JP6979370B2 - Solenoid plunger movement failure detector - Google Patents
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Description
本発明は、ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置に関する。 The present invention relates to a movement defect detecting device for a solenoid plunger.
ソレノイドは、駆動用コイルと、駆動用コイルの励磁により移動するプランジャと、を有している。また、例えば特許文献1には、駆動用コイルの励磁により発生するインダクタンスを監視し、このインダクタンスの変化に基づいて、プランジャの移動不良を検出する移動不良検出装置が開示されている。 The solenoid has a drive coil and a plunger that moves by the excitation of the drive coil. Further, for example, Patent Document 1 discloses a movement defect detection device that monitors an inductance generated by excitation of a drive coil and detects a movement defect of a plunger based on a change in the inductance.
しかしながら、特許文献1のように、駆動用コイルに駆動電流を供給している状態で駆動用コイルのインダクタンスを検出するには、複雑な回路構成を必要とするので、検出精度やコスト面で問題があった。また、駆動用コイルへの駆動電流の供給を停止している状態で、プランジャの移動不良を検出するためには、駆動用コイルにパルス電流を供給する必要があるが、パルス電流は電圧の振幅に対して電流変化が発生するため、駆動用コイルの起磁力が小さくなって、駆動用コイルの励磁に伴うプランジャの移動が不安定になる虞がある。 However, as in Patent Document 1, in order to detect the inductance of the drive coil in a state where the drive current is supplied to the drive coil, a complicated circuit configuration is required, so that there is a problem in terms of detection accuracy and cost. was there. Further, in order to detect a movement failure of the plunger while the supply of the drive current to the drive coil is stopped, it is necessary to supply a pulse current to the drive coil, but the pulse current is the amplitude of the voltage. On the other hand, since a current change occurs, the magnetomotive force of the drive coil becomes small, and there is a possibility that the movement of the plunger due to the excitation of the drive coil becomes unstable.
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、検出精度を良好なものとすることができ、且つ安価な構成であり、さらには、プランジャの移動が不安定になることを回避しつつもプランジャの移動不良を検出することができるソレノイドのプランジャの移動不良検出装置を提供することにある。 The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is that the detection accuracy can be improved, the configuration is inexpensive, and the movement of the plunger is unstable. It is an object of the present invention to provide a solenoid plunger movement failure detection device capable of detecting a movement failure of the plunger while avoiding the above.
上記課題を解決するソレノイドのプランジャの移動不良検出装置は、駆動用コイルと、前記駆動用コイルの励磁により移動するプランジャと、を有するソレノイドのプランジャの移動不良検出装置であって、前記プランジャの移動を検出するための検出用コイルと、前記プランジャの移動に伴う磁気回路の磁路長の変化により変化する前記検出用コイルのインダクタンスの変化、又は前記プランジャの移動に伴う磁束の変化により変化する前記検出用コイルの起電力の変化に基づいて、前記プランジャの移動不良を検出する移動不良検出部と、を備えた。 The solenoid plunger movement failure detection device that solves the above problems is a solenoid plunger movement failure detection device having a drive coil and a plunger that moves by excitation of the drive coil, and the movement of the plunger is The detection coil for detecting the A movement defect detecting unit for detecting a movement defect of the plunger based on a change in the electromotive force of the detection coil is provided.
上記ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置において、前記移動不良検出部は、前記プランジャの移動に伴う前記検出用コイルの前記インダクタンスの変化に基づいて、前記プランジャの移動不良を検出するとよい。 In the movement failure detection device for the plunger of the solenoid, the movement failure detection unit may detect the movement failure of the plunger based on the change in the inductance of the detection coil accompanying the movement of the plunger.
上記ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置において、前記検出用コイルは、前記駆動用コイルの励磁により形成される磁気回路外に配置されているとよい。
上記ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置において、前記検出用コイルは、前記プランジャと対向する位置に配置されているとよい。
In the movement failure detection device of the plunger of the solenoid, the detection coil may be arranged outside the magnetic circuit formed by the excitation of the drive coil.
In the movement failure detecting device of the plunger of the solenoid, the detection coil may be arranged at a position facing the plunger.
上記ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置において、前記検出用コイルは、前記プランジャに形成される凹部又は凸部と対応する位置に配置されているとよい。
上記ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置において、前記移動不良検出部は、前記駆動用コイルへの通電を制御する制御基板に搭載されたマイコンであり、前記検出用コイルは、前記制御基板と電気的に接続されており、前記マイコンは、前記駆動用コイルへの通電開始から前記検出用コイルの前記インダクタンスの変化が開始されるまでの時間、又は前記駆動用コイルへの通電開始から前記検出用コイルの前記起電力の変化が開始されるまでの時間が、予め定められた時間よりも長い場合には、前記プランジャの動作遅れが発生していると判定するとよい。
In the movement failure detecting device of the plunger of the solenoid, the detection coil may be arranged at a position corresponding to the concave portion or the convex portion formed in the plunger.
In the movement failure detection device of the plunger of the solenoid, the movement failure detection unit is a microcomputer mounted on a control board that controls energization of the drive coil, and the detection coil is electrically connected to the control board. The microcomputer is connected to the detection coil during the time from the start of energization of the drive coil to the start of the change in the inductance of the detection coil, or from the start of energization of the drive coil. When the time until the change of the electromotive force is started is longer than the predetermined time, it may be determined that the operation delay of the plunger has occurred.
この発明によれば、検出精度を良好なものとすることができ、且つ安価な構成であり、さらには、プランジャの移動が不安定になることを回避しつつもプランジャの移動不良を検出することができる。 According to the present invention, the detection accuracy can be improved, the configuration is inexpensive, and the movement failure of the plunger can be detected while avoiding the unstable movement of the plunger. Can be done.
以下、ソレノイドのプランジャの移動不良検出装置を具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。本実施形態のソレノイドのプランジャの移動不良検出装置は、自己保持型電磁弁に用いられるソレノイドのプランジャの移動不良を検出する。 Hereinafter, an embodiment in which the solenoid plunger movement failure detection device is embodied will be described with reference to FIGS. 1 to 7. The solenoid plunger movement failure detection device of the present embodiment detects the movement failure of the solenoid plunger used in the self-holding solenoid valve.
図1に示すように、自己保持型電磁弁10のボディ11は、長四角ブロック状の弁ボディ12と、弁ボディ12の長手方向の一端側に連結される連結ブロック13と、連結ブロック13における弁ボディ12とは反対側に連結される有底長四角筒状の磁気カバー14と、を有している。弁ボディ12、連結ブロック13、及び磁気カバー14は、例えば、合成樹脂材料製である。よって、弁ボディ12、連結ブロック13、及び磁気カバー14は非磁性材製である。
As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、弁ボディ12には、スプール弁15を往復動可能に収容する円孔状の弁孔16が形成されている。弁ボディ12には、供給ポート17、出力ポート18、及び排出ポート19が形成されている。供給ポート17、出力ポート18、及び排出ポート19は、弁孔16にそれぞれ連通するとともにスプール弁15の軸線方向においてこの順に並んで弁ボディ12に形成されている。スプール弁15の軸線方向において、排出ポート19は、出力ポート18よりも連結ブロック13側に位置しており、供給ポート17は、出力ポート18よりも連結ブロック13とは反対側に位置している。本実施形態の自己保持型電磁弁10は、3ポート電磁弁である。
As shown in FIG. 2, the
弁孔16は、孔径がそれぞれ異なる第1孔16a、第2孔16b、第3孔16c、及び第4孔16dを有している。第1孔16a、第2孔16b、第3孔16c、及び第4孔16dは、弁ボディ12における連結ブロック13とは反対側の端面から連結ブロック13に向けてこの順で配置されるとともにスプール弁15の軸線方向にそれぞれ延びている。第2孔16bは、第1孔16aよりも孔径が小さい。第3孔16cは、第2孔16bよりも孔径が小さい。第4孔16dは、第2孔16b及び第3孔16cよりも孔径が大きく、且つ第1孔16aよりも孔径が小さい。
The
第1孔16aと第2孔16bとは、スプール弁15の軸線方向に対して直交する方向に延びる環状の第1段差面16eによって接続されている。第2孔16bと第3孔16cとは、スプール弁15の軸線方向に対して直交する方向に延びる環状の第2段差面16fによって接続されている。第3孔16cと第4孔16dとは、スプール弁15の軸線方向に対して直交する方向に延びる環状の第3段差面16gによって接続されている。第1孔16aは、供給ポート17及び出力ポート18に連通している。第2孔16bは、排出ポート19に連通している。また、第1孔16aにおける第2孔16bとは反対側の端部は、雌ねじ孔16hになっている。
The
弁ボディ12には、弁孔16における連結ブロック13とは反対側の端部を閉塞する有底円筒状のプラグ20が取り付けられている。プラグ20は、円板状の底部20aと、底部20aの周縁部から弁孔16の内周面に沿って延びる円筒状の延在部20bと、を有している。底部20aの外周面には雌ねじ孔16hに螺合される雄ねじ20cが形成されている。プラグ20は、底部20aの雄ねじ20cが雌ねじ孔16hに螺合されることにより、弁ボディ12の弁孔16に取り付けられ、底部20aは、弁孔16における連結ブロック13とは反対側の端部を閉塞している。
A bottomed
底部20aには、装着孔20dが形成されている。装着孔20dは、底部20aをスプール弁15の軸線方向に貫通している。装着孔20dには、吸着用手動軸21が取り付けられている。吸着用手動軸21は、延在部20bの内側から装着孔20dに挿入されることにより装着孔20dに装着されている。吸着用手動軸21は、底部20aの内面における装着孔20dの周囲に当接する環状のフランジ部21aを有している。そして、フランジ部21aが底部20aの内面に当接することにより、装着孔20dから弁ボディ12外へ抜け落ちてしまうことが防止されている。
A
延在部20bは、供給ポート17における第1孔16aへの開口周囲を通過して、出力ポート18における第1孔16aへの開口周囲まで延びている。延在部20bの内側は、第1孔16aに連通している。延在部20bにおける供給ポート17と対向する部分には、連通孔20eが形成されている。
The extending
延在部20bの外周面には、第1孔16aの内周面における供給ポート17と出力ポート18との間の部分と延在部20bの外周面との間をシールする円環状の第1シール部材22aが装着されている。そして、第1シール部材22aによって、第1孔16aの内周面における供給ポート17と出力ポート18との間の部分と延在部20bの外周面との間を介した供給ポート17と出力ポート18との間の流体の洩れが規制されている。
On the outer peripheral surface of the extending
また、延在部20bの外周面には、第1孔16aの内周面における供給ポート17よりも出力ポート18とは反対側の部分と延在部20bの外周面との間をシールする円環状の第2シール部材22bが装着されている。そして、第2シール部材22bによって、第1孔16aの内周面における供給ポート17よりも出力ポート18とは反対側の部分と延在部20bの外周面との間を介した供給ポート17からの流体の洩れが規制されている。
Further, on the outer peripheral surface of the extending
延在部20bの先端面は、スプール弁15の軸線方向において第1段差面16eと対向している。延在部20bの先端面には、円環状の第1弁座23が突設されている。第1段差面16eには、円環状の第2弁座24が突設されている。第2弁座24は、第1弁座23に向けて延びており、第1弁座23及び第2弁座24はスプール弁15の軸線方向で互いに向き合っている。第1孔16aにおける第1弁座23と第2弁座24との間は、スプール弁15の外周面に装着された弁体15vが収容される弁室25になっている。
The tip surface of the extending
スプール弁15は、円柱状の軸部15aと、軸部15aの外周面から突出する円環状の大径部15bと、を有している。軸部15aは、第4孔16dから第3孔16c及び第2孔16bを通過して第1孔16a内に突出し、プラグ20の延在部20b内に入り込んでいる。軸部15aの外径は、第3孔16cの孔径と同じである。第3孔16cの内周面は、スプール弁15が軸線方向に移動する際に、軸部15aの外周面と摺接し、スプール弁15における軸線方向への移動をガイドするガイド面として機能する。
The
弁体15vは、ゴム製であるとともに円環状であり、大径部15bの外周面を覆うように大径部15bに装着されている。弁体15vは、スプール弁15の軸線方向で第1弁座23及び第2弁座24の間に配置されている。弁体15vは、第1弁座23及び第2弁座24に対して接離可能になっている。
The
軸部15aにおけるプラグ20側の端面には、軸部材26が取り付けられている。軸部材26は、プラグ20の延在部20b内に配置されている。軸部材26は、圧入部26aと、圧入部26aの外径よりも大径である大径部26bと、大径部26bにおける圧入部26aとは反対側に連続する軸部26cと、を有している。そして、軸部材26は、圧入部26aが、軸部15aにおけるプラグ20側の端面に形成された圧入孔15cに圧入されることにより、軸部15aに取り付けられ、スプール弁15と一体的に移動可能である。大径部26bの外径は、延在部20bの内径とほぼ同じである。軸部26cにおける大径部26bとは反対側の端面は、吸着用手動軸21と対向している。
A
延在部20b内において、大径部26bとプラグ20の底部20aとの間はばね収容室27になっている。ばね収容室27には弁体ばね28が収容されている。弁体ばね28は、大径部26bと吸着用手動軸21との間に介在されている。弁体ばね28は、弁体15vが第1弁座23から離間する方向へ軸部材26及びスプール弁15を付勢している。
In the extending
大径部26bの外周面にはパッキン29が装着されている。パッキン29は、プラグ20の連通孔20eよりもプラグ20の底部20a側に位置している。そして、パッキン29によって、大径部26bの外周面と延在部20bの内周面との間を介した供給ポート17からばね収容室27への流体の洩れが規制されている。
A packing 29 is attached to the outer peripheral surface of the
図1に示すように、連結ブロック13には、弁孔16に連通する貫通孔13aが形成されている。貫通孔13aの軸心は、弁孔16の軸心に一致している。また、磁気カバー14は、底壁14aと、底壁14aの周縁部から延びる周壁14bと、を有している。周壁14bの軸線は、貫通孔13aの軸心、及び弁孔16の軸心に一致している。底壁14aには、挿通孔14cが形成されている。挿通孔14cの軸心は、周壁14bの軸線に一致している。
As shown in FIG. 1, the connecting
磁気カバー14には、磁性材製である磁気フレーム30が埋設されている。磁気フレーム30は、磁気カバー14の底壁14aの内面に沿って延びる板状の底部30aと、底部30aの周縁部から磁気カバー14の周壁14bに沿って延びる筒状の延在部30bと、を有している。磁気フレーム30は、延在部30bが磁気カバー14の周壁14bに埋め込まれることにより、磁気カバー14に一体化されている。延在部30bの内周面における先端側の部位は、磁気カバー14の周壁14bの内周面から露出している。底部30aには雌ねじ孔30cが形成されている。雌ねじ孔30cは、挿通孔14cの内側に位置している。雌ねじ孔30cの軸心は、挿通孔14cの軸心に一致している。
A
自己保持型電磁弁10は、ソレノイド31を備えている。ソレノイド31は、駆動用コイル32、固定鉄心33、プランジャ34、及びプランジャばね35を有している。固定鉄心33及びプランジャ34は、磁性材製である。磁気カバー14内には、駆動用コイル32が巻回された筒状のボビン36が収容されている。ボビン36の軸線は、磁気カバー14の周壁14bの軸線に一致している。
The self-holding
固定鉄心33は、磁気カバー14内に収容されている。固定鉄心33は、軸部33aと、軸部33aの端部から軸部33aの軸線方向に対して直交する方向に突出する環状のフランジ部33bと、を有している。軸部33aは、ボビン36の内側に対して磁気カバー14の底壁14a側から挿入されている。軸部33aの軸線方向の長さは、ボビン36の軸線方向の長さよりも短い。軸部33aにおけるフランジ部33bとは反対側の端面33eは平坦面状である。フランジ部33bは、ボビン36における磁気カバー14の底壁14a側の面に当接している。
The fixed
プランジャ34は、ボビン36の内側から連結ブロック13の貫通孔13aを介して弁ボディ12の弁孔16内に突出する柱状である。プランジャ34は、固定鉄心33よりも弁ボディ12側に位置している。プランジャ34の軸線は、固定鉄心33の軸部33aの軸線と一致している。プランジャ34における固定鉄心33側の端面34aは平坦面状である。プランジャ34の端面34aは、固定鉄心33の軸部33aの端面33eに面接触可能である。プランジャ34における固定鉄心33とは反対側の端面34bは、スプール弁15に接離可能である。
The
プランジャ34の外周面には、環状の鍔部34cが突出している。鍔部34cは、連結ブロック13の貫通孔13aの内側に位置している。また、プランジャ34の外周面には、手動軸用凹部34dが形成されている。手動軸用凹部34dは、鍔部34cに連続するとともに鍔部34cよりもプランジャ34の端面34b側に位置している。
An
磁気カバー14内には、有底筒状の収容部材37が収容されている。収容部材37は、プランジャ34の軸線方向において、ボビン36と磁気フレーム30の底部30aとの間に配置されている。収容部材37は、板状の底部37aと、底部37aの周縁部から磁気カバー14の周壁14bの内周面に沿って延びる筒状の延在部37bと、を有している。底部37aには、挿通孔37cが形成されている。挿通孔37cの軸心は、磁気フレーム30の雌ねじ孔30cの軸心と一致している。
A bottomed cylindrical accommodating
固定鉄心33のフランジ部33bは、収容部材37の内側に位置している。フランジ部33bの外周面は、収容部材37の延在部37bの内周面に接している。収容部材37の内側には、板状の磁石38が収容されている。磁石38は、プランジャ34の軸線方向において、固定鉄心33と収容部材37の底部37aとの間に配置されている。磁石38の外周面は、収容部材37の延在部37bの内周面に接している。
The
磁気フレーム30の雌ねじ孔30cには、第1磁性コア39が螺着されている。第1磁性コア39は、外周面に雄ねじ39aが形成されている螺子部39bと、螺子部39bから突出するとともに収容部材37の挿通孔37cに挿通される柱状の挿通部39cと、を有している。挿通部39cにおける螺子部39bとは反対側の端面は、磁石38に接触している。挿通部39cの外周面は、挿通孔37cの内周面に接触している。
A first
図3及び図4に示すように、自己保持型電磁弁10においては、実線の矢印で示すように磁石38の磁束が発生している。磁石38の磁束は、磁石38→固定鉄心33の鍔部34c→収容部材37→第1磁性コア39の挿通部39c→磁石38の順に通過している。
As shown in FIGS. 3 and 4, in the self-holding
図1に示すように、磁気フレーム30の先端側の内側には、筒状の第2磁性コア40が配置されている。第2磁性コア40は、プランジャ34の軸線方向において、ボビン36よりも連結ブロック13側に位置している。第2磁性コア40の外周面は、磁気フレーム30の延在部30bの内周面における先端側の部位に接触している。プランジャ34は、第2磁性コア40の内側を通過している。
As shown in FIG. 1, a tubular second
プランジャばね35は、第2磁性コア40とプランジャ34の鍔部34cとの間に介在されている。プランジャばね35の一端は、第2磁性コア40の端面に支持されるとともに、プランジャばね35の他端は、プランジャ34の鍔部34cに支持されている。プランジャばね35は、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに対して離間する方向へプランジャ34を付勢している。プランジャばね35の付勢力は、弁体ばね28の付勢力よりも大きい。
The
図2に示すように、連結ブロック13には、手動軸収容孔42が形成されている。手動軸収容孔42は、プランジャ34の軸線方向に対して直交する方向に延びるとともに貫通孔13aに連通している。手動軸収容孔42内には、柱状の離脱用手動軸43が収容されている。離脱用手動軸43は、手動軸収容孔42内を往復動可能である。そして、離脱用手動軸43の先端部は、手動軸収容孔42に対して出没可能である。離脱用手動軸43の先端部には、傾斜面43aが形成されている。傾斜面43aは、離脱用手動軸43の先端部における弁ボディ12側に形成されている。傾斜面43aは、離脱用手動軸43の先端部が手動軸収容孔42から突出した際に、手動軸用凹部34dにおける弁ボディ12側の角部34eに摺接可能である。角部34eはテーパ形状になっている。
As shown in FIG. 2, the connecting
また、手動軸収容孔42内には、復帰ばね44が収容されている。復帰ばね44は、離脱用手動軸43の先端部が手動軸収容孔42に没入する方向へ離脱用手動軸43を付勢している。さらに、離脱用手動軸43には、離脱用手動軸43の移動方向に対して直交する方向に貫通する挿通孔43hが形成されている。挿通孔43hには、連結ブロック13に支持された柱状の挿通部材45が挿通されている。離脱用手動軸43の移動方向において、挿通部材45と挿通孔43hの内周面との間には比較的大きな隙間がある。そして、離脱用手動軸43は、挿通部材45と挿通孔43hの内周面との間の隙間分だけ、手動軸収容孔42内を移動可能である。復帰ばね44の付勢力に伴う離脱用手動軸43の移動は、挿通孔43hの内周面が挿通部材45に当接することにより規制され、離脱用手動軸43が手動軸収容孔42から飛び出さないようになっている。
Further, the
図1に示すように、自己保持型電磁弁10は、駆動用コイル32への通電を制御する制御基板50を備えている。制御基板50には、マイコン51が搭載されている。駆動用コイル32は、駆動用コイル端子32aを介して制御基板50に電気的に接続されている。また、自己保持型電磁弁10は、給電部52を備えている。給電部52には、図示しない電源が接続される。
As shown in FIG. 1, the self-holding
そして、電源から給電部52を介して制御基板50に入力電圧が印加されると、制御基板50から駆動用コイル32への通電が開始される。マイコン51は、駆動用コイル32に通電される電流の向きが順方向又は逆方向になるように制御基板50の駆動を制御する。
Then, when an input voltage is applied from the power supply to the
図3に示すように、例えば、駆動用コイル32に通電される電流の向きが順方向である場合、二点鎖線の矢印で示すように、固定鉄心33→プランジャ34→第2磁性コア40→磁気フレーム30→第1磁性コア39→磁石38→固定鉄心33の順に磁束が通過する磁気回路が形成される。この磁気回路の磁束が通過する方向は、磁石38の磁束が通過する方向と同じ方向である。磁気回路は、駆動用コイル32の励磁により形成される。
As shown in FIG. 3, for example, when the direction of the current energized in the
そして、駆動用コイル32の起磁力が、プランジャ34を固定鉄心33に向けて吸着する方向に働き、駆動用コイル32の起磁力及び磁石38の吸引力が、プランジャばね35の付勢力に抗して、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに接近する方向へプランジャ34が移動する。よって、プランジャ34は、駆動用コイル32の励磁により移動する。
Then, the magnetomotive force of the
さらに、プランジャ34は、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに接近する方向へ移動して、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着される。よって、固定鉄心33の軸部33aの端面33eは、プランジャ34を吸着する吸着面である。
Further, in the
このプランジャ34の移動に伴い、軸部材26及びスプール弁15が、弁体ばね28の付勢力によって、弁体15vが第1弁座23から離間する方向へ移動し、弁体15vが第2弁座24に着座する。これにより、図1及び図2に示すように、供給ポート17と出力ポート18とが、連通孔20e、延在部20bの内側、及び弁室25を介して連通し、供給ポート17から供給された流体が連通孔20e、延在部20bの内側、及び弁室25を介して流体圧機器に供給される。
With the movement of the
また、駆動用コイル32への通電を停止すると、駆動用コイル32の起磁力が生じなくなるが、磁石38の吸引力がプランジャばね35の付勢力に打ち勝って、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着された状態で自己保持される。したがって、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着された状態で、駆動用コイル32への通電が停止された場合には、磁石38の吸引力がプランジャばね35の付勢力に打ち勝つように、プランジャばね35の付勢力が設定されている。
Further, when the energization of the
図4に示すように、例えば、駆動用コイル32に通電される電流の向きが逆方向である場合、二点鎖線の矢印で示すように、固定鉄心33→磁石38→第1磁性コア39→磁気フレーム30→第2磁性コア40→プランジャ34→固定鉄心33の順に磁束が通過する磁気回路が形成される。この磁気回路の磁束が通過する方向は、磁石38の磁束が通過する方向とは逆方向である。すると、駆動用コイル32の起磁力が磁石38の吸引力を低減させる。
As shown in FIG. 4, for example, when the direction of the current applied to the
図5及び図6に示すように、磁石38の吸引力が駆動用コイル32の起磁力により低減されると、プランジャばね35の付勢力によって、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間する方向へプランジャ34が移動する。そして、プランジャばね35の付勢力が弁体ばね28の付勢力に打ち勝つことで、プランジャ34の端面34bがスプール弁15の軸部15aに当接しながら、スプール弁15及び軸部材26を押圧し、弁体15vが第2弁座24から離間する方向へ移動し、弁体15vが第1弁座23に着座する。これにより、出力ポート18と排出ポート19とが、弁室25及び第2孔16bを介して連通し、出力ポート18から弁室25、第2孔16b、及び排出ポート19を介して外部に流体が排出される。
As shown in FIGS. 5 and 6, when the attractive force of the
また、駆動用コイル32への通電を停止すると、駆動用コイル32の起磁力が生じなくなる。このとき、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間していることにより、プランジャばね35の付勢力が磁石38の吸引力に打ち勝って、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間した状態で自己保持される。したがって、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間した状態で、駆動用コイル32への通電が停止された場合には、プランジャばね35の付勢力が磁石38の吸引力に打ち勝つように、プランジャばね35の付勢力が設定されている。
Further, when the energization of the
このように、自己保持型電磁弁10では、供給ポート17と出力ポート18とが連通した状態と、出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態とを切り替える場合に、駆動用コイル32を通電状態とする。そして、自己保持型電磁弁10では、供給ポート17と出力ポート18とが連通した状態を維持する場合や、出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態を維持する場合には、駆動用コイル32への通電を行う必要が無い。
In this way, in the self-holding
また、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着された状態で、駆動用コイル32への通電が停止されている場合において、離脱用手動軸43を押圧すると、離脱用手動軸43の先端部が手動軸収容孔42から突出して、離脱用手動軸43の先端部の傾斜面43aが、手動軸用凹部34dの角部34eに摺接する。この離脱用手動軸43の先端部の傾斜面43aと手動軸用凹部34dの角部34eとの摺接により、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間する方向へプランジャ34が移動する。そして、プランジャ34がスプール弁15及び軸部材26を押圧し、弁体15vが第2弁座24から離間する方向へ移動し、弁体15vが第1弁座23に着座する。これにより、出力ポート18と排出ポート19とが、弁室25及び第2孔16bを介して連通する。このように、本実施形態の自己保持型電磁弁10においては、離脱用手動軸43を押圧することで、駆動用コイル32への通電を行うこと無く、供給ポート17と出力ポート18とが連通した状態から出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態へと切り替えることも可能であり、自己保持型電磁弁10の動作確認を行うことができる。
Further, when the energization to the
そして、離脱用手動軸43の押圧を解除することにより、離脱用手動軸43は、復帰ばね44の付勢力によって、離脱用手動軸43を押圧する前の元の位置に復帰する。このとき、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間していることにより、プランジャばね35の付勢力が磁石38の吸引力に打ち勝って、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間した状態で自己保持される。
Then, by releasing the pressing of the disengaging
また、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eから離間している状態で、駆動用コイル32への通電が停止されている場合において、吸着用手動軸21を軸部26cに向けて押圧すると、吸着用手動軸21が軸部26cに当接し、軸部26c及びスプール弁15が吸着用手動軸21により押圧される。そして、軸部26c及びスプール弁15は、弁体15vが第1弁座23から離間する方向へ移動するとともに、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに接近する方向へプランジャ34が移動し、弁体15vが第2弁座24に着座する。これにより、供給ポート17と出力ポート18とが、連通孔20e、延在部20bの内側、及び弁室25を介して連通する。このように、本実施形態の自己保持型電磁弁10においては、吸着用手動軸21を押圧することで、駆動用コイル32への通電を行うこと無く、出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態から供給ポート17と出力ポート18とが連通した状態へと切り替えることも可能であり、自己保持型電磁弁10の動作確認を行うことができる。
Further, when the
そして、吸着用手動軸21の押圧を解除することにより、吸着用手動軸21は、弁体ばね28の付勢力によって、吸着用手動軸21を押圧する前の元の位置に復帰する。このとき、磁石38の吸引力がプランジャばね35の付勢力に打ち勝つことにより、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着された状態で自己保持される。
Then, by releasing the pressing of the suction
自己保持型電磁弁10は、プランジャ34の移動不良を検出するための移動不良検出装置60を備えている。移動不良検出装置60は、プランジャ34の移動を検出するための検出用コイル61を備えている。検出用コイル61は、筒状のボビン62に巻回された状態で、連結ブロック13に埋設されている。検出用コイル61は、プランジャ34を取り囲むように設けられている。したがって、検出用コイル61は、プランジャ34の軸線方向に対して直交する方向でプランジャ34と対向する位置に配置されている。検出用コイル61は、プランジャ34の軸線方向において手動軸収容孔42と第2磁性コア40との間に位置している。よって、検出用コイル61は、駆動用コイル32の励磁により形成される磁気回路外に配置されている。
The self-holding
プランジャ34の外周面における鍔部34cよりもプランジャ34の端面34a側の部位には、環状の凹部63が形成されている。凹部63は、プランジャ34の外周面において、プランジャ34の軸線方向に対して直交する方向で検出用コイル61と重なる位置に形成されている。したがって、検出用コイル61は、プランジャ34に形成される凹部63と対応する位置に配置されている。
An
検出用コイル61は、検出用コイル端子61aを介して制御基板50に電気的に接続されている。よって、検出用コイル61は、検出用コイル端子61a及び制御基板50を介してマイコン51に電気的に接続されている。マイコン51では、マイコン51から検出用コイル61には微弱なパルス電流を供給し、プランジャ34が移動したことによる電流の変化量から下記の式(1)によりインダクタンスを算出している。
The
図7に示すように、例えば、出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態から供給ポート17と出力ポート18とが連通する状態へと切り替える場合に、制御基板50に入力電圧が印加されると、制御基板50から駆動用コイル32への通電が開始され、駆動用コイル32に流れる電流が徐々に上昇する。このとき、駆動用コイル32に流れる電流の上昇に合わせて、駆動用コイル32の起磁力も上昇し、駆動用コイル32の起磁力及び磁石38の吸引力が、プランジャばね35の付勢力に打ち勝つと、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに接近する方向へプランジャ34が移動し始める。
As shown in FIG. 7, for example, when switching from a state in which the
プランジャ34が移動し始めると、駆動用コイル32のインダクタンスが変化し、駆動用コイル32に流れる電流は徐々に低下していく。図7では、プランジャ34が移動し始めて駆動用コイル32に流れる電流が低下し始める変化点を第1変化点P1とする。さらに、プランジャ34が移動して、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着されると、駆動用コイル32のインダクタンスが一定となり、駆動用コイル32に流れる電流は再び徐々に上昇していく。図7では、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着されて駆動用コイル32に流れる電流が再び上昇し始める変化点を第2変化点P2とする。
When the
また、プランジャ34が移動し始めると、検出用コイル61のインダクタンスが変化する。さらに、プランジャ34が移動して、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着されると、検出用コイル61のインダクタンスが一定となる。よって、検出用コイル61のインダクタンスは、第1変化点P1から第2変化点P2の間で変化する。つまり、検出用コイル61のインダクタンスの変化は、プランジャ34の動作に同期している。検出用コイル61のインダクタンスの値は、プランジャ34の動き始めと動き終わりとで異なっている。
Further, when the
なお、図7では、出力ポート18と排出ポート19とが連通した状態から供給ポート17と出力ポート18とが連通する状態へと切り替える場合について説明したが、供給ポート17と出力ポート18とが連通する状態から出力ポート18と排出ポート19とが連通する状態へと切り替える場合についても同様のことが言える。
Note that FIG. 7 has described a case where the
マイコン51は、検出用コイル61のインダクタンスの変化に基づいて、プランジャ34の位置を検出可能である。また、マイコン51は、駆動用コイル32への通電開始から検出用コイル61のインダクタンスの変化が開始されるまでの時間を計測している。マイコン51は、計測した時間が予め定められた時間内である場合には、プランジャ34が正常に動作していると判定する。一方、マイコン51は、計測した時間が予め定められた時間よりも長い場合には、プランジャ34の動作遅れが発生している判定する。
The
次に、本実施形態の作用について説明する。
図7では、プランジャ34が正常に動作している場合の駆動用コイル32に流れる電流の変化を実線L1で示し、プランジャ34の動作遅れが発生している場合の駆動用コイル32に流れる電流の変化を一点鎖線L11で示している。また、図7では、プランジャ34が正常に動作している場合の検出用コイル61のインダクタンスの変化を実線L2で示し、プランジャ34の動作遅れが発生している場合の検出用コイル61のインダクタンスの変化を一点鎖線L12で示している。
Next, the operation of this embodiment will be described.
In FIG. 7, the change in the current flowing through the
プランジャ34が劣化する等してプランジャ34の摺動抵抗が増大し、プランジャ34の動作遅れが発生すると、プランジャ34を動作させるためには、駆動用コイル32の起磁力を増大させる必要がある。よって、実線L1と一点鎖線L11とを比較して分かるように、駆動用コイル32に流れる電流が多くなり、第1変化点P1に遅れが発生する。すると、検出用コイル61のインダクタンスの変化は、プランジャ34の動作に同期するため、実線L2と一点鎖線L12とを比較して分かるように、検出用コイル61のインダクタンスの変化の開始にも遅れが発生することになる。
When the sliding resistance of the
そして、マイコン51は、駆動用コイル32への通電開始から検出用コイル61のインダクタンスの変化が開始されるまでの時間を計測し、計測した時間が予め定められた時間よりも長い場合には、プランジャ34の動作遅れが発生している判定する。このように、マイコン51は、検出用コイル61のインダクタンスの変化に基づいて、プランジャ34の移動不良を検出する。
Then, the
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)マイコン51は、駆動用コイル32とは別の検出用コイル61のインダクタンスの変化に基づいて、プランジャ34の移動不良を検出する。よって、例えば、従来技術のように、駆動用コイル32のインダクタンスの変化を監視することによりプランジャ34の移動不良を検出する場合に比べると、複雑な回路構成が必要無く、検出精度を良好なものとすることができ、且つ安価な構成とすることができる。また、従来技術のように、駆動用コイル32への駆動電流の供給を停止している状態で、プランジャ34の移動不良を検出するために、駆動用コイル32にパルス電流を供給する必要が無い。よって、駆動用コイル32の起磁力が小さくなって、駆動用コイル32の励磁に伴うプランジャ34の移動が不安定になることを回避しつつもプランジャ34の移動不良を検出することができる。
In the above embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The
(2)マイコン51は、検出用コイル61のインダクタンスの変化に基づいて、プランジャ34の移動不良を検出する。このため、例えば、プランジャ34の移動によって生じる検出用コイル61に瞬間的に発生する起電力の変化に基づいて、プランジャ34の移動不良の検出を行う場合に比べると、プランジャ34の移動不良の検出を精度良く行うことができる。
(2) The
(3)検出用コイル61は、駆動用コイル32の励磁により形成される磁気回路外に配置されている。これによれば、磁気回路を通過する磁束の影響を受けて、検出用コイル61のインダクタンスの変化が生じてしまうことを回避することができる。よって、プランジャ34の移動不良の検出を精度良く行うことができる。
(3) The
(4)検出用コイル61は、プランジャ34と対向する位置に配置されている。これによれば、検出用コイル61が、例えば、プランジャ34と一体的に移動する移動部材と対向する位置に配置されている場合に比べると、プランジャ34の移動不良の検出を精度良く行うことができる。
(4) The
(5)検出用コイル61は、プランジャ34に形成される凹部63と対応する位置に配置されている。これによれば、プランジャ34に凹部63が形成されていない場合に比べると、プランジャ34の移動に伴う検出用コイル61のインダクタンスの変化が顕在化し易くなるため、プランジャ34の移動不良を検出し易くすることができる。
(5) The
(6)マイコン51は、駆動用コイル32への通電開始から検出用コイル61のインダクタンスの変化が開始されるまでの時間が、予め定められた時間よりも長い場合には、プランジャ34の動作遅れが発生していると判定する。よって、プランジャ34の移動不良を容易に検出することができる。
(6) When the time from the start of energization of the
(7)検出用コイル61のインダクタンスの値は、プランジャ34の動き始めと動き終わりとで異なっているため、プランジャ34の動き始めと動き終わりとが検出用コイル61のインダクタンスの変化によって正確に把握することができる。
(7) Since the value of the inductance of the
(8)駆動用コイル32とは別に設けた検出用コイル61に、常にパルス電流を供給して、電流の変化量からインダクタンスを算出するため、停止しているプランジャ34の位置検出の精度が向上するとともに、プランジャ34の異常動作を検知することができる。
(8) Since the pulse current is constantly supplied to the
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図8に示すように、プランジャ34の移動に伴う磁束の変化により変化する検出用コイル61の起電力の変化に基づいて、プランジャ34の移動不良の検出を行ってもよい。プランジャ34が移動し始めると、検出用コイル61中の磁束が変化する電磁誘導作用により、検出用コイル61には起電力が発生する。さらに、プランジャ34が移動して、プランジャ34の端面34aが固定鉄心33の軸部33aの端面33eに吸着されると、検出用コイル61の起電力は消滅する。よって、検出用コイル61の起電力は、第1変化点P1から第2変化点P2の間で変化する。つまり、検出用コイル61の起電力の変化は、プランジャ34の動作に同期している。
The above embodiment may be changed as follows.
As shown in FIG. 8, the defective movement of the
プランジャ34が劣化する等してプランジャ34の摺動抵抗が増大し、プランジャ34の動作遅れが発生すると、プランジャ34を動作させるためには、駆動用コイル32の起磁力を増大させる必要がある。よって、実線L1と一点鎖線L11とを比較して分かるように、駆動用コイル32に流れる電流が多くなり、第1変化点P1に遅れが発生する。すると、検出用コイル61の起電力の変化は、プランジャ34の動作に同期するため、実線L3と一点鎖線L13とを比較して分かるように、検出用コイル61の起電力の変化の開始にも遅れが発生することになる。
When the sliding resistance of the
そして、マイコン51は、駆動用コイル32への通電開始から検出用コイル61の起電力の変化が開始されるまでの時間を計測し、計測した時間が予め定められた時間よりも長い場合には、プランジャ34の動作遅れが発生している判定する。このように、マイコン51は、検出用コイル61の起電力の変化に基づいて、プランジャ34の移動不良を検出するようにしてもよい。
Then, the
・ 実施形態において、検出用コイル61は、駆動用コイル32の励磁により形成される磁気回路内に配置されていてもよい。
・ 実施形態において、検出用コイル61が、例えば、プランジャ34と一体的に移動する移動部材と対向する位置に配置されていてもよい。移動部材としては、例えば、スプール弁15や軸部材26が挙げられる。この場合、スプール弁15や軸部材26において、プランジャ34の軸線方向に対して直交する方向で検出用コイル61と重なる部位が、少なくとも磁性材製である必要がある。
-In the embodiment, the
-In the embodiment, the
・ 実施形態において、プランジャ34の外周面における鍔部34cよりもプランジャ34の端面34a側の部位に、凹部63に代えて、環状の凸部が形成されていてもよい。凸部は、プランジャ34の外周面において、プランジャ34の軸線方向に対して直交する方向で検出用コイル61と重なる位置に形成されている。したがって、検出用コイル61は、プランジャ34に形成される凸部と対応する位置に配置されていてもよい。
-In the embodiment, an annular convex portion may be formed in place of the
・ 実施形態において、プランジャ34の外周面に凹部63が形成されていなくてもよい。
・ 実施形態において、マイコン51は、駆動用コイル32への通電開始から、検出用コイル61のインダクタンスが変化してインダクタンスが一定になり始めるまでの時間が、予め定められた時間よりも長い場合には、プランジャ34の動作遅れが発生していると判定するようにしてもよい。
-In the embodiment, the
In the embodiment, when the time from the start of energization of the
・ 実施形態において、マイコン51とは別に、移動不良検出部を別途設けてもよい。
・ 実施形態において、自己保持型電磁弁10は、5ポート電磁弁であってもよい。
・ 実施形態において、移動不良検出装置60は、自己保持型電磁弁10に用いられるソレノイド31のプランジャ34の移動不良を検出するものでなくてもよく、例えば、パイロット形電磁弁に用いられるソレノイドのプランジャの移動不良を検出するものであってもよい。
-In the embodiment, a movement defect detection unit may be provided separately from the
-In the embodiment, the self-holding
-In the embodiment, the movement
31…ソレノイド、32…駆動用コイル、34…プランジャ、50…制御基板、51…移動不良検出部として機能するマイコン、60…移動不良検出装置、61…検出用コイル、63…凹部。 31 ... Solenoid, 32 ... Drive coil, 34 ... Plunger, 50 ... Control board, 51 ... Microcomputer that functions as a movement defect detection unit, 60 ... Movement defect detection device, 61 ... Detection coil, 63 ... Recess.
Claims (4)
前記駆動用コイルの励磁により移動するプランジャと、を有するソレノイドのプランジャの移動不良検出装置であって、
前記プランジャの移動を検出するために該プランジャに形成されている凹部又は凸部と、
前記プランジャの移動を検出するためのコイルであり、該コイルが巻かれている筒状のボビンの内側に当該プランジャが挿入されていることによって該プランジャを取り囲むように配置され該プランジャの軸線方向に対して直交する方向において該プランジャの前記凹部又は前記凸部と重なる位置に配置されている検出用コイルと、
前記プランジャにおいて前記凹部又は前記凸部が形成されていることによって当該プランジャの外径が変化している部分と、前記検出用コイルと、を用いて、前記プランジャの移動に伴う磁気回路の磁路長の変化により変化する前記検出用コイルのインダクタンスの変化、又は前記プランジャの移動に伴う磁束の変化により変化する前記検出用コイルの起電力の変化に基づいて、前記プランジャの移動不良を検出する移動不良検出部と、を備えたことを特徴とするソレノイドのプランジャの移動不良検出装置。 The drive coil and
It is a movement failure detection device of a plunger of a solenoid having a plunger that moves by excitation of the drive coil.
With the concave or convex portion formed in the plunger to detect the movement of the plunger,
It is a coil for detecting the movement of the plunger , and is arranged so as to surround the plunger by inserting the plunger inside the tubular bobbin around which the coil is wound, and is arranged in the axial direction of the plunger. A detection coil arranged at a position overlapping the concave portion or the convex portion of the plunger in a direction orthogonal to the plunger.
The magnetic path of the magnetic circuit accompanying the movement of the plunger by using the portion where the outer diameter of the plunger is changed due to the formation of the concave portion or the convex portion in the plunger and the detection coil. Movement to detect movement failure of the plunger based on the change in the inductance of the detection coil that changes due to the change in length, or the change in the electromotive force of the detection coil that changes due to the change in the magnetic flux due to the movement of the plunger. A movement defect detection device for a plunger of a solenoid characterized by being equipped with a defect detection unit.
前記検出用コイルは、前記制御基板と電気的に接続されており、
前記マイコンは、前記駆動用コイルへの通電開始から前記検出用コイルの前記インダクタンスの変化が開始されるまでの時間、又は前記駆動用コイルへの通電開始から前記検出用コイルの前記起電力の変化が開始されるまでの時間が、予め定められた時間よりも長い場合には、前記プランジャの動作遅れが発生していると判定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のソレノイドのプランジャの移動不良検出装置。 The movement defect detection unit is a microcomputer mounted on a control board that controls energization of the drive coil.
The detection coil is electrically connected to the control board and is connected to the control board.
In the microcomputer, the time from the start of energization of the drive coil to the start of the change in the inductance of the detection coil, or the change of the electromotive force of the detection coil from the start of energization of the drive coil. Any one of claims 1 to 3 , wherein if the time until the start of the operation is longer than a predetermined time, it is determined that the operation delay of the plunger has occurred. The solenoid plunger movement failure detector described in section.
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