JP7376327B2 - 親水化処理剤組成物 - Google Patents
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Description
撥水化処理は、ガラス、金属、繊維等の固体表面に撥水性を持たせる表面処理を行い、水に含まれる汚れを付着させないようにする技術である。例えば、衣類を洗濯後、柔軟仕上げ剤で処理したり、スキーウェア等に撥水剤をスプレーして防水効果を持たせたり、自動車の塗装面をワックス掛けしたりすることが広く行われている。
しかしながら、撥水化処理では、表面を完全に撥水化させることは難しく、度重なる水との接触により、水に含まれる汚れが固体表面に蓄積するため、十分な防汚効果を発揮することが難しく、ついた汚れが落ちにくくなるという脱汚効果の低下も生じうる。
例えば、特許文献1には、両性高分子電解質を含有する水性防汚組成物が開示されている。特許文献2には、界面活性剤及び特定のポリベタインを含有する洗浄用又は、すすぎ洗い用の組成物が開示されている。特許文献3には、特定のベタイン構造を有する重合性不飽和モノマーと特定の重合性不飽和モノマーとを共重合して得られるアクリル樹脂、親水性架橋重合体粒子及び架橋剤を含有する親水化処理剤組成物が開示されている。特許文献4には、両親媒性ブロックコポリマーを含む組成物を支持体に適用する段階を含み、両新媒性ブロックコポリマーが特定の構造の親水性ブロックとエチレン性不飽和疎水性モノマーから形成される疎水性ブロックを含有する疎水性支持体の湿潤性/親水性を改良する方法が開示されている。特許文献5には、疎水性不飽和単量体由来の繰返し単位を含む不飽和単量体由来の重合体セグメントA-1と、スルホベタイン基を有する不飽和単量体由来の繰返し単位を含む不飽和単量体由来の重合体セグメントA-2とを有し、重合体セグメントA-1の含有量が0.05質量%以上、75質量%以下であるブロック重合体A、からなる親水化処理剤が開示されている。特許文献6には、ベタイン基を有する特定の構成単位(A)及びカチオン基を有する特定の構成単位(B)を含む共重合体からなる表面処理剤が開示されている。
また、本発明は、固体表面の洗浄と親水化処理を行うことができる親水化洗浄剤組成物及びこれを用いた親水化洗浄方法に関する。
<工程1>
(A1)内部オレフィンスルホン酸塩を0.03質量%以上含有する親水化洗浄液(I)と固体表面とを接触させる工程
(A)成分は、分岐型陰イオン界面活性剤である。分岐型陰イオン界面活性剤は、疎水性部分である炭化水素基が分岐構造を有する陰イオン界面活性剤である。なお、本発明では、陰イオン性界面活性剤が、親水性部分である陰イオン基に結合した炭素原子が2級又は3級炭素原子である炭化水素基を有する場合も、分岐構造を有する陰イオン界面活性剤であるとしてよい。
(A)成分としては、炭素数10以上30以下の分岐鎖炭化水素基と、硫酸エステル基又はスルホン酸基とを有する陰イオン界面活性剤が挙げられる。
(A)成分の分岐鎖炭化水素基としては、分岐鎖アルキル基、分岐鎖アルケニル基、分岐鎖アルキル基を有するアリール基が挙げられる。
R1a、R2aの炭化水素基は、水酸基などの置換基又はCOO基などの連結基を含んでいてもよい。
R1aとR2aの炭素数の合計は、9以上29以下が好ましい。なお、置換基又は連結基の炭素数は、R1a、R2aの炭化水素基の炭素数には算入しない。
式(A)中、Xは、SO3Mが好ましい。
式(A)中、Mは、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属(1/2原子)イオン、アンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンが挙げられる。Mは、アルカリ金属イオンが好ましく、ナトリウムイオン、カリウムイオンがより好ましく、カリウムイオンが更に好ましい。
Yは単結合が好ましい。
(B)成分は、(A)成分との共存下での固体表面の親水性向上の観点で、2族元素のイオンが好ましく、カルシウム(Ca)イオン及びマグネシウム(Mg)イオンから選ばれる1種以上がより好ましい。(B)成分は、Caイオンを含むことが好ましい。(B)成分は、CaイオンとMgイオンとを含むことがより好ましい。(B)成分が、CaイオンとMgイオンとを含む場合、Caイオン/Mgイオンのモル比は、好ましくは5/5以上、より好ましくは7/3以上、そして、好ましくは9/1以下である。
本発明は、(A1)成分のIOS〔以下、(A1)成分という〕、(B1)Caイオン及びMgイオンから選ばれる1種以上のイオン〔以下、(B1)成分という〕、並びに水を含有する親水化処理剤組成物であって、(A1)成分と(B1)成分のモル比が、(B1)/(A1)で0.01以上10以下である、親水化処理剤組成物を含む。
本明細書の記載は、(A)成分を(A1)成分に置き換えて、また、(B)成分を(B1)成分に置き換えて、全てこれらの親水化処理剤組成物にも適用できる。
本発明の親水化処理剤組成物は、防汚処理剤組成物であってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有する防汚処理剤組成物であって、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である、防汚処理剤組成物を提供する。
本発明の親水化処理剤組成物は、脱汚処理剤組成物であってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有する脱汚処理剤組成物であって、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である、脱汚処理剤組成物を提供する。
本発明の親水化処理剤組成物は、吸水性付与剤組成物であってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有する吸水性付与剤組成物であって、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である、吸水性付与剤組成物を提供する。
本発明の親水化処理剤組成物は、親水化洗浄剤組成物であってよい。
すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有する親水化洗浄剤組成物であって、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である、親水化洗浄剤組成物を提供する。
また、本発明は、(A)成分、(B1)成分、並びに水を含有する親水化洗浄剤組成物であって、(A)成分と(B1)成分のモル比が、(B1)/(A)で0.01以上10以下である、親水化洗浄剤組成物を提供する。
また、本発明は、(A1)成分、(B1)成分、並びに水を含有する親水化洗浄剤組成物であって、(A1)成分と(B1)成分のモル比が、(B1)/(A1)で0.01以上10以下である、親水化洗浄剤組成物を提供する。
これらの組成物には、本発明の親水化処理剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。また、これらの組成物における好ましい態様、例えば(A)成分、(B)成分及びこれらの含有量なども、本発明の親水化処理剤組成物と同じである。
本発明は、(A)成分と、(B)成分と、水とを、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合する、親水化洗浄剤組成物の製造方法を提供する。
本発明は、(A)成分及び水を含有する組成物と、(B)成分及び水を含有する組成物とを、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合する、親水化処理剤組成物の製造方法を提供する。
本発明は、(A)成分及び水を含有する組成物と、(B)成分及び水を含有する組成物とを、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合する、親水化洗浄剤組成物の製造方法を提供する。
本発明は、(A)成分を含有する組成物と、(B)成分を含み硬度が4°dH以上100°dH以下の水とを、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合する、親水化処理剤組成物の製造方法を提供する。
この硬度のためのカルシウム及びマグネシウムの濃度は、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩を使用したキレート滴定法で求められる。
本明細書における水の硬度の具体的な測定方法を下記に示す。
〔試薬〕
・0.01mol/l EDTA・2Na溶液:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの0.01mol/l水溶液(滴定用溶液、0.01 M EDTA-Na2、シグマアルドリッチ(SIGMA-ALDRICH)社製)
・Universal BT指示薬(製品名:Universal BT、(株)同仁化学研究所製)
・硬度測定用アンモニア緩衝液(塩化アンモニウム67.5gを28w/v%アンモニア水570mlに溶解し、脱イオン水で全量を1000mlとした溶液)
〔硬度の測定〕
(1)試料となる水20mlをホールピペットでコニカルビーカーに採取する。
(2)硬度測定用アンモニア緩衝液2ml添加する。
(3)Universal BT指示薬を0.5ml添加する。添加後の溶液が赤紫色であることを確認する。
(4)コニカルビーカーをよく振り混ぜながら、ビュレットから0.01mol/l EDTA・2Na溶液を滴下し、試料となる水が青色に変色した時点を滴定の終点とする。
(5)全硬度は下記の算出式で求める。
硬度(°dH)=T×0.01×F×56.0774×100/A
T:0.01mol/l EDTA・2Na溶液の滴定量(mL)
A:サンプル容量(20mL、試料となる水の容量)
F:0.01mol/l EDTA・2Na溶液のファクター
これらの製造方法は、本発明の親水化処理剤組成物の製造方法として好適である。
これらの製造方法には、本発明の親水化処理剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。
本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である処理液(以下、本発明の処理液という場合もある)を固体表面に接触させる、固体表面の親水化方法を提供する。(A)成分、(B)成分、固体表面は、本発明の親水化処理剤組成物で述べたものと同じである。本発明の固体表面の親水化方法には、本発明の親水化処理剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。例えば、本発明の固体表面の親水化方法における(A)成分、(B)成分の具体例や処理液中の含有量などの好ましい態様は、本発明の親水化処理剤組成物(ただし必要に応じて親水化処理剤組成物を処理液と置き換える)と同じである。
本発明の処理液は、本発明の親水化処理剤組成物であってもよく、また、本発明の親水化処理剤組成物と水とを混合して得られたものであってよい。
本発明の固体表面の親水化方法は、固体表面が、硬質物品の固体表面であることが好ましい。
また、本発明は、(A)成分と(B)成分が所定のモル比で共存して硬質表面などの固体表面に適用されると、当該固体表面を洗浄するとともに優れた親水性を付与できることを見出したものである。
本発明では、固体表面を処理する工程のいずれかで(A)成分と(B)成分とが所定のモル比で共存して固体表面に適用される状況が生じればよい。例えば、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、(B)/(A)のモル比が1未満である組成物を固体表面に接触させた後、(A)成分が固体表面に残存した状態又は(A)成分を含む前記組成物が固体表面と接触した状態で、(B)成分を含む水を、(B)/(A)が0.01以上10以下となるように供給して本発明の処理液(以下、親水化処理液ともいう。)を形成させて、該処理液を固体表面に接触させてもよい。
(i)本発明の親水化処理液に固体を浸漬させる方法
(ii)本発明の親水化処理液を固体表面に噴霧又は塗布する方法
(iii)本発明の親水化処理液で常法に従い固体表面を洗浄する方法
前記(i)の方法において、浸漬する時間は、固体表面の親水性向上の観点から、好ましくは0.5分以上、より好ましくは1分以上、更に好ましくは2分以上、更に好ましくは4分以上、更に好ましくは8分以上、更に好ましくは20分以上であり、そして、生産性向上の観点から、好ましくは60分以下、より好ましくは50分以下である。
前記(ii)の方法において、本発明の親水化処理液を固体表面に噴霧又は塗布する方法は、固体表面の広さ(面積)等に応じて適宜選択できる。本発明の親水化処理液を固体表面にスプレー等で噴霧した後、乾燥する方法が好ましい。必要に応じて、噴霧した後、水ですすいでもよい。また、噴霧した後、スポンジ等を用いて薄く塗りのばしてもよい。
固体表面に噴霧又は塗布する本発明の親水化処理液の量は、例えば、本発明の(A)成分の含有量が0.1質量%の本発明の親水化処理液の場合、好ましくは10cm2あたり0.01mL以上1mL以下である。
前記(iii)の方法において、本発明の親水化処理液は、本発明の(A)成分及び(B)成分を含有する洗浄剤組成物の形態で使用し、固体表面と接触させることが好ましい。かかる洗浄剤組成物の形態とする場合、取扱いの安全性、及び固体表面の損傷防止の観点から、そのpHは4以上が好ましく、そして、10以下が好ましく、8以下がより好ましい。
前記洗浄剤組成物は、任意に他の界面活性剤などを含有することができる。
前記(iii)にあるように、本発明により、固体表面の洗浄を行うこともできる。本発明の固体表面の親水化方法は、固体表面の親水化洗浄方法であってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、前記本発明の処理液を固体表面に接触させる、固体表面の親水化洗浄方法を提供する。
(A)成分を含有する組成物と、(B)成分を含有する組成物と、水とを、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合して処理液を調製すること、並びに
前記処理液を固体表面に接触させること
を含むものであってよい。処理液の調製に用いる水は、(A)成分を含有する組成物及び/又は(B)成分を含有する組成物に含有されていてもよい。好ましくは、(A)成分及び水を含有する組成物と、(B)成分及び水を含有する組成物とを混合して処理液を調製する。また、この方法は、任意に、前記処理液を接触させた前記固体表面を水ですすぐことを含んでいてもよい。
本発明の固体表面の親水化方法は、固体表面に防汚性を付与するものであってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である処理液を固体表面に接触させる、固体表面の防汚処理方法を提供する。
本発明の固体表面の親水化方法は、固体表面に脱汚性を付与するものであってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である処理液を固体表面に接触させる、固体表面の脱汚処理方法を提供する。
本発明の固体表面の親水化方法は、固体表面に吸水性を付与するものであってよい。すなわち、本発明は、(A)成分、(B)成分、及び水を含有し、(A)成分と(B)成分のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である処理液を固体表面に接触させる、固体表面への吸水性付与方法を提供する。
これらの方法には、本発明の親水化処理剤組成物及び固体表面の親水化方法で述べた事項を適宜適用することができる。また、これらの組成物における好ましい態様、例えば(A)成分、(B)成分及びこれらの含有量並びに処理液の好ましい態様なども、本発明の親水化処理剤組成物及び固体表面の親水化方法と同じである。
本発明の親水化洗浄剤組成物は、(A1)成分の内部オレフィンスルホン酸塩を含有する。ここで、親水化洗浄剤組成物とは、対象物、例えば固体表面の洗浄と親水化の両方を行う組成物であってよい。(A1)成分の内部オレフィンスルホン酸塩は、本発明の親水化処理剤組成物で記述したIOSであってよく、具体例や好ましい態様も同じであってよい。本発明の親水化洗浄剤組成物は、一剤で固体表面の洗浄と親水化を行うことができる。
本発明の親水化洗浄剤組成物は、洗浄性能の向上の観点から、(B)成分に相当する硬度成分を含む水と混合して用いられることが好ましい。
本発明の親水化洗浄剤組成物は、(A1)成分と(B)成分とを配合してなるものであってよい。
本発明の親水化洗浄剤組成物として、(A1)成分、(B)成分、及び水を含有する親水化洗浄剤組成物であって、(A1)成分を0.03質量%以上含有する、親水化洗浄剤組成物が挙げられる。
本発明の親水化洗浄剤組成物は、(A1)内部オレフィンスルホン酸塩及び水からなる親水化洗浄剤であってもよい。
本発明は、以下の工程1を有する固体表面の親水化洗浄方法に関する。
<工程1>
(A1)内部オレフィンスルホン酸塩を0.03質量%以上含有する親水化洗浄液(I)と固体表面とを接触させる工程
本発明で用いる親水化洗浄液(I)は、本発明の親水化洗浄剤組成物であってもよく、また、本発明の親水化洗浄剤組成物と水とを混合して得られたものであってよい。
本発明の固体表面の親水化洗浄方法は、固体表面が、硬質物品の固体表面であることが好ましい。
固体表面に接触させる親水化洗浄液(I)の(A1)成分の含有量の好適な範囲は、固体表面の親水性向上の観点から、固体表面に接触させる前記親水化処理液の(A)成分の含有量の好適な範囲と同様である。
本発明の親水化洗浄剤組成物が(A1)成分を前記の範囲で含有する場合、そのまま親水化洗浄液(I)として用いることができる。
(i-1)親水化洗浄液(I)に固体を浸漬させる方法、任意に(i-2)さらに(i-1)の後に機械力などの外力を用いて固体を洗浄する方法
(ii)親水化洗浄液(I)を固体表面に噴霧又は塗布する方法
前記(i-1)の方法において、浸漬する時間の好適範囲は、親水化洗浄液(I)の親水化性能及び洗浄性能を高める観点、並びに生産性向上の観点から、固体表面と親水化処理液の接触方法の場合と同様である。
前記(i-2)の方法において、親水化洗浄液(I)は、本発明の(A1)成分及び(B)成分を含有する洗浄剤組成物の形態で使用し、固体表面と接触させることが好ましい。かかる洗浄剤組成物の形態のpHの好適範囲は、前記親水化処理液を洗浄剤組成物の形態とする場合と同様である。前記洗浄剤組成物は、任意に他の界面活性剤などを含有することができる。外力による固体の洗浄は、洗浄機による洗浄、スポンジなどを用いた擦り洗いなどにより行うことができる。
前記(ii)の方法において、親水化洗浄液(I)を固体表面に噴霧又は塗布する方法は、前記親水化処理液を固体表面に噴霧又は塗布する方法と同様である。
例えば、親水化洗浄液(I)の硬度が10°dH以上30°dH以下であり、固体表面の材質がプラスチック、なかでもポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン又はガラスである場合、洗浄性向上の観点から、親水化洗浄液(I)は、(A1)成分を、0.03質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する。
また、例えば、親水化洗浄液(I)の硬度が2°dH以上10°dH未満であり、固体表面の材質がプラスチック、なかでもポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン又はガラスである場合、洗浄性向上の観点から、親水化洗浄液(I)は、(A1)成分を、0.03質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する。
<工程2>
(A1)内部オレフィンスルホン酸塩〔以下、(A1)成分という〕と(B)多価金属イオン〔以下、(B)成分という〕とを含有し、(A1)成分の含有量が0.03質量%以上である親水化洗浄液(II)と固体表面とを接触させる工程
工程2の親水化洗浄液(II)中の(A1)成分の含有量が、工程1の親水化洗浄液(I)中の成分(A1)成分の含有量より少ない場合、前記工程2は、固体表面で親水化洗浄液(I)を希釈して該親水化洗浄液(I)中の(A1)成分の含有量を低減するとともに、硬質表面に(A1)成分と(B)成分を共存させる工程であってよい。
また、親水化洗浄液(II)中の(A1)成分の含有量は、固体表面の親水性向上の観点から、好ましくは工程1の親水化洗浄液中の(A1)成分の含有量の90質量%以下、好ましくは工程1の親水化洗浄液中の(A1)成分の含有量の70質量%以下、更に好ましくは50質量%以下である。
(A1)成分は、固体表面の親水性向上の観点から、洗浄を行う濃度よりも少し低い濃度で固体表面に適用することが好ましい。
例えば、親水化洗浄液(II)の硬度が10°dH以上30°dH以下であり、固体表面の材質がプラスチック、なかでもポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィンである場合、すすぎをしない場合の固体表面の親水性向上の観点から、親水化洗浄液(II)は、(A1)成分を、0.03質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上含有する。
また、例えば、親水化洗浄液(II)の硬度が10°dH以上30°dH以下であり、固体表面の材質がプラスチック、なかでもポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィンである場合、すすぎをする場合の固体表面の親水性向上の観点から、親水化洗浄液(II)は、(A1)成分を、0.03質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、そして、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1質量%以下含有する。
工程2での親水化洗浄液(II)を固体表面と接触させる時間の好適範囲は、固体表面の親水性向上の観点から、前記親水化方法での親水化処理液を固体表面に接触させる時間の好適範囲と同様である。
攪拌装置付きフラスコに、1-オクタデカノール(花王社製、カルコール 8098)7000gと、触媒としてγ-アルミナ(Strem Chemicals Inc.社製)700gとを仕込み、攪拌下、280℃にて、系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら反応を行い、粗内部オレフィンを得た。前記粗内部オレフィンを、148-158℃、0.5mmHgで蒸留することで、オレフィン純度100%の炭素数18の内部オレフィンを得た。前記内部オレフィンを、薄膜式スルホン化反応器(内径14mmφ、長さ4m)に入れ、反応器外部ジャケットに20℃の冷却水を通液する条件下で、SO3濃度2.8容量%の三酸化硫黄ガスを用いてスルホン化反応を行った。反応モル比(SO3/内部オレフィン)は、1.09に設定した。
得られたスルホン化物を、理論酸価に対し1.2モル倍に相当する水酸化カリウム水溶液へ添加し、攪拌しながら30℃で1時間中和した。中和物をオートクレーブ中で160℃、1時間加熱することで加水分解を行い、内部オレフィンスルホン酸カリウム塩の粗生成物を得た。
分液漏斗に、前記粗生成物300gと、エタノール300mLとを入れ、1回あたり石油エーテル300mLを加えて油溶性の不純物を抽出除去した。この際、エタノールの添加により油水界面に析出した芒硝等の成分も、油水分離操作により水相から分離除去し、この操作を3回おこなった。水相側を蒸発乾固して、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸カリウム塩(C18IOS-K)を得た。
前記C18IOS-Kのスルホン酸基の存在位置のモル及び質量分布は、1位:1.6%、2位:25.1%、3位~9位:73.3%であった。H体とO体とのモル比(H体/O体)は、80/20であった。
塩化カルシウム(富士フイルム和光純薬社製、CaCl2、和光一級)83.32g、塩化マグネシウム六水和物(富士フイルム和光純薬社製、MgCl2・6H2O、和光一級)36.99g、及び、溶液量が1Lとなるように脱イオン水を混合して、硬度が5000°dHの硬水を得た。CaとMgとのモル比(Ca/Mg)は、8/2である。各試験の硬水は、この硬度が5000°dHの硬水を原液として適宜脱イオン水で希釈して用いた。
以下の親水化処理剤組成物を用いて、以下の方法で親水表面化の評価を行った。
<親水化処理剤組成物>
・本発明品1:C18IOS-Kの脱イオン水による水溶液と、硬水原液1から調製した硬度が16°dHの硬水とを混合して得た、C18IOS-Kの含有量が0.1質量%(酸型換算で0.09質量%)、(B)/(A)のモル比が1/1である、親水化処理剤組成物。
・本発明品2:C18IOS-Kの脱イオン水による水溶液と、硬水原液1から調製した硬度が32°dHのdH硬水とを混合して得た、C18IOS-Kの含有量が0.1質量%(酸型換算で0.09質量%)、(B)/(A)のモル比が2/1である、親水化処理剤組成物。
・比較品1:ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム(AES)の脱イオン水による水溶液と、硬水原液1から調製した硬度が16°dHの硬水とを混合して得た、AESの含有量が0.1質量%(酸型換算で0.094質量%)、(B)/AESのモル比が1/1である、親水化処理剤組成物。
親水化処理組成物500mLを入れた容器に、予め清浄にしたテストピースを浸漬し、25℃、70r/min、15分間の処理を行った。次いで、濯ぎ工程として、前記容器中の液を排水し、該親水化処理剤組成物の調製に用いた硬水500mLを入れ、テストピースを浸漬し、25℃、70r/min、1分間の濯ぎを行った。次いで、前記濯ぎ工程を同じ条件でもう一度行い、テストピースを自然乾燥した。
このテストピースの処理部分表面の脱イオン水に対する静止接触角を、自動接触角計(協和界面科学社製、DM-500)を用いて、脱イオン水添加量1μL、添加30秒後の条件にて測定した。
測定は、2枚のテストピースを用いて、1枚のテストピース当たり5回行い、10個の測定値の平均値を用いた。
接触角が小さいほど、親水化性能に優れる。結果を表1に示す。
・ガラス:あけぼの商会社製 ガラス板(四辺角削り加工)
・アクリル:スタンダードテストピース社製 PMMA(黒)
・ポリアミド66:スタンダードテストピース社製 PA66
・ポリカーボネート:スタンダードテストピース社製 ポリカーボネート(カーボグラスポリッシュ)
・メラミン:スタンダードテストピース社製 メラミン
・ポリ塩化ビニル:エンジニアリングテストサービス社製 PVC
・FRP:日本テストパネル社製 FRP
・ポリエステル:エンジニアリングテストサービス社製 PETP
・ポリスチレン:スタンダードテストピース社製 ポリスチレン
・ポリエチレン:エンジニアリングテストサービス社製 PE
・ABS:スタンダードテストピース社製 アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)
・ポリプロピレン:エンジニアリングテストサービス社製 PP
・ステンレス:エンジニアリングテストサービス社製 SUS430
・アルミニウム:スタンダードテストピース社製 A1050P(H24)
・アルミニウム合金:スタンダードテストピース社製 A3003P(H24)
・自動車用鉄鋼:スタンダードテストピース社製 SPFC590
・天然ゴム:スタンダードテストピース社製 天然ゴム(NR)
・フローリング:スタンダードテストピース社製 フローリング(合板)
・炭素材料:スタンダードテストピース社製 CFRP(つやなし)
・モデルスキン:ビューラックス社製 バイオスキン プレート♯WHITE
試験例1の本発明品1の親水化処理組成物において、(A)成分であるC18IOS-Kの含有量は0.1質量%のままで、(B)/(A)のモル比を表2aのように変更して試験例1と同様にテストピースに対する表面親水化の評価を行った。結果を表2に示す。なお、表2a中、(B)/(A)のモル比が1のものは試験例1の本発明品1に、また同モル比が2のものは試験例1の本発明品2に相当する。また、比較品2は以下のものである。
・比較品2:硬水原液1から調製した硬度が32°dHの硬水〔(A)成分の含有量は0質量%〕。
試験例2aと同様に、ただし、(A)成分を表3の成分として親水化組成物を調製し、テストピースに対する表面親水化の評価を行った。結果を表2bに示す。なお、表2bには、表2aの結果(一部)も示した。
・C18IOS-K:製造例1-1で得た、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸カリウム塩
[製造例1-2](C18IOS-Naの製造)
水酸化カリウム水溶液の代わりに水酸化ナトリウム水溶液で前記スルホン化物を中和する以外は製造例1-1と同様にして、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸ナトリウム塩(C18IOS-Na)を得る。
[製造例1-3](C16IOS-Kの製造)
1-オクタデカノールの代わりに1-ヘキサデカノール(花王社製、カルコール6098)を用いる以外は製造例1-1と同様にして、炭素数16の内部オレフィンスルホン酸カリウム塩(C16IOS-K)を得る。
・DASS:東京化成工業社製、ビス(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム塩、Bis(2-ethylhexyl)Sulfosuccinate Sodiumu salt
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のガラスピースについて、油滴に対する接触角を測定した。油滴に対する接触角が大きいことは、空気中での防汚効果が高いことの指標となる。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のガラスピースに、試験例1と同様に、ただし、脱イオン水に代えて菜種油を滴下し、試験例1と同様に接触角を測定した。菜種油は、SIGMA-ALDRICH社製 CodeNo.23-0450-5を使用した。
その結果、菜種油の接触角は、本発明品2では45.5°、比較品1では27.8°であり、本発明品2の方が、撥油性が高く油性汚れに対する防汚性に優れることが確認された。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のステンレスピースについて、再汚染防止効果を評価した。
試験例1の本発明品2で処理した後のステンレスピース及び比較品1で処理した後のステンレスピースを、一緒に、蓋付タッパー容器中で、硬度が16°dHの硬水2000mL中に浸漬させ、そこに、スダンIII(富士フィルム和光純薬社製)を0.02質量%含有する菜種油を10mL加え、1分間激しく振とうさせた後、排水した。その後のステンレスピースの状態を目視で観察した。
その結果を図1に示す。図1に示されるように、本発明品2で処理したステンレスピースは、表面に着色部分が殆ど残っておらず、汚れに接触しても再汚染されにくいことが確認された。一方、比較品1で処理したステンレスピースは、表面のところどころに着色部分が残っており、再汚染されやすいことが確認された。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のステンレスピースについて、脱汚性を評価した。
ステンレスピースは、15cm×7cmのサイズのものを用いた。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のステンレスピースに、前記スダンIIIを0.02質量%含有する菜種油を3g塗布した後、洗浄瓶を用いて脱イオン水を1分間かけ続けた後の状態を目視で観察した。
その結果を図2に示す。図2に示されるように、本発明品2で処理したステンレスピースは、速やかに菜種油が流下し表面に着色部分が殆ど残っておらず、脱汚性に優れることが確認された。一方、比較品1で処理したステンレスピースは菜種油が残留しところどころに着色部分が残っており、脱汚性に劣ることが確認された。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後のワイングラス(ニトリ社製、クリスタル赤ワイングラス2Pセット(ボルドー))について、防曇性を評価した。
試験例1の本発明品2又は比較品1を用いて、試験例1と同様にワイングラスを処理して乾燥させた。ワイングラスに、氷水を300g入れた後、3分後の外観の状態を目視で観察した。また、ワイングラスには、外部からの視認性の確認のため、文字が刻印されたプラスチック製キャップも入れた。
その結果を図3に示す。図3に示されるように、本発明品2で処理したワイングラスには水滴が殆ど付着しておらず、グラスを通してプラスチック製キャップやその文字が容易に確認できた。一方、比較品1で処理したワイングラスは水滴の付着による曇りが甚だしく、プラスチック製キャップの文字は全く判読できなかった。
試験例1の本発明品2又は比較品1で処理した後の各テストピースを、1枚のアクリル板に固定し試験ボードとした。ただし、ステンレスピースは3枚固定した。また、メラミン、FRP、ポリスチレンは、この試験では用いなかった。試験ボードのテストピース全体に、青色色素0.5質量%を含む水を8mL吹きかけ、立てかけて自然乾燥させた。その後の状態を目視で確認した。
その結果を図4に示す。図4に示されるように、本発明品2で処理した試験ボードは、テストピースに水が残存しておらず、水垢が付きにくいことが確認できた。一方、比較品1で処理した試験ボードは、テストピースの至る所で水が水滴として残存しており水垢がつきやすい状態であることが確認できた。
長辺25cm、短辺2.5cmの長方形に切り取った生地片を、本発明品2と比較品1を用い、試験例1と同様に親水化処理して乾燥させた。前記生地としては、市販のポリエステルファイユ(染色試材株式会社谷頭商店製、ポリエステル100%)を用いた。乾燥後の生地片の短辺の端から長辺方向に沿って2cmの場所に黒色の水性マーカーで印をつけた。印を付けた場所を0cmとして、最大20cmに達するまで、長辺方向に沿って1cm毎に印を付けた。前記の生地片を0cmの印を付けた方向を下に、反対の短辺を上に、長辺方向を水面に対して垂直に配置させた。次に、プラスチック製ビーカー(容量2リットル)に25℃の水道水を2L入れ、生地片の短辺(下端)を水面が0cmの印に達するまで水に浸した。水面が0cmに達した時間を0分として、15分後の水の高さを測定した。黒色の印がにじみ、クロマトグラフィーによって黒色インクが展開する先端のうち、0cmの地点から最も遠い先端までの長さを吸水高さとした。吸水高さの数値が大きい方が、吸水性が良いことを示す。吸水高さは、本発明品2では9.4cm、比較品1では2.1cmであり、本発明品2の方が、吸水性に優れることが確認された。前記吸水高さの数値は、2枚の生地片の平均値である。
製造例1-1で得たC18IOS-Kを内部オレフィンスルホン酸塩1として用いた。
内部オレフィンスルホン酸塩2は、炭素数16の内部オレフィンスルホン酸カリウム塩であり、スルホン酸基の存在位置のモル及び質量分布は、1位:1.8%、2位:21.8%、3位~8位:76.4%であった。また、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩(H体)とオレフィンスルホン酸塩(O体)とのモル比(H体/O体)は、80/20であった。この内部オレフィンスルホン酸塩2は、例えば、製造例1-3と同様にして得ることができる。
攪拌装置付きフラスコに、炭素数20-24のα-オレフィン(Chevron Phillips Chemical社製、AlphaPlusC20-24)1100gと、触媒として活性アルミナ(水澤化学工業社製、GP-20)110gを仕込み、攪拌下、280℃にて、系内に窒素(300mL/min.)を流通させながら反応を行い、粗内部オレフィンを得た。前記粗内部オレフィンを、169~212℃、0.6mmHgで蒸留することで、オレフィン純度100%の炭素数20~24の内部オレフィンを得た。
続いて1L四つ口フラスコにメカニカルスターラーを取りつけ、滴下漏斗を2本取り付けた。系内を減圧窒素置換した上で1,4-ジオキサン80gとクロロホルム330gを投入し系全体を氷浴にて冷却した。冷却後、液体SO3 23gを1時間かけて滴下した。滴下後、前記内部オレフィン67gを加え室温にて反応させた。
得られたスルホン化物を、理論酸価に対し1.9モル倍に相当する水酸化ナトリウム水溶液へ添加し、攪拌しながら10℃で3時間中和した。中和物を1Lナスフラスコに入れ、エバポレーターによりクロロホルム、水、ジオキサンを留去した。続いて、オートクレーブ中で170℃、1時間加熱することで加水分解を行い、内部オレフィンスルホン酸ナトリウム塩の粗生成物を得た。
分液漏斗に、前記内部オレフィンスルホン酸ナトリウム塩の粗生成物10gと、エタノール30mLとを入れ、1回あたり石油エーテル30mLを加えて油溶性の不純物を抽出除去した。この際、エタノールの添加により油水界面に析出した芒硝等の成分も、油水分離操作により水相から分離除去し、この操作を3回行った。水相側を蒸発乾固して、炭素数20~24の内部オレフィンスルホン酸ナトリウム塩(内部オレフィンスルホン酸塩3)を得た。
塩化カルシウム(富士フイルム和光純薬社製、CaCl2、和光一級)1.048g、及び、溶液量が0.5Lとなるように超純水を混合して、硬度の80°dHの硬水原液2を得た。なお、この硬水原液2は、(B)成分であるCa2+を含む。
内部オレフィンスルホン酸塩1~3に、それぞれ、濃度が5質量%となるように、超純水を混合して内部オレフィンスルホン酸塩1~3の原液を調製した。
(A1)成分の比較化合物として、比較品4は、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム(ライオン社製、リポランLB-440)を用いた。前記α-オレフィンスルホン酸ナトリウムと超純水を混合して、濃度が5質量%の比較品4の原液を得た。
(テストピースの準備)
<アルカリ処理>
スライドグラス(松波硝子工業社製、S111 76mm×26mm×0.8~1.0mm(厚さ))を、50質量%水酸化カリウム水溶液に、25℃の室温で2時間浸漬した。そして、前記テストピースを超純水ですすいだ後、常圧、60℃の条件で、30分間静置し、室温まで冷却した。
前記アルカリ処理後のスライドガラスをそのまま、親水化性能評価に供するテストピース(以下、親水化性能試験用テストピースという場合もある)として用いた。
前記アルカリ処理後のスライドガラスの質量(風袋質量)を測定した。その後、60℃のモデル油脂(牛脂:菜種油=9:1質量比)に、質量を測定したスライドガラスを2.5cm浸漬させ、25℃の室内で放置して固化させ、質量(洗浄前質量)を測定した。前記の操作によって得られた、表面にモデル油脂が塗布されたスライドガラスを、洗浄処理に供するテストピース(以下、洗浄試験用テストピースという場合もある)として用いた。
表3に記載の組成の親水化洗浄剤組成物及び処理液を用いた。(A1)成分の質量%は、酸型化合物に換算した量に基づく(以下同様)。組成は原料の添加量から算出した(以下同様)。なお、表3中、(Bの総使用量)/(A1の総使用量)は、第1の処理及び第2の処理でのA1の総使用量に対する、第1の処理及び第2の処理でのBの総使用量のモル比である(以下同様)。
<親水化性能評価>
下記実施例1-1~1-3の方法で親水化処理した後、テストピースの処理部分表面の超純水に対する静止接触角を、自動接触角計(KRUSS社製、DSA30)を用いて測定した。接触角は、超純水3μLを添加して5分後に測定した。また、接触角は、1枚のテストピース当たり3か所で測定し、平均値を用いた。接触角が小さいほど、親水化性能に優れる。
下記実施例1-1~1-3の方法で洗浄処理した後に乾燥させたテストピースを用いて質量(洗浄後質量)を測定し、以下の式で洗浄率を求めた。
洗浄率(%)={(洗浄前質量)-(洗浄後質量)}/{(洗浄前質量)-(風袋質量)}×100
洗浄率が大きいほど、洗浄力に優れる。
前記親水化洗浄剤組成物及び処理液並びに前記テストピースとを用いて、下記のように処理を行った。結果を表3に示す。
(親水化処理)
工程1
50mLのガラスビーカーに入れた40mLの親水化洗浄剤組成物に、親水化性能評価用テストピースを浸漬し、25℃、600rpm、5分間の処理を行った。前記親水化洗浄剤組成物の攪拌は、回転子(アズワン社製、ラボラン回転子(PTFE)9-870-02)と、電磁スターラー(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製、Cimarec i Telesystem 60 Position)を用いて行った。
工程2
工程1の後、テストピースと親水化洗浄剤組成物の全量とを、硬水原液2と超純水とから調製した硬度が20°dHの硬度水360mLが入った500mLのビーカーに加えて、さらに25℃、600rpm、5分間の処理を行った。なお、工程2で用いた混合物を表では処理液と表示した(以下同様)。本工程で用いた混合物の攪拌は、前記と同じ回転し及び電磁スターラーを用いて行った。テストピースを取り出し、25℃で24時間乾燥(以下、自然乾燥ともいう)した。
親水化性能評価用テストピースを浸漬する代わりに、洗浄試験用テストピースのモデル油脂が塗布された部分を浸漬する以外は、親水化処理と同様の処理を行った。
(親水化処理)
工程1
100mLのガラスビーカーに入れた80mLの親水化洗浄剤組成物を用いた以外は、実施例1-1と同様の操作を行った。
工程2
工程1の後、テストピースを取り出し、別の100mLのガラスビーカーに入れた、硬水原液2と超純水とから調製した硬度が20°dHの硬度水80mLに、テストピースのモデル油脂を付着させた部分全体を浸漬し、25℃、600rpm、5分間の処理を行った。
なお、本工程で用いた混合物の攪拌は、前記と同じ回転子と電磁スターラーを用いて行った。
親水化性能評価用テストピースを浸漬する代わりに、洗浄試験用テストピースのモデル油脂が塗布された部分を浸漬する以外は、親水化処理と同様の処理を行った。
なお、実施例1-2、並びに後述する実施例1-3、実施例2-1、実施例2-2及び実施例9では、工程1の終了時にテストピースに(A1)成分を含む組成物が付着しているが、付着した組成物から工程2で硬度水に取り込まれる(A1)成分の量は極めて微量であるため、その量は、工程2では、(A1)成分の含有量には算入していない。
工程2で、表3に記載の処理液を用いた以外は、実施例1-2と同様の条件で、親水化処理及び洗浄処理を行った。
表4に記載の親水化洗浄剤組成物及び処理液を用いた以外は、実施例1-2と同様の条件で評価を行った。結果を表4に示す。
(テストピースの準備)
アルカリ処理後のスライドガラスの代わりに、ポリプロピレン基板(日本テストパネル社製 標準試験板PP)(以下、PP基板という場合もある)を用いた以外は、実施例1の洗浄処理に供するテストピースと同様の方法で、洗浄試験に供するテストピースを得た。
表5に記載の組成の親水化洗浄剤組成物を用いた。
下記の方法で洗浄処理した後に乾燥させたテストピースを用いて実施例1に記載の洗浄力評価と同様の方法で、洗浄率を求めた。結果を表5に示す。
<すすぎ無し>
100mLのガラスビーカーに入れた80mLの親水化洗浄剤組成物に、テストピースの全体を浸漬し、25℃、600rpm、10分間の処理を行った。この処理は、実施例1と同じ回転子と電磁スターラーを用いて行った。テストピースを取り出した後、自然乾燥した。
<すすぎ有り>
テストピースを取り出した後自然乾燥する前に、洗瓶を用いてテストピースの裏表を3秒間ずつ超純水ですすいだ以外は、すすぎ無しの場合と同様の処理を行った。
テストピースとして、実施例1の洗浄処理に供するテストピースと同様の方法で得られたものを用い、親水化洗浄剤組成物として、表6に記載の組成の親水化処理剤組成物を用いた以外は、実施例3と同様に洗浄処理及び洗浄力評価を行った。結果を表6に示す。
(テストピースの準備)
PP基板をエタノールで清浄にして、親水化処理に供するテストピースを得た。
親水化洗浄剤組成物として、表7に記載の組成の親水化洗浄剤組成物を用いた。
下記の方法でテストピースを親水化処理した後、実施例1に記載の親水化性能評価と同様の方法で、親水化性能を評価した。結果を表7に示す。
<すすぎ無し>
100mLのガラスビーカーに入れた80mLの親水化洗浄剤組成物に、テストピースの全体を浸漬し、25℃、600rpm、10分間の処理を行った。この処理は、実施例1と同じ回転子と電磁スターラーを用いて行った。テストピースを取り出した後、自然乾燥した。
<すすぎ有り>
テストピースを取り出した後自然乾燥する前に、洗瓶を用いてテストピースの裏表を3秒間ずつ超純水ですすいだ以外は、すすぎ無しの場合と同様の処理を行った。
(テストピースの準備)
前記アルカリ処理後のスライドガラスをそのまま、テストピースとして用いた。
表8に記載の組成の親水化洗浄剤組成物を用いた。
接触角を測定する超純水の添加量を1.5μLとした以外は、実施例1に記載の親水化性能評価と同様の方法で、親水化性能を評価した。なお、親水化処理は、実施例5のすすぎ無しの場合と同様の条件で行った。結果を表8に示す。
親水化洗浄剤組成物として、表9に記載の組成の組成物を用い、テストピースを浸漬する時間を表9に記載したように変更した以外は、実施例5と同様の条件で、親水化処理及び親水化性能の評価を行った。結果を表9に示す。
親水化洗浄剤組成物として、表10に記載の組成の組成物を用い、テストピースを浸漬する時間を表10に記載したように変更した以外は、実施例5と同様の条件で、親水化処理及び親水化性能の評価を行った。
結果を表10に示す。
親水化洗浄剤組成物及び処理液として、表11に記載の組成の組成物を用い、第2工程でテストピースを浸漬する時間を表11に記載したように変更した以外は、実施例2-2と同様に親水化処理及び親水化性能の評価を行った。結果を表11に示す。
Claims (11)
- (A)分岐型陰イオン界面活性剤、(B)多価金属イオン、及び水を含有する親水化処理剤組成物であって、
(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下であり、
(A)を0.09質量%以上5質量%以下含有し、
(A)が、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸塩であり、
(B)が、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる1種以上である、
親水化処理剤組成物。 - 硬質表面用である、請求項1記載の親水化処理剤組成物。
- (A)分岐型陰イオン界面活性剤、(B)多価金属イオン、及び水を含有し、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下である処理液を固体表面に接触させる、固体表面の親水化方法であって、
処理液が、(A)を0.09質量%以上5質量%以下含有し、
(A)が、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸塩であり、
(B)が、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる1種以上である、
固体表面の親水化方法。 - 固体表面が、硬質物品の固体表面である、請求項3に記載の固体表面の親水化方法。
- 処理液を固体表面に接触させた後、該固体表面を水ですすぐ、請求項3又は4に記載の固体表面の親水化方法。
- 処理液が、請求項1又は2記載の親水化処理剤組成物と水とを混合して得られたものである、請求項3~5の何れか1項記載の固体表面の親水化方法。
- 処理液が、(A)及び水を含有する組成物と、(B)及び水を含有する組成物とを混合して得られたものである、請求項3~6の何れか1項記載の固体表面の親水化方法。
- 請求項1又は2に記載の組成物の、固体表面を親水化するための使用。
- (A)分岐型陰イオン界面活性剤、(B)多価金属イオン、及び水とを、(A)と(B)のモル比が、(B)/(A)で0.01以上10以下となるように混合する、親水化処理剤組成物の製造方法であって、
前記親水化処理剤組成物は(A)を0.09質量%以上5質量%以下含有し、
(A)が、炭素数18の内部オレフィンスルホン酸塩であり、
(B)が、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる1種以上である、
親水化処理剤組成物の製造方法。 - (A)及び水を含有する組成物と、(B)及び水を含有する組成物とを混合する、請求項9記載の親水化処理剤組成物の製造方法。
- 前記親水化処理剤組成物は、硬質表面用である、請求項9又は10記載の親水化処理剤組成物の製造方法。
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