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JP6752551B2 - チロシナーゼ活性阻害剤および皮膚外用剤 - Google Patents

チロシナーゼ活性阻害剤および皮膚外用剤 Download PDF

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JP6752551B2 JP2015085494A JP2015085494A JP6752551B2 JP 6752551 B2 JP6752551 B2 JP 6752551B2 JP 2015085494 A JP2015085494 A JP 2015085494A JP 2015085494 A JP2015085494 A JP 2015085494A JP 6752551 B2 JP6752551 B2 JP 6752551B2
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Description

本発明は、α−リポ酸誘導体とアスコルビン酸類からなるチロシナーゼ活性阻害剤および該チロシナーゼ活性阻害剤を含む皮膚外用剤に関する。
α−リポ酸(別名:チオクト酸または6,8−ジチオオクタン酸)はミトコンドリア内に豊富に存在する重要な補酵素であり、抗酸化能を有しているため、酸化ストレスによる種々の病態の治療薬として注目されている。また、還元型のジメルカプトオクタン酸は酸化型のグルタチオンやビタミンCなどを還元再生させる作用を有している。かかるα−リポ酸の抗酸化能に着目して、α−リポ酸を医薬品や化粧品の原料として利用するための検討が従来から行われている。例えば、特許文献1には、α−リポイルアミノ酸(α−リポ酸とアミノ酸により形成される酸アミド)の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩が、メラニンの産生に関与する酵素として知られているチロシナーゼの活性を阻害する作用や、皮膚組織に存在するエラスチンの分解酵素であるエラスターゼの活性を阻害する作用を有しており、皮膚のシミ、ソバカス、日焼けに対する予防・治療薬、美白剤、美肌剤、抗シワ剤などとして有用であることが記載されている。
特許文献2には、キレート化されていないα−リポイルアミノ酸またはその薬理学的に許容できる塩がエラスターゼ阻害効果を有し、且つメラニン産生抑制効果を有すること、およびそれを成分として含む美肌用、美白用、日焼け予防・治療用などに適した皮膚外用剤が記載されている(以下、特許文献1および2に記載されているα−リポイルアミノ酸およびその金属キレート化合物ならびにそれらの薬理学的に許容できる塩をまとめてα−リポ酸誘導体と略記することがある)。さらに特許文献3には、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物が肌に生成したメラニン色素凝集沈着(シミ、ソバカス、黒子)を消去する効果を有することが記載されている。これらのα−リポ酸誘導体のなかでも、特許文献1に記載されたα−リポ酸誘導体はとくに優れたチロシナーゼ活性阻害能を有しているが、昨今の化粧料においては、より高度のチロシナーゼ活性阻害能を有する材料の開発が望まれている。
一方で、アスコルビン酸も同様に抗酸化剤として広く知られている。アスコルビン酸には光学異性体が存在し、L体はビタミンCとして知られており、生体内において様々な酸化還元反応に関与している。化粧品の分野においては、アスコルビン酸およびその誘導体またはその塩として多くの製品に配合されており、特に、皮膚の色黒、 シミ、 ソバカス等の改善を目的とする美白化粧料に配合する提案が多く見られる。
また、α−リポ酸とアスコルビン酸を組み合わせて使用する試みも従来から知られている。例えば、特許文献4には、α−リポ酸、ジヒドロリポ酸などのリポ酸系化合物とビタミン類とを含有する医薬が提案されており、ビタミン類の具体例としてビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンEとともにビタミンCも挙げられている(請求項2参照)。そして、α−リポ酸とビタミンC(L−アスコルビン酸)を等量ずつ含有するアンプル剤および錠剤を調製したことが記載されている(例3および例4参照)。しかし、この特許文献には、α−リポ酸とビタミンCを組み合わせて化粧料とすることについては何も開示されていない。
特許文献5には、リポ酸系化合物と、ビタミンA、カロテノイド類、ビタミンB6、ビタミンCなどから選択される化合物を含有する皮膚外用剤が提案されており、これらの組合せにより活性酸素種を消去する作用が相乗的に向上し、有効な肌荒れや皮膚の老化症状の改善および美白作用を発揮させることができると記載されている(段落0006参照)。そして、該特許文献の実施例には、リポ酸とアスコルビン酸を含む系(実施例1)およびジヒドロリポ酸とレチノールパルミチン酸エステル(ビタミンA誘導体)を含む系(実施例4)のいずれにおいても肌荒れ症状および色素沈着が改善されたと報告されている(表7参照)。しかし、該特許文献に記載されている皮膚外用剤は、後述する比較例の記載からも明らかなように、必ずしも十分なチロシナーゼ活性阻害能を有するものとは言えず、さらなる改善が望まれていた。
国際公開2002/076935号公報 特開2003−286168号公報 国際公開2004/024139号公報 特開平6−135832号公報 特開平10−007541号公報
本発明者らは、かかる背景技術の下で鋭意検討を進めた結果、特定のα−リポ酸誘導体と、特定のアスコルビン酸類を組み合わせて使用すると、それぞれを単独で使用する場合に比較してはるかに優れたチロシナーゼ活性阻害作用を奏することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の主な目的は、高度に優れたチロシナーゼ活性阻害能を有するチロシナーゼ活性阻害剤を提供することにあり、他の目的は、皮膚に含まれるチロシナーゼの活性を抑制することができる、美白剤などとして有用な皮膚外用剤を提供することにある。
本発明のかかる目的は、特定のα−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容される塩と、特定のアスコルビン酸類を組み合わせてチロシナーゼ活性阻害剤として使用することにより達成される。
かくして本発明によれば、第一の発明として、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(A)と、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸モノエステル及びこれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種または2種以上のアスコルビン酸類(B)の組み合わせからなるチロシナーゼ活性阻害剤が提供される。また、第二の発明として、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(A)と、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸モノエステル及びこれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種または2種以上のアスコルビン酸類(B)を含有する皮膚外用剤が提供される。
本発明によれば、特定のα−リポ酸誘導体と特定のアスコルビン酸類を併用することにより、優れたチロシナーゼ活性阻害能を備えたチロシナーゼ活性阻害剤が得られる。また、特定のα−リポ酸誘導体と特定のアスコルビン酸類を有効成分として配合することにより、チロシナーゼ活性を効果的に抑制でき、美白効果に優れた皮膚外用剤を調製することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
<チロシナーゼ活性阻害剤>
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(A)と、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸モノエステル及びこれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種または2種以上のアスコルビン酸類(B)を組み合わせたものである。両成分は予め混合して組成物として用いてもよいが、それぞれの成分を個別に保管しておき、皮膚外用剤などの目的とする製品を調製する際に別々に配合してもよい。
<α−リポ酸誘導体>
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、主たる有効成分としてヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を用いている。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)は、α−リポ酸であるジチオオクタン酸とアミノ酸であるヒスチジンがアミド結合し、さらに亜鉛がキレート結合したキレート化合物のナトリウム塩である。
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)は、1水和物、2水和物、1/2水和物、1/3水和物、1/4水和物、2/3水和物、3/2水和物、6/5水和物として用いることもできる。
スチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)は化粧品原料としての使用実績が有り、安全性が確認された化合物として好ましく用いられる。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)としては、オガ リサーチ社製「DM−His. Zn」等の市販品を用いることができる。
α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩は、中間体であるα−リポイルアミノ酸を合成し、それを金属と酸で還元することにより得ることができる。
α−リポイルアミノ酸は、通常、アミノ酸の酸性基であるカルボキシル基をエステル化して保護した後、脱水縮合剤を用いてα−リポ酸と反応させて酸アミドとし、最後にケン化するのが一般的であるが、混合酸無水物法を用いることで、より高収率で得ることができる。より具体的に説明すると、まずα−リポ酸を有機溶媒(たとえばクロロホルム、テトラヒドロフラン、アセトニトリルなど)に溶かし、これに3級アミン(トリエチルアミン、トリブチルアミンやN−メチルモルホリンなど)の存在下に−15℃〜−5℃でハロゲン化炭酸エステル(クロル炭酸エチル、クロル炭酸ブチルなど)、混合酸無水物化試薬(イソブチルオキシカルボニルクロリド、塩化ジエチルアセチル、塩化トリメチルアセチルなど)を反応させてα−リポ酸の混合酸無水物を合成する。このときの反応時間は1〜2分から数10分程度である。
次いで、塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウムやトリエチルアミン、トリブチルアミンなどの3級アミン)の存在下に、アルコール、水またはそれらの混液などの溶媒に溶かしたアミノ酸を加えてα−リポ酸の混合酸無水物と反応させた後、適当な溶媒、たとえば水またはアルコールから再結晶させると、高収率でα−リポイルアミノ酸を得ることができる。
次いで、このα−リポイルアミノ酸を亜鉛と酸で還元することにより、ジハイドロ体を経て、金属キレート化合物を得ることができる。α−リポイルアミノ酸の還元反応に用いられる酸としては、塩酸や硫酸などの無機酸および酢酸やクエン酸などの有機酸が挙げられる。また、還元反応に用いられる金属としては、たとえば亜鉛末などが挙げられる。亜鉛キレート化合物の場合、分子内の2個のSH基(メルカプト基)が1原子の金属と結合してキレート化していると考えられる。
<アスコルビン酸類>
本発明において前記(B)成分として用いられるアスコルビン酸類は、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸モノエステル及びこれらのアルカリ金属塩から選択される1種または2種以上を組み合わせたものである。なお、アスコルビン酸グルコシドとは、2−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸を指し、また、アスコルビン酸リン酸モノエステルとは、アスコルビン酸の2位または3位の水酸基とリン酸とがエステル結合しているものを指す。アスコルビン酸リン酸モノエステルのなかでは、2位の水酸基とリン酸とがエステル結合しているアスコルビン酸−2−リン酸エステルが好ましい。
アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシドまたはアスコルビン酸リン酸モノエステルのアルカリ金属塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。
アスコルビン酸類のなかで、アスコルビン酸およびアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウムなどのアスコルビン酸塩は、初期段階では高いチロシナーゼ活性阻害能を有しているが、時間の経過とともにチロシナーゼ活性阻害能が低下するという問題を有している。そのため、本発明においては、チロシナーゼ活性阻害能およびその安定性の見地から、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム、アスコルビン酸−2−リン酸カリウムなどがとくに好ましく用いられる。
本発明においては、上記(A)および(B)の両成分を組み合わせて用いることが重要であり、その使用比率Rを、R=[(A)成分の濃度(μg/mL)]/[(B)成分の濃度(mg/mL)]と定義すると、通常、Rは0.0001〜1,000であり、好ましくは0.001〜300であり、さらに好ましくは0.01〜50である。(A)成分の比率が過度に低くなると、チロシナーゼ活性阻害能を高めることができなくなり、逆にその比率を過度に大きくすると、(B)成分を併用することによるチロシナーゼ活性阻害能の改良効果が減少するうえに、高価な(A)成分の使用量が増加するため経済的に不利になる。
本発明によると、前記(A)成分と前記(B)成分を併用することにより、優れたチロシナーゼ活性阻害効果を奏するため、美白や美肌を目的とする皮膚外用剤、たとえば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等のスキンケア化粧品、化粧下地、リキッドファンデーション等のメーキャップ化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム剤、外用液剤などの医薬部外品を提供することができる。
<皮膚外用剤>
本発明の皮膚外用剤は、チロシナーゼ活性阻害剤を構成する前記(A)成分および(B)成分を含むこと以外は、常法に従って調製することができる。皮膚外用剤における(A)成分(α−リポ酸誘導体)の配合量(含有量)は、乾燥固形分として、1×10−5〜1質量%であることが好ましく、より好ましくは5×10−4〜0.5質量%である。(A)成分の含有量が過度に少ないとチロシナーゼの活性を抑制することによる十分な美白効果が得られず、逆に過度に多くしてもより高度の美白効果を得ることができない。
一方、(B)成分(アスコルビン酸類)の配合量(含有量)は、0.001〜5.0質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜3.0質量%である。この(B)成分の含有量が過度に少ないとチロシナーゼの活性を抑制することによる十分な美白効果が得られず、逆に過度に多くしても製剤の安定性の面で不具合が生じやすくなる。
皮膚外用剤の形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等のスキンケア化粧品、化粧下地、リキッドファンデーション等のメーキャップ化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム剤、外用液剤等の医薬部外品などとすることができる。また、その剤型についても特に制限はなく、固形状、ペースト状、ムース状、ジェル状、粉末状、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、多層状、エアゾールなどとすることができる。
乳化系はとくに限定されるものではなく、たとえば、O/W(水中油型)、W/O(油中水型)、W/O/W(水中油中水型)、O/W/O(油中水中油型)などが挙げられる。これらの剤型のなかでも水中油中水型を採用して、最内水相に(A)成分を配合し、最外水相に(B)成分を配合すると、(A)成分と(B)成分の接触を抑制することができ、製剤の安定性が向上するとともに、酸化による(A)成分の劣化を防ぐことができる。
また、本発明の皮膚外用剤には、上記α-リポ酸誘導体およびアスコルビン酸類に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、活性酸素消去剤、細胞賦活剤、保湿剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を適宜一種又は二種以上添加することができる。
油剤としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等、いずれの油剤も使用することができる。例えば、
スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類;
ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ等のロウ類;
牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油等の動物油;
ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のラノリン誘導体;
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類;
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の高級アルコール;
アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸−N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸−2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油;
アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等のグリセライド油;
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン;
高級脂肪酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコンゴム、シリコーン油等のシリコーン系油剤;
パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤などが挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤が用いられる。アニオン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合物等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
金属セッケンとしては、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等が挙げられる。
ゲル化剤としては、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、無機粉体、有機粉体、顔料などいずれのものも使用することができる。例えば、無機粉体としては、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、合成雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、含硫ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、モンモリロナイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン等が挙げられる。
有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタン、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロン、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、ラウロイルリジン等が挙げられる。
有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化した顔料、天然色素をレーキ化した顔料、及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等が挙げられる。パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等が挙げられる。金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等が挙げられる。
タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色 204号、橙色206号、橙色207号等が挙げられる。天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等が挙げられる。上記した無機粉体、有機粉体、顔料、タール色素等の粉体は、複合化したり、油剤やシリコーン、又はフッ素化合物で表面処理を行なってもよい。
紫外線防御剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジパラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、メトキシケイ皮酸オクチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸ブチル、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸アミル等の安息香酸系紫外線吸収剤が挙げられる。
また、紫外線防御剤として、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸イソプロピルベンジル、サリチル酸カリウム等のサリチル酸系紫外線吸収剤;4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−メトキシジベンゾイルメタン、4−t−ブチル−4’−ヒドロキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤;メンチル−O−アミノベンゾエート、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メンチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤;酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等が挙げられる。
アルコール類としてはエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等が挙げられる。
水溶性高分子としては、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナン等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子;デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリ コールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、フェノキシエタノール及びチアントール、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。PH調整剤としては、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。清涼剤としては、L−メントール、カンフル等が挙げられる。
細胞賦活剤としては、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸、アデノシン一リン酸などのアデニル酸誘導体及びそれらの塩、リボ核酸及びその塩、サイクリックAMP、サイクリックGMP、フラビンアデニンヌクレオチド、グアニン、アデニン、シトシン、チミン、キサンチン及びそれらの誘導体であるカフェイン、テオフェリン並びにそれらの塩等の核酸関連物質、幼牛血液抽出液、血清除蛋白抽出物、脾臓抽出物、トリ等の卵成分、鶏冠抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物又はそれらの誘導体、ヘモグロビン又はその分解物、ラクトフェリン又はその分解物、イカスミ等の軟体動物抽出物、魚肉抽出物等、哺乳類、鳥類、貝類、昆虫類、魚類、軟体動物類、甲殻類等の動物由来の抽出物、酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物等の発酵代謝産物から選ばれる微生物由来の抽出物が挙げられる。
更に細胞賦活剤として、レチノール及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール、カロチン等のカロチノイド等のビタミンA類、チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩)、リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等)、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、コリン類等のビタミンB類、アンズ抽出物、イチョウ抽出物、オタネニンジン抽出物、オオムギ抽出物、オレンジ抽出物、キュウリ抽出物、キウイ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、タイソウ抽出物、トウガラシ抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ブクリョウ抽出物、モモ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、霊芝抽出物、ローズマリー抽出物、ヒノキチオール、セファランチン等の植物由来の抽出物、α−及びγ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸及びそれらの誘導体、エストラジオール及びその誘導体並びにそれらの塩、グリコール酸、コハク酸、乳酸、サリチル酸等の有機酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩等が挙げられる。上記に挙げた細胞賦活剤は一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
活性酸素除去剤としては、マンニトール、ビリルビン、コレステロール、トリプトファン、ヒスチジン、クエルセチン、クエルシトリン、カテキン、カテキン誘導体、ルチン、ルチン誘導体、タウリン、チオタウリン、卵殻膜抽出物、没食子酸、没食子酸誘導体、酵母抽出物、霊芝抽出物、ヤシャジツ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ボタンピ抽出物、メリッサ抽出物、パセリ抽出物及びジコッピ抽出物、レチノール及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のビタミンA類;チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩等)、リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等)、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、コリン類等のビタミンB類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等のビタミンD類;トコフェロール及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等)、ユビキノン類等のビタミンE類;ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
保湿剤としては、アルカリ単純温泉水、深層水、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸などのムコ多糖類またはそれらの塩、コラーゲン、エラスチン、ケラチンなどのタンパク質またはそれらの誘導体並びにそれらの塩、大豆及び卵由来のリン脂質、糖脂質、セラミド、ムチン、ハチミツ、エリスリトール、マルトース、マルチトール、キシリトール、キシロース、ペンタエリスリトール、フルクトース、デキストリン及びその誘導体、マンニトール、ソルビトール、イノシトール、トレハロース、ブドウ糖等の糖類、尿素、アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、オルチニン、グルタミン、グリシン、グルタミン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、システイン、シスチン、シトルリン、スレオニン、セリン、チロシン、トリプトファン、テアニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシリジン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸及びその塩、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、リジンなどのアミノ酸及びそれらの誘導体又はそれらの塩などが挙げられる。
その他の保湿剤としては、D−パンテノール、アボカド抽出物、アーモンド油、イナゴマメ抽出物、イネ抽出物、イチゴ抽出物、ウイキョウ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、オウレン抽出物、オリーブ油、オドリコソウ抽出物、カカオ脂、カラスムギ抽出物、キズタ抽出物、クマザサ抽出物、クチナシ抽出物、グレープフルーツ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ゲンチアナ抽出物、ゴボウ抽出物、コボタンヅル抽出物、ゴマ抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、ショウガ抽出物、ジオウ抽出物、シア脂、シモツケ抽出物、センキュウ抽出物、ゼニアオイ抽出物、タチジャコウソウ抽出物、ツバキ抽出物、トウモロコシ抽出物、トウチュウカソウ抽出物、トルメンチラ抽出物、ドクダミ抽出物、バクモンドウ抽出物、ハウチマメ抽出物、ハマメリス抽出物、ハッカ抽出物、ミドリハッカ抽出物、セイヨウハッカ抽出物、パセリ抽出物、バラ抽出物、ヒマワリ抽出物、ヒノキ抽出物、ヘチマ抽出物、プルーン抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ボラージ油、ボタン抽出物、ホホバ油、ボダイジュ抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マロニエ抽出物、マカデミアナッツ油、マルメロ抽出物、ムラサキ抽出物、メドウホーム油、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユリ抽出物、ユズ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンドウ抽出物、ワレモコウ抽出物及びリンゴ抽出物等が挙げられる。上記に挙げた保湿剤は、一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
ビタミンとしては、フィトナジオン、メナキノン、メナジオン、メナジオール等のビタミンK類、エリオシトリン、ヘスペリジン等のビタミンP類、ビオチン、カルチニン、フェルラ酸等が挙げられる。
血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルアミド、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、α―ボルネオール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、γ―オリザノール等が挙げられる。
皮膚収斂剤としてはタンニン酸等、抗脂漏剤としてはチアントロール等、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。
美白剤としては本発明の(B)成分のアスコルビン酸類以外のアスコルビン酸誘導体及びそれらの塩、N,N’−ジアセチルシスチンジメチル等のシステイン及びその誘導体並びにその塩、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン、胎盤抽出物、アルブチン等のハイドロキノン及びその誘導体、レゾルシン及びその誘導体、フェルラ酸とカフェー酸及びそれらの誘導体並びにそれら塩、グルタチオン等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を組み合わせて用いてもよい。このうち、アスコルビン酸誘導体の具体例としては、L−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等が挙げられ、その塩の具体例としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩等が挙げられる。
さらに具体的には、パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、ジステアリン酸L−アスコルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリスチン酸L−アスコルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、ジオレイン酸L−アスコルビル、2−エチルヘキサン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム等、抽出物では、蝉退抽出物、プラセンタ抽出物、カンゾウ抽出物、カミツレ抽出物、カロチノイド類を含有する動植物抽出物、アスパラガス抽出物、エンドウ豆抽出物、エイジツ抽出物、オウゴン抽出物、オノニス抽出物、海藻抽出物、キイチゴ抽出物、クジン抽出物、ケイケットウ抽出物、ゴカヒ抽出物、コーヒー抽出物、コメヌカ抽出物、小麦麦芽抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ抽出物、シラユリ抽出物、シャクヤク抽出物、センプクカ抽出物、大豆抽出物、茶抽出物、糖蜜抽出物、トマト抽出物、ビャクレン抽出物、ブナの芽抽出物、ブドウ抽出物、フローデマニータ抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ抽出物、モッカ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨクイニン抽出物及び羅漢抽出物等が挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。なお、各成分の配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。
<チロシナーゼ活性阻害評価試験>
評価用試料にチロシナーゼ(マッシュルーム由来、Sigma社製 100unit/mL)0.1mLを加え、次いで0.1Mリン酸緩衝液(pH6.5)を加えて2.0mLの試験溶液を調製する。この試験溶液を37℃の恒温槽で10分間インキュベートし、その後、DOPA(3,4−Dihydroxy−L−phenylalanine 0.03%溶液)1mLを加え、2分後に475nmにおける吸光度を測定する。得られた値をD1とする。コントロールとして、各試料を精製水に置き換えた試験溶液について同様の測定を行い、得られた吸光度の値をD2とする。チロシナーゼ活性阻害率は、下式により算出される。
チロシナーゼ活性阻害率(%)=(D2−D1)/D2 ×100
参考例1
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)のチロシナーゼ活性阻害評価試験
評価用α-リポイルアミノ酸誘導体として、市販のヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(分子量=430.84、オガ リサーチ社製「DM−His.Zn」)を使用した。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の含有量がそれぞれ1.08μg/mL(2.5μM)、2.15μg/mL(5μM)、3.23μg/mL(7.5μM)、4.31μg/mL(10μM)となるように添加された試験溶液を調製し、前記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。その結果は下記のとおりであった。
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)濃度 チロシナーゼ活性阻害率(%)
1.08μg/mL 13.2
2.15μg/mL 25.3
3.23μg/mL 53.6
4.31μg/mL 68.9
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の濃度が増すにつれてチロシナーゼ活性阻害率は大きくなることがわかり、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)にはチロシナーゼ活性阻害効果があることが確認された。しかし、チロシナーゼ活性阻害能は未だ十分なものとは言えなかった。
参考例2
アスコルビン酸グルコシドのチロシナーゼ活性阻害評価試験
評価用アスコルビン酸類として、市販のアスコルビン酸グルコシド(林原社製「AS−G」)を使用した。アスコルビン酸グルコシドの含有量がそれぞれ5mg/mL、10mg/mL、20mg/mLとなるように添加された試験溶液を調製し、前記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。その結果は下記のとおりであった。
アスコルビン酸グルコシド濃度 チロシナーゼ活性阻害率(%)
5mg/mL 8.4
10mg/mL 15.4
20mg/mL 26.8
この結果から、アスコルビン酸グルコシドを単独で用いるときには、濃度が高くなるにつれてチロシナーゼ活性阻害率は大きくなることが確認されたが、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)に比べると、チロシナーゼ活性阻害効果は不十分であることがわかった。
実施例1
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)およびアスコルビン酸グルコシド併用におけるチロシナーゼ活性阻害評価試験
参考例1で用いたヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)[表1では(A)成分と略記]と参考例2で用いたアスコルビン酸グルコシド[表1では(B)成分と略記]をそれぞれ表1に示す割合となるように組み合わせて用いること以外は、参考例1および参考例2に準じて試験溶液を調製し、前記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。各試料のチロシナーゼ活性阻害率および各成分単独の場合との改善度合いは表1に記載のとおりであった。なお、表1には参考例1および参考例2の結果も併せて記載した。
Figure 0006752551
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)とアスコルビン酸グルコシドを併用することにより、両者を単独で使用する場合に比べてチロシナーゼ活性阻害能は顕著に改善されることがわかる。たとえば、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を2.15μg/mLで用いるとき、およびアスコルビン酸グルコシドを20.0mg/mLで用いるときのチロシナーゼ活性阻害能はそれぞれ25.3%、26.8%であるのに対して、両者を併用すると100%のチロシナーゼ活性阻害能を示している。この数値は両者を単独で用いたときのチロシナーゼ活性阻害率の和である52.1%の1.92倍に当たる。
施例3〜4および比較例1〜2
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)およびアスコルビン酸誘導体の併用によるチロシナーゼ活性阻害評価試験
(B)成分としてアスコルビン酸グルコシドの代わりに、アスコルビン酸リン酸Na(5mg/mL)またはアスコルビン酸(0.01mg/mL)を使用すること以外は実施例1と同様にして試験溶液を調製し、それぞれのチロシナーゼ活性阻害率を調べた。併用するヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)濃度は2.15μg/mLとした。また、比較のために、3−O−エチルアスコルビン酸(2.5mg/mL)またはアスコルビン酸硫酸2Na(2.5mg/mL)を使用する系についても同様にして試験した。各試料のチロシナーゼ活性阻害率および各成分単独の場合との改善度合いは表2に記載のとおりであった。表2には参考例1の結果も併せて記載した。
Figure 0006752551
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)とアスコルビン酸またはアスコルビン酸リン酸Naを併用すると、それぞれを単独で使用する場合と比較してチロシナーゼ活性阻害能は顕著に改善されることがわかる。これに対して、3−O−エチルアスコルビン酸またはアスコルビン酸硫酸2Naを用いる場合には、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を併用しても十分なチロシナーゼ活性阻害能は得られなかった。
比較例3
アスコルビン酸グルコシドに代えて、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)の5mg/mL水溶液を用いること以外は実施例1と同様にしてチロシナーゼ活性阻害能を評価した。なお、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)濃度は2.15μg/mLとした。その結果は下記のとおりである。
Figure 0006752551
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)とピリドキシン塩酸塩を併用しても、それぞれを単独で使用する場合と比較してチロシナーゼ活性阻害能の改善効果はほとんど得られないことがわかる。
比較例4
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)に代えて、α−リポ酸(立山化成社製)の4.31μg/mLの水溶液を用いること以外は実施例1と同様にしてチロシナーゼ活性阻害能を評価した。なお、アスコルビン酸グルコシドの濃度は5mg/mLとした。その結果は下記のとおりである。
Figure 0006752551
この結果から、α−リポ酸を用いる場合には、アスコルビン酸グルコシドを併用しても十分なチロシナーゼ活性阻害能は得られないことがわかる。
実施例5 ローションの調製
以下に示す配合および手順にしたがってローションを調製した。
手順: 精製水に保湿剤、退色防止剤、緩衝剤、ヒスチジンジチオオクタナミド、アスコルビン酸グルコシド、pH調整剤を加え室温下で溶解して水相を得る。一方、エタノールにエモリエント剤、界面活性剤、防腐剤、香料を加え室温下で溶解してアルコール相を得る。次いで、このアルコール相に前記の水相に添加する。
配合(質量%):
保湿剤 :1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 5.0
PEG4000 3.0
エモリエント剤 :オリーブ油 0.5
界面活性剤 :POE(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.5
POE(5) オレイルアルコールエーテル 0.3
エタノール : 10.0
香料 : 適量
色剤 : 適量
防腐剤 : 適量
緩衝剤 : 適量
退色防止剤 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
アスコルビン酸グルコシド: 2.0
pH調整剤 : 適量
精製水 : 残量
*1:「DM−His.Zn」(オガ リサーチ社製)
実施例6 水中油型クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがってクリームを調製した。
手順: 精製水に保湿剤、アルカリを加え70℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解後、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤を加えて70℃とした油相を、前記の水相に加えホモミキサーにて均一化した後、冷却を行う。最後に香料と少量の精製水にヒスチジンジチオオクタナミド、pH調製剤、アスコルビン酸グルコシドを溶解させたものを加え混合し、脱気を行う。
配合(質量%):
油分 :ステアリン酸 8.0
ステアリルアルコール 4.0
ステアリン酸ブチル 6.0
保湿剤 :プロピレングリコール 5.0
界面活性剤 :モノステアリン酸グリセリン 2.0
アルカリ :水酸化カリウム 0.4
防腐剤 : 適量
酸化防止剤 : 適量
香料 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.1
アスコルビン酸グルコシド 0.1
pH調整剤 : 適量
精製水 : 残量
実施例7 W/O/W(水中油中水型)クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがってクリームを調製した。
手順:
(1)中間油中水型乳化物を調製する工程
精製水に、保湿剤、塩化ナトリウム、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を加え50℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解した後、界面活性剤を加え50℃に調整する。これに先の水相を加え、ディスパーミキサーで均一化した後、冷却を行い、中間油中水型乳化物を得る。
(2)中間油中水型乳化物を用いて水中油中水型クリームを調製する工程
水中油中水クリームは、精製水に保湿剤を加え75℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解した後、(1)の工程で調製した中間油中水型乳化物、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤を加え75℃に調整する。これを先の水相に加えてディスパーミキサーにて均一化した後、冷却を行う。最後に、香料と少量の精製水にアスコルビン酸グルコシドおよびpH調整剤を溶解させたものを加えて混合し、脱気を行う。
配合(質量%):
(1)中間油中水乳化物
油分 :スクワラン 0.8
パルミチン酸エチルヘキシル 0.5
界面活性剤 :ポリリシノレイン酸ヘキサグリセリル 0.15
モノイソステアリン酸ジグリセリル 0.05
保湿剤 :グリセリン 5.0
ソルビトール 0.05
精製水 : 6.0
塩化ナトリウム: 0.2
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.1
(2)水中油中水型クリーム
油分 :スクワラン 5.0
パルミチン酸エチルヘキシル 2.0
マイクロクリスタリンワックス 2.0
ワセリン 2.0
ベヘニルアルコール 3.0
(1)の中間油中水乳化物 12.85
界面活性剤 :モノステアリン酸グリセリン 2.0
ステアロイルグルタミン酸Na 0.5
保湿剤 :1,3−ブチレングリコール 10.0
防腐剤 : 適量
酸化防止剤 : 適量
香料 : 適量
アスコルビン酸グルコシド 0.5
精製水 : 残量
実施例8 洗顔フォームの調製
以下に示す配合および手順にしたがって洗顔フォームを調製した。
手順: 脂肪酸、エモリエント剤、保湿剤を加熱溶解して70℃に保ち油相とする。精製水にアルカリを溶解し、前記の油相を撹拌しつつ添加する。中和反応を十分に行った後、界面活性剤を添加し混合した後、冷却を始める。キレート剤、香料、少量の精製水にヒスチジンジチオオクタナミド、pH調整剤およびアスコルビン酸グルコシドを溶解させたものを添加し均一化、冷却、脱泡を行う。
配合(質量%):
脂肪酸 :ステアリン酸 12.0
ミリスチン酸 14.0
ラウリン酸 5.0
エモリエント剤:ホホバ油 3.0
アルカリ :水酸化カリウム 5.0
保湿剤 :ソルビット(ソルビトール70%溶液 ) 15.0
グリセリン 10.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
界面活性剤 :POE(20)グリセロールモノステアリン酸エステル 2.0
アシルメチルタウリン 4.0
キレート剤 : 適量
香料 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
アスコルビン酸グルコシド 0.5
pH調整剤 : 適量
精製水 : 残量
実施例9 リキッドファンデーションの調製
以下に示す配合および手順にしたがってリキッドファンデーションを調製した。
手順: 油相を撹拌後、十分に混合粉砕された粉体部を添加しホモミキサー処理する。水相を溶解後これに加えホモミキサー処理する。少量の精製水にヒスチジンジチオオクタナミド、pH調整剤およびアスコルビン酸Naを溶解させたものを添加し均一化し、脱泡を行う。
配合(質量%):
粉体 :疎水化処理タルク 7.0
疎水化処理二酸化チタン 12.0
疎水化処理無水ケイ酸 2.0
ナイロンパウダー 4.0
疎水化処理着色顔料 2.0
油相 :デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ロジンペンタエリスリットエステル 1.5
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 1.5
水相 :精製水 残量
1,3ブチレングリコール 4.0
エタノール 7.0
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1: 0.1
アスコルビン酸Na: 1.0
pH調整剤 : 適量
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、α−リポ酸誘導体を単独で使用する場合に比較して顕著に改善されたチロシナーゼ活性阻害能を有しており、化粧品や医薬部外品などに配合する材料として有用である。また、該チロシナーゼ活性阻害剤を含有する皮膚外用剤は、チロシナーゼ活性を効果的に抑制することができ、美白効果に優れた化粧品、医薬部外品として有用である。

Claims (4)

  1. ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(A)と、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸モノエステル及びこれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種または2種以上のアスコルビン酸類(B)の組み合わせからなるチロシナーゼ活性阻害剤(ただし、(A)成分と(B)成分の使用比率(R)は、0.001〜300である)。
    R=[(A)成分の濃度(μg/mL)]/[(B)成分の濃度(mg/mL)]
  2. 前記(B)成分が、アスコルビン酸グルコシドである請求項1記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
  3. 請求項1または2に記載のチロシナーゼ活性阻害剤を含有する皮膚外用剤。
  4. 皮膚外用剤が、化粧料である請求項記載の皮膚外用剤。
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