以下に記載する詳細な説明は、添付図面と併せて、様々な構成の説明としてのものであり、本明細書に記載する概念を実施することができる構成のみを提示しようとするものではない。詳細な説明は、様々な概念の徹底的な理解を提供することを目的とする具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしで実施されてもよいことが当業者には明白となるであろう。いくつかの例では、かかる概念が不明瞭になるのを避けるため、周知の構造および構成要素はブロック図の形態で示される。
以下、自動監視システムのいくつかの態様について、様々な装置および方法を参照して提示する。これらの装置および方法は、様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなど(集合的に「要素」と呼ぶ)によって、以下の詳細な説明に記載され、添付図面に例証される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実現されてもよい。かかる要素がハードウェアまたはソフトウェアのどちらとして実現されるかは、システム全体に付与される特定の用途および設計上の制約に応じて決まる。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実現されてもよい。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィック処理装置(GPU)、中央処理装置(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、離散的ハードウェア回路、および本開示全体を通して記載される様々な機能性を実施するように構成された他の適切なハードウェアが挙げられる。処理システムの1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語その他のものと呼ばれるか否かにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアコンポーネント、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、手続き、機能などを意味するものと広く解釈されるものとする。
したがって、1つまたは複数の例示の実施形態では、記載される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアの形で実現された場合、機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体に格納または符号化されてもよい。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であってもよい。例として、非限定的に、コンピュータ可読媒体としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、電気消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶デバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組み合わせ、またはコンピュータがアクセスできる命令もしくはデータ構造の形態でデータコンピュータ実行可能コードを格納するのに使用することができる他の任意の媒体を挙げることができる。
緊急事態は、公衆の安全および治安に多大なリスクをもたらす。即時の正確な緊急事態識別、緊急事態の即時リスク評価、および即時緊急対応は、リスクを効果的に低減し、生命、地所、または重要な証拠を守るのに不可欠である。犯罪、脅威、災害、または他のあらゆる異常を含む緊急事態をモニタリングするために、火災対応者、警察、警備、日常保守点検作業者などの異なるタイプの初期対応者によって様々なセンサがモニタリングされることがある。かかる事件をモニタリングするのに使用されるセンサとしては、様々なタイプの監視カメラ、IoT(物のインターネット)センサを挙げることができ、または更には一般大衆を接続するチャネルと連結することができる。
コンピュータ支援システムを使用して、緊急事態を識別するのに数百または数千のセンサが配備されることがある。これらのコンピュータ支援システムは、様々なデータ分析、パターン認識、およびルールマイニングシステムを使用して、緊急事態であるイベントを認識することがある。しかしながら、緊急事態識別を支援するこれらのパターン認識およびルールマイニングシステムは、主に、既定の一連のルールに基づくものであり、時間と労力を要するコンピュータ支援システムの大規模修正を行わずに、日々変化するニーズに基づいて修正するのが困難なことがある。この問題を解決するために、ルールベースの緊急事態識別システムが導入される。ルールベースの緊急事態識別システムは、リアルタイムで簡単に修正することができ、いつでもルールを定義しルールを変更/修正する柔軟性を提供する。かかるルールをリアルタイムで柔軟に追加し修正するのを可能にすることによって、優先度レベルが異なるより多くのタイプの緊急事態を検出または識別する能力が拡張される。緊急事態の優先度レベルは、緊急事態のリスクおよび影響に関連することがある。
緊急事態即時識別に加えて、即時緊急対応が即時リスク緩和には不可欠である。緊急対応は、識別される緊急事態の性質に応じて変わることがある。緊急事態のタイプに基づいて、異なるタイプの初期対応者が異なる量で必要とされることがある。緊急対応におけるかかる意思決定は、緊急事態が識別されると、緊急事態の重大度レベルおよびタイプに基づいて必要とされることがある。本開示の一態様は、緊急事態をリアルタイムで検出することができるルールエンジンを組み込むことによって、緊急事態の自動的に決定された優先度に基づいて緊急事態に対する意思決定を行う方法を導入する。更に、緊急事態に対するこれらの決定は、ルール定義、緊急事態の性質、および緊急事態に関する履歴情報を組み込んだポリシーエンジンを使用して行われてもよい。緊急事態のタイプ、優先度、緊急事態識別に関するルール定義、および関心エリアで進行している他の緊急事態に基づいて、緊急事態に対応する、異なる初期対応者タイプからの初期対応者の数が自動的に決定されてもよい。いくつかの実施形態では、緊急事態の優先度レベルに基づいて、緊急事態に対応するかまたは無視するように決定が行われてもよい。
特定の緊急事態が識別されると、緊急事態の優先度レベル、異なるタイプの初期対応者に関して必要な初期対応者の数が自動的に決定されてもよい。その後、本開示は、異なるタイプの初期対応者に関して自動的に決定された量に基づいて、異なるタイプの特定の初期対応者を割り振る方法を導入する。特定の緊急事態に対応する特定の初期対応者のこの割り振りは、それらの現在の状況および過去の緊急事態の密度に基づいてもよい。換言すれば、本開示は、実際の緊急事態が特定の場所で起こったときに緊急対応時間を更に最小限に抑えるため、緊急事態予測に基づいてかかる場所に初期対応者を配備する方法を導入する。コマンドおよび通知をより短時間で提供するために、モバイルパーソナルコンピュータ(PC)または携帯電話を初期対応者が携行して、コマンド、通知、または命令を受信してもよい。
多くの緊急事態がより広い監視エリアで起こるので、即時の効率的な緊急対応を提供するために状況認識が不可欠である。異なる職位レベルの異なるタイプの初期対応者である多数のユーザがいる統合監視システムでは、効率的で効果的な緊急対応を提供し、決定を行い、業務全体の実績を分析するのに、正しい情報を正しい人員に正しい時に提供するのが不可欠なことがある。本開示はまた、緊急事態、および状況に関する異なるタイプの情報を異なる時に要求する初期対応者の性質に基づいて、状況認識を提供する方法について記載する。更に、これらの状況認識は、モバイルデバイス、モバイルPC、ならびに状況全体のモニタリングおよび制御を集中化するのに使用することができる指令センターアプリケーションを介して提供されてもよい。一実施形態では、状況認識を提供する方法は、上述のルールエンジンおよびポリシーエンジンに基づいてもよく、その場合、個々の初期対応者、初期対応者群、対応者のタイプ、アクセスおよび権限レベルのニーズに基づいて、また職位の階層構造に基づいて、状況情報が個人化される。初期対応者に加えて、本開示はまた、緊急事態によるあらゆる影響を回避するか、またはリスク軽減における支援を得るため、標的の公衆に警告する方法を導入する。
異なる優先度レベルの高密度の緊急事態識別を可能にし、指令センターと初期対応者との間での高度な状況認識を可能にすることによって、緊急事態密度、広い監視エリアにわたる履歴、初期対応者の配備データ、それらの位置、および他の関連データなどの価値ある情報が捕捉されてもよい。それに加えて、交通、道路状況、渋滞などの地理的プリミティブが分析されてもよい。したがって、これらのデータまたは情報源が更に、起こり得る将来の緊急事態を予測し、緊急事態が起こったときにより短時間で緊急対応を行うように、予測に基づいて初期対応者を事前に割り当てるために組み込まれてもよい。更に、方法および指数は、実績、状況、初期対応者配備の質などを査定するために導入するものである。リアルタイムの緊急事態識別に加えて、調査を実施し証拠を管理する方法も記載される。
いくつかの実施形態の自動監視システムおよび方法は、異なる地理的位置に配置された、異なるタイプおよび職位レベルの多数の初期対応者によって使用されることがある。いくつかの実施形態の自動監視システムおよび方法は、公衆、外部サービスなどによって使用されるとともに、多量の慎重に扱うべきデータおよび情報を扱うことがある。これらの条件によって、システム資源管理、アクセス制御および権限、ならびに情報の個人化などの固有の課題が生じる。したがって、本開示は更に、本明細書に開示する自動監視システムに基づいて、上述の課題を自動的または半自動的に扱う方法について記載する。
本開示の一態様は、緊急事態が日々変化することがあり、複数のタイプの初期対応者が関与する、大型で複雑な監視環境に対して緊急事態識別および対応の両方を自動化する、システム、装置、および方法を提供する。更に、本開示の一態様は、高度な状況認識を提供する方法について記載する。更に、本開示の一態様は、緊急事態予測、実績査定などによって、緊急事態識別および対応の自動化を更に最適化する方法を提供する。
本開示のいくつかの実施形態は、自動のリアルタイム緊急事態識別および自動緊急対応を通して行われる自動監視で使用されてもよい、技術および装置を対象とする。これらの緊急事態は、自然災害、テロリスト活動、犯罪、安全および治安、あるいは一般大衆のより良好な安全および治安につながる、リスクの軽減、生命、地所、証拠、および環境の保全に注意を要する、他のあらゆる状況で発生し得る。これらの緊急事態に対応するため、複数のタイプの初期対応者または緊急対応提供者が、緊急事態または事件の重大度に基づいて異なる量で関与することがある。初期対応者は、緊急事態または事件の間の一連の作業を扱い、初期対応者の専門に基づいて効果的にリスクを軽減するために割り当てられる、警備、警察、軍隊、火災対応者、緊急医療スタッフなどから成ってもよい。
緊急事態においてリスクを効果的に軽減するかまたは最小限に抑えるため、自動監視システムは、即時のリアルタイム緊急事態識別方法を即時対応自動化方法と組み合わせることを目的としてもよい。システム全体は、緊急事態が起こった瞬間から、異なるタイプの専門の初期対応者によって対応が提供される瞬間までの時間を、最小限に抑えることを目標とする。更に、異なるレベルの異なる初期対応者による状況認識の要求が、正しい情報を正しい人員に正しい時に提供することによって、緊急対応業務をより効果的にするために考慮される。
考察のため、いくつかの実施形態は、マルチメディア分析を実施するコンピューティングデバイスに関連して記載されることがある。しかしながら、本明細書の実現例は、提供される特定の例に限定されず、本明細書の開示に照らして当業者には明白となるように、他のタイプのデバイス、他の実行環境、他のシステムアーキテクチャなどに拡張されてもよい。
図1は、本開示のいくつかの実施形態による例示的な自動監視システム100を示す図である。システム100は、緊急事態識別および緊急対応が自動化される、大規模自動監視のために使用されてもよい。例えば、システム100は、特定の監視エリア110で緊急事態を識別するのに使用されてもよい。システム100は、監視エリア110に関するデータ、情報、洞察を得るのに使用される、複数のセンサ120を含んでもよい。システム100は、緊急事態のリスクを効果的に軽減するため、指揮者または監督者180、初期対応者160、および一般大衆170に接続される、自動化システム130を含んでもよい。自動化システム130は、指揮者または監督者180が、モニタリングおよび制御構成要素190Bを介して、(例えば、センサデータ、状況、およびイベントを)モニタリングし、(例えば、初期対応者、自動化システム130、およびその機能性などを)制御することを可能にする、1つまたは複数の指令センター190(運用管理センターと呼ばれることもある)に接続されてもよい。指令センター190は、緊急事態のモニタリング、制御、対応、および査定に対する意思決定を担当する上級職員によって使用されてもよい。指令センター190はまた、指揮者/監督者180によって使用されるアプリケーションまたはサービスに接続された、任意のシステムによって使用されてもよい。指令センター190は、自動化システム130ならびにその構成要素、機能性、およびパラメータの構成を可能にする、システムコンフィギュレーション構成要素190Aを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、自動化システム130は、火災対応者161、警備員162、警察163、または健康サービス提供者164など、異なるタイプの初期対応者160と接続されてもよい。初期対応者160は人員または資産のどちらであってもよい。例えば、消防車が初期対応者と見なされてもよい。いくつかの実施形態では、人員および選択された物理的資産の両方が初期対応者160と見なされてもよい。
モバイルPC 165が、全てのまたは選択された初期対応者160に提供されてもよい。モバイルPC 165は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、スマートグラス、ウェアラブルデバイスなどであってもよいが、それらに限定されない。いくつかの実施形態では、モバイルPC 165の少なくともいくつかは、位置およびモーションセンサ166、デジタル画面167、および通信構成要素168を含んでもよい。いくつかの実施形態では、センサ120、自動化システム130、指令センター190、およびモバイルPC 160は、ローカルエリアネットワーク、またはインターネット、または他の任意のネットワーキング方法を介して接続されてもよい。システム100内の通信チャネルは、機密情報を保全するために符号化されてもよい。指揮者または監督者180、および初期対応者160に加えて、一般大衆170も、上述のネットワークインフラストラクチャを利用することによって、モバイルPC 172または公衆デジタルサイネージシステム171を介して、自動化システム130と接続されてもよい。
自動化システム130は、緊急事態識別構成要素140および自動化緊急対応構成要素150に対して、2つの主要な論理的または物理的サブユニットを含んでもよい。緊急事態識別構成要素140および緊急対応構成要素150の全体的統合を支援するため、自動化システム130は、システム100の任意の構成要素から発生するデータ、情報、メタデータなどの格納に対応するデータベースシステム131を含んでもよい。更に、自動化システム130は、座標、経路、地図、交通、および障害物情報などの地理関連データを操作する、地理的情報システム132を含んでもよい。地理的情報システム132は、自動化システム130の他の任意の構成要素、指令センター190、初期対応者160およびそれらのモバイルPC 165、ならびに公衆170と接続されてもよい。いくつかの実施形態では、自動化システム130はクラウドコンピューティングを使用して運用されてもよい。
自動化システム130は、マルチモーダルセンサ120を通して提供される複数のデータストリームを受信してもよい。センサ120は、閉回路テレビカメラ、インターネットプロトコル(IP)カメラなど、一連のビデオセンサ121を含んでもよい。ビデオセンサ121は、各センサからリアルタイムで生成される一連のビデオフレームを収集し、自動化システム130のセンサデータ受信機141に送信してもよい。いくつかの実施形態では、事前に記録されたビデオファイルまたは画像/写真がセンサデータ受信機141に送信されてもよい。更に、センサ120は、音声センサ122、文字センサ123などの他のモダリティセンサを含んでもよく、文字センサは、携帯電話、モバイルアプリ、またはソーシャルネットワークなどの第三者サービスによるイベントなど、別のデバイスを介して文字入力を提供してもよい。いくつかの実施形態では、文字および画像の両方とも、モバイルデバイス、またはソーシャルネットワークなどの第三者サービスを介して、センサデータ受信機141に送信されてもよい。センサ120は、IoTセンサ124を含んでもよい。センサデータ受信機141は、データをリアルタイムで、または周期的に提供する、様々な種類の、IoTセンサ124またはシステムに接続されてもよい。かかるIoTセンサ124は、天候センサ、交通センサ、建物管理などを含んでもよいが、それらに限定されない。更に、本明細書に記載するセンサ120は、物理的センサデバイスだけではなく、関心監視エリア110に関する何らかのデータ、情報、または洞察を提供する外部サービスも含む。センサ120に加えて、モバイルビデオデータ(リアルタイムのビデオストリームまたはビデオファイルまたは写真のいずれか)などのモバイルPC 165データ(初期対応者160に提供される)、位置およびモーションセンサ166データ、ならびにモバイルPC 165からの他の関連データが、センサデータ受信機141によって受信されてもよい。
いくつかの実施形態では、初期対応者160は、自身の業務を実施するのに、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ、速度センサ、または他の任意の関連センサデバイスなど、追加のセンサまたはデバイスを備えてもよい。かかる実施形態では、スマートグラスカメラ、位置または速度、方向データなどのそれらのセンサデータも、センサデータ受信機141によって受信されてもよい。例えば、自動化システム130は、モバイルPC 165によって提供される各初期対応者160の位置データを格納し続けてもよい。格納された位置データは、緊急事態が存在するときに派遣を行う際に使用されてもよい。
センサデータ受信機141は、外部/第三者システム/サービスもしくはセンサから、ストリーミングを通してデータをリアルタイムで受信するか、またはデータを周期的に要求してもよい。センサデータ受信機141は更に、種々のセンサ、データ源からデータを抽出し、変換し、ロードして、プリミティブ特徴抽出構成要素142に供給してもよい。更に、センサデータ受信機141は、ビデオ管理システム、ストリーミングエンジンなど、センサ関連データ受信システムのいくつかから成るか、あるいはそれらと統合されてもよい。
センサデータ受信機141はまた、生データの受信に加えて、メタデータを受信または分析してもよい。生データはセンサ120によって提供される情報であり、メタデータは生データに関する情報を提供するデータである。例えば、画像解像度、ビデオフレーム率、符号化情報などのメタデータは、ビデオセンサ121からのビデオデータ元から取得されるか、またはそれによって提供されてもよい。他のいくつかの例では、携帯電話番号、ユーザ名、位置、IPアドレスなどのメタデータも、センサデータ受信機141によって受信または取得されてもよい。センサデータ自体に加えて、センサデータ受信機141はまた、チャネル帯域幅、センサ利用可能性、データ速度などのネットワーク情報を取得し続けてもよい。更に、センサデータ受信機141は、各センサ、ある時点で受信するセンサデータユニット、または更にはセンサデータユニットの一部に対して、固有の識別子を割り当ててもよい。例えば、センサデータ受信機141は、各監視カメラ、各ビデオフレーム、および特定のビデオフレーム内部の複数の関心領域に、固有の識別子を自動的に与えてもよい。かかるメタデータ、例えばセンサ、センサデータユニット、またはビデオフレームなどの特定のセンサデータのサブユニットに提供される識別子は、システム100の他の構成要素またはプロセスで使用できるように、データベース131に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、生データは専用の一連の記憶装置に格納されてもよく、メタデータはデータベース131に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、ビデオセンサデータ121および音声センサデータ122など、特定の一連の生データのみが、専用記憶装置に格納されてもよく、ビデオセンサデータ121、音声センサデータ122に関連するメタデータ、ならびに他のセンサの全ての生データおよびメタデータは、データベース131に格納されてもよい。データおよびメタデータ格納方法に基づいて、センサデータ受信機141はまた、任意の特定の一連のデータユニット、特定のデータユニット、または特定のデータユニットのサブデータユニットを、提供されるメタデータに基づいて記憶装置および/またはデータベース131から取得することができてもよい。例えば、ビデオセンサ識別子およびフレーム識別子、ならびに特定の領域のポリゴンデータが提供されると、実際のセンサデータユニットがセンサデータ受信機141によって取得されてもよい。かかるセンサデータの取得は、システム100の後続のプロセスまたは構成要素で繰り返し使用されてもよい。いくつかの実施形態では、データベース131は分散データベースシステムであってもよい。いくつかの実施形態では、データベース131は、リレーショナルデータベース、階層型データベース、ネットワークデータベース、オブジェクト指向型データベース、または他の任意のタイプのデータベースの1つもしくは複数を含んでもよい。
センサデータ受信機141は、複数のセンサ120を介して収集されたデータ、メタデータ、または他の任意の種類の情報を、プリミティブ特徴抽出構成要素142に供給してもよい。プリミティブ特徴抽出構成要素142は、特徴、情報、表現、構造、異常、オブジェクト、およびそれらの挙動、またはプリミティブから派生する類似のものを、センサデータ受信機141を介して受信したデータから抽出してもよい。かかる抽出されたプリミティブ特徴は、データベース131に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、プリミティブ特徴抽出構成要素142は分散コンピューティング環境で実行されてもよい。分散コンピューティング環境における計算ユニットの数は、分析されるセンサデータの量に基づいて調節されてもよい。
抽出されたプリミティブ特徴は、ルール記憶装置144に格納された一連のルールと整合して、緊急事態を識別してもよい。例えば、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、ビデオセンサデータ121から顔を検出してもよく、特定の人物Xに関してルール記憶装置144にルールがある場合、ルールエンジン143は、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出された全ての顔から人物Xの顔を検索してもよい。プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出された顔の中に一致する顔が見出された場合、ルールエンジン143は、自動化システム130の後続プロセスに緊急事態検出を通知してもよい。
例えば、疑わしい人物Xの顔がルールエンジン143によって認識されると、ルールエンジン143は緊急事態の詳細145を生成してもよい。例えば、名前、最後に目撃された場所および時間、性別などの情報が、緊急事態の詳細145に含まれてもよい。更に、緊急事態の詳細145は、プリミティブ特徴抽出構成要素141によって抽出された時間、センサID、または顔領域データに基づいた、疑わしい人物Xの顔の画像など、センサから受信した生データを含んでもよい。緊急事態がルールエンジン143によって発動されると、関連情報が集約されて緊急事態の詳細145を形成してもよく、緊急対応構成要素150が始動されてもよい。
緊急対応構成要素150は、緊急事態の詳細145によってルールエンジン143を介して緊急事態が発動されると、自動対応を開始してもよい。自動対応は、初期対応者160に通知すること、および特定の緊急事態を扱うように、選択された一連の初期対応者160を派遣することを含んでもよい。更に、緊急対応構成要素150は、指令センター190を介して状況情報を指揮者/監督者180に提供してもよく、また、デジタルサイネージ171、携帯型モバイルPC 172、または他の任意のアラームシステムを介して、特定の状況にある公衆170に警告してもよい。更に、緊急対応構成要素150は、緊急事態の重大度に応じて、センサ120を制御するか、またはドローンなどの新しいセンサを配備してもよい。それに加えて、いくつかの実施形態では、指揮者/監督者180は、派遣、警告、警報、センサ、または任意の関連事項の制御に、任意の時点において手動で介入することが許可されてもよい。
いくつかの実施形態では、緊急対応構成要素150は、受信した緊急事態の詳細145およびポリシーエンジン151に基づいて、緊急事態の優先度を自動で決定してもよい。いくつかの実施形態では、緊急事態の優先度は、手動入力、あるいは指揮者/監督者180または初期対応者160によって定義されるルール(例えば、ルール記憶装置144に格納される)に基づいて、手動で決定されてもよい。優先度および緊急事態のタイプに基づいて、各タイプの初期対応者から割り振られるべき初期対応者の数が、派遣構成要素153によって決定されてもよい。更に、派遣構成要素153は、ポリシーエンジン151における指定のポリシーに基づいて、関与する個々の初期対応者を選択してもよい。各対応者タイプからの必要な初期対応者の数、および関与する個々の初期対応者に関して決定が行われると、ポリシーエンジン151で定義されたポリシーに基づいて、初期対応者の全てのまたは選択された群に対して通知が送信されてもよい。通知は、コマンドおよび通知構成要素154を介して送信されてもよい。例えば、緊急事態の通知は、初期対応者160に提供されるモバイルPC 165を介して初期対応者160に送信されてもよい。通知は、地図、位置、方向などの地理的情報とともに、モバイルPC 165のデジタル画面に表示されてもよい。更に、通知は緊急事態のマルチメディア詳細を含んでもよい。例えば、疑わしい人物が検出された場合、プリミティブ特徴抽出構成要素142から抽出されたかかる人物の顔の画像が、緊急事態の詳細145に含まれてもよい。したがって、顔の画像は、センサ120から受信した実際の生のセンサデータを見て、状況認識をより効果的に行うため、初期対応者160のモバイルPC 165に送信されてもよい。派遣構成要素153によって特定の緊急事態に関与するように派遣された個々の初期対応者に対しては、「コマンド」と呼ばれる専用の通知が送信されてもよい。コマンドは、受信した初期対応者が、コマンドにおいて強調または指示された緊急対応を軽減するのに対応または関与すべきであることを示してもよい。コマンド通知がコマンドおよび通知構成要素154によって一連の初期対応者160に送信されると、コマンドおよび通知構成要素154は、緊急事態に対応するための他の必要情報も送信してもよい。例えば、コマンド通知は、ナビゲーション情報(経路、緊急事態位置への到達時間、交通状況など)、同じ緊急事態に関与する他の初期対応者、および仲間の初期対応者の位置を含んでもよいが、それらに限定されない。特定の緊急事態に関与するように選択された初期対応者の詳細、対応者に提供されたモバイルPC 165を介して受信した位置など対応者のメタデータ、またはモバイルPC 165のビデオセンサデータが、データベース131または類似の記憶装置に格納されてもよい。
緊急事態が識別されると、コマンドおよび通知構成要素154を介して、コマンド通知が選択された個人に送信される。コマンド通知を受信する個々の初期対応者は、コマンドに応答しなければならないことがある。個々の初期対応者がコマンドを承認するか、またはコマンドを拒否すると、指令センター190またはモニタリングおよび制御構成要素190Bに通知されてもよい。いくつかの実施形態では、特定の初期対応者が特定の緊急事態に関与するコマンドを拒否した場合、派遣構成要素153は、同じタイプの別の初期対応者を選び、コマンドおよび通知構成要素154を介して、新しく選択された初期対応者にコマンド通知を送信してもよい。
特定の緊急事態がリアルタイムで識別され、緊急対応構成要素150が自動的に対応している間、指令センター190は状況をリアルタイムで観察してもよい。例えば、ルールエンジン143、またはコマンドおよび通知構成要素154は、取得した緊急事態の詳細145とともに緊急事態に関して指令センター190に警告してもよい。指揮者または監督者180は、地図、位置、方向、速度などの地理的詳細とともに、緊急事態の詳細145をリアルタイムで参照してもよい。更に、緊急対応構成要素150が緊急事態に対応している間、指揮者または監督者180は、選択された個々の初期対応者がコマンド通知を承認するか否かにかかわらず、全ての初期対応者の位置、選択された個々の初期対応者の位置、およびそれに対応する選択された個々の初期対応者の詳細(例えば、名前、タイプなど)を観察してもよい。特定の初期対応者160がコマンド通知を承認し、緊急事態位置(静的または動的であり得る)に向かって移動すると、指揮者または監督者180は、地理的情報とともに初期対応者のリアルタイム位置を観察してもよい。更に、指令センター190は、指令センター190および初期対応者のモバイルPC 165を介して、指揮者180と初期対応者160との間で通信できるようにしてもよい。
緊急事態通知は、モバイルPC 165を介して初期対応者が確認すると、または派遣された初期対応者の少なくとも一部分が緊急事態の位置に達すると、自動化システム130によって自動的に破棄されてもよい。これらの構成はポリシーエンジン151で更に定義されてもよい。初期対応者のモバイルPC 165および公衆のモバイルPC 172の位置は、センサデータ受信機141を介して受信され、データベース131に格納されてもよい。リアルタイムで格納され更新されたメタデータは更に、いつでも初期対応者の位置を見て、初期対応者の移動履歴をチェックまたは査定するのに、指令センター190によって使用されてもよい。公衆のモバイルPC 172の位置は、システム100の構成に基づいて、データベース131に格納されてもされなくてもよい。
様々な実施形態によれば、指令センター190は、システムコンフィギュレーション構成要素190Aを含んでもよい。システムコンフィギュレーション構成要素190Aは、緊急事態識別および対応業務を開始する前に、センサ120、初期対応者160、自動化システム130、またはシステム100の他の任意の構成要素を設定するのに必要なことがある。
図2は、システムコンフィギュレーション構成要素190Aの一例を示す図200である。システムコンフィギュレーション構成要素190Aは、センサ設定構成要素201と初期対応者登録構成要素202とを含んでもよい。システムコンフィギュレーション構成要素190Aは、様々な実施形態による他の任意のコンフィギュレーション構成要素を含んでもよい。
システムコンフィギュレーション構成要素190Aは、自動化システム130を開始する前にシステムのセンサを設定してもよい。例えば、複数のセンサ120が、指揮者もしくは監督者180または他の任意の人員によって設定されてもよい。例えば、センサ設定構成要素201は、名前およびセンサのタイプ201Mを定義してもよい。センサタイプ201Mは、データベース131に格納されている事前定義された一連のセンサタイプからロードされてもよい。例えば、一実施形態では、センサタイプ201Mは、視覚、聴覚、文字、または数字など、センサが提供するデータのタイプに基づいて定義されてもよい。一実施形態では、センサタイプ201Mは、閉回路テレビ(CCTV)、モバイル、IPカメラ、ショートメッセージサービス(SMS)、リッチサイトサマリ(RSS)フィード、およびソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など、センサのカテゴリに基づいて定義されてもよい。いくつかの実施形態では、センサタイプ201Mは、センサが提供するデータのタイプおよびセンサのカテゴリに基づいて定義される、組み合わせまたは階層にしたがって定義されてもよい。いくつかのタイプのセンサについて、校正プロセスが自動化システム130のプリミティブ特徴抽出構成要素142で使用されてもよい。例えば、カメラセンサが視覚データを提供する場合、画像の2D座標から実世界の地理を推定するのに、カメラセンサの校正が必要なことがある。したがって、指令センター190は画像校正のインターフェースを提供してもよい。同様に、センサタイプまたはセンサのカテゴリに対して校正が必要なことがある。例えば、音声センサに、画像校正201Aとは異なってもよい、音声センサ校正201Bを行うのが必要なことがある。
複数のセンサ120によって得られたデータは、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって分析されてもよい。したがって、センサ設定構成要素201は、プリミティブ特徴抽出構成要素142に対して、センサ特異的な構成を定義するか、または使用可能/使用不能にするのが必要なことがある。例えば、特定のセンサが提供するデータに基づいて、プリミティブ特徴抽出構成要素142のデフォルト構成があってもよい。例えば、視覚センサの場合、ビデオから物体、人間を検出する、デフォルトのプリミティブセンサ抽出構成があってもよい。他方で、音声センサは、自動会話認識の実施、キーワードの抽出、およびオントロジーの作成など、異なる一連のプリミティブ特徴を抽出するように構成されてもよい。しかしながら、プリミティブ特徴設定構成要素201Cは、特定の一連のプリミティブ検出を使用可能または使用不能にしてもよく、また、プリミティブ特徴抽出構成要素142においてプリミティブ特徴を抽出する、特定のセンサ順序を定義してもよい。例えば、特定の道路でライセンスプレートを検出するように指示された特定のビデオカメラセンサは、人間を検出する必要がない。そのような場合、プリミティブ特徴抽出構成要素142はセンサ特異的なニーズに基づいて変更されてもよい。
いくつかの実施形態では、各センサは静的または動的のどちらであってもよい。かかる実施形態では、センサ設定構成要素201は静的センサの位置を定義するのが必要なことがある。更に、センサ設定構成要素201は、移動しており位置センサを備えている動的センサからの、位置データの読取りを使用可能または使用不能にしてもよい。例えば、初期対応者160に提供されたモバイルPC 165、および公衆に提供されたモバイルPC 172の両方が、初期対応者の位置または公衆のうち特定の人の位置を取得する、位置センサを含んでもよい。センサ設定構成要素201は、初期対応者のモバイルPC 165に関して(201Hで)周期的に位置を読み取り、様々な実施形態のデータ保護ポリシーにより、公衆のモバイルPC 172に対しては読取りを許可しないように構成されてもよい。いくつかのセンサは、物理的センサではなく、位置メタデータが埋め込まれたセンサデータ受信機141にデータを供給する、外部サービスであってもよい。例えば、ネットワークIPアドレスまたは資産もしくは人の位置などに関するメタデータを提供する、センサまたはサービスであってもよい。そのような場合、センサ設定構成要素201は、位置メタデータの格納を使用可能または使用不能にしてもよい。更に、いくつかの実施形態では、センサ設定構成要素201は、センサタイプに基づいて、またはシステム100のニーズに基づいて公衆のモバイルPC 172などの特定のタイプの全てのセンサに関して、予測可能な位置データ読取りを使用可能または使用不能にしてもよい。センサ設定構成要素210を介して特定のセンサまたはセンサタイプが設定されると、センサは、データベース131内にあってもよい、センサレジストリ201Lに登録されてもよい。更に、センサ設定構成要素201は、センサIPアドレス、プロトコルなどのネットワークプロパティ、符号化タイプなどのセンサ固有メタデータ、解像度などを含んでもよい、センサ読取り機構成201Fを定義してもよい。センサ読取り機構成201Fが定義されると、特定のセンサに対する接続性が試験されてもよく、センサ読取り機構成201Fが必要に応じて再構成されてもよい。更に、特定のセンサまたはセンサタイプの設定は、センサ設定構成要素201を使用して、関連機関によっていつでも修正または更新されてもよい。
指令センター190のシステムコンフィギュレーションモジュール190Aは、初期対応者登録構成要素202を利用して初期対応者を登録してもよい。例えば、火災対応者161、警備162、警察162、および保健スタッフ164など、異なるタイプの初期対応者の個々の初期対応者160が、初期対応者登録構成要素202を介して登録されてもよい。かかる登録において、指揮者、監督者、または関連機関は、名前、パスワード、年齢、および類似の詳細202Aを、対応する対応者タイプ202Bとともに定義してもよい。初期対応者160は、人員、または消防車両、アームなどの資産のどちらかであってもよい。資産205Hは、初期対応者登録構成要素202Aを使用することによって、または資産目録を初期対応者登録構成要素202にリンクさせることによって登録されてもよい。個々の資産に対して、資産のタイプに基づいて、事前定義された位置、用地、または駅が初期対応者登録構成要素202によって割り振られてもよい。位置、用地、または駅は、手動または自動で修正されてもよい。
初期対応人員に対して、個々の初期対応者の職位レベルに基づいて、アクセシビリティ、情報、権限、機能性などを制御するため、アクセシビリティプロファイル202Eが割り振られてもよい。アクセシビリティプロファイル設定構成要素203が、システムコンフィギュレーション構成要素190Aに含まれてもよく、複数のアクセシビリティプロファイルが、異なる職位レベルの異なるタイプの初期対応人員に対して、アクセシビリティプロファイル設定構成要素203を使用して定義されてもよい。指揮者または監督者180は、自動化システム130によって提供される情報、機能性、データ、または分析に対してより広いアクセシビリティを有するアクセシビリティプロファイル202Eが割り当てられてもよい、初期対応者として登録されてもよい。更に、初期対応者登録構成要素202は、資源もしくは資産を人員に割り当ててもよく(205K)、または人員を資産に割り当ててもよい(202F)。更に、初期対応者登録構成要素202は、登録の詳細を初期対応者レジストリ202G(人員に関して)に、また資産レジストリ205L(資産に関して)に格納してもよく、それらは両方とも、データベースシステム131で定義されてもよい。いくつかの実施形態では、資産および人員両方のデータが統合され、データベース131の1つのユニットに格納されてもよい。
初期対応者レジストリ202Gおよび資産レジストリ205Lの項目は、指令センター190の初期対応者登録構成要素202と関連付けられたユーザインターフェースを使用することによって、または初期対応者登録構成要素202に接続された外部システムによって、いつでも更新または修正されてもよい。例えば、勤務シフトに基づいて資産を初期対応者に割り当てるかもしくはスケジューリングする、外部システムまたは自動化システム130の構成要素は、初期対応者登録サービスを介して、初期対応者レジストリ202Gおよび/または資産レジストリ205Lを自動的に修正してもよい。いくつかの実施形態では、初期対応者登録構成要素202のインターフェースまたはサービスは、指令センター190、または初期対応者登録構成要素202と接続されたモバイルPC 165を使用することによって、初期対応者160が自身および/または資産を登録するのを可能にしてもよい。更に、初期対応者が、個人詳細の変更、資産の変更、もしくは割当て、または類似の状況に基づいて、初期対応者レジストリ202Gおよび資産レジストリ205Lをリアルタイムでいつでも更新することが可能にされてもよい。
様々な実施形態によれば、指令センター190と、システムコンフィギュレーション構成要素190Aならびにモニタリングおよび制御構成要素190Bなどのサブモジュールは、外部システムに接続することができるサービスを提供してもよく、またはサービスおよびグラフィカルユーザインターフェース(GUI)アプリケーションの両方にインターフェースを提供して、システムコンフィギュレーション構成要素190Aおよびモニタリングおよび制御構成要素190Bの動作を実施してもよい。システムコンフィギュレーション構成要素190Aならびにモニタリングおよび制御構成要素190Bは、人間のオペレータによって手動で、またはシステムコンフィギュレーション構成要素190Aならびにモニタリングおよび制御構成要素190Bに接続された外部システムによって自動で操作されてもよい。更に、システムコンフィギュレーション構成要素190Aおよび指令センター190のサブモジュールは、人間のオペレータによって手動で、または外部システムによって自動で操作されてもよい。いくつかの実施形態では、外部システムは、モニタリングおよび制御構成要素190Bによって得られた情報を受信し、それによって外部システムがシステム100を修正または制御するのを可能にしてもよい。様々な実施形態によれば、自動化システム130または指令センター190は、サービスを外部システムに提供して、外部システムがデータベース131からのデータを追加、編集、閲覧、消去、または取得するのを可能にしてもよい。
図3は、緊急事態識別および緊急対応の自動化の一例のプロセスを示す、単純化したシステムおよびフロー図300である。いくつかの実施形態では、監視エリア110は、複数のセンサ120、複数の初期対応者160、複数の指揮者180、および自動化システム130を用いて観察されてもよい。一実施形態では、国家安全保障にとって脅威となり得る疑わしい車両または人物(本明細書では、関心オブジェクトまたは関心イベントと呼ぶ)が、時間=t1に特定の位置111に出現し、経路/軌道112を通って時間=t2に別の位置に移動する。
いくつかの実施形態では、ビデオセンサ121(例えば、CCTVカメラ)などの複数のセンサが、監視エリア110全体に配備されてもよい。かかる実施形態では、位置111および113は、特定の位置121および122で一連の画像を収集する、かかるビデオセンサ121および122のカバレッジ下にあってもよい。更に、センサ120によって提供される連続データまたはメタデータストリームは、コンピュータネットワークを通じてセンサデータ受信機141によって受信されるかまたは読み取られてもよい。
センサデータ受信機141がセンサ120から画像を受信すると、センサID、時間、ビデオフレームIDなどのデータユニットIDを示すデータが、データベース131に格納されてもよい。各センサから抽出されるべきセンサID、緊急事態識別、またはプリミティブ特徴は、指揮者または初期対応者または他の任意のオペレータによって、センサ設定構成要素201(例えば、プリミティブ特徴設定構成要素201C)によって定義されてもよい。センサ120によって収集されたデータがセンサデータ受信機141によって受信されると、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、位置111もしくは113に出現したオブジェクトまたはイベントなど、関心オブジェクトまたはイベントの検出、識別、追跡、分析のため、これらのデータを更に分析してもよい。
プリミティブ特徴抽出構成要素142は、オブジェクト、イベント、または運動、挙動などのそれらの性質、または更には原位置などの取得情報の、検出、識別、分析につながる、プリミティブ計算分析作業を実施してもよい。抽出したこれらのプリミティブ特徴は更に、自動化システム130が、センサ設定構成要素201によって構成されるような、様々なオブジェクトもしくはイベントの特定の補助的、またはテリトリー、またはより抽象的な性質、挙動、規準を検出もしくは識別することを可能にしてもよい。これらの抽出されたプリミティブ特徴は、カテゴリもしくは非カテゴリ指数、数値データ、文字または他の任意のマルチメディア形式を含んでもよく、あるいは更には、ツリー、グラフなどの複雑なデータ構造をもたらしてもよい。更に、異なる形式のこれらの抽出されたプリミティブ特徴は、緊急対応、調査、または実績査定などで更に使用するため、データベース131に格納されてもよい。
図4は、ビデオセンサのためのプリミティブ特徴抽出の一例を示す図400である。例えば、図3のt=t1で位置111において、一連のビデオフレーム1451Bであってもよいセンサ121のデータは、センサデータ受信機141によって受信されるかまたは読み取られ、データは、データベース131のセンサデータ記憶装置131Bにリアルタイム(または準リアルタイム)で格納されてもよい。同時に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、プリミティブ特徴を抽出するためにビデオフレーム141Bを読み取ってもよい。プリミティブ特徴抽出構成要素142は、ビデオセンサ(CCTV)121に特異的、または全てのビデオセンサに特異的であってもよい。プリミティブ特徴を抽出し始める前に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、ノイズ低減/排除、抽出・変換・ロード、解像度/フレーム率の低減などの前処理動作を実施してもよい。データモダリティは前処理の間に分析されてもよい。様々な実施形態によれば、ビデオフレーム141Bが前処理構成要素142Aによって処理された後、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、センサ設定構成要素201によってセンサレジストリ201Lで定義されたような一連の抽出を実施してもよい。例えば、センサ設定構成要素201は、ビデオセンサ121および122が、人物142B、車両142C、火災142D、ボート142Eなどのオブジェクトまたはイベントを検出し、142F〜142Mに示されるように、更なるプリミティブ特徴抽出を実施するのを可能にしていてもよい。
例えば、一実施形態では、人物が検出された場合、計算アルゴリズムに基づいて、人物特徴抽出パイプライン142Fがプリミティブ特徴抽出構成要素142によって実行されて、画像またはビデオを分析して、顔、体、服装、目、色、性別などを検出または抽出してもよい。プリミティブ特徴抽出構成要素142の各抽出段階の間、抽出されたプリミティブの詳細の全てまたは一部が、センサレジストリ201Lに格納されたセンサ、データユニット、またはサブデータユニット指数、およびセンサデータ受信機141から受信されるセンサデータ131Bに関して、プリミティブ特徴記憶装置131D下のデータベース131において更新されてもよい。更に、抽出され、プリミティブ特徴記憶装置131Dに格納されたプリミティブ特徴は、文字、数字、ベクトル、ツリー、グラフなど、様々な形式のものであってもよい。例えば、人物検出142Bが完了すると、特定のビデオフレームの顔領域が得られてもよい。そのような場合、顔領域ポリゴン、構成、目の間の比例距離などの顔の具体的特徴、マルチモーダルおよびマルチフォーマットデータのような顔領域画像が、プリミティブ特徴記憶装置131Dに格納されてもよい。一実施形態では、プリミティブ特徴抽出は、オブジェクト、イベントなどに関連する様々な空間的および時間的情報を抽出してもよく、それらは緊急事態識別で更に使用されてもよい。
更に、センサ121が車両142Cを検出し、車両の形状、ライセンスプレートナンバー(LPR)、タイプなどの他のプリミティブを抽出するように設定されていた場合、抽出されたプリミティブをプリミティブ特徴データベース131Dに格納してもよい。
更に、運動特徴142J、挙動特徴142K、異常142Lなど、全てのオブジェクトまたは全てのイベントに対して共通のプリミティブが抽出されてもよい。そのような場合、車両、人、ボートなどのオブジェクトに関して、プリミティブ運動特徴142Jが共通して抽出されてもよい。運動特徴142Jは、センサレジストリ201Lに基づいて抽出され、特定のセンサに特異的なデータが格納される、サイズ、速度、流れなどのプリミティブ特徴を含んでもよい。例えば、運動特徴142Jの抽出中のサイズおよび速度の推定は、センサレジストリ201Lで指定された特定のセンサのセンサ位置および画像校正201Aのデータを利用してもよい。更に、運動特徴142Jは、データユニットまたはサブデータユニットのシーケンスにわたって、オブジェクトまたはイベントを追跡して、関心車両のオブジェクトの流れを取得してもよい。いくつかの実施形態では、オブジェクトまたはイベントのタイプもしくはカテゴリに応じて、特定の運動特徴142J、挙動特徴142K、異常142Lなどがあってもよい。オブジェクト識別および分類142Mなど、以前に抽出されたプリミティブ特徴に基づいて、プリミティブ特徴が抽出されてもよい。いくつかの実施形態では、一部または全ての抽出プロセスが、オブジェクト、イベント、または動作のようなそれらのプリミティブ特徴の、検出、識別、分類、クラスタ化、登録、予測に関して事前に訓練された計算モデルを利用してもよい。
特定のセンサまたはセンサタイプに対して設定される特定のプリミティブ特徴抽出構成要素142において、1つまたは複数の抽出があってもよい。更に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、事前に訓練された抽出子のプール142Q、または様々な実施形態による様々な抽出を実施することができる事前に準備された計算モデルに基づいて、特定のセンサまたは感覚タイプに対してパイプラインまたは順序を組み立ててもよい。これらの抽出子は、プリミティブ特徴抽出構成要素142に適用される事前定義された標準的インターフェースを用いて、緊急事態識別要件に基づいて追加または修正されてもよい。いくつかの実施形態では、抽出子のプール142Qにおける要素のいくつかは、外部抽出サービスを利用してもよく、その場合、プリミティブ特徴抽出を実施するため、特定のデータ要素/ユニットが外部サービスに送信される。
プリミティブ特徴抽出は並行して行われるが、ルールエンジン143は、関心の緊急事態に整合するルールを識別するのに、プリミティブ特徴記憶装置131Dを利用してもよい。例えば、緊急事態識別に対するルールの複数の定義が、データベース131のルール記憶装置144に格納されてもよい。ルールエンジン143内の下位構成要素143Aは、ルール記憶装置144に格納されたルールの1つまたは複数と整合される複数のルールエンジン143をチェックし続けてもよい。整合結果が見出された場合、ルールは緊急事態の検出を始動してもよい。
いくつかの実施形態では、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、文字ベースのデータ/センサ、またはソーシャルメディア、ウェブサーチエンジン、自動速度認識データなどの文字ベースのデータ/センサや外部サービスから、意味的、感情的などの特徴を抽出するのに、上述したのと類似の構成を有してもよい。更に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、ビデオ、音声、文字、HTMLページ(ウェブページ)など、マルチメディアコンテンツからの特徴を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、自動化システム130は、指令センター190のGUIアプリケーションまたはサービスを介して、リアルタイムで/動的にかつ相互作用的に、ルール定義を修正(追加/編集/消去)することを可能にしてもよい。換言すれば、ルールエンジン143は、ルールエンジン143が動作中のときに、ルールの修正をいつでも受け入れてもよい。図5は、指令センター緊急事態検出ルール設定構成要素191を介してルールエンジン143でルールを定義する単純化したフロー図500である。
例えば、ルールエンジン143は、特定の緊急事態が関連する、特定のオブジェクトタイプまたはイベントタイプ(例えば、車両、人物など)を定義する(501)。更に、ルールエンジン143は、ライセンスプレートナンバー1234Rを有する青いセダンなど、特定のタイプのオブジェクトを定義してもよい。501でオブジェクト/イベントタイプが定義されると、ルールエンジン143は、例えば、制限エリアへの進入、または速度超過車両など、緊急事態または検出のカテゴリを定義してもよい。かかる検出は、センサ設定構成要素201で更に定義されてもよい。
いくつかの実施形態では、ルールエンジン143は、GPS座標その他任意の座標系によって、または一連のセンサを選択する(例えば、いくつかの交通監視カメラを選択する)ことによって定義されるエリアであることができる、ルールの範囲を定義してもよい(502)。範囲は、定義されたルールが適用されてもよい特定の時間範囲によって、更に定義されてもよい。更に、特定のセンサが提供するデータに基づいて、特定の性質が定義されてもよい。例えば、特定のカメラセンサに対して定義される侵入検出ルールは、進入検出の対象になる感度エリアまたはラインを強調することを要してもよい。ルールエンジン143は、個々の緊急事態検出カテゴリに基づいて、色、形状、流れ、軌道、サイズ、速度、キーワードなどの性質を更に定義してもよい。
いくつかの実施形態では、これらのパラメータを定義する指揮者/オペレータまたは初期対応者は、データベース131内の同じ定義に基づいて過去もしくは履歴の結果を検索してもよく(505)、または定義をルール記憶装置144下のデータベース131にルールとして保存してもよい。緊急事態の定義が緊急事態を識別するルールとして保存された場合、ルールエンジン143を介してかかる緊急事態が検出されると自動で対応するように、ポリシーを定義するのが必要なことがある(508)。いくつかの実施形態では、かかる緊急事態に関与するのに最小限必要である、個々の初期対応者タイプからの量が、509で定義されてもよい。更に、緊急事態の優先度(例えば、重大、中、低など)は、ルールに基づいて手動で定義されてもよい(510)。いくつかの実施形態では、優先度は自動的に決定されてもよい。
いくつかの実施形態では、特定の緊急事態に関与する個々の人員を決定するために、対応ポリシーが511で選択されてもよい。例えば、対応ポリシーは、最も近くにいるn人の警備員を、ルールエンジン143によって検出された特定の緊急事態に割り当てることを含んでもよい。いくつかの実施形態では、初期対応者は、緊急事態予測に基づいて特定の領域に事前に割り当てられてもよい。かかる実施形態では、事前に割り当てられた初期対応者が、特定の緊急事態に関与するように割り当てられてもよい。いくつかの実施形態では、最も近くにいるかまたは最も早い初期対応者を割り当てる方策は、初期対応者をあらかじめ割り当てる方策と組み合わされてもよい。
図6は、図5において上記で指定した項目にしたがって、ルールをリアルタイムで追加するのに用いられてもよく、対応する緊急事態をリアルタイムで検出するのに用いられてもよい、一例のGUI 600を示す図である。ルールがルール記憶装置144で定義されると、ルールエンジン143によって利用され活性化されてもよい。識別された緊急事態(画像など)、位置、パラメータなどに関連するセンサデータなどの緊急事態の詳細は、プリミティブ特徴記憶装置131Dから取得されてもよく、GUI 600で強調されて示されてもよい。
例えば、ルール定義インターフェース600の一部は、グラフィカルユーザインターフェースを介して、500で指定された流れを定義することを可能にしてもよい。そのような場合、501で定義されたオブジェクト/イベントタイプがGUI 600で選択されてもよい。例えば、指揮者または初期対応者などが、特定の方向または道路に向かって移動している疑わしい車両を識別したい場合、501で定義されたオブジェクト/イベントタイプが、UI項目501Aの「車両」として選択されてもよく、その場合、ルールは、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって検出される車両のオブジェクトカテゴリに適用される。更に、上述のシナリオでは、指揮者が特定のオブジェクト(例えば、この場合は車両)の性質、または車両のクラスに関連する性質を、UI項目501Bで指定した場合、それは、504で定義される脅威/緊急事態の性質に関連する。かかるオブジェクトクラスに特異的な特徴は、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出される特徴と同期して定義されてもよい。例えば、上述のルール定義は、白色(色の性質)、車(形状の性質)を識別する際に関係してもよく、これらの特徴は、GUI 600を使用することによって適宜指定されてもよい。上述の脅威または緊急事態を識別するために、ルールエンジン143は、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出されるプリミティブ特徴に基づいて、複数の緊急事態検出を定義してもよい(502)。例えば、車両検出142Cおよび運動特徴142Jを利用することによって、ルールエンジン143は、速度超過車両、流れ、または軌道に基づいた違反などを識別することを可能にしてもよい。したがって、上述の例は、疑わしい軌道で移動しているオブジェクトを識別するのに、502で定義された緊急事態検出を利用してもよい。オブジェクト/イベントタイプ、緊急事態検出、およびオブジェクトの性質が指定されると、ルール定義インターフェース600は、GUI 600においてUI項目503および504Aで示されるような、ルール範囲を定義するのを可能にしてもよい。ユーザは、特定の緊急事態識別が、選択されたセンサまたはUI項目504Aで指定されるエリア内のセンサのみに対して実施されてもよい、地図上のエリアまたは複数のセンサを定義してもよい。更に、緊急事態または脅威の性質をリアルタイムで相互作用的に定義するため、ルール定義インターフェース600は、504Bに示されるようなリアルタイムセンサデータビューア610で、線、エリア、方向などの地理を強調してもよい。例えば、指揮者または初期対応者などは、ポリゴンまたはライン504Bを用いてリアルタイムビデオフィード上で軌道を定義することによって、上述の例における疑わしい軌道を指定してもよい。ルールエンジン143は、リアルタイムビデオフィードに描写される軌道を、リアルタイムビデオフィード上を移動しているオブジェクトを検出するルールの1つとして認識する。他の例では、リアルタイムセンサデータビューア610は、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって検出されたオブジェクトを示してもよく、疑わしい人間、車両などの関心オブジェクト、または高優先度の緊急事態であって対応を要する潜在的脅威を直接選択してもよい。
ルール定義が提供されると、グラフィカルユーザインターフェース600を介してルール記憶装置144に保存し、登録することができ、その場合、ルールエンジンは、所与のルール定義の指定された性質、規準に基づいて、緊急事態の識別を即時に開始してもよい。例えば、ルールエンジンは、検出緊急事態構成要素143Aを介してルール記憶装置144に格納されたルール定義に関して、プリミティブ特徴記憶装置131Dを利用し続けてもよい。一致する緊急事態が識別されるとすぐに、優先度評価構成要素152、派遣構成要素153、および通知構成要素154などの後続のプロセスが、自動的に開始されてもよい。例えば、指揮者または初期対応者は、リアルタイムデータビューア610を、また定義されたルールにしたがって緊急事態が識別されるかを、モニタリングし続けてもよい。あるいは、630に示されるように、識別された緊急事態はリアルタイムで表示されてもよい。上述のルール定義では、例えば、特定の位置で特定の軌道/方向に向かって移動している、白い車を識別する必要がある場合、関心オブジェクト/緊急事態、および位置、時間、実際の画像、またはセンサデータなどの関連詳細とともに、630に示されるような緊急事態の詳細を介してアラートが提供されてもよい。
ルール記憶装置144で指定された任意のルール定義は、自動監視システム100その他任意の下位構成要素を再始動する必要なく、グラフィカルユーザインターフェース600または外部システムを介して更新されてもよい。更に、自動監視システム100または他の任意の下位構成要素を再始動する必要なく、任意の新しいルール定義がルール記憶装置144に追加されてもよい。ルールエンジンの検出緊急事態構成要素143Aは、ルール記憶装置144の利用可能なルールに関して、プリミティブ特徴記憶装置131Dを利用し続ける。したがって、新しいルール定義の追加、編集、または修正には、データベース131のルール記憶装置144の更新のみを要する。結果として、ルールをリアルタイムで相互作用的に追加、修正、または消去することが可能であってもよい。
更に、緊急事態/脅威検出タイプは、自動監視システム100または他の任意の下位構成要素を再始動する必要なく、リアルタイムで追加または修正されてもよい(502)。例えば、ルールエンジンは、新しい緊急事態を検出するか、またはプリミティブ特徴抽出構成要素142を修正することによって、(侵入、疑わしいオブジェクト、高速、火災、無許可アクセスなどの)既存の緊急事態検出を修正することを可能にしてもよい。更に、新しい緊急事態検出を追加するため、新しいプリミティブ検出が、抽出子のプール142Qに追加されてもよく、プリミティブ特徴抽出構成要素142を修正してもよい。いくつかの実施形態では、502で追加または修正されたかかる新しい緊急事態検出タイプは、具体的には、プリミティブ特徴記憶装置131Dを利用することによって緊急事態識別が行われる、検出緊急事態構成要素143Aにおいて、ルールエンジン143によって抽出される特徴に基づいて、ルールに関して指定されてもよい。
ルール記憶装置144に提供され格納された緊急事態の詳細145およびルール定義に基づいて、緊急事態の優先度は、優先度が挙げられるルール定義自体に基づいて識別されてもよく、または優先度評価ポリシー151Aに基づいて自動的に取得されてもよい。いくつかの実施形態では、優先度は、緊急事態の重大度にしたがって異なるレベルで指定されてもよい。更に、優先度レベルは、分類ラベル、または数値の絶対値が優先度評価の重大度に比例する数字ラベルを用いて指定されてもよい。いくつかの実施形態では、手動で指定されるかまたは自動的に取得される優先度レベルに基づいて、緊急事態に対応する初期対応者の数が153Aで決定されてもよい。決定された数の初期対応者は、標的情報155、ナビゲーション命令156、および他の関連コマンドを含んでもよい、コマンド通知154を受信してもよい。
処理または分析される様々なセンサに関して、ルール記憶装置144は、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出される特徴に基づいて、より多数のフィールドを含んでもよい。かかるフィールドは、キーワード、オントロジー、画像などを含んでもよい。
図7は、本開示のいくつかの実施形態による優先度評価、派遣、および通知を示す単純化した図700である。例えば、ルールエンジン143によって緊急事態が識別されると、プリミティブ特徴抽出構成要素142を利用することによって緊急事態の詳細145が抽出されてもよい。緊急事態の詳細145は緊急事態タイプ145Aを含んでもよく、それは、手動で定義されたルールによって決定されてもよく、または事前に訓練された計算方法に基づいて自動的に決定されてもよい。かかる緊急事態タイプ145Aは、安全上の緊急事態、交通違反、法律違反、出火、漏水、電気系統の緊急事態、健康上の緊急事態、自然災害などを含んでもよいが、それらに限定されない。
緊急事態タイプ145Aに基づいて、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出される詳細145Cは異なってもよい。例えば、緊急事態タイプが、容疑者または任意の識別された関心人物がルールエンジン143を介して識別される、安全上の緊急事態である場合、関心標的は、図3に示されるようにある位置から別の位置に移動中のことがあり、その場合、関心標的は経路/軌道112を通じて位置111から位置113へと移動する。かかる状況では、緊急事態の詳細145は、既に抽出された一連の緊急事態の詳細(例えば、センサ(即ち、監視カメラ)を介して受信した標的の画像)に基づいて、関心標的を継続して追跡し続けてもよい。他方で、緊急事態が出火である場合、緊急事態または標的緊急事態は移動せずに静止しているので、緊急事態の詳細145は位置変化を含まなくてもよい。したがって、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、緊急対応が提供されるまで、緊急事態の詳細145に含まれる更なる詳細を抽出するか、または緊急事態の詳細145を継続して更新してもよい。更に、プリミティブ特徴記憶装置131Dにクエリを行ってもよく、または抽出子のプール142Qからのプリミティブ特徴抽出子が、各緊急事態タイプに必要な追加の詳細の抽出に使用されてもよい。位置は、特定の緊急事態のリスクを効果的に軽減するように初期対応者に指示するのに使用されることがあるので、緊急事態の静的または動的位置145Bの抽出は必須である。
いくつかの実施形態では、ルールエンジン143を介して緊急事態が識別された直後、緊急事態に対応する優先度評価構成要素152が実行されて、派遣構成要素153および通知構成要素154に入力を提供してもよく、通知構成要素は、識別された緊急事態の優先度レベル715に基づいて通知を送信してもよい。いくつかの実施形態では、優先度レベル715は、ルール記憶装置144に格納されたルールで定義された、緊急事態の識別に結び付く優先度レベルに基づいて決定されてもよい。いくつかの実施形態では、優先度レベル715は、ポリシーエンジン151で指定されるポリシーに基づいて自動的に決定されてもよい。
例えば、優先度レベルは、優先度評価ポリシー151A下でポリシーエンジン151において定義されてもよい。これらの優先度レベルは、高、中、低、重大などのカテゴリ指数であるか、または様々な実施形態による数字スケールもしくは数字範囲であってもよい。いくつかの実施形態では、ルールは指揮者/監督者によってルールエンジン143で定義されるが、優先度レベルは明示的に指定されてもよい。いくつかの実施形態では、優先度は自動的に決定されてもよい。
優先度レベル715が自動化システムによって自動的に決定される場合、優先度評価ポリシー151Aで示されてもよい、異なる因子の複数の優先度に基づいて決定されてもよい。例えば、優先度レベル715が自動的に決定または操作される場合、緊急事態タイプの優先度レベル、または優先度評価ポリシー151Aで指定される各オブジェクトタイプの優先度レベル710に基づいて決定されてもよい。例えば、漏水には出火の緊急事態よりも低い優先度が与えられてもよい。更に、オブジェクトタイプの優先度レベルは、人物オブジェクトが車両オブジェクトよりも高い優先度を有するものとして定義されてもよい。更に、オブジェクトの性質または緊急事態の性質の優先度711が定義されてもよい。例えば、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、検出された人物の特徴(例えば、年齢、性別、人種など)を抽出してもよく、したがって、年下の子供(年齢範囲)には年上の子供よりも高い優先度が与えられてもよい。いくつかの実施形態では、特定の性別の優先度が高くてもよい。更に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、車両のタイプ、サイズ、および速度を抽出してもよく、かかる性質には優先度評価ポリシー151Aにおいて指定の優先度が与えられてもよい。例えば、大型または高速の車両には、小型または低速の車両よりも高い優先度が与えられてもよい。更に、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、火災または煙の特徴を抽出してもよく、その場合、高密度または広範囲の火災/煙に対して、優先度評価ポリシー151Aで高い優先度が指定されてもよい。優先度評価ポリシー151Aで定義されるこれらの優先度レベルは、エリアまたは位置特異的な優先度レベル定義を含んでもよい。例えば、非常に価値の高い地所、重要なインフラストラクチャ、学校、道路などから成るエリアには、高い優先度が与えられてもよい。
いくつかの実施形態では、特定の緊急事態、オブジェクト、または位置/エリアに対する優先度レベルは、履歴分析構成要素713を介して抽出されてもよい。例えば、プリミティブ特徴抽出構成要素142は、複数のセンサによって収集されたデータから複数の人物、車両を検出してもよく、それが、プリミティブ特徴記憶装置131Dを利用することによる、人物、車両、または密度、渋滞、関連性などの様々な分析の識別に結び付いてもよい。更に、ルールエンジン143を介して識別された緊急事態はデータベース131に格納されてもよく、それがイベントの発生、緊急事態、初期対応者の挙動などの識別に結び付いてもよい。したがって、かかる履歴分析は、優先度評価構成要素152.における優先度レベルの自動決定に組み込まれてもよい。例えば、人物または車両または類似オブジェクトの検出結果は、時間単位の密度推定をもたらしてもよく、それが密度レベルまたは渋滞による優先度レベルの決定に結び付いてもよい。そのような場合、人物または車両の密度が特定の時間において高いエリアには、密度が特定の閾値を上回る場合、より高い優先度レベルが与えられてもよい。別の例では、同じ人物が最近になってより頻繁に識別されている場合、かかる関心人物または容疑者にはより高い優先度が与えられてもよい。ある例では、識別された容疑者またはテロリストとともに現れる場合が多い人物などの関連性に、検出される緊急事態によって異なるより高い優先度が与えられてもよい。別の例では、特定の緊急事態が特定のエリアでより頻繁に起こる場合、かかるエリアおよび緊急事態により高い優先度レベルが与えられてもよい。いくつかの実施形態では、履歴分析は、密度、イベントの発生、緊急事態、関連性などの履歴分析に基づいて、所与の日、週、月、または年における優先度の変動に結び付くことがある。
いくつかの実施形態では、優先度評価は、優先度評価ポリシー151Aで指定される優先度の様々なカテゴリを取得するのに、緊急事態の詳細145を使用してもよい。例えば、緊急事態タイプ、位置、または車両もしくは容疑者の画像、サイズ、動きなどの詳細は、履歴分析構成要素713とともに自動優先度レベル推定を行うのに要するパラメータを計算するのに組み込まれてもよい。自動優先度評価に必要なこれらの優先度レベルまたはポリシーは、指揮者もしくは監督者、または自動化システムの管理者によって指定されてもよく、データベース131、または自動化システムに取り付けられた任意の記憶装置に格納されてもよい。更に、指揮者もしくは監督者または管理者は、必要に応じて適時にかかる詳細を変更してもよい。
緊急事態が識別されると、事前に指定された優先度レベルが緊急事態の識別に結び付く関連ルールにおいて指定されない場合、優先度評価構成要素152は、上述したような優先度評価ポリシーにしたがって指定される様々な優先度を組み合わせることによって、最終優先度レベル715を計算してもよい。オブジェクトまたは緊急事態タイプ優先度710、オブジェクトの性質または緊急事態特異的な優先度711、エリア位置特異的な優先度712、および履歴分析に基づく優先度から取得した複数の優先度は、事前に訓練された計算モデルに基づいて、または事前定義されたアルゴリズムに基づいて、組み合わされた優先度構成要素714によって集約されてもよい。例えば、組み合わされた優先度構成要素714は、計算の線形システムを実施し、優先度レベル715を導き出してもよい。かかる線形システムは、各優先度カテゴリに割り当てられた数字的重みを組み込むことによって、最終優先度レベル715を計算してもよい。いくつかの実施形態では、これらの重みは、履歴対応またはシミュレーションした対応から学習されてもよい。更に、これらの重みが最初に指揮者、監督者、または管理者によって指定され、自動化システムが、最終優先度レベル715を操作するように組み込まれた計算モデルに基づいて、重みを自動的に学習し適宜更新してもよい状況があり得る。いくつかの実施形態では、優先度評価構成要素152で挙げられる様々な優先度のうち最高優先度、またはこれらの優先度のうち何らかの種類の順序が考慮される、指定された優先度順位の順序があってもよい。
緊急事態識別に結び付いてもよいルール記憶装置144におけるルール定義が優先度レベル715を指定する場合、優先度レベル715が最終優先度として考慮されてもよく、他の優先度(例えば、優先度レベル710、711、712)は考慮されなくてもよい。いくつかの実施形態では、ルール定義は、優先度順位の順序を、またはどの優先度をどの量で考慮すべきかを指定してもよい。かかる状況では、組み合わされた優先度構成要素714は最終優先度レベル715を適宜取得してもよい。
いくつかの実施形態では、優先度レベル715の推定は、緊急対応構成要素150における第1のステップであってもよい。派遣構成要素153および通知構成要素154が続いて実行されてもよい。派遣構成要素153を実行して初期対応者を派遣する前に、優先度レベルが考慮されてもよい。優先度レベルが指定された閾値優先度レベルを下回る場合、派遣構成要素153は実行されなくてもよい。例えば、初期対応者およびそれらの資産が限定されている場合、指令センター190、公衆170、または初期対応者160には、緊急事態に関するアラートが提供されることがあるが、初期対応者には関与するようにコマンドが提供されない。換言すれば、かかる状況は、通知構成要素154の実行はもたらすが、派遣構成要素153の実行はもたらさないことがある。いくつかの実施形態では、派遣構成要素153が実行されないので、通知構成要素154の送信コマンド構成要素157は実行されなくてもよい。
いくつかの実施形態では、推定された優先度レベルが指定された優先度レベル閾値よりも高い場合、派遣構成要素153および通知構成要素154の両方が実行されてもよい。例えば、派遣構成要素153は3つ以上のサブステップを実施してもよい。最初に、派遣構成要素153は、ポリシーエンジン151の派遣ポリシー151Bで指定される特定の緊急事態に対する派遣ポリシーを検索してもよい(721)。派遣ポリシー151Bは、手動で定義されてもよく、またはシミュレーションもしくは過去の履歴派遣結果から訓練されてもよい。派遣ポリシー151Bは、優先度評価ポリシー151Aで指定される異なる優先度レベルに対して、各タイプの初期対応者から必要な初期対応者の最少数に関する情報を含んでもよい。例えば、識別された緊急事態が高優先度の火災緊急事態である場合、最低3人の消防スタッフおよび最低2人の警備スタッフが指定されてもよい。他方で、例えば、識別された緊急事態が低優先度の火災緊急事態である場合、最低1人の消防スタッフおよび最低1人の警備スタッフが指定されてもよい。派遣ポリシーは、利用可能な資源(例えば、初期対応者およびその資産)に動的に基づいて必要な、これらの地上スタッフの最少数を取得することができる、訓練された計算モデルまたは数学モデルを含んでもよい。したがって、優先度レベル715が推定されると、緊急事態タイプ145A、緊急事態位置145B、および優先度レベル715を提供することによって、派遣ポリシーが検索されてもよい(721)。721で派遣ポリシーを検索することによって、153Aで初期対応者が決定され、その際、必要な初期対応者の数、および特定の緊急事態に関与する必要がある異なるタイプの初期対応者の最少量が、派遣ポリシー151Bに基づいて識別される。
緊急事態に対応する初期対応者の数(例えば、必要な初期対応者と、必要な異なるタイプの初期対応者の最少量)が153Aで決定されると、次のステップは、初期対応者を見つけることであり(153B)、そこで個々の初期対応者または初期対応者が識別されてもよい。初期対応者160には、位置センサ166を含むモバイルPC 165が提供されてもよい。各初期対応者または初期対応者群の位置は、センサデータ受信機141を介してデータベース131に格納されてもよい。必要な異なるタイプの初期対応者の最少量および各初期対応者の位置が分かっている場合、個々の選択された初期対応者または初期対応者群の派遣は、各緊急事態タイプおよび/または各初期対応者のタイプに対して派遣ポリシーで指定される複数のやり方で行われてもよい。いくつかの実施形態では、タイプ「A」の特定の「n人」の初期対応者が、緊急事態位置145Bまでの最短距離を考慮することによって、対応者らの最新の既知の位置に基づいて選択されてもよい。いくつかの実施形態では、派遣ポリシーにおいて指定された場合、特定の半径「r」にいるタイプ「A」の初期対応者が、特定の緊急事態に対応するように選択されてもよい。153Bで緊急事態に対応する初期対応者を見つけるため、位置、速度、交通状況、移動時間、関心地点間の距離を必要に応じて取得するのに、地理的情報システム132が組み込まれてもよい。いくつかの実施形態では、地理的情報システム132は、リアルタイムの交通、または地理的データ/情報を提供する、外部システムもしくはサービスと接続または同期されてもよい。
722で決定された初期対応者タイプおよび対応する量に基づいて識別された個々の初期対応者、ならびに位置、移動時間などに基づいて個々の初期対応者を選択するために指定された派遣ポリシーに関して、選択された初期対応者のモバイルPC 165に、ナビゲーション命令、緊急事態位置145B(緊急事態タイプに基づいて静的もしくは動的であってもよい)、および緊急事態の詳細145Cを送信するコマンドが送信されてもよい。選択された初期対応者は、モバイルPC 165を介してコマンドを受領した旨を応答しなければならないことがある。特定の初期対応者が割り当てられた緊急事態に関与することを拒否した場合、派遣ポリシー151Bに基づいて、同じタイプの次の対応可能な初期対応者が決定されてもよい。
いくつかの実施形態では、通知構成要素154は、優先度レベル715が決定されると実行されて、指令センター、初期対応者160、および公衆170に警告してもよい。158で送信されるアラートは、特定の緊急事態に関する情報を関連する当事者に提供するためのものであり、157で送信されるコマンドは、所与の緊急事態または緊急事態タイプに関与し対応する初期対応者に、必須のまたは高優先度の順序を提供するためのものである。いくつかの実施形態では、通知構成要素154は、ポリシーエンジン151で指定または学習または訓練された、通知ポリシー151Cを検索してもよい。このプロセスは、緊急事態タイプ145A、緊急事態位置145B、および優先度レベル715に基づいて、通知の詳細が通知ポリシー151Cから検索される、上述した721で派遣ポリシーを検索するのと類似している。
いくつかの実施形態では、732でアラートを決定するため、通知ポリシー151Cは、複数の指揮者/指令センター733、優位性734、位置735などによる初期対応者のタイプ、公衆に携行するか否か、公衆に警告する場合は、どの位置および位置範囲かなどに基づいて、個人に送信するアラートを決定する(732)、ルール、数学モデル、または計算モデルを含んでもよい。732でアラートが決定されて、アラートを送信する規準がもたらされると、通知構成要素154は、緊急事態の詳細145Cの適切なレベルで、様々なデバイス、アプリケーション、またはサービスにアラートを送信してもよい。例えば、火災緊急事態アラートは、モバイルPC 165を介して緊急事態の特定の半径内にいる火災対応者に送信されてもよく、火災指揮者および警備指揮者の両方が緊急事態に関してそれぞれの指令センター190に警告してもよい。
いくつかの実施形態では、高優先度の火災緊急事態の場合、より広い半径内にいる全ての初期対応者に警告されてもよく、公衆はサイネージ171およびモバイルPC 172を通して警告されてもよい。いくつかの実施形態では、アラートで提供される緊急事態の詳細145Cは、標的の人物およびアプリケーションに基づいた、異なるレベルの情報を含んでもよい。例えば、指令センター190には、関連センサデータを含む完全な詳細が提供されてもよく、公衆には、緊急時他院のタイプおよび場所など、限定された情報が提供されてもよい。アラートを提供するため、通知構成要素154は、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、ソーシャルネットワークインターフェース、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)チャネル、SMS、またはメッセージキューテレメトリトランスポート(MQTT)などのメッセージングプロトコルを利用してもよい。
図8は、通知構成要素154によって送信されてもよいアラートまたはコマンドの詳細の例を示す図800である。例えば、アラート801は、指揮者または監督者180に疑わしい車両の検出に関して知らせるのに、指令センター190に送信されてもよい。アラート801は、センサから受信した画像、時間、優先度、緊急事態タイプ、および153Bで決定された初期対応者の割振りを含んでもよい。別の例では、アラート802は、732で決定されると、初期対応者のモバイルPCに提供されてもよい。アラート802は、緊急事態位置の詳細、疑わしい車両の画像、センサ詳細優先度、および緊急事態タイプを含んでもよい。更に別の例では、ナビゲーション命令803が、緊急事態に対応するのに、送信コマンド構成要素157を介して初期対応者のモバイルPC 165に提供されてもよい。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、指令センター190で提示される情報の一例の図を示す図900である。この例では、特定の位置に進入するかまたはそこを通って移動している、白色の疑わしい車両を識別するルールが定義されてもよい。かかる状況では、緊急事態位置は、位置111から位置113または他の位置へ、監視エリア110の軌道112を通じて時間とともに変更されてもよい。指令センター190は、地理的情報システム132によって提供される地図または地図サービスを利用することによって、監視エリア110を観察してもよい。
いくつかの実施形態では、センサ120は指定の位置または現在位置で地図に示されてもよい。センサ120のアイコンをクリックすることによって、指揮者は、センサデータ、メタデータ、検出されたルール、統計的情報、および履歴分析などを調査することができてもよい。いくつかの実施形態では、初期対応者の最新位置902が地理的マップ950に示されてもよい。指揮者は、初期対応者の位置履歴、ならびに初期対応者が携行するモバイルPC 165または他の任意のウェアラブルセンサのカメラによって収集されたセンサデータを調査することができてもよい。
いくつかの実施形態では、全ての進行中の緊急事態910は、アイコンを用いて、または異なる緊急事態タイプ145Aに関するツリー状構造を用いて、可視化されてもよい。ルールエンジン143が緊急事態を識別すると、通知ポリシー151Cに応じて、緊急事態の詳細145のアイコンが、関連する緊急事態位置(例えば、図3のリアルタイム標的位置192)に投入されてもよい。この例の緊急事態タイプは、非静的緊急事態(例えば、移動する車両を識別する)である。これによって、複数の位置(例えば、位置111、113、192)が識別され、指令センターにおいてそれらの出現時間順序で示されるとともに、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出された最新位置192が強調され、緊急事態の詳細145に示される。
いくつかの実施形態では、画像または生データを含む緊急事態の詳細が、リアルタイムの緊急事態の詳細193に示されてもよい。いくつかの実施形態では、指令センターは、選択されたまたは全ての初期対応者のリアルタイムの割振り(例えば、153Bで割り振られた全てのもしくは選択された初期対応者の位置904)を可視化してもよい。指令センターは、異なるタイプの初期対応者およびその資産を必要に応じて可視化してもよい。初期対応者のモバイルPC 165に提供されるナビゲーション命令156は、地図950および地理的情報システム132に基づいて、指令センターで示されてもよい。いくつかの実施形態では、指令センターは、異なる優先度レベル715の異なる緊急事態タイプ145Aを通してナビゲートするため、ナビゲーションパネルまたはツリーを備えてもよい。このように、指令センターは、様々なタイプの可視化を、緊急事態に関してリアルタイムで提供してもよい。
初期対応者のモバイルPC 165のインターフェースは、指令センターのインターフェースに類似していてもよい。初期対応者のモバイルPCは、3G/4G、Wi−Fi、WLANなどのワイヤレスネットワークを介して自動監視システム100に接続することができる、デバイス専用コンピュータアプリケーションを備えてもよい。初期対応者に提供されたアプリケーションを利用することによって、初期対応者は、センサ、緊急事態、センサデータ、調査能力、および指令センター190において提供される機能のほとんどを見ることが可能にされてもよい。しかしながら、初期対応者に提供される情報は、図2のユーザ設定構成要素206によって定義されてもよい、それらの初期対応者タイプおよびその優位性に基づいて制限されることがある。
図10は、自動監視システム100によって提供される分析情報を使用する例示の図1000である。自動監視システム100の各々のモジュールまたは構成要素は、ログ、テキストファイル、バイナリファイルなど、生データおよびメタデータをデータベースシステム131または類似の記憶装置に格納してもよい。格納されたデータまたは情報は、生センサデータおよびメタデータ、プリミティブ特徴抽出構成要素142によって抽出されたオブジェクトまたはイベントのプリミティブ特徴(例えば、人物もしくは車両データ)、識別された緊急事態、あるいは脅威または標的、初期対応者の割振りなどの対応関連データなどを含んでもよい。
全ての収集された、操作された、または取得されたデータは、データベース131に格納されてもよい。これらのデータは、緊急事態識別構成要素140、緊急対応構成要素150、意思決定、センサ配備、初期対応者およびそれらの資産の配備などを更に最適化するために分析されてもよい。
優先度評価152で使用されてもよい履歴分析構成要素713は、データベース131に格納されたデータに基づいて、追加の分析指数、パラメータなどを取得してもよい。いくつかの実施形態では、分析パラメータ、指数、情報、または操作は、指令センター190、モバイルPC 165で可視化されてもよく、またはルールエンジン143の新しいルールを定義してもよい。いくつかの実施形態では、分析パラメータ,指数、情報、または操作は、優先度評価、派遣もしくは派遣ポリシー、センサ配備、または他の任意の関連作業を更に最適化するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、履歴分析によって提供される情報は、指揮者および初期対応者の両方に対して状況認識として可視化されてもよい。
例えば、プリミティブ特徴抽出構成要素142の検出結果は、所与の期間に特定のビデオセンサに出現する人物の計数を可能にしてもよい。履歴分析構成要素713は、これらの検出結果を使用して、オブジェクトを計数し、所与の期間にわたる、人物、車両、または他の任意のオブジェクトの空間的時間的密度を取得してもよい。履歴分析構成要素713から取得される車両の計数/密度または人物の計数/密度は、監視エリア110における特定のセンサまたは特定の関心エリアに関して、交通および渋滞を操作し可視化するのに使用されてもよい。
更に、履歴分析構成要素713は、複数のパラメータを組み合わせることによって、様々な査定指数などを計算してもよい。例えば、履歴分析構成要素713は、特定の期間にわたる各緊急事態タイプに関する密度、および同じ期間にわたる(特定の緊急事態二体する)関連する初期対応者タイプに関する密度の、平均の地理的相違を操作することによって、「初期対応者派遣の質の指数」を計算してもよい。かかる派遣の質の指数は、異なる期間にわたって各地理的エリアに配備される、初期対応者の量の効果性を表すインジケータを含んでもよい。かかる派遣の質の指数は、現在の状況に基づいて、または特定の期間に基づいて提供されてもよい。かかる指数のスケールは、指揮者、監督者、または管理者に、現在または過去の状況に基づいた意思決定能力を提供してもよい。
履歴分析構成要素713によって計算される査定指数は、特定の期間および/または特定の地理的エリアにわたる、それぞれまたは全ての初期対応者タイプからの各緊急事態タイプに対する平均対応時間を含んでもよいが、それに限定されない。別の例は、一般の、または特定の期間における、または特定の地理的エリアにおける、初期対応者の平均巡回時間であってもよい。多くの査定指数が、様々な実施形態にしたがって、履歴分析構成要素713から取得されてもよい。
いくつかの実施形態では、履歴分析構成要素713は、データベース131に格納された様々なデータ、メタデータ、または情報に対して、統計分析1010を実施してもよい。例えば、かかる統計分析は、特定の期間または位置にわたって、緊急事態および詳細、検出されたオブジェクトまたはオブジェクトの性質、イベントまたはイベントパラメータ、初期対応者およびその挙動(例えば、作業時間、位置など)、センサ性能(例えば、帯域幅、オブジェクト/イベント検出など)、対応時間などに基づいて実施されてもよい。これらの統計分析によって、関心情報の様々な指数および統計パラメータ(例えば、平均、標準偏差)が取得されてもよい。いくつかの実施形態では、統計分析は、自動化システムで使用される計算モデル(例えば、プリミティブ特徴抽出構成要素142の計算モデル)の可視化および再訓練に使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、データベース131または履歴分析構成要素713における情報、データ、およびメタデータは、モニタリングおよび制御構成要素190Bのより良好な動作のため、指令センター190で使用されてもよい。指令センター190は、緊急対応または事業運営の最適化のため、リアルタイム緊急事態(図9など)、調査および証拠検索(1030、図5の505で行われてもよい)、意思決定1050のための地上分析状況に基づいて、包括的状況認識を提供することが予期される。より良好な意思決定1050を提供するために、これらの履歴分析713は、指令センターにおいて、状況、システム資源、センサ、分析、初期対応者、または緊急事態を検討する(1040)のに使用されてもよい。それに加えて、自動化システムによって抽出された他の任意のデータ、情報、またはメタデータは、分析1020の結果を指令センターで、指揮者または初期対応者の必要に応じて相互作用的に可視化するため、履歴分析713に組み込まれてもよい。
1030で実施される検討に基づいて、指揮者および監督者は、センサおよびその位置、ルール、初期対応者の資源などを更新/変更する意思決定を行ってもよく、システムコンフィギュレーション構成要素190Aを介して自動化システムを更新してもよい。
図11は、データベース131および履歴分析713を使用する、指令センターにおける分析1020の可視化を示す例示の設計図である。様々な実施形態によれば、指令センターは、特定の期間にしたがって、ならびに/あるいは監視エリア110の関心領域/エリアにしたがって、識別された緊急事態、初期対応者の挙動および位置、または業務、システム、および作業の査定に関連する様々な指数に関して、状況認識を得るのを必要とすることがある。例えば、図1100に示されるように、指揮者は特定の関心期間1110を選択することがある。この関心期間1110に基づいて、指令センター190は、識別または検出された緊急事態1130の数、緊急事態タイプ145Aおよび優先度レベル715に関する関心期間中の統計を示してもよい。検出された緊急事態1130は、緊急事態識別に対するルールエンジン143を利用することによって、データベース131から取得されてもよい。
いくつかの実施形態では、指令センターは、関心期間1110の間、関心領域で検出される、初期対応者(地上スタッフとしても知られる)のタイプおよび量を可視化してもよい。モバイルPC 165の位置、データベース131に格納されたユーザメタデータに基づいて、地理的情報システム132に基づいた位置の地理空間的クエリを組み込むことによって、指令センターは初期対応者の存在を示してもよい。いくつかの実施形態では、緊急事態の密度は、優先度、緊急事態タイプ、およびオブジェクトタイプに基づいて計算されてもよい。緊急事態の密度はフィルタ処理され、色分け地図、バブルチャート、チャートなどとして示されてもよく、派遣の質のチャート1140のように緊急事態と初期対応者位置との間の相違を可視化するのに、地図ベースのインターフェース上に示されてもよい。いくつかの実施形態では、特定の関心期間1110および/または関心領域に基づいて、派遣の質のチャート1140は、データベース131および履歴分析713を利用することによって、色分け地図などを使用して違いを示してもよい。
いくつかの実施形態では、履歴分析において計算または取得された様々な査定指数が指令センターにおいて示されてもよい。これらの査定指数は、派遣の質の指数1120、重大イベント/緊急事態1130(例えば、高優先度のイベント/緊急事態)の数、履歴平均(例えば、最近の日、最近の6時間などの平均)にしたがって、識別された緊急事態の平均の差を表す犯罪レベルまたは緊急事態レベル1135を含んでもよい。いくつかの実施形態では、査定指数は、関心期間1110および関心領域に基づいて計算されてもよい。
関心期間1110にわたる上述の累積基準に加えて、選択された関心期間1110の周期的間隔にしたがって、一連の情報操作が行われてもよい。例えば、関心期間1110が1ヶ月の場合、関心期間1110および/または特定の関心領域内である、日単位、時間単位などの履歴分析173にしたがって、データまたは情報が示されてもよい。
いくつかの実施形態では、指令センターにおける上述の可視化は、モバイルPC 165で使用されてもよく、イベントの密度、オブジェクト(人物、車両、船舶、ボートなど)、オブジェクトカウンタ、密度の差または変化を示すシミュレーション、特定の関心期間1110にわたる緊急事態および初期対応者の位置などを含むがそれらに限定されない、様々な他の履歴分析713を含んでもよい。
様々な実施形態によれば、履歴分析173は、緊急事態識別構成要素140または緊急対応構成要素150の自動最適化で使用されてもよい。例えば、特定の監視エリア110における緊急事態は、様々な社会的、政治的、経済的、文化的理由によって、年単位、月単位、日単位、時間単位などで変化してもよい。例えば、特定の都市(例えば、監視エリア110)で年次の文化的イベントが行われる場合、かかる状況はより多くの緊急事態に結び付くことがある。別の例では、輸送機関または小売などの地上インフラストラクチャが変更された場合、人、車両、または他の任意の重要な事実の密度が変動することによって、緊急事態が変化することがある。
いくつかの実施形態では、初期対応者の配備の量またはタイプは、緊急対応時間を最小限に抑えるため、また緊急事態の数の増加に対して対応を適応させるため、変更が必要なことがある。いくつかの実施形態では、全てのタイプまたはいくつかのタイプの緊急事態の減少が可能なことがある。かかる需要減少状態では、追加の初期対応者および資源を、監視エリア110内のより需要が高い領域に分散させるかまたは割り振るのが必要なことがある。いくつかの実施形態では、1日、1週、1ヶ月、または1年にわたる様々な時間間隔に基づいて、緊急事態および位置を予測できる場合、初期対応者は、より短時間で緊急対応するため(即ち、予測されないシナリオよりも緊急事態位置に即時に到達できるように)、蓋然性が高い緊急事態位置に配備されてもよい。
指揮者および監督者180によるかかる手動の意思決定は時間が掛かることがあり、生産的でないことがある。したがって、緊急事態の需要を予測し、履歴分析173における特定の査定指数に基づいて、初期対応者およびその関連資源/資産を最適化するため、履歴分析173が組み込まれてもよい。かかる最適化は、より短時間で緊急事態に対応するために、また特定の期間にわたって需要に基づいて資源を最適に割り振るために、地上の初期対応者(または専用基地局)の最適な配備を確保してもよい。
図12は、履歴分析173を利用して、対応時間を最小限に抑えるとともに初期対応者を適切な量で最適に分配することによって、緊急事態が起こる前に初期対応者の配備の最適化が実施される、コンピューティングシステムの一例を示す図1200である。かかる最適化は、初期対応者の配備、初期対応者の資産(例えば、車両、トラック、銃、はしご、または他の任意の資産もしくは資源)の配備、ならびにセンサに関して実施されてもよい。これらの最適化は、本明細書では、資源および対応最適化(RRO)と呼ばれる。
RROは、指令センター190を介して、または他の任意の外部システムを通して指揮者および監督者180によって提供される、複数の構成1240に基づいて実行するのが必要なことがある。異なる緊急事態タイプ145B、優先度レベル715、および初期対応者タイプ(例えば、消防161、警備162など)に基づいて、複数のRROが存在してもよい。いくつかの実施形態では、作業シフト、時間間隔(例えば、日、週、および時間)に基づいて、複数のRROが存在してもよい。いくつかの実施形態では、構成1240は、各RROを更新または再計算しなければならない頻度間隔を示し、データベース131を更新してもよい。例えば、1日8時間のシフト、および毎月変更すべきであることを考慮して、火災対応者の配備を毎日更新または変更するRRO構成があってもよい。この場合、3つのRROが実施され、データベース131に格納されてもよい。次のRRO実行は、1ヶ月後に自動的に実施され、データベース131を更新してもよい。
各RROは、データベース131または他の任意の記憶媒体に格納されてもよい、最適化プロファイル1216を出力してもよい。初期対応者または資産の最適化に関して、1回のRROの実行によって、異なるタイプまたは資産の異なる量の初期対応者に割り当てられる複数の領域1230を示す、1つまたは複数の最適化プロファイル1216が作られてもよい。いくつかの実施形態では、RROは、特定の位置を異なるタイプまたは資産の初期対応者に割り当ててもよい。例えば、火災対応者が特定の基地局に基づく場合、RROは、初期対応者に対する複数の位置194を出力してもよく、関連する最適化プロファイル1216において複数の位置194を示してもよい。
RROは、複数の種類の数値的、地理的計算を含んでもよく、定義された構成1240にしたがって実施されてもよい。各RROは、RRP計算および操作のために関連データを集めるのに、データベース131、履歴分析713、および地理的情報システム132に対するアクセスを有してもよい。
各RROを実施するため、一連の事前調整1211を定義するのが必要なことがある。データ獲得プロセス1212は、計算最適化方法を実行する前に、一連の事前調整1211にしたがって実施されてもよい。事前調整1211は、特定の最適化が適用されてもよい時間間隔(例えば、シフト間隔)、関心の地理的エリア、緊急事態蓋然性計算のための緊急事態タイプおよびソース、関連する初期対応者/資産のタイプまたはサブセットなどを含んでもよい。事前調整1211内の緊急事態タイプによって、RROが、関心の優先度レベルにしたがって1つまたは複数の緊急事態タイプを選択するのを可能にすることができる。選択された緊急事態タイプに関して、蓋然性の計算が手動または自動のどちらかで行われてもよい。手動の蓋然性計算は、様々な実施形態による、履歴分析173の密度、発生情報などを利用することによって行われてもよい。いくつかの実施形態では、蓋然性は、1つまたは複数の構成1240に関して、指揮者によって手動で定義されてもよい。これらの蓋然性は、選択された初期対応者または関連する資産の配備を最適化する、選択されたエリアにおける選択された時間間隔にわたる、選択された緊急事態タイプの予測に関連してもよい。いくつかの実施形態では、蓋然性計算期間(例えば、過去の日、週、月、年、または任意の指定の期間に対する蓋然性計算)が選択されてもよい。
選択された緊急事態タイプの蓋然性に加えて、RROは、監視エリア110内における、交通、障害物、距離、異なる地点間の移動時間、位置、エリアなどの基礎条件を考慮してもよい。したがって、RROは、選択された緊急事態タイプの蓋然性、ならびに交通および混雑状況を含む移動時間/距離の制約を考慮してもよい。いくつかの実施形態では、RROはまた、対応時間または需要を満たすことに影響を及ぼし得る他の任意の因子を考慮してもよい。いくつかの実施形態では、データ獲得プロセス1212(例えば、交通、渋滞、障害物、距離、移動時間、密度、オブジェクト計数など)は、事前調整1211で定義された規準(例えば、選択エリア、緊急事態タイプ、または蓋然性ソースなど)に基づいて実施されてもよい。
様々な複数のRRO構成1240に対するデータ獲得プロセス1212に必要なデータを提供するために、履歴分析713は、地理的情報システム132または外部データプロバイダを介して(例えば、バッチ計算プロセスを使用して)周期的に、交通、移動時間、渋滞、または類似の必要に応じてデータを集めてもよい。かかるデータは、履歴分析713によって事前定義された時間間隔にしたがって、周期的に集められてもよく、様々なRROに対応するようにデータベース131に格納されてもよい。例えば、交通データは、異なる道路セグメント、道路分岐合流点などに基づいて、30分ごとに集められて監視エリア110全体をカバーしてもよい。交通、渋滞、移動時間、距離などのこれらの地理的データは、グリッド、エリア、地点、道路、または分岐合流点などに基づいて、更に周期的に集められてもよい。いくつかの実施形態では、データ獲得プロセス1212は、最適化プロセスを実行する前に、構成1240に基づいて、追加の分析、統計的計算を実施してもよい。データ獲得プロセス1212は、履歴分析713または任意の関連データに対して、抽出、変換、またはロード機能、統計的操作を実施してもよい。例えば、ピークまたは平均交通履歴は、様々な実施形態にしたがって、最適化の前にデータ獲得プロセス1212によって更に計算されてもよい。かかるデータ準備、前処理ステップは、様々な実施形態にしたがってデータ獲得プロセス1212によって実施されてもよい。
特定のRROは、履歴分析713を考慮することによって(即ち、関心期間中の履歴状況に基づいて)、特定のコスト関数、査定指数などを標的にして実施されてもよい。例えば、特定のRROは、初期対応者の派遣の質(例えば、特定の緊急事態タイプに対して)を最大限にすること、即ち、履歴データと交通も考慮に入れた移動時間/距離とに基づいて緊急事態予測を使用して、緊急事態位置と初期対応者位置との間の平均距離を最小限に抑えることが予期されてもよい。いくつかの実施形態では、コスト関数は、交通状況、距離、移動時間など、異なるデータに基づいて定義されてもよい。コスト関数は、最適な初期対応者の配備または資産の割振りなどを見つけるため、計算によって最小限に抑えられてもよい。かかる査定指数選択(1213)は、データ獲得プロセス1212の後に実施されてもよい。
事前調整1211が定義されると、データ獲得プロセス1212が実施されてもよく、最適化のための査定指数が選択されてもよい。計算の最適化または制約された最適化プロセス1214が実行されてもよい。かかる最適化プロセス1214は、1213で選択された査定指数を最小限に抑える最適化プロファイル1216を見つけることによって、選択された領域にわたる最適な初期対応者配備を見つけてもよい。かかる計算を実施するために、最適化プロセス1214は、様々な実施形態にしたがって、機械学習、人工知能、凸/非凸最適化、混合整数計画法、動的計画法などを組み込んでもよい。
最適化プロセス1214は、構成1240に基づいて、初期対応者、資産、またはセンサに対する領域割当てを実施してもよく(1215)、領域割当ては、関連最適化プロファイル1216としてデータベース131に格納されてもよい。
様々な実施形態によれば、最適化プロファイル1216は、最適化プロファイル1216の事前割振り領域に基づいて初期対応者を見つける(153B)のに、派遣ポリシー151Bおよび派遣構成要素153によって使用されてもよい。いくつかの実施形態では、異なるシフト、優先度レベル、緊急事態タイプ、初期対応者タイプなどに基づいて、複数の最適化プロファイルがあってもよく、721の派遣ポリシーは、緊急事態が識別されるイベントにおいて、関連最適化プロファイル1216を決定するのを助けてもよい。
いくつかの実施形態では、指令センター190は、(選ばれた緊急事態タイプ、優先度レベル、または初期対応者タイプなどに対して)選択された最適化プロファイル1216に基づいて伝えられるような、初期対応者の位置を可視化してもよい。いくつかの実施形態では、特定の最適化プロファイル1216で示された特定の初期対応者が1216で示される領域外にいる場合、指令センターおよび関連する初期対応者のモバイルPC 165にアラートが送信されてもよい。各初期対応者には、最適化プロファイル1216に基づいて、様々な期間、間隔、またはシフトに対して、割り振られた領域/位置または資産が通知されてもよい。これらの通知は、関連する初期対応者のモバイルPC 165に送信されるか、あるいは地理的地図を利用することによって初期対応者のモバイルPC 165で可視化される。
様々な実施形態によれば、ルールエンジン143を介して指揮者または初期対応者によってルールが作成されると、派遣ポリシーは、特定の緊急事態における緊急事態の詳細145にしたがって、関連する最適化プロファイル1216を用いた派遣の進行に結び付いてもよい、「事前割当て」または「事前割振り」されたものとして選択されてもよい。
様々な実施形態によれば、最適化プロセス1214は、履歴分析構成要素713に基づいた予測によって、資源の最適数を決定するのに使用されてもよい。例えば、初期対応者または資源/資産の既存の量は、適切ではないことがあり、または求められるレベルよりも多く利用できることがある。かかる状況では、最適化プロセス1214は、1213で選択された特定の査定指数を満足するのに求められる、最小限の資源/資産および初期対応者の量を決定するのに使用されてもよい。かかる最適化プロセス1214は更に、異なる時間セグメント(日、週、月など)の履歴分析構成要素713にしたがって、時間変動する資源/資産または初期対応者の量を決定するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、上述のプロセスから結果として得られる最適化プロファイル1216は、指令センター190において履歴分析構成要素713に基づいて、緊急事態、初期対応者、資源、異なる種類の資産、および緊急対応をシミュレートするのに使用されてもよい。例えば、履歴分析構成要素713は、道路交通データ、緊急事態密度などをシミュレートして、シミュレートされた初期対応者、資産、および資源を用いて、シミュレートされた緊急事態に対する緊急対応をシミュレートするのに使用されてもよい。かかるシミュレーションは更に、全てのシミュレートされた緊急事態に対する査定指数を示してもよい。
自動化システム130は、異なる優位性およびアクセシビリティレベルのものであることができる、複数のタイプの指揮者、監督者、初期対応者、および外部システムと統合または接続されてもよい。提供されるこれらの情報、通知、データ、分析、状況認識は、プライバシー、安全性、および秘密に関連する慎重に扱うべき情報を含んでもよい。したがって、自動化システムによって提供される情報は、優位性レベル、ならびに指揮者および初期対応者の業務範囲に基づいて制限されてもよい。いくつかの実施形態では、多種多様な情報、分析、および状況認識が自動監視システム100によって提供されてもよい。多すぎる情報を指揮者または初期対応者に提供することは、情報過多に結び付いて、重大な情報に注意を払うのを難しくすることがある。
図13は、複数のタイプおよび優位性レベルの指揮者と初期対応者との間において、情報および機能性へのアクセスを制御する、単純なフロー図1300である。いくつかの実施形態の自動化システムは、ルールエンジン143および優先度レベル715に基づいて、情報、データ、分析、通知、アラートなどへのアクセシビリティを制御してもよい。例えば、異なる優位性レベル(例えば、指揮者、初期対応者)に関連するアクセシビリティは、複数のアクセシビリティプロファイル1320を含むアクセシビリティプロファイル1310として表されてもよい。
特定のアクセシビリティプロファイル1320は、特定または全ての緊急事態タイプの責任者であってもよい、同じ優位性レベルの指揮者、初期対応者などのサブセットに関連してもよい。かあるアクセシビリティプロファイル1320(たとえは、アクセシビリティプロファイルA)は、許可されたルールタイプ(例えば、緊急事態タイプ)、許可された優先度レベルまたは優先度レベル範囲(アクセシビリティプロファイルクリエータによって定義される)を示してもよい。そのような場合、ルール作成およびアラートは、緊急事態タイプ145Aおよび優先度レベル715に基づいて、特定のユーザに制限されてもよい。
いくつかの実施形態では、特定のアクセシビリティプロファイル1320は許可されたセンサを示してもよく、その場合、受信するルール作成およびアラートは指定のセンサのみに制限されてもよい。いくつかの実施形態では、特定のアクセシビリティプロファイル1320は特定の機能を示してもよく、その場合、指定の機能のみが、特定のアクセシビリティプロファイル1320を与えられたユーザに提供されてもよい。いくつかの実施形態では、アクセシビリティプロファイル1320は、位置および領域情報を含んでもよいがそれらに限定されず、特定のユーザは、指定の位置/領域内でのみアラート、通知を与えてもよい。
これらのアクセシビリティプロファイル1310は、システム管理者、最上の優位性レベルを有する指揮者によって作成されてもよく、図1のシステムコンフィギュレーション構成要素190Aのユーザ設定構成要素206によって、指揮者、初期対応者、および外部システムなどの異なるユーザに割り当てられてもよい。
ユーザが指令センターアプリケーション190に、または初期対応者のモバイルPC 165もしくは公衆のモバイルPC 172に提供されたモバイルアプリケーションにログインする間、関連するアクセシビリティプロファイルが得られてもよく、ルール作成、アラート、通知、機能、データなどは、関連するアクセシビリティプロファイル1310で指定されるように制限されてもよい。
アクセシビリティプロファイル1310は、商業環境で製品またはソリューションライセンスを提供するのに使用されてもよい。様々な実施形態によれば、自動化システム130は、多数のセンサ、初期対応者、それらのモバイルPC、および外部情報源と統合されてもよい。自動化システム130のかかる大規模配備には、記憶装置および処理装置などの大型システム資源要件を要することがある。かかる資源を管理するために、特定の緊急事態のルールエンジン143および優先度レベル715が組み込まれてもよい。
図14は、ルールエンジンおよび優先度レベルに基づいてシステム資源を管理する一例を示すフロー図1400である。いくつかの実施形態では、ポリシーエンジン151は、各ルール、ルールタイプ(例えば、緊急事態タイプ)、または優先度レベル715に基づいて、記憶域期間、位置、格納の期間を定義する、記憶装置管理ポリシー151Dを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、作成された各ルールまたは定義された緊急事態検出タイプ(図5の502)は、記憶装置位置(使用されているデータベース131もしくは他の任意の記憶装置が分散されている場合)、データ、情報をデータベース131にどれだけ長く保持すべきかを示す記憶域期間などを含むがそれらに限定されない、記憶装置ポリシーを用いて定義されてもよい。したがって、緊急事態が識別されるたびに、かかる緊急事態の詳細、メタデータなどが、記憶装置管理構成要素1430を介して、記憶域期間フラグとともにデータベースに格納または挿入されてもよい。記憶装置管理構成要素1440は、持続時間フラグが存在し期限が切れている、データベース131内の全ての記録を周期的に選択してもよく、続いてかかる記録を消去してもよい。かかる記憶装置ポリシーはまた、センサデータおよびデータユニット、位置などの初期対応者メタデータ、履歴分析713、またはデータベース131に格納されている他の任意のデータ、情報、メタデータなどに適用されてもよい。
上述の記憶装置管理ポリシー151Dは、他のシステム資源を管理するのに使用されてもよい。例えば、記憶装置管理ポリシーは、個々のセンサ、センサタイプ、および緊急事態タイプに基づいて、変動する計算処理資源を割り振ってもよい。更に、かかるデータ記憶装置管理ポリシーは、上述の例に記載したようなルールおよび優先度評価に基づいて、特定の一連のセンサ、または特定の一連のプリミティブ特徴に対して、計算処理資源を動的に増加させるのに使用されてもよい。
様々な実施形態によれば、高優先度の緊急事態識別または重大な状況の間、センサの追加のカバレッジが求められることがある。かかるセンサの追加のカバレッジは、モバイル、自律、および/または制御可能なセンサを介して行われてもよい。例えば、飛行ドローンを介した空中監視は、移動中の脅威または疑わしい人物をモニタリングするのに十分なビデオセンサ(監視カメラなど)がないときに、実施されてもよい。かかる状況では、複数のモバイル、自律、および/または制御可能なセンサの管理には、継続的に誘導および制御信号を送信して、手動の試みを更に行い、追加のデバイスが制御を行うのを要することがある。したがって、いくつかの実施形態の自動化システム130は、需要、高優先度もしくは重大な状況、または繰り返し巡回が必要な場合に基づいて、モバイル、自律、および/または制御可能なセンサを配備する必要があるような状況で、使用されてもよい。
図15は、高優先度の緊急事態が識別されたときに自律センサを制御する一例を示す図1500である。いくつかの実施形態では、優先度レベル715に基づいて識別される高優先度の緊急事態が存在する場合、自動化システム130は、プリミティブ特徴抽出構成要素142およびルールエンジン143によってリアルタイムまたはほぼリアルタイムで更新されている、緊急事態の詳細145に基づいてセンサ120を作動させ制御してもよい、センサ制御構成要素1510と統合されてもよい。いくつかの実施形態では、パンチルトズーム(PTZ)監視カメラは、緊急事態の標的が移動するのにしたがって自律的にピッチ、ヨー、またはロール方向で移動させられてもよく、移動方向は、プリミティブ特徴抽出構成要素142、および緊急事態位置145Bとしての緊急事態の詳細の更新によって識別される。
様々な実施形態によれば、センサ制御構成要素1510は、移動オブジェクトとしてのドローンまたはロボットを作動させてもよく、緊急事態の詳細145によって提供される緊急事態または標的の最新の既知の位置へとそれらを送ってもよい。かかる自律ナビゲーションシステムは、計算モデルで事前に訓練されてもよく、ドローンまたはロボットによって直接使用されてもよい。いくつかの実施形態では、ドローンまたはロボットは、指令センターでモニタリングされるセンサデータ受信機141に収集データを送信し、また(例えば、最新の位置および画像を得るのに)最新の緊急事態の詳細145を抽出する、ビデオセンサなどの追加のセンサを含んでもよい。ドローンまたはロボットは、位置が緊急事態の詳細145によって更新されるにつれて、所与の移動している標的を継続的に追随してもよい。ネットワーク通信時間を低減するため、ドローンまたはロボットは、自律ナビゲーションおよび制御を効果的にする、軽量のセンサデータ受信機と緊急事態の詳細の抽出子とを含んでもよい。
様々な実施形態によれば、ロボットまたはドローンなどの1つもしくは複数のセンサは、静的ではない特定の緊急事態、標的、または脅威をモニタリングするように割り当てられてもよい。かかる状況では、自律制御構成要素1510は、標的を追随する、標的を複数のセンサで包囲するなど、複数種類のナビゲーション方法を含んでもよい。指揮者または対応者は、必要に応じて任意のロボット、ドローン、または他の任意のセンサを制御する、手動制御能力を提供してもよい(1520)。
図16は、公衆および初期対応者160に送信されるアラートを示す単純化した図1600である。アラートは、特定の監視エリアで起こり得る様々な緊急事態に関する状況認識を提供するため、初期対応者、指揮者、および公衆に送信されてもよい。例えば、公衆170は、アプリケーションを稼働させてデータ、情報などを送受信する複数のモバイルPC 172を介して、自動化システム130に接続されてもよい。特定の状況では、モバイルPC 172の位置メタデータ(例えば、位置センサ172Bから得られる)は、プライバシーなどの様々な理由によって、データベース131に格納されないことがある。かかる状況では、158で送信されるアラートは、緊急事態の詳細と所与のアラートが適用可能である埋め込まれた位置範囲とを含む、アラート1610を含んでもよい。更に、モバイルPC 172で稼働するアプリケーションは、特定のモバイルPC 172がアラート1610で指定された範囲内にあるか否かをチェックしてもよい、位置範囲チェッカー172Aを含んでもよい。アラート1610は、異なる地理的位置に位置してもよい、全ての公衆PC 172に送信されてもよい。各モバイルPC 172の位置範囲チェッカー172Aは、位置センサ172Bによって得られるデータとアラート1610で指定された位置とに基づいて、地理的操作、位置または距離推定を実施して、特定のモバイルPC 172の現在位置が緊急事態の影響エリア内にあるか否かを決定してもよい。特定のモバイルPC 172がアラート1610によって指定された位置範囲内にある場合、アラート1610によって提供される緊急事態の詳細145Cは、モバイルPC 172のデジタル画面に表示されてもよい。
上記例では、アラート1610で指定された位置範囲は、緊急事態の優先度評価(例えば、優先度評価構成要素152における)に基づいてもよく、また緊急事態タイプおよび通知ポリシー151Cに基づいてもよい。更に、アラート1610で提供される緊急事態の詳細145Cは、所与の緊急事態に関して初期対応者に提供されるアラート1620とは異なってもよい。例えば、アラート1610および1620の内容と文脈は、優先度評価、アクセシビリティプロファイル1310、緊急事態のタイプ、および通知ポリシー151Cに基づいて異なってもよい。アラート1610および1620で提供される緊急事態の詳細は、異なる種類の緊急事態の詳細を含んでもよい。例えば、緊急事態タイプに基づいて、アラート1610は、緊急事態タイプ、位置、および実行命令などの関連する詳細、シェルター情報、安全ガイドライン、安全位置へのナビゲーション指示などを含んでもよく、初期対応者160に対するアラート(例えば、アラート1620)は、実際のセンサデータ(例えば、疑わしい人物の画像)、ナビゲーション指示、他の初期対応者の位置、または特定の緊急事態に対応するように割り振られた初期対応者など、緊急事態の更なる詳細を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、公衆は、位置センサ172B、他のセンサ172C(例えば、カメラ、音声など)によって得られるデータなど、公衆のモバイルPC 172のセンサデータを、緊急事態、調査、または証拠管理の更なる識別に使用することを許可するように要求されることがある。かかる実施形態では、モバイルPC 172で稼働するアプリケーションは、自動化システム130がモバイルPC 172によって得られるセンサデータを読み取ることを可能にする、インターフェースを含んでもよい。それらのセンサデータは、センサデータ受信機141によって抽出され、データベース131に格納されてもよい。センサデータ受信機141によって抽出されるこれらのデータは、自動化システム130の様々な構成要素によって使用されてもよい。状況によっては、公衆は、自動化システム130の要求に応じて(例えば、指揮者/監督者もしくは初期対応者による要求に基づいて)、モバイルPC 172に格納された画像、ビデオ、音声、テキストメッセージ、ソーシャルネットワークフィードなどの履歴データをアップロードしてもよい。かかるアップロードされたデータは、緊急事態を識別するか、または調査を実施するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、アップロードされたデータは、履歴分析構成要素713によって使用されてもよい。
上記例では、アラート1620が初期対応者のモバイルPC 165に送信されると、アラート1620は、全ての初期対応者に送信されるか、または選択された一連の初期対応者に送信されてもよい。緊急事態に関するアラート1620が選択された一連の初期対応者に送信されると、データベース131に周期的に格納され更新されるモバイルPC 165の位置メタデータは、データベース131に格納された初期対応者の最近の位置に基づいて、初期対応者をフィルタ処理するのに使用されてもよい。アラートを送信する(158)初期対応者は更に、特定の緊急事態タイプ、その優先度評価、通知ポリシー151C、およびアクセシビリティプロファイル1310に基づいて、フィルタ処理または選択されてもよい。
図17は、上述の自動化システム130のための方法を示すフローチャート1700である。一実施形態では、方法は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含んでもよい、装置(例えば、装置1800)によって実施されてもよい。
1702で、装置は、監視エリアに関する複数のデータ要素を複数のセンサから受信してもよい。一実施形態では、複数のセンサは、ビデオセンサ、音声センサ、文字センサ、天候センサ、交通センサ、または建物管理センサの1つまたは複数を含んでもよい。一実施形態では、複数のセンサは、初期対応者が携行するモバイルデバイスに装備されたセンサを含んでもよい。一実施形態では、複数のデータ要素は生データおよびメタデータを含んでもよい。1つのメタデータは、1つまたは複数の生データに関する情報を提供するデータである。メタデータは、複数のセンサによって収集されるか、または生データから取得されてもよい。
1704で、装置は、一連の特徴を複数のデータ要素から抽出してもよい。一実施形態では、一連の特徴は、表現、構造、異常、挙動、またはパターンの1つまたは複数を含んでもよい。
1706で、装置は、一連の特徴および一連のルールに基づいて、緊急事態を識別してもよい。一実施形態では、一連の特徴および一連のルールに基づいて緊急事態を識別するため、装置は、一連の特徴を一連のルールと整合してもよい。
1708で、装置は任意に、緊急事態と関連付けられた一連のデータ要素と一連のポリシーとに基づいて、緊急事態の優先度を評価してもよい。一実施形態では、装置は更に、一連のルールおよび優先度に基づいて、ユーザから装置に含まれる少なくとも1つの構成要素へのアクセシビリティを制御してもよい。一実施形態では、装置は更に、一連のルールおよび緊急事態の優先度に基づいて、複数のデータ要素が記憶媒体に格納される期間を示す記憶域期間を管理してもよい。かかる実施形態では、装置は更に、記憶域期間が経過した後に複数のデータ要素を消去してもよい。
一実施形態では、装置は更に、緊急事態の優先度が高優先度と評価されたときに緊急事態を追跡する、複数のセンサを制御してもよい。一実施形態では、装置は更に、移動オブジェクトを緊急事態に送信してもよい。移動オブジェクトは、緊急事態をモニタリングし追跡するセンサを有してもよい。
1710で、装置は、識別された緊急事態に応答して対応者を選択してもよい。一実施形態では、対応者を選択するため、装置は、緊急事態の優先度または緊急事態のタイプの少なくとも1つに基づいて、対応者の各タイプから割り振られる対応者の数を決定してもよい。
1712で、装置は、選択された対応者を、識別された緊急事態に関連するエリアに派遣してもよい。一実施形態では、装置は更に、プロファイルに基づいて、一連の対応者をエリアに割り当ててもよい。一実施形態では、装置は更に、複数の領域それぞれに、異なるタイプまたは資産の異なる量の対応者を割り当ててもよい。一実施形態では、装置は更に、一連の事前調整、獲得した基礎条件、および査定指数に基づいて、プロファイルを準備してもよい。
一実施形態では、装置は更に、装置が動作中のいつでも一連のルールの修正を受け入れ、修正の受入れに応答して一連のルールを更新してもよい。一実施形態では、装置は更に、一連のルールの修正として、ビデオフィードに描かれた軌道を受け入れる、グラフィカルユーザインターフェースを提供してもよい。
図18は、処理システム1814を用いる装置1800のためのハードウェア実装の一例を示す図である。一実施形態では、装置1800は、図1〜17で上述されたシステムおよび方法を実現してもよい。処理システム1814は、バス1824によって全体が表されるバスアーキテクチャを用いて実現されてもよい。バス1824は、処理システム1814の特定のアプリケーションおよび全体設計の制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含んでもよい。バス1824は、プロセッサ1804,構成要素1808、1810、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1806によって表される、1つもしくは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアコンポーネントを含む、様々な回路を互いにリンクする。バス1824はまた、タイミングソース、周辺機器、レギュレータ、電源管理回路などの他の様々な回路をリンクしてもよく、それらの回路は当該分野でよく知られており、したがってこれ以上は記載しない。
処理システム1814は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に連結されたプロセッサ1804を含む。プロセッサ1804は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に格納されたソフトウェアの実行を含む、一般処理に関与する。ソフトウェアは、プロセッサ1804によって実行されると、処理システム1814に、任意の特定の装置に関して上述した様々な機能を実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1806はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1804によって操作されるデータを格納するのに使用されてもよい。処理システム1814は更に、構成要素1808、1810の少なくとも1つを含む。構成要素は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に常駐する/格納されたプロセッサ1804で稼働するソフトウェアコンポーネント、プロセッサ1804に連結された1つもしくは複数のハードウェアコンポーネント、またはその何らかの組み合わせであってもよい。
一実施形態では、緊急事態識別構成要素1808は上述の緊急事態識別構成要素140であってもよい。一実施形態では、緊急事態識別構成要素1810は上述の緊急事態識別構成要素150であってもよい。
開示するプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的方策の例証であることが理解される。設計の好みに基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が再配置されてもよいことが理解される。更に、一部のブロックは組み合わされるかまたは省略されてもよい。添付の方法は、サンプルの順序における様々なブロックの現在の要素を主張するものであり、提示される特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
以下、本開示の様々な態様について例証する。
実施例1は、自動監視システムである。システムは、監視エリアに関する複数のデータ要素を複数のセンサから受信し、複数のデータ要素から一連の特徴を抽出し、一連の特徴および一連のルールに基づいて緊急事態を識別し、識別された緊急事態に応答して対応者を選択し、選択された対応者を識別された緊急事態に関連するエリアに派遣するように構成された、自動化システムを含んでもよい。
実施例2では、実施例1の主題は、任意に、システムが、自動化システムに接続された1つまたは複数の運用管理センターを含んでもよく、運用管理センターが、複数のデータ要素に基づいて監視エリアをモニタリングすること、自動化システムを構成すること、または、緊急事態を査定し対応することのうち1つまたは複数をユーザに実施させるように構成されることを含んでもよい。
実施例3では、実施例1〜2のいずれか1つの主題は、任意に、複数のセンサが、ビデオセンサ、音声センサ、文字センサ、天候センサ、交通センサ、または建物管理センサの1つまたは複数を含んでもよいことを含んでもよい。
実施例4では、実施例1〜3のいずれか1つの主題は、任意に、複数のセンサが、初期対応者が携行するモバイルデバイスに装備されたセンサを含んでもよいことを含んでもよい。
実施例5では、実施例1〜4のいずれか1つの主題は、任意に、複数のデータ要素が生データおよびメタデータを含んでもよいことを含んでもよい。1つのメタデータは1つまたは複数の生データに関する情報を提供するデータである。メタデータは、複数のセンサによって収集されるかまたは生データから取得されてもよい。
実施例6では、実施例1〜5のいずれか1つの主題は、任意に、一連の特徴が、表現、構造、異常、挙動、またはパターンの1つまたは複数を含んでもよいことを含んでもよい。
実施例7では、実施例1〜6のいずれか1つの主題は、任意に、一連の特徴および一連のルールに基づいて緊急事態を識別するため、自動化システムが、一連の特徴を一連のルールと整合するように構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例8では、実施例1〜7のいずれか1つの主題は、自動化システムが、緊急事態と関連付けられた一連のデータ要素と一連のポリシーとに基づいて、緊急事態の優先度を評価するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例9では、実施例8の主題は、任意に、対応者を選択するため、自動化システムが、緊急事態の優先度または緊急事態のタイプの少なくとも1つに基づいて、対応者の各タイプから割り振られる対応者の数を決定するように構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例10では、実施例1〜9の主題は、任意に、自動化システムが、一連の事前調整、獲得した基礎条件、および査定指数に基づいたプロファイルに基づいて、一連の対応者をエリアに割り当てるように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例11では、実施例10の主題は、任意に、自動化システムが、異なるタイプまたは資産の異なる量の対応者を、複数の領域それぞれに割り当てるように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例12では、実施例1〜11のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、識別された緊急事態に基づいて、選択された対応者および公衆にアラートを送信するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例13では、実施例8〜12のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、一連のルールおよび優先度に基づいて、ユーザから自動システムに含まれる少なくとも1つの構成要素へのアクセシビリティを制御するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例14では、実施例8〜13のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、一連のルールおよび緊急事態の優先度に基づいて、システム資源を管理するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例15では、実施例8〜14のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、一連のルールおよび緊急事態の優先度に基づいて、複数のデータ要素が記憶媒体に格納される期間を示す記憶域期間を管理し、記憶域期間が経過した後で複数のデータ要素を消去するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例16では、実施例8〜15のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、緊急事態の優先度が高優先度と評価されると、緊急事態を追跡する複数のセンサを制御するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例17では、実施例16の主題は、任意に、自動化システムが、移動オブジェクトを緊急事態に送信するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。移動オブジェクトは、緊急事態をモニタリングし追跡するセンサを有してもよい。
実施例18では、実施例1〜17のいずれか1つの主題は、任意に、自動化システムが、自動化システムが動作中の間、いつでも一連のルールの修正を受け入れ、修正の受入れに応答して一連のルールを更新するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例19では、実施例18の主題は、任意に、自動化システムが、一連のルールの修正として、ビデオフィードに描かれた軌道を受け入れる、グラフィカルユーザインターフェースを提供するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
実施例20では、実施例2〜19のいずれか1つの主題は、任意に、1つまたは複数の運用管理センターが、識別された緊急事態の数、識別された緊急事態のタイプ、優先度が高い緊急事態の数、緊急事態の優先度、ならびに緊急事態の位置および密度を示す地図のうち少なくとも1つを示す、可視化インターフェースを提供するように更に構成されてもよいことを含んでもよい。
上述の説明は、当業者が本明細書に記載する様々な態様を実施できるように提供される。これらの態様に対する様々な修正は、当業者には容易に明白となろうものであり、本明細書で定義される一般原理が他の態様に適用されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されるものではないが、クレーム文言と一貫する全範囲を与えられるものであり、単数形の要素の言及は、具体的に記述されない限り、「唯一のもの」はなく「1つまたは複数」を意味するものとする。「例示の」という語は、本明細書では、「例、事例、または実例としての役割を果たす」ことを意味するのに使用される。「例示」として本明細書に記載するいずれの態様も、他の態様よりも好ましいかもしくは有利であるものと必ずしも解釈されない。別段の具体的な記述がない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCの少なくとも1つ」、「A、B、またはCの1つもしくは複数」、「A、B、およびCの少なくとも1つ」、「A、B、およびCの1つもしくは複数」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、A、B、および/またはCの任意の組み合わせを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含んでもよい。具体的には、「A、B、またはCの少なくとも1つ」、「A、B、またはCの1つもしくは複数」、「A、B、およびCの少なくとも1つ」、「A、B、およびCの1つもしくは複数」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであってもよく、いずれかのかかる組み合わせも、A、B、またはCの1つもしくは複数の部材を含んでもよい。当業者には知られているかまたは今後知られることになる、本開示全体を通して記載する様々な態様の要素に対する全ての構造上および機能上の等価物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。更に、本明細書に開示されるいずれも、本開示が特許請求の範囲において明示的に記載されるか否かにかかわらず、公衆に提供されることを意図しない。「モジュール」、「メカニズム」、「要素」、「デバイス」などの語は、「手段」という語に代るものではない。そのため、いずれのクレームの要素も、その要素が「〜のための手段」という語句を使用して明示的に記載されない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるものではない。