JP7226791B2 - 皿状シート収納体 - Google Patents
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Description
この発明は、皿状シート収納体に関し、とくに、複数の皿状シートと、これを収納する収納容器と、を備えた皿状シート収納体に関する。
皿状シートとして、皿状のフライパン用調理シート(たとえば特許文献1)が知られている。
このフライパン用調理シートは、たとえば、グラシン紙等の耐熱性基材にシリコーン樹脂等からなる剥離剤を塗布したものを、フライパンの内面に合う皿状に成形して得られる。このフライパン用調理シートを用いることで、フライパンに食材がこびり付くことなく出来映え良く調理ができ、かつ、後片づけを容易にすることができるうえ、調理中の油はねや、汁の漏れを防ぐことができる(特許文献1の図2、[0008]ないし[0010]、[0016]参照)。
このような、皿状のフライパン用調理シートは、たとえば、皿状の形状を保ったまま複数枚(たとえば、20枚ないし30枚程度)重ねられ、そのまま深皿状のプラスチック製蓋付き容器等に収納された形態で、商品として店頭に陳列され、消費者に提供されている。
このような形態で消費者に提供すると、調理に際して、容器からフライパン用調理シートを一枚ずつ取り出して使用することができるので、消費者にとって利便性が高い。また、一枚取り出す際に、他のフライパン用調理シートに触る必要がないので、衛生的である。
しかし、このような形態では、店頭において商品を陳列するためのスペースを相当程度確保する必要があるため、店頭の空間の利用効率が悪くなるという問題がある。
一方、皿状のフライパン用調理シートを複数枚重ねたものを4つ折りにしたうえで包装用袋に収納し、これを商品として店頭に陳列することも行われている。
このように4つ折りの形態にすることで、店頭の空間の利用効率が悪化するという問題を、回避することが可能となる。
しかし、このような形態にすると、調理に際して、消費者は、複数枚重ねて4つ折りにされたフライパン用調理シート全体を、いったん包装用袋から取り出し、皿状に拡げてから使用する1枚を取り、残りを4つ折りにして再び包装用袋に戻す、といった作業が必要となる。この結果、消費者は、フライパン用調理シートを使用するたびに煩雑な作業を強いられることになるうえ、今回使用しないフライパン用調理シートにも触ることになるため、衛生面でも問題がある。
この発明は、このような従来の問題点を解決し、店頭に陳列する際の空間の利用効率が高く、かつ、消費者にとって利便性が高く、衛生面でも優れた皿状シート収納体を提供することを目的とする。
この発明による皿状シート収納体は、皿状シートを複数枚重ねてなるシート積層体と、シート積層体を収納する略箱状の容器本体を備えた収納容器と、を備えた皿状シート収納体であって、皿状シートは、皿状に形成された可撓性を有するシートであって、薄板状の底面部と、底面部の外周に沿って立ち上がるよう形成された立ち上がり部と、を備え、シート積層体は、皿状シートの底面部に対応する積層体底面部と、皿状シートの立ち上がり部に対応する積層体立ち上がり部とを備え、略起立させた一方の積層体立ち上がり部の内側に当該シート積層体の他の部分がくるように巻かれた状態で容器本体に収納され、容器本体は、収納されたシート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部に臨む面であって、皿状シートを取り出す側に設けられた取出し操作面を備え、取出し操作面には、開口部の少なくとも一部と、バリア部と、が形成され、開口部は、容器本体から皿状シートを取り出すことができるよう、シート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部近傍において幅広に開口するよう構成され、バリア部は、開口部から皿状シートを取り出す際にシート積層体全体が容器本体から引き出されないよう、開口部と異なる部分においてシート積層体を覆うよう構成されたこと、を特徴とする。
本発明の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、目的および特徴とともに、図面を考慮に入れた上で、以下の開示によりさらに明らかになるであろう。
本願の第1発明による皿状シート収納体は、皿状シートを複数枚重ねてなるシート積層体と、シート積層体を収納する略箱状の容器本体を備えた収納容器と、を備えた皿状シート収納体であって、皿状シートは、皿状に形成された可撓性を有するシートであって、薄板状の底面部と、底面部の外周に沿って立ち上がるよう形成された立ち上がり部と、を備え、シート積層体は、皿状シートの底面部に対応する積層体底面部と、皿状シートの立ち上がり部に対応する積層体立ち上がり部とを備え、略起立させた一方の積層体立ち上がり部の内側に当該シート積層体の他の部分がくるように巻かれた状態で容器本体に収納され、容器本体は、収納されたシート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部に臨む面であって、皿状シートを取り出す側に設けられた取出し操作面を備え、取出し操作面には、開口部の少なくとも一部と、バリア部と、が形成され、開口部は、容器本体から皿状シートを取り出すことができるよう、シート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部近傍において幅広に開口するよう構成され、バリア部は、開口部から皿状シートを取り出す際にシート積層体全体が容器本体から引き出されないよう、開口部と異なる部分においてシート積層体を覆うよう構成されたこと、を特徴とする。
このように、シート積層体は、略起立させた一方の積層体立ち上がり部の内側に当該シート積層体の他の部分がくるように巻かれた状態で容器本体に収納される。したがって、巻かれた状態のシート積層体が過不足なく収納できるように、容器本体のサイズを設定することで、皿状シート収納体の容積を大幅に低減することができる。
また、開口部は、容器本体から皿状シートを取り出すことができるよう、シート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部近傍において幅広に開口している。したがって、容器本体に収納されたシート積層体を構成する複数の皿状シートのうち一枚を取り出す場合、消費者は、シート積層体の一方の積層体立ち上がり部の頂部近傍において、最も内側にある皿状シートの立ち上がり部の上端をつまんで引き上げるだけで、シート積層体のうち最上部に重ねられた皿状シートのみを開口部から容易に取り出すことができる。
そして、バリア部は、開口部から皿状シートを取り出す際にシート積層体全体が容器本体から引き出されないよう、開口部と異なる部分においてシート積層体を覆うよう構成されている。このため、容器本体から一枚の皿状シートを取り出す際、シート積層体全体が容器本体から引き出されないようにシート積層体を手で押さえておく必要がない。したがって、一枚の皿状シートを取り出す際、他の皿状シートに手を触れる必要がない。
すなわち、店頭に陳列する際の空間の利用効率が高く、かつ、消費者にとって利便性が高く、衛生面でも優れた皿状シート収納体を実現することができる。
本願の第2発明による皿状シート収納体は、本願の第1発明による皿状シート収納体において、収納容器は、容器本体に対して相対回動可能に保持された蓋体を備え、蓋体によって開口部が解放、封鎖自在となるよう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、蓋体によって開口部を封鎖しておくことで、保管時に、容器本体の内部に塵埃、害虫等が侵入することを抑止することができ、衛生的である。
また、容器本体に対して蓋体を回動操作するだけで、開口部を解放、封鎖できるから、消費者にとって利便性が高い。
本願の第3発明による皿状シート収納体は、本願の第2発明による皿状シート収納体において、蓋体の一部は、ミシン目を介して容器本体に結合され、当該ミシン目に沿って蓋体の一部を容器本体から切り離すことで、開口部が形成されるよう構成したこと、を特徴とする。
したがって、流通経路にある場合を含め、消費者による使用開始前においては、開口部が存在しないから、容器本体の内部に塵埃、害虫等が侵入することを防止することができ、さらに衛生的である。
また、使用を開始する際、ミシン目に沿って蓋体の一部を容器本体から切り離すだけで、開口部が形成され、その後、切り離された蓋体を用いて、開口部を解放、封鎖できるから、消費者にとってさらに利便性が高い。
本願の第4発明による皿状シート収納体は、本願の第1ないし第3のいずれかの発明による皿状シート収納体において、容器本体の後面の内法高さを、シート積層体の積層体立ち上がり部の外法高さと略同等とするとともに、シート積層体の一方の積層体立ち上がり部の外側面が、少なくともその横方向中央近傍において上下方向の略全域にわたり容器本体の後面の内側に当接するよう、シート積層体を容器本体に収納したこと、を特徴とする。
このように、シート積層体をさらにコンパクトに巻いて収納するよう構成することで、容器本体の容積すなわち皿状シート収納体の容積をさらに小さくすることができる。このため、皿状シート収納体を店頭に陳列する際の空間の利用効率のいっそうの向上が期待できる。
本願の第5発明による皿状シート収納体は、本願の第1ないし第4のいずれかの発明による皿状シート収納体において、開口部を、容器本体の取出し操作面の後方部分にのみ設け、バリア部を、取出し操作面のうち、開口部の前方に隣接する部分の少なくとも左右方向の中間部分に配置したこと、を特徴とする。
このように、取出し操作面のうち、後方部分に設けられた開口部の前方に隣接する部分における左右方向の中間部分にバリア部を配置することで、開口部の直前において、シート積層体の左右方向の中間部分の上部をバリア部で覆うことができる。このため、容器本体の中でのシート積層体の上方への移動をより確実に妨げることができる。この結果、開口部から皿状シートを取り出す際に、シート積層体全体が容器本体から、いっそう引き出され難くなる。
本願の第6発明による皿状シート収納体は、本願の第1ないし第5のいずれかの発明による皿状シート収納体において、容器本体の内部に、開口部から皿状シートを取り出す際にシート積層体が後方へ移動することを妨げる後方移動阻止部を設けたこと、を特徴とする。
したがって、後方移動阻止部によって、容器本体の中でのシート積層体の後方への移動を妨げることができる。この結果、開口部から皿状シートを取り出す際に、シート積層体全体が容器本体から、いっそう引き出され難くなる。
まず、この発明の第1の実施形態による皿状シート収納体1を構成する皿状シート2およびシート積層体3について説明する。
図1Aは、皿状シート2の構成の一例を示す斜視図である。図1Bは、シート積層体3の構成の一例を示す斜視図である。
皿状シート2の用途、形状、寸法は、とくに制限されるものではないが、この実施形態においては、皿状シートがフライパン用調理シート(以下、単に「フライパンシート」ということがある。)である場合を例に説明する。
フライパンシートは、フライパンによる加熱調理の際に、フライパンの内面に敷いて用いられ、フライパンの内面の形状、寸法に対応した種々の形状、寸法のものが想定されるが、この実施形態においては、図1Aに示す形状のものを例に説明する。
図1Aに示すように、皿状シート2は、皿状に形成された可撓性を有するシートであって、薄板状の底面部21と、底面部21の外周に沿って立ち上がるよう形成された立ち上がり部22と、を備えている。
底面部21、立ち上がり部22の形状は、とくに限定されるものではないが、この例では、底面部21は平面状かつ略円板状に形成され、立ち上がり部22は、底面部21を取り囲むように、底面部21の外周に沿って斜め外方に立ち上がるよう形成されている。したがって、図1Aに示す皿状シート2は、略逆円錐台形の上方に開いた皿状となっている。
立ち上がり部22の形態は、とくに限定されるものではないが、この例では、素材となる平板状の基材シートから皿状シート2を容易に形成できるよう、立ち上がり部22を襞状に形成したものを例示している。
皿状シート2の素材や、製法は、とくに制限されるものではないが、この例では、略円板状に打ち抜かれた基材シート(素材となるシート状の基材)をプレス等により皿状に成形するよう構成されている。
基材シートの材質は、とくに限定されるものではないが、たとえば、耐熱素材に剥離剤を塗布したものを用いることができる。
耐熱素材の材質は、フライパンを用いた加熱調理に耐えうるものであればとくに限定されるものではないが、グラシン紙、パーチメント紙、硫酸紙、アラミド紙、アルミ箔などを用いることができる。耐熱素材の厚さは、とくに限定されるものではないが、紙の場合は、坪量が、30g/m2~100g/m2のものを用いることができる(「m2」は平方メートルを表す)。アルミ箔の場合は、0.008mm~0.1mmのものを用いることができる。
剥離剤の材質は、食品調理の安全性を担保できるものであればとくに限定されるものではないが、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを用いることができる。シリコーン樹脂として、たとえば、トリメチルクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、メチルトリクロロシラン、ジフェニルジクロロシラン、フェニルトリクロロシラン、メチルビニルジクロロシラン等の加水分解及び重合体等を用いることができる。
剥離剤の塗布は必須ではないが、耐熱素材の片面または両面に剥離剤を塗布することで、後述のように、重ねられた皿状シート2相互間の滑りがよくなるため、好都合である。この例においては、紙製の耐熱素材の両面に剥離剤を塗布するよう構成している。
図1Bに示すように、シート積層体3は、皿状シート2を、図面上、上下方向に複数枚重ねたものであり、上下に隣接する下方の皿状シート2の内面(底面部21の上側面および立ち上がり部22の内側面)に、上方の皿状シート2の外面(底面部21の下側面および立ち上がり部22の外側面)が略接するよう、構成されている。
シート積層体3を構成する皿状シート2の枚数はとくに限定されるものではないが、消費者の利便性等を考慮して、20枚ないし100枚程度の任意の枚数とすることができる。
シート積層体3は、皿状シート2の底面部21に対応する積層体底面部31と、皿状シート2の立ち上がり部22に対応する積層体立ち上がり部32とを備えている。つまり、積層体底面部31は、シート積層体3を構成する複数の皿状シート2の底面部21を重ね合わせたものとして構成され、積層体立ち上がり部32は、シート積層体3を構成する複数の皿状シート2の立ち上がり部22を重ね合わせたものとして構成されている。
図2Aは、巻かれた状態のシート積層体3を模式的に示す平面図である。図2Bは、図2AのIIB-IIB切断線における断面を模式的に表した図面である。図3は、開扉状態の皿状シート収納体1を示す斜視図である。図4は、開扉状態の皿状シート収納体1を模式的に示す平面図である。図5は、図4のV-V切断線における断面を模式的に表した拡大部分断面図である。図6は、封止状態の(消費者による使用が開始される前の)皿状シート収納体1を示す斜視図である。図7は、皿状シート収納体1から1枚の皿状シート2を取り出す状況を説明するための図面である。
図3ないし図5に示すように、シート積層体3は、巻かれた状態で、収納容器4の容器本体40に収納されている。
図2Aおよび図2Bに示すように、収納された状態において、シート積層体3は、略起立させた一方の積層体立ち上がり部32aの内側(図中、Y2側)に当該シート積層体3の他の部分がくるよう巻かれた状態となっている。
シート積層体3の巻き数(容器本体40に収納する際にシート積層体3を何重に巻くかを示す数)は、とくに限定されるものではないが、好ましくは略「0.2」ないし略「3」程度、より好ましくは略「0.4」ないし略「2.5」程度、さらに好ましくは略「0.6」ないし略「2」程度、最も好ましくは略「1」ないし略「1.5」程度である。
シート積層体3の巻き数が少なすぎると、皿状シート収納体1を店頭に陳列する際の空間の利用効率の向上があまり期待できず、巻き数が多すぎると、収納状態におけるシート積層体3の変形量が大きくなるため、皿状シート2が取り出しにくくなるうえ、取り出した皿状シート2が元の皿状に復元しにくくなるからである。
なお、「1」に満たない巻き数の値は、図4に示すシート積層体3の前端31cから反対側の積層体立ち上がり部32bの頂部の後端(図中Y1方向端)までの寸法の、寸法C1(後述)に対する比率を表すものとする。
この実施形態においては、巻き数が略「1」である場合を例に説明する。つまり、図2Aおよび図2Bに示すように、収納された状態において、シート積層体3は、積層体立ち上がり部32のうち一方の積層体立ち上がり部32aの内側に反対側の積層体立ち上がり部32bが一部入り込むよう巻き込んで、略半分に折り返した状態となっている。
図3ないし図5に示すように、収納容器4は、容器本体40と蓋体70とを備えている。容器本体40の基本的な形状はとくに限定されるものではないが、この例では、取出し操作面41を1つの構成面として含む略直方体形状としている。収納容器4の材質、製法はとくに限定されるものではないが、この実施形態においては、厚紙のシートからなる一枚のブランクを組み立てて形成するものとして説明する。
説明の便宜上、取出し操作面41が容器本体40上側(図中Z1側)の面を構成するものとし、以後、これを上面41と言い換えて説明する。したがって、この例では、容器本体40の基本形状は、上面41、底面42、前面43、後面44、右側面45、左側面46の6つの面に囲まれた略直方体形状となっている。
上面41と底面42とが略平行となっている。前面43と後面44とが略平行となっている。右側面45と左側面46とが略平行となっている。
容器本体40のサイズはとくに限定されるものではないが、巻かれた状態のシート積層体3(たとえば、巻き数を「1」とした場合、図2Aおよび図2Bに示すように巻かれた状態のシート積層体3)が、過不足なく収納できるような寸法が好ましい。また、巻かれた状態のシート積層体3が、容器本体40を構成する6つの面の内面と略接するよう構成することがより好ましい。
図5に示すように、上面41は、収納されたシート積層体3の一方の積層体立ち上がり部32aの頂部32cに臨む面であって、皿状シート2を取り出す側に設けられた面である。
後面44は、上面41と略直交するように隣接する面であり、シート積層体3は、積層体立ち上がり部32aを略起立させ、少なくともその後端近傍(図中、Y1方向端近傍)、すなわち、その横方向(図4におけるX方向)の中央近傍において、その外側面(図中、Y1方向の面)のうち上下方向の少なくとも一部(頂部32cの近傍部分)を後面44の内側にもたせ掛けるように当接させた状態で、容器本体40に収納されている。
図3に示すように、上面41には、容器本体40の内部と連通する開口部50の一部が形成されている。
図4に示すように、開口部50は、上面後方開口部51を備えている。上面後方開口部51は、開口部50のうち、上面41の後端(図中Y1方向端)よりに位置し、シート積層体3の一方の積層体立ち上がり部32aの頂部32cを臨むことができる部分(図中、右上がりのハッチングが施された部分)である。
上面後方開口部51は、容器本体40から皿状シート2を容易に取り出すことができるのであれば、その形状、寸法はとくに限定されるものではないが、この実施形態においては、上面後方開口部51を、上面41の後端に一辺を持つ略矩形状の矩形部51aと、これに連続してその前方に設けられた略逆台形状の台形部51bとしている。
また、上面後方開口部51の最大横幅(この例では、上面後方開口部51の後端における左右方向の寸法)Wおよび最小横幅(この例では、上面後方開口部51の前端における左右方向の寸法)W2の双方、あるいは、少なくとも最大横幅Wは、好ましくは、容器本体40の上面41の後端の左右寸法W1と同程度の寸法と、皿状シート2の底面部21の最小差し渡し寸法(図1Aに示す例では直径)D1と同程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、皿状シート2の底面部21を横方向に変形させることなく取り出すことができるからである。
上面後方開口部51の最大横幅Wおよび最小横幅W2の双方、あるいは、少なくとも最大横幅Wは、より好ましくは、皿状シート2の立ち上がり部22の最大差し渡し寸法(図1Aに示す例では直径)D2と同程度の寸法と、皿状シート2の底面部21の最小差し渡し寸法D1と同程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、上面後方開口部51の左右方向の端部の位置を、容器本体40の上面41の後端の左右方向の端部より内側に設定することができるため、容器本体40の強度(潰れにくさや、破損しにくさ)の向上が期待できるからである。
一方、上面後方開口部51の前後方向(図中Y方向)の寸法Bは、好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/5程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1の2倍程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、皿状シート2を取り出すことが可能となるからである。
上面後方開口部51の前後方向の寸法Bの目安は、より好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/2程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1の1.5倍程度の寸法の間の寸法であり、さらに好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/2倍程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1と略同一の寸法の間の寸法である。このように構成することで、皿状シート2を取り出す際の立ち上がり部22の変形を少なくすることができるうえ、後述するバリア部60の占める部分を広範囲で確保することが可能となるからである。
開口部50のうち、上面後方開口部51の前端に連続して前方(図中Y2方向)に開口しているのが上面前方開口部52である。上面前方開口部52の形状、寸法はとくに限定されるものではないが、この実施形態においては、上面前方開口部52は、前方(図中Y2方向)に行くほど横幅(図中X方向の寸法)が小さくなるよう構成され、この例では、略逆台形状となっている。
上面前方開口部52の前端(前面43の上端(図中Z1方向端))における横幅は、とくに限定されるものではないが、好ましくは、容器本体40に収納された状態のシート積層体3の左右方向の寸法の3/4程度以下の寸法である。これを超える寸法になると、バリア部60の占める部分を広範囲で確保することが困難となるからである。
上面前方開口部52の前端における横幅は、より好ましくは、容器本体40に収納された状態のシート積層体3の左右方向の寸法の1/2程度以下の寸法であり、さらに好ましくは、容器本体40に収納された状態のシート積層体3の左右方向の寸法の1/3程度以下の寸法である。この寸法が小さいほど、バリア部60の占める部分を広範囲で確保することが可能となるからである。
図3に示すように、開口部50のうち、上面前方開口部52の前端に連続して下方(図中Z2方向)に向かい、前面43の一部に開口しているのが、前面開口部53である。
つぎに、バリア部60について説明する。バリア部60は、開口部50から皿状シート2を取り出す際にシート積層体3全体が容器本体40から引き出されないよう、開口部50と異なる部分においてシート積層体3の一部を覆うよう構成されている。
図4に示すように、容器本体40の上面41の開口部50が設けられていない部分のうち、シート積層体3の上部を構成する部分、すなわち、一方の積層体立ち上がり部32a以外の部分(この例では、積層体底面部31bおよび積層体立ち上がり部32b)の略上方にある部分(図中、クロスハッチングの施された部分)が、バリア部60である。
バリア部60は、開口部50から皿状シート2を取り出す際にシート積層体3全体が容器本体40から引き出されないよう構成されているのであれば、形状、寸法はとくに限定されるものではないが、上面41の前端(図中Y2方向端)からバリア部60の後端(図中Y1方向端)までの寸法Cは、好ましくは、シート積層体3の前端(図中Y2方向端)31cから積層体立ち上がり部32aの基部(積層体底面部31と積層体立ち上がり部32との境界部分)32dの後端(図中Y1方向端)までの寸法C1の1/3程度ないしC1と同程度の寸法であり、より好ましくは、寸法C1の1/2程度ないし5/6程度の寸法であり、さらに好ましくは、寸法C1の2/3程度ないし3/4程度の寸法である。この寸法が大きいほど、開口部50から皿状シート2を取り出す際にシート積層体3全体が容器本体40から引き出され難くなる一方、大きすぎると、開口部50から皿状シート2を取り出す際に妨げとなるからである。
この実施形態においては、バリア部60を、上面41の前後方向の中間部分ないし前方部分に左右両側に分けて配置し、略左右鏡面対称の形状としているが、バリア部60は、上面41の前後方向の中間部分ないし前方部分であれば、皿状シート2の取出しに支障をきたさないかぎり、いずれの部分に設けてもよい。したがって、バリア部60は、開口部50による配置上の制限がない場合には、上面41の前後方向の中間部分ないし前方部分全体のいずれかの部分に設けるよう構成することもできる。
つぎに、蓋体70について説明する。蓋体70は、容器本体40に対して相対回動可能に保持されている。図3に示す例では、容器本体40の上面41の後端(図5に示す後面44の上端でもある)をヒンジ線(折り曲げ線)47とし、ヒンジ線47において容器本体40と結合され、容器本体40に対してヒンジ線47まわりに回動可能(曲げのばし可能)となっている。
この実施形態においては、蓋体70の形状は、開口部50の形状と略同一となっており、蓋体70の回動によって開口部50を解放したり、封鎖したりすることができるよう構成されている。
蓋体70は、開口部50を封鎖した状態において上面41と略面一となる上面蓋体71と、上面蓋体71に連続して形成され、開口部50を封鎖した状態において前面43と略面一となる前面蓋体73と、を備えている。
開口部50を封鎖するとき、前面蓋体73の先端部73a(図4参照)を、前面43に形成された上向きアーチ形状の切れ込み43aに差し込むことで、蓋体70による開口部50の封鎖状態を維持することができる。
図6に示すように、封止状態(消費者による使用が開始される前の状態)の皿状シート収納体1においては、蓋体70の少なくとも一部は、ミシン目75(図中、太い二点鎖線で示す)を介して容器本体40に結合されている。つまり、ミシン目75を介して、上面41と上面蓋体71とが一体化され、前面43と前面蓋体73とが一体化されている。
なお、皿状シート収納体1の製造工程において、蓋体70と一体化されている容器本体40にシート積層体3を収納するには、たとえば、右側面45または左側面46を開いて、丸めた状態のシート積層体3を収納し、その後、開いた右側面45または左側面46を封止しておけばよい。
この実施形態においては、前面蓋体73の先端部73aにはミシン目を設けず、切れ線76により、先端部73aと前面43とを最初から分断しておくよう構成している。このように構成することで、容器本体40から蓋体70を切り離すことが容易となる。
ミシン目75に沿って蓋体70を容器本体40から切り離すことで、開口部50が形成され、皿状シート収納体1から、皿状シート2を取り出すことが可能となる。
つぎに、皿状シート収納体1から、皿状シート2を取り出す手順について説明する。まず、図5に示すように、開口部50の後部(図中Y1方向の部分)に位置する上面後方開口部51から容器本体40の内部に指を入れ、シート積層体3の積層体立ち上がり部32aの最も内側(上側)にある皿状シート2の立ち上がり部22をつまんで、上方向(図中Z1方向)ないし斜め上方向(図中P方向)に引き出す。
このようにして、容器本体40の中に巻き込まれて収納されたシート積層体3のうち最も内側にある皿状シート2を一枚取り出すことができる。シート積層体3のうち最も内側にある皿状シート2は、すぐ外側にある皿状シート2と接しているだけであるから、容易に引っ張り出すことができる。とくに、この実施形態においては、皿状シート2の両面に剥離剤が塗布されているため、摩擦抵抗が小さく、小さな力で、最も内側にある皿状シート2のみを引き出すことができる。
図7に示すように、立ち上がり部22をつまんで皿状シート2を上方ないし斜め上方に引き出す際、残りのシート積層体3全体も、上方ないし斜め上方に引き上げようとする力を受けるが、容器本体40の上面41に設けられたバリア部60によって、シート積層体3全体の上方ないし斜め上方への移動は阻止される。したがって、一枚の皿状シート2を取り出す際、残りのシート積層体3を手で抑えておく必要がない。
図8は、この発明の第2の実施形態による皿状シート収納体101の断面を模式的に表す拡大部分断面図であって、前述の第1の実施形態による皿状シート収納体1における図5に相当する図面である。
図8に示すように、皿状シート収納体101は、シート積層体3を、前述の収納容器4に対応する収納容器104に収納してなる。皿状シート収納体1の場合と同様に、シート積層体3の巻き数が略「1」である場合を例示している。
なお、説明の便宜上、収納容器104を構成する各部の名称および符号は、収納容器4において同様の機能を有する各部の名称および符号と同一のものを用いることとする。
図8に示す収納容器104の容器本体40は、後面44の内側の高さ(内法高さ)が、シート積層体3の積層体立ち上がり部32の外側の高さ(外法高さ)H2(図1B参照)と略同等である点で、図5に示す収納容器4の容器本体40と異なる。
また、皿状シート収納体101においては、シート積層体3が、一方の積層体立ち上がり部32aを、少なくともその横方向中央近傍において、その外側面の上下方向の略全域を後面44の内側に当接させた状態で容器本体40に収納されている点で、図5に示す皿状シート収納体1と異なる。
このように構成することで、皿状シート収納体101の容積をさらに小さくすることができるため、皿状シート収納体を店頭に陳列する際の空間の利用効率のいっそうの向上が期待できる。
なお、皿状シート収納体101のその余の構成は、バリエーションを含め、皿状シート収納体1のそれと同様である。また、収納容器104の材質、製法、皿状シート収納体101から、皿状シート2を取り出す手順も、皿状シート収納体1における場合と同様である。
図9は、この発明の第3の実施形態による皿状シート収納体201の断面を模式的に表す拡大部分断面図であって、上述の第1の実施形態による皿状シート収納体1における図5に相当する図面である。
図10は、開扉状態の皿状シート収納体201を模式的に示す平面図であって、皿状シート収納体1における図4に相当する図面である。
図11は、皿状シート収納体201を構成する収納容器204を厚紙のシートからなる一枚のブランクを組み立てて形成する場合の、ブランクの一例を示す展開図である。図中、実線は切断線を表し、一点鎖線は折り線を表す。
図9、図10に示すように、皿状シート収納体201は、シート積層体3を、上述の収納容器4に対応する収納容器204に収納してなる。皿状シート収納体1の場合と同様に、シート積層体3の巻き数が略「1」である場合を例示している。
なお、説明の便宜上、収納容器204を構成する各部の名称および符号は、収納容器4において同様の機能を有する各部の名称および符号と同一のものを用いることとする。
図9に示すように、収納容器204の容器本体40は、図8に示す収納容器104の容器本体40と同様に、後面44の内側の高さ(内法高さ)が、シート積層体3の積層体立ち上がり部32の外側の高さ(外法高さ)H2(図1B参照)と略同等である点で、図5に示す収納容器4の容器本体40と異なる。
また、図9に示すように、皿状シート収納体201においては、図8に示す皿状シート収納体101と同様に、シート積層体3が、一方の積層体立ち上がり部32aを、少なくともその横方向中央近傍において、その外側面の上下方向の略全域を後面44の内側に当接させた状態で容器本体40に収納されている点で、図5に示す皿状シート収納体1と異なる。
このように構成することで、容器本体40内に収納されたシート積層体3の占める容積をさらに小さく抑えることができ、この結果、容器本体40を構成する各面(6つの面)の内面とシート積層体3とが略接するよう構成された皿状シート収納体201の容積をより小さくすることができる。このため、図8に示す皿状シート収納体101と同様に、皿状シート収納体を店頭に陳列する際の空間の利用効率のいっそうの向上が期待できる。
また、図10に示すように、収納容器204の容器本体40は、開口部250が、上面41の後方部分に設けられた上面後方開口部251(図中、右上がりのハッチングが施された部分)のみにより構成されている点で、開口部50が、上面41に設けられた上面後方開口部51および上面前方開口部52ならびに前面43に設けられた前面開口部53により構成されている図4に示す収納容器4の容器本体40と異なる。
上面後方開口部251(すなわち、開口部250。以下同様)は、上面41の後端(図中Y1方向端)よりに位置し、シート積層体3の一方の積層体立ち上がり部32aの頂部32cを臨むことができる部分に設けられている。
上面後方開口部251は、容器本体40から皿状シート2を容易に取り出すことができるのであれば、その形状、寸法はとくに限定されるものではないが、この実施形態においては、上面後方開口部251を、上面41の後端に一辺を持つ略矩形状の矩形部251aと、これに連続してその前方に設けられた略逆台形状の台形部251bからなる部分から、後述の中央バリア部261の一部(後部)を除いた部分としている。
また、上面後方開口部251の最大横幅(この例では、上面後方開口部251の後端における左右方向の寸法)W3および最小横幅(この例では、上面後方開口部251の前端における左右方向の寸法)W4の双方、あるいは、少なくとも最大横幅W3は、好ましくは、容器本体40の上面41の後端の左右寸法W1と同程度の寸法と、皿状シート2の底面部21の最小差し渡し寸法(図1Aに示す例では直径)D1と同程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、皿状シート2の底面部21を横方向に変形させることなく取り出すことができるからである。
上面後方開口部251の最大横幅W3および最小横幅W4の双方、あるいは、少なくとも最大横幅W3は、より好ましくは、皿状シート2の立ち上がり部22の最大差し渡し寸法(図1Aに示す例では直径)D2と同程度の寸法と、皿状シート2の底面部21の最小差し渡し寸法D1と同程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、上面後方開口部251の左右方向の端部の位置を、容器本体40の上面41の後端の左右方向の端部より内側に設定することができるため、容器本体40の強度(潰れにくさや、破損しにくさ)の向上が期待できるからである。
一方、上面後方開口部251の前後方向(図中Y方向)の最小寸法B1の目安は、好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/5程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1の2倍程度の寸法との間の寸法である。この寸法であれば、皿状シート2を取り出すことが可能となるからである。
上面後方開口部251の前後方向の最小寸法B1の目安は、より好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/4程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1と略同一の寸法との間の寸法であり、さらに好ましくは、皿状シート2の皿の深さH1の1/3倍程度の寸法と、皿状シート2の皿の深さH1の1/2倍程度の寸法の間の寸法である。このように構成することで、皿状シート2を取り出す際の立ち上がり部22の変形を少なくすることができるうえ、後述するバリア部260の占める部分を広範囲で確保することが可能となるからである。
さらに、図10に示すように、収納容器204の容器本体40は、バリア部260を、上面後方開口部251の前方に隣接する部分、すなわち、上面41の前後方向の中間部分(略中央部分)ないし前方部分における、左右方向の中間部分(略中央部分)にも配置している点で、バリア部60を、上面41の前後方向の中間部分ないし前方部分において、左右両側に分けて配置している図4に示す収納容器4の容器本体40と異なる。
図10に示す容器本体40の上面41の開口部250(すなわち、上面後方開口部251)が設けられていない部分のうち、シート積層体3の上部を構成する部分、すなわち、一方の積層体立ち上がり部32a以外の部分(この例では、積層体底面部31bおよび積層体立ち上がり部32b)の略上方にある部分(図中、クロスハッチングの施された部分)が、バリア部260である。
バリア部260は、略左右鏡面対称の形状に構成されており、左右方向の略中央に配置された略扇形の中央バリア部261と、中央バリア部261の左右端にそれぞれ接するよう配置された左右一対の略扇形の端部バリア部262とを備えている。
中央バリア部261の後端側は略円弧状に形成され、積層体底面部31bと積層体立ち上がり部32bとの境界である略円弧状部分31dの後端側部分に略沿うよう構成されている。
このように構成することで、シート積層体3の左右方向の略中央において、積層体底面部31bの略円弧状部分31dの後端側部分近傍の上部を中央バリア部261で覆うことができる。このため、開口部250から皿状シート2を取り出す際に、シート積層体3全体が容器本体40から、いっそう引き出され難くなる。
この実施形態においては、中央バリア部261と、左右一対の端部バリア部262とにより、積層体底面部31bの略円弧状部分31d近傍の上部が略全域にわたって覆われている。
バリア部260は、開口部250から皿状シート2を取り出す際にシート積層体3全体が容器本体40から引き出されないよう構成されているのであれば、形状、寸法はとくに限定されるものではないが、上面41の前端(図中Y2方向端)からバリア部260の後端(図中Y1方向端)までの寸法C2は、好ましくは、シート積層体3の前端(図中Y2方向端)31cから積層体立ち上がり部32aの基部(積層体底面部31と積層体立ち上がり部32との境界部分)32dの後端(図中Y1方向端)までの寸法C1の1/3程度ないしC1と同程度の寸法であり、より好ましくは、寸法C1の1/2程度ないし9/10程度の寸法であり、さらに好ましくは、寸法C1の2/3程度ないし9/10程度の寸法であり、最も好ましくは、寸法C1の3/4程度ないし9/10程度の寸法である。この寸法が大きいほど、開口部250から皿状シート2を取り出す際にシート積層体3全体が容器本体40から引き出され難くなる一方、大きすぎると、開口部250から皿状シート2を取り出す際に妨げとなるからである。
図10に示す例では、寸法C2を、シート積層体3の前端(図中Y2方向端)31cから積層体底面部31bの略円弧状部分31dの後端(図中Y1方向端)までの寸法C3と略同一かやや大きくなるよう構成している。
図10に示すように、収納容器204においては、蓋体70は、容器本体40の上面41において開口部250および中央バリア部261を覆うことができるよう構成され、開口部250を封鎖した状態において、上面蓋体71は上面41と略面一となり、前面蓋体73は前面43と略面一となるよう構成されている。
なお、皿状シート収納体201のその余の構成は、バリエーションを含め、皿状シート収納体1のそれと同様である。また、収納容器204の材質、製法、皿状シート収納体201から、皿状シート2を取り出す手順も、皿状シート収納体1における場合と同様である。
図12は、この発明の第4の実施形態による皿状シート収納体301の断面を模式的に表す拡大部分断面図であって、上述の第3の実施形態による皿状シート収納体201における図9に相当する図面である。
図13は、開扉状態の皿状シート収納体301を模式的に示す平面図であって、皿状シート収納体201における図10に相当する図面である。
図14は、皿状シート収納体301を構成する収納容器304のブランクの一例を示す展開図であって、皿状シート収納体201を構成する収納容器204における図11に相当する図面である。
なお、説明の便宜上、収納容器304を構成する各部の名称および符号は、収納容器204において同様の機能を有する各部の名称および符号と同一のものを用いることとする。
図12、図13に示すように、収納容器304の容器本体40は、その内部に、シート積層体3の後方(図中Y1方向)への移動を妨げる後方移動阻止部363を備えている点で、このような後方移動阻止部を備えていない、図9、図10に示す収納容器204の容器本体40と異なる。
後方移動阻止部363は、開口部250から皿状シート2を取り出す際に、シート積層体3全体が容器本体40内で後方(すなわち、開口部250側)に移動するのを妨げることができるものであれば、とくにその位置や構成は限定されるものではないが、一端が容器本体40に固定され、他端が、収納されたシート積層体3の略起立させた一方の積層体立ち上がり部32aと、その内側(図中Y2方向)に位置する当該シート積層体3の他の部分との間(図12に示すQの位置)に割り込むよう配置された突起物として構成することができる。
たとえば、後方移動阻止部363は、一端が上面41に固定され、他端が、一方の積層体立ち上がり部32aの内側に位置する当該シート積層体3の他の部分の後端に略当接する突起物として構成することができる。
この例では、図14に示す中央バリア部261の略円弧上の後端側の中間部分に突設された略矩形状の突設片を、図12に示すように、略下方(略Z2方向)に折り曲げることで、後方移動阻止部363を形成するよう構成している。
後方移動阻止部363は、皿状シート収納体301の製造過程において、図12に示すように、略下方に折り曲げておいてもよいが、製造過程においては折り曲げず(すなわち、中央バリア部261と略同一平面をなすようにしておき)、使用者が開封後(使用開始前)に略下方に折り曲げてから使用を開始するよう構成することもできる。
このように、後方移動阻止部363を設けることで、開口部250から皿状シート2を取り出す際に、シート積層体3が後方に移動するのを妨げることができ、シート積層体3全体が容器本体40から、いっそう引き出され難くなる。
なお、皿状シート収納体301のその余の構成は、バリエーションを含め、皿状シート収納体201のそれと同様である。また、収納容器304の材質、製法、皿状シート収納体301から、皿状シート2を取り出す手順も、皿状シート収納体201における場合と同様である。
上記においては、本発明を好ましい実施形態として説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく、説明のために用いたものであって、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、添付のクレームの範囲において、変更することができるものである。また、上記においては、本発明のいくつかの典型的な実施形態についてのみ詳細に記述したが、当業者であれば、本発明の新規な教示および利点を逸脱することなしに上記典型的な実施形態において多くの変更が可能であることを、容易に認識するであろう。したがって、そのような変更はすべて、本発明の範囲に含まれるものである。
1:皿状シート収納体
2:皿状シート
3:シート積層体
4:収納容器
32a:積層体立ち上がり部
32c:積層体立ち上がり部の頂部
40:容器本体
41:取出し操作面(上面)
50:開口部
60:バリア部
2:皿状シート
3:シート積層体
4:収納容器
32a:積層体立ち上がり部
32c:積層体立ち上がり部の頂部
40:容器本体
41:取出し操作面(上面)
50:開口部
60:バリア部
Claims (6)
- 皿状シートを複数枚重ねてなるシート積層体と、
前記シート積層体を収納する略箱状の容器本体を備えた収納容器と、
を備えた皿状シート収納体であって、
前記皿状シートは、皿状に形成された可撓性を有するシートであって、薄板状の底面部と、前記底面部の外周に沿って立ち上がるよう形成された立ち上がり部と、を備え、
前記シート積層体は、前記皿状シートの底面部に対応する積層体底面部と、前記皿状シートの立ち上がり部に対応する積層体立ち上がり部とを備え、略起立させた一方の積層体立ち上がり部の内側に当該シート積層体の他の部分がくるように巻かれた状態で前記容器本体に収納され、
前記容器本体は、収納された前記シート積層体の前記一方の積層体立ち上がり部の頂部に臨む面であって、前記皿状シートを取り出す側に設けられた取出し操作面を備え、
前記取出し操作面には、開口部の少なくとも一部と、バリア部と、が形成され、
前記開口部は、前記容器本体から皿状シートを取り出すことができるよう、前記シート積層体の前記一方の積層体立ち上がり部の頂部近傍において幅広に開口するよう構成され、
前記バリア部は、前記開口部から皿状シートを取り出す際にシート積層体全体が前記容器本体から引き出されないよう、前記開口部と異なる部分において前記シート積層体を覆うよう構成されたこと、
を特徴とする皿状シート収納体。 - 請求項1の皿状シート収納体において、
前記収納容器は、前記容器本体に対して相対回動可能に保持された蓋体を備え、
前記蓋体によって前記開口部が解放、封鎖自在となるよう構成されたこと、
を特徴とする皿状シート収納体。 - 請求項2の皿状シート収納体において、
前記蓋体の一部は、ミシン目を介して前記容器本体に結合され、当該ミシン目に沿って前記蓋体の一部を前記容器本体から切り離すことで、前記開口部が形成されるよう構成したこと、
を特徴とする皿状シート収納体。 - 請求項1ないし3のいずれかの皿状シート収納体において、
前記容器本体の後面の内法高さを、前記シート積層体の前記積層体立ち上がり部の外法高さと略同等とするとともに、前記シート積層体の前記一方の積層体立ち上がり部の外側面が、少なくともその横方向中央近傍において上下方向の略全域にわたり前記容器本体の後面の内側に当接するよう、前記シート積層体を前記容器本体に収納したこと、
を特徴とする皿状シート収納体。 - 請求項1ないし4のいずれかの皿状シート収納体において、
前記開口部を、前記容器本体の前記取出し操作面の後方部分にのみ設け、
前記バリア部を、前記取出し操作面のうち、前記開口部の前方に隣接する部分の少なくとも左右方向の中間部分に配置したこと、
を特徴とする皿状シート収納体。 - 請求項1ないし5のいずれかの皿状シート収納体において、
前記容器本体の内部に、前記開口部から前記皿状シートを取り出す際にシート積層体が後方へ移動することを妨げる後方移動阻止部を設けたこと、
を特徴とする皿状シート収納体。
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