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JP7436455B2 - 測定デバイス、測定システム及び決定方法 - Google Patents

測定デバイス、測定システム及び決定方法 Download PDF

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JP7436455B2 JP2021509466A JP2021509466A JP7436455B2 JP 7436455 B2 JP7436455 B2 JP 7436455B2 JP 2021509466 A JP2021509466 A JP 2021509466A JP 2021509466 A JP2021509466 A JP 2021509466A JP 7436455 B2 JP7436455 B2 JP 7436455B2
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Description

本開示は、測定デバイス、測定システム及び決定方法に関する。
従来、生体に含まれる水分を測定する装置が知られている。例えば、特許文献1には、生体電気インピーダンス法に基づいて、肺の水分量を測定して表示する、肺水量表示装置が開示されている。
特開2001-218748号公報
特許文献1に開示された装置のように、生体に電流を流して生体のインピーダンスを測定する生体電気インピーダンス法を用いる場合、生体に電流を流すための電極を生体に接続(接触)させる。しかしながら、電極の生体への接続位置により、生体に印加される電流の到達深度が異なる。そのため、電極の生体への接続位置によっては、生体において水分が含まれる位置まで電流が到達せず、生体に含まれる水分を正確に測定することができない場合がある。例えば、生体に印加される電流の到達深度が浅いと、仮に肺水腫等により肺に水分が貯留していたとしても、水分の貯留箇所のインピーダンスを測定することができない場合がある。このような場合、生体の状態を正確に診断することができない。また、到達深度が深まる電極の接続位置は、生体(個体)ごとに異なる。
本開示の目的は、生体に含まれる水分をより高い精度で測定可能な、測定デバイス、測定システム及び決定方法を提供することである。
本開示の第1の態様としての測定デバイスは、生体に電流を印加することにより前記生体のインピーダンスの測定処理を実行可能な測定デバイスであって、3つ以上の電極と、電流の印加を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、前記生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスを測定し、前記測定したインピーダンスに基づき、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記制御部は、周波数が異なる複数の交流電流を前記生体に印加し、前記生体のインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定して、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットし、所定の抵抗的成分における容量的成分の値を指標として、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記電極は、前記測定デバイスのユーザが装着する装着具に配置される。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記電極の組合せは、前記3つ以上の電極から選択された2つの電極により構成される。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスは、前記電極を5つ以上備え、前記電極の組合せは、前記5つ以上の電極から選択された4つの電極により構成される。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記所定の複数個の組合せは、前記5つ以上の電極のうち、直線上に配置された電極の組合せの全部である。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記所定の複数個の組合せは、前記5つ以上の電極のうち、前記4つの電極の配置が長方形状となる電極の組合せの全部である。
本開示の1つの実施形態としての測定デバイスにおいて、前記所定の複数個の組合せは、前記3つ以上の電極が取り得る組合せの全部である。
本開示の第2の態様としての測定システムは、測定デバイスと情報処理装置とを含む測定システムであって、前記測定デバイスは、3つ以上の電極と、前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスの測定結果を、前記情報処理装置に送信する通信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記生体のインピーダンスの測定結果に基づき、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する制御部を備える。
本開示の第3の態様としての決定方法は、3つ以上の電極を備え、生体に電流を印加することにより前記生体のインピーダンスの測定処理を実行可能な測定デバイスによる決定方法であって、前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、前記生体に電流を印加することと、前記生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスを測定することと、前記測定したインピーダンスに基づき、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定することと、を含む。
本開示によれば、生体に含まれる水分をより高い精度で測定可能な、測定デバイス、測定システム及び決定方法を提供できる。
第1実施形態に係る測定デバイスの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の電極部を構成する電極が配置された装着具の一例を示す概略図である。 図1の測定デバイスが実行する4端子法について説明するための概略図である。 図1の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図2の電極の配置において、直線上に配置された電極の組合せを示す図である。 図2の電極の配置において、長方形状に配置された電極の組合せを示す図である。 電流が生体を流れる様子を示した模式的な図である。 生体の等価回路における電流の流れを模式的に示した図である。 生体の等価回路における電流の流れを模式的に示した図である。 生体の等価回路における電流の流れを模式的に示した図である。 コールコールプロットの一例を示す図である。 第2実施形態に係る測定システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図12の測定システムによる処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本開示に係る測定デバイス、測定システム及び決定方法の実施形態について図面を参照しながら説明する。各図において共通する部材には同一の符号を付している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る測定デバイス10の概略構成を示す機能ブロック図である。測定デバイス10は、生体電気インピーダンス法に基づいて、生体のインピーダンスを測定可能なデバイスである。すなわち、測定デバイス10は、生体に電流を印加することにより、生体の特定の箇所について、インピーダンスを測定可能である。測定デバイス10は、インピーダンスを測定することにより、当該特定の箇所における、水分の量を推定したり、水分の量の変化を記録したりすることができる。例えば、当該特定の箇所に水分が多い場合には、水分が少ない場合と比較して、水分の影響により電気が流れやすくなる。すなわち、当該特定の箇所における抵抗が小さくなる。この原理を利用して、測定デバイス10は、当該特定の箇所における、水分の量を推定したり、水分の量の変化を記録したりすることができる。
本実施形態では、測定デバイス10は、特定の箇所として、生体の右側の肺のインピーダンスを測定するとして、以下説明する。右側の肺のインピーダンスを測定することにより、右側の肺に水分が貯留しているか否かを推定することができる。なお、特定の箇所は、右側の肺に限られない。特定の箇所は、左側の肺でもよい。また、特定の箇所は、例えばふくらはぎ等の、肺以外の部位であってもよい。特定の箇所は、水分の貯留状態の検査対象となる任意の部位であってよい。
図1に示すように、測定デバイス10は、制御部11と、電極部12と、電源部13と、記憶部14と、入力部15とを備える。
制御部11は、測定デバイス10の各機能部をはじめとして、測定デバイス10の全体を制御及び管理する。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成される。制御部11は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成される。
制御部11は、電極部12からの生体への電流の印加を制御する。制御部11は、生体電気インピーダンス法に基づく生体のインピーダンスの測定処理を制御する。また、制御部11は、生体のインピーダンスの測定処理を実行する前に、電極部12を構成する複数の電極のうち、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せを決定する。制御部11が実行する組合せの決定処理の詳細については、後述する。
電極部12は、複数の電極により構成される。電極部12が備える電極の数は、測定デバイス10により実行されるインピーダンスの測定の方法等に応じて、適宜定められていてよい。本実施形態では、制御部11が、電極部12を構成する電極のうち一部の電極により構成される電極の組合せを用いて、インピーダンスの測定を行う。そのため、電極部12は、インピーダンスの測定処理に用いられる電極の数よりも多い数の電極により構成されている。本実施形態では、後述するように、4端子法によりインピーダンスの測定を行う。そのため、インピーダンスの測定には、4つの端子が用いられる。従って、本実施形態において、電極部12は、5つ以上の電極により構成されている。
電極部12を構成する電極は、測定デバイス10のユーザが装着する装着具に配置されている。図2は、電極部12を構成する電極が配置された、装着具の一例を示す概略図である。図2は、装着具がTシャツ100により構成されている場合の例を示している。図2に示す例では、Tシャツ100に16個の電極120が配置されている。16個の電極120は、ユーザがTシャツ100を着たときに、ユーザの右胸に接触する位置に、縦4列、横4行で等間隔に配置されている。本実施形態では、電極部12が16個の電極120により構成され、電極120が図2に示すように配置されているとして、以下説明する。このような電極120の配置により、ユーザがTシャツ100を着たとき、電極120は、ユーザの右側の肺の近傍である、ユーザの右胸に接触する。なお、測定デバイス10が備える他の機能部も、装着具であるTシャツ100に取り付けられている。
電源部13は、測定デバイス10の各機能部に電力を供給するバッテリである。電源部13は、例えば電極部12から生体に電流を印加するときに、電力を供給する。
記憶部14は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されることができる。記憶部14は、例えば、各種情報及び測定デバイス10を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部14は、ワークメモリとしても機能してもよい。記憶部14は、例えば、制御部11が電極の組合せの決定処理により決定したとき、当該決定された電極の組合せを記憶する。当該決定された電極の組合せは、すなわち、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せである。
入力部15は、ユーザからの操作入力を受け付けるものであり、例えば、操作ボタンにより構成される。入力部15は、例えばタッチスクリーンにより構成され、表示デバイスの一部にユーザからの操作入力を受け付ける入力領域を表示して、ユーザによるタッチ操作入力を受け付けてもよい。ユーザは、例えば入力部15に対して所定の操作入力を行うことにより、測定デバイス10によるインピーダンスの測定を開始させることができる。
本実施形態に係る測定デバイス10が実行する処理について、さらに説明する。本実施形態では、測定デバイス10は、いわゆる4端子法という方法により、インピーダンスを測定する。
図3は、4端子法について説明するための概略図である。4端子法では、インピーダンスの測定対象130に対して、4つの端子(電極)が接続される。具体的には、測定対象130の両端に、第1端子131と第2端子132とからなる第1組の端子が接続され、当該第1組の端子により、測定対象130に電流が印加される。また、第1組の端子の間において、第3端子133と第4端子134とからなる第2組の端子が、測定対象130に接続され、第2組の端子により、第2組の端子間の電圧が測定される。第1組の端子により測定対象130に印加される電流と、第2組の端子により測定された電圧とから、第2組の端子間のインピーダンスを算出することができる。ここで、4端子法では、第3端子133及び第4端子134の測定対象130との接続箇所において、電流が無視できるほど小さくなるため、第3端子133及び第4端子134の電極抵抗が無視できる。そのため、4端子法によれば、高い精度でインピーダンスを測定することができる。
測定デバイス10は、4端子法を用いて右側の肺のインピーダンスを測定する。ここで、生体のインピーダンスを測定する場合、4つの電極の生体への接続位置により、生体に印加される電流の到達深度が異なる。また、到達深度が深まる電極の接続位置は、生体(個体)ごとに異なる。
このことに鑑み、本実施形態に係る測定デバイス10は、生体のインピーダンスの測定処理を実行する前に、生体のインピーダンスの測定処理で用いる電極120の組合せを決定する処理を実行する。具体的には、測定デバイス10は、電極120のうち一部の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定し、測定したインピーダンスに基づいて、生体のインピーダンスの測定に用いる1つの組合せを決定する。
ここで、測定デバイス10が実行する処理の詳細について、図4を参照しながら説明する。図4は、測定デバイス10の制御部11が実行する処理の一例を示すフローチャートであり、生体のインピーダンスの測定に用いる電極の組合せを決定する処理に関するフローチャートである。
制御部11は、電極部12が備える電極120のうち一部の電極120により構成される電極120の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定する(ステップS11)。本実施形態では、制御部11は、16個の電極120のうち、4個の電極120により構成される電極120の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定する。
このとき、制御部11は、所定の複数の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定する。所定の複数の組合せは、例えば予め定められて、記憶部14に記憶されていてよい。
例えば、所定の複数の組合せは、16個の電極120から4個の電極120を選択する場合に取り得る全ての組合せであってよい。この場合、所定の複数の組合せは、1820通りとなる。
また、例えば、所定の複数の組合せは、予め定められた特定の組合せであってもよい。つまり、所定の複数の組合せは、取り得る全ての組合せの一部の組合せであってよい。予め定められた特定の組合せは、例えば記憶部14に記憶されている。
特定の組合せは、例えば、電極部12が備える電極120のうち、直線上に配置された電極120の組合せの全部であってよい。例えば、本実施形態では、図2に示すように、16個の電極120が縦4列、横4行で等間隔に配置されている。そのため、4つの電極120が直線上に配置される電極の組合せは、縦に並んだ電極120の組合せ(4パターン)と、横に並んだ電極120の組合せ(4パターン)と、斜めに並んだ電極の組合せ(2パターン)との、合計10通りとなる。図5は、直線上に配置された電極120の組合せの10通りを示すものである。図5において、塗りつぶされている点が、選択された電極120を示す。
特定の組合せは、例えば、電極部12が備える電極120のうち、4つの電極120の配置が長方形状となる組合せの全部であってよい。ここで言う長方形状は、正方形状を含まないものとする。図6は、長方形状に配置された電極120の組合せを示すものである。図6において、塗りつぶされている点が、選択された電極120を示す。4つの電極120の配置が長方形状となる組合せは、図6に示すように、18通りとなる。
所定の複数の組合せは、ここで示した例に限られず、4個の電極により構成される、他の任意の複数の組合せであってよい。制御部11は、定められた所定の複数の組合せの全部について、インピーダンスを測定する。
本実施形態において、制御部11は、図4のステップS11でインピーダンスを測定する際に、周波数が異なる複数の交流電流を生体に印加する。制御部11は、異なる周波数の交流信号が印加されるごとに、生体のインピーダンスを測定する。また、本実施形態にでは、制御部11は、ステップS11において、インピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定する。
次に、制御部11は、ステップS11で測定したインピーダンスに基づいて、コールコールプロット(Cole-Cole plot)を作成する(ステップS12)。具体的には、制御部11は、ステップS11で測定したインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットする。制御部11は、これらのプロットを滑らかな線でつなぐことにより、コールコールプロットを作成する。
ここで、コールコールプロットについて、図7から図11を参照して説明する。図7は、電流が生体を流れる様子を示した模式的な図である。図8から図10は、生体の等価回路における電流の流れを模式的に示した図である。具体的には、図8は高周波電流を印加した場合の電流の流れを示した図であり、図9は低周波電流を印加した場合の電流の流れを示した図であり、図10は高周波と低周波との中間の周波数の電流を印加した場合の電流の流れを示した図である。図11は、コールコールプロットの一例を示す図である。
生体において、細胞は、電気絶縁性の高い細胞膜により細胞内外の電解質が絶縁された系と考えることができる。この性質から、生体は、固有の抵抗を省略すると、レジスタンスとキャパシタンスとが並列に接続された等価回路として表現できる。この等価回路において、図8から図10に示すように、レジスタンスは細胞外液の性質を示すものであり、キャパシタンスは細胞膜の性質を示すものであると言うことができる。
生体において、細胞膜は、細胞外液と比較して静電容量が大きいという性質を有する。また、キャパシタンスは、高周波を通しやすいという性質を有する。そのため、生体に高周波電流を印加した場合、高周波電流は、図7に実線により模式的に示すように、細胞膜を通りぬけるようにして流れる。この場合、レジスタンスの方が、キャパシタンスよりも電流が流れにくくなる。そのため、図8に矢印で模式的に示すように、電流は、キャパシタンス側に流れる。この場合、レジスタンス及びキャパシタンスは、電流の流れを妨げない。そのため、電流の周波数が高いほど、生体のインピーダンスの容量的成分は0に近づき、抵抗的成分も、記載を省略している固有の抵抗を除けば、0に近づく。
一方、細胞膜は、細胞外液と比較して抵抗値が大きいという性質を有する。また、キャパシタンスは、低周波を通しにくいという性質を有する。そのため、生体に低周波電流を印加した場合、低周波電流は、細胞膜の絶縁性により、図7に破線により模式的に示すように、細胞同士の間の細胞外液を流れる。この場合、電流の変化が小さく、キャパシタンスの静電容量が満たされると、キャパシタンスに電流が流れなくなり、全電流がレジスタンス側に流れる。これにより、キャパシタンスの方が、レジスタンスよりも電流が流れにくくなる。そのため、図9に矢印で模式的に示すように、電流は、レジスタンス側に流れる。この場合、電流の流れは、レジスタンスにより妨げられる。そのため、電流の周波数が低いほど、生体のインピーダンスの容量的成分は0に近づき、抵抗的成分は、増加する。
生体に、高周波電流と低周波電流との中間の周波数の電流を印加した場合、電流の流れにくさは、レジスタンスとキャパシタンスとでほぼ同程度となる。そのため、図10に矢印で模式的に示すように、レジスタンス及びキャパシタンスともに、電流が流れる。具体的には、電流の変化が小さい場合、キャパシタンスの静電容量が満たされている時間が長くなる。キャパシタンスの静電容量が満たされている間は、キャパシタンスに電流が流れず、レジスタンスに電流が流れる。これにより、電流の流れは、レジスタンス及びキャパシタンス双方により妨げられる。従って、この場合には、生体のインピーダンスは、容量的成分及び抵抗的成分が、所定の値を有する。
制御部11は、周波数が異なる複数の交流電流を生体に印加し、生体のインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定して、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットする。制御部11は、複数の異なる周波数に対応する、複数のプロットを滑らかに線でつなぐことにより、図11に一例として示すようなコールコールプロットを作成する。図11に図示されているように、印加される電流の周波数が高いほど、生体のインピーダンスの容量的成分は0に近づき、抵抗的成分も、0に近づく。また、印加される電流の周波数が低いほど、生体のインピーダンスの容量的成分は0に近づき、抵抗的成分は、増加する。そして、高周波電流と低周波電流との中間の周波数の電流を印加した場合、容量的成分及び抵抗的成分が、それぞれ所定の値を有する。そのため、図11に示すように、コールコールプロットは、中央が盛り上がった半円形状となる。
制御部11は、図4のステップS12において、所定の複数の組合せの全部について、図11に示すようなコールコールプロットを作成する。なお、制御部11は、ステップS11で所定の複数の組合せの全部についてインピーダンスを測定した後、ステップS12で所定の複数の組合せの全部についてコールコールプロットを作成してもよいし、1つの組合せについてインピーダンスを測定し、当該1つの組合せについてコールコールプロットを作成する、という処理を、所定の複数の組合せの全部について順次実行してもよい。
制御部11は、ステップS12において、定められた所定の複数の組合せの全部についてコールコールプロットの作成が終了すると、コールコールプロットを作成した電極の組合せのうち、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する(ステップS13)。このとき、制御部11は、コールコールプロットを作成した電極の複数の組合せのうち、生体のインピーダンスの測定処理に最も適した1つの組合せを、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せとして決定してよい。制御部11は、例えば記憶部14に記憶された所定のアルゴリズムを用いて、生体のインピーダンスの測定処理に最も適した1つの組合せを、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せとして決定する。
例えば、制御部11は、コールコールプロットに関する特定の指標を参照して、1つの組合せを決定してよい。具体的には、制御部11は、所定の抵抗値成分における容量的成分の値を指標として、1つの組合せを決定してよい。例えば、制御部11は、コールコールプロットの中央の容量的成分の値を指標として、1つの組合せを決定してよい。例えば、生体に印加された電流の到達深度が深いほど、細胞膜によるキャパシタンスの影響が大きくなる。すなわち、インピーダンスの容量的成分が大きくなる。そのため、制御部11は、例えば、複数の組合せのうち、コールコールプロットの中央の容量的成分の値が最も高い組合せを、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せとして決定してよい。制御部11は、これに限られず、生体に印加される電流の到達深度が深いと判定可能な、任意の指標を用いて、生体のインピーダンスの測定処理に最も適した1つの組合せを、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せとして決定してよい。
制御部11は、このようにして、図4のフローにより、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せを決定した後、決定した組合せの電極120を用いて、生体のインピーダンスの測定処理を実行する。
このように、本実施形態に係る測定デバイス10によれば、制御部11は、5つ以上の電極120から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定し、測定したインピーダンスに基づき、所定の複数個の組合せのうち生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する。これにより、制御部11は、生体に印加される電流の到達深度がより深くなる電極120の組合せを用いて、生体のインピーダンスの測定処理を実行できる。そのため、測定デバイス10によれば、生体に含まれる水分をより高い精度で測定可能となる。
また、本実施形態に係る測定デバイス10によれば、電極120は、測定デバイス10のユーザが装着する装着具に配置される。そのため、ユーザが装着した状態において、電極120と生体との位置関係が変化しにくい。
また、本実施形態に係る測定デバイス10は、電極120を5つ以上備え、電極120の組合せは、5つ以上の電極120から選択された4つの電極により構成される。これにより、本実施形態に係る測定デバイス10を、4端子法によりインピーダンスを測定する装置として構成することができる。
また、本実施形態に係る測定デバイス10において、制御部11は、所定の複数の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定する。所定の複数の組合せが、電極120が取り得る組合せの全部である場合、制御部11は、全ての組合せについて検証した上で、生体のインピーダンスの測定に用いる1つの組合せを決定することができる。
また、4端子法では、4個の電極120が直線上に並んでいる場合又は長方形状に配置されている場合に、インピーダンスの測定精度が向上しやすいことが知られている。そのため、所定の複数の組合せが、複数の電極120のうち、直線上に配置された電極120の組合せの全部である場合、及び、4つの電極120の配置が長方形状となる組合せの全部である場合、コールコールプロットの作成対象とする電極120の配置を、特定の配置に絞りつつ、生体のインピーダンスの測定に適した1つの組合せを選択しやすくなる。
上記実施形態において、制御部11は、さらなる処理を実行してもよい。例えば、制御部11は、図4のステップS11及びステップS12において、所定の複数の組合せについて、インピーダンスを測定し、コールコールプロットを作成した後、作成したコールコールプロットの少なくともいずれかが、所定の閾値の範囲に含まれているか否かを判定してよい。所定の閾値は、生体のインピーダンスを測定するために許容される範囲を示す閾値であり、例えば予め記憶部14に記憶されている。制御部11は、作成したコールコールプロットの少なくともいずれかが、所定の閾値の範囲に含まれていると判定した場合、コールコールプロットを作成した電極の組合せから、生体のインピーダンスの測定に用いる1つの組合せを決定する。制御部11は、作成したコールコールプロットが、いずれも所定の閾値の範囲に含まれていないと判定した場合、コールコールプロットを作成した電極の組合せに、生体のインピーダンスの測定に適した組合せがないと判定できる。この場合、コールコールプロットを作成した電極の所定の複数の組合せとは異なる、他の所定の複数の組合せについて、インピーダンスを測定し、コールコールプロットを作成してよい。制御部11は、他の所定の複数の組合せについても、同様に、作成したコールコールプロットの少なくともいずれかが、所定の閾値の範囲に含まれているか否かを判定する。これにより、制御部11は、生体のインピーダンスの測定に適した組合せから、生体のインピーダンスの測定に適した1つの組合せを選択できるようになる。
なお、制御部11は、上述した他の所定の複数の組合せについても、生体のインピーダンスの測定に適した組合せがないと判定した場合、さらに他の所定の複数の組合せについて、同様の処理を実行する。制御部11は、生体のインピーダンスの測定に適した組合せがあると判定するまで、これを繰り返すことができる。制御部11は、これを繰り返した結果、電極部12が備える電極120が取り得る全ての組合せについて、生体のインピーダンスの測定に適した組合せがないと判定した場合、当該取り得る全ての組合せから、生体のインピーダンスの測定に最も適した1つの組合せを、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せとして決定する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、本開示が測定デバイス10として構成される場合の例について説明した。しかしながら、本開示は、必ずしも測定デバイス10として構成されなくてもよい。例えば、本開示は、複数の装置を含む測定システムとして構成されていてもよい。本開示が測定システムとして構成される場合の例について、第2実施形態として説明する。
図12は、第2実施形態に係る測定システム20の概略構成を示す機能ブロック図である。測定システム20は、測定デバイス30と、情報処理装置40とを備える。測定デバイス30と情報処理装置40とは、有線通信又は無線通信により、互いに情報通信可能に接続されている。測定システム20は、測定デバイス30と情報処理装置40とにより、第1実施形態に係る測定デバイス10の機能を実現する。以下、第1実施形態と同様の点については、適宜説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
測定デバイス30は、生体電気インピーダンス法に基づいて、生体のインピーダンスを測定可能なデバイスである。図12に示すように、測定デバイス30は、制御部31と、電極部32と、電源部33と、記憶部34と、入力部35と、通信部36とを備える。
本実施形態に係る測定デバイス30において、電極部32、電源部33、記憶部34、及び入力部35の構成及び機能は、それぞれ第1実施形態に係る測定デバイス10の電極部12、電源部13、記憶部14、及び入力部15の構成及び機能と同様であってよいため、ここでは説明を省略する。
測定デバイス30において、制御部31は、測定デバイス30の各機能部をはじめとして、測定デバイス30の全体を制御及び管理する。本実施形態では、制御部31は、情報処理装置40から受信した制御信号に基づき、電極部32からの生体への電流の印加を制御する。また、制御部31は、電極部32を用いて測定した生体のインピーダンスに関する情報を、通信部36を介して情報処理装置40に送信する。
通信部36は、情報処理装置40と有線通信又は無線通信を行うことにより、各種情報の送受信を行う。例えば、通信部36は、情報処理装置40から、生体への電流の印加を実行させる制御信号を受信する。また、例えば、通信部36は、測定デバイス30が電極部32を用いて測定した生体のインピーダンスに関する情報を、情報処理装置40に送信する。
情報処理装置40は、例えば、コンピュータ装置又は端末装置等の電子機器により構成されている。情報処理装置40は、測定デバイス30における生体への電流の印加を制御するとともに、測定デバイス30から受信した情報に基づき、各種情報処理を実行する。情報処理装置40は、例えば、測定デバイス30の電極部32を構成する複数の電極のうち、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せを決定する。情報処理装置40には、例えば、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せを決定する処理を実行するためのアプリケーションが、予めインストールされていてよい。
情報処理装置40は、例えば図12に示すように、制御部41と、記憶部44と、入力部45と、通信部46と、表示部47とを備える。
制御部41は、情報処理装置40の各機能部をはじめとして、情報処理装置40の全体を制御及び管理する。制御部41は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成される。制御部41は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成される。
制御部41は、測定デバイス30による生体への電流の印加を実行させるための制御信号を生成し、通信部46を介して測定デバイス30に送信する。また、制御部41は、測定デバイス30による生体のインピーダンスの測定処理を実行させる前に、測定デバイス30から受信した情報に基づき、電極部32を構成する複数の電極のうち、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せを決定する。決定の方法は、第1実施形態に係る測定デバイス10により実行される方法と同様であってよい。
記憶部44は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されることができる。記憶部44は、例えば、各種情報及び情報処理装置40を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部44は、ワークメモリとしても機能してもよい。記憶部44は、例えば、制御部41が電極の組合せの決定処理により決定したとき、当該決定された電極の組合せを記憶する。
入力部45は、ユーザからの操作入力を受け付けるものであり、例えば、操作ボタンにより構成される。入力部45は、例えばタッチスクリーンにより構成され、表示デバイスの一部にユーザからの操作入力を受け付ける入力領域を表示して、ユーザによるタッチ操作入力を受け付けてもよい。ユーザは、例えば入力部45に対して所定の操作入力を行うことにより、情報処理装置40による制御を開始させ、これによって測定デバイス30によるインピーダンスの測定を開始させることができる。
通信部46は、測定デバイス30と有線通信又は無線通信を行うことにより、各種情報の送受信を行う。例えば、通信部46は、測定デバイス30に、生体への電流の印加を実行させる制御信号を送信する。また、例えば、通信部46は、測定デバイス30から、測定デバイス30が電極部32を用いて測定した生体のインピーダンスに関する情報を受信する。
表示部47は、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electroluminescence Display)等の周知のディスプレイにより構成される表示デバイスである。表示部47は、各種情報を表示する。例えば、表示部47は、生体のインピーダンスの測定処理を実行中であることを表示する。これにより、表示を見たユーザは、生体のインピーダンスの測定処理を実行中であることを知ることができる。
ここで、測定システム20が実行する処理の詳細について、図13を参照しながら説明する。図13は、図12の測定システム20による処理の一例を示すシーケンス図であり、生体のインピーダンスの測定に用いる電極の組合せを決定する処理に関するシーケンス図である。
生体のインピーダンスの測定に用いる電極の組合せを決定する処理において、まず、情報処理装置40は、電極120の所定の複数の組合せについてインピーダンスの測定を実行させる制御信号を、測定デバイス30に送信する(ステップS21)。
測定デバイス30は、情報処理装置40から制御信号を受信すると、電極部12が備える電極120のうち一部の電極120により構成される電極120の組合せについて、生体に電流を印加した場合における生体のインピーダンスを測定する(ステップS22)。ステップS22における具体的な処理は、図4のステップS11と同様であってよい。
次に、測定デバイス30は、ステップS22におけるインピーダンスの測定結果を、情報処理装置40に送信する(ステップS23)。
情報処理装置40は、測定デバイス30によるインピーダンスの測定結果を受信すると、測定結果としてのインピーダンスに基づいて、コールコールプロットを作成する(ステップS24)。ステップS24における具体的な処理は、図4のステップS12と同様であってよい。
情報処理装置40は、ステップS24において、定められた所定の複数の組合せの全部についてコールコールプロットの作成が終了すると、コールコールプロットを作成した電極の組合せのうち、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せを決定する(ステップS25)。ステップS25における具体的な処理は、図4のステップS25と同様であってよい。情報処理装置40は、このようにして、生体のインピーダンスの測定処理に用いる1つの組合せを決定した後、決定した組合せの電極120を用いて、生体のインピーダンスの測定処理を実行する。
このように、本実施形態に係る測定システム20によっても、生体に印加される電流の到達深度がより深くなる電極120の組合せを用いて、生体のインピーダンスの測定処理を実行できるようになる。そのため、測定システム20によっても、生体に含まれる水分をより高い精度で測定可能となる。
なお、上記実施形態では、4端子法によりインピーダンスの測定を行う場合について説明した。しかしながら、本開示は、4端子法以外の方法、例えば2端子法によりインピーダンスの測定を行う場合についても、適用可能である。
2端子法によりインピーダンスの測定を行う場合、インピーダンスの測定には、2つの端子が用いられる。従って、この場合、電極部12は、3つ以上の電極により構成されていればよい。この場合、生体のインピーダンスの測定処理に用いられる電極の組合せは、3つ以上の電極から選択された2つの電極により構成される。2端子法の場合、より少ない端子数で、インピーダンスの測定を行うことができる。
また、上記実施形態では、電極部12が、16個の電極120により構成されていると説明した。しかしながら、電極部12が備える電極120の数は、これに限られない。電極部12は、測定デバイス10の仕様等に応じて、適宜の数量の電極120を備えていてよい。なお、電極部12が備える電極120の数が多いほど、生体のインピーダンスの測定処理で用いられる端子の組合せの候補が多くなる。そのため、電極部12が備える電極120の数が多いほど、電流の到達深度がより深まる組合せが発生する可能性が高まる。
また、上記実施形態では、16個の電極120が、縦4列、横4行で等間隔に配置されていると説明した。しかしながら、電極120の配置は、これに限られない。電極120は、装着具において、適宜配置されていてよい。
また、上記実施形態では、装着具がTシャツ100であり、生体の右側の肺のインピーダンスを測定するとして説明した。しかしながら、本開示はこの態様に限られない。装着具は、生体においてインピーダンスを測定する箇所に応じて、適宜のものが使用されてよい。例えば、生体のふくらはぎのインピーダンスを測定する場合、装着具は、例えばズボンやタイツのような、下半身に装着される装着具として構成されていてよい。
なお、装着具は、生体に密着しやすい材質及び形態で構成されていることが好ましい。生体に密着しやすい材質及び形態で構成されていることにより、装着具に配置された電極120が、生体に接触しやすくなる。
本開示に係る測定デバイス、測定システム及び決定方法は、上述した実施形態で特定された構成に限定されず、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
本開示は、測定デバイス、測定システム及び決定方法に関する。本開示に係る測定デバイス、測定システム及び決定方法は、例えば肺水腫の患者に対して適用することができる。本開示に係る測定デバイス、測定システム及び決定方法によれば、肺水腫の患者における水分の貯留状態を、より高い精度で測定可能となる。
10、30:測定デバイス
11、31、41:制御部
12、32:電極部
13、33:電源部
14、34、44:記憶部
15、35、45:入力部
20:測定システム
36、46:通信部
40:情報処理装置
47:表示部
100:Tシャツ
120:電極
130:測定対象
131:第1端子
132:第2端子
133:第3端子
134:第4端子

Claims (9)

  1. 生体に電流を印加することにより前記生体のインピーダンスの測定処理を実行可能な測定デバイスであって、
    3つ以上の電極と、
    電流の印加を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、前記生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスを測定し、
    前記測定したインピーダンスに基づき、周波数が異なる複数の交流電流を前記生体に印加し、前記生体のインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定して、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットし、所定の抵抗的成分における容量的成分の値を指標として、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する、測定デバイス。
  2. 前記電極は、前記測定デバイスのユーザが装着する装着具に配置される、請求項1に記載の測定デバイス。
  3. 前記電極の組合せは、前記3つ以上の電極から選択された2つの電極により構成される、請求項1又は2に記載の測定デバイス。
  4. 前記電極を5つ以上備え、
    前記電極の組合せは、前記5つ以上の電極から選択された4つの電極により構成される、請求項1又は2記載の測定デバイス。
  5. 前記所定の複数個の組合せは、前記5つ以上の電極のうち、直線上に配置された電極の組合せの全部である、請求項に記載の測定デバイス。
  6. 前記所定の複数個の組合せは、前記5つ以上の電極のうち、前記4つの電極の配置が長方形状となる電極の組合せの全部である、請求項に記載の測定デバイス。
  7. 前記所定の複数個の組合せは、前記3つ以上の電極が取り得る組合せの全部である、請求項1からのいずれか一項に記載の測定デバイス。
  8. 測定デバイスと情報処理装置とを含む測定システムであって、
    前記測定デバイスは、
    3つ以上の電極と、
    前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスの測定結果を、前記情報処理装置に送信する通信部と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記生体のインピーダンスの測定結果に基づき、周波数が異なる複数の交流電流を前記生体に印加し、前記生体のインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定して、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットし、所定の抵抗的成分における容量的成分の値を指標として、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定する制御部を備える、
    測定システム。
  9. 3つ以上の電極を備え、生体に電流を印加することにより前記生体のインピーダンスの測定処理を実行可能な測定デバイスによる決定方法であって、
    前記3つ以上の電極から選択された複数の電極により構成される電極の組合せであって、所定の複数個の組合せについて、前記生体に電流を印加することと、
    前記生体に電流を印加した場合における前記生体のインピーダンスを測定することと、
    前記測定したインピーダンスに基づき、周波数が異なる複数の交流電流を前記生体に印加し、前記生体のインピーダンスの抵抗的成分及び容量的成分を測定して、それぞれ二次元座標の横軸及び縦軸にプロットし、所定の抵抗的成分における容量的成分の値を指標として、前記所定の複数個の組合せのうち前記生体のインピーダンスの測定処理に用いられる1つの組合せを決定することと、を含む、決定方法。

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