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JP6713867B2 - デュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法およびデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法 - Google Patents

デュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法およびデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明はセルフピン型のデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法およびデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法に関する。
従来の非接触式の磁気センサでは、磁気抵抗効果素子を使用した磁気検出装置が使用されている。特許文献1に記載されている磁気センサは、セルフピン型の磁気抵抗膜(Magnetic Resistance膜、以下、「セルフピン型MR膜」という)を有する磁気検出素子を備えている。セルフピン型MR膜を備えた磁気検出素子は、固定磁性層のピン止めに反強磁性膜の交換結合力を使用せず、固定磁性層自身の大きな保磁力を使用し、かつ強力な反平行結合層を使用した多層膜構造のピン層(SFP)構造を備えている。この構造には、MR膜の薄膜化、高耐熱性、磁気検出素子の1チップ化、磁場中アニール不要(低コスト、工程短い)等のメリットがある。
特許文献2に記載されているデュアルスピンバルブ磁気検出素子は、デュアル構造のスピンバルブMR膜を備えている。デュアルスピンバルブ構造は、MR膜の膜厚中心に設けられたフリー磁性層(自由層)の上下にそれぞれ、非磁性中間層、固定磁性層および反強磁性層が設けられた構造である。フリー磁性層の近くにある2つの固定磁性層の固定磁化方向を同じ向きとし、電子のスピン依存散乱の発生確率を増加させることによって、抵抗変化率(ΔMR)を増加させる。このため、デュアルスピンバルブ構造は、磁気検出素子の出力の増加を可能にする。
特開2012−119613号公報 特開2000−215421号公報
特許文献1の磁気検出素子におけるセルフピン型MR膜は、成膜時の磁場印加方向によって固定磁性層の磁化の向きが決定される。しかし、デュアルスピンバルブ構造にする場合に、フリー磁性層の近くにある2つの固定磁性層の固定磁化方向を一致させる最適な方法が知られていなかった。
反強磁性層を備えたデュアルスピンバルブ構造の磁気検出素子は、磁場中アニール工程によって固定磁性層の磁化方向を固定する。この磁場中アニール工程において印加される磁場方向により、固定磁化層の磁化方向が決定される。このため、1つの基板に感度軸方向(固定磁化方向)が相違する磁気検出素子を組み合わせて配置することができないという問題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、フリー磁性層の近くにある2つの固定磁性層の固定磁化方向を一致させて、抵抗変化率(ΔMR)を増加させたセルフピン型MR膜を備えたデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法およびデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、第1固定磁性層と第1非磁性材料層とフリー磁性層と第2非磁性材料層と第2固定磁性層が隣接しており、
前記第1固定磁性層が、前記第1非磁性材料層側から第2磁性層と第1非磁性中間層と第1磁性層の順に隣接して、前記第2固定磁性層が、前記第2非磁性材料層側から第3磁性層と第2非磁性中間層と第4磁性層の順に隣接しているデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法において、
(a)前記第1磁性層を、磁場中で成膜する工程と、
(b)前記第4磁性層を、前記(a)の工程において印加される磁場と逆方向の磁場中で成膜する工程と、を有し
前記(a)の工程と前記(b)の工程との間に、
(c)前記第2磁性層を前記(a)の工程において印加される磁場と同方向の磁場中で成膜する工程と、
(d)前記第3磁性層を前記(a)の工程において印加される磁場と同方向の磁場中で成膜する工程と、を有して、
前記第2磁性層の磁化と前記第3磁性層の磁化を同じ向きに固定することを特徴とするものである。
前記デュアルスピンバルブ磁気検出素子は、前記第1磁性層の保磁力Hc1 が前記第2磁性層の保磁力Hc2よりも高く、前記第4磁性層の保磁力Hc4が前記第3磁性層の保磁力Hc3よりも高いものであることが好ましい。
また、前記デュアルスピンバルブ磁気検出素子は、前記第1磁性層の膜厚t1が前記第2磁性層の膜厚t2よりも薄く、前記第1磁性層の磁化量Ms1・t1が前記第2磁性層の磁化量Ms2・t2と実質的に同じであり、前記第4磁性層の膜厚t4が前記第3磁性層の膜厚t3よりも薄く、前記第4磁性層の磁化量Ms4・t4が前記第3磁性層の磁化量Ms3・t3と実質的に同じであることが好ましい。
次に、本発明のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法は、本発明のデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法により、同一の基板上に複数のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を形成するものである。
本発明のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法は、前記第1固定磁性層の固定磁化方向と第2固定磁性層の固定磁化方向とを素子ごとに相違させた、複数の前記デュアルスピンバルブ磁気検出素子を、同じ基板上に形成する製造方法として構成できる。
本発明のデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法は、(a)の工程において第1磁性層に印加される磁場と逆方向の磁場を印加して第4磁性層を成膜する(b)の工程を備えている。(b)の工程において成膜される第4磁性層と第3磁性層との間の相互作用により、第4磁性層の固定磁性方向を1磁性層と同じ向きにすることができる。その結果、フリー磁性層の近くにある第2磁性層および第3磁性層の固定磁化方向を一致させることができ、抵抗変化率(ΔMR)の高いデュアルスピンバルブ磁気検出素子とすることが可能となる。
本発明の磁気検出装置の製造方法は、固定磁化方向が素子ごとに相違する複数のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を同一基板上に成膜できるため、磁気センサを小型化でき、同一の磁気センサ内で、複数の磁気検出素子の相互の寸法関係や、相互の固定磁化方向を高精度に設定することが可能になる。
本発明の実施形態の製造方法により製造されるデュアルスピンバルブ磁気検出素子10の膜構成を示す説明図、 本発明の実施形態の製造方法により製造される磁気センサ30の回路ブロック図、 図3の磁気センサ30に使用される磁気検出素子10を示す平面図、 (A)〜(D)は、図2の磁気センサ30の製造方法において、複数の磁気検出素子の固定磁性層形成工程を模式的に示す平面図、 比較例1の磁気検出素子20の膜構成を示す説明図、 実施例1の磁気検出素子10のR−H曲線、 比較例1の磁気検出素子20のR−H曲線、 実施例1の磁気検出素子10と比較例1の磁気検出素子20の抵抗変化率△MRを比較するグラフ。
<第1の実施形態>
図1に本発明の第の実施形態の製造方法により製造されるデュアルスピンバルブ磁気検出素子10(以下、適宜、「磁気検出素子10」ともいう)の膜構成が示されている。
<磁気検出素子>
磁気検出素子10は、基板の表面から、下地層(シード層)1、第1固定磁性層4A、第1非磁性材料層(非磁性中間層)3A、フリー磁性層(強磁性自由層)2、第2非磁性材料層(非磁性中間層)3B、第2固定磁性層4B、および保護層5の順に積層されて成膜されている。第1固定磁性層4Aは、第1非磁性材料層3A側から、第2磁性層4Aaと第1非磁性中間層4Abと第1磁性層4Acの順に隣接している。第2固定磁性層4Bは、第2非磁性材料層3B側から、第3磁性層4Baと第2非磁性中間層4Bbと第4磁性層4Bcの順に隣接している。これら各層は、例えばスパッタ工程やCVD工程で成膜される。
磁気検出素子10は、いわゆるデュアルスピンバルブ型であり、フリー磁性層2を共有する2つの磁気検出素子が、下地層1側および保護層5側にそれぞれ形成された構成となり、磁気検出素子10の出力を向上させている。
下地層1は、NiFeCr合金(ニッケル・鉄・クロム合金)あるいはCrなどで形成されている。
フリー磁性層2は、その材料および構造が限定されるものではない。例えば、材料としてCoFe合金(コバルト・鉄合金)、NiFe合金(ニッケル・鉄合金)などを用いて、単層構造、積層構造、積層フェリ構造などとして形成することができる。
第1非磁性材料層3Aおよび第2非磁性材料層3Bは、Cu(銅)などを用いて形成することができる。
第1固定磁性層4Aは、第1磁性層4Acおよび第2磁性層4Aaと、これらの二層の間に位置する非磁性中間層4Abと、で構成されたセルフピン止め構造となっている。第1磁性層4Acの固定磁化方向と、第2磁性層4Aaの固定磁化方向とは、相互作用により反平行となっている。非磁性材料層3Aに隣接する第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2が固定磁性層4Aの固定磁化方向である。この固定磁化方向P2が延びる方向が磁気検出素子10の感度軸方向である。
第1磁性層4Acおよび第2磁性層4Aaは、FeCo合金(鉄・コバルト合金)で形成される。FeCo合金は、Feの含有割合を高くすることにより、保磁力が高くなる。非磁性材料層3Aに隣接する第2磁性層4Aaはスピンバルブ型の巨大磁気抵抗効果(GMR効果)に寄与する層である。第1非磁性中間層4AbはRu(ルテニウム)などで形成されている。Ruからなる非磁性中間層4Abの膜厚は、3〜5Åまたは8〜10Åであることが好ましい。
図1において部材番号の後の大文字アルファベットは、複数の同じ機能の部材(層)を区別するために付したものである。例えば、第2非磁性材料層3Bは、上述した第1非磁性材料層3Aと機能が同じであり、第2固定磁性層4Bと第1固定磁性層4Aも機能が同じである。第3磁性層4Ba、第2非磁性中間層4Bbおよび第4磁性層4Bcは、それぞれが上述した第2磁性層4Aa、第2非磁性中間層4Abおよび第1磁性層4Acと同じ機能であるから同じ材料を用いることができる。
図1に示されているように、第1固定磁性層4Aにおける第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2と、第2固定磁性層4Bにおける第3磁性層4Baの固定磁化方向P3とは同じである。フリー磁性層2の両側に第2固定磁性層4Bと第3磁性層4Baとが存在することで、磁気検出素子10の抵抗変化率(ΔMR)を高くすることができる。
第1固定磁性層4Aでは、第1磁性層4Acの保磁力Hc1が第2磁性層4Aaの保磁力Hc2よりも高い。第2固定磁性層4Bでは、第4磁性層4Bcの保磁力Hc4が第3磁性層4Baの保磁力Hc3よりも高い。したがって、第1固定磁性層4Aにおける第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2は、第1磁性層4Acの固定磁化方向P1によって決定される。第2固定磁性層4Bにおける第3磁性層4Baの固定磁化方向P3は、第4磁性層4Bcの固定磁化方向P4によって決定される。
FeCo合金は、Feの含有割合を高くすることにより保磁力が高くなる。FeCo合金を用いる場合には、第1磁性層4Acおよび第4磁性層4Bcを、第2磁性層4Aaおよび第3磁性層4BaよりもFeの含有割合が高いFeCo合金を用いて構成すればよい。例えば、第1磁性層4Acおよび第4磁性層4BcをFeCo100−X(Xは55at%以上65at%以下)で形成し、第2磁性層4Aaおよび第3磁性層4BaをFeCo100−X(Xは15at%以下 )で形成すればよい。
磁気検出素子10の性質を安定に保持するために、第1磁性層4Acの磁化量Ms1・t1と第2磁性層4Aaの磁化量Ms2・t2とを実質的に同じ大きさとする。このため、第1磁性層4Acの膜厚t1は第2磁性層4Aaの膜厚t2よりも薄く、第4磁性層4Bcの膜厚t4は、第3磁性層4Baの膜厚t3よりも薄い。第1磁性層4Acの膜厚t1および第4磁性層4Bcの膜厚t4は、14Å以上20.5Å以下であることが好ましい。第2磁性層4Aaの膜厚t2および第3磁性層4Baの膜厚t3は、16.5Å以上26Å以下であることが好ましい。
<磁気検出素子の製造方法>
以下、図1を参照して磁気検出素子10の製造方法を説明する。
<第1固定磁性層4Aの形成>
第1固定磁性層4Aの形成工程は、第1磁性層4Ac、第1非磁性中間層4Abおよび第2磁性層4Aaをスパッタ工程で成膜する。
第1磁性層4Acを形成する工程(a)では、図1の右方向(P1方向)に磁場を印加しながらスパッタ工程を行う。第1磁性層4Acの固定磁化方向P1は、工程(a)において印加された磁場の方向により決定される。第1磁性層4Acは保磁力が高いため、固定磁化方向P1はその後に印加される磁場によって変化しにくい。
第1固定磁性層4Aは、高保磁力層であって、第1磁性層4Acの保磁力が第2磁性層4Aaよりも十分に高いため、固定磁化方向がP1方向に決められた第1磁性層4Acとの相互作用によって、その後に成膜される第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2が反平行に固定される。このときの相互作用は、既に成膜が完了した高保磁力層である第1固定磁性層4Aの固定磁化方向P1によって決められる。そのために、第2磁性層4Aaを成膜するスパッタ工程(c)において、どの向きの磁場が印加されても、あるいは磁場が印加されていなくでも、第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2に影響を与えない。
例えば、図示右向きの磁場を印加しながら第1磁性層4Acを成膜し、第1非磁性中間層4Abを成膜した後に、図示右向き磁場の印加を継続したまま第2磁性層4aを成膜する。あるいは、第1磁性層4Acを成膜するときのみ図示右向きの磁場を印加して、第2磁性層4aは磁場を印加することなく成膜する。いずれの場合も、成膜後の第2磁性層4Aaの固定磁化方向はP2方向に固定される。
このように、第2磁性層4Aaを成膜する工程(c)は、磁場中または無磁場中のいずれでなされてもよいが、第2磁性層4Aaを磁場中で成膜する場合、第1固定磁性層4Aの成膜工程の簡易化の観点から、第1磁性層4Acを成膜する工程(a)と同じ磁場を継続して与えながら行うことが好ましい。
第1磁性層4Ac、第1非磁性中間層4Abおよび第2磁性層4Aaの成膜が完了すると、所定の厚さのRu層である第1非磁性中間層4Abを挟んだ状態で、強い相互作用(反平行結合)が働き、磁化の向きが固定され、第1磁性層4Acの固定磁化方向P1が図示右向きに決められ、第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2が図示左向きに決められる。このときの磁化の固定力は、第1固定磁性層4Aの高保磁力により維持される。したがって、その後は、外部磁場がどの向きとなっても、固定磁化方向P1と固定磁化方向P2が固定されたままとなり、変化しにくい。
<第2固定磁性層4Bの形成工程>
固定磁化方向P1,P2が決められた第1固定磁性層4Aの上に、第1非磁性材料層3A、フリー磁性層2および第2非磁性材料層を形成した後、第2固定磁性層4Bを形成する。
第2固定磁性層4Bの形成工程では、第3磁性層4Ba、第2非磁性中間層4Bbおよび第4磁性層4Bcの3層がスパッタ工程で順に成膜される。第2固定磁性層4Bの固定磁化方向P3,P4は、高保磁力層である第4磁性層4Bcの磁化の向きによって決められる。そのため、第3磁性層4Baの固定磁化方向P3と第4磁性層4Bcの固定磁化方向P4は、第3磁性層4Baと第2非磁性中間層4Bbと第4磁性層4Bcの3層の成膜が完了した時点での相互作用によって決定される。
先に成膜される第3磁性層4Baは第4磁性層4Bcよりも保磁力が小さい。そのため、第3磁性層4Baの成膜工程(d)では、磁場が印加されても印加されなくても、また磁場の向きがどちらを向いていても、完成後の第2固定磁性層4Bの固定磁化の向きに影響を与えることがない。したがって、第3磁性層4Baを成膜するときに、成膜工程の簡易化の観点から、第1磁性層4Acの成膜と同じ方向の磁場の印加を継続したままで行うことが好ましい。
第3磁性層4Baが成膜された後に、第2非磁性中間層4Bbを成膜し、さらにその上に高保磁力層である第4磁性層4Bcを徐々に膜厚が大きくなるように成膜していくが、この成膜工程(b)で、第3磁性層4Baの磁化を固定すべき方向(P3方向)に磁場を与える。すなわち、第1磁性層4Acを成膜したときの磁場の向き(P1)と逆向きのP3方向の磁場を与えながら第4磁性層4Bcを成膜する。
第3磁性膜4Baは保磁力が小さく、内部の磁化は外部磁場に追従して変化しやすい。よって、既に成膜されている第3磁性膜4BaにP3方向の磁場を与えると、第3磁性膜4BaがP3方向に磁化されることになる。この磁場を継続しながら、すなわち、第3磁性膜4BaをP3方向に磁化させながら、第2非磁性中間層4Bbの上に、第4磁性層4Bcを成膜していくと、その過程で、所定の膜厚のRu層である第2非磁性中間層4Bbを挟んだ相互作用(反平行結合)が発生し、第4磁性層4Bcは、磁場の印加方向とは逆向きのP4方向に磁化されながら成膜されていく。第4磁性層4Bcの成膜が完了すると、高保磁力層である第4磁性層4Bcの磁化の向きがP4方向に固定される。そして、前記相互作用(反平行結合)により、第4磁性層4Bcの固定磁化方向P4が決められ、第3磁性層4Baの固定磁化方向P3が、P4方向と反平行に強固に固定される。
第2固定磁性層4Bを構成する第3磁性層4Ba,第2非磁性中間層4Bbおよび第4磁性層4Bcの成膜が完了すると、その後は、前記相互作用(反平行結合)により、固定磁化方向P3とP4が強固に固定され、その後は容易に変化することはない。この安定的な固定磁化は、第4磁性層4Bcの高保磁力により維持される。
上述した磁気検出素子10の製造方法において、各磁性層を成膜する際に印加される磁場の方向と、形成された各磁性層の固定磁化方向を以下の表に示す。なお、下記の表において()を付した矢印は、その方向に磁場を印加しなくてもよいことを示す。
Figure 0006713867
上述した(a)および(c)の工程では、第1磁性層4Acの第1磁化量と第2磁性層4Aaの第2磁化量との比(第1磁化量/第2磁化量)が、0.75〜1.25となるように第1固定磁性層4Aを形成することが好ましい。第1磁性層4Acと第2磁性層4Aaとは、磁化量(飽和磁化Ms1・膜厚t1、飽和磁化Ms2・膜厚t2)の差が実質的にゼロとなる構成とすることがより好ましい。ここで「実質的にゼロ」とは、[(第1磁性層4Acの磁化量−第2磁性層4Aaの磁化量)/第1磁性層4Acと第2磁性層4Aaの平均磁化量]が絶対値で0.7%以下であることをいう。
上述した(d)および(b)の工程は、第3磁性層4Baの第3磁化量と第4磁性層4Bcの第4磁化量との比(第3磁化量/第4磁化量)が、0.75〜1.25となるように第2固定磁性層4Bを形成することが好ましい。両層は、磁化量の差が実質的にゼロとなる構成とすることがより好ましい。
<アニール工程>
第4磁性層4Bcの成膜工程(b)の後に、磁場を印加することなくアニール処理するアニール工程を行ってもよい。ここで、「磁場を印加しないでアニールする」とは、所定方向の磁場を意図的に印加しないで熱処理することを意味し、完全な無磁場において熱処理されることに限られない。アニール工程における加熱温度は200〜350℃程度で、加熱時間は1時間〜3時間程度である。アニール工程を経ることで各層が安定化する。
<磁気センサ>
図2に本発明の実施形態の製造方法により製造される磁気センサ(磁気検出装置)30が示されている。
磁気センサ30は、フルブリッジ回路32Xおよびフルブリッジ回路32Yを有している。フルブリッジ回路32Xは、2つの磁気検出素子10Xaと2つの磁気検出素子10Xbとを備えており、フルブリッジ回路32Yは、2つの磁気検出素子10Yaと2つの磁気検出素子10Ybとを備えている。磁気検出素子10Xa,10Xb,10Ya,10Ybはいずれも、図1に示した磁気検出素子10の膜構造を備えている。これらを特に区別しない場合、以下適宜、磁気検出素子10と記す。
フルブリッジ回路32Xとフルブリッジ回路32Yとは、検出磁場方向を異ならせるために、図2中に矢印で示した固定磁化方向が異なる磁気検出素子10を用いたものであって、磁場を検出する機構は同じである。そこで、以下では、フルブリッジ回路32Xを用いて磁場を検出する機構を説明する。
フルブリッジ回路32Xは、磁気検出素子10Xaと磁気検出素子10Xbとが直列に接続されて第1の直列部32Xaが構成され、磁気検出素子10Xbと磁気検出素子10Xaとが直列に接続されて第2の直列部32Xbが構成されている。第1の直列部32Xaと第2の直列部32Xbが並列に接続されて構成されている。
第1の直列部32Xaを構成する磁気検出素子10Xaと、第2の直列部32Xbを構成する磁気検出素子10Xbに共通の電源端子33に、電源電圧Vddが与えられる。第1の直列部32Xaを構成する磁気検出素子10Xbと、第2の直列部32Xbを構成する磁気検出素子10Xaに共通の接地端子34が接地電位GNDに設定されている。
フルブリッジ回路32Xを構成する第1の直列部32Xaの中点35Xaの出力電位(OutX1)と、第2の直列部32Xbの中点35Xbの出力電位(OutX2)との差動出力(OutX1)−(OutX2)がX方向の検知出力(検知出力電圧)VXsとして得られる。
フルブリッジ回路32Yも、フルブリッジ回路32Xと同様に作用することで、第1の直列部32Yaの中点35Yaの出力電位(OutY1)と、第2の直列部32Ybの中点35Ybの出力電位(OutY2)との差動出力(OutY1)―(OutY2)がY方向の検知出力(検知出力電圧)VYsとして得られる。
図2に矢印で示すように、フルブリッジ回路32Xを構成する磁気検出素子10Xaおよび磁気検出素子10Xbの感度軸方向と、フルブリッジ回路32Yを構成する磁気検出素子10Yaおよび各磁気検出素子10Ybの感度軸方向とは直交している。
図2に示す磁気センサ30では、それぞれの磁気検出素子10のフリー磁性層2の向きが外部磁場Hの方向に倣うように変化する。このとき、第2磁性層4Aaの固定磁化方向P2および第3磁性層4Baの固定磁化方向P3と、フリー磁性層3の磁化方向との、ベクトルの関係で抵抗値が変化する。
例えば、外部磁場Hが図2に示す方向に作用したとすると、フルブリッジ回路32Xを構成する磁気検出素子10Xaでは感度軸方向と外部磁場Hの方向が一致するため電気抵抗値は小さくなり、一方、磁気検出素子10Xbでは感度軸方向と外部磁場Hの方向が反対であるため電気抵抗値は大きくなる。この電気抵抗値の変化により、検知出力電圧VXs=(OutX1)−(OutX2)が極大となる。外部磁場Hが紙面に対して右向きに変化するにしたがって、検知出力電圧VXsが低くなっていく。そして、外部磁場Hが図2の紙面に対して上向きまたは下向きになると、検知出力電圧VXsがゼロになる。
一方、フルブリッジ回路32Yでは、外部磁場Hが図2に示すように紙面に対して左向きのときは、全ての磁気検出素子10で、フリー磁性層2の磁化の向きが、感度軸方向(固定磁化方向P2,P3)に対して直交するため、磁気検出素子10Yaおよび磁気検出素子10Xbの電気抵抗値は同じである。したがって、検知出力電圧VYsはゼロである。図2において外部磁場Hが紙面に対して下向きに作用すると、フルブリッジ回路32Yの検知出力電圧VYs=(OutY1)―(OutY2)が極大となり、外部磁場Hが紙面に対して上向きに変化するにしたがって、検知出力電圧VYsが低くなっていく。
このように、外部磁場Hの方向が変化すると、それに伴いフルブリッジ回路32Xおよびフルブリッジ回路32Yの検知出力電圧VXsおよびVYsも変動する。したがって、フルブリッジ回路32Xおよびフルブリッジ回路32Yから得られる検知出力電圧VXsおよびVYsに基づいて、検知対象の移動方向や移動量(相対位置)を検知することができる。
図2には、X方向と、X方向に直交するY方向の磁場を検出可能に構成された磁気センサ30を示した。しかし、X方向またはY方向の磁場のみを検出するフルブリッジ回路32Xまたはフルブリッジ回路32Yのみを備えた構成としてもよい。
図3に、磁気検出素子10Xaと磁気検出素子10Xbの平面構造が示されている。図2と図3は、BYa−BYb方向がY方向である。図3には、磁気検出素子10Xa,10Xbの固定磁化方向を矢印で示している。
図3に示すように、磁気検出素子10Xaと磁気検出素子10Xbは、ストライプ形状の素子部12を有している。素子部12の長手方向がBYa−BYb方向に向けられている。素子部12は複数本が平行に配置されており、隣り合う素子部12の図示右端部が導電部13aを介して接続され、隣り合う素子部12の図示右端部が導電部13bを介して接続されている。素子部12の図示右端部と図示左端部では、導電部13a,13bが互い違いに接続されており、素子部12はいわゆるミアンダ形状に連結されている。磁気検出素子10Xa,10Xbの、図示右下部の導電部13aは接続端子14aと一体化され、図示左上部の導電部13bは接続端子14bと一体化されている。
各素子部12は複数の金属層(合金層)が積層されて構成されている。図1に素子部12の積層構造が示されている。
<磁気センサの製造方法>
図2に示す磁気センサ30は、例えば、次のようにして製造することができる。図4(A)〜図4(D)は、本実施形態における磁気センサ30の製造方法を模式的に示す図であり、成膜工程における基板と磁場の印加方向との関係を示している。なお、図4(A)〜(D)は、各工程で形成される磁気検出素子10の固定磁化方向P2およびP3(図1参照)を模式的に示すものであり、基板31における各磁気検出素子1の配置を示すものではない。
図4(A)の工程では、基板31に2つの磁気検出素子10Xbを形成する。磁気検出素子10Xbの第1固定磁性層4Aの第1磁性層4Ac(図1参照)を成膜する(a)の工程において、基板31に180°方向の磁場を与えながら成膜し、第2固定磁性層4Bの第4磁性層4Bcを成膜する(b)の工程において、基板31に0°方向の磁場を与えながら成膜する。これにより、フリー磁性層2の近くにある第2磁性層4Aaおよび第3磁性層4Baの固定磁化方向P2,P3が0°方向の磁気検出素子10Xbを形成することができる。
図4(B)(C)および(D)の工程では、(a)・(b)の成膜工程において与える磁場の方向を、270°・90°,0°・180°、および90°・270°方向に変化させて、同一の基板 31に磁気検出素子10Yb,10Xaおよび10Yaを形成する。図4(B)(C)および(D)の工程でも図4(A)と異なる方向の磁場を与えながら同様に成膜して、磁気検出素子10Yb,10Xaおよび10Yaの固定磁化方向を決定する。磁場の印加方向は、基板31と磁場との相対関係により決まるから、印加する磁場の方向を変化させる際、基板31または磁場印加手段のいずれを移動させても良い。
このように、固定磁性層の形成工程を、磁場を印加する方向を変化させて繰り返すことにより、同一の基板31に固定磁化方向の異なる磁気検出素子10Xa,10Xb,10Ya,10Ybを形成することができる。図4(A)から図4(D)の工程により形成される磁気検出素子10Xb,10Yb,10Xa,10Yaにおける、第2磁性層4Aaおよび第3磁性層4Baの固定磁化方向、ならびに第1磁性層4Acおよび第4磁性層4Bcを成膜する(a)の工程および(b)の工程において与える磁場の方向を以下の表に示す。
Figure 0006713867
基板31上に固定磁性層4の固定磁化方向が相違する複数種の磁気検出素子10Xa,10Xb,10Yaおよび10Ybの成膜が完了した後に、磁場を印加しない状態でアニール工程を行う。これにより、磁気検出素子10をエージングして安定な磁気センサ3とすることができる。
その後、1つの基板31上に形成された各磁気検出素子10Xa,10Xb,10Ya,10Ybを結線することで図2に示すフルブリッジ回路32Xとフルブリッジ回路32Yとを形成し、磁気センサ30の製造を完了する。
セルフピン止め型のデュアルスピンバルブ磁気検出素子10を以下のようにして製造した。
<第1および第2固定磁性層形成工程>
第1固定磁性層4Aの第1磁性層4Ac(図1参照)を、60Oe(1Oe=約79.6A/m)の磁場を印加して形成した(工程(a))。固定磁性層4Aの第2磁性層4Aaおよび固定磁性層4Bの第3磁性層4Baを、工程(a)と同じ大きさの磁場を同じ方向に印加して形成した(工程(c)および(d))。固定磁性層4Bの第4磁性層4Bcを、工程(a)と同じ大きさの磁場を反対方向に印加して形成した(工程(b))。このようにして、形成された磁気検出素子10を290℃で3時間アニールした。以下の実施例および比較例において、括弧内の数値は各層の膜厚を示し、単位はÅ(オングストローム)である。
(実施例1)
本実施例の磁気検出素子10(図1参照)の膜構成は以下の通りである。
基板/下地層1:NiFeCr(60)/第1磁性層4Ac:Fe60at%Co40at%(19.5)/非磁性中間層4Ab:Ru(3.6)/第2磁性層4Aa:Co90at%Fe10at%(24)/第1非磁性材料層3A:Cu(20.5)/フリー磁性層2:〔Ni81.5at%Fe18.5at%(20)/Co90at%Fe10at%(12)〕/第2非磁性材料層3B:Cu(20.5)〕/第3磁性層4Ba:Co90at%Fe10at%(24)/非磁性中間層4Bb:Ru(3.6)/第4磁性層4Bc:Fe60at%Co40at%(19.5)/保護層5:Ta(70)
(比較例1)
図5は、比較例1の磁気検出素子20の膜構成を示す説明図である。同図に示すように、磁気検出素子20はデュアルスピンバルブ磁気検出素子ではなく、フリー磁性層2が保護層5に隣接し、固定磁性層4が下地層1に隣接して形成された、いわゆるボトムタイプのものであって、膜構成は以下の通りである。
基板/下地層1:NiFeCr(60)/第1磁性層4c:Fe60at%Co40at%(19.5)/非磁性中間層4b:Ru(3.6)/第2磁性層4a:Co90at%Fe10at%(24)/非磁性材料層3:Cu(20.5)/フリー磁性層2:〔Ni81.5at%Fe18.5at%(20)/Co90at%Fe10at%(12)〕/保護層5:Ta(70)
図6および図7は、実施例1および比較例1の磁気検出素子10および20のR−H曲線である。図8は、実施例1および比較例1の磁気検出素子10および20の抵抗変化率(ΔMR)を示すグラフである。これらに示されるように、実施例1のデュアルスピンバルブの磁気検出素子10は、ボトムタイプの磁気検出素子10を基準として抵抗変化率(ΔMR)が30%も高くなった。
1 下地層
2 フリー磁性層
3,3A,3B 非磁性材料層,第1非磁性材料層,第2非磁性材料層
4,4A,4B 固定磁性層,第1固定磁性層,第2固定磁性層
4c,4Ac, 第1磁性層
4b,4Ab, 非磁性中間層,第1非磁性中間層,
4a,4Aa, 第2磁性層
4Ba 第3磁性層
4Bb 第2非磁性中間層
4Bc 第4磁性層
5 保護層
10,10Xa,10Xb,10Ya,10Yb 磁気検出素子(デュアルスピンバルブ磁気検出素子)
20 磁気検出素子
30 磁気センサ(磁気検出装置)
31 基板

Claims (5)

  1. 第1固定磁性層と第1非磁性材料層とフリー磁性層と第2非磁性材料層と第2固定磁性層が隣接しており、
    前記第1固定磁性層が、前記第1非磁性材料層側から第2磁性層と第1非磁性中間層と第1磁性層の順に隣接して、前記第2固定磁性層が、前記第2非磁性材料層側から第3磁性層と第2非磁性中間層と第4磁性層の順に隣接しているデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法において、
    (a)前記第1磁性層を、磁場中で成膜する工程と、
    (b)前記第4磁性層を、前記(a)の工程において印加される磁場と逆方向の磁場中で成膜する工程と、を有し
    前記(a)の工程と前記(b)の工程との間に、
    (c)前記第2磁性層を前記(a)の工程において印加される磁場と同方向の磁場中で成膜する工程と、
    (d)前記第3磁性層を前記(a)の工程において印加される磁場と同方向の磁場中で成膜する工程と、を有して、
    前記第2磁性層の磁化と前記第3磁性層の磁化を同じ向きに固定することを特徴とするデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法。
  2. 前記第1磁性層の保磁力Hc1が前記第2磁性層の保磁力Hc2よりも高く、前記第4磁性層の保磁力Hc4が前記第3磁性層の保磁力Hc3よりも高い請求項1記載のデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法。
  3. 前記第1磁性層の膜厚t1が前記第2磁性層の膜厚t2よりも薄く、前記第1磁性層の磁化量Ms1・t1が前記第2磁性層の磁化量Ms2・t2と実質的に同じであり、
    前記第4磁性層の膜厚t4が前記第3磁性層の膜厚t3よりも薄く、前記第4磁性層の磁化量Ms4・t4が前記第3磁性層の磁化量Ms3・t3と実質的に同じである請求項2に記載のデュアルスピンバルブ磁気検出素子の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかの製造方法により、同一の基板上に複数のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を形成することを特徴とするデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法。
  5. 前記第1固定磁性層の固定磁化方向と第2固定磁性層の固定磁化方向とを素子ごとに相違させた、複数の前記デュアルスピンバルブ磁気検出素子を、同じ基板上に形成する請求項4記載のデュアルスピンバルブ磁気検出素子を使用した磁気検出装置の製造方法。
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