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JP7299071B2 - 固相合成装置 - Google Patents

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JP7299071B2
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Description

本発明は、固相合成装置および固相合成方法に関する。
固相合成法は、反応させたい分子をビーズ(固相)上に結合させ、そのビーズ上で試薬と分子を化学反応させる合成手法である。有機合成反応を行うのに一般的な液相合成では、反応溶液から目的生成物だけを分離する必要があり、時として多大な労力を要する。いっぽう、固相合成は、ビーズに結合した目的生成物以外の不要物、例えば、残存試薬などを洗浄操作のみで簡便に除くことができるという大きなメリットがある。そのため、メリーフィールド(R. B. Merrifield)によってペプチドの固相合成法が報告されて以来(例えば非特許文献1)、ペプチドやオリゴヌクレオチド等を合成するために、固相合成法が広く適用されている。
一例として、ぺプチドの固相合成を、図14を用いて述べる。保護基(一般的にはFmoc基 (Fluorenyl-methoxy-carbonyl))でN末端が保護された、合成の起点となるアミノ酸をビーズに結合させ、ビーズ捕捉用のフィルタを設けた反応容器にビーズを充填する。次に、保護基を脱保護(除去)する試薬を添加する(操作(Sa))。脱保護試薬とビーズを攪拌混合することで、保護基が脱保護される(操作(Sb))。反応容器内を減圧して脱保護試薬を除去する(操作(Sc))。次に、2番目の配列となるアミノ酸と合成試薬を添加する(操作(Sd))。アミノ酸と合成試薬およびビーズを攪拌混合することで、添加したアミノ酸がビーズ上の起点アミノ酸と結合し伸長する(操作(Se))。反応容器内を減圧して合成試薬を除去する(操作(Sf))。次に、洗浄液を添加する(操作(Sg))。洗浄液とビーズを攪拌混合することで、未反応のアミノ酸および残存試薬を取り除き(操作(Sh))、反応容器内を減圧して洗浄試薬を除去する(操作(Si))。
このサイクル(脱保護-合成-洗浄)を繰り返しながら、アミノ酸を伸長する。目的とする配列のペプチドを合成した後、ビーズ表面からペプチドを切り出し、目的合成品を得る。
図14に示すような従来のバッチ式固相合成装置では、ビーズと試薬の接触効率を高めるため、過剰量の試薬や洗浄液を必要とし、さらに混合を促進するための攪拌機構が必須である。そこで、微小流路を有する連続フロー式を適用し、流路における試薬の迅速混合を図ることで、過剰な試薬投入を抑制する固相合成装置が、特許文献1に示されている。
R. B. Merrifield,J. Am. Chem. Soc.,85,2149(1963) 特開2005-296832号公報
特許文献1では、微小流路に、ビーズを保持するためのフィルタが設置される。フィルタに充填したビーズに試薬を送液し、ビーズが試薬に充たされた状態で送液を停止し、一定時間静置して反応を進行させた後、加圧して試薬をフィルタの二次側に排出する「ストップドフロー反応」を適用している。
しかしながら、ストップドフローを幾度となく繰り返す固相合成流路では、ビーズがフィルタに高密度に充填される。これにより、ビーズの隙間にのみ試薬が流れるようになり、反応場が限られるため、目的生成物の収率低下を引き起こす。また、ビーズの充填度がより高い場合は、流路の閉塞を引き起こす可能性がある。
そこで本発明は、流路の閉塞を回避し、ビーズと試薬を効率よく接触させることができる固相合成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、ビーズを捕捉するビーズ捕捉部を備えた微小流路を有し、ビーズの表面で化学合成を行う固相合成装置であって、前記ビーズ捕捉部は、前記微小流路を狭めて、ビーズの径未満に形成された狭量部を備え、前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側に設けられ、前記微小流路内を加圧するガス注入ポンプと、前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側に設けられ、前記微小流路内を減圧する吸引ポンプと、を備え、前記ガス注入ポンプによりガスを圧送することで、前記狭量部に充填されたビーズを前記ビーズ捕捉部から分散させて、分散させたビーズに試薬を供給することで、懸濁体を作成し、前記吸引ポンプにより、前記懸濁体を前記ビーズ捕捉部に向けて吸引し、前記懸濁体を前記微小流路で移動させながら反応を進行させる固相合成装置として構成した。その他については、発明を実施するための形態で明らかにする。
本発明によると、流路の閉塞を回避し、ビーズと試薬を効率よく接触させることができる固相合成装置を提供できる。
第一実施形態に係る固相合成装置の構成を示す図。 第一実施形態に係る固相合成リアクタの斜視図。 第一実施形態に係るビーズ捕捉部の上面図。 第一の実施例における第1の工程となる、ビーズを微小流路に供給・充填する手順を示す図。 第一の実施例における第2の工程となる、脱保護試薬を微小流路に供給し、反応させる手順を示す図。 第一の実施例における第3の工程となる、合成試薬と原料アミノ酸を微小流路に供給し、アミノ酸を伸長させる手順を示す図。 第一の実施例における第4の工程となる、洗浄液を微小流路に供給し、ビーズおよび流路を洗浄する手順を示す図。 第一の実施例における第5の工程となる、切り出し液を微小流路に供給し、ビーズから合成ペプチドを切り出す手順を示す図。 第一実施形態に係る固相合成装置の構成の変化例を示す図である。 第二の実施例における固相合成装置の構成を示す図。 第三の実施例における固相合成リアクタの斜視図。 第三の実施例における固相合成装置の構成を示す図。 第四の実施例における固相合成装置の構成を示す図。 バッチ式の固相合成装置によるペプチド合成のプロセスを示す図。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)を、図を参照しながら説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、後述する実施の形態は一例であって、各実施の形態同士の組み合わせ、公知又は周知の技術との組み合わせや置換による他の態様も可能である。
(第一実施形態)
<固相合成装置の構成>
図1は、第一実施形態に係る固相合成装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、固相合成装置1は、微小流路11が形成された固相合成リアクタ10(後述)と、微小流路11への送液を行う送液ポンプ(P1~P5およびP7)と、微小流路11にガスを送るガス注入ポンプ(P0)と、流路内の廃液を廃液容器(B6)に吸引する吸引ポンプ(P6)と、切替バルブ(V0~V8)と、試薬容器(B1~B5およびB7)とを含んで構成される。
送液ポンプ(P1~P5およびP7)は、試薬容器(B1~B5およびB7)の試薬を吸引し、微小流路11に送液する。送液ポンプ(P1~P5およびP7)は、シリンジタイプが好ましい。シリンジのサイズを変更することで、合成のスケールを容易に変更可能である。
微小流路11にガスを送るガス注入ポンプP0は、ダイヤフラム、ペリスタタイプ等を用いることができる。同様に、吸引ポンプP6は、一般的なダイヤフラムタイプ等を用いることができる。
送液ポンプと試薬容器に接続する切替バルブ(V1~V5およびV7)は、3方切替型が好ましい。こうすることで、試薬吸引と流路への送液を効率よく切替えることができる。
試薬容器に接続しない切替バルブ(V0、V6およびV8)は、2方向の切替型でよい。バルブの材質として、ペプチド合成に適用する場合は、耐有機溶媒特性を有するテフロン(登録商標)などのフッ素樹脂が好ましい。
試薬容器の数は、特に限定されるものでない。第一実施形態では、試薬容器B1~B5にそれぞれ、アミノ酸の保護基を脱保護(保護基の除去)する脱保護試薬(B1)、アミノ酸を結合させる合成試薬(B2)、アミノ酸(B3)、洗浄液(B4)、ビーズから合成ペプチドを切り出す切り出し液(B5)を充填する。なお、添加するアミノ酸の種類nに応じて、アミノ酸試薬容器をn個用いる。試薬容器B7には、合成の起点となるアミノ酸を結合したビーズの懸濁液を充填する。
ビーズは、ポリスチレン樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリエチレングリコール-アクリルアラミド複合樹脂、多孔質ガラスなどが挙げられ、特に限定されない。ビーズの懸濁液として、エタノールやメタノール、ジクロロメタンなどが使用可能であり、分散性と扱いやすさから、エタノールが好ましい。ビーズがポリスチレン樹脂の場合、懸濁液に水を使用するとビーズが凝集するため、好ましくない。
なお、図1に符号100で示されるのは制御装置(Controller)である。この制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)や入出力インタフェイス等を備え、センサ等からの信号に基づいて、固相合成装置1を構成するガス注入ポンプP0等の各種ポンプ類のON・OFF(場合によっては回転速度)や、切替バルブV0等の開閉(場合によっては開度)を制御することができる。この制御装置100も、本実施形態の固相合成装置1の構成要素に含まれるものとする。ちなみに、後記する実施形態でも制御装置100を備えるものとする。
<固相合成リアクタの構成>
図2に示すように、固相合成リアクタ10は、微小流路11と、微小流路11内のビーズを捕捉するビーズ捕捉部12と、ガスを微小流路に供給するためのガス供給部20と、試薬供給部21~25と、微小流路から液体を排出するための排出部26と、ビーズ懸濁液を供給するためのビーズ供給部27と、脱気部28とを含んで構成される。
固相合成リアクタ10の素材は、耐有機溶媒特性を有するガラスやポリプロピレンなどが好ましい。固相合成リアクタ10の製法は特に限定されず、試薬供給部等の配管接続部を伴うリアクタ天井部基材と、微小流路を切削等で加工したリアクタ底部基材とを熱溶着等で作製することができる。
微小流路11の幅、深さは任意に設定することができるが、流路の幅、深さ共に、100~1000μmであることが好ましい。流路の断面積が1mmを超えないようにすることで、単位体積あたりの表面積を増加させるマイクロ化の効果を充分に得ることができる。また、流路の断面積が10-2mmより大きくすることで、流路の圧力損失が大きくならずに、送液することができる。
図3は、ビーズ捕捉部12の一例を示す図である。
図3に示すように、ビーズ捕捉部12は、微小流路11を狭めてビーズ13を捕捉する構造とすることができる。狭量部は、ビーズの粒子径未満とする。市販の樹脂ビーズを用いる場合、膨潤時の粒子径は、50~200μmであることが多いため、狭量部を50μm未満とするのが好ましい。
ビーズ捕捉部12は、微小流路11を狭める構造に限定されるものではない。ビーズを捕捉し下流に流さない構造であればよく、例えば、微小流路11にピラーを立ててビーズを捕捉するものや、フィルタを設置してビーズを捕捉するのでもよい。フィルタの目開きは、上記と同様に50μm未満とするのが好ましい。
ガス供給部20(図2)は、接続配管(図示せず)を介して、切替バルブV0と接続される。同様に、試薬供給部21~25はそれぞれ、接続配管を介して切替バルブ(V1~V5)と接続される。
また、排出部26は切替バルブV6と、ビーズ供給部27は切替バルブV7と、脱気部28は切替バルブV8にそれぞれ接続される。
<ペプチドの合成手順>
次に、第一実施形態に係る固相合成装置1を用いたペプチドの合成手順について図1および図4~図8を参照しながら説明する。
図4は、ビーズを微小流路に供給・充填する第1の工程の手順を示す図である。
初期条件として、切替バルブ(V0~V8)は全て閉じた状態である。
まず、保護基で保護されたアミノ酸を結合したポリスチレンビーズをジクロロメタンに膨潤させる。次に、ジクロロメタンを廃棄し、膨潤したビーズをエタノールに再懸濁し、試薬容器B7に充填する。試薬容器B7とシリンジポンプP7が接続するようバルブV7を切替え、シリンジポンプP7を駆動してシリンジ(図示せず)にビーズ懸濁液を充填する。次に、バルブV7を切替えてシリンジポンプP7を駆動し、シリンジ内のビーズ懸濁液を微小流路11に向けて吐出する(S1-1)。その際、バルブV6を開く。これにより、ビーズ供給部27を経由して微小流路11に導入されたビーズ懸濁液は、ビーズ捕捉部12まで到達する。
次に、吸引ポンプP6を駆動し、微小流路11の内部を吸引する。これにより、ビーズはビーズ捕捉部12に留まるいっぽうで、ビーズの懸濁に使用したエタノールはビーズ捕捉部12を通過する。エタノールは、排出部26から固相合成リアクタ10の外部に排出され、廃液容器B6に回収される(S1-2)。以上で、ビーズ捕捉部12へのビーズ充填が完了する。なお、ここでは、ビーズが充填された側をビーズ捕捉部12の一次側、その背面をビーズ捕捉部12の二次側と定義する。
本操作後、バルブV6とV7を閉じる。
図5は、脱保護試薬を微小流路に供給し、反応させる第2の工程の手順を示す図である。
まず、バルブV0とV8を開く。次に、ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する(S2-1)。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給することで、ビーズ捕捉部12の一次側に密に充填されたビーズを分散させ、空気の抜け道を作ることができる。これにより、後述する脱保護試薬とビーズとの接触が容易となり、脱保護試薬とビーズとの懸濁体が作成可能となる。なお、注入ガスは空気に限定されず、例えば、窒素、アルゴン等の不活性ガスを使用することもできる。
次に、バルブV0を閉じ、試薬容器B1とシリンジポンプP1が接続するようバルブV1を切替える。試薬容器B1には、保護基を脱保護(保護基の除去)する脱保護試薬を充填する。脱保護試薬として、ピペリジンを20%含有するN、N-ジメチルホルムアミド(DMF)溶液等を使用することができる。
シリンジポンプP1を駆動してシリンジ(図示せず)に脱保護試薬を充填する。次に、バルブV1を切替えてシリンジポンプP1を駆動し、シリンジ内の脱保護試薬を微小流路11に向けて吐出する。試薬供給部21を経由して微小流路11に導入された脱保護試薬は、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズに到達し、ビーズとの懸濁体を形成する(S2-2)。供給する脱保護試薬は、ビーズを試薬で満たすのに必要最小限の量である。
次に、バルブV1を閉じ、バルブV0を開く。ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給することで、脱保護試薬とビーズとの懸濁体を微小流路11の内部で移動させる(S2-3)。
脱保護試薬とビーズとの懸濁体を流路内で移動させることにより、ビーズの凝集および沈降を防ぐことができる。懸濁体を静置したままの反応とは異なり、ビーズが時間と共に凝集して、試薬との接触効率が悪化することを防げる。
また、懸濁体を移動させる際、重力の鉛直方向の下側がガス供給部20(流路入口)、鉛直方向の上側が脱気部28(流路出口)となるように固相合成リアクタ10を鉛直方向に立てて使用するのが好ましい。こうすることで、懸濁体が流路内で偏ることなく、筒状を維持したまま移動するため、より好ましい。
空気で押された懸濁体は、バルブV8が解放されている脱気部28に向けて移動しながら、脱保護反応を進行させる。空気の供給流量と供給時間を管理し、空気の供給を停止することで、懸濁体を脱気部28の手前で停止させることができる(S2-4)。
また、脱気部28の手前に液面センサを設ける構成としてもよい。こうすることで、懸濁体の先端を検知して、懸濁体が脱気部28に至るのを防ぐことができる。液面センサは例えば、透過センサ等を用いてもよい。透過センサは、微小流路11を挟むように設置して懸濁体を検出させるようにすることができる。また、カメラ等を用いて液面の位置を判断できるようにしてもよい。
次に、バルブV0を閉じ、バルブV6を開く。吸引ポンプP6を駆動し、懸濁体をビーズ捕捉部12に向けて吸引・移動させる(S2-5)。なお、脱保護に要する時間に応じて、懸濁体の流路内における往復を繰り返し行ってもよい。吸引された懸濁体は、ビーズ捕捉部12においてビーズのみ捕捉され、脱保護試薬の残存液は、排出部26を経由して廃液容器B6に回収される(S2-6)。
図6は、合成試薬と原料アミノ酸を微小流路に供給し、アミノ酸を伸長させる第3の工程の手順を示す図である。
まず、バルブV0とV8を開く。次に、ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する(S3-1)。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズを分散させる。
次に、バルブV0を閉じ、試薬容器B2とシリンジポンプP2、試薬容器B3とシリンジポンプP3が接続するよう、バルブV2とバルブV3をそれぞれ切替える。試薬容器B2には、合成試薬を充填する。合成試薬として、1H-ベンゾトリアゾール-1-イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)をジメチルホルムアミド(DMF)に溶解したものと、N、N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)をN-メチル-2-ピロリドン(NMP)に溶解したものを混合して使用することができる。
試薬容器B3には、伸長させる原料アミノ酸を1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)と共にDMFに溶解したものを充填する。なお、前述のように、伸長させるアミノ酸の種類nに応じて、アミノ酸試薬容器をn個用いる。第一実施形態では、アミノ酸試薬容器が一つの場合を例示した。
シリンジポンプP2を駆動してシリンジ(図示せず)に合成試薬を充填する。またシリンジポンプP3を駆動してシリンジ(図示せず)に原料アミノ酸を充填する。次に、バルブV2を切替えてシリンジポンプP2を駆動し、シリンジ内の合成試薬を微小流路11に向けて吐出する。同様に、バルブV3を切替えてシリンジポンプP3を駆動し、シリンジ内の原料アミノ酸を微小流路11に向けて吐出する。
試薬供給部22を経由して微小流路11に導入された合成試薬と、試薬供給部23を経由して微小流路11に導入された原料アミノ酸は、流路で合流した後混合される。合成試薬と原料アミノ酸の混合液はビーズ捕捉部12の一次側のビーズに到達した後、ビーズとの懸濁体を形成する(S3-2)。
次に、バルブV2とバルブV3を閉じ、バルブV0を開く。ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11の内部へと供給する。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズと合成試薬と原料アミノ酸の懸濁体を微小流路11の内部で移動させる(S3-3)。
空気で押された懸濁体は、バルブV8が解放されている脱気部28に向けて移動しながら、アミノ酸の合成反応を進行させる。空気の供給時間の管理により、懸濁体を脱気部28の手前で停止させる(S3-4)。
次に、バルブV0を閉じ、バルブV6を開く。吸引ポンプP6を駆動し、懸濁体をビーズ捕捉部12に向けて吸引・移動させる(S3-5)。なお、合成反応時間に応じて、懸濁体の移動を繰り返し行ってもよい。吸引された懸濁体は、ビーズ捕捉部12においてビーズのみ捕捉され、合成試薬と原料アミノ酸の残存液は、排出部26を経由して廃液容器B6に回収される(S3-6)。
図7は、洗浄液を微小流路に供給し、ビーズおよび流路を洗浄する第4の工程の手順を示す図である。
まず、バルブV0とV8を開く。次に、ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する(S4-1)。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズを分散させる。
次に、バルブV0を閉じ、試薬容器B4とシリンジポンプP4が接続するよう切替える。
試薬容器B4には、洗浄液を充填する。洗浄液は、ビーズおよび流路に残存する試薬を効率よく除去可能な極性溶媒が好ましい。極性溶媒は例えば、N、N-ジメチルホルムアミド、プロピオニトリル、アセトニトリル、メタノール、エタノール、プロパノール、NMPなどが使用できる。
次に、シリンジポンプP4を駆動してシリンジ(図示せず)に洗浄液を充填する。その後、バルブV4を切替えてシリンジポンプP4を駆動し、シリンジ内の洗浄液を微小流路11に向けて吐出する。
試薬供給部24(図7)を経由して微小流路11に導入された洗浄液は、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズに到達した後、ビーズとの懸濁体を形成する(S4-2)。
次に、バルブV4を閉じ、バルブV0を開く。ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズと洗浄液の懸濁体を微小流路11の内部で移動させる(S4-3)。空気で押された懸濁体は、バルブV8が解放されている脱気部28に向けて移動しながら、ビーズと流路の洗浄を実施する。空気の供給時間の管理により、懸濁体を脱気部28の手前で停止させる(S4-4)。
次に、バルブV0を閉じ、バルブV6を開く。吸引ポンプP6を駆動し、懸濁体をビーズ捕捉部12に向けて吸引・移動させる(S4-5)。吸引された懸濁体は、ビーズ捕捉部12においてビーズのみ捕捉され、洗浄液は、排出部26を経由して廃液容器B6に回収される(S4-6)。本工程を複数回実施することで、残存試薬の除去がより確かなものとなる。
図8は、切り出し液を微小流路に供給し、ビーズから合成ペプチドを切り出す第5の工程の手順を示す図である。
まず、バルブV0とV8を開く。次に、ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズを分散させる(S5-1)。
次にバルブV0を閉じ、試薬容器B5とシリンジポンプP5が接続するよう切替える。
試薬容器B5には、切り出し液を充填する。切り出し液は、トリフロオロ酢酸(TFA)とトリイソプロピルシラン(TIS)と蒸留水の混合液を使用するのが好ましい。
シリンジポンプP5を駆動してシリンジ(図示せず)に切り出し液を充填する。次に、バルブV5を切替えてシリンジポンプP5を駆動し、シリンジ内の切り出し液を微小流路11に向けて吐出する。
試薬供給部25を経由して微小流路11に導入された切り出し液は、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズに到達した後、ビーズとの懸濁体を形成する(S5-2)。
次に、バルブV5を閉じ、バルブV0を開く。ガス注入ポンプP0を駆動し、空気をガス供給部20から微小流路11へと供給する。一定量の空気をビーズ捕捉部12の二次側から供給し、ビーズと切り出し液の懸濁体を微小流路11の内部で移動させる(S5-3)。
空気で押された懸濁体は、バルブV8が解放されている脱気部28に向けて移動しながら、ビーズからのペプチド切り出しを進行させる。空気の供給時間の管理により、懸濁体を脱気部28の手前で停止させる(S5-4)。
次に、バルブV0を閉じ、バルブV6を開く。ここで、切り出されたペプチドを回収するため、廃液容器B6を回収容器(図示せず)に交換しておく。吸引ポンプP6を駆動し、懸濁体をビーズ捕捉部12に向けて吸引・移動させる(S5-5)。吸引された懸濁体は、ビーズ捕捉部12においてビーズのみ捕捉され、切り出し液は、排出部26を経由して回収容器に回収される(S5-6)。
図9は、固相合成装置1の変形例を示す図である。図1に示す固相合成装置1では、ビーズ捕捉部12の二次側から試薬を加えているが、図9に示すように、一次側から試薬を加えるような構成としてもよい。
また図9に示した、リアクタの変形例は一例であり、固相合成リアクタ10の構成は適宜変化することができる。
(第二実施形態)
図10は、第二実施形態に係る、固相合成装置2の構成を示す図である。
図10に示す、固相合成装置2は、複数の固相合成リアクタを連結したフロー系によるペプチドの合成を行う。前記の固相合成装置1とは異なり、固相合成装置2は、ペプチド合成の工程(脱保護、アミノ酸伸長、洗浄)ごとにリアクタをモジュール化している。これにより、一つのリアクタを簡素化できる。また、リアクタの組み合わせにより、様々な配列のペプチドに対応可能となるのが特徴である。
<固相合成装置の構成>
図10に示すように、固相合成装置2は、3つの固相合成リアクタ(30、40、50)と、リアクタへの送液を行う送液ポンプ(P1~P5およびP7)と、流路内の廃液を廃液容器(B6)に吸引する吸引ポンプ(P6)と、ペプチドの切り出し液を吸引する吸引ポンプ(P8)と、切替バルブ(V1~V8、V-A、V-B、V-C、V-D、V-E)と、試薬容器(B1~B5およびB7)とを含んで構成される。
固相合成リアクタ30は、脱保護工程を、固相合成リアクタ40は、アミノ酸伸長工程を、固相合成リアクタ50は、洗浄および切り出しを行う構成とした。
固相合成リアクタ30は、試薬供給部31~32および36と、リアクタから処理液を排出するための排出部33と、微小流路34と、微小流路34内のビーズを捕捉するビーズ捕捉部35とを含んで構成される。
固相合成リアクタ40は、アミノ酸伸長工程を行い、固相合成リアクタと同様の構成である。固相合成リアクタ40は、固相合成リアクタ30からの処理液を導入する処理液供給部41と、試薬供給部42および46と、リアクタから処理液を排出するための排出部43と、微小流路44と、微小流路44内のビーズを捕捉するビーズ捕捉部45とを含んで構成される。
固相合成リアクタ50は、固相合成リアクタ40からの処理液を導入する処理液供給部51と、吸引部53と、微小流路54と、微小流路54内のビーズを捕捉するビーズ捕捉部55と、試薬供給部56とを含んで構成される。
送液ポンプ(P1~P5およびP7)、試薬容器(B1~B5およびB7)、吸引ポンプ(P6およびP8)、切替バルブ(V1~V7、V-A、V-B、V-C、V-D、V-E)の機能は、全て第一実施形態と同様である。
<ペプチドの合成手順>
ビーズを微小流路に供給・充填する第二実施形態での第1の工程を説明する。初期条件として、切替バルブ(V0~V8)は全て閉じた状態である。
まず、アミノ酸を結合済みのポリスチレンビーズをジクロロメタンに浸漬し、膨潤させる。次に、ジクロロメタンを廃棄し、膨潤したビーズをエタノールに再懸濁し、試薬容器B7に充填する。試薬容器B7とシリンジポンプP7が接続するようバルブV7を切替え、シリンジポンプP7を駆動してシリンジ(図示せず)にビーズ懸濁液を充填する。
次に、バルブV7を切替えてシリンジポンプP7を駆動し、シリンジ内のビーズ懸濁液を微小流路34に向けて吐出する。その際、試薬供給部36から廃液容器B6に通じるようにバルブV-Aを切替える。次に、吸引ポンプP6を駆動し、微小流路34の内部を吸引する。これにより、ビーズ供給部31を経由して微小流路34に導入されたビーズ懸濁液は、ビーズ捕捉部35まで到達する。ビーズはビーズ捕捉部35に留まるいっぽうで、ビーズの懸濁に使用したエタノールはビーズ捕捉部35を通過し、試薬供給部36から廃液容器B6へと回収される。これにより、ビーズ捕捉部35へのビーズ充填が完了する。ここで、ビーズが充填された側をビーズ捕捉部35の一次側、その背面をビーズ捕捉部35の二次側と定義する。本操作後、バルブV7を閉じる。
脱保護試薬を微小流路に供給し、ビーズを脱保護する第二実施形態での第2の工程を説明する。試薬容器B1とシリンジポンプP1が接続するようバルブV1を切替える。試薬容器B1には、保護基を 脱保護(保護基の除去)する脱保護試薬を充填する。シリンジポンプP1を駆動してシリンジ(図示せず)に脱保護試薬を充填する。次に、バルブV1を切替えてシリンジポンプP1を駆動し、シリンジ内の脱保護試薬を微小流路34に向けて吐出する。吸引ポンプP6を駆動し、微小流路34の内部を吸引する。これにより、試薬供給部32を経由して微小流路34に導入された脱保護試薬は、ビーズ捕捉部12の一次側のビーズに到達し、ビーズとの懸濁体を形成する。供給した脱保護試薬は、ビーズを試薬で満たすのに必要最小限の量である。脱保護に要する時間に応じて、吸引ポンプP6の動作を停止し、ビーズと脱保護試薬の接触時間を確保するのが好ましい。所定の時間後、吸引ポンプP6を再度駆動する。脱保護試薬とビーズとの懸濁体のうち、ビーズ捕捉部35においてビーズのみ捕捉され、脱保護試薬の残存液は、試薬供給部36を経由して廃液容器B6に回収される。
なお、第一実施形態と同様に、ビーズ捕捉部35の二次側にガス注入ポンプを設置してもよい。こうすることで、懸濁体を微小流路34の内部で往復送液させ、ビーズと脱保護試薬との接触効率を上げることができる。
合成試薬と原料アミノ酸を微小流路に供給し、アミノ酸を伸長させる第二実施形態での第3の工程を説明する。試薬容器B2とシリンジポンプP2、試薬容器B3とシリンジポンプP3が接続するよう、バルブV2とバルブV3をそれぞれ切替える。試薬容器B2には、合成試薬を充填する。また試薬容器B3には、伸長させる原料アミノ酸を1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)と共にDMFに溶解したものを充填する。なお、前述のように、伸長させるアミノ酸の種類nに応じて、アミノ酸試薬容器がn個必要である。本実施形態では、アミノ酸試薬容器一つの場合を例示した。シリンジポンプP2を駆動してシリンジ(図示せず)に合成試薬を充填する。またシリンジポンプP3を駆動してシリンジに原料アミノ酸を充填する。
次に、シリンジポンプP2から微小流路34に通じるようにバルブV-Aを切替える。固相合成リアクタ30と固相合成リアクタ40をつなぐためにバルブV-Bを開き、さらに、試薬供給部46から廃液容器B6に通じるようにバルブV-Cを切替える。これにより、固相合成リアクタ30と固相合成リアクタ40を介して、シリンジポンプP2から廃液容器B6まで流体的に接続される。
次に、バルブV2を切替えてシリンジポンプP2を駆動し、シリンジ内の合成試薬を微小流路34に向けて吐出する。吸引ポンプP6を駆動し、微小流路34および微小流路44の内部を吸引する。これにより、試薬供給部36を経由して微小流路34に導入された合成試薬は、ビーズ捕捉部35の一次側のビーズに到達し、ビーズとの懸濁体を形成する。吸引された合成試薬とビーズとの懸濁体は、排出部33と処理液供給部41を経て、固相合成リアクタ40に導入される。
さらに、バルブV3を切替えてシリンジポンプP3を駆動し、シリンジ内の原料アミノ酸を微小流路44に向けて吐出する。処理液供給部41を経由して微小流路44に導入された合成試薬と、試薬供給部42を経由して微小流路44に導入された原料アミノ酸は、流路内で合流し混合される。合成試薬と原料アミノ酸とビーズの懸濁体は、流路内でアミノ酸の伸長反応を進める。アミノ酸の伸長に要する時間に応じて、吸引ポンプP6の動作を停止し、ビーズと合成試薬と原料アミノ酸の接触時間を確保するのが好ましい。所定の時間後、吸引ポンプP6を再度駆動する。合成試薬と原料アミノ酸とビーズとの懸濁体のうち、ビーズ捕捉部45においてビーズのみ捕捉され、合成試薬と原料アミノ酸の残存液は、試薬供給部46を経由して廃液容器B6に回収される。本操作後、バルブV-Bを閉じる。
洗浄液を微小流路に供給し、ビーズおよび流路を洗浄する第二実施形態での第4の工程を説明する。試薬容器B4とシリンジポンプP4が接続するようバルブV4を切替える。試薬容器B4には、洗浄液を充填する。シリンジポンプP4を駆動してシリンジ(図示せず)に洗浄液を充填する。次に、シリンジポンプP4から微小流路44に通じるようにバルブV-Cを切替える。固相合成リアクタ40と固相合成リアクタ50をつなぐためにバルブV-Dを開き、さらに、試薬供給部56から廃液容器B6に通じるようにバルブV-Eを操作する。これにより、固相合成リアクタ40と固相合成リアクタ50を介して、シリンジポンプP4から廃液容器B6まで流体的に接続される。
次に、バルブV4を切替えてシリンジポンプP4を駆動し、シリンジ内の洗浄液を微小流路11に向けて吐出する。吸引ポンプP6を駆動し、微小流路44および微小流路54の内部を吸引する。これにより、試薬供給部46を経由して微小流路44に導入された洗浄液は、ビーズ捕捉部45の一次側のビーズに到達した後、ビーズとの懸濁体を形成する。吸引された洗浄液とビーズとの懸濁体は、排出部43と処理液供給部51を経て、固相合成リアクタ50に導入される。洗浄液とビーズの懸濁体は、流路内でビーズの洗浄を進める。吸引ポンプP6の動作を停止し、洗浄時間を確保してもよい。所定の時間後、吸引ポンプP6を再度駆動する。洗浄液とビーズとの懸濁体のうち、ビーズ捕捉部55においてビーズのみ捕捉され、洗浄の残存液は、試薬供給部56を経由して廃液容器B6に回収される。本操作後、バルブV-Dを閉じる。
切り出し液を微小流路に供給し、ビーズから合成ペプチドを切り出す第二実施形態での第5の工程を説明する。試薬容器B5とシリンジポンプP5が接続するようバルブV5を切替える。試薬容器B5には、切り出し液を充填する。次に、シリンジポンプP5から微小流路54に通じるようにバルブV-Eを切替える。さらに、バルブV8を開くことで、固相合成リアクタ50を介して、シリンジポンプP5から吸引ポンプP8まで流体的に接続される。
次に、バルブV5を切替えてシリンジポンプP5を駆動し、シリンジ内の切り出し液を微小流路54に向けて吐出する。吸引ポンプP8を駆動し、微小流路54の内部を吸引する。これにより、試薬供給部56を経由して微小流路54に導入された切り出し液は、ビーズ捕捉部55の一次側のビーズに到達した後、ビーズとの懸濁体を形成する。ここで、吸引ポンプP8の動作を停止し、ビーズからのペプチドの切り出しを行う。また、吸引ポンプP6と吸引ポンプP8を交互に動作させることで、懸濁体の流路内における往復を繰り返し行ってもよい。
所定の時間後、試薬供給部56から廃液容器B6に通じるようにバルブV-Eを切替える。ここで、切り出されたペプチドを回収するため、廃液容器B6を回収容器(図示せず)に交換しておく。吸引ポンプP6を駆動し、懸濁体をビーズ捕捉部55に向けて吸引・移動させる。吸引された懸濁体は、ビーズ捕捉部55においてビーズのみ捕捉され、切り出し液は、排出部56を経由して回収容器に回収される。以上が、固相合成装置2を用いた第二実施形態におけるペプチド合成の工程となる。
(第三実施形態)
図11は、第三実施形態に係る固相合成リアクタ301を示す斜視図である。固相合成リアクタ30と異なる点について説明する。固相合成装置30では、流路が一つの構成であったが、合成リアクタ301では、流路を3本(341、342、343)としている。これに伴って、固相合成リアクタ301において、試薬供給部が311、312、313、321、322、323、361、362、363の9個に、排出部が331、332、333の3個に、ビーズ捕捉部が351、352、353の3個に増設されている。
図12は、第三実施形態に係る固相合成装置3の構成図である。固相合成装置3は、固相合成装置2において、各固相合成リアクタ内の流路をナンバリングアップ(N倍化)した例である。
このように、流路を3本としたことで、試薬容器から固相合成リアクタ中の流路に試薬を同時に供給するための切替バルブが必要となる。
まず、固相合成リアクタ301にビーズを充填するため、シリンジポンプP7を駆動する。固相合成リアクタ301の3本の流路にビーズ懸濁液を送液するため、3方分岐可能なバルブV-Aを設置する。なお、流路の個数Nにより、N方分岐バルブが必要となる。バルブV-Aで分岐したビーズ懸濁液中のビーズが、ビーズ捕捉部351、352、353に充填される。
次に、固相合成リアクタ301に脱保護試薬を供給するため、シリンジポンプP1を駆動する。分岐バルブV-Bを経由して各流路に導入された脱保護試薬は、ビーズ捕捉部351、352、353において、ビーズとの懸濁体を形成する。脱保護のための一定時間後、吸引ポンプP6を駆動する。脱保護試薬とビーズとの懸濁体のうち、ビーズのみビーズ捕捉部351、352、353において捕捉され、脱保護試薬の残存液は、分岐バルブV-Dを経由して廃液容器B6に回収される。
次に、第三実施形態において、ビーズに合成試薬と原料アミノ酸を供給する工程を説明する。まず、固相合成リアクタ301に合成試薬を供給するため、シリンジポンプP2を駆動する。このとき、固相合成リアクタ301と固相合成リアクタ401をつなぐため分岐バルブV-Cを開き、さらに、固相合成リアクタ401から廃液容器B6に通じるように分岐バルブV-GおよびバルブV-Hを切替える。これにより、固相合成リアクタ301と固相合成リアクタ401を介して、シリンジポンプP2から廃液容器B6まで流体的に接続される。
シリンジポンプP2から吐出され、分岐バルブV-Dを経由して各流路に導入された合成試薬は、ビーズ捕捉部においてビーズとの懸濁体を形成する。次に、吸引ポンプP6を駆動することで、吸引された合成試薬とビーズとの懸濁体は、分岐バルブV-Cを経て、固相合成リアクタ401に導入される。
ここで、シリンジポンプP3を駆動し、シリンジ内の原料アミノ酸を固相合成リアクタ401に向けて吐出する。分岐バルブV-Cを経由して固相合成リアクタ401に導入された合成試薬と、分岐バルブV-Eを経由して導入された原料アミノ酸は、流路内で合流し混合される。合成試薬と原料アミノ酸とビーズの懸濁体は、流路内でアミノ酸の伸長反応を進める。伸長反応に要する時間に応じて、吸引ポンプP6を停止する。そして所定の時間後、吸引ポンプP6を再駆動する。合成試薬と原料アミノ酸とビーズとの懸濁体のうち、ビーズのみビーズ捕捉部451、452、453において捕捉され、合成試薬と原料アミノ酸の残存液は、分岐バルブV-GおよびバルブV-Hを経由して廃液容器B6に回収される。
次に、第三実施形態において、ビーズおよび流路を洗浄する工程を説明する。まず、固相合成リアクタ401に洗浄液を供給するため、シリンジポンプP4を駆動する。このとき、固相合成リアクタ401と固相合成リアクタ501をつなぐために分岐バルブV-Fを開き、さらに、固相合成リアクタ501から廃液容器B6に通じるように分岐バルブV-JおよびバルブV-Kを切替える。これにより、固相合成リアクタ401と固相合成リアクタ501を介して、シリンジポンプP4から廃液容器B6まで流体的に接続される。シリンジポンプP4から吐出され、分岐バルブV-Gを経由して固相合成リアクタ401の各流路に導入された洗浄液は、ビーズ捕捉部451、452、453においてビーズとの懸濁体を形成する。
次に、吸引ポンプP6を駆動することで、吸引された洗浄液とビーズとの懸濁体は、分岐バルブV-Fを経て、固相合成リアクタ501に導入される。洗浄液とビーズの懸濁体は、流路内でビーズの洗浄を進める。洗浄に要する時間に応じて、吸引ポンプP6を停止する。そして所定の時間後、吸引ポンプP6を再駆動する。洗浄液とビーズとの懸濁体のうち、ビーズ捕捉部551、552、553においてビーズのみ捕捉され、洗浄の残存液は、分岐バルブV-JおよびバルブV-Kを経由して廃液容器B6に回収される。
次に、第三実施形態において、ビーズから合成ペプチドを切り出す工程を説明する。まず、固相合成リアクタ501に切り出し液を供給するため、シリンジポンプP5を駆動する。このとき、シリンジポンプP5から固相合成リアクタ501に通じるようにバルブV-Kを切替え、さらに、分岐バルブV-Iを開くことで、固相合成リアクタ501を介して、シリンジポンプP5から吸引ポンプP8まで流体的に接続される。
シリンジポンプP5から吐出され、吸引ポンプP8の駆動により分岐バルブV-Jを経由して固相合成リアクタ501の各流路に導入された切り出し液は、ビーズ捕捉部551、552、553においてビーズとの懸濁体を形成する。切り出しに要する時間に応じて、吸引ポンプP8を停止し、ビーズからのペプチドの切り出しを行う。ここで、切り出されたペプチドを回収するため、廃液容器B6を回収容器(図示せず)に交換しておく。
次に、固相合成リアクタ501から廃液容器B6に通じるようにバルブV-Kを切替える。そして吸引ポンプP6を駆動することで、ビーズのみビーズ捕捉部551、552、553において捕捉され、切り出し液は回収容器に回収される。
このように、分岐バルブを増設し、固相合成リアクタ内の流路をナンバリングアップ(N倍化)することにより、固相合成リアクタの生産量が増し、目的生成物の量産にも対応可能となる。なお、本実施形態においては、分岐バルブにより試薬を三方に分岐しているが、バルブに開閉機能のみを持たせ、固相合成リアクタの内部で三本の流路に分岐してもよい。その場合、固相合成リアクタを三層構造として、上層の固相合成リアクタに一番目の試薬を、中間層に二番目の試薬を、下層に三番目の試薬を導入する流路を設ける。三層の流路が中間層で連結する構造とし、さらにビーズ捕捉部を流路連結後の中間層に設置する。各層のバルブの切替により、いずれの試薬もビーズ捕捉部への導入が可能となり、リアクタ内の流路ナンバリングアップが実現する。
(第四実施形態)
図13は、第四実施形態に係る固相合成装置4の構成図である。固相合成装置4は、固相合成装置2を合成の工程(脱保護、アミノ酸伸長、洗浄)ごとにモジュール化した固相合成リアクタ30、40、50をそれぞれナンバリングアップ(N倍化)したものである。第四実施形態では、各工程の固相合成リアクタを3個づつ設けた例を示しているが、本実施形態に係る固相合成装置4を構成する各工程の固相合成リアクタの数は3個に限定されるものではない。
第三実施形態の装置構成と、第四実施形態の装置構成との相違点は、第三実施形態の固相合成リアクタ中の3本の流路が、第四実施形態において3個の固相合成リアクタになっている点である。すなわち、3本の流路を有する固相合成リアクタ301が3個に分割されて、固相合成リアクタ302、303、304となっている。また、固相合成リアクタ401が分割されて、固相合成リアクタ402、403、404となっている。さらに、固相合成リアクタ501が分割されて、固相合成リアクタ502、503、504となっている。他の構成要素は第三実施形態と同等である。
並列に配置された固相合成リアクタの個数を増減することにより、固相合成装置の生産量を調整することが容易となる。
以上、本発明では、試薬とビーズの懸濁体を形成し、微小流路内で懸濁体を移動させることにより、ビーズの凝集・沈降を防ぎ、試薬とビーズを良好に接触させながら反応を進行させることができる。また、微小流路を過剰量の試薬で満たすことなく、ビーズを懸濁させるのに必要な試薬量にとどめることができるため、試薬の過剰な添加を抑制することができる。
以上、本発明について説明したが、本発明は、前記の実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、本発明は、必ずしも前記の実施形態や変形例が備える全ての構成を備えるものに限定されない。ある実施形態や変形例の構成の一部を他の構成に置き換えたり、ある実施形態や変形例の構成の一部を他の形態に追加したり、ある実施形態や変形例の構成の一部を省略したりすることができる。
1、1a、2、3、4 固相合成装置
10、10a、30、40、50、301~304、
401~404、501~504 固相合成リアクタ
11、34、44、54、341~343 微小流路
12、35、45、55、351~353 ビーズ捕捉部
20 ガス供給部(流路入口)
21~25、31~32、36、42、46、
56、311~313、321~323、 試薬供給部
26、33、43、331~333 排出部
27、31、311~313 ビーズ供給部
28 脱気部(流路出口)
41、51 処理液供給部
53 吸引部
P0 ガス注入ポンプ
P1~P5、P7 送液ポンプ
P6、P8 吸引ポンプ
V0~V8、V-A、V-B、V-C、V-D、V-E、
V-F、V-G、V-H、V-I、V-J、V-K 切替バルブ
B1~B5、B7 試薬容器
B6 廃液容器
S1-1、S1-2 ビーズを供給する工程
S2-1、S3-1、S4-1、S5-1 ビーズを分散させる工程
S2-2、S3-2、S4-2、S5-2 懸濁体を形成する工程
S3-3~5、S4-3~5、S5-3~5 接触させる工程
S2-6、S3-6、S4-6、S5-6 ビーズを分離する工程

Claims (7)

  1. ビーズを捕捉するビーズ捕捉部を備えた微小流路を有し、
    ビーズの表面で化学合成を行う固相合成装置であって、
    前記ビーズ捕捉部は、前記微小流路を狭めて、ビーズの径未満に形成された狭量部を備え、
    前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側に設けられ、前記微小流路内を加圧するガス注入ポンプと、
    前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側に設けられ、前記微小流路内を減圧する吸引ポンプと、を備え、
    前記ガス注入ポンプによりガスを圧送することで、前記狭量部に充填されたビーズを前記ビーズ捕捉部から分散させて、分散させたビーズに試薬を供給することで、懸濁体を作成し、前記吸引ポンプにより、前記懸濁体を前記ビーズ捕捉部に向けて吸引し、前記懸濁体を前記微小流路で移動させながら反応を進行させる
    ことを特徴とする固相合成装置。
  2. 試薬の供給量が、前記微小流路に充填されたビーズを満たす最低限である、
    ことを特徴とする、請求項に記載の固相合成装置。
  3. 前記微小流路において、鉛直方向の下側に流路入口があり、鉛直方向の上側に流路出口がある、
    ことを特徴とする請求項に記載の固相合成装置。
  4. 前記微小流路が複数並列に配置された固相合成リアクタと、各微小流路に試薬を分岐する切替バルブを有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の固相合成装置。
  5. 前記微小流路を備えた固相合成リアクタを複数並列に配置し、かつ前記固相合成リアクタそれぞれに試薬を分岐する切替バルブを有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の固相合成装置。
  6. ビーズの径未満に形成された狭量部を有し、ビーズを捕捉するビーズ捕捉部を備えた微小反応流路にビーズを供給する工程と、
    ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、ガスが前記ビーズ捕捉部のビーズを分散させる工程と、
    合成試薬と合成原料の混合液を前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から一定量供給し、ビーズと混合液の懸濁体を形成する工程と、
    ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、前記懸濁体を前記微小反応流路で移動させながら一定時間接触させる工程と、
    前記狭量部にビーズを捕捉し、合成試薬と合成原料の混合液からビーズを分離する工程と、
    を有する固相合成方法。
  7. ビーズの径未満に形成された狭量部を有し、ビーズを捕捉するビーズ捕捉部を備えた微小反応流路にビーズを供給する工程と、
    ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、ガスが前記ビーズ捕捉部のビーズを分散させる工程と、
    保護基の除去を行う脱保護試薬を前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から一定量供給し、ビーズと混合液の懸濁体を形成した後、ガスを前記狭量部を挟んで、ビーズとは反対側から供給し、前記懸濁体を前記微小反応流路で移動させながら一定時間接触させた後、前記狭量部にビーズを捕捉し、脱保護試薬とビーズを分離する工程と、
    ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側からから供給し、前記狭量部に捕捉されたビーズを分散させる工程と、
    合成試薬と原料アミノ酸の混合液を前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から一定量供給し、ビーズと混合液の前記懸濁体を形成した後、ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、前記懸濁体を前記微小反応流路で移動させながら一定時間接触させた後、前記狭量部にビーズを捕捉し、混合液とビーズを分離する工程と、
    ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、前記ビーズ捕捉部のビーズを分散させる工程と、
    洗浄液を前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から一定量供給し、ビーズと洗浄液の前記懸濁体を形成した後、ガスを前記狭量部を挟んで、充填されたビーズとは反対側から供給し、前記懸濁体を前記微小反応流路で移動させながら一定時間接触させた後、前記狭量部にビーズを捕捉し、洗浄液とビーズを分離する工程と、
    を有する固相合成方法。
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