JP6713364B2 - アスコルビン酸応答電極およびバイオセンサ - Google Patents
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び組織へ広く分布する。生化学的にはコラーゲンの合成、カルニチンの合成、副腎皮質ホルモンの合成、カテコールアミンの合成、過酸化脂質の分解、活性酸素の分解などに関与しており、生体内で重要な役割を果たしている。近年では、ビタミンCの強い還元性によ
る、抗がん作用、免疫力増強、そして、美肌、美白効果が着目され、高濃度ビタミンC点
滴療法などに応用されている。
ビタミンC濃度の即時モニタリングが必須であり、また、糖尿病における自己血糖測定に
おいては、血中のアスコルビン酸がグルコース測定値に影響を及ぼすため、アスコルビン酸濃度の測定値によるグルコース値の補正の必要性が挙がっている。
特許文献2には、アスコルビン酸測定の一例として、アスコルビン酸オキシダーゼおよびフェリシアン化合物等の電子メディエーターを含む検知層を構成要素とした電極を有するバイオセンサが開示されている。
療法においては、ビタミンCの代謝や排出の影響を考慮し、リアルタイムな測定が望まれ
ており、問題となっている。
先行文献2では、バイオセンサにより、簡便で即時(リアルタイム)測定が可能であるが、アスコルビン酸オキシダーゼ等の酵素触媒を用いていることにより、非特異的な触媒反応による測定精度の悪化の問題があった。また、酵素の変性に起因しセンサの保存安定性が悪いため、酵素の処方量を増加する必要があり、コストが高くなるという課題があった。
上記に鑑み、本発明は、アスコルビン酸の即時測定を、精度よく、低コストで簡便に行うことを課題とする。
ビン酸オキシダーゼのような酵素触媒を用いることなくアスコルビン酸を簡便に測定することのできるアスコルビン酸応答電極を見出した。すなわち、本発明は、電極と、該電極と接触し、アスコルビン酸からの電子授受を行う非触媒の電子アクセプターを含む検知層を含み、該検知層において前記電子アクセプターと前記電極間で酸化反応が行われることを特徴とする、アスコルビン酸応答電極を提供する。
本発明はまた、前記アスコルビン酸応答電極を含むバイオセンサを提供する。
本発明はまた、該バイオセンサにアスコルビン酸含有試料を反応させ、前記アスコルビン酸応答電極に酸化電位を印加して応答電流を測定し、該応答電流に基づいてアスコルビン酸濃度を算出することを特徴とする、アスコルビン酸濃度の測定方法、を提供する。
本発明はまた、前記バイオセンサと、バイオセンサへの電圧印加を制御する、制御部と、バイオセンサへの電圧印加により得られる、アスコルビン酸応答電流を検出する、検出部と、前記電流値からアスコルビン酸の濃度を算出する、演算部と、前記算出されたアスコルビン酸の濃度を出力する出力部とから構成される測定装置、を提供する。
前記「電子アクセプター」は、電子を供与できる電子ドナーの機能を持った化合物からの電子を授受できる化合物である。前記「非触媒」とは、酵素やオルガネラ等、化学反応を触媒する生体触媒の機能を持っていないか、もしくは、生体触媒の機能が小さいことを意味する。アスコルビン酸は、還元性物質として強い電子ドナーの機能を持っている。この特性を利用し、アスコルビン酸からの電子を電子アクセプターへの電子授受させることを実現した。さらに、電子ドナーからの電子を授受した電子アクセプターは、還元体となることから、電極上で電気化学的に酸化反応をさせることが出来る。これらの種々の機能により本発明を完成させた。
本発明のアスコルビン酸応答電極は、電極と、
該電極と接触し、アスコルビン酸からの電子授受を行う非触媒の電子アクセプターを含む検知層を含み、
該検知層において前記電子アクセプターと前記電極間で酸化反応が行われることを特徴とする。
なお、検知層が酵素及び電子アクセプターを含む従来の酵素電極とは異なり、本発明のアスコルビン酸応答電極では、検知層は電子アクセプターを含むが、酵素は含まない。
電極は、導電性のある素材であれば特に制限されないが、例えば、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)及びパラジウム(Pd)のような金属材料、或いはグラファイト、カーボンナノチューブ、グラフェン、メソポーラスカーボンなどのカーボンに代表される炭素材料を用いて形成される。電極は、例えば、絶縁性基板上に形成される。絶縁性基板は、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)のような熱可塑性樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂のような各種の樹脂(プラスチック)、ガラス、セラミック、紙のような絶縁性材料で形成される。電極及び絶縁性基板の大きさ、厚さは適宜設定可能である。
電子アクセプターとしては、アスコルビン酸から電子を受け取って還元され、電極で再酸化される、触媒作用のない化合物であればよいが、例えば、ルテニウム化合物、フェリシアン化カリウム、シトクロムC、ピロロキノリンキノン(PQQ)、NAD+、NADP+、銅錯体、及びフェナジンメトサルフェート及びその誘導体、オスミウム錯体等が挙げられ、これらは単独で使用してもよいし、2種以上で併用してもよい。
この中では、酸化型の金属原子と配位子からなる錯体であることが好ましく、3価ルテニウム(Ru(III))と配位子からなる酸化型ルテニウム錯体であることがより好ましい。
酸化型ルテニウム錯体の配位子としては、例えば、アンモニア、ビピリジン、イミダゾール、アミノ酸、フェナントロリン、エチレンジアミン等の含窒素配位子やハロゲン配位子が挙げられる。なお、これらを組み合わせて混合配位子としてもよい。
[Ru(NH3)5X]n+
ここで、Xとしては、NH3、ハロゲンイオン、CN、ピリジン、ニコチンアミド、ビピ
リジン又はH2O等が挙げられ、これらの中でもNH3又はハロゲンイオン(例えば、Cl-、F-、Br-、I-)が好ましい。前記化学式におけるn+は、酸化型ルテニウム(III)錯体の価数を表し、Xの種類により適宜決定される。
、[Ru(4,4'−dimethyl−2,2'−bipyridine)3]、[Ru
(4,4'−diphenyl−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(4,4'−diamino−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(4,4'−dihy
droxy−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(4,4'−dicarbo
xy−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(4,4'−dibromo−2,
2'−bipyridine)3]、[Ru(5,5'−dimethyl−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(5,5'−diphenyl−2,2'−bipyri
dine)3]、[Ru(5,5'−diamino−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(5,5'−dihydroxy−2,2'−bipyridine)3]、[
Ru(5,5'−dicarboxy−2,2'−bipyridine)3]、[Ru(
5,5'−dibromo−2,2'−bipyridine)3]等がある。
、[Ru(4−methyl−imidazole)6]、[Ru(4−phenyl−
imidazole)6]、[Ru(4−amino−imidazole)6]、[Ru(4−hydroxy−imidazole)6]、[Ru(4−carboxy−im
idazole)6]、[Ru(4−bromo−imidazole)6]等がある。
層状無機化合物を使用することが好ましい。層状無機化合物とは、例えば、無機物の多面体が平面状に連なってシート構造を形成し、このシート構造がさらに層状に重なって結晶構造を形成したものが挙げられる。前記多面体の形状としては、例えば、四面体シート、八面体シート等があり、具体的には、例えば、Si四面体、Al八面体等が挙げられる。このような層状無機化合物としては、例えば、層状粘土鉱物、ハイドロタルサイト、ベントナイト、スメクタイト、バーミキュライト、ハロイサイト、カオリン鉱物、雲母等が含まれる。このような層状無機化合物としては、例えば、市販品が使用でき、コープケミカル(株)製の商品名ルーセンタイトSWN、商品名ルーセンタイトSWF(合成ヘクトライト)、商品名ME(フッ素雲母)、クニミネ工業(株)製の商品名スメクトンSA(合成サポナイト)、協和化学工業(株)製の商品名チキソピーW(合成ヘクトライト)、商品名キョーワード500(合成ハイドロタルサイト)、ラポー社製の商品名ラポナイト(合成ヘクトライト)、(株)ナカライテスク社製の天然ベントナイト、(株)豊順鉱業社製の商品名マルチゲル(ベントナイト)等が使用できる。検知層におけるバインダーの含有量は、例えば、検知層の面積1cm2当たり、0.003〜30mgの範囲である。
緩衝剤としては、アミン系緩衝剤が好ましく、例えば、Tris、ACES、CHES、CAPSO、TAPS、CAPS、Bis−Tris、TAPSO、TES、TricineおよびADA等が挙げられ、好ましくはACES、Trisであり、より好ましくはACESである。これらの物質は、1種類でもよいし2種類以上を併用してもよい。また、前記緩衝剤としては、カルボキシル基を有する緩衝剤も好ましく、例えば、酢酸−酢酸Na緩衝剤、リンゴ酸−酢酸Na緩衝剤、マロン酸−酢酸Na緩衝剤、コハク酸−酢酸Na緩衝剤等が挙げられ、この中でもコハク酸−酢酸Na緩衝剤が好ましい。
界面活性剤としては、Triton X−100、ドデシル硫酸ナトリウム、ペルフルオロオクタンスルホン酸またはステアリン酸ナトリウムが含まれてもよい。アルキルアミノカルボン酸(またはその塩)、カルボキシベタイン、スルホベタインおよびホスホベタイン等が挙げられる。
本発明のアスコルビン酸応答電極は、例えば、以下のようにして作製される。すなわち、絶縁性基板の片面に、電極として機能する金属層を形成する。例えば、所定の厚さ(例えば100μm程度)のフィルム状の絶縁性基板の片面に、金属材料をスクリーン印刷、物理蒸着(PVD、例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜することによって、所望の厚さ(例えば30nm程度)を有する金属層が形成される。金属層の代わりに、炭素材料で形成された電極層を形成することもできる。次に、電極上に電子
アクセプターを含む検知層調製液をコートし、乾燥させることで検知層を電極上に配置することができる。
アスコルビン酸センサとしてのバイオセンサは、本発明のアスコルビン酸応答電極(作用極)とともに対極となる電極を含む。対極としては、バイオセンサの対極として一般的に使用できるものであればよいが、例えば、スクリーン印刷により製膜したカーボン電極や、物理蒸着(PVD、例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜した金属電極や、スクリーン印刷により製膜した銀/塩化銀電極を用いることができる。また、銀/塩化銀電極やスクリーン印刷により製膜したカーボン電極や、物理蒸着、或い
は化学蒸着によって成膜した金属電極を参照極とした3電極系を用いてもよい。
14を形成する。この絶縁層は、電極のリード部12a、13aと、電子アクセプター等を形成する検出部15を除いた基板11上に形成する。前記絶縁層14は、例えば、絶縁性樹脂を溶媒に溶解した絶縁ペーストを前記基板11上に印刷し、これを加熱処理または紫外線処理して形成することができる。絶縁性樹脂としては、例えば、ポリエステル、ブチラール樹脂、フェノール樹脂等が挙げられ、前記溶媒としては、例えば、カルビトールアセテート、二塩基酸エステル系混合溶剤(DBEソルベント)等が挙げられる。
体的には、測定対象物であるアスコルビン酸の酸化反応により移動した電子によって、ルテニウム(III)化合物が還元され、ルテニウム(II)化合物が生成される。電極に正の
電位を印加することで、検知層16中に存在するこのルテニウム(II)化合物と、検知層16の下に位置する電極との間で、電子授受が行われ、酸化電流が流れる。これに基づいてアスコルビン酸濃度が測定できる。
、作用極12のリード部12aを介して前記電気信号を測定する手段等によって検出する。この酸化電流の値は、試料中のアスコルビン酸濃度に比例するため、これを前記演算手段によりアスコルビン酸濃度に演算すれば、試料中のアスコルビン酸濃度を求めることができる。
作用極12に印加する電圧としては、対極に対して正の電圧であればよいが、10〜700mV、50〜500mV、又は100〜400mVが好ましい。
試料を接触させた後、所定の時間非印加の状態で保持した後、電極系に電圧を印加してもよいし、前記試料との接触と同時に電極系に電圧を印加してもよい。非印加の状態で保持
する時間としては、例えば、30秒以下、又は10秒以下である。
次に、図面を用いて、本発明の測定装置について説明する。ここでは、アスコルビン酸測定装置の一態様について例示したが、本発明の測定装置は以下の態様には限定されない。図2は、測定装置B内に収容された主な電子部品の構成例を示す。制御コンピュータ28、ポテンショスタット29、電力供給装置31が、筐体内に収容された基板30上に設けられている。
制御コンピュータ28は、ハードウェア的には、CPU(中央演算処理装置)のようなプロセッサと、メモリ(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory))のような記録媒体と、通信ユニットを含んでおり、プロセッサが記録媒体(例えばROM)に記憶されたプログラムをRAMにロードして実行することによって、出力部21、制御部22、演算部23及び検出部24を備えた装置として機能する。なお、制御コンピュータ28は、半導体メモリ(EEPROM、フラッシュメモリ)やハードディスクのような、補助記憶装置を含んでいてもよい。
電力供給装置31は、バッテリ26を有しており、制御コンピュータ28やポテンショスタット29に動作用の電力を供給する。なお、電力供給装置31は、筐体の外部に置くこともできる。
ポテンショスタット29は、作用極の電位を参照電極に対して一定にする装置であり、制御部22によって制御され、端子CR、Wを用いて、アスコルビン酸センサ27の対極と作用極との間に所定の電圧を印加し、端子Wで得られる作用極の応答電流を測定し、応答電流の測定結果を検出部24に送る。
アスコルビン酸濃度を表示部に表示する。エラーがあればエラー表示をした後に、図3のフローによる処理を終了する。また、算出結果を演算部23に保存し、後から算出結果を呼び出して、表示部に表示し確認することも可能である。なお、ここでは、算出結果の表示ユニット25への送信(ステップS04)後に、制御部22による測定エラー検知(ステップS05)を行っているが、これらのステップの順番を入れ替えることも可能である。
バイオセンサは、図1に示すように、以下の手順で作製した。まず、図1(A)に示すように、アスコルビン酸センサの絶縁性基板11として、PET製基板(長さ50mm、幅6mm、厚み250μm)を準備し、その一方の表面に、スクリーン印刷により、リード部をそれぞれ有する作用極12および対極13からなるカーボン電極系を形成した。
むルテニウム化合物液(pH7.5)を調製した。1.0μLのルテニウム化合物液を、検出部15に分注した。なお、検出部15の表面積は約0.6cm2であり、前記検出部15における電極12、13の表面積は約0.12cm2であった。そして、これを、30℃で乾燥させて、ルテニウム化合物層16を形成した。
次に、所定濃度(0、3、6、100、300、または600mg/dL)となるようにアスコルビン酸(ASA)を含む、ヘマトクリット(Ht)値42%のアスコルビン酸の全
血試料1を調製した。
スコルビン酸(ASA)濃度依存性を確認した。
図4にアスコルビン酸の電気化学測定における、電流と電圧印加時間の関係を示す。アスコルビン酸の濃度の増加に伴って、応答電流が増加した電流プロファイルが得られることが確認できた。また、図5のアスコルビン酸濃度とアスコルビン酸濃度0mg/dLの応答電流値に対する各濃度のバイアス(%)のプロットにおいては、各サンプリング時間において
、良好なアスコルビン酸濃度依存性が確認できた。なお、データは示していないが、グラフの縦軸を電流値にしても、同様の傾向が確認できている。上記アスコルビン酸の測定は、全血を用いているが、全血中には、尿酸、グルタチオン等の還元性物質が存在する。本発明では、上記還元性物質の存在化においても、アスコルビン酸の測定が、広い濃度域で出来ており、本測定条件において、測定の特異性があることが確認できている。
11・・・基板
12・・・作用極
12a・・・リード部
13・・・対極
13a・・・リード部
14・・・絶縁層
15・・・検出部
16・・・検知層
17・・・開口部
18・・・スペーサー
19・・・カバー
20・・・空気孔
B・・・測定装置
21・・・出力部
22・・・制御部
23・・・演算部
24・・・検出部
25・・・表示部ユニット
26・・・バッテリ
27・・・アスコルビン酸センサ
28・・・制御コンピュータ
29・・・ポテンショスタット
30・・・基板
31・・・電力供給装置
CR、W・・・端子
Claims (3)
- センサが有する電極に、還元された電子アクセプターを酸化する電圧を印加して応答電流を測定し、前記応答電流に基づいて試料に含まれるアスコルビン酸を定量する測定装置に用いる前記センサであって、
前記試料が供給される試料供給部と、
前記試料と接触するように前記試料供給部に配置され、前記アスコルビン酸から電子を授受して還元される前記電子アクセプターと、
前記アスコルビン酸によって還元された前記電子アクセプターと接触するように前記試料供給部に配置され、前記測定装置から印加される電圧で還元された前記電子アクセプターを酸化する前記電極を有し、
前記電子アクセプターは下記化学式に示すルテニウム(III)錯体であるセンサ。
[Ru(NH 3 ) 5 X] n+
ここで、Xは、NH 3 、ハロゲンイオン、CN、ピリジン、ニコチンアミド、ビピリジン又はH 2 Oを示し、n+は、ルテニウム(III)錯体の価数を表す。 - 試料に含まれるアスコルビン酸濃度の測定方法であって、
前記試料にアスコルビン酸から電子を授受する電子アクセプターを接触させ、前記電子アクセプターを還元する工程と、
還元された前記電子アクセプターを酸化する電圧を印加して応答電流を測定し、前記応答電流に基づいて前記試料に含まれるアスコルビン酸濃度を定量する、
測定方法であって、
前記電子アクセプターは下記化学式に示すルテニウム(III)錯体である測定方法。
[Ru(NH 3 ) 5 X] n+
ここで、Xは、NH 3 、ハロゲンイオン、CN、ピリジン、ニコチンアミド、ビピリジン又はH 2 Oを示し、n+は、ルテニウム(III)錯体の価数を表す。 - 試料が供給される試料供給部と、
前記試料と接触するように前記試料供給部に配置され、前記アスコルビン酸から電子を授受して還元される電子アクセプターと、
前記アスコルビン酸によって還元された前記電子アクセプターと接触するように前記試料供給部に配置される電極を有するセンサと、
前記電極に前記電子アクセプターを酸化する電圧を印加して応答電流を測定し、前記応答電流に基づいて試料に含まれるアスコルビン酸を定量する手段と、
を有する測定装置であって、
前記電子アクセプターは下記化学式に示すルテニウム(III)錯体である測定装置。
[Ru(NH 3 ) 5 X] n+
ここで、Xは、NH 3 、ハロゲンイオン、CN、ピリジン、ニコチンアミド、ビピリジン又はH 2 Oを示し、n+は、ルテニウム(III)錯体の価数を表す。
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