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JP7384068B2 - 磁化回転素子、磁気抵抗効果素子および磁気メモリ - Google Patents

磁化回転素子、磁気抵抗効果素子および磁気メモリ Download PDF

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JP7384068B2 JP2020027480A JP2020027480A JP7384068B2 JP 7384068 B2 JP7384068 B2 JP 7384068B2 JP 2020027480 A JP2020027480 A JP 2020027480A JP 2020027480 A JP2020027480 A JP 2020027480A JP 7384068 B2 JP7384068 B2 JP 7384068B2
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Description

本発明は、磁化回転素子、磁気抵抗効果素子および磁気メモリに関する。
強磁性層と非磁性層の多層膜からなる巨大磁気抵抗(GMR)素子、及び、非磁性層に絶縁層(トンネルバリア層、バリア層)を用いたトンネル磁気抵抗(TMR)素子は、磁気抵抗効果素子として知られている。磁気抵抗効果素子は、磁気センサ、高周波部品、磁気ヘッド及び不揮発性ランダムアクセスメモリ(MRAM)への応用が可能である。
MRAMは、磁気抵抗効果素子が集積された記憶素子である。MRAMは、磁気抵抗効果素子における非磁性層を挟む二つの強磁性層の互いの磁化の向きが変化すると、磁気抵抗効果素子の抵抗が変化するという特性を利用してデータを読み書きする。強磁性層の磁化の向きは、例えば、電流が生み出す磁場を利用して制御する。また例えば、強磁性層の磁化の向きは、磁気抵抗効果素子の積層方向に電流を流すことで生ずるスピントランスファートルク(STT)を利用して制御する。
STTを利用して強磁性層の磁化の向きを書き換える場合、磁気抵抗効果素子の積層方向に電流を流す。書き込み電流は、磁気抵抗効果素子の特性劣化の原因となる。
近年、書き込み時に磁気抵抗効果素子の積層方向に電流を流さなくてもよい方法に注目が集まっている。その一つの方法が、スピン軌道トルク(SOT)を利用した書込み方法である(例えば、特許文献1)。SOTは、スピン軌道相互作用によって生じたスピン流又は異種材料の界面におけるラシュバ効果により誘起される。磁気抵抗効果素子内にSOTを誘起するための電流は、磁気抵抗効果素子の積層方向と交差する方向に流れる。すなわち、磁気抵抗効果素子の積層方向に電流を流す必要がなく、磁気抵抗効果素子の長寿命化が期待されている。
特開2017-216286号公報
大きなSOTを得るためには、大きなスピン軌道相互作用を示す材料を配線に用いる必要がある。例えば、TaやWのような重金属は、スピンホール角が大きく、大きなスピン軌道相互作用を示す材料と言われている。しかしながら、これらの重金属は電気抵抗が大きく、発熱源となる。配線で生じた熱は、磁気抵抗効果素子の磁化の安定性を低下させ、記憶されたデータの信頼性を低下させる原因となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、データの信頼性を高めることができる磁気抵抗効果素子及び磁気メモリを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)第1の態様にかかる磁化回転素子は、第1方向に延びるスピン注入領域と、前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備える。
(2)上記態様にかかる磁化回転素子は、前記スピン注入領域と前記金属領域と繋ぐ接続領域をさらに有してもよい。
(3)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記スピン注入領域と前記金属領域との最近接距離は、前記スピン注入領域の第1端部と、前記第1端部と前記第1強磁性層の幾何中心との中点と、の距離より短くてもよい。
(4)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記スピン注入領域と前記金属領域との最近接距離は、前記スピン注入領域の前記第2方向の長さより短くてもよい。
(5)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記スピン注入領域の第1端部と前記第1強磁性層の幾何中心との距離は、前記接続領域の幅方向の長さより長くてもよい。
(6)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記スピン注入領域の第1端部における前記スピン注入領域と前記金属領域との距離は、前記スピン注入領域の第2端部における前記スピン注入領域と前記金属領域との距離と異なってもよい。
(7)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記スピン注入領域は、Ta、W、Pt、Au、Nb、Mo、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Agからなる群から選択される少なくとも一つを含んでもよい。
(8)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記絶縁体が、AlN又はMgOであってもよい。
(9)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記金属領域は、前記スピン注入領域に電流を印加する導電部と接していてもよい。
(10)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記金属領域は、前記スピン注入領域に電流を印加する導電部と接していなくてもよい。
(11)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記金属領域の厚みは、前記スピン注入領域の厚みより薄くてもよい。
(12)上記態様にかかる磁化回転素子において、前記金属領域が、前記第1強磁性層の前記第2方向の位置になくてもよい。
(13)第2の態様にかかる磁気抵抗効果素子は、上記態様にかかる磁化回転素子と、前記第1強磁性層に積層された非磁性層と第2強磁性層とを備える。
(14)第3の態様にかかる磁気メモリは、上記態様にかかる磁気抵抗効果素子を複数備える。
本実施形態にかかる磁気抵抗効果素子及び磁気メモリは、データの信頼性が高い。
第1実施形態にかかる磁気記録アレイの模式図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの断面図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の斜視図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の断面図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の別の断面図である。 第1実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の別の断面図である。 第1変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第2変形例に係る磁化回転素子の断面図である。 第2実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第3変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第3実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第4変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。 第5変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。
以下、本実施形態について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲で適宜変更して実施することが可能である。
まず方向について定義する。後述する基板Sub(図2参照)の一面の一方向をx方向、x方向と直交する方向をy方向とする。x方向は、例えば、導電部51から導電部52へ向かう方向である。z方向は、x方向及びy方向と直交する方向である。z方向は、積層方向の一例である。以下、+z方向を「上」、-z方向を「下」と表現する場合がある。上下は、必ずしも重力が加わる方向とは一致しない。
本明細書で「x方向に延びる」とは、例えば、x方向、y方向、及びz方向の各寸法のうち最小の寸法よりもx方向の寸法が大きいことを意味する。他の方向に延びる場合も同様である。また本明細書で「接続」とは、物理的に接続される場合に限定されない。例えば、二つの層が物理的に接している場合に限られず、二つの層の間が他の層を間に挟んで接続している場合も「接続」に含まれる。また2つの部材が電気的に接続されている場合も「接続」に含まれる。
「第1実施形態」
図1は、第1実施形態にかかる磁気記録アレイ200の構成図である。磁気記録アレイ200は、複数の磁気抵抗効果素子100と、複数の書き込み配線Wp1~Wpnと、複数の共通配線Cm1~Cmnと、複数の読み出し配線Rp1~Rpnと、複数の第1スイッチング素子110と、複数の第2スイッチング素子120と、複数の第3スイッチング素子130とを備える。磁気記録アレイ200は、例えば、磁気メモリ等に利用できる。
書き込み配線Wp1~Wpnは、電源と1つ以上の磁気抵抗効果素子100とを電気的に接続する。共通配線Cm1~Cmnは、データの書き込み時及び読み出し時の両方で用いられる配線である。共通配線Cm1~Cmnは、基準電位と1つ以上の磁気抵抗効果素子100とを電気的に接続する。基準電位は、例えば、グラウンドである。共通配線Cm1~Cmnは、複数の磁気抵抗効果素子100のそれぞれに設けられてもよいし、複数の磁気抵抗効果素子100に亘って設けられてもよい。読み出し配線Rp1~Rpnは、電源と1つ以上の磁気抵抗効果素子100とを電気的に接続する。電源は、使用時に磁気記録アレイ200に接続される。
図1に示す第1スイッチング素子110、第2スイッチング素子120、第3スイッチング素子130は、それぞれの磁気抵抗効果素子100に接続されている。第1スイッチング素子110は、磁気抵抗効果素子100と書き込み配線Wp1~Wpnとの間に接続されている。第2スイッチング素子120は、磁気抵抗効果素子100のと共通配線Cm1~Cmnとの間に接続されている。第3スイッチング素子130は、磁気抵抗効果素子100と読み出し配線Rp1~Rpnとの間に接続されている。
第1スイッチング素子110及び第2スイッチング素子120をONにすると、所定の磁気抵抗効果素子100に接続された書き込み配線Wp1~Wpnと共通配線Cm1~Cmnとの間に書き込み電流が流れる。第2スイッチング素子120及び第3スイッチング素子130をONにすると、所定の磁気抵抗効果素子100に接続された共通配線Cm1~Cmnと読み出し配線Rp1~Rpnとの間に読み出し電流が流れる。
第1スイッチング素子110、第2スイッチング素子120及び第3スイッチング素子130は、電流の流れを制御する素子である。第1スイッチング素子110、第2スイッチング素子120及び第3スイッチング素子130は、例えば、トランジスタ、オボニック閾値スイッチ(OTS:Ovonic Threshold Switch)のように結晶層の相変化を利用した素子、金属絶縁体転移(MIT)スイッチのようにバンド構造の変化を利用した素子、ツェナーダイオード及びアバランシェダイオードのように降伏電圧を利用した素子、原子位置の変化に伴い伝導性が変化する素子である。
第1スイッチング素子110、第2スイッチング素子120、第3スイッチング素子130のいずれかは、同じ配線に接続された磁気抵抗効果素子100で、共用してもよい。例えば、第1スイッチング素子110を共有する場合は、書き込み配線Wp1~Wpnの上流に一つの第1スイッチング素子110を設ける。例えば、第2スイッチング素子120を共有する場合は、共通配線Cm1~Cmnの上流に一つの第2スイッチング素子120を設ける。例えば、第3スイッチング素子130を共有する場合は、読み出し配線Rp1~Rpnの上流に一つの第3スイッチング素子130を設ける。
図2は、第1実施形態に係る磁気記録アレイ200の要部の断面図である。図2は、磁気抵抗効果素子100を後述するスピン軌道トルク配線20のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。
図2に示す第1スイッチング素子110及び第2スイッチング素子120は、トランジスタTrである。第3スイッチング素子130は、電極Eと電気的に接続され、例えば、図2のy方向に位置する。トランジスタTrは、例えば電界効果型のトランジスタであり、ゲート電極Gとゲート絶縁膜GIと基板Subに形成されたソースS及びドレインDとを有する。基板Subは、例えば、半導体基板である。
トランジスタTrと磁気抵抗効果素子100とは、接続配線Cw及び導電部51、52を介して、電気的に接続されている。またトランジスタTrと書き込み配線Wp又は共通配線Cmとは、接続配線Cwで接続されている。接続配線Cwは、例えば、ビア配線と言われることがある。接続配線Cw及び導電部51、52は、導電性を有する材料を含む。接続配線Cw及び導電部51、52は、例えば、z方向に延びる。
磁気抵抗効果素子100及びトランジスタTrの周囲は、絶縁層Inで覆われている。絶縁層Inは、多層配線の配線間や素子間を絶縁する絶縁層である。絶縁層Inは、例えば、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、炭化シリコン(SiC)、窒化クロム、炭窒化シリコン(SiCN)、酸窒化シリコン(SiON)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ジルコニウム(ZrO)等である。
図3は、第1実施形態に係る磁気記録アレイ200の特徴部分の斜視図である。図4は、第1実施形態に係る磁気記録アレイ200の特徴部分のz方向からの平面図である。図5は、スピン軌道トルク配線20のy方向の幅の中心を通るxz平面で磁気抵抗効果素子100を切断した断面である。図6は、スピン軌道トルク配線20のx方向の長さの中心を通るyz平面で磁気抵抗効果素子100を切断した断面である。図7は、スピン軌道トルク配線20及び金属層30を通るyz平面で磁気抵抗効果素子100を切断した断面である。
磁気抵抗効果素子100は、例えば、積層体10とスピン軌道トルク配線20と金属層30と導電部51,52とを備える。スピン軌道トルク配線20は、スピン注入領域の一例である。金属層30は、金属領域の一例である。
積層体10のz方向の抵抗値は、スピン軌道トルク配線20から積層体10にスピンが注入されることで変化する。磁気抵抗効果素子100は、スピン軌道トルク(SOT)を利用した磁性素子であり、スピン軌道トルク型磁気抵抗効果素子、スピン注入型磁気抵抗効果素子、スピン流磁気抵抗効果素子と言われる場合がある。
積層体10は、スピン軌道トルク配線20上に積層されている。積層体10とスピン軌道トルク配線20との間には、他の層を有してもよい。積層体10は、z方向に、スピン軌道トルク配線20と導電層30とに挟まれる。積層体10は、柱状体である。積層体10のz方向からの平面視形状は、例えば、円形、楕円形、四角形である。
積層体10は、第1強磁性層1と第2強磁性層2と非磁性層3とを有する。第1強磁性層1は、例えば、スピン軌道トルク配線20と接し、スピン軌道トルク配線20上に積層されている。第1強磁性層1にはスピン軌道トルク配線20からスピンが注入される。第1強磁性層1の磁化は、注入されたスピンによりスピン軌道トルク(SOT)を受け、配向方向が変化する。第2強磁性層2は、第1強磁性層1のz方向にある。第1強磁性層1と第2強磁性層2は、z方向に非磁性層3を挟む。
第1強磁性層1及び第2強磁性層2は、それぞれ磁化を有する。第2強磁性層2の磁化は、所定の外力が印加された際に第1強磁性層1の磁化よりも配向方向が変化しにくい。第1強磁性層1は磁化自由層と言われ、第2強磁性層2は磁化固定層、磁化参照層と言われることがある。積層体10は、非磁性層3を挟む第1強磁性層1と第2強磁性層2との磁化の相対角の違いに応じて抵抗値が変化する。
第1強磁性層1及び第2強磁性層2は、強磁性体を含む。強磁性体は、例えば、Cr、Mn、Co、Fe及びNiからなる群から選択される金属、これらの金属を1種以上含む合金、これらの金属とB、C、及びNの少なくとも1種以上の元素とが含まれる合金等である。強磁性体は、例えば、Co-Fe、Co-Fe-B、Ni-Fe、Co-Ho合金、Sm-Fe合金、Fe-Pt合金、Co-Pt合金、CoCrPt合金である。
第1強磁性層1及び第2強磁性層2は、ホイスラー合金を含んでもよい。ホイスラー合金は、XYZまたはXYZの化学組成をもつ金属間化合物を含む。Xは周期表上でCo、Fe、Ni、あるいはCu族の遷移金属元素または貴金属元素であり、YはMn、V、CrあるいはTi族の遷移金属又はXの元素種であり、ZはIII族からV族の典型元素である。ホイスラー合金は、例えば、CoFeSi、CoFeGe、CoFeGa、CoMnSi、CoMn1-aFeAlSi1-b、CoFeGe1-cGa等である。ホイスラー合金は高いスピン分極率を有する。
積層体10は、第2強磁性層2の非磁性層3と反対側の面に、スペーサ層を介して反強磁性層を有してもよい。第2強磁性層2、スペーサ層、反強磁性層は、シンセティック反強磁性構造(SAF構造)となる。シンセティック反強磁性構造は、非磁性層を挟む二つの磁性層からなる。第2強磁性層2と反強磁性層とが反強磁性カップリングすることで、反強磁性層を有さない場合より第2強磁性層2の保磁力が大きくなる。反強磁性層は、例えば、IrMn,PtMn等である。スペーサ層は、例えば、Ru、Ir、Rhからなる群から選択される少なくとも一つを含む。
積層体10は、第1強磁性層1、第2強磁性層2及び非磁性層3以外の層を有してもよい。例えば、スピン軌道トルク配線20と積層体10との間に下地層を有してもよい。下地層は、積層体10を構成する各層の結晶性を高める。
スピン軌道トルク配線20は、例えば、積層体10の一面に接する。スピン軌道トルク配線20は配線の一例であり、磁気抵抗効果素子100にデータを書き込むための書き込み配線である。スピン軌道トルク配線20は、例えば、z方向から見てx方向の長さがy方向より長く、x方向に延びる。第1実施形態においてx方向は、第1方向の一例である。スピン軌道トルク配線20の少なくとも一部は、z方向において、非磁性層3と共に第1強磁性層1を挟む。
スピン軌道トルク配線20は、電流Iが流れる際のスピンホール効果によってスピン流を発生させ、第1強磁性層1にスピンを注入する。スピン軌道トルク配線20は、例えば、第1強磁性層1の磁化を反転できるだけのスピン軌道トルク(SOT)を第1強磁性層1の磁化に与える。スピンホール効果は、電流を流した場合にスピン軌道相互作用に基づき、電流の流れる方向と直交する方向にスピン流が誘起される現象である。スピンホール効果は、運動(移動)する電荷(電子)が運動(移動)方向を曲げられる点で、通常のホール効果と共通する。通常のホール効果は、磁場中で運動する荷電粒子の運動方向がローレンツ力によって曲げられる。これに対し、スピンホール効果は磁場が存在しなくても、電子が移動するだけ(電流が流れるだけ)でスピンの移動方向が曲げられる。
例えば、スピン軌道トルク配線20に電流が流れると、一方向に配向した第1スピンと、第1スピンと反対方向に配向した第2スピンとが、それぞれ電流Iの流れる方向と直交する方向にスピンホール効果によって曲げられる。例えば、-y方向に配向した第1スピンが+z方向に曲げられ、+y方向に配向した第2スピンが-z方向に曲げられる。
非磁性体(強磁性体ではない材料)は、スピンホール効果により生じる第1スピンの電子数と第2スピンの電子数とが等しい。すなわち、+z方向に向かう第1スピンの電子数と-z方向に向かう第2スピンの電子数とは等しい。第1スピンと第2スピンは、スピンの偏在を解消する方向に流れる。第1スピン及び第2スピンのz方向への移動において、電荷の流れは互いに相殺されるため、電流量はゼロとなる。電流を伴わないスピン流は特に純スピン流と呼ばれる。
第1スピンの電子の流れをJ、第2スピンの電子の流れをJ、スピン流をJと表すと、J=J-Jで定義される。スピン流Jは、z方向に生じる。第1スピンは、スピン軌道トルク配線20から第1強磁性層1に注入される。
スピン軌道トルク配線20は、電流Iが流れる際のスピンホール効果によってスピン流を発生させる機能を有する金属、合金、金属間化合物、金属硼化物、金属炭化物、金属珪化物、金属燐化物のいずれかを含む。
スピン軌道トルク配線20は、例えば、主成分として非磁性の重金属を含む。重金属は、イットリウム(Y)以上の比重を有する金属を意味する。非磁性の重金属は、例えば、最外殻にd電子又はf電子を有する原子番号39以上の原子番号が大きい非磁性金属である。スピン軌道トルク配線20は、例えば、Hf、Ta、Wからなる。非磁性の重金属は、その他の金属よりスピン軌道相互作用が強く生じる。スピンホール効果はスピン軌道相互作用により生じ、スピン軌道トルク配線20内にスピンが偏在しやすく、スピン流Jが発生しやすくなる。
スピン軌道トルク配線20は、例えば、Ta、W、Pt、Au、Nb、Mo、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Agからなる群から選択される少なくとも一つを含む。スピン軌道トルク配線20は、例えば、これらの元素の単体金属からなる。これらの元素は、熱伝導性に優れ、磁気抵抗効果素子100の放熱性が向上する。
スピン軌道トルク配線20は、この他に、磁性金属を含んでもよい。磁性金属は、強磁性金属又は反強磁性金属である。非磁性体に含まれる微量な磁性金属は、スピンの散乱因子となる。微量とは、例えば、スピン軌道トルク配線20を構成する元素の総モル比の3%以下である。スピンが磁性金属により散乱するとスピン軌道相互作用が増強され、電流に対するスピン流の生成効率が高くなる。
スピン軌道トルク配線20は、トポロジカル絶縁体を含んでもよい。トポロジカル絶縁体は、物質内部が絶縁体又は高抵抗体であるが、その表面にスピン偏極した金属状態が生じている物質である。トポロジカル絶縁体は、スピン軌道相互作用により内部磁場が生じる。トポロジカル絶縁体は、外部磁場が無くてもスピン軌道相互作用の効果で新たなトポロジカル相が発現する。トポロジカル絶縁体は、強いスピン軌道相互作用とエッジにおける反転対称性の破れにより純スピン流を高効率に生成できる。
トポロジカル絶縁体は、例えば、SnTe、Bi1.5Sb0.5Te1.7Se1.3、TlBiSe、BiTe、Bi1-xSb、(Bi1-xSbTeなどである。トポロジカル絶縁体は、高効率にスピン流を生成することが可能である。
金属層30は、z方向からの平面視で、y方向に、絶縁体40を挟んでスピン軌道トルク配線20と隣り合う。金属層30のそれぞれは、例えば、x方向に延びる。金属層30のそれぞれは、例えば、スピン軌道トルク配線20と並列している。絶縁体40は、スピン軌道トルク配線20と金属層30との間にある。
金属層30は、例えば、絶縁体40を構成する材料より熱伝導性に優れる材料からなる。金属層30は、例えば、スピン軌道トルク配線20と同じ材料からなる。
絶縁体40は、上記の絶縁層Inと同じ材料からなってもよく、異なってもよい。絶縁体40は、例えば、AlN又はMgOである。
金属層30は、例えば、導電部51、52と接している。金属層30と導電部51、52とが接することで、金属層30からの放熱が促進される。導電部51に接する金属層30と導電部52に接する金属層30との間には、ギャップGがある。金属層30を介して導電部51,52間に電流が流れることはなく、電流はスピン軌道トルク配線20を流れる。
金属層30は、例えば、積層体10の第1強磁性層1を基準にy方向の位置にはない。金属層30は、例えば、第1端部20aと第1強磁性層1の幾何中心1Cとの中点MPを基準にy方向の位置にある。第1端部20aは、スピン軌道トルク配線20の一方の端部である。磁気抵抗効果素子10及び導電部51,52は絶縁層Inより熱伝導率が高く、スピン軌道トルク配線20で生じた熱の多くは、これらを介して排出される。中点MPは、磁気抵抗効果素子10及び導電部51,52のいずれからも距離があり、発熱しやすい。中点MPのy方向の位置に金属層30を設けることで、磁気抵抗効果素子100の放熱効率が高まる。
金属層30は、スピン軌道トルク配線20に近接する。例えば、金属層30とスピン軌道トルク配線20との最近接距離L40は、第1端部20aと中点MPとの距離LMPより短い。また例えば、金属層30とスピン軌道トルク配線20との最近接距離L40は、スピン軌道トルク配線20の幅方向(y方向)の距離L20より短い。金属層30がスピン軌道トルク配線20に十分近接することで、金属層30からの放熱がより効率的になる。
金属層30の厚みt30は、例えば、スピン軌道トルク配線20の厚みt20より薄い。金属層30の上面は、例えば、スピン軌道トルク配線20の上面より下方にある。金属層30は、スピン軌道トルク配線20で生じた熱の伝搬経路の一つである。金属層30が第1強磁性層1の周囲にないことで、第1強磁性層1の磁化が安定化する。
第1導電部51及び第2導電部52は、z方向からの平面視で、積層体10をx方向に挟む。第1導電部51及び第2導電部52は、スピン軌道トルク配線20と接続配線Cwとの接続部である。第1導電部51及び第2導電部52のz方向からの平面視形状は、例えば、四角形、円形である。第1導電部51、52は、例えば、導電性を有する材料からなる。
電極Eは、積層体10のスピン軌道トルク配線20と反対側にある。電極Eは、例えば、積層体10の第2強磁性層2に接する。電極Eは、導電性を有する材料からなる。電極Eは、例えば、Al、Cu、Ta、Ti、Zr、NiCr、窒化物(例えばTiN、TaN、SiN)からなる群から選択される何れかを含む。電極Eは、例えば、NiCrとTaとの積層体である。電極Eは、積層体10のキャップ層として機能してもよい。また電極Eは、磁気抵抗効果素子100の製造過程に用いられるハードマスクとして機能してもよい。
電極Eは、例えば、透明電極材料からなってもよい。電極Eは、例えば、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、インジウム-スズ酸化物(ITO)、酸化スズ(SnO)、酸化アンチモン-酸化スズ系(ATO)、酸化亜鉛(ZnO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、酸化インジウム(In)等でもよい。電極Eが透明であると、第1強磁性層1又は第2強磁性層2の磁化の配向方向を外部から読み取りやすくなる。
次いで、磁気抵抗効果素子100の製造方法について説明する。磁気抵抗効果素子100は、各層の積層工程と、各層の一部を所定の形状に加工する加工工程により形成される。各層の積層は、スパッタリング法、化学気相成長(CVD)法、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法)、原子レーザデポジッション法等を用いることができる。各層の加工は、フォトリソグラフィー等を用いて行うことができる。
まず基板Subの所定の位置に、不純物をドープしソースS、ドレインDを形成する。次いで、ソースSとドレインDとの間に、ゲート絶縁膜GI、ゲート電極Gを形成する。ソースS、ドレインD、ゲート絶縁膜GI及びゲート電極GがトランジスタTrとなる。
次いで、トランジスタTrを覆うように絶縁層Inを形成する。また絶縁層Inに開口部を形成し、開口部内に導電体を充填することで接続配線Cw、第1導電部51及び第2導電部52が形成される。書き込み配線Wp、共通配線Cmは、絶縁層Inを所定の厚みまで積層した後、絶縁層Inに溝を形成し、溝に導電体を充填することで形成される。
次いで、絶縁層In、第1導電部51及び第2導電部52の一面に、金属層、強磁性層、非磁性層、強磁性層を順に積層する。次いで、金属層を所定の形状に加工する。金属層は所定の形状に加工されることで、スピン軌道トルク配線20及び金属層30となる。次いで、スピン軌道トルク配線20上に形成された積層体を所定の形状に加工し、積層体10を得る。次いで、スピン軌道トルク配線20及び積層体10の上に、絶縁層を積層する。次いで、積層体10及び絶縁層In上に、電極Eを形成する。その他の部分を絶縁層Inで埋め、磁気抵抗効果素子100が得られる。
次いで、第1実施形態に係る磁気抵抗効果素子100の動作について説明する。磁気抵抗効果素子100は、データの書き込み動作とデータの読み出し動作がある。
まずデータを磁気抵抗効果素子100に記録する動作について説明する。まず、データを記録したい磁気抵抗効果素子100に繋がる第1スイッチング素子110及び第2スイッチング素子120をONにする。第1スイッチング素子110及び第2スイッチング素子120をONにすると、スピン軌道トルク配線20に書き込み電流が流れる。スピン軌道トルク配線20に書き込み電流が流れるとスピンホール効果が生じ、スピンが第1強磁性層1に注入される。第1強磁性層1に注入されたスピンは、第1強磁性層1の磁化にスピン軌道トルク(SOT)を加え、第1強磁性層1の磁化の配向方向を変える。電流の流れ方向を反対にすると、第1強磁性層1に注入されるスピンの向きが反対になるため、磁化の配向方向は自由に制御できる。
積層体10の積層方向の抵抗値は、第1強磁性層1の磁化と第2強磁性層2の磁化とが平行の場合に小さく、第1強磁性層1の磁化と第2強磁性層2の磁化とが反平行の場合に大きくなる。積層体10の積層方向の抵抗値として、磁気抵抗効果素子100にデータが記録される。
次いで、データを磁気抵抗効果素子100から読み出す動作について説明する。まず、データを記録したい磁気抵抗効果素子100に繋がる第1スイッチング素子110又は第2スイッチング素子120と、第3スイッチング素子130をONにする。各スイッチング素子をこのように設定すると、積層体10の積層方向に読み出し電流が流れる。オームの法則により積層体10の積層方向の抵抗値が異なると、出力される電圧が異なる。そのため、例えば積層体10の積層方向の電圧を読み出すことで、磁気抵抗効果素子100に記録されたデータを読み出すことができる。
第1実施形態に係る磁気抵抗効果素子100は、書き込み動作時にスピン軌道トルク配線20で生じる熱を効率的に除去でき、データの安定性に優れる。以下、この理由について具体的に説明する。
スピン軌道トルク配線20は、重金属を含む場合が多い。重金属は、電気抵抗が大きく、発熱源となる。スピン軌道トルク配線20で生じた熱は、磁気抵抗効果素子100の磁化の安定性を低下させ、記憶されたデータの信頼性を低下させる原因となる。発生した熱の多くは、熱伝導性に優れる第1導電部51、第2導電部52及び電極Eを伝って、外部に排出される。金属層30は、スピン軌道トルク配線20に近接し、熱の放熱経路として機能する。金属層30を介して熱が放熱されることで、磁気抵抗効果素子100の排熱効率が高まる。その結果、磁気抵抗効果素子100は、データを安定的に保持でき、信頼性が高い。
(第1変形例)
図8は、第1変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第1変形例にかかる磁気記録アレイは、磁気抵抗効果素子101における金属層31の位置が図4に示す磁気抵抗効果素子100と異なる。図8において、図4と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
金属層31は、例えば、積層体10の第1強磁性層1を基準にy方向の位置ある点が、上述の金属層30と異なる。
また金属層31は、例えば、導電部51、52と接していない。金属層31は、他の構成と電気的に絶縁されている。金属層31が導電部51、52と接すると、金属層31はスピン軌道トルク配線20に対する静電容量となる。スピン軌道トルク配線20と電気的に接続された静電容量が小さくなると、書き込みのパルス電流に対する応答が速くなる。
金属層31の材料、その他の構成については、上述の金属層30と同様である。
第1変形例にかかる磁気記録アレイは、スピン軌道トルク配線20に近接する金属層31を有するため、第1実施形態にかかる磁気記録アレイ200と同様の効果が得られる。
(第2変形例)
図9は、第2変形例に係る磁化回転素子102の断面図である。図9は、スピン軌道トルク配線20のy方向の幅の中心を通るxz平面で磁化回転素子102を切断した断面である。第2実施形態に係る磁化回転素子102は、非磁性層3及び第2強磁性層2を有さない点が、第1実施形態に係る磁気抵抗効果素子100と異なる。その他の構成は、第1実施形態に係る磁気抵抗効果素子100と同様であり、説明を省く。
磁化回転素子102は、スピン素子の一例である。磁化回転素子102は、例えば、第1強磁性層1に対して光を入射し、第1強磁性層1で反射した光を評価する。磁気カー効果により磁化の配向方向が変化すると、反射した光の偏向状態が変わる。磁化回転素子102は、例えば、光の偏向状態の違いを利用した例えば映像表示装置等の光学素子として用いることができる。
この他、磁化回転素子102は、単独で、異方性磁気センサ、磁気ファラデー効果を利用した光学素子等としても利用できる。
第2変形例にかかる磁化回転素子102は、非磁性層3及び第2強磁性層2を除いただけであり、第1実施形態にかかる磁気抵抗効果素子100と同様の効果を得ることができる。
「第2実施形態」
図10は、第2実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第2実施形態にかかる磁気記録アレイの磁気抵抗効果素子110は、例えば、積層体10とスピン軌道トルク配線60と導電部51,52とを備える。図10において、図4と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
スピン軌道トルク配線60は、スピン注入領域61と金属領域62と接続領域63とを有する。磁気抵抗効果素子110に流れる書き込み電流は、スピン注入領域61を流れる。スピン軌道トルク配線60は、上述のスピン軌道トルク配線20と同様の材料からなる。
スピン注入領域61は、例えば、積層体10の一面に接する。スピン注入領域61は、スピンホール効果によって生じるスピンを積層体10に注入する。スピン注入領域61は、磁気抵抗効果素子100にデータを書き込むための書き込み配線である。スピン注入領域61は、x方向に延びる。スピン注入領域61は、例えば、幅方向の距離が略一定である。
金属領域62は、z方向からの平面視で、y方向に、絶縁体40を挟んでスピン注入領域61と隣り合う。金属領域62のそれぞれは、例えば、x方向に延びる。金属領域62のそれぞれは、例えば、スピン注入領域61と並列している。絶縁体40は、スピン注入領域61と金属領域62との間にある。
金属領域62は、例えば、導電部51、52と接している。導電部51、52は、スピン注入領域61に電流を印加する導電部である。導電部51に接する金属領域62と導電部52に接する金属領域62との間には、ギャップGがある。
金属領域62は、例えば、積層体10の第1強磁性層1を基準にy方向の位置にはない。金属領域62は、例えば、第1端部61aと第1強磁性層1の幾何中心1Cとの中点MPを基準にy方向の位置にある。第1端部61aは、金属領域62と接続領域63との境界である。例えば、金属領域62とスピン注入領域61との最近接距離L40は、第1端部20aと中点MPとの距離LMPより短い。また例えば、金属領域62とスピン注入領域61との最近接距離L40は、スピン注入領域61の幅方向の距離L61より短い。
接続領域63は、スピン注入領域61と金属領域62との接続部分である。接続領域63は、スピン注入領域61及び金属領域62と交差する。スピン注入領域61と接続領域63との境界は、幅方向の距離が変化し始める部分である。幅方向の距離が変化し始めたか否かは、幅方向の距離が10%以上変化したか否かで判断する。
第2実施形態にかかる磁気記録アレイは、スピン注入領域61に近接する金属領域62を有するため、第1実施形態にかかる磁気記録アレイ200と同様の効果が得られる。
(第3変形例)
図11は、第3変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第3変形例にかかる磁気記録アレイは、磁気抵抗効果素子111における接続領域73の形状が図10に示す磁気抵抗効果素子110と異なる。図11において、図10と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
スピン軌道トルク配線70は、スピン注入領域71と金属領域72と接続領域73とを有する。スピン軌道トルク配線70は、接続領域73の接続箇所が、スピン軌道トルク配線60と異なる。その他の構成は、上述のスピン軌道トルク配線60と同様である。接続領域73は、金属領域72のx方向の途中に接続されている。
第3変形例にかかる磁気記録アレイは、スピン注入領域71に近接する金属領域72を有するため、第2実施形態にかかる磁気記録アレイと同様の効果が得られる。
また第2実施形態においても、第2変形例と同様に、磁気抵抗効果素子110,111の非磁性層3及び第強磁性層2とを除き、磁化回転素子としてもよい。
「第3実施形態」
図12は、第3実施形態にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第3実施形態にかかる磁気記録アレイの磁気抵抗効果素子120は、例えば、積層体10とスピン軌道トルク配線80と導電部51,52とを備える。図12において、図10と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
スピン軌道トルク配線80は、スピン注入領域81と金属領域82と接続領域83とを有する。スピン軌道トルク配線80に流れる書き込み電流は、金属領域82、接続領域83、スピン注入領域81を流れる。スピン軌道トルク配線80は、上述のスピン軌道トルク配線20と同様の材料からなる。
スピン注入領域81は、例えば、積層体10の一面に接する。スピン注入領域81は、スピンホール効果によって生じるスピンを積層体10に注入する。スピン注入領域81は、磁気抵抗効果素子100にデータを書き込むための書き込み配線である。スピン注入領域81は、y方向に延びる。図12において、y方向は第1方向の一例である。スピン注入領域81は、例えば、幅方向の距離が略一定である。
金属領域82は、z方向からの平面視で、x方向に絶縁体40を挟んでスピン注入領域81と隣り合う。
例えば、金属領域82とスピン注入領域81との最近接距離は、第1端部81aと中点との距離より短い。また例えば、金属領域82とスピン注入領域81との最近接距離は、スピン注入領域81の幅方向の距離より短い。
接続領域83は、スピン注入領域81と金属領域82との接続部分である。接続領域83は、スピン注入領域81及び金属領域82と交差する。スピン注入領域81と接続領域83との境界は、幅方向の距離が変化し始める部分である。例えば、スピン注入領域81の第1端部81aと第1強磁性層1の幾何中心1Cとの距離LCは、接続領域83の幅方向の長さL83より長い。距離LCが長さL83より長いと、磁気抵抗効果素子10から導電部51、52に至る熱の経路が長く、スピン軌道トルク配線80に熱が溜まりやすい。金属領域82から放熱することで、磁気抵抗効果素子120の排熱効率が高まる。
第3実施形態にかかる磁気記録アレイは、スピン注入領域81に近接する金属領域82を有するため、第1実施形態にかかる磁気記録アレイ200と同様の効果が得られる。
(第4変形例)
図13は、第4変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第4変形例にかかる磁気記録アレイは、磁気抵抗効果素子121における金属領域82Aの形状が図12に示す磁気抵抗効果素子120と異なる。図13において、図12と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
スピン軌道トルク配線80Aは、スピン注入領域81と金属領域82Aと接続領域83とを有する。スピン軌道トルク配線80Aに流れる書き込み電流は、金属領域82A、接続領域83、スピン注入領域81を流れる。
スピン注入領域81の第1端部81aにおけるスピン注入領域81と金属領域82Aとの距離L81aは、スピン注入領域81の第2端部81bにけるスピン注入領域81と金属領域82Aとの距離L81bと異なる。スピン注入領域81と金属領域82Aとの距離は、例えば、接続領域83から離れるに従い広がる。スピン注入領域81と金属領域82Aとの距離を変化させることで、磁気抵抗効果素子121の製造が容易になる。
第4変形例にかかる磁気記録アレイは、スピン注入領域81に近接する金属領域82Aを有するため、第3実施形態にかかる磁気記録アレイと同様の効果が得られる。
(第5変形例)
図14は、第5変形例にかかる磁気記録アレイの特徴部分の平面図である。第5変形例にかかる磁気記録アレイは、磁気抵抗効果素子122におけるスピン軌道トルク配線90の形状が図12に示す磁気抵抗効果素子120と異なる。図14において、図12と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省く。
スピン軌道トルク配線90は、スピン注入領域91と金属領域92と接続領域93とを有する。スピン軌道トルク配線90に流れる書き込み電流は、金属領域92、接続領域93、スピン注入領域91を流れる。スピン軌道トルク配線90は、スピン注入領域91がx方向及びy方向に対して傾いている。
第5変形例にかかる磁気記録アレイは、スピン注入領域91に近接する金属領域92を有するため、第3実施形態にかかる磁気記録アレイと同様の効果が得られる。
また第3実施形態においても、第2変形例と同様に、磁気抵抗効果素子110,111の非磁性層3及び第強磁性層2とを除き、磁化回転素子としてもよい。
ここまで、第1実施形態から第3実施形態を基に、本発明の好ましい態様を例示したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではない。例えば、それぞれの実施形態における特徴的な構成を他の実施形態に適用してもよい。
1 第1強磁性層
1C 幾何中心
2 第2強磁性層
3 非磁性層
10 磁気抵抗効果素子
20a、61a、81a 第1端部
81b 第2端部
40 絶縁体
51、52 導電部
61、71、81、91 スピン注入領域
62、72、82、82A、92 金属領域
63、73、83、93 接続領域
100、101、110、111、120、121、122 磁気抵抗効果素子
L20、L81a、L81b、LC、LMP 距離
L40 最近接距離
MP 中点

Claims (12)

  1. 第1方向に延びるスピン注入領域と、
    前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、
    積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備え
    前記スピン注入領域と前記金属領域と繋ぐ接続領域をさらに有する、磁化回転素子。
  2. 前記スピン注入領域と前記金属領域との最近接距離は、前記スピン注入領域の第1端部と、前記第1端部と前記第1強磁性層の幾何中心との中点と、の距離より短い、請求項1に記載の磁化回転素子。
  3. 前記スピン注入領域と前記金属領域との最近接距離は、前記スピン注入領域の前記第2方向の長さより短い、請求項1又は2に記載の磁化回転素子。
  4. 前記スピン注入領域の第1端部と前記第1強磁性層の幾何中心との距離は、前記接続領域の幅方向の長さより長い、請求項に記載の磁化回転素子。
  5. 第1方向に延びるスピン注入領域と、
    前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、
    積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備え、
    前記スピン注入領域の第1端部における前記スピン注入領域と前記金属領域との距離は、前記スピン注入領域の第2端部における前記スピン注入領域と前記金属領域との距離と異なる、磁化回転素子。
  6. 前記スピン注入領域は、Ta、W、Pt、Au、Nb、Mo、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Agからなる群から選択される少なくとも一つを含む、請求項1~のいずれか一項に記載の磁化回転素子。
  7. 前記絶縁体が、AlN又はMgOである、請求項1~のいずれか一項に記載の磁化回転素子。
  8. 第1方向に延びるスピン注入領域と、
    前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、
    積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備え、
    前記金属領域は、前記スピン注入領域に電流を印加する導電部と接している、磁化回転素子。
  9. 第1方向に延びるスピン注入領域と、
    前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、
    積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備え、
    前記金属領域の厚みは、前記スピン注入領域の厚みより薄い、磁化回転素子。
  10. 第1方向に延びるスピン注入領域と、
    前記スピン注入領域に積層された第1強磁性層と、
    積層方向からの平面視で、前記第1方向と直交する第2方向に、絶縁体を挟んで前記スピン注入領域と隣り合う金属領域と、を備え、
    前記金属領域が、前記第1強磁性層の前記第2方向の位置にない、磁化回転素子。
  11. 請求項1~10のいずれか一項に記載の磁化回転素子と、
    前記第1強磁性層に積層された非磁性層と第2強磁性層とを備える、磁気抵抗効果素子。
  12. 請求項11に記載の磁気抵抗効果素子を複数備える、磁気メモリ。
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