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JP6824757B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、可視光および赤外光に感度を有する固体撮像素子を用いた撮像装置に関する。
一般に、監視カメラなどの撮像装置では、夜間などの低照度時においても鮮明な被写体像を取得することが要求される。低照度時においても鮮明な被写体像を取得可能な撮像装置として、例えば、可視光のみでなく、赤外光に感度を有する固体撮像素子(以下単に撮像素子と呼ぶ)を用いるようにした撮像装置が知られている(特許文献1参照)。
さらに、撮像素子を用いた撮像装置において、折り返し成分に起因するモアレを抑制するため、撮像素子よりも光入射側に光学ローパスフィルタを配置した撮像装置が知られている。そして、特許文献1に記載の撮像装置においても、撮像素子よりも光入射側に光学ローパスフィルタを配置して、モアレを抑制した画像を得るようにしている。
特開2005−99208号公報
ところで、特許文献1に記載の撮像装置では、可視光による撮影画像を取得する撮影モードと赤外光による撮影画像を取得する撮影モードとの双方において、同一の光学ローパスフィルタを挿入して画像を得ている。
ところが、撮影モードに拘わらず同一の光学ローパスフィルタを用いた場合には、結像光学系および撮像素子によっては、全ての撮影モードにおいて品質の高い画像を得ることが困難となる。
従って、本発明の目的は、全ての撮影モードにおいて品質の高い画像を得ることのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、結像光学系を介して光学像が結像され、前記光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記結像光学系と前記撮像素子との間に配置された光学フィルタユニットとを備える撮像装置であって、前記光学フィルタユニットは、前記結像光学系の側から順に配置された第1の複屈折部材、赤外カットフィルタ、第1の位相部材、および第2の複屈折部材を有し、可視光によって前記画像信号を得る第1の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路に挿入し、可視光および赤外光によって前記画像信号を得る第2の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路から抜去する駆動手段を制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、可視光によって撮影を取得する撮影モードおよび赤外光によって画像を取得する撮影モードなど全ての撮影モードにおいて、品質の高い画像を得ることができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す光学フィルタユニットの構成を説明するための図である。 図2に示す光学フィルタユニットにおいて第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタの作用を説明するための図である。 図2に示す光学フィルタユニットから出射された光の点像強度分布を説明するための図である。 図2に示す光学フィルタユニットにおいて位相差を0度から360度まで変化させた場合の点像強度分布を示す図である。 図1に示す撮像素子におけるサンプリング位置を説明するための図である。 図1に示す撮像素子におけるサンプリング位置の他の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態による撮像装置の他の例を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
<撮像装置>
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置100は、例えば、監視カメラであり、結像光学系101、固体撮像素子(以下単に撮像素子と呼ぶ)102、制御部103、および光学フィルタユニット104を有している。撮像素子102には結像光学系101を介して光学像が結像され、撮像素子102は光学像に応じた画像信号を出力する。なお、光学フィルタユニット104は撮像素子102よりも光入射側に配置されている。
撮像素子102は、可視光および赤外光の双方に感度を有するSi、InGaAs、又は有機半導体などで形成されている。撮像装置100は、可視光によって撮影画像を取得する第1の撮影モードと、可視光および赤外光によって撮影画像を取得する第2の撮影モードを備えている。
制御部103は撮像素子102の駆動および撮像素子102からの信号読み出し、そして、撮像素子102の出力に応じて画像(撮影画像)の生成を行うとともに、光学フィルタ104の動作を制御する。
<光学フィルタユニット>
図2は、図1に示す光学フィルタユニットの構成を説明するための図である。そして、図2(a)は光学フィルタユニットの構成を示す図であり、図2(b)は図2(a)に示す第1の位相部材の光学軸を示す図である。また、図2(c)は図2(a)に示す第2の位相部材の光学軸を示す図である。
光学フィルタユニット104は、結像光学系101の側(−Z側)から順に第1の複屈折部材105、第1の部材106、第2の位相部材107、および第2の複屈折部材108を有している。さらに、光学フィルタユニット104は駆動機構109を備え、駆動機構109は制御部103の制御下で第1の部材106をY軸に沿って挿抜する。
第1の複屈折部材105の光学軸は、ZX平面内において+Z方向から+X方向に向かって45度回転した方向であり、第2の複屈折部材108の光学軸は、ZX平面内において+Z方向から−X方向に向かって45度回転した方向である。
図2(a)に示すように、第1の部材106は、赤外カットフィルタ110および第1の位相部材111を備え、これら赤外カットフィルタ110および第1の位相部材111は互いに貼り合わされている。そして、第1の撮影モード(可視光撮影モードともいう)においては、駆動機構109によって第1の部材106は結像光学系101の光路に挿入される。一方、第2の撮影モード(赤外光撮影モードともいう)においては、駆動機構109によって第1の部材106は結像光学系101の光路から抜去される。
図2(b)および図2(c)に示すように、第1の位相部材111および第2の位相部材107の光学軸はともにXY平面内において+X方向から+Y方向に向かって45度回転した方向である。また、赤外カットフィルタ110は、可視光を選択的に透過し赤外光を選択的に吸収する樹脂などで成形されている。
上述の構成によって、第1の撮影モードでは、第1の複屈折部材105、第1の位相部材111、第2の位相部材107、および第2の複屈折部材108によって光学ローパスフィルタが形成される。一方、第2の撮影モードでは、第1の複屈折部材105、第2の位相部材107、および第2の複屈折部材108によって光学ローパスフィルタが形成される。
ところで、光学ローパスフィルタの特性は、複屈折部材に挟まれた位相部材によって付加される位相差によって決定される。よって、光学ローパスフィルタの特性を第1の撮影モードおよび第2の撮影モードで変えることができる。その結果、後述するように、撮影モードに拘わらず品質の高い画像が取得することができる。
<第2の撮影モードにおける位相差と光学ローパスフィルタの特性>
図3は、図2に示す光学フィルタユニットにおいて第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタの作用を説明するための図である。そして、図3(a)は第2の位相部材による位相差が180度の場合の作用を示す図であり、図3(b)は第2の位相部材による位相差が90度の場合の作用を示す図である。また、図3(c)は第2の位相部材による位相差が0度の場合の作用を示す図である。
なお、図3においては、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108について、その材料(ここでは複屈折性の大きさ)および厚みが互いに等しいものとする。
いま、自然光L1が第1の複屈折部材105に入射すると、第1の複屈折部材105の複屈折性によって、自然光L1は次のように2つの偏光成分に分離される。第1の複屈折部材105の光学軸に垂直な方向(Y軸方向)に電場が振動する光(以下Y偏光と呼ぶ)は、第1の複屈折部材105を直進する。一方、Y偏光とは垂直な方向(X軸方向)に電場が振動する光(以下X偏光と呼ぶ)は、複屈折の影響を受けて斜めに進み、第1の複屈折部材105の裏面から出射される。
Y偏光とX偏光との間の分離幅d1は複屈折性の大きさと複屈折部材の厚みとによって決定される。つまり、第1の複屈折部材105は、自然光L1を分離幅d1で、Y偏光の透過光Lp2とX偏光の透過光Ls2とに分離する。
第1の複屈折部材105から出射された光は第2の位相部材107に入射する。この際、第2の位相部材107による位相差に応じて偏光成分が変化する。図3(a)に示すように位相差が180度の場合には、Y偏光の光Lp2がX偏光に変化してLps3となり、X偏光の光Ls2はY偏光に変化してLsp3となって第1の位相部材107から出射される。
図3(b)に示すように、第2の位相部材107の位相差が90度の場合には、Y偏光の光Lp2およびX偏光の光Ls2はともに円偏光に変化する(ここでは、それぞれLpr3およびLsr3と呼ぶ)。図3(c)に示すように、第2の位相部材107の位相差が0度の場合には、Y偏光の光Lp2はY偏光のまま(Lpp3)であり、X偏光の光Ls2はX偏光のまま(Lss3)である。
第2の位相部材107から出射された光は、第2の複屈折部材108の複屈折性によって偏光毎に異なる方向に伝搬する。第1の複屈折部材105と同様に、Y偏光の光は第2の複屈折部材108を直進し、X偏光の光は第2の複屈折部材108を斜めに進み、裏面から出射される。
図3(a)に示す例の場合、第2の複屈折部材108は、分離幅d1で入射した光Lps3およびLsp3を、さらに分離幅d1で分離して、Y偏光の光Lpss4およびX偏光の光Lspp4として出射する。つまり、光Lps3およびLsp3の間隔はd1の2倍となる。
図3(b)に示す例の場合、第2の複屈折部材108は、光Lpr3を分離幅d1でY偏光の光Lprp4およびX偏光の光Lprs4に分離し、光Lsr3を分離幅d1でY偏光の光Lsrp4およびX偏光の光Lsrs4に分離して出射する。つまり、光Lprs4およびLsrp4の間隔はd1の2倍となり、その中間に光Lprp4およびLsrs4が重なって出射される。
図3(c)に示す例の場合、第2の複屈折部材108は、分離幅d1で入射した光Lpp3およびLpp3を重なった光Lppp4およびLsss4として出射する。
<点像強度分布>
図4は、図2に示す光学フィルタユニットから出射された光の点像強度分布を説明するための図である。そして、図4(a)、図4(b)、および図4(c)はそれぞれ図3(a)、図3(b)、および図3(c)に示す状態である場合の点像強度分布の一例を示す図である。また、図4(d)は第1の複屈折部材および第2の複屈折部材の分離幅が異なる場合の点像強度分布の一例を示す図である。
第2の位相部材107による位相差が180度の場合には、図4(a)に示すように、光Lpss4およびLspp4によって点像強度分布に2つのピークp2およびp3が生じる。
第2の位相部材107による位相差が90度の場合には、図4(b)に示すように、点像強度分布には光Lprs4によるピークp2とLsrp4によるピークp3とが生じる。さらに、点像強度分布には、重なって射出された光Lprp4およびLsrs4によるピークp1が生じる。つまり、点像強度分布には3つのピークが生じる。
第2の位相部材107による位相差が0度の場合には、図4(c)に示すように、重なって射出された光Lppp4およびLsss4によって点像強度分布に1つのピークp1が生じる。
このように、第2の位相部材107によって与えられる位相差によって、透過光による点像強度分布を変化させることができる。
一般に、点像強度分布の拡がりが大きい程、光ローパスフィルタのカットオフ周波数は小さく、点像強度分布の拡がりが小さい程、光ローパスカットフィルタのカットオフ周波数は大きい。
なお、ここで、点像強度分布の拡がりとは、結像光学系101とローパスフィルタとを合わせた系における点像強度分布の拡がりをいう。つまり、図4(a)および図4(b)に示すように、入射した光が複数に分割されて出射される場合には、分割して出射された複数の光によって形成された点像全体の拡がりをいう。
従って、図4(a)に示すように、位相差が180度の場合が最もカットオフ周波数が小さく、図4(c)に示すように、位相差が0度の場合が最もカットオフ周波数が大きい。図4(b)に示すピークp2およびp3の間隔は、図4(a)に示すピークp2およびp3の間隔と等しい。一方、図4(a)においては、ピークp2およびp3の間に、ピークp2およびp3の倍の強度のピークp1が存在する。このため、位相差が90度の場合の方が位相差が180度の場合よりもカットオフ周波数が大きい。
<中間の位相時について>
上述の説明では、位相差が180度、90度、および0度の場合について説明したが、他の位相差を与えた場合においても、光学ローパスフィルタの特性を変化させることができる。
図5は、図2に示す光学フィルタユニットにおいて位相差を0度から360度まで変化させた場合の点像強度分布を示す図である。
図5から容易に理解できるように、第2の位相部材107による位相差が180度に近い程、点像強度分布の拡がりが大きく、位相差が0度に近い程、点像強度分布の拡がりが小さい。従って、第2の位相部材107による位相差が180度に近い程、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を小さく、位相差が0度に近い程、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を大きくすることができる。
<第1の撮影モードにおける位相差および光学ローパスフィルタの特性>
上述のように、複屈折部材間に配置された第2の位相部材107によって与えられる位相差によって、第2の撮影モード(赤外光撮影モード)における光学ローパスフィルタの特性が決定される。一方、第1の撮影モード(可視光撮影モード)では、第1の位相部材111および第2の位相部材107の2つの位相部材が配置される。よって、第1の撮影モードでは、第1の位相部材111による位相差と第2の位相部材107による位相差との合計によって光学ローパスフィルタの特性が決定される。
<第1の撮影モードと第2の撮影モードにおける特性比較>
前述のように、位相差が180度に近い程、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が小さく(低く)、位相差が0度に近い程、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が大きい(高い)。ここで、第1の位相部材111による位相差をα度、第2の位相部材107による位相差をβ度とする。この際、(α+β)度およびβ度のどちらが0度に近いかに応じて、第1の撮影モードと第2の撮影モードにおけるカットオフ周波数の大小関係が規定される。
次の式(1)を満たす場合には、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数よりも大きくすることができる。特に、式(1)において左辺が0に近く、右辺が180に近い程、第1の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数と第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数との差が大きくなる。例えば、第1の位相部材111による位相差が180度であって、第2の位相部材107による位相差が0度である場合が最も好ましい。
|(α+β)(mod 360)―180|<|β(mod 360)―180| (1)
一方、次の式(2)を満たす場合には、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数よりも小さくすることができる。特に、式(2)において左辺が180に近く、右辺が0に近い程、第1の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数と第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数の差が大きくなる。例えば、第1の位相部材111による位相差と第2の位相部材107による位相差がともに180度である場合が最も好ましい。
|(α+β)(mod 360)―180|>|β(mod 360)―180| (2)
<本発明と従来例との比較>
前述の特許文献1に示す撮像装置(従来例)においても、第1の撮影モード(可視光撮影モード)においては赤外カットフィルタを挿入し、第2の撮影モード(赤外光撮影モード)においては赤外カットフィルタを抜去している。但し、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードの双方において同一の光学ローパスフィルタを用いている。
一方、図1に示す撮像装置100(本発明)では、赤外カットフィルタおよび位相部材を一体化して挿抜している。これによって、本発明では、従来例に対して挿抜機構を追加することなく、撮影モードに応じて光学ローパスフィルタの特性を変化させることができる。
<第1の部材の構成>
前述の図2に示す第1の部材106では、光入射側から順に赤外カットフィルタ110および第1の位相部材111が貼り合わされているが、赤外カットフィルタ110と第1の位相部材111の順は逆でもよい。また、赤外カットフィルタ110と第1の位相部材111は必ずしも貼り合されていなくてもよい。
<第2の位相部材および複屈折部材の貼り合わせ>
前述の図2では、第2の位相部材107と第2の複屈折部材108とは分離して配置されている。一方、第2の位相部材107と第2の複屈折部材108とを貼り合わせて一体化させればその構成が単純となるので好ましい。
<第2の位相部材の有無>
第2の位相部材107は必ずしも設ける必要はない。第2の位相部材107を設けない場合には、次のように複屈折部材および位相部材を設計すればよい。まず、第2の撮影モードにおいて、所望のカットオフ周波数が得られるように、第1の複屈折部材および第2の複屈折部材を設計する。そして、第1の撮影モードにおいて所望のカットオフ周波数が得られるように、第1の位相部材を設計する。このような構成をとれば、第2の位相部材が不要となるので構造上好ましい。
<第1の部材と第2の位相部材との位置関係>
図2においては、第1の部材106は第2の位相部材107よりも光入射側に位置しているが、第2の位相部材107を第1の部材106よりも光入射側に配置するようにしてもよい。第2の位相部材107が第1の部材106よりも光入射側に位置している場合、第2の位相部材107と第1の複屈折部材105とを貼り合わせて一体化すれば、構成が単純する。
<複屈折部材の光学軸>
第1の複屈折部材105の光学軸方向および第2の複屈折部材108の光学軸方向は、図2に示す例に限定されない。この場合、第1の複屈折部材105による分離方向と第2の複屈折部材108による分離方向とは逆方向であることが必要である。このため、第1の複屈折部材105の光学軸を光入射方向に垂直な平面(XY平面)に射影した方向と第2の複屈折部材108の光学軸を光入射方向に垂直な平面(XY平面)に射影した方向は平行であることが必要である。
さらに、第1の複屈折部材105の光学軸と第2の複屈折部材の光学軸108とは、光入射方向に垂直な平面(XY平面)に対して互いに逆方向であることが必要である。例えば、図2に示す例では、第1の複屈折部材105の光学軸は+Z方向から+X方向に向かって回転した方向であり、第2の複屈折部材108の光学軸は+Z方向から−X方向に向かって回転した方向である。よって、XY平面に対して逆方向となる。
<位相部材の光学軸>
図2においては、第1の位相部材111および第2の位相部材107の光学軸はともに、XY平面内において+X方向から+Y方向に向かって45度回転した方向であるが、必ずしもこの方向に限定されない。但し、偏光方向を回転する必要があるので、第1の位相部材111および第2の位相部材107の光学軸はともに、光入射方向(Z方向)に対して垂直であることが必要である。さらに、双方の光学軸は、第1の複屈折部材105の光学軸を光入射方向に垂直な平面(XY平面)に射影した方向に対して平行でない方向であることが必要である。
<複屈折部材の材料および厚み>
図3においては、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108に用いる材料(つまり、複屈折性の大きさ)および厚みは互いに等しいとしたが、材料および厚みが互いに異なっていてもよい。但し、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108の複屈折性の大きさが等しければ、光学ローパスフィルタの特性の自由度が向上するので好ましい。
いま、第1の複屈折部材105による分離幅をd1、第2の複屈折部材108による分離幅をd2とする。この場合、第1の複屈折部材105を通過して、分離幅d1で分離された光Lp2およびLs2は、第2の複屈折部材108を通過して分離幅d2で分離される。このため、位相部材による位相差が0度の場合であっても、光LpppおよびLsss4は重ならず、その結果、点像強度分布は図4(d)に示すように、複数のピークを有する。よって、図4(d)においては、図4(c)に比べて、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が小さくなってしまう。
前述のように、位相部材による位相差が0度である場合、最も光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が大きい。よって、第1の複屈折部材105と第2の複屈折部材108の複屈折性の大きさが異なると、位相差の調整によって得られるカットオフ周波数の下限値は、複屈折性の大きさが等しい場合に比べて上がることになる。つまり、位相差の調整によって得られる光学ローパスフィルタの特性の自由度が低減してしまうことになる。
<反射防止膜>
前述の複屈折部材の各々および位相部材にはその表面に反射防止膜を形成するようにしてもよい。第1の複屈折部材105、第2の位相部材107、および第2の複屈折部材108は、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードの双方において光路内に位置している。このため、第1の複屈折部材105、第2の位相部材107、および第2の複屈折部材108は、可視光および赤外光の双方の波長帯域において機能する反射防止膜を備えていることが好ましい。
一方、第1の部材106は第1の撮影モードのみで用いられるので、第1の部材106は可視光の波長帯域で機能する反射防止膜を備えていればよい。
反射防止の機能が必要な波長帯域が広い程、反射防止膜の構成は複雑になる。第1の部材106は、赤外光の波長帯域では機能せず、可視光の波長帯域で機能する反射防止膜を備えていることが好ましい。なお、赤外カットフィルタ110および第1の位相部材111が貼り合されていない際には、赤外カットフィルタ110および第1の位相部材111は赤外光の波長帯域で機能せず、可視光の波長帯域で機能する反射防止膜を備えていることが好ましい。
<第1の位相部材による位相差の波長依存性>
上述の説明では、第2の位相部材107による位相差は第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて等しいとした。ところで、位相部材を構成する材料および製造方法によっては、位相差は波長依存性を有する。特に、位相部材を低コストで製造する場合には、位相差の波長依存性が大きい。
図1に示す撮像装置は、第2の位相部材107による位相差が波長依存性を有している場合においても、次のように第1の撮影モードおよび第2の撮影モードの双方で所望の位相差を得ることができる。
第1の撮影モードにおいて必要な光学ローパスフィルタの特性から、第1の位相部材111および第2の位相部材107に必要となる可視光における合計の位相差γが求められる。同様に、第2の撮影モードにおいて必要な光学ローパスフィルタの特性から、第2の位相部材107に必要となる赤外光における位相差βが求められる。
そこで、赤外光の波長帯域において所望の位相差βを与えるように第2の位相部材107を設計する。この際、可視光の波長帯域における第2の位相部材107による位相差はβ´(≠β)となる。従って、可視光の波長帯域における第1の位相部材111による位相差をγ―β´とすれば、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて所望の位相差を得ることができる。
特許文献1に記載の撮像装置では、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて同一の光学ローパスフィルタを用いている。従って、光学ローパスフィルタ中の位相部材が波長依存性を有する場合には、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて光学ローパスフィルタの特性が変化する。
一方、図1に示す撮像装置では、第2の位相部材107が有する波長依存性を、第1の撮影モードのみで用いる第1の位相部材111で補償することによって、第一の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて所望の位相差を得ることができる。
第1の位相部材111による位相補償を適用するか否かについては、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数に求められる精度によって決定すればよい。光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が高い程、位相差βおよびβ´の差が小さい場合であっても位相補償を行うことが望ましい。具体的には、位相差βおよびβ´の差が30度以上の場合に位相補償を行うことが望ましい。
<縦方向の分離>
図1に示す撮像装置では、単一の光学フィルタユニット104を備えて、光学ローパスフィルタによる光の分離方向が一方向(図2に示す例ではX方向)のみである。一方、光学フィルタユニット104を複数備えて、光を複数の方向に分離するようにしてもよい。光を複数の方向に分離すれば、点像強度分布が2次元的に拡がるので、被写体のテクスチャ方向に拘わらず、モアレを抑制できる。
特に、光学フィルタユニットを2つ備えて、各光学フィルタユニットによる光の分離方向を直交させれば、点像強度分布の拡がりが円形に近づくので好ましい。例えば、2つの光学フィルタユニット間において、複屈折部材の光軸を光入射方向に垂直な平面(XY平面)に射影した方向が直交していることが好ましい。
続いて、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて、光学ローパスフィルタの特性を変化させる例について説明する。
<赤外のサンプリングピッチが可視よりも小さい場合>
ここでは、第2の撮影モードにおける画像生成の際のサンプリングピッチが第1の撮影モードにおける画像生成の際のサンプリングピッチよりも小さい場合について説明する。
図6は、図1に示す撮像素子におけるサンプリング位置の一例を説明するための図である。そして、図6(a)は第1の撮影モードにおけるサンプリング位置を示す図であり、図6(b)は第2の撮影モードにおけるサンプリング位置を示す図である。なお、図6において、サンプリング位置は斜線のハッチングで示されている。
第1の撮影モードにおいて、被写体の色情報を取得するため、撮像素子104における画素配列はベイヤー配列となっている。第1の撮影モードにおいては、緑画素(G画素)がサンプリング位置となる。一方、第2の撮影モードにおいては、被写体の色情報を必要としないので、全ての画素がサンプリング位置となる。
サンプリングピッチが大きい場合にはナイキスト周波数が小さくなるので、折り返し成分によるモアレを抑制するため、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を小さくした方がよい。一方、サンプリングピッチが小さい場合にはナイキスト周波数が大きくなるので、解像度の高い画像を得るため、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を大きくした方がよい。
よって、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を第2の撮影モードのそれよりも大きくすれば、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて品質の高い画像を得ることができる。
第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1の撮影モードにおけるカットオフ周波数よりも大きくするためには、第1の位相部材よる位相差と第2の位相部材による位相差とが前述の式(1)を満たしていればよい。
<赤外のサンプリングピッチが可視よりも大きい場合>
ここでは、第2の撮影モードにおける画像生成の際のサンプリングピッチが第1の撮影モードにおける画像生成の際のサンプリングピッチよりも大きい場合について説明する。
図7は、図1に示す撮像素子におけるサンプリング位置の他の例を説明するための図である。そして、図7(a)は第1の撮影モードにおけるサンプリング位置を示す図であり、図7(b)は第2の撮影モードにおけるサンプリング位置を示す図である。なお、図7において、サンプリング位置は斜線のハッチングで示されている。
<画素が異なる場合>
図7に示すように、撮像素子は、赤色の光を受光する画素(R画素)、緑色の光を受光する画素(G画素)、青色の光を受光する画素(B画素)、および赤外光を受光する画素(IR画素)を有している。G画素については通常のベイヤー配列と同一の画素配置で配列され、IR画素はベイヤー配列におけるR画素およびB画素の一部を置き換えて配置されている。そして、第1の撮影モードにおいては、G画素がサンプリング位置となり、第2の撮影モードにおいては、IR画素がサンプリング位置となる。このため、第1の撮影モードよりも第2の撮影モードの方がサンプリングピッチが大きくなる。
従って、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1の撮影モードのそれよりも小さくした方が第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて品質の高い画像を得ることができる。
第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1の撮影モードにおけるカットオフ周波数よりも小さくするためには、第1の位相部材による位相差と第2の位相部材による位相差とが前述の式(2)を満たしていればよい。
なお、R画素、G画素、B画素、およびIR画素の配置は、図7に示す配置に限るものではなく、G画素のサンプリングピッチがIR画素のサンプリングピッチよりも小さくなっていればよい。
<加算読みを行う場合>
さらに、撮像素子102の画素配列がベイヤー配列であって、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいてサンプリングピッチが異なっていてもよい。例えば、赤外光を取得する第2の撮影モードは、主に低照度の環境で用いられるので、第1の撮影モードに比べて画像のSN比が低下し易い。よって、第2の撮影モードにおいては、複数の画素信号を加算平均して読み出す所謂加算読みを行って、SN比を向上させる。
言い替えると、第1の撮影モードにおいては加算読みを行わず、第2の撮影モードにおいては加算読みを行う。または、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードともに加算読みを行い、この際、第2の撮影モードの方を第1の撮影モードよりも加算する画素数を多くする。
このような読み出しを行えば、第2の撮影モードにおけるサンプリングピッチは、第一の撮影モードのサンプリングピッチよりも大きくなる。
<結像光学系の性能が異なる場合>
ここでは、波長によって結像光学系101の結像性能が異なる場合について説明する。一般に、結像光学系101の結像性能において波長依存性を抑制しようとすると、結像光学系101が大型化して、さらに製造コストが増大する。このため、特に、小型化、そして、低コスト化を重視すると、結像性能の波長依存性を抑えることが難しくなる。
結像光学系101の結像性能が低い程、空間周波数の大きい被写体像のコントラストは低下する。このため、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数が大きくても、折り返し成分によるモアレは目立ちにくい。
一方、結像光学系101の結像性能が低い場合に、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を小さくすると、空間周波数が大きい被写体像のコントラストも低下してしまう。このため、被写体像の品質が低下してしまう。よって、結像光学系101の結像性能が低い場合には、光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を大きくすることが望ましい。
例えば、結像光学系101の赤外光に対する結像性能が、可視光に対する結像性能よりも低い場合、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を第1の撮影モードのそれよりも大きくすることが望ましい。このためには、第1の位相部材107による位相差と第2の位相部材111による位相差が前述の式(1)を満たしていればよい。
<要求される画質が異なる場合>
ここでは、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいて、要求される画質が異なる場合について説明する。
可視光を取得する第1の撮影モードでは、カラー画像を取得している。一方、可視光と赤外光を同時に取得する第2の撮影モードではモノクロ画像を所得している。ここで、一般に輝度成分によるモアレよりも色成分によるモアレの方が目立ちやすいことが知られている。従って、カラー画像を取得する第1の撮影モードではモアレの抑制を重視し、モノクロ画像を取得する第2の撮影モードでは解像感を重視する場合がある。この際、第2の撮影モードによる光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を第1の撮影モードのそれよりも大きくする。これによって、第2の撮影モードにおいては解像感を重視した画像を取得でき、第1の撮影モードにおいてはモアレの抑制を重視した画像を取得することができる。
第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を第1の撮影モードのそれよりも大きくするためには、第1の位相部材107による位相差と第2の位相部材111による位相差が前述の式(1)を満たしていればよい。
<赤外光のみのモード>
ここでは、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードに加えて、赤外光のみによって画像を取得する第3の撮影モードを備える撮像装置について説明する。
可視光よりも波長の長い赤外光は大気中の煙および霧による散乱が小さいので、赤外光のみによる撮影画像においては、遠くの被写体が鮮明となる。このため、第3の撮影モードは、例えば、霧および煙が濃い場合に遠くの被写体を鮮明に撮影する際に用いられる。
図8は、本発明の実施の形態による撮像装置の他の例を説明するための図である。そして、図8(a)は撮像装置の構成を示すブロック図であり、図8(b)は図8(a)に示す光学フィルタユニットの構成を示す図である。
なお、図8において、図1および図2に示す構成要素と同一の構成要素については、同一の参照番号を付して説明を省略する。
図8(a)に示す撮像装置200は、結像光学系101と撮像素子102との間に配置された光学フィルタユニット204を有している。光学フィルタユニット204においては、第2の位相部材107に可視カットフィルタ212が貼り合わされて第2の部材213とされる。そして、第1の部材106および第2の部材213は、制御部103によって駆動制御される駆動機構209によって光路に対して挿抜される。なお、可視カットフィルタ212は可視光を選択的に吸収し、赤外光を選択的に透過する樹脂などの材料から成形される。
図示の撮像装置200においては、第1の撮影モードにおいて第1の部材106を光路に挿入し、第2の部材213を光路から抜去する。一方、第2の撮影モードにおいて第1の部材106および第2の部材213を共に光路から抜去する。また、第3の撮影モードにおいては第1の部材106を抜去し、第2の部材213を光路に挿入する。
このような制御を行うことによって、第1の撮影モードにおいては、第1の複屈折部材105、第1の位相部材111、および第2の複屈折部材108によって光学ローパスフィルタが形成される。一方、第2の撮影モードにおいては、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108によって光学ローパスフィルタが形成される。そして、第3の撮影モードにおいては、第1の複屈折部材105、第2の位相部材107、第2のおよび複屈折部材108によって光学ローパスフィルタが形成される。つまり、第1の撮影モード、第2の撮影モード、および第3の撮影モードの3つの撮影モードにおいて、それぞれ光学ローパスフィルタの特性を変化させることができる。
続いて、各複屈折部材および位相部材の設計について説明する。
第2の撮影モードにおいては、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108の間に位相部材が存在しない。よって、前述の図4(a)で説明したように、ピーク間の距離がd1の2倍である2つのピークを有する点像強度分布が得られる。前述のように、d1は、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108の厚みおよび複屈折性の大きさによって決定される。従って、第2の撮影モードにおいて、所望のカットオフ周波数が得られるように、第1の複屈折部材105および第2の複屈折部材108を設計すればよい。
複屈折部材の特性に加えて、第1の撮影モードおよび第3の撮影モードにおいては、それぞれ第1の位相部材111および第2の位相部材107による位相差によって、光学ローパスフィルタの特性が決定される。従って、第1の撮影モードおよび第3の撮影モードにおいてそれぞれ所望のカットオフ周波数が得られるように、第1の位相部材111および第2の位相部材107を設計すればよい。
第3の撮影モードは、遠くの被写体を鮮明に撮影する際に用いられるので、解像感を重視した画像を得にくい。このため、第2の位相部材107による位相差は180度に近いことが好ましい。一方、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードにおいては、前述のように、画像生成の際のサンプリングピッチ、結像光学系101の特性、および所望する画質に応じてカットオフ周波数が決定される。
例えば、前述のように、第2の撮影モードにおける光学ローパスフィルタのカットオフ周波数を第2の撮影モードのそれよりも大きくしたいとする。この場合には、第1の位相部材111による位相差を90度、そして、第2の位相部材107による位相差を180度とすればよい。
これによって、第1の撮影モードにおいては、図4(b)に示す点像強度分布が得られ、第2の撮影モードにおいては、図4(a)に示す点像強度分布が得られる。そして、第3の撮影モードにおいては、図4(c)に示す点像強度分布が得られる。つまり、光ローパスフィルタのカットオフ周波数は、第2の撮影モードにおいて最も小さくなり、続いて、第1の撮影モード、そして、第3の撮影モードにおいて最も大きくなる。この結果、撮影モードに拘わらず品質の高い画像を得ることができる。
このように、本発明の実施の形態では、可視光によって画像を得る撮影モードおよび赤外光によって画像を得る撮影モードにおいても、品質の高い画像を取得することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,200 撮像装置
101 結像光学系
102 撮像素子
103 制御部
104,204 光学フィルタユニット
105,108 複屈折部材
107,111 位相部材
109,209 駆動機構
110 赤外カットフィルタ
212 可視カットフィルタ

Claims (23)

  1. 結像光学系を介して光学像が結像され、前記光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記結像光学系と前記撮像素子との間に配置された光学フィルタユニットとを備える撮像装置であって、
    前記光学フィルタユニットは、前記結像光学系の側から順に配置された第1の複屈折部材、赤外カットフィルタ、第1の位相部材、および第2の複屈折部材を有し、
    可視光によって前記画像信号を得る第1の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路に挿入し、可視光および赤外光によって前記画像信号を得る第2の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路から抜去する駆動手段を制御する制御手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材は一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の複屈折部材の光学軸を、前記結像光学系の光入射方向に垂直な平面に射影した方向と、前記第2の複屈折部材の光学軸を前記光入射方向に垂直な平面に射影した方向とが平行であり、
    前記第1の複屈折部材の光学軸と前記第2の複屈折部材の光学軸とが前記光入射方向に垂直な平面に対して互いに逆方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の位相部材の光学軸は前記結像光学系の光入射方向に対して垂直であり、かつ前記第1の複屈折部材の光学軸を前記光入射方向に垂直な平面に射影した方向に対して平行ではないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の複屈折部材の複屈折性の大きさと前記第2の複屈折部材の複屈折性の大きさとは互いに等しいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材は、赤外光の波長帯域において機能せず可視光の波長帯域で機能する反射防止膜を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記光学フィルタユニットは、さらに、前記第1の複屈折部材と前記第2の複屈折部材との間に配置された第2の位相部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の位相部材と前記第1の複屈折部材とが一体化されているか又は前記第2の位相部材と前記第2の複屈折部材とが一体化されていることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の位相部材による位相差をα度、前記第2の位相部材による位相差をβ度とした場合に、次の式を満たすことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。
    |(α+β)(mod 360)―180|<|β(mod 360)―180|
  10. 前記第1の位相部材による位相差が180度であって、前記第2の位相部材による位相差が0度であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記第2の撮影モードにおける前記撮像素子のサンプリングピッチは前記第1の撮影モードにおける前記撮像素子のサンプリングピッチよりも小さいことを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像装置。
  12. 前記第2の撮影モードにおける前記結像光学系の結像性能は前記第1の撮影モードにおける前記結像光学系の結像性能よりも低いことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記第2の撮影モードで得られた画像信号の解像度は前記第1の撮影モードで得られた画像信号の解像度よりも高いことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記第1の位相部材による位相差をα度、前記第2の位相部材による位相差をβ度とした場合、次の式を満たすことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。
    |(α+β)(mod 360)―180|>|β(mod 360)―180|
  15. 前記第1の位相部材による位相差と前記第2の位相部材による位相差とはともに180度であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  16. 前記第2の撮影モードにおける前記撮像素子のサンプリングピッチは前記第の撮影モードにおける前記撮像素子のサンプリングピッチよりも大きいことを特徴とする、請求項14又は15に記載の撮像装置。
  17. 前記撮像素子は、赤色の光を取得する画素、緑色の光を取得する画素、青色の光を取得する画素、および赤外光を取得する画素を有しており、
    前記赤外光を取得する画素のサンプリングピッチは前記緑色の光を取得する画素のサンプリングピッチよりも大きいことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記第1の撮影モードにおいては前記撮像素子に備えられた画素の出力を加算する加算読みが行われず、前記第2の撮影モードにおいては前記加算読みを行うことを特徴とする請求項14又は16に記載の撮像装置。
  19. 前記第1の撮影モードおよび前記第2の撮影モードともに前記撮像素子に備えられた画素の出力を加算する加算読みが行われ、前記第2の撮影モードにおける前記加算読みの画素数は前記第1の撮影モードにおける加算読みの画素数よりも多いことを特徴とする請求項14又は16に記載の撮像装置。
  20. 前記第2の位相部材による位相差は可視光の波長帯域と赤外光の波長帯域とにおいて異なることを特徴とする請求項7から19のいずれか1項に記載の撮像装置。
  21. 前記光学フィルタユニットは、さらに、前記第1の複屈折部材と前記第2の複屈折部材との間に配置された可視カットフィルタを備えており、
    前記駆動手段は、前記可視カットフィルタおよび前記第2の位相部材を前記光路に対して選択的に挿抜し、
    前記制御手段は、前記第1の撮影モードおよび前記第2の撮影モードにおいて前記駆動手段を制御して前記可視カットフィルタおよび前記第2の位相部材を前記光路から抜去し、赤外光によって前記画像信号を取得する第3の撮影モードにおいて前記駆動手段を制御して前記可視カットフィルタおよび前記第2の位相部材を前記光路に挿入することを特徴とする請求項7乃至20のいずれか1項に記載の撮像装置。
  22. 結像光学系を介して光学像が結像され、前記光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記結像光学系と前記撮像素子との間に配置された光学フィルタユニットとを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記光学フィルタユニットには、前記結像光学系の側から順に配置された第1の複屈折部材、赤外カットフィルタ、第1の位相部材、および第2の複屈折部材が備えられており、
    可視光によって前記画像信号を得る第1の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路に挿入する第1のステップと、
    可視光および赤外光によって前記画像信号を得る第2の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路から抜去する第2のステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  23. 結像光学系を介して光学像が結像され、前記光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記結像光学系と前記撮像素子との間に配置された光学フィルタユニットとを備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記光学フィルタユニットには、前記結像光学系の側から順に配置された第1の複屈折部材、赤外カットフィルタ、第1の位相部材、および第2の複屈折部材が備えられており、
    前記撮像装置に備えられたコンピュータに、
    可視光によって前記画像信号を得る第1の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路に挿入する第1のステップと、
    可視光および赤外光によって前記画像信号を得る第2の撮影モードにおいて前記赤外カットフィルタおよび前記第1の位相部材を前記結像光学系の光路から抜去する第2のステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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