクティブウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。
つまり、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2に対しては、2画面モードにおける表示領域の数と1画面モードにおけるウィンドウの数とに基づいてサムネイル画像を表示させるか否かを制御する。
なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウが最小化されている場合がある。その場合、最小化されているウィンドウは、1画面モードにおけるウィンドウの数に含めなくてもよい。
例えば、図7(A)に示す1画面モードにおいてウィンドウW3が最小化されていた場合には、1画面モードにおけるウィンドウの数をウィンドウW1、W2の2つとし、2画面モードへ切り替えた場合に、図8(B)に示すように第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示され、第2表示領域DA2にはウィンドウW2が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示されてもよい。
ここで、ユーザは、実行中のアプリのウィンドウの数が多い場合には任意のサムネイル画像を選択することでウィンドウを表示させることができるため利便性がよいが、さらに他のウィンドウに切り替えて表示させたい場合や、ウィンドウを表示させるときに第1表示領域DA1と第2表示領域DA2のいずれかを指定したい場合がある。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置10は、ユーザが所定の操作を行うことにより、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像を表示(再表示)させることができる。以下、このサムネイル画像を表示(再表示)させる所定の操作のことを「サムネイル表示操作」と称する。
図9は、本実施形態に係るサムネイル表示操作の第1例を示す図である。この図に示す切替メニューM2は、図5(C)に示す切替メニューM2に対応する。この図9に示す切替メニューM2は、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときに表示され、現在の表示モードが表示モード切替アイコンC22に対応する2画面モードであることを示している。
表示モード切替アイコンC22は、現在の表示モードであるため、他の表示モード切替アイコンC21、C23に対して強調表示されている。表示モード切替アイコンC21、C23は、図5を参照して説明したように、それぞれの表示モードに切り替えるためのユーザの操作を受け付ける操作子として機能する。一方、現在の表示モードである表示モード切替アイコンC22は、表示モードを切り替えるための操作子として機能する必要がないため、サムネイル画像(サムネイルウィンドウ)を表示させるための操作子として機能する。即ち、現在の表示モードである表示モード切替アイコンC22は、サムネイル表示操作を受け付けるアイコンとして表示される。例えば、この表示モード切替アイコンC22において、「2」が示す表示領域(第2表示領域DA2)を選択する操作をユーザが行うことにより第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウを表示する表示制御の例を図10に示す。
図10は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第1例を示す図である。図10(A)は、2画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2がそれぞれ最大化されて表示されている例を示している。例えば、図7(B)において第2表示領域DA2に表示されているサムネイル画像SW2、SW3のうちサムネイル画像SW2を選択する操作が行われた場合、この図10(A)に示す表示状態に制御される。なお、図10(A)は、図8(B)に示す表示状態でもある。
この図10(A)に示す表示状態において、図9に示すように表示モード切替アイコンC22の「2」が示す表示領域(第2表示領域DA2)を選択する操作をユーザが行うと、図10(B)に示すように、第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、第2表示領域DA2のサムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、図7に示すように、実行中のアプリのウィンドウの数が3つ(ウィンドウW1、W2、W3)の場合には、サムネイル表示操作がされると、図10(B)に示すように3つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3)が表示される。
図9、10を参照して、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときのサムネイル表示操作について説明したが、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときも図5(B)に示す切替メニューM1を用いて同様にサムネイル表示操作を行うことができる。
また、図9、10を参照して、サムネイル表示操作により第2表示領域DA2を指定してサムネイルウィンドウを表示させる例を説明したが、次に、第1表示領域DA1を指定してサムネイルウィンドウを表示させる例を、図11、12を参照して説明する。
図11は、本実施形態に係るサムネイル表示操作の第2例を示す図である。この図に示す切替メニューM2は、図9に示す例と同様であり、現在の表示モードが表示モード切替アイコンC22に対応する2画面モードであることを示している。この表示モード切替アイコンC22において、「1」が示す表示領域(第1表示領域DA1)を選択する操作をユーザが行うことにより第1表示領域DA1にサムネイルウィンドウを表示する表示制御の例を図12に示す。
図12は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第2例を示す図である。図12(A)は、図10(A)と同様に2画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2がそれぞれ最大化されて表示されている例を示している。この図12(A)に示す表示状態において、図11に示すように表示モード切替アイコンC22の「1」が示す表示領域(第1表示領域DA1)を選択する操作をユーザが行うと、図12(B)に示すように、第1表示領域DA1にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、第1表示領域DA1のサムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、実行中のアプリのウィンドウの数が3つ(ウィンドウW1、W2、W3)の場合には、サムネイル表示操作がされると、図10(B)に示すように3つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3)が表示される。
なお、サムネイル表示操作は、サムネイルウィンドウが表示されているときも有効であってもよい。図13は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第3例を示す図である。図13(A)は、図7(B)に示すように2画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはサムネイルウィンドウがそれぞれ表示されている例を示している。この図13(A)に示す表示状態において、図11に示すように表示モード切替アイコンC22の「1」が示す表示領域(第1表示領域DA1)を選択する操作をユーザが行うと、図13(B)に示すように、第1表示領域DA1にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、第2表示領域DA2のサムネイルウィンドウとは異なり、第1表示領域DA1のサムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、実行中のアプリのウィンドウの数が3つ(ウィンドウW1、W2、W3)の場合には、サムネイル表示操作がされると、図10(B)に示すように3つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3)が表示される。
このように、サムネイル表示操作により表示領域を指定してサムネイルウィンドウを表示させたときには、実行中のアプリのウィンドウの中からアクティブウィンドウか非アクティブウィンドウかにかかわらず、指定した表示領域に表示させるウィンドウを選択することができる。
(情報処理装置10の構成)
以下、情報処理装置10の具体的な構成について説明する。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置10は、通信部11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、スピーカ14と、表示部15と、カメラ16と、第1加速度センサ161と、第2加速度センサ162と、ホールセンサ17と、制御部18とを備えている。これらの各部は、バスなどを介して通信可能に接続されている。
通信部11は、例えば、複数のイーサネット(登録商標)ポートや複数のUSB(Universal Serial Bus)等のデジタル入出力ポート、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の無線通信を行う通信デバイス等を含んで構成される。例えば、通信部11は、Bluetooth(登録商標)を用いて、前述の外付けのキーボード30などと通信することが可能である。
RAM12には、制御部18により実行される処理のプログラムやデータが展開され、適宜、各種データの保存または消去が行われる。例えば、RAM12は、ディスプレイ150の表示用のビデオメモリ(V-RAM)としても機能する。一例として、RAM12は、ディスプレイ150を1画面モードまたは2画面モードなどに制御する際の各表示領域に表示されるデータのビデオメモリとして機能する。また、RAM12には、実行中のアプリの情報や、実行中のアプリのうちの使用中のアプリ(アクティブウィンドウのアプリ)、それ以外の非アクティブウィンドウのアプリの情報、各ウィンドウがどの表示領域に表示されているか、どのレイヤに配置されているか、ウィンドウのサイズや最小化されているか否かなどの情報を記憶する。なお、RAM12は、揮発性メモリであるため、RAM12への給電が停止されるとデータを保持しない。RAM12への給電が停止される際に保持が必要なデータは、記憶部13に移される。
記憶部13は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Resad Only Memory)、Flash-ROMなどのいずれか一つ又は複数を含んで構成される。例えば、記憶部13には、BIOS(Basic Input Output System)のプログラムや設定データ、OS(Operating System)やOS上で動作するアプリのプログラム、及びアプリで使用される各種のデータなどが保存される。
スピーカ14は、電子音や音声などを出力する。
表示部15は、ディスプレイ150とタッチセンサ155とを備えている。ディスプレイ150は、前述したように、第1筐体101と第2筐体102との相対的な回動による開き角θに合わせて屈曲可能なフレキシブルディスプレイである。ディスプレイ150は、制御部18の制御に応じて、図4を参照して説明した各表示モードに対応する表示を行う。タッチセンサ155は、ディスプレイ150の画面上に設けられており、画面に対するタッチ操作を検出する。例えば、タッチセンサ155は、1画面モードの際には、表示領域DAに対するタッチ操作を検出する。また、タッチセンサ155は、2画面モードの際には、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2の一方または両方に対するタッチ操作を検出する。タッチ操作には、タップ操作、スライド操作、フリック操作、スワイプ操作、ピンチ操作などが含まれる。タッチセンサ155は、タッチ操作を検出し、検出した操作に基づく操作情報を制御部18へ出力する。
カメラ16は、レンズ及び撮像素子などを含んで構成されている。カメラ16は、制御部18の制御に応じて、画像(静止画や動画)を撮像し、撮像した画像のデータを出力する。
第1加速度センサ161は、第1筐体101の内部に設けられており、第1筐体101の向き及び向きの変化を検出する。例えば、第1表示領域DA1の長手方向に平行な方向をX1方向、短手方向に平行な方向をY1方向、X1方向及びY1方向に垂直な方向をZ1方向とすると、第1加速度センサ161は、X1方向、Y1方向、及びZ1方向のそれぞれの加速度を検出し、検出結果を制御部18へ出力する。
第2加速度センサ162は、第2筐体102の内部に設けられており、第2筐体102の向き及び向きの変化を検出する。例えば、第2表示領域DA2の長手方向に平行な方向をX2方向、短手方向に平行な方向をY2方向、X2方向及びY2方向に垂直な方向をZ2方向とすると、第2加速度センサ162は、X2方向、Y2方向、及びZ2方向のそれぞれの加速度を検出し、検出結果を制御部18へ出力する。
ホールセンサ17は、キーボード30の接続を検出するために設けられている。例えば、第2筐体102の第2表示領域DA2の上にキーボード30が載置されると、キーボード30の底面の内部に設けられたマグネットが接近することにより磁界が変化し、ホールセンサ17の検出値(出力値)が変化する。つまり、ホールセンサ17は、キーボード30が載置されているか否かによって異なる検出結果を出力する。なお、ここではホールセンサ17を用いてキーボード30が載置されている否かを検出しているが、検出方法はこれに限られるものではなく、任意の検出方法を用いることができる。
制御部18は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、マイクロコンピュータ(Microcomputer)等のプロセッサを含んで構成されており、それらが記憶部13等に記憶されたプログラム(BIOSや、OS、OS上で動作するアプリなどの各種プログラム)を実行することにより各種の機能を実現する。例えば、制御部18は、第1加速度センサ161及び第2加速度センサ162の検出結果に基づいて、情報処理装置10の姿勢(向き)を検出する。また、制御部18は、第1加速度センサ161及び第2加速度センサ162の検出結果に基づいて、開状態であるか又は閉状態であるか、及び開状態の場合に折れ曲がった状態(Bent form)であるか又は平面の状態(Flat form)であるかなどを検出する。
また、制御部18は、ユーザによる表示モード切替操作(例えば、図5に示す表示モード切替アイコンに対する操作)を検出する。また、制御部18は、ホールセンサ17の検出結果に基づいて、キーボード30との接続を検出する。なお、このキーボード30との接続とは、第2表示領域DA2の上へのキーボード30の載置のことを指しており、通信の接続のことを指すものではない。キーボード30との通信の接続については、制御部18は、Bluetooth(登録商標)の機能などを用いて検出する。
また、制御部18は、システムの状態、情報処理装置10の姿勢(向き)、開状態であるか又は閉状態であるか、及び開状態の場合に折れ曲がった状態(Bent form)であるか又は平面の状態(Flat form)であるか、ユーザによる表示モード切替操作(図5参照)、キーボード30との接続などを検出することによって、図4、及び図6~13を参照して説明したディスプレイ150の表示の制御を行う。
次に、制御部18が実行する処理のうちの表示制御処理に関連する機能構成について説明する。
図15は、本実施形態に係る表示制御処理に関連する機能構成の一例を示すブロック図である。制御部18は、システム処理部181と、検出処理部182と、表示処理部183とを備えている。ここで、システム処理部181は、例えばOS又はBIOSなどに基づいてCPUが処理を実行する機能構成である。また、検出処理部182は、例えばOS又はBIOSなどの処理を実行するCPUとは別のマイクロコンピュータが各種検出処理を実行する機能構成である。表示処理部183は、例えばOS又はOS上で動作するプログラムに基づいてCPUが処理を実行する機能構成である。
システム処理部181は、OSや、OS上で動作するドライバやアプリなどの各種プログラムを実行する。また、システム処理部181は、例えば実行アプリ情報生成部1811を備えている。実行アプリ情報生成部1811は、実行中のアプリの識別情報(例えば、アプリID)及び実行中のアプリのうちユーザによって使用中のアプリ(すなわち、ウィンドウがアクティブなアプリ)を示す情報などを含むアプリ情報を生成する。また、実行アプリ情報生成部1811は、実行中のアプリのウィンドウの状態を示すウィンドウ情報を生成する。ウィンドウの状態とは、アクティブウィンドウであるか否か、及びウィンドウのサイズ(最小化、最大化など)などである。実行アプリ情報生成部1811は、生成したアプリ情報及びウィンドウ情報をRAM12に記憶させて保持する。
検出処理部182は、情報処理装置10の状態を検出する機能構成として、開閉検出部1821と、姿勢検出部1822と、接続検出部1823とを備えている。検出処理部182は、開閉検出部1821、姿勢検出部1822、及び接続検出部1823による検出結果を表示処理部183へ出力する。
開閉検出部1821は、第1加速度センサ161及び第2加速度センサ162の検出結果に基づいて、情報処理装置10が開状態であるか閉状態であるかを検出する。また、開閉検出部1821は、情報処理装置10が開状態である場合、第1加速度センサ161及び第2加速度センサ162の検出結果に基づいて、第1筐体101と第2筐体102との開き角θを検出する。そして、開閉検出部1821は、検出した開き角θに基づいて、折れ曲がった状態(Bent form)であるか或いは平面の状態(Flat form)であるかを検出する。
姿勢検出部1822は、第1加速度センサ161及び第2加速度センサ162の検出結果に基づいて、情報処理装置10の姿勢(向き)を検出する。
接続検出部1823は、キーボード30との接続を検出する。例えば、接続検出部1823は、ホールセンサ17の検出結果に基づいて、第2表示領域DA2の上にキーボード30が載置されているか否かを検出することにより、キーボード30との接続を検出する。検出処理部182は、開閉検出部1821、姿勢検出部1822、及び接続検出部1823による検出結果(情報処理装置10の状態)を表示処理部183へ出力する。
また、検出処理部182は、情報処理装置10に対する操作を検出する機能構成として、操作検出部1824を備えている。操作検出部1824は、ディスプレイ150の画面上に設けられているタッチセンサ155から出力される操作情報に基づいて、ユーザの操作を検出する。例えば、操作検出部1824は、表示モードを切り替えるための操作又はサムネイル表示操作が可能な切替メニュー画面(図5、9、11参照)に対するユーザの操作に基づく操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、ユーザが表示モードを切り替える表示モード切替操作又はサムネイル表示操作を検出する。検出処理部182は、検出したユーザの操作情報を表示処理部183へ出力する。
表示処理部183は、検出処理部182から取得する情報処理装置10の開閉状態および姿勢(向き)、ユーザの操作などに基づいて、表示モードを判定して切り替える。また、表示処理部183は、システム処理部181から取得するアプリ情報に基づいて、実行中のアプリのウィンドウ(アクティブウィンドウ及び非アクティブウィンドウ)の表示を表示モードなどに応じて制御する。具体的には、表示モード判定部1831と、表示モード切替部1832と、サムネイル生成部1833と、表示制御部1834とを備える。
表示モード判定部1831は、検出処理部182により検出された情報処理装置10の状態またはユーザの操作についての検出結果に基づいて、表示モードを判定する判定処理を行う。例えば、表示モード判定部1831は、情報処理装置10の開閉状態の検出結果、開状態である場合に折れ曲がった状態(Bent form)であるか或いは平面の状態(Flat form)であるかの検出結果、情報処理装置10の姿勢(向き)の検出結果、ユーザの操作情報を検出処理部182から取得する。そして、表示モード判定部1831は、検出処理部182から取得した各検出結果及び操作情報に基づいて、図4を参照して説明した表示モードを判定する。
表示モード切替部1832は、表示モード判定部1831により判定された表示モードに基づいて、図4を参照して説明した表示モードに切り替える表示モード切替処理を行う。例えば、表示モード切替部1832は、表示モード判定部1831により判定された表示モードに基づいて、1画面モード、2画面モード(或いは反転2画面モード)、ハーフ画面モードなどへの切替、各表示領域の向き、各表示領域の表示内容などの表示モードを設定する。
サムネイル生成部1833は、実行中のアプリのウィンドウに対応するサムネイル画像を生成する。例えば、サムネイル生成部1833は、1画面モードから2画面モードに切り替えたときに第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウとして表示させるためのサムネイル画像として、実行中のアプリのウィンドウのうちの非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像を生成する。また、例えば、サムネイル生成部1833は、サムネイル表示操作により指定された表示領域にサムネイルウィンドウとして表示させるためのサムネイル画像として、実行中のアプリのウィンドウに対応するサムネイル画像を生成する。なお、サムネイル生成部1833は、基本的には、最小化されているウィンドウも非アクティブウィンドウとして含めてサムネイル画像を生成する。
表示制御部1834は、表示モード切替部1832によって設定された表示モードに従って、各表示領域へ表示させるアプリのウィンドウやサムネウィンドウの表示データを出力して表示させる表示制御処理を行う。
例えば、表示制御部1834は、表示モード切替部1832により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第1表示領域DA1に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウのうちのアクティブウィンドウ(表示領域DAに表示されていたアクティブウィンドウ)を表示させる。
また、表示制御部1834は、表示モード切替部1832により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2に対しては、1画面モードにおけるウィンドウの数に基づいて、1画面モードにおけるアクティブウィンドウを除く非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像を表示させるか否かを制御する。例えば、表示制御部1834は、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)より多い場合には、2画面モードへ切り替わったときに1画面モードにおける非アクティブウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる(図7参照)。
一方、表示制御部1834は、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)以下の場合には、2画面モードへ切り替わったときに第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウを表示させない。例えば、表示制御部1834は、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つの場合、1画面モードにおける非アクティブウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる(図8参照)。なお、表示制御部1834は、1画面モードにおけるウィンドウの数が1つ以下の場合には、2画面モードへ切り替わったときに第2表示領域DA2にはアプリのウィンドウもサムネイルウィンドウ(ウィンドウのサムネイル画像)も表示されない。
なお、表示制御部1834は、表示モード切替部1832により1画面モードから2画面モードへ切り替わる際に最小化されていたウィンドウは、1画面モードにおけるウィンドウの数に含めなくてもよい。
また、表示制御部1834は、2画面モードにおいて第2表示領域DA2に表示されているサムネイル画像のいずれかが選択された場合、選択されたサムネイル画像に対応する非アクティブウィンドウをアクティブウィンドウとして第2表示領域DA2に表示させる。例えば、表示制御部1834は、選択されたサムネイル画像に対応する非アクティブウィンドウをアクティブウィンドウとして第2表示領域DA2に最大化して表示させる。
また、表示制御部1834は、ユーザによるサムネイル表示操作が検出処理部182により検出されると、検出処理部182から取得した操作情報に基づいて、サムネイル表示操作により指定された表示領域にサムネイルウィンドウを表示させる。
例えば、表示制御部1834は、1画面モードから2画面モードへ切り替えたときに表示するサムネイルウィンドウには1画面モードにおけるアクティブウィンドウを除く非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像を表示するが、サムネイル表示操作が検出されたことによりサムネイルウィンドウを表示させる場合には、非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像のみではなく、アクティブウィンドウ(例えば、1画面モードにおけるアクティブウィンドウ)に対応するサムネイル画像も表示させる。
また、表示制御部1834は、例えば1画面モードから2画面モードへ切り替えたときに第2表示領域DA2に表示させたサムネイルウィンドウを非表示に制御した後、サムネイル表示操作が検出されたことによりサムネイル表示操作によって指定された表示領域にサムネイルウィンドウを表示させる。即ち、表示制御部1834は、サムネイルウィンドウを非表示にした後に、サムネイル表示操作により任意の表示領域に再表示させることができる。
(サムネイルウィンドウの表示制御処理の動作)
次に、制御部18が1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合にサムネイルウィンドウを表示させるか否かを制御する表示制御処理の動作について説明する。
図16は、本実施形態に係る画面モード切り替え時のサムネイルウィンドウの表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)制御部18は、1画面モードから2画面モードへの切り替えを行うか否かを判定する。例えば、制御部18は、図4を参照して説明したように平面の状態(Flat form)から折れ曲がった状態(Bent form)への変化を検出すること、或いは図5を参照して説明した表示モードの切り替え操作などに基づいて1画面モードから2画面モードへの切り替えを行うか否かを判定する。制御部18は、1画面モードから2画面モードへの切り替えを行わないと判定した場合(NO)、1画面モードを継続し、再びステップS101の処理を行う。一方、制御部18は、1画面モードから2画面モードへの切り替えを行うと判定した場合(YES)、表示領域DAを第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けた2画面モードへ切り替え、ステップS103の処理へ進む。
(ステップS103)制御部18は、2画面モードへ切り替える前の1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ以下であるか否かを判定する。制御部18は、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ以下であると判定した場合(YES)、ステップS105の処理へ進む。一方、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つより多いと判定した場合(NO)、ステップS109の処理へ進む。
(ステップS105)制御部18は、2画面モードに切り替えたときのサムネイルウィンドウの表示を無しに設定し、ステップS107の処理へ進む。
(ステップS107)制御部18は、第1表示領域DA1に1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示させ、第2表示領域DA2に1画面モードにおける非アクティブウィンドウを表示させる(図8参照)。なお、1画面モードにおけるウィンドウの数が1つであった場合には、制御部18は、第2表示領域DA2にアプリのウィンドウもサムネイルウィンドウも表示させない。
(ステップS109)制御部18は、2画面モードに切り替えたときのサムネイルウィンドウの表示をありに設定し、ステップS111の処理へ進む。
(ステップS111)制御部18は、第1表示領域DA1に1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示させ、第2表示領域DA2に1画面モードにおける非アクティブウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを表示させる(図7参照)。
次に、図16のステップS111により第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウが表示された後、サムネイル画像が選択されたときの表示制御処理の動作について説明する。図17は、本実施形態に係るサムネイル画像が選択されたときの表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)制御部18は、第2表示領域DA2に表示させているサムネイル画像のいずれかが選択されたか否かを判定する。制御部18は、サムネイル画像が選択されていないと判定した場合(NO)、ステップS203の処理に進む。一方、制御部18は、サムネイル画像のいずれかが選択されたと判定した場合(YES)、ステップS207の処理に進む。
(ステップS203)制御部18は、第2表示領域DA2(セカンダリ画面)に表示させているサムネイルウィンドウのタイトルバーB1に表示されている閉じるボタン「×」(図6参照)に対して操作がされたか否かを判定する。制御部18は、閉じるボタン「×」に対して操作がされたと判定した場合(YES)、ステップS205の処理に進む。一方、制御部18は、閉じるボタン「×」に対して操作がされていないと判定した場合(NO)、ステップS201の処理に戻る。
(ステップS205)制御部18は、ステップS203で閉じるボタン「×」に対して操作がされたと判定した場合、サムネイルウィンドウを閉じて非表示にして、サムネイルウィンドウの表示を終了する。
(ステップS207)制御部18は、ステップS201でサムネイル画像のいずれかが選択されたと判定した場合、サムネイルウィンドウを閉じて、ステップS209の処理に進む。
(ステップS209)制御部18は、選択されたサムネイル画像に対応するウィンドウをアクティブウィンドウとして、第2表示領域DA2に表示(例えば、第2表示領域DA2に最大化して表示)させる。
次に、サムネイル表示操作により任意の表示領域にサムネイルウィンドウを表示させる表示制御処理の動作について説明する。
図18は、本実施形態に係るサムネイル表示操作によるサムネイルウィンドウの表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS251)制御部18は、検出処理部182から取得した操作情報に基づいて、サムネイル表示操作(図9、11参照)がされたか否かを判定する。制御部18は、サムネイル表示操作がされていないと判定した場合(NO)、ステップS251の処理を再び行う。一方、制御部18は、サムネイル表示操作がされたと判定した場合(YES)、ステップS253の処理へ進む。
(ステップS253)制御部18は、サムネイル表示操作により指定された表示領域にサムネイルウィンドウを表示させる(図10(B)、図12(B)、図13(B)参照)。例えば、制御部18は、非アクティブウィンドウに対応するサムネイル画像のみではなく、アクティブウィンドウ)に対応するサムネイル画像も並べてサムネイルウィンドウに表示させる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置10は、ディスプレイ150と、アプリ(プリケーション)プログラムを記憶する記憶部13(メモリの一例)と、記憶部13に記憶されたアプリのプログラムを実行することにより、アプリのウィンドウをディスプレイ150に表示させる制御を行う制御部18(例えば、CPU、GPU、マイクロコンピュータ等のプロセッサの一例)と、を備える。制御部18は、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モード(第1表示モードの一例)と、ディスプレイ150の画面領域を2つの表示領域(例えば、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2)に分けて表示を制御する2画面モード(第2表示モードの一例)との切り替えを制御する表示モード切替処理を行う。また、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、複数の表示領域のうちの第1表示領域DA1に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウのうちのアクティブウィンドウ(1つのウィンドウの一例)を表示させ、第2表示領域DA2に対しては、1画面モードにおけるウィンドウのうちのアクティブウィンドウを除くウィンドウ(例えば、非アクティブウィンドウ)に対応するサムネイル画像を表示させる第1表示制御処理と、ユーザによるサムネイル表示操作(所定の操作の一例)が検出されたことにより、ディスプレイ150の画面領域内の表示領域のうちサムネイル表示操作によって指定された表示領域にサムネイル画像を表示させる第2表示制御処理と、を行う。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像をユーザの操作に応じて任意の表示領域に表示させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
例えば、制御部18は、第2表示制御処理において、サムネイル表示操作が検出されたことによりサムネイル画像を表示させる場合には、1画面モードにおけるウィンドウのうちのアクティブウィンドウに対応するサムネイル画像も表示させる。
これにより、情報処理装置10は、画面モードの切り替えではなくユーザの操作に応じて実行中のすべてのアプリのウィンドウのサムネイル画像を表示させる際には、非アクティブウィンドウのサムネイル画像だけでなく実行中のすべてのアプリのウィンドウのサムネイル画像を表示させるため、実行中のすべてのアプリの中から表示させたいアプリのウィンドウを容易に選択することができる。
例えば、制御部18は、1画面モードから2画面モードへ切り替えるためのユーザの操作を受け付ける表示モード切替アイコンC22(第1アイコンの一例)をディスプレイ150に表示させる。そして、制御部18は、1画面モードにおいて表示モード切替アイコンC22に対するユーザの操作が検出された場合には1画面モードから2画面モードへ切り替える。一方、制御部18は、2画面モードでは表示モード切替アイコンC22に対するユーザの操作をサムネイル表示操作として受け付け、表示モード切替アイコンC22に対する操作が検出された場合にはサムネイル表示操作が検出されたとしてサムネイル画像を表示させる。なお、表示モード切替アイコンC12、C13、C23についても表示モード切替アイコンC22と同様に、2画面モードではサムネイル表示操作としてユーザの操作を受け付ける。
これにより、情報処理装置10は、画面モードを切り替えるために操作するアイコンと実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像を表示させるために操作するアイコンとが共通であるため、操作性を向上することができる。
また、制御部18は、第2表示制御処理において、第2表示領域DA2に表示させたサムネイル画像を非表示に制御した後、サムネイル表示操作が検出されたことによりサムネイル表示操作によって指定された表示領域にサムネイル画像を表示させる。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像をユーザの操作に応じて任意の表示領域に再表示させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
例えば、制御部18は、第2表示領域DA2に表示させたサムネイル画像のいずれかがユーザの操作により選択された場合、第2表示領域DA2に表示させていたすべてのサムネイル画像を非表示にして、選択されたサムネイル画像に対応するウィンドウを表示させる。例えば、制御部18は、選択されたサムネイル画像に対応するウィンドウを第2表示領域DA2に最大化してアクティブウィンドウとして表示させる。
これにより、情報処理装置10は、ユーザが現在使用中のウィンドウから他のウィンドウに変更したい場合にサムネイル画像の中から容易に選択することができるため、利便性がよい。
また、制御部18は、第2表示領域DA2に表示させたサムネイル画像を非表示にするためのユーザの操作がされた場合、第2表示領域DA2に表示させていたすべてのサムネイル画像を非表示にする。なお、サムネイル画像を非表示にするためのユーザの操作とは、例えば、サムネイルウィンドウのタイトルバーB1に表示されている閉じるボタン「×」(図6参照)に対する操作である。
これにより、情報処理装置10は、ユーザがサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を非表示したい場合、簡単な操作で非表示にできる。あるいは、サムネイルウィンドウのサムネイル画像の存在しない領域や、サムネイル画像が表示されていない領域(既に、アプリのウィンドウが配置されている領域)に対してユーザの操作(例えば、タップ操作)がされることにより、サムネイルウィンドウを閉じて非表示にしてもよい。
なお、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、第1表示制御処理において、1画面モードにおけるウィンドウの数に基づいて、第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させるか否かを制御してもよい。
これにより、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合に、切り替え前の1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示するとともに、非アクティブウィンドウのサムネイル画像を一覧できるように表示させるか否かを1画面モードにおけるウィンドウの数によって制御するため、1画面モードから2画面モードへの切り替えの際の表示を適切に制御することができる。
例えば、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)以下の場合にはサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させず、1画面モードにおけるウィンドウのうちアクティブウィンドウを除くウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。一方、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ(2画面モードにおける表示領域の数)より多い場合にはサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を第2表示領域DA2に表示させる。
これにより、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合に、切り替え前の1画面モードにおけるウィンドウの数が2つ以下の場合には、サムネイル画像をわざわざ表示させてユーザが選択する操作をしなくても、1画面モードにおけるウィンドウを2画面モードの2つの表示領域を用いてそれぞれ表示できるため、利便性がよい。よって、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへの切り替えの際の表示を適切に制御することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10における制御方法は、制御部18が、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モード(第1表示モードの一例)と、ディスプレイ150の画面領域を2つの表示領域(例えば、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2)に分けて表示を制御する2画面モード(第2表示モードの一例)との切り替えを制御する表示モード切替ステップと、表示モード切替処理により1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合、複数の表示領域のうちの第1表示領域DA1に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウのうちのアクティブウィンドウ(1つのウィンドウの一例)を表示させ、第2表示領域DA2に対しては、1画面モードにおけるウィンドウのうちのアクティブウィンドウを除くウィンドウ(例えば、非アクティブウィンドウ)に対応するサムネイル画像を表示させる第1表示制御ステップと、ユーザによるサムネイル表示操作(所定の操作の一例)が検出されたことにより、ディスプレイ150の画面領域内の表示領域のうちサムネイル表示操作によって指定された表示領域にサムネイル画像を表示させる第2表示制御ステップと、を含む。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像をユーザの操作に応じて任意の表示領域に表示させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態の概要について説明する。第1の実施形態において表示モード切替アイコンを、サムネイル表示操作を受け付ける操作子としても機能させる例を説明したが、本実施形態では、表示モード切替アイコンとは別に、サムネイル表示操作を受け付ける操作子となるアイコンを表示する例を説明する。
図19は、本実施形態に係るサムネイル表示操作の第1例を示す図である。この図に示す切替メニューM2Aは、図5(C)に示す切替メニューM2に対応し、サムネイル表示アイコンC20Aが表示されている点が異なる。サムネイル表示アイコンC20Aは、サムネイル表示操作を受け付ける操作子として機能する。例えば、このサムネイル表示アイコンC20Aに対してユーザの操作が行われると、すべての表示領域にサムネイルウィンドウが表示される。
図20は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第1例を示す図である。図20(A)は、図10(A)及び図12(A)と同様に2画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2がそれぞれ最大化されて表示されている例を示している。この図20(A)に示す表示状態において、図19に示すサムネイル表示アイコンC20Aに対する操作をユーザが行うと、図20(B)に示すように、第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、サムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、実行中のアプリのウィンドウの数が3つ(ウィンドウW1、W2、W3)の場合、サムネイル表示操作がされると、図20(B)に示すように第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2のそれぞれのサムネイルウィンドウには3つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3)が表示される。
なお、ここでは、サムネイル表示アイコンC20Aに対してサムネイル表示操作がされた場合、ディスプレイ150の画面領域内のすべての表示領域(第1表示領域DA1及び第2表示領域DA2)のそれぞれにサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示する例を説明したが、予め設定された1つの表示領域に(例えば、第2表示領域DA2)にサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)が表示されてもよい。
また、表示モード切替アイコンとは別に、サムネイル表示操作を受け付ける操作子となるアイコンを表示する場合に、サムネイル画像を表示させる領域を指定(選択)できるようにしてもよい。
図21は、本実施形態に係るサムネイル表示操作の第2例を示す図である。この図に示す切替メニューM2Bは、図5(C)に示す切替メニューM2に対応し、サムネイル表示アイコンC20Bが表示されている点が異なる。サムネイル表示アイコンC20Bは、サムネイル表示操作を受け付ける操作子として機能する。
サムネイル表示アイコンC20Bには、サムネイル表示アイコンC20Aとは異なり、ディスプレイ150の画面領域を複数に分割した分割領域が表示されている。図示する例では、サムネイル表示アイコンC20Bには、ディスプレイ150の画面領域を「1」、「2」、「3」、および「4」の4つに分割した分割領域が示されている。この4つの分割領域の中からサムネイル画像を表示させる領域をユーザが指定(選択)できる。なお、この分割領域は、サムネイル画像を表示させる領域を指定するための領域であり、画面モードの切り替えとは関係がない。つまり、4つの分割領域を示しているが4画面モードを意味しているのではなく、例えば2画面モードであれば、2画面モードのまま指定された分割領域にサムネイル画像が表示される。サムネイル表示アイコンC20Bにおいて、「4」が示す分割領域を選択する操作をユーザが行うことによりサムネイル画像を表示する表示制御の例を図22に示す。
図22は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第2例を示す図である。図22(A)は、図20(A)と同様に2画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2がそれぞれ最大化されて表示されている例を示している。この図22(A)に示す表示状態において、図21に示すサムネイル表示アイコンC20Bの「4」が示す分割領域に対する操作をユーザが行うと、図22(B)に示すように、2画面モードのままで、第2表示領域DA2内の「4」が示す分割領域に対応する領域にサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3)が表示される。このとき、サムネイル画像は、第2表示領域DA2に表示されているウィンドウW2に重畳して(ウィンドウW2よりも上位のレイヤに)表示される。なお、サムネイル画像は、サムネイルウィンドウとして重畳して表示されてもよいし、サムネイルウィンドウの形式ではなく、サムネイル画像自体が重畳して表示されてもよい。
なお、図19~22を参照して、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときのサムネイル表示操作について説明したが、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときも図5に示す切替メニューM1に、サムネイル表示アイコンC20Aまたはサムネイル表示アイコンC20Bに相当するアイコンを表示させることで同様にサムネイル表示操作を行うことができる。また、サムネイル表示アイコンは、切替メニューとは別に表示されてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10において制御部18は、1画面モードから2画面モードへ切り替えるためのユーザの操作を受け付ける表示モード切替アイコン(第1アイコンの一例)とは別に、サムネイル表示操作(所定の操作の一例)を受け付けるサムネイル表示アイコンC20A、C20B(第2アイコンの一例)とをディスプレイ150に表示させる。そして、制御部18は、サムネイル表示アイコンC20A、C20Bに対する操作が検出された場合にはサムネイル表示操作が検出されたとしてサムネイル画像を表示させる。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像を簡単な操作で複数の表示領域のいずれかに表示させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
例えば、サムネイル表示アイコンC20Bは、2画面モードにおいて分けられた複数の表示領域(第1表示領域DA1、「第2表示領域DA2)にかかわらずサムネイル画像を表示させる表示領域(例えば、分割領域)を指定する操作を受け付ける。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像をユーザの操作に応じて任意の表示領域に表示させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
なお、図21、22では、サムネイル画像を表示させる領域を、4つの分割領域の中から指定できる例を説明したが、分割領域の数は4つに限られるものではなく、2つまたは3つ、或いは5つ以上としてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態の概要について説明する。
第1の実施形態では、情報処理装置10が、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モードと、ディスプレイ150の画面領域を第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けて表示を制御する2画面モードを有する構成を説明したが、ディスプレイ150の画面領域を3つ以上の表示領域に分けて表示を制御してもよい。
本実施形態では、情報処理装置10は、1画面モードと2画面モードに加え、ディスプレイ150の画面領域を3つの表示領域に分けて表示を制御する3画面モードと、4つの表示領域に分けて表示を制御する4画面モードとを有する。以下、1画面モードから3画面モードへ切り替えた場合の表示制御と、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合の表示制御とを説明する。
図23は、本実施形態に係る表示モード切替操作の操作仕様の一例を示す図である。この図は、例えば図5(A)に示すアイコンC1に対して操作がされることにより表示される切替メニューの例を示している。図23(B)は、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときに表示される切替メニューM3を示しており、図23(C)は、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときに表示される切替メニューM4を示している。切替メニューM3と切替メニューM4は、3画面モードおよび4画面モードへ切り替えが可能な点が図5(B)の切替メニューM1と図5(C)の切替メニューM2に対して異なる。
切替メニューM3には、表示モード切替アイコンC31、C32、C33、C34、及びC35が表示されている。表示モード切替アイコンC31は、1画面モードの表示モード(d)及び表示モード(d´)を選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC32は、2画面モードの表示モード(b)を選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC33と表示モード切替アイコンC34は、3画面モードの表示モードを選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC33と表示モード切替アイコンC34では、2画面モードにおける第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とのいずれの側が2つの表示領域に分けられるかが異なる。表示モード切替アイコンC35は、4画面モードの表示モードを選択するための操作子として表示される。
図中の「1」、「2」、「3」、「4」は、図5と同様に、表示領域を区別するために付しており、例えば、各表示領域に予め設定された領域の優先順位に従った数字で表している。「1」は領域の優先順位が最上位であり、「2」、「3」、「4」の順に領域の優先順位が下がる。
ユーザが表示モード切替アイコンC33または表示モード切替アイコンC34を選択する操作を行うと、切替メニューの表示は終了し、「Landscape」での3画面モードに制御される。また、ユーザが表示モード切替アイコンC35を選択する操作を行うと、切替メニューの表示は終了し、「Landscape」での4画面モードに制御される。
切替メニューM4には、表示モード切替アイコンC41、C42、C43、C44、及びC45が表示されている。表示モード切替アイコンC41は、1画面モードの表示モード(e)または表示モード(e´)を選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC42は、2画面モードの表示モード(c-1)を選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC43と表示モード切替アイコンC44は、3画面モードの表示モードを選択するための操作子として表示される。表示モード切替アイコンC43と表示モード切替アイコンC44では、2画面モードにおける第1表示領域DA1と第2表示領域DA2とのいずれの側が2つの表示領域に分けられるかが異なる。表示モード切替アイコンC45は、4画面モードの表示モードを選択するための操作子として表示される。
ユーザが表示モード切替アイコンC43または表示モード切替アイコンC44を選択する操作を行うと、切替メニューの表示は終了し、「ClamshellまたはPortrait」での3画面モードに制御される。また、ユーザが表示モード切替アイコンC35を選択する操作を行うと、切替メニューの表示は終了し、「ClamshellまたはPortrait」での4画面モードに制御される。
(1画面モードから3画面モードへの切り替えの際の表示制御)
次に、1画面モードから3画面モードへの切り替えの際の表示制御について説明する。ここでは、3画面モードにおいてディスプレイ150の画面領域を3つの表示領域に分けたときの各領域を、第1表示領域DA1と第2表示領域DA2と第3表示領域DA3と称する。
2画面モードにおける第2表示領域DA2の側が2つの表示領域に分けられた3画面モードの場合には、第1表示領域DA1が2画面モードにおける第1表示領域DA1に相当し、第2表示領域DA2と第3表示領域DA3とが2画面モードにおける第2表示領域DA2を2つに分けた各表示領域に相当する。ここで、3画面モードにおける第2表示領域DA2と第3表示領域DA3は、第1表示領域DA1を除く表示領域(例えば、2画面モードにおける第2表示領域DA2)を2つに分けた2つの第2表示領域ということができる。この2つの第2表示領域を区別するために、領域の優先順位が上位の方を第2表示領域DA2、他方を第3表示領域DA3として示す。つまり、3画面モードにおける領域の優先順位は、上位から順に、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、第3表示領域DA3となる。
なお、2画面モードにおける第1表示領域DA1の側が2つの表示領域に分けられた3画面モードの場合には、2画面モードにおける第2表示領域DA2の側が2つの表示領域に分けられた3画面モードの場合に対して、2つの表示領域に分けられる側の表示領域が異なるだけである。
第1の実施形態で説明したように、情報処理装置10は、1画面モードから2画面モードへ切り替わると、1画面モードにおけるウィンドウの数が2つより多い場合には第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウを表示し、ウィンドウの数が2つ以下の場合にはサムネイルウィンドウを表示しない。これに対し、情報処理装置10は、1画面モードから3画面モードへ切り替わると、1画面モードにおけるウィンドウの数が3つより多い場合には第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウを表示し、ウィンドウの数が3つ以下の場合にはサムネイルウィンドウを表示しない。
以下では、「Landscape」での1画面モード(表示モード(d)または表示モード(d´))において、例えば図23(B)の表示モード切替アイコンC33を選択する操作がされ、2画面モードにおける第2表示領域DA2の側が2つの表示領域に分けられた3画面モードに切り替わる場合の表示制御例を図15~17を参照して説明する。
図24は、本実施形態に係る1画面モードから3画面モードへの切り替え時の表示制御の第1例を示す図である。図24(A)は1画面モードの表示例を示し、図24(B)は3画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は2つである。ここでは、表示領域DAに2つのウィンドウW1、W2を示している。ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。
1画面モードから3画面モードへ切り替わると、領域の優先順位とウィンドウの優先順位とに従って、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示され、第2表示領域DA2にはウィンドウW2が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示される。また第3表示領域DA3には表示させるウィンドウ(優先順位が3番目のウィンドウ)が無いため、ウィンドウの表示が無くデスクトップ画面が表示されている状態となる。
なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数が1つ(ウィンドウW1のみ)の場合には、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示されるが、第2表示領域DA2および第3表示領域DA3には表示させるウィンドウが無いため、ウィンドウの表示が無くデスクトップ画面が表示されている状態となる。
図25は、本実施形態に係る1画面モードから3画面モードへの切り替え時の表示制御の第2例を示す図である。図25(A)は1画面モードの表示例を示し、図25(B)は3画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は3つである。ここでは、表示領域DAに3つのウィンドウW1、W2、W3を示している。
ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。ウィンドウW2は、ウィンドウW1がアクティブウィンドウになる前にアクティブウィンドウであったウィンドウである。ウィンドウW3は、さらにウィンドウW2がアクティブウィンドウになる前にアクティブウィンドウであったウィンドウである。即ち、ウィンドウの優先順位は、ウィンドウW1が最上位であり、ウィンドウW2、ウィンドウW3の順に下がる。
1画面モードから3画面モードへ切り替わると、領域の優先順位とウィンドウの優先順位とに従って、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示される。第2表示領域DA2にはウィンドウW2が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示される。第3表示領域DA3にはウィンドウW3が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示される。
図26は、本実施形態に係る1画面モードから3画面モードへの切り替え時の表示制御の第3例を示す図である。図26(A)は1画面モードの表示例を示し、図26(B)は3画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は4つである。ここでは、表示領域DAに4つのウィンドウW1、W2、W3、W4を示している。
ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。ウィンドウの優先順位は、ウィンドウW1が最上位であり、ウィンドウW2、ウィンドウW3、ウィンドウW4の順に下がる。
1画面モードから3画面モードへ切り替わると、領域の優先順位とウィンドウの優先順位とに従って、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示される。第2表示領域DA2にはウィンドウW2、W3、W4のサムネイル画像SW2、SW3、SW4が並ぶサムネイルウィンドウが表示される。なお、第3表示領域DA3にはウィンドウの表示が無くデスクトップ画面が表示されている状態となる。1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数が5つ以上の場合には、第2表示領域DA2に表示されるサムネイル画像は4つ以上になる。
ここで、第2表示領域DA2に表示されているサムネイル画像SW2、SW3、SW4のいずれかが選択された場合には、選択されたサムネイル画像に対応する非アクティブウィンドウがアクティブウィンドウとして第2表示領域DA2に表示され、残りのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウが第3表示領域DA3に表示される。
このように、情報処理装置10は、1画面モードから3画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が3つ(3画面モードにおける表示領域の数)より多い場合には1画面モードにおけるウィンドウのうちアクティブウィンドウを除くウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。一方、情報処理装置10は、1画面モードから3画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が3つ(3画面モードにおける表示領域の数)以下の場合にはサムネイルウィンドウを表示させず、1画面モードにおける非アクティブウィンドウを第2表示領域DA2、第3表示領域DA3などに表示させる。
つまり、情報処理装置10は、1画面モードから3画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2に対しては、3画面モードにおける表示領域の数と1画面モードにおけるウィンドウの数とに基づいてサムネイル画像を表示させるか否かを制御する。
なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウが最小化されている場合がある。その場合、最小化されているウィンドウは、1画面モードにおけるウィンドウの数に含めなくてもよい。
なお、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合も同様である。以下では、4画面モードのときの4つの表示領域を、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、第3表示領域DA3、および第4表示領域DA4として説明する。例えば、情報処理装置10は、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が4つ(4画面モードにおける表示領域の数)より多い場合には1画面モードにおけるウィンドウのうちアクティブウィンドウを除くウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを第2表示領域DA2に表示させる。一方、情報処理装置10は、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合、1画面モードにおけるウィンドウの数が4つ(4画面モードにおける表示領域の数)以下の場合にはサムネイルウィンドウを表示させず、1画面モードにおける非アクティブウィンドウを第2表示領域DA2、第3表示領域DA3、第4表示領域DA4などに表示させる。
つまり、情報処理装置10は、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合、第2表示領域DA2に対しては、4画面モードにおける表示領域の数と1画面モードにおけるウィンドウの数とに基づいてサムネイル画像を表示させるか否かを制御する。
なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウが最小化されている場合がある。その場合、最小化されているウィンドウは、1画面モードにおけるウィンドウの数に含めなくてもよい。
(サムネイルウィンドウの表示制御処理の動作)
次に、制御部18が1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合にサムネイルウィンドウを表示させるか否かを制御する表示制御処理の動作について説明する。複数画面モードとは、例えば、2画面モード、3画面モード、4画面モードなどが含まれる。
図27は、本実施形態に係るサムネイルウィンドウの表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS301)制御部18は、1画面モードから複数画面モードへの切り替えを行うか否かを判定する。例えば、制御部18は、図4を参照して説明したように平面の状態(Flat form)から折れ曲がった状態(Bent form)への変化を検出すること、或いは図23を参照して説明した表示モードの切り替え操作などに基づいて1画面モードから2画面モードへの切り替えを行うか否かを判定する。制御部18は、1画面モードから複数画面モードへの切り替えを行わないと判定した場合(NO)、1画面モードを継続し、再びステップS301の処理を行う。一方、制御部18は、1画面モードから複数画面モードへの切り替えを行うと判定した場合(YES)、表示領域DAを第1表示領域DA1と第2表示領域DA2との2つの表示領域に分けた複数画面モードへ切り替え、ステップS303の処理へ進む。
(ステップS303)制御部18は、切り替え後の複数画面モードにおける表示領域(画面)の数が複数画面モードへ切り替える前の1画面モードにおけるウィンドウの数以上であるか否かを判定する。制御部18は、1画面モードにおけるウィンドウの数以上であると判定した場合(YES)、ステップS305の処理へ進む。一方、1画面モードにおけるウィンドウの数より少ないと判定した場合(NO)、ステップS309の処理へ進む。
(ステップS305)制御部18は、複数画面モードに切り替えたときのサムネイルウィンドウの表示を無しに設定し、ステップS307の処理へ進む。
(ステップS307)制御部18は、第1表示領域DA1に1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示させ、他の表示領域に1画面モードにおける非アクティブウィンドウを表示させる(図8、24、25参照)。例えば、制御部18は、領域の優先順位とウィンドウの優先順位とに従って、第1表示領域DA1以外の表示領域に1画面モードにおける非アクティブウィンドウを表示させる。なお、1画面モードにおけるウィンドウの数が切り替え後の複数画面モードにおける表示領域(画面)の数より少ない場合には、第1表示領域DA1以外の表示領域にはウィンドウが表示されない表示領域が含まれる。
(ステップS309)制御部18は、複数画面モードに切り替えたときのサムネイルウィンドウの表示をありに設定し、ステップS311の処理へ進む。
(ステップS311)制御部18は、第1表示領域DA1に1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示させ、第2表示領域DA2に1画面モードにおける非アクティブウィンドウのサムネイル画像が並ぶサムネイルウィンドウを表示させる(図7、17、19参照)。
なお、予め設定された領域の優先順位に従って、第1表示領域DA1を除く複数の第2表示領域のうち領域の優先順位が最上位(領域の優先順位が第1表示領域DA1の次)となる第2表示領域DA2にサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)が表示される例(図26参照)を説明したが、これに限られるものではない。例えば、制御部18は、表示制御処理において、第1表示領域DA1を除く複数の第2表示領域のうち領域の優先順位が最後の領域にサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させてもよい。例えば、第1表示領域DA1を除く複数の第2表示領域のうち領域の優先順位が最後の領域とは、3画面モードの場合には第3表示領域DA3であり、4画面モードの場合には第4表示領域DA4である。
ここでは1画面モードから3画面モードへの切り替え時に、領域の優先順位が最後の領域にサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させる例を、図28に示す。
図28は、本実施形態に係る1画面モードから3画面モードへの切り替え時の表示制御の第4例を示す図であり、3画面モードにおいて領域の優先順位が最後の第3表示領域DA3にサムネイルウィンドウを表示する例である。図28(A)は1画面モードの表示例を示し、図28(B)は3画面モードへの切り替え後の表示例を示している。図示する例では、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数は4つである。ここでは、表示領域DAに4つのウィンドウW1、W2、W3、W4を示している。
ウィンドウW1が最前面のレイヤ(最上位のレイヤ)に配置されているアクティブウィンドウである。ウィンドウの優先順位は、ウィンドウW1が最上位であり、ウィンドウW2、ウィンドウW3、ウィンドウW4の順に下がる。
1画面モードから3画面モードへ切り替わると、領域の優先順位とウィンドウの優先順位とに従って、第1表示領域DA1にはウィンドウW1が最大化されてアクティブウィンドウとして表示される。第2表示領域DA2にはウィンドウW2が最大化されて非アクティブウィンドウとして表示される。また、領域の優先順位が最後の第3表示領域DA3には、ウィンドウW3、W4のサムネイル画像SW3、SW4が並ぶサムネイルウィンドウが表示される。なお、1画面モードにおいて実行されているアプリのウィンドウの数が5つ以上の場合には、第3表示領域DA3に表示されるサムネイル画像は3つ以上になる。
なお、1画面モードから4画面モードへ切り替えた場合も同様である。例えば、1画面モードから4画面モードへ切り替わると、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、および第3表示領域DA3のそれぞれにはウィンドウが最大化されて表示され、領域の優先順位が最後の第4表示領域DA4には、サムネイルウィンドウが表示される。
次に、図29~31を参照して、3画面モードにおいてサムネイル表示操作によりサムネイルウィンドウを表示させる例について説明する。
図29は、本実施形態に係るサムネイル表示操作の一例を示す図である。この図に示す切替メニューM3は、図23(B)に示す切替メニューM3に対応する。この図29に示す切替メニューM3は、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときに表示され、現在の表示モードが表示モード切替アイコンC33に対応する3画面モードであることを示している。
表示モード切替アイコンC33は、現在の表示モードであるため、他の表示モード切替アイコンC31、C32、C34、C35に対して強調表示されている。表示モード切替アイコンC31、C32、C34、C35は、図23を参照して説明したように、それぞれの表示モードに切り替えるためのユーザの操作を受け付ける操作子として機能する。一方、現在の表示モードである表示モード切替アイコンC33は、表示モードを切り替えるための操作子として機能する必要がないため、サムネイル画像(サムネイルウィンドウ)を表示させるための操作子として機能する。即ち、現在の表示モードである表示モード切替アイコンC33は、サムネイル表示操作を受け付けるアイコンとして表示される。例えば、この表示モード切替アイコンC33において、「3」が示す表示領域(第3表示領域DA3)を選択する操作をユーザが行うことにより第3表示領域DA3にサムネイルウィンドウを表示する表示制御の例を図30に示す。
図30は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第1例を示す図である。図30(A)は、3画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2、第3表示領域DA3にはウィンドウW3がそれぞれ最大化されて表示されている例を示している。例えば、図28(B)において第3表示領域DA3に表示されているサムネイル画像SW3、SW4のうちサムネイル画像SW3を選択する操作が行われた場合、この図30(A)に示す表示状態に制御される。なお、図30(A)は、図25(B)に示す表示状態でもある。
この図30(A)に示す表示状態において、図29に示すように表示モード切替アイコンC33の「3」が示す表示領域(第3表示領域DA3)を選択する操作をユーザが行うと、図30(B)に示すように、第3表示領域DA3にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、第3表示領域DA3のサムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、図26または図28に示すように、実行中のアプリのウィンドウの数が4つ(ウィンドウW1、W2、W3、W4)の場合には、サムネイル表示操作がされると、図30(B)に示すように4つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3、SW4)が第3表示領域DA3に表示される。
図29、30を参照して、使用形態が「Landscape」(表示モード(b)、表示モード(d)、表示モード(d´)など)のときのサムネイル表示操作について説明したが、使用形態が「ClamshellまたはPortrait」(表示モード(c-1)、表示モード(e)、表示モード(e´)など)のときも図23(C)に示す切替メニューM4を用いて同様にサムネイル表示操作を行うことができる。
また、図29、30を参照して、サムネイル表示操作により第3表示領域DA3を指定してサムネイルウィンドウを表示させる例を説明したが、次に、第2表示領域DA2を指定してサムネイルウィンドウを表示させる例を、図31を参照して説明する。
図31は、本実施形態に係るサムネイル表示操作による表示制御の第2例を示す図である。図31(A)は、3画面モードで第1表示領域DA1にはウィンドウW1、第2表示領域DA2にはウィンドウW2がそれぞれ最大化されて表示され、第3表示領域DA3にはサムネイルウィンドウが表示されている例を示している。例えば、図28(B)に示す表示状態である。
この図31(A)に示す表示状態において、図29に示す表示モード切替アイコンC33の「2」が示す表示領域(第2表示領域DA2)を選択する操作をユーザが行うと、図31(B)に示すように、第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウが表示される。このとき、第2表示領域DA2のサムネイルウィンドウには、実行中のアプリのウィンドウのすべてのサムネイル画像が表示される。例えば、図26または図28に示すように、実行中のアプリのウィンドウの数が4つ(ウィンドウW1、W2、W3、W4)の場合には、サムネイル表示操作がされると、図31(B)に示すように4つのサムネイル画像(サムネイル画像SW1、SW2、SW3、SW4)が第2表示領域DA2に表示される。
なお、4画面モードにおけるサムネイル表示操作も同様である。例えば、図29に示す表示モード切替アイコンC35に対応する表示モードが現在の表示モードである場合、表示モード切替アイコンC35は、サムネイル画像(サムネイルウィンドウ)を表示させるための操作子として機能する。表示モード切替アイコンC33において、「1」、「2」、「3」、および「4」のそれぞ
れが示す表示領域のいずれかを選択する操作をユーザが行うことにより、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、第3表示領域DA3、および第4表示領域DA4のうち選択された表示領域にサムネイルウィンドウが表示される。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置10において、制御部18は、ディスプレイ150の画面領域の全体を1つの表示領域DAとして表示を制御する1画面モード(第1表示モードの一例)と、ディスプレイ150の画面領域を複数(2つ、3つ、4つ等)の表示領域に分けて表示を制御する複数画面モード(第2表示モードの一例)との切り替えを制御する表示モード切替処理を行う。また、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合、複数の表示領域のうちの第1表示領域DA1に対しては、1画面モードにおいて実行されていたアプリのウィンドウのうちのアクティブウィンドウ(1つのウィンドウの一例)を表示させ、複数の表示領域のうちの第1表示領域DA1を除く第2表示領域(例えば、第2表示領域DA2)に対しては、1画面モードにおけるウィンドウのうちのアクティブウィンドウを除くウィンドウ(例えば、非アクティブウィンドウ)に対応するサムネイル画像を表示させる第1表示制御処理と、ユーザによるサムネイル表示操作(所定の操作の一例)が検出されたことにより、ディスプレイ150の画面領域内の表示領域のうちサムネイル表示操作によって指定された表示領域にサムネイル画像を表示させる第2表示制御処理と、を行う。
これにより、情報処理装置10は、実行中のアプリのウィンドウのサムネイル画像をユーザの操作に応じて任意の表示領域に表示(再表示)させることができるため、複数の表示領域のそれぞれに表示させるウィンドウを選択する際の操作性を向上することができる。
また、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合、第1表示制御処理において、1画面モードにおけるウィンドウの数に基づいて、第2表示領域DA2にサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させるか否かを制御してもよい。
これにより、情報処理装置10は、1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合に、切り替え前の1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示するとともに、非アクティブウィンドウのサムネイル画像を一覧できるように表示させるか否かを1画面モードにおけるウィンドウの数によって制御するため、1画面モードから複数画面モードへの切り替えの際の表示を適切に制御することができる。
なお、本実施形態によれば、制御部18は、1画面モードにおけるウィンドウの数が3つの場合、1画面モードから2画面モードへ切り替えた場合にはサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させるが、3画面モードへ切り替えた場合にはサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させない。また、制御部18は、1画面モードにおけるウィンドウの数が4つの場合、1画面モードから2画面モードまたは3画面モードへ切り替えた場合にはサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させるが、4画面モードへ切り替えた場合にはサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させない。つまり、制御部18は、1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合、複数画面モードにおける表示領域の数に基づいてサムネイル画像を表示させるか否かを制御するものといえる。
即ち、制御部18は、表示モード切替処理により1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合、第1表示制御処理において、2画面モードにおける表示領域の数に基づいて、第2表示領域DA2にサムネイル画像(例えば、サムネイルウィンドウ)を表示させるか否かを制御してもよい。
これにより、情報処理装置10は、1画面モードから複数画面モードへ切り替えた場合に、切り替え前の1画面モードにおけるアクティブウィンドウを表示するとともに、非アクティブウィンドウのサムネイル画像を一覧できるように表示させるか否かを切り替え後の複数画面モードにおける表示領域の数によって制御するため、1画面モードから複数画面モードへの切り替えの際の表示を適切に制御することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、上記の各実施形態で説明した構成は、任意に組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態では、サムネイル表示操作の例として、表示モード切替アイコンのうち現在の表示モードに対応する表示モード切替アイコン(例えば、図9及び図11の表示モード切替アイコンC22、図29の表示モード切替アイコンC33)がサムネイル表示操作を受け付ける操作子として機能する第1の例と、表示モード切替アイコンとは別にすべての表示領域(或いは、予め設定された表示領域)にサムネイル画像を表示させる操作子(例えば、図19のサムネイル表示アイコンC20A)を表示させる第2の例と、表示モード切替アイコンとは別にサムネイル画像を表示させる領域(分割領域)を指定(選択)できる操作子(例えば、図21のサムネイル表示アイコンC20B)を表示させる第3の例との3種類の例を説明したが、これら3種類のサムネイル表示操作を設定で切替可能としてもよい。
なお、サムネイル表示操作は、ユーザがサムネイル画像を表示させたい表示領域に対する特定のパターンのタッチ操作であってもよい。例えば、ディスプレイ150の画面領域内のウィンドウが表示されていない空き領域に対して、ダブルタップ、複数フィンガーによるタップまたはスワイプなどの特定のパターンのタッチ操作がされたことをトリガとしてサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)が表示されてもよい。例えば、情報処理装置10は、ディスプレイ150の画面領域内で分割された表示領域(例えば、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、第3表示領域DA3、第4表示領域DA4など)のいずれかにおいて、ウィンドウが表示されていない空き領域に対して特定のパターンのタッチ操作がされたことにより、そのタッチ操作がされた表示領域にサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させてもよい。また、情報処理装置10は、ディスプレイ150の画面領域内で分割された表示領域(例えば、第1表示領域DA1、第2表示領域DA2、第3表示領域DA3、第4表示領域DA4など)のうち、少なくとも既に1つのウィンドウが表示(配置)されている表示領域内のウィンドウが表示されていない空き領域に対して特定のパターンのタッチ操作がされたことにより、そのタッチ操作がされた表示領域にサムネイルウィンドウ(サムネイル画像)を表示させてもよい。
また、上述した実施形態では、折り畳み可能な1つのディスプレイ150を1画面モードと2画面モードで使用する例を説明したが、2つのディスプレイを用いてもよい。つまり、2つのディスプレイのそれぞれの画面領域を1つにまとめた表示領域として表示を制御する1画面モードと、2つのディスプレイのそれぞれの画面領域を個別に表示領域として表示を制御する2画面モードとの切り替えに対して、上述した実施形態における処理を適用することもできる。また、2つのディスプレイのそれぞれの画面領域の一方または両方を2つの表示領域に分けて表示を制御することで3画面モードまたは4画面モードとして、上述した実施形態における処理を適用することもできる。
また、上述した実施形態では、情報処理装置10は、複数画面モードとして、2つの表示領域に分けて表示を制御する2画面モード、3つの表示領域に分けて表示を制御する3画面モード、および4つの表示領域に分けて表示を制御する4画面モードを有する構成を説明したが、5つ以上の表示領域に分けて表示を制御する画面モードを有する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、入力部(タッチセンサ)と表示部とが一体となって構成されている複数のタッチパネル式のディスプレイに対するタッチ操作の例を説明したが、タッチ操作に限定されるものではなく、マウスによるクリック操作、ジェスチャーによる操作などとしてもよい。
なお、上述した制御部18は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した制御部18のそれぞれが備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した制御部18のそれぞれが備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に制御部18が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した実施形態における制御部18が備える各機能の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。