JP7141285B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布と、これらの不織布の間に配された弾性部材とを備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布とは、互いに物性が異なる、パンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布を備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布のうちの一方が伸縮性不織布であり、他方が非伸縮性不織布である、パンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
まず、「JIS L 1907繊維製品の吸水性試験方法」に基づいて吸水性の有無を評価する。具体的には、測定用サンプルは、各被覆部分を構成する不織布を、MD方向100mm×CD方向100mmの大きさにカットしたものを用いる。測定用サンプルを肌対抗面を上にして保持枠に取り付け、試験片上10mmの高さから水を1滴(約0.04mL)滴下する。水滴が測定用サンプル上に到達してから水の鏡面反射(キラキラした光の反射)が完全になくなるまでの時間をストップウォッチで測定する。測定用サンプルが小さい場合には、適宜取り出せる大きさで評価する。このとき、保持枠は測定用サンプルの大きさに応じた手芸用木枠などを用いる。測定用サンプル3枚について評価し、水滴がなくなるまでの時間の平均値を算出する。水滴がなくなるまでの時間の平均値が10秒以上のものを疎水性不織布とし、10秒未満のものを親水性不織布とする。腹側被覆部分3F及び背側被覆部分3Rのうち一方が疎水性不織布で他方が親水性不織布である場合には、疎水性不織布である不織布は親水性不織布よりも親水度が低いと判断する。腹側被覆部分3Fと背側被覆部分3Rとの両方が疎水性不織布である場合には、後に示す不織布の接触角測定方法にて親水度を評価する。また、腹側被覆部分3Fと背側被覆部分3Rとの両方が親水性不織布である場合には、後に示すクレム吸水高さ測定方法にて親水度を評価する。
〔不織布の接触角の測定方法〕
すなわち、株式会社キーエンス製のマイクロスコープVHX-1000に中倍率ズームレンズを90°に倒した状態で使用して計測を行う。測定用サンプルは、各被覆部分を構成する不織布を、MD方向150mm×CD方向70mmの大きさにカットしたものを用いる。測定環境は、20℃、50%RHであり、測定用サンプルは、被覆部分の肌側当接面を上向きにした状態として、不織布のCD方向から観察できるように測定ステージにセットする。次いで、測定ステージにセットされた測定用サンプルに、イオン交換水を3μL付着させ、その状態の画像を取り込む。不織布上の水滴の両端もしくは片端における焦点が鮮明な観察結果のうち10点の接触角をそれぞれ計測し、それらの算術平均値を接触角(°)とする。接触角の値が小さいほど、親水度が高くなることを意味する。折り返し部が小さく所定の大きさのサンプルがとれない場合には、外装体から吸収性本体を取り外し、外装体を外層不織布と内層不織布に剥離する。熱融着又は接着剤により固定されている場合には、該固定された部分を、溶剤又はドライヤー等による熱風によって溶融させて取り除き剥離したものを測定用サンプルとする。
〔クレム吸水高さの測定方法〕
測定用サンプルは、各被覆部分を構成する不織布を、(1)幅(おむつ1の縦方向(X方向)の長さ)30mm、長さ(おむつ1の横方向(Y方向)の長さ)150mmにカットしたものと、(2)幅(おむつ1の縦方向(X方向)の長さ)150mm、長さ(おむつ1の横方向(Y方向)の長さ)30mmにカットしたものとする。次に、JIS P 8141に規定する冶具にカット後のサンプルを長手方向が縦になるようにセットし、試験液に水を用いて、60秒後のクレム吸水高さを測定する。吸い上げ高さの判別を容易にするため、青色1号やメチレンブルー等の染料で試験液を適宜着色してもよい。前記(1)のサンプルと前記(2)のサンプルとのうち、クレム吸水高さの大きい方のサンプルについて、前記測定を5回行い、その算術平均値を、側被覆部分3F及び背側被覆部分3Rのクレム吸水高さ(mm)とする。クレム吸水高さの値が大きいほど、親水度が高くなることを意味する。測定環境温度は22℃とする。折り返し部が小さく所定の大きさのサンプルがとれない場合には、外装体から吸収性本体を取り外し、外装体を外層不織布と内層不織布とに分離する。熱融着又は接着剤により固定されている場合には、固定されていない部分において測定するか、その固定部分を除去してから取り出す。その際、構成部材に付与された親水化剤への影響を最小限に抑える観点から、固定部分の除去方法として、溶剤の塗布やドライヤーによる熱風吹き付けのような、剤の変質又は喪失を招くおそれのある方法は採用しないことが好ましい。
<1>
腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布と、これらの不織布の間に配された弾性部材とを備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布とは、互いに物性が異なる、パンツ型使い捨ておむつ。
腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布を備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布のうちの一方が伸縮性不織布であり、他方が非伸縮性不織布である、パンツ型使い捨ておむつ。
<3>
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布及び前記内層不織布であるか又は前記外層不織布のみである、前記<1>又は<2>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも剛性が低い、前記<1>ないし<3>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<5>
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも坪量が低い、前記<1>ないし<4>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<6>
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも繊維径が細い、前記<1>ないし<5>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも親水度が低い、前記<1>ないし<6>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<8>
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも耐水性が高い、前記<1>ないし<7>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<9>
前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が複数の開孔を有している、前記<1>ないし<8>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<10>
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記内層不織布であり、
前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記外層不織布である、前記<1>ないし<9>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記折り返し部のうち少なくとも一方は、前記外層不織布及び前記内層不織布がともに折り返されている、前記<1>ないし<10>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<12>
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布のみである、前記<1>ないし<11>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<13>
前記背側端部を覆う部分における剛性に対する前記腹側端部を覆う部分における剛性の比は、0.3以上であることが好ましく、0.4以上であることが更に好ましく、また0.8以下であることが好ましく、0.75以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<14>
前記腹側端部を覆う部分における剛性は、2cN以上であることが好ましく、3cN以上であることが更に好ましく、また6cN以下であることが好ましく、5cN以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<13>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<15>
前記背側端部を覆う部分における剛性は、4cN以上であることが好ましく、5cN以上であることが更に好ましく、また15cN以下であることが好ましく、13cN以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<14>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側端部を覆う部分における耐水圧と前記背側端部を覆う部分における耐水圧との差は、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることが更に好ましく、また500mm以下であることが好ましく、400mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<15>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<17>
前記腹側端部を覆う部分における耐水圧は、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることが更に好ましく、また500mm以下であることが好ましく、400mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<16>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<18>
前記背側端部を覆う部分における耐水圧は、0mm以上であることが好ましく、また50mm以下であることが好ましく、40mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<17>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<19>
前記背側端部を覆う部分及び前記腹側端部を覆う部分の両方が疎水性であり、
前記背側端部を覆う部分における親水度と前記腹側端部を覆う部分における親水度の差は、15°以上であることが好ましく、20°以上であることが更に好ましく、また90°以下であることが好ましく、80°以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<18>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記背側端部を覆う部分及び前記腹側端部を覆う部分の両方が疎水性であり、
前記腹側端部を覆う部分における親水度は、105°以上であることが好ましく、110°以上であることが更に好ましく、また180°以下であることが好ましく、170°以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<19>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<21>
前記背側端部を覆う部分及び前記腹側端部を覆う部分の両方が疎水性であり、
前記背側端部を覆う部分における親水度は、90°以上であることが好ましく、95°以上であることが更に好ましく、また150°以下であることが好ましく、145°以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<20>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<22>
前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の両方が親水性であり、
前記腹側端部を覆う部分における親水度と前記背側端部を覆う部分における親水度との差は、3mm以上であることが好ましく、5mm以上であることが更に好ましく、また100mm以下であることが好ましく、90mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<21>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<23>
前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の両方が親水性であり、
前記腹側端部を覆う部分における親水度は、0mm以上であることが好ましく、また20mm以下であることが好ましく、10mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<22>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の両方が親水性であり、
前記背側端部を覆う部分における親水度は、3mm以上であることが好ましく、5mm以上であることが更に好ましく、また100mm以下であることが好ましく、90mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<23>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<25>
前記背側端部を覆う部分における坪量に対する前記腹側端部を覆う部分における坪量の比は、0.65以上であることが好ましく、0.75以上であることが更に好ましく、また0.90以下であることが好ましく、0.85以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<24>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<26>
前記腹側端部を覆う部分における坪量は、11g/m2以上であることが好ましく、15g/m2以上であることが更に好ましく、また25g/m2以下であることが好ましく、20g/m2以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<25>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<27>
前記背側端部を覆う部分における坪量は、14g/m2以上であることが好ましく、16g/m2以上であることが更に好ましく、また35g/m2以下であることが好ましく、30g/m2以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<26>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記背側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径に対する前記腹側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径の比は、0.4以上であることが好ましく、0.5以上であることが更に好ましく、また1.0以下であることが好ましく、0.9以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<27>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<29>
前記腹側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径は、9μm以上であることが好ましく、10μm以上であることが更に好ましく、また20μm以下であることが好ましく、15μm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<28>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<30>
前記背側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径は、11μm以上であることが好ましく、13μm以上であることが更に好ましく、また22μm以下であることが好ましく、20μm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<29>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<31>
前記折り返し部は、前記外層不織布又は前記内層不織布のうち一方のみを前記ウエスト開口部から延出させた前記延出部とし、該延出部が折り返されることによって形成されている、前記<1>ないし<30>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<32>
前記折り返し部は、前記外層不織布及び前記内層不織布の双方を前記ウエスト開口部から延出させた前記延出部とし、該延出部が折り返されることによって形成されている、前記<1>ないし<30>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側領域及び前記背側領域に位置する前記各折り返し部はそれぞれ異なる不織布の構成となっている、前記<1>ないし<32>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<34>
前記外装体を構成する前記外層不織布及び前記内層不織布は、その構成繊維に対する親水化処理及び疎水化処理等の有無もしくは程度が異なる、前記<1>ないし<33>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<35>
前記外装体を構成する前記外層不織布及び前記内層不織布は、非熱融着性の親水性繊維の混合の有無もしくは程度が異なる、前記<1>ないし<34>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<36>
前記腹側端部を覆う部分が前記内層不織布で構成されており、前記背側端部を覆う部分が前記外層不織布で構成されている、前記<1>ないし<35>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<37>
前記内層不織布が伸縮性不織布であり、該内層不織布が前記腹側端部を覆う部分を形成しており、且つ前記外層不織布が非伸縮性不織布であり、該外層不織布が前記背側端部を覆う部分を形成している、前記<1>ないし<36>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記<1>ないし<37>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状の内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
<39>
前記外層不織布原反と前記内層不織布原反との重ね合わせにおいては、両不織布原反がそれらの幅方向において重ね合わせ部を生じるようにするとともに、該重ね合わせ部における幅方向の一方の側縁から前記内層不織布原反を幅方向外方に延出させ、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分が、前記内層不織布原反のみであり、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分が、両不織布原反であるか又は前記外層不織布原反のみであるように折り返しを行う、前記<38>に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法。
前記<1>ないし<37>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状の内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
<41>
前記外層不織布原反と前記内層不織布原反との重ね合わせにおいては、両不織布原反がそれらの幅方向において重ね合わせ部を生じるようにするとともに、該重ね合わせ部における幅方向の一方の側縁から両不織布原反のうちの一方を幅方向外方に延出させ且つ他方の側縁から前記内層不織布原反を幅方向外方に延出させ、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分が、前記内層不織布原反のみであり、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分が、両不織布原反であるか又は前記外層不織布原反のみであるように折り返しを行う、前記<40>に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法。
1A おむつ連続体
2 吸収性本体
2A,2B 吸収性本体の長手方向端部域
2F 腹側端部
2R 背側端部
21 表面シート
22 裏面シート
3 外装体
3F 腹側被覆部分(折り返し部のうち吸収性本体の腹側端部を覆う部分)
3R 背側被覆部分(折り返し部のうち吸収性本体の背側端部を覆う部分)
3S 外装体連続体
31 外層不織布
32 内層不織布
35,35A,35B 折り返し部
37 接合部
100,200 製造装置
MD 搬送方向
CD 幅方向
F 腹側領域
M 股下領域
R 背側領域
S サイドシール部
W 胴周り部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (16)
- 腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布と、これらの不織布の間に配された弾性部材とを備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布とは、互いに物性が異なり、
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも剛性が低い、パンツ型使い捨ておむつ。 - 腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布を備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布のうちの一方が伸縮性不織布であり、他方が非伸縮性不織布である、パンツ型使い捨ておむつ。 - 前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布及び前記内層不織布であるか又は前記外層不織布のみである、請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも親水度が低い、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が複数の開孔を有している、請求項1ないし4のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記内層不織布であり、
前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記外層不織布である、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記折り返し部のうち少なくとも一方は、前記外層不織布及び前記内層不織布がともに折り返されている、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布のみである、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布と、これらの不織布の間に配された弾性部材とを備え、
前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布とは、互いに物性が異なり、
前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも坪量が低い、パンツ型使い捨ておむつ。 - 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも繊維径が細い、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記背側端部を覆う部分における剛性に対する前記腹側端部を覆う部分における剛性の比は、0.3以上0.8以下である、請求項1ないし10のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記背側端部を覆う部分における坪量に対する前記腹側端部を覆う部分における坪量の比は、0.65以上0.90以下である、請求項1ないし11のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記背側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径に対する前記腹側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径の比は、0.4以上1.0以下である、請求項1ないし12のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記内層不織布が伸縮性不織布であり、該内層不織布が前記腹側端部を覆う部分を形成しており、且つ前記外層不織布が非伸縮性不織布であり、該外層不織布が前記背側端部を覆う部分を形成している、請求項1ないし13のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 請求項1ないし14のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状の内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。 - 請求項1ないし14のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状の内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
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