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JP6635545B2 - 壁面用塗材 - Google Patents

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JP6635545B2
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Description

本発明は、アルギン酸塩と、架橋剤と、架橋速度調整剤とを含む壁面用塗材に関するものである。
伝統的な塗り壁は、土や砂等の骨材、繊維、糊剤等と、水とを練り合わせて得られる壁面用塗材を鏝等で壁面に塗布し、乾燥させることによって形成する。このような壁面用塗材に使用される糊剤として、角又等の海藻類から抽出されたもの、又は米等の植物から抽出されたもの等が使用される。
これらの糊剤は、水で練り合わせた材料の分離防止、壁面に塗布した際のたれ止め、及び保水性の改善による作業時間の確保等の、塗り壁形成における作業性向上のために壁面用塗材に添加される。
このような糊剤を使用する壁面用塗材から形成される塗り壁は、糊剤を使用しない場合に比べて、ある程度向上した強度を有するが、その強度は依然として満足できるものではない。したがって、従来の糊剤を使用した壁面用塗材から形成される塗り壁の耐用年数は、十分なものではなく、定期的に塗り替え等のメンテナンスが必要である。現在の壁面用塗材には、耐用年数を延ばすことを目的として、消石灰、石膏、セメント等の無機バインダー、又は、酢酸ビニルやアクリル等の合成樹脂を中心とした有機バインダーが配合されている。有機バインダーを配合した壁面用塗材に関する文献としては、例えば、特許文献1が挙げられる。
消石灰、石膏、セメント等の無機バインダーを配合した壁面用塗材から得られる塗り壁は、強度や防火性に優れるが、塗り壁の表面に白華や色ムラが発生しやすく、意匠性の観点で問題を有している。なお、白華とは、エフロレッセンスとも言い、水和反応で生じた遊離石灰が塗面表面に運ばれて白っぽく斑になる現象を意味する。
酢酸ビニルやアクリル等の合成樹脂からなる有機バインダー(以下、合成樹脂バインダーと称する)を配合した壁面用塗材は、白華や色ムラが無く、十分な強度を有する塗り壁を形成できる。しかしながら、合成樹脂バインダーを含む壁面用塗材は、石油由来の合成物を抑制したいと考える施工主からは敬遠される傾向にある。その為、合成樹脂バインダーの代わりに松脂、漆、膠、シュラック等の天然樹脂からなる有機バインダー(以下、天然樹脂バインダーと称する)の使用も検討されているが、一般的に天然樹脂バインダーは取り扱いや保存が難しく、天然樹脂バインダーを含有する壁面用塗材から形成される塗り壁の強度も十分ではない。したがって、天然樹脂バインダーは、壁面用塗材のバインダーとして、用いられることは少ない。
ところで、天然由来のアルギン酸塩は、食品、医薬品、建築材料といった幅広い分野で増粘剤や保水剤として用いられている。アルギン酸塩は、カルシウム等の多価イオンと瞬時に架橋反応を起こすため、人工イクラやゼリー等の食品にも使用されている。
特開2009−249271号公報
白華や色ムラが無く、高い強度を有し、石油由来の合成物を含まず、又は合成物の使用量を大幅に削減した塗り壁を形成することができる壁面用塗材を提供する事を目的とする。
本発明者らは、天然由来のアルギン酸塩がカルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等の多価イオンを含む架橋剤によって架橋反応を起こす事に着目し、アルギン酸塩を塗り壁のバインダーとして利用する事を検討した。
しかしながら、壁面用塗材におけるアルギン酸塩及び架橋剤のみの組み合わせは、(i)アルギン酸塩と架橋剤との反応により、壁面用塗材において、壁に塗布することを困難にしてしまうほどの増粘が生じる、又は壁面用塗材全体がゲル化してしまう;(ii)架橋剤として多価イオン含有の化合物を使用した場合、アルギン酸塩と架橋剤との反応によって生成されうる水に不溶な塩が、アルギン酸塩溶解前の固体表面を覆ってしまい、アルギン酸塩の水への溶解を阻害してしまう;などの不具合が生じる場合がある。したがって、アルギン酸塩と架橋剤だけの組み合わせは、壁面用塗材において、使用が困難であることがわかった。
鋭意検討を重ねた結果、壁面用塗材の成分としてアルギン酸塩及び架橋剤とともに、架橋速度調整剤を使用することにより、アルギン酸塩と架橋剤との架橋反応速度を調整でき、上記(i)〜(ii)の不具合がなくなることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]アルギン酸塩と、架橋剤と、架橋速度調整剤とを含む壁面用塗材;
[2]前記アルギン酸塩が、アルギン酸ナトリウム又はアルギン酸カリウムである、[1]に記載の壁面用塗材;
[3]前記架橋剤が、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、酢酸カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、及びステアリン酸カルシウムからなる群から選択される少なくとも一種である、[1]又は[2]に記載の壁面用塗材;
[4]架橋速度調整剤が、炭酸アルカリ金属塩又はキレート剤である、[1]乃至[3]のいずれかに記載の壁面用塗材;
[5]骨材をさらに含み、前記骨材の割合が、前記壁面用塗材の固体成分全体に対し、30〜96重量%である、[1]乃至[4]のいずれかに記載の壁面用塗材;
[6]前記壁面用塗材の固体成分全体に対し、アルギン酸塩を0.1〜10重量%、架橋剤を0.01〜60重量%、及び架橋速度調整剤を1〜20重量%含む、[1]乃至[5]のいずれかに記載の壁面用塗材;
[7]骨材と、粉末状アルギン酸塩と、粉末状架橋剤と、粉末状架橋速度調整剤とを混合する工程と、混合して得られる粉末混合物に、水を加える工程とを含む、壁面用塗材の製造方法、である。
アルギン酸塩と、架橋剤と、架橋速度調整剤とを含む壁面用塗材は、石油由来の合成樹脂バインダーを使用しなくても、従来の無機バインダーを使用した壁面用塗材から得られる塗り壁に見られるような白華や色ムラが生じにくく、濃色であっても均一で鮮やかに発色する塗り壁を提供することが可能となる。また本発明の壁面用塗材は、十分な強度を有する塗り壁を提供でき、従来の天然樹脂バインダーを使用する壁面用塗材に比べて取り扱いが容易である。
本発明の壁面用塗材は、内装壁、外装壁の塗材として使用することができ、通常は、壁の下地の上に塗布されるものである。本発明の壁面用塗材は、壁面に表面の細やかな凹凸が和風伝統の風合いを持たせることができる。そして、本発明の壁面用塗材の特徴は、アルギン酸塩と、架橋剤と、架橋速度調整剤とを含むものである。
本発明の壁面用塗材は、通常、粉末状の成分の混合物に、水を加えて調製することができる。特に断りがない場合は、各成分割合は水を加えない状態での粉末状の混合物全体(固体成分全体)に対する重量割合(重量%)として記載する。また、本発明の壁面用塗材を下地の上に塗布して乾燥させて得られる、壁面用塗材が硬化したものを「塗り壁」と称することにする。
[アルギン酸塩]
本発明の壁面用塗材に含まれるアルギン酸塩は、いかなるアルギン酸塩を使用してもよいが、昆布から抽出されるアルギン酸塩を用いることが好ましい。アルギン酸塩と、後述架橋剤との架橋反応により、アルギン酸塩は、壁面用塗材のバインダーとして機能することができる。
アルギン酸塩は水溶性であれば特に限定はなく、アルギン酸ナトリウムやアルギン酸カリウム等の水溶性アルギン酸塩を単独、あるいは複数を組み合わせて使用することができる。後述する架橋速度調整剤として、炭酸ナトリウムや炭酸ナトリウムを主成分とする固形かんすいを用いる場合、イオン化傾向からアルギン酸カリウムを用いる事が好ましい。
アルギン酸塩の配合量は、壁面用塗材を構成する骨材の種類や配合比率にもよるが、水を除く固体成分全体に対して0.1〜10重量%が好ましく、作業性や強度等の観点から0.5〜5重量%がさらに好ましい。アルギン酸塩の量が多すぎると、一般的に粘度が高過ぎて塗布作業が難しくなり、希釈水で粘度を下げても乾燥時の収縮が大きくなるので塗り壁表面にクラックが発生しやすくなる。アルギン酸塩の量が少なすぎると、一般的に塗り壁の強度が不足する。
[架橋剤]
本発明の壁面用塗材に含まれる架橋剤は、アルギン酸塩に架橋反応を起こさせる成分であり、アルギン酸塩に架橋反応を起こさせる多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)を放出することができるものである。架橋剤としては、カルシウムイオン、マグネシウムイオン及びアルミニウムイオンの少なくとも一種を含む化合物が挙げられ、好ましい架橋剤の例としては、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、乳酸カルシウム、乳酸マグネシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)等が挙げられ、これらを単独、あるいは複数を組み合わせて使用することができる。これらの中でも、カルシウムイオンを含む化合物が好ましい。
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の溶解性の低い化合物も架橋剤として使用することできるが、使用量は、溶解性の高い化合物よりも多い量を配合する必要がある。なお、炭酸カルシウムは、後述の骨材として使用することができる。
架橋剤の配合量は、水を除く固体成分全体に対して通常0.01重量%〜60重量%、0.01〜10重量%が好ましく、0.01〜5重量%がさらに好ましい。架橋剤の量が多すぎると、粉末状の固体成分混合物に水を加えた時に、壁面用塗材が、増粘又はゲル化してしまい、壁面に塗布できない等の恐れがある。また、アルギン酸塩と、架橋剤から放出された多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)とが反応することにより、水に不溶な塩が生成し、その塩が溶解前のアルギン酸塩の固体表面を覆ってしまいアルギン酸塩の水への溶解を阻害してしまう恐れがある。アルギン酸塩の水への溶解が阻害されてしまうと、想定した粘度が得られずに壁面に塗布することが困難になり、美観を損なうようなゴマ粒状の生成物が塗り壁表面に現れ、架橋が十分に進まずに乾燥塗膜の強度が低くなる恐れがある。一方、架橋剤の量が少なすぎると、架橋に必要な多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)が十分に得られず、架橋反応が進行しにくくなる恐れがある。
[架橋速度調整剤]
本発明の壁面用塗材に含まれる架橋速度調整剤は、架橋剤から多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)が放出される速度を抑制する成分である。架橋速度調整剤としては、炭酸アルカリ金属塩又はキレート剤が好ましく用いられる。
炭酸アルカリ金属塩の具体例としては、炭酸ナトリウムと炭酸カリウムが挙げられる。イオン化傾向の観点から炭酸ナトリウムを使用する事が好ましい。
キレート剤の例としては、イミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、1,2−ジアミノシクロヘキサン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、N,N−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン二酢酸、エチレンジアミン二プロピオン酸、エチレンジアミン二酢酸、ジアミノプロパノール四酢酸、ヘキサメチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ジアミノプロパン四酢酸、ニトリロ三プロピオン酸、エチレンジアミンテトラキスメチレンホスホン酸、ニトリロトリスメチレンホスホン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸等と、これらの塩類が挙げられる。
なお、架橋速度調整剤の中でも炭酸ナトリウムは、中華麺の麺打ち等に使用される安全性の高い食品添加物であり、人体への悪影響は極めて少ない。さらに、炭酸ナトリウムは、水溶液中でpH10〜12前後の弱アルカリ性を示すことから、壁面用塗材に防カビの特性を付与することができる。
架橋速度調整剤の配合量は、水を除く固体成分全体に対して通常1〜20重量%が好ましく、作業性や意匠性の観点から1〜10重量%が好ましい。架橋剤の配合量や溶解性等にもよるが、架橋速度調整剤の量が多すぎると、架橋に必要な多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)が十分に得られなくなる場合がある。一方、架橋速度調整剤の量が少なすぎると、架橋剤が多すぎる場合と同様に、壁面用塗材が増粘しすぎることにより、壁面用塗材を下地に塗布できない恐れがあり、また、水に不溶な塩の生成により、結果として、乾燥塗膜の強度が低くなる恐れがある。
[骨材]
壁面用塗材は、通常、従来から使用される骨材を含む。骨材を含む壁面用塗材を下地に接触させて塗り壁を形成することにより、壁下地を隠蔽することができる。従来から骨材としては、土や砂等が使用されている。具体的な骨材の例としては、珪石、珪石砂、珪粉、珪藻土、タルク、粘土、寒水石(炭酸カルシウム)、ゼオライト、ベントナイト、セピオライト、炭(活性炭)等が挙げられる。また、骨材の種類及び粒径を適宜選択することにより、塗り壁の表面に、様々な形状や質感を持たせることができ、また、塗り壁に各種機能を持たせることができる。例えば、壁面用塗材が珪藻土、ゼオライト、炭等の多孔質の骨材を含有する場合は、調湿性や消臭等の機能を有する塗り壁を形成することができる。壁面用塗材における骨材の含有量は、従来から使用している量でよく、水を除く固体成分全体に対して通常30重量%〜96重量%、好ましくは60重量%〜95重量%である。なお、骨材として使用できる寒水石は、炭酸カルシウムを主成分として含む。炭酸カルシウムは、水に対する溶解速度は遅いが、若干量溶けるため、炭酸カルシウムを骨材として含む粉末状の固体成分混合物を水と混合させた後は、不要な架橋反応を起こさないように、速やかに壁面用塗材を下地に塗布することが好ましい。なお、骨材として上記の機能を有していれば、多価イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等)を放出する化合物を骨材として使用することができる。
[繊維]
本発明の壁面用塗材は繊維を含有させることができる。壁面用塗材が繊維を含有することで、壁面用塗材から形成された塗り壁の割れを防止することができる。繊維としては、コットン繊維、藁すさ、麻すさなどを使用することができる。使用量は従来から使用している量でよく、水を除く固体成分全体に対して通常0.1重量%〜10重量%、好ましくは0.3重量%〜7重量%である。
[粘度調整剤]
本発明の壁面用塗材に含まれるアルギン酸塩は、壁面用塗材を増粘させる機能も有するが、アルギン酸塩とは別にさらに粘度調整剤を壁面用塗材に含ませることができる。粘度調整剤としては、例えば、カラギーナン、プルラン、カードラン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポバール、ベントナイト系鉱物、及びこれらの組み合わせが挙げられる。なかでも、壁面用塗材における石油由来の合成物の使用を低減するために、カラギーナンやカードラン、プルラン、ベントナイト系鉱物等の天然由来の化合物を使用することがより好ましい。
粘度調整剤を使用する場合、その配合量は、水を除く固体成分全体に対して通常、0.1〜3重量%、より好ましくは0.5〜2重量%である。粘度調整剤の量を加えすぎると、一般的に粘度が高過ぎて塗布作業が難しくなり、希釈水で粘度を下げても乾燥時の収縮が大きくなるので塗り壁表面にクラックが発生しやすくなる。
[その他の成分]
必要に応じて本発明の組成物には各種の添加剤として、顔料(液体顔料を含む)、防腐剤や防錆剤、分散剤、消泡剤、pH調整剤、レベリング剤等の公知慣用の種々のものを、適宜、添加して使用することが出来る。これらの配合割合は、本発明の効果に影響を与えない範囲で添加することができる。
[壁面用塗材の調製]
本発明の壁面用塗材は、構成する粉末状の成分を均一に混合させた粉末状の固体成分混合物に、所定の量の水を加えて調製することができる。水の量は、固体成分混合物と水との総量に対して、通常20重量%〜80重量%、好ましくは、25重量%〜60重量%である。固体成分混合物に水を加える工程は、壁面用塗材を壁に塗布させる直前に行うことが好ましい。また、粉末状態で水を加える前に各成分を混合させておけば、溶解性の高いアルギン酸塩をダマ状にせずに均一に溶かす事が出来る上、貯蔵安定性も良い。さらには、粉末状態で袋詰めされている製品を現場にて水と練り合わせて使用する事が多い現行の一般的な塗り壁の製品形態にも適している。
一方、アルギン酸及び架橋剤を事前に水溶液にしておき、それを混合させる方法では、瞬間的に架橋反応が起きて局所的にゲル化してしまう為、塗り壁のバインダーとしては作業時間を確保出来ず、好ましくない。
水を加えて調製した壁面用塗材は、従来と同様の方法で壁に施してある下地に塗布することができる。塗布する方法としては、壁下地全域に、鏝、ヘラ、ローラー、刷毛、吹き付けガン等を用いて塗布する方法が挙げられる。塗膜の厚さは、通常、0.5〜2.0mmである。
以下本発明を実施例及び比較例によって具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、塗布テストを行う下地としては、厚さ9.5mmの石膏ボード上に塗り壁用下塗材(商品名:カーボン・プラスター、四国化成工業社製)を約1mmの厚みで塗布して乾燥させた下地壁面を用いた。
[実施例1]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、塩化カルシウム0.1重量部、炭酸ナトリウム10重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例2]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム3重量部、アルギン酸ナトリウム2重量部、塩化カルシウム0.1重量部、炭酸ナトリウム10重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例3]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、乳酸カルシウム0.5重量部、炭酸ナトリウム10重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例4]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、水酸化カルシウム1重量部、炭酸ナトリウム10重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水180重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例5]
炭酸カルシウム粉100重量部(骨材として使用)、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、乳酸カルシウム0.3重量部、炭酸ナトリウム10重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例6]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、乳酸カルシウム0.3重量部、炭酸ナトリウム10重量部、カラギーナン2重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水180重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[実施例7]
炭酸カルシウム粉100重量部(骨材として使用)、硅石粉60重量部、ゼオライト5重量部、コットン繊維(1mm未満)6重量部、アルギン酸カリウム4重量部、ステアリン酸カリウム4重量部、炭酸ナトリウム4重量部、カラギーナン4重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水170重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで均一になるまで混合してモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られ、これを乾燥させた塗り壁の表面は強度に優れ、塗布後3ヶ月を経過した時点において白華や色ムラなどの問題が発生せず、均一で鮮やかな色を保っていた。
[比較例1]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、塩化カルシウム1重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで混合してモルタルを作製したところ、アルギン酸カリウムの溶け残りと思われる細かな粒状のものが多数発生した。また鏝による塗布作業をするにはやや粘度が高めであった事から、少し時間をおいてからさらに水を50重量部加えて均一になるまで混合し、粘度を調整したモルタルを調製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られたが、これを乾燥させた塗り壁の強度は十分でなく、表面を指で擦ると塗り壁表面が削れて骨材が徐々に取れてしまった。
[比較例2]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、塩化カルシウム3重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで混合してモルタルを調製しようとしたところ、粘性が出ずに鏝による下地壁面への塗布作業ができなかった。そこで下地を床においてモルタルを無理やり塗り広げたが、これを乾燥させた塗り壁には強度が無く、指で擦ると塗り壁面が崩壊した。
[比較例3]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、乳酸カルシウム1重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで混合してモルタルを調製したところ、アルギン酸カリウムの溶け残りと思われる細かな粒状のものが多数発生した。また鏝による塗布作業をするにはやや粘度が高めであった事から、少し時間をおいてからさらに水を50重量部加えて均一になるまで混合し、粘度を調整したモルタルを作製した。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると良好な作業性が得られたが、これを乾燥させた塗り壁の表面にはクラックが発生して美観を損なってしまった。また、塗り壁の強度も十分でなく、表面を指で擦ると塗り壁表面が削れて骨材が徐々に取れてしまった。
[比較例4]
硅石粉100重量部、硅砂100重量部、コットン繊維(1mm未満)3重量部、アルギン酸カリウム5重量部、乳酸カルシウム3重量部をミキサーに入れて混合し、粉末基材を作製した。この粉末基材を、水150重量部に対し液体顔料(商品名:SKセレクトカラー、四国化成工業社製)5重量部を混合して事前に着色しておいた水溶液中に投入し、ミキサーで混合してモルタルを調製したところ、アルギン酸カリウムの溶け残りと思われる細かな粒状のものが多数発生した。少し時間をおいてから均一になるまで混合したが、得られたモルタルはやや粘度の低いものとなった。
このモルタルを約1mmの厚みで前述の下地壁面に塗布すると粘度はやや低いものの塗布作業は可能であったが、これを乾燥させた塗り壁の表面にはクラックが発生して美観を損なってしまった。また、塗り壁の強度も十分でなく、表面を指で擦ると塗り壁表面が削れて骨材が徐々に取れてしまった。

Claims (5)

  1. 壁面用塗材であって、
    アルギン酸塩と、架橋剤と、架橋速度調整剤と、繊維と、骨材とを含み、
    前記架橋速度調整剤が、炭酸アルカリ金属塩又はキレート剤であり、
    前記壁面用塗材の固体成分全体に対して、アルギン酸塩を0.1〜10重量%、架橋剤を0.01〜10重量%、架橋速度調整剤を1〜10重量%、繊維を0.1〜10重量%、及び骨材を60〜95重量%含む、
    壁面用塗材。
  2. 前記アルギン酸塩が、アルギン酸ナトリウム又はアルギン酸カリウムである、請求項1に記載の壁面用塗材。
  3. 前記架橋剤が、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、酢酸カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、及びステアリン酸カルシウムからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1又は2に記載の壁面用塗材。
  4. 前記繊維が、コットン繊維、藁すさ、麻すさからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の壁面用塗材。
  5. 骨材と、粉末状アルギン酸塩と、粉末状架橋剤と、粉末状架橋速度調整剤と、繊維とを混合する工程と、
    混合して得られる固体成分混合物に、水を加える工程とを含み、
    前記粉末状架橋速度調整剤が、炭酸アルカリ金属塩又はキレート剤であり、
    前記固体成分混合物全体に対して、粉末状アルギン酸塩を0.1〜10重量%、粉末状架橋剤を0.01〜10重量%、粉末状架橋速度調整剤を1〜10重量%、繊維を0.1〜10重量%、及び骨材を60〜95重量%含む、
    壁面用塗材の製造方法。
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