JP6705265B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents
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Description
また、以下の詳細な説明では、本発明の実施形態について、完全な理解を提供するように、特定の細部について記載する。しかしながら、かかる特定の細部が無くとも、一つ以上の実施形態が実施可能であることは明確である。また、図面を簡潔なものとするために、周知の構造及び装置を、略図で示す場合がある。また、各図において、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る熱転写記録媒体1の側断面を模式的に示した図である。本実施形態に係る熱転写記録媒体1は、基材2と、基材2の一方の面に形成された耐熱滑性層3、基材2の他方の面における第一の領域R1に形成された熱転写インク層4と、基材2の他方の面における第二の領域R2に形成された熱転写保護層5とを少なくとも備えている。また、熱転写インク層4は、基材2上に形成された第一のプライマー層6aと、第一のプライマー層6a上に形成された下引き層7と、下引き層7上に形成された染料層8とを少なくとも備えている。また、熱転写保護層5は、基材2上に形成された剥離層9と、剥離層9上に形成された第二のプライマー層6bと、第二のプライマー層6b上に形成された接着層10とを少なくとも備えている。
以下、上述した各層の詳細について説明する。
基材2は、従来公知のもので対応でき、例えば、機械的強度、柔軟性、耐熱性などを有することが好ましい。基材2に用いられる材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイミド、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等のプラスチックフィルム、コンデンサーペーパー、パラフィン紙等の紙類を挙げることができるが、特に好ましいのはポリエチレンテレフタレートである。なお、基材2の厚みは、2〜25μm、より好ましくは2〜12μmである。
耐熱滑性層3は、サーマルヘッドの熱による基材2の熱収縮や、サーマルヘッドとの摩擦による基材2の破断を防止するために、基材2の熱転写インク層4を設ける面の反対側の面に設けられる。耐熱滑性層3に用いられるバインダ樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等が挙げられる。耐熱性を向上させる目的で、例えば、架橋剤を併用してもよい。また、滑性を向上させる目的で、例えば、シリコーンオイル等の滑剤等を併用してもよく、上記樹脂をシリコーン変性等したものを使用してもよい。また、基材2と耐熱滑性層3との間の密着性を向上させるために、基材2の上に易接着層(図示せず)を設け、その上に耐熱滑性層3を設けてもよい。耐熱滑性層3の乾燥後の塗布量は、熱転写時の摩擦や転写適正、コスト等を考慮すると0.1〜2.0g/m2が好ましく、より好ましくは0.2〜1.5g/m2である。
ここで、耐熱滑性層3の乾燥後の塗布量とは、耐熱滑性層形成用の塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことをいう。また、後述するプライマー層6(第一のプライマー層6a及び第二のプライマー層6b)、下引き層7、染料層8、剥離層9、接着層10の乾燥後の塗布量も、同様に各塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことをいう。
染料層8は、熱転写記録媒体1の耐熱滑性層3側からサーマルヘッドにより加熱することで、被熱転写体(図示せず)上に、染料層8に含有される染料を転写する機能を持つ。
下引き層7は、側鎖にスルホン酸基を有するポリエステルと、側鎖にグリシジル基及びカルボキシル基の少なくとも一方を有するアクリルとの共重合体、及びポリビニルピロリドンを含有する。
このような下引き層7を形成し、かつ基材2と下引き層7との間に、後述するプライマー層6(第一のプライマー層6a)を形成することによって、異常転写が発生せず、転写感度が高くて高濃度の出力物が得られる。
下引き層7には、上述した異常転写の防止のみならず、転写感度を向上させるための染料バリア性と、さらには通常溶剤系からなる染料層8を下引き層7上に積層させるために耐溶剤性とが求められる。このため、下引き層7の主成分を、側鎖にスルホン酸基を有するポリエステルと、側鎖にグリシジル基及びカルボキシル基の少なくとも一方を有するアクリルとの共重合体、及びポリビニルピロリドンとしている。
一方で、アクリル成分とポリエステル成分とを共重合することにより、相溶性の悪さが改善される。これにより、アクリル成分とポリエステル成分が相分離することなく、下引き層7全体に、アクリル成分とポリエステル成分とが存在するために、それぞれの成分が有する機能(つまり、密着性、耐溶剤性、染料バリア性)が効果的に発現したものと考えられる。
側鎖にスルホン酸基を有するポリエステルの共重合成分であるジカルボン酸成分は、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物を必須成分とし、例えば、フタル酸、テレフタル酸、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸、イソフタル酸ジメチル、2,5−ジメチルテレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、オルソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸及び、ドデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、並びにシクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸等が挙げられる。
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物以外のジカルボン酸成分としては、例えば、芳香族ジカルボン酸が好ましい。これは、芳香族ジカルボン酸の芳香核が、疎水性のプラスチックと親和性が大きいために、密着性の向上、耐加水分解性に優れているからである。なお、本実施形態においては、特にテレフタル酸、イソフタル酸が好ましい。
スルホン酸基を有するポリエステルの共重合成分であるジグリコール成分としては、例えば、ジエチレングリコールと炭素数2〜8の脂肪族又は炭素数6〜12の脂環族グリコール等が挙げられる。炭素数2〜8の脂肪族又は炭素数6〜12の脂環族グリコールの具体例としては、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,2−プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサンジオール、p−キシリレングリコール、トリエチレングリコールなどが挙げられ、これらの1種もしくは2種以上を併用してもよい。
下引き層7に含まれるアクリル成分としては、例えば、グリシジル基含有ラジカル重合性不飽和モノマーの単独あるいはカルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー単独、あるいは上記モノマーと共重合できる他のラジカル重合性不飽和モノマーが挙げられる。つまり、下引き層7に含まれるアクリル成分として、側鎖にグリシジル基及びカルボキシル基の少なくとも一方を有しているモノマーを挙げることができる。
また、本実施形態においては、上述したグリシジル基やカルボキシル基が後述するプライマー層6(第一のプライマー層6a)に含まれる水酸基や残存アミン基と反応することで、さらに転写感度が向上する。
また、カルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピル(メタ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
また、上述の不飽和カルボン酸エステルとしては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、マレイン酸ブチル、マレイン酸オクチル、フマル酸ブチル、フマル酸オクチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、エチレングリコールジメタクリル酸エステル、エチレングリコールジアクリル酸エステル、ポリエチレングリコールジメタクリル酸エステル、ポリエチレングリコールジアクリル酸エステルが挙げられる。
また、上述の不飽和ニトリルとしては、例えば、アクリロニトリルが挙げられる。
また、上述のアリル化合物としては、例えば、酢酸アリル、メタクリル酸アリル、アクリル酸アリル、イタコン酸ジアリルが挙げられる。
また、上述の含窒素系ビニルモノマーとしては、例えば、ビニルピリジン、ビニルイミダゾールが挙げられる。
また、上述の炭化水素ビニルモノマーとしては、例えば、エチレン、プロピレン、ヘキセン、オクテン、スチレン、ビニルトルエン、ブタジエンが挙げられる。
また、上述のビニルシラン化合物としては、例えば、ジメチルビニルメトキシシラン、ジメチルビニルエトキシシラン、メチルビニルジメトキシシラン、メチルビニルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルジメトキシシランが挙げられる。
また、下引き層7に含まれるポリエステルとアクリルとの共重合体の製造方法については、なんら限定されるものではない。例えば、乳化重合の場合は、ポリエステル分散液あるいは水溶液を用いてアクリルモノマーを乳化して重合する方法や、ポリエステル分散液あるいは水溶液にアクリルモノマーを滴下しながら重合する方法が挙げられる。
発明者らが見出したように、ポリエステルとアクリルとの共重合体にポリビニルピロリドンを含ませることで、両者(つまり、共重合体とポリビニルピロリドン)をそれぞれ単独で使用した場合と比較して、転写感度が増加するのは、ポリビニルピロリドンが、染料を吸着しやすい性質を持つ共重合体中のスルホン酸基を有するポリエステル部位の近傍に存在することで、染料の吸着を防止したためと考えられる。
一方、下引き層7の乾燥後の塗布量が0.30g/m2超の場合には、熱転写記録媒体1自体の感度は変わらず、印画濃度は飽和する。よって、コスト面の観点から0.30g/m2以下であることが好ましい。
本実施形態に係る熱転写記録媒体1は、熱転写インク層4における基材2と下引き層7の間にプライマー層6(第一のプライマー層6a)を有する。
本実施形態に係るプライマー層6(第一のプライマー層6a)は、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有する。
このようなプライマー層6を、熱転写インク層4における基材2と下引き層7の間に形成することで、基材/プライマー層/下引き層間の密着性が向上し、異常転写を防止することができる。
これは、ポリエステル樹脂より構成されるプライマー層6が、基材2及び下引き層7との親和性が高いために密着性を有することと、本実施形態に係るプライマー層6を構成する2,6−ジヒドロキシナフタレン、またはビスフェノールA及び4′−オキシビス[フェノール]がベンゼン環を2つ有していることで結晶性が高くなり、その結果として耐熱性が向上するため、高速プリンタ使用時における高エネルギー・高圧力印加の場合においても密着性が低下しないためと考えられる。
熱転写保護層5は、基材2の熱転写インク層4側に、面順次に設けられる。熱転写保護層5は、熱転写インク層4により被熱転写体(図示せず)上に形成された画像を保護するための層である。熱転写保護層5は、熱転写法により熱転写記録媒体1から剥離して被熱転写体上に転写される。性能としては、出力物表面の光沢感に加えて、耐光性、耐摩耗性、耐可塑剤性や耐アルコール性等が要求される。
本実施形態の熱転写保護層5は、剥離層9と、プライマー層6(第二のプライマー層6b)と、接着層10とを少なくとも備えている。
接着層10は、例えば、バインダ樹脂と紫外線吸収剤とを含んでいる。接着層10の厚みは、例えば、0.1g/m2〜2.0g/m2程度が好ましい。接着層10に含有されるバインダ樹脂としては、熱溶融性かつ透明であること以外に特に限定されるものではなく、従来公知のもので対応できる。上記バインダ樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体を用いることが可能である。これらの樹脂は単独、あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
また、接着層10には、上述した性能を損なわない範囲内で、バインダ樹脂以外の公知の添加剤を用いることが可能である。上記添加剤としては、例えば、無機顔料微粒子、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、分散剤、粘度調整剤、離型剤、ワックスや樹脂フィラーに代表される滑り剤、光安定剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を用いることが可能である。
剥離層9は、例えば、バインダ樹脂と、離型性や滑り性等を付与する機能性添加剤とを含んでいる。剥離層9の乾燥後の塗布量は、例えば、0.1g/m2〜2.0g/m2程度が好ましい。剥離層9に含有されるバインダ樹脂としては、熱溶融性を有し、かつ透明であること以外に特に限定されるものではなく、従来公知のもので対応できる。上記バインダ樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体を用いることが可能である。これらの樹脂は単独、あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
本実施形態に係る熱転写記録媒体1は、熱転写保護層5における剥離層9と接着層10の間に第二のプライマー層6bを有する。
本実施形態に係るプライマー層6(第二のプライマー層6b)は、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有する。
この耐可塑剤性や耐アルコール性が向上することに関しても、本実施形態に係るプライマー層6を構成する2,6−ジヒドロキシナフタレン、またはビスフェノールA及び4,4′−オキシビス[フェノール]がベンゼン環を2つ有していることで結晶性が高くなるためと考えられる。
一方、第二のプライマー層6bの乾燥後の塗布量が0.20g/m2超の場合には、コスト面の観点から好ましくない。よって、プライマー層6の乾燥後の塗布量は0.20g/m2以下であることが好ましい。
本実施形態では、第一のプライマー層6a及び第二のプライマー層6bが2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有することを説明したが、本実施形態はこれに限定させるものではない。本実施形態では、上記「2,6−ジヒドロキシナフタレン」に代えて、例えば、ナフタレン骨格を備えたポリエステル樹脂を用いても、上述した本実施形態の効果を奏する。また、本実施形態では、上記「ビスフェノールA」や「4,4′−オキシビス[フェノール]」に代えて、例えば、炭素原子1つまたは酸素原子1つを介して連結された2つのベンゼン環を備えたポリエステル樹脂を用いても、上述した本実施形態の効果を奏する。
(1)本実施形態に係る熱転写記録媒体1は、基材2と、基材2の一方の面に形成された耐熱滑性層3と、基材2の他方の面における第一の領域R1に形成された熱転写インク層4と、基材2の他方の面における第二の領域R2に形成された熱転写保護層5と、を備え、熱転写インク層4は、基材2上に形成された第一のプライマー層6aと、第一のプライマー層6a上に形成された下引き層7と、下引き層7上に形成された染料層8と、を有し、熱転写保護層5は、基材2上に形成された剥離層9と、剥離層9上に形成された第二のプライマー層6bと、第二のプライマー層6b上に形成された接着層10と、を有し、第二のプライマー層6bは、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有する。
このような構成であれば、第二のプライマー層6bは、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有しているので、ポリエステル樹脂の結晶性が高くなり、耐可塑剤性や耐アルコール性を向上させることができる。
ここで、特許文献1に記載されている熱転写シートの印画を行ったところ、異常転写は発生しないものの転写感度が低く、実用上十分なレベルにまで至らなかった。
また、特許文献2に記載されている熱転写シートの印画を行ったところ、転写感度は実用上十分であったものの、異常転写が発生した。
しかし、上記構成であれば、同一の熱転写記録媒体で転写感度が高く、異常転写が発生せず、かつ耐可塑剤性や耐アルコール性を有する出力物を得ることができる。
このような構成であれば、基材/プライマー層/下引き層間の密着性が向上し、異常転写をさらに防止することができる。また、2,6−ジヒドロキシナフタレンや、ベンゼン環を2つ有するビスフェノールAや4′−オキシビス[フェノール]を少なくとも含有することでポリエステル樹脂の結晶性が高くなり、その結果として耐熱性を向上させることができる。
このような構成であれば、第二のプライマー層6bを形成するポリエステル樹脂の分子量が大きくなることで、分子の網目構造が緻密になり、その結果、耐可塑剤性を向上させることができる。
このような構成であれば、グラビアコートにて使用する印刷ユニットが単一で済むため、熱転写記録媒体1を簡便に作製することができるとともに、ロスするインキ量も少なくすることができる。
このような構成であれば、基材2と下引き層7との接着性をさらに高めるとともに、剥離層9と接着層10との接着性をさらに高めることができ、且つ耐可塑剤性や耐アルコール性をさらに向上させることができる。
このような構成であれば、第一のプライマー層6aと、第二のプライマー層6bとを、単一の工程で形成することができる。よって、熱転写記録媒体1を簡便に作製することができるとともに、ロスするインキ量も少なくすることができる。
以下に、本発明の各実施例および各比較例に用いた材料を示す。なお、文中で「部」とあるのは、特に断りのない限り質量基準である。また、本発明は実施例に限定されるものではない。
下記組成の耐熱滑性層用塗布液を調整し、厚み4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(基材)に、乾燥後の耐熱滑性層の膜厚が1.0g/m2となるように塗布及び乾燥を行った。その後に、40℃環境下で1週間エージングすることで、耐熱滑性層付き基材を得た。
・アクリルポリオール樹脂 12.5部
・ポリオキシアルキレンアルキルエーテル・リン酸エステル 2.5部
・タルク 6.0部
・2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 4.0部
・トルエン 50.0部
・メチルエチルケトン 20.0部
・酢酸エチル 5.0部
留出管、窒素導入管、温度計及び撹拌機を備えた四つ口フラスコにテレフタル酸70部、イソフタル酸30部、2,6−ジヒドロキシナフタレン100部、及び反応触媒として酢酸亜鉛0.1部を仕込んだ。
次いでそれらを130℃から170℃まで2時間かけて昇温し、三酸化アンチモン0.1部を添加した後、170℃から200℃まで2時間かけて昇温し、エステル化反応を行った。その後、徐々に昇温、減圧し、最終的に反応温度を250℃、真空度1mmHg以下で1〜2時間重縮合反応を行ない、ポリエステル樹脂Aを得た。ポリエステル樹脂Aの数平均分子量を測定したところ、5,000であった。また、反応時間を調整することで、数平均分子量が10,000のポリエステル樹脂A2を得た。
ポリエステル樹脂Aの作製方法において、2,6−ジヒドロキシナフタレン100部の代わりにビスフェノールA140部仕込むことで、ポリエステル樹脂Bを得た。ポリエステル樹脂Bの数平均分子量を測定したところ、5,000であった。また、反応時間を調整することで、数平均分子量が14,000のポリエステル樹脂B2を得た。
ポリエステル樹脂Aの作製方法において、2,6−ジヒドロキシナフタレン100部の代わりに4,4′−オキシビス[フェノール]125部仕込むことで、ポリエステル樹脂Cを得た。ポリエステル樹脂Cの数平均分子量を測定したところ、5,000であった。また、反応時間を調整することで、数平均分子量が12,000のポリエステル樹脂C2を得た。
留出管、窒素導入管、温度計及び撹拌機を備えた四つ口フラスコにテレフタル酸ジメチル854部、5−ソジウムスルホイソフタル酸355部、エチレングリコール186部、ジエチレングリコール742部及び、反応触媒として酢酸亜鉛1部を仕込んだ。
次いで、それらを130℃から170℃まで2時間かけて昇温し、三酸化アンチモン1部を添加した後、170℃から200℃まで2時間かけて昇温し、エステル化反応を行った。その後、徐々に昇温、減圧し、最終的に反応温度を250℃、真空度1mmHg以下で1〜2時間重縮合反応を行ない、ポリエステルを得た。得られたポリエステルを純水に溶解し、次いでグリシジル基含有アクリルモノマーとしてメタクリル酸グリシジルをポリエステルの質量比で30:70となるように加え、さらに重合開始剤として過硫酸カリウムを加え、モノマー乳化液を作製した。
次いで、冷却管付き反応容器に、純水と上記モノマー乳化液とを仕込み、20分間窒素ガスを吹き込んで十分脱酸素を行った。その後、上記純水と上記モノマー乳化液とを1時間かけて徐々に昇温し、75〜85℃を維持しつつ3時間反応を行い、スルホン酸基含有ポリエステル/グリシジル基含有アクリル共重合体を得た。また、同様の方法で、スルホン酸基含有ポリエステル/カルボキシル基含有アクリル共重合体及び各重合比のポリエステルアクリル共重合体を得た。
<熱転写インク層の作製>
耐熱滑性層付き基材の耐熱滑性層が塗布されていない面に、下記組成のプライマー層用塗布液−1を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が0.10g/m2になるように塗布、乾燥を行うことで、プライマー層を形成した。続いてプライマー層の上に、下記組成の下引き層用塗布液−1を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が0.20g/m2になるように塗布、乾燥を行うことで、下引き層を形成した。さらに、下引き層の上に、下記組成の染料層用塗布液を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が0.50g/m2になるように塗布、乾燥することで、染料層を形成した。こうして、実施例1の熱転写インク層を得た。
・ポリエステル樹脂A(分子量:5,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
・スルホン酸基含有ポリエステル/
グリシジル基含有アクリル共重合体(30:70) 2.5部
・ポリビニルピロリドン(K値60) 2.5部
・純水 57.0部
・イソプロピルアルコール 38.0部
・C.I.ソルベントブルー36 2.5部
・C.I.ソルベントブルー63 2.5部
・ポリビニルアセタール樹脂 5.0部
・トルエン 45.0部
・メチルエチルケトン 45.0部
耐熱滑性層付き基材の耐熱滑性層が塗布されていない面に、下記組成の剥離層用塗布液を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が1.0g/m2になるように塗布、乾燥を行うことで、剥離層を形成した。続いて剥離層の上に、プライマー層用塗布液−1を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が0.10g/m2になるように塗布、乾燥を行うことで、プライマー層を形成した。さらにプライマー層の上に、下記組成の接着層用塗布液を、グラビアコートにより、乾燥後の塗布量が1.0g/m2になるように塗布、乾燥を行うことで、接着層を形成した。こうして実施例1の熱転写保護層を得た。
・ダイヤナールBR−80 20.0部
(アクリル樹脂、三菱レイヨン(株))
・バイロン200 0.06部
(ポリエステル樹脂、東洋紡(株))
・トルエン 39.97部
・メチルエチルケトン 39.97部
・バイロン220 20.0部
(ポリエステル樹脂、東洋紡(株))
・TINUVIN900 5.0部
(紫外線吸収剤、BASF社)
・メチルエチルケトン 75.0部
実施例1の熱転写インク層において、下引き層を下記組成の下引き層用塗布液−2にした以外は、実施例1と同様にして、実施例2の熱転写記録媒体を得た。
〔下引き層用塗布液−2〕
・スルホン酸基含有ポリエステル/
カルボキシル基含有アクリル共重合体(30:70) 2.5部
・ポリビニルピロリドン(K値60) 2.5部
・純水 57.0部
・イソプロピルアルコール 38.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−2にした以外は、実施例1と同様にして、実施例3の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−2〕
・ポリエステル樹脂B(分子量:5,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−3にした以外は、実施例1と同様にして、実施例4の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−3〕
・ポリエステル樹脂C(分子量:5,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−4にした以外は、実施例1と同様にして、実施例5の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−4〕
・ポリエステル樹脂A(分子量:5,000) 1.0部
・ポリエステル樹脂B(分子量:5,000) 1.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−5にした以外は、実施例1と同様にして、実施例6の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−5〕
・ポリエステル樹脂B(分子量:5,000) 1.0部
・ポリエステル樹脂C(分子量:5,000) 1.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−6にした以外は、実施例1と同様にして、実施例7の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−6〕
・ポリエステル樹脂A(分子量:5,000) 1.0部
・ポリエステル樹脂C(分子量:5,000) 1.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−7にした以外は、実施例1と同様にして、実施例8の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−7〕
・ポリエステル樹脂A(分子量:5,000) 0.7部
・ポリエステル樹脂B(分子量:5,000) 0.7部
・ポリエステル樹脂C(分子量:5,000) 0.7部
・トルエン 49.95部
・メチルエチルケトン 49.95部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−8にした以外は、実施例1と同様にして、実施例9の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−8〕
・ポリエステル樹脂A2(分子量:10,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−9にした以外は、実施例1と同様にして、実施例10の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−9〕
・ポリエステル樹脂B2(分子量:14,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を下記組成のプライマー層用塗布液−10にした以外は、実施例1と同様にして、実施例11の熱転写記録媒体を得た。
〔プライマー層用塗布液−10〕
・ポリエステル樹脂C2(分子量:12,000) 2.0部
・トルエン 49.0部
・メチルエチルケトン 49.0部
実施例1の熱転写インク層において、下引き層を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、比較例1の熱転写記録媒体を得た。
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、プライマー層を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、比較例2の熱転写記録媒体を得た。
実施例1の熱転写インク層、熱転写保護層において、下引き層、及びプライマー層を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、比較例3の熱転写記録媒体を得た。
下記組成の受像層用塗布液を調整し、厚み188μmの白色発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムに、乾燥後の受像層の塗布量が4.0g/m2となるように塗布及び乾燥を行い、被熱転写体を作製した。
〔受像層用塗布液〕
・ソルバインC 19.8部
(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、日信化学工業(株))
・KF−393 0.2部
(アミノ変性シリコーンオイル、信越化学工業(株))
・メチルエチルケトン 40.0部
・トルエン 40.0部
実施例1〜11、比較例1〜3にて作製した熱転写記録媒体を、被熱転写体の受像層を塗布した面と重ね合わせ、解像度が300×300DPI、印画速度が1.0msec/lineの評価用サーマルプリンタにてベタ画像の印画物を作製した。
実施例1〜11、比較例1〜3の熱転写記録媒体を用いて作製した印画物の印画濃度を、以下の装置・条件にて測定した。
・分光光度計X−rite528(X−rite社製)
実施例1〜11、比較例1〜3の熱転写記録媒体を用いて作製した印画物の、異常転写の有無を目視にて評価した。異常転写の評価は、以下の基準にて行った。
○:被熱転写体への異常転写が、認められない
×:被熱転写体への異常転写が、認められる
実施例1〜11、比較例1〜3の熱転写記録媒体を用いて作製した印画物表面に、エタノールを滴下し、10分後に拭き取った後に、エタノールによる印画物の劣化を目視にて確認した。評価は以下の基準にて行った。
○:印画物の色抜けが認められない
×:印画物の色抜けが認められる
実施例1〜11、比較例1〜3の熱転写記録媒体を用いて作製した印画物表面に、可塑剤が添加された塩化ビニルシートを置き、100g/cm2の荷重をかけて50℃の環境に2日間静置した。50℃の環境から取り出した後に、可塑剤による印画物の劣化を目視にて確認した。評価は以下の基準にて行った。
◎:印画物の色抜けが全く無い
○:印画物の色抜けがほとんど無い
×:印画物の色抜けがほぼ全面に認められる
また、下引き層を、側鎖にスルホン酸基を有するポリエステルと、側鎖にグリシジル基及びカルボキシル基の少なくとも一方を有するアクリルとの共重合体、及びポリビニルピロリドンを含有したものとすることで、転写感度が十分に高く、異常転写が発生しない印画物を得ることができ、本発明による効果が確認できた。
2 :基材
3 :耐熱滑性層
4 :熱転写インク層
5 :熱転写保護層
6 :プライマー層
6a:第一のプライマー層
6b:第二のプライマー層
7 :下引き層
8 :染料層
8a:第一の染料層
8b:第二の染料層
8c:第三の染料層
9 :剥離層
10:接着層
R1:第一の領域
R2:第二の領域
Claims (7)
- 基材と、前記基材の一方の面に形成された耐熱滑性層と、前記基材の他方の面における第一の領域に形成された熱転写インク層と、前記基材の他方の面における第二の領域に形成された熱転写保護層と、を備え、
前記熱転写インク層は、前記基材上に形成された第一のプライマー層と、前記第一のプライマー層上に形成された下引き層と、前記下引き層上に形成された染料層と、を有し、
前記熱転写保護層は、前記基材上に形成された剥離層と、前記剥離層上に形成された第二のプライマー層と、前記第二のプライマー層上に形成された接着層と、を有し、
前記第二のプライマー層は、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有し、
前記下引き層は、側鎖にスルホン酸基を有するポリエステルと、側鎖にグリシジル基及びカルボキシル基の少なくとも一方を有するアクリルとの共重合体を含有することを特徴とする熱転写記録媒体。 - 基材と、前記基材の一方の面に形成された耐熱滑性層と、前記基材の他方の面における第一の領域に形成された熱転写インク層と、前記基材の他方の面における第二の領域に形成された熱転写保護層と、を備え、
前記熱転写インク層は、前記基材上に形成された第一のプライマー層と、前記第一のプライマー層上に形成された下引き層と、前記下引き層上に形成された染料層と、を有し、
前記熱転写保護層は、前記基材上に形成された剥離層と、前記剥離層上に形成された第二のプライマー層と、前記第二のプライマー層上に形成された接着層と、を有し、
前記第二のプライマー層は、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有し、
前記第一のプライマー層と、前記第二のプライマー層とは、同じ塗布液で形成されていることを特徴とする熱転写記録媒体。 - 前記下引き層は、ポリビニルピロリドンをさらに含有することを特徴とする請求項1に記載の熱転写記録媒体。
- 前記第一のプライマー層は、2,6−ジヒドロキシナフタレンから構成されるポリエステル樹脂、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂、及び4,4′−オキシビス[フェノール]から構成されるポリエステル樹脂のうち、少なくとも1種類を含有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の熱転写記録媒体。
- 前記第二のプライマー層に含有されるポリエステル樹脂の数平均分子量は、10,000以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体。
- 前記第一のプライマー層と、前記第二のプライマー層とは、ビスフェノールAから構成されるポリエステル樹脂でそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体。
- 前記第二のプライマー層の厚みは、前記第一のプライマー層の厚みと同じであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体。
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