JP7473251B2 - ゲノム解析方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には「2つ以上の細胞または細胞様構造物を含む試料を用い、該細胞または細胞様構造物を1細胞または構造物単位ずつ液滴中に封入する工程と、該液滴をゲル化してゲルカプセルを生成する工程と、該ゲルカプセルを1種以上の溶解用試薬に浸漬して前記細胞または細胞様構造物を溶解する工程であって、該細胞中のポリヌクレオチドが該ゲルカプセル内に溶出し該ポリヌクレオチドに結合する物質が除去された状態で前記ゲルカプセル内に保持される、工程と、該ポリヌクレオチドを増幅用試薬に接触させて該ポリヌクレオチドをゲルカプセル内で増幅する工程とを含む、細胞または細胞様構造物中のポリヌクレオチドを増幅する方法。」が記載されている。
[2] 上記第1塩基配列の決定が、上記第1試料の単一細胞解析によって行われる、[1]に記載のゲノム解析方法。
[3] 上記第1塩基配列の決定が、上記第1試料のメタゲノム解析によって行われる、[1]に記載のゲノム解析方法。
[4] 上記第2塩基配列を決定することが、上記第2試料を用い、上記膜小胞の1個体ずつを液滴中に封入することと、上記液滴をゲル化してゲルカプセルを生成することと、上記ゲルカプセルを溶解試薬と接触させて、上記膜小胞を溶解させ、上記膜小胞中のポリヌクレオチドが上記ゲルカプセルに溶出し、上記ゲルカプセル内に保持させることと、上記ポリヌクレオチドを増幅試薬に接触させて、上記ポリヌクレオチドを上記ゲルカプセル内で増幅することと、上記増幅したポリヌクレオチドから、上記膜小胞に由来する上記ポリヌクレオチドの塩基配列である第2塩基配列を決定することと、を含む、[1]~[3]のいずれかに記載のゲノム解析方法。
[5] 上記第2塩基配列を決定することが、更に、上記第2試料を核酸分解酵素で処理することを含む、[4]に記載のゲノム解析方法。
[6] 上記第2塩基配列を決定することが、上記処理を経た上記第2試料と、上記処理を経ない上記第2試料のそれぞれを用いて行われる、[5]に記載のゲノム解析方法。
[7] 上記補完することが、上記第2塩基配列を上記第1塩基配列の断片として用いることである、[1]~[6]のいずれかに記載のゲノム解析方法。
[8] 上記補完することが、上記第1塩基配列のカバー率を向上させることである、[1]~[7]のいずれかに記載のゲノム解析方法。
[9] 上記懸濁液が、ヒト又は動物から採取した、糞便、唾液、喀痰、手術洗浄液、血液、並びに、皮膚又は身体粘膜の拭い液、及び、スワブからなる群より選択される少なくとも1種の採取試料である、[1]~[8]のいずれかに記載のゲノム解析方法。
[10] 上記細胞が、細菌である、[1]~[9]のいずれかに記載のゲノム解析方法。
[11] 上記細菌が、ポルフィロモナス属、プレボテラ属、ベイヨネラ属、フソバクテリウム属、パルビモナス属、アグリゲイティバクター属、アクチノマイセス属、アクチノバチルス属、バクテロイデス属、タンネレラ属、トレポネーマ属、カンピロバクター属、エイケネラ属、及び、カプノサイトファーガ属からなる群より選択される少なくとも1種の細菌である、[10]に記載のゲノム解析方法。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施形態に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に制限されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値、及び、上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、「ポリヌクレオチド」は、リボヌクレオチド、又は、デオキシリボヌクレオチドのいずれかの、任意の長さのヌクレオチドのポリマー形態を指す。この用語は上記分子の一次構造のみを指す。したがって、この用語は二本鎖と一本鎖のDNA、及び、RNAを含む。
単一細胞解析は、例えば、平面上に配列した多数のマイクロウェルのそれぞれに細胞を一つずつ分取し、その細胞の個々について、ゲノム解析を行う方法である。単一細胞解析には、例えば、特許文献1に記載された装置、国際公開第2017/094101号に記載された装置、及び、国際公開第2016/038670号に記載された装置等のような公知の装置、及び/又は、方法を使用するものが挙げられる。
以下では、本発明のゲノム解析方法について詳述する。なお、本発明のゲノム解析方法は、細胞と、上記細胞で産生され、上記細胞外に放出された膜小胞を含む懸濁液を用いるものであり、上記「細胞」は、多細胞生物のもの、及び、単細胞生物のもののいずれも含まれる。以下の説明では、そのうち、細胞が細菌である場合を例に説明する。なお、以下の方法は、動物細胞等にも同様に適用可能である。
本方法は、細菌と、上記細菌で産生され、上記細菌外に放出された膜小胞を含む懸濁液から、上記細菌と上記膜小胞とを分離し、上記細菌を含む第1試料と、上記膜小胞を含む第2試料とを調製すること(試料調製工程、ステップS101)と、
第1試料に含まれる上記細菌に由来する塩基配列である、第1塩基配列を決定すること(第1塩基配列決定工程、ステップS102)と、
第2試料に含まれる上記膜小胞に由来する塩基配列である、第2塩基配列を決定すること(第2塩基配列決定工程、S103)と、
第2塩基配列を用いて、第1塩基配列を補完すること(補完工程、S104)と、を含むゲノム解析方法である。
ステップS101は、細菌と膜小胞とを含む懸濁液から、細菌と膜小胞とを分離し、細菌を含む第1試料と、膜小胞を含む第2試料と、を調製する工程である。
このような採取試料から細菌群と膜小胞とを分離して、ぞれぞれを、第1試料と第2試料とにすればよい。
遠心上清には、菌体以外にもタンパク質等の夾雑物質が含まれている場合があるので、例えば、100~200kDaカットオフフィルタで濃縮した後、超遠心によって膜小胞を沈殿させて回収する方法も使用できる。
まず、所定の条件で所望の増殖相が達成されたら、培養液を容量が1~100mL(例えば50mL)の遠心管に入れ、3000~9000rpm(例えば7000rpm)、1~20℃(例えば4℃)で、1~30分間(例えば、10分間)遠心する。
膜小胞の濃度の観察方法としては、粒子にレーザを照射し、その散乱光から各粒子のブラウン運動を追跡し(トラッキング法)、その拡散速度から、Stokes-Einsteinの式に基づき粒子の径と個数とを計算する方法が好ましい。
第1試料には、1種又は複数種の細菌が含まれており、本工程は、これ(ら)に由来するゲノム配列である第1塩基配列を決定する工程である。
第1塩基配列の決定方法としては、例えば、16SリボソームRNA解析、メタゲノム解析、及び、単一細胞解析等が挙げられ、いずれも公知の技術が特に制限なく適用可能である。なかでも、個々の細菌のより正確なゲノム配列が得られやすい点で、単一細胞解析が好ましい。
・液滴をゲル化してゲルカプセルを生成すること(ゲル化工程)
・ゲルカプセルを溶解試薬と接触させて、細菌を溶解させ、ポリヌクレオチドを溶出させ、ゲルカプセル内に保持すること(溶解工程)
・ゲルカプセル内の夾雑物質を除去すること(精製工程)
・ポリヌクレオチドを増幅試薬に接触させてポリヌクレオチドをゲルカプセル内で増幅させること(増幅工程)
・増幅したポリヌクレオチドから、第1塩基配列を決定すること(シークエンス工程)
ステップS201は、細菌の1個体ずつを液滴中に封入する工程である。封入工程で用いられる第1試料は、細菌を含む。試料に含まれる細菌は、1種でも2種以上でもよい。第1試料の細菌のうち少なくともいずれかは、懸濁液に含まれる膜小胞を産生し、菌体外に放出したものである。
液滴の直径は、1~250μmが好ましく、10~200μmがより好ましい。
マイクロ流路301は、2本の流路が略直交して形成された十字型の流路から構成されている。図面の、上から下方向に延びる流路には、細菌303を含む第1試料302が図面上から下に流れており、これと略直交する方向の流路には、図面の左右から中央に向けてオイル304が流れている。
細菌303を含む第1試料302は、図面の左右から中央に流れるオイル304により剪断を受け、細菌303を含む液滴305となる。
第1試料302中の細菌303の含有量を調整することで、液滴305に細菌303の1個体が封入されるよう、調整することができ、この場合、細菌303が封入されていない液滴306も生成される場合があってもよい。
ステップS202は、液滴をゲル化してゲルカプセルを生成する工程である。ゲル化方法としては特に制限されない。液滴のゲル化は、液滴にゲルカプセルの材料が含まれるように構成し、作製した液滴を冷却することによって行うことができる。あるいは、液滴に対して光等の刺激を与えることによってゲル化を行うこともできる。液滴にゲルカプセルの材料が含まれるようにするには、例えば、第1試料にゲルカプセルの材料を含めておくことによって行うことができる。
ステップS203は、ゲルカプセルを溶解試薬と接触させて、細菌を溶解させ、ポリヌクレオチドを溶出させ、ゲルカプセル内に保持する工程である。細菌を溶解することで、細菌中のポリヌクレオチドがゲルカプセル内に溶出し、ポリヌクレオチドに結合する物質が除去された状態でゲルカプセル内に保持され得る。溶解試薬としては、酵素、界面活性剤、その他変性剤、還元剤、及び、pH調製剤、並びに、これらの組合せ等が使用できる。
また、溶解試薬は、リゾチーム、アクロモペプチダーゼ、プロテアーゼ、ドデシル硫酸ナトリウム、及び、水酸化カリウム等を含むことが好ましい。
ステップS204は、ゲルカプセル内の夾雑物質を除去する工程である。本方法では、細菌の1個体を封入したゲルカプセルを用いるため、精製した遺伝物質(例えば、DNA)をゲルカプセル内に保持することができ、また、外部からの分子の夾雑の可能性を排除することができる。
そして、強力な溶解試薬または溶解試薬の組合せを用いることは、より確実な核酸の増幅、及び、塩基配列の解析を可能にし得る。
ステップS205は、ポリヌクレオチドを増幅試薬に接触させてポリヌクレオチドをゲルカプセル内で増幅させる工程である。増幅試薬に浸漬した後、必要に応じて、ゲルカプセルの温度を調整してもよい。
増幅に用いる酵素としては、例えば、phi29ポリメラーゼ、Bstポリメラーゼ、Aacポリメラーゼ、及び、リコンビナーゼポリメラーゼが挙げられる。
本方法では、ゲル内の全DNAの増幅を行うために、ランダムプライマーを用いることが好ましい。
ステップS206は、増幅したポリヌクレオチドから、第1塩基配列を決定する工程である。増幅したポリヌクレオチドからその塩基配列を決定する方法としては、ライブラリー調製、シークエンス、及び、アセンブリ等のいずれも市販の試薬キット、装置、及び、アプリケーションソフトウェア等を特に制限なく使用できる。
図1に戻り、第2塩基配列決定工程(ステップS103)について説明する。本工程は、ステップS101で調製した第2試料を用いて、第2塩基配列を決定する工程である。
例えば、全ゲノムショットガン方式等、一般のメタゲノム解析では、試料に含まれる核酸成分を網羅的に分析することになるが、その場合、網羅的に分析される核酸成分のうち、特定の膜小胞を産生した細菌に由来する配列を得られる確率は非常に低い。
すなわち、第1試料を網羅解析して得られる断片から、特定の膜小胞の宿主に由来する断片(ポリヌクレオチド)を得られる可能性は低いが、第2試料に含まれる核酸成分は、宿主に由来する断片である可能性がより高いと言える。
・第2試料を用い、膜小胞の1個体ずつを液滴中に封入すること
・液滴をゲル化して、ゲルカプセルを生成すること
・ゲルカプセルを溶解試薬と接触させて、膜小胞を溶解させ、ポリヌクレオチドを溶出させ、ゲルカプセル内に保持すること
・ゲルカプセル内の夾雑物質を除去すること
・ポリヌクレオチドを増幅試薬と接触させて、ゲルカプセル内で増幅させること
・増幅したポリヌクレオチドから、第2塩基配列を決定すること
ステップS104は、第2塩基配列を用いて、第1塩基配列を補完する工程である。補完とは、典型的には、第2塩基配列を断片として用いて、上記第1塩基配列のカバー率を向上させることが挙げられる。
第2塩基配列の一部が第1塩基配列にマップする場合、その第2塩基配列は、第1塩基配列の一部と考えられる。すなわち、第2塩基配列の膜小胞は、第1塩基配列の細菌により産生されたと考えられる。
また、特定断片は、典型的には他の断片よりも塩基長が長いため、配列カバー率をより高めることが多い。
本発明の他の実施形態に係るゲノム解析方法は、以下の工程を含むゲノム解析方法である。
・細菌と膜小胞とを含む懸濁液から、細菌を含む第1試料と、膜小胞を含む第2試料とを調製する(ステップS401、試料調製工程)。
・第1試料を用いて、第1塩基配列を決定する(ステップS402、第1塩基配列決定工程)。
・第2試料を核酸分解酵素で処理して、処理済み第2試料を調製する(ステップS403、処理工程)。
・処理済み第2試料を用いて、第2塩基配列を決定する(ステップS404、第2塩基配列決定工程)。
・第2塩基配列を用いて、第1塩基配列を補完する(ステップS405、補完工程)。
本実施形態に係るゲノム解析方法では、第2塩基配列が、確実に膜小胞に由来する配列であることを保証することができるため、第1塩基配列の補完がより容易になる。
なお、本工程は、上記に加えて更に、未処理の第2試料を用いて、単一粒子解析で第2塩基配列を決定することを含むことが好ましい。
唾液採取キットを用いて、健常者(Healthy)、及び、歯周病患者(Patients)の唾液を採取した。採取した唾液から、膜小胞と細菌とを分離して、それぞれ、膜小胞サンプル(MVs)と細菌細胞のサンプル(Bacteria)とした。
ろ過後の遠心上清には、細菌体以外にもタンパク質等の夾雑物質が含まれている場合があるので、100~200kDaカットオフフィルタで濃縮した後、超遠心によって膜小胞を沈殿させて回収した。このようにして得られた沈殿物には、細菌群等の構造体(例えば、せん毛、及び、べん毛等)が含まれていることがあるため、これらを除去するために、スクロースを用いた密度勾配遠心法を用いて、更に精製した。
また、図6は、上記と同様に計算された、各サンプルにおけるTM7x由来と判断された粒子の割合を表す図である。
横軸は、Alphaproteobacteria 41-28のゲノムDNAの領域を表しており、52個の各粒子から検出された領域が黒く示されている。図7では、縦軸に沿って52個の粒子の結果が並べて示されている。
302 :第1試料
303 :細菌
304 :オイル
305、306 :液滴
Claims (11)
- 細胞と、前記細胞で産生され、前記細胞外に放出された膜小胞と、を含む懸濁液から、前記細胞と前記膜小胞とを分離し、前記細胞を含む第1試料と、前記膜小胞を含む第2試料とを調製することと、
前記第1試料に含まれる前記細胞に由来する塩基配列である、第1塩基配列を決定することと、
前記第2試料に含まれる前記膜小胞に由来する塩基配列である、第2塩基配列を決定することと、
前記第2塩基配列を用いて、前記第1塩基配列を補完することと、を含む、ゲノム解析方法。 - 前記第1塩基配列の決定が、前記第1試料の単一細胞解析によって行われる、請求項1に記載のゲノム解析方法。
- 前記第1塩基配列の決定が、前記第1試料のメタゲノム解析によって行われる、請求項1に記載のゲノム解析方法。
- 前記第2塩基配列を決定することが、
前記第2試料を用い、前記膜小胞の1個体ずつを液滴中に封入することと、
前記液滴をゲル化してゲルカプセルを生成することと、
前記ゲルカプセルを溶解試薬と接触させて、前記膜小胞を溶解させ、前記膜小胞中のポリヌクレオチドが前記ゲルカプセルに溶出し、前記ゲルカプセル内に保持させることと、
前記ポリヌクレオチドを増幅試薬に接触させて、前記ポリヌクレオチドを前記ゲルカプセル内で増幅することと、
前記増幅したポリヌクレオチドから、前記膜小胞に由来する前記ポリヌクレオチドの塩基配列である第2塩基配列を決定することと、を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のゲノム解析方法。 - 前記第2塩基配列を決定することが、
更に、前記第2試料を核酸分解酵素で処理することを含む、請求項4に記載のゲノム解析方法。 - 前記第2塩基配列を決定することが、
前記処理を経た前記第2試料と、前記処理を経ない前記第2試料のそれぞれを用いて行われる、請求項5に記載のゲノム解析方法。 - 前記補完することが、前記第2塩基配列を前記第1塩基配列の断片として用いることである、請求項1~6のいずれか1項に記載のゲノム解析方法。
- 前記補完することが、前記第1塩基配列のカバー率を向上させることである、請求項1~7のいずれか1項に記載のゲノム解析方法。
- 前記懸濁液が、ヒト又は動物から採取した、糞便、唾液、喀痰、手術洗浄液、血液、並びに、皮膚又は身体粘膜の拭い液、及び、スワブからなる群より選択される少なくとも1種の採取試料である、請求項1~8のいずれか1項に記載のゲノム解析方法。
- 前記細胞が、細菌である、請求項1~9のいずれか1項に記載のゲノム解析方法。
- 前記細菌が、ポルフィロモナス属、プレボテラ属、ベイヨネラ属、フソバクテリウム属、パルビモナス属、アグリゲイティバクター属、アクチノマイセス属、アクチノバチルス属、バクテロイデス属、タンネレラ属、トレポネーマ属、カンピロバクター属、エイケネラ属、及び、カプノサイトファーガ属からなる群より選択される少なくとも1種の細菌である、請求項10に記載のゲノム解析方法。
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