JP6999473B2 - 自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 - Google Patents
自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6999473B2 JP6999473B2 JP2018064402A JP2018064402A JP6999473B2 JP 6999473 B2 JP6999473 B2 JP 6999473B2 JP 2018064402 A JP2018064402 A JP 2018064402A JP 2018064402 A JP2018064402 A JP 2018064402A JP 6999473 B2 JP6999473 B2 JP 6999473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling
- furnace
- cooled jacket
- jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
先ず、本実施形態に係る自溶炉の構成について簡単に説明する。図1は本発明の好ましい一実施形態に係る自溶炉の概略正面断面図である。図示された自溶炉1は、概略として、一端側に設けられた反応シャフト2と、他端側に設けられたアップテイク4と、反応シャフト2とアップテイク4の中間部に位置するセットラ3を備えて炉体が構成されており、自溶炉1の炉体全体は鋼材等の金属製材料によって形成されたシェル(缶体)によって形成されている。反応シャフト2は、略円筒形状とされ、その上部に精鉱バーナ7が配置されている。そして、精鉱バーナ7には酸素富化空気の供給部8が設けられている。反応シャフト2に精鉱バーナ7から酸素富化空気あるいは高温熱風と同時に精鉱(製錬原料)が吹き込まれると、瞬間的に化学反応が生起し、反応した精鉱(製錬原料)は比重差によってセットラ3の炉低部1a上でマット(下層)とスラグ(上層)とに分離される。セットラ3のマットレベルには不図示のマットタップホールが設けられ、セットラ3のスラグレベルには不図示のスラグタップホールが設けられる。スラグタップホールは不図示の錬かん炉に連結されており、スラグに含まれていた銅はマットとして回収される。一方、アップテイク4は、スラグ上層の排ガスを廃熱ボイラへ誘導して廃熱の回収を行い、冷却された排ガスは硫酸工場に送られる。ここで、反応シャフト2の周壁(側壁)には、複数の水冷ジャケット10が装着されている。水冷ジャケット10の装着先は、反応シャフト2の周壁(側壁)の全体であっても一部であってもよいが、少なくとも周壁(側壁)の最下部に位置するスカート部9aの直上の筒状部9bには、水冷ジャケット10が装着されているものとする。この筒状部9bには精鉱バーナ7から吹き込まれる精鉱と酸素富化空気が反応し生成する高温ガスが直接的に接触するため、熱流束が特に高いからである。
次に、反応シャフト2の周壁(側壁)の構造について説明する。図2は反応シャフトの周壁(側壁)の構造の説明図である。図示されたように、反応シャフト2の周壁(側壁)には、側壁の骨組みである固定構造体10cが配置される。この固定構造体10cは、複数のリング状の棚板を高さ方向にかけて繰り返し配置し、これら棚板を複数の支柱(図5を参照)によって支持している。この固定構造体10cの各段には、反応シャフト2の側壁となる水冷ジャケット10が反応シャフト2の周方向(以下、単に「周方向」という。)にかけて複数並べて配置され、これら複数の水冷ジャケット10が筒状の周壁(側壁)を構成している。個々の水冷ジャケット10は、固定構造体10cの間(棚板の隙間)へ装着される板状の第一の水冷ジャケット10aと、炉内側へ突出する複数の冷却フィン30が多段状に設けられ、かつ第一の水冷ジャケット10aの間に位置するようにして装着される第二の水冷ジャケット10bの2種類がある。これら第一の水冷ジャケット10a及び第二の水冷ジャケット10bの内部には、冷却水路(後述する図3、図4の符号11)が配設されており、その冷却水路へ冷却水を供給することによって第一の水冷ジャケット10a及び第二の水冷ジャケット10bの炉内面2a(最も炉内側に位置する面)側を冷却する。特に本実施形態では、この水冷ジャケット10を後述するような構成とすることにより、自溶炉1の操業中に炉内面2aから炉外方向にかけての温度勾配を2~7℃/mmの適切な範囲内に制御する。なお、操業時における反応シャフト2の炉内温度は約1,200~1,400℃である。
次に、第一の水冷ジャケット10aの構造について説明する。図3(A)は第一の水冷ジャケットの平面図、図3(B)はその断面図、図5は反応シャフトの周壁(側壁)の構造を示す断面図である。図示された第一の水冷ジャケット10aは、炉外側から順に、左右に配置された一対の取付部21と、冷却水路11を蛇行配置したジャケット本体20を備えて構成されている。ジャケット本体20は、上方側から見て概略部分輪帯状をしており、その両端の炉外側に突出するようにして一対の取付部21が配置されている。この第一の水冷ジャケット10aの一対の取付部21及びジャケット本体20は、ジャケット本体20の内部に冷却水路11となる金属パイプを内装した状態で一体鋳造することによって形成されている。そして、第一の水冷ジャケット10aは、図5に示されるとおり、固定構造体10cの所定の位置に隣接するようにして反応シャフト2の周方向に複数配置される。
次に、第一の水冷ジャケット10aの周辺の耐火物層について説明する。図5に示されるとおり、第一の水冷ジャケット10aとこれに隣接する後述する第二の水冷ジャケット10bの冷却フィン30との間隙(スペース)には、耐火物、例えば、耐火煉瓦などの定型耐火物31Aが配置される。そして、第一の水冷ジャケット10aの炉内面2a及び定型耐火物31Aの炉内面2aは、アルミナ・クロミア質キャスタブル等の不定型耐火物によって被覆されている。これによって第一の水冷ジャケット10aの炉内面2aの側に耐火物層31が形成される。そして、第一の水冷ジャケット10aの一対の取付部21、ジャケット本体20、冷却フィン30、及び冷却水路11を熱伝導性が高い金属、例えば銅によって形成し、冷却水路11内に冷却水を流通させることで、耐火物層31を効率的に冷却することができる。
次に、第一の水冷ジャケット10aの冷却水路11について説明する。図3(A)、(B)に示すとおり、第一の水冷ジャケット10aの一方の取付部21の炉外側には冷却水路11へ冷却水を供給するための供給口12が配置され、第一の水冷ジャケット10aの他方の取付部21の炉外側には冷却水路11から冷却水を排出するための排出口13が配置されている。冷却水路11は、供給口12から一方の取付部21を経由してジャケット本体20の側へ向けて直線状に延びた後、ジャケット本体20の内部を蛇行してから、他方の取付部21を経由し、排出口13に向けて直線状に延びるように配管されている。なお、供給口12及び排出口13の形成先は反対であってもよい。そして、炉内面2aから最も炉内面2a側に位置する冷却水路11までの間の長さは後述する第二の水冷ジャケット10bの冷却フィン30の長さとほぼ同じ長さとされている。また、全ての第一の水冷ジャケット10aが同じ構造をしている必要は無く、例えば、図3(A)に示されるとおり周方向に隣接する第一の水冷ジャケット10aの一方は、反応シャフト2の径方向(以下、単に「径方向」という。)に延びる直線に関して他方を反転した形状をしていてもよい。
次に、第二の水冷ジャケット10bの構造について説明する。図4(A)は第二の水冷ジャケットの背面図、(B)はその断面図である。図4(B)に示すとおり、第二の水冷ジャケット10bは、炉外側から順に、一対の取付部21と、冷却水路11を有するジャケット本体20と、炉内側へ多段状に突出する複数の冷却フィン30(本実施形態では2つの冷却フィン)を備えて構成されている。この第二の水冷ジャケット10bのジャケット本体20及び冷却フィン30は、ジャケット本体20の内部に冷却水路11となる金属パイプを内装した状態で一体鋳造することによって形成されている。そして、第二の水冷ジャケット10bは、図5に示されるとおり、固定構造体10cの所定の位置であって、第一の水冷ジャケット10aとの間に位置するようにして反応シャフト2の周方向に複数配置される。
次に、第二の水冷ジャケット10bの周辺の耐火物層について説明する。図5に示されるとおり第二の水冷ジャケット10bの多段状の冷却フィン30の間隙(スペース)には例えば、耐火煉瓦などの定型耐火物31Aが配置され、多段状の冷却フィン30の炉内面2a及び定型耐火物31Aの炉内面2aは、アルミナ・クロミア質キャスタブル等の不定型耐火物で覆われる。これによって第二の水冷ジャケット10aの炉内面2aの側に耐火物層31が形成される。なお、耐火物層31は上述の第一の水冷ジャケット10aの炉内面2aに形成された耐火物層31と一体となっている。そして、第二の水冷ジャケット10bのジャケット本体20、冷却フィン30、及び冷却水路11を熱伝導性が高い金属、例えば銅によって形成し、冷却水路11内に冷却水を流通させることで、耐火物層31を効率的に冷却することができる。
次に、第二の水冷ジャケット10bの冷却水路11について説明する。図4(A)、(B)に示すとおり第二の水冷ジャケット10bの背面右上端には冷却水路11へ冷却水を供給するための供給口12が配置され、第二の水冷ジャケット10bの背面右下端には冷却水路11から冷却水を排出するための排出口13が配置されている。冷却水路11は、右上端の供給口12から炉内側へ向かって直線状に延びた後、ジャケット本体20の内部をC字状に蛇行してから、炉外側へ向かって直線状に延びた後、右下端側の排出口13に向かうようにして配管されている。なお、供給口12及び排出口13の形成先は反対であってもよい。また、全ての第二の水冷ジャケット10bが同じ構造をしている必要は無く、例えば、周方向に隣接する第二の水冷ジャケット10bの一方は、径方向に延びる直線に関して他方を反転した形状をしていてもよい。
次に、水冷ジャケット10のサイズについて説明する。本実施形態では、第一の水冷ジャケット10aのジャケット本体20の径方向の長さを400~500mm、炉内面2aから冷却水路11までの長さを150~250mm、厚みを50~100mm、高さ方向にかけて隣接する第一の水冷ジャケット10a同士の間隔を200~400mmに設定する。また、本実施形態では、第二の水冷ジャケット10bの冷却フィン30の突出長さを100~200mm(好ましくは、160~200mm)、ジャケット本体20の径方向の長さを200~300mm、冷却フィン30の厚みを50~100mm、高さ方向にかけて隣接する冷却フィン30の間隔を50~100mmである。なお、第二の水冷ジャケット10bの冷却フィン30の数は「2」である。また、第一の水冷ジャケット10aの炉内面2a(最も炉内側に位置する面)と第二の水冷ジャケット10bの炉内面2a(最も炉内側に位置する面)は、共に略同一の円柱側面上に位置している。
次に、水冷ジャケット10の水路レイアウトについて説明する。本実施形態では、図5に示すとおり炉内面2aから第一の水冷ジャケット10aの最も近い冷却水路11までの距離と、炉内面2aから第二の水冷ジャケット10bの最も近い冷却水路11までの距離とを略等距離としている。
次に、本実施形態に係る水冷ジャケット10による水冷の方法について説明する。自溶炉1においては冷却水路11の供給口12から所定の流速で冷却水を流し、それを排出口13から排出することによって耐火物層31を積極的に冷却して自溶炉1の安定操業を行うことが出来る。また、冷却水路11への冷却水の流量を適宜調整することで冷却の強弱を調整することが出来る。この場合、熱電対による常時監視のデータを利用して測定温度が上昇した場合には冷却水の流量を増やし、温度が安定してきたら冷却水の流量を減らす等の調整をコンピュータ管理によって行わせることも出来る。
次に、比較例として従来の反応シャフト2の周壁(側壁)について説明する。図7は比較例である従来の反応シャフトの周壁(側壁)の構造を示す断面図である。比較例(図7)と本実施形態(図5)との間では、固定構造体10cのレイアウトは共通であり、操業の条件(水冷の条件等)も共通である。但し、比較例(図7)では、第二の水冷ジャケット10bに相当する水冷ジャケット100bは形状が相違しており、冷却フィン30に相当する冷却フィン300の炉内側の凹凸のサイズ(厚み、間隔、長さ)も本実施形態(図5)より小さく、しかも、その数は「4」であって本実施形態(図5)の「2」より多い。また、比較例(図7)では、第二の水冷ジャケット10bに相当する水冷ジャケット100bの炉内面2aは、第一の水冷ジャケット10aに相当する水冷ジャケット100aの炉内面2aよりも炉外側に凹んでいる。このため、比較例(図7)では炉内面2aの位置に凹凸が生じている。また、比較例(図7)では水冷ジャケット100aの冷却水路110は、炉内面2a近くに配置されており、炉内面2aから水冷ジャケット100aの最も近い冷却水路110までの距離は炉内面2aから水冷ジャケット100bの最も近い冷却水路110までの距離よりも短くなっている。また、比較例(図7)における耐火物層31は、定型耐火物31Aを含まず不定型耐火物のみで構成される。
次に、本実施形態の構造(図5)を比較例の構造(図7)と比較する。本実施形態では第二の水冷ジャケット10bには大きな冷却フィン30が設けられており、大きな冷却フィンを有しない比較例の水冷ジャケット100bとは形状が相違している。また、本実施形態では第二の水冷ジャケット10bの炉内面2aと第一の水冷ジャケット10aの炉内面2aとが略同一の円柱側面上に位置している。よって、本実施形態では冷却フィン30の厚みが第一の水冷ジャケット10aの先端の厚みに近づき、また炉内面2aの分布も平坦化される。また、比較例(図7)では、水冷ジャケット100aの冷却水路110が炉内面2a近くに位置しているため、この部分の冷却効果は高く、この部分では急激な温度勾配となっている一方、水冷ジャケット100bにおいては冷却水路110が水冷ジャケット100aよりも炉外側に位置しているため冷却効果はそれよりも低く、温度勾配も緩やかである。そのため、炉内コーティングが溶損した場合には水冷ジャケット100aの冷却水路110が危険に晒されることとなる。これに対し、本実施形態では冷却水路11の埋設深さ分布(炉内から最も近い冷却水路11までの距離の分布)が均一化されているので、どの位置でも温度勾配は平均化され、炉内コーティングの溶損があった場合でも冷却水路11は安全に守られる。
次に、本実施形態の温度勾配(図6)を比較例の温度勾配(図8)と比較する。図6(A)は第一の水冷ジャケットの炉内から炉外にかけての温度勾配を示す図、図6(B)は第二の水冷ジャケットの炉内から炉外にかけての温度勾配を示す図である。また、図8(A)は第一の水冷ジャケットに相当する位置に配置された従来の水冷ジャケットの炉内から炉外にかけての温度勾配を示す図であり、図8(B)は第二の水冷ジャケットに相当する位置に配置されていた従来の水冷ジャケットの炉内から炉外にかけての温度勾配を示す図である。なお、グラフの横軸は位置、縦軸は温度を示している。グラフにおいて符号aで示すのは炉内面2aの位置、符号dで示すのは炉内面2aから最も近い冷却水路11,110の位置である。
次に、本実施形態で生じる溶損を比較例で生じる溶損と比較する。
上述したとおり比較例では水冷ジャケット100aと水冷ジャケット100bとの間で炉内から炉外にかけての温度勾配にズレが生じるので(図8(A)、(B)参照)、炉内面2aに冷却ムラが生じ、操業中に炉内面2aの側へ形成されるコーティング層(不図示)の分布にもムラが生じる。このため比較例では一部の水冷ジャケット100a,100bの溶損が加速し、炉内漏水に起因した水蒸気爆発の生じるリスクが高かった。
以上説明したとおり、本実施形態の自溶炉の冷却方法によれば、炉内面2aから水冷ジャケット10の冷却水路11までの間の温度勾配を2~7℃/mmの範囲内としたので、炉内面2aの冷却のために除去する熱量を増加することなく、また反応シャフト2の固定構造体10cに変更を加えることなく、炉内面2aの冷却ムラを抑えることが可能である。よって、本実施形態の自溶炉1の冷却方法によれば、炉体の健全性を少ない投資額で確実に維持することが可能である。
水冷ジャケット10には冷却フィン30及び第一の水冷ジャケット10aの先端(以下「冷却フィン30等」という。)の溶損進行度を把握するために1又は複数の熱電対が配置されてもよい。熱電対によって測定された温度データは、コンピュータ50を用いて解析することによって冷却フィン30等の溶損進行度を常時監視するようになっていてもよい。熱電対は、水冷ジャケット10に設けられた所定の冷却フィン30等の基端部に取り付けられており、この部分で測定された温度が図示しない制御室に設置されたコンピュータに常時取り込まれて監視される。この温度によって冷却フィン30等の溶損の進行状態を把握することができる。コンピュータは測定温度に基づいて冷却フィン30等の寿命を推定し、音や光(ランプ)による警報、プリントアウト等により保安要員等に警告及び通知する。これを基に保安要員等は、予め交換の必要な水冷ジャケット10を準備しておくことにより、長時間の操業停止等を回避することが可能になる。また、予めコンピュータに所定の温度を設定しておき、熱電対による測定温度がその設定温度になったときに水冷ジャケット10の交換を促す警報を行うように構成することも可能である。
本発明は各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1a 炉底部
2 反応シャフト
2a 炉内面
3 セットラ
4 アップテイク
7 精鉱バーナ
8 酸素富化空気供給部
9a スカート部
9b 筒状部
10 水冷ジャケット
10a 水冷ジャケット
10b 水冷ジャケット
10c 固定構造体
11 冷却水路
12 供給口
13 排出口
14 締着部材
20 ジャケット本体
21 取付部
30 冷却フィン
31 耐火物層
31A 定型耐火物
100a 水冷ジャケット
100b 水冷ジャケット
110 冷却水路
300 冷却フィン
Claims (5)
- 自溶炉のシャフトを構成する固定構造体である棚板と棚板の間に前記シャフトの側壁となる水冷ジャケットを装着し、前記水冷ジャケットに設けられた水路へ冷却水を供給することにより、炉内側に位置する前記水冷ジャケットの炉内面を冷却する自溶炉の冷却方法において、
前記水冷ジャケットのうち最も炉内側に位置する前記炉内面から前記水冷ジャケットの最も近い水路までの区間における、炉内から炉外にかけての温度勾配の大きさを、2~7℃/mmの範囲内にすることを特徴とする自溶炉の冷却方法。 - 請求項1に記載の自溶炉の冷却方法において、
前記水冷ジャケットは、
前記固定構造体である棚板と棚板の間へ装着される板状の第一の水冷ジャケットと、
炉内側へ突出するフィンが複数設けられ、前記棚板と前記第一の水冷ジャケットの間に位置するようにして装着された第二の水冷ジャケットと、を有し、
前記第二の水冷ジャケットの前記フィンの間に耐火物を配置することにより前記温度勾配を制御することを特徴とする自溶炉の冷却方法。 - 請求項2に記載の自溶炉の冷却方法において、
前記第二の水冷ジャケットの前記フィンの長さを100~200mm、厚みを50~100mm、前記フィンの間隔を50~100mmとしたことを特徴とする自溶炉の冷却方法。 - 請求項2又は3に記載の自溶炉の冷却方法において、
前記第一の水冷ジャケットのうち最も炉内側に位置する前記炉内面から前記第一の水冷ジャケットの最も近い水路までの区間の距離と、前記第二の水冷ジャケットのうち最も炉内側に位置する前記炉内面から前記第二の水冷ジャケットの最も近い水路までの区間の距離を等距離としたことを特徴とする自溶炉の冷却方法。 - 請求項2から4のいずれか一項に記載の自溶炉の冷却方法において、
前記固定構造体のレイアウトを変更することなく前記第一の水冷ジャケットの水路のレイアウト又は前記第二の水冷ジャケットのフィンサイズの少なくとも一方を変更することにより、前記温度勾配を制御することを特徴とする自溶炉の冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018064402A JP6999473B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018064402A JP6999473B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019174073A JP2019174073A (ja) | 2019-10-10 |
| JP6999473B2 true JP6999473B2 (ja) | 2022-01-18 |
Family
ID=68170234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018064402A Active JP6999473B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6999473B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117142745A (zh) * | 2023-09-04 | 2023-12-01 | 彩虹显示器件股份有限公司 | 一种通道冷却段散热装置及使用方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011075183A (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 水冷ジャケット並びにそれを利用した炉体冷却構造及び炉体冷却方法 |
| JP2013024526A (ja) | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 水冷式h型鋼 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AUPM393094A0 (en) * | 1994-02-16 | 1994-03-10 | University Of Melbourne, The | Internal refractory cooler |
-
2018
- 2018-03-29 JP JP2018064402A patent/JP6999473B2/ja active Active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011075183A (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 水冷ジャケット並びにそれを利用した炉体冷却構造及び炉体冷却方法 |
| JP2013024526A (ja) | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 水冷式h型鋼 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2019174073A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5511601B2 (ja) | 水冷ジャケット並びにそれを利用した炉体冷却構造及び炉体冷却方法 | |
| JP4762172B2 (ja) | 自溶炉の炉体水冷構造 | |
| JP4499772B2 (ja) | 自溶炉の点検孔構造体 | |
| JP2008517156A (ja) | 電解製錬槽の内部冷却 | |
| US9863707B2 (en) | Furnace with refractory bricks that define cooling channels for gaseous media | |
| JP5726614B2 (ja) | 転炉の耐火レンガの冷却構造及びその方法 | |
| JP5111473B2 (ja) | 水冷ジャケット並びにそれを利用した炉体冷却構造及び炉体冷却方法 | |
| JP6999473B2 (ja) | 自溶炉の冷却方法及び自溶炉の冷却構造 | |
| JP5441593B2 (ja) | 水冷ジャケット並びにそれを利用した炉体冷却構造及び炉体冷却方法 | |
| JP2006071212A (ja) | 炉体水冷ジャケット | |
| JP2012176427A (ja) | 金属溶製用溶解炉およびこれを用いた金属の溶製方法 | |
| CN101238344B (zh) | 冶金炉的出料通道 | |
| JP4187752B2 (ja) | 自溶炉の炉体水冷構造 | |
| WO2014008575A1 (en) | Furnace air cooling system | |
| JP7037419B2 (ja) | 金属製錬炉及びその操業方法 | |
| JP6905480B2 (ja) | 金属精錬炉のタップホール構造 | |
| JP5395972B2 (ja) | 自溶炉のセットラ天井部におけるh鋼の冷却構造体、及び自溶炉のセットラ天井部におけるh鋼の冷却方法 | |
| JP2020066771A (ja) | 高炉用冷却構造体及びそれを備えた高炉 | |
| US7306763B2 (en) | Metallurgical vessel for melting device for liquid metals | |
| JP6285251B2 (ja) | 点検孔構造体の冷却装置 | |
| JP6385778B2 (ja) | H鋼の冷却構造体、及びh鋼の冷却方法 | |
| JP2013023759A (ja) | 自熔炉の水冷式三角天井構造 | |
| JP4038153B2 (ja) | 高炉炉底の冷却方法 | |
| JP6658683B2 (ja) | 冶金炉炉体冷却用ステーブ | |
| JP6665743B2 (ja) | 高炉朝顔部構造および高炉の設計方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200923 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210527 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210622 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211222 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6999473 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| S631 | Written request for registration of reclamation of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |