JP6703175B1 - キットおよび方法 - Google Patents
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Abstract
Description
DLの測定方法について記載されている。そして、同文献に記載の方法によれば、Small dense LDLのみを特異的且つ高感度に測定し得る検体中のSmall dense LDLの測定方法を提供することができるとされている。また、同文献においては、主波長660nmにおける濁度測定により、Small dense LDLを測定したことが記載されている。
こうした技術について本発明者らが検討したところ、高水準の測定精度を安定的に得るという点で改善の余地があった。
[1] 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)の分別に用いられるキットであって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物と、
前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下であり、
前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、キット。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する
[2] 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、[1]に記載のキット。
[3] 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、[1]または[2]に記載のキット。
[4] 前記第1試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、[1]乃至[3]いずれか1項に記載のキット。
[5] 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、[1]乃至[4]いずれか1項に記載のキット。
[6] 前記第2試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)に作用する界面活性剤を含む、[1]乃至[5]いずれか1項に記載のキット。
[7]前記第1試薬組成物が、前記条件1〜3のいずれか1つを満たし、前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3の他の2つを満たす、[1]乃至[6]いずれか1項に記載のキット。
[8]前記第1試薬組成物が前記条件1または2を満たす、[7]に記載のキット。
[9] 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)を定量する方法であって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物を前記試料に作用させる工程と、
第1試薬組成物を前記試料に作用させる前記工程の後、前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物を作用させることにより、残存するリポタンパク質中のコレステロールを定量する工程と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下であり、
前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、方法。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する
[10] 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、[9]に記載の方法。
[11] 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、[9]または[10]に記載の方法。
[12] 前記第1試薬組成物が、前記sdLDL以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、[9]乃至[11]いずれか1項に記載の方法。
[13] 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、[9]乃至[12]いずれか1項に記載の方法。
[14] 前記第2試薬組成物が、前記sdLDLに作用する界面活性剤を含む、[9]乃至[13]いずれか1項に記載の方法。
[15] 前記第1試薬組成物が、前記条件1〜3のいずれか1つを満たし、前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3の他の2つを満たす、[9]乃至[14]いずれか1項に記載の方法。
[16] 前記第1試薬組成物が前記条件1または2を満たす、[15]に記載の方法。
リポタンパク質は、大きくVery Low Density Lipoprotein(VLDL)、Low Density Lipoprotein(LDL)およびHigh Density Lipoprotein(HDL)の分画に分けられ、LDLはさらにsmall dense LDL(sdLDL)とそれ以外の亜分画に分けられる。sdLDLを小粒子LDL、small LDL(SLDL)、dense LDL、small, dense LDLと呼ぶこともあり、またそれ以外のLDLをlarge LDL(L LDL)、Light LDLと呼ぶこともある。
リポタンパク質の粒子サイズの直径については、報告者により異なるが、たとえばVLDLが30nm〜80nm(または30nm〜75nm)であり、LDLが22nm〜28nm(または19nm〜30nm)であり、HDLが7〜10nmである。
リポタンパク質の比重については、たとえばVLDLが1.006以下、LDLが1.019〜1.063、HDLが1.063〜1.21である。
LDLを大きさにより亜分画に分けているのは、LDLのうち粒子径が小さいものが動脈硬化惹起性が高く、LDLの中でもより悪性度が高いので、LDLの中でも小さいものを分別測定する必要があったからである。LDL内で直径分布や比重分布は連続しており、比重がどの程度以上のものがとりわけ悪性度が高いというように明確に区別できるものではない。従って、上記の比重1.040〜1.063という値もsdLDLの特性として確立したものではなく、広く用いられており確立した値といえるLDLの比重範囲1.019〜1.063を中央点で分けた高比重側の値である。たとえば、sdLDLの比重について、別の報告では1.044〜1.060に分画される(Atherosclerosis:106 241-253 1994)。sdLDLの比重をどの範囲にするかは、報告者により若干の違いがあるが、いずれもその範囲で分別した場合のsdLDLの存在が臨床的な悪性度と関連している。
本実施形態において、キットは、試料中のsdLDL−Cの分別に用いられるものであり、以下の第1試薬組成物および第2試薬組成物を含む。
(第1試薬組成物)
第1試薬組成物は、コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する試薬組成物である。第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.9以上3.0以下である。
(第2試薬組成物)
第2試薬組成物は、sdLDL−Cを定量するための試薬組成物である。第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下である。
ここで、sdLDL−Cの測定波長域自体において、緩衝の有無を判定するのは困難であったが、観測領域外の400nmmおよび450nmの吸光度を用いるとともに、第1および第2試薬組成物の加速試験後の吸光度比を指標とすることにより、低波長側にピークを有する吸収の存在や緩衝の影響を把握することができる。そして、R1が特定の範囲にある試薬組成物を用いることにより、測定精度を向上することができる。
また、sdLDL−Cを安定的に定量する観点から、第1試薬組成物のR1は、0.90以上であり、また、たとえば0.95以上、または1.00以上であってもよい。
また、sdLDL−Cを安定的に定量する観点から、第2試薬組成物のR1は、0.90以上であり、また、たとえば0.95以上、または1.00以上であってもよい。
また、sdLDL−Cをさらに安定的に定量する観点から、R2は、たとえば0.9以上であってもよく、また、たとえば1.0以上、または、たとえば1.2以上であってもよい。
また、sdLDL−Cをさらに安定的に定量する観点から、第1試薬組成物のR2は、たとえば0.90以上であってもよく、また、たとえば0.95以上、または1.00以上であってもよい。
また、sdLDL−Cをさらに安定的に定量する観点から、第2試薬組成物のR2は、たとえば0.90以上であってもよく、また、たとえば0.95以上、または1.00以上であってもよい。
また、キットは、具体的には2以上の工程を含むsdLDL−Cの定量方法に用いられる。このとき、第1および第2試薬組成物は、それぞれ異なる工程に用いられ、好ましくは第1および第2試薬組成物の順に用いられる。
以下、各試薬組成物の構成をさらに具体的に説明する。
第1試薬組成物は、コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有し、好ましくはコレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性を有する。
第1試薬組成物は、上記1または2以上の活性を有する組成物であるため、試料に第1試薬組成物を添加したときに、たとえば、試料中のsdLDL以外のリポタンパク質を消去することができる。また、sdLDL以外のリポタンパク質中のコレステロールを反応系外に導くことができる。
第1試薬組成物は、たとえばコレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する1または2以上の酵素を含む組成物であり、好ましくはコレステロールエステラーゼ活性を有する酵素、コレステロールオキシダーゼ活性を有する酵素およびスフィンゴミエリナーゼ活性を有する酵素を含む。
第1試薬組成物に含まれる成分として、たとえば、酵素、酵素作用を有しないタンパク質、界面活性剤、緩衝液、カップラー、電子供与体、鉄錯体が挙げられる。
酵素の具体例として、コレステロールエステラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、スフィンゴミエリナーゼ、カタラーゼ、ペルオキシダーゼが挙げられる。
リポタンパク質分解酵素としては、たとえばリポプロテインリパーゼを用いることができる。リポプロテインリパーゼはリポタンパク質を分解する能力を有する酵素であれば限定されず、たとえば動物または微生物由来のリポプロテインリパーゼを用いることができる。
また、同様の観点から、第1試薬組成物中の界面活性剤の濃度は、好ましくは5%(w/v)以下であり、より好ましくは3%(w/v)以下である。
かかるカップリング反応に用いられるカップラーとして、たとえば、4−アミノアンチピリン、アミノアンチピリン誘導体、バニリンジアミンスルホン酸、メチルベンズチアゾリノンヒドラゾン、スルホン化メチルベンズチアゾリノンヒドラゾンが挙げられる。
また、電子供与体は、好ましくはアニリン誘導体である。アニリン誘導体の具体例として、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3−メチルアニリン(TOOS)、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3,5−ジメチルアニリン(MAOS)、N−エチル−N−(3−スルホプロピル)−3−メチルアニリン(TOPS)、N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3,5−ジメトキシアニリン(HDAOS)、N−(3−スルホプロピル)アニリン(HALPS)、N−(3−スルホプロピル)−3−メトキシ−5−アニリン(HMMPS)が挙げられる。
また、鉄錯体として、たとえば第2の試薬組成物について後述するものが挙げられる。鉄錯体の濃度としては0.001〜0.05mmol/Lが好ましい。
第2試薬組成物は、sdLDL−Cを定量するための試薬である。第2試薬組成物の成分は、第1試薬組成物の構成によって異なるが、sdLDL−Cを定量できる配合組成であればよく、公知の物質を用いることができる。
緩衝液の種類は、たとえば第2試薬組成物に含まれる酵素の種類によって適宜選択することができる。緩衝液の具体例として、第1試薬組成物について前述したものが挙げられる。
sdLDLに作用する界面活性剤は、sdLDLのみに作用する界面活性剤等のsdLDLに選択的に作用する界面活性剤であってもよいし、sdLDL以外のリポタンパク質にも作用する界面活性剤またはすべてのリポタンパク質に作用する界面活性剤であってもよい。
また、同様の観点から、第2試薬組成物中の界面活性剤の濃度は、好ましくは8.0%(w/v)以下であり、より好ましくは5.0%(w/v)以下である。
第2試薬組成物中の鉄錯体の濃度は、第2試薬組成物の全組成に対して、好ましくは0.0015mmol/L以上であり、また、好ましくは0.3mmol/L以下であり、また、たとえば0.05mmol/L以下であってもよい。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する
各試薬組成物のpHは、中性付近、たとえばpH6〜pH8、好ましくはpH6.5〜7.5であり、緩衝液を添加してpHを調整すればよい。
本実施形態における方法は、前述の第1および第2試薬組成物を用いて試料中のsdLDL−Cを定量する方法である。本実施形態における定量方法は、以下の第1工程および第2工程を含む。
(第1工程)前述の第1試薬組成物を試料に作用させる工程
(第2工程)第1工程の後、前述の第2試薬組成物を作用させることにより、残存するリポタンパク質中のコレステロールを定量する工程
第1および第2試薬組成物の構成は前述のとおりである。
かかる方法においては、吸光度の比R1が前述の条件を満たす第1および第2試薬組成物を用いることにより、sdLDL−Cを高い精度で安定的に定量することができる。
被検体試料は、たとえば血清または血漿であり、好ましくは血清である。
第1および第2工程は、通常、自動分析装置内でおこなわれる。
試料の量、各試薬組成物の量は、たとえば各試薬組成物中の試薬の濃度等を考慮して適宜決定できるが、自動分析装置に適用可能な範囲で行う。たとえば、被検体試料1〜10μL、第1試薬50〜300μL、第2試薬25〜200μLを用いればよい。
以下、各工程をさらに具体的に説明する。
第1工程では、試料に第1試薬組成物を作用させる。これにより、sdLDL以外のリポタンパク質を消去し、sdLDL以外のリポタンパク質中のコレステロールを遊離させて反応系外に導く。
さらに具体的には、第1工程では、好ましくはsdLDL以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を、スフィンゴミエリナーゼおよびコレステロールエステラーゼの存在下で試料に作用させる。そして、リポタンパク質からの遊離により生じたコレステロールをたとえばコレステロールオキシダーゼ等のコレステロールと反応する酵素と反応させて反応系外へ導く。第1工程においては、たとえば、sdLDL以外のリポタンパク質中のコレステロールを消去し反応系外に導く、sdLDL以外のリポタンパク質のコレステロールを凝集させたり、後の工程で反応しないよう阻害したりする等の公知の技術を用いることができる。
また、たとえば第1試薬組成物がsdLDL以外のリポタンパクに作用反応する界面活性剤を含むとき、第1工程における反応液中の界面活性剤の濃度は、sdLDL以外のリポタンパク質を選択的に消去する観点から、好ましくは0.15%(w/v)以上であり、より好ましくは0.25%(w/v)以上であり、また、好ましくは5%(w/v)以下であり、より好ましくは3%(w/v)以下である。
(1)コレステロールエステラーゼ活性およびコレステロールオキシダーゼ活性により、sdLDL以外のリポタンパク質の中コレステロールから過酸化水素を生成し、カタラーゼ活性の存在下で過酸化水素を水と酸素に分解させる方法
(2)コレステロールエステラーゼ活性およびコレステロールオキシダーゼ活性により生じた過酸化水素、ならびにカップラーもしくは電子供与体の存在下で無色キノンを形成させる方法
(3)カタラーゼ活性の存在下で過酸化水素を分解させ、かつ同時にカップラーまたは電子供与体の存在下で無色キノンを形成させる方法
上記(1)の方法とする場合、第1試薬組成物はカタラーゼ活性をさらに有する。
上記(2)の方法とする場合、第1試薬組成物が少なくともカップラーおよび電子供与体の一方を含むとともに、第1試薬組成物がペルオキシダーゼ活性をさらに有する。
上記(3)の方法とする場合、第1試薬組成物がカタラーゼ活性およびペルオキシダーゼ活性を有するとともに、第1試薬組成物がカップラーもしくは電子供与体を含む。
反応液中のコレステロールエステラーゼ濃度は、好ましくは0.010U/mL以上であり、より好ましくは0.3U/mL以上、さらに好ましくは0.6U/mL以上であり、また、好ましくは10U/mL以下であり、より好ましくは2.5U/mL以下、さらに好ましくは2.0U/mL以下である。
また、反応液中のコレステロールオキシダーゼの濃度は、0.1〜0.7U/mL程度であることが好ましい。
また、ペルオキシダーゼ反応液中の濃度は、0.4〜2.0U/mL程度であることが好ましい。
また、第1工程では、sdLDL以外のリポタンパク中のコレステロールが完全に消去されていなくてもよいが、その場合は、好ましくは第2工程において、sdLDL−Cが選択的に測定されるような界面活性剤を用いるとよい。
添加するポリアニオンとしてはヘパリン、リンタングステン酸、デキストラン硫酸などを好適に用いることができる。第1試薬組成物中のポリアニオンの濃度はヘパリンの場合10〜250U/mL、リンタングステン酸の場合0.02〜1.25%(w/v)、デキストラン硫酸の場合0.02〜1.25%(w/v)が好ましい。反応液中の濃度は、それぞれ5〜250U/mL、0.01〜1.25%(w/v)、0.01〜1.25%(w/v)が好ましい。
第2工程では、第1工程を経て残存したsdLDL−Cを定量する。第2工程には、従来から用いられているLDLの定量方法を用いることができる。たとえば、LDL凝集剤を添加して形成されたLDL特異的凝集物の含有量を比濁測定によって定量する方法、LDL特異的な抗体による抗原抗体反応を用いる方法、酵素を用い分解生成物を定量する方法等がある。これらのうち、酵素を用い分解生成物を定量する方法が好ましい。
酵素を用い分解生成物を定量する方法においては、第1工程後の反応液に、たとえば、コレステロールエステラーゼ、コレステロールオキシダーゼおよびコレステロールデヒドロゲナーゼからなる群から選択される1または2以上のコレステロール測定用酵素を含む第2試薬組成物を加えてsdLDL−Cを遊離、分解し、その反応生成物を定量する。
反応時間は各工程とも1〜10分間でおこなうことが好ましく、3〜7分でおこなうことがさらに好ましい。
本実施形態において、試薬組成物のコレステロールオキシダーゼ活性、コレステロールエステラーゼ活性、スフィンゴミエリナーゼ活性、ペルオキシダーゼ活性、カタラーゼ活性は、たとえば、以下の方法にて測定できる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)の分別に用いられるキットであって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物と、
前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下である、キット。
2. 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、1.に記載のキット。
3. 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、1.または2.に記載のキット。
4. 前記第1試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、1.乃至3.いずれか1項に記載のキット。
5. 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、1.乃至4.いずれか1項に記載のキット。
6. 前記第2試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)に作用する界面活性剤を含む、1.乃至5.いずれか1項に記載のキット。
7. 前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、1.乃至6.いずれか1項に記載のキット。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する
8. 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)を定量する方法であって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物を前記試料に作用させる工程と、
第1試薬組成物を前記試料に作用させる前記工程の後、前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物を作用させることにより、残存するリポタンパク質中のコレステロールを定量する工程と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下である、方法。
9. 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、8.に記載の方法。
10. 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、8.または9.に記載の方法。
11. 前記第1試薬組成物が、前記sdLDL以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、8.乃至10.いずれか1項に記載の方法。
12. 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、8.乃至11.いずれか1項に記載の方法。
13. 前記第2試薬組成物が、前記sdLDLに作用する界面活性剤を含む、8.乃至12.いずれか1項に記載の方法。
14. 前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、8.乃至13.いずれか1項に記載の方法。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する
以下の例において、第1および第2の試薬組成物は、いずれも、PIPES緩衝液(50mmol/L、pH7.0)に表1または表2に記載の各成分を各表に記載の濃度で配合することにより調製した。
表1および表2に記載の成分を以下に示す。
TOOS:N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3−メチルアニリン
4−AA:4−アミノアンチピリン
FeK:フェロシアン化カリウム
POD:ペルオキシダーゼ
B−Cat:カタラーゼ
NaN3:アジ化ナトリウム
(実施例1−1〜1−8、比較例1−1〜1−4)
表1に記載の配合組成にて、各例の第1試薬組成物を調製した。
ここで、各例の第1試薬組成物は、表1に記載の成分に加えて、以下の成分を共通して含むものとした。
コレステロールエステラーゼ:0.6U/mL
コレステロールオキシダーゼ:0.5U/mL
スフィンゴミエリナーゼ:2.7U/mL
ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル(花王社製):0.3%(w/v)
また、図1(a)〜図1(f)および図2(a)〜図2(f)は、各例で得られた第1試薬組成物の調製直後ならびに37℃にて1週間もしくは2週間加速保存した後の吸収スペクトルを示す図である。
(実施例2−1〜2−9、比較例2−1〜2−4)
表2に記載の配合組成にて、各例の第2試薬組成物を調製した。
ここで、各例の第2試薬組成物は、表2に記載の成分に加えて、以下の成分を共通して含むものとした。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(花王社製):1.0%(w/v)
また、図3(a)〜図3(f)および図4(a)〜図4(g)は、各例で得られた第2試薬組成物の調製直後ならびに37℃にて1週間もしくは2週間加速保存した後の吸収スペクトルを示す図である。
各例における第1および第2の試薬組成物を37℃、2週間の条件で保存し、加速試験をおこなった。
保存後の第1および第2試薬組成物を表3〜表5に示した組み合わせで用い、sdLDLの定量を正確におこなうことができるかどうかを評価した。評価結果を表3〜表5にあわせて示す。
表3は、カタラーゼでsdLDL以外のリポタンパク質コレステロールを消去するように第1および第2試薬組成物を組み合わせた測定系の結果である。
すなわち、sdLDL−C濃度が41mg/dLである標準物質およびsdLDL−Cが存在しないブランク物質である生理食塩水について、sdLDL−C濃度をそれぞれ以下の方法で3回測定し、主波長600nmの吸光度から副波長700nmの吸光度を差し引いた吸光度差を求めた。そして標準物質の吸光度差の平均値からブランク吸光度差の平均値を差し引いて、各例のキャリブレーション吸光度を算出した。
(sdLDL−C濃度の測定および評価方法)
1.上記標準物質および生理食塩水の試料3.0μLに対し、各例の第1試薬組成物を150μL加え、37℃、5分作用させた。
2.上記2.で得られた試料に各例の第2試薬組成物を50μL加え、37℃、5分作用させた。
3.上記2.で得られた試料について、第2試薬組成物が入る直前、および第2試薬組成物添加5分後に波長600nmおよび700nmにおける吸光度を測定し、(第2試薬組成物添加5分後の600nm吸光度−700nm吸光度)−(第2試薬組成物が入る直前の600nm吸光度−700nm吸光度)より前述のキャリブレーション吸光度を算出した。
4.一方、sdLDL−C濃度の測定結果が41±2.1mg/dLである場合には「○」、上記範囲外である場合には「×」として各例の測定精度を評価した。
また、第1および第2試薬組成物のR1がいずれも特定の範囲にある実施例においては、sdLDL−Cを正確に測定することができた。
表4は、第1試薬組成物がペルオキシダーゼを含む構成として無色キノンを形成してsdLDL以外のリポタンパク質コレステロールを消去するように第1および第2試薬組成物を組み合わせた測定系の結果である。
表4に記載の各例について、表3における前述の方法に準じてsdLDL−C濃度の測定および評価をおこなった。
また、第1および第2試薬組成物のR1がいずれも特定の範囲にある実施例においては、sdLDL−Cを正確に測定することができた。
表5は、第1試薬組成物がペルオキシダーゼを含む構成として無色キノンを形成してsdLDL以外のリポタンパク質コレステロールを消去するとともに、カタラーゼでsdLDL以外のリポタンパク質コレステロールを消去するハイブリッド消去系となるよう第1および第2試薬組成物を組み合わせた結果である。
表5に記載の各例について、表3における前述の方法に準じてsdLDL−C濃度の測定および評価をおこなった。
また、第1および第2試薬組成物のR1がいずれも特定の範囲にある実施例においては、sdLDL−Cを正確に測定することができた。
Claims (16)
- 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)の分別に用いられるキットであって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物と、
前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下であり、
前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、キット。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する - 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、請求項1に記載のキット。
- 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、請求項1または2に記載のキット。
- 前記第1試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、請求項1乃至3いずれか1項に記載のキット。
- 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、請求項1乃至4いずれか1項に記載のキット。
- 前記第2試薬組成物が、small dense LDL(sdLDL)に作用する界面活性剤を含む、請求項1乃至5いずれか1項に記載のキット。
- 前記第1試薬組成物が、前記条件1〜3のいずれか1つを満たし、前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3の他の2つを満たす、請求項1乃至6いずれか1項に記載のキット。
- 前記第1試薬組成物が前記条件1または2を満たす、請求項7に記載のキット。
- 試料中のsmall dense LDLコレステロール(sdLDL−C)を定量する方法であって、
コレステロールエステラーゼ活性、コレステロールオキシダーゼ活性およびスフィンゴミエリナーゼ活性からなる群から選択される1または2以上の活性を有する第1試薬組成物を前記試料に作用させる工程と、
第1試薬組成物を前記試料に作用させる前記工程の後、前記sdLDL−Cを定量するための第2試薬組成物を作用させることにより、残存するリポタンパク質中のコレステロールを定量する工程と、
を含み、
前記第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上3.00以下であり、
前記第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の吸収スペクトルにおいて、波長400nmにおける吸光度をABS400とし、450nmにおける吸光度をABS450としたとき、ABS400/ABS450で表される比R1が、0.90以上8.00以下であり、
前記第1試薬組成物が、以下の条件1〜3の1つまたは2つの条件を満たすとともに、
前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3のうち、前記1つまたは2つの条件は満たさず、他のすべての条件を満たす、方法。
条件1:カップラーを含む
条件2:鉄錯体を含む
条件3:ペルオキシダーゼ活性を有する - 第1試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、請求項9に記載の方法。
- 前記第1試薬組成物が、カタラーゼ活性をさらに有する、請求項9または10に記載の方法。
- 前記第1試薬組成物が、前記sdLDL以外のリポタンパク質に作用する界面活性剤を含む、請求項9乃至11いずれか1項に記載の方法。
- 第2試薬組成物を37℃にて2週間保存した後の前記吸収スペクトルにおいて、波長360nmにおける吸光度をABS360としたとき、ABS360/ABS400で表される比R2が、0.90以上2.50以下である、請求項9乃至12いずれか1項に記載の方法。
- 前記第2試薬組成物が、前記sdLDLに作用する界面活性剤を含む、請求項9乃至13いずれか1項に記載の方法。
- 前記第1試薬組成物が、前記条件1〜3のいずれか1つを満たし、前記第2試薬組成物が、前記条件1〜3の他の2つを満たす、請求項9乃至14いずれか1項に記載の方法。
- 前記第1試薬組成物が前記条件1または2を満たす、請求項15に記載の方法。
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