添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における調光システムの例を示す図である。調光システムは、例えば照明制御システム1、携帯端末2及び認証サーバ3を備える。照明制御システム1は、例えば照明器具4、制御ユニット5、制御端末6及び通信装置7を備える。
照明器具4は、光を放射する。照明器具4は、例えば、特定の被照射物を照らすために光を放射する。照明器具4は、特定の空間に向けて光を放射しても良い。図1は、鞄8を照らすために照明器具4が用いられる例を示す。照明器具4から放射された光は鞄8に当たる。鞄8に当たった光の一部は鞄8で反射する。また、照明器具4から放射された光は、鞄8が載せられた台9及び鞄8側を向く壁10等にも当たる。台9に当たった光の一部は台9で反射する。壁10に当たった光の一部は壁10で反射する。図1では、このような反射光のうち携帯端末2に向かう光を矢印Aで示している。
図2は、照明器具4及び制御ユニット5の例を示す図である。照明器具4は、例えば複数のLED(Light Emitting Diode)を備える。図2に示す例では、照明器具4は、複数の赤色LED11、複数の緑色LED12及び複数の青色LED13を備える。赤色LED11は赤色光を放射する。緑色LED12は緑色光を放射する。青色LED13は青色光を放射する。
図2は、複数の赤色LED11が直列で接続される例を示す。赤色LED11は並列で接続されても良い。照明器具4は赤色LED11を1つしか備えていなくても良い。図2は、複数の緑色LED12が直列で接続される例を示す。緑色LED12は並列で接続されても良い。照明器具4は緑色LED12を1つしか備えていなくても良い。図2は、複数の青色LED13が直列で接続される例を示す。青色LED13は並列で接続されても良い。照明器具4は青色LED13を1つしか備えていなくても良い。
制御ユニット5は、照明器具4を制御する。制御ユニット5は、例えば制御器5aと電源装置5bとを備える。制御器5aは、電源装置5bを制御する。照明器具4の制御は、制御器5aが電源装置5bを制御することによって行われる。図1は、制御器5aと電源装置5bとが独立した装置として存在し、信号線5cで接続される例を示す。制御器5aは、電源装置5bと一体の装置であっても良い。かかる場合、例えば制御器5aと電源装置5bとは一つの基板上に形成される。制御ユニット5は、特許請求の範囲における第1制御ユニットに対応する。
制御ユニット5は、照明器具4から光を放射させる。制御ユニット5は、例えば、赤色LED11から赤色光を放射させる。制御ユニット5は、緑色LED12から緑色光を放射させる。制御ユニット5は、青色LED13から青色光を放射させる。制御ユニット5は、赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を個別に制御できる。
制御ユニット5は、照明器具4から放射される光を調節する。「光を調節する」ことには、例えば光の強弱を変化させることが含まれる。「光を調節する」ことには、光の色を変化させることが含まれる。光を調節する方法は、どのような方法を採用しても良い。例えば、振幅制御を採用し、照明器具4から放射される光を調節しても良い。振幅制御では、LEDの直流電流を制御することによって明るさを調節する。また、PWM(Pulse Width Modulation)制御を採用し、照明器具4から放射される光を調節しても良い。PWM制御では、一定の周波数でLEDをオン及びオフし、このオン時間の比率を制御することによって明るさを調節する。制御ユニット5は、例えば、赤色LED11から放射される光を調節する。制御ユニット5は、緑色LED12から放射される光を調節する。制御ユニット5は、青色LED13から放射される光を調節する。制御ユニット5は、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光を個別に調節できる。
制御ユニット5は、照明器具4から特定の情報を送信させる。制御ユニット5は、例えば、照明器具4から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。「照明としての制御条件」は、例えば調光度、光色又は色温度の少なくとも何れか一つである。例えば、制御ユニット5は、照明器具4から放射される光の色温度をある基準値(又は、基準範囲)に保ったままその明るさを微小変動させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。識別情報は、照明器具4を特定するための情報である。照明器具4には固有の識別情報が予め割り当てられる。制御ユニット5は、例えば、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。照明器具4から識別情報を送信させるために光を変化させる方法は、どのような方法であっても良い。識別情報の送信には、種々の可視光通信技術が適用できる。
制御端末6は、外部から情報を受信する。制御端末6は、例えばネットワーク15を介して情報を受信する。ネットワーク15は、例えばインターネット回線である。制御端末6は、外部から情報を受信すると、受信した情報を通信装置7に送信する。制御端末6と通信装置7とは、照明制御用の通信線16aによって接続される。制御端末6と通信装置7とは無線接続されても良い。制御端末6は、特許請求の範囲における第2制御ユニットに対応する。
通信装置7は、制御端末6から情報を受信する。通信装置7は、制御端末6から情報を受信すると、受信した情報を制御ユニット5に送信する。通信装置7と制御ユニット5とは、例えば通信線16bによって接続される。即ち、制御端末6から送信された情報は、通信装置7を介して制御ユニット5に受信される。
図1は、通信装置7に1つの制御ユニット5が接続される例を示す。通信装置7に複数の制御ユニット5が接続されても良い。かかる場合、各制御ユニット5に照明器具4が接続される。1つの制御ユニット5に複数の照明器具4が接続されても良い。制御端末6は、外部から情報を受信すると、受信した情報を通信装置7を介して該当する制御ユニット5に送信する。
図3は、携帯端末2の例を示す図である。携帯端末2は、スマートフォン等の情報通信端末でも良い。携帯端末2は、例えば受信部17、受光部18、特定部19、入力部20及び送信部21を備える。
受信部17は、外部から情報を受信する。受信部17は、例えばネットワーク15を介して情報を受信する。
受光部18は、外部から光を受ける。受光部18は、例えば撮像素子を備えたカメラである。撮像素子として、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はCCD(Charge−Coupled Device)が採用される。撮像素子として他の技術を採用しても良い。受光部18は、例えば、照明器具4から放射された光のうち鞄8等で反射した光を受ける。
特定部19は、識別情報を特定する。照明器具4から放射された光は、受光部18によって携帯端末2に取り込まれる。特定部19は、例えば、受光部18が受けた光に基づいて識別情報を特定する。
入力部20は、外部から情報を入力するために用いられる。入力部20から情報を入力する方法は、どのような方法でも良い。入力部20は、例えば釦を備えても良い。入力部20は、タッチパネル式のセンサを備えても良い。入力部20からは、例えば、照明器具4に対する照明情報が入力される。照明情報は、照明器具4から放射される光を調節するための情報である。照明情報は、例えば、照明器具4から放射される光の強弱を変化させるための調光情報である。照明情報は、照明器具4から放射される光の色を変化させるための調色情報であっても良い。照明情報は、調光情報及び調色情報の双方を含んでも良い。
送信部21は、外部に情報を送信する。送信部21は、例えばネットワーク15を介して情報を送信する。例えば、送信部21は、特定部19が特定した識別情報を含む器具識別情報を認証サーバ3に送信する。また、送信部21は、入力部20から入力された照明情報を認証サーバ3に送信する。
認証サーバ3は、例えば携帯端末2から器具識別情報及び照明情報を受信すると、受信した器具識別情報及び照明情報を照明制御システム1に送信する。照明制御システム1では、制御端末6が器具識別情報及び照明情報を受信する。
次に、図4も参照し、調光システムで行われる一連の動作について説明する。図4は、この発明の実施の形態1における調光システムの動作例を示すフローチャートである。
照明制御システム1では、制御ユニット5が照明器具4を制御し、照明器具4から光を放射させる。また、制御ユニット5は、例えば照明器具4から放射される光の強弱を変えることにより、照明器具4から識別情報を送信させる(S101)。この時、制御ユニット5は、照明器具4から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させる。S101で照明器具4から送信される識別情報は、その照明器具4に割り当てられた固有の情報である。照明器具4から放射された光は、鞄8、台9及び壁10等に当たり、反射する。
ここで、ある利用者が、商品或いは展示物である鞄8への光の当たり具合を変えたい場合を考える。この利用者は、携帯端末2の受光部18で鞄8からの反射光を受ける(S102)。即ち、利用者は、自分のスマートフォンのカメラで鞄8を撮影する。
スマートフォン等の携帯端末2に備えられた撮像素子は、動画撮影する際のフレームレートが30fpsであることが多い。このような携帯端末2を用いると、携帯端末2は、当然に鞄8を30fpsで撮影する。識別情報を送信する際に制御ユニット5が携帯端末2のフレームレートに同期する周期で光の強弱を調節すれば、識別情報を効率的に送信することができる。上記例であれば、30bpsの通信速度で携帯端末2に識別情報を送信できる。また、携帯端末2或いはデジタルカメラ等のデジタル機器で鞄8を撮影した際に、撮影された画像に縞模様が発生することを抑制できる。なお、制御ユニット5は、24fps、60fps或いは120fpsのフレームレートに同期する周期で光の強弱を調節しても良い。
特定部19は、受光部18が受けた鞄8からの反射光を解析し、照明器具4から送信された識別情報を特定する(S103)。特定部19が識別情報を特定する方法は、どのような方法であっても良い。例えば、特定部19は、受光部18が受けた光のうち特定波長の光に基づいて、識別情報を特定しても良い。上記特定波長は、例えば、赤色光の波長(660nm)に対応する。特定波長は、緑色光の波長(555nm)に対応しても良い。特定波長は、青色光の波長(460nm)に対応しても良い。
例えば、受光部18が光を受けると、受光部18が検知した情報が特定部19に入力される。特定部19は、その入力された情報から、受光部18が受けた光が持つ波長のうち特定波長の強度情報を抽出する。特定部19は、例えば、赤色光の波長(660nm)の強度情報を抽出する。特定部19は、抽出した強度情報に基づいて、照明器具4から送信された識別情報を特定する。
特定部19によって識別情報が特定されると、携帯端末2の表示器に照明情報を入力するための画面が表示される。利用者は、画面に表示される案内に従い、入力部20から照明器具4に対する照明情報を入力する(S104)。照明情報は、照明器具4を制御するための情報である。送信部21は、S103で特定された識別情報を含む器具識別情報とS104で入力された照明情報とを認証サーバ3に送信する(S105)。携帯端末2は、例えば照明情報の入力に必要な情報を取得するために、照明情報の送信を行うまでに認証サーバ3との間で複数回の情報の送受信を行っても良い。また、携帯端末2から認証サーバ3に器具識別情報及び照明情報を送信するために、図1に示されていない他の装置を介在させても良い。
携帯端末2から送信された器具識別情報及び照明情報は、認証サーバ3によって受信される。認証サーバ3は、携帯端末2から受信した器具識別情報及び照明情報を照明制御システム1に送信する(S106)。
照明制御システム1では、器具識別情報及び照明情報を受信したか否かを制御端末6が一定の周期で判定する。認証サーバ3から送信された器具識別情報及び照明情報は、制御端末6によって受信される。制御端末6は、器具識別情報及びこの器具識別情報(識別情報)に対応した照明情報を受信すると、該当する制御ユニット5に照明情報を送信する(S107)。即ち、制御端末6は、ある照明器具4を表す識別情報を受信すると、その照明器具4を制御する制御ユニット5に対し、その識別情報と共に受信した照明情報を送信する。制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具4の制御条件を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具4から放射される光を調節する(S108)。
本照明制御システム1では、照明器具4から識別情報が送信される。また、照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、照明器具4から放射される光が調節される。利用者は、例えば自分のスマートフォンで照明器具4の識別情報を取得し、その照明器具4に対する照明情報を送信できる。このため、利用者は、照明器具4の近く、即ち上記反射光が届く範囲で簡単に光の調節を行うことができる。
本照明制御システム1では、識別情報によって照明器具4を特定できる。このため、複数の照明器具4が備えられている場合でも、光の調節を照明器具4毎に簡単に行うことができる。本照明制御システム1では、従来のように、照明器具4を特定するための多数の釦或いは多数のスイッチを備える必要はない。
既存のシステムを可能な限り活用して本調光システムを構築するのであれば、認証サーバ3と制御端末6とはインターネット回線で接続されることが望ましい。但し、認証サーバ3と制御端末6とは有線で接続されても良い。また、一つの装置に認証サーバ3の機能と制御端末6の機能とを含めても良い。
図5は、この発明の実施の形態1における調光システムの他の例を示す図である。図5は、照明器具4が特定の空間に向けて光を放射する例を示す。例えば、照明器具4は、飲食店の個室に向けて光を放射する。このような場合、利用者は、携帯端末2の受光部18で照明器具4からの光を直接受けても良い。例えば、利用者は、自分のスマートフォンのカメラで照明器具4を撮影することにより、照明器具4からの直接光を携帯端末2に取り込む。利用者は、照明器具4からの光が当たっている壁10等を自分のスマートフォンのカメラで撮影しても良い。
スマートフォンのカメラに備えられている受光素子を考慮すると、照明器具4は3色(RGB)のLED、即ち赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を備えることが望ましい。照明器具4が3色のLEDを備えていれば、通信速度を向上させることができる。但し、照明器具4が赤色LED11、緑色LED12又は青色LED13の少なくとも何れか一つのLEDを備えていれば、上記調光システムを構築することは可能である。例えば、照明器具4は、赤色LED11のみを備え、緑色LED12及び青色LED13を備えていなくても良い。照明器具4は、緑色LED12及び青色LED13を備え、赤色LED11を備えていなくても良い。かかる場合、制御ユニット5は、照明器具4に備えられているLEDから放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。
図6は、照明器具4及び制御ユニット5の他の例を示す図である。図6は、照明器具4が複数の赤色LED11、複数の緑色LED12及び複数の青色LED13に加え、複数の白色LED22を備える例を示す。白色LED22は、白色光を放射する。図6は、複数の白色LED22が直列で接続される例を示す。白色LED22は並列で接続されても良い。照明器具4は白色LED22を1つしか備えていなくても良い。白色LED22は、制御ユニット5によって制御される。
照明器具4が3色(RGB)のLEDしか備えていない場合、照明器具4が白色LED22を備える場合と比較して色再現性が低下する。照明器具4が白色LED22を備えることにより、色再現性を向上させることができる。照明器具4は、RGBのうちの1色のLEDと白色LED22とを備えても良い。照明器具4は、RGBのうちの2色のLEDと白色LED22とを備えても良い。
照明器具4が白色LED22を備える場合、制御ユニット5は、例えば白色LED22以外のLEDから放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。例えば、制御ユニット5は、照明器具4から放射される全体の光の照明としての制御条件を維持しながら、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の強弱を変化させる。これにより、照明器具4から識別情報を送信させる。また、制御ユニット5は、例えばある照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光の調光度を調節する。この時、制御ユニット5は、制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光と白色LED22以外のLEDから放射される光との双方の調光度を調節しても良い。例えば、制御ユニット5は、制御端末6が受信した照明情報に基づいて、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光、青色LED13から放射される光及び白色LED22から放射される光の調光度を調節する。
図7は、照明器具4及び制御ユニット5の他の例を示す図である。図7は、照明器具4が複数の白色LED22を備える例を示す。照明器具4は、赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を備えていない。図7は、複数の白色LED22が直列で接続される例を示す。白色LED22は並列で接続されても良い。照明器具4は白色LED22を1つしか備えていなくても良い。
照明器具4が白色LED22のみを備える場合、制御ユニット5は、白色LED22から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。また、制御ユニット5は、例えばある照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光の調光度を調節する。なお、白色LED22から放射される光には、波長660nmの光、波長555nmの光及び波長460nmの光が含まれる。このため、携帯端末2では、抽出した特定波長の強度情報に基づいて識別情報を特定することができる。
本実施の形態では、照明器具4がLEDを備える例について具体的な説明を行った。照明器具4は、LED以外の光源を備えても良い。例えば、照明器具4は、有機EL(Electroluminescence)等の光源を備えても良い。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2における調光システムの例を示す図である。本実施の形態に示す例では、照明制御システム1は、例えば照明器具4、制御ユニット5、制御端末6及び通信装置7に加え、照明器具23を備える。図8は、照明制御システム1が2台の照明器具23を備える例を示す。照明制御システム1は、3台以上の照明器具23を備えても良い。照明制御システム1は、1台の照明器具23を備えても良い。また、照明制御システム1は、複数台の制御ユニット5と複数台の照明器具4とを備えても良い。
照明器具4は、光を放射する。照明器具4は、例えば、特定の被照射物を照らすために光を放射する。照明器具4は、特定の空間に向けて光を放射しても良い。照明器具4は、例えば図2に示すように、複数の赤色LED11、複数の緑色LED12及び複数の青色LED13を備える。
照明器具23は、光を放射する。照明器具23は、例えば、特定の被照射物を照らすために光を放射する。照明器具23は、特定の空間に向けて光を放射しても良い。図8は、鞄8を照らすために照明器具23が用いられる例を示す。照明器具23から放射された光は鞄8に当たる。図8は、照明器具4からの光が当たる被照射物と照明器具23からの光が当たる被照射物とが同じ鞄8である例を示す。照明器具23は、例えば複数の白色LED22を備える。照明器具23は、他の色のLEDを備えても良い。照明器具23は、複数の色のLEDを備えても良い。照明器具23は、LED以外の光源を備えても良い。
制御ユニット5は、照明器具4を制御する。例えば、制御ユニット5は、照明器具4から光を放射させる。制御ユニット5は、照明器具4から放射される光を調節する。また、制御ユニット5は、照明器具4から特定の情報を送信させる。制御ユニット5は、例えば、照明器具4から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。照明器具4が3色(RGB)のLEDを備える場合、制御ユニット5は、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。
制御ユニット5は、照明器具23を制御する。例えば、制御ユニット5は、照明器具23から光を放射させる。制御ユニット5は、例えば、白色LED22から白色光を放射させる。また、制御ユニット5は、照明器具23から放射される光を調節する。本実施の形態において照明器具23は照明用であり、可視光通信用としては用いられない。即ち、照明器具23から識別情報は送信されない。
本実施の形態における照明制御システム1では、制御端末6は、器具識別情報及びこの器具識別情報(識別情報)に対応した照明情報を受信すると、該当する制御ユニット5に照明情報を送信する。即ち、制御端末6は、ある照明器具4を表す識別情報を受信すると、その照明器具4を制御する制御ユニット5に対し、その識別情報と共に受信した照明情報を送信する。制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具4の制御条件を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具4から放射される光の調光度を調節する。また、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具23の制御条件を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具23から放射される光の調光度を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、照明器具4及び照明器具23の双方を制御して鞄8に当たる光を調節する。
本照明制御システム1では、照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、照明器具4から放射される光と照明器具23から放射される光との双方が調節される。照明専用として用いられる照明器具23を備えているため、色再現性を向上させることができる。
実施の形態1でも説明したように、照明器具4は、必ずしも3色のLEDを備える必要はない。照明器具4が赤色LED11、緑色LED12又は青色LED13の少なくとも何れか一つのLEDを備えていれば、本調光システムを構築することは可能である。かかる場合、制御ユニット5は、照明器具4に備えられているLEDから放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。
照明器具4は、3色のLEDに加え、白色LED22を備えても良い。照明器具4は、RGBのうちの1色のLEDと白色LED22とを備えても良い。照明器具4は、RGBのうちの2色のLEDと白色LED22とを備えても良い。
照明器具4が白色LED22を備える場合、制御ユニット5は、例えば白色LED22以外のLEDから放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。例えば、制御ユニット5は、照明器具4から放射される全体の光の照明としての制御条件を維持しながら、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の強弱を変化させる。これにより、照明器具4から識別情報を送信させる。また、制御ユニット5は、例えばある照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光の調光度を調節する。この時、制御ユニット5は、制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光と白色LED22以外のLEDから放射される光との双方の調光度を調節しても良い。
照明器具4は白色LED22のみを備えても良い。照明器具4は、赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を備えなくても良い。照明器具4が白色LED22のみを備える場合、制御ユニット5は、白色LED22から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。また、制御ユニット5は、例えばある照明器具4を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、その照明器具4に備えられた白色LED22から放射される光の調光度を調節する。
本実施の形態では、照明器具4がLEDを備える例について具体的な説明を行った。照明器具4は、LED以外の光源を備えても良い。例えば、照明器具4は、有機EL等の光源を備えても良い。
本実施の形態で開示しない調光システムの特徴については、実施の形態1で開示した何れかの特徴と同じである。
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3における調光システムの例を示す図である。本実施の形態に示す例では、照明制御システム1は、例えば照明器具23、制御ユニット5、制御端末6及び通信装置7に加え、発光器24を備える。実施の形態1における照明制御システム1では、照明用及び可視光通信用として照明器具4が備えられる。実施の形態2における照明制御システム1では、照明用及び可視光通信用として照明器具4が、照明用として照明器具23が備えられる。本実施の形態における照明制御システム1では、照明用として照明器具23が備えられる。また、本照明制御システム1では、可視光通信用として発光器24が備えられる。発光器24は、照明用としては用いられない。
照明器具23は、光を放射する。照明器具23は、例えば、特定の被照射物を照らすために光を放射する。照明器具23は、特定の空間に向けて光を放射しても良い。図9は、鞄8を照らすために照明器具23が用いられる例を示す。照明器具23から放射された光は鞄8に当たる。照明器具23は、例えば複数の白色LED22を備える。照明器具23は、他の色のLEDを備えても良い。照明器具23は、複数の色のLEDを備えても良い。照明器具23は、LED以外の光源を備えても良い。
発光器24は、光を放射する。図9は、鞄8が載せられた台9に発光器24が設けられる例を示す。照明器具23から放射された光は、この台9に載せられた鞄8に当たる。発光器24自体に照明器具23からの光が当たっても良い。発光器24は、例えば赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を備える。
例えば、発光器24の赤色LED11は赤色光を放射する。発光器24の緑色LED12は緑色光を放射する。発光器24の青色LED13は青色光を放射する。発光器24に備えられた赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13は、個別に制御される。
発光器24は特定の情報を送信する。例えば、発光器24は、放射する光の強弱を変化させることにより、識別情報を送信する。本実施の形態において、識別情報は、照明器具23を特定するための情報である。照明器具23には固有の識別情報が予め割り当てられる。発光器24は、例えば、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具23を表す識別情報を送信する。発光器24から識別情報を送信するために光を変化させる方法は、どのような方法であっても良い。識別情報の送信には、種々の可視光通信技術が適用できる。
制御ユニット5は、照明器具23を制御する。例えば、制御ユニット5は、照明器具23から光を放射させる。制御ユニット5は、例えば、白色LED22から白色光を放射させる。また、制御ユニット5は、照明器具23の制御条件を調節する。例えば、制御ユニット5は、照明器具23から放射される光の調光度を調節する。照明器具23は照明用であり、可視光通信用としては用いられない。
本実施の形態における照明制御システム1では、制御端末6は、器具識別情報及びこの器具識別情報(識別情報)に対応した照明情報を受信すると、該当する制御ユニット5に照明情報を送信する。即ち、制御端末6は、発光器24が発信した照明器具23を表す識別情報を受信すると、その照明器具23を制御する制御ユニット5に対し、その識別情報と共に受信した照明情報を送信する。制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具23の制御条件を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、受信した照明情報に基づいて照明器具23から放射される光を調節する。即ち、制御ユニット5は、制御端末6から照明情報を受信すると、照明器具23を制御して鞄8に当たる光を調節する。
本照明制御システム1では、発光器24が発信した照明器具23を表す識別情報を制御端末6が受信すると、その識別情報と共に制御端末6が受信した照明情報に基づいて、照明器具23から放射される光が調節される。可視光通信専用の発光器24を用いても、実施の形態1及び2と同様の効果が期待できる。なお、発光器24の設置位置は、照明器具23からの光が携帯端末2に取り込まれる際に発光器24からの光も携帯端末2に取り込まれるように設定すれば良い。例えば、図8に示す照明制御システム1の照明器具4の位置に発光器24を設置しても同様の効果が期待できる。
実施の形態1で開示した照明器具4と同様に、発光器24は、必ずしも3色のLEDを備える必要はない。発光器24が赤色LED11、緑色LED12又は青色LED13の少なくとも何れか一つのLEDを備えていれば、本調光システムを構築することは可能である。かかる場合、発光器24は、備えているLEDから放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具23を表す識別情報を送信する。
発光器24は白色LED22のみを備えても良い。発光器24は、赤色LED11、緑色LED12及び青色LED13を備えなくても良い。発光器24は、白色LED22のみを備える場合、白色LED22から放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具23を表す識別情報を送信する。
本実施の形態では、発光器24がLEDを備える例について具体的な説明を行った。発光器24は、LED以外の光源を備えても良い。例えば、発光器24は、有機EL等の光源を備えても良い。
本実施の形態で開示しない調光システムの特徴については、実施の形態1或いは2で開示した何れかの特徴と同じである。
実施の形態4.
図10は、この発明の実施の形態4における調光システムの例を示す図である。調光システムは、例えば照明制御システム1、携帯端末2及び認証サーバ3を備える。照明制御システム1は、例えば照明器具4、制御ユニット5、制御端末6及び通信装置7を備える。本実施の形態に示す調光システムは、実施の形態1で開示した全ての機能を備える。更に、本実施の形態に示す調光システムは、待ち合わせの相手に、位置を特定するための情報を送信する機能を備える。以下に、本システムが有する特有の機能について詳しく説明する。
照明器具4は、光を放射する。照明器具4は、例えば、特定の被照射物を照らすために光を放射する。照明器具4は、特定の空間に向けて光を放射しても良い。図10は、ある芸術家が創作した創作物25を照らすために照明器具4が用いられる例を示す。照明器具4から放射された光は創作物25に当たる。創作物25に当たった光の一部は創作物25で反射する。また、照明器具4から放射された光は、創作物25が載せられた台26及び創作物25側を向く壁10等にも当たる。台26に当たった光の一部は台26で反射する。壁10に当たった光の一部は壁10で反射する。図10では、このような反射光のうち携帯端末2に向かう光を矢印Aで示している。照明器具4は、例えば図2に示すように、複数の赤色LED11、複数の緑色LED12及び複数の青色LED13を備える。
制御ユニット5は、照明器具4を制御する。例えば、制御ユニット5は、照明器具4から光を放射させる。制御ユニット5は、照明器具4から放射される光を調節する。また、制御ユニット5は、照明器具4から特定の情報を送信させる。制御ユニット5は、例えば、照明器具4から放射される光の照明としての制御条件を維持しながら光の強弱を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。照明器具4が3色のLEDを備える場合、制御ユニット5は、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の少なくとも何れか一つの光を変化させることにより、照明器具4から識別情報を送信させる。
図11は、携帯端末2の例を示す図である。携帯端末2は、例えば受信部17、受光部18、特定部19、入力部20及び送信部21に加え、表示部27を備える。受信部17、受光部18、特定部19、入力部20及び送信部21に関しては、実施の形態1で開示した機能を全て備える。更に、本実施の形態に示す例では、受光部18は、画像を取得するために用いられる。受光部18によって画像が取得される際に、照明器具4から放射された光の一部が受光部18によって携帯端末2に取り込まれる。表示部27は情報を表示する。
次に、図12も参照し、本調光システムで行われる一連の動作について説明する。図12は、この発明の実施の形態4における調光システムの動作例を示すフローチャートである。以下においては、携帯端末2の所有者と携帯端末28の所有者とが待ち合わせをしている例について説明する。携帯端末28は、例えばスマートフォン等の情報通信端末である。
照明制御システム1では、制御ユニット5が照明器具4を制御し、照明器具4から光を放射させる。また、制御ユニット5は、例えば照明器具4から放射される光の強弱を変えることにより、照明器具4から識別情報を送信させる(S201)。S201で照明器具4から送信される識別情報は、その照明器具4に割り当てられた固有の情報である。即ち、識別情報は照明器具4を表す。照明器具4から放射された光は、創作物25、台26及び壁10等に当たり、反射する。
例えば、携帯端末2の所有者と携帯端末28の所有者の待ち合わせ場所が創作物25の前である場合を考える。また、携帯端末2の所有者が待ち合わせ場所に先に到着したとする。携帯端末2の所有者は、待ち合わせ場所に到着すると、携帯端末2に備えられているカメラで、待ち合わせ場所の目印となる創作物25を撮影する(S202)。これにより、受光部18によって創作物25の画像が取得される。また、受光部18は、照明器具4から放射された光を受ける。
特定部19は、受光部18が受けた光を解析し、照明器具4から送信された識別情報を特定する(S203)。特定部19が識別情報を特定する方法は、どのような方法であっても良い。例えば、特定部19は、受光部18が受けた光のうち特定波長の光に基づいて、識別情報を特定しても良い。上記特定波長は、例えば、赤色光の波長に対応する。特定波長は、緑色光の波長に対応しても良い。特定波長は、青色光の波長に対応しても良い。
例えば、受光部18が光を受けると、受光部18が検知した情報が特定部19に入力される。特定部19は、その入力された情報から、受光部18が受けた光が持つ波長のうち特定波長の強度情報を抽出する。特定部19は、例えば、赤色光の波長の強度情報を抽出する。特定部19は、抽出した強度情報に基づいて、照明器具4から送信された識別情報を特定する。
特定部19によって識別情報が特定されると、送信部21は、S203で特定された識別情報を含む器具識別情報を認証サーバ3に送信する(S204)。送信部21は、S204において、図10に示されていない他の装置を介して器具識別情報を認証サーバ3に送信しても良い。
携帯端末2から送信された器具識別情報は、認証サーバ3によって受信される。携帯端末2は、S204で器具識別情報を送信すると、その応答として、照明器具4の位置を表す器具位置情報を受信する。器具位置情報には、例えば、地図とその地図上で照明器具4がどこにあるのかを示す情報とが含まれる。照明器具4が建物内に存在する場合は、その建物のフロアマップとそのフロアマップ上で照明器具4がどこにあるのかを示す情報とが器具位置情報に含まれても良い。器具位置情報に他の情報が含まれても良い。
例えば、認証サーバ3に、照明器具4の識別情報と照明器具4の器具位置情報とが紐付けて記憶される。かかる場合、認証サーバ3は、携帯端末2から照明器具4の器具識別情報を受信すると、その受信した器具識別情報に基づいて照明器具4の器具位置情報を特定することができる(S205のYes)。認証サーバ3は、受信した器具識別情報に基づいて照明器具4の器具位置情報を特定すると、特定した器具位置情報を携帯端末2に送信する(S209)。携帯端末2では、送信部21が送信した照明器具4の器具識別情報に対する応答として、受信部17が照明器具4の器具位置情報を認証サーバ3から受信する。
認証サーバ3に、照明器具4の識別情報と照明器具4からの光が当たる被照射物の詳細情報とが紐付けて記憶されても良い。本実施の形態に示す例では、被照射物は創作物25である。かかる場合、例えば創作者の氏名、創作者の経歴及び創作物25が表現する内容等の情報が被照射物の詳細情報として認証サーバ3に記憶される。例えば、認証サーバ3は、携帯端末2から照明器具4の器具識別情報を受信すると、その受信した器具識別情報に基づいて創作物25の詳細情報を特定する。認証サーバ3は、受信した器具識別情報に基づいて創作物25の詳細情報を特定すると、特定した詳細情報を器具位置情報とともに携帯端末2に送信する(S209)。携帯端末2では、送信部21が送信した照明器具4の器具識別情報に対する応答として、受信部17が照明器具4の器具位置情報と創作物25の詳細情報とを認証サーバ3から受信する。
上記は、器具位置情報及び被照射物の詳細情報が認証サーバ3に記憶される例である。認証サーバ3は、照明器具4を備えた照明制御システム1と通信が可能である。照明制御システム1に、照明器具4の識別情報と照明器具4の器具位置情報とが紐付けて記憶されても良い。かかる場合、認証サーバ3は、携帯端末2から照明器具4の器具識別情報を受信しても、その受信した器具識別情報に基づいて照明器具4の器具位置情報を特定することはできない(S205のNo)。認証サーバ3は、携帯端末2から照明器具4の器具識別情報を受信すると、照明器具4の器具位置情報を取得するために、受信した器具識別情報を照明制御システム1に送信する(S206)。
認証サーバ3から送信された照明器具4の器具識別情報は、照明制御システム1において制御端末6によって受信される。制御端末6は、認証サーバ3から照明器具4の器具識別情報を受信すると、その受信した器具識別情報に基づいて照明器具4の器具位置情報を特定する(S207)。制御端末6は、受信した器具識別情報に基づいて照明器具4の器具位置情報を特定すると、特定した器具位置情報を認証サーバ3に送信する(S208)。認証サーバ3は、照明制御システム1から照明器具4の器具位置情報を受信すると、受信した器具位置情報を携帯端末2に送信する(S209)。携帯端末2では、送信部21が送信した照明器具4の器具識別情報に対する応答として、受信部17が照明器具4の器具位置情報を認証サーバ3から受信する。
同様に、照明制御システム1に、照明器具4の識別情報と照明器具4からの光が当たる被照射物の詳細情報とが紐付けて記憶されても良い。かかる場合、認証サーバ3は、携帯端末2から照明器具4の器具識別情報を受信すると、被照射物の詳細情報を取得するために、受信した器具識別情報を照明制御システム1に送信する。
認証サーバ3から送信された照明器具4の器具識別情報は、照明制御システム1において制御端末6によって受信される。制御端末6は、認証サーバ3から照明器具4の器具識別情報を受信すると、その受信した器具識別情報に基づいて被照射物の詳細情報を特定する。本実施の形態に示す例であれば、制御端末6は、創作物25の詳細情報を特定する。制御端末6は、受信した器具識別情報に基づいて創作物25の詳細情報を特定すると、特定した詳細情報を認証サーバ3に送信する。認証サーバ3は、照明制御システム1から創作物25の詳細情報を受信すると、受信した詳細情報を携帯端末2に送信する。携帯端末2では、送信部21が送信した照明器具4の器具識別情報に対する応答として、受信部17が照明器具4の器具位置情報と創作物25の詳細情報とを認証サーバ3から受信する。
認証サーバ3は、器具位置情報のみを照明制御システム1から取得しても良い。認証サーバ3は、被照射物の詳細情報のみを照明制御システム1から取得しても良い。認証サーバ3は、器具位置情報及び被照射物の詳細情報の双方を照明制御システム1から取得しても良い。
受信部17が認証サーバ3から照明器具4の器具位置情報を受信すると、送信部21は、認証サーバ3から受信した器具位置情報とS202において受光部18によって取得された創作物25の画像とを携帯端末28に送信する(S210)。携帯端末2から携帯端末28への情報の送信は、メール機能を用いても良いしメッセージ機能を用いても良い。他の通信機能を用いて上記情報の送信を行っても良い。
携帯端末28は、例えば表示部を備える。携帯端末28では、携帯端末2から照明器具4の器具位置情報と創作物25の画像とを受信すると、表示部がそれらの情報を表示する(S211)。図13は、携帯端末28の表示例を示す図である。図13(a)は、携帯端末28に表示された器具位置情報の例を示す。図13(a)は、建物のフロアマップとそのフロアマップ上で照明器具4がどこにあるのかを示す情報とが携帯端末28に表示される例を示す。図13(a)に示す例では、照明器具4の位置が星印で示されている。携帯端末28の所有者は、表示された器具位置情報を見ることにより、フロアマップ上で待ち合わせ場所を確認することができる。
図13(b)は、携帯端末28に表示された創作物25の画像の例を示す。携帯端末28の所有者は、例えば図13(a)に示す状態から画面をスクロールさせることにより、創作物25の画像を表示させることができる。携帯端末28の所有者は、表示された創作物25の画像を見ることにより、器具位置情報からだけでは知ることができない待ち合わせ場所の実際の画像を確認することができる。
送信部21が器具位置情報と創作物25の画像とを携帯端末28に送信すると、表示部27は、受信部17が認証サーバ3から受信した創作物25の詳細情報とS202において受光部18によって取得された創作物25の画像とを表示する(S212)。図14は、携帯端末2の表示例を示す図である。図14(a)は、携帯端末2に表示された創作物25の画像の例を示す。図14(b)は、携帯端末2に表示された創作物25詳細情報の例を示す。携帯端末2の所有者は、例えば図14(a)に示す状態から画面をスクロールさせることにより、創作物25の詳細情報を表示させることができる。
携帯端末2の所有者は、携帯端末28の所有者より先に待ち合わせ場所に到着している。携帯端末2の所有者は、表示部27に表示された内容を見て、携帯端末28の所有者が到着するのを待つことができる。なお、大型の商業施設では、照明器具4からの光を店舗の商品に当てても良い。かかる場合、S212において商品の画像と商品の詳細情報とが携帯端末2に表示される。携帯端末2を宣伝媒体として活用でき、商品の売り上げに貢献できる。
本実施の形態に示す例であれば、光によって送信される識別情報を利用し、待ち合わせの相手に、位置を特定するための情報を送信することができる。
本実施の形態で開示しない調光システムの特徴については、実施の形態1で開示した何れの特徴を採用しても良い。本実施の形態で開示しない特徴については、実施の形態2或いは3で開示した何れの特徴を採用しても良い。
例えば、図15は、この発明の実施の形態4における調光システムの他の例を示す図である。図15は、実施の形態3で開示した例と同様に、台26に発光器24が設けられる例を示す。発光器24は、例えば放射する光の強弱を変化させることにより、識別情報を送信する。図15に示す例において、識別情報は、照明器具23を特定するための情報である。照明器具23には固有の識別情報が予め割り当てられる。発光器24は、例えば、赤色LED11から放射される光、緑色LED12から放射される光及び青色LED13から放射される光の強弱を変化させることにより、照明器具23を表す識別情報を送信する。図15に示す例であっても、図10に示す例と同様の機能を実現できる。なお、発光器24の機能を被照射物が備え、被照射物自体が発光しても良い。
本実施の形態では、調光システムが実施の形態1から3で開示した機能を備える例について説明した。本システムは、調光機能を備えず、待ち合わせの相手に対して位置を特定するための情報を送信する機能のみを備えても良い。
既存のシステムを可能な限り活用して本調光システムを構築する場合は、認証サーバ3と制御端末6とはインターネット回線で接続されることが望ましい。但し、認証サーバ3と制御端末6とは有線で接続されても良い。一つの装置に認証サーバ3の機能と制御端末6の機能とを含めても良い。
照明制御システム1の制御ユニット5は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御ユニット5は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御ユニット5が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
同様に、照明制御システム1の制御端末6は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御端末6は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御端末6が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
携帯端末2は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。携帯端末2は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。携帯端末2が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
認証サーバ3は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。認証サーバ3は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。認証サーバ3が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
発光器24は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。発光器24は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。発光器24が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
制御ユニット5、制御端末6、携帯端末2、認証サーバ3及び発光器24に備えられる上記プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。制御ユニット5、制御端末6、携帯端末2、認証サーバ3及び発光器24に備えられる上記メモリとして、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。