本発明の実施形態における関連技術は、当業者による理解を容易にするために、最初に簡潔に説明される。
1つのリソースブロック(英語フルネーム:resource block, 略してRB)は、周波数領域における12個の連続するサブキャリアおよび時間領域における1つの送信時間間隔(英語フルネーム:transmission time interval, 略してTTI)を含む。異なるシステムでは、1つのTTIは、異なる量のスロット(英語:slot)を含んでよい。一般に、1つのTTIは、1または2個のスロットを含んでよく、1つのスロットは、7個のシンボルを含む。周波数領域における1つのサブキャリアおよび時間領域における1つのシンボルを含む時間-周波数リソースは、1つのリソース要素(英語フルネーム:resource element, 略してRE)と呼ばれる。
基地局は、複数のセルにサービスを提供してよく、1つのセルの周波数領域リソースは、複数のサブキャリアを含んでよい。図1に示されるように、図1は、1つのセルの時間-周波数リソースの概略図である。図1では、1つのセルの周波数領域リソースが120個のサブキャリア(すなわち、10 RB)に分配され、1つのRBは1つのスロットを含み、1つのスロットは7個のシンボルを含む例が説明のために使用される。
基地局は、リソースブロックグループの粒度で、アンテナポートをユーザ機器に割り当てる。既存のプロトコルでは、4つの連続したRBは、通常、RBGによって表される1つのリソースブロックグループ(英語フルネーム:resource block group)と呼ばれる。実際の実施では、1つのリソースブロックグループに含まれるRBの数は、本発明の実施形態において限定されない。例えば、数は、2、3または5等の任意の値であってよい。複数のユーザ機器は、1つのRBを多重化してよい。例えば、基地局は、図1に示される10個のRBにおけるRB1~5上でユーザ機器AおよびBにアンテナポートを割り当て、RB4~6上でユーザ機器Cにアンテナポートを割り当てる。
本明細書の背景部分で言及される技術的課題を解決するために、本発明の実施形態は、アンテナポート指示方法および装置を提供する。その基本原理は、基地局は、ターゲットユーザ機器に、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートに関する情報を送信し、その結果、ターゲットユーザ機器は、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを学習し、ターゲットユーザ機器は、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する送信リソースを有効に使用することができ、それによって、送信リソース利用率を改善する、というものである。
以下では、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を説明する。
図2に示されるように、図2は、本発明の実施形態に係る、アンテナポート指示方法の概略対話図である。図2に示される方法は、以下のステップ:S201およびS203を含む。
S201. 基地局は、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートに関する情報を決定し、ここで、RBセットのために使用されるアンテナポートは、RBセットにおける各RB上で信号を受信する全てのユーザ機器によって使用されるアンテナポートである。
ターゲットユーザ機器は、基地局に接続される任意のユーザ機器であってよく、換言すると、基地局によってサービスを受ける任意のユーザ機器であってよい。ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットは、同じTTIで、ターゲットユーザ機器によって使用される全てのRBを含むセットである。
基地局によってサービスを受ける4つのユーザ機器(ユーザ機器A、B、CおよびD)間の対応関係、基地局によって各ユーザ機器に割り当てられるアンテナポート、各ユーザ機器によって使用されるRBセットは、表1に示されると想定される:
表1から、ターゲットユーザ機器がユーザ機器AまたはBである場合、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBは、RB1~5であることがわかる。ユーザ機器Cおよびユーザ機器AおよびBは、RB4~5を多重化するため、RB1~5上のユーザ機器A、BおよびCによって使用されるアンテナポートはそれぞれ、アンテナポート0~1、アンテナポート0~3およびアンテナポート0~4である。従って、RB1~5のために使用されるアンテナポートは、アンテナポート0~4である。ターゲットユーザ機器が、ユーザ機器Cである場合、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBは、RB4~6であり、RB4~6上のユーザ機器A、BおよびCによって使用されるアンテナポートはそれぞれ、アンテナポート0~1、アンテナポート0~3、アンテナポート0~4である。従って、RB4~6のために使用されるアンテナポートは、アンテナポート0~4である。ターゲットユーザ機器が、ユーザ機器Dである場合、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBは、RB7~10であり、RB7~10上のユーザ機器によって使用されるアンテナポートは、アンテナポート0~2である。従って、RB7~10のために使用されるアンテナポートは、アンテナポート0~2である。
S202. 基地局は、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送するメッセージを、ターゲットユーザ機器に送信する。
RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報は、RBセットのために使用される全てのアンテナポートの識別子、RBセットのために使用される最大アンテナポートまたは最小アンテナポートの識別子、または他の情報であってよく、例えば、以下で説明される暗示的な指示方式であってよい。これは、本発明の本実施形態では限定されない。
S203. ユーザ機器は、RBセットのために使用される、基地局によって送信されるメッセージを受信し、メッセージに基づいて、RBセットのために使用されるアンテナポートを決定し、ここで、メッセージは、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送する。
本発明の本実施形態で提供されるアンテナポート指示方法によると、ユーザ機器は、ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを学習することができる。従って、ユーザ機器は、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する送信リソースを有効に使用することができる。従来技術と比較すると、データシンボルは、データシンボルを送信するために使用される、基地局によってサービスを受ける全てのユーザ機器に共通する送信リソース以外の送信リソース上で送信されることができ、それによって、送信リソース利用率を改善する。
以下では、ターゲットユーザ機器によって使用される、RBセットのために使用されないアンテナポートが使用される具体的な例を提供する。確かに、具体的な実施は、これに限定されない。具体的には、図3に示されるように、図2に示される方法では、S203の後、方法は、以下のステップ:S204およびS205をさらに含んでよい。
S204. 基地局は、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する未使用パイロット位置において、ターゲットユーザ機器にデータシンボルを送信する。
具体的な実施では、S204は、S203の前に実行されてよく、または、S203と同時に実行されてよいことは留意されるべきである。これは、本発明の本実施形態では限定されない。
S205. ターゲットユーザ機器は、RBセットのために使用され、S203において決定される、アンテナポートに基づいて、RBセットのために使用されないアンテナポートを決定し、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する未使用パイロット位置において、データシンボルを受信する。
パイロット位置は、パイロットシンボルを送信するために使用される位置である。基地局によってサポートされる各アンテナポートは、固定パイロット位置に対応する。
LTEシステムでは、ダウンリンク方向におけるシステムの特定のREは、パイロットシンボルを送信するために使用され、他のREは、データシンボルを送信するために使用される。パイロットシンボルの位置および内容は、送信側および受信側の両方に知られており、データシンボルの位置は、送信側および受信側の両方に知られている。しかしながら、データシンボルの内容は、送信側に知られているが、受信側には知られていない。受信側は、受信されたパイロットシンボルに基づいてチャネル推定を実行して、次いで、チャネル推定結果に基づいて、データシンボルを復調してよい。
パイロットパターンは、TTIにおいてパイロットシンボルを送信するために使用されるREと、TTIにおいてデータシンボルを送信するために使用されるREとの間の位置関係を記載するために使用されるパターンである。パイロットパターンは、基地局によってサポートされるアンテナポートの数に基づいて、事前に決定されてよく、または、別の方式で決定されてよく、基地局によってユーザ機器に送信されてよい。図4に示されるように、図4は、4つのアンテナポートを使用する、パイロットパターンの概略図である。図5に示されるように、図5は、8個のアンテナポートを使用する、パイロットパターンの概略図である。図6に示されるように、図6は、16個のアンテナポートを使用する、パイロットパターンの概略図である。
図4から図6の各々は、RBのパイロットパターンを示す。1つのスロットが7個のシンボルを含む例が、説明のために使用される。加えて、横軸は、時間領域方向を表し、縦軸は、周波数領域方向を表し、各小さなボックスは、1つのREを表し、小さなシャドーボックスによって表されるREは、パイロットシンボルを送信するために使用され、小さなブランクボックスによって表されるREは、データシンボルを送信するために使用される。基地局によってサポートされる各アンテナポートは、固定パイロット位置に対応し、これは、具体的には、図4から図6における異なる小さなシャドーボックスによって表されるREは、異なるアンテナポートに対応するとして具現化されてよい。図4に示されるように、左斜線で示された小さなシャドーボックスによって表されるRE上で送信されるパイロットシンボルは、アンテナポート0および1に対応し、右斜線によって示された小さなシャドーボックスによって表されるRE上で送信されるパイロットシンボルは、アンテナポート2および3に対応する。
ユーザ機器は、基地局によってユーザ機器に示されるアンテナポートに対応するパイロット位置におけるパイロットシンボルを使用することによって、チャネル推定を実行し、次いで、チャネル推定結果に基づいて、データシンボルを復調する。例えば、図4に基づいて、基地局によってユーザ機器に示されるアンテナポートがアンテナポート0および1である場合、ユーザ機器は、アンテナポート0および1に対応するパイロット位置(すなわち、図4における左斜線で示される小さなシャドーボックスによって表されるRE)におけるパイロットシンボルのみを使用することによって、チャネル推定を実行し、次いで、チャネル推定結果に基づいて、データシンボルを復調する。
従来技術では、基地局は、同じ位置において、基地局によってサービスを受ける全てのユーザ機器に、データシンボルを送信する。例えば、図4に示されるパイロットパターンでは、基地局が、基地局によってサービスを受ける全てのユーザ機器に、データシンボルを送信する位置は、図4における小さなブランクボックスによって表されるREである。この場合、上述の例では、アンテナポート2および3に対応するパイロット位置(すなわち、図4における右斜線で示された小さなシャドーボックスによって表されるRE)におけるリソースは、ユーザ機器によって使用されない。結果として、リソースは、ユーザ機器のために浪費される。
この任意の実施では、基地局は、異なる位置において、異なるユーザ機器にデータシンボルを送信してよい。例えば、前述の例では、ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートが、アンテナポート0および1である場合、基地局は、アンテナポート2および3に対応する未使用パイロット位置において、ユーザ機器にデータシンボルを送信してよい。このようにして、ユーザ機器は、リソースを有効に使用することができる。換言すると、基地局は、図4における小さなブランクボックスによって表されるRE上で、ユーザ機器にデータシンボルを送信することができるだけでなく、アンテナポート2および3に対応する未使用パイロット位置において、データシンボルを送信することもできる。加えて、これは、チャネル推定結果に影響を与えないため、データシンボルを送信するために使用されるRE(すなわち、図4における小さなブランクのマーク無しのボックスによって表されるRE)上のデータシンボルの復調は、影響を受けない。基地局およびユーザ機器は、基地局が、ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されないアンテナポートに対応する未使用パイロット位置において、データシンボルを送信することに事前に合意することができることは留意されるべきである。合意の方式は事前に設定されてよく、または、シグナリングの対話を介して、実施されてよい。
パイロット位置におけるパイロットシンボルが使用される場合、パイロットシンボルが位置するサブキャリア上の別のパイロットシンボルもまた使用されると考えられる。例えば、図4に示されるように、ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用される最大アンテナポートは、アンテナポート0であり、アンテナポート0およびアンテナポート1に対応するパイロットシンボルは、同じサブキャリア上に位置する場合、図4における左斜線で示される小さなシャドーボックスによって表される全てのREは、使用されると考えられる。この場合、RBセットによって使用されないアンテナポートは、アンテナポート2~3であり、未使用アンテナポートに対応する未使用パイロット位置は、図4における右斜線で示される小さなシャドーボックスによって表される全てのREである。
任意の実施では、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報は、RBセットのために使用される最大アンテナポートまたは最小アンテナポートを含む。最大アンテナポートは、最大番号を有するアンテナポートであり、最小アンテナポートは、最小番号を有するアンテナポートである。
基地局によってサービスを受ける全てのユーザ機器によって使用されるアンテナポートが、基地局によってユーザ機器に示されることは留意されるべきである。基地局は、通常、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号の昇順または降順で、ユーザ機器にアンテナポートを示す。例えば、基地局によってサポートされるアンテナポートが、0~15の番号を付けられ、ユーザ機器が、3つのトランスポート層をサポートする場合、基地局は通常、アンテナポート0~2をユーザ機器に示し(具体的には、アンテナポートの番号の昇順でアンテナポートを示す)、または、アンテナポート15、14および13をユーザ機器に示す(具体的には、アンテナポートの番号の降順でアンテナポートを示す)。別の例では、基地局によってサポートされるアンテナポートが、0~15の番号を付けられ、ユーザ機器が、4つのトランスポート層をサポートする場合、基地局は通常、アンテナポート0~3をユーザ機器に示し(具体的には、アンテナポートの番号の昇順でアンテナポートを示す)、または、アンテナポート15、14、13および12をユーザ機器に示す(具体的には、アンテナポートの番号の降順でアンテナポートを示す)。
これに基づいて、S201は、基地局が、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号の昇順でアンテナポートを示す場合、基地局によって、RBセットのために使用される最大アンテナポートを決定するステップか、または、基地局が、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号の降順でアンテナポートを示す場合、基地局によって、RBセットのために使用される最小アンテナポートを決定するステップを含んでよい。
S201において、基地局が、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用される最大アンテナポートを決定する場合、S202では、基地局によって送信されるメッセージは、最大アンテナポートを示す情報を搬送する。同様に、S201において、基地局が、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用される最小アンテナポートを決定する場合、S202では、基地局によって送信されるメッセージは、最小アンテナポートを示す情報を搬送する。
任意の実施では、S202は、基地局によって、ターゲットユーザ機器に、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送するダウンリンク制御情報(英語フルネーム:downlink control information, 略してDCI)を送信するステップを含んでよい。
具体的には、基地局は、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を、DCIにおいて明示的に示してよく、例えば、基地局は、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を明示的に示すために、DCIにおいて新たに定義されたフィールドを使用してよい。加えて、基地局は、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を、DCIにおいて暗示的に示してよく、例えば、基地局は、DCIにおける既存のフィールドを使用することによって、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を暗示的に示してよく、例えば、DCIにおけるダウンリンクパワーオフセットフィールド(英語フルネーム:downlink power offset)を使用することによって、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を示してよい。従来技術では、ダウンリンクパワーオフセットフィールドは、物理ダウンリンク共有チャネル(英語フルネーム:physical downlink shared channel, 略してPDSCH)のRE当たりのエネルギー(英語フルネーム:energy per resource element, 略してEPRE)と、PDSCHの復調リファレンス信号(英語フルネーム:demodulation reference signal, 略してDMRS)のEPREとのパワー比(以下では、パワー比を表すためにρが使用される)を示すために使用される。
確かに、具体的な実施では、新たに定義されたメッセージは、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送するために使用されてよい。これは、本発明の本実施形態では限定されない。
任意の実施では、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用されてよい。RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最大アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートにおける最大番号を有するアンテナポートを示すために使用され、または、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最小アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートにおける最小番号を有するアンテナポートを示すために使用される。
例えば、図5に示されるように、符号分割多重は、アンテナポート0および1間で実行されて、同じ時間-周波数リソースを使用し、符号分割多重は、アンテナポート2および3間で実行されて、同じ時間-周波数リソースを使用する。この場合、そのRBセットが、最大アンテナポート0および1を使用するユーザ機器は、「複数のユーザ機器」として使用されてよく、または、そのRBセットが、最大アンテナポート0、1、2および3を使用するユーザ機器は、「複数のユーザ機器」として使用されてよい。次いで、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される。
RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最大アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器の各々によって使用される、RBセットのために使用される最大番号を有するアンテナポートを示すために使用されてよい。具体的な例については、表3または表4を参照されたい。あるいは、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最小アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器の各々によって使用される、RBセットのために使用される最小番号を有するアンテナポートを示すために使用されてよい。具体的な例については、表3または表4を参照されたい。
任意の実施については、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報は、RBセット上で信号を受信する、ユーザ機器によって使用されるアンテナポートの識別子を含んでよい。本明細書における「ユーザ機器」は、RBセット上で信号を受信する全てのユーザ機器であってよく、または、ターゲットユーザ機器とは異なる別のユーザ機器であってよい。どのユーザ機器を本明細書における「ユーザ機器」が具体的に意味するかは、基地局およびユーザ機器によって事前に設定されてよく、または、シグナリングを使用することによって動的にまたは半静的に構成されてよい。これは、本願では限定されない。例えば、RBセット上で信号を受信するユーザ機器は、ユーザ機器1およびユーザ機器2を含み、ユーザ機器1によって使用されるアンテナポートは、0および1と番号付けられ、ユーザ機器2によって使用されるアンテナポートは、2および3と番号付けられる。この場合、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用され、基地局によってユーザ機器1に送信される情報は、アンテナポート0~3であってよく、または、アンテナポート2および3であってよい。
任意の実施では、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報は、RBセット上で信号を受信する、ユーザ機器によって使用されるアンテナポートセットの識別子を含んでよい。本明細書における「ユーザ機器」は、RBセット上で信号を受信する全てのユーザ機器であってよく、または、ターゲットユーザ機器とは異なる別のユーザ機器であってよい。どのユーザ機器を本明細書における「ユーザ機器」が具体的に意味するかは、基地局およびユーザ機器によって事前に設定されてよく、または、シグナリングを使用することによって動的にまたは半静的に構成されてよい。これは、本願では限定されない。加えて、アンテナポートをアンテナポートセットに分類する具体的な実施は、本願では限定されず、アンテナポートをアンテナポートセットに分類する方式は、事前に設定されてよく、または、シグナリングを使用することによって動的にまたは半静的に構成されてよい。これは、本願では限定されない。例えば、RBセット上で信号を受信するユーザ機器は、ユーザ機器1およびユーザ機器2を含み、ユーザ機器1によって使用されるアンテナポートは、0~3の番号が付けられ、ユーザ機器2によって使用されるアンテナポートは、4~7の番号が付けられる。この場合、基地局は、アンテナポート0~7を、セット1およびセット2に分類し、各セットに識別子/インデックスを割当ててよく、例えば、セット1のインデックスは、index=1であり、セット2のインデックスは、index=2である。この場合、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用され、基地局によってユーザ機器1に送信される情報は、index=1およびindex=2であってよく、または、index=2であってよい。
任意で、DCIにおけるダウンリンクパワーオフセットフィールドが、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を示すために使用される実施では、ダウンリンクパワーオフセットフィールドによって占有されるビット数は、2以上である。具体的な例では、表3または表4を参照されたい。従来技術と比較すると、この任意の実施では、比較的大きな数のビットが、ρの値を正確に表すために使用されることができる。
従来技術では、DCIにおけるダウンリンクパワーオフセットフィールドは1ビットを占有し、2つの設定:ρ(単位: デシベルdB)が0または-3であることのみがサポートされる。基地局は、2以下の数のトランスポート層をサポートするユーザ機器のためのρの値を0にセットし、2よりも大きい数のトランスポート層をサポートするユーザ機器のためのρの値を-3に設定する。この場合、データシンボルが多重化されるレイヤの数と、パイロットシンボルが多重化されるレイヤの数との比が2以上である場合、パイロットシンボルパワーは、完全には使用されない。例えば、図5に示されるパイロットパターンに基づいて、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットが6個のアンテナポートを使用する場合、具体的には、最大アンテナポートが5の番号を付けられている場合、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるパイロットパターンは、図7に示される。PDSCHのEPREのパワーが
と表され得ることが図7からわかる。ρ=-3およびPDSCHのEPREのパワー
に基づくと、PDSCHのDMRSのEPREのパワーが、
と表され得ることがわかる。パイロットシンボルが、2つのレイヤのみで多重化され、次いで、PDSCHのDMRSのEPREのパワーが
と表されるべきであることが、図7からわかる。従って、従来技術においてρを設定する方式では、パイロットシンボルパワーは完全には使用されず、比較的低いパイロットシンボルパワー利用率をもたらす。
ρの値の再設定方式が、本発明の本実施形態ではさらに提供される。具体的には、ρの値は、PDSCHのDMRSのEPREのパワーがパイロットシンボルが多重化されるレイヤの数に一致するというルールに従って設定される(例えば、パイロットシンボルが2つのレイヤで多重化される場合、PDSCHのDMRSのEPREのパワーは
と表される)。具体的な例については、表3または表4を参照されたい。
具体的な実施では、基地局およびユーザ機器は、インデックス(英語:Index)値およびρ間の対応関係に対して事前に合意することができる。基地局によってユーザ機器に示されるダウンリンクパワーオフセットフィールドは、具体的には、インデックス値であり、ユーザ機器は、インデックス値に基づいて、ρの値を決定してよい。従来技術では、インデックス値およびρ間の対応関係は、表2に示される。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決手段では、インデックス値およびρ間の対応関係は、表3または表4に示されることができる。加えて、表3および表4は、ρとトランスポート層の数との間の対応関係およびρと最大アンテナポートの番号との間の対応関係をさらに示す。トランスポート層の数は、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数であり、基地局によってサポートされる最大アンテナポートの数に基づいて取得されてよい。表3および表4の両方は、例として図6に示されるパイロットパターンを使用することによって、且つ、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最大アンテナポートである例を使用することによって説明されることは留意されるべきである。
表3および表4のいずれも、パワーオフセットフィールドの値が、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される例を使用することによって説明される。表3では、ρの値は、2つのユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示してよい。表4では、ρの値は、2つまたは4つのユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示してよい。加えて、表3および表4におけるρの値は、式
および最大アンテナポートの対応する番号に基づいて計算され、ここで、P1は、PDSCHのEPREのパワーであり、P2は、PDSCHのDMRSのEPREのパワーである。表3におけるρ=-4.7の計算プロセスの例が、説明のために使用される。この場合、RBセットのために使用される最大アンテナポートは、5と番号付けられており、換言すると、RBセットは、6個のアンテナポートを使用するため、PDSCHのEPREのパワー、すなわち、P1は、
と表されることができる。各パイロットシンボルは、2つのレイヤで多重化されることが、図6からわかる。従って、PDSCHのDMRSのEPREのパワー、すなわち、P2は、
と表されることができる。従って、この場合では、
であることがわかる。ρの値を計算するための別の式は、この式に類似しており、詳細はここでは説明されない。
表3では、index=0である場合、ユーザ機器は、1つまたは2つのトランスポート層をサポートする。基地局が、index=0をユーザ機器に示す場合、ユーザ機器は、index=0および表3に基づいて以下の内容:(1) ユーザ機器は、1つまたは2つのトランスポート層をサポートする。(2) ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用される最大アンテナポートは、1と番号付けられる。(3) ρの値は0である、を学習することができることが表3からわかる。加えて、ユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートは、アンテナポート0またはアンテナポート0およびアンテナポート1であることがさらにわかる。他の例は、ここでは再び一つ一つ説明されない。
基地局が、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号の降順でアンテナポートを示す例は、前述の例から導出されることができ、詳細はここでは再び説明されない。
加えて、具体的な実施では、1つのRBセットは、周波数領域における12個の連続するサブキャリアおよび時間領域における2つのスロットを含んでよい。図8に示されるように、図8は、このケースにおける8個のアンテナポートを使用するパイロットパターンの概略図である。図8に示される解決手段では、パイロットシンボルが多重化される4個のレイヤがある。表5に示されるように、インデックス、トランスポート層の数、最大アンテナポートの番号およびρの間の対応関係は、前述の例に基づいて学習されることができる。ρの値を使用することによって、複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用される最大アンテナポート、ρの値を計算する方式等を表すために前述の説明を参照されたく、詳細は、ここでは再び説明されない。
複数のユーザ機器によって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートを示すために暗示的な指示方法が使用される前述の例では、基地局は、複数のユーザ機器に同じ値のρを送信してよいことは留意されるべきである。ρの値を決定する方式については、表3および表4を参照されたい。
パワーオフセットフィールドが、RBセットのために使用されるアンテナポートを暗示的に示すために使用されることに基づいて、パイロットシンボルを送信するための方法が、以下で提供される。具体的には、総送信パワーを使用することによって、基地局は、各リソースブロックグループのために使用されるアンテナポートに対応するパイロット位置において、ターゲットユーザ機器にパイロットシンボルを送信する。リソースブロックグループは、ターゲットユーザ機器によって使用されるRBが属する少なくとも1つのリソースブロックグループのいずれか1つであり、総送信パワーは、基地局によってサポートされる全てのアンテナポートに対応するパイロット位置におけるパイロット送信パワーの合計である。
1つのユーザ機器は、異なるリソースブロックグループ上の異なる番号のアンテナポートを使用してよい。リソースブロックグループがRBGである例が、説明のために以下で使用される。
例えば、図9に示されるように、RBG 1上では、基地局は、アンテナポート0をユーザ機器Aに割り当て、アンテナポート1をユーザ機器Bに割り当てる。RBG 2上で、基地局は、アンテナポート1をユーザ機器Bに割り当て、アンテナポート2をユーザ機器Cに割り当てる。加えて、この例に適用可能なパイロットパターンが図4に示される場合、上で提供されるアンテナポート指示方法では、ユーザ機器Aによって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートはアンテナポート0および1であり、ユーザ機器Bによって使用されるRBセットのために使用されるアンテナポートは、アンテナポート0~2である。さらに、図3に示されるようなRBセットのために使用されるアンテナポートを暗示的に示すために、パワーオフセットフィールドが使用される任意の実施形態では、ρの値は-3でなければならない。この任意の実施では、基地局は、RBG 1のために使用されないアンテナポート(すなわち、アンテナポート2および3)に対応するパイロットシンボルの送信パワーを、RBG 1のために使用されるアンテナポート(すなわち、アンテナポート0および1)に対応するパイロットシンボルに適用してよく、次いで、基地局は、アンテナポート0~3に対応するパイロット位置における送信パワーを使用することによって、RBG 1上で、アンテナポート0および1に対応するパイロット位置におけるユーザ機器Aまたはユーザ機器Bにパイロットシンボルを送信する。
ターゲットユーザ機器(例えば、ユーザ機器A)によって使用されるRBが1つのRBGに属する場合、この任意の実施では、パワー共有によって、パイロットシンボル受信性能が改善され得ることは留意されるべきである。ターゲットユーザ機器(例えば、ユーザ機器B)によって使用されるRBが複数のRBGに属する場合、この任意の実施では、ユーザ機器によって使用される全てのRB上で一つのユーザ機器によってパイロットシンボルを送信するパワーが統一される。従って、パワー制御計算の複雑さが、単純化されることができる。確かに、この任意の実施は、1つのユーザ機器によって使用されるRBが、3つ以上のRBGに属するシナリオにさらに適用されてよい。このシナリオにおける具体的な実施については、1つのユーザ機器によって使用されるRBが2つのRBGに属する前述のシナリオを参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
任意の実施形態では、前述の「RBセットのために使用されるアンテナポート」は、RBセットのために使用されるパイロットアンテナポートである。アンテナポートは、パイロット位置に対応する。このケースでは、方法は、基地局によって、指示情報をターゲットユーザ機器に送信するステップであって、ここで、指示情報は、データを送信するとき、RBセットのために使用されるパイロットアンテナポート内にある、ターゲットユーザ機器以外のユーザ機器(ターゲットユーザ機器以外のいくつかまたは全てのユーザ機器を含む)によって使用される、アンテナポートに対応するリソースを占有しないように、ターゲットユーザ機器に命令するために使用される、ステップをさらに含んでよい。任意で、指示情報は、RBセットのために使用されるパイロットアンテナポートにおけるターゲットユーザ機器以外のいくつかまたは全てのユーザ機器によって使用されるアンテナポートの識別子を含んでよい。
例えば、RBセットは1つのRBを含み、RB上でパイロットシンボルを受信するユーザ機器は、ユーザ機器1およびユーザ機器2であり、ユーザ機器1によって使用されるパイロットアンテナポートは、アンテナポート0であり、ユーザ機器2によって使用されるパイロットアンテナポートは、アンテナポート1~3であると想定される。次いで、基地局は、指示情報をユーザ機器1に送信し、ここで、指示情報は、アンテナポート1~3の識別子を含む。指示情報を受信した後、データ(具体的には、データシンボル)を基地局に送信するとき、ユーザ機器1は、アンテナポート1~3に対応するリソースを占有しない。ここでの「リソース」は、時間-周波数リソース、ポートリソース、空間分割リソース等を含むがこれらに限定されない。
以下では、上で提供された方法の実施形態に対応する、本発明の装置の実施形態を説明する。以下の装置の実施形態における関連する内容の説明については、前述の方法の実施形態を参照されたいことは留意されるべきである。
図10に示されるように、図10は、本発明の実施形態に係る、基地局10の概略構成図である。基地局10は、上で提供された方法のいずれか1つにおける基地局の動作を実行するように構成される。基地局10は、決定ユニット1001および送信ユニット1002を含んでよい。
決定ユニット1001は、ターゲットユーザ機器によって使用されるリソースブロックRBセットのために使用されるアンテナポートに関する情報を決定するように構成され、ここで、RBセットのために使用されるアンテナポートは、RBセットにおける各RB上で信号を受信する全てのユーザ機器によって使用されるアンテナポートである。
送信ユニット1002は、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送するメッセージを、ターゲットユーザ機器に送信するように構成される。
任意で、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報は、RBセット上で信号を受信する全てのユーザ機器によって使用される最大アンテナポートまたは最小アンテナポートを含んでよく、ここで、最大アンテナポートは、最大番号を有するアンテナポートであり、最小アンテナポートは、最小番号を有するアンテナポートである。確かに、具体的な実施は、これに限定されない。具体的な例については、前述の説明を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
任意で、送信ユニット1002は、具体的には、ターゲットユーザ機器に、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を搬送するダウンリンク制御情報DCIを送信するように構成されてよい。
任意で、DCIにおけるダウンリンクパワーオフセットフィールドが、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を示すために使用され、または、DCIにおいて新たに定義されたフィールドが、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を示すために使用される。
任意で、DCIにおけるダウンリンクパワーオフセットフィールドが、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報を示すために使用される場合、ダウンリンクパワーオフセットフィールドによって占有されるビット数は、2以上である。
任意で、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最大アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBのために使用されるアンテナポートにおける最大番号を有するアンテナポートを示すために使用され、または、RBセットのために使用されるアンテナポートを示すために使用される情報が、RBセットのために使用される最小アンテナポートである場合、パワーオフセットフィールドの値は、複数のユーザ機器によって使用されるRBのために使用されるアンテナポートにおける最小番号を有するアンテナポートを示すために使用される。複数のユーザ機器は、ターゲットユーザ機器を含む。
任意で、送信ユニット1002は、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する未使用パイロット位置において、データシンボルをターゲットユーザ機器に送信するようにさらに構成されてよい。
ハードウェアの実施では、送信ユニット1002は、送信機であってよい。具体的な実施では、基地局10は、受信機をさらに含んでよい。送信機および受信機は、共に統合されてトランシーバを形成してよい。決定ユニット1001は、ハードウェア形態では、基地局10のプロセッサに組み込まれても、独立してもよく、または、基地局10のメモリ内にソフトウェア形態で記憶されてよく、その結果、プロセッサは、前述のモジュールの各々に対応する操作を実行する。
図11に示されるように、図11は、本発明の実施形態に係る、基地局11の概略構成図である。基地局11は、上で提供される方法のいずれか1つにおける、基地局の動作を実行するように構成される。基地局11は、メモリ1101、通信インタフェース1102、プロセッサ1103およびシステムバス1104を含む。通信インタフェース1102およびプロセッサ1103は、システムバス1104を使用することによって接続される。
メモリ1101は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。基地局11が動作すると、プロセッサ1103は、メモリ1101に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、基地局11は、上で提供される方法の実施形態のいずれか1つにおける基地局の動作を実行する。具体的には、基地局によって実行される動作については、前述の関連する説明を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
具体的な実施プロセスについては、前述の方法の手順における各ステップは、ハードウェア形態のプロセッサ1103がメモリ1101に記憶されているソフトウェア形態のコンピュータ実行可能命令を実行する方式で実施されてよい。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
本実施形態は、記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体は、メモリ1101を含んでよい。
本発明の実施形態で提供される基地局10および基地局11は、前述の方法の手順における基地局によって実行される動作を実行するように構成されてよい。従って、基地局10および基地局11によって達成されることができる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
図12に示されるように、図12は、本発明の実施形態に係る、ユーザ機器12の概略構成図である。ユーザ機器12は、上で提供される方法のいずれか1つにおけるユーザ機器の動作を実行するように構成される。ユーザ機器12は、
ユーザ機器によって使用されるリソースブロックRBのために使用されるアンテナポートを示すために使用されるメッセージ搬送情報を受信するように構成される受信ユニット1201であって、ここで、メッセージは、基地局によって送信され、RBセットのために使用されるアンテナポートは、RBセット内の各RB上で信号を受信する全てのユーザ機器によって使用されるアンテナポートである、受信ユニット1201と、
メッセージに基づいて、RBセットのために使用されるアンテナポートを決定するように構成される決定ユニット1202とを含んでよい。
任意で、受信ユニット1201は、RBセットのために使用されないアンテナポートに対応する未使用パイロット位置において、データシンボルを受信するようにさらに構成されてよい。
ハードウェアの実施では、受信ユニット1201は、受信機であってよい。具体的な実施では、ユーザ機器12は、送信機をさらに含んでよい。送信機および受信機は、共に統合されてトランシーバを形成してよい。決定ユニット1202は、ハードウェア形態では、ユーザ機器12のプロセッサに組み込まれても、独立してもよく、または、ユーザ機器12のメモリ内にソフトウェア形態で記憶されてよく、その結果、プロセッサは、前述のモジュールの各々に対応する動作を実行する。
図13に示されるように、図13は、本発明の実施形態に係る、ユーザ機器13の概略構成図である。ユーザ機器13は、上で提供される方法のいずれか1つにおける、ユーザ機器の動作を実行するように構成される。ユーザ機器13は、メモリ1301、通信インタフェース1302、プロセッサ1303およびシステムバス1304を含む。通信インタフェース1302およびプロセッサ1303は、システムバス1304を使用することによって接続される。
メモリ1301は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。ユーザ機器13が動作すると、プロセッサ1303は、メモリ1301に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、ユーザ機器13は、上で提供される方法の実施形態のいずれか1つにおける基地局の動作を実行する。具体的には、基地局によって実行される動作については、前述の関連する説明を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
具体的な実施プロセスについては、前述の方法の手順における各ステップは、ハードウェア形態のプロセッサ1303がメモリ1301に記憶されているソフトウェア形態のコンピュータ実行可能命令を実行する方式で実施されてよい。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
本実施形態は、記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体は、メモリ1301を含んでよい。
本発明の実施形態で提供されるユーザ機器12およびユーザ機器13は、前述の方法の手順におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよい。従って、ユーザ機器12およびユーザ機器13によって達成されることができる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
以下では、本明細書の要旨部分で提供される第7の態様および第8の態様において提供される技術的解決手段を説明する。
当業者による理解を容易にするために、技術的解決手段に関係する関連内容は、最初に説明される。
LTEシステムでは、ダウンリンク送信プロセスは、基地局によって、上位レイヤデータに対してチャネル符号化を実行して、符号語を取得するステップと、異なる符号語を変調して、変調信号を生成するステップと、異なる符号語の変調信号を互いに結合して、レイヤマッピングを実行するステップと、レイヤマッピング後に取得されたデータに対してプリコーディングを実行し、送信用アンテナポートにデータをマッピングするステップとを含んでよい。符号語は、上位レイヤサービスストリームに対してチャネル符号化が実行された後に取得されるデータを指す。異なる符号語qは、異なるデータストリーム間で区別するために使用される。その目的は、空間多重化を実施するために、多入力多出力(英語フルネーム:multiple-input multiple-output, 略してMIMO)を介してマルチチャネルデータを送信することである。符号語の数は、送信アンテナの数と一致しないため、符号語ストリームは、異なる送信アンテナにマッピングされる必要があり、レイヤ(トランスポート層とも呼ばれる)およびプリコーディングが使用される必要がある。レイヤの数は、物理チャネル送信のために使用されるアンテナポートの数P未満である。
従来技術では、基地局は、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数に基づいて、1つまたは2つの固定アンテナポートの組合せをユーザ機器に示す。例えば、LTEプロトコルでは、DCI 2Cは、送信モード9(英語フルネーム:transmission mode 9, 略してTM9)におけるアンテナポートのためのスケジューリング指示である。TM9では、基地局は、最大8個のトランスポート層をサポートする。DCI 2Cでは、8個のアンテナポートのための指示方法(基地局は、8個のアンテナポートをサポートする)が表6に示され、8個のアンテナポートは、0~7の番号が付けられる。
表6において、「トランスポート層の数」は、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数である。「トランスポート層の数3およびアンテナポート7~9」は、ユーザ機器が、ダウンリンク方向において、3つのトランスポート層をサポートする場合、基地局は、ユーザ機器に、アンテナポート7~9を使用するように命令することを示す。加えて、表6では、1つの符号語の場合、パラメータnSCIDの値は、異なるユーザ機器によって使用される同じアンテナポートの組合せを識別するために使用される。
アンテナポート指示方法は、一般に、基地局およびユーザ機器の両方によって、表6における「値」と「メッセージ」との間の対応関係を記憶するステップと、基地局によって、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数に対応する値を、ユーザ機器に示すステップと、ユーザ機器によって、表6に示される記憶された対応関係に基づいて、値に対応するメッセージに含まれるアンテナポートの番号を決定するステップとを含み、ここで、アンテナポートは、基地局によってユーザ機器に示されるアンテナポートである。
基地局が、ユーザ機器のために1つまたは2つの固定アンテナポートの組合せのみを提供することができることが、表6からわかる。この場合、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数が、基地局によってサポートされるアンテナポートの数未満である場合、基地局によってサポートされる一部のアンテナポートは、ユーザ機器に示されることはできず、示されないアンテナポートは、ユーザ機器によって使用されることができない。例えば、表6に示されるように、2つの符号語がある場合、ユーザ機器が、ダウンリンク方向において3つのトランスポート層をサポートするとき、ユーザ機器のために基地局によって提供されるアンテナポートの組合せは、アンテナポート0~2を含む。この場合、アンテナポート3~7は、ユーザ機器に示されることはできない。従って、比較的小さな数のアンテナポートが、ユーザ機器に対して利用可能である。結果として、各リソースブロックは、ダウンリンク方向において、比較的小さな数のユーザ機器によって多重化されることができ、比較的低いシステムスペクトル効率をもたらす。
前述の技術的課題を解決するために、本発明の実施形態は、アンテナポート指示方法および装置を提供する。本発明の実施形態で提供される技術的課題では、基地局は、最初に、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定し、次いで、基地局によってサポートされるアンテナポートにおける任意のN1個のアンテナポートをユーザ機器に示す。このようにして、従来技術と比較して、基地局は、ユーザ機器のために比較的大きな数の利用可能なアンテナポートを提供する。従って、1つのリソースブロックは、ダウンリンク方向において、複数のユーザ機器によって多重化されることができ、その結果、システムは、比較的高いスペクトル効率を提供する能力を有する。具体的な実施では、ダウンリンク方向において、1つのリソースブロックが複数のユーザ機器によって多重化されることができるかどうかは、チャネル状態等の要因にさらに関連することは留意されるべきである。
本願における「アンテナポートの組合せ」という用語は、基地局によってユーザ機器に示される全てのアンテナポートを含むセットを指す。例えば、表6では、各メッセージに含まれるアンテナポートの全ての番号によって表されるアンテナポートを含むセットは、アンテナポートの組合せである。例えば、表6に示されるように、「トランスポート層の数3およびアンテナポート0~2」における「アンテナポート0~2」は、ユーザ機器が、ダウンリンク方向において、3つのトランスポートをサポートするときに、基地局によってユーザ機器に示されるアンテナポートの組合せである。
以下では、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を説明する。
図14に示されるように、図14は、本発明の実施形態に係る、アンテナポート指示方法の概略対話図である。図14に示される方法は、ステップS1401およびS1402を含む。
S1401. 基地局は、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定し、ここで、N1は、基地局によってサポートされるトランスポート層の最大数以下であり、N1は正の整数である。
S1401では、ユーザ機器は、基地局に接続される任意のユーザ機器、すなわち、基地局によってサービスを受ける任意のユーザ機器であってよい。具体的な実施では、基地局は、ユーザ機器によって報告される、プリコーディング行列インジケータ(英語フルネーム:precoding matrix indicator, 略してPMI)またはランク指示(英語フルネーム:rank indication, 略してRI)を使用することによって、ダウンリンク方向においてユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定してよく、または、能動測定を介して、ダウンリンク方向においてユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定してよい。
基地局は、通常、最大2n個のトランスポート層をサポートし、ここで、nは、0以上の整数である。基地局によってサポートされるトランスポート層の最大数は、通常、4、8、16等である。ダウンリンク方向において、1つの基地局によってサービスを受ける異なるユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数は同じでも異なっても良いが、基地局によってサポートされるトランスポート層の最大数以下である。
S1402. 基地局は、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に基づいて、基地局によってサポートされるアンテナポートからN1個のアンテナポートを選択し、N1個のアンテナポートをユーザ機器に示す。
基地局が、最大M個のレイヤをサポートし、MはN1以上の整数である場合、基地局は、理論的に
、
個のユーザ機器のためにアンテナポートの組合せを提供することができ、アンテナポートの組合
せ
は、M個の要素から選択されたN1個の要素の組合せを表す。図14に示される方法では、例えば、基地局は、M個のアンテナポートの組合せからアンテナポートの組合せを選択し、次いで、選択されたアンテナポートの組合せをユーザ機器に示す。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決手段では、ユーザ機器は、基地局に接続される任意のユーザ機器であってよい。従って、基地局は、ダウンリンク方向において、同じ数のトランスポート層をサポートする複数のユーザ機器に、同じアンテナポートの組合せを示しても、異なるアンテナポートの組合せを示してもよい。
本発明の本実施形態で提供されるアンテナポート指示方法によると、基地局は、最初に、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定し、次いで、基地局によってサポートされるアンテナポートにおける任意のN1個のアンテナポートを、ユーザ機器に示す。このようにして、ユーザ機器が、複数のトランスポート層をサポートするときに、基地局が、ユーザ機器のために一つだけ固定アンテナポートの組合せを提供することができる従来技術と比較すると、本発明の本実施形態で提供される技術的解決手段では、基地局は、ユーザ機器のために、基地局によってサポートされるアンテナポートにおける任意のN1個のアンテナポートを提供することができる。換言すると、基地局は、ユーザ機器のために、比較的大きな数の利用可能なアンテナポートを提供する。このようにして、1つのリソースブロックは、ダウンリンク方向において、複数のユーザ機器によって多重化されることができ、その結果、システムは、比較的高いスペクトル効率を提供する能力を有する。
任意の実施では、ステップS1402は、基地局によって、ターゲットアンテナポートの組合せとして、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に基づいて事前に設定されたセットから、トランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せを選択するステップと、ターゲットアンテナポートの組合せをユーザ機器に示すステップとを含んでよい。トランスポート層の数N1に対応する各アンテナポートの組合せは、N1個のアンテナポートを含み、事前に設定されたセットは、基地局によってサポートされ、トランスポート層の各数に対応するアンテナポートの組合せを含むセットである。
この任意の実施では、基地局は、毎回事前に設定されたセットからユーザ機器のためのアンテナポートの組合せを選択して、そのアンテナポートの組合せをターゲットアンテナポートの組合せとして使用する。事前に設定されたセットは、以下に示す規則1および規則2を含むが、それらに限定されない。
規則1:ダウンリンク方向でユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応する任意の2つのアンテナポートの組合せは、異なるアンテナポートを含む。この場合、基地局によってサービスを受ける複数のユーザ機器は、比較的大きな数のアンテナポートを実際に使用することができ、それによって、システムスペクトル効率を改善する。例えば、基地局が、8個のアンテナポートをサポートし、最大8個のトランスポート層をサポートし、N1=4である場合、8個のアンテナポートのうちの4個は、アンテナポートの組合せ1として使用されてよく、残りの4個のアンテナポートは、アンテナポートの組合せ2として使用されてよい。UE1およびUE2の各々が、ダウンリンク方向で4個のトランスポート層をサポートする場合、基地局は、アンテナポートの組合せ1をUE 1に示し、アンテナポートの組合せ2をUE 2に示すことができる。このようにして、UE 1およびUE 2は実際に、比較的大きな数のアンテナポートを使用し、それによって、システムスペクトル効率を有効に改善する。
規則2:ダウンリンク方向でユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応する異なるアンテナポートの組合せは、いくつかの同じアンテナポートを含む。この場合、基地局によってサービスを受けるユーザ機器は、比較的大きな数のアンテナポートの組合せを選択することができ、その結果、基地局は、ユーザ機器のために、比較的大きな数の利用可能なアンテナポートを提供し、それによって、システムスペクトル効率を改善する。
規則1によると、任意の実施では、方法は、基地局によって、各N1個のアンテナポートを、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号順で、1つのアンテナポートの組合せに分類するステップをさらに含んでよい。具体的には、基地局によってサポートされるアンテナポートの数Mが、N1の整数倍である場合、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せの数は、MをN1で割ることによって取得される値である。基地局によってサポートされるアンテナポートの数Mが、N1の整数倍でない場合、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せの数は、MをN1で割ることによって取得される値が四捨五入された後に取得される値である。
加えて、基地局によってサポートされるアンテナポートの数Mが、N1の整数倍でない場合、方法は、最初に、MがN1で除算された後に取得される余りを決定し、次いで、基地局によってサポートされるM個のアンテナポートから、余りと同じ数のアンテナポートを削除し、最後に、削除後に取得されたアンテナポートにおける各N1個のアンテナポートを、アンテナポートの番号順で、1つのアンテナポートの組合せに分類するステップをさらに含んでよい。削除されたアンテナポートは、ランダムに選択されたアンテナポートであってよく、または、具体的な規則に従って選択されたアンテナポートであってよい。規則の具体的な実施は、この方法では限定されない。
例えば、基地局によってサポートされるアンテナポートが、0~15の番号を付けられ、N1=4である場合、基地局は、アンテナポートの番号0~15の順番で、各4個のアンテナポートを、1つのアンテナポートの組合せに分類してよく、具体的には、アンテナポート0~3、アンテナポート4~7、アンテナポート8~11およびアンテナポート12~15の各々を1つのアンテナポートの組合せに分類してよい。別の例では、基地局によってサポートされるアンテナポートが、0~15の番号を付けられ、N1=5である場合、基地局は、番号0~15の順番で、各5個のアンテナポートを、1つのアンテナポートの組合せに分類してよく、具体的には、アンテナポート0~4、アンテナポート5~9、アンテナポート10~14の各々を1つのアンテナポートの組合せに分類し、または、アンテナポート1~5、アンテナポート6~10、アンテナポート11~15の各々を、1つのアンテナポートの組合せに分類してよい。確かに、具体的な実施は、これらに限定されない。
基地局が、8個のアンテナポートおよび8個のトランスポート層をサポートする場合、ダウンリンク方向においてユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数と、アンテナポートの組合せとの間の対応関係が、表7に示される。基地局が、16個のアンテナポートおよび8個のトランスポート層をサポートする場合、ダウンリンク方向においてユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数と、アンテナポートの組合せとの間の対応関係が、表8に示される。
表7および表8は、アンテナポートの組合せと情報ビットとの間の対応関係をさらに含む。表7および表8に示される「情報ビット」は、表6または表7に示される「値」に相当してよく、表7および表8に示される「トランスポート層の数」および「アンテナポートの組合せ」は、表6に示される「メッセージ」に相当してよい。表7および表8では、括弧内の数字は、アンテナポートの数を表し、1つのアンテナポートの組合せは、各対の括弧における、アンテナポートの全ての番号によって表されるアンテナポートを含む。表7および表8では、「トランスポート層の数」は、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数を表し、「情報ビット」は、異なるアンテナポートの組合せ間で区別するために使用される。各情報ビットは、1つのアンテナポートの組合せに対応してよく、異なる情報ビットは、同じアンテナポートの組合せに対応してよい。しかしながら、異なるアンテナポートの組合せは、異なる情報ビットに対応する。各情報ビットによって占有されるビット数は、事前に設定されたセット内のアンテナポートの組合せの総データ量に基づいて事前に決定されてよい。
具体的な実施では、基地局およびユーザ機器は、各情報ビットと、各アンテナポートの組合せとの間の対応関係に対して事前に合意することができ、その具体的な実施は、限定されない。この場合、アンテナポート指示方法を実行するとき、基地局は、情報ビットをユーザ機器に示してよく、ユーザ機器は、情報ビットを受信し、各情報ビットと各アンテナポートの組合せとの間の事前に合意された対応関係を使用することによって、情報ビットに対応するアンテナポートの組合せを決定する。
確かに、規則1によると、基地局は、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号順の代わりに、任意の他の方式で、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応する、各アンテナポートの組合せを決定してよい。例えば、基地局は、8個のアンテナポート(アンテナポート0~7として示される)をサポートし、且つ、最大8個のトランスポート層をサポートし、N1=4である。この場合、8個のアンテナポートにおけるアンテナポート0、1、5および7は、1つのアンテナポートの組合せとして使用されてよく、且つ、アンテナポート2、3、4および6は、他のアンテナポートの組合せとして使用されてよく、または、8個のアンテナポートにおけるアンテナポート1、2、3および4は、1つのアンテナポートの組合せとして使用されてよく、且つ、アンテナポート0、5、6および7は、他のアンテナポートの組合せとして使用されてよい。これは、本発明の本実施形態では限定されない。
規則2によると、任意の実施では、方法は、基地局によって、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号順で、トランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポートとして、各番号付けられたアンテナポートを使用するステップをさらに含んでよい。
基地局が、8個のアンテナポートおよび8個のトランスポート層をサポートする場合、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数と、アンテナポートの組合せとの間の対応関係は、表9に示される。
表9における関連コンテンツ(例えば、括弧、括弧内の数字、トランスポート層の数等)の説明については、表7および表8における関連コンテンツの前述の説明を参照されたい。
表9に示されるように、この任意の実施では、トランスポート層の各数に対応するアンテナポートの組合せは、基地局によってサポートされるアンテナポートの全てを含む。この場合、基地局によってサポートされるアンテナポートは、ユーザ機器に利用可能なアンテナポートであってよく、それによって、システムスペクトル効率を改善する。
表7または表8と比較すると、表9は、情報ビットを含まない。具体的な実施では、対応する情報ビットは、表7または表8における情報ビットを表す方式で、表9における各アンテナポートの組合せのためのセットであってよい。加えて、情報ビットは、以下の方式で表されてよい。具体的には、情報ビットは、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数およびターゲットポートの組合せにおける特定の位置におけるアンテナポートの番号を使用することによって表され、異なるアンテナポートの組合せ間で区別する。この場合、基地局が、ターゲットアンテナポートの組合せをユーザ機器に示すステップS1402は、基地局によって、ユーザ機器に、ターゲットアンテナポートの組合せに対応するトランスポート層の数N1およびターゲットアンテナポートの組合せにおける特定の位置におけるアンテナポートの番号を示すステップを含んでよい。
任意で、基地局は、アンテナポートの組合せに含まれるアンテナポートの数に基づいて、特定の位置におけるアンテナポートを決定してよい。具体的には、ダウンリンク方向で、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せについて、特定の位置におけるアンテナポートは、アンテナポートの組合せにおける、第1のアンテナポート、第2のアンテナポート、・・・、第(N1-1)のアンテナポートのうちのいずれか1つであってよい。しかしながら、基地局およびユーザ機器は、特定の位置におけるアンテナポートとして、これらのアンテナポートにおける1つの固定アンテナポートを使用することにに事前に合意する必要がある。例えば、N1 = 2である場合、特定の位置におけるアンテナポートは、第1のアンテナポートまたは第2のアンテナポートであってよい。具体的な実施では、基地局およびユーザ機器は、特定の位置におけるアンテナポートとして第2のアンテナポートを使用することに事前に合意する。
好ましくは、基地局は、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に基づいて、特定の位置におけるアンテナポートを識別しなくてよいが、特定の位置におけるアンテナポートとして、アンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポートを使用する。確かに、具体的な実施は、それらに限定されない。
具体的な実施では、N1によって占有されるビット数は、N1の値域に基づいて決定されてよく、特定の位置におけるアンテナポートの番号によって占有されるビット数は、基地局によってサポートされるアンテナポートの数に基づいて決定されてよい。例えば、表9および前述の好ましい実施に基づいて、N1の値は、1~8のいずれか1つであり、合計で8個の可能性があるため、3つのビットは、N1によって占有されるビット数を表すために使用されてよい。基地局が8個のアンテナポートをサポートするため、特定の位置におけるアンテナポート(具体的には、アンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポート)の番号は8個の可能性を有する。従って、3つのビットは、特定の位置におけるアンテナポートの番号によって占有されるビット数を表すために使用されてよい。
例えば、表9に基づいて、基地局が、アンテナポートの組合せ(0, 1, 2, 3, 4)をUEに示す必要がある場合、基地局は、100000をUEに示してよく、ここで、最初の3ビットで示される「100」は、UEが4つのトランスポート層をサポートすることを示し、最後の3ビットで示される「000」は、示されるアンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポートは、0の番号が付けられることを示す。基地局が、アンテナポートの組合せ(5, 6, 7, 0)をUEに示す必要がある場合、基地局は、100101をUEに示してよく、ここで、最初の3ビットで示される「100」は、UEが4つのトランスポート層をサポートすることを示し、最後の3ビットで示される「101」は、示されるアンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポートは、5の番号が付けられることを示す。
前述では、図14で提供される方法の実施形態に対応する、本発明の装置の実施形態を説明した。前述の装置の実施形態における関連内容の説明については、前述の方法の実施形態を参照されたいことは留意されるべきである。
図15に示されるように、図15は、本発明の実施形態に係る、基地局15の概略構成図である。基地局15は、図14に示される方法における基地局の動作を実行するように構成される。基地局15は、
ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1を決定するように構成される決定ユニット1501と、
基地局によってサポートされるアンテナポートからN1個のアンテナポートを選択するように構成される選択ユニット1502と、
N1個のアンテナポートをユーザ機器に示すように構成される送信ユニット1503とを含んでよい。
任意で、選択ユニット1502は、具体的には、ターゲットアンテナポートの組合せとして、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に基づいて事前に設定されたセットから、トランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せを選択するように構成されてよい。この場合、送信ユニット1503は、具体的には、ターゲットアンテナポートの組合せをユーザ機器に示すように構成され、ここで、トランスポート層の数N1に対応する各アンテナポートの組合せは、N1個のアンテナポートを含み、事前に設定されたセットは、基地局によってサポートされ、トランスポートの各数に対応するアンテナポートの組合せを含むセットである。
任意で、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応する任意の2つのアンテナポートの組合せは、異なるアンテナポートを含む。この任意の実施では、基地局15は、各N1個のアンテナポートを、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号順で、1つのアンテナポートの組合せに分類するように構成される分類ユニット1504をさらに含んでよい。
任意で、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応する異なるアンテナポートの組合せは、いくつかの同じアンテナポートを含む。この任意の実施では、基地局15は、基地局によってサポートされるアンテナポートの番号順で、ダウンリンク方向において、ユーザ機器によってサポートされるトランスポート層の数N1に対応するアンテナポートの組合せにおける第1のアンテナポートとして各番号付けられたアンテナポートを使用するように構成される分類ユニット1504をさらに含んでよい。例えば、送信ユニット1503は、具体的には、ターゲットアンテナポートの組合せに対応するトランスポート層の数N1およびターゲットアンテナポートの組合せにおける特定の位置における、アンテナポートの番号を、ユーザ機器に示すように構成されてよい。
ハードウェアの実施では、送信ユニット1503は、送信機であってよい。具体的な実施では、基地局15は、受信機をさらに含んでよい。送信機および受信機は、共に統合されてトランシーバを形成してよい。決定ユニット1501、選択ユニット1502および分類ユニット1504は、ハードウェア形態では、基地局15のプロセッサに組み込まれても、独立してもよく、または、基地局15のメモリ内にソフトウェア形態で記憶されてよく、その結果、プロセッサは、前述のモジュールの各々に対応する動作を実行する。
図16に示されるように、図16は、本発明の実施形態に係る、基地局16の概略構成図である。基地局16は、図14で提供される方法のいずれか1つにおける、基地局の動作を実行するように構成される。基地局16は、メモリ1601、通信インタフェース1602、プロセッサ1603およびシステムバス1604を含む。通信インタフェース1602およびプロセッサ1603は、システムバス1604を使用することによって接続される。
メモリ1601は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。基地局16が動作すると、プロセッサ1603は、メモリ1601に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、基地局16は、図14で提供される実施形態における基地局の動作を実行する。具体的には、基地局によって実行される動作については、前述の関連する説明を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
具体的な実施プロセスについては、図14に示される方法の手順における各ステップは、ハードウェア形態のプロセッサ1603がメモリ1601に記憶されているソフトウェア形態のコンピュータ実行可能命令を実行する方式で実施されてよい。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
本実施形態は、記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体は、メモリ1601をさらに含んでよい。
本発明の実施形態で提供される基地局15および基地局16は、図14に示される方法の概略対話図における基地局によって実行される動作を実行するように構成されてよい。従って、基地局15および基地局16によって達成されることができる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここでは再び説明されない。
上で提供された任意の基地局またはユーザ機器のプロセッサは、1つのプロセッサであってよく、または、複数の処理要素の集合的な用語であってよいことは留意されるべきである。例えば、プロセッサは、中央処理ユニット(英語フルネーム:central processing unit, 略してCPU)であってよく、または、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(英語フルネーム:digital signal processing, 略してDSP)、特定用途向け集積回路(英語フルネーム:application-specific integrated circuit, 略してASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(英語フルネーム:field-programmable gate array, 略してFPGA)または別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよい。あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってよく、または、専用プロセッサであってよい。専用プロセッサは、ベースバンド処理チップ、無線周波数処理チップ等のうちの少なくとも1つを含んでよい。さらに、専用プロセッサは、プロセッサが配置されるデバイス(例えば、基地局またはユーザ機器)における、別の専用処理機能を有するチップを含んでよい。
上で提供される任意の基地局またはユーザ機器のメモリは、揮発性メモリ(英語:volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(英語フルネーム:random-access memory, 略してRAM)を含んでよく、不揮発性メモリ(英語:non-volatile memory)、例えば、読出し専用メモリ(英語フルネーム:read-only memory, 略してROM)、フラッシュメモリ(英語:flash memory)、ハードディスクドライブ(英語フルネーム:hard disk drive, 略してHDD)またはソリッドステートドライブ(英語フルネーム:solid state drive, 略してSSD)を含んでよく、または、前述のメモリのタイプの組合せを含んでよい。
上で提供される任意の基地局またはユーザ機器のシステムバスは、データバス、パワーバス、制御バス、信号状態バス等を含んでよい。本実施形態では、説明を明確にするために、様々なバスがシステムバスとして示される。
上で提供される任意の基地局またはユーザ機器の通信インタフェースは、具体的には、トランシーバであってよい。トランシーバは、無線トランシーバであってよい。例えば、無線トランシーバは、アンテナ等であってよい。プロセッサは、通信インタフェースを使用することによって、別のデバイスと通信する。
便利で簡潔な説明を目的として、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたく、詳細は、ここでは再び説明されないことは当業者によって明確に理解されることができる。
本願で提供される実施形態では、開示されたシステム、装置および方法が、他の方式で実施され得ることは理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニット分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実施では他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムに結合または統合されてよく、または、いくつかの特徴は無視されるか実行されなくてよい。加えて、表示または議論された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実施されてよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的または他の形態で実施されてよい。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に分離していてもしていなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてよく、または、複数のネットワークユニットに分配されてよい。ユニットの一部または全ては、実施形態の解決手段の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてよい。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、ユニットの各々は、物理的に孤立して存在してよく、または、2つ以上のユニットは、1つのユニットに統合されてよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットに加えて、ハードウェアの形態で実施されてよい。
前述の統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施される場合、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であってよい)に、本発明の実施形態で説明された方法のステップの一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。
最後に、前述の実施形態は、単に、本発明の技術的解決手段を説明するために意図されているが、本発明を限定するためには意図されていないことは留意されるべきである。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されるが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決手段の精神および範囲を逸脱することなく、前述の実施形態で説明された技術的解決手段にさらに修正を行うことができ、または、そのいくつかの技術的特徴に均等置換を行うことができることを理解すべきである。