JP7370598B2 - ペプチド及びその使用 - Google Patents
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Description
本発明の第1態様に係るペプチドは、以下の一般式(I)に示されるアミノ酸配列からなり、消化器系の癌細胞又は癌組織への高度の集積性を有する。
(a)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列;
(b)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列において、1又は2個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加された配列を含むアミノ酸配列;
Y11はアミノ酸数1以上10以下のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーであって、前記アミノ酸残基は、それぞれ独立して、グリシン残基、プロリン残基、セリン残基、システイン残基又はリシン残基である;
X12は、前記(a)若しくは前記(b)のアミノ酸配列からなるペプチド残基、又は、それらのレトロインバーソ型ペプチド残基である。n11は1以上9以下の整数である。)
上記第1態様に係るペプチドにおいて、前記n11が1以上4以下の整数であってもよい。
上記第1態様に係るペプチドにおいて、前記X11及び前記X12が同一のアミノ酸配列からなるペプチド残基である、又は、前記X12が前記X11のレトロインバーソ型ペプチド残基であってもよい。
上記第1態様に係るペプチドは、配列番号15~31のいずれかに示されるアミノ酸配列からなってもよい。
上記第4態様に係る医薬組成物は、消化器系の癌治療用であってもよい。
上記第4態様に係る医薬組成物は、膵癌治療用であってもよい。
前記生理活性物質が抗癌剤であってもよい。
前記標識物質が安定同位体、放射性同位体又は蛍光物質であってもよい。
上記第6態様に係るイメージング組成物は、消化器系の癌用であってもよい。
上記第6態様に係るイメージング組成物は、膵癌診断用であってもよい。
本実施形態のペプチドは、以下の一般式(I)に示されるアミノ酸配列からなり、消化器系の癌細胞又は癌組織への高度の集積性を有する。
(a)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列;
(b)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列において、1又は2個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加された配列を含むアミノ酸配列;
Y11はアミノ酸数1以上10以下のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーであって、前記アミノ酸残基は、それぞれ独立して、グリシン残基、プロリン残基、セリン残基、システイン残基又はリシン残基である;
X12は、前記(a)若しくは前記(b)のアミノ酸配列からなるペプチド残基、又は、それらのレトロインバーソ型ペプチド残基である。n11は1以上9以下の整数である。)
消化器系の癌として具体的には、例えば、食道癌、胆道癌、肝細胞癌、膵癌、胃癌、大腸癌等が挙げられる。
また、「胆道癌」とは、胆管癌、胆嚢癌及び十二指腸乳頭部癌胆管癌からなる癌を意味する。さらに、胆管癌とは、胆管の上皮から発生する悪性腫瘍を意味し、その発生した胆管の部位により、肝外胆管癌である肝門部領域胆管癌及び遠位胆管癌、並びに、肝内胆管癌(胆管細胞癌)に分けることができる。胆嚢癌とは、胆嚢と胆嚢管から発生する悪性腫瘍を意味する。十二指腸乳頭部は、乳頭部胆管、乳頭部膵管、共通管部、大十二指腸乳頭から構成されており、十二指腸乳頭部癌とは、上述の部位に発生した癌を意味する。また、病理組織学的分類では、腺癌、腺扁平上皮癌、肝内胆管細胞癌を指す。
また、「膵癌」とは、膵臓から発生した腫瘍を意味し、膵臓癌とも言う。
膵臓は、膵液を産生する腺房、膵液を運ぶ膵管、及び、内分泌腺であるランゲルハンス島等からなっており、癌はいずれの組織からも発生しうるが、それぞれ全く異なる性質を示す腫瘍となる。膵癌(膵臓癌)の種類としては、例えば、浸潤性膵管癌(Invasive ductal carcinoma)、膵管内乳頭粘液性腫瘍(Intraductal papillary mucinous neoplasm;IPMN)、膵管内管状乳頭腫瘍(Intraductal tubulopapillary neoplasm;ITPN)、膵内分泌腫瘍、膵管内乳頭粘液性腫瘍、粘液性嚢胞腫瘍、腺房細胞癌、漿液性嚢胞腺癌、転移性膵癌等が挙げられる。中でも、浸潤性膵管癌は膵臓にできる腫瘍性病変の80~90%を占めている。
また、膵癌のうち、浸潤性膵管癌と、上記胆道癌とは、癌の発生及び進行の仕組みが類似していることが知られている。
本実施形態のペプチドは、以下の一般式(I)に示されるアミノ酸配列(以下、「アミノ酸配列(I)」と称する場合がある)からなる。
一般式(I)中、X11は以下の(a)又は(b)のアミノ酸配列からなるペプチド残基である。
(a)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列、
(b)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列において、1又は2個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加された配列を含むアミノ酸配列
RXPTTWHKP (配列番号1)
AXXYTWIRA (配列番号2)
RXWRQCRWR (配列番号3)
RRPTTWHKP (配列番号4)
RmRPTTWHKP (配列番号5)
ARRYTWIRA (配列番号6)
AmRRYTWIRA (配列番号7)
ARmRYTWIRA (配列番号8)
AmRmRYTWIRA (配列番号9)
RAWRQCRWR (配列番号10)
RmAWRQCRWR (配列番号11)
(b)配列番号1~3のいずれかに示されるアミノ酸配列において、1又は2個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加された配列を含むアミノ酸配列
RPTTWHKP(配列番号13)
RRPTTWH(配列番号14)
L-アミノ酸は、天然に存在するアミノ酸であり、D-アミノ酸は、L-アミノ酸残基のキラリティーが反転しているものである。また、消化器系の癌細胞又は癌組織への高度の集積性を高めるために、又は、他の物性を最適化するために上記(a)又は上記(b)のアミノ酸配列からなるペプチド残基を構成するアミノ酸残基は、メチル化等の化学的修飾を受けていてもよい。
一般式(I)中、X12は、上記(a)もしくは上記(b)のアミノ酸配列からなるペプチド残基、又は、それらのレトロインバーソ型ペプチド残基である。
本明細書において、「レトロインバーソ型ペプチド残基」とは、アミノ酸配列が逆転し、且つ、鏡像異性体アミノ酸残基によって置換されているペプチド残基を意味する。
一般式(I)中、Y11はアミノ酸数1以上10以下のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーである。Y11を構成する前記アミノ酸残基は、それぞれ独立して、グリシン残基、プロリン残基、セリン残基、システイン残基又はリシン残基である。Y11におけるアミノ酸数は、1以上5以下であり、1以上3以下が好ましく、1がより好ましい。
中でも、Y11はアミノ酸数1以上10以下のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーであって、前記アミノ酸残基はそれぞれ独立して、グリシン残基、システイン残基又はリシン残基であることが好ましく、アミノ酸数1のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーであって、前記アミノ酸残基はグリシン残基、システイン残基又はリシン残基であることがより好ましい。Y11を構成する前記アミノ酸残基がシステイン残基又はリシン残基である場合には、システイン残基のチオール基(-SH)又はリシン残基の側鎖を介して、後述する目的物質を共有結合により本実施形態のペプチドに結合させることができる。
一般式(I)中、n11は1以上9以下の整数であり、1以上8以下の整数が好ましく、1以上6以下の整数がより好ましく、1以上4以下の整数がさらに好ましく、1以上3以下の整数が特に好ましく、1以上2以下の整数が最も好ましい。
本実施形態のペプチドは、化学合成法によって製造してもよく、或いは生物学的方法によって製造してもよい。化学合成法としては、例えば、ペプチド固相合成法(Boc固相合成法、Fmoc固相合成法等)等が挙げられる。生物学的方法としては、例えば、上記ペプチドをコードする核酸を有する発現ベクターによる無細胞ペプチド合成系や生細胞ペプチド合成系を用いた方法等が挙げられる。無細胞ペプチド合成系及び生細胞ペプチド合成系についての詳細は後述する。
本実施形態の核酸は、上記実施形態に係るペプチドをコードする核酸である。
ベクターとしては、タンパク質発現ベクターであることが好ましい。発現ベクターとしては特に限定されず、例えば、大腸菌由来のプラスミド、枯草菌由来のプラスミド、酵母由来プラスミド、バクテリオファージ、ウイルスベクター及びこれらを改変したベクター等を用いることができる。大腸菌由来のプラスミドとしては、例えば、pBR322、pBR325、pUC12、pUC13等が挙げられる。枯草菌由来のプラスミドとしては、例えば、pUB110、pTP5、pC194等が挙げられる。酵母由来プラスミドとしては、例えば、pSH19、pSH15等が挙げられる。バクテリオファージとしては、例えば、λファージ等が挙げられる。ウイルスベクターの由来となるウイルスとしては、例えば、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、レンチウイルス、ワクシニアウイルス、バキュロウイルス、レトロウイルス、肝炎ウイルス等が挙げられる。
本実施形態のペプチドは、後述する目的物質とは別に、修飾物質で修飾された形態であってもよい。修飾物質としては、例えば、糖鎖、ポリエチレングリコール(PEG)等が挙げられる。また、修飾物質としては、例えば、リポソーム、ウイルス、デンドリマー、抗体(イムノグロブリン)、エクソソーム、ポリマーミセル等を用いてもよい。すなわち、本実施形態のペプチドは、リポソーム、ウイルス、エクソソーム、ポリマーミセルの表現に結合した形で、或いは、デンドリマーの側鎖部分に上記ペプチドが1個又は2個以上の複数個結合した形で、或いは、抗体(イムノグロブリン)と上記ペプチドとが結合した形で、用いることができる。
対象となる目的物質としては、用途に応じて適宜選択することができ、例えば、消化器系の癌細胞又は癌組織のイメージングのために使用する場合においては、後述するとおり、標識物質を目的物質として用いることができる。また、例えば、消化器系の疾患(例えば、癌)の治療用途で使用する場合においては、後述するとおり、生理活性物質(特に、抗癌剤)を目的物質として用いることができる。本実施形態のペプチドは、これら目的物質を1種単独で送達させることもでき、2種以上組み合わせて送達させることもできる。
目的物質は、上記ペプチドと、直接又はリンカーを介すことで、物理的又は化学的に結合されていてよい。具体的な結合方法としては、例えば、配位結合、共有結合、水素結合、疎水性相互作用、物理吸着等が挙げられ、何れの公知の結合、リンカー及び結合方法を採用することができる。また、目的物質と本実施形態のペプチドとの結合位置は、必要に応じて適宜選択できる。さらに、物理的又は化学的な結合がない場合であっても、立体構造により他方がもう他方の動きを制限し共に動きうる状態にあるものも本実施形態においては結合された状態に含まれる。
本実施形態のPDCは、上記ペプチド及び生理活性物質を含む。
本実施形態の医薬組成物は、上記PDCを含む。
本実施形態の医薬組成物は、治療的に有効量の上記PDC、及び薬学的に許容される担体又は希釈剤を含む。薬学的に許容される担体又は希釈剤は、賦形剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘稠剤、矯味剤、溶解補助剤等が挙げられる。これら担体又は希釈剤の1種以上を用いることにより、注射剤、液剤、カプセル剤、懸濁剤、乳剤、又は、シロップ剤等の形態の医薬組成物を調製することができる。
又は、水若しくはそれ以外の薬学的に許容される液との無菌性溶液、又は懸濁液剤の注射剤の形で非経口的に使用されるものが挙げられる。
さらには、薬学的に許容される担体又は希釈剤、具体的には、ベヒクル(例えば、滅菌水や生理食塩水、植物油)、乳化剤、懸濁剤、界面活性剤、安定剤、香味剤、賦形剤、防腐剤、結合剤等と適宜組み合わせて、一般に認められた製薬実施に要求される単位用量形態で混和することによって製剤化されたものが挙げられる。
注射用の水溶液ベヒクルとしては、例えば、生理食塩水、ブドウ糖やその他の補助薬を含む等張液等が挙げられ、適当な溶解補助剤、非イオン性界面活性剤等と併用してもよい。その他の補助薬としては、例えば、D-ソルビトール、D-マンノース、D-マンニトール、塩化ナトリウム等が挙げられる。溶解補助剤としては、例えば、アルコール等が挙げられる。アルコールとしては、例えば、エタノール、ポリアルコール等が挙げられる。ポリアルコールとしては、例えば、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリソルベート80(登録商標)、HCO-50等が挙げられる。
本実施形態の医薬組成物は、PDCに含まれる生理活性物質の種類、被検動物(ヒト又は非ヒト動物を含む各種哺乳動物、好ましくはヒト)の年齢、性別、体重、症状、治療方法、投与方法、処理時間等を勘案して適宜調節される。
例えば、本実施形態の医薬組成物を注射剤により静脈内(Intravenous:i.v.)注射する場合、被検動物(好ましくはヒト)に対し、1回の投与において1kg体重当たり、例えば0.1mg以上1000mg以下程度の量のPDCを投与することができる。
一実施形態において、本発明は、消化器系の癌(特に、膵癌)の治療又は予防のための上記PDCを含む医薬組成物を提供する。
本実施形態の標識ペプチドは、上記ペプチド及び標識物質を含む。
標識物質としては、例えば安定同位体、放射性同位体、蛍光物質、陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography:PET)用核種、単一光子放射断層撮影(Single photon emission computed tomography:SPECT)用核種、核磁気共鳴画像法(Magnetic resonance imaging:MRI)造影剤、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography:CT)造影剤、磁性体等が挙げられる。また、標識物質がタンパク質である場合、標識物質と上記ペプチドとの融合タンパク質の形態で用いてもよい。中でも、安定同位体、放射性同位体又は蛍光物質が好ましい。上記標識物質を備えることで、標識ペプチドが消化器系の癌細胞又は癌組織まで送達されたか否かを簡便且つ高感度に確かめることができる。
本実施形態の方法は、消化器系の癌細胞又は癌組織をイメージングするための方法であって、上記標識ペプチドを用いる方法である。
本実施形態のイメージング組成物は、上記標識ペプチドに加えて、必要に応じて、薬学的に許容される担体又は希釈剤を含むことができる。薬学的に許容される担体又は希釈剤としては、上記医薬組成物において例示されたもののうち、イメージング組成物に通常使用される公知の成分が挙げられる、
国際公開第2017/086090号に記載のペプチドを用いて、ヒト血漿による分解試験を行い、該ペプチドの詳細且つ経時的な変性パターンを分析した。
具体的には、配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるペプチド(以下、「PCPP11」と称する場合がある)を50質量%の濃度のヒト血漿に添加し、分解試験開始直後(0分後)、5分後、10分後、20分後、30分後、60分後及び120分後と経時的にサンプリングして、MALDI-TOFMS(Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization-Time of Flight Mass Spectrometry)法により、試料を分析した。結果を図1及び以下の表2に示す。なお、表2において、「UK」とは、Unknownの略である。また、表2に示すペプチドのNo.は、図1に示すグラフのピークに記載の数値と対応している。
次いで、参考例1での結果を踏まえて、PCPP11のアミノ酸配列を改変することで、膵癌細胞又は膵癌組織への高度の集積性を維持しながら、生体内での分解耐性に優れるペプチドの開発を試みた。
具体的には、以下の表3に示す6種のペプチドをデザインした。表3において、「FAM-L」は、ペプチドN末端に蛍光物質FAMを標識し、N末端を保護したPCPP11である。「LL」は、グリシンをスペーサーとしてPCPP11のアミノ酸配列を2度反復したペプチドである。「LLL」は、グリシンをスペーサーとしてPCPP11のアミノ酸配列を3度反復したペプチドである。「Ld」は、前半のアミノ酸配列にはL-アミノ酸を用い、後半のアミノ酸配列として光学異性体を用いたレトロインバーソ配列を連結したL体-D体キメラ型ペプチドである。
また、参考例1での分解試験の結果から、N末端から1番目及び2番目の2個のアルギニン間のペプチド結合が分解されやすいことが推察された。よって、「NmLL」は、N末端から1番目及び2番目の2個のアルギニン間のペプチド結合に分解耐性を与えるために、上記LLペプチドにおいて、N末端から2番目のアルギニンをメチル基修飾型アルギニンに置換したペプチドである。また、「NmLd」は、N末端から1番目及び2番目の2個のアルギニン間のペプチド結合に分解耐性を与えるために、上記Ldペプチドにおいて、N末端から2番目のアルギニンをメチル基修飾型アルギニンに置換したL体-D体キメラ型ペプチドである。
また、表5において、No.13とNo.13’、No.14とNo.14’は、それぞれ同じアミノ酸配列からなるペプチドであるが、MALDI-TOFMS法による分析での帰属するピークが異なる。
また、図3から、LLLペプチドでは、試験開始から120分以内に分解産物は見られなかった。
また、図4及び表5から、N末端がFAM標識されたPCPP11の試験開始から120分後における分解耐性は、29%であった。
また、図5及び表6から、Ldペプチドの試験開始から120分後における分解耐性は、32%であった。
また、図6から、NmLdペプチドでは、試験開始から120分以内に分解産物は見られなかった。
特に、NmLLペプチド、NmLdペプチド及びLLLペプチドでは、試験を行った120分の間、分解耐性は100%の状態が保たれており、分解耐性に特に優れることが明らかとなった。
以下の表8に示す各細胞での各ペプチドの集積性の確認試験を行った。また、ペプチドとしては、下記表9に示すもののうち、試験例1で用いたFAM-PCPP11と、N末端がFAM標識されたLLペプチド(FAM-LL)及びN末端がFAM標識されたLdペプチド(FAM-Ld)とを用いた。
図8Bから、FAM-LLを添加した膵癌細胞及び胃癌細胞では、FAM-PCPP11を添加した膵癌細胞及び胃癌細胞と比較して、蛍光の定量値がそれぞれ2.9倍以上と顕著に上昇していた。
1.蛍光標識型ペプチドの調製
上記の表9に示すように、試験例1で用いたFAM-PCPP11と、N末端がFAM標識されたLLペプチド、LLLペプチド及びLdペプチド、並びに、C末端がエチレン基を介してFAM標識されたNmLdペプチドを準備した。また、以下の試験及び図等において、これらのFAM標識された各ペプチドを単に「PCPP11」、「LL」、「LLL」、「Ld」及び「NmLd」と称する場合がある。
次いで、ヒト膵癌増殖及び進展マウスモデル(Balb/c nu/nuマウス、皮下及び腹腔内ヒト膵癌細胞移植モデル)に対し、上記「1.」で調製した各蛍光標識型ペプチド200μgを静脈注射した。次いで、静脈注射から30分後のペプチドの体内動態を、投与マウス新鮮解剖検体で組織解析し、吸収性を蛍光シグナルの検出により定量化した。各蛍光標識型ペプチドを投与したヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルの組織別の表面及び切片の明視野像(左)及び蛍光像(右)を図9Aに、蛍光標識型ペプチドの種類別の組織切片の明視野像(左)及び蛍光像(右)を図9Bに示す。図9Aにおいて、「sc tumor」は、subcutaneous tumorの略であり、皮下腫瘍である。図9Bにおいて、「abd tumor」はabdominal tumorの略であり、腹腔内に形成された腫瘍である。「br」は脳、「hr」は心臓、「kd」は腎臓、「liv」は肝臓である。「liv. meta」はliver metastatic tumorの略であり、肝臓に転移した腫瘍である。「panc」は膵臓、「sp」は脾臓である。以降の図においても、同様の略称を使用する。また、図9Aにおいて「untreated」とは、蛍光標識型ペプチドを投与していないマウスから摘出された組織である。各組織における蛍光シグナルの検出結果を定量化したグラフを図10A(FAM-PCPP11)、図10B(FAM-LLペプチド)、図10C(FAM-LLLペプチド)及び図10D(FAM-Ldペプチド)に示す。また、各蛍光標識型ペプチドを投与したヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルの腫瘍での蛍光強度を比較したグラフを図11に示す。
一方、図10A~図10Dから、従来のPCPP11がその長所として有していた標的外正常臓器への非特異的吸収の抑制性能は、FAM-LLペプチド、FAM-LLLペプチド及びFAM-Ldペプチドのいずれも十分に維持しており、特にFAM-LLペプチド及びFAM-Ldペプチドは非特異的吸収をさらに抑制及び改善していることが明らかとなった。
次いで、試験例2における結果は、蛍光物質(FAM)にペプチドが結合している場合におけるペプチド独自の作用を証明するものであると考えられる。このことを確認するために、フルオレセイン(Fluorescein:FLC)単独をヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルへ投与した場合について解析した。なお、FLCは、医療上人体投与が認められている蛍光物質で、FAMとほぼ同様の構造及び特性を有する。
具体的には、まず、ヒト膵癌増殖及び進展マウスモデル(Balb/c nu/nuマウス、皮下及び腹腔内ヒト膵癌細胞移植モデル)に対し、フルオレセイン27μg又は200μgを静脈注射した。次いで、静脈注射から30分後のFLCの体内動態を、投与マウス新鮮解剖検体で組織解析し、吸収性を蛍光シグナルの検出により定量化した。フルオレセイン27μg(上)又は200μg(下)を投与したヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルの各組織切片の明視野像(左)及び蛍光像(右)を図14Aに示す。また、フルオレセイン27μg(上)又は200μg(下)を投与したヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルの各組織における蛍光シグナルの検出結果を定量化したグラフを図14Bに示す。
また、正常肝では腫瘍への吸収量の約50%~60%であった。これに対し、試験例2のペプチド投与では、正常肺の吸収量は腫瘍の約2%~10%であった。
また、正常腎では、腫瘍吸収量を上回り(180%~250%)、高度の非特異的全身性吸収を示した。
次いで、LLペプチドを用いて、ペプチド-ドラッグ-コンジュゲート(PDC)を作製し、ヒト膵癌増殖及び進展マウスモデルへの投与試験を行った。
図15Aは、試験例3で用いたPDCの概略構成図である。LLペプチドを、リンカーを介して、抗腫瘍剤であるドキソルビシンと結合して、PDCとした。
具体的なPDCの合成方法としては、以下に示すとおりである。
まず、15mL遠心管中にてドキソルビシンリンカー[化合物A](2mg、2.8μmol)、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(3μL、19μmol)のジメチルスルホキシド溶液(2mL)にN末端に「C-G-G-G」からなるペプチドリンカーを付加したLLペプチド(化合物B、4mg、1.9μmol、配列番号42)を加え、室温にて一晩振とうさせた。反応混合物をジエチルエーテル(10mL)で懸濁し、遠心分離後、上澄みを捨てた。沈殿物を酢酸アンモニウム水溶液(10mM、pH7、1mL)に溶解し、サイズ排除クロマトグラフィー[(Sephadex LH-20、φ1.5cmx43cm、溶離液:酢酸アンモニウム水溶液(10mM、pH7)]により分画した。各画分を質量分析装置(ESI-MS)で分析後、化合物Cが含まれる画分を集め、凍結乾燥した。得られた凍結乾燥粉を脱イオン水に溶解し、再度凍結乾燥した後、化合物C(すなわち、PDC)を得た(2.3mg)。
具体的な他の正常臓器での蛍光強度の定量解析(図示せず)したところ、PDC投与群では、ドキソルビシン単独投与群(対照群)と比較して、肝吸収75%抑制、脳吸収32%抑制、肺吸収33%抑制、心吸収94%抑制、腎吸収60%抑制であった。
BxPC3細胞、PK-8細胞、AsPC1細胞及びMIA-Paca2細胞(いずれもヒト浸潤性膵管癌(pancreatic ductal adenocarcinoma;PDAC)由来の細胞株)、並びにH2110細胞(肺腺癌細胞)でのPCPP11及びその部分欠失ペプチドの集積性の確認試験を行った。また、ペプチドとしては、下記表10に示すものを用いた。
以下の表11に示す各細胞での各ペプチドの集積性の確認試験を行った。また、ペプチドとしては、下記表12に示すものを用いた。
スキルス癌としての膵癌モデルマウスにFAM-LLを投与し、マウスの各種組織でのFAM-LLの選択的吸収性を確認した。豊富な癌間質を形成するスキルス癌としてのスキルス膵癌モデルマウスは、参考文献1(Saito K et al., “Stromal mesenchymal stem cells facilitate pancreatic cancer progression by regulating specific secretory molecules through mutual cellular interaction.”, Journal of Cancer, Vol. 9, No. 16, p2916-2929, 2018.)に記載の方法に従い、作製した。具体的には、6週齢のNOD / SCIDマウス(CLEA Japan Inc、Japan)を無病原体条件下で飼育した。BxPC3細胞(2×105 cells)、及びBxPC3細胞(1×105 cells)とヒト間葉系幹細胞(hMSC)(1×105 cells)との混合細胞をマウスの皮下にそれぞれ注射した。細胞注射から6週間飼育することで、ヒト膵癌細胞のみからなる腫瘍と、ヒト膵癌患者組織を模倣する豊富な癌間質の発達した腫瘍とを有するスキルス膵癌モデルマウスを得た。
スキルス癌としての膵癌モデルマウスにFAM-NmLLを投与し、マウスの各種組織でのFAM-NmLLの選択的吸収性を確認した。豊富な癌間質を形成するスキルス癌としてのスキルス膵癌モデルマウスは、上記参考文献1に記載の方法に従い、作製した。具体的には、6週齢のNOD / SCIDマウス(CLEA Japan Inc、Japan)、K-Rasに変異を有するPdx1-Cre/KRASG12D(KC)マウス、又は膵癌特異的にK-Ras及びp53に変異を有するPdx1-Cre/KRASG12D;p53R172H(KPC)マウスを無病原体条件下で飼育した。BxPC3細胞(1×105 cells)とhMSC(1×105 cells)との混合細胞をNOD / SCIDマウスの皮下に、MIA-Paca2細胞(1×105 cells)とhMSC(1×105 cells)との混合細胞、若しくはAsPC1細胞(1×105 cells)とhMSC(1×105 cells)との混合細胞をKPCマウスの皮下に、又はヒトPDAC由来の細胞株であるCapan-2細胞(1×105 cells)とhMSC(1×105 cells)との混合細胞をKCマウスの皮下にそれぞれ注射した。細胞注射から6週間飼育することで、ヒト膵癌患者組織を模倣する豊富な癌間質の発達した腫瘍を有するスキルス膵癌モデルマウスを得た。
以下の表13に示す各細胞での各ペプチドの集積性の確認試験を行った。また、ペプチドとしては、下記表14に示すものを用いた。
Claims (19)
- 前記Y11がアミノ酸数1以上3以下のアミノ酸残基からなるペプチドリンカーであって、前記アミノ酸残基は、それぞれ独立して、グリシン残基、システイン残基又はリシン残基である請求項1又は2に記載のペプチド。
- 配列番号18,19、27、28のいずれかに示されるアミノ酸配列からなる請求項1に記載のペプチド。
- 配列番号21、29、30、31のいずれかに示されるアミノ酸配列からなる請求項2に記載のペプチド。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドをコードする核酸。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチド及び生理活性物質を含むペプチド-ドラッグ-コンジュゲート。
- 請求項7に記載のペプチド-ドラッグ-コンジュゲートを含む医薬組成物。
- 消化器系の癌治療用である請求項8に記載の医薬組成物。
- 膵癌治療用である請求項8又は9に記載の医薬組成物。
- 前記生理活性物質が抗癌剤である請求項8~10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチド及び標識物質を含む標識ペプチド。
- 前記標識物質が安定同位体、放射性同位体又は蛍光物質である請求項12に記載の標識ペプチド。
- 請求項12又は13に記載の標識ペプチドを含むイメージング組成物。
- 消化器系の癌用である請求項14に記載のイメージング組成物。
- 膵癌診断用である請求項14又は15に記載のイメージング組成物。
- 請求項6に記載の核酸を有するベクター。
- 請求項6に記載の核酸及び生理活性物質をコードする核酸を有するペプチド-ドラッグ-コンジュゲート発現ベクター。
- 請求項6に記載の核酸及び標識物質をコードする核酸を有する標識ペプチド発現ベクター。
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