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JP7550361B2 - 防災システム、火災判定方法、及びプログラム - Google Patents

防災システム、火災判定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、一般に、防災システム、火災判定方法、及びプログラムに関し、より詳細には、例えば火災等によって発生する熱を感知する感知器を備えた防災システム、火災判定方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、感知手段として、先端に感熱部となるサーミスタチップを有した棒状のサーミスタを1個備えた火災感知器が開示されている。サーミスタが、火災感知器の取り付け状態にて下向きとなるように回路基板の下面側に実装されている。火災感知器は、プロテクタの底板及び周壁に開口をもってサーミスタの外周を覆い、検知空間からサーミスタへ向けて通気可能な構造となっている。
特開2002-352344号公報
特許文献1に開示される火災感知器では、熱を検知する箇所が1箇所のみのため、単に火災が発生したか否かという判定情報(判定結果)しか得られない可能性が高い。したがって、より高度な火災情報の提供が望まれる場合がある。
本開示は上記事由に鑑みてなされ、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする、防災システム、火災判定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様の防災システムは、複数の熱検知素子を有する1以上の感知器と、推定部と、を備える。前記推定部は、前記複数の熱検知素子における熱に関する検知結果に基づき、監視領域における火災の発生方向を推定する。前記感知器は、前記複数の熱検知素子を収容する筐体を更に有する。前記筐体は、その外面に、前記感知器が設置される設置面と交差する方向に沿って見て前記筐体の中心を基準として一の方向を示すマークを有する。前記筐体の中心に対する前記複数の熱検知素子の配置位置と前記マークの位置とには、相関がある。
本開示の一態様の火災判定方法は、取得ステップと、推定ステップと、を含む。前記取得ステップでは、1以上の感知器の複数の熱検知素子における熱に関する検知結果を取得する。前記推定ステップでは、取得した前記検知結果に基づき、監視領域における火災の発生方向を推定する。前記感知器は、前記複数の熱検知素子を収容する筐体を更に有する。前記筐体は、その外面に、前記感知器が設置される設置面と交差する方向に沿って見て前記筐体の中心を基準として一の方向を示すマークを有する。前記筐体の中心に対する前記複数の熱検知素子の配置位置と前記マークの位置とには、相関がある。
本開示の一態様のプログラムは、1以上のプロセッサに上記の火災判定方法を実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする、という利点がある。
図1Aは、一実施形態に係る防災システムが備える感知器の外観斜視図である。図1Bは、同上の感知器から裏カバーを取り外した状態における上から見た平面図である。 図2は、同上の感知器の断面図である。 図3Aは、同上の感知器のブロック構成図である。図3Bは、同上の防災システムが備える受信機のブロック構成図である。 図4は、同上の防災システムの全体的な構成を示す概念図である。 図5は、同上の感知器における火災判定処理、及び推定処理に関する動作例を説明するためのフローチャート図である。 図6は、同上の防災システムにおける位置特定処理を説明するための概念図である。 図7は、同上の防災システムにおける位置特定処理に関する動作例を説明するためのフローチャート図である。
(1)概要
以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
本実施形態に係る防災システム100(図4参照)は、感知器1を1以上(図4では6つを図示)と、1以上の感知器1と通信して、火災の発生に関する通知を受信する受信端末と、を備えている。ここでは一例として、防災システム100は、オフィスビル等の施設500(図6参照)に導入される自動火災報知システムとして構成されていることを想定する。したがって、「受信端末」は、自動火災報知システムの受信機Y1(図3B及び図4参照)であることを想定する。
施設500は、オフィスビル以外にも、劇場、映画館、公会堂、遊技場、複合施設、飲食店、百貨店、学校、ホテル、旅館、病院、老人ホーム、幼稚園、図書館、博物館、美術館、地下街、駅、空港、集合住宅(マンション)、又は戸建住宅等であってもよい。
受信端末は、自動火災報知システムの受信機Y1に限定されない。受信端末は、例えば施設500が戸建住宅であれば、住宅情報盤、又はHEMS(Home Energy Management System)のコントローラでもよい。また受信端末は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等の情報端末でもよい。或いは、受信端末は、施設500の外部に設置されるサーバでもよい。
本実施形態に係る感知器1は、例えば火災感知器であり、火災等によって発生する熱を検知する熱検知部3(図1B及び図3A参照)を備えている。言い換えると、感知器1は、少なくとも熱を検知する機能を有した感知器である。ただし、感知器1は、煙を検知する煙検知部も更に備えた、いわゆる複合火災感知器であってもよい。感知器1は、炎、ガス漏れ、又は不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)の発生等を検知する検知部を更に備えてもよい。
感知器1は、図1Aに示すように、例えば施設500の天井(又は壁等)の造営材である構造体X1(図示例では天井)の設置面X11に設置される。
本実施形態に係る感知器1は、図3Aに示すように、複数の熱検知素子30と、判定部91と、を備えている。ここでは一例として、感知器1は、8つの熱検知素子30を備えている。8つの熱検知素子30は、基板2に実装されている。熱検知素子30は、一例として、筐体5の開口部7から流入した気体の熱を検知するチップサーミスタである。
判定部91は、複数の熱検知素子30においてそれぞれ検出される熱に関する複数の検出値を、所定の判定条件に照らし合わせて、火災の発生を判定するように構成される。つまり、所定の判定条件に照らし合わされる対象は、全ての熱検知素子30の検出値である。ここでいう「所定の判定条件」は、例えば、複数の検出値から火災判定用の閾値と比較する「対象値」の決定(又は選定)に関する条件を含む。一例を挙げると、所定の判定条件は、複数の検出値の平均値(対象値)を求めることを含む。
この構成によれば、複数の熱検知素子30で検出される複数の検出値を用いた総合的な火災判定が実現可能となる。したがって、火災の発生した場所と火災感知器の配置場所との位置関係によって火災判定に関する信頼性がバラついてしまう可能性を低減できる。結果的に、火災判定に関する信頼性の改善を図ることができる。
また本実施形態に係る火災判定方法は、取得ステップと、判定ステップと、を含む。取得ステップでは、感知器1の複数の熱検知素子30においてそれぞれ検出される熱に関する複数の検出値を取得する。判定ステップでは、取得した複数の検出値を、所定の判定条件に照らし合わせて、火災の発生を判定する。ここでは一例として、この判定ステップを含む火災判定方法は、感知器1上で用いられる。この構成においても、火災判定に関する信頼性の改善を図ることができる。判定ステップを含む火災判定方法は、プログラムでも具現化可能である。本実施形態に係るプログラムは、判定ステップを含む火災判定方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
ところで、本実施形態に係る防災システム100は、複数の熱検知素子30を有する1以上の感知器1と、推定部E1(図3A参照)と、を備える。推定部E1は、複数の熱検知素子30における熱に関する検知結果に基づき、監視領域R1(図6参照)における火災の発生方向D1(図6参照)を推定する。ここでは一例として、図3Aに示すように、推定部E1の機能が、感知器1の制御部9に設けられているものとする。
この構成によれば、単に火災が発生したか否かという判定情報だけでなく、火災の発生方向D1に関する推定結果が得られることになる。結果的に、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする。
また本実施形態に係る火災判定方法は、取得ステップと、推定ステップと、を含む。取得ステップでは、1以上の感知器1の複数の熱検知素子30における熱に関する検知結果を取得する。推定ステップでは、取得した検知結果に基づき、監視領域R1における火災の発生方向D1を推定する。ここでは一例として、この推定ステップを含む火災判定方法は、防災システム100上で用いられる。この構成においても、より高度な火災情報の提供を実現しやすくすることができる。推定ステップを含む火災判定方法は、プログラムでも具現化可能である。本実施形態に係るプログラムは、推定ステップを含む火災判定方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
(2)詳細
(2.1)システムの全体構成
以下、本実施形態に係る防災システム100の全体構成について詳しく説明する。
防災システム100は、上述の通り「自動火災報知システム」として構成されていることを想定する。防災システム100は、オフィスビル等の施設500(図6参照)に導入される。
防災システム100は、1台の受信機Y1(受信端末)と、複数(2以上)の感知器1と、を備えている。複数の感知器1は、例えば2本1組(2線式)の信号線L1を用いた送り配線によって受信機Y1に接続される。ここでは詳細な説明を省略するが、防災システム100は、信号線L1を複数本(図4では3本)備える。そして、施設500の監視領域R1ごと(例えばフロアごと)に信号線L1が配線されて、監視領域R1ごとに設置された複数の感知器1が、その信号線L1を介して、受信機Y1と通信する。
防災システム100は、複数の終端装置101を更に備えている。終端装置101は、各信号線L1の終端(受信機Y1と反対側の端部)に配置される。終端装置101は、終端抵抗を有し、信号線L1の一対の電線間が、終端抵抗を介して電気的に接続されている。そのため、受信機Y1は、一対の電線間に流れる電流を監視することで、信号線L1の断線を検知することが可能である。
複数の感知器1は、施設500内における監視領域R1を監視する。図6の例では、説明の便宜上、監視領域R1の一部に相当する会議室等の一室に設置されている3台の感知器1のみが図示されている。ただし、感知器1の台数は特に限定されない。
各感知器1の構成の詳細は後述するが、図3Aに示すように、熱を検知する熱検知部3と、通信部11(通信インターフェイス)と、を備えている。各感知器1の通信部11と受信機Y1とは、信号線L1を介して、互いに通信可能となっている。
各感知器1は、通知機能を有している。通知機能は、信号線L1間を、短絡していない状態から短絡している状態に切り替える機能である。各感知器1は、火災の発生を検知した場合に、通知機能によって、火災の発生を通知する信号(以下、「火災報」という)を受信機Y1に送信する。言い換えれば、各感知器1の通信部11は、信号線L1を介して火災の発生を通知する火災報を送信する。つまり、ここでの感知器1は、いわゆるP型(Proprietary-type)の通信方式の自動火災報知システムに使用されている接点型火災感知器である。ただし、通信方式は、P型に限定されない。例えば、感知器1は、いわゆるR型(Record-type)の通信方式で火災報を送信してもよい。また防災システム100は、受信機Y1と複数の感知器1との通信を中継する1以上の中継器を更に備えてもよい。
また各感知器1は、通知機能に加えて、通信機能を有している。通信機能は、信号線L1を伝送される伝送信号を用いて、受信機Y1と双方向に通信する機能である。各感知器1の通信部11は、発報時(火災報の送信時)に、火災報の発報元のアドレス(識別子)を要求するアドレス要求を含む伝送信号を受信機Y1から受け取ると、通信機能を用いて、予め割り当てられたアドレスを受信機Y1に送信する。
防災システム100は、基本的には、感知器1にて火災の発生を検知し、感知器1から受信機Y1へ火災発生の通知が為されるように構成されている。ただし、防災システム100は、1以上の発信機を更に備えてもよい。発信機は、例えば、押しボタンスイッチを有しており、施設500内の人が火災を発見した場合に押しボタンスイッチを手動で操作する(押す)ことにより、受信機Y1へ火災発生の通知を行う装置である。発信機は、感知器1と同様に、信号線L1を用いた送り配線によって受信機Y1に接続され得る。
防災システム100は、防排煙設備又は非常用放送設備等の他設備との連動機能を有していてもよい。この場合、防災システム100は、火災の発生時に、防排煙設備の防火扉を制御したり、非常用放送設備にて音響又は音声により火災の発生を報知したりすることが可能である。
(2.2)感知器
(2.2.1)感知器の全体構成
以下、本実施形態に係る感知器1の構成について、複数の感知器1のうちの1台の感知器1に着目して説明する。
感知器1は、図1Aの例の通り、施設500の天井面(構造体X1の一面)に設置されていることを想定する。
感知器1の上下及び左右の方向を、図2に図示されている上下及び左右の矢印を用いて規定して説明する。ここでは感知器1の基板2の厚み方向が、上下方向に一致し、一対の補助口7C(縦孔)の並び方向が、左右方向に一致する。これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。またこれらの方向は、感知器1の使用方向を限定する趣旨ではない。
感知器1は、図3Aに示すように、合計8つの熱検知素子30を有する熱検知部3と、制御部9と、表示部10と、上述した通信部11とを備えている。また感知器1は、図1A、図1B、及び図2に示すように、基板2と筐体5とを更に備えている。また感知器1は、構造体X1に取り付けるための取付部12(図2参照)を更に備えている。感知器1は、取付部12を介して、構造体X1に固定された円板状の取付ベースに着脱可能に取り付けられる。
取付部12が構造体X1側の取付ベースに対して機械的に接続されることで、感知器1内部の接続端子と取付ベースのコンタクト部との電気的な接続も達成される。その結果、取付部12が取付ベースに接続されることで、基板2上に実装されている制御部9及び通信部11が、接続端子及びコンタクト部を介して、構造体X1の裏側にある電線(給電線及び信号線L1)と電気的に接続される。
感知器1は、火災を検知したときに、通信部11を介して、火災の発生を通知する火災報を受信機Y1へ送信し、また受信機Y1からの信号を受信する。感知器1は、受信機Y1、中継器、又は商用電源によって電力が供給されている。ただし、感知器1は、筐体5の内部に設けられた電池によって電力が供給されてもよい。
(2.2.2)筐体
筐体5は、基板2、熱検知部3、制御部9、表示部10及び通信部11等を、内部に収容する。つまり、筐体5は、複数の熱検知素子30を収容する。
筐体5は、合成樹脂製であり、例えば難燃性ABS樹脂製である。筐体5は、全体として、上下方向にへん平な円筒状に形成されている。筐体5は、図2に示すように、一面(図示例では上面)が開放された円筒状の表カバー51と、円板状の裏カバー52と、を有している。筐体5は、筐体5が構造体X1に取り付けられる場合に、構造体X1と対向する対向面55(図2参照)を有している。ここでは、裏カバー52の上面が、対向面55に相当する。筐体5は、裏カバー52が表カバー51に対してその開放された一面側から組み付けられることにより構成される。
また筐体5は、図1A及び図2に示すように、気体(熱気)を内部に流入させるための開口部7を有している。開口部7は、複数の側面口7A(横孔)と、1つの流入口7B(縦孔)と、一対の補助口7C(縦孔)と、を有している。ここでは開口部7が、表カバー51に設けられている。
表カバー51は、図1A及び図2に示すように、上下の両端が開放されたへん平な円筒体510と、円筒体510の下方にある円板状の基部511と、円筒体510及び基部511を繋ぐ複数本の柱部512と、を含む。
円筒体510、基部511、及び複数本の柱部512は、一体となって形成されている。複数本の柱部512は、基部511の周縁部において周方向に沿って略等間隔に並んでいて、かつ当該周縁部から円筒体510の開放された下縁部に向かって突出している。複数本の柱部512は、円筒体510と基部511との間の距離を規定距離に保つ。複数の側面口7Aは、このように構成された表カバー51の周壁において、その周方向に沿って略等間隔に並んでいる。
各側面口7Aは、表カバー51の周壁を径方向に貫通する略矩形状の貫通孔であり、筐体5の内部の流路と外部空間とを繋ぐ口となる。各側面口7Aは、隣り合う柱部512と柱部512との間にある。流入口7Bは、基部511を厚み方向に貫通する円形状の貫通孔であり、筐体5の内部の流路と外部空間とを繋ぐ口となる。流入口7Bは、筐体5における対向面55とは反対側の外表面53(つまり基部511の下面)に設けられている。流入口7Bは、例えば外表面53の正面から見て、その中央に配置される。一対の補助口7Cは、図2に示すように、外表面53における左右両縁近傍に配置される。各補助口7Cは、基部511を厚み方向に貫通する略矩形状の貫通孔であり、各側面口7A及び流入口7Bと同様に、筐体5の内部の流路と外部空間とを繋ぐ口となる。
また表カバー51は、基板2と対向する上面において、基板2を位置決めするための複数のリブを有している。さらに表カバー51は、筐体5内における気体の流れを制御する、複数の制御板522(図1B参照)を有している。具体的には、各柱部512の裏側から、内側に向かって拡がるように一対の制御板522が設けられている。複数の制御板522は、側面口7Aから流入した気体が、熱検知素子30に向かってより流れ易くなるように気流を制御(誘導)する。
(2.2.3)基板
基板2は、プリント基板である。基板2には、熱検知部3、制御部9、表示部10、通信部11、及びその他の回路モジュール等が実装されている。
基板2は、図1Bに示すように、平面視において全体として略円形状に形成されている。基板2は、図2に示すように、流入口7Bの側にある第1面21(ここでは下面)と、第1面21とは反対側の第2面22(ここでは上面)とを有している。本実施形態では、熱検知部3の8つの熱検知素子30が全て、1つの基板2の第2面22に表面実装されている。つまり、感知器1は、1つの基板2を備え、複数の熱検知素子30は、1つの基板2に実装されている。したがって、例えば複数の熱検知素子30が複数の基板に分散して実装される場合に比べて、部品点数の増加を抑えることができる。また複数の熱検知素子30の配置に関するバラつきを抑制できる。
制御部9及び通信部11等を構成する複数の電子部品も、例えば基板2の第2面22に実装されている。なお、制御部9及び通信部11等を構成する複数の電子部品は、1つの基板2のみに実装されていなくてもよく、例えば、基板2の周辺に別の実装基板が配置されていて、当該実装基板に、それらの一部又は全部が実装されてもよい。
以下、基板2の構造について詳しく説明する。基板2は、図1Bに示すように、本体部200と、6つの延出部201と、を有している。本体部200は、略円形状となっている。6つの延出部201は、本体部200の周縁において周方向に略等間隔で配置され、各延出部201は、本体部200の中心から離れる方向に延出している。基板2は、一例として、その中心を軸に60度回転させることで対称となる、六回対称の形状である。
本体部200は、図1B及び図2に示すように、その中央において、厚み方向に貫通する孔部25を有している。孔部25は、略円形状の開口を有している。孔部25は、流入口7Bの正面から見て、流入口7Bと重なるように配置される。
本体部200は、図2に示すように、孔部25の開口縁において、左右方向に沿って互いに近づくように突出する一対の突起部26を有している。一対の突起部26の先端は、流入口7Bの正面から見て、流入口7Bから露出している。そして、各突起部26の先端付近の上面に、1つの熱検知素子30(チップサーミスタ)が実装されている。
また6つの延出部201の各々の先端付近の上面に、1つの熱検知素子30(チップサーミスタ)が実装されている。
以下、合計8つの熱検知素子30のうち、6つの延出部201にある6つの熱検知素子30を「主要熱検知素子30A」と呼び、一対の突起部26にある一対の熱検知素子30を「補助熱検知素子30B」と呼ぶことがある。また6つの主要熱検知素子30Aは、それぞれ第1~第6熱検知素子301~306と呼び、一対の補助熱検知素子30Bのうち、右側の熱検知素子30を第7熱検知素子307と呼び、左側の熱検知素子30を第8熱検知素子308と呼ぶことがある。一対の補助熱検知素子30Bは、流入口7Bの正面から見て、流入口7Bの周縁に沿うように基板2の第2面22に実装されている。
また基板2は、各熱検知素子30の近傍において、基板2を厚み方向に貫通する貫通孔31を有している。具体的には、 各主要熱検知素子30Aの近傍にある貫通孔31は略矩形状に開口し、主要熱検知素子30Aよりも側面口7Aとは反対側(内側)に配置される。各補助熱検知素子30Bの近傍にある貫通孔31は略三角形状に開口し、補助熱検知素子30Bよりも孔部25とは反対側(外側)に配置される。
このような貫通孔31が各熱検知素子30の傍に設けられていることで、熱検知素子30の周囲において基板2が占める領域を減らすことができる。そのため、貫通孔31は、制御部9及び通信部11等を構成する複数の電子部品の発熱が基板2を伝達して熱検知素子30に影響を与えることを抑制する。また貫通孔31は、熱検知素子30における熱が基板2を伝達して、熱検知素子30の温度が低くなってしまうことを抑制する。すなわち、貫通孔31によって熱絶縁性が向上される。貫通孔31の開口面積は、熱検知素子30の表面積(例えば基板2の上側から見た表面積)よりも大きいことが望ましい。
表示部10は、LED(Light Emitting Diode)等の複数の光源を有している。複数の光源は、基板2に実装されている。複数の光源は、作動灯に相当する2つの光源を含む。作動灯から出射された光は、導光レンズ等のガイド部を介して、表カバー51の外表面53に設けられている2つの窓孔533(図1A参照)から放出される。
(2.2.4)熱検知部及び制御部
熱検知部3は、上述の通り、基板2の第2面22に実装された8つの熱検知素子30を有している。熱検知素子30の数は、2つ以上であれば、特に限定されない。そして、本実施形態における各熱検知素子30は、開口部7から流入した気体の熱を検知するチップサーミスタであり、基板2に表面実装されている。熱検知素子30としては、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタを用いることを想定するが、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタでもよい。
6つの主要熱検知素子30A(複数の熱検知素子30)は、感知器1が設置される設置面X11と交差する方向(ここでは上下方向)に沿って見て、筐体5の中心5A(図1B参照)を囲む周辺領域50に配置される。図1Bでは、周辺領域50を理解しやすくするために、一点鎖線で囲まれたドットハッチングで示されているが、周辺領域50の範囲を厳密に限定する趣旨ではない。6つの主要熱検知素子30Aは、周辺領域50において、略等間隔で配置される。
また6つの主要熱検知素子30Aは、開口部7の複数の側面口7Aとそれぞれ一対一で対向するように配置されている。さらに6つの主要熱検知素子30Aのうちの第2熱検知素子302と第5熱検知素子305とがそれぞれ実装される2つの延出部201は、開口部7の2つ補助口7Cと対向するように配置されている。
6つの主要熱検知素子30Aの1つである第1熱検知素子301は、図1Bに示すように、基板2の第2面22の上側から見て、(後述する)マークM1と、筐体5の中心5Aとを結ぶ仮想的な線分Q1上に配置される。また第2熱検知素子302~第6熱検知素子306は、基板2の第2面22の上側から見て、線分Q1を基準に反時計回りに60度、120度、180度、240度、及び300度の間隔で、それぞれ配置される。
各補助熱検知素子30Bは、開口部7の流入口7Bの正面から見て、流入口7Bの投影領域内に概ね収まるか位置か、当該投影領域から僅かに外れる程度にずれた位置で、基板2上に実装される。
熱検知部3は、基板2上に形成されたパターン配線等を介して、制御部9と電気的に接続されている。各熱検知素子30は、制御部9に電気信号(検知信号)を出力する。言い換えると、制御部9は、各熱検知素子30から出力される電気信号を通じて、温度上昇に依存して変化し得る各熱検知素子30の抵抗値を監視している。
熱検知部3は、熱検知素子30以外に、熱検知素子30からの電気信号を増幅する増幅回路、及びアナログ-デジタル変換する変換回路等を更に有してもよいし、あるいは増幅及び変換は、制御部9側で行われてもよい。
制御部9は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとを含むコンピュータシステムにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、制御部9の各部として機能する。プログラムは、ここでは制御部9のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
制御部9は、図3Aに示すように、判定部91と、診断部92と、推定部E1とを有している。言い換えると、制御部9は、判定部91としての機能、診断部92としての機能、及び推定部E1としての機能を有している。なお、推定部E1の詳細については次の欄で説明する。
判定部91は、熱検知部3からの検知信号を受信し、火災が発生したか否かを判定するように構成されている(火災判定処理)。特に判定部91は、複数の熱検知素子30においてそれぞれ検出される熱に関する複数の検出値を、所定の判定条件に照らし合わせて、監視領域R1における火災の発生を判定する(判定ステップ)。具体的には、判定部91は、熱検知部3の8つの熱検知素子30からの検知信号を監視し、これらの検知信号の信号レベル(複数の検出値)を、所定の判定条件に照らし合わせて、火災の発生を判定する。ここでいう「検出値」は、熱検知素子30から出力される電圧(値)、その電圧値から算出される熱検知素子30の抵抗値、又はその抵抗値に対応する温度値のいずれでもよい。以下の説明では一例として、「検出値」が温度値であるとする。
ここで「所定の判定条件」について詳しく説明する。所定の判定条件は、以下の第1~第6判定条件の少なくとも1つを含む。
第1判定条件は、「複数の検出値の中から最大値を選定すること」である。所定の判定条件が第1判定条件を含む場合、判定部91は、少なくとも最大値に基づいて、火災が発生したか否かを判定する。判定部91は、例えば、ある同じタイミングで取得(この場合、所定の判定条件が後述する第5判定条件も含む)された8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)の中から最も高い温度値(最大値)を選定し、その温度値を火災判定用の温度閾値と比較する。制御部9は、温度閾値(情報)を予めメモリに記憶している。判定部91は、最も高い温度値が温度閾値を超えていれば、火災が発生したと判定する。第1判定条件を適用することで、例えば同じ温度閾値との比較により、最も低い温度値(最小値)に基づいて判定する場合に比べて、火災が発生したと判定部91が判定を下すまでの時間の短縮化を図りやすくなる(火災判定に関する応答性の向上)。
第2判定条件は、「複数の検出値の中から最小値を選定すること」である。所定の判定条件が第2判定条件を含む場合、判定部91は、少なくとも最小値に基づいて、火災が発生したか否かを判定する。判定部91は、例えば、ある同じタイミングで取得された8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)の中から最も低い温度値(最小値)を選定し、その温度値を火災判定用の温度閾値と比較する。判定部91は、最も低い温度値が温度閾値を超えていれば、火災が発生したと判定する。第2判定条件を適用することで、例えば同じ温度閾値との比較により、最も高い温度値(最大値)に基づいて判定する場合に比べて、判定部91が誤って火災が発生したと判定してしまう可能性を低減できる(誤報の低減)。
第3判定条件は、「複数の検出値をそれぞれ検出した複数の熱検知素子30のうち、火災判定に関する閾値を超える検出値を検出した熱検知素子30の個数を求めること」である。所定の判定条件が第3判定条件を含む場合、判定部91は、少なくとも熱検知素子30の個数に基づいて、火災が発生したか否かを判定する。判定部91は、例えば、ある同じタイミングで取得された8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)の全てについて、火災判定用の温度閾値と比較する。制御部9は、判定用の個数閾値(情報)を予めメモリに記憶している。判定部91は、火災判定用の温度閾値を超えていた温度値(検出値)の数(つまり、熱検知素子30の個数)を求め、その個数を個数閾値と比較する。判定部91は、熱検知素子30の個数が個数閾値(一例として4個)以上であれば、火災が発生したと判定する。第3判定条件を適用することで、判定部91が誤って火災が発生したと判定してしまう可能性を低減できる(誤報の低減)。
第4判定条件は、「複数の検出値の平均値を求めること」である。所定の判定条件が第4判定条件を含む場合、判定部91は、少なくとも平均値に基づいて、火災が発生したか否かを判定する。判定部91は、例えば、ある同じタイミングで取得された8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)から平均温度値(平均値)を求め、その平均温度値を火災判定用の温度閾値と比較する。判定部91は、平均温度値が温度閾値を超えていれば、火災が発生したと判定する。第4判定条件を適用することで、火災判定に関する信頼性が更に向上される。
第5判定条件は、「複数の熱検知素子30から同じタイミングで取得した複数の検出値を用いること」である。判定部91は、例えば、略同じタイミングで取得された8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)を用いて、上述した第1~第4判定条件のいずれかに関する比較判定を実行する。判定部91は、火災監視中、所定のサンプリング周期に応じて、繰り返し8つの温度値(検出値)を同時に取得して比較判定を実行する。第5判定条件を適用することで、火災判定に関する応答性を高めることができる。
ただし、所定の判定条件が第5判定条件を含むことは必須ではない。判定部91は、例えば各熱検知素子30から取得する温度値について、一定期間の間ピークホールドを行ってもよい。判定部91は、各熱検知素子30の温度値のピーク値(検出値)を求め、8つの熱検知素子30の8つのピーク値を用いて、第1~第4判定条件のいずれかに関する比較判定を実行してもよい。
第6判定条件は、「複数の検出値から外れ値を特定して、複数の検出値のうち外れ値を除外した検出値を用いること」である。本実施形態では、判定部91は、基本的には8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)の全てを、所定の判定条件に照らし合わせて、火災判定を行う。しかし、8つの熱検知素子30のいずれかに、故障、断線等の異常(汚れや経年劣化等も含み得る)が発生すると、その熱検知素子30からの温度値は、異常値を示す可能性がある。例えば、1つの熱検知素子30の温度値だけ、他の熱検知素子30の温度値に比べて、極端に小さい、極端に大きい、又はほぼ変化なし(略一定)となる可能性がある。このような異常値が含まれた状態の8つの温度値の全てを用いて、上述した第1~第4判定条件のいずれかに関する比較判定を実行すると、閾値を超えるまでに時間が掛かり火災を検知するまでの時間に遅れが生じる、或いは誤判定となる可能性がある。判定部91は、そのような異常値を示す温度値を外れ値と見なし、8つの温度値から除外した上で、上述した第1~第4判定条件のいずれかに関する比較判定を実行する。第6判定条件を適用することで、複数の熱検知素子30で検出される複数の検出値を用いた総合的な火災判定を実現する際に、外れ値の影響による検知までの遅延や誤判定を更に低減できる。
このように、制御部9は、複数の検出値を、所定の判定条件に照らし合わせて、火災が発生したと判定すると、通信部11を介して、火災の発生を知らせる信号(火災報)を、受信機Y1へ送信する。また制御部9は、火災が発生したと判定すると、表示部10(作動灯)の光源を点滅又は点灯させるための制御信号を、点灯回路へ出力する。
感知器1が第1~第6判定条件のうちどの判定条件を適用するかについて、感知器1の設置環境に応じて、現場でユーザ又は施工者が、適宜に選択可能であってもよい。例えば、受信機Y1への操作入力に応じて、受信機Y1は、感知器1に対して、第1判定条件を採用するといった設定情報の送信を行えてもよい。感知器1は、受信機Y1から受信した設定情報に基づき、第1判定条件を選択して設定する。或いは、感知器1は、筐体5に設けられたディップスイッチ等への操作に応じて、判定条件の設定を受け付けてもよい。
ところで、所定の判定条件が、上述した第1~第4判定条件のいずれか2つ以上を含む場合、各判定条件で用いられる火災判定用の温度閾値は互いに同じ値として共通化されてもよいが、互いに異なる値として個別に設定されてもよい。例えば、所定の判定条件が第1判定条件(最大値)と第4判定条件(平均値)とを含む場合、第1判定条件で用いる温度閾値は、第4判定条件で用いる温度閾値と異なる値として、個別にメモリ内に記憶されてもよい。なお、所定の判定条件が第1~第4判定条件のいずれか2つ以上を含む場合に、例えば2つ以上の判定条件の全てにおいて火災発生を示した時、制御部9は、火災報を送信する。
診断部92は、複数の検出値に基づき、感知器1自体における内的事象の発生に関する診断を行うように構成される。ここでいう「内的事象」とは、経年劣化、汚れ、故障、又は断線等の、感知器1自体に起こり得る異常を意味する。内的事象の発生は、判定部91の火災判定に影響し得る。そこで、診断部92は、火災監視中において、定期的に(例えば1日に1回)診断処理を実行する。診断処理は、感知器1の操作部又は受信機Y1へのユーザ操作に応じて、実行開始されてもよい。診断部92は、診断処理において、8つの熱検知素子30からの8つの温度値(検出値)から、内的事象の発生の有無を判定する。例えば診断部92は、診断処理において、8つの温度値(検出値)の各々の値、又は相対的なばらつきから、8つの熱検知素子30の中に異常な熱検知素子30の有無を判断する。制御部9は、異常の種類に応じた熱検知素子30に関する電流-電圧特性のパターン情報を予めメモリに記憶し、診断処理で各熱検知素子30における電流-電圧特性をチェックして、メモリ内のパターン情報と比較することで、異常の種類を判定してもよい。
制御部9は、診断部92の診断処理により内的事象が発生していることが診断されると、通信部11を介して、その旨を受信機Y1に送信する。受信機Y1は、表示部Y12等を通じて、感知器1における内的事象の発生の旨をユーザに通知する。また制御部9は、表示部10(作動灯)の点灯状態を変化させて、内的事象の発生の旨をユーザに通知する。
このように感知器1が、8つの温度値(検出値)から、火災判定に影響し得る内的事象(経年劣化、汚れ、故障、断線等)の発生に関する診断を行うことで、火災判定に関する信頼性が更に向上する。
なお、制御部9は、診断処理の結果により、異常のある熱検知素子30を見つけると、実際の火災判定処理において、その熱検知素子30の検出値を、上述した第6判定条件における外れ値として除外することが好ましい。
(2.2.5)火災の発生方向
推定部E1は、複数の熱検知素子30における熱に関する検知結果に基づき、監視領域R1における火災の発生方向D1を推定するように構成される(推定ステップ)。本実施形態では、上述の通り、感知器1の制御部9が推定部E1の機能を有している。言い換えると、推定部E1は、感知器1に設けられている。推定部E1は、検知結果に基づき、自機を基準とした火災の発生方向D1を推定する。
推定部E1は、判定部91にて火災が発生したと判定した場合に、火災の発生方向D1を推定する推定処理を実行する。制御部9は、推定結果に基づき推定情報を生成する。制御部9は、推定情報を、火災報と同じタイミングで受信機Y1に送信してもよいし、火災報と異なるタイミングで受信機Y1に送信してもよい。
ここでは一例として、推定部E1は、推定処理において、8つの熱検知素子30のうち、周辺領域50に配置されている6つの主要熱検知素子30Aの検出値を用いて、火災の発生方向D1を推定する。ただし、推定部E1は、残りの2つの補助熱検知素子30Bの検出値も追加的に用いてもよい。
ここで筐体5は、図1A及び図1Bに示すように、その外面56に、マークM1を有している。マークM1は、感知器1が設置される設置面X11と交差する方向(ここでは上下方向)に沿って見て筐体5の中心5Aを基準として一の方向を示す。筐体5の中心5Aに対する複数の熱検知素子30の配置位置とマークM1の位置とには、相関がある。図示例では、North(北)の頭文字の「N」を記したマークM1が、表カバー51の円筒体510の外側面(外面56)に設けられている。マークM1は、上述の通り、6つの主要熱検知素子30Aの1つのである第1熱検知素子301と対応するように配置される。感知器1は、マークM1を特定の方角(ここでは北の方角)に向けて設置面X11に設置される。推定部E1は、検知結果と相関とに基づき、感知器1を基準とした火災の発生方向D1を推定する。ここでいう「検知結果」は、6つの主要熱検知素子30Aからの6つの温度値(検出値)である。
推定部E1は、6つの温度値(検出値)の相対的な高低に関する順位を分析し、どの主要熱検知素子30Aの温度値が最も支配的に高いか(又は低いか)を総合的に判断する。そして、推定部E1は、その支配的となっている温度値の主要熱検知素子30Aが配置されている方向が、火災の発生方向D1であると推定する。
特にここでは、感知器1がマークM1を北の方角に向けて配置されることを前提として、制御部9は、次の相関情報を、予めメモリに記憶している。相関情報は、第1熱検知素子301が「北」、第2熱検知素子302が「西北西」、第3熱検知素子303が「西南西」の方角にそれぞれ対応するという情報を含む。また相関情報は、第4熱検知素子304が「南」、第5熱検知素子305が「東南東」、第6熱検知素子306が「東北東」の方角にそれぞれ対応するという情報を含む。推定部E1は、火災の発生方向D1を、相関情報に基づき、方角(東西南北)に変換して推定する。
具体的に説明すると、例えば、第4熱検知素子304の温度値が最も支配的な値であれば、推定部E1は、基板2を上から見て、筐体5の中心5Aから第4熱検知素子304の配置位置に向かう「南」の方角を、火災の発生方向D1とする。最も支配的な値となる温度値を示す主要熱検知素子30Aの数は1つとは限らない。例えば、第2熱検知素子302と第3熱検知素子303の2つの温度値が最も支配的な値であれば、推定部E1は、中心5Aから、第2熱検知素子302と第3熱検知素子303とを結ぶ線分の中点位置に向かう「西」の方角を、火災の発生方向D1とする。
このように推定部E1は、マークM1が北の方角を向いていることを前提として、検知結果と6つの主要熱検知素子30Aの位置関係とから、火災の発生方向D1を推定し、更に東西南北の方角に関連付けた態様で推定情報を生成する。生成された推定情報は、受信機Y1に送信される。受信機Y1は、受信した推定情報を通じて、推定情報の送信元である感知器1が当該感知器1(自機)を基準に推定した火災の発生方向D1を取得する。
本実施形態では、上述の通り、筐体5の中心5Aに対する複数の熱検知素子30の配置位置とマークM1の位置とには相関がある。そのため、例えば、感知器1は、実際の設置環境に設置された状況において、各熱検知素子30が現実のどの方向に対応するかについて把握(例えばメモリ等に記憶)する必要がなくなる。結果的に、感知器1の構成の簡素化を図れる。またマークM1を特定の方角に向けて感知器1を設置することで、複数の熱検知素子30の配置位置と、感知器1を基準とした現実の方角とをリンクさせやすくなる。
なお、東西南北の方角に関する変換機能は、感知器1の外部(例えば受信機Y1)に設けられてもよい。推定部E1は、単に、支配的となっている温度値の主要熱検知素子30Aを受信機Y1で特定可能な情報(例えば6つの主要熱検知素子30Aを個別に識別可能な識別情報)を含む推定情報を生成して、受信機Y1に送信してもよい。
また推定部E1は、火災の発生方向D1を、「東西南北の方角」に関連付けることは単なる一例であって、その他にも例えば、火災の発生方向D1を、第1熱検知素子301の位置を基準(0度)として360度の角度に関連付けた態様で推定情報を生成してもよい。
また本実施形態の防災システム100は、推定部E1の推定結果を出力する出力部G1(図3A及び図3B参照)を更に備えている。出力部G1は、感知器1の側で推定部E1の推定結果を出力するローカル出力部G2と、受信機Y1の側で推定部E1の推定結果を出力するセントラル出力部G3とを含む。
ローカル出力部G2は、各感知器1の表示部10に相当する。制御部9は、例えば、推定結果に応じて、表示部10の複数の光源のうち対応する光源のみを点灯(又は点滅)させることで、火災の発生方向D1を、感知器1の周囲の人(ユーザ)に通知する。つまり、出力部G1は、1以上の感知器1に設けられたローカル出力部G2を含む。なお、火災を検知した火元の感知器1のローカル出力部G2だけでなく、火元の感知器1以外の他の感知器1のローカル出力部G2も、火元の感知器1又は受信機Y1から推定結果を貰って、火災の発生方向D1を通知してもよい。
例えば、表示部10の複数の光源は、窓孔533から光を放出する作動灯の2つの光源に加えて、6つの主要熱検知素子30Aと一対一で対応する6つの光源(方向指示灯10A:図1B参照)を含む。図1Bでは、説明の便宜上、方向指示灯10Aの位置を、簡易的に点(ドット)で示している。
6つの方向指示灯10Aの各々は、対応する主要熱検知素子30Aの近傍の、基板2の本体部200における第1面21(下面)に配置され、対応する主要熱検知素子30Aと対向する側面口7Aから、光を筐体5の外部に放出する。制御部9は、推定部E1が推定した、支配的となっている温度値の主要熱検知素子30Aに対応する方向指示灯10Aのみを点灯(又は点滅)させる。結果的に、ユーザは、感知器1を見ることで、側面口7Aから放出される方向指示灯10Aの光の方向を通じて、火災の発生方向D1を視覚的に知ることができる。したがって、ユーザは、感知器1が設置されている設置場所にて、推定部E1の推定結果を利用しやすくなる。例えば、ユーザは、方向指示灯10Aが示す火災の発生方向D1に速やかに向かって誤報か否かを確認でき、また火災の発生方向D1を避けるように避難しやすくなる。
なお、作動灯が、方向指示灯10Aの機能を兼ねてもよい。また6つの方向指示灯10Aの光を放出する6つの孔が、基部511において、その周縁に沿うように等間隔に並んで設けられてもよい。
セントラル出力部G3は、受信機Y1が備える表示部Y12に相当する(図3B参照)。表示部Y12は、例えば液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイから構成される。受信機Y1は、推定情報の送信元である感知器1の設置場所を特定可能な情報と、その感知器1が推定した火災の発生方向D1の情報とを、例えば文字列のデータで画面表示する。結果的に、ユーザは、受信機Y1の表示部Y12を見ることで、その感知器1が推定した火災の発生方向D1を視覚的に知ることができる。
[動作例]
以下、本実施形態の各感知器1における火災判定処理、及び推定処理に関する動作例を、図5のフローチャートを参照しながら、簡単に説明する。ここでは一例として、所定の判定条件が、第4判定条件(平均値)を含むものとする。
感知器1は、稼働中において火災判定処理を実行する。すなわち、感知器1は、稼働中において随時、8つの熱検知素子30の検出値を取得して(取得ステップ)、それらの検出値を監視する(ST1)。
感知器1は、所定のサンプリング周期で、8つの熱検知素子30の8つの温度値(検出値)から平均温度値を求め、その平均温度値を火災判定用の温度閾値と比較する(ST2:判定ステップ)。感知器1は、平均温度値が温度閾値を超えていれば(ST2:Yes)、火災が発生したと判定して火災報を受信機Y1へ送信する(ST3)。感知器1は、平均温度値が温度閾値以下である限り(ST2:No)、監視を継続する。
感知器1は、火災が発生したと判定すると、更に火災の発生方向D1を推定する推定処理の実行を開始する(ST4:推定ステップ)。
感知器1は、推定処理において、火災の発生方向D1を推定し、更に東西南北の方角に関連付けた態様で推定情報を生成して、受信機Y1へ送信する(ST5)。また感知器1は、表示部10の対応する方向指示灯10Aのみを点灯(又は点滅)させて、推定した火災の発生方向D1を周囲のユーザに通知する(ST6)。
一方、受信機Y1は、火災報を受信すると、防排煙設備の防火扉を制御し、また非常用放送設備にて音響又は音声により火災の発生を報知する。また受信機Y1は、表示部Y12を通じて、推定した火災の発生方向D1を通知する。
図5のフローチャートは、感知器1の動作の一例に過ぎず、例えば、処理の順序が適宜入れ替わってもよいし、適宜、処理が追加又は省略されてもよい。
[利点]
本実施形態では、判定部91が、複数の熱検知素子30においてそれぞれ検出される熱に関する複数の検出値を、所定の判定条件に照らし合わせて、監視領域R1における火災の発生を判定する。そのため、複数の熱検知素子30で検出される複数の検出値を用いた総合的な火災判定が実現可能となる。したがって、火災の発生した場所と感知器1の配置場所との位置関係によって火災判定に関する信頼性がバラついてしまう可能性を低減できる。結果的に、火災判定に関する信頼性の改善を図ることができる。
また本実施形態では、推定部E1が、複数の熱検知素子30における熱に関する検知結果に基づき、監視領域R1における火災の発生方向D1を推定する。そのため、単に火災が発生したか否かという判定情報だけでなく、火災の発生方向D1に関する推定結果が得られることになる。結果的に、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする。
また複数の熱検知素子30(6つの主要熱検知素子30A)が周辺領域50に配置されているため、例えば複数の熱検知素子30が筐体5の中心にまとまって配置される場合に比べて、判定部91における火災判定に関する信頼性が更に向上される。また推定部E1における火災の発生方向D1に関する推定結果の信頼性を向上できる。
さらに本実施形態では、推定部E1が、感知器1に設けられていて、検知結果に基づき、自機(感知器1)を基準とした火災の発生方向D1を推定する。そのため、感知器1単独で火災の発生方向D1に関する推定結果を得ることができるため、推定部E1が感知器1の外部に設けられている場合に比べて、推定結果が得られるまでの応答性が向上する。
(2.2.6)火災元の位置の特定
次に複数の感知器1の推定情報から、更に火災元の位置を特定する機能について説明する。本実施形態の防災システム100は、火災元の位置P1(図6参照)を特定する特定部E2(図3B参照)を更に備えている。特定部E2は、2以上の感知器1の各々の検知結果に基づく各感知器1を基準とした火災の発生方向D1に関する推定結果を統合することにより、火災元の位置P1を特定する。ここでは図示例のように、特定部E2の機能が、受信機Y1の処理部Y11に設けられている。
処理部Y11は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとを含むコンピュータシステムにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、処理部Y11の各部として機能する。プログラムは、ここでは処理部Y11のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。処理部Y11は、上述の通り、特定部E2を有している。処理部Y11は、表示部Y12、及び各感知器1と通信するための通信インタフェースを制御する。
特定部E2は、火災を検知した複数の感知器1から推定情報を受信すると、火災元の位置P1を特定する位置特定処理を実行する。特定部E2は、特定結果に基づき特定情報を生成する。特定部E2は、特定情報を表示部Y12に画面表示する。
ここで位置特定処理について、図6を参照しながら具体的に説明する。図6は、施設500内における、あるフロアの一部の見取り図を示す。図6の例では、3台の感知器1(1A~1C)が、監視領域R1の一部に相当する会議室等の一室の天井(構造体X1)に設置されている。図6では、各感知器1を模式的に円形で示す。説明の便宜上、3台の感知器1が、正三角形の頂点に相当する位置に配置されるような位置関係となっているが、この位置関係に限定される趣旨で図示していない。またここでは一例として、各頂点に感知器1が配置されている正三角形の重心となる位置で火災が発生したとする(図6の火災元の位置P1参照)。
図6の方位マークに示す通り、図面の上方が北の方角を示す。3台の感知器1は、いずれもマークM1が北の方角を向いた状態で天井に設置されている。
ここで受信機Y1は、図6に示す3台の感知器1から、それぞれ推定情報を受信したとする。
感知器1Aから受信する推定情報は、火災の発生方向D1が感知器1A(自機)を基準に「南東の方角」であるという情報を含む(上述の通り、支配的となっている温度値を示す主要熱検知素子30Aの識別情報でもよい)。また感知器1Bから受信する推定情報は、火災の発生方向D1が感知器1B(自機)を基準に「南西の方角」であるという情報を含む。さらに感知器1Cから受信する推定情報は、火災の発生方向D1が感知器1C(自機)を基準に「北の方角」であるという情報を含む。
ここで処理部Y11は、自機のメモリに、3台の感知器1が配置される位置の座標情報を予め記憶して管理する。また処理部Y11は、自機のメモリに、施設500内の各フロアの地図情報(例えば図6に示すような間取り図)も記憶して管理する。受信機Y1は、感知器1の座標情報、及び施設500内の地図情報を、例えば、施設500の外部に設置されているサーバから取得してもよい。
特定部E2は、感知器1Aの推定情報(南東の方角)、感知器1Bの推定情報(南西の方角)、及び感知器1Cの推定情報(北の方角)を、結合させる。具体的には、特定部E2は、例えば、感知器1A~1Cがそれぞれ推定した3つの火災の発生方向D1が、X軸-Y軸の平面上で交差する交点位置の座標情報を特定する。
座標情報は、1点の座標だけでなく、座標の範囲でもよい。特に複数の感知器1による複数の火災の発生方向D1の推定結果が1点の交点のみで交差しない可能性がある。交点が複数存在する場合、特定部E2は、それらの交点を包含する座標範囲として座標情報を特定する。
特定部E2は、交点位置の座標情報を特定すると、特定結果に基づき特定情報を生成して、推定した火災元の位置P1の情報として、ユーザに通知する。交点位置の座標情報は、ユーザに理解しやすい態様に変換されて通知される。処理部Y11は、例えば、図6に示すように、推定した火災元の位置P1が間取り図(地図情報)上で分かる態様で、表示部Y12に表示する。或いは処理部Y11は、交点位置の座標情報から、会議室の中央付近であることを推定して、「火災元は、会議室の中央付近です」といった文字列データを表示部Y12に表示させてもよい。
このように特定部E2は、2以上の感知器1の火災の発生方向D1に関する推定結果を統合することにより、火災元の位置P1を特定する。したがって、更に高度な火災情報を提供できるようになる。
[動作例]
以下、本実施形態の防災システム100における位置特定処理に関する動作例を、図7のフローチャートを参照しながら、簡単に説明する。
感知器1は、火災が発生したと判定すると、火災報を受信機Y1に送信し、更に推定処理を実行して、推定情報を受信機Y1に送信する。
受信機Y1は、火災報については、1つ以上の感知器1から受信すると(ST11)、直ちに防排煙設備の防火扉を制御し、また非常用放送設備にて音響又は音声により火災の発生を報知する(ST12)。一方、受信機Y1は、位置特定処理については、2つ以上の感知器1から推定情報を受信するまでその処理の開始を保留する(ST13)。すなわち、受信機Y1は、推定情報を受信した感知器1の数が2つ以上となれば(ST13:Yes)、位置特定処理の実行を開始し(ST14)、その数が2つ未満であれば(ST13:No)待機する。
受信機Y1は、位置特定処理にて、2つ以上の感知器1の推定情報を統合して(ST15)、火災の発生方向D1が交差する交点位置の座標情報を特定する(ST16)。受信機Y1は、特定結果に基づき特定情報を生成して、推定した火災元の位置P1の情報として、ユーザに通知する(ST17)。
以降、受信機Y1は、他の感知器1から追加的に推定情報を受信すると、その追加分の推定情報も統合して、位置特定処理を再実行し、火災元の位置P1を最新の状態となるように更新してもよい。
図7のフローチャートは、防災システム100の動作の一例に過ぎず、例えば、処理の順序が適宜入れ替わってもよいし、適宜、処理が追加又は省略されてもよい。
(3)変形例
本実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。本実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また上記実施形態に係る感知器1(特に制御部9)、及び防災システムと同様の機能は、火災判定方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
本開示における感知器1及び防災システムは、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における感知器1の制御部9及び受信機Y1の処理部Y11としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、感知器1及び受信機Y1の各々における複数の機能が、1つのハウジング内に集約されていることは必須の構成ではない。例えば、感知器1の構成要素は、複数のハウジングに分散して設けられていてもよい。反対に、感知器1における複数の機能が、1つのハウジング内に集約されてもよい。さらに、感知器1及び受信機Y1の各々の少なくとも一部の機能、例えば、感知器1の一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
以下、上記実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。なお、以下では、上記実施形態を「基本例」と呼ぶこともある。
基本例では、基板2は、1枚のプリント基板から構成されている。しかし、基板2は、2枚以上のプリント基板に分割されて構成されてもよい。ただし、分割された複数のプリント基板は、同一平面上に配置されることが望ましい。
基本例では、熱検知素子30の数は8つであるが、2つ以上であればその数は特に限定されない。特に補助熱検知素子30Bは省略されてもよい。例えば、主要熱検知素子30Aが2つのみでもよい。この場合、2つの主要熱検知素子30Aの一方が、左右方向における基板2における一端側に配置され、他方が基板2における一端とは反対側に配置されることが好ましい。主要熱検知素子30Aが2つのみの場合、火災の発生方向D1の推定結果は、例えば、「北」又は「南」の方角の二択(或いは「東」又は「西」の方角の二択)となり得る。
基本例の感知器1は、火災の発生時に警報音等の音を出力する火災警報器であってもよい。すなわち、感知器1は、警報音等の音を出力するスピーカ、及び音響回路等を更に備えてもよい。また感知器1は、電池式の火災警報器であってもよい。すなわち、感知器1は、電池、及び電池を収容するための収容空間等を有してもよい。また感知器1は、ユーザから警報音の停止及び動作試験を受け付けるような操作部を備えてもよく、操作部が、表カバー51の外表面53に露出してもよい。
基本例では、全ての熱検知素子30が基板2の第2面22(上面)に実装されている。しかし、複数の熱検知素子30の少なくとも1つが、基板2の第1面21(下面)に実装されてもよい。特に、感知器1が煙検知部を更に備えた複合火災感知器である場合、基板2の第2面22の上側に、煙検知部が配置される可能性が高い。この場合には、複数の熱検知素子30が、基板2の第1面21(下面)に実装されてもよい。
基本例では、推定部E1は、各感知器1に設けられている。しかし、推定部E1は、受信機Y1(受信端末)に設けられてもよい。推定部E1は、1以上の感知器1から受信した検知結果に基づき、火災の発生方向D1を推定する。この場合、推定部E1が各感知器1に設けられている場合に比べて、感知器1の構成の簡素化を図れる。
基本例では、特定部E2は、受信機Y1に設けられている。しかし、特定部E2は、感知器1に設けられてもよい。特定部E2は、複数の感知器1(子機)を管理する特定の感知器1(例えば親機)に設けられ、親機の特定部E2が、複数の子機から推定情報を受信して特定情報を生成し、受信機Y1に送信してもよい。
基本例における推定部E1は、検知結果に加えて、1以上の感知器1が設置されている設置環境に関する情報(以下、「環境情報」という)に基づき、火災の発生方向D1を推定するように構成されてもよい。すなわち、推定部E1は、複数の熱検知素子30の温度値(検知値)に加えて、環境情報に基づき、火災の発生方向D1を推定してもよい。
ここでいう「環境情報」は、例えば、感知器1が、どのフロアのどの領域(会議室等)に設置されていて、更にその領域内で、壁際、窓際、柱際、又は扉付近等の天井に設置されているといった設置位置に関する情報を含み得る。また「環境情報」は、複数の熱検知素子30のうちどの熱検知素子30が壁、窓、柱又は扉の側を向いているといった情報を含み得る。各感知器1の環境情報は、例えば、感知器1の施工時に施工者によって受信機Y1に登録される。
各感知器1は、推定処理において、自機の「環境情報」を、受信機Y1に要求する信号を送信して、受信機Y1から取得する。環境情報は、施工時に、各感知器1の制御部9のメモリに登録されてもよい。感知器1の周囲に壁、窓、柱又は扉等が存在する場合、そのような存在が、熱気の流れる方向に影響を受ける可能性がある。推定部E1は、環境情報を考慮して、例えば、各熱検知素子30の温度値に重み付けを行った上で、火災の発生方向D1を推定する。結果的に、火災の発生方向D1に関する推定結果の信頼性を更に向上できる。なお、環境情報を考慮することは、受信機Y1の特定部E2が実行する位置特定処理においても適用されてよい。
(4)まとめ
以上説明したように、第1の態様に係る防災システム(100)は、複数の熱検知素子(30)を有する1以上の感知器(1)と、推定部(E1)と、を備える。推定部(E1)は、複数の熱検知素子(30)における熱に関する検知結果に基づき、監視領域(R1)における火災の発生方向(D1)を推定する。第1の態様によれば、単に火災が発生したか否かという判定情報だけでなく、火災の発生方向(D1)に関する推定結果が得られることになる。結果的に、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする。
第2の態様に係る防災システム(100)に関して、第1の態様において、感知器(1)は、複数の熱検知素子(30)を収容する筐体(5)を更に有する。複数の熱検知素子(30)は、感知器(1)が設置される設置面(X11)と交差する方向に沿って見て、筐体(5)の中心を囲む周辺領域(50)に配置される。第2の態様によれば、例えば複数の熱検知素子(30)が筐体(5)の中心にまとまって配置される場合に比べて、火災の発生方向(D1)に関する推定結果の信頼性を向上できる。
第3の態様に係る防災システム(100)に関して、第1又は第2の態様において、感知器(1)は、1つの基板(2)を更に有する。複数の熱検知素子(30)は、1つの基板(2)に実装されている。第3の態様によれば、例えば複数の熱検知素子(30)が複数の基板に分散して実装される場合に比べて、部品点数の増加を抑えることができる。また複数の熱検知素子(30)の配置に関するバラつきを抑制できる。
第4の態様に係る防災システム(100)は、第1~第3の態様のいずれか1つにおいて、1以上の感知器(1)と通信して、検知結果を受信する受信端末(受信機Y1)を更に備える。推定部(E1)は、受信端末(受信機Y1)に設けられている。推定部(E1)は、1以上の感知器(1)から受信した検知結果に基づき、火災の発生方向(D1)を推定する。第4の態様によれば、推定部(E1)が各感知器(1)に設けられている場合に比べて、感知器(1)の構成の簡素化を図れる。
第5の態様に係る防災システム(100)に関して、第1~第4の態様のいずれか1つにおいて、推定部(E1)は、感知器(1)に設けられている。推定部(E1)は、検知結果に基づき、自機を基準とした火災の発生方向(D1)を推定する。第5の態様によれば、感知器(1)単独で火災の発生方向(D1)に関する推定結果を得ることができるため、推定部(E1)が感知器(1)の外部に設けられている場合に比べて、推定結果が得られるまでの応答性が向上する。
第6の態様に係る防災システム(100)に関して、第1~第5の態様のいずれか1つにおいて、感知器(1)は、複数の熱検知素子(30)を収容する筐体(5)を更に有する。筐体(5)は、その外面(56)に、感知器(1)が設置される設置面(X11)と交差する方向に沿って見て筐体(5)の中心を基準として一の方向を示すマーク(M1)を有する。筐体(5)の中心に対する複数の熱検知素子(30)の配置位置とマーク(M1)の位置とには、相関がある。第6の態様によれば、例えば、感知器(1)は、実際の設置環境に設置された状況において、各熱検知素子(30)が現実のどの方向に対応するかについて把握(例えばメモリ等に記憶)する必要がなくなる。結果的に、感知器(1)の構成の簡素化を図れる。
第7の態様に係る防災システム(100)に関して、第6の態様において、感知器(1)は、マーク(M1)を特定の方角に向けて設置面(X11)に設置される。推定部(E1)は、検知結果と相関とに基づき、感知器(1)を基準とした火災の発生方向(D1)を推定する。第7の態様によれば、マーク(M1)を特定の方角に向けて感知器(1)を設置することで、複数の熱検知素子(30)の配置位置と、感知器(1)を基準とした現実の方角とをリンクさせやすくなる。結果的に、更に高度な火災情報を提供できるようになる。
第8の態様に係る防災システム(100)は、第1~第7の態様のいずれか1つにおいて、感知器(1)を2以上備える。防災システム(100)は、2以上の感知器(1)の各々の検知結果に基づく各感知器(1)を基準とした火災の発生方向(D1)に関する推定結果を統合することにより、火災元の位置(P1)を特定する特定部(E2)を更に備える。第8の態様によれば、更に高度な火災情報を提供できるようになる。
第9の態様に係る防災システム(100)は、第1~第8の態様のいずれか1つにおいて、推定部(E1)の推定結果を出力する出力部(G1)を更に備える。第9の態様によれば、推定部(E1)の推定結果を利用しやすくなる。
第10の態様に係る防災システム(100)に関して、第9の態様において、出力部(G1)は、1以上の感知器(1)に設けられたローカル出力部(G2)を含む。第10の態様によれば、例えば感知器(1)が設置されている設置場所にて、推定部(E1)の推定結果を利用しやすくなる。
第11の態様に係る防災システム(100)に関して、第1~第10の態様のいずれか1つにおいて、推定部(E1)は、検知結果に加えて、1以上の感知器(1)が設置されている設置環境に関する情報に基づき、火災の発生方向(D1)を推定する。第11の態様によれば、火災の発生方向(D1)に関する推定結果の信頼性を更に向上できる。
第12の態様に係る火災判定方法は、取得ステップと、推定ステップと、を含む。取得ステップでは、1以上の感知器(1)の複数の熱検知素子(30)における熱に関する検知結果を取得する。推定ステップでは、取得した検知結果に基づき、監視領域(R1)における火災の発生方向(D1)を推定する。第12の態様によれば、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする火災判定方法を提供できる。
第13の態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに第12の態様における火災判定方法を実行させるためのプログラムである。第13の態様によれば、より高度な火災情報の提供を実現しやすくする機能を提供できる。
第2~11の態様に係る構成については、防災システム(100)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
100 防災システム
1 感知器
2 基板
30 熱検知素子
5 筐体
50 周辺領域
56 外面
D1 発生方向
E1 推定部
E2 特定部
G1 出力部
G2 ローカル出力部
M1 マーク
P1 火災元の位置
R1 監視領域
Y1 受信機(受信端末)
X11 設置面

Claims (12)

  1. 複数の熱検知素子を有する1以上の感知器と、
    前記複数の熱検知素子における熱に関する検知結果に基づき、監視領域における火災の発生方向を推定する推定部と、
    を備え
    前記感知器は、前記複数の熱検知素子を収容する筐体を更に有し、
    前記筐体は、その外面に、前記感知器が設置される設置面と交差する方向に沿って見て前記筐体の中心を基準として一の方向を示すマークを有し、
    前記筐体の中心に対する前記複数の熱検知素子の配置位置と前記マークの位置とには、相関がある、
    防災システム。
  2. 記複数の熱検知素子は、前記感知器が設置される前記設置面と交差する方向に沿って見て、前記筐体の中心を囲む周辺領域に配置される、
    請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記感知器は、1つの基板を更に有し、
    前記複数の熱検知素子は、前記1つの基板に実装されている、
    請求項1又は2に記載の防災システム。
  4. 1以上の前記感知器と通信して、前記検知結果を受信する受信端末を更に備え、
    前記推定部は、前記受信端末に設けられ、
    前記推定部は、1以上の前記感知器から受信した前記検知結果に基づき、前記火災の発生方向を推定する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の防災システム。
  5. 前記推定部は、前記感知器に設けられ、
    前記推定部は、前記検知結果に基づき、自機を基準とした前記火災の発生方向を推定する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の防災システム。
  6. 前記感知器は、前記マークを特定の方角に向けて前記設置面に設置され、
    前記推定部は、前記検知結果と前記相関とに基づき、前記感知器を基準とした前記火災の発生方向を推定する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の防災システム。
  7. 前記感知器を2以上備え、
    2以上の前記感知器の各々の前記検知結果に基づく各感知器を基準とした前記火災の発生方向に関する推定結果を統合することにより、火災元の位置を特定する特定部を更に備える、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の防災システム。
  8. 前記推定部の推定結果を出力する出力部を更に備える、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の防災システム。
  9. 前記出力部は、1以上の前記感知器に設けられたローカル出力部を含む、
    請求項8に記載の防災システム。
  10. 前記推定部は、前記検知結果に加えて、1以上の前記感知器が設置されている設置環境に関する情報に基づき、前記火災の発生方向を推定する、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の防災システム。
  11. 1以上の感知器の複数の熱検知素子における熱に関する検知結果を取得する取得ステップと、
    取得した前記検知結果に基づき、監視領域における火災の発生方向を推定する推定ステップと、
    を含み、
    前記感知器は、前記複数の熱検知素子を収容する筐体を更に有し、
    前記筐体は、その外面に、前記感知器が設置される設置面と交差する方向に沿って見て前記筐体の中心を基準として一の方向を示すマークを有し、
    前記筐体の中心に対する前記複数の熱検知素子の配置位置と前記マークの位置とには、相関がある、
    火災判定方法。
  12. 1以上のプロセッサに請求項11に記載の火災判定方法を実行させるためのプログラム。
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