JP7225531B2 - 車両用調光システム、調光部材の制御方法、調光部材の制御プログラム、車両 - Google Patents
車両用調光システム、調光部材の制御方法、調光部材の制御プログラム、車両 Download PDFInfo
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Description
この調光部材では、液晶に印加する電界を変更して液晶の配向を変更することにより外来光の透過を制御する。
また、特許文献4には、調光部材の特定部位の接触により調光部材の透過率を変化させる構成が開示されている。
また特許文献5には、車庫等の特定箇所の駐車により調光部材の透過率を低減する構成が開示されている。
このためには、搭乗者の要望に応じて、各部位に配置した調光フィルムの透過率を簡易に調整できることが望まれる。
本発明は、調光部材の透過率を、搭乗者の要望に応じて簡易に調整可能にすることを目的とする。
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御部と、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択部とを備え、
前記駆動制御部は、前記制御モード選択部により選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整すること、
を特徴とする車両用調光システム。
前記駆動制御部は、前記車両の外光が入射する複数の部位に配置された前記調光部材から少なくとも1つの調光部材を選択し、選択した前記調光部材の透過率を調整すること、
を特徴とする車両用調光システム。
前記車両内における搭乗者の位置の情報である搭乗者位置情報を取得する搭乗者位置情報取得部を備え、
前記駆動制御部は、
前記搭乗者位置情報に基づいて、前記車両の外光が入射する複数の部位に配置された前記調光部材から少なくとも1つの前記調光部材を選択して、制御すること、
を特徴とする車両用調光システム。
前記制御モード選択部は、複数の異なる制御モードを選択可能であること、
を特徴とする車両用調光システム。
前記制御モードに基づいた前記調光部材の制御基準の設定を受け付ける基準設定部を備えること、
を特徴とする車両用調光システム。
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御ステップと、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択ステップとを備え、
前記駆動制御ステップは、前記制御モード選択ステップにより選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整すること、
を特徴とする調光部材の制御方法。
前記処理手順が、
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御ステップと、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択ステップとを備え、
前記駆動制御ステップは、前記制御モード選択ステップにより選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整すること、
を特徴とする調光部材の制御プログラム。
(1)から(5)までのいずれかの車両用調光システムとを備え、
前記調光部材のみが、前記部位を通過する外光の光量を変化させること、
を特徴とする車両。
外光が入射する前記部位は、当該車両に設けられた開口部であること、
を特徴とする車両。
〔調光フィルム〕
図1は、第1実施形態の車両用調光システムに用いられる調光フィルムの構成を説明する断面図である。
調光フィルム1は、液晶を利用して透過光を制御するフィルム状の部材であり、直線偏光板2、3により調光フィルム用の液晶セル4を挟持して構成される。
直線偏光板2、3は、偏光子を含むものであれば特に限定されるものではなく、偏光子の片側又は両側に偏光板保護フィルムを有するものであってもよい。
偏光子は、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)のような親水性ポリマーからなるフィルムを二色性色素であるヨウ素を含有する水溶液に浸漬させて延伸することによりポリビニルアルコールとヨウ素との錯体を形成させた偏光子や、ポリ塩化ビニルのようなプラスチックフィルムを処理してポリエンを配向させたものからなる偏光子等を挙げることができる。
また、ヨウ素の代わり二色性色素として二色性染料を用いる場合は、二色性染料として、アゾ系染料、スチルベン系染料、メチン系染料、シアニン系染料、ピラゾロン系染料、トリフェニルメタン系染料、キノリン系染料、オキサジン系染料、チアジン系染料、アントラキノン系染料等が用いられる。
直線偏光板2、3は、クロスニコル配置により、アクリル系透明粘着樹脂等による接着剤層により液晶セル4に配置される。なお、直線偏光板2、3には、それぞれ液晶セル4側に光学補償のための位相差フィルム2A、3Aが設けられるが、位相差フィルム2A、3Aは、必要に応じて省略してもよい。またクロスニコル配置に代えてパラレルニコル配置により配置してもよい。
この場合、各直線偏光板は、後述の液晶セル4を構成する上側積層体5Uの基材15の液晶層8側と、下側積層体5Dの基材6の液晶層8側とに液晶層8を挟持するようにして配置されるのが望ましい。後述するように、基材6、15は、光学異方性が小さいことが望まれるが、E型の直線偏光板を上述のように配置することによって、基材において透過光が種々に偏光したとしても、液晶層の透過光には何ら影響を与えないようにすることができるため、基材6、15に汎用性の高い透明樹脂フィルム、例えば、PETフィルム等を使用することが可能となる。
液晶セル4は、フィルム状の下側積層体5D及び上側積層体5Uにより液晶層8を挟持して構成される。
下側積層体5Dは、基材6に、透明電極11、配向層13及びスペーサ12を積層して形成される。
上側積層体5Uは、基材15に、透明電極16、配向層17及びスペーサ12を積層して形成される。
基材6、15は、種々の透明樹脂フィルムを適用することができるが、光学異方性が小さく、また、可視域の波長(380~800nm)における透過率が80%以上である透明樹脂フィルムを適用することが望ましい。
透明樹脂フィルムの材料としては、例えば、トリアセチルセルロース(TAC)等のアセチルセルロース系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、ポリメチルペンテン、EVA等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリサルホン(PEF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリカーボネート(PC)、ポリスルホン、ポリエーテル(PE)、ポリエーテルケトン(PEK)、(メタ)アクロニトリル、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー等の樹脂を挙げることができる。
特に、ポリカーボネート(PC)、シクロオレフィンポリマー(COP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂が好ましい。
本実施形態において、基材6、15は、厚み100μmのポリカーボネートフィルムが適用されるが、種々の厚みの透明樹脂フィルムを適用することができる。
透明電極11、16は、上記透明樹脂フィルムと透明樹脂フィルムに積層される透明導電膜から構成されている。
透明導電膜としては、この種の透明樹脂フィルムに適用される各種の透明電極材料を適用することができ、酸化物系の全光透過率が50%以上の透明な金属薄膜を挙げることができる。例えば、酸化錫系、酸化インジウム系、酸化亜鉛系が挙げられる。
酸化インジウム(In2O3)系としては、酸化インジウム、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)、IZO(Indium Zinc Oxide)が挙げられる。
酸化亜鉛(ZnO)系としては、酸化亜鉛、AZO(アルミドープ酸化亜鉛)、ガリウムドープ酸化亜鉛が挙げられる。
本実施形態では、ITO(Indium Tin Oxide)により透明導電膜が形成される。
なお、本実施形態の透明電極11、16の具体的構成については後に詳述する。
スペーサ12は、液晶層8の厚みを規定するために設けられ、各種の樹脂材料を広く適用することができる。ここで、スペーサ12には、主に球状スペーサ(以下、「ビーズスペーサ」と呼ぶ)と柱状スペーサ(以下、「フォトスペーサ」と呼ぶ)の2種類が存在する。
ここで、調光フィルム1は、基材上に配向層を形成後に、感光性樹脂を塗布して、露光、現像するというフォトリソグラフィー法を用いてフォトスペーサを形成することが考えられるが、この場合、露光や現像工程によって配向層へダメージを与え、配向不良が生じる原因となるため好ましくない。また、基材上にフォトスペーサを先に作製した後に、配向層を塗布することも考えられるが、この場合、フォトスペーサの周囲の配向層には十分な配向規制力を与えることができず、配向不良が生じる原因となるため好ましくない。よって、フォトスペーサにより製造した調光フィルムは、配向不良により所望の透過率に精度よく制御できなくなる場合がある。
これに対して、ビーズスペーサは、配向層を形成した後に、その配向層上に散布され、また、配向層との接触面積が狭いため、上述のような配向層がダメージを受けたり、配向不良が生じたりするような問題が生じるのを低減することができる。
よって、スペーサ12としてビーズスペーサを適用することにより、作製した調光フィルム1の透過率を、フォトスペーサを用いた場合に比して、より精密に細かく透過率を変化させることができる。
ここで、本実施形態の調光フィルム1は、車両20に配置されるため、必要に応じて透過率に精度よく制御する必要がある。そのため、本実施形態では、スペーサ12にビーズスペーサを適用する。
また、配向層上におけるビーズスペーサ12の分散性や、密着性を向上させる観点から、ビーズスペーサの表面に表面処理を行うようにしてもよい。表面の被覆材料としては、ビーズ表面への固定化や、液晶材料中への化学物質の流出が問題とならなければ、とくに限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸エステル共重合体、ポリメチル(メタ)アクリレート重合体、SBS型スチレン/ブタジエンブロック共重合体、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂などを用いることができる。
なお、上述の説明では、スペーサ12は、上側積層体5U及び下側積層体5Dの両方に設けられる例を示したが、これに限定されるものでなく、上側積層体5U及び下側積層体5Dのいずれか一方に設けられるようにしてもよい。
配向層13、17は、光配向層により形成される。光配向層に適用可能な光配向材料は、光配向の手法を適用可能な各種の材料を広く適用することができ、例えば、光分解型、光二量化型、光異性化型等を挙げることができる。
本実施形態では、光二量化型の材料を使用する。光二量化型の材料としては、例えば、シンナメート、クマリン、ベンジリデンフタルイミジン、ベンジリデンアセトフェノン、ジフェニルアセチレン、スチルバゾール、ウラシル、キノリノン、マレインイミド、又は、シンナミリデン酢酸誘導体を有するポリマー等を挙げることができる。中でも、配向規制力が良好である点で、シンナメート、クマリンの一方又は両方を有するポリマーが好ましく用いられる。このような光二量化型の材料の具体例としては、例えば特開平9-118717号公報、特表平10-506420号公報、特表2003-505561号公報及びWO2010/150748号公報に記載された化合物を挙げることができる。
なお、光配向層に代えてラビング処理により配向層を作製してもよく、微細なライン状凹凸形状を賦型処理して配向層を作製してもよい。また、これらに限定されるものでなく、光配向や、ラビング処理等の配向処理を行わない配向層としてもよい。
液晶層8は、この種の調光フィルム1に適用可能な各種の液晶材料を広く適用することができる。具体的に、液晶層8には、重合性官能基を有していない液晶化合物として、ネマチック液晶化合物、スメクチック液晶化合物及びコレステリック液晶化合物を適用することができる。
ネマチック液晶化合物としては、例えば、ビフェニル系化合物、ターフェニル系化合物、フェニルシクロヘキシル系化合物、ビフェニルシクロヘキシル系化合物、フェニルビシクロヘキシル系化合物、トリフルオロ系化合物、安息香酸フェニル系化合物、シクロヘキシル安息香酸フェニル系化合物、フェニル安息香酸フェニル系化合物、ビシクロヘキシルカルボン酸フェニル系化合物、アゾメチン系化合物、アゾ系化合物、およびアゾオキシ系化合物、スチルベン系化合物、トラン系化合物、エステル系化合物、ビシクロヘキシル系化合物、フェニルピリミジン系化合物、ビフェニルピリミジン系化合物、ピリミジン系化合物、およびビフェニルエチン系化合物等を挙げることができる。
コレステリック液晶化合物としては、例えば、コレステリルリノレート、コレステリルオレエート、セルロース、セルロース誘導体、ポリペプチド等を挙げることができる。
VA方式は、無電界時、液晶層8の液晶分子は垂直配向し、これにより調光フィルム1は、入射光を遮光して遮光状態となり、また、この電界の印加により、液晶層8の液晶が水平配向し、調光フィルム1は、入射光を透過して透過状態となる。
このVA方式のように、無電界時に遮光状態となり、電界印加時に透過状態となるような光の制御モードをノーマリーブラックモードという。
ここで、TN方式は、基板上に形成した透明電極の上に、配向方向が90°異なるようなラビング処理等を行った配向膜を付け、上下基板で液晶層8を挟む構成である。配向膜の配向規制力により液晶分子は配向膜の配向方向に沿って並び、その液晶分子に沿って他の液晶分子が配向するため、液晶分子の方向が90°捩じれる形で配向する。そして上下基板の外側に、配向膜の配向方向と平行に偏光板を配置する。
TN方式は、無電界時、偏光板を通過した光は直線偏光となり液晶に入る。液晶分子は90°捩じれて配向されているので、入射した光も90°捩じれて通過するため、下の偏光板を通過できる。これにより調光フィルム1は、入射光を透過して透過状態となる。
また、この電界の印加により液晶分子が直立して捩じれがとれるが、配向膜表面では配向規制力の方が強いため、液晶分子の配向方向は配向膜に沿ったままである。このような状態では、液晶分子は通過する光に対しては等方的であるため、液晶層8に入射された直線偏光の偏光方向の回転は生じない。従って、上の偏光板を通過した直線偏光は下の偏光板を通過できず、調光フィルム1は、入射光を遮光して遮光状態となる。
このTN方式のように、無電界時に透過状態となり、電界印加時に遮光状態となるような光の制御モードをノーマリーホワイトモードという。
GH方式に使用される液晶組成物は、電界印加時における液晶分子の長軸方向の相違により、ポジ型とネガ型とに大別される。
ポジ型のネマチック液晶は、誘電率が長軸方向に大きく長軸に垂直な方向に小さい誘電率異方性が正の液晶であり、無電界時には液晶分子の長軸方向が光軸に対して垂直となり、電界印加時には液晶分子の長軸方向が光軸に対して平行となるものである。
一方、ネガ型のネマチック液晶は、誘電率が長軸方向に小さく長軸に垂直な方向に大きい誘電率異方性が負の液晶であり、無電界時には液晶分子の長軸方向が光軸に対して平行となり、電界印加時には液晶分子の長軸方向が光軸に対して垂直となるものである。
ここで、二色性色素分子は液晶分子と同じ方向に配向するため、ポジ型のネマチック液晶をホストとして用いた場合には、無電界時には遮光状態となり、電界印加時には透過状態となる(ノーマリーブラックモード)。
GH方式に用いられる二色性色素としては、液晶に対して溶解性があり、二色性の高い色素、好ましくはオーダーパラメーター(S値)が0.7以上の色素が挙げられ、例えば、アゾ系、アントラキノン系、キノフタロン系、ペリレン系、インジゴ系、チオインジゴ系、メロシアニン系、スチリル系、アゾメチン系、テトラジン系等の二色性色素が挙げられる。
なお、調光フィルム1がGH方式により製造される場合は、直線偏光板は省略することができる。
また、液晶セル4は、光配向層のパターンニング等によりいわゆるマルチドメイン方式により液晶材料を駆動してもよく、さらにはシングルドメインにより駆動してもよい。
更に、調光フィルム1は、上述の液晶による調光フィルムの他、透過光量を調整可能な各種調光フィルムを使用する場合に広く適用することができる。
図2は、第1実施形態の車両20を説明する図である。図2の車両20は、車両20を鉛直上方から見た概略図である。
本実施形態の調光フィルム1は、車両(乗用車)20のルーフウインドウ22、運転席側の前席サイドウインドウ23A、運転席側の後席サイドウインドウ23B、助手席側の前席サイドウインドウ23C、助手席側の後席サイドウインドウ23D、リアウインドウ24、運転席側のサンバイザー25A及び助手席側のサンバイザー25Bのほぼ全面にそれぞれ配置されている。
なお、サンバイザー25A、25Bは、それぞれ、座席S1、座席S3の搭乗者の操作により、フロントウインドウの上端部に重なるようにして配置され、日よけとしての機能を発揮する使用位置と、日よけとして使用しない場合に、フロントウインドウから退避した位置に配置される退避位置とに移動可能である。
なお、調光フィルム1を設ける部位は、これら複数の部位のいずれか一か所又は複数個所に設けるようにしてもよく、車両20のこれら以外の部位に設けるようにしてもよい。
これら制御モード選択部32、搭乗者位置情報取得部33、基準設定部34、駆動制御部35を有する車両用調光システム31は、本実施形態では、調光フィルム1の制御プログラムを実行する情報処理装置(例えば、車両20に設けられる電子制御ユニット(ECU37))により構成される。
ここで、ECU37は、車両に設けられる各種センサ出力や、車両20の位置情報等の各種信号や、操作パネルから出力される操作信号等を入力する入力回路部、演算処理部(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラムや上述の調光フィルム1の制御プログラム、演算結果等を記憶する記憶回路部、車両20の駆動源(エンジン)等の各部を制御する制御信号や、調光フィルム1を制御する制御信号等を出力する出力回路部等を備えている。
なお、車両用調光システム31は、上記制御プログラムによる構成に限定されるものでなく、車両用調光システム31を構成する各部32~35を、それぞれ専用の処理回路により構成してもよい。
なお、画像表示装置38は、例えば、インストルメントパネルの中央部に配置される例を示すが、これに限定されるものでなく、センターコンソール等、種々の部位に配置するようにしてもよい。
また、このタッチパネルを備えた表示パネルの構成は、カーナビゲーション装置の構成を利用してもよく、さらには透明スクリーンにタッチパネルを備えたヘッドアップディスプレイの構成を利用してもよい。
制御モード選択部32は、目標とする制御モードの選択を受け付ける部分である。
制御モード選択部32は、図3に示すように、画像表示装置38の表示パネルに、選択可能な目標とする制御モードのメニューを表示する。
なお、画像表示装置38の表示パネルには初期画像として車両20の各部を調整するメニュー画面が表示されており、制御モード選択部32は、そのメニュー画面において、調光フィルム1の制御モードを選択するメニューが搭乗者により選択されると、図3に示す選択画面を表示する。
本実施形態の車両用調光システム31は、搭乗者に入射する直射日光を遮光する直射日光防止モード、制御モードとして、駐車時における車外からの覗き見を防止する覗き見防止モード、車内の温度を一定に保持するように車内に入射する外光の光量を調整する温度一定モード、車内の明るさを一定に保持するように車内に入射する外光の光量の調整する明るさ一定モードを選択することができる。図3に示す選択画面には、これら選択可能な制御モードとして、「直射日光防止」、「覗き見防止」、「温度一定」、「明るさ一定」が順次表示される。
また、各制御モードの表示には、制御モードの簡単な説明と、制御モードの選択、非選択を示す「ON」、「OFF」とが含まれる。
制御モード選択部32は、この選択画面において、タッチパネルの操作により選択、非選択を示す表示を切り換え、選択の完了を指示する「完了」のボタンが操作されると、対応する表示により制御モードの選択を受け付ける。また「戻る」のボタンが操作されると、元のメニュー画面に表示を切り換える。
また、制御モード選択部32は、タッチパネルの操作に基づいて制御モードが選択される例を示したが、これに限定されるものでなく、インストルメントパネルや、各搭乗者の座席位置に対応する位置等に操作ボタンを設け、その操作ボタンの操作により制御モードを選択するようにしてもよい。
また、車内には、これらの制御モードに対応して、車内の明るさを計測する受光センサや、車内温度を検出する温度センサ、太陽光等の外光が入射してくる角度を検出する受光センサ等が配置されており、各センサの出力信号を駆動制御部35が入力する。
図2に示す例では、搭乗者M1が座席S1に着席しているので、搭乗者位置情報取得部33は、座席S1の圧力センサから搭乗者の着席を検出し、その検出結果に基づいた搭乗者位置情報を駆動制御部35へ出力する。
図4(a)及び図4(b)は、この制御基準の設定画面を示す図であり、図4(a)は、明るさ一定モードが選択された場合の設定画面であり、図4(b)は、温度一定モードが選択された場合の設定画面である。
基準設定部34は、制御モード選択部32に設けられた各制御モードの制御基準の設定を受け付ける部分である。本実施形態では、各制御モードの制御基準の設定は、基準設定部34により予め設定されている例を示すが、これに限定されるものでなく、例えば、制御モード選択部32により制御モードを受け付けた場合に、制御基準の設定を受け付けるようにしてもよい。
より具体的に、基準設定部34は、明るさ一定モードの制御基準の設定が選択された場合、図4(a)に示すような選択画面を表示し、また、温度一定モードの制御基準の設定が選択された場合に、図4(b)に示すような選択画面を表示して、調光部材の制御基準の設定を受け付ける。なお、本実施形態では、他の制御モード(直射日光防止モード、覗き見防止モード)が選択された場合、この制御基準の設定は省略される。
また、中段には、制御基準として明るさを選択する選択肢、「明」、「中間」、「暗」が表示される。搭乗者がこれら選択肢のいずれかを触れることにより、設定する明るさを選択することができる。
最下段に「戻る」、「完了」のボタンが表示され、「完了」のボタンが操作されると、選択した制御基準の設定を受け付ける。また、「戻る」のボタンが操作されると、元のメニュー画面に表示を切り換える。
また、中段には、制御基準として、棒グラフ形式により温度を選択する画像が表示される。図4(b)に示す棒グラフ形式の画像は、棒グラフの左端が、最も低い温度を示し、右側に行くほど高い温度になることを示しており、所望の温度に対応する部分を搭乗者が触れることにより、設定温度を選択することができる。
最下段に「戻る」、「完了」のボタンが表示され、「完了」のボタンが操作されると、選択した制御基準の設定を受け付ける。また、「戻る」のボタンが操作されると、元のメニュー画面に表示を切り換える。
駆動制御部35は、ルーフウインドウ22に設けられた調光フィルム1の駆動用電源を制御するルーフウインドウ駆動制御部35A、サイドウインドウ23A~23Dに設けられた各調光フィルム1の駆動用電源を個別に制御するサイドウインドウ駆動制御部35B、リアウインドウ24に設けられた調光フィルム1の駆動用電源を制御するリアウインドウ駆動制御部35C、サンバイザー25A、25Bに設けられた各調光フィルム1の駆動用電源を個別に制御するサンバイザー駆動制御部35Dを備える。
ここで、駐車状態とは、車両20を継続的に停止させた状態であり、若しくは車両20が停止し、車両20の運転者が車両20を離れて直ちに運転することができない状態である。本実施形態の駆動制御部35は、車両20のパーキングブレーキの操作を検出して車両20の駐車を検出する。
なお、このようなパーキングブレーキの操作の検出に代えて、例えば、パーキングブレーキ機構が一定時間以上、制動状態である状態や、オートマチック方式の車両の場合、シフトレバーが、パーキングレンジや、ニュートラルレンジに位置している状態、ガソリンエンジンや、ディーゼルエンジンなどの内燃機関を動力とする車両の場合、内燃機関が停止している状態、電気自動車等の電気モータを動力とする車両の場合、電気モータを駆動する駆動制御回路の電源が遮断されている状態、搭乗者が全員降車してドアロック(施錠)された状態等を検出するようにしてもよい。
そして、検出した太陽光の入射方向と、検出した搭乗者位置情報とに基づいて制御する調光フィルム1を選択して、その透過率を低減させる。これにより、車両用調光システム31は、直射日光防止モードにおいて、搭乗者に直射日光が入射してしまうのを防止することができる。
例えば、搭乗者位置情報取得部33により座席S1(運転席)に搭乗者(運転者)が乗車していると検出され、太陽光が車両20の水平右斜め前方から入射してくると検出された場合、駆動制御部35は、運転席側のサイドウインドウ23A、サンバイザー25Aに設けられた調光フィルム1を選択して遮光状態、又は、透過率を低減させる制御を行う。
また、仮に、搭乗者位置情報取得部33により運転席側後部の座席S2に搭乗者が着席していると検出され、太陽光が鉛直方向に対して若干車両の後方側に傾斜した方向から入射してくると検出された場合、駆動制御部35は、ルーフウインドウ22及びリアウインドウ24に設けられた調光フィルム1を選択して遮光状態、又は、透過率を低減させる制御を行う。
なお、前席側のサイドウインドウ23A、23Cに設けられた調光フィルム1については、車両20を安全に運転させる観点から、駆動制御部35は、道路運送車両法の保安基準に規定の透過率の基準を満たす範囲で透過率を制御させる。
ここで、GPS受信装置は、GPS衛星からの信号を受信して、車両とGPS衛星間の距離と、距離の変化率を3個以上の衛星に対して測定することで、車両の現在地、進行速度および進行方位を測定し、加速度センサは、センサ自体の加速度(1秒当たりの速度の変化)の情報を出力し、車速センサは、検出した車輪の回転数をパルス信号に変換し、所定の時間内におけるパルス信号数といった所定の車速の算出に用いられる情報を出力する。
具体的に、制御基準の明るさよりも車内の明るさが暗い場合、各ウインドウ22、23A~23D、24、各サンバイザー25に設けられた調光フィルム1の透過率を増大させ、外光を十分に取り入れて車内を明るくする。なお、透過率を最大値に設定しても、制御基準の温度より車内の明るさが暗い場合、駆動制御部35は、更に車内に設けられた不図示の照明機構等を制御して車内を明るくするようにしてもよい。
これとは逆に、制御基準の明るさよりも車内の明るさが明るい場合、駆動制御部35は、各ウインドウ22、23A~23D、24、各サンバイザー25に設けられた調光フィルム1の透過率を低減し、外光の入射を抑制して車内を暗くする。
これにより、明るさ制御に必要のない調光フィルムの制御を省略することができるので、車内が必要以上に暗くなりすぎてしまうのを抑制することができるととともに、車両の消費電力を低減することができる。なお、この場合、各座席に明るさを検出する受光センサを設けることが望ましい。
具体的には、制御基準の温度より車内温度が低い場合、各ウインドウ22、23A~23D、24、各サンバイザー25に設けられた調光フィルム1の透過率を増大させ、これにより外光を十分に車内に取り入れて、車内温度を上昇させる。なお、透過率を最大値に設定しても、制御基準の温度よりも車内温度が低い場合、さらに、車両に設けられた暖房装置(エアーコンディショナー)を制御して車内温度を上昇させるようにしてもよい。
これとは逆に、制御基準の温度より車内温度が高い場合、各ウインドウ22、23A~23D、24、各サンバイザー25に設けられた調光フィルム1の透過率を低減させ、これにより外光の入射を抑制して車内温度を低下させる。なお、透過率を最小値に設定しても、制御基準の温度よりも車内温度が高い場合、さらに、車両に設けられた冷房装置(エアーコンディショナー)を制御して車内温度を低減させるようにしてもよい。
調光フィルム1は、外光が入射する複数の部位のうち1つにのみ、例えば、ルーフウインドウ22にのみ設けられるようにしてもよい。この場合でも、車両用調光システム31は、選択された制御モードに応じて、搭乗者の要望に応じて簡易に、ルーフウインドウの透過率を調整することができる。
ここで、オルタネータは、車両20の車軸、又は、エンジンに接続されている発電機であり、発電された交流電圧を整流して直流の出力電圧に変換するレクチファイヤと呼ばれる整流装置と、集積回路により形成されて出力電圧を制御する電圧レギュレータと呼ばれる電圧制御装置等を一体的に備えている。
オルタネータから出力される電圧は、車両20の車軸の回転数、又は、エンジンの回転数に対応して変化するため、電圧レギュレータは、出力電圧を監視し、オルタネータの界磁電流を制御することにより出力電圧を調整している。電圧レギュレータにより、刻々と変化する運転状況下においても車両20の電装部品が正常に作動する電圧で電力が供給される。
なお、車両用調光システム31への電力の供給方法は、車両30に搭載されたオルタネータ及びバッテリーから電力が供給される例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば、車両20に搭載されたオルタネータ及びバッテリーのうちいずれか一方から電力が供給されるようにしたり、車両用調光システム31用のバッテリーを別途設け、そのバッテリーから電力が供給されるようにしたり、その他の公知の電力供給方法を適用したりしてもよい。
本実施形態の調光フィルム1は、通常、交流電圧の印加により透過率の変動を制御している。しかし、信号機等の外部の発光体から照射される光が、交流電圧の周波数が起因して、見え難くなってしまう場合があるため、そのような場合には、本実施形態の駆動制御部35は、変換器から供給される電圧を交流電圧から直流電圧に切り替え、発光体から照射される光が見え難くなってしまうのを極力抑制することができる。
上述した各部32~35の構成により車両用調光システム31は、図5に示す処理手順(SP1~SP4)を繰り返して調光フィルム1を制御する。
続いて、選択された制御モードに応じて対応するウインドウ、サンバイザーに設けられた調光フィルム1を選択し(SP2)、その透過率を決定する(SP3)。
最後に、この決定した透過率になるように、対応する調光フィルム1の駆動電圧を制御して透過率を変化させる(SP4)。
(1)本実施形態の車両用調光システム31は、外光が入射する各ウインドウ22、23A~23D、24、各サンバイザー25A、25Bに調光部材1が配置された車両20に設けられ、調光フィルムの制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択部32と、各ウインドウ、各サンバイザーに配置された調光フィルム1の透過率を個々に制御する駆動制御部35とを備え、駆動制御部35が、制御モード選択部32により選択された制御モードに基づいて、各ウインドウ、各サンバイザーに配置された調光フィルムから少なくとも1つの調光フィルムを選択し、選択した調光フィルムの透過率を調整する。
これにより、車両用調光システム31は、各ウインドウ、各サンバイザーに配置される調光フィルム1の透過率を、搭乗者の要望に応じて選択された制御モードに基づいて、簡易に調整することができ、車内環境を快適することができる。
これにより、調光フィルム1の制御方法は、各ウインドウ、各サンバイザーに配置される調光フィルム1の透過率を、搭乗者の要望に応じて選択された制御モードに基づいて、簡易に調整することができ、搭乗者に対して車内環境を快適することができる。
これにより、調光フィルム1の制御プログラムは、各ウインドウ、各サンバイザーに配置される調光フィルム1の透過率を、搭乗者の要望に応じて選択された制御モードに基づいて、簡易に調整することができ、搭乗者に対して車内環境を快適することができる。
図6は、第2実施形態の車両用調光システムを有する車両を説明する図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾(下二桁)に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
本実施形態の車両用調光システム131は、図6に示すように、調光フィルム101が、車両120のルーフウインドウ122にのみ配置されている点と、駆動制御部135にルーフウインドウ122に設けられた調光フィルム101を制御するルーフウインドウ駆動制御部135Aのみが備えられている点と、制御モード選択部132で選択可能な制御モードが1種類である点とで、第1実施形態の車両用調光システム31と主に相違する。
本実施形態の車両120は、上述したように、調光フィルム101がルーフウインドウ122にのみ設けられており、この調光フィルム101のみがルーフウインドウ122が設けられる開口部121を通過する外光の光量を変化させる。具体的には、車両120の開口部121には、ルーフウインドウ122の調光フィルム101の他に、開口部121を通過する外光の光量を変化させる遮光部材等が設けられていない。すなわちルーフウインドウ122に設けられた調光フィルム101のみが、車両120の開口部121を通過する太陽光等の外光の光量を変化させており、本実施形態では、車両120の車外側及び車内側から見て、ルーフウインドウ122が常に露出している状態となる。
これら制御モード選択部132、駆動制御部135を有する車両用調光システム131は、本実施形態では、調光フィルム101の制御プログラムを実行する情報処理装置(例えば、車両120に設けられる電子制御ユニット(ECU137))により構成される。
なお、車両用調光システム131は、上記制御プログラムによる構成に限定されるものでなく、車両用調光システム131を構成する各部132、135を、それぞれ専用の処理回路により構成してもよい。
本実施形態の制御モード選択部132は、図7に示すように、画像表示装置138の表示パネルに、選択可能な目標とする制御モードのメニューを表示する。
図7に示す例の選択画面には、選択可能な制御モードのメニューが表示される。
本実施形態の車両用調光システム131は、ルーフウインドウ122から入射する外光を可能な限り入光させる透光状態と、ルーフウインドウ122から入射する外光を可能な限り遮る遮光状態とを切り替える「透光/遮光切り替え」のモードのみを制御モード選択部132により選択することができる。そのため、図7に示す選択画面には、「透光/遮光切り替え」のモードのみが表示される。
また、調光フィルム101の液晶層108が、GH(ゲストホスト)方式でない、すなわち二色性色素を含まない液晶層であって、直線偏光板により挟持される液晶層(図1参照)である場合、透光状態における透過率は、35~40%であり、遮光状態における透過率は、0.01~0.1%である。
ここで、透過率とは、可視光領域における全光線透過率であり、例えば、ヘイズ計HM-150(株式会社 村上色彩技術研究所製)により測定することができる。
更に、選択画面には、下段に、前画面(メニュー画面)に表示を切り換える「戻る」のボタンと、選択の完了を示す「完了」のボタンとが表示される。
制御モード選択部132は、この選択画面において、タッチパネルの操作により「透光」又は「遮光」を選択し、選択の完了を指示する「完了」のボタンが操作されると、対応する表示により制御モードの選択を受け付ける。また「戻る」のボタンが操作されると、元のメニュー画面に表示を切り換える。
駆動制御部135は、ルーフウインドウ122に設けられた調光フィルム101の駆動用電源を制御するルーフウインドウ駆動制御部135Aのみを備える。
また、駆動制御部135は、「遮光」が選択された場合、ルーフウインドウ122に配置された調光フィルム101の透過率を最も低い状態(遮光状態)に変化させ、ルーフウインドウ122から車内へ入射する外光を最小限にすることができる。
これにより、車両用調光システム131は、調光フィルム101の透過率を、搭乗者の要望に応じて選択された制御モードに基づいて、簡易に調整することができ、車内環境を快適することができる。
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
具体的には、調光フィルム1の透明電極11及び又は16を、それぞれ個別に駆動電源を供給可能な絶縁された複数の部分電極(領域)に分割して、独立して個別に透過率を変更することができる複数の領域(セグメント)を備えたマルチセグメントにより調光フィルム1を構成しても良い。
このマルチセグメントの調光フィルムは、セグメント毎に透過率を変化させることができる。
また、別な例としてルーフウインドウに設けられた調光フィルムを、各座席に対応させて複数のセグメントに分割し、各座席の搭乗者の要望に応じて各セグメントの透過率を制御することも可能となることもできる。
上述のように、各部位の調光フィルム1をマルチセグメントで構成することにより、各部位の調光フィルムの制御モードを更に増やすことができ、より一段と搭乗者の意図するように簡易に調整することができる。
なお、このようにフロントウインドウに調光フィルムを配置してサンバイザーを省略する場合、フロントウインドウの全面に調光フィルムを配置するようにして、この調光フィルムの透過率を部分的に変化させて調光フィルムの機能を担わせるようにしてもよい。
2、3 直線偏光板
2A、3A 位相差フィルム
4 液晶セル
5U 上側積層体
5D 下側積層体
6、15 基材
8、108 液晶層
11、16 透明電極
12 スペーサ
13、17 配向層
19 シール材
20、120 車両
121 開口部
22、122 ルーフウインドウ
23A~23D サイドウインドウ
24 リアウインドウ
25A、25B サンバイザー
31、131 車両用調光システム
32、132 制御モード選択部
34 基準設定部
35 駆動制御部
35A、135A ルーフウインドウ駆動制御部
35B サイドウインドウ駆動制御部
35C リアウインドウ駆動制御部
35D サンバイザー駆動制御部
38、138 画像表示装置
Claims (9)
- 調光部材が配置された車両に設けられる車両用調光システムであって、
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御部と、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択部とを備え、
前記駆動制御部は、前記制御モード選択部により選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整し、
前記制御モード選択部は、制御モードとして、車内温度を所定の基準温度に調整する温度一定モードを有し、
前記温度一定モードが選択された場合において、前記駆動制御部は、前記調光部材の透過率を変化させ、車内に入射する光量を調節することにより車内温度が前記基準温度となるよう調整し、
前記制御モード選択部は、複数の異なる制御モードを同時に選択可能であること、
を特徴とする車両用調光システム。 - 前記駆動制御部は、前記基準温度よりも低い場合、調光部材の透過率を増大させ、車内温度を上昇させ、前記基準温度よりも高い場合、調光部材の透過率を低減させ、車内温度を低下させること、
を特徴とする請求項1に記載の車両用調光システム。 - 前記駆動制御部は、前記車両の外光が入射する複数の部位に配置された前記調光部材から少なくとも1つの調光部材を選択し、選択した前記調光部材の透過率を調整すること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用調光システム。 - 前記車両内における搭乗者の位置の情報である搭乗者位置情報を取得する搭乗者位置情報取得部を備え、
前記駆動制御部は、
前記搭乗者位置情報に基づいて、前記車両の外光が入射する複数の部位に配置された前記調光部材から少なくとも1つの前記調光部材を選択して、制御すること、
を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用調光システム。 - 前記制御モードに基づいた前記調光部材の制御基準の設定を受け付ける基準設定部を備えること、
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用調光システム。 - 車両に設けられた調光部材の制御方法であって、
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御ステップと、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択ステップとを備え、
前記駆動制御ステップは、前記制御モード選択ステップにより選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整し、
前記制御モード選択ステップは、制御モードとして、車内温度を所定の基準温度に調整する温度一定モードを有し、
前記温度一定モードが選択された場合において、前記駆動制御ステップは、前記調光部材の透過率を変化させ、車内に入射する光量を調節することにより車内温度が前記基準温度となるよう調整し、
前記制御モード選択ステップは、複数の異なる制御モードを同時に選択可能であること、
を特徴とする調光部材の制御方法。 - 情報処理装置による実行により、前記情報処理装置に所定の処理手順を実行させて、車両に配置された調光部材を制御する調光部材の制御プログラムであって、
前記処理手順が、
前記調光部材の透過率を制御する駆動制御ステップと、
前記調光部材の制御目標となる制御モードの選択を受け付ける制御モード選択ステップとを備え、
前記駆動制御ステップは、前記制御モード選択ステップにより選択された前記制御モードに基づいて、前記調光部材の透過率を調整し、
前記制御モード選択ステップは、制御モードとして、車内温度を所定の基準温度に調整する温度一定モードを有し、
前記温度一定モードが選択された場合において、前記駆動制御ステップは、前記調光部材の透過率を変化させ、車内に入射する光量を調節することにより車内温度が前記基準温度となるよう調整し、
前記制御モード選択ステップは、複数の異なる制御モードを同時に選択可能であること、
を特徴とする調光部材の制御プログラム。 - 外光が入射する部位に配置される調光部材と、
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用調光システムとを備え、
前記調光部材のみが、前記部位を通過する外光の光量を変化させること、
を特徴とする車両。 - 外光が入射する前記部位は、当該車両に設けられた開口部であること、
を特徴とする請求項8に記載の車両。
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