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JP7035428B2 - 制御装置 - Google Patents

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JP7035428B2
JP7035428B2 JP2017191110A JP2017191110A JP7035428B2 JP 7035428 B2 JP7035428 B2 JP 7035428B2 JP 2017191110 A JP2017191110 A JP 2017191110A JP 2017191110 A JP2017191110 A JP 2017191110A JP 7035428 B2 JP7035428 B2 JP 7035428B2
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Description

本開示は、自動車等に搭載される冷却システムにて用いられる制御装置に関する。
従来、エンジン冷却システムでは、エンジン状態に応じて冷却水を送る流路の開閉を制御することが行われている。例えば、下記特許文献1では、エンジン回転数が所定回転数を上回った場合には、冷却水温度にかかわらず、バルブを制御して通路を開放して、水圧の異常な上昇を抑制する。
特開2013-234605号公報
バルブの開度を検出するポジションセンサが故障した場合、水温の上昇を防止して冷却システムを安全に作動させるために、バルブを開放して冷却水をラジエータに通水する制御を行うことがある。発明者の詳細な検討の結果、このような制御では、例えばエンジン始動直後の場合、冷却水をラジエータに流し続けることでエンジン水温が上昇しにくくなり、その結果、暖気が完了せずに燃費が悪化してしまうことがあるという課題が見出された。
本開示の1つの局面は、バルブの状態を示すセンサの故障時に適切な通水を実現できる制御装置を提供することにある。
本開示の一態様による制御装置(70)は、冷却水の流路(12、13、14)を開閉する少なくとも1つのバルブを制御する制御装置である。当該制御装置は、駆動制御部(81)と、位置取得部(82)と、故障検出部(83)と、温度取得部(84)と、を備える。
駆動制御部は、上記少なくとも1つのバルブ(15)を動作させるアクチュエータ(17)を駆動させるように構成されている。位置取得部は、上記少なくとも1つのバルブの動作位置に応じた出力を行う位置センサ(18)の出力に基づいて、動作位置を取得するように構成されている。故障検出部は、位置センサの故障を検出するように構成されている。温度取得部は、冷却水の温度を取得するように構成されている。
また、上記駆動制御部は、故障検出部により位置センサの故障が検出されたときには、少なくとも、該故障が検出される前に位置取得部により取得された動作位置と、温度取得部により取得された温度と、に基づいて定められる動作位置となるように、アクチュエータを駆動させるように構成されている。
このような構成によれば、位置センサが故障した場合であっても、バルブを適切な状態に制御して、より適切な通水を実現することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
冷却システムの構成を示すブロック図である。 多機能弁の備えるバルブの1つの特性を示すグラフである。 バルブ制御処理を説明するためのフローチャートである。 バルブ制御処理を説明するためのフローチャートである。 バルブ制御処理を説明するためのフローチャートである。 バルブ制御処理を説明するためのフローチャートである。 ポジションセンサ故障時の冷却システムの状態変化を説明するグラフである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す冷却システム1は、車両のエンジン10を冷却するためのシステムである。冷却システム1は、エンジン冷却流路11、第1流路12、第2流路13、第3流路14、多機能弁15、第1水温センサ21、第2水温センサ22、第3水温センサ23、ヒータ30、デバイス40、ラジエータ50、ウォーターポンプ60(以下、W/P60)、及びECU70を備える。
まず冷却水の流れる流路について説明する。エンジン冷却流路11は、エンジン10を冷却するための流路である。第1流路12は、その流路上にヒータ30を備える。第2流路13は、その流路上にデバイス40を備える。第3流路14は、その流路上にラジエータ50を備える。
エンジン冷却流路11は多機能弁15に接続されており、エンジン冷却流路11を流れる冷却水は全て多機能弁15に流入する。
多機能弁15は、複数の流出口(ポート)を備えるバルブであって、該多機能弁15の動作状態に応じて複数の流出口の開閉を制御可能に構成されている。多機能弁15には、ヒータポート16a、デバイスポート16b、及びラジエータポート16cが設けられている。ヒータポート16aは、第1流路12に接続される流出口である。デバイスポート16bは、第2流路13に接続される流出口である。ラジエータポート16cは、第3流路14に接続される流出口である。この多機能弁15が、少なくとも1つのバルブに相当する。
ヒータポート16aから流出した冷却水は、ヒータ30を通過してエンジン冷却流路11に戻る。デバイスポート16bから流出した冷却水は、デバイス40を通過してエンジン冷却流路11に戻る。ラジエータポート16cから流出した冷却水は、ラジエータ50を通過してエンジン冷却流路11に戻る。すなわち、エンジン冷却流路11から流出した冷却水は、多機能弁15により第1~第3流路のいずれかに流入し、エンジン冷却流路11に戻る。
続いて、流路以外の要素について説明する。
多機能弁15には、第1バルブ機能部15a、第2バルブ機能部15b、及び第3バルブ機能部15cの3つのバルブが含まれる。第1バルブ機能部15aはヒータポート16aを開閉する。第2バルブ機能部15bはデバイスポート16bを開閉する。第3バルブ機能部15cはラジエータポート16cを開閉する。
この多機能弁15は、多機能弁15の動作位置を変化させること、すなわちステップモータ17が駆動して図示しない弁体を回転動作させることで、各バルブの開口度合を制御する。ステップモータ17が、アクチュエータに相当する。
図2は、多機能弁15の動作位置(以下、開度)に応じた1つのバルブの開口面積比の例である。各バルブは、開度に応じて開口面積比が変化するが、その変化が行われる開度はバルブごとに異なるように設定されている。
本実施形態では、全てのバルブが閉じた状態、全てのバルブが開いた状態、第1バルブ機能部15aのみ開いた状態(ヒータ30に通水される状態)、第2バルブ機能部15bのみ開いた状態(デバイス40に通水される状態)、第1バルブ機能部15a及び第2バルブ機能部15bが開いた状態(ヒータ30とデバイス40に通水される状態)、第2バルブ機能部15b及び第3バルブ機能部15cが開いた状態(デバイス40とラジエータ50に通水される状態)、に遷移可能に構成されている。なお、第1バルブ機能部15aと第3バルブ機能部15cとが開いた状態や、第3バルブ機能部15cのみが開いた状態にも遷移可能に構成されていてもよい。
多機能弁15には、ポジションセンサ18が設けられている。ポジションセンサ18は、多機能弁15の動作位置、すなわち開度に応じた信号をECU70に出力する。多機能弁15の開度によって各バルブの開閉状態が判断できるため、開度に応じた出力信号は各バルブの開閉状態に応じた信号であると言える。そのため、ECU70は多機能弁15どのポートが開放されているかを認識することができる。ポジションセンサ18が位置センサに相当する。
第1水温センサ21、第2水温センサ22、第3水温センサ23は冷却水の温度を測定するセンサである。第1水温センサ21はエンジン10に流入する冷却水の水温を測定する。第2水温センサ22はエンジンヘッドの水温を測定する。第3水温センサ23はエンジン10から流出する冷却水の温度を測定する。これらのセンサは、水温をECU70に出力する。なお、これらのセンサをまとめて水温センサとも記載する。水温センサはエンジン水温を測定するセンサの例であって、エンジン水温を測定する位置や具体的な手法は特に限定されない。
ヒータ30は、所定の条件が満たされた場合に、第1流路12を流れる冷却水を加熱する。所定の条件とは、例えば、エンジン作動中であって、冷却水温度が所定の閾値よりも低い場合、が例示できる。
デバイス40は、車両に搭載される、温度制御を必要とするデバイスである。デバイス40の具体的な構成は特に限定されない。例えば、トランスミッションウォーマ、オイルクーラ、及びEGRクーラなどが該当する。デバイス40は、第2流路13を流れる冷却水と熱交換を行う。
ラジエータ50は、冷却水から熱を放熱する一般的なラジエータである。すなわち、第3流路14を通過する冷却水は、ラジエータ50によって放熱され冷却される。
W/P60は、エンジン冷却流路11に設けられ、冷却水を加圧して流路内を循環させる。
ECU70は、熱源であるエンジン10を冷却するための冷却水の流路を開閉する多機能弁15を制御する制御装置である。ECU70が、制御装置に相当する。
ECU70は、図示しないCPUと、例えば、RAM又はROM等の図示しない半導体メモリ(以下、メモリ)と、を有するマイクロコンピュータを備える。ECU70の各機能は、CPUが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、ECU70は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
ECU70は、図1に示すように、駆動制御部81、位置取得部82、故障検出部83、及び温度取得部84を含む。
駆動制御部81は、多機能弁15を動作させるステップモータ17を駆動させるように構成されている。
位置取得部82は、ポジションセンサ18の出力に基づいて、多機能弁15の開度を取得するように構成されている。ポジションセンサ18の出力は常時メモリに記憶されている。なお多機能弁15の開度-開口面積比から、各バルブの開閉状態を取得できる。
故障検出部83は、ポジションセンサ18の故障を検出するように構成されている。例えば、ポジションセンサ18の出力値が適正な範囲の値でなくなったときや、ステップモータ17を駆動させても出力に変化がないときに、ポジションセンサ18は故障であると判断する。
温度取得部84は、水温センサの出力に基づいて冷却水の温度を取得する。
また駆動制御部81は、故障検出部83によりポジションセンサ18の故障が検出されたときには、予め定められた目標状態が実現されるようにステップモータ17を駆動させるように構成されている。目標状態とは、故障が検出される前に位置取得部82により取得された開度と、現時点での温度取得部84により取得された冷却水の温度と、に少なくとも基づいて定められる開度である。駆動制御部81は、各バルブの開度-開口面積比の情報を参照して、多機能弁15の適切な開度、すなわち各バルブの開閉状態が所望の状態となる開度を決定し、その開度となるようにステップモータ17を制御する。
なお、開度の変更が必要となるか否かは、少なくとも現時点での開度、すなわちバルブの開閉状態と、水温と、を参照するが、現時点での開度は、故障時の開度に基づいて推定されている。よって、目標状態は、故障時の開度に基づいて設定されていると言える。
ECU70に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
[1-2.処理]
次に、ECU70のCPUが実行するバルブ制御処理について、図3~図6のフローチャートを用いて説明する。
S100では、ECU70は、ポジションセンサ18が故障しているか否かを判定する。ポジションセンサ18が故障していれば、処理がS101に移行する。ポジションセンサ18が故障していなければ、処理がS103に以降する。
S101では、ECU70は、ポジションセンサ18が故障した後の初回判定であるか否か、言い換えるとポジションセンサ18故障後の最初のS101の処理であるか否かを判定する。初回判定であれば、処理がS102に移行する。初回判定でなければ、処理がS200に移行する。
S102では、ECU70は、多機能弁15の各ポートの状態を取得する。具体的には、S100において故障と判定される前のポジションセンサ18の出力に基づき故障直前の開度を取得し、それによりヒータポート16a、デバイスポート16b、及びラジエータポート16cそれぞれが開閉しているか否かを判断する。そして、ヒータポート16aが開いていればヒータポート状態フラグをオンとし、ヒータポート16aが閉じていればヒータポート状態フラグをオフとする。また、デバイスポート16bが開いていればデバイスポート状態フラグをオンとし、デバイスポート16bが閉じていればデバイスポート状態フラグをオフとする。また、ラジエータポート16cが開いていればラジエータポート状態フラグをオンとし、ラジエータポート16cが閉じていればラジエータポート状態フラグをオフとする。その後、処理がS200に移行する。
S103では、ECU70は、通常の制御を行う。すなわち、ポジションセンサ18が故障していないので、故障時の制御を実行することなく、通常時の多機能弁15の制御を実行する。その後、本処理が終了する。
S200では、ECU70は、ヒータ通水要求があるか否かを判定する。ヒータ通水要求があれば、処理がS213に移行する。ヒータ通水要求がなければ、処理がS211に移行する。
上述したヒータ通水要求とは、ヒータを動作させる要求である。例えば、エアコン暖房要求に応じてヒータ30を介してエンジン冷却水からエアコン暖房へ熱を供給したい場合や、車両状態に応じてエンジンの早期暖機を計るためにヒータ30による加熱を要求したい場合などに、車両に搭載される他のECUなどから通知されてもよい。
S211では、ECU70は、ヒータポート状態フラグがオンであるか否かを判定する。ヒータポート状態フラグがオンであれば、処理がS212に移行する。ヒータポート状態フラグがオフであれば、処理がS220に移行する。
S212では、ECU70は、ヒータポート16aを閉じるための電圧をステップモータ17にかけてヒータポート16aを閉じると共に、ヒータポート状態フラグをオフとする。その後、処理がS220に移行する。なお、ヒータポート16aを閉じるための電圧、すなわち弁体の移動量は、故障直前に取得した弁体の位置情報(開度)及びその後のステップモータ17の駆動制御と、開度-開口面積比の関係と、から定めることができる。
S213では、ECU70は、ヒータポート状態フラグがオフであるか否かを判定する。ヒータポート状態フラグがオフであれば、処理がS214に移行する。ヒータポート状態フラグがオンであれば、処理がS220に移行する。
S214では、ECU70は、ヒータポート16aを開くための電圧をステップモータ17にかけてヒータポート16aを開くと共に、ヒータポート状態フラグをオンとする。その後、処理がS220に移行する。
S220では、ECU70は、冷却水が中水温以上であるか否かを判定する。冷却水が中水温以上であれば、処理がS230に移行する。冷却水が中水温未満であれば、処理がS221に移行する。
ここでいう中水温以上とは、冷却水温度が第1の閾値以上である場合とすることができる。第1の閾値は、例えば60℃とすることができる。
S221では、ECU70は、電圧カットを行う。具体的には、ステップモータ17を動作させず、多機能弁15の現状の状態を維持する。その後、本処理が終了する。
S230では、ECU70は、冷却水が高水温以上であるか否かを判定する。冷却水が高水温以上であれば、処理がS400に移行する。冷却水が押水温未満であれば、処理がS300に移行する。
ここでいう高水温以上とは、冷却水温度が第2の閾値以上である場合とすることができる。第2の閾値は、例えば80℃とすることができる。
S300では、ECU70は、デバイスポート状態フラグがオンであるか否かを判定する。デバイスポート状態フラグがオンであれば、処理がS303に移行する。デバイスポート状態フラグがオフであれば、処理がS301に移行する。
S301では、ECU70は、デバイスポート16bを開くための電圧をステップモータ17にかけてデバイスポート16bを開く。その後、処理がS302に移行する。
S302では、ECU70は、デバイスポート状態フラグをオンとする。その後、本処理が終了する。
S303では、ECU70は、電圧カットを行う。具体的には、ステップモータ17を動作させず、多機能弁15の現状の状態を維持する。その後、本処理が終了する。
S400では、ECU70は、ラジエータポート状態フラグがオンであるか否かを判定する。ラジエータポート状態フラグがオンであれば、処理がS403に移行する。ラジエータポート状態フラグがオフであれば、処理がS401に移行する。
S401では、ECU70は、ラジエータポート16cを開くための電圧をステップモータ17にかけてラジエータポート16cを開く。その後、処理がS402に移行する。
S402では、ECU70は、ラジエータポート状態フラグをオンとする。その後、処理がS300に移行する。
S403では、ECU70は、電圧カットを行う。具体的には、ステップモータ17を動作させず、多機能弁15の現状の状態を維持する。その後、処理がS300に移行する。
[1-3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)上記実施形態の冷却システム1では、ポジションセンサ18が故障した場合であっても、冷却水の水温を参照して、多機能弁15に通常時の動作に近い動作をさせることができる。
図7に、ポジションセンサ故障時の冷却システム1の状態変化の例を示す。各グラフは、横軸が時間変化を示す。上段はポジションセンサ18の状態を示す。中段は水温の変化を示す。下段はバルブの開度を示す。
実線は、ポジションセンサ18が正常である場合の冷却システム1の状態を示す。エンジン10が始動すると、水温は徐々に上昇し、80℃~90℃の間で上昇が収まる。多機能弁15は、当初はいずれのポートも閉じているが、水温の上昇に伴ってヒータポート16aが開かれ、次にヒータポート16aとデバイスポート16bとが開かれ、最終的にはラジエータポート16cを含む全てのポートが開かれる。
破線は、ポジションセンサ18に異常が生じた場合であって、上記実施形態の制御を実行しない冷却システムの状態を示す。ポジションセンサ18に異常が発生した場合、冷却水の温度が過剰に上昇することを防止するため、その時点で全てのポートが開放される。その結果、冷却水の水温は低下し、暖機がされなくなってしまう。
一点鎖線は、ポジションセンサ18に異常が生じた場合における上記実施形態の冷却システム1の状態を示す。多機能弁15は、正常時に近い動作を行うため、水温も正常時に近い挙動を示すこととなる。よって、冷却システム1では、ポジションセンサ18に異常が生じても、暖機運転が完了しないこと、又は完了に長い時間が掛かってしまうことを抑制できる。
(1b)冷却システム1では、複数のポートに接続されるバルブとして、多機能弁15を用いている。そのため、システム全体の簡略化、小型化ができ、またバルブ開閉の制御が複雑になることを抑制できる。
(1c)冷却システム1では、故障検出部83によりポジションセンサ18の故障が検出されたときには、適切なポートが開放される。
例えば、冷却水温度が第1の閾値未満であり、かつ、ヒータ通水要求があるときに、ヒータポート16aが開かれる。一方、冷却水温度が第1の閾値未満であり、かつ、ヒータ通水要求がないときには、すべてのポートが閉じられる。このようにバルブの開閉状態を制御することによって、冷却水温度を効率よく上昇させることができる。
また、冷却水温度が第1の閾値以上であり、かつ、ヒータ通水要求があるときに、ヒータポート16a及びデバイスポート16bが開かれる。冷却水温度が第2の閾値以上であれば、冷却水を放熱するため、さらに、ラジエータポート16cが開かれる。
また、冷却水温度が第1の閾値以上であり、かつ、ヒータ通水要求がないときに、デバイスポート16bが開かれる。冷却水温度が第2の閾値以上であれば、冷却水を放熱するため、さらに、ラジエータポート16cが開かれる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3a)上記実施形態では、少なくとも1つのバルブの例として多機能弁15を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、流入口と流出口がそれぞれ1つずつであるバルブを用いてもよい。その場合、ECU70は、そのようなバルブを複数同時に制御してもよい。また、多機能弁15からいずれかのポートを削除した多機能弁を用いてもよいし、別の流路に接続されるポートが追加された多機能弁を用いてもよい。
多機能弁15の開閉特性、各ポートの開閉を実現する弁体の形状やバルブの駆動形式なども特に限定されず、様々な構成のバルブを用いることができる。
(3b)上記実施形態では、車両のエンジン10を冷却する冷却システムを例示したが、車両のエンジン以外に用いられるものであってもよい。
(3c)上記実施形態で示した冷却システム1の全体構成は、これに限定されるものではない。冷却システム1の流路の一部が削除されていたり、別の流路が追加されていたりしてもよい。
(3d)上記実施形態では、図3~図6に示されるように、バルブの開閉、すなわちフラグのオン、オフを判断することにより開度の変更の要否を判断する構成を例示したが、多機能弁15の動作位置(開度)から開度の変更の要否を判断するように構成されていてもよい。
(3e)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(3f)上述したECU70の他、当該ECU70を構成要素とするシステム、当該ECU70としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、バルブの制御方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…冷却システム、12…第1流路、13…第2流路、14…第3流路、15…多機能弁、17…ステップモータ、18…ポジションセンサ、70…ECU、81…駆動制御部、82…位置取得部、83…故障検出部、84…温度取得部

Claims (8)

  1. 冷却水の流路(12、13、14)を開閉する少なくとも1つのバルブを制御する制御装置(70)であって、
    前記少なくとも1つのバルブ(15)を動作させるアクチュエータ(17)を駆動させるように構成された駆動制御部(81)と、
    前記少なくとも1つのバルブの動作位置に応じた出力を行う位置センサ(18)の出力に基づいて、前記動作位置を取得するように構成された位置取得部(82)と、
    前記位置センサの故障を検出するように構成された故障検出部(83)と、
    前記冷却水の温度を取得するように構成された温度取得部(84)と、を備え、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、少なくとも、該故障が検出される前に前記位置取得部により取得された前記動作位置と、前記温度取得部により取得された前記温度と、に基づいて定められる前記動作位置となるように前記アクチュエータを駆動させ、前記流路の開閉を調整するように構成されている、制御装置。
  2. 前記少なくとも1つのバルブは、複数の流出口(16a、16b、16c)を備えるバルブであって、該バルブの動作位置に応じて前記複数の流出口の開閉を制御可能に構成されたバルブを含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記少なくとも1つのバルブは、少なくとも、ヒータ(30)を備える流路(12)に接続されており、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が所定の閾値未満であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がある場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、当該流路に接続された流出口(16a)を開くように構成されている、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記少なくとも1つのバルブは、少なくとも、ヒータ(30)を備える第1流路(12)、及び、所定のデバイス(40)と熱交換を行う第2流路(13)に接続されており、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が所定の閾値以上であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がある場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、前記第1流路に接続された流出口であるヒータポート(16a)、及び、前記第2流路に接続された流出口であるデバイスポート(16b)を開くように構成されている、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記少なくとも1つのバルブは、さらに、ラジエータ(50)を備える第3流路(14)に接続されており、
    前記閾値は、第1閾値であり、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が前記第1閾値よりも高い第2閾値以上であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がある場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、前記ヒータポート及び前記デバイスポートと共に、前記第3流路に接続された流出口であるラジエータポート(16c)を開くように構成されている、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記少なくとも1つのバルブは、少なくとも、ヒータ(30)を備える第1流路(12)、及び、所定のデバイス(40)と熱交換を行う第2流路(13)に接続されており、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が所定の閾値以上であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がない場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、前記第2流路に接続された流出口であるデバイスポート(16b)を開くように構成されている、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記少なくとも1つのバルブは、さらに、ラジエータ(50)を備える第3流路(14)に接続されており、
    前記閾値は、第1閾値であり、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が前記第1閾値よりも高い第2閾値以上であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がない場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、前記デバイスポートと共に、前記第3流路に接続された流出口であるラジエータポート(16c)を開くように構成されている、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記少なくとも1つのバルブは、少なくとも、ヒータ(30)を備える流路に接続されており、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部により前記位置センサの故障が検出されたときには、前記温度が所定の閾値未満であり、かつ、前記ヒータを動作させる要求がない場合に、前記アクチュエータを駆動させることにより、全ての流出口を閉じるように構成されている、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
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