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JP6866200B2 - 熱転写受像シート - Google Patents

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Description

本発明は、熱転写受像シートに関する。
昇華型プリンタ、すなわち昇華型の熱転写記録方式のプリンタは、印刷される画質が極めて高精細で、中間調の色再現性、階調再現性に優れており、銀塩写真に匹敵するほど鮮明であること、印刷機器の大きさを他のフルカラー印刷方式のものより小型化できること等の特徴がある。
昇華型の熱転写記録方式では、イエロー、マゼンタ、シアンの3色、あるいはこれら3色にブラックを加えた4色の昇華性染料をそれぞれフィルム上に塗布して各色の染料層を設けた熱転写シート(インクリボン)の染料層面と、染料を受容するためのインク受容層を有する熱転写受像シートのインク受容層面とを重ね合わせ、画像情報に応じ、インクリボンの背面側に配置したサーマルヘッドの熱により染料層中の昇華性染料をインク受容層中に移行(転写)させる。サーマルヘッドの加熱エネルギーを制御することで濃度階調が制御される。インクリボンの各色の染料を順次繰り返し転写することでフルカラー画像が形成される。
熱転写受像シートとして、支持体の一方の面にインク受容層が積層したものが知られている。また、支持体の他方の面に粘着層を介して離型シートが積層したシール型の熱転写受像シートも知られている。シール型の熱転写受像シートは、印刷後に離型シートから他の部分を剥離して任意の対象物(被着体)に貼り付けることができ、プリントシール機等にも利用されている。
近年、支持体としてクッション性や断熱性を有する層を用いて、画質や隠蔽性を改善した熱転写受像シートが提案されている。
クッション性や断熱性を有する層としては、例えば発泡層と該発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備えた3層構造の支持体が知られている。
さらに、高濃度の印画特性を有する熱転写受像シートとして、基材上に中空粒子や無機微粒子を含む2層以上の断熱層と、1層のインク受容層とがこの順に積層した熱転写受像シートにおいて、断熱層が塗工により形成されたものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2006−62114号公報 特開2010−149464号公報
しかしながら、支持体として、発泡層と該発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備えた3層構造の支持体を用いた場合、インク受容層側のスキン層がもう一方のスキン層よりもサーマルヘッドの熱の影響を受けやすいため、これらのスキン層の間で熱収縮差が生じてしまう。その結果、熱転写受像シートが凹状にカールすることがあった。
近年、シール型の熱転写受像シートにおいて、被着体に貼り付けず、離型シートを残したまま保存するユーザーが増えている。そのため、シール型の熱転写受像シートにおいては、離型シートを剥離した状態のみならず、離型シートを剥離する前の状態の熱転写受像シートも重要視される傾向にある。
しかしながら、粘着層によって耐カール力が発揮されにくい熱転写受像シートがカールすると、画像の見栄えが損なわれる。離型シートとして剛性を有するものを用いれば、離型シートが積層している間はカールを抑制できるものの、インク受容層と支持体において凹状カールが充分に抑制されていないと、熱転写受像シートを被着体に貼り付けて使用する際に、離型シートを剥離したとたんに熱転写受像シートが凹状にカールしてしまう。粘着層が裏面にある状態で熱転写受像シートが凹状にカールすると、被着体に貼り付けにくいなどの問題が生じる。
従って、シール型の熱転写受像シートにおいては、離型シートを剥離する前の状態と、離型シートを剥離した状態の両方で凹状カールしにくいことが求められる。
そこで、予め長尺な熱転写受像シートに凸状カールの巻グセをつけておき、印刷後に凹状にカールすることを抑制する方法も考えられるが、巻グセの処理工程が増えるため手間がかかる。また、巻グセをつけるためには芯材に長尺な熱転写受像シートをロール形状に巻きつけてから一定時間放置する必要があり、生産性が低下してしまう。
短時間で巻グセをつけるためには、例えば40℃程度に加熱しながら処理すればよいが、設備投資や電気代などの問題がある。
また、熱転写受像シートが枚葉の状態で昇華型プリンタ内にセットされる場合は、熱転写受像シートに巻グセをつけにくく、凹状のカールを抑制することが困難である。
特許文献1、2に記載のように、断熱層を塗工で形成するためには厚膜塗工が必要となるが、一度の塗工で充分な膜厚の断熱層を形成することは困難であり、製造作業が煩雑となる。
このように、カール特性と、画質及び隠蔽性とを満足することは困難である。
支持体を厚くすれば剛性が高まるので、ある程度カールを抑制できるものの、シール型の熱転写受像シートの場合、プリントシール機の機械的な制約から総厚に制限が設けられる。よって、特にシール型の熱転写受像シートの場合は、限られた総厚の中でカール特性と、画質及び隠蔽性とを満足する必要がある。
本発明の目的は、薄くてもカールしにくく、画質が良好で、隠蔽性を有する熱転写受像シートを提供することである。
本発明は、以下の態様を有する。
[1] 少なくともインク受容層、第一の支持体、接着層、及び第二の支持体がこの順に積層し、前記第一の支持体及び第二の支持体は、発泡層と該発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備える、熱転写受像シート。
[2] 前記第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の合計の厚さが60〜150μmである、[1]に記載の熱転写受像シート。
[3] 前記第二の支持体の接着層とは反対側の面に、粘着層及び離型シートがこの順に積層している、[1]又は[2]に記載の熱転写受像シート。
[4] 前記第一の支持体及び第二の支持体の厚さがそれぞれ25〜60μmであり、総厚が280μm以下である、[1]〜[3]のいずれか1つに記載の熱転写受像シート。
本発明の熱転写受像シートは、薄くてもカールしにくく、画質が良好で、隠蔽性を有する。
本発明の第一実施形態の熱転写受像シートを示す模式断面図である。 本発明の第二実施形態の熱転写受像シートを示す模式断面図である。 本発明の第三実施形態の熱転写受像シートを示す模式断面図である。 本発明の第四実施形態の熱転写受像シートを示す模式断面図である。
以下、本発明の熱転写受像シートについて、添付の図面を参照し、実施形態を示して説明する。
<第一実施形態>
図1は、本発明の第一実施形態の熱転写受像シートの模式断面図である。
本実施形態の熱転写受像シート10は、インク受容層1、第一の支持体2、接着層3及び第二の支持体4がこの順に積層した構成を有する。
熱転写受像シート10全体の厚さ(総厚)は適宜設定できるが、典型的には160〜600μmの範囲内とされる。熱転写受像シート10の総厚が前記範囲内であれば、プリンタ内でのシートの搬送性、カッター適正等が良好である。
なお、図1中の熱転写受像シート10における各層の比率、発泡層の発泡(空隙)の態様は便宜上のものであり、これに限定されることなく自由に選択、設計することができる。後述する他の実施形態においても同様である。
(インク受容層)
インク受容層1は、熱転写シートからの染料を受容するための層である。
インク受容層1としては、特に限定されず、公知のものと同様であってよい。
インク受容層1は、通常、染料を染着させるために、バインダー樹脂を含む。インク受容層1は、前記バインダー樹脂に加えて、画像を形成する時に熱転写シートとの熱融着を防ぐために、離型剤をさらに含んでもよい。インク受容層1は、必要に応じて、前記バインダー樹脂及び離型剤以外の他の成分をさらに含んでもよい。
バインダー樹脂としては、例えばポリオレフィン樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ビニル系樹脂(ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、その共重合体等)、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、オレフィン(エチレン、プロピレン等)と他のビニル系モノマーとの共重合体、アイオノマー、セルロース誘導体等の単体又は混合物が挙げられる。これらの中でも、熱転写シートとの剥離性に優れる点で、ハロゲン化樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂が好ましい。
バインダー樹脂の含有量は、インク受容層1の全質量に対して90質量%以上が好ましく、100質量%であってもよい。
離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系可塑剤、フッ素系化合物等が挙げられる。これらの中でも、コストや長期安定性の面から、シリコーンオイルが好ましい。シリコーンオイルは、ストレートシリコーンオイルであってもよく、変性シリコーンオイルであってもよい。
離型剤の含有量は、バインダー樹脂100質量部に対して0.01〜20質量部が好ましい。離型剤の含有量が前記下限値未満では充分な離型効果が発現できず、画像形成時に熱転写シートへ熱融着する恐れがある。離型剤の含有量が前記上限値を超えると、過剰な離型剤が表面に染み出す恐れがある。
必要に応じて含有してよい他の成分としては、例えば蛍光増白剤、顔料、染料、帯電制御剤、その他各種の添加剤を用いることができる。
例えば熱転写受像シート10の色目を調節する目的で、蛍光増白剤、顔料、染料等をインク受容層1に含有させることができる。熱転写受像シート10の過剰な帯電を防止する目的で、帯電制御剤をインク受容層1に含有させることができる。
インク受容層1の坪量は、0.5〜6.0g/mが好ましく、1.5〜5.0g/mがより好ましい。インク受容層1の坪量が前記下限値未満の場合、熱転写されるインクを保持しきれずに画像濃度の低下やにじみが発生する恐れがある。インク受容層1の坪量が前記上限値を超えると、インク受容層1の形成時、一度に塗工する塗料が多くなりすぎて塗工の制御がより難しくなり、熱転写受像シート10の厚さや平滑性が不均一になる恐れがある。また、塗料を無駄に多く使用するためにコスト高となる。
(第一の支持体)
第一の支持体2は、発泡層21と、発泡層21の両面に積層された非発泡のスキン層22とを備える。
なお、発泡層21の一方の面上のスキン層22を「一方のスキン層22a」ともいい、発泡層21の他方の面上のスキン層22を「他方のスキン層22b」ともいう。
発泡層21は、内部に空隙(気泡)を有する層である。
発泡層21を構成する材料としては、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリブテン−1、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂が挙げられる。発泡層21を構成する樹脂は1種でもよく2種以上でもよい。上記の中でも、耐熱性、汎用性の点で、PETが好ましい。
発泡層21の内部に空隙を形成する方法としては、従来公知の方法を用いることができ、例えば、発泡層21を構成する材料にフィラーを配合してシート化し、これを延伸することでフィラーと樹脂との界面に隙間を生じさせる方法、発泡層21を構成する材料に発泡剤を配合し、該発泡剤の熱分解によって気泡を発生させる方法、発泡層21を構成する材料に可溶性の樹脂を配合し、該可溶性の樹脂を溶出させる方法等が挙げられる。
発泡層21の空隙率は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。発泡層21の空隙率が前記下限値以上であると、画質及び隠蔽性をより良好に維持できる。発泡層21の空隙率が前記上限値以下であると、印刷した際に熱転写受像シート10がよりカールしにくくなる。
発泡層21の空隙率は、以下のようにして測定できる。
まず、第一の支持体2の厚さ方向の断面を電子顕微鏡で撮影する。次いで、画像処理ソフトを用いて得られた画像を二値化処理する。二値化処理した画像について、画像中の発泡層21の断面積に対する空隙部分の面積割合を算出する。
電子顕微鏡による第一の支持体2の断面の撮影は、発泡層21の厚さ方向の中心から±25%の領域が含まれるように行う。
任意の2箇所について空隙部分の面積割合を算出し、その平均値を発泡層21の空隙率とする。
発泡層21の厚さは、10〜100μmが好ましく、20〜95μmがより好ましく、30〜90μmがさらに好ましい。発泡層21の厚さが前記下限値以上であると、第一の支持体2のクッション性や断熱性が優れ、画像の濃度ムラ(濃淡ムラ)がより発生しにくい。また、熱転写受像シート10の腰がより強くなる。発泡層21の厚さが前記上限値以下であると、第二の支持体4とのラミネート適性が良好であり、熱転写受像シートの薄型化に寄与できる。
スキン層22は、内部に空隙(気泡)を実質的に有さない層である。
ここで、「内部に空隙(気泡)を実質的に有さない」とは、空隙率が1%未満であることを意味する。
スキン層22を構成する材料としては、発泡層21を構成する材料として挙げたものと同様のものが挙げられる。
スキン層22の厚さは、0.5〜20μmが好ましく、1〜10μmがより好ましい。スキン層22の厚さが前記下限値以上であると、画像の濃度ムラがより発生しにくい。また、発泡層21中の空隙が表面に露出しにくく、平滑性が損なわれにくい。スキン層22の厚さが前記上限値以下であると、発泡層21のクッション性がより効果的に発揮されて濃度ムラの少ない画像が得られやすくなる。
第一の支持体2において、一方のスキン層22aと他方のスキン層22bは、同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。
第一の支持体2としては市販品を用いることができ、例えば発泡ポリプロンピレンシート(発泡OPP)であるトヨパールSS(東洋紡績社製)、パイレンフィルム(東洋紡績社製)、パール調フィルム(フタムラ化学社製)、エコネージュ(三井化学東セロ社製)、クリスパー(東洋紡績社製)、W−900(ダイヤホイルヘキスト社製)、E−60(東レ社製)等が挙げられる。これらの中でも、断熱性の点ではクリスパーが好ましく、クッション性の点ではトヨパールSS、パール調フィルム、エコネージュが好ましい。
第一の支持体2の全体としての厚さは、15〜140μmが好ましく、25〜130μmがより好ましく、35〜110μmがさらに好ましい。第一の支持体2の厚さが前記下限値以上であると、第一の支持体2のクッション性や断熱性が優れ、画像の濃度ムラがより発生しにくい。また、熱転写受像シート10の腰がより強くなる。第一の支持体2の厚さが前記上限値以下であると、第二の支持体4とのラミネート適性が良好であり、熱転写受像シートの薄型化に寄与できる。
(第二の支持体)
第二の支持体4は、発泡層41と、発泡層41の両面に積層された非発泡のスキン層42とを備える。
なお、発泡層41の一方の面上のスキン層42を「一方のスキン層42a」ともいい、発泡層41の他方の面上のスキン層42を「他方のスキン層42b」ともいう。
発泡層41及びスキン層42としては、第一の支持体2で挙げた発泡層21及びスキン層22がそれぞれ挙げられ、好ましい態様も同様である。
また、第二の支持体4の製造方法、市販品、厚さについても、第一の支持体2と同様である。
第二の支持体4は、第一の支持体2と同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。
第一の支持体2中の発泡層21及び第二の支持体4中の発泡層41の合計の厚さは、50〜200μmが好ましく、60〜150μmがより好ましい。合計の厚さが前記下限値以上であると、印刷した際に熱転写受像シート10がよりカールしにくくなる。加えて、第一の支持体2及び第二の支持体4によるクッション性や断熱性がより向上し、画像の濃度ムラがより発生しにくい。合計の厚さが前記上限値以下であると、総厚を抑えつつも、画像の濃度ムラが発生し難く、隠蔽性に優れた熱転写受像シートを提供することができる。
第一の支持体2中の発泡層21及び第二の支持体4中の発泡層41の空隙率の平均は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。空隙率の平均が前記下限値以上であると、画質及び隠蔽性をより良好に維持できる。空隙率の平均が前記上限値以下であると、印刷した際に熱転写受像シート10がよりカールしにくくなる。
(接着層)
接着層3は、第一の支持体2と第二の支持体4とを接着する層である。
接着層3としては、第一の支持体2と第二の支持体4(具体的には、第一の支持体2の他方のスキン層22bと第二の支持体4の一方のスキン層42a)とを接着可能なものであればよく、種々の公知の接着剤を用いて形成できる。
接着層3は、通常、バインダー樹脂(接着主剤)含む。バインダー樹脂としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、α−オレフィン−無水マレイン酸樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウリア系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、シアノアクリレート系樹脂等が挙げられる。中でもポリウレタン系樹脂が好ましい。
バインダー樹脂は、硬化剤によって硬化(架橋)していてもよい。バインダー樹脂が硬化していると、接着力が向上し、耐熱性も上がるため好ましい。さらには、腰(剛性)が増すため、熱転写受像シートのカールも抑制しやすい。硬化剤としては、例えばイソシアネート系化合物が一般的であるが、脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、芳香族アミン、酸無水物等を使用することもできる。
接着層3の坪量は、典型的には1〜15g/mであればよく、1.5〜10g/mが好ましく、2〜6g/mがより好ましい。接着層3の坪量が前記下限値未満であると、接着層3と第一の支持体2や第二の支持体4とが接着している部位と接着していない部位が混在し(面接着ではなく、点接着になり)、接着層3と第一の支持体2や第二の支持体4との密着が不充分になる恐れがある。また、接着していない部位が空隙になっていることで、熱の伝わり方にバラツキが生まれ、濃淡ムラが出やすくなり、画質が低下する恐れがある。接着層3の坪量が前記上限値を超えると、第二の支持体4のクッション性の効果がインク受容層1の最表面まで伝わりにくくなるため、濃淡ムラが出やすくなり、画質が低下する恐れがある。加えて、熱転写受像シート10を製造するに際して、後述する接着層形成用塗料中の液状媒体を完全に揮発させることが難しくなり、熱転写受像シート中に有機溶剤が残留する恐れがある。
(熱転写受像シートの製造方法)
熱転写受像シート10の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、以下の工程(a1)〜(a3)を有する製造方法が挙げられる。
(a1)第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上にインク受容層1を形成する工程。
(a2)第二の支持体4の一方のスキン層42a側の面上に接着層3を形成する工程。
(a3)前記第一の支持体2の他方のスキン層22b側の面と、前記接着層3が形成された第二の支持体4の接着層3側の面とを貼り合せる工程。
「工程(a1)」
第一の支持体2としては、市販品を用いてもよく、公知の製造方法により製造したものを用いてもよい。
第一の支持体2の市販品としては、第一の支持体2の説明で挙げた市販品と同様である。
第一の支持体2の製造方法としては、例えば以下の方法(i)〜(iii)が挙げられる。なお、以下の方法(i)〜(iii)は、発泡層21を構成する材料にフィラーを配合し、延伸により発泡させる方法である。
(i)発泡層21を構成する材料及びフィラーを押出し機から溶融押出しし、別の押出し機からスキン層22を構成する材料を溶融押出しし、これらを積層した後、延伸する方法。
(ii)発泡層21を構成する材料及びフィラーをシート状に成形し、得られたシートの両面にスキン層22を構成する材料を溶融押出しして積層し、次いで延伸する方法。
(iii)発泡層21を構成する材料及びフィラーと、スキン層22を構成する材料とを別々にシート状に成形し、発泡層21を構成する材料からなるシートの両面に、スキン層22を構成する材料からなるシートを貼り合せた後、延伸する方法。
インク受容層1は、例えば、バインダー樹脂、液状媒体、及び必要に応じて離型剤や他の成分を含むインク受容層形成用塗料を第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上に塗工し、乾燥することにより形成できる。バインダー樹脂、離型剤、他の成分はそれぞれインク受容層1の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
インク受容層形成用塗料の塗工は、公知の塗工方法で行うことができる。例えばバーコーター、ワイヤーバーコーター、マイクログラビアコーター、グラビアコーター、コンマコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ゲートロールコーター、カーテンコーター、スプレーコーター、ダイコーター等の公知の塗工装置を用いて行うことができる。
「工程(a2)」
第二の支持体4としては、市販品を用いてもよく、公知の製造方法により製造したものを用いてもよい。
第二の支持体4の市販品としては、第一の支持体2の説明で挙げた市販品と同様である。
第二の支持体4の製造方法としては、第一の支持体2の製造方法と同様である。
接着層3は、例えば、前記バインダー樹脂(接着主剤)、液状媒体、及び必要に応じて硬化剤を含む接着層形成用塗料を第二の支持体4の一方のスキン層42a側の面上に塗工し、乾燥することにより形成できる。バインダー樹脂、硬化剤はそれぞれ接着層3の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
接着層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
「工程(a3)」
第一の支持体2の他方のスキン層22b側の面と、接着層3が形成された第二の支持体4の接着層3側の面との貼り合わせは、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、サーマルラミネート法、ホットメルトラミネート法、押出ラミネート法等の公知のラミネート方法により行うことができる。
貼り合わせの後、必要に応じて、裁断、ハーフカット、任意の形状の穴あけ、ミシン目等の後加工を行ってもよい。
(作用効果)
熱転写受像シート10にあっては、第一の支持体2及び第二の支持体4を備えることから、薄くても印刷した際にカールしにくい。しかも、熱転写受像シート10は画質が良好で、隠蔽性を有する。
印刷時にカールしにくい理由としては、発泡層と該発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備えた3層構造の支持体を2層備えることが挙げられる。該支持体が1層の場合、上述したように、インク受容層側のスキン層がもう一方のスキン層よりもプリンタのサーマルヘッドの熱の影響を受けやすいため、これらのスキン層の間で熱収縮差が生じ、熱転写受像シートが凹状にカールする。
対して、支持体を2層備える場合、第一の支持体2においては、一方のスキン層22aが他方のスキン層22bよりもサーマルヘッドの熱の影響を受けやすく、一方のスキン層22aと他方のスキン層22bとの間で熱収縮差が生じる。しかし、第二の支持体4においては、第一の支持体2の発泡層21による断熱効果により、他方のスキン層42bはもちろんのこと、一方のスキン層42aもサーマルヘッドの熱の影響は受けにくい。そのため、一方のスキン層42aと他方のスキン層42bとの間で熱収縮差が生じにくい。
このように、熱転写受像シート10にあっては、サーマルヘッドの熱の影響が受けにくいスキン層を3層備え、かつ、第一の支持体2と第二の支持体4との間には接着層3が設けられているので、支持体が1層の場合に比べて腰(剛性)が強い。そのため、熱転写受像シート10は熱収縮によるカールが生じにくい。
画質が良好で、隠蔽性を有する理由としては、第一の支持体2及び第二の支持体4がそれぞれ発泡層21、41を有することが挙げられる。発泡層21、41によって第一の支持体2及び第二の支持体4はクッション性や断熱性に優れる。インク受容層1の下にクッション性や断熱性のある層が2層存在することで、サーマルヘッドとの密着性が良くなり、熱が均一に伝わるため、濃度ムラの少ない均一な画像が形成されると共に、隠蔽性も高まる。
発泡層21及び発泡層41の少なくとも一方を非発泡層とした場合、クッション性や断熱性が低下するため、画質や隠蔽性が低下する。
(他の形態)
熱転写受像シート10は、必要に応じて、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上(熱転写受像シート10の最裏面)に帯電防止層(図示略)を有しても構わない。さらに、他方のスキン層42bと帯電防止層との間に、アンカー層(図示略)を有しても構わない。
帯電防止層としては、後述する第四実施形態の帯電防止層と同様であり、アンカー層としては、後述する第二実施形態のアンカー層と同様である。
また、熱転写受像シート10は、必要に応じて、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上(熱転写受像シート10の最裏面)に、第一の支持体2及び第二の支持体4以外の支持体(他の支持体)を1層以上有しても構わない。
他の支持体としては、発泡層と発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備えたものが挙げられる。これら発泡層及びスキン層としては、第一の支持体2で挙げた発泡層21及びスキン層22がそれぞれ挙げられ、好ましい態様も同様である。
他の支持体は、第一の支持体2と同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。
熱転写受像シート10が他の支持体を有する場合、熱転写受像シート10を構成する全ての支持体中の発泡層の合計の厚さは、50〜200μmが好ましく、60〜150μmがより好ましい。また、熱転写受像シート10を構成する全ての支持体中の発泡層の空隙率の平均は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。
<第二実施形態>
図2は、本発明の第二実施形態の熱転写受像シートの模式断面図である。なお、以下に示す実施形態において、第一実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の熱転写受像シート20は、インク受容層1、アンカー層5、第一の支持体2、接着層3及び第二の支持体4がこの順に積層した構成を有する。
熱転写受像シート20は、インク受容層1と第一の支持体2との間にアンカー層5をさらに備える以外は、第一実施形態の熱転写受像シート10と同様である。
熱転写受像シート20全体の厚さ(総厚)の好ましい範囲は、熱転写受像シート10と同様である。
(アンカー層)
アンカー層5は、インク受容層1と第一の支持体2の一方のスキン層22aとの密着性を高めるための層である。インク受容層1と一方のスキン層22aとの密着性が高まることで、昇華プリンタのサーマルヘッドから熱を付加したときにインク受容層1がはがれてしまう等の不具合が生じにくい。
アンカー層5としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは官能基をもつ熱可塑性樹脂を各種の硬化剤その他の手法を用いて硬化させた層を用いることができる。具体的には、ポリエステル、塩素化ポリプロピレン、変性ポリオレフィン、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アイオノマー、単官能及び/又は多官能水酸基を含有するプレポリマーをイソシアネート等で硬化させた樹脂等が使用できる。
アンカー層5の坪量は0.1〜2g/mが好ましい。
(熱転写受像シートの製造方法)
熱転写受像シート20は、第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上に、インク受容層1を形成する前にアンカー層5を形成する以外は、熱転写受像シート10と同様の製造方法で製造できる。
アンカー層5は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは官能基をもつ熱可塑性樹脂、液状媒体、及び必要に応じて硬化剤等を含むアンカー層形成用塗料を塗工し、乾燥し、必要に応じて硬化させることにより形成できる。
アンカー層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
(作用効果)
熱転写受像シート20にあっては、第一の支持体2及び第二の支持体4を備えることから、薄くても印刷した際にカールしにくい。しかも、熱転写受像シート20は画質が良好で、隠蔽性を有する。
(他の実施形態)
熱転写受像シート20は、必要に応じて、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上(熱転写受像シート20の最裏面)に帯電防止層(図示略)を有しても構わない。さらに、他方のスキン層42bと帯電防止層との間に、アンカー層(図示略)を有しても構わない。
帯電防止層としては、後述する第四実施形態の帯電防止層と同様である。アンカー層としては、インク受容層1と第一の支持体2との間のアンカー層5と同様である。
また、熱転写受像シート20は、必要に応じて、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上(熱転写受像シート10の最裏面)に、第一の支持体2及び第二の支持体4以外の支持体(他の支持体)を1層以上有しても構わない。
他の支持体としては、第一実施形態で挙げた他の支持体と同様である。
熱転写受像シート20が他の支持体を有する場合、熱転写受像シート20を構成する全ての支持体中の発泡層の合計の厚さは、50〜200μmが好ましく、60〜150μmがより好ましい。また、熱転写受像シート20を構成する全ての支持体中の発泡層の空隙率の平均は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。
<第三実施形態>
図3は、本発明の第三実施形態の熱転写受像シートの模式断面図である。
本実施形態の熱転写受像シート30は、インク受容層1、第一の支持体2、接着層3、第二の支持体4、粘着層6及び離型シート7がこの順に積層した構成を有する。
熱転写受像シート30は、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上に粘着層6を介して離型シート7をさらに備える以外は、第一実施形態の熱転写受像シート10と同様である。
熱転写受像シート30は、シール型の熱転写受像シートである。
熱転写受像シート30全体の厚さ(総厚)は適宜設定できるが、典型的には160〜600μmの範囲内とされる。熱転写受像シート30の総厚が前記範囲内であれば、プリンタ内でのシートの搬送性、カッター適正等が良好である。特に、熱転写受像シート30をプリントシール機に用いる場合は、機械の制約上、熱転写受像シート30の総厚は280μm以下が好ましく、200〜280μmがより好ましい。
第一の支持体2及び第二の支持体4の厚さはそれぞれ、15〜140μmが好ましく、25〜130μmがより好ましく、35〜110μmがさらに好ましい。各支持体の厚さが前記下限値以上であると、各支持体のクッション性や断熱性が優れ、画像の濃度ムラがより発生しにくい。また、熱転写受像シート30の腰がより強くなる。各支持体の厚さが前記上限値以下であると、離型シート7とのラミネート適性が良好である。特に、熱転写受像シート30をプリントシール機に用いる場合は、機械の制約上、第一の支持体2及び第二の支持体4の厚さはそれぞれ25〜60μmが好ましい。
(離型シート)
離型シート7は、離型層71及び基材72がこの順に積層した構成を有し、離型層71側の面が粘着層6と接している。
離型層71は、粘着層6との間での剥離を可能にする機能を有する層である。
離型層71を構成する材料は、離型層71が上記の機能を有するものとなる限り特に制限はなく、例えば、ポリメチルシロキサン等を主体とするシリコーン系剥離剤、ポリオレフィン等が挙げられる。
離型層71の坪量は、0.01〜1.0g/ mであることが好ましい。
基材72としては、熱転写受像シート30の表面(特にインク受容層1側とは反対側の裏面)の平滑性を著しく損なわないものが好ましく、特に裏面はシートの搬送性を補助する粗面加工等が施されていてもよい。基材72の選定にあたっては、熱転写受像シート30全体のシート腰も考慮することができる。
基材72として具体的には、高分子フィルム、紙、不織布、織布等が挙げられる。記高分子フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリブテン−1、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂類からなる樹脂フィルムが挙げられる。
基材72の厚さは、粘着層6と離型層71との間で剥離する際に、コシを有していた方が剥がしやすいことから、30μm以上が好ましく、80μm以上がより好ましい。基材72の厚さの上限は特になく、熱転写受像シート30のプリンタ通紙に影響がない範囲内で厚くすることも可能である。
(粘着層)
粘着層6は、第二の支持体4と離型シート7とを粘着する層である。
粘着層6としては、第二の支持体4と離型シート7(具体的には、第二の支持体4の他方のスキン層22bと離型シート7の離型層71)とを粘着可能なものであればよく、種々の公知の粘着剤を用いて形成できる。
粘着層6は、通常、バインダー樹脂(粘着主剤)含む。バインダー樹脂としては、例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル−アクリル系共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂や天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム等が挙げられる。中でもアクリル系樹脂が好ましい。
バインダー樹脂は、硬化剤によって硬化(架橋)していてもよい。バインダー樹脂が硬化していると、粘着力が向上し、耐熱性も上がるため好ましい。さらには、腰(剛性)が増すため、熱転写受像シートのカールも抑制しやすい。硬化剤としては、例えばイソシアネート系化合物が一般的であるが、エポキシ系架橋剤、アミン系架橋剤、イミン系架橋剤、過酸化物系架橋剤等を使用することもできる。
粘着層6は、必要に応じて、粘着剤及び硬化剤以外の他の成分をさらに含有してもよい。他の成分としては、例えば粘着付与剤、可塑剤、充填剤(ガラス繊維、ガラスビーズ、金属粉、その他の無機粉末等)、顔料、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電制御剤、シランカップリング剤等が挙げられる。
熱転写受像シート30の粘着層6に必要とされる粘着力は、熱転写受像シート30の用途によって異なる。例えば、粘着層のタイプとして、任意の対象物(被着体)に貼り付けたときに再剥離できない永久接着(強粘着)タイプが必要とされる場合もあれば、再剥離できる再剥離(弱粘着)タイプが必要とされる場合もある。
粘着層6は、永久接着タイプであってもよく再剥離タイプであってもよい。熱転写受像シート30の用途に応じて適宜設定できる。
粘着層6の粘着力や、粘着層6を永久接着タイプとするか再剥離タイプとするかは、粘着剤成分の種類、粘着剤成分を形成するモノマーの種類、主モノマーとコモノマーの比率、官能基含有モノマーの種類や比率、架橋剤成分の含有量等によって調整できる。
粘着層6の坪量は、典型的には3.0〜40g/mであればよく、5.0〜20.0g/mがより好ましく、6.0〜15.0g/mでより好ましい。粘着層6の坪量が前記下限値以上であれば、低温下でのタック性をより維持しやすく、被着体への密着力をより保持しやすい。粘着層6の坪量が前記上限値以下であれば、熱転写受像シート30の製造時や印刷時の、シート端面からの粘着剤のはみ出しをより効果的に抑制でき、印画欠点のより少ない画像が得られる。また、製造コストの面でも有利である。
(熱転写受像シートの製造方法)
熱転写受像シート30の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、以下の工程(b1)〜(b5)を有する製造方法が挙げられる。
(b1)第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上にインク受容層1を形成する工程。
(b2)第二の支持体4の一方のスキン層42a側の面上に接着層3を形成する工程。
(b3)前記第一の支持体2の他方のスキン層22b側の面と、前記接着層3が形成された第二の支持体4の接着層3側の面とを貼り合せ、積層体を得る工程。
(b4)前記積層体の第二の支持体4側の面上に粘着層6を形成する工程。
(b5)基材72の一方の面上に離型層71が形成された離型シート7の離型層71側の面と、前記積層体の粘着層6側の面とを貼り合わせる工程。
工程(b1)は第一実施形態の工程(a1)と同様であり、工程(b2)は第一実施形態の工程(a2)と同様であり、工程(b3)は第一実施形態の工程(a3)と同様である。
「工程(b4)」
粘着層6は、例えば、前記バインダー樹脂(粘着主剤)、液状媒体、及び必要に応じて硬化剤や他の成分を含む粘着層形成用塗料を積層体の第二の支持体4側の面上に塗工し、乾燥することにより形成できる。バインダー樹脂、硬化剤、他の成分はそれぞれ粘着層6の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
粘着層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
「工程(b5)」
離型シート7は、基材72の一方の面上に離型層71を形成することにより得られる。離型層71は、例えば、離型層71を構成する材料及び液状媒体を含む離型層形成用塗料を基材72の一方の面上に塗工し、乾燥することにより形成できる。離型層71を構成する材料は、離型層71の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
離型層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
離型シート7として、市販品を使用することもできる。このような市販品としては、例えば、PET100X(リンテック社製)等が挙げられる。
離型シート7の離型層71側の面と、積層体の粘着層6側の面との貼り合わせは、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、サーマルラミネート法、ホットメルトラミネート法、押出ラミネート法等の公知のラミネート方法により行うことができる。
貼り合わせの後、必要に応じて、裁断、ハーフカット、任意の形状の穴あけ、ミシン目等の後加工を行ってもよい。
(作用効果)
熱転写受像シート30にあっては、第一の支持体2及び第二の支持体4を備えることから、薄くても印刷した際にカールしにくい。しかも、熱転写受像シート30は画質が良好で、隠蔽性を有する。
熱転写受像シート30は印刷した際にカールしにくいので、熱転写受像シートを被着体に貼り付けて使用する際に、離型シートを剥離してもカールしにくく、被着体に貼り付けやすい。また、熱転写受像シート30は被着体に貼り付けやすいので、貼り付ける際に被着体と熱転写受像シート30との間に気泡等が混入したり、熱転写受像シート30にシワが入ったりしにくく、印画画像の外観が損なわれにくい。
このように、熱転写受像シート30は離型シートを剥離する前の状態と、離型シートを剥離した状態の両方でカールしにくい。
また、熱転写受像シート30は隠蔽性を有することから、離型シートを剥離して被着体に貼り付けた際に、被着体の模様が透けにくく、印画画像の見栄えが良好である。
また、プリントシール機に用いる熱転写受像シートは総厚が制約されやすいが、熱転写受像シート30であればプリントシール機内を通紙できるだけの薄さにしてもカールしにくく、プリントシール機用として有用である。ただし、熱転写受像シート30の用途はこれに限定されるものではなく、他の用途に用いることが可能である。
(他の実施形態)
熱転写受像シート30は、必要に応じて、離型シート7の基材72側の面上(熱転写受像シート30の最裏面)に帯電防止層(図示略)を有しても構わない。さらに、基材72と帯電防止層との間に、アンカー層(図示略)を有しても構わない。また、インク受容層1と第一の支持体2との間にアンカー層(図示略)を有しても構わない。
帯電防止層としては、後述する第四実施形態の帯電防止層と同様であり、アンカー層としては、第二実施形態のアンカー層と同様である。
また、離型シート7として、離型層71及び基材72がこの順に積層した多層構成の離型シート7を用いた例を示したが、粘着層から剥離可能な離型性を有するものであれば、単層構成の離型シートであっても構わない。
また、熱転写受像シート30は、必要に応じて、第二の支持体4と粘着層6との間に、第一の支持体2及び第二の支持体4以外の支持体(他の支持体)を1層以上有しても構わない。
他の支持体としては、第一実施形態で挙げた他の支持体と同様である。
熱転写受像シート30が他の支持体を有する場合、熱転写受像シート30を構成する全ての支持体中の発泡層の合計の厚さは、50〜200μmが好ましく、60〜150μmがより好ましい。また、熱転写受像シート30を構成する全ての支持体中の発泡層の空隙率の平均は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。
<第四実施形態>
図4は、本発明の第四実施形態の熱転写受像シートの模式断面図である。
本実施形態の熱転写受像シート40は、インク受容層1、アンカー層5、第一の支持体2、接着層3、第二の支持体4、粘着層6、離型シート7、アンカー層5及び帯電防止層8がこの順に積層した構成を有する。
熱転写受像シート40は、インク受容層1と第一の支持体2との間にアンカー層5をさらに備え、第二の支持体4の他方のスキン層42b側の面上に粘着層6を介して離型シート7をさらに備え、該離型シート7にアンカー層5を介して帯電防止層8をさらに備える以外は、第一実施形態の熱転写受像シート10と同様である。
熱転写受像シート40は、シール型の熱転写受像シートである。
熱転写受像シート40全体の厚さ(総厚)の好ましい範囲は、第三実施形態の熱転写受像シート30と同様である。
第一の支持体2及び第二の支持体4の各厚さの好ましい範囲は、第三実施形態の熱転写受像シート30と同様である。
(離型シート)
本実施形態の離型シート7は、離型層71及び第三の支持体9がこの順に積層した構成を有し、離型層71側の面が粘着層6と接している。
離型層71としては、第三実施形態の離型シート7で挙げた離型層71が挙げられ、好ましい態様も同様である。
第三の支持体9は、発泡層91と、発泡層91の両面に積層された非発泡のスキン層92とを備える。
なお、発泡層91の一方の面上のスキン層92を「一方のスキン層92a」ともいい、発泡層91の他方の面上のスキン層92を「他方のスキン層92b」ともいう。
発泡層91及びスキン層92としては、第一実施形態の第一の支持体2で挙げた発泡層21及びスキン層22がそれぞれ挙げられ、好ましい態様も同様である。
また、第三の支持体9の製造方法、市販品、厚さについても、第一の支持体2と同様である。
第三の支持体9は、第一の支持体2と同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。
(粘着層)
粘着層6としては、第三実施形態の粘着層6が挙げられ、好ましい態様も同様である。
(アンカー層)
インク受容層1と第一の支持体2との間のアンカー層5、及び離型シート7と帯電防止層8との間のアンカー層5としては、第二実施形態のアンカー層5が挙げられ、好ましい態様も同様である。
(帯電防止層)
帯電防止層8は、熱転写受像シート30がプリンタでの搬送や積層等の際に帯電することを防止するための層である。
帯電防止層の坪量は0.01〜2g/mが好ましい。
帯電防止層は、通常、バインダー成分と帯電防止剤とを含む。
バインダー成分としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、スチレン・ブタジエン共重合体(SBR)、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体(NBR)等が挙げられる。中でもポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂が好ましい。
帯電防止剤としては、例えば、カルボン酸、スルホネート、サルフェート等のアニオン系低分子型帯電防止剤;4級アンモニウム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩等のカチオン系低分子型帯電防止剤;多価アルコール誘導体、ポリアルキレンオキシド誘導体等の非イオン系低分子型帯電防止剤;両性系帯電防止剤;ホウ素化合物、含窒素化合物、含硫黄化合物、グアニジン塩等の帯電防止剤;錯化合物系帯電防止剤;脂肪族化合物、芳香族化合物等の帯電防止性可塑剤;ポリエチレンオキシド、4級アンモニウム塩基含有(メタ)アクリレート共重合体、ポリスチレンスルホン酸ソーダ、カルボベタイングラフト共重合体、高分子電荷移動型結合体等の高分子型帯電防止剤;グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン性界面活性剤型帯電防止剤;アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤型帯電防止剤;テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤型帯電防止剤;アルキルベタイン、アルキルイミダゾリウムベタイン等の両性界面活性剤型帯電防止剤;ポリアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリフェニレンビニレン等の導電性高分子;アルミニウム、銅、ニッケル、鉄等の金属フィラー;カーボン、導電性ウィスカ等が挙げられる。これら帯電防止剤は1種でもよく2種以上でもよい。
帯電防止剤の含有量は、バインダー成分100質量部に対して0.01質量部以上が好ましい。帯電防止剤の含有量が前記下限値未満では充分な帯電効果が発現できない。帯電防止剤の含有量に上限はなく、帯電防止剤が高分子型でありバインダー成分としての役割も兼ねる場合は、バインダー成分の代わりに帯電防止剤を用いてもよい。
(熱転写受像シートの製造方法)
熱転写受像シート40の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、以下の工程(c1)〜(c7)を有する製造方法が挙げられる。
(c1)第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上にアンカー層5を形成した後、該アンカー層5上にさらにインク受容層1を形成する工程。
(c2)第二の支持体4の一方のスキン層42a側の面上に接着層3を形成する工程。
(c3)前記第一の支持体2の他方のスキン層22b側の面と、前記接着層3が形成された第二の支持体4の接着層3側の面とを貼り合せ、積層体を得る工程。
(c4)前記積層体の第二の支持体4側の面上に粘着層6を形成する工程。
(c5)第三の支持体9の一方のスキン層92a側の面上に離型層71が形成された離型シート7の離型層71側の面と、前記積層体の粘着層6側の面とを貼り合わせる工程。
(c6)前記第三の支持体9の他方のスキン層92b側の面上に、アンカー層5を形成する工程。
(c7)前記アンカー層5の露出した面上に帯電防止層8を形成する工程。
工程(c2)は第一実施形態の工程(a2)と同様であり、工程(c3)は第一実施形態の工程(a3)と同様である。工程(c4)は第三実施形態の工程(b4)と同様である。
「工程(c1)」
工程(c1)は、第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上に、インク受容層1を形成する前にアンカー層5を形成する以外は、第一実施形態の工程(a1)と同様である。
アンカー層5は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは官能基をもつ熱可塑性樹脂、液状媒体、及び必要に応じて硬化剤等を含むアンカー層形成用塗料を第一の支持体2の一方のスキン層22a側の面上に塗工し、乾燥し、必要に応じて硬化させることにより形成できる。熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは官能基をもつ熱可塑性樹脂、硬化剤はそれぞれ第二実施形態のアンカー層5の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
アンカー層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
「工程(c5)」
第三の支持体9としては、市販品を用いてもよく、公知の製造方法により製造したものを用いてもよい。
第三の支持体9の市販品としては、第一実施形態の第一の支持体2の説明で挙げた市販品と同様である。
第三の支持体9の製造方法としては、第一実施形態の第一の支持体2の製造方法と同様である。
離型シート7は、第三の支持体9の一方のスキン層92a側の面上に離型層71を形成することにより得られる。
離型層71を形成する方法は、第三実施形態の工程(b5)と同様である。
離型シート7の離型層71側の面と、積層体の粘着層6側の面との貼り合わせる方法は、第三実施形態の工程(b5)と同様である。
「工程(c6)」
アンカー層5は、例えば、アンカー層形成用塗料を第三の支持体9の他方のスキン層92b側の面上に塗工し、乾燥し、必要に応じて硬化させることにより形成できる。
「工程(c7)」
帯電防止層8は、例えば、バインダー樹脂、帯電防止剤、液状媒体等を含む帯電防止層形成用塗料をアンカー層5の露出した面上に塗工し、乾燥し、必要に応じて硬化させることにより形成できる。バインダー樹脂、帯電防止剤はそれぞれ帯電防止層8の説明で挙げたものと同様である。液状媒体としては、水、有機溶剤等が挙げられる。
帯電防止層形成用塗料の塗工は、インク受容層形成用塗料の塗工と同様、公知の塗工方法で行うことができる。
帯電防止層8を形成した後、必要に応じて、裁断、ハーフカット、任意の形状の穴あけ、ミシン目等の後加工を行ってもよい。
(作用効果)
熱転写受像シート40にあっては、第一の支持体2及び第二の支持体4に加えて、第三の支持体9を備えることから、薄くても印刷した際によりカールしにくい。しかも、熱転写受像シート40は画質がより良好で、優れた隠蔽性を有する。
また、熱転写受像シート40は離型シートを剥離する前の状態と、離型シートを剥離した状態の両方でカールしにくく、熱転写受像シート40を被着体に貼り付けて使用する際は、被着体に貼り付けやすい。しかも、離型シートを剥離して被着体に貼り付けた際に、被着体の模様が透けにくく、印画画像の見栄えが良好である。一方、被着体に貼り付けず、離型シートを残したまま保存する場合であっても、隠蔽性に優れることから、印画画像の見栄えが良好である。
また、熱転写受像シート40はプリントシール機用として有用であるが、熱転写受像シート40の用途はこれに限定されるものではなく、他の用途に用いることが可能である。
(他の実施形態)
第三の支持体9において、発泡層91に代えて非発泡層を用いてもよい。非発泡層を構成する材料としては、発泡層91を構成する材料として挙げたものと同様のものが挙げられる。ただし、被着体に貼り付けず、離型シートを残したまま熱転写受像シート40を保存する際の隠蔽性を考慮すると、第三の支持体9としては発泡層91を備えるものが好ましい。
また、熱転写受像シート40は、必要に応じて、第二の支持体4と粘着層6との間に、第一の支持体2、第二の支持体4及び第三の支持体9以外の支持体(他の支持体)を1層以上有しても構わない。
他の支持体としては、第一実施形態で挙げた他の支持体と同様である。
熱転写受像シート40が他の支持体を有する場合、粘着層6よりもインク受容層1側に位置する全ての支持体中の発泡層の合計の厚さは、50〜200μmが好ましく、60〜150μmがより好ましい。また、粘着層6よりもインク受容層1側に位置する全ての全ての支持体中の発泡層の空隙率の平均は、8〜35%が好ましく、10〜25%がより好ましく、17〜18%がさらに好ましい。
以下に本発明について、実施例及び比較例を挙げてより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
なお、発泡層の空隙率は以下のようにして測定し、各例の熱転写受像シートは以下のようにして評価した。
(空隙率の測定)
熱転写受像シートを厚さ方向に切断し、走査型電子顕微鏡(日本電子社製、JSM−6460LV)を用い、倍率2000倍で第一の支持体の切断面を撮影した。次いで、画像処理ソフト(三谷商事社製、WinROOF version3.61)を用いて得られた画像を二値化処理した。二値化処理した画像について、画像中の発泡層の断面積に対する空隙部分の面積割合を算出した。
電子顕微鏡による第一の支持体の断面の撮影は、発泡層の厚さ方向の中心から±25%の領域が含まれるように行い、任意の2箇所について空隙部分の面積割合を算出し、その平均値を第一の支持体中の発泡層の空隙率とした。
第二の支持体についても同様にして発泡層の空隙率を求めた。
第一の支持体中の発泡層の空隙率と、第二の支持体中の発泡層の空隙率の平均を求めた。
(カールしにくさの評価)
熱転写受像シートを幅(短辺)100mm、長さ(長辺)178mmにカットし、評価シートとした。
評価シートを、昇華型熱転写方式のプリンタ(キヤノン社製、SELPHY CP910)にセットし、グレーベタを印画した。
印画後の評価シートの長辺側の端部又は短辺側の端部を親指と人差し指で掴み、印画面を上にして評価シートが水平になるように、かつ評価シートの長辺又は短辺が手前になるように評価シートを持ったときの、カールの状態(大きさ)を目視にて確認した。評価シートの長辺が手前のときのカールの状態と、評価シートの短辺が手前のときのカールの状態とを比較し、カールがより大きい方における評価シートの中央部と、長辺側の端部又は短辺側の端部との高低差をステンレス定規で測定し、以下の基準でカールしにくさを評価した。離型シートを剥離した状態でも同様にして評価した。
なお、長辺が手前のときのカールが、短辺が手前のときのカールよりも大きい場合、評価シートの短辺側の端部が中央部よりも下に位置するようにカール(凸状カール)したときは、高低差をマイナス値で表記した。評価シートの短辺側の端部が中央部よりも上に位置するようにカール(凹状カール)したときは、高低差をプラス値で表記した。
一方、短辺が手前のときのカールが、長辺が手前のときのカールよりも大きい場合、評価シートの長辺側の端部が中央部よりも下に位置するようにカール(凸状カール)したときは、高低差をマイナス値で表記した。評価シートの長辺側の端部が中央部よりも上に位置するようにカール(凹状カール)したときは、高低差をプラス値で表記した。
(離型シートありの場合の評価基準)
◎:高低差が0mm未満。
○:高低差が0mm以上、+1mm未満。
△:高低差が+1mm以上、+3mm未満。
×:高低差が+3mm以上。
(離型シートなしの場合の評価基準)
離型シートがない状態というのは、被着体に貼り付けるまでの短い時間であって、その際の外観は重要ではない。被着体への貼り付けやすさのみが重要視される。従って、貼り付けやすさの観点で見たときの高低差基準で評価を実施した。
◎:高低差が+5mm未満。問題なく被着体に貼り付けることができる。
○:高低差が+5mm以上、+10mm未満。被着体への貼り付けに若干手間を要するが、気泡やシワ等の貼り付け異常を引き起こすほどではない。
△:高低差が+10mm以上、+15mm未満。被着体への貼り付けがやや難しく、場合によっては気泡やシワ等の貼り付け異常を引き起こす可能性がある。
×:高低差が+15mm以上。被着体への貼り付けが極めて困難であり、気泡やシワ等の貼り付け異常が高確率で起こる。
(画質の評価)
熱転写受像シートを幅(短辺)100mm、長さ(長辺)178mmにカットし、評価シートとした。
評価シートを、昇華型熱転写方式のプリンタ(キヤノン社製、SELPHY CP910)にセットし、グレーベタを印画した。
印画後の評価シートの画像を目視で確認し、以下の基準で濃淡ムラを判定した。
◎:全く濃淡ムラが確認されなかった。
○:注意深く観察しなければ、濃淡ムラが確認できないレベルであった。
△:濃淡ムラが目立ち、画像品質を損なうレベルであった。
×:明らかな濃淡ムラが確認され、画像品質を著しく損なうレベルであった。
(隠蔽性の評価)
熱転写受像シートを幅(短辺)100mm、長さ(長辺)178mmにカットし、評価シートとした。
評価シートを、昇華型熱転写方式のプリンタ(キヤノン社製、SELPHY CP910)にセットし、グレーベタを印画した。
印画後の評価シートを印画面を上にして黒色面上に配置したときの下地(黒色)の透け具合を目視で確認し、以下の基準で隠蔽性を評価した。
◎:全く黒色が透けて見えなかった。
○:注意深く観察しなければ、黒色が透けて見えなかった。
△:黒色がわずかに透けて見えた。
×:明らかに黒色が透けて見えた。
<実施例1>
図3に示す構成の熱転写受像シートを以下の手順で製造した。
表1に示す配合で、インク受容層形成用塗料、接着層形成用塗料及び粘着層形成用塗料を調製した。第一の支持体及び第二の支持体として、発泡層の両面に非発泡のスキン層が形成された構成の厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1212、発泡層の厚さ:40μm、スキン層の厚さ:5μm)を用いた。離型シートとして、基材上に離型層が形成された構成の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(リンテック社製、PET100X)を用いた。
第一の支持体の一方のスキン層側の面上にインク受容層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が2.5g/mとなるように塗工し乾燥してインク受容層を形成した(工程(b1))。
別途、第二の支持体の一方のスキン層側の面上に接着層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が5g/mとなるように塗工し乾燥して接着層を形成した(工程(b2))。
次に、第一の支持体の他方のスキン層側の面と、接着層が形成された第二の支持体の接着層側の面とを貼り合せた後、乾燥して積層体を得た(工程(b3))。
次に、積層体の第二の支持体側の面上に粘着層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が15g/mとなるように塗工し乾燥して粘着層を形成した(工程(b4))。
次に、離型シートの離型層側の面と、積層体の粘着層側の面とを貼り合わせ、実施例1の熱転写受像シートを得た。
得られた熱転写受像シートについて、第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の空隙率をそれぞれ測定し、平均値を求めた。また、カールしにくさ、画質及び隠蔽性を評価した。結果を表2に示す。
Figure 0006866200
<実施例2〜5>
第一の支持体及び第二の支持体を表2に示す構成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写受像シートを得た。
得られた熱転写受像シートについて、第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の空隙率をそれぞれ測定し、平均値を求めた。また、カールしにくさ、画質及び隠蔽性を評価した。結果を表2に示す。
なお、厚さが38μmの支持体として、ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1211)を用い、厚さが75μmの支持体として、ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1212)を用いた。
<実施例6>
表1に示す配合で、インク受容層形成用塗料、接着層形成用塗料、粘着層形成用塗料及び離型層形成用塗料を調製した。第一の支持体及び第三の支持体として、発泡層の両面に非発泡のスキン層が形成された構成の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1212、発泡層の厚さ:86μm、スキン層の厚さ:7μm)を用いた。第二の支持体として、発泡層の両面に非発泡のスキン層が形成された構成の厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1212、発泡層の厚さ:63μm、スキン層の厚さ:6μm)を用いた。
第一の支持体及び第二の支持体を変更した以外は、実施例1と同様にして工程(b1)〜工程(b4)を行った。
別途、第三の支持体の一方のスキン層側の面上に離型層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が0.3g/mとなるように塗工し乾燥して離型層を形成し、離型シートを作製した。
次に、離型シートの離型層側の面と、積層体の粘着層側の面とを貼り合わせ、実施例6の熱転写受像シートを得た。
得られた熱転写受像シートについて、第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の空隙率をそれぞれ測定し、平均値を求めた。また、カールしにくさ、画質及び隠蔽性を評価した。結果を表2に示す。
<比較例1、2>
表1に示す配合で、インク受容層形成用塗料及び粘着層形成用塗料を調製した。第一の支持体として、発泡層の両面に非発泡のスキン層が形成された構成の厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1211、発泡層の厚さ:30μm、スキン層の厚さ:4μm)、又は発泡層の両面に非発泡のスキン層が形成された構成の厚さ188μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、クリスパーK1212、発泡層の厚さ:160μm、スキン層の厚さ:14μm)を用いた。
第一の支持体を表2に示す構成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして工程(b1)を行った。
次に、第一の支持体の他方のスキン層側の面上に粘着層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が15g/mとなるように塗工し乾燥して粘着層を形成した。
次に、実施例1と同様の離型シートを用い、該離型シートの離型層側の面と、粘着層が形成された第一の支持体の粘着層側の面とを貼り合わせ、比較例1,2の熱転写受像シートを得た。
得られた熱転写受像シートについて、第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の空隙率をそれぞれ測定し、平均値を求めた。また、カールしにくさ、画質及び隠蔽性を評価した。結果を表2に示す。
<比較例3>
表1に示す配合で、インク受容層形成用塗料、接着層形成用塗料、粘着層形成用塗料及び中空粒子含有層形成用塗料を調製した。離型シートとして、基材上に離型層が形成された構成の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(リンテック社製、PET100X)を用いた。
剥離可能な支持体として50μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムを用意した。OPPフィルム上にインク受容層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が2.5g/mとなるように塗工し乾燥してインク受容層を形成した。インク受容層の上に中空粒子含有層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が10μmとなるように塗工し乾燥して第一の中空粒子含有層を形成した。第一の中空粒子含有層の上に接着層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が5g/mとなるように塗工し乾燥して接着層を形成した。接着層の上に中空粒子含有層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が10μmとなるように塗工し乾燥して第二の中空粒子含有層を形成した。第二の中空粒子含有層の上に粘着層形成用塗料をワイヤーバーで、乾燥後塗工厚が15g/mとなるように塗工し乾燥して粘着層を形成し、積層体を得た。なお、第一の中空粒子含有層及び第二の中空粒子含有層は発泡層である。
次に、離型シートの離型層側の面と、積層体の粘着層側の面とを貼り合わせた。最後に、OPPフィルムをインク受容層との界面から剥離させて熱転写受像シートを得た。
得られた熱転写受像シートについて、第一の中空粒子含有層及び第二の中空粒子含有層の空隙率をそれぞれ測定し、平均値を求めた。また、カールしにくさ、画質及び隠蔽性を評価した。結果を表2に示す。
Figure 0006866200
実施例1〜6の熱転写受像シートは、カールしにくく、画質が良好で、隠蔽性を有していた。
一方、第二の支持体を有さない比較例1,2の熱転写受像シートは、カールしやすかった。特に、比較例1の熱転写受像シートにあっては、形成された画像に著しい濃淡ムラが見られた。
スキン層を有さない比較例3の熱転写受像シートはカールしにくいものの、形成された画像に著しい濃淡ムラが見られた。また、隠蔽性にも劣っていた。
1 インク受容層、2 第一の支持体、3 接着層、4 第二の支持体、5 アンカー層、6 粘着層、7 離型シート、8 帯電防止層、9 第三の支持体、10,20,30,40 熱転写受像シート、21,41,91発泡層、22,42,92 スキン層、22a,42a,92a 一方のスキン層、22b,42b,92b 他方のスキン層

Claims (4)

  1. 少なくともインク受容層、第一の支持体、接着層及び第二の支持体がこの順に積層し、
    前記第一の支持体及び第二の支持体は、発泡層と該発泡層の両面に積層された非発泡のスキン層とを備え
    前記第一の支持体中の発泡層及び前記第二の支持体中の発泡層の空隙率の平均が10〜25%である、熱転写受像シート。
  2. 前記第一の支持体及び第二の支持体中の発泡層の合計の厚さが60〜150μmである、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 前記第二の支持体の接着層とは反対側の面に、粘着層及び離型シートがこの順に積層している、請求項1又は2に記載の熱転写受像シート。
  4. 前記第一の支持体及び第二の支持体の厚さがそれぞれ25〜60μmであり、総厚が280μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
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