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JP7258172B2 - 空気調和機の制御装置、空気調和機及び、プログラム - Google Patents

空気調和機の制御装置、空気調和機及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機の制御装置、空気調和機及び、プログラムに関する。
空気調和装置の制御装置には、空気調和装置を動作させたときの室内温度変化を推定し、その推定結果に基づいて空気調和装置の動作を制御するものがある。
例えば、特許文献1には、住宅の熱エネルギーモデルを用いて、ヒートポンプ式の温水暖房機で住宅を暖房したときの温度を推定し、推定した温度に基づいて温水暖房機の制御パラメータを決定する温水暖房機の制御装置が開示されている。
特許文献2には、室内の空気の流れを表す流体モデルを用いて、空気調和機で空気を調和したときの、室内の目標地点の温度を推定し、推定した温度に基づいて空気調和機を制御する空気調和機の制御装置が開示されている。
国際公開第2016/035121号 特開2018-109494号公報
空気調和機の制御装置は、ユーザーの快適性を向上させるため、正確な室内温度を短時間に推定して、正確に空気調和することが望ましい。
しかしながら、特許文献1に記載の制御装置は、室内全体が同じ温度であると仮定した場合の、温度を推定するだけである。このため、室内温度分布が推定することができない。その結果、正確に空気調和することが難しい。
また、特許文献2に記載の制御装置は、流体モデルで室内の空気の流れを求めるため、正確な温度分布を予測できるものの、演算に時間がかかり実用的でない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、正確な室内温度を短時間に推定して空気調和することができる空気調和機の制御装置、空気調和機及び、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の制御装置は、室内機、室内温度計、室外機及び、室外温度計を備え、室内機及び室外機が設定温度、設定風量及び、設定風向に基づいた空気調和条件で動作する空気調和機の制御装置である。空気調和機の制御装置は、パラメータ特定部、代表温度推定部、室内温度分布推定部及び、空気調和条件調整部を備える。パラメータ特定部は、室内機の空気調和条件、室内温度計が測定した室内温度及び、室外温度計が測定した室外温度に基づいて、室内機が室内に吹き出す風の風量、風向及び、温度の各パラメータを特定する。代表温度推定部は、室内の熱エネルギーから室内温度を推定する熱エネルギーモデルを用いて、パラメータ特定部が特定した温度の風で室内が空気調和され、第一時間だけ経過したときの室内温度を代表する代表温度を推定する。室内温度分布推定部は、室内の空気の流れと空気の熱エネルギーから室内の複数位置の温度を推定する流体モデルを用いて、第一時間だけ経過したときに、代表温度推定部によって推定された代表温度に全体が空気調和された室内の空気が、その後、パラメータ特定部が特定した風の風量、風向及び温度で調和されるとした場合の、第一時間よりも長い第二時間だけ経過したときの、室内温度分布を推定する。空気調和条件調整部は、室内温度分布推定部が推定した室内温度分布から代表値又は特定の位置の温度を求め、求めた代表値又は特定の位置の温度と設定温度の差に応じて、室内機と室外機の空気調和条件を調整する。また、空気調和機の制御装置は、代表温度推定部に第一時間として一定の時間である指定時間を指定することにより、代表温度推定部に指定時間だけ演算させ、代表温度推定部が推定した代表温度を室内温度分布推定部に入力する演算管理部をさらに備える。
本発明の構成によれば、代表温度推定部が熱エネルギーモデルを用いて、第一時間だけ経過したときの室内温度を代表する代表温度を推定し、室内温度分布推定部が流体モデルを用いて、第一時間だけ経過したときに、代表温度推定部によって推定された代表温度に全体が空気調和された室内の空気が、その後、パラメータ特定部が特定した風の風量、風向及び温度で調和されるとした場合の、第一時間よりも長い第二時間だけ経過したときの、室内温度分布を推定する。このため、空気調和機の制御装置は、短時間に正確な室内温度を推定することができる。
本発明の実施の形態1に係る制御装置の制御対象物である空気調和機のブロック図 本発明の実施の形態1に係る制御装置の制御対象物である空気調和機が備える室内機の断面図 本発明の実施の形態1に係る制御装置の制御対象物である空気調和機が備える室内機が吹き出す風の向きの一例の概念図 本発明の実施の形態1に係る制御装置の制御対象物である空気調和機が備える室内機が吹き出す風の向きの別の例の概念図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置のブロック図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える記憶部に記憶されたデータテーブルの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える記憶部に記憶された熱伝導データの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える記憶部に記憶された部屋データの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える記憶部に記憶された室内機風分布データの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える記憶部に記憶された判定データの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が備える温度分布推定部が演算で使用する部屋のセルの概略図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置のハードウエア構成図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が実施する空気調和機制御処理のフローチャート 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置が実施する空気調和機制御処理で温度分布を推定するときのセルの概念図 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の制御装置が制御する空気調和機が備えるリモートコントローラのブロック図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御装置の変形例が備える空気調和条件調整部が設定データを調整するときに、代表値を求める部屋の各領域の概念図 各領域での平均温度の変化を表すグラフ
以下、本発明の実施の形態に係る空気調和機の制御装置、空気調和機及び、プログラムについて図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る空気調和機の制御装置は、室内温度をユーザーが設定した設定温度に近づけるため、空気調和機が空気調和したときの室内温度を推定し、その推定結果を空気調和機にフィードバックする装置である。この制御装置では、正確かつ短時間に室内温度の推定を行うために、室内機が設置された部屋の熱エネルギーモデルと、その部屋内の空気の流体モデルと、を用いる。
まず、図1-図4を参照して、制御対象の空気調和機について説明する。次に、図5-図12を参照して、制御装置の構成について説明する。続いて、図13及び図14を参照して、その制御装置の動作について説明する。なお、以下、空気調和機の制御装置のことを単に制御装置という。
図1は、実施の形態1に係る制御装置1Aの制御対象物である空気調和機100のブロック図である。図2は、その空気調和機100が備える室内機130の断面図である。図3は、室内機130が吹き出す風の向きの一例の概念図である。図4は、室内機130が吹き出す風の向きの別の例の概念図である。なお、図3及び図4では、理解を容易にするため、特定の風速の風が吹く領域を点線で囲むことにより、室内機130が吹き出す風の向きを示している。
図1に示すように、空気調和機100は、冷媒管110によって接続され、冷媒が流通する圧縮機121、四方弁122、室外熱交換器123、膨張弁124及び、室内熱交換器131を備えている。
圧縮機121、四方弁122、室外熱交換器123及び膨張弁124は、室外機120の部品である。圧縮機121は、モータ125を有し、モータ125の回転によって冷媒を圧縮する。四方弁122は、冷媒管110内の冷媒の流れを切り換える。室外熱交換器123は、室外に設置され、ファン126によって室外の空気を送風する。これにより、室外熱交換器123を流通する冷媒が室外の空気と熱交換する。膨張弁124は、冷媒を膨張させる。
これに対して、室内熱交換器131は、室内機130の部品である。室内熱交換器131は、室内に設置され、ファン132によって室内の空気を送風する。これにより、室内熱交換器131を流通する冷媒が室内の空気と熱交換する。
室外機120と室内機130のこれらの部材は、圧縮機121、四方弁122、室外熱交換器123、膨張弁124、室内熱交換器131、四方弁122、圧縮機121の順序で、冷媒管110によって接続されている。これにより、冷媒を循環させる冷媒回路が形成されている。その冷媒回路は、四方弁122が冷媒の流れを切り換えることにより、室内の空気を冷房又は暖房する。
詳細には、四方弁122が一方向に切り換えられた場合、冷媒は、圧縮機121で高温かつ高圧の気体にされた後に、室外熱交換器123へ流れる。さらに、冷媒は、室外熱交換器123で室外の空気と熱交換をして冷却され、続いて、膨張弁124で膨張されて低温の液体に変化する。低温かつ液体に変化した冷媒は、室内熱交換器131へ流れ、室内熱交換器131で室内の空気と熱交換する。このとき、冷媒は、室内の空気の熱を吸収する。その結果、室内が冷房される。室内を冷房後、冷媒は、圧縮機121に戻る。
この状態から四方弁122が切り換えられると、冷媒は逆に流れる。すなわち、冷媒は、圧縮機121から室内熱交換器131へ流れる。冷媒は、室内熱交換器131で室内の空気と熱交換をして冷却され、さらに、膨張弁124で膨張されて低温の液体に変化する。続いて、冷媒は、室外熱交換器123へ流れ、室外の空気と熱交換をし、圧縮機121に戻る。この場合、冷媒は、室内熱交換器131で室内の空気と熱交換するときに、室内の空気に放熱する。その結果、屋内が暖房される。
このように、空気調和機100は、四方弁122の切換により、冷房又は暖房で動作する。この動作をユーザーの意図に応じて実現するため、空気調和機100は、リモートコントローラ140と、リモートコントローラ140の出力に基づいて動作する室内機制御部150及び室外機制御部160と、を備えている。
リモートコントローラ140は、ユーザーが空気調和機100の冷房又は暖房の運転モードを選択するための選択ボタン141、ユーザーが空気調和の目標温度を設定するための温度設定ボタン142、ユーザーが目標風量を設定する風量設定ボタン143及び、ユーザーが目標風向を設定する風向設定ボタン144を備えている。また、リモートコントローラ140は、MPU(Micro Processing Unit)を有する制御部145を備える。制御部145は、選択ボタン141、温度設定ボタン142、風量設定ボタン143、風向設定ボタン144のいずれかが押された場合に、その操作により設定された設定データを室内機制御部150に送信する。
なお、設定データとは、運転モード、温度、風量及び風向のデータのうち、ユーザーが上記ボタンを押して設定したデータのことである。以下、ユーザーが選択ボタン141、温度設定ボタン142、風量設定ボタン143及び風向設定ボタン144を押すことにより設定された運転モード、温度、風量及び風向のことを、設定モード、設定温度、設定風量及び、設定風向という。
室内機制御部150は、設定モード、設定温度、設定風量及び、設定風向のいずれかの設定データを受信する毎に、その設定データに基づいて、ファン132の回転数を制御する。これにより、室内機制御部150は、ファン132の風量を調整する。その結果、室内熱交換器131内を流れる冷媒から室内の空気に伝熱する熱量が調整され、冷房又は暖房の温度が調整される。
また、室内機制御部150は、設定モード、設定温度、設定風量及び、設定風向のいずれかの設定データを受信する毎に、その設定データに基づいて、ファン132が送風する風の向きを調整する。
詳細には、室内機130は、図2に示すように、板面を上下方向に傾けることにより、ファン132による風Wの上下方向に対する向きを変更できる風向制御板133を備えている。また、室内機130は、板面を左右方向に傾けることにより、ファン132による風Wの左右方向に対する向きを変更できる風向制御板134を備えている。室内機制御部150は、設定データを受信する毎に、その設定データに基づいて、風向制御板133又は134の板面の傾きを調整する。これにより、室内機制御部150は、図3及び図4に示すように、ファン132の風向を調整する。
さらに、室内機制御部150は、設定モード、設定温度、設定風量及び、設定風向のいずれかの設定データを受信する毎に、その設定データを室外機制御部160に送信する。
室外機制御部160は、受信した設定データに応じて四方弁122を切り換える。これにより、空気調和機100が、ユーザーの設定モードで、すなわち、冷房又は暖房のモードで動作する。
また、室外機制御部160は、受信した設定データに基づいてモータ125の回転周波数を制御する。これにより、室外機制御部160は、圧縮機121による冷媒の圧縮の程度を調整する。その結果、冷媒の温度が調整される。
室外機制御部160は、受信した設定データに基づいて膨張弁124の開度を制御する。これにより、室外機制御部160は、冷媒の減圧の程度を調整する。その結果、冷媒の温度が調整される。
室外機制御部160は、受信した設定データに基づいてファン126の回転数を制御する。これにより、室外機制御部160は、室外の空気から室外熱交換器123の冷媒に伝わる熱の量を調整する。その結果、冷房又は暖房の温度が調整される。
なお、空気調和機100は、室内温度を測定し、その測定結果を室内機制御部150に送信する室内温度センサ170を備えている。室内機制御部150は、上記設定データだけでなく、室内温度センサ170が測定した室内温度のデータに基づき、ファン132の回転数と風向制御板133又は134の板面の傾きを制御する。なお、室内温度センサ170は、本明細書でいうところの室内温度計の一例である。
また、室内機制御部150は、室内温度センサ170の室内温度のデータを室外機制御部160に送信する。室外機制御部160は、上記設定データだけでなく、この室内温度のデータに基づき、圧縮機121が有するモータ125の回転周波数、膨張弁124の開度及び、ファン126の回転数を制御する。
このように、空気調和機100では、リモートコントローラ140に設定された設定モード、設定温度、設定風量、設定風向及び室内温度のデータに基づいて、室機10、室内機130が動作する。これにより、室機10と室内機130は、ユーザーが設定した設定モードで動作する。また、室機10と室内機130は、ユーザーが設定した設定温度、設定風量及び、設定風向を目標にして室内の空気を調和する。
しかし、空調対象の部屋のサイズは、空気調和機100の設置される部屋毎に異なることが多い。その結果、空気調和機100で室内を空気調和したときに、ユーザーが所望する目標時間までに、室内温度が設定温度に達しないことがある。また、室内のユーザーがいる位置の室内温度が設定温度に達しないことがある。このような背景から、部屋内の任意の位置の温度が目標時間でどのような温度になるのかを予めシミュレーションし、その結果で空気調和機100の動作が制御されることが望まれる。
そこで、空気調和機100には、空気調和機100がユーザーの設定温度、設定風量及び、設定風向で動作したときの、その後の室内の温度分布を推定し、その推定結果に基づいて空気調和機100の動作を調整する制御装置1Aが設けられている。次に、図5-図12を参照して、制御装置1Aの構成について説明する。
図5は、実施の形態1に係る空気調和機100の制御装置1Aのブロック図である。図6-図10は、制御装置1Aが備える記憶部50に記憶されたデータテーブル51、熱伝導データ52、部屋データ53、室内機風分布データ54、判定データ55の概略図である。図11は、制御装置1Aが備える温度分布推定部30が演算で使用する部屋200のセル210の概略図である。図12は、制御装置1Aのハードウエア構成図である。なお、図5では、理解を容易にするために、制御装置1Aの構成のほか、空気調和機100の主要な構成も示している。
図5に示すように、制御装置1Aは、室内機130が室内に吹き出す風特性パラメータを特定するパラメータ特定部10と、パラメータ特定部10が特定した風特性パラメータの風で室内を空気調和したときの、一定時間後の室内の代表温度を推定する代表温度推定部20と、代表温度推定部20が推定した室内の代表点の温度から空気調和したときの、その後の室内温度分布を推定する温度分布推定部30と、温度分布推定部30が推定した温度分布に応じて、室機10及び室内機130の空気調和条件を調整する空気調和条件調整部40と、各種データが記憶された記憶部50と、室内機制御部150と通信するための無線通信モジュール60と、を備えている。
パラメータ特定部10は、室機10と室内機130の空気調和条件から演算に必要なパラメータを特定する部分である。後述するように、代表温度推定部20と温度分布推定部30は、室機10と室内機130の空気調和条件から室内の温度を推定する動作モデルではなく、部屋200の熱エネルギーモデルと流体モデルを用いて室内温度を推定する。このため、その演算には、室機10と室内機130の空気調和条件ではなく、熱エネルギー、流体のパラメータが必要である。パラメータ特定部10は、室機10と室内機130の空気調和条件からこのパラメータを特定する。
詳細には、制御装置1Aと室内機制御部150のそれぞれは、無線通信モジュール60、151を有している。パラメータ特定部10は、無線通信モジュール60、151により、ネットワーク70を経由して室内機制御部150と接続されている。パラメータ特定部10は、室内機制御部150から室機10と室内機130の空気調和条件のデータを取得する。
ここで、室機10と室内機130の空気調和条件とは、室外機120が備える四方弁122の切り換え方向、圧縮機121の回転周波数、膨張弁124の開度、ファン126の回転数、室内機130が備えるファン132の回転数及び、風向制御板133、134の傾きのことである。
空気調和機100は、上述した室内温度センサ170のほか、室外温度を測定して室外温度を室内機制御部150に送信する室外温度センサ180を備えている。パラメータ特定部10は、無線通信モジュール60、151を介して、室内温度センサ170が測定した室内温度、室外温度センサ180が測定した室外温度を取得する。なお、室外温度センサ180は、本明細書でいうところの室外温度計の一例である。
記憶部50には、予め実験により求めたデータテーブル51が記憶されている。そのデータテーブル51では、図6に示すように、空気調和条件、室内温度及び室外温度のデータと、それら空気調和条件、室内温度及び室外温度のときに、室内機130が室内へ吹き出す風の風特性パラメータと、が対応付けられている。
ここで、風特性パラメータとは、室内機130が室内へ吹き出す風を特定するための風量、風向及び、風の温度の各パラメータのことである。
パラメータ特定部10は、図5に示す記憶部50からデータテーブル51を読み取り、そのデータテーブル51から、取得した空気調和条件、室内温度及び、室外温度データに対応する風特性パラメータを特定する。パラメータ特定部10は、特定した風特性パラメータを代表温度推定部20と温度分布推定部30に送信する。
代表温度推定部20は、空気調和機100が空気を調和するときの、初期段階での室内の代表温度を推定する部分である。後述する温度分布推定部30は、流体モデルを用いて室内温度を推定するので、空気調和機100の動作時間全てを演算すると、演算量が多く演算時間が長くなってしまう。代表温度推定部20は、演算量を少なくして演算時間を短くするため、部屋200の熱エネルギーモデルを用いて、空気調和機100の初期段階での室内温度を推定する。
ここで、熱エネルギーモデルとは、部屋200の熱エネルギーから室内温度が推定するモデルのことである。熱エネルギーモデルは、室内温度Tinに対する室外温度Toutの相対温度、すなわち温度差をT、空気調和機100の動作開始からの経過時間をt、室内から室外への熱抵抗をR、室内の熱容量をC、室内機が室内に供給する、すなわち室内に拡散する熱の熱量をQ、空気の密度をρ、空気の比熱をC、室内機が室内に吹き出す風の風量をA、その風の温度をT、室内温度をTinとする場合に、以下の数式1、数式2で表される。
Figure 0007258172000001
Figure 0007258172000002
なお、数式1の、熱容量C、熱抵抗R、熱量Qの単位は、W/℃、℃/W、Wである。温度差Tの単位は、℃である。数式2の空気の密度ρ、空気の比熱C、風量Aの単位は、kg/m、(W・s)/(kg・℃)、m/秒である。風の温度T、室内温度Tinの単位は、共に℃である。数式1と2の経過時間tの単位は秒である。
また、数式1の熱抵抗Rと熱容量Cは、部屋200の壁の熱伝導率をh、部屋200の壁面積をS、壁の比熱をc、壁の体積をVとする場合に、以下の数式3と数式4で表される。
Figure 0007258172000003
Figure 0007258172000004
ここで、数式3の熱伝導率h、壁面積Sの単位は、W/(m・℃)、mである。数式4の壁の比熱c、壁の体積Vの単位は、W/(℃・m)、mである。
この熱エネルギーモデルを用いた代表温度推定部20について詳細に説明すると、代表温度推定部20は、熱エネルギーモデルの温度差Tの初期値を求めるため、パラメータ特定部10から、パラメータを特定したときの室内温度、室外温度を取得する。そして、代表温度推定部20は、室内温度から室外温度を減算して熱エネルギーモデルの温度差Tの初期値を求める。また、代表温度推定部20は、取得した室内温度を熱エネルギーモデルの室内温度Tinとする。
また、代表温度推定部20は、熱エネルギーモデルの風量A、風の温度Tの初期値を得るため、パラメータ特定部10の風特性パラメータを受信する。代表温度推定部20は、風特性パラメータの風量、風の温度を、熱エネルギーモデルの風量A、風の温度Tとする。
記憶部50には、図7に示す、室内機130が設置された部屋200の壁の熱伝導率、壁面積、壁の比熱、壁の体積、空気の密度、空気の比熱を含む熱伝導データ52が記憶されている。代表温度推定部20は、熱エネルギーモデルの空気の密度ρ、空気の比熱Cを得るため、記憶部50から、熱伝導データ52を読み出す。そして、代表温度推定部20は、読み出した熱伝導データ52に含まれる空気の密度、空気の比熱のデータを、熱エネルギーモデルの空気の密度ρ、空気の比熱Cとする。
また、代表温度推定部20は、読み出した熱伝導データ52に含まれる壁の熱伝導率、壁面積、壁の比熱、壁の体積のデータと数式3と数式4を用いて、熱抵抗と熱容量を求める。そして、代表温度推定部20は、求めた熱抵抗と熱容量を熱エネルギーモデルの熱抵抗Rと熱容量Cとする。
代表温度推定部20は、求めた温度差T、得たTin等の各パラメータと熱エネルギーモデルとを用いて、空気調和機100の動作開始tから一定時間が経過したときの時刻tでの室内温度Tinと室外温度Toutの温度差T(t)を求める。代表温度推定部20は、求めた温度差T(t)に室外温度Toutを加算することにより、一定時間経過後の室内温度Tin(t)を求める。代表温度推定部20は、求めた室内温度Tin(t)を、室内温度を代表する代表温度とし、その代表温度を温度分布推定部30に送信する。
温度分布推定部30は、代表温度推定部20が推定した室内温度の後の正確な室内の温度分布を推定する部分である。温度分布推定部30は、正確な温度分布を推定するため、室内の空気の流体モデルを用いる。これにより、温度分布推定部30は、代表温度推定部20が推定した後の時間での室内の温度分布を推定する。なお、温度分布推定部30は、本明細書でいうところの室内温度分布推定部の一例である。
ここで、流体モデルとは、室内の空気の流れとその空気の熱エネルギーから室内の任意の箇所の温度を推定して室内の温度分布を推定するモデルである。流体モデルは、室内の空気の圧力をp、空気の流速ベクトルをV=(u,v,w)、室内温度をTinとした場合に、以下の数式5-数式8で表される。
Figure 0007258172000005
Figure 0007258172000006
Figure 0007258172000007
Figure 0007258172000008
なお、数式5、数式6のReは、レイノルズ数である。数式6のPrは、プラントル数である。
温度分布推定部30は、上述した流体モデルで温度分布を推定するため、部屋200の温度推定箇所を決める。詳細には、記憶部50には、図8に示す、部屋200の三次元データを含む部屋データ53が記憶されている。温度分布推定部30は、部屋データ53を読み出し、読み出した部屋データ53の部屋200の三次元データから部屋200の形状とサイズを求める。そして、温度分布推定部30は、求めた形状とサイズに基づいて、図15に示す部屋200を立方体状のセル210で区切った場合の、各セル210の中心座標を求める。これにより、温度分布推定部30は、部屋200の温度推定箇所を決める。なお、各セル210の中心座標のことを、以下、セル座標というものとする。
また、温度分布推定部30は、数式5-数式8で表される流体モデルの室内温度Tinの初期値を決めるため、代表温度推定部20から、熱エネルギーモデルで求められた室内の代表温度を取得する。そして、温度分布推定部30は、上記の各セル210の座標に、温度分布推定部30から得た代表温度を割り当てる。これにより、温度分布推定部30は、全セル210の空気の温度が温度分布推定部30から得た代表温度であると仮定する。これにより、温度分布推定部30は、全セル210について、流体モデルの温度Tinの初期値を決定する。
さらに、温度分布推定部30は、各セル210での、流体モデルの空気の流速ベクトルVの境界条件、初期値を決める。
詳細には、記憶部50の、上述した図8に示す部屋データ53には、部屋200内の、室内機130の空気の吹き出し口と吸い込み口の3次元座標を表す吹き出し口位置データ及び吸い込み口位置データが含まれている。温度分布推定部30は、部屋データ53から、吹き出し口位置データと吸い込み口位置データを読み取り、そのデータから、吹き出し口、吸い込み口が配置されているセル210のセル座標を特定する。
また、温度分布推定部30は、パラメータ特定部10から、風特性パラメータ、すなわち、吹き出し口の風量、風向及び風速のデータを受信する。一方、記憶部50には、実験により求めた、吹き出し口近傍の風分布を示す吹き出し口風分布データと吸い込み口近傍の風分布を示す吸い込み口風分布データを含む、図9に示す室内機風分布データ54が記憶されている。温度分布推定部30は、記憶部50から室内機風分布データ54を読み出す。
ここで、パラメータ特定部10は、上述したように、風特性パラメータ、すなわち、吹き出し口から吹き出す風の風量、風向及び風速のデータを、データテーブル51の空気調和条件に対応付けられた風量、風向及び風速から決定している。これに対して、室内機風分布データ54には、データテーブル51の風量、風向及び風速の組み合わせ毎に、その風量、風向及び風速での、吹き出し口風分布データ及び吸い込み口風分布データが記憶されている。
温度分布推定部30は、パラメータ特定部10から受信した吹き出し口の風量、風向及び風速のデータと読み出した室内機風分布データ54から、受信した吹き出し口の風量、風向及び風速のデータに対応する吹き出し口風分布データ及び吸い込み口風分布データを特定する。そして、温度分布推定部30は、特定した吹き出し口風分布データ及び吸い込み口風分布データと上記の、吹き出し口、吸い込み口が配置されていると特定したセル座標を用いて、吹き出し口、吸い込み口近傍に位置するセル210の風向と風速を求める。
温度分布推定部30は、求めた風向と風速から、空気の流速ベクトルVを求め、その流速ベクトルVを、吹き出し口、吸い込み口近傍に位置するセル210のセル座標に割り当てる。また、温度分布推定部30は、吹き出し口、吸い込み口近傍以外のセル210のセル座標には、大きさが0の流速ベクトルVを割り当てる。以上により、温度分布推定部30は、全セル210について、数式5-数式8で表される流体モデルの流速ベクトルVの初期値、境界条件を得る。
また、温度分布推定部30は、各セル210での、流体モデルの圧力pを求める。詳細には、温度分布推定部30は、各セル210について、割り当てた流速ベクトルVの流速の大きさから動圧を求める。そして、温度分布推定部30は、静圧を1気圧として、各セル210の全圧、すなわち、圧力pを求める。温度分布推定部30は、求めた各セル210の圧力pを、各セル210のセル座標に割り当てる。これにより、温度分布推定部30は、全セル210について、流体モデルの圧力pの初期値を得る。
温度分布推定部30は、以上の処理で得た各セル210の温度Tin、流速ベクトルV、圧力pを初期値にして、全セル210について数式5-数式8を解くことにより、目標時刻での各セル210の空気の温度を求める。これにより、温度分布推定部30は、目標時刻での室内の温度分布を求める。温度分布推定部30は、求めた温度分布、すなわち、全セル210の空気の温度を空気調和条件調整部40に送信する。
なお、温度分布推定部30は、目標時刻から代表温度推定部20が演算した一定時間を差し引いた時間の分だけ演算するが、この差し引いて得た時間は、本明細書でいうところの第二時間の一例である。また、温度分布推定部30は、本明細書でいうところの室内温度分布推定部の一例である。
空気調和条件調整部40は、温度分布推定部30から全セル210の空気の温度データを受信して、全セル210のうち、設定された位置にあるセル210の空気の温度が、上記目標時刻で設定温度から許容できる許容範囲内であるか否かを判定する。
詳細には、空気調和条件調整部40は、無線通信モジュール60、151を介して、室内機制御部150から設定データを取得する。また、記憶部50には、図10に示すように、室内温度を判定すべき、室内にある特定の位置の座標と、室内温度と設定温度の温度差の閾値と、を含む判定データ55が記憶されている。空気調和条件調整部40は、記憶部50から判定データ55を読み出し、読み出した判定データ55の特定の位置の座標に基づいて特定の位置を含むセル210を特定する。空気調和条件調整部40は、その特定されたセル210の室内温度と、取得した設定データに含まれる設定温度との温度差の絶対値を求める。空気調和条件調整部40は、求めた絶対値が閾値を超えているか否かを判定する。
空気調和条件調整部40は、絶対値が閾値を超えていると判定した場合、設定温度と上記セル210の室内温度の温度差を算出し、その算出された温度差に基づいて、設定温度を修正する。例えば、空気調和条件調整部40は、温度差だけ設定温度を上げる、又は下げる。そして、空気調和条件調整部40は、修正した設定温度を、無線通信モジュール60、151を介して室内機制御部150に送信する。
また、空気調和条件調整部40は、絶対値が閾値を超えていないと判定した場合、室内機制御部150にデータを送信しない。
室内機制御部150は、空気調和条件調整部40から受信した、修正された設定温度に基づいてファン132の回転数を制御する。また、室内機制御部150は、修正された設定温度を室外機制御部160に送信する。これにより、室外機制御部160は、修正された設定温度に基づいて圧縮機121が備えるモータ125の回転周波数、膨張弁124の開度及び、ファン126の回転数を制御する。その結果、空気調和機100の空気調和がより正確に調整される。
なお、制御装置1Aは、図12に示すように、CPU(Central Processing Unit)300と、無線通信モジュール60が接続されたI/Oポート(Input/Output Port)310と、を備える。また、記憶部50には、空気調和機制御プログラムが格納されている。上述したパラメータ特定部10、代表温度推定部20、温度分布推定部30及び、空気調和条件調整部40は、CPU300が記憶部50に格納された空気調和機制御プログラムを実行することより実現されている。
次に、図13及び図14を参照して、制御装置1Aの動作について説明する。以下の説明では、制御装置1Aは、ネットワーク70を経由して空気調和機100に接続された、CPU300とI/Oポート310を備えるパーソナルコンピュータ、サーバ等の情報処理装置を用いて実現されるものとする。
図13は、制御装置1Aが実施する空気調和機制御処理のフローチャートである。図14は、空気調和機制御処理で温度分布を推定するときのセルの概念図である。
上述した情報処理装置で空気調和機制御プログラムが立ち上げられると、CPU300によって空気調和機制御プログラムが実行される。その結果、空気調和機制御処理のフローが開始される。
空気調和機制御処理のフローが開始されると、まず、制御装置1Aは、図13に示すように、室内機制御部150が設定データを受信したか否かを判定する(ステップS1)。詳細には、室内機制御部150は、リモートコントローラ140からの設定データの送信がある毎に、制御装置1Aに対して設定データ受信完了信号を送信する。制御装置1Aは、この設定データ受信完了信号があったか否かを判定する。
制御装置1Aは、室内機制御部150が設定データを受信していないと判定した場合(ステップS1のNo)、ステップS1の前に戻る。
一方、制御装置1Aは、室内機制御部150が設定データを受信したと判定した場合(ステップS1のYes)、室外機120と室内機130の空気調和条件、すなわち、室外機120が備える四方弁122の切り換え方向、圧縮機121の回転周波数、膨張弁124の開度、ファン126の回転数、室内機130が備えるファン132の回転数及び、風向制御板133、134の傾きを取得する。また、制御装置1Aは、室内温度Tin及び室外温度Toutを取得する(ステップS2)。
続いて、制御装置1Aは、室内機130が送風する風特性パラメータを決定する(ステップS3)。詳細には、制御装置1Aは、記憶部50からデータテーブル51を読み出し、そのデータテーブル51と、ステップS2で取得した空気調和条件、室内温度及び室外温度と、に基づいて、室内機130の風特性パラメータを特定する。なお、ステップS2とS3は、本明細書でいうところのパラメータ特定ステップの一例である。
風特性パラメータを決定した後、制御装置1Aは、熱エネルギーモデルで室内の代表温度を推定する(ステップS4)。
詳細には、制御装置1Aは、記憶部50から熱伝導データ52を読み出し、読み出した熱伝導データ52を用いて、数式3と数式4の、室内から室外への熱抵抗Rと室内の熱容量Cを算出する。制御装置1Aは、算出した熱抵抗及び熱容量と、ステップS2で取得した室内温度Tin及び室外温度Toutと、ステップS3で決定した風特性パラメータとを上述した熱エネルギーモデルの数式1及び数式2に適用して、空気調和機100の動作開始から一定時間経過した時刻tでの、室内温度Tinと室外温度Toutの温度差T(t)を演算する。
ここで、一定時間には、温度推定を所望する目標時間よりも短い時間が設定される。例えば、目標時間が1又は2時間である場合、一定時間は、30分又は1時間である。また、一定時間は、代表温度推定部20と温度分布推定部30の全体の演算時間を短くするため、温度差T(t)が飽和する十分に長い時間であることが望ましい。一定時間は、例えば、数式3と数式4で表される熱抵抗Rと熱容量Cの積で表される時定数の2-3倍であることが望ましい。なお、一定時間は、本明細書でいうところの第一時間の一例である。
熱エネルギーモデルを用いて演算して得た温度差T(t)は、上述したように、室内温度Tinに対する室外温度Tout(t)の相対温度である。そこで、制御装置1Aは、演算して得た温度差にステップS2で取得した室外温度Tout(t)を加算して、動作開始から一定時間経過したときの室内温度Tin(t)を算出する。そして、制御装置1Aは、その室内温度Tin(t)を、室内を代表する代表温度とする。これにより、制御装置1Aは、代表温度を推定する。なお、ステップS4は、本明細書でいうところの代表温度推定ステップの一例である。
続いて、制御装置1Aは、流体モデルで室内の温度分布を推定する(ステップS5)。
詳細に説明すると、制御装置1Aは、MAC(Marker And Cell)法で上述した数式5-数式8を解いて温度分布を推定する。より具体的には、制御装置1Aは、記憶部から部屋データ53を読み出し、その部屋データ53に基づいて、部屋200を立方体状のセル210で区切った場合の、各セル210の中心座標を求める。
制御装置1Aは、それら各セル210の温度として、ステップS4で推定した代表温度を割り当てる。また、制御装置1Aは、記憶部50に記憶された室内機風分布データ54を用いて、セル210毎の空気の流速ベクトルを求め、求めた流速ベクトルを各セル210に割り当てる。さらに、制御装置1Aは、記憶部50に記憶された室内機風分布データ54を用いて、セル210毎の空気の圧力を求める。制御装置1Aは、求めた圧力を各セル210に割り当てる。
続いて、制御装置1Aは、各セル210に割り当てた代表温度、流速ベクトル、圧力を用いて、数式5-数式8を解く。これにより、制御装置1Aは、空気調和機100の動作開始からステップS4の一定時間よりも後の全セル210の温度を演算する。これにより、制御装置1Aは、目標時間だけ経過したときの全セル210の温度を得る。
この演算では、制御装置1Aは、セル210に区切ったと仮定するときのセル210の大きさを、人体の頭部、胴体、脚等の各部位よりも小さく設定することが望ましい。例えば、制御装置1Aは、一辺20cmの立方体で部屋200を区切ったと仮定して各セル210の中心座標を求める。
また、制御装置1Aは、数式9で表されるクーラン数が1以下となる時間ステップΔtで演算する。例えば、制御装置1Aは、セルのサイズが20cm、室内機130が有する吹き出し口の風速が5m/秒である場合に、時間ステップΔtを0.04秒以下とする。
Figure 0007258172000009
なお、部屋200に家具、冷蔵個等の立体物がある場合、その立体物を部屋200の内壁形状とし、その立体物を内壁形状とした部屋200の三次元データが部屋データ53に予め記憶部50に登録されていると良い。その場合、制御装置1Aは、図14に示すように、立体物を内壁形状とした部屋200を立方体状のセル210で区切ったと仮定して、各セル210の中心座標を求めると良い。また、ステップS5は、本明細書でいうところの室内温度分布推定ステップの一例である。
室内の温度分布を推定した後、制御装置1Aは、室内の特定の位置での温度と設定温度の差が閾値を超えている否かを判定する(ステップS6)。詳細には、制御装置1Aは、記憶部50から判定データ55を読み出し、その判定データ55に含まれる特定の位置の座標から、その座標を含むセル210を特定する。制御装置1Aは、そのセル210の室内温度と設定温度との温度差の絶対値を求め、その温度差の絶対値が閾値を超えている否かを判定する。
制御装置1Aは、温度差の絶対値が閾値を超えていると判定した場合(ステップS6のYes)、上記セル210の、設定温度を基準とした室内温度の相対温度、すなわち温度差を算出し、その温度差だけ設定温度のデータを修正する(ステップS7)。続いて、制御装置1Aは、修正した設定温度のデータを室内機130に送信する(ステップS8)。その後、制御装置1Aは、空気調和機制御処理を終了させる。なお、ステップS6-S8は、本明細書でいうところの空気調和条件調整ステップの一例である。
一方、温度差の絶対値が閾値を超えていないと判定した場合(ステップS6のNo)、制御装置1Aは、室内温度が設定温度から許容範囲内にあるとして、設定温度のデータを修正しない。そして、制御装置1Aは、今回の空気調和機制御処理を終了させ、ユーザーによるリモートコントローラ140への次回設定データの入力を備えて、ステップS1に戻る。
なお、ステップS7では、制御装置1Aは、設定温度と室内温度の温度差だけ設定温度のデータを修正している。しかし、制御装置1Aの動作はこれに限られず、制御装置1Aは、設定温度と室内温度の温度差に基づいて設定風量のデータを修正しても良い。この場合、修正前設定風量、設定温度及び温度差と設定すべき風量との関係を実験で求めておき、その実験から作成したデータテーブルが予め記憶部50に記憶されていると良い。そして、制御装置1Aは、そのデータテーブル、設定風量、設定温度及び温度差に基づいて、制御装置1Aは、設定風量のデータを修正すると良い。
また、ステップS7では、設定温度と室内温度の温度差があり、設定風向が、室内機130が有する吹き出し口からステップS6の特定の位置へ向かう方向にない場合、制御装置1Aが設定風向をその方向に修正しても良い。
空気調和機制御処理のフローは、上述した情報処理装置で空気調和機制御プログラムが停止させるまで、続けられる。これにより、制御装置1Aは、室内の温度分布のシミュレーションと、その結果に基づいた設定データの調整と、を続行する。
以上のように、実施の形態1に係る制御装置1Aは、熱エネルギーモデルを用いる代表温度推定部20と、流体モデルを用いる温度分布推定部30と、を備えるので、短い時間かつ正確に室内温度分布を推定することができる。
また、空気調和条件調整部40が、推定した室内温度分布を用いて設定温度のデータを修正するので、空気調和機100は、より正確に空気調和することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る制御装置1Aは、推定した室内温度と設定温度の温度差に基づいて設定温度を修正している。しかし、制御装置1Aはこれに限定されない。実施の形態2に係る制御装置は、推定した室内温度で体感温度を算出し、算出した体感温度と設定温度との差に基づいて設定温度のデータを修正する。以下、図15を参照して、実施の形態2に係る制御装置について説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1と異なる構成について説明する。
図15は、実施の形態2に係る制御装置が制御する空気調和機100が備えるリモートコントローラ190のブロック図である。
図15に示すように、リモートコントローラ190は、調整設定ボタン196を有している。その調整設定ボタン196は、制御装置が室内温度を体感温度に調整する調整モードをオン、オフするボタンである。リモートコントローラ190は、調整設定ボタン196が押されると、調整モードのオン、オフを室内機制御部150に送信する。
制御装置では、空気調和条件調整部40が、室内機制御部150から、調整モードのオン、オフを受信する。
一方、実施の形態1で説明したように、温度分布推定部30は、流体モデルで温度分布を推定するときに、室内の空気の流速ベクトルを演算する。このため、温度分布推定部30は、目標時間での室内温度を推定するだけなく、目標時間での流速ベクトルも推定する。これにより、温度分布推定部30は、風速を推定する。
空気調和条件調整部40は、調整モードがオンであるときに、温度分布推定部30が推定した室内温度と設定温度との温度差の絶対値が閾値を超えていると判定した場合、温度分布推定部30が推定した室内温度及び風速から、判定した特定の位置にあるセル210での人の体感温度を算出する。なお、体感温度の算出には、温度分布推定部30が湿度を予測しないため、リンケの式を用いる。ここで、リンケの式とは、風速と気温から体感温度を求める式のことである。
空気調和条件調整部40は、算出した体感温度の設定温度に対する相対値を求め、求めた相対値に応じて設定温度のデータを修正する。詳細には、空気調和条件調整部40は、設定温度を相対値だけ上げる又は下げる。
空気調和条件調整部40は、修正した設定温度のデータを室内機制御部150に送信する。これにより、制御装置は、室内の特定の位置に存在する空気の温度を体感温度に近づける。
以上のように、実施の形態2に係る制御装置は、温度分布推定部30が推定した室内温度及び風速から特定の位置の体感温度を算出し、その体感温度に基づいて、空気調和機100の設定温度を調整する空気調和条件調整部40を備えている。このため、制御装置は、空気調和機100が空気調和したときの室内温度を体感温度に近づけることができる。その結果、制御装置は、ユーザーの快適性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る空気調和機の制御装置1A、1B、空気調和機100及び、プログラムを説明したが、制御装置1A、1B、空気調和機100及び、プログラムは上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、実施の形態1及び2では、空気調和条件調整部40が、温度分布推定部30が推定した、部屋200内の特定の位置での室内温度とリモートコントローラ140、190で設定された設定温度との差に応じて、設定温度、すなわち、設定データを調整している。
しかし、空気調和条件調整部40はこれに限定されない。空気調和条件調整部40は、これら温度の差に応じて室内機130と室外機120の空気調和条件を、設定データを介さないで調整しても良い。すなわち、空気調和条件調整部40は、圧縮機121の回転周波数、膨張弁124の開度、ファン126の回転数、室内機130が備えるファン132の回転数及び、風向制御板133、134の傾きを直接調整しても良い。
例えば、上記の差及び設定データと、修正すべき圧縮機121の回転周波数、膨張弁124の開度、ファン126、132の回転数及び風向制御板133、134の傾きと、を対応付けたデータが記憶部50に記憶されていると良い。そして、空気調和条件調整部40は、記憶部50からこのデータを読み出し、このデータに基づいて、圧縮機121の回転周波数、膨張弁124の開度、ファン126、132の回転数及び風向制御板133、134の傾きを求めても良い。さらに、空気調和条件調整部40は、求めた条件を室内機制御部150又は室外機制御部160に送信しても良い。
実施の形態1及び2では、空気調和条件調整部40が部屋200内の特定の位置での室内温度を用いて設定データを調整している。しかし、空気調和条件調整部40はこれに限定されない。空気調和条件調整部40は、部屋200内の温度分布の尺度となる数値である代表値を用いて設定データを調整しても良い。
図16Aは、空気調和条件調整部40が設定データを調整するときに、代表値を求める部屋200の各領域A1、A2の概念図である。図16Bは、各領域A1、A2での平均温度の変化を表すグラフである。なお、図16Bでは、代表温度推定部20が初期段階の室内温度を推定する期間P1とその後の温度分布推定部30が室内温度を推定する期間P2での推定した室内温度の変化を示している。その推定した室内温度は、期間P1では、部屋200全体の平均温度である。期間P2では、温度分布推定部30が室内の温度分布を推定するが、図16Bでは、その温度分布を領域A1の平均温度T1と領域A2の平均温度T2に換算して示している。
空気調和条件調整部40は、図16Aに示す部屋200を2分割したときの領域A1又はA2について、領域A1又はA2の室内温度分布の代表値として、図16Bに示す平均温度を求めても良い。そして、空気調和条件調整部40は、求めた平均温度とリモートコントローラ140、190で設定された設定温度の差に応じて設定温度を調整しても良い。この場合、記憶部50には、部屋200の分割データと、どの領域の平均温度を用いて設定温度を調整するのかを示す領域指定データと、が記憶されていると良い。空気調和条件調整部40は、それらデータに基づいて、温度分布推定部30が領域を決定し、決定した領域の平均温度を求めると良い。なお、室内温度分布の代表値とは、平均温度のほか、例えば、室内の温度分布の中央値、最大値のことである。
実施の形態1及び2では、制御装置1A、1Bが、代表温度推定部20に代表温度を推定させた後、その代表温度を温度分布推定部30に直接出力し、温度分布推定部30がその代表温度を用いて、室内の温度分布を推定している。しかし、制御装置1A、1Bはこれに限定されない。制御装置1A、1Bは、代表温度推定部20に指定時間だけ演算させ、代表温度推定部20が推定した代表温度を温度分布推定部30に入力する演算管理部をさらに備えていても良い。ここで、指定時間とは、演算管理部が指定する時間であり、実施の形態1で説明した一定時間に相当する期間を有する。
実施の形態1及び2では、パラメータ特定部10がデータテーブル51を用いて、室外機120、室内機130の空気調和条件、室内温度及び、室外温度データに対応する風特性パラメータを特定している。しかし、パラメータ特定部10はこれに限定されない。パラメータ特定部10は、室内機130の空気調和条件と、室内温度センサ170が測定した室内温度と、室外温度センサ180が測定した室外温度とに基づいて、室内機130が室内に吹き出す風の風量、風向及び、温度の各パラメータを特定すれば良い。
例えば、パラメータ特定部10は、室内温度と室外温度との温度差に対して室内機130が特定の空気調和条件で動作する場合に、その特定の空気調和条件に対する風の風量、風向及び温度を表す近似関数を用いてパラメータが特定されても良い。この場合、予め、室内機130の空気調和条件に対する風量、風向及び、温度を表す近似関数を実験により求めておき、求めた近似関数が記憶部50に記憶されていると良い。そして、パラメータ特定部10は、記憶部50からその近似関数を読み出すと良い。
なお、実施の形態1及び2において、空気調和機制御プログラムは、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納されて配布され、そのプログラムがコンピュータにインストールされることにより、空気調和機制御処理を実行する制御装置1A、1Bが構成されても良い。
また、空気調和機制御プログラムがインターネットの通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置、記憶装置に格納され、そのプログラムが、例えば、搬送波に重畳されて、ダウンロードされても良い。
また、空気調和機制御プログラムを、各OS(Operating System)が分担して実現する場合、又は、OSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみが媒体に格納されて配布されても良く、また、ダウンロードされても良い。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1A 制御装置、10 パラメータ特定部、20 代表温度推定部、30 温度分布推定部、40 空気調和条件調整部、50 記憶部、51 データテーブル、52 熱伝導データ、53 部屋データ、54 室内機風分布データ、55 判定データ、60 無線通信モジュール、70 ネットワーク、100 空気調和機、110 冷媒管、120 室外機、121 圧縮機、122 四方弁、123 室外熱交換器、124 膨張弁、125 モータ、126 ファン、130 室内機、131 室内熱交換器、132 ファン、133,134 風向制御板、140 リモートコントローラ、141 選択ボタン、142 温度設定ボタン、143 風量設定ボタン、144 風向設定ボタン、145 制御部、150 室内機制御部、151 無線通信モジュール、160 室外機制御部、170室内温度センサ、180 室外温度センサ、190 リモートコントローラ、196 調整設定ボタン、200 部屋、210 セル、300 CPU、310 I/Oポート、A1,A2 領域、P1,P2 期間、T1,T2 平均温度、W 風。

Claims (5)

  1. 室内機、室内温度計、室外機及び、室外温度計を備え、前記室内機及び前記室外機が設定温度、設定風量及び、設定風向に基づいた空気調和条件で動作する空気調和機の制御装置であって、
    前記室内機の前記空気調和条件、前記室内温度計が測定した室内温度及び、前記室外温度計が測定した室外温度に基づいて、前記室内機が室内に吹き出す風の風量、風向及び、温度の各パラメータを特定するパラメータ特定部と、
    前記室内の熱エネルギーから室内温度を推定する熱エネルギーモデルを用いて、前記パラメータ特定部が特定した前記温度の風で前記室内が空気調和され、第一時間だけ経過したときの室内温度を代表する代表温度を推定する代表温度推定部と、
    室内の空気の流れと前記空気の熱エネルギーから室内の複数位置の温度を推定する流体モデルを用いて、前記第一時間だけ経過したときに、前記代表温度推定部によって推定された前記代表温度に全体が空気調和された前記室内の空気が、その後、前記パラメータ特定部が特定した前記風の前記風量、前記風向及び前記温度で調和されるとした場合の、前記第一時間よりも長い第二時間だけ経過したときの、室内温度分布を推定する室内温度分布推定部と、
    前記室内温度分布推定部が推定した前記室内温度分布から代表値又は特定の位置の温度を求め、求めた前記代表値又は前記特定の位置の温度と前記設定温度の差に応じて、前記室内機と前記室外機の前記空気調和条件を調整する空気調和条件調整部と、
    を備え、
    前記代表温度推定部に前記第一時間として一定の時間である指定時間を指定することにより、前記代表温度推定部に前記指定時間だけ演算させ、前記代表温度推定部が推定した前記代表温度を前記室内温度分布推定部に入力する演算管理部をさらに備える空気調和機の制御装置。
  2. 前記室内温度分布推定部は、特定の位置の温度及び風速を求め、
    前記空気調和条件調整部は、前記室内温度分布推定部が求めた前記特定の位置の温度及び前記風速に基づいて、前記特定の位置で体感する体感温度を算出し、算出した体感温度と前記設定温度との差に応じて、前記室内機と前記室外機の空気調和条件を調整する、
    請求項1に記載の空気調和機の制御装置。
  3. 前記制御装置は、ネットワークを介して前記室内機及び、前記室外機と接続されている、
    請求項1または2に記載の空気調和機の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置と、
    前記制御装置によって動作が制御される前記室内機と、
    前記制御装置によって動作が制御される前記室外機と、
    を備える空気調和機。
  5. 室内機、室内温度計、室外機及び、室外温度計を備え、前記室内機及び前記室外機が設定温度、設定風量及び、設定風向に基づいた空気調和条件で動作する空気調和機を制御するコンピュータを、
    前記室内機の前記空気調和条件、前記室内温度計が測定した室内温度及び、前記室外温度計が測定した室外温度に基づいて、前記室内機が室内に吹き出す風の風量、風向及び、温度の各パラメータを特定するパラメータ特定部、
    前記室内の熱エネルギーから室内温度を推定する熱エネルギーモデルを用いて、前記パラメータ特定部が特定した前記温度の風で前記室内が空気調和され、第一時間だけ経過したときの室内温度を代表する代表温度を推定する代表温度推定部、
    室内の空気の流れと前記空気の熱エネルギーから室内の複数位置の温度を推定する流体モデルを用いて、前記第一時間だけ経過したときに、前記代表温度推定部によって推定された前記代表温度に全体が空気調和された前記室内の空気が、その後、前記パラメータ特定部が特定した前記風の前記風量、前記風向及び前記温度で調和されるとした場合の、前記第一時間よりも長い第二時間だけ経過したときの、室内温度分布を推定する室内温度分布推定部、
    前記室内温度分布推定部が推定した前記室内温度分布から代表値又は特定の位置の温度を求め、求めた前記代表値又は前記特定の位置の温度と前記設定温度の差に応じて、前記室内機と前記室外機の前記空気調和条件を調整する空気調和条件調整部、および、
    前記代表温度推定部に前記第一時間として一定の時間である指定時間を指定することにより、前記代表温度推定部に前記指定時間だけ演算させ、前記代表温度推定部が推定した前記代表温度を前記室内温度分布推定部に入力する演算管理部、
    として機能させるためのプログラム。
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