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JP7060475B2 - 自動リベット測定システム - Google Patents

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Description

本開示は、概して輸送体の製造に関し、具体的には、リベット測定システムを用いて行う輸送体への留め具の設置に関する。さらに具体的には、本開示は、リベットの設置、及び、リベット同心度(rivet concentricity)の判定を行うよう構成された自動リベット測定システムに関する。
輸送体の製造では、部品を結合するために留め具が設置される。例えば、民間航空機には、数十万個、あるいは、それ以上のリベットが設置されている。設置後のリベットは検査され、これらリベットが民間航空機の仕様を満たしているか否か判定される。
検査は、複数の異なる方法において実行することができる。検査は、非破壊試験、及び、破壊試験を用いて実行することができる。
非破壊試験は、人間であるオペレータがゲージやプローブなどのツールを使って測定を行うことによって実行することができる。また、非破壊試験は、測定用に構成されたエンドエフェクタを有するロボットを用いて実行することもできる。リベットの測定値は、カメラやレーザ測定ツールを用いて取得することもできる。
ただし、測定値の中には、人間のオペレータ、又は、ロボットが、ゲージ、プローブ、カメラ又はレーザ測定ツールを用いて容易に測定できないものがある。例えば、いくつかのパラメータは、設置後のリベットにおいて目視できない。リベット同心度は、関心対象のパラメータの1つであるが、このパラメータの測定は、リベットを取り出し(drilling out)、取り出したリベットを測定して実行される。リベットを取り出すので、リベットは破壊され、撤去される。このような取り出し測定は、破壊試験の一形態である。
このように、リベット同心度、及び、その他のパラメータの測定値を得るために破壊試験が採用される場合がある。破壊試験では、リベットを取り外し及び除去して測定を行うのに、必要以上に時間と費用がかかることが多い。また、破壊試験には、航空機の構造体の検査部位に改めてリベットを設置する追加の工程が生じるというさらに別の欠点がある。この状況も、民間航空機の製造コストを増大させることになる。
したがって、上述の事項の少なくともいくつかと、その他の潜在的な事項を考慮した方法及び装置を提供することが望ましい。例えば、破壊試験を用いることなく所望のパラメータの測定値を取得する技術的課題を克服した方法及び装置を提供することが望ましい。
本開示の例示的な実施形態は、リベット同心度の自動非破壊試験の方法を提供する。リベットは、エンドエフェクタを用いて構造体の穴に設置される。前記構造体における前記穴の第1画像、及び、前記構造体における前記リベットの第2画像が処理されて、前記第1画像と前記第2画像の両方に含まれる所定数の基準点が特定される。前記第1画像と第2画像は、前記所定数の基準点を用いてアライメントされる。前記第1画像が分析されて、前記穴における所定数の部位が決定される。前記第2画像が分析されて、前記リベットにおける所定数の部位を決定される。前記穴における前記所定数の部位、及び、前記リベットにおける前記所定数の部位を用いて、リベット同心度が自動で判定される。
本開示の他の例示的な実施形態は、自動リベット測定システムを提供する。前記自動リベット測定システムは、所定数のエンドエフェクタ、所定数のカメラ、プロセッサ及びコンパレータを含む。前記所定数のエンドエフェクタは、構造体に対して穿孔及びリベット打ちを行うよう構成されている。前記所定数のカメラは、前記所定数のエンドエフェクタに接続されている。前記所定数のカメラは、前記構造体における穴の第1画像、及び、前記穴におけるリベットの第2画像を撮像するよう構成されている。前記プロセッサは、前記第1画像及び前記第2画像を処理して、前記第1画像と前記第2画像に含まれる所定数の基準点を特定するよう構成されている。前記コンパレータは、前記所定数の基準点を用いて前記第1画像と前記第2画像とをアライメントするとともに、前記第1画像における前記穴、及び、前記第2画像における前記リベットを用いて、リベット同心度を判定するよう構成されている。
本開示のさらに他の例示的な実施形態は、リベット同心度の自動非破壊試験の方法を提供する。穿孔を行うよう構成されたエンドエフェクタを用いて、構造体に穴が穿孔される。前記構造体における前記穴の第1画像が撮像される。リベット打ちを行うよう構成されたエンドエフェクタを用いて、前記穴にリベットが設置される。前記構造体における前記リベットの第2画像が撮像される。前記第1画像及び前記第2画像が処理されて、前記第1画像と前記第2画像の両方に含まれる所定数の基準点が特定される。前記所定数の基準点に関する座標系において、前記第1画像と第2画像のアライメントが行われる。前記第1画像が分析されて、前記穴における所定数の部位が決定される。前記第2画像が分析されて、前記リベットにおける所定数の部位が決定される。前記穴における前記所定数の部位、及び、前記リベットにおける前記所定数の部位を用いて、リベット同心度が自動で判定される。
これらの特徴及び機能は、種々の実施形態において個別に達成可能であり、また、さらに他の実施形態と組み合わせることも可能であり、その詳細は、以下の説明及び図面を参照することにより明らかであろう。
例示的な実施形態を特徴づけると考えられる新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、例示的な実施形態、ならびに、好ましい使用態様、さらにその目的及び特徴は、以下に記載する本開示の例示的な実施形態の詳細な説明を、添付の図面と併せて参照することにより最もよく理解されるであろう。
例示的な実施形態を実施可能な航空機を示す図である。 例示的な実施形態による自動リベット測定システムを備える製造環境を示すブロック図である。 例示的な実施形態による自動リベット測定システムを備える製造環境を示す等角図である。 例示的な実施形態によるエンドエフェクタ及び接続されたカメラを示す図である。 例示的な実施形態による、リベットが設置された構造体の上面図である。 例示的な実施形態による、リベットが設置された構造体の透視図である。 例示的な実施形態による第1画像を示す図である。 例示的な実施形態による第2画像を示す図である。 例示的な実施形態による処理後の第1画像を示す図である。 例示的な実施形態による処理後の第2画像を示す図である。 例示的な実施形態による処理後の第2画像を示す図である。 例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳して示す図である。 例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳して示す図である。 例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳して示す図である。 例示的な実施形態による自動リベット測定の処理を示すフローチャートである。 例示的な実施形態による分析オプションを示すフローチャートである。 例示的な実施形態による自動リベット測定の処理を示すフローチャートである。 例示的な実施形態によるデータ処理システムのブロック図である。 例示的な実施形態による航空機の製造及び保守方法を示すブロック図である。 例示的な実施形態を実施可能な航空機を示すブロック図である。
例示的な実施形態では、1つ以上の異なる事項が認識され、また、考慮されている。例えば、例示的な実施形態では、破壊試験なしに行う測定が望ましいことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、同心度などのリベットパラメータを特定するのに用いることができる非破壊試験の一種として、X線システムの使用が認識及び考慮されている。
ただし、例示的な実施形態では、X線システムは、より望ましい非破壊試験ではないことが認識及び考慮されている。X線システムでは、X線測定の対象部品の取り外し、又は、分解が必要な場合がある。そのような部品は、画像の生成後に設置し直したり、組み立て直したりされる。他の場合では、部品の取り外しや分解が不要なこともあるが、X線測定用の機器のコスト、オペレータに対する特別なトレーニング、及び、時間のかかる工程を要するため、この種の技術は望ましくない。
例示的な実施形態では、人体へのX線照射の低減が望ましいことが認識及び考慮されている。X線システムの稼働中、製造環境においてX線システムの圏内にいる人間のオペレータは、X線から遮蔽される。例示的な実施形態は、X線検査は、製造環境にいる人間のオペレータの人数を最小限にすべく、製造作業が予定されていない時に行うようスケジューリングされる場合があることが認識されている。例示的な実施形態では、X線システムの稼働中、X線システムの圏内にいる人間のオペレータの退避又は遮蔽が行われることが認識及び考慮されている。人間のオペレータの退避又は遮蔽を行う場合、X線システムの稼働中は作業が停止されることになる。
よって、例示的な実施形態では、X線システムでは、測定に必要な時間と手間が増加するので、あまり望ましい非破壊試験ではないことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、この種のシステムでは、リベットが何百万個もあるような場合には、必要な時間及び手間が大幅に増加することが認識されている。
例示的な実施形態では、構造体に設置されたリベットは、ヘッド部とボタン部とを有することが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、リベットのヘッド部は、構造体の外表面上に位置することが認識及び考慮されている。例示的な実施形態は、構造体の外表面は、設置するリベットを挿入して貫通させる表面であることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、構造体の内表面は、上記外表面の反対側にあることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、内表面は、リベット設置の際にボタン部が形成される表面であることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、リベットを設置するには、リベットの軸部を構造体の穴に挿入して、リベットのヘッド部を構造体の外表面に接触させることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、ボタン部は、リベットの軸部を下方に接触押圧し、これによりリベットの軸端を、内表面に接するボタン形状に変形させることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、処理のばらつきに起因して、形成されるボタン部が不規則な形状になりうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、処理のばらつきに起因して、ボタン部の形状がリベット軸部に対して非対称になりうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、処理のばらつきに起因して、ボタン部が穴を覆わない場合がありうることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、リベット同心度は、リベットにおけるボタン部の対称性の度合いを示すことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、リベット同心度は、穴に対して、あるいは、リベット軸に対して判定されうることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、構造体へのリベットの設置に環境的要因が影響しうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、最終的なリベットの同心度に環境的要因が影響しうることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、環境的要因には、特定の留め付け機器、特定の人間のオペレータのチーム、又は、その他の該当する要因が含まれうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、環境的要因には、例えば、設置処理、ハンマリング時間(hammering time)、加える力の設定(force exertion setting)、穿孔速度、及び、その他のパラメータなどの、機械処理パラメータが含まれうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態は、これらのパラメータがリベットの設置に影響しうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態は、環境的要因の例には、材料の種類、被覆、及び、ドリルビットの摩耗などの処理パラメータが含まれることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、付加的な環境的要因には、温度、湿度、機器の位置、及び、その他の種類の環境的要因が含まれることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、リベット同心度の非破壊試験を実行することは、破壊試験を用いた測定よりも所要時間が短いことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、検査を現場で(in situ)行うことが望ましいことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、リベット同心度について非破壊試験を現場で実行する場合、非破壊試験を別工程として実行するよりも所要時間が短いことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、リベット同心度について非破壊試験を現場で実行する場合、画像の撮像、画像の処理、又は、画像の分析のうちの少なくとも1つを他の製造工程中に実行しうることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、リベット同心度について非破壊試験を現場で実行する場合、穿孔処理(drilling operation)又はリベット打ち処理(riveting operation)の少なくとも一方の間、あるいは、穿孔処理とリベット打ち処理の間の移動中に、非破壊試験を実行しうることが認識及び考慮されている。
例示的な実施形態では、製造工程に変動性(variability)があることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、製造環境内のエンドエフェクタの移動には公差(tolerance)があることが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、エンドエフェクタは、同じ位置への移動を複数回命じられた場合、移動の公差により、毎回正確に同一の場所へは移動しないことが認識及び考慮されている。例示的な実施形態では、同一の位置から撮像したとされる画像に、移動の公差に起因する位置ずれが含まれうることが認識及び考慮されている。
以下、図面を参照して、具体的には、図1を参照して、例示的な実施形態を実施可能な航空機について説明する。この例示的な実施例において、航空機100は、胴体106に連結された翼102及び翼104を含む。航空機100は、翼102に連結されたエンジン108、及び、翼104に連結されたエンジン110を含む。
胴体106は、尾部112を有する。胴体106の尾部112には、水平安定板114、垂直安定板116及び垂直安定板118が連結されている。
航空機100は、自動リベット測定システムによって設置及び測定されたリベットが含まれうる環境である。例えば、自動リベット測定システムによって設置及び測定されたリベットは、翼102、翼104又は胴体106のうちの少なくとも1つに含まれる。
本明細書において、「のうちの少なくとも1つ」という語句が、アイテムの列挙とともに用いられている場合、列挙されたアイテムのうちの1つ以上を様々な組み合わせで使用する場合もあるし、列挙されたアイテムのうちの1つのみを必要とする場合もあることを意味する。換言すれば、「のうちの少なくとも1つ」は、列挙されたアイテムから任意の数のアイテムを任意の組み合わせで使用することが可能であることを意味し、ただし、列挙されたアイテムの必ずしもすべてを必要としないことを意味する。アイテムとは、例えば、ある特定の対象、物、又はカテゴリーである。
例えば、「アイテムA、アイテムB、又は、アイテムCのうちの少なくとも1つ」は、限定するものではないが、アイテムAを含んでもよいし、アイテムAとアイテムBを含んでもよいし、あるいは、アイテムCを含んでもよい。また、この例は、アイテムAとアイテムBとアイテムCを、あるいは、アイテムBとアイテムCを含みうる。当然ながら、これらのアイテムのあらゆる組み合わせが存在しうる。いくつかの例示的な実施例では、「のうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定するものではないが、2個のアイテムAと、1個のアイテムBと、10個のアイテムCであってもよいし、4個のアイテムBと7個のアイテムCであってもよいし、あるいは、他の適当な組み合わせであってもよい。
この航空機100の説明は、様々な例示的な実施形態を実施可能な環境の一つを示す目的で提示したに過ぎない。図1における航空機100の図示は、様々な例示的な実施形態の実施態様について何ら構造的な限定を示唆するものではない。例えば、航空機100は、民間の旅客機として示されているが、様々な例示的な実施形態は、例えば、個人所有の旅客機、回転翼機、又は、任意の適当な種類の航空機などの他の種類の航空機にも適用可能である。
例示的な実施形態について、航空機に関する例示的な実施例が記載されているが、例示的な実施形態は、他の種類の構造体にも適用可能である。そのような構造体としては、例えば、移動構造体、固定構造体、陸上ベースの構造体、水上ベースの構造体、又は、宇宙ベースの構造体がある。より具体的には、構造体は、水上艦、タンク、人員運搬車、列車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、潜水艦、製造施設、建物、又は、その他の適当な構造体であってもよい。
次に、図2を参照すると、例示的な実施形態による自動リベット測定システムを備える製造環境を示すブロック図が示されている。航空機100のコンポーネントは、製造環境200において製造することができる。例えば、翼102又は翼104のうちの少なくとも1つは、製造環境200において設置及び測定されたリベットを有する。製造環境200において、リベット203は、自動リベット測定システム202を用いて構造体204に設置され、測定される。
構造体204は、様々な形態をとりうる。構造体は、例えば、輸送体に使用されうる外皮パネル、コンジット、内装設備(monument)、エンジン、エンジンハウジング、胴体部、ウィングボックス、翼桁、リブ、列線交換ユニット(LRU)、電気組立品、及び、その他の種類の構造体のうちから選択された少なくとも1つである。この例示的な実施例では、構造体204は、リベット203を用いて互いに結合された1つ以上の部品又はコンポーネントから形成されうる。いくつかの例示的な実施例では、構造体204は、リベット203を有する単一の部品から形成されうる。いくつかの例示的な実施例では、構造体204は、航空機100で使用される少なくとも1つの部品又はコンポーネントである。
自動リベット測定システム202は、所定数のエンドエフェクタ206、所定数のカメラ207、プロセッサ208及びコンパレータ209を含む。所定数のエンドエフェクタ206は、構造体204に対して穿孔210及びリベット打ち211を行うよう構成されている。本明細書において、「所定数のアイテム」は、1つ以上のアイテムを意味する。例えば、所定数のエンドエフェクタ206は、1つ以上のエンドエフェクタである。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のエンドエフェクタ206は、穿孔210とリベット打ち211の両方を実行する1つのエンドエフェクタを含む。これらの例示的な実施例では、所定数のエンドエフェクタ206は、エンドエフェクタ212である。これらの例示的な実施例では、所定数のエンドエフェクタ206は、穿孔210とリベット打ち211の両方を実行するよう構成されたエンドエフェクタ212である。
他の例示的な実施例では、所定数のエンドエフェクタ206は、穿孔210とリベット打ち211を実行する複数のエンドエフェクタを含む。いくつかの例示的な実施例において、所定数のエンドエフェクタ206は、穿孔210を実行するよう構成されたエンドエフェクタ212、及び、リベット打ち211を実行するよう構成されたエンドエフェクタ213である。
所定数のカメラ207は、所定数のエンドエフェクタ206に接続されている。所定数のカメラ207は、構造体204における穴216の第1画像214、及び、穴216内のリベット219の第2画像218を撮像するよう構成されている。第1画像214は、構造体204における穴216を視覚的に表す描画像(visual depiction)としての穴216aを含む。第2画像218は、構造体204におけるリベット219を視覚的に表す描画像としてのリベット219bを含む。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラ207は、エンドエフェクタ212に接続されたカメラ220を含む。これらの例示的な実施例では、カメラ220が、第1画像214と第2画像218の両方を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラ207は、エンドエフェクタ213に接続されたカメラ220を含む。これらの例示的な実施例では、カメラ220が、第1画像214と第2画像218の両方を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラ207は、カメラ220及びカメラ222を含む。これらの例示的な実施例では、エンドエフェクタ212に接続されたカメラ220が、第1画像214を撮像する。これらの例示的な実施例では、エンドエフェクタ213に接続されたカメラ222が、第2画像218を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のエンドエフェクタ206は、穿孔を実行するエンドエフェクタ212を第1エンドエフェクタとして含み、また、リベット打ちを実行するエンドエフェクタ213を第2エンドエフェクタとして含む。いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラ207は、第1エンドエフェクタに接続されているとともに、第1画像214を撮像するよう構成されたカメラ220を含む。また、第2カメラとして、第2エンドエフェクタに接続されているとともに、第2画像218を撮像するよう構成されたカメラ222を含む。これらの例示的な実施例における他の例では、所定数のカメラ207は、第2エンドエフェクタであるエンドエフェクタ213に接続されたカメラ220を含む。
プロセッサ208は、第1画像214及び第2画像218を処理して、第1画像214と第2画像218に含まれる所定数の基準点224を特定する。所定数の基準点224は、構造体204が有する任意の種類の特異部であってもよい。例えば、所定数の基準点224は、構造体204におけるリベット、穴又はエッジのうちの少なくとも1つを含みうる。
コンパレータ209は、第1画像214を分析して穴216aにおける所定数の部位(location)226を決定し、第2画像218を分析してリベット219bにおける所定数の部位228を決定し、穴216aにおける所定数の部位226、及び、リベット219bにおける所定数の部位228を用いて、リベット同心度230を判定するよう構成されている。いくつかの例示的な実施例において、穴216aにおける所定数の部位226は、穴216aにおいて検出されたエッジである。いくつかの例示的な実施例において、所定数の部位226は、穴216のエッジに完全に合致するとは限らない。いくつかの例示的な実施例において、リベット219bにおける所定数の部位228は、リベット219bにおいて検出されたエッジである。いくつかの例示的な実施例において、所定数の部位228は、リベット219のボタン部のエッジと完全に合致するとは限らない。
コンパレータ209は、リベット同心度230を判定するよう構成されたデバイスである。コンパレータ209は、また、判定されたリベット同心度230を仕様限界値(specification limits)280と比較するよう構成されている。
図示のように、コンパレータ209は、コンピュータシステム232内に配置されていてもよい。コンピュータシステム232は、物理的なハードウェアシステムであり、1つ以上のデータ処理システムを含む。複数のデータ処理システムがある場合、これらのデータ処理システムは、通信媒体を用いて互いに通信する。通信媒体は、ネットワークであってもよい。データ処理システムは、コンピュータ、サーバコンピュータ、タブレット、又は、その他の適当なデータ処理システムのうちから選択された少なくとも1つであってもよい。
例示的な実施例において、コンパレータ209は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又は、その組み合わせにより実現することができる。ソフトウェアを用いる場合、コンパレータ209により実行される処理は、プロセッサユニットなどのハードウェアで実行可能なプログラムコードにおいて実現することができる。ファームウェアを用いる場合、コンパレータ209により実行される処理は、プログラムコード及びデータにおいて実現し、永続性メモリに格納し、プロセッサユニットで実行することができる。ハードウェアを用いる場合、コンパレータ209の処理を実行するように動作する1つ以上の回路を含むハードウェアであってもよい。
例示的な実施例において、ハードウェアは、回路システム、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス、又は、複数の機能を実行するよう構成された任意の適当なその他のハードウェアの形態をとりうる。プログラマブル論理デバイスの場合、所定数の処理を実行するように当該デバイスを構成することができる。このデバイスは、それらの処理を実行するように事後に再構築されたものでもよいし、永続的に構築されたものでもよい。プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、プログラマブルロジックアレイ、プログラマブルアレイロジック、フィールドプログラマブルロジックアレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、及び、その他の適切なハードウェアデバイスがある。加えて、それらの処理は、無機コンポーネントを組み込んだ有機コンポーネントを用いて実現してもよいし、有機コンポーネントのみを用いて実現してもよい。例えば、それらの処理を有機半導体の回路によって実現してもよい。
エンドエフェクタ212は、構造体204の部位234に穴216を穿孔する。いくつかの例示的な実施例において、カメラ220は、エンドエフェクタ212に装着されており、エンドエフェクタ212が第1位置(first position)236にある時に第1画像214を撮像する。いくつかの例示的な実施例において、第1位置236は、部位234に穴216を穿孔する際のエンドエフェクタ212の位置である。いくつかの例示的な実施例において、第1位置236は、穴216の穿孔210後にエンドエフェクタ212が部位234から遠ざかる際のエンドエフェクタ212の位置である。
いくつかの例示的な実施例において、カメラ220は、エンドエフェクタ213に装着されており、エンドエフェクタ213が第1位置236にある時に第1画像214を撮像する。これらの例示的な実施例では、カメラ220は、エンドエフェクタ213がリベット打ち211を行ってリベット219を完成させるのに先立って、第1画像214を撮像する。
エンドエフェクタ212又はエンドエフェクタ213のうちの1つが、リベット打ち211を行ってリベット219を完成させる。リベット219を完成させることは、リベット219のボタン部(図示せず)を形成することを含む。リベット219のボタン部(図示せず)は、所定数のカメラ207によって撮像されたリベット219において目視可能な部分である。リベット同心度230は、リベット219のボタン部(図示せず)の視覚的な描画像を用いて判定される。
所定数のカメラ207は、リベット219の完成後に、第2画像218を撮像する。いくつかの例示的な実施例において、エンドエフェクタ212に装着されたカメラ220が、第2画像218を撮像する。これらの例示的な実施例では、カメラ220は、エンドエフェクタ212が第2位置238にある時に第2画像218を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、第2位置238は、穴216内のリベット219を完成させる際のエンドエフェクタ212の位置である。いくつかの例示的な実施例において、第2位置238は、穴216内のリベット219の完成後にエンドエフェクタ212がリベット219から遠ざかる際のエンドエフェクタ212の位置である。
いくつかの例示的な実施例において、カメラ220は、エンドエフェクタ213に装着されており、第2画像218を撮像する。これらの例示的な実施例では、カメラ220は、エンドエフェクタ213が第2位置238にある時に第2画像218を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、カメラ222は、エンドエフェクタ213に装着されており、第2画像218を撮像する。これらの例示的な実施例では、カメラ222は、エンドエフェクタ213が第2位置238にある時に第2画像218を撮像する。
いくつかの例示的な実施例において、第2位置238は、穴216内のリベット219を完成させる際のエンドエフェクタ213の位置である。いくつかの例示的な実施例において、第2位置238は、エンドエフェクタ213が、穴216内のリベット219の完成後にリベット219から遠ざかる際のエンドエフェクタ213の位置である。
いくつかの例示的な実施例において、第1位置236及び第2位置238は、実質的に同じ位置である。いくつかの例示的な実施例において、第1位置236は、第2位置238からずれた位置である。
図示のように、構造体204は、第1特異部240及び第2特異部242を有する。第1特異部240と第2特異部242が2つの画像に含まれていれば、第1特異部240及び第2特異部242を、これら2つの画像の所定数の基準点224として用いることができる。図示のように、第1特異部240及び第2特異部242が、第1画像214及び第2画像218の2つの画像に含まれている。
第1特異部240aは、第1画像214において第1特異部240を表す視覚的描画像である。第1特異部240bは、第2画像218において第1特異部240を表す視覚的描画像である。
第2特異部242aは、第1画像214において第2特異部242を表す視覚的描画像である。第2特異部242bは、第2画像218において第2特異部242を表す視覚的描画像である。
この例示的な実施例では、第1特異部240は、複数のリベット203のうちのリベット243である。リベット243aは、第1画像214においてリベット243を表す視覚的描画像である。リベット243bは、第2画像218においてリベット243を表す視覚的描画像である。
この例示的な実施例では、第2特異部242は、複数のリベット203のうちのリベット244である。リベット244aは、第1画像214においてリベット244を表す視覚的描画像である。リベット244bは、第2画像218においてリベット244を表す視覚的描画像である。
図示しない他の実施例では、第1特異部240は、構造体204の穴(図示せず)であってもよい。図示しない他の実施例では、第1特異部240は、構造体204のエッジ(図示せず)であってもよい。図示しない他の実施例では、第2特異部242は、構造体204の穴(図示せず)であってもよい。図示しない他の実施例では、第2特異部242は、構造体204のエッジ(図示せず)であってもよい。
プロセッサ208は、所定数の基準点224を用いて、第1画像214と第2画像218のアライメントを行う。いくつかの例示的な実施例において、プロセッサ208は、第1画像214の位置を座標系246において特定する。いくつかの例示的な実施例において、プロセッサ208は、第2画像218の位置を座標系246において特定する。
いくつかの例示的な実施例において、穴216aにおける所定数の部位226は、座標系246において特定される。いくつかの例示的な実施例において、リベット219bにおける所定数の部位228は、座標系246において特定される。
いくつかの例示的な実施例において、第1画像214及び第2画像218は、第2画像218と第1画像214を重畳するのに先立って、所定数の基準点224を用いてアライメントされる。いくつかの例示的な実施例において、第1画像214と第2画像218は、穴216aにおける所定数の部位226を第2画像218に重畳するのに先立って、所定数の基準点224を用いてアライメントされる。
コンパレータ209は、リベット同心度230を任意の所望の時点で自動判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、リベット同心度230を現場で判定する。コンパレータ209がリベット同心度230を現場で判定する場合、コンパレータ209は、所定数のエンドエフェクタ206が構造体204に対する処理を実行する間に、リベット同心度230を判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209がリベット同心度230を現場で判定する場合、コンパレータ209は、所定数のエンドエフェクタ206が構造体204に対する穿孔210及びリベット打ち211を実行する間に、リベット同心度230を判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、第1画像214及び第2画像218を受信すると、リベット同心度230を判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、所定数のエンドエフェクタ206が構造体204に対する穿孔210及びリベット打ち211を完了すると、リベット同心度230を判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、所定数のエンドエフェクタ206が構造体204の部位234に対する穿孔210及びリベット打ち211を完了すると、リベット219のリベット同心度230を判定する。
コンパレータ209は、任意の所望の手順を実行してリベット同心度230を判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、穴216aの輪郭線248を生成し、リベット219bの輪郭線250を生成するよう構成されている。輪郭線248は、穴216aにおける所定数の部位226を表すものである。輪郭線250は、リベット219bにおける所定数の部位228を表すものである。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度230を判定することは、穴216aの輪郭線248における点253とリベット219bの輪郭線250における点254との間の距離252を判定することを含む。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度230は、距離252のうちの最小値である。
いくつかの例示的な実施例において、距離252は、各点253と各点254との間の距離を含む。いくつかの例示的な実施例において、距離252は、各点254について、当該点254から点253のうちの一部の点までの距離を含む。他の例示的な実施例では、距離252は、輪郭線248の接線に対して直角方向の距離を含む。
いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、穴216aの輪郭線248を生成し、穴216aの輪郭線248の中心点256を特定し、リベット219bの輪郭線250を生成するよう構成されている。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度230を判定することは、リベット219aの輪郭線250における点254と上記中心点256との間の距離258を判定することを含む。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度230は、距離258のうちの最小値である。
いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、穴216aの輪郭線248を生成し、穴216aの輪郭線248の中心点256を特定し、リベット219bの輪郭線250を生成し、リベット219bの輪郭線250の質量中心点260を特定するよう構成されている。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度230を判定することは、中心点256と質量中心点260との間の距離262を判定することを含む。
所定数のカメラ207は、所定数のエンドエフェクタ206が構造体204に対して穿孔210及びリベット打ち211を実行するのにともなって、所定数の画像264を撮像する。所定数の画像264は、プロセッサ208による処理、及び、コンパレータ209による分析を実行するため、コンピュータシステム232に送られる。所定数の画像264は、任意の所望の枚数の画像を含みうる。所定数の画像264は、画像266としてデータベース268に保存することができる。
自動リベット測定システム202は、所定数の基準点224を特定するために処理すべき画像266を、これら画像266のメタデータ270を用いて判別することができる。例えば、各画像266は、リベット203のうちの2つの完成したリベットを、所定数の基準点224として利用可能な類似の部位に含みうる。ただし、各リベット203には、それぞれ独自の形状及び配置のボタン部(図示せず)が形成される。処理リソースの低減のため、画像266のうちのいくつかは、無関係なものとして削除してもよい。
画像266のうち、穴、及び、この穴に後から設置されたリベットを含む2枚の画像は、メタデータ270を用いて特定することができる。例えば、処理及び分析の対象とする第1画像214及び第2画像218は、メタデータ270を用いて特定することができる。
いくつかの例示的な実施例において、穴216aを含む第1画像214は、第1画像214が撮像された時刻272、製造環境200内の位置274、機能(function)276、又は、カメラ識別情報278のうちの少なくとも1つを用いて特定される。いくつかの例示的な実施例において、位置274は、所定数のカメラ207のうち、第1画像214を撮像したカメラの位置である。いくつかの例示的な実施例において、位置274は、所定数のエンドエフェクタ206のうちのエンドエフェクタの位置であって、所定数のカメラ207のうち、第1画像214を撮像したカメラが装着されているエンドエフェクタの位置である。位置274は、任意の所望の方法を用いて特定することができる。いくつかの例示的な実施例において、位置274は、製造環境200内で位置センサを用いて特定することができる。
機能276は、第1画像214の撮像前、又は、撮像中に実行される、穿孔210又はリベット打ち211などの製造機能である。カメラ識別情報278は、所定数のカメラ207のうち、第1画像214を撮像したカメラを一意に特定する識別子である。
プロセッサ208は、メタデータ270を用いて第1画像214を特定する。プロセッサ208は、メタデータ270を用いて第2画像218を特定する。例えば、第2画像218の時刻272は、第1画像214の時刻272よりも後の時刻である。いくつかの例示的な実施例において、第1画像214の位置274は、第2画像218の位置274と実質的に同じである。いくつかの例示的な実施例において、第1画像214の位置274及び第2画像218の位置274は、第1画像214及び第2画像218において第1特異部240、第2特異部242及び部位234が目視可能な位置である。
コンパレータ209は、リベット同心度230が仕様限界値280を満たすかどうかを自動で判定する。いくつかの例示的な実施例において、コンパレータ209は、リベット219が仕様限界値280を満たすかどうかを示す出力282を生成する。
いくつかの例示的な実施例において、出力282は、警告や警報である。出力282は、リベット同心度230が仕様限界値280を満たさない場合、視覚的あるいは聴覚的な警報を発動させてもよい。いくつかの例示的な実施例において、出力282は、レポートのエントリデータである。いくつかの例示的な実施例において、出力282は、仕様限界値280を満たさない構造体204の部位のマップの一部である。
いくつかの例示的な実施例において、リベット219のリベット同心度230が仕様限界値280を満たさない旨を出力282が示す場合、出力282は、オペレータによって確認される。いくつかの例示的な実施例において、リベット219のリベット同心度230が仕様限界値280を満たさない旨を出力282が示す場合、リベット219は再加工される。
例示的な一実施例において、破壊試験を用いることなく所望のパラメータの測定値を取得する技術的課題に対し、1つ以上の技術的解決策が提示されている。この結果、1つ以上の技術的解決策は、破壊試験を実行する必要なく、破壊試験の測定値を特定できるという技術的効果を奏する。1つ以上の技術的解決策は、リベット同心度を、リベットを取り出すことなく特定する機能を提供する。
この結果、コンピュータシステム232は、特定用途向けのコンピュータシステムとして動作して、コンピュータシステム232に含まれるコンパレータ209が、リベット同心度を画像から現場で判定することを可能にする。具体的には、コンパレータ209を備えない現在利用可能な汎用コンピュータシステムに比較して、コンパレータ209は、コンピュータシステム232を特定用途向けのコンピュータシステムに変換している。
図2の製造環境200の図示は、例示的な実施形態を実現可能な態様に、何ら物理的、又は、構造的な限定を課すことを示唆するものではない。図示されたコンポーネントに加えて、あるいは、これらのコンポーネントに代えて、他のコンポーネントを用いることもできる。いくつかのコンポーネントが不要な場合もありうる。また、図中のブロックは、いくつかの機能コンポーネントを表す。例示的な実施例において実施する際は、これらのブロックのうちの1つ以上を組み合わせたり、分割したり、組み合わせてから異なるブロックに分割したりすることができる。
いくつかの例示的な実施例において、構造体204は、図示していない他の構成要素も含みうる。例えば、構造体204におけるリベット203は、3つより多くのリベットを含みうる。いくつかの例示的な実施例において、所定数の基準点224は、2つより多くの基準点を含みうる。例えば、所定数の基準点224は、3つの基準点を含みうる。
次に、図3を参照すると、例示的な実施形態による自動リベット測定システムを備える製造環境の側面図が示されている。製造環境300は、図2の製造環境200の物理的な一実施態様である。製造環境300におけるエンドエフェクタ302は、図2のエンドエフェクタ213の物理的な一実施態様である。
この例示的な実施例では、エンドエフェクタ302は、リベット打ち処理を実行するよう構成されている。この例示的な実施例では、エンドエフェクタ302は、構造体304の穴(図示せず)にリベットを設置するべく、製造環境300に配置されている。この例示的な実施例では、他のエンドエフェクタ(図示せず)が構造体304の穴の穿孔に用いられる。
エンドエフェクタ302及びカメラ306は、自動リベット測定システム308のコンポーネントである。この例示的な実施例では、カメラ306は、図2の所定数のカメラ207のうちの1つのカメラの物理的な一実施態様である。いくつかの例示的な実施例において、カメラ306は、第1画像214及び第2画像218など、穴及びリベットの画像を撮像するカメラ220の実施態様である。いくつかの例示的な実施例において、カメラ306は、第2画像218など、設置したリベットの画像を撮像するカメラ222の実施態様である。自動リベット測定システム308は、カメラ306による少なくとも1つの画像を用いて、リベット同心度を現場で自動的に判定する。
カメラ306は、エンドエフェクタ302の動作中に、構造体304の画像を撮像する。例示的な一実施例では、カメラ306は、穴におけるリベット打ち処理の前、及び、後に画像を撮像する。この例示的な実施例では、カメラ306は、図7の第1画像700などの第1画像、及び、図8の第2画像800などの第2画像の両方を撮像する。この例示的な実施例では、カメラ306は、エンドエフェクタ302が第1位置にある時に第1画像を撮像し、エンドエフェクタ302が第2位置にある時に第2画像を撮像する。いくつかの例示的な実施例において、第1位置及び第2位置は、実質的に同じ位置である。他の例示的な実施例では、第1位置は第2位置からずれた位置である。
別の例示的な実施例では、カメラ306は、穴にリベットを設置した後に画像を撮像する。この例示的な実施例では、カメラ306は、図8の第2画像800などの第2画像のみを撮像する。この例示的な実施例では、カメラ306は、エンドエフェクタ302が第2位置にある時に第2画像を撮像する。この例示的な実施例では、別のカメラが構造体304に穴を穿孔するよう構成された別のエンドエフェクタ(図示せず)に装着されており、この別のエンドエフェクタが第1位置にある時に、当該カメラが第1画像を撮像する。いくつかの例示的な実施例において、第1位置及び第2位置は、実質的に同じ位置である。他の例示的な実施例では、第1位置は第2位置からずれた位置である。
エンドエフェクタの移動には公差があるので、第1位置と第2位置が実質的に同じ位置の場合でも、第1画像と第2画像のアライメントを行ってもよい。第1位置及び第2位置が互いにずれた位置の場合、第1位置と第2位置がずれているので、第1画像及び第2画像の位置合わせ又はアライメントを行う。
図3の自動リベット測定システム308の図示は、例示的な実施形態を実現可能な様々な態様に何ら物理的な限定を課すことを示唆するものではない。例えば、図示しない他の実施例では、エンドエフェクタ(図示せず)は、構造体304への穴の穿孔と、この穴へのリベットの設置と、の両方を実行する。図示しないこれらの実施例において、エンドエフェクタ(図示せず)に装着されたカメラは、穴とリベットの両方の画像を撮像する。これらの例示的な実施例において、このカメラは、エンドエフェクタが構造体304に対して第1位置にある時に第1画像を撮像する。構造体304の穴の穿孔後、このカメラは、エンドエフェクタが第2位置にあるときに第2画像を撮像する。いくつかの例示的な実施例において、第1位置及び第2位置は、実質的に同じ位置である。いくつかの例示的な実施例において、第1位置は、穿孔位置であり、第2位置は、リベット打ち位置である。いくつかの例示的な実施例において、第1位置は、穿孔後のエンドエフェクタの位置である。いくつかの例示的な実施例において、第2位置は、リベット打ち後のエンドエフェクタの位置である。
次に、図4を参照すると、例示的な実施形態によるエンドエフェクタ及び接続されたカメラが示されている。図示400は、図3のエンドエフェクタ302の側面図である。
カメラ306は、エンドエフェクタ302に接続されており、エンドエフェクタ302とともに移動する。エンドエフェクタ302は、図3の構造体304などの構造体に対して移動し、カメラ306も、この構造体に対して移動する。
エンドエフェクタ302は、クランプ足部(clamp foot)402、及び、バッキングツール(bucking tool)404を含む。リベット打ちの際、バッキングツール404がリベットに接触してボタン部を形成する。
次に、図5を参照すると、例示的な実施形態による構造体及び設置されたリベットの上面図が示されている。図示500は、図3の構造体304の上面図である。構造体304は、図2の構造体204の物理的な一実施態様である。
この例示的な実施例では、構造体304は、3つの部材をリベット締結して形成されている。図示のように、構造体304は、第1プレート502、第2プレート504及び梁(beam)506から構成されている。第1プレート502、第2プレート504及び梁506の各々は、リベット508を用いて結合されている。リベット508は、図3の自動リベット測定システム308を用いて設置及び測定されている。
次に、図6を参照すると、例示的な実施形態によるリベットが設置された構造体の透視図が示されている。図示600は、図3の構造体304の透視図である。
図示600において、図示500の梁506によってリベット602が遮蔽されている様子が示されている。リベット602を測定するには、図3のカメラ306により、構造体304に対して所与の角度で画像を撮像する。自動リベット測定システム308は、画像処理及び画像分析の際に、この角度を補正する。リベット508のうち、リベット604は、構造体304を平面視した画像を用いて測定することができる。
次に、図7を参照すると、例示的な実施形態による第1画像が示されている。第1画像700は、図2の第1画像214の一態様である。第1画像700は、図3、図5及び図6の構造体304などの構造体の画像である。
第1画像700には、リベット702、リベット704、穴706及び穴708が含まれる。リベット702、リベット704、穴706又は穴708はいずれも、第1画像700における基準点とすることができる。
リベット702は、第1画像700において物理的なリベットを表す視覚的描画像である。リベット704は、第1画像700において物理的なリベットを表す視覚的描画像である。穴706は、第1画像700において物理的な穴を表す視覚的描画像である。穴708は、第1画像700において物理的な穴を表す視覚的描画像である。
第1画像700が撮像されると、第1画像700とともにメタデータが保存される。メタデータは、第1画像700を一意に特定するためのデータを含む。メタデータは、カメラ識別情報、座標系におけるカメラ位置、時刻、日付、第1画像700の撮像前にエンドエフェクタが実行した機能、又は、その他の任意の所望のデータのうちの少なくとも1つを含む。
次に、図8参照すると、例示的な実施形態による第2画像が示されている。第2画像800は、図3、図5及び図6の構造体304などの構造体の画像である。第2画像800は、図2の第2画像218の一態様である。いくつかの例示的な実施例において、第2画像800は、図7と同一の構造体の画像である。いくつかの例示的な実施例において、第2画像800は、図7と同一の部位の画像である。第2画像800には、リベット802、リベット804、穴806及びリベット808が含まれる。
リベット802は、第2画像800において物理的なリベットを表す視覚的描画像である。リベット804は、第2画像800において物理的なリベットを表す視覚的描画像である。穴806は、第2画像800において物理的な穴を表す視覚的描画像である。リベット808は、第2画像800において物理的なリベットを表す視覚的描画像である。
第2画像800が撮像されると、第2画像800とともにメタデータが保存される。メタデータは、第2画像800を一意に特定するためのデータを含む。メタデータは、カメラ識別情報、座標系におけるカメラ位置、時刻、日付、第2画像800の撮像前にエンドエフェクタが実行した機能、又は、その他の任意の所望のデータのうちの少なくとも1つを含む。
第2画像800のメタデータを、他の画像のメタデータを比較して、関連する可能性のある画像を判別する。第1画像700のメタデータとの比較によれば、第2画像800のメタデータは、第1画像700と第2画像800とが、同一の特異部の少なくとも一部を含むことを示唆する。
説明のため、第1画像700及び第2画像800は、リベット設置前と設置後における構造体の同一部位を表す視覚的描画像であるとする。図9~図11は、第1画像700及び第2画像800に重畳された例示的なマーキング表示を用いて、画像分析について示している。いくつかの例示的な実施例において、第1画像700及び第2画像800は、構造体におけるほぼ同一の部位の画像として図示及び説明されているが、第1画像700及び第2画像800は、同一あるいは異なる構造体における異なる部位の画像であってもよい。
次に、図9を参照すると、例示的な実施形態による処理後の第1画像が示されている。図示900は、第1画像700に例示的なマーキングを重畳表示したものを示す。
第1画像700及び第2画像800は、構造体901の同一部位を異なる2つの時刻に撮像した画像である。第1画像700は、穴708を穿孔した後に撮像され、第2画像800は、穴708にリベット808を挿入した後に撮像された。
いくつかの例示的な実施例では、メタデータのみを用いて、同一の特異部を含む第1画像700と第2画像800を特定することができる。他の例示的な実施例では、メタデータとともに第1画像700及び第2画像800の視覚データ(visual data)を用いて、第1画像700と第2画像800が同一の特異部を含むことを特定することができる。例えば、同一の特異部を含む可能性があるとして第1画像700及び第2画像800を特定した後、第1画像700及び第2画像800の視覚データを比較して、第1画像700と第2画像800の両方に含まれる欠陥やその他の固有の特徴を特定してもよい。
例えば、第1画像700及び第2画像800の視覚データを用いて、リベット702とリベット802が同一のものであることを確認することができる。一例では、リベット702とリベット802の各々に、くぼみ(divot)が存在する。
第1画像700を処理して、所定数の基準点902が決定される。所定数の基準点902は、第1画像700と第2画像800の両方に示される特異部を含む。リベット702は、第2画像800に含まれるリベット802と同一である。リベット704は、第2画像800に含まれるリベット804と同一である。穴706は、第2画像800に含まれる穴806と同一である。穴708は、第2画像800では見えない。
所定数の基準点902は、リベット702、リベット704及び穴706を含む。図示900において、例示的なマーキング904は、所定数の基準点902を表すマーキングである。所定数の基準点902を表す例示的なマーキング904は、リベット702、リベット704及び穴706に重畳されている。
例えば、例示的なマーキング906は、リベット702に重畳されている。例示的なマーキング908は、リベット704に重畳されている。例示的なマーキング910は、穴706に重畳されている。
所定数の基準点902を用いて、第1画像700の位置合わせが行われる。いくつかの例示的な実施例において、所定数の基準点902を用いて、座標系における第1画像700の位置が特定される。
第1画像700の処理後、第1画像700が分析される。第1画像700の分析により、穴708における所定数の部位912が決定される。
所定数の基準点902は、第1画像700に示されている任意の所望の種類の特異部を含んでもよい。第1画像700には示されていないが、所定数の基準点902は、構造体901のエッジ、構造体901の欠陥、しるし、又は、その他の任意の所望の特異部を含むことができる。
次に、図10を参照すると、例示的な実施形態による処理後の第2画像が示されている。図示1000は、第2画像800に例示的なマーキングを重畳表示したものを示す。
第1画像700及び第2画像800は、構造体901の同一部位を2つの異なる時刻に撮像した画像である。第1画像700は、穴708の穿孔後に撮像され、第2画像800は、穴708にリベット808を挿入した後に撮像された。
第2画像800を処理して、所定数の基準点1002が決定される。所定数の基準点1002は、第1画像700と第2画像800の両方に示される特異部を含む。リベット802は、第1画像700におけるリベット702と同一である。リベット804は、第1画像700におけるリベット704と同一である。穴806は、第1画像700における穴706と同一である。リベット808は、第1画像700には現れていない。
所定数の基準点1002は、リベット802、リベット804及び穴806を含む。図示1000において、例示的なマーキング1004は、所定数の基準点1002を表すマーキングである。所定数の基準点1002を表す例示的なマーキング1004は、リベット802、リベット804及び穴806に重畳されている。
例えば、例示的なマーキング1006は、リベット802に重畳されている。例示的なマーキング1008は、リベット804に重畳されている。例示的なマーキング1010は、穴806に重畳されている。
所定数の基準点1002を用いて、第2画像800の位置合わせが行われる。いくつかの例示的な実施例において、所定数の基準点1002を用いて、第2画像800の位置が第1画像700と同一の座標系において特定される。
第2画像800の処理後、第2画像800が分析される。第2画像800の分析により、リベット808における所定数の部位1012が決定される。
次に、図11を参照すると、例示的な実施形態による処理後の第2画像が示されている。図示1100は、第2画像800を所定数の基準点1002及び輪郭線1102とともに示す。輪郭線1102は、第1画像700の穴708を表す点1104から成る。輪郭線1102は、図9の穴708における所定数の部位912を表すものである。
次に、図12を参照すると、例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳したものが示されている。図示1200は、第2画像800におけるリベット808を、代表的な分析結果1202とともに示している。代表的な分析結果1202は、図2のコンパレータ209により実行された分析結果を表す視覚インジケータの集まりである。
図9に関して既に記載したように、分析により図9の穴708における所定数の部位912が決定される。穴708における所定数の部位912は、穴708において検出されたエッジである。
図10に関して既に記載したように、分析によりリベット808における所定数の部位1012が決定される。リベット808における所定数の部位1012は、リベット808のボタン部において検出されたエッジである。
代表的な分析結果1202は、輪郭線1102を含む。輪郭線1102は、第1画像700の穴708を表す点1204から成る。図示のように、輪郭線1102は、略円形である。点1204は、図7の穴708における所定数の部位912に概ね対応する。
輪郭線1206は、第2画像800のリベット808を表す点1208から成る。図示のように、輪郭線1206及びリベット808は、正常ではない(irregular)。点1208は、図10のリベット808における所定数の部位1012に概ね対応する。
この例示的な実施例では、リベット同心度を判定することは、穴708の輪郭線1102における点1204とリベット808の輪郭線1206における点1208との間の距離1210を特定することを含む。この例示的な実施例では、リベット同心度は、距離1210のうちの最小値である。
代表的な分析結果1202は、距離1212、距離1214、距離1216、距離1218及び距離1220を含む。図では5つの距離のみを示しているが、任意の所望の個数の距離を決定することができる。この例示的な実施例では、距離1220が最小値である。この例示的な実施例では、距離1220がリベット同心度として設定される。
次に、図13を参照すると、例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳したものが示されている。図示1300は、第2画像800におけるリベット808を、代表的な分析結果1302とともに示している。代表的な分析結果1302は、図2のコンパレータ209により実行された分析結果を表す視覚インジケータの集まりである。
図9に関して既に記載したように、分析により、穴708における所定数の部位912を決定する。穴708における所定数の部位912は、穴708において検出されたエッジである。
図10に関して既に記載したように、分析によってリベット808における所定数の部位1012が決定される。リベット808における所定数の部位1012は、リベット808のボタン部において検出されたエッジである。
代表的な分析結果1302は、輪郭線1102を含む。輪郭線1102は、第1画像700の穴708を表す点1204から成る。図示のように、輪郭線1102は、略円形である。点1204は、図7の穴708における所定数の部位912に概ね対応する。分析中に、穴708の輪郭線1102の中心点1304が特定される。
輪郭線1206は、第2画像800のリベット808を表す点1208から成る。図示のように、輪郭線1206及びリベット808は、正常ではない。点1208は、図8のリベット808における所定数の部位1012に概ね対応する。
この例示的な実施例では、リベット同心度を判定することは、リベット808の輪郭線1206における点1208と上記中心点1304との間の距離1306を特定することを含む。この例示的な実施例では、リベット同心度は、距離1306のうちの最小値である。
代表的な分析結果1302は、距離1308、距離1310、及び、距離1312を含む。図では3つの距離のみを示しているが、任意の所望の個数の距離を決定することができる。この例示的な実施例では、距離1312が最小値である。この例示的な実施例では、距離1312がリベット同心度として設定される。
次に、図14を参照すると、例示的な実施形態による代表的な分析結果を第2画像の一部に重畳したものが示されている。図示1400は、第2画像800におけるリベット808を、代表的な分析結果1402とともに示している。代表的な分析結果1402は、図2のコンパレータ209により実行された分析結果を表す視覚インジケータの集まりである。
図9に関して既に記載したように、分析により穴708における所定数の部位912が決定される。穴708における所定数の部位912は、穴708において検出されたエッジである。
図10に関して既に記載したように、分析によってリベット808における所定数の部位1012が決定される。リベット808における所定数の部位1012は、リベット808のボタン部において検出されたエッジである。
代表的な分析結果1402は、輪郭線1102を含む。輪郭線1102は、第1画像700の穴708を表す点1204から成る。図示のように、輪郭線1102は、略円形である。点1204は、図7の穴708における所定数の部位912に概ね対応する。分析中に、図7の穴708の輪郭線1102の中心点1304が特定される。
輪郭線1206は、第2画像800のリベット808を表す点1208から成る。図示のように、輪郭線1206及びリベット808は、正常ではない。点1208は、図8のリベット808における所定数の部位1012に概ね対応する。分析中に、リベット808の輪郭線1206の質量中心点1404が特定される。
この例示的な実施例では、リベット同心度を判定することは、中心点1304と質量中心点1404との間の距離1406を判定することを含む。この例示的な実施例では、距離1406がリベット同心度として設定される。
図12~図14は、第1画像及び第2画像に対して実行された分析結果を示す。図示した代表的な分析結果1202、代表的な分析結果1302、及び、代表的な分析結果1402は、あくまでも例であり、重畳表示(overlays)であったが、この代わりに、いくつかの例示的な実施例では、これらの分析結果を絵的に(pictorially)示してもよい。いくつかの例示的な実施例において、分析結果のうちの少なくともいくつかは、グラフィックな描写を用いず、演算結果で示してもよい。
図12~図14の各々は、図8のリベット808の画像である。他の例示的な実施例では、リベットのボタン部は、異なる形状、異なる大きさ、又は、当該リベットを含む穴に対して異なる位置を有するものでもよい。例えば、図12~図14の各々において、リベット808は、穴708が見えないように完全に覆っている。他の例示的な実施例では、リベットは、対応する穴を完全に覆わないものでもよい。これらの例示的な実施例では、リベットの輪郭線における点と穴の輪郭線における点との間の距離のうちの少なくとも1つは、マイナスの値になる。いくつかの例示的な実施例において、距離がマイナスの場合、リベット808などの各リベットは、自動的に再加工される。
次に、図15を参照すると、例示的な実施形態による自動リベット測定プロセスのフローチャートが示されている。自動リベット測定システム202は、方法1500を図2の製造環境200において実行しうる。方法1500は、図3の製造環境300において自動リベット測定システム308を用いて実行されうる。方法1500は、図3~図5の構造体304に対して実行されうる。方法1500は、図7~図11の第1画像700及び第2画像800を用いて実行されうる。方法1500では、エンドエフェクタを用いて、構造体の穴にリベットを設置する(工程1502)。
方法1500では、構造体における穴の第1画像、及び、構造体におけるリベットの第2画像を処理して、第1画像と第2画像の両方に含まれる所定数の基準点を特定する(工程1504)。いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、現場で撮像される。例えば、第1画像及び第2画像の各々は、例えば、穿孔、リベット打ち、又は、穿孔後又はリベット打ち後の移動など、他の製造工程の最中に撮像される。第1画像及び第2画像が現場で撮像される場合、追加の検査ステップは発生しない。第1画像及び第2画像が現場で撮像される場合、エンドエフェクタの追加の移動を不要にすることができる。第1画像及び第2画像が現場で撮像される場合、検査時間を短縮することができる。
いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、同一のカメラを用いて現場で撮像される。例えば、第1画像及び第2画像は、穴の穿孔及びリベットの設置に用いるエンドエフェクタに装着されたカメラで撮像してもよい。他の実施例では、穴の穿孔には第1エンドエフェクタを用い、第1画像及び第2画像は、リベットの設置に用いた第2エンドエフェクタに装着されたカメラで撮像してもよい。
他の例示的な実施例において、第1画像と第2画像は、異なるカメラを用いて撮像される。例えば、第1画像は、穴の穿孔に用いたエンドエフェクタに装着されたカメラで撮像し、これに対し、第2画像は、リベットの設置に用いた第2エンドエフェクタに装着された第2のカメラで撮像してもよい。
いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラを第1画像及び第2画像の撮像位置に配置するために、小幅な位置決め移動(small positioning movements)が追加で行われる。いくつかの例示的な実施例において、追加の小幅な位置決め移動は、他の製造工程と工程の間に行ってもよい。いくつかの例示的な実施例において、エンドエフェクタは、第1画像又は第2画像のうちの少なくとも1つを撮像するために、製造工程と工程の間において瞬間的に停止される。
方法1500では、所定数の基準点を用いて、第1画像と第2画像をアライメントする(工程1506)。いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、共通の座標系に基づいて配向される。いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像における特異部の座標は、共通の座標系に関連して保存される。いくつかの例示的な実施例において、第2画像を第1画像に重畳させてもよい。
方法1500では、第1画像を分析して、穴における所定数の部位を特定する(工程1508)。いくつかの例示的な実施例において、所定数の部位は、穴の境界上の位置を含む。
方法1500では、第2画像を分析して、リベットにおける所定数の部位を特定する(工程1510)。いくつかの例示的な実施例において、所定数の部位は、リベットのボタン部の境界を含む。
方法1500では、穴における所定数の部位及びリベットにおける所定数の部位を用いてリベット同心度を自動で判定する(工程1512)。その後、方法を終了する。
いくつかの例示的な実施例において、方法1500では、リベット同心度を現場で判定する。リベット同心度を現場で判定する場合、方法1500は、製造時間を増加させないことが可能である。リベット同心度を現場で判定する場合、方法1500は、エンドエフェクタに追加の移動を生じさせないことが可能である。いくつかの例示的な実施例において、方法1500では、リベット同心度を、穿孔中、リベットの設置中、又は、穿孔後又はリベット設置後の移動中の少なくとも1つにおいて判定する。
次に、図16を参照すると、例示的な実施形態による分析オプションのフローチャートが示されている。方法1600は、方法1500又は方法1700の一部として実行可能な分析オプションを提示する。
方法1600では、穴の輪郭線を生成する(工程1602)。方法1600では、リベットの輪郭線を生成する(工程1604)。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度を判定することは、穴の輪郭線における点とリベットの輪郭線における点との間の距離を特定することを含み、特定された距離のうちの最小値がリベット同心度である(工程1606)。
いくつかの例示的な実施例において、方法1600では、穴の輪郭線の中心点を特定する(工程1608)。いくつかの例示的な実施例において、リベット同心度を判定することは、リベットの輪郭線における点と上記中心点との間の距離を特定することを含み、特定された距離のうちの最小値がリベット同心度である(工程1610)。いくつかの例示的な実施例において、方法1600では、リベットの輪郭線の質量中心点を特定することを含み、リベット同心度を判定することは、上記中心点と上記質量中心点との間の距離を特定することを含む(工程1612)。工程1606、工程1610又は工程1612のいずれかの後、方法1600は終了する。
次に、図17を参照すると、例示的な実施形態による自動リベット測定のプロセスのフローチャートが示されている。自動リベット測定システム202は、図2の製造環境200において方法1700を実行しうる。方法1700は、図3の製造環境300において自動リベット測定システム308を用いて実行されうる。方法1700は、図3~図5の構造体304に対して実行されうる。方法1700は、図7~図11の第1画像700及び第2画像800を用いて実行されうる。
方法1700は、穿孔を行うよう構成されたエンドエフェクタを用いて構造体に穴を穿孔することを含む(工程1702)。構造体の穴は、第1エンドエフェクタを用いて穿孔される。方法1700では、構造体の穴の第1画像を撮像する(工程1704)。いくつかの例示的な実施例において、第1画像は、第1エンドエフェクタに装着されたカメラを用いて撮像される。いくつかの例示的な実施例において、第1画像は現場で撮像される。例えば、第1画像は、穿孔、リベット打ち、又は、穿孔後又はリベット打ち後の移動など、他の製造工程中に撮像される。第1画像を現場で撮像する場合、追加の検査ステップは発生しない。第1画像を現場で撮像する場合、エンドエフェクタの追加の移動を不要にすることができる。第1画像を現場で撮像する場合、検査時間を短縮することができる。
方法1700では、リベット打ちを行うよう構成されたエンドエフェクタを用いて、リベットが穴に設置される(工程1706)。リベットは、エンドエフェクタを用いて設置され、いくつかの例示的な実施例においては、リベットは、穴の穿孔に用いられた第1エンドエフェクタを用いて設置される。他の実施例では、リベットは、第2エンドエフェクタを用いて設置される。方法1700では、構造体におけるリベットの第2画像を撮像する(工程1708)。
いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、同じカメラを用いて撮像される。これらの例示的な実施例において、第1画像の撮像と第2画像の撮像は、同一のカメラにより行われる。例えば、第1画像と第2画像は、穴の穿孔及びリベットの設置に用いられた第1エンドエフェクタに装着されたカメラを用いて撮像してもよい。他の実施例では、穴の穿孔には第1エンドエフェクタを用い、第1画像及び第2画像は、リベットの設置に用いた第2エンドエフェクタに装着されたカメラで撮像してもよい。いくつかの例示的な実施例において、第1画像の撮像、又は、第2画像の撮像のうちの少なくとも一方は、穿孔を行うよう構成されたエンドエフェクタに装着されたカメラを用いて実行される。いくつかの例示的な実施例において、第1画像の撮像、又は、第2画像の撮像のうちの少なくとも一方は、リベット打ちを行うよう構成されたエンドエフェクタに装着されたカメラを用いて実行される。
他の例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、異なるカメラを用いて撮像される。例えば、第1画像は、穴の穿孔に用いた第1エンドエフェクタに装着されたカメラを用いて撮像し、第2画像は、リベットの設置に用いた第2エンドエフェクタに装着された第2のカメラを使って撮像してもよい。
いくつかの例示的な実施例において、第1画像及び第2画像は、現場で撮像される。いくつかの例示的な実施例において、所定数のカメラを第1画像及び第2画像の撮像位置に配置するために、小幅な位置決め移動が追加で行われる。いくつかの例示的な実施例において、追加の小幅な位置決め移動は、他の製造工程と工程の間に行ってもよい。いくつかの例示的な実施例において、エンドエフェクタは、第1画像又は第2画像のうちの少なくとも1つを撮像するために、製造工程と工程の間において瞬間的に停止される。いくつかの例示的な実施例において、第1画像の撮像、及び、第2画像の撮像は、穿孔を行うよう構成されたエンドエフェクタ、又は、リベット打ちを行うよう構成されたエンドエフェクタに、追加の移動ステップを生じさせることなく行われる。
方法1700では、第1画像及び第2画像を処理して、第1画像と第2画像の両方に含まれる所定数の基準点を特定する(工程1710)。いくつかの例示的な実施例において、方法1700では、第1画像及び第2画像を受信すると、各画像を自動で処理する。いくつかの例示的な実施例において、方法1700では、第1画像及び第2画像は、第1画像と第2画像の両方を受信した後に処理される。
方法1700では、所定数の基準点に関する座標系において、第1画像と第2画像をアライメントする(工程1712)。方法1700では、第1画像を分析して、穴における所定数の部位を特定する(工程1714)。
方法1700では、第2画像を分析して、リベットにおける所定数の部位を特定する(工程1716)。方法1700では、穴における所定数の部位、及び、リベットにおける所定数の部位を用いて、リベット同心度を自動で判定する(工程1718)。その後、方法を終了する。
いくつかの例示的な実施例において、方法1700では、リベット同心度を現場で判定する。リベット同心度を現場で判定する場合、方法1700は、製造時間の増加をさせないことが可能である。リベット同心度を現場で判定する場合、方法1700は、エンドエフェクタに追加の移動を生じさせないことが可能である。いくつかの例示的な実施例において、方法1700では、リベット同心度を、穿孔中、リベットの設置中、又は、穿孔後又はリベット設置後の移動中のうちの少なくとも1つにおいて判定する。
図示した様々な実施形態におけるフローチャート及びブロック図は、例示的な実施形態の装置及び方法についてのいくつかの考えられる実施態様の構造、機能、及び動作を示すものである。この点において、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、モジュール、セグメント、関数、あるいは、工程又はステップの一部を表すこともある。例えば、これらのブロックのうちの1つ以上を、プログラムコード、ハードウェア、又は、プログラムコードとハードウェアの組み合わせで実現してもよい。ハードウェアで実現する場合、当該ハードウェアは、例えば、フローチャート又はブロック図における1つ又は複数の工程を行うように製造又は構成された集積回路の形態をとりうる。プログラムコードとハードウェアの組み合わせとして実現する場合には、ファームウェアの形態で実現してもよい。フローチャート又はブロック図における各ブロックは、各工程を実行する特定用途向けハードウェアを用いて、あるいは、特定用途向けハードウェアと、その特定用途向けハードウェアで実行されるプログラムコードとの組み合わせを用いて実行することができる。
例示的な一実施形態のいくつかの代替の態様においては、ブロックに示した機能が、図示した順序とは異なる順序で実行されてもよい。例えば、場合によっては、連続して示されている2つのブロックを、関連する機能に応じて実質的に同時に実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。また、さらに他のブロックを、フローチャート又はブロック図に示されたブロックに追加してもよい。
いくつかの実施例において、方法1500において、第1画像と第2画像の両方に含まれる所定数の基準点を特定することは、所定数の基準点の第1特異部として、第1画像と第2画像に含まれるリベットを特定することを含む。いくつかの実施例において、方法1500において、第1画像と第2画像の両方に含まれる所定数の基準点を特定することは、所定数の基準点の第2特異部として、第1画像と第2画像に含まれる他のリベットを特定することを含む。いくつかの実施例において、方法1500において、所定数の基準点は、構造体におけるリベット、穴又はエッジのうちの少なくとも1つを含む。
次に、図18を参照すると、例示的な実施形態によるデータ処理システムのブロック図が示されている。データ処理システム1800は、図2のコンピュータシステム232を実現するのに用いることができる。この例示的な実施例では、データ処理システム1800は、通信フレームワーク1802を含み、これにより、プロセッサ部1804、メモリ1806、永続ストレージ1808、通信部1810、入/出力部1812、及び、ディスプレイ1814の間の通信が行える。この実施例では、通信フレームワーク1802は、例えば、バスシステムの形態をとる。
プロセッサ部1804は、メモリ1806にロード可能なソフトウェアの命令を実行する機能を有する。プロセッサ部1804は、具体的な実施態様に応じて、所定数のプロセッサ、マルチプロセッサコア、又は、その他の種類のプロセッサであってもよい。
メモリ1806及び永続ストレージ1808は、記憶装置1816の例である。記憶装置とは、情報を保存することができる任意のハードウェア機器である。限定するものではないが、情報とは、例えば、データ、関数型のプログラムコード、又は、他の適当な情報であって、一時的なもの、永続的なもの、又は、一時的且つ永続的なものが含まれる。記憶装置1816は、これらの例示的な実施例において、コンピュータ可読記憶装置とも呼ばれる。これら実施例におけるメモリ1806は、例えば、ランダムアクセスメモリであってもよく、あるいは、他の任意の適当な揮発性又は不揮発性の記憶装置であってもよい。永続ストレージ1808は、具体的な実施態様に応じて様々な形態を取りうる。
例えば、永続ストレージ1808は、1つ以上のコンポーネント又は装置を含みうる。例えば、永続ストレージ1808は、ハードドライブ、固体ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換え可能光ディスク、書換え可能磁気テープ、又は、これらの組み合わせであってもよい。永続ストレージ1808により用いられる媒体は、着脱可能なものであってもよい。例えば、着脱可能なハードディスクドライブを永続ストレージ1808に使用してもよい。
これらの例示的な実施例において、通信部1810は、他のデータ処理システムや装置との通信を行う。これらの実施例では、通信部1810はネットワークインターフェースカードである。
入/出力部1812は、データ処理システム1800に接続される他の装置に対するデータの入出力を可能にする。例えば、入/出力部1812は、キーボード、マウス、又は、その他の適当な入力装置のうちの少なくとも1つを介したユーザ入力に対する接続手段を提供する。さらに、入/出力部1812は、プリンタに対して出力を送信する。ディスプレイ1814は、ユーザに情報を表示する機構を提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション又はプログラムのうちの少なくとも1つに対する命令は、通信フレームワーク1802を介してプロセッサ部1804と通信する記憶装置1816に格納しておいてもよい。様々な実施形態の処理は、コンピュータにより実行可能な命令を用いてプロセッサ部1804に実行させることができ、これらの命令は、メモリ1806などのメモリに格納可能である。
これらの命令は、プログラムコード、コンピュータ使用可能なプログラムコード、又は、コンピュータ可読のプログラムコードと呼ばれ、プロセッサ部1804に含まれるプロセッサによる読み取り、及び、実行が可能である。様々な種実施形態におけるプログラムコードは、メモリ1806や永続ストレージ1808などの各種の物理的媒体又はコンピュータ可読媒体に具現化することが可能である。
プログラムコード1818は、選択的に着脱可能なコンピュータ可読媒体1820に関数として格納されており、データ処理システム1800にロード又は転送して、プロセッサ部1804により実行することができる。これらの例示的な実施例では、プログラムコード1818及びコンピュータ可読媒体1820は、コンピュータプログラム製品1822を構成している。一実施例では、コンピュータ可読媒体1820は、コンピュータ可読の記憶媒体1824、又は、コンピュータ可読信号媒体1826であってもよい。
これらの例示的な実施例では、コンピュータ可読の記憶媒体1824は、プログラムコード1818を格納するのに用いられる物理的即ち有形の記憶装置であって、プログラムコード1818を伝播又は伝送する媒体ではない。
これに代えて、プログラムコード1818を、コンピュータ可読信号媒体1826を用いてデータ処理システム1800に転送してもよい。コンピュータ可読信号媒体1826は、例えば、プログラムコード1818を含む搬送データ信号であってもよい。例えば、コンピュータ可読信号媒体1826は、電磁信号、光信号、又は、任意の他の適当な種類の信号であってもよい。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバーケーブル、同軸ケーブル、電線、又は、その他の任意の適切な種類の通信リンクなどの通信リンクうちの少なくとも1つを介して伝送可能である。
データ処理システム1800について示した様々なコンポーネントは、異なる実施形態を実現可能な態様について何ら構造的な限定を課すものではない。異なる例示的な実施形態は、データ処理システム1800について示したコンポーネントに加えて、あるいは、これに代えて、他のコンポーネントを含むデータ処理システムによっても実現可能である。図18に示した他のコンポーネントは、図示の例示的な実施例から変更してもよい。プログラムコード1818を実行可能な任意のハードウェア装置又はシステムを用いて、様々な実施形態を実現することができる。
本開示の例示的な実施形態は、図19に示すような航空機の製造及び保守方法1900、及び、図20に示すような航空機2000に関連させて説明することができる。先ず図19を参照すると、例示的な実施例による航空機の製造及び保守方法のブロック図が示されている。生産開始前において、航空機の製造及び保守方法1900は、図20に示した航空機2000の仕様決定及び設計1902、並びに、材料調達1904を含む。
生産中は、図20の航空機2000の部品及び小組立品(subassembly)の製造1906、及び、システムインテグレーション1908が行われる。その後、図20の航空機2000は、例えば認証及び納品1910の工程を経て、就航1912に入る。顧客による就航1912の期間中は、図20の航空機2000は、定例の整備及び保守1914のスケジュールに組み込まれる。この整備及び保守は、改良、再構成、改修、又は、その他の整備及び保守を含みうる。
航空機の製造及び保守方法1900の各工程は、システムインテグレータ、第三者、オペレータ、又は、これらの組み合わせによって実行又は実施することができる。これらの例において、オペレータは、顧客であってもよい。なお、システムインテグレータは、航空機メーカ及び主要システム下請業者をいくつ含んでいてもよく、その数は特に限定されない。同様に、第三者は、売主、下請業者、供給業者をいくつ含んでいてもよい。オペレータは、例えば、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス組織等である。
次に、図20を参照すると、例示的な実施形態を実現可能な航空機のブロック図が示されている。この実施例において、航空機2000は、図19に示した航空機の製造及び保守方法1900によって生産され、複数のシステム2004及び内装2006を備えた機体2002を含みうる。システム2004の例としては、駆動系2008、電気系2010、油圧系2012及び環境系2014のうちの1つ以上が挙げられる。また、その他のシステムをいくつ含んでいてもよい。また、航空宇宙産業に用いた場合を例として説明したが、様々な実施形態は、例えば自動車産業などの他の産業に適用してもよい。
本明細書において具現化される装置及び方法は、図19に示した航空機の製造及び保守方法1900おける少なくとも1つの段階において、採用することができる。例示的な一実施例において、図19に示す部品及び小組立品の製造1906において製造される部品及び小組立品は、図19に示す航空機2000の就航1912の期間中に製造される部品及び小組立品と同様に製造されてもよい。また、1つ以上の装置の実施形態、方法の実施形態、又は、それらの組み合わせを、図19に示す部品及び小組立品の製造1906及びシステムインテグレーション1908などの製造段階で用いることができる。1つ以上の装置の実施形態、方法の実施形態、又は、それらの組み合わせを、図19に示す航空機2000の就航1912の期間中に、整備及び保守1914の間に、あるいは、その両方で用いることができる。例えば、部品及び小組立品の製造1906において、自動リベット測定システムを用いてリベット203などのリベットの検査を実行して、これらリベットを検査することができる。加えて、図2の自動リベット測定システム202などの自動リベット測定システムは、整備及び保守1914において用いることができ、これにより、既に設置されているリベットや、改良、再構成、改修、又は、その他の整備及び保守を含む定例の整備及び保守において設置されたリベットを検査することができる。
1つ以上の装置の実施形態、方法の実施形態、又は、それらの組み合わせを、航空機2000の任意の所望のコンポーネントについて用いることができる。例えば、機体2002にリベットを設置する際に、図2のリベット203などのリベットの検査を、自動リベット測定システムを用いて実行しうる。他の例として、内装2006にリベットを設置する際に、リベット203などのリベットの検査を、自動リベット測定システムを用いて実行されうる。
複数の例示的な実施形態を用いることによって、航空機2000の組み立て速度の大幅な迅速化、航空機2000の大幅なコスト削減、又は、航空機2000の大幅な組み立ての迅速化と航空機2000のコスト削減の両方を実現することができる。例えば、例示的な実施例による自動リベット測定システムを使用することにより、航空機2000の製造に要する時間及びコストを低減することができる。例えば、リベットの検査に要する時間を短縮することができる。このように、航空機2000は、破壊試験による測定を伴う既存の技術を用いる場合に比べて、より迅速な製造が可能である。
つまり、破壊試験を行うことなくリベット同心度の測定値を得るという技術的課題を克服する1つ以上の技術的解決策が提示されている。1つ以上の技術的解決策は、破壊試験の実施を必要とせずにリベット同心度を特定できるという技術的効果を達成しうる。また、リベット同心度を現場で判定する機能を提供する1つ以上の技術的解決策が提示されている。
本発明は、以下の付記においても言及されるが、この付記は、請求の範囲と混同されるべきではない。
A1.エンドエフェクタ(212又は213)を用いて、構造体(204)の穴(216)にリベット(219)を設置することと、
前記構造体(204)における前記穴(216)の第1画像(214)、及び、前記構造体(204)における前記リベット(219)の第2画像(218)を処理して、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる所定数の基準点(224)を特定することと、
前記所定数の基準点(224)を用いて、前記第1画像(214)と第2画像(218)をアライメントすることと、
前記第1画像(214)を分析して、前記穴(216a)における所定数の部位(226)を決定することと、
前記第2画像(218)を分析して、前記リベット(219b)における所定数の部位(228)を決定することと、
前記穴(216a)における前記所定数の部位(226)、及び、前記リベット(219b)における前記所定数の部位(228)を用いて、リベット同心度(230)を自動で判定することと、
を含む、リベット同心度(230)の自動非破壊試験の方法。
A2.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記穴(216a)の前記輪郭線(248)における点(253)と前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)との間の距離(252)を特定すること含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(252)のうちの最小値である、
付記A1に記載の方法。
A3.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)と前記中心点(256)との間の距離(258)を特定すること含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(258)のうちの最小値である、
付記A1に記載の方法。
A4.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、
前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)の質量中心点(278)を特定することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記中心点(256)と前記質量中心点(278)との間の距離(262)を特定することを含む、
付記A1に記載の方法。
A5.前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる前記所定数の基準点(224)を特定することは、前記所定数の基準点(224)の第1特異部(240a、240b)として、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)に含まれるリベット(243a、243b)を特定することを含む、付記A1に記載の方法。
A6.前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる前記所定数の基準点(224)を特定することは、前記所定数の基準点(224)の第2特異部(242、242a、242b)として、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)に含まれる他のリベット(244、244a、244b)を特定することを含む、付記A5に記載の方法。
A7.前記所定数の基準点(224)は、前記構造体(204)におけるリベット、穴又はエッジのうちの少なくとも1つを含む、付記A1に記載の方法。
本発明のさらに別の側面によれば、以下が提供される。
B1.構造体(204)に対して穿孔(210)及びリベット打ち(211)を行うよう構成された所定数のエンドエフェクタ(206)と、
前記所定数のエンドエフェクタ(206)に接続された所定数のカメラ(207)であって、前記構造体(204)における穴(216)の第1画像(214)、及び、前記穴(216)におけるリベット(219)の第2画像(218)を撮像するよう構成された所定数のカメラ(207)と、
前記第1画像(214)及び前記第2画像(218)を処理して、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)に含まれる所定数の基準点(224)を特定するよう構成されたプロセッサ(208)と、
前記所定数の基準点(224)を用いて前記第1画像(214)と前記第2画像(218)とをアライメントするとともに、前記第1画像(214)における前記穴(216a)、及び、前記第2画像(218)における前記リベット(219b)を用いて、リベット同心度(230)を判定するよう構成されたコンパレータ(209)と、を含む、
自動リベット測定システム(202)。
本発明のさらに別の側面によれば、以下が提供される。
B2.前記コンパレータ(209)は、さらに、前記第1画像(214)を分析して、前記穴(216a)における所定数の部位(226)を決定し、前記第2画像(218)を分析して、前記リベット(219b)における所定数の部位(228)を決定し、前記穴(216a)における前記所定数の部位(226)、及び、前記リベット(219b)における前記所定数の部位(228)を用いて、リベット同心度(230)を判定するよう構成されている、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
B3.前記コンパレータ(209)は、前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成するとともに、前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成するよう構成されており、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記穴(216a)の前記輪郭線(248)における点(253)と前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)との間の距離(252)を特定すること含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(252)のうちの最小値である、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
B4.前記コンパレータ(209)は、前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成し、前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定し、前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成するよう構成されており、前記リベット同心度(230)を特定することは、前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)と前記中心点(256)との間の距離(258)を特定すること含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(258)のうちの最小値である、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
B5.前記コンパレータ(209)は、前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成し、前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定し、前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成し、前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)の質量中心点(278)を特定するよう構成されており、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記中心点(256)と前記質量中心点(278)との間の距離(262)を特定することを含む、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
B6.前記所定数のエンドエフェクタ(206)は、前記穿孔(210)と前記リベット打ち(211)の両方を行う1つのエンドエフェクタ(212)を含む、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
B7.前記所定数のエンドエフェクタ(206)は、前記穿孔(210)を行う第1エンドエフェクタ(212)、及び、前記リベット打ち(211)を行う第2エンドエフェクタ(213)を含み、前記所定数のカメラ(207)は、前記第1エンドエフェクタ(212)に接続されているとともに前記第1画像(214)を撮像するよう構成されたカメラ(220)、及び、前記第2エンドエフェクタ(213)に接続されているとともに前記第2画像(218)を撮像するよう構成された第2カメラ(222)を含む、付記B1に記載の自動リベット測定システム(202)。
本発明のさらに別の側面によれば、以下が提供される。
C1.穿孔(210)を行うよう構成されたエンドエフェクタ(212)を用いて、構造体(204)に穴(216)を穿孔する(210)ことと、
前記構造体(204)における前記穴(216)の第1画像(214)を撮像することと、
リベット打ち(211)を行うよう構成されたエンドエフェクタ(212又は213)を用いて、前記穴(216)にリベット(219)を設置することと、
前記構造体(204)における前記リベット(219)の第2画像(218)を撮像することと、
前記第1画像(214)及び前記第2画像(218)を処理して、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる所定数の基準点(224)を特定することと、
前記所定数の基準点(224)に関する座標系(246)において、前記第1画像(214)と第2画像(218)のアライメントを行うことと、
前記第1画像(214)を分析して、前記穴(216a)における所定数の部位(226)を決定することと、
前記第2画像(218)を分析して、前記リベット(219b)における所定数の部位(228)を決定することと、
前記穴(216a)における前記所定数の部位(226)、及び、前記リベット(219b)における前記所定数の部位(228)を用いて、リベット同心度(230)を自動で判定することと、
を含む、リベット同心度(230)の自動非破壊試験の方法。
C2.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記穴(216a)の前記輪郭線(248)における点(253)と前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)との間の距離(252)を特定すること含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(252)のうちの最小値である、
付記C1に記載の方法。
C3.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)における点(254)と前記中心点(256)との間の距離(258)を特定することを含み、前記リベット同心度(230)は、前記距離(258)のうちの最小値である、
付記C1に記載の方法。
C4.前記穴(216a)の輪郭線(248)を作成することと、
前記穴(216a)の前記輪郭線(248)の中心点(256)を特定することと、
前記リベット(219b)の輪郭線(250)を作成することと、
前記リベット(219b)の前記輪郭線(250)の質量中心点(278)を特定することと、をさらに含み、前記リベット同心度(230)を判定することは、前記中心点(256)と前記質量中心点(278)との間の距離(262)を特定することを含む、
付記C1に記載の方法。
C5.前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる前記所定数の基準点(224)を特定することは、前記所定数の基準点(224)の第1特異部(240a、240b)として、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)に含まれるリベット(243a、243b)を特定することを含む、付記C1に記載の方法。
C6.前記第1画像(214)と前記第2画像(218)の両方に含まれる前記所定数の基準点(224)を特定することは、前記所定数の基準点(224)の第2特異部(242、242a、242b)として、前記第1画像(214)と前記第2画像(218)に含まれる他のリベット(244、244a、244b)を特定することを含む、付記C5に記載の方法。
C7.前記第1画像(214)の撮像、及び、前記第2画像(218)の撮像は、現場で実行される、付記C1に記載の方法。
C8.前記第1画像(214)の撮像、及び、前記第2画像(218)の撮像は、同一のカメラ(220又は222)で実行される、付記C1に記載の方法。
C9.前記第1画像(214)の撮像、又は、前記第2画像(218)の撮像のうちの少なくとも一方は、穿孔(210)を行うよう構成された前記エンドエフェクタ(212)に装着されたカメラ(220)により実行される、付記C1に記載の方法。
C10.前記第1画像(214)の撮像、又は、前記第2画像(218)の撮像のうちの少なくとも一方は、リベット打ち(211)を行うよう構成された前記エンドエフェクタ(212又は213)に装着されたカメラ(220又は222)により実行される、付記C1に記載の方法。
C11.前記第1画像(214)の撮像、及び、前記第2画像(218)の撮像は、穿孔(210)を行うように構成された前記エンドエフェクタ(212)、又は、リベット打ち(211)を行うように構成された前記エンドエフェクタ(212又は213)を移動させるステップを追加することなく実行される、付記C1に記載の方法。
様々な例示的な実施形態の説明は、例示及び説明のために提示したものであり、すべてを網羅することや、開示した形態での実施形態に限定することを意図するものではない。様々な例示的な実施例は、動作や工程を行うコンポーネントを説明している。例示的な実施例において、コンポーネントは、説明した動作や工程を行うように構成することができる。例えば、コンポーネントは、例示的な実施例においてコンポーネントによって行われるものとして説明した動作や工程を、当該コンポーネントが行うことを可能にする構造体用の構成又は設計を有しうる。
多くの変形や変更が可能であることは、当業者には明らかであろう。さらに、例示的な実施形態によっては、他の好適な実施形態とは異なる特徴をもたらす場合がある。選択した実施形態は、実施形態の原理及び実際の用途を最も的確に説明するために、且つ、当業者が、想定した特定の用途に適した種々の改変を加えた様々な実施形態のための開示を理解できるようにするために、選択且つ記載したものである。

Claims (14)

  1. エンドエフェクタを用いて、構造体の穴にリベットを設置することと、
    前記構造体における前記穴の第1画像、及び、前記構造体における前記穴にある前記リベットの第2画像を処理して、前記第1画像と前記第2画像の両方に含まれる所定数の基準点を特定することと、
    前記所定数の基準点を用いて、前記第1画像と第2画像をアライメントすることと、
    前記第1画像を分析して、前記穴における所定数の部位を決定することと、
    前記第2画像を分析して、前記リベットにおける所定数の部位を決定することと、
    前記穴における前記所定数の部位、及び、前記リベットにおける前記所定数の部位を用いて、リベット同心度を自動で判定することと、
    を含む、リベット同心度の自動非破壊試験の方法。
  2. 前記穴の輪郭線を作成することと、
    前記リベットの輪郭線を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度を判定することは、前記穴の前記輪郭線における点と前記リベットの前記輪郭線における点との間の距離を特定することを含み、前記リベット同心度は、前記距離のうちの最小値である、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記穴の輪郭線を作成することと、
    前記穴の前記輪郭線の中心点を特定することと、
    前記リベットの輪郭線を作成することと、をさらに含み、前記リベット同心度を判定することは、前記リベットの前記輪郭線における点と前記中心点との間の距離を特定することを含み、前記リベット同心度は、前記距離のうちの最小値である、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記穴の輪郭線を作成することと、
    前記穴の前記輪郭線の中心点を特定することと、
    前記リベットの輪郭線を作成することと、
    前記リベットの前記輪郭線の質量中心点を特定することと、をさらに含み、前記リベット同心度を判定することは、前記中心点と前記質量中心点との間の距離を特定することを含む、
    請求項1~3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第1画像と前記第2画像の両方に含まれる前記所定数の基準点を特定することは、前記所定数の基準点の第1特異部として、前記第1画像と前記第2画像に含まれるリベットを特定することを含む、請求項1~4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記第1画像と前記第2画像の両方に含まれる前記所定数の基準点を特定することは、前記所定数の基準点の第2特異部として、前記第1画像と前記第2画像に含まれる他のリベットを特定することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記所定数の基準点は、前記構造体におけるリベット、穴又はエッジのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
  8. 構造体に対して穿孔及びリベット打ちを行うよう構成された所定数のエンドエフェクタと、
    前記所定数のエンドエフェクタに接続された所定数のカメラであって、前記構造体における穴の第1画像、及び、前記構造体における前記穴にあるリベットの第2画像を撮像するよう構成された所定数のカメラと、
    前記第1画像及び前記第2画像を処理して、前記第1画像と前記第2画像に含まれる所定数の基準点を特定するよう構成されたプロセッサと、
    前記所定数の基準点を用いて前記第1画像と前記第2画像とをアライメントするとともに、前記第1画像における前記穴、及び、前記第2画像における前記リベットを用いて、リベット同心度を判定するよう構成されたコンパレータと、を含む、
    自動リベット測定システム。
  9. 前記コンパレータは、さらに、前記第1画像を分析して、前記穴における所定数の部位を決定し、前記第2画像を分析して、前記リベットにおける所定数の部位を決定し、前記穴における前記所定数の部位、及び、前記リベットにおける前記所定数の部位を用いて、リベット同心度を判定するよう構成されている、請求項8に記載の自動リベット測定システム。
  10. 前記コンパレータは、前記穴の輪郭線を作成するとともに、前記リベットの輪郭線を作成するよう構成されており、前記リベット同心度を判定することは、前記穴の前記輪郭線における点と前記リベットの前記輪郭線における点との間の距離を特定すること含み、前記リベット同心度は、前記距離のうちの最小値である、請求項8又は9に記載の自動リベット測定システム。
  11. 前記コンパレータは、前記穴の輪郭線を作成し、前記穴の前記輪郭線の中心点を特定し、前記リベットの輪郭線を作成するよう構成されており、前記リベット同心度を特定することは、前記リベットの前記輪郭線における点と前記中心点との間の距離を特定すること含み、前記リベット同心度は、前記距離のうちの最小値である、請求項8~10のいずれかに記載の自動リベット測定システム。
  12. 前記コンパレータは、前記穴の輪郭線を作成し、前記穴の前記輪郭線の中心点を特定し、前記リベットの輪郭線を作成し、前記リベットの前記輪郭線の質量中心点を特定するよう構成されており、前記リベット同心度を判定することは、前記中心点と前記質量中心点との間の距離を特定することを含む、請求項8~11のいずれかに記載の自動リベット測定システム。
  13. 前記所定数のエンドエフェクタは、前記穿孔と前記リベット打ちの両方を行う1つのエンドエフェクタを含む、請求項8~12のいずれかに記載の自動リベット測定システム。
  14. 前記所定数のエンドエフェクタは、前記穿孔を行う第1エンドエフェクタ、及び、前記リベット打ちを行う第2エンドエフェクタを含み、前記所定数のカメラは、前記第1エンドエフェクタに接続されているとともに前記第1画像を撮像するよう構成されたカメラ、及び、前記第2エンドエフェクタに接続されているとともに前記第2画像を撮像するよう構成された第2カメラを含む、請求項8~12のいずれかに記載の自動リベット測定システム。
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