JP6817619B2 - マイクロビーズの製造方法及び足場の製造方法 - Google Patents
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Description
コラーゲンビーズの製造方法としては、例えば、コラーゲン溶液をタンニン溶液に滴下してコラーゲンビーズを形成する方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、コラーゲン溶液を油に滴下してコラーゲンビーズを形成する方法等も知られている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、異方性を有するコラーゲンビーズの作製は困難であった。その理由は、コラーゲンはゾルからゲルに転移して形が固まるものであるが、ゲル化に時間が非常にかかる(早くても数分〜30分程かかる)ためである。例えば、コラーゲン溶液をタンニン溶液や油の中に左右別々の濃度で配置することで、右半球と左半球とで性質の異なるコラーゲンビーズを作製しようとしても、固まる前にコラーゲン溶液(コラーゲン)が拡散して混合してしまうため、右半球のコラーゲンと左半球のコラーゲンとを明確に分けられない。また、例えば、コラーゲン溶液をインクジェットノズルから放出することで、右半球と左半球とで性質の異なるコラーゲンビーズを作製しようとしても、やはりコラーゲンのゲル化が間に合わず、コラーゲン溶液(コラーゲン)が混合してしまうため、右半球のコラーゲンと左半球のコラーゲンとを明確に分けられない。
本発明は、上記のような点に着目したもので、個々の幹細胞の分化誘導や異種細胞間の共培養等の従来の手法では困難であった細胞培養法を実施できる異方性ハイドロゲル、この異方性ハイドロゲルを用いたマイクロビーズ、マイクロビーズの製造方法、異方性ハイドロゲルを利用した足場及び足場の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の態様は、(a)コラーゲンとアルギン酸とを混合した混合溶液を生成し、(b)この混合溶液に含有されるアルギン酸のゲル化により、ゲル化していないコラーゲンを含む混合ビーズを作製し、(c)混合ビーズの表面に薄膜を形成し、(d)混合ビーズの内部においてアルギン酸のゲルの溶解とコラーゲンのゲル化とを行うマイクロビーズの製造方法であることを要旨とする。
本発明のさらに他の態様は、(a)コラーゲンとアルギン酸とを混合した混合溶液を生成し、(b)混合溶液に含有されるアルギン酸のゲル化により、ゲル化していないコラーゲンを含む混合ビーズを作製し、(c)混合ビーズをマイクロチャンバーに収容し、(d)マイクロチャンバーの内部においてアルギン酸のゲルの溶解とコラーゲンのゲル化とを行う足場の製造方法であることを要旨とする。
以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成要素については以下の説明を参酌して判断すべきものである。
また、以下に示す第1及び第2実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構造や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成要素の形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。さらに、以下の説明では、本発明の第1及び第2実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載されるが、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかである。他にも図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
第1実施形態に係る異方性ハイドロゲルは、図1に示すように、境界面(外形面)で囲まれた立体形状としての占有領域(1a,1b)を有し、この占有領域が複数種類の成分のそれぞれを含有する複数の領域1a,1bに互いに区画化され、複数種類の成分のうち少なくとも1つは生体成分であり、且つ異方性を有するハイドロゲルである。第1実施形態に係る異方性ハイドロゲルを用いたマイクロビーズとしては、ビーズ材料としてコラーゲンを採用した、異方性を有しているコラーゲンヤヌスビーズ10を例示的に説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係るコラーゲンヤヌスビーズ10は、単一粒子内において、内部に区画化された2つのコラーゲン(以下、「第1のコラーゲン1a」、「第2のコラーゲン1b」とも呼ぶ)を含んで異方性を有しており、表面全体が薄膜2で被覆されている。なお、図1では、説明のため、表面の薄膜2の一部を破断して開放し、内部の第1のコラーゲン1aと、第2のコラーゲン1bとを図示している。また、図1では、説明のため、薄膜2を厚めに記載しているが、実際には薄膜2の厚さは極薄となっている。
なお、第1実施形態に係るコラーゲンヤヌスビーズ10として、内部に2種類のコラーゲンを有する事例について説明するが、2種類に限定されない。3種類以上のコラーゲンを有するコラーゲンヤヌスビーズ10を作製することも技術的に可能である。
また、上記の異方性ハイドロゲルの調製にあたっては、水と混じりあう性質を有する水性有機溶媒、エタノール、アセトン、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等を添加しても良い。異方性ハイドロゲルの強度を高めるために適宜の成分や溶媒を配合することもできる。このような観点から、例えば、ポリビニルアルコール異方性ハイドロゲルの調製のために溶媒としてジメチルスルホキシドを添加することも可能である。
第1実施形態に係るマイクロビーズの製造方法では、コラーゲンヤヌスビーズ10を作製するために、遠心力を駆動源としたマイクロ流体デバイス20を用いる。マイクロ流体デバイス20としては、例えば特開2012−176374号公報に記載の液体ゲル化装置を使用することができる。
マイクロチューブ21は、円筒状の胴体部21aと、胴体部21aの一端に形成され、ゲル化剤液4を収容している液室21bと、胴体部21aの内部に配置され、胴体部21aの中心軸位置にシータ管22a、22bをゲル化剤液4と予め定めた距離Lを隔てて固定する固定部21cとを備えている。ゲル化剤液4としては、例えば、コラーゲン溶液(後述)を含んだゲル化対象溶液5a、5bをゲル化可能な液体を用いることができる。
マイクロ流体デバイス20では、マイクロチューブ21の内部に複数のシータ管22a、22bが固定される。例えば、複数のシータ管22a、22bを束ねたマルチバレル管を固定する。若しくは、一本のシータ管の内部の空洞を複数系統に区画化することで、擬似的に複数のシータ管22a、22bとしても良い。実際には、シータ管22a、22bに限定されるものではなく、少なくとも、複数種類のゲル化対象溶液5a、5bが同時に先端から放出されることで、放出されたゲル化対象溶液5a、5b同士が互いに接触する構造であれば良い。図2の例では、2本(2系統)のシータ管22a、22bを用いて、コラーゲン溶液(コラーゲン)を含んだゲル化対象溶液5a、5bを2種類放出できるように構成している。すなわち、シータ管22a、22bの本数(系統数)を増やすことで、放出後に互いに接触するゲル化対象溶液5a、5bの種類を増やすことができる。
まず、ゲル化対象溶液5a、5bとして、コラーゲン溶液(5[mg/mL])と5%([w/w])のアルギン酸ナトリウム溶液とを3:2([v/v])で混合した混合溶液を生成する。アルギン酸は、コラーゲンに比べると非常にゲル化しやすく、ゲル化剤液4に接触すると瞬時に固まる。それゆえ、ゲル化対象溶液5a、5b同士が混合してしまう前に、ゲル化対象溶液5a、5b内の各コラーゲンをアルギン酸で固めることができる。そのため、コラーゲンのゲル化の完了を待たずに、コラーゲンを一旦固めておくことが可能となる。
次に、薄膜2が形成されたコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6を生理食塩水で洗浄した後、その生理食塩水内にアルギン酸リアーゼ溶液を最終濃度200[μg/mL]となるように加え37[℃]で10分間温めて、コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6にアルギナーゼ処理を行う。生理食塩水としては、例えば、ダルベッコリン酸緩衝生理食塩水を用いる。このアルギナーゼ処理により、コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6内の、アルギン酸カルシウムのハイドロゲルの溶解(溶融)と、コラーゲンのゲル化とが行われる。そして、表面に薄膜2が形成されたコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6の内部からアルギン酸カルシウムのハイドロゲルが除去され、内部にゲル化した第1のコラーゲン1a及び第2のコラーゲン1bが残され、図3(c)に示すように、コラーゲンヤヌスビーズ10が作製(製造)される。なお、図3(c)では、説明のため、コラーゲンヤヌスビーズ10の表面の薄膜2の一部を破断して開放し、内部の第1のコラーゲン1aを図示している。
なお、マイクロ流体デバイス20によるコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6の射出形成、ポリ−L−リジン(PLL)膜のコーティング、及びアルギン酸リアーゼによるアルギン酸カルシウムのハイドロゲルの溶解という上記の各手順におけるビーズ(コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6、コラーゲンヤヌスビーズ10)の直径はおよそ均一である。
上述したように、コラーゲンヤヌスビーズ10は、図4(a)、(b)に示すように、第1のコラーゲン1aと第2のコラーゲン1bとのそれぞれに細胞8a、8bを添加して培養できる。なお、図4(a)、(b)では薄膜2については図示及び説明を省略する。
第1実施形態に係るマイクロビーズの製造方法によれば、遠心力を駆動源としたマイクロ流体デバイス20を用いることにより、従来の手法では作製することが困難であった、異方性を有するコラーゲンヤヌスビーズ10を作製することができる。また、細胞8a、8bに対して毒性を有する油や有機溶媒等の試薬を用いることなく、直径100μm程度のきわめて微小なコラーゲンヤヌスビーズ10を大量に作製することができる。
また、コラーゲンヤヌスビーズ10内部の異なる2種類のコラーゲン半球を視覚的に識別可能にすることで、異なる蛍光染色を施した複数の細胞8a、8b(例えば、NIH/3T3細胞)を用いて、封入対象となるそれぞれの細胞8a、8bをコラーゲンヤヌスビーズ10内部の異なる複数のコラーゲン半球に選択的に封入可能である。その際、細胞8a、8bの生存率は86%となり、非常に高い生存率で封入可能であった。
また、第1実施形態に係るコラーゲンヤヌスビーズ10を用いることで、異方性を有した微小環境における細胞8a、8bの挙動の更なる理解と、これに基づく細胞培養や組織工学等の工学的な応用が期待される。
第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルは、図5に示すように、境界面(外形面)で囲まれた立体形状としての占有領域(3a,3b)を有し、この占有領域が複数種類の成分のそれぞれを含有する複数の領域3a,3bに互いに区画化され、複数種類の成分のうち少なくとも1つは生体成分であり、且つ異方性を有するハイドロゲルである。第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルを用いた足場30及びその製造方法では、第1実施形態に係るマイクロビーズ(コラーゲンヤヌスビーズ10)の薄膜2に代えて、マイクロチャンバー42を用いて微少な異方性ハイドロゲル(例えば、コラーゲン)の塊(占有領域)を保持する構成とした点が、第1実施形態に係るマイクロビーズ及びその製造方法と異なる。
図5に示すように、第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルを用いた足場30は、マイクロチャンバー42内において、内部に区画化された2つのコラーゲン(以下「第1のコラーゲン3a」、「第2のコラーゲン3b」とも呼ぶ)からなる異方性ハイドロゲルの微少な塊(占有領域)を有しており、第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとの境界面3cの法線方向がマイクロチャンバー42の底面42bの法線方向と交差している。図5の例では、境界面3cの法線方向は底面42bの法線方向と直交している。第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとは互いに性質が異なる異方的なコラーゲンである。
第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルを利用した足場30の製造方法では、異方的・複合的な足場30を作製するために、マイクロチャンバーアレイ40を用いる。図7に示すように、マイクロチャンバーアレイ40は、平板状の本体プレート41と、本体プレート41の一方の面にアレイ状に配列された複数のマイクロチャンバー42とを備える。
まず、第1実施形態に係る異方性ハイドロゲルの製造方法と同様の手順で、マイクロ流体デバイス20を用い、図8(a)に示すように、境界面(外形面)で囲まれた異方性ハイドロゲルの塊(占有領域)としてのコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6を形成する。
図8(a)に示したコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6の内部Cの詳細を、図8(d)に示す。図8(d)に示すように、コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6の内部Cでは、コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6を構成するゲル化対象溶液5a、5bのうちの、第1のコラーゲン3a及び第2のコラーゲン3bは未だゲル化していないが、アルギン酸7はゲル化してアルギン酸カルシウムのハイドロゲルのネットワークを形成し、ゲル化していない第1のコラーゲン3a及び第2のコラーゲン3bを保持した状態となっている。
次に、緩衝液51に沈めた各マイクロチャンバーアレイ40上に、複数のコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6を撒いて、図8(b)に示すように各マイクロチャンバー42にコラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6を異方性ハイドロゲルの微少な塊として収容させる。その際、コラーゲン−アルギン酸混合ビーズ6は、ゲル化対象溶液5a、5b間の境界面5cの法線方向と交差する方向に潰れている扁球状や、境界面5cの法線方向に伸びている長球状となっているため、第1のコラーゲン3a及び第2のコラーゲン3bの境界面5cの法線方向がマイクロチャンバー42の底面42bの法線方向と交差した状態になる。図8(b)の例では、境界面5cの法線方向は底面42bの法線方向と直交している。
上記の各手順に従うことで、マイクロチャンバー42内において、内部に区画化された第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとからなる異方的・複合的な異方性ハイドロゲルの微少な塊を有し、第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとの境界面3cの法線方向がマイクロチャンバー42の底面42bの法線方向と交差している状態の足場30を作製することができる。区画化されている複数のコラーゲンの各々は均一サイズの異方性ハイドロゲルからなる。そのため、細胞層を含む生体内の細胞表面状態を模倣することも可能である。また、ハイドロゲル内部に少なくとも1種類の細胞を封入して培養することも可能である。また、足場30内部で複数の異なる細胞層を構成し、複数の細胞層により形成される異方的な組織を模倣することも可能である。更に、複数のコラーゲンの境界上で、複数の異なる異方的な細胞境界環境を模倣することも可能である。
上述したように、第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルは、図12(a)、(b)に示すように、第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとのそれぞれに細胞8a、8bを添加して、異方的な微小環境で培養する足場30として利用できる。細胞8a、8bの添加方法としては、例えば、ゲル化対象溶液5a、5bに細胞8a、8bを混合する方法や、足場30の形成後に足場30に細胞8a、8bを撒く方法を用いることができる。
また、培養した細胞8a、8bの観察は、図13に示すように、マイクロチャンバー42の形成面と反対側に配置され、マイクロチャンバー42内の第1及び第2のコラーゲン3a、3bの細胞8a、8bを拡大表示するマイクロスコープ60で行うことができる。
第2実施形態に係る異方性ハイドロゲルを利用した足場及びその製造方法によれば、マイクロチャンバー42内において、内部に区画化された第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとを有して異方的・複合的な微小環境を実現しており、第1のコラーゲン3aと第2のコラーゲン3bとの境界面3cの法線方向がマイクロチャンバー42の底面42bの法線方向と交差している異方的・複合的な構造を有した足場30を作製できる。また、細胞8a、8bに対して毒性を有する油や有機溶媒等の試薬を用いることなく、直径150μm程度のきわめて微小な足場30をアレイ状に大量に作製することができる。
また、足場30内部の異なる2種類のコラーゲンを視覚的に識別可能にすることで、異なる蛍光染色を施した複数の細胞8a、8bを用いて、封入対象となるそれぞれの細胞8a、8bを足場30内部の異なる複数のコラーゲンに選択的に封入することができる。
Claims (7)
- コラーゲンとアルギン酸とを混合した複数種類の混合溶液を生成し、
複数種類の前記混合溶液の各々を個別に毛細管に充填し、
遠心力により前記毛細管の先端から前記アルギン酸をゲル化させるゲル化剤液に向かって複数種類の前記混合溶液の各々を放出し、
前記毛細管の先端から放出された複数種類の前記混合溶液の各々が互いに接触した状態で、前記ゲル化剤液の中で、前記混合溶液に含有される前記アルギン酸がゲル化して、ゲル化していない前記コラーゲンを含む混合ビーズを作製し、
前記混合ビーズの表面に薄膜を形成し、
前記アルギン酸のゲルを溶解させる液体の中で前記混合ビーズを所定時間温めることで、前記混合ビーズの内部において前記アルギン酸のゲルの溶解と前記コラーゲンのゲル化とを同時に行うことを特徴とするマイクロビーズの製造方法。 - 前記アルギン酸のゲルを溶解させる液体は、アルギン酸リアーゼを含む請求項1に記載のマイクロビーズの製造方法。
- 複数種類の前記混合溶液はそれぞれ性質が異なる前記コラーゲンを含有する請求項1又は2に記載のマイクロビーズの製造方法。
- コラーゲンとアルギン酸とを混合した複数種類の混合溶液を生成し、
複数種類の前記混合溶液の各々を個別に毛細管に充填し、
遠心力により前記毛細管の先端から前記アルギン酸をゲル化させるゲル化剤液に向かって複数種類の前記混合溶液の各々を放出し、
前記毛細管の先端から放出された複数種類の前記混合溶液の各々が互いに接触した状態で、前記ゲル化剤液の中で、前記混合溶液に含有される前記アルギン酸がゲル化して、ゲル化していない前記コラーゲンを含む混合ビーズを作製し、
前記混合ビーズを1個だけ収容可能な凹部であるマイクロチャンバーに前記混合ビーズを収容するとともに、前記マイクロチャンバーの内部に前記アルギン酸のゲルを溶解させる液体を加え、
前記アルギン酸のゲルを溶解させる液体の中で前記混合ビーズを所定時間温めることで、前記マイクロチャンバーの内部において前記アルギン酸のゲルの溶解と前記コラーゲンのゲル化とを同時に行うことを特徴とする足場の製造方法。 - 前記アルギン酸のゲルを溶解させる液体は、アルギン酸リアーゼを含む請求項4に記載の足場の製造方法。
- 前記混合ビーズの形状は、複数種類の前記混合溶液間の境界面の法線方向と交差する方向に潰れている扁球状、又は前記境界面の法線方向に伸びている長球状である請求項4又は5に記載の足場の製造方法。
- 前記毛細管の先端と前記ゲル化剤液との距離を調整することで、前記混合ビーズの扁平の度合いを調整する請求項6に記載の足場の製造方法。
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