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JP7021677B2 - 電機子の製造方法および電機子の製造装置 - Google Patents

電機子の製造方法および電機子の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、電機子の製造方法および電機子の製造装置に関する。
従来、中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられた電機子コアを備える電機子が知られている。このような電機子は、たとえば、特開2015-23771号公報に開示されている。
特開2015-23771号公報には、中心軸線方向(軸方向)に延びる複数のスロットが設けられたステータコアを備える回転電機ステータ(以下、「ステータ」という)が開示されている。このステータは、ステータコアの軸方向一方側に配置される一方側導体セグメントの先端部と、ステータコアの軸方向他方側に配置される他方側導体セグメントの先端部とが接合されて構成されたコイルを備える。一方側導体セグメントの先端部には、凸部が形成されており、他方側導体セグメントの先端部には、凹部が形成されている。そして、凸部と凹部との間に、結合材が配置され、凸部と凹部とが係合した状態で、一方側導体セグメントと他方側導体セグメントとを、軸方向の両側から押圧しながら加熱することにより、一方側導体セグメントの先端部と他方側導体セグメントの先端部とが接合されている。
特開2015-23771号公報
ここで、一方側導体セグメントと他方側導体セグメントとの接合品質を向上させるためには、接合部分に対する均一な押圧力が必要になる。特開2015-23771号公報には明確には記載されていないが、軸方向の両側から一方側導体セグメントと他方側導体セグメントとを押圧する際に、一方側導体セグメントと他方側導体セグメントとのステータコア(スロット)の軸方向外側の部分(コイルエンド部)が、軸方向に押圧されると考えられる。なお、セグメント導体の製造誤差に起因して、中心軸線方向におけるコイルエンド部の高さ位置が均一でない場合(ばらついている場合)がある。この場合、たとえば、平坦面状の押圧治具によって高さ位置にばらつきのある複数のコイルエンド部を同時(一斉)に押圧すると、複数のセグメント導体の一部(具体的には、高さ位置の低いコイルエンド部を有するセグメント導体)に十分な押圧力が加わらない。このため、一方側導体セグメント(第1セグメント導体)と他方側導体セグメント(第2セグメント導体)との接合品質を向上させることが困難になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、スロット内における第1セグメント導体と第2セグメント導体との接合品質を向上させることが可能な電機子の製造方法および電機子の製造装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における電機子の製造方法は、中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造方法であって、複数のセグメント導体のうちの電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体の第1脚部と、電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体の第2脚部との両方を、複数のスロットに配置する工程と、複数のスロットに配置された第1セグメント導体と第2セグメント導体とを接合する接合工程と、を備え、接合工程は、複数のスロットに配置された第1セグメント導体と第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具が、押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を含押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具の位置合わせをした後、位置合わせされた押圧治具を移動させて、押圧対象セグメント導体を押圧する工程であり、押圧治具は、複数のスロット毎に配置され、径方向に移動可能に構成されている径方向押圧治具を含み、押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、複数のスロット毎に配置された径方向押圧治具を独立して径方向に移動させて第1セグメント導体および第2セグメント導体に接触させて径方向押圧治具の位置合わせをした後、複数のスロット毎に配置された径方向押圧治具を同時に径方向に移動させて、押圧対象セグメント導体を押圧する工程である
この発明の第1の局面による電機子の製造方法では、上記のように、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具が、押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を備える。これにより、第1セグメント導体および第2セグメント導体の製造誤差に起因して、スロットに対する押圧対象セグメント導体の位置にばらつきがある場合でも、押圧対象セグメント導体が独立して押圧されるので、押圧対象セグメント導体に対して十分な押圧力を加えることができる。その結果、第1セグメント導体と第2セグメント導体との接合品質を向上させることができる。
この発明の第2の局面における電機子の製造方法は、中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造方法であって、複数のセグメント導体のうちの電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体の第1脚部と、電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体の第2脚部との両方を、複数のスロットに配置する工程と、複数のスロットに配置された第1セグメント導体と第2セグメント導体とを接合する接合工程と、を備え、接合工程は、複数のスロットに配置された第1セグメント導体と第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具が、押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を含み、押圧治具は、複数のセグメント導体毎に配置され、中心軸線方向に移動可能に構成されている中心軸線方向押圧治具を含み、押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、複数のセグメント導体毎に配置された中心軸線方向押圧治具を独立して中心軸線方向に移動させて第1セグメント導体および第2セグメント導体のうちの少なくとも一方に接触させて中心軸線方向押圧治具の位置合わせをした後、複数のセグメント導体毎に配置された中心軸線方向押圧治具を同時に中心軸線方向に移動させて、押圧対象セグメント導体を押圧する工程である。
この発明の第の局面における電機子の製造装置は、中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造装置であって、複数のスロットに配置された、複数のセグメント導体のうちの電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体と、電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、押圧対象セグメント導体を互いに相対移動可能に独立して押圧する、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具と、複数の押圧治具を移動させる移動機構部とを備える。
この発明の第の局面による電機子の製造装置では、上記のように、電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、押圧対象セグメント導体を互いに相対移動可能に独立して押圧する、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具を備える。これにより、第1セグメント導体および第2セグメント導体の製造誤差に起因して、スロットに対する押圧対象セグメント導体の位置にばらつきがある場合でも、押圧対象セグメント導体が独立して押圧されるので、押圧対象セグメント導体に対して十分な押圧力を加えることができる。その結果、第1セグメント導体と第2セグメント導体との接合品質を向上させることが可能な電機子の製造装置を提供することができる。
本発明によれば、上記のように、スロット内における第1セグメント導体と第2セグメント導体との接合品質を向上させることができる。
本発明の第1実施形態によるステータ(回転電機)の構成を示す平面図である。 本発明の第1実施形態によるステータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるステータの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるステータコアの構成を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による絶縁部材の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるコイル部の結線構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態による第1コイルアッセンブリの一部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるセグメント導体の構成を示す横断面図である。図8Aは、絶縁被膜を示す図であり、図8Bは、絶縁部材を示す図である。 本発明の第1実施形態による一般導体の構成を示す図である。図9Aは、正面図であり、図9Bは、側面図である。 本発明の第1実施形態による第1対向面および第2対向面の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による絶縁部材および接合部の配置位置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるステータの製造装置を示す断面図(押圧治具と壁部とによりセグメント導体を押圧する工程を説明するための径方向に沿った断面図)である。 本発明の第1実施形態によるステータの製造装置を示す平面断面図(押圧治具と壁部とによりセグメント導体を押圧する工程を説明するための平面断面図)である。 本発明の第1実施形態による押圧治具を説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるステータの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるセグメント導体をスロットに配置する工程を説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるスロットに絶縁部材を配置する工程を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態による一般導体の構成を示す図である。図18Aは、正面図であり、図18Bは、側面図である。 本発明の第2実施形態によるセグメント導体(クランク部分)の構成を示す上面図である。 本発明の第2実施形態によるステータの製造装置を示す図である。 第1変形例によるステータの製造装置を示す図である。 第2変形例によるセグメント導体の構成を示す図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(ステータの構造)
図1~図11を参照して、第1実施形態によるステータ100の構造について説明する。ステータ100は、中心軸線C1を中心に円環形状を有する。なお、ステータ100は、特許請求の範囲の「電機子」の一例である。
本願明細書では、「軸方向(中心軸線方向)」とは、図1に示すように、ステータ100の中心軸線C1(ロータ101の回転軸線)に沿った方向(Z方向)を意味する。また、「周方向」とは、ステータ100の周方向(A方向)を意味する。また、「径方向」とは、ステータ100の半径方向(R方向)を意味する。また、「径方向内側」とは、ステータ100の中心軸線C1に向かう方向(R1方向)を意味する。また、「径方向外側」とは、ステータ100の外に向かう方向(R2方向)を意味する。
ステータ100は、ロータ101と共に、回転電機102の一部を構成する。回転電機102は、たとえば、モータ、ジェネレータ、または、モータ兼ジェネレータとして構成される。ステータ100は、図1に示すように、永久磁石(図示せず)が設けられるロータ101の径方向外側に配置されている。すなわち、第1実施形態では、ステータ100は、インナーロータ型の回転電機102の一部を構成する。
図2に示すように、ステータ100は、ステータコア10と、絶縁部材20と、コイル部30とを備える。また、図3に示すように、コイル部30は、第1コイルアッセンブリ30aと第2コイルアッセンブリ30bとを含む。また、コイル部30は、複数のセグメント導体40からなる。なお、ステータコア10は、特許請求の範囲の「電機子コア」の一例である。
(ステータコアの構造)
ステータコア10は、中心軸線C1(図1参照)を中心軸とした円筒形状を有する。また、ステータコア10は、たとえば、複数枚の電磁鋼板(たとえば、珪素鋼板)が軸方向に積層されることにより、形成されている。図4に示すように、ステータコア10は、軸方向に見て円環状を有するバックヨーク11と、バックヨーク11の径方向内側に設けられ、軸方向に延びる複数のスロット12とが設けられている。そして、ステータコア10には、スロット12の周方向両側に複数のティース13が設けられている。なお、バックヨーク11は、特許請求の範囲の「ヨーク部」の一例である。
スロット12は、後述する第1他方端面73よりも径方向外側に設けられたバックヨーク11の壁部11aと、2つのティース13の周方向側面13aとに囲まれた部分である。そして、スロット12には、後述する第2一方端面84よりも径方向内側に設けられ、径方向内側に開口する開口部12aが設けられている。また、スロット12は、軸方向両側のそれぞれに開口している。ティース13は、バックヨーク11から径方向内側に突出するように形成されており、径方向内側の先端部にスロット12の開口部12aを構成する凸部13bが形成されている。
開口部12aは、周方向に開口幅W1を有する。ここで、開口幅W1は、ティース13の凸部13bの先端部同士の距離に対応する。また、スロット12のコイル部30および絶縁部材20が配置される部分の幅W2は、開口幅W1よりも大きい。すなわち、スロット12は、セミオープン型のスロットとして構成されている。ここで、幅W2は、スロット12の周方向両側に配置されているティース13の周方向側面13a同士の距離に対応する。また、スロット12の幅W2は、径方向に亘って略一定である。
(絶縁部材の構造)
絶縁部材20は、図5に示すように、ティース13とセグメント導体40との間に配置されている。絶縁部材20は、接合部被覆部21を含む。接合部被覆部21は、径方向に並列して配置されている複数のセグメント導体40のうちの最もスロット12の開口部12a側に配置されるセグメント導体40のうち、少なくとも後述する接合部90の径方向内側を覆うように構成されている。
詳細には、絶縁部材20は、たとえば、アラミド紙、ポリマーフィルム等のシート状の絶縁部材により構成されており、セグメント導体40(コイル部30)とステータコア10との絶縁を確保する機能を有する。そして、絶縁部材20は、セグメント導体40とティース13の周方向側面13aとの間、および、複数のセグメント導体40のうちの最も径方向外側に配置されたセグメント導体40と壁部11aとの間に配置されている。また、図3に示すように、絶縁部材20は、スロット12から軸方向両側において、軸方向外側にそれぞれ突出するとともに、折り返されて形成された襟部22(カフス部)を含む。
そして、絶縁部材20は、矢印Z2方向に見て、径方向に並列して配置された複数のセグメント導体40の周囲を一体的に覆うように配置されている。言い換えると、径方向に並列して配置された複数のセグメント導体40の後述するスロット収容部42aおよび42bの周方向両側および径方向両側が絶縁部材20により覆われる。これにより、絶縁部材20によって、接合部90とステータコア10との絶縁を確保することが可能となる。なお、スロット収容部42aおよび42bは、特許請求の範囲の「脚部」の一例である。
(コイル部の構造)
コイル部30は、図2および図3に示すように、軸方向一方側(矢印Z1方向側)に設けられた第1コイルアッセンブリ30aと、軸方向他方側(矢印Z2方向側)に設けられた第2コイルアッセンブリ30bとが、軸方向に組み合わされるとともに、接合されて形成されている。第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bは、それぞれ、ステータコア10と同一の中心軸線C1(図1参照)を中心とした円環状に形成されている。
コイル部30は、たとえば、波巻きコイルとして構成されている。また、コイル部30は、8ターンのコイルとして構成されている。すなわち、図5に示すように、コイル部30は、スロット12内に、径方向に8個のセグメント導体40が並列して配置されて構成されている。そして、コイル部30では、電源部(図示せず)から3相交流の電力が供給されることにより、軸方向に電流が往復するとともに、周方向に電流が流れながら、磁束を発生させるように構成されている。
〈コイル部の結線の構成〉
コイル部30は、図6に示すように、3相のY結線により接続(結線)されている。すなわち、コイル部30は、U相コイル部30Uと、V相コイル部30Vと、W相コイル部30Wとを含む。たとえば、コイル部30には、複数の中性点Nが設けられている。詳細には、コイル部30は、4並列結線(スター結線)されている。すなわち、U相コイル部30Uには、4つの中性点接続端部NtUと、4つの動力線接続端部PtUとが設けられている。V相コイル部30Vには、4つの中性点接続端部NtVと、4つの動力線接続端部PtVとが設けられている。W相コイル部30Wには、4つの中性点接続端部NtWと、4つの動力線接続端部PtWとが設けられている。なお、以下の記載では、中性点接続端部および動力線接続端部について、U相、V相、および、W相を特に区別しない場合、単に、「中性点接続端部Nt」および「動力線接続端部Pt」として記載する。
〈コイルアッセンブリの構造〉
第1コイルアッセンブリ30aは、図7に示すように、セグメント導体40としての複数(たとえば、3つ)の動力線接続用セグメント導体50(以下、「動力導体50」とする)と、セグメント導体40としての複数(たとえば、2つ)の中性点接続用セグメント導体60(以下、「中性点導体60」とする)と、複数のセグメント導体40のうちの動力導体50および中性点導体60とは異なる導体(一般のセグメント導体40)であり、コイル部30を構成する複数の一般導体41とを含む。
第2コイルアッセンブリ30bは、図3に示すように、複数の一般導体41から構成されている。好ましくは、第2コイルアッセンブリ30bは、複数の一般導体41のみから構成されており、ステータ100に設けられる動力導体50および中性点導体60の全ては、第1コイルアッセンブリ30aに設けられている。
(セグメント導体の構造)
セグメント導体40は、図8(a)に示すように、横断面が略矩形形状を有する平角導線として構成されている。そして、セグメント導体40の導体表面40bには、厚みt1を有する絶縁被膜40aが設けられている。絶縁被膜40aの厚みt1は、たとえば、相間絶縁性能(コイルエンド部43同士の絶縁)を確保することが可能な程度に設定されている。また、セグメント導体40の導体本体40cは、たとえば、銅、アルミニウム等の金属材料(導電性材料)により構成されている。なお、図8では、説明のために、厚み等の大小関係を強調して図示しているが、この図示の例に限られない。
そして、図9に示すように、セグメント導体40は、スロット12に配置されるスロット収容部42aおよび42bと、コイルエンド部43とを含む。スロット収容部42aおよび42bとは、ステータコア10の端面10aまたは10bの軸方向位置からスロット12の内に配置されている部分を意味し、コイルエンド部43は、スロット収容部42aおよび42bに連続して形成され、ステータコア10の端面10aまたは10bよりも軸方向外側に配置されている部分を意味するものとする。また、コイルエンド部43は、軸方向に折れ曲がる屈曲形状を有する。また、コイルエンド部43は、軸方向から見て、径方向に1本のセグメント導体40の幅分、階段状に屈曲するクランク状に形成されたクランク部分43aを有する。つまり、クランク部分43aの径方向の幅は、1本のセグメント導体40の幅の2倍である。なお、クランク部分43aは、特許請求の範囲の「頂部」の一例である。
〈一般導体の構造〉
図9に示すように、一般導体41は、互いに異なるスロット12に配置される一対のスロット収容部42aおよび42bと、一対のスロット収容部42aおよび42bを接続するコイルエンド部43とを含む。これにより、一般導体41は、径方向内側から見て、略U字形状または略J字形状を有する。そして、スロット収容部42aおよび42bは、軸方向に沿って直線状に形成されている。なお、動力導体50のスロット収容部42aおよび42b、および、中性点導体60のスロット収容部42aおよび42bは、一般導体41のスロット収容部42aおよび42bと同様に構成されているため、説明を省略している。
ここで、一般導体41のコイルピッチは6である。すなわち、一対のスロット収容部42aおよび42bは、スロット12が6つ分、周方向に異なる位置に配置される。すなわち、一般導体41のスロット収容部42aが配置されているスロット12と、スロット収容部42bが配置されているスロット12との間に、5つのスロットが設けられている。
また、一対のスロット収容部42aおよび42bの軸方向長さは互いに異なる。具体的には、スロット収容部42aの軸方向長さL1は、スロット収容部42bの軸方向長さL2よりも大きい。なお、スロット収容部42a(42b)の軸方向長さL1(L2)とは、先端75(85)からステータコア10の軸方向の端面10a(10b)に対応する軸方向位置までの長さを意味する。また、軸方向長さL1およびL2は、ステータコア10の軸方向長さL3よりも小さい。なお、ステータコア10の軸方向長さL3とは、軸方向の端面10aと10bとの距離(間隔)を意味する。たとえば、軸方向長さL1は、軸方向長さL3の2分の1よりも大きく、軸方向長さL2は、軸方向長さL3の2分の1よりも小さい。
また、複数の一般導体41は、ステータコア10に対して軸方向一方側(矢印Z1方向側)に配置され、第1コイルアッセンブリ30aに含まれる、一方一般導体41aと、ステータコア10に対して軸方向他方側(矢印Z2方向側)に配置され、第2コイルアッセンブリ30bに含まれる、他方一般導体41bとを含む。
(接合部の構成)
図10に示すように、ステータコア10のスロット12内において、複数のセグメント導体40のうちの第1コイルアッセンブリ30aを構成するセグメント導体40である第1セグメント導体70のスロット収容部42aまたは42bである第1スロット収容部71と、第1セグメント導体70に軸方向に対向する第2コイルアッセンブリ30bを構成するセグメント導体40である第2セグメント導体80のスロット収容部42aまたは42bである第2スロット収容部81とが、接合部90において、接合されている。
第1スロット収容部71は、径方向内側(矢印R1方向側)を向くとともに、第2スロット収容部81に対向する第1対向面72と、径方向外側(矢印R2方向側)を向く第1他方端面73とを含む。また、第2スロット収容部81は、径方向外側を向くとともに、第1対向面72に対向する第2対向面82と、径方向外側を向くとともに、第2対向面82に連続する第2他方端面83とを含む。そして、第1対向面72の少なくとも一部と第2対向面82の少なくとも一部とが接合されており、第1他方端面73は、第2他方端面83よりも径方向外側に突出するように配置されている。
また、第1スロット収容部71は、第1他方端面73と径方向の反対側に設けられ、第1対向面72に連続する第1一方端面74を含む。第2スロット収容部81は、第2他方端面83と径方向の反対側に設けられ、径方向内側を向く第2一方端面84を含む。そして、第2一方端面84は、第1一方端面74よりも径方向内側に突出するように配置されている。
ここで、接合部90は、コイル部30のうちの図10に示す部分であり、第1対向面72および第2対向面82を含み、第1スロット収容部71の先端75から、第1対向面72と第1一方端面74との境界点76までの部分、および、第2スロット収容部81の先端85から、第2対向面82と第2他方端面83との境界点86までの部分を含む部分とする。
第1他方端面73と第2他方端面83との境界部分である、第1スロット収容部71の先端75と第2スロット収容部81の境界点86との間には、他方段差部111が形成されている。また、第1一方端面74と第2一方端面84との境界部分である、第1スロット収容部71の境界点76と第2スロット収容部81の先端85との間には、一方段差部112が形成されている。具体的には、他方段差部111は、第1他方端面73から第2他方端面83に向かって、セグメント導体40の内側に窪むように、段差が形成されている。また、一方段差部112は、第2一方端面84から第1一方端面74に向かって、セグメント導体40の内側に窪むように、段差が形成されている。
また、第1他方端面73の径方向の位置P1と、第2他方端面83の径方向の位置P2とのずれ幅である第1ずれ幅d1は、たとえば、セグメント導体40の絶縁被膜40aの厚みt1よりも大きい。なお、第1ずれ幅d1の大きさは、他方段差部111の段差の高さに対応する。
詳細には、第1ずれ幅d1は、後述する押圧治具201および壁部11aにより第1スロット収容部71または第2スロット収容部81が押圧された際に、第1スロット収容部71または第2スロット収容部81が弾性変形した場合でも、第1対向面72と第2対向面82とが離間する方向に、セグメント導体40が押圧されない程度か、または、押圧力が低減される程度に設定されている。
たとえば、図11に示すように、壁部11aと、最も径方向外側に配置された第2スロット収容部81の第2他方端面83との間に、径方向に隙間CL1が形成されている。また、ステータ100の製造時において、押圧治具201と最も径方向内側に配置された第1スロット収容部71の第1一方端面74との間に、径方向に隙間CL2が形成される。
また、図10に示すように、第1ずれ幅d1は、第1一方端面74の径方向の位置P3と、第2一方端面84の径方向の位置P4とのずれ幅(一方段差部112の段差高さ)である第2ずれ幅d2と等しい。すなわち、第1スロット収容部71の径方向の幅W21は、第2スロット収容部81の径方向の幅W22と略等しい。また、第1スロット収容部71は、第2スロット収容部81に対して径方向外側にずれて配置されている。
図11に示すように、複数(たとえば、8個)の第1スロット収容部71および第2スロット収容部81が、それぞれ、スロット12内に径方向に隣り合って配置されている。すなわち、複数の第1スロット収容部71が径方向に並列して配置されており、複数の第2スロット収容部81が径方向に並列して配置されている。
そして、スロット12内において、複数の第1スロット収容部71のうちの一の第1対向面72(接合部90)は、径方向に隣り合う他の第1対向面72(接合部90)と、軸方向の異なる位置に配置されている。また、スロット12内において、複数の第2スロット収容部81のうちの一の第2対向面82は、径方向に隣り合う他の第2対向面82と、軸方向の異なる位置に配置されている。すなわち、第1対向面72と第2対向面82とにより構成される接合部90の軸方向位置P11が、径方向に隣り合う他の第1対向面72と第2対向面82とにより構成される接合部90の軸方向位置P12とは、異なる位置である。
言い換えると、軸方向位置P11とP12とにおいて、径方向に沿って、第1スロット収容部71と第2スロット収容部81とが互い違いに配置されている。そして、複数の接合部90のそれぞれにおいて、第1他方端面73が、対応する第2他方端面83よりも径方向外側に突出するように配置(オフセット)されている。また、複数の接合部90のそれぞれにおいて、第2一方端面84が、対応する第1一方端面74よりも径方向内側に突出するように配置(オフセット)されている。これにより、第1一方端面74と第2他方端面83との径方向の間に、径方向の隙間CL3が形成されている。
〈絶縁部の構成〉
また、図11に示すように、コイル部30には、絶縁部120が設けられている。並列して配置される複数のセグメント導体40のうちの一のセグメント導体40は、径方向に隣り合って配置される他のセグメント導体40の接合部90(以下、この接合部90を「隣接する接合部90」という)に対応する軸方向の位置の導体表面40b(図8(b)参照)に、隣接する接合部90の絶縁被膜40aの厚みt1よりも大きい厚みt2を有する絶縁部120が設けられている。
(ステータの製造装置)
次に、ステータ100の製造装置200について説明する。第1実施形態では、図12に示すように、ステータ100の製造装置200は、押圧治具201を備えている。押圧治具201は、複数のスロット12に配置された第1セグメント導体70の第1スロット収容部71と第2セグメント導体80の第2スロット収容部81とのうちの少なくとも一方(第1実施形態では、両方)を、互いに相対移動可能に独立して押圧する。具体的には、押圧治具201は、複数のスロット12に配置された第1スロット収容部71と第2スロット収容部81との両方を、複数のスロット12毎に径方向に独立して押圧する。なお、第1スロット収容部71および第2スロット収容部81は、特許請求の範囲の「押圧対象セグメント導体」の一例である。具体的には、図13に示すように、押圧治具201は、複数のスロット12毎に配置され、径方向に移動可能に構成されている。また、押圧治具201は、複数のスロット12に対応するように複数(スロット12の数と同数)設けられており、複数の押圧治具201毎に、独立して径方向に移動可能に構成されている。なお、押圧治具201は、特許請求の範囲の「径方向押圧治具」の一例である。
また、第1実施形態では、ステータ100の製造装置200は、複数のスロット12毎に独立して押圧治具201を移動させる移動機構部202を備える。移動機構部202は、複数の押圧治具201毎に設けられており、複数の押圧治具201毎に径方向の移動量を調整可能に構成されている。移動機構部202は、たとえば、アクチュエータからなる。
また、図12および図14に示すように、押圧治具201は、第1セグメント導体70と第2セグメント導体80とのうちの少なくとも一方(第1実施形態では、両方)に接触する接触部分201aを含む。接触部分201aは、周方向から見て、角部が面取りされた形状を有する。具体的には、接触部分201aは、第1セグメント導体70と第2セグメント導体80とに接触する部分201bが平坦面形状であり、部分201bに接続される部分201cが周方向から見て湾曲形状である。
また、接触部分201aは、径方向外側に突出するように2つ設けられている。2つの接触部分201aは、軸方向に沿って互いに離間するように設けられている。また、2つの接触部分201aは、スロット収容部42aおよび42bの接合部90(図12参照)に対応する位置を押圧するように構成されている。押圧治具201がスロット収容部42aおよび42bを押圧することにより、Z1方向側に設けられる接合部90とZ2方向側に設けられる接合部90とが、それぞれ、2つの接触部分201aにより同時に押圧される。
また、図12に示すように、ステータ100の製造装置200には、押出し部材203と、保持部材204とが設けられている。保持部材204は、押圧治具201および押出し部材203を保持するように構成されている。また、押出し部材203は、たとえば、軸方向一方側に先細る楔状(テーパー形状)に形成されており、軸方向に移動することにより、押圧治具201を径方向外側に押圧して(押し出して)、押圧治具201を径方向外側に移動させながら、押圧力をセグメント導体40に伝達するように構成されている。
(ステータの製造方法)
次に、第1実施形態によるステータ100の製造方法について説明する。図15に、ステータ100の製造方法を説明するためのフローチャートを示す。
(セグメント導体を準備する工程)
まず、ステップS1において、複数のセグメント導体40が準備される。具体的には、Y結線されたコイル部30の各相の動力線接続端部Ptを構成する動力導体50と、コイル部30の各相の中性点接続端部Ntを構成する中性点導体60と、コイル部30のその他の部分を構成する一般導体41とが準備される。
たとえば、図8(a)に示すように、銅等の導電性材料からなる平角状の導体表面40bに、ポリイミド等の絶縁材料からなる絶縁被膜40aが形成(コーティング)される。その後、絶縁被膜40aが形成された導体(平角導線)が成形冶具(図示せず)により成形されることにより、一般導体41(図9参照)、動力導体50を形成するための外径側動力導体52および内径側動力導体53、外径側中性点導体61、内径側中性点導体62とが形成される。
〈一般導体の形成〉
詳細には、図9に示すように、互いに異なるスロット12(たとえば、スロットピッチが6)に配置され、軸方向長さが互いに異なる一対のスロット収容部42aおよび42bと、一対のスロット収容部42aおよび42bを接続するコイルエンド部43とが形成されることにより、一般導体41が形成される。なお、動力導体50および中性点導体60の形成については、省略する。
〈絶縁部の形成〉
そして、ステップS2(図15参照)において、セグメント導体40の導体表面40bに、接合部90の絶縁被膜40aの厚みt1よりも大きい厚みt2を有する絶縁部120が設けられる。
図9に示すように、一対のスロット収容部42aおよび42bのうちの軸方向に沿った長さが大きいスロット収容部42aに、絶縁部材121を取り付けることにより、絶縁部120が形成される。具体的には、一般導体41のスロット収容部42a、外径側動力導体52のスロット収容部42a、外径側中性点導体61のスロット収容部42aのそれぞれに、絶縁部材121が取り付けられる。
詳細には、図8(b)に示すように、厚みt1よりも小さい厚みt3を有するシート状の絶縁部材121が、スロット収容部42aに、1周以上、巻回されて、固定される。これにより、巻回回数が1回の場合、厚みt1よりも大きい厚みt2(=t1+t3)を有する絶縁部120が、スロット収容部42aに形成される。
(第1コイルアッセンブリおよび第2コイルアッセンブリの形成)
ステップS3において、図3に示すように、複数のセグメント導体40からなる円環状の第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bが形成される。
図3および図16に示すように、一のセグメント導体40の絶縁部120が、径方向に隣り合って配置される他のセグメント導体40の接合部90に径方向に隣り合う位置に位置するように、複数のセグメント導体40からなる円環状の第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bが形成される。なお、図3では、説明のため、ハッチングにより、複数の絶縁部120のうちの一部(2つ)の絶縁部120のみを図示しているが、第1実施形態では、全てのスロット収容部42aに絶縁部120が設けられている。
具体的には、図3に示すように、複数の一般導体41と、3相各相の動力導体50と、外径側中性点導体61および内径側中性点導体62とが、複数のスロット12内に配置された際(ステータ100の完成状態)と、略同様の配置関係を有するように、円環状の第1コイルアッセンブリ30aが形成される。また、複数の一般導体41同士が、複数のスロット12内に配置された際と、略同様の配置関係を有するように、円環状の第2コイルアッセンブリ30bが形成される。
詳細には、図16に示すように、第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bでは、セグメント導体40が径方向に複数(たとえば、8個)並列した状態で、かつ、周方向にスロット12の数分並列した状態に、形成される。この時、並列して配置される複数のセグメント導体40のうちの一のセグメント導体40の絶縁部120が、径方向に隣り合って配置される他のセグメント導体40の接合部90に対応する軸方向の位置に位置するように、第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bが形成される。
(絶縁部材をスロットに配置する工程)
ステップS4(図15参照)において、図17に示すように、複数のスロット12のそれぞれに、絶縁部材20が配置される。絶縁部材20が、径方向内側、および、軸方向両側が開放または開口された状態で配置される。また、図3に示すように、配置された絶縁部材20は、軸方向両側の襟部22により、スロット12内に保持される。
(セグメント導体をスロットに配置する工程)
ステップS5(図15参照)において、図16に示すように、複数のセグメント導体40が複数のスロット12に配置される。すなわち、第1コイルアッセンブリ30a(第1セグメント導体70の第1スロット収容部71)、および、第2コイルアッセンブリ30b(第2セグメント導体80の第2スロット収容部81)の両方が複数のスロット12に挿入される。
詳細には、まず、図3に示すように、ステータコア10よりも矢印Z1方向側(たとえば、直上)に、第1コイルアッセンブリ30aが配置される。また、ステータコア10よりも矢印Z2方向側(たとえば、直下)に、第2コイルアッセンブリ30bが配置される。この時、図16に示すように、第1コイルアッセンブリ30aまたは第2コイルアッセンブリ30bの互いに軸方向に対向する第1スロット収容部71の第1面172または対応する第2スロット収容部81の第2面182の少なくとも一方の表面に、接合材130が配置されている。
そして、図12に示すように、第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bを、複数のスロット12に対して軸方向に相対移動させることにより、第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bの各スロット収容部42aおよび42bが、複数のスロット12の各スロット12に配置される。たとえば、第1コイルアッセンブリ30aがステータコア10に対して矢印Z2方向に平行移動(直線移動)されるとともに、第2コイルアッセンブリ30bがステータコア10に対して矢印Z1方向に平行移動(直線移動)されることにより、各スロット収容部42aおよび42bが、複数のスロット12の各スロット12(絶縁部材20が配置されたスロット12)に配置される。
また、図11に示すように、第1コイルアッセンブリ30aおよび第2コイルアッセンブリ30bがスロット12に配置されることにより、径方向に並列して配置される複数のセグメント導体40のうちの一のセグメント導体40の絶縁部120が、径方向に隣り合って配置される他のセグメント導体40の第1対向面72または第2対向面82(接合部90となる部分)に対応する軸方向の位置に位置するように、複数のセグメント導体40がスロット12に配置される。
(スロット収容部同士の接合工程)
ステップS6(図15参照)において、第1実施形態では、図12および図13に示すように、第1セグメント導体70の第1スロット収容部71と、第1セグメント導体70に軸方向に対向する第2セグメント導体80の第2スロット収容部81とを、複数のスロット12毎に径方向に押圧(加圧)することにより、第1スロット収容部71と第2スロット収容部81とをスロット12内で接合する。また、第1実施形態では、複数のスロット12に配置された第1セグメント導体70と第2セグメント導体80とが接合される接合部90に加圧荷重がかかる(略均等にかかる)ように、第1スロット収容部71および第2スロット収容部81が、複数のスロット12毎に径方向に独立して押圧される。
具体的には、第1実施形態では、まず、複数のスロット12毎に配置された押圧治具201を、複数のスロット12毎に径方向に独立して移動させる。押圧治具201は、押圧治具201毎に設けられた移動機構部202によって独立して移動される。これにより、押圧治具201を、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80の両方(接合部90)に接触させて押圧治具201の位置合わせをする。つまり、全ての押圧治具201が、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80の両方(接合部90)に接触した状態になる。なお、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80の製造誤差に起因して、スロット12内における第1セグメント導体70および第2セグメント導体80の径方向の位置にばらつきが生じる場合がある。しかしながら、複数の押圧治具201が独立して径方向に移動するので、全ての押圧治具201が、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80の両方(接合部90)に接触することが可能になる。
そして、第1実施形態では、押圧治具201を第1セグメント導体70および第2セグメント導体80に接触させて押圧治具201の位置合わせをした後、複数のスロット12毎に配置された押圧治具201(複数の押圧治具201)を同時に径方向に移動させて、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80を押圧する。具体的には、第1実施形態では、1つのスロット12に複数のセグメント導体40が径方向に並んで配置されている。そして、複数のスロット12の各々において、最も内側に配置されているセグメント導体40を押圧治具201により径方向に独立して押圧し、最も内側に配置されているセグメント導体40とステータコア10のバックヨーク11の壁部11aとの間に配置されている他のセグメント導体40を径方向に隣接するセグメント導体40により押圧する。また、複数の押圧治具201が一斉に径方向外側に移動する。ここで、位置合わせ後の複数の押圧治具201の移動距離は互いに等しいので、複数の接合部90の各々を略均等に加圧することが可能になる。
そして、第1実施形態では、第1セグメント導体70および第2セグメント導体80を押圧することにより、第1セグメント導体70と第2セグメント導体80とに均等に加圧荷重を付加した状態で加熱することにより、接合材130により第1セグメント導体70と第2セグメント導体80とを接合する。具体的には、スロット収容部42aおよび42bが、押圧治具201により、押圧されながら、加熱装置(図示せず)により、少なくとも接合材130が加熱されることにより、第1対向面72の少なくとも一部(第1接合面72a)と第2対向面82の少なくとも一部(第2接合面82a)とが接合され、接合部90が形成される。なお、第1接合面72aおよび第2接合面82aは、特許請求の範囲の「接合面」の一例である。
図13に示すように、スロット12の開口部12a(スロット12の径方向内側)に、押圧治具201が配置される。これにより、径方向に並列された複数のスロット収容部42aおよび42bは、押圧治具201とステータコア10の壁部11aとにより、径方向両側が挟まれた状態となる。そして、押圧治具201が径方向外側に向かって、径方向に並列された複数のスロット収容部42aおよび42bに押圧力(荷重)を生じさせることにより、壁部11aから径方向内側に向かう反力が生じ、径方向に並列された複数のスロット収容部42aおよび42bは、径方向両側から押圧される状態となる。
そして、一のスロット12内で、動力導体50および中性点導体60の第1スロット収容部71と、一般導体41のスロット収容部42aまたは42bのうちの一方である第2スロット収容部81とが接合されるとともに、他のスロット12内で、一般導体41のスロット収容部42aまたは42bのうちの他方である第2スロット収容部81と、一般導体41の第1スロット収容部71とが接合される。その結果、波巻き状のコイル部30が形成される。
図11に示すように、第1スロット収容部71と第2スロット収容部81とが接合された部分は、電気的に接合された接合部90となる。これにより、接合部90の径方向に隣接する位置(軸方向位置)に絶縁部120が配置された状態になる。また、接合部90の軸方向位置P11は、径方向に隣り合うセグメント導体40の接合部90の軸方向位置P12と異なる位置となる。
また、第1スロット収容部71と第2スロット収容部81とが、内径側から押圧治具201によって押圧される際に、絶縁部材20が押圧治具201によって折り曲げられることにより最も径方向内側に配置された第1スロット収容部71および第2スロット収容部81の径方向内側が、絶縁部材20により覆われる。その後、図2に示すように、ステータ100が完成される。なお、図1に示すように、ステータ100とロータ101とが組み合わされることにより、回転電機102が製造される。
[第2実施形態]
次に、図18~図20を参照して、第2実施形態によるステータ300の構造について説明する。なお、ステータコア10、絶縁部材20およびコイル部30の構成は、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(セグメント導体の構造)
図18に示すように、セグメント導体340は、スロット12に配置されるスロット収容部342aおよび342bと、コイルエンド部343とを含む。また、コイルエンド部343は、軸方向に折れ曲がる屈曲形状を有する。また、図19に示すように、コイルエンド部343は、軸方向から見て、径方向に1本のセグメント導体340の幅W10分、階段状に屈曲するクランク状に形成されたクランク部分343aを有する。つまり、クランク部分343aの径方向の幅W12は、1本のセグメント導体340の幅W10の2倍である。なお、クランク部分343aは、特許請求の範囲の「頂部」の一例である。
また、図18に示すように、複数のセグメント導体340は、ステータコア10に対して軸方向一方側(矢印Z1方向側)に配置される第1セグメント導体370と、ステータコア10に対して軸方向他方側(矢印Z2方向側)に配置される第2セグメント導体380と含む。
(接合部の構成)
図18に示すように、ステータコア10のスロット12内において、第1セグメント導体370の第1スロット収容部371と、第1セグメント導体370に軸方向に対向する第2セグメント導体380の第2スロット収容部381とが、接合部390において、接合されている。なお、第1スロット収容部371および第2スロット収容部381は、特許請求の範囲の「押圧対象セグメント導体」の一例である。
第1スロット収容部371のZ2方向側の端部は、軸方向の直交する平面に沿うように形成された平面からなる端面371aを有する。また、第2スロット収容部381のZ1方向側の端部は、軸方向の直交する平面に沿うように形成された平面からなる端面381aを有する。そして、第1スロット収容部371の端面371aと、第2スロット収容部381の端面381aとが図示しない接合材に接合されることにより、接合部390が形成される。
(ステータの製造装置)
次に、ステータ300の製造装置400について説明する。第2実施形態では、図20に示すように、ステータ300の製造装置400は、押圧治具401を備えている。押圧治具401は、複数のスロット12に配置された第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とのうちの少なくとも一方(第2実施形態では両方)を、複数のセグメント導体340毎に中心軸線方向に独立して押圧するように構成されている。押圧治具401は、複数のセグメント導体340毎に配置され、中心軸線方向に移動可能に構成されている。また、押圧治具401は、複数のセグメント導体340に対応するように複数(第1セグメント導体370と第2セグメント導体380との合計の数と同数)設けられている。また、押圧治具401は、棒形状(ボルト形状)を有する。なお、押圧治具401は、特許請求の範囲の「中心軸線方向押圧治具」の一例である。
また、第2実施形態では、ステータ300の製造装置400は、複数のセグメント導体340毎に独立して押圧治具401を移動させる移動機構部402を備える。移動機構部402は、複数の押圧治具401毎に設けられており、複数の押圧治具401毎に軸方向の移動量を調整可能に構成されている。移動機構部402は、たとえば、アクチュエータからなる。
また、図20に示すように、押圧治具401は、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とのうちの少なくとも一方(第2実施形態では、両方)に接触する接触部分401aを含む。接触部分401aは、半球形状を有する。なお、接触部分401aとは、押圧治具401の第1セグメント導体370側(第2セグメント導体380側)の端部である。
また、第2実施形態では、押圧治具401の径方向における幅W11は、クランク部分343aの径方向の幅W12(図19参照)である1本のセグメント導体340の径方向における幅W10の2倍以下である。ここで、第1セグメント導体370(第2セグメント導体380)のクランク部分343aは、径方向に隣り合うように配置されている。そして、複数の押圧治具401が互いに隣り合うクランク部分343aを押圧する際に、押圧治具401同士が干渉しないように、押圧治具401の幅W11がクランク部分343aの幅W12以下なるように構成されている。
また、第2実施形態では、製造装置400は、固定移動治具403を備えている。固定移動治具403は、後述するように押圧治具401の位置合わせをした後、複数のセグメント導体340毎に配置された押圧治具401同士を固定するとともに中心軸線方向に移動させるように構成されている。固定移動治具403は、たとえば、押圧治具401が貫通する孔部403aが設けられた板形状を有する。
(ステータの製造方法)
次に、第2実施形態によるステータ300の製造方法について説明する。なお、ステータ300の製造方法において、ステップS1~S5およびステップS7(図15参照)は、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(スロット収容部同士の接合工程)
ステップS16(図15参照)において、第2実施形態では、図20に示すように、複数のスロット12に配置された第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とのうちの少なくとも一方(第2実施形態では、両方)を、複数のセグメント導体340毎に中心軸線方向に独立して押圧することにより、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とを接合する。具体的には、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とは、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380との接合部390の各々に加圧荷重がかかるように押圧される。
具体的には、第2実施形態では、まず、複数のセグメント導体340毎に配置された押圧治具401を、複数のセグメント導体340毎に中心軸線方向に独立して移動させて、第1セグメント導体370および第2セグメント導体380のうちの少なくとも一方に接触させて押圧治具401の位置合わせをする。なお、押圧治具401は、中心軸線方向の一方側と他方側との両方に配置されており、第1セグメント導体70と第2セグメント導体80との両方に対して位置合わせされる。なお、図20では、コイルエンド部343のクランク部分343aの高さ位置がばらついた状態を示している。そして、押圧治具401が独立して移動されることにより、クランク部分343aの高さ位置がばらついている場合でも、全てのクランク部分343aに押圧治具401を接触させることができる。
次に、第2実施形態では、複数のセグメント導体340毎に配置された押圧治具401同士を固定移動治具403により固定する。複数の押圧治具401は、固定移動治具403の孔部403aを貫通した状態で固定移動治具403により固定される。そして、固定移動治具403を中心軸線方向に移動させて、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とを接合する。つまり、位置合わせ後の複数の押圧治具401の移動距離は互いに等しい。これにより、複数の接合部390の各々を略均等に加圧することが可能になる。なお、固定移動治具403は、ステータコア10に対して、軸方向の一方側と他方側との両方に設けられている。そして、軸方向の一方側と他方側とに設けられた固定移動治具403が、互いに近づく方向に移動する。これにより、第2実施形態では、中心軸線方向の一方側と他方側との両側から、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とが独立して押圧治具401により押圧される。
また、第2実施形態では、複数のセグメント導体340毎に配置された押圧治具401を同時に中心軸線方向に移動させて、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とを接合する。上記のように複数の押圧治具401は固定移動治具403に固定されているので、固定移動治具403が軸方向に移動することによって複数の押圧治具401が同時に軸方向に移動する。
また、第2実施形態では、第1セグメント導体370および第2セグメント導体380のうちの少なくとも一方(第2実施形態では、両方)のコイルエンド部343のクランク部分343aを押圧して第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とを接合する。コイルエンド部343のクランク部分343aは、セグメント導体340において最も軸方向外側に位置しているので、押圧治具401が軸方向に移動することによって、押圧治具401がクランク部分343aに接触する。これにより、クランク部分343aが押圧される。そして、第1セグメント導体370と第2セグメント導体380とが接合された後、上記第1実施形態と同様に接合部390を絶縁部材20により被覆する工程(ステップS7)が行われることにより、ステータ300が完成する。
[第1および第2実施形態の製造方法の効果]
上記第1および第2実施形態の製造方法では、以下のような効果を得ることができる。
第1および第2実施形態では、上記のように、複数のスロット(12)に配置された第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具(201、401)が、押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を備える。これにより、第1セグメント導体(70、370)および第2セグメント導体(80、380)の製造誤差に起因して、スロット(12)に対する第1セグメント導体(70、370)および第2セグメント導体(80、380)の位置にばらつきがある場合でも、第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とが独立して押圧されるので、複数のスロット(12)に配置された第1セグメント導体(70、370)および第2セグメント導体(80、380)の各々に対して十分な押圧力を加えることができる。その結果、第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)との接合品質を向上させることができる。
また、第1および第2実施形態では、上記のように、複数のスロット(12)に配置された第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とが接合される接合部(90、390)の各々に加圧荷重がかかるように、第1セグメント導体(70、370)および第2セグメント導体(80、380)を押圧する。このように構成すれば、接合部(90、390)の各々に加圧荷重がかかるので、接合部(90、390)の各々の接合品質を向上させることができる。
また、第1および第2実施形態では、上記のように、押圧治具(201、401)の位置合わせをした後、位置合わせされた押圧治具(201、401)を径方向または中心軸線方向に移動させて、第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とを押圧する。このように構成すれば、押圧治具(201、401)の各々が第1セグメント導体(70、370)および第2セグメント導体(80、380)のうちの少なくとも一方に接触するように位置合わせされるので、第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とが接合される接合部(90、390)の各々を十分に加圧することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、複数のスロット(12)毎に配置された径方向押圧治具(201)を独立して径方向に移動させて第1セグメント導体(370)および第2セグメント導体(380)に接触させて径方向1押圧治具(201)の位置合わせをした後、複数のスロット(12)毎に配置された径方向押圧治具(201)を同時に径方向に移動させて、第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とを押圧する。このように構成すれば、複数のスロット(12)毎に配置された複数の径方向押圧治具(201)が同時に径方向に移動するので、複数の径方向押圧治具(201)を時間差を設けて別々に移動させる場合と異なり、第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とを接合する工程の時間を短縮することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、複数のスロット(12)の各々において、最も内側に配置されているセグメント導体(40)を径方向押圧治具(201)により径方向に独立して押圧し、最も内側に配置されているセグメント導体(40)と電機子コア(10)のヨーク部(11)との間に配置されている他のセグメント導体(40)を径方向に隣接するセグメント導体(40)により押圧する。このように構成すれば、最も内側に配置されているセグメント導体(40)を押圧するだけで、容易に、スロット(12)に配置された複数のセグメント導体(40)を押圧することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、複数のセグメント導体(340)毎に配置された中心軸線方向押圧治具(401)を独立して中心軸線方向に移動させて第1セグメント導体(370)および第2セグメント導体(380)のうちの少なくとも一方に接触させて中心軸線方向押圧治具(401)の位置合わせをした後、複数のセグメント導体(340)毎に配置された中心軸線方向押圧治具(401)を同時に中心軸線方向に移動させて、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを押圧する。このように構成すれば、複数のセグメント導体(340)毎に配置された複数の中心軸線方向押圧治具(401)が同時に中心軸線方向に移動するので、複数の中心軸線方向押圧治具(401)を時間差を設けて別々に移動させる場合と異なり、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを押圧する工程の時間を短縮することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、中心軸線方向の一方側と他方側との両方から、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを独立して中心軸線方向押圧治具(401)により押圧する。このように構成すれば、第1セグメント導体(370)および第2セグメント導体(380)の両方において、製造誤差に起因してコイルエンド部(343)の高さ位置にばらつきがある場合でも、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とが共に独立して押圧される。これにより、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)との両方に加圧荷重を加えることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、複数のセグメント導体(340)毎に配置された位置合わせされた中心軸線方向押圧治具(401)同士を固定移動治具(403)により固定するとともに、固定移動治具(403)を中心軸線方向に移動させて、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを接合する。このように構成すれば、複数の中心軸線方向押圧治具(401)が固定移動治具(403)により固定されるので、容易に、複数の中心軸線方向押圧治具(401)を固定移動治具(403)により同時に移動させることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、第1セグメント導体(370)および第2セグメント導体(380)のうちの少なくとも一方のコイルエンド部(343)の頂部(343a)を押圧して第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを接合する。このように構成すれば、コイルエンド部(343)の頂部(343a)は、セグメント導体(340)のうちの最も中心軸線方向外側に位置する部分であるので、容易に、中心軸線方向に沿って移動する中心軸線方向押圧治具(401)により頂部(343a)を押圧することができる。
また、第1および第2実施形態では、上記のように、第1セグメント導体(70)および第2セグメント導体(80)を押圧することにより、第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とに均等に加圧荷重を付加した状態で加熱することにより、接合材(130)により第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とを接合する。このように構成すれば、第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とに均等に加圧荷重が付加されているので、第1セグメント導体(70)と第2セグメント導体(80)とを確実に接合することができる。
[第1および第2実施形態の製造装置の効果]
第1および第2実施形態の製造装置(200、400)では、以下の効果を得ることができる。
第1および第2実施形態では、上記のように、複数のスロット(12)に配置された、複数のセグメント導体(40、340)のうちの電機子コア(10)の中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体(70、370)の第1スロット収容部(71)と、電機子コア(10)の中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体(80、380)の第2スロット収容部(81)とのうちの少なくとも一方を、複数のスロット(12)毎に径方向に独立して押圧するか、または、複数のセグメント導体(40、340)毎に中心軸線方向に独立して押圧する押圧治具(201、401)を備える。これにより、第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)との接合品質を向上させることが可能な電機子の製造装置(200、400)を提供することができる。
また、第1および第2実施形態では、上記のように、押圧治具(201、401)の第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とのうちの少なくとも一方に接触する接触部分(201a、401a)は、角部が面取りされた形状または半球形状を有する。このように構成すれば、押圧治具(201、401)の接触部分(201a、401a)が尖った形状を有している場合と異なり、接触部分(201a、401a)に接触することに起因する第1セグメント導体(70、370)と第2セグメント導体(80、380)とのうちの少なくとも一方の損傷を防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、径方向押圧治具(201)は、複数のスロット(12)に対応するように複数設けられており、複数の径方向押圧治具(201)毎に、独立して径方向に移動可能に構成されている。このように構成すれば、スロット(12)内に収容された第1スロット収容部(71)および第2スロット収容部(81)を、スロット(12)毎に独立して押圧することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、中心軸線方向押圧治具(401)は、複数のセグメント導体(340)に対応するように複数設けられており、複数の中心軸線方向押圧治具(401)毎に、独立して中心軸線方向に移動可能に構成されている。このように構成すれば、容易に、複数のセグメント導体(340)毎を独立して押圧することができる。
また、第2実施形態では、中心軸線方向押圧治具(401)の径方向における幅(W11)は、クランク部分(343a)の径方向の幅(W12)である1本のセグメント導体(340)の径方向における幅(W10)の2倍以下である。このように構成すれば、複数のクランク部分(343a)が径方向に隣り合うように配置されている場合に、複数のクランク部分(343a)の各々を押圧する中心軸線方向押圧治具(401)が互いに干渉するのを防止することができる。
また、第2実施形態では、位置合わせをした後の中心軸線方向押圧治具(401)同士を固定するとともに中心軸線方向に移動させる固定移動治具(403)を設ける。このように構成すれば、複数の中心軸線方向押圧治具(401)を固定移動治具(403)により同時に移動させることができる。これにより、第1セグメント導体(370)と第2セグメント導体(380)とを接合する工程の時間を短縮することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、セグメント導体の2つのスロット収容部(42aおよび42b)の長さが互いに異なる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、セグメント導体の2つのスロット収容部の長さが互いに同じであってもよい。
また、上記第1実施形態では、1つの押圧治具に接触部分が2つ設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、1つの押圧治具に接触部分が1つまたは3つ以上設けられていてもよい。
また、上記第2実施形態では、中心軸線方向の一方側と他方側との両側から、第1セグメント導体と第2セグメント導体とを押圧治具により独立して押圧する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図21の第1変形例に示す製造装置500のように、軸方向の一方側(図21では、Z2方向側)に平坦面を有する板状部材504を配置して、中心軸線方向の他方側(図21では、Z1方向側)のみから、押圧治具401により第1セグメント導体370を押圧してもよい。なお、第2セグメント導体380は、板状部材504からの反力によって押圧される。また、板状部材504の代わりに、第2セグメント導体380をクリップ状の固定部材により固定して、中心軸線方向の他方側(図21では、Z1方向側)のみから、押圧治具401により第1セグメント導体370を押圧してもよい。
また、上記第2実施形態では、第1セグメント導体と第2セグメント導体との端面(接合される部分)が平面である例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図22の第2変形例に示す第1セグメント導体670および第2セグメント導体680のように、第1セグメント導体670の端部670aが凸形状(または、凹形状)であるとともに、第2セグメント導体680の端部680aが凹形状(または、凸形状)であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、コイルエンド部にクランク部分が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、コイルエンド部にクランク部分が設けられていなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、移動機構部が押圧治具毎に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、複数の押圧治具が、各々、セグメント導体に当接するまでの移動量が相対的に調整可能な状態でセグメント導体に当接された後、1つの移動機構部によって全ての押圧治具を均等な押圧力で押圧するようにしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、接合部がスロット内に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、接合部がスロットの外に配置されていてもよい。
10 ステータコア(電機子コア)
11 バックヨーク(ヨーク部)
12 スロット
30 コイル部
40、340 セグメント導体
42a、42b、342a、342b スロット収容部(脚部)
43、343 コイルエンド部
43a、343a クランク部分(頂部)
70、370、670 第1セグメント導体
71、371 第1スロット収容部(押圧対象セグメント導体)
72a 第1接合面(接合面)
80、380、680 第2セグメント導体
81、381 第2スロット収容部(押圧対象セグメント導体)
82a 第2接合面(接合面)
90、390 接合部
100、300 ステータ(電機子)
130 接合材
200、400、500 製造装置
201 押圧治具(径方向押圧治具)
201a、401a 接触部分
202、402 移動機構部
401 押圧治具(中心軸線方向押圧治具)
403 固定移動治具

Claims (13)

  1. 中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、前記中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、前記複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造方法であって、
    前記複数のセグメント導体のうちの前記電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体の第1脚部と、前記電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体の第2脚部との両方を、前記複数のスロットに配置する工程と、
    前記複数のスロットに配置された前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを接合する接合工程と、を備え、
    前記接合工程は、前記複数のスロットに配置された前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、前記押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具が、前記押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を含
    前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、前記押圧対象セグメント導体毎に配置された前記複数の押圧治具の位置合わせをした後、位置合わせされた前記押圧治具を移動させて、前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程であり、
    前記押圧治具は、前記複数のスロット毎に配置され、径方向に移動可能に構成されている径方向押圧治具を含み、
    前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、前記複数のスロット毎に配置された前記径方向押圧治具を独立して径方向に移動させて前記第1セグメント導体および前記第2セグメント導体に接触させて前記径方向押圧治具の位置合わせをした後、前記複数のスロット毎に配置された前記径方向押圧治具を同時に径方向に移動させて、前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程である、電機子の製造方法。
  2. 前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、前記複数のスロットに配置された前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とが接合される接合部の各々に加圧荷重がかかるように、前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程である、請求項1に記載の電機子の製造方法。
  3. 1つの前記スロットに前記複数のセグメント導体が径方向に並んで配置されており、
    前記径方向押圧治具を径方向に移動させて前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、前記複数のスロットの各々において、最も内側に配置されている前記セグメント導体を前記径方向押圧治具により径方向に独立して押圧し、最も内側に配置されている前記セグメント導体と前記電機子コアのヨーク部との間に配置されている他の前記セグメント導体を径方向に隣接する前記セグメント導体により押圧する工程である、請求項1または2に記載の電機子の製造方法。
  4. 中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、前記中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、前記複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造方法であって、
    前記複数のセグメント導体のうちの前記電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体の第1脚部と、前記電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体の第2脚部との両方を、前記複数のスロットに配置する工程と、
    前記複数のスロットに配置された前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを接合する接合工程と、を備え、
    前記接合工程は、前記複数のスロットに配置された前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、前記押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具が、前記押圧対象セグメント導体を、互いに相対移動可能に独立して押圧する工程を含み、
    前記押圧治具は、前記複数のセグメント導体毎に配置され、中心軸線方向に移動可能に構成されている中心軸線方向押圧治具を含み、
    前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程は、前記複数のセグメント導体毎に配置された前記中心軸線方向押圧治具を独立して中心軸線方向に移動させて前記第1セグメント導体および前記第2セグメント導体のうちの少なくとも一方に接触させて前記中心軸線方向押圧治具の位置合わせをした後、前記複数のセグメント導体毎に配置された前記中心軸線方向押圧治具を同時に中心軸線方向に移動させて、前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程である電機子の製造方法。
  5. 前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを前記中心軸線方向押圧治具により押圧する工程は、中心軸線方向の一方側と他方側との両側から、前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを前記中心軸線方向押圧治具により独立して押圧する工程である、請求項に記載の電機子の製造方法。
  6. 前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを前記中心軸線方向押圧治具により押圧する工程は、前記複数のセグメント導体毎に配置された前記中心軸線方向押圧治具を独立して中心軸線方向に移動させて前記第1セグメント導体および前記第2セグメント導体のうちの少なくとも一方に接触させて前記中心軸線方向押圧治具の位置合わせをした後、前記複数のセグメント導体毎に配置された前記中心軸線方向押圧治具同士を固定移動治具により固定するとともに、前記固定移動治具を中心軸線方向に移動させて、前記押圧対象セグメント導体を押圧する工程である、請求項またはに記載の電機子の製造方法。
  7. 前記セグメント導体は、前記電機子コアから中心軸線方向外側に突出するコイルエンド部をさらに含み、
    前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを前記中心軸線方向押圧治具により押圧する工程は、前記第1セグメント導体および前記第2セグメント導体のうちの少なくとも一方の前記コイルエンド部の頂部を押圧する工程である、請求項のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  8. 前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とが接合される接合面には、接合材が設けられており、
    前記押圧対象セグメント導体を押圧することにより、前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とに均等に加圧荷重を付加した状態で加熱することにより、前記接合材により前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とを接合する工程をさらに備える、請求項1~のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  9. 中心軸線方向に延びる複数のスロットが設けられている電機子コアと、前記中心軸線方向に延びる脚部を有する複数のセグメント導体を含み、前記複数の脚部同士が接合されるコイル部とを備える、電機子の製造装置であって、
    前記複数のスロットに配置された、前記複数のセグメント導体のうちの前記電機子コアの中心軸線方向の一方側に配置される第1セグメント導体と、前記電機子コアの中心軸線方向の他方側に配置される第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方を押圧対象セグメント導体として、前記押圧対象セグメント導体を互いに相対移動可能に独立して押圧する、前記押圧対象セグメント導体毎に配置された複数の押圧治具と、
    前記複数の押圧治具を移動させる移動機構部とを備え、
    前記押圧治具は、前記複数のセグメント導体毎に配置され、中心軸線方向に移動可能に構成されている中心軸線方向押圧治具を含み、
    前記中心軸線方向押圧治具は、前記複数のセグメント導体に対応するように複数設けられており、前記複数の中心軸線方向押圧治具毎に、独立して中心軸線方向に移動可能に構成されている、電機子の製造装置。
  10. 前記押圧治具の前記第1セグメント導体と前記第2セグメント導体とのうちの少なくとも一方に接触する接触部分は、角部が面取りされた形状または半球形状を有する、請求項に記載の電機子の製造装置。
  11. 前記押圧治具は、前記複数のスロット毎に配置され、径方向に移動可能に構成されている径方向押圧治具を含み、
    前記径方向押圧治具は、前記複数のスロットに対応するように複数設けられており、前記複数の径方向押圧治具毎に、独立して径方向に移動可能に構成されている、請求項または10に記載の電機子の製造装置。
  12. 前記セグメント導体は、前記電機子コアから中心軸線方向外側に突出するコイルエンド部をさらに有し、
    前記コイルエンド部は、中心軸線方向から見て、径方向に1本の前記セグメント導体の幅分、階段状に屈曲するクランク状に形成されたクランク部分を有し、
    前記中心軸線方向押圧治具の径方向における幅は、前記クランク部分の径方向の幅である1本の前記セグメント導体の径方向における幅の2倍以下である、請求項9~11のいずれか1項に記載の電機子の製造装置。
  13. 前記中心軸線方向押圧治具を独立して中心軸線方向に移動させて前記第1セグメント導体および前記第2セグメント導体のうちの少なくとも一方に接触させて前記中心軸線方向押圧治具の位置合わせをした後、前記複数のセグメント導体毎に配置された前記中心軸線方向押圧治具同士を固定するとともに中心軸線方向に移動させる固定移動治具をさらに備える、請求項9~12のいずれか1項に記載の電機子の製造装置。
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