JP6823775B2 - クッション配置構造 - Google Patents
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Description
なお、ここでいう40%圧縮時の硬さとは、JISK6400−2A法に規定する硬さ試験に準ずる方法で測定した40%圧縮時の硬さに基づき算出した値(N)を意味する。
試験の詳細は後述する。
なお、ここでいう圧縮復元率とは、JISK6400−4B法に規定する圧縮残留ひずみ試験に準ずる方法で測定した圧縮残留ひずみの値(%)に基づき算出した値(100(%)−圧縮残留ひずみの値(%))を意味する。試験の詳細は後述する。
図1は、本発明を適用したクッション材の概略斜視図である。図2は、図1に示すクッション材の背面図、平面図及び側面図である。なお、以下に示す構造は本発明の一例であり、本発明の内容はこれに限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、本発明を適用したクッション材の一例であるクッションAは、略矩形の第1の部材1、略矩形の第2の部材2、略矩形の第3の部材3及び略矩形の第4の部材4を備える。各部材の接合面は接着剤により張り合わされ、4つの部材が一体化して、略直方体の1つのクッションAを構成している。
なお、以下では、図1に示すクッションAを基準として、第4の部材4から見た第1の部材1の位置を「前」又は「前方」とし、第1の部材1から見た第4の部材4の位置を「後ろ」又は「後方」とする。また、第4の部材4から見た第2の部材2の位置を「左」又は「左方向」、第4の部材4から見た第3の部材3の位置を「右」又は「右方向」とする。更に、図1に示すクッションAを基準として、後述するように第4の部材の凹んだ領域(第1乃至第3の部材との差がある領域)がある面を「上」、「上面」又は「座面」として、第4の部材の凹んだ領域がある面と反対の面を「下」、「下面」又は「底面」とする。
(クッションAの座面幅)
第2の部材2の幅:第4の部材の幅:第3の部材の幅=1:1.6:1
(クッションAの前後方向の長さ)
第1の部材1の幅:第2の部材2の長さ=1:1.8
なお、第2の部材2の長さは、第3の部材3及び第4の部材4の長さに相当する。
第4の部材の40%圧縮時の硬さは、第1の部材1の40%圧縮時の硬さの1.68倍である。
なお、第1の部材1の40%圧縮時の硬さは、第3の部材3及び第4の部材4の40%圧縮時の硬さに相当する。
以下で説明する本発明を適用したクッション材の一例であるクッションは、基本的な構造は上述した第1の実施の形態のクッションAと同様である。以下では、相違点となる部分について説明し、クッションAと共通する部分については詳細な説明を省略する。
第1の部材、第2の部材及び第3の部材は、40%圧縮時の硬さが240Nである。また、第4の部材は、40%圧縮時の硬さが110Nである。即ち、クッションBを構成する第1乃至第4の部材のそれぞれの40%圧縮時の硬さは、これと対応する位置にあるクッションAを構成する第1乃至第4の部材の40%圧縮時の硬さよりも硬い素材で形成されている。
第3の実施の形態のクッションCは、基本的な構造は上述した第2の実施の形態のクッションBと同様である。クッションCを構成する第4の部材は、上下2層に40%圧縮時の硬さが異なる2つの異種素材が用いられている。この2層はそれぞれ、40%圧縮時の硬さが165N(下部)及び108N(上部)となっている。また、第1乃至第4の部材の40%圧縮時の硬さは、240Nとなっている。
続いて、本発明を適用したクッション配置構造に関する第4の実施の形態を説明する。以下の内容では、上述したクッションAを2つ組み合わせて、椅子の座面及び背もたれにクッションAを配置したクッション配置構造である。なお、以下に示すクッション配置構造においては、必ずしも、2つのクッションAが利用されるものではなく、2つのクッション材であれば、その種類を変えることも可能である。
背中を丸めた円背姿勢では、臀部が少し前方になり浅めの座り方になるが、部材1で支持しやすくなっている。
図3(b)に示す第5の実施の形態であるクッション配置構造9では、上述したクッション配置構造5との間で、背もたれ側のクッションA3の上下の向きが変更されている。即ち、クッションA3の第4の部材4が、座面側と反対側に位置するように配置されている。
上述したクッションAを実施例1とする。
また、クッションAと略同一の大きさ(幅450mm、前後方向の長さ420mm)で、40%圧縮時の硬さが130Nの低反発クッション(市販品)を比較例1、同一のサイズで、40%圧縮時の硬さが155Nの高反発クッション(市販品)を比較例2とする。
図4の左側2枚の写真に示すように、3種類の椅子を用いて、各椅子に椅子の座面又は座面と背面に実施例1、比較例1及び比較例2のクッション材を配置して、2名の被験者(被験者A:体重約73kg、被験者B:体重約83kg)が椅子に座った状態(図4右側写真参照)で、座面又は背面の圧分散の状況を確認した。
椅子の種類は、図4左側の写真で見て、左側から一般的な美容椅子、多機能椅子(座面及び背面のシートの圧分散性を高めた椅子)及び事務椅子の3つである。各椅子の座面高さを統一している。
また、圧分散の状況は、圧力分布測定装置(FSA)を用い、同装置のセンサマットを、椅子の座面とクッションの間、及び椅子の背もたれとクッションの間にそれぞれ配置して、圧分散状況が安定するまで30秒から1分程待って、端末画面上表示された圧分散の計測データを写真に記録した(図5乃至図11参照)。
端末画面上表示された圧分散の計測データについては、できるだけ広範囲に圧力が広がっている点、圧力が高くなっている範囲(写真図の色の濃度が濃い部分が圧力が高い)の広さと集中具合を目視で相対変化を比較して、圧力の分散性の良否を確認した。また、「円背(背中を丸めた状態)」の姿勢の表記がない部分は、原則、被験者は図4右側の写真のように真っ直ぐな姿勢で椅子に座っている。
試験1では美容椅子に各クッションを配置して、圧分散の状況を確認した。図5に被験者Aの試験結果、図6に被験者Bの試験結果を示す
なお、図5及び図6の写真図では、クッション材の配置と組み合わせは以下のようになっている。
1段目左側:クッション材未配置
1段目右側:比較例1(市販低反発)を座面にのみ配置
2段目左側:比較例1(市販低反発)を座面及び背面に配置
2段目右側:比較例2(市販高反発)を座面にのみ配置
3段目左側:比較例2(市販高反発)を座面及び背面に配置
3段目右側:実施例1を座面にのみ配置
4段目左側:実施例1を座面及び背面(背もたれ上側に第4の部材)に配置
4段目右側:実施例1を座面及び背面(背もたれ上側に第4の部材)に配置
なお、図7及び図8の写真図では、クッション材の配置と組み合わせは以下のようになっている。
1段目左側:比較例1(市販低反発)を座面にのみ配置
1段目右側:比較例1(市販低反発)を座面及び背面に配置
2段目左側:比較例2(市販高反発)を座面にのみ配置
2段目右側:比較例2(市販高反発)を座面及び背面に配置
3段目左側:実施例1を座面にのみ配置
3段目右側:実施例1を座面及び背面(背もたれ上側に第4の部材)に配置
4段目左側:実施例1を座面及び背面(背もたれ下側に第4の部材)に配置
4段目左側:実施例1を座面及び背面(背もたれ下側に第4の部材)に配置して、被験者が円背の姿勢。
なお、図9及び図10の写真図では、クッション材の配置と組み合わせは以下のようになっている。
1段目左側:比較例1(市販低反発)を座面にのみ配置
1段目右側:比較例1(市販低反発)を座面及び背面に配置
2段目左側:比較例2(市販高反発)を座面にのみ配置
2段目右側:比較例2(市販高反発)を座面及び背面に配置
3段目左側:実施例1を座面にのみ配置
3段目右側:実施例1を座面及び背面(背もたれ上側に第4の部材)に配置
4段目左側:実施例1を座面及び背面(背もたれ下側に第4の部材)に配置
4段目左側:実施例1を座面及び背面(背もたれ下側に第4の部材)に配置して、被験者が円背の姿勢。
上述した内容における「40%圧縮時の硬さ(N)」は次のような内容で硬さを測定した。
40%圧縮時の硬さ(N)を求める為「JISK6400−2軟質発泡材料−物理特性−第2部:硬さ及び圧縮応力−ひずみ特性の求め方」を準用して試験を行った。試験環境は、温度および相対湿度が23℃・55%RHになるよう制御された部屋である。
硬さ試験(JISK6400−2を準用)A法(40%定圧縮して30秒後の力を求める方法)で行った。試験機は、(株)島津製作所社製AGS−10kNJに1kNのロードセルを取り付けたものを使用した。支持板は19mm厚の集成材に約30mm間隔で、約直径6mmの通気口をもつものを使用した。加圧板は直径200mmのMDFを使用した。
上述した内容における「圧縮復元率(%)」は次のような内容で硬さを測定した。
圧縮復元率(%)を求める為「JISK6400−4軟質発泡材料−物理特性−第4部:圧縮残留ひずみ及び繰返し圧縮残留ひずみ」を準用して試験を行った。試験環境は、40%圧縮時の硬さ(N)の測定環境と同一のものである。
圧縮残留ひずみ試験(JISK6400−4を準用)B法(標準状態温度での圧縮)で75%に圧縮して行った。圧縮治具は、19mm厚の集成材に任意の厚さの木材製のスペーサーを挟んだものとした。測定した75%圧縮時の圧縮残留ひずみの値(%)の値について、下記の式から75%圧縮時の圧縮復元率(%)を求めた。
圧縮復元率(%)=100(%)−75%圧縮時の圧縮残留ひずみの値(%)
2 第2の部材
3 第3の部材
4 第4の部材
5 クッション配置構造
6 椅子
7 座面
8 背もたれ
9 クッション配置構造
Claims (2)
- 座面及び背もたれを有する椅子の同座面及び同背もたれにクッション材を配置するクッション配置構造であって、
前記クッション材は、
所定の厚みを有する略矩形の第1の部材と、該第1の部材の一方の端面における概ね端部に連設された略矩形の第2の部材と、前記第1の部材の一方の端面における前記第2の部材が連設された側と対向する側の概ね端部に同第2の部材と略平行に連設された略矩形の第3の部材と、前記第1の部材の一方の端面側、かつ、前記第2の部材と前記第3の部材の間に挟まれて配置され、同第1の部材、同第2の部材及び同第3の部材と連設されると共に、40%圧縮時の硬さが、前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材における40%圧縮時の硬さよりも小さい、略矩形の第4の部材とを有し、
前記座面上には、前記クッション材の前記第4の部材が前記背もたれ側に位置するように同クッション材が配置され、
前記背もたれには、前記クッション材の前記第4の部材が前記座面側に位置するように同クッション材が配置された
クッション配置構造。 - 座面及び背もたれを有する椅子の座面上及び同背もたれにクッション材を配置するクッション配置構造であって、
前記クッション材は、
所定の厚みを有する略矩形の第1の部材と、該第1の部材の一方の端面における概ね端部に連設された略矩形の第2の部材と、前記第1の部材の一方の端面における前記第2の部材が連設された側と対向する側の概ね端部に同第2の部材と略平行に連設された略矩形の第3の部材と、前記第1の部材の一方の端面側、かつ、前記第2の部材と前記第3の部材の間に挟まれて配置され、同第1の部材、同第2の部材及び同第3の部材と連設されると共に、40%圧縮時の硬さが、前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材における40%圧縮時の硬さよりも小さい、略矩形の第4の部材とを有し、
前記座面上には、前記クッション材の前記第4の部材が前記背もたれ側に位置するように同クッション材が配置され、
前記背もたれには、前記クッション材の前記第4の部材が前記座面側と反対側に位置するように同クッション材が配置された
クッション配置構造。
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