JP7541685B2 - バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 - Google Patents
バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7541685B2 JP7541685B2 JP2022199854A JP2022199854A JP7541685B2 JP 7541685 B2 JP7541685 B2 JP 7541685B2 JP 2022199854 A JP2022199854 A JP 2022199854A JP 2022199854 A JP2022199854 A JP 2022199854A JP 7541685 B2 JP7541685 B2 JP 7541685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- valve
- pipe
- valve housing
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 559
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 7
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 claims description 6
- 239000002352 surface water Substances 0.000 claims description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 239000003657 drainage water Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 231100000719 pollutant Toxicity 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Float Valves (AREA)
Description
本発明に係るバルブシステムは、その底部に、排水弁により開閉可能な底部開口部と底部通水孔とが設けられ、上端部と下端部に夫々上端接続部と下端接続部が設けられた直線状の主管と、該主管から枝分かれした枝管とから成るチーズの該上端接続部を、該底部開口部の下方に取り付けて、排水弁を開閉することにより、該チーズからの排水及び貯水を行う貯水容器において、
前記チーズの主管の上端接続部に収容された中空の排水弁ハウジング管と、該チーズの主管の下端接続部に収容され、底面に底面通水孔を設けたピストン弁ハウジング管と、貯水容器の底部に設けた底部通水孔と該ピストン弁ハウジング管の底面通水孔とを接続し、電磁バルブが装着された通水管と、から構成されるバルブシステムであって、
前記排水弁ハウジング管は、上端が開放され、内部に保持するフロート排水弁により、下端に設けた排水口を開閉可能であり、前記ピストン弁ハウジング管は、該排水口を介して、該フロート排水弁を上方に押圧するための押圧棒を上端から突出させたピストン弁を、内壁を案内として上下に昇降可能であり、前記電磁バルブを開放すると、前記通水管に貯水容器の貯水が通水して前記ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、該ピストン弁の押圧棒が前記フロート排水弁を上方に押圧することにより、前記排水弁ハウジング管の排水口から前記チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水が排水される。
前記チーズの主管の上端接続部に収容する排水弁ハウジング管と、該チーズの主管の下端接続部に収容するピストン弁ハウジング管と、該ピストン弁ハウジング管の底面と貯水容器の底部に夫々設けた底面通水孔と前記底部通水孔とを接続する通水管と、該通水管に装着した電磁バルブと、を含むバルブシステムであって、
前記排水弁ハウジング管は、上端が開放され、底面に排水口が設けられた中空容器を本体とし、該中空容器の内壁から内径方向に突出した1又は複数のリブが、該中空容器の底部と離間するようにシリンダを中空に支持しており、該シリンダ内を上下に昇降可能なフロート排水弁により、該排水口を開閉可能であり、前記ピストン弁ハウジング管は、上底面と底面に夫々上底孔と前記底面通水孔を有する柱状容器を本体とし、その内壁を案内として上下に昇降可能で、その上端から押圧棒を上方に突出させたピストン弁を内部に収容し、該押圧棒は、該上底孔と前記排水口を貫通して、前記フロート排水弁の下端と当接可能であり、電磁バルブを閉鎖すると、前記排水弁ハウジング管のフロート排水弁が、前記排水口に嵌合して、貯水容器が貯水され、電磁バルブを開放すると、前記通水管に貯水容器の貯水が通水して前記ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、その押圧棒が前記排水口に嵌合した前記フロート排水弁を上方に押圧することにより該排水口が開放されて、前記チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水が排水される。
本発明に係るバルブシステムは、前記排水弁ハウジング管において、前記中空容器は、その内壁から突出した1又は複数のリブにより支持するシリンダの下端と、該中空容器の底部との間に底部空間が形成されており、該底部空間における該シリンダの下端と該中空容器の底部間の離間された距離が、該シリンダ内で上下に昇降可能なフロート排水弁の鉛直長さより短いことを特徴とする。
本発明に係るバルブシステムにおいて、前記排水弁ハウジング管は、前記中空容器の外壁から外径方向に突出した中空円状のフランジを、貯水容器の底部開口部を囲繞してその底部の下方に取り付け可能であり、その下方を前記チーズの主管の上端接続部に収容することができ、前記中空容器の内壁から突出した1又は複数のリブにより内部中空に支持されたシリンダと、該内壁の間に内壁空間が形成されており、この内壁空間と前記底部空間とを通じて、開放された上端から侵入した水を、その底面に設けた排水口から前記チーズへ排水することができる。
本発明に係るバルブシステムにおいて、前記排水弁ハウジング管は、貯水容器底面に取り付けた前記フランジが、前記中空容器の解放された上端から外形方向に突設されており、前記中空容器の内壁から突出した1又は複数のリブの上方と、及び、該1又は複数のリブにより支持するシリンダの上端が、前記フランジより上方に突出してもよい。
本発明に係るバルブシステムは、前記ピストン弁ハウジング管において、前記柱状容器の上底面には上面通水孔が設けられており、前記ピストン弁と該柱状容器の内壁間には間隙が設けられており、該ピストン弁が重力により下降すると共に該ピストン弁の下方の水は、該間隙を介して、該ピストン弁の上方に上昇し、該上面通水孔を通じて該柱状容器から前記チーズ内に通水する、上記バルブシステムであって、
電磁バルブを閉鎖すると、前記ピストン弁が重力により下降すると共に該ピストン弁の下方の水が上昇して前記チーズ内の水と通水し、該ピストン弁が前記柱状容器の底面の位置に復帰する。
本発明に係るバルブシステムは、貯水容器の上底部に設けた集水口に集水弁ハウジング管を取り付けた上記バルブシステムであって、
前記集水弁ハウジング管は、上端と下端とがともに開口され、上端の開口直径が下端の開口直径より小さい集水弁収容容器を本体とし、該集水弁収容容器の下端近傍から外延され、前記集水口に固定可能なフランジと、該集水弁収容容器の内壁に突出して設けられた複数のガイドと、該ガイドに案内されて該集水弁収容容器の内部を昇降し、その断面直径が該上端の開口直径より大きいフロート集水弁と、を含み、
前記フランジが貯水容器の集水口の外周縁部に固定されて、前記集水弁収容容器の上端の開口から侵入した水を、該集水弁収容容器の内壁と前記フロート集水弁との間隙に沿って、前記複数のガイド間を介して該集水口へ案内し、貯水容器に貯水すると共に、該集水口から該集水弁収容容器の内部に上昇した貯水容器の貯水により、前記フロート集水弁が浮揚されて、該集水弁収容容器の上端の開口を塞ぎ得る。
本発明に係るバルブシステムは、前記通水管に装着した電磁バルブと送受信可能なコンピュータを備え、該コンピュータから送信された開口信号又は閉口信号を受信した該電磁バルブが、該通水管を開放又は閉鎖し得る。
本発明に係るバルブシステムは、貯水容器の上底部に設けた集水口に集水弁ハウジング管を取り付けた上記バルブシステムにおいて、
前記集水弁ハウジング管は、上端と下端とがともに開口され、上端の開口直径が下端の開口直径より小さい集水弁収容容器を本体とし、該集水弁収容容器の下端近傍から外延され、前記集水口に固定可能なフランジと、該集水弁収容容器の内壁に突出して設けられた複数のガイドと、該ガイドに案内されて該集水弁収容容器の内部を昇降し、その断面直径が該上端の開口直径より大きいフロート集水弁と、を含み、前記フランジが貯水容器の集水口の外周縁部に固定されて、前記集水弁収容容器の上端の開口から侵入した水を、該集水弁収容容器の内壁と前記フロート集水弁との間隙に沿って、前記複数のガイド間を介して該集水口へ案内し、貯水容器に貯水すると共に、該集水口から該集水弁収容容器の内部に上昇した貯水容器の貯水により、前記フロート集水弁が浮揚されて、該集水弁収容容器の上端の開口を塞ぎ得るバルブシステムであって、
前記フロート集水弁の下端部に磁石が埋め込まれ、前記集水弁収容容器の下端には、その内部にリードスイッチ及びこれに接続した2本の導線を内蔵した棒状の開閉センサが、該集水弁収容容器の下端の開口を横切って設置され、該開閉センサの2本の導線が前記コンピュータに接続されて、該フロート集水弁の下端部の磁石が該開閉センサに接触すると、そのリードスイッチが閉じることにより該2本の導線が通電し、該コンピュータに電気信号を送り得る。
本発明に係る初期雨水除去装置は、建造物の屋根と雨水タンクとの間に挿入され、建造物の屋根から集めた雨水を雨水タンクへ送る分岐管から集水管を分岐させ、この集水管に接続された貯水容器に集水した初期雨水を取り除き、該分岐管の先端に接続した注水管を介して雨水タンクに清浄な雨水を貯水する初期雨水除去装置において、
前記初期雨水除去装置は、その底部に底部開口部及び底部通水孔を設け、その上底部に集水口を設けた貯水容器、貯水容器の上底部に設けた集水口の上方に取り付けられ、磁石を埋め込んだフロート集水弁がその内部を昇降し、該集水口を横切るように開閉センサをその下端に設置した集水弁ハウジング管、貯水容器の底部開口部に取り付けられ、主管と枝管とからなるチーズ、該チーズの主管の上端接続部に収容され、その内部を昇降する排水弁が、その底面に開口した排水口を閉鎖し得る排水弁ハウジング管、該チーズの主管の下端接続部に収容され、電磁バルブを備える通水管により貯水容器と通水し得るピストン弁ハウジング管、該電磁バルブ及び該開閉センサと通信可能なコンピュータ、を含み、
該電磁バルブを開放すると、該通水管に貯水容器の貯水が通水して該ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、このピストン弁が、該排水弁ハウジング管の排水弁を上方に押圧することにより、該排水弁ハウジング管の排水口及び該チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水を排水し得るバルブシステムを装備した初期雨水除去装置であって、
貯水容器の集水口の外周縁部に固定された集水弁ハウジング管は、貯水容器の貯水が集水口に達しないと、フロート集水弁は集水口を横切って設置した開閉センサの位置まで下降しており、その下端部に埋め込んだ磁石が開閉センサに作用し、オンとなった開閉センサが前記コンピュータと通電し、貯水容器の貯水が、集水口から集水弁収容容器の内部に上昇すると、フロート集水弁が浮揚され、該磁石と離間した開閉センサがオフとなり、フロート集水弁が集水弁収容容器の上端の開口を閉鎖し、前記分岐管を流れる雨水は前記集水管を通過して、前記注水管を介して雨水タンクへ貯水され、前記コンピュータは、該開閉センサのオン・オフにより、貯水容器の貯水が集水口の位置まで達したか否かを検知すると共に、前記電磁バルブに開口信号又は閉口信号を送信して該電磁バルブを開閉し、該電磁バルブの開閉に応じて、ピストン弁が昇降し、貯水容器の貯水と排水を行うことができる。
本発明に係るバルブシステムは、貯水容器の底部開口部の下方に取り付けたチーズに設置して、当貯水容器の排水及び貯水を行うことができる。本発明のバルブシステムは、チーズの主管の上端接続部に収容された中空の排水弁ハウジング管と、チーズの主管の下端接続部に収容されたピストン弁ハウジング管と、貯水容器の底部に設けた底部通水孔とピストン弁ハウジング管の底面通水孔とを接続し、電磁バルブが装着された通水管とから構成され、コンピュータにより電磁バルブを制御することも可能である。
このような構成の本発明に係るバルブシステムは、排水弁ハウジング管の内部に保持するフロート排水弁により、下端に設けた排水口を開閉する。ピストン弁ハウジング管は、内蔵するピストン弁の上端から突出させた押圧棒を昇降させ、排水弁ハウジング管の排水口を介して、フロート排水弁を上方に押圧することができる。電磁バルブを開放すると、通水管に貯水容器の貯水が通水してピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、その押圧棒がフロート排水弁を上方に押圧することにより、排水弁ハウジング管の排水口からチーズの枝管を介して、貯水容器の貯水を排水することができる。
本発明に係るバルブシステムは、間隙を有するピストン弁機構としてもよい。柱状容器(ピストン弁ハウジング管)の上底面には上面通水孔が設けられており、ピストン弁と柱状容器の内壁間には間隙が設けられているので、ピストン弁が下降すると、ピストン弁の下方の水は、間隙を介して、ピストン弁の上方に逃げることが可能である。従って、電磁バルブを閉鎖すると、電磁バルブとピストン弁間の水は、排水されずに、柱状容器(ピストン弁ハウジング管)内のピストンの下方に残ったままとなる。しかし、ピストン弁が重力により下降すると共に、ピストン弁の下方の水が間隙を介して上昇するので、上面通水孔を通じて柱状容器からチーズ内に通水し、貯水容器及び中空容器(排水弁ハウジング管)の排水口からの水と共に、枝管を介して排水される。このようにしてピストン弁は下降を続け、柱状容器の底面の位置に復帰することができる。
このような間隙を有するピストン弁機構を採用した本発明に係るバルブシステムは、柱状容器(ピストン弁ハウジング管)内のピストンの気密性に注意を払わなくて済むため、そのピストン弁機構を簡易化することができ、低コスト化することができる。
また、本発明に係るバルブシステムは、コンピュータにより電磁バルブを制御するのが好ましい。間隙を有するピストン弁機構を採用した本発明のバルブシステムは、特にコンピュータ制御による初期雨水排除向けに安価でシンプルな新しい構造の排水用バルブである。本バルブシステムは、初期雨水排除用の他にも、農業用等の比較的精度が低くとも良く、一方で悪条件下でもトラブルを起こしにくい安価な排水制御用途のバルブとして広く利用できる可能性がある。
また、本発明に係るバルブシステムは、集水弁ハウジング管を貯水容器の集水口の外周縁部に取り付けてもよい。集水弁ハウジング管は、貯水容器の貯水がいっぱいになって、集水口から本体(集水弁収容容器)の内部に上昇すると、フロート集水弁が浮揚され、本体の上端の開口を塞ぐので、集水を停止することができる。一方、貯水容器の貯水が少くなれば、フロート集水弁が下降して、その下端部に埋め込んだ磁石が、集水口を横切るように取り付けた開閉センサに接触し、電気信号をコンピュータに送って、本体の集水可能を知らせることができる。
本発明に係る初期雨水除去装置は、建造物の屋根と雨水タンクとの間に挿入され、建造物の屋根から集めた雨水を貯水容器に集水して初期雨水を取り除き、雨水タンクに清浄な雨水を貯水することができる。本発明の初期雨水除去装置は、上述したバルブシステムを装備しており、電磁バルブの開閉に応じて、ピストン弁が昇降し、貯水容器の貯水と排水を行うことができる。
1.バルブシステム
(1・1)実施形態1(排水弁を有するバルブシステム)
図2において、本実施形態のバルブシステム1を設置するチーズ50は、上記と同様、その上端部と下端部に夫々上端接続部52uと下端接続部52dが設けられた直線状の主管52と、主管52から枝分かれした枝管54とから成る。貯水容器100は、底部開口部102の下方にチーズ50の上端接続部52uを取り付けて、フロート排水弁30を開閉することにより、チーズ50からの排水及び貯水を行うことができる。
本実施形態に係るバルブシステム1は、このような貯水容器100において、図2に示すように、チーズ50の主管52の上端接続部52uに収容する排水弁ハウジング管10と、チーズ50の主管52の下端接続部52dに収容するピストン弁ハウジング管20と、ピストン弁ハウジング管20の底面21dと貯水容器100の底部100dに夫々設けた底面通水孔26、底部通水孔104を接続する通水管40と、通水管40に装着した電磁バルブ6と、を含んで構成される。
本実施形態のバルブシステム1の構成要素である排水弁ハウジング管10、ピストン弁ハウジング管20、通水管40を構成する材料は、プラスチック、金属などであるが、特に限定されず、通水管40に装着する電磁バルブ6も市販されているものでよく、特に限定されない。また、中空容器11(排水弁ハウジング管10)内に支持されたシリンダ13内を上下に昇降可能なフロート排水弁30は、水に浮くように形成され、排水口12が開放されて貯水容器100の貯水を排水する際は、その排水される中空容器11内の貯水に浮いて、排水口12を閉鎖しないように設計される。
図2に示すように、チーズ50の主管52の上端接続部52uには、排水弁ハウジング管10を収容する。排水弁ハウジング管10は中空であり、本体11(下記する中空容器)の上端11uが開放され、内部に保持するフロート排水弁30により、本体(中空容器)11の下端11dに設けた排水口12を開閉可能である。なお、フロート排水弁30の形状は柱状が好ましいが、球状その他の形状でもよく、排水弁ハウジング管10内を昇降できれば特に限定されない。
また、チーズ50の主管52の下端接続部52dには、底面21dに底面通水孔26を設けたピストン弁ハウジング管20を収容する。ピストン弁ハウジング管20は、内壁を案内としてピストン弁32を上下に昇降可能である。このピストン弁32は、その上端から押圧棒33を突出させており、押圧棒33により、排水弁ハウジング管10の排水口12を介して、フロート排水弁30を上方に押圧することができる。
電磁バルブ6が装着された通水管40は、このピストン弁ハウジング管20の底面通水孔26と、貯水容器100の底部100dに設けた底部通水孔104とを接続している。そして、図3(a)のように、電磁バルブ6を開放すると、通水管40に貯水容器100の貯水が通水してピストン弁ハウジング管20のピストン弁32を押し上げ、図3(b)のようにピストン弁32の押圧棒33がフロート排水弁30を上方に押圧することにより、排水弁ハウジング管10の排水口12から枝管54を介して、貯水容器100の貯水を排水することができる。
実施例1に係るバルブシステム1の排水弁ハウジング管10は、図6に示すように、上端11uが開放され(図6(a)、(d)参照)、底面11dに排水口12が設けられた(図6(c)、(e)参照)中空容器11を本体とする。中空容器11の内壁から内径方向に突出した1又は複数のリブ15が(図6(a)、(b)、(d)、(e)参照)、中空容器11の底面11dと離間するようにシリンダ13を中空に支持している(図2参照)。すなわち、複数のリブ15は、シリンダ13を中空に支持するが、複数のリブ15の下端は底面11dには到達しておらず、底面11dとは離間している。フロート排水弁30は、シリンダ13内を上下に昇降して、排水口12を開閉することができる。
排水弁ハウジング管10において、中空容器11は、上記のように、その内壁から突出した1又は複数のリブ15により支持するシリンダ13の下端13dと、中空容器11の底面11dとの間に底部空間17が形成されている(図2参照)。底部空間17におけるシリンダ13の下端と中空容器11の底面11d間の離間された距離は、シリンダ13内で上下に昇降可能なフロート排水弁30の鉛直長さより短く、フロート排水弁30がシリンダ13を下降して、その下端が中空容器11の底面11dに到達すると、排水口12を閉鎖することができる(図3(a)参照)。
このような排水弁ハウジング管10は、中空容器11の外壁から外径方向に突出した中空円状のフランジ16を、図2のように、貯水容器100の底部開口部102を囲繞してその底部100dの下方に取り付け可能である。また、フランジ16の下方をチーズ50の主管52の上端接続部52uに収容することができる。
上述のように、排水弁ハウジング管10において、中空容器11の内壁から突出した1又は複数のリブ15がシリンダ13を内部中空に支持しており、シリンダ13と中空容器11の内壁(及びリブ15)との間に内壁空間18が形成されている(図6(a)参照)。排水弁ハウジング管10は、この内壁空間18と上記底部空間17とを通じて、開放された中空容器11の上端から侵入した水を、その底面11dに設けた排水口12からチーズ50へ排水することができる。
排水弁ハウジング管10において、貯水容器100の底面100dに取り付けたフランジ16は、中空容器11の解放された上端11uから外形方向に突設されるのが好ましい。また、中空容器11の内壁から突出した1又は複数のリブ15の上方と、及び、このリブ15により支持するシリンダ13の上端13uが、フランジ16より上方に突出していてもよい(図2、図6等参照)。
一方、ピストン弁ハウジング管20は、図2のように、上底面21uと底面21dに夫々上底孔23と底面通水孔26を有する柱状容器21を本体(21)とする。柱状容器21は、押圧棒33をその上端から上方に突出させたピストン弁32を内部に収容しており、ピストン弁32は柱状容器21の内壁を案内として上下に昇降可能である。そして、ピストン弁32の押圧棒33は、柱状容器21(ピストン弁ハウジング管20)の上底面21uに設けた上底孔23と、中空容器11(排水弁ハウジング管10)の底面11dに設けた排水口12を貫通して、フロート排水弁30の下端と当接することができる。
フロート排水弁30は、上記のようにその材質は特に限定されないが、水に浮くフロート式である。電磁バルブ6を閉状態から開放すると、図3(a)のように、貯水容器100の貯水が、電磁バルブ6の鉛直上方からピストン弁32方向に、通水管40に通水する。このため、柱状容器21(ピストン弁ハウジング管20)のピストン弁32は押し上げられ、その押圧棒33がフロート排水弁30を上方に押圧することにより、図3(b)のように、中空容器11(排水弁ハウジング管10)の排水口12からフロート排水弁30が開放される。そして、貯水容器100及び中空容器11(排水弁ハウジング管10)に貯水されていた水は、排水口12から枝管54を介して排水される。
図4(a)は、中空容器11の排水口12からチーズ50の枝管54方向へ排水中のバルブシステム1において(開状態)、電磁バルブ6を開状態から閉鎖した直後の閉状態を表す。本実施例2では、電磁バルブ6が三方バルブの場合に、電磁バルブ6の閉動作について説明する。
図4(a)において、ピストン弁32を押し上げていた電磁バルブ6からピストン弁32の直下までの通水管40内の水は、電磁バルブ6の鉛直下方の排水管42に流れるようになる。電磁バルブ6の鉛直上方の通水管40に流れる水は、電磁バルブ6によりストップされ、排水管42への排水により、柱状容器21のピストン弁32の直下の水位が下がり、図4(b)のようにピストン弁32が下降する。そして、ピストン弁32が柱状容器21(ピストン弁ハウジング管20)の底面21dまで下降する。しかし、この間、上記のように、フロート排水弁30は排水に浮いているため、中空容器11の排水口12は解放されており、排水口12からチーズ50の枝管54方向への排水は影響されない。
電磁バルブ6を開状態から閉鎖する際に、排水口12から枝管54方向へ排水が完了している場合は、図示しないが、フロート排水弁30の下方を押圧棒33が支持しており、チーズ50内の水は枝管54方向へ排出されて存在しない。電磁バルブ6を閉鎖すると、ピストン弁32が柱状容器21の底面21dまで下降すると共に、排水弁ハウジング管10のフロート排水弁30が下降して排水口12を閉鎖し、貯水容器100に貯水できるようになる。
実施例3に係るバルブシステム1は、以下に説明する、間隙を有するピストン弁機構としてもよい。図5(a)、(b)に示すように、実施例3に係るピストン弁ハウジング管20において、柱状容器21の上底面21uには上面通水孔24が設けられており、ピストン弁32と柱状容器21の内壁間には間隙34が設けられている。このような間隙34が設けられることにより、ピストン弁32が下降すると、ピストン弁32の下方の水は、間隙34を介して、ピストン弁32の上方に逃げることが可能になり、柱状容器21(ピストン弁ハウジング管20)内のピストン32の気密性に注意を払わなくて済むため、そのピストン弁機構を簡易化、低コスト化することができる。
実施例3に係る間隙を有するピストン弁機構において、電磁バルブ6は三方バルブである必要はなく、図5(a)のように電磁バルブ6を閉鎖すると、電磁バルブ6の鉛直上方の通水管40に流れる水は電磁バルブ6によりストップされ、電磁バルブ6の鉛直下方の排水管42に排水されなくてよい。従って、電磁バルブ6からピストン弁32の直下までの水は、柱状容器21(ピストン弁ハウジング管20)内のピストン32の下方に残ったままとなる。
本発明に係るバルブシステム1は、電磁バルブ6をコンピュータ5により制御するのが望ましい。コンピュータ5は、図7に示すような簡単な回路と、送受信装置により構成することができる。
(1・2)実施形態2(フロート集水弁を有するバルブシステム)
本実施例5に係るバルブシステム1は、図11のように、水位センサ250、コンピュータ5、及び、貯水容器100の上底部100uに設けた集水口222に取り付けた集水弁ハウジング管60を含む。そして、貯水容器100に備えた水位センサ250は、上記コンピュータ5と通信を行う。
このような集水弁ハウジング管60において(図8参照)、本体(集水弁収容容器)61の内部を昇降するフロート集水弁36の下端部に、磁石37を埋め込み、本体61の下端61dにリードスイッチ72を内蔵した開閉センサ70と作用させるのが好適である(図9(e)参照)。
2.応用例(初期雨水除去装置)
このような実施例5に係る初期雨水除去装置7は、建造物1000への降雨水を排水するために建造物1000の屋根1002の下方に取付けたフィルター1012と雨水タンク500とを中継し、フィルター1012から分岐した分岐管1013に、集水管1014により接続される。上述したように、初期雨水除去装置7は、図1のように、排水弁ハウジング管10、ピストン弁ハウジング管20、コンピュータ5、集水弁ハウジング管60等から構成されるバルブシステム1を、貯水容器100に装備している。そして、貯水容器100は、底部100dと、上底部100uと、両者を接続する側部100sとを有し、上底部100uに集水弁ハウジング管60を取り付けた集水口222を設け、その底部100dには、チーズ50の上端接続部52uを取り付ける底部開口部102と、底部通水孔104を具備する。
集水弁ハウジング管60は、図8のように、フランジ64が貯水容器100の集水口222の外周縁部に固定される。貯水容器100の貯水が集水口222に達しないと、フロート集水弁36は集水口222を横切って設置した開閉センサ70の位置まで下降しており、その下端部に埋め込んだ磁石37が開閉センサ70に接触あるいは作用し、開閉センサ70がオンとなってコンピュータ5と通電する。この状態において、コンピュータ5は、本体(集水弁収容容器)61が集水可能であることを検知することができる。
また、本実施例5に係る初期雨水除去装置7において、バルブシステム1の電磁バルブ6が、排水弁ハウジング管10の排水口12(又は貯水容器100の底部開口部102)を開閉する方法は、上述の実施例1~実施例3で説明した通りである。底部開口部102の下方にチーズ50の上端接続部52uを取り付けて、この上端接続部52uに収容した中空容器11(排水弁ハウジング管10)の排水口12を、フロート排水弁30により開閉し、チーズ50からの排水及び貯水を行う。
貯水容器100とバルブシステム1とが構成する初期雨水除去装置7は、集水した雨水を貯水容器100の集水口222の位置まで貯水し、この貯水が集水口222から集水弁収容容器61(集水弁ハウジング管60)の内部に上昇すると、フロート集水弁36が浮揚され、集水弁収容容器61の上端61uの開口を閉鎖する。そのため、分岐管1013を流れる雨水は 集水管1014を通過して、注水管1016に流れ込み、雨水タンク500へ貯水される。
5:コンピュータ
6:電磁バルブ
7;初期雨水除去装置
10:排水弁ハウジング管
11:中空容器
11u:上端
11d:底面
12:排水口
13:シリンダ
13c:蓋部
13u:上端
13d:下端
15:リブ
16:フランジ
17:底部空間
18:内壁空間
20:ピストン弁ハウジング管
21:柱状容器
21u:上底面
21d:底面
23:上底孔
24:上面通水孔
26:底面通水口
30:フロート排水弁
32:ピストン弁
33:押圧棒
34:間隙
36:フロート集水弁
37:磁石
40:通水管
42:排水管
50:チーズ
52:主管
52u:上端接続部
52d:下端接続部
54:枝管
60:集水弁ハウジング管
61:集水弁収容容器
61u:上端
61d:下端
61g:ガイド
62:接続管
64:フランジ
69:ボルト孔
70:開閉センサ
701:開閉センサ嵌合溝
72:リードスイッチ
74:導線
100:貯水容器
100u:上底部
100d:底部
100s:側部
102:底部開口部
104:底部通水孔
222:集水口
224:注水口
250:水位センサ
500:雨水タンク
1000:建造物
1002:屋根
1010:軒樋
1011:竪樋(雨樋)
1012:フィルター
1013:分岐管
1014:集水管
1016:注水管
Claims (10)
- その底部に、排水弁により開閉可能な底部開口部と底部通水孔とが設けられ、
上端部と下端部に夫々上端接続部と下端接続部が設けられた直線状の主管と、該主管から枝分かれした枝管とから成るチーズの該上端接続部を、該底部開口部の下方に取り付けて、
該排水弁を開閉することにより、該チーズからの排水及び貯水を行う貯水容器において、
前記チーズの主管の上端接続部に収容された中空の排水弁ハウジング管と、
該チーズの主管の下端接続部に収容され、底面に底面通水孔を設けたピストン弁ハウジング管と、
貯水容器の底部に設けた底部通水孔と該ピストン弁ハウジング管の底面通水孔とを接続し、電磁バルブが装着された通水管と、から構成されるバルブシステムであって、
前記排水弁ハウジング管は、上端が開放され、内部に保持するフロート排水弁により、下端に設けた排水口を開閉可能であり、
前記ピストン弁ハウジング管は、該排水口を介して、該フロート排水弁を上方に押圧するための押圧棒を上端から突出させたピストン弁を、内壁を案内として上下に昇降可能であり、
前記電磁バルブを開放すると、前記通水管に貯水容器の貯水が通水して前記ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、該ピストン弁の押圧棒が前記フロート排水弁を上方に押圧することにより、前記排水弁ハウジング管の排水口から前記チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水が排水されるバルブシステム。 - 集水口を設けた上底部と底部と、その両者を接続する側部からなり、
その底部に、フロート排水弁により開閉可能な底部開口部と底部通水孔とが設けられ、
上端部と下端部に夫々上端接続部と下端接続部が設けられた直線状の主管と、該主管から枝分かれした枝管とから成るチーズの該上端接続部を、該底部開口部の下方に取り付けて、
該フロート排水弁を開閉することにより、該チーズからの排水及び貯水を行う貯水容器において、
前記チーズの主管の上端接続部に収容する排水弁ハウジング管と、
該チーズの主管の下端接続部に収容するピストン弁ハウジング管と、
該ピストン弁ハウジング管の底面と貯水容器の底部に夫々設けた底面通水孔と前記底部通水孔とを接続する通水管と、
該通水管に装着した電磁バルブと、
を含むバルブシステムであって、
前記排水弁ハウジング管は、
上端が開放され、底面に排水口が設けられた中空容器を本体とし、
該中空容器の内壁から内径方向に突出した1又は複数のリブが、該中空容器の底部と離間するようにシリンダを中空に支持しており、
該シリンダ内を上下に昇降可能なフロート排水弁により、該排水口を開閉可能であり、
前記ピストン弁ハウジング管は、
上底面と底面に夫々上底孔と前記底面通水孔を有する柱状容器を本体とし、
該柱状容器の内壁を案内として上下に昇降可能で、その上端から押圧棒を上方に突出させたピストン弁を内部に収容し、
該押圧棒は、該上底孔と前記排水口を貫通して、前記フロート排水弁の下端と当接可能であり、
電磁バルブを閉鎖すると、前記排水弁ハウジング管のフロート排水弁が、前記排水口に嵌合して、貯水容器が貯水され、
電磁バルブを開放すると、前記通水管に貯水容器の貯水が通水して前記ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、その押圧棒が前記排水口に嵌合した前記フロート排水弁を上方に押圧することにより該排水口が開放されて、前記チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水が排水されるバルブシステム。 - 前記排水弁ハウジング管において、
前記中空容器は、その内壁から突出した1又は複数のリブにより支持するシリンダの下端と、該中空容器の底部との間に底部空間が形成されており、
該底部空間における該シリンダの下端と該中空容器の底部間の離間された距離が、該シリンダ内で上下に昇降可能なフロート排水弁の鉛直長さより短いことを特徴とする、請求項2に記載のバルブシステム。 - 前記排水弁ハウジング管は、
前記中空容器の外壁から外径方向に突出した中空円状のフランジを、貯水容器の底部開口部を囲繞してその底部の下方に取り付け可能であり、
その下方を前記チーズの主管の上端接続部に収容することができ、
前記中空容器の内壁から突出した1又は複数のリブにより内部中空に支持されたシリンダと、該内壁の間に内壁空間が形成されており、
この内壁空間と前記底部空間とを通じて、開放された上端から侵入した水を、
その底面に設けた排水口から前記チーズへ排水することができる、請求項3に記載のバルブシステム。 - 前記排水弁ハウジング管は、貯水容器底面に取り付けた前記フランジが、前記中空容器の解放された上端から外形方向に突設されており、
前記中空容器の内壁から突出した1又は複数のリブの上方と、及び、該1又は複数のリブにより支持するシリンダの上端が、前記フランジより上方に突出している、請求項4に記載のバルブシステム。 - 前記ピストン弁ハウジング管において、
前記柱状容器の上底面には上面通水孔が設けられており、
前記ピストン弁と該柱状容器の内壁間には間隙が設けられており、
該ピストン弁が重力により下降すると共に該ピストン弁の下方の水は、該間隙を介して、該ピストン弁の上方に上昇し、該上面通水孔を通じて該柱状容器から前記チーズ内に通水する、請求項2に記載のバルブシステムであって、
電磁バルブを閉鎖すると、前記ピストン弁が重力により下降すると共に該ピストン弁の下方の水が上昇して前記チーズ内の水と通水し、該ピストン弁が前記柱状容器の底面の位置に復帰するバルブシステム。 - 貯水容器の上底部に設けた集水口に集水弁ハウジング管を取り付けた請求項2に記載のバルブシステムであって、
前記集水弁ハウジング管は、
上端と下端とがともに開口され、上端の開口直径が下端の開口直径より小さい集水弁収容容器を本体とし、
該集水弁収容容器の下端近傍から外延され、前記集水口に固定可能なフランジと、
該集水弁収容容器の内壁に突出して設けられた複数のガイドと、
該ガイドに案内されて該集水弁収容容器の内部を昇降し、その断面直径が該上端の開口直径より大きいフロート集水弁と、を含み、
前記フランジが貯水容器の集水口の外周縁部に固定されて、
前記集水弁収容容器の上端の開口から侵入した水を、該集水弁収容容器の内壁と前記フロート集水弁との間隙に沿って、前記複数のガイド間を介して該集水口へ案内し、貯水容器に貯水すると共に、
該集水口から該集水弁収容容器の内部に上昇した貯水容器の貯水により、前記フロート集水弁が浮揚されて、該集水弁収容容器の上端の開口を塞ぎ得るバルブシステム。 - 前記通水管に装着した電磁バルブと送受信可能なコンピュータを備え、
該コンピュータから送信された開口信号又は閉口信号を受信した該電磁バルブが、該通水管を開放又は閉鎖する、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のバルブシステム。 - 貯水容器の上底部に設けた集水口に集水弁ハウジング管を取り付けた請求項8に記載のバルブシステムにおいて、
前記集水弁ハウジング管は、
上端と下端とがともに開口され、上端の開口直径が下端の開口直径より小さい集水弁収容容器を本体とし、
該集水弁収容容器の下端近傍から外延され、前記集水口に固定可能なフランジと、
該集水弁収容容器の内壁に突出して設けられた複数のガイドと、
該ガイドに案内されて該集水弁収容容器の内部を昇降し、その断面直径が該上端の開口直径より大きいフロート集水弁と、を含み、
前記フランジが貯水容器の集水口の外周縁部に固定されて、
前記集水弁収容容器の上端の開口から侵入した水を、該集水弁収容容器の内壁と前記フロート集水弁との間隙に沿って、前記複数のガイド間を介して該集水口へ案内し、貯水容器に貯水すると共に、
該集水口から該集水弁収容容器の内部に上昇した貯水容器の貯水により、前記フロート集水弁が浮揚されて、該集水弁収容容器の上端の開口を塞ぎ得るバルブシステムであって、
前記フロート集水弁の下端部に磁石が埋め込まれ、
前記集水弁収容容器の下端には、その内部にリードスイッチ及びこれに接続した2本の導線を内蔵した棒状の開閉センサが、該集水弁収容容器の下端の開口を横切って設置され、
該開閉センサの2本の導線が前記コンピュータに接続されて、
該フロート集水弁の下端部の磁石が該開閉センサに接触すると、そのリードスイッチが閉じることにより該2本の導線が通電し、該コンピュータに電気信号を送る、請求項8に記載のバルブシステム。 - 建造物の屋根と雨水タンクとの間に挿入され、
建造物の屋根から集めた雨水を雨水タンクへ送る分岐管から集水管を分岐させ、この集水管に接続された貯水容器に集水した初期雨水を取り除き、該分岐管の先端に接続した注水管を介して雨水タンクに清浄な雨水を貯水する初期雨水除去装置において、
前記初期雨水除去装置は、
その底部に底部開口部及び底部通水孔を設け、その上底部に集水口を設けた貯水容器、
貯水容器の上底部に設けた集水口の上方に取り付けられ、磁石を埋め込んだフロート集水弁がその内部を昇降し、該集水口を横切るように開閉センサをその下端に設置した集水弁ハウジング管、
貯水容器の底部開口部に取り付けられ、主管と枝管とからなるチーズ、
該チーズの主管の上端接続部に収容され、その内部を昇降する排水弁が、その底面に開口した排水口を閉鎖し得る排水弁ハウジング管、
該チーズの主管の下端接続部に収容され、電磁バルブを備える通水管により貯水容器と通水し得るピストン弁ハウジング管、
該電磁バルブ及び該開閉センサと通信可能なコンピュータ、
を含み、
該電磁バルブを開放すると、該通水管に貯水容器の貯水が通水して該ピストン弁ハウジング管のピストン弁を押し上げ、このピストン弁が、該排水弁ハウジング管の排水弁を上方に押圧することにより、該排水弁ハウジング管の排水口及び該チーズの枝管を介して、貯水容器の貯水を排水し得るバルブシステムを装備した初期雨水除去装置であって、
貯水容器の集水口の外周縁部に固定された集水弁ハウジング管は、
貯水容器の貯水が集水口に達しないと、フロート集水弁は集水口を横切って設置した開閉センサの位置まで下降しており、その下端部に埋め込んだ磁石が開閉センサに作用し、オンとなった開閉センサが前記コンピュータと通電し、
貯水容器の貯水が、集水口から集水弁収容容器の内部に上昇すると、フロート集水弁が浮揚され、該磁石と離間した開閉センサがオフとなり、フロート集水弁が集水弁収容容器の上端の開口を閉鎖し、前記分岐管を流れる雨水は前記集水管を通過して、前記注水管を介して雨水タンクへ貯水され、
前記コンピュータは、
該開閉センサのオン・オフにより、貯水容器の貯水が集水口の位置まで達したか否かを検知すると共に、前記電磁バルブに開口信号又は閉口信号を送信して該電磁バルブを開閉し、
該電磁バルブの開閉に応じて、ピストン弁が昇降し、貯水容器の貯水と排水を行うことができる、初期雨水除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022199854A JP7541685B2 (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022199854A JP7541685B2 (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024085432A JP2024085432A (ja) | 2024-06-27 |
| JP7541685B2 true JP7541685B2 (ja) | 2024-08-29 |
Family
ID=91617759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022199854A Active JP7541685B2 (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7541685B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001115501A (ja) | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | 雨水貯水装置および雨水貯水方法 |
| JP2001519710A (ja) | 1996-04-30 | 2001-10-23 | ストームウォーター トリートメント エルエルシー | 暴風雨水流の処理装置並びに方法 |
| KR200329869Y1 (ko) | 2003-07-25 | 2003-10-10 | (주식회사)문창 | 빗물저장탱크의 초기빗물분리장치 |
| CN103572799A (zh) | 2012-07-25 | 2014-02-12 | 彭辰祺 | 城市雨水大规模采集和利用系统 |
| JP2018119375A (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 雨水分離装置 |
| JP6860898B2 (ja) | 2016-02-12 | 2021-04-21 | 学校法人金井学園 | 初期雨水除去装置とこれを備えた雨水タンク装置、雨水タンク装置の通信ネットワーク、初期雨水除去方法 |
-
2022
- 2022-12-15 JP JP2022199854A patent/JP7541685B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001519710A (ja) | 1996-04-30 | 2001-10-23 | ストームウォーター トリートメント エルエルシー | 暴風雨水流の処理装置並びに方法 |
| JP2001115501A (ja) | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | 雨水貯水装置および雨水貯水方法 |
| KR200329869Y1 (ko) | 2003-07-25 | 2003-10-10 | (주식회사)문창 | 빗물저장탱크의 초기빗물분리장치 |
| CN103572799A (zh) | 2012-07-25 | 2014-02-12 | 彭辰祺 | 城市雨水大规模采集和利用系统 |
| JP6860898B2 (ja) | 2016-02-12 | 2021-04-21 | 学校法人金井学園 | 初期雨水除去装置とこれを備えた雨水タンク装置、雨水タンク装置の通信ネットワーク、初期雨水除去方法 |
| JP2018119375A (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 雨水分離装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2024085432A (ja) | 2024-06-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US12252416B2 (en) | Control of grease removal equipment via cell phone app | |
| US6832635B2 (en) | Rainwater collection and bottling system | |
| KR101379204B1 (ko) | 홈통용 배수트랩 | |
| JP4132488B2 (ja) | 雨水貯水装置 | |
| JP7541685B2 (ja) | バルブシステム及びこれを取り付けた初期雨水除去装置 | |
| US11905941B2 (en) | Sewage basin pump control support | |
| JPH10168952A (ja) | 雨水の貯水システム | |
| JP3749200B2 (ja) | 雨量計 | |
| KR102635755B1 (ko) | 오염방지 기능을 가지는 강우량계 | |
| CN109116449A (zh) | 雨量监测装置 | |
| JPH0432589Y2 (ja) | ||
| KR20050073148A (ko) | 고 신뢰 무접점 우량측정장치 | |
| CN114839701B (zh) | 一种防堵式翻斗式雨量传感器 | |
| KR200351474Y1 (ko) | 무접점 우량측정장치 | |
| KR20230009070A (ko) | 하수도 빗물받이의 악취 차단 장치 | |
| JPH0667588U (ja) | 排水逆流防止装置 | |
| JP4143095B2 (ja) | 油分流出防止装置 | |
| CN223410256U (zh) | 线性地漏、阳台排水系统及沐浴间排水系统 | |
| CN220399037U (zh) | 一种样本采集装置 | |
| JP2003082752A (ja) | 異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法 | |
| CN213725158U (zh) | 一种用于藏族赛马比赛场地的雨水过滤装置 | |
| CN211786788U (zh) | 水位控制器 | |
| JPH0650931Y2 (ja) | 液量検知用のフロートスイッチ | |
| JPH1078345A (ja) | 水位検知器 | |
| JPS6043536A (ja) | 雨水の自動集水切換装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240131 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240606 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240715 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240731 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240807 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7541685 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |