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JP6618039B2 - 除染土壌処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放射性物質の除染作業により発生した除染土壌を浄化する除染土壌処理装置及び方法に関する。
原発事故等により放射性物質が広範囲に拡散した区域の土壌に対して、除染作業が行われている。除染作業により発生した放射性物質を含む除染土壌は、中間貯蔵施設で貯蔵された後、最終処分される。除染土壌のうち、比較的放射性物質の低濃度(低線量)のものは、分別や分級洗浄により分離することにより、再生利用の可能性がある浄化土壌として取り扱うことができ、この低線量のものを分離し、残りの放射性物質の高濃度(高線量)のものを中間貯蔵施設で貯蔵することとすれば、その貯蔵量を低減(減容)できると期待されている。除染土壌を分級洗浄により土壌洗浄処理して、得られる浄化土壌を再生利用することができる旨が、非特許文献1に次のごとく、記載されている。
『土壌汚染の分野では、重金属などの汚染物質が土粒子中の細粒分に多く付着する性質に着目し、水による洗浄を行うことにより粗粒分と細粒分に分け、汚染物質濃度が比較的薄い粗粒分については健全土として再生利用を行い、汚染物質濃度が濃い細粒分については濃縮汚染物として処分する分級洗浄による土壌洗浄処理が行われている。
この土壌洗浄処理技術を応用し、放射性セシウムを含む除染土壌の分級洗浄を行い、高濃度の細粒分(粒径0.075mm未満)と、低濃度の粗粒分(粒径0.075mm以上)とに分離することにより、高濃度の細粒分は中間貯蔵後最終処分され、低濃度の粗粒分は管理された状態で再生利用することが可能となる。』
除染土壌中の放射性セシウムは、非特許文献1からも理解できるように、大部分がシルトや粘土等の細粒分に吸着されていることから、これらの細粒分を分離することで、中間貯蔵する除染土壌の減容化が可能となる。その手段として、非特許文献1に記載されているように、重金属類等に汚染された土壌の浄化技術として実用化されている、分級洗浄プロセスの採用が検討されている(非特許文献1 図1)。
押野嘉雄、除染・廃棄物技術協議会浄化土壌ワーキンググループ:分級による減容化〜湿式分級とその課題〜:環境放射能除染学会誌 Vol.4,No.1,pp61−70(2016)
除染土壌には木屑、根、葉等の植物系の異物が混入しているが、例えば非特許文献1で言及されている既存の分級洗浄プロセスでは植物系の異物を除去することが以下に記載するように困難であり、分級洗浄後の粗粒分土壌に異物が残留して再利用が制限されることになる。また、これらの異物は分級装置内で目詰まりして設備稼働率の低下要因ともなるため、簡便で効率的な異物除去技術を開発する必要がある。
葉、枝、樹皮及び根などの植物系異物を含む除染土壌は、回転式スクラバやグリズリによって塊状や大径の異物が除去された後、ロッドミル研磨により細かくされて粗粒分と細粒分の混合物とされ、分級洗浄により放射性物質を高濃度で含む細粒分と放射性物質の濃度が低い粗粒分とに分離される。しかし、除染土壌に多量に植物系異物が含まれていると、篩による分級が篩での異物の目詰まりにより困難になり、機器のトラブルを発生させる。また、粗粒分の土壌に異物が多く含まれるため、粗粒分の土壌を再生利用する際の品質基準である強熱減量が高くなり、再生利用できないという問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑み、分級により、異物を含む除染土壌から放射性濃度の高い細粒分を分離して、これを貯蔵することとし、貯蔵土壌量を減容するとともに、分級処理時の目詰まりを防止するように異物を分級処理前に除去することを可能とする除染土壌処理装置及び方法を提供することを課題とする。
上述の課題は、本発明によれば、次の除染土壌処理装置(第一発明ないし第五発明)及び方法(第六発明ないし第十発明)で解決される。
[除染土壌処理装置]
<第一発明>
放射性物質を含む除染土壌を粗粒分と細粒分に分級して細粒分を貯蔵することとして貯蔵土壌量を減容する分級減容処理装置を有する除染土壌処理装置において、分級減容処理装置の前段に、土壌よりも比重の小さい異物を除染土壌から分離して除去する異物除去装置を配設し、異物除去装置が、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別する重液選別装置を備えることを特徴とする除染土壌処理装置。
<第二発明>
異物除去装置が、重液選別装置の前段に、異物を含む除染土壌と液体とを投入する投入口と、液体をジェット噴射する噴射口とを有し、異物を含む除染土壌に対し液体をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕装置を備えることを特徴とする除染土壌処理装置。
<第三発明>
解砕装置で、投入口から投入される液体と、噴射口からジェット噴射される液体が選別液であることとする除染土壌処理装置。
<第四発明>
分級減容処理装置は、重液選別装置により異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級装置と、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水装置とを有し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の投入口へ帰還するようになっていることとする除染土壌処理装置。
<第五発明>
分級減容処理装置は、重液選別装置により異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級装置と、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水装置とを有し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の噴射口へ帰還するようになっていることとする除染土壌処理装置。
[除染土壌処理方法]
<第六発明>
放射性物質を含む除染土壌を粗粒分と細粒分に分級して細粒分を貯蔵することとして貯蔵土壌量を減容する分級減容処理工程を経る除染土壌処理方法において、
分級減容処理工程の前段に、土壌よりも比重の小さい異物を除染土壌から分離して除去する異物除去工程を行い、
異物除去工程が、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別する重液選別工程を有することを特徴とする除染土壌処理方法。
<第七発明>
異物除去工程が、重液選別工程に先立ち、異物を含む除染土壌と液体を容器に投入し、異物を含む除染土壌に対し液体をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕工程を有することとする除染土壌処理方法。
<第八発明>
解砕工程で異物を含む除染土壌とともに容器に投入される液体と、ジェット噴射される液体が選別液であることとする除染土壌処理方法。
<第九発明>
分級減容処理工程が、重液選別工程で異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級工程と、細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水工程を有し、脱水工程により分離された選別液を、解砕工程で異物を含む除染土壌とともに容器に投入する液体として用いるようになっていることとする除染土壌処理方法。
<第十発明>
分級減容処理工程が、重液選別工程で異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級工程と、細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水工程を有し、脱水工程により分離された選別液を、解砕工程でジェット噴射する液体として用いるようになっていることとする除染土壌処理方法。
[作用原理]
本発明における作用原理は次のごとくである。
<第一発明及び第六発明>
異物を含む除染土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別することにより、異物は比重が異物より大きい選別液を用いることにより大きい浮上力を受け、容易に選別液の表層に浮上し、土壌は選別液の底層に沈降するため、異物除去効率が向上する。
<第二発明及び第七発明>
重液選別に先立ち、異物を含む除染土壌に対し液体をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕処理を行うことにより、異物は付着した土壌により見かけ比重が高くなることなく、重液選別において異物は大きい浮上力を受け、容易に選別液の表層に浮上し、土壌は選別液の底層に沈降するため、異物除去効率がさらに向上する。
<第三発明及び第八発明>
解砕装置の容器に異物を含む除染土壌とともに選別液を投入するとともに、異物を含む除染土壌に対し選別液をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離し、異物と土壌が分散している選別液を重液選別装置に導くこととする。このため、重液選別装置で別途選別液を供給する必要がなく、あるいは加えるとしても少量ですみ、合理的な装置構成とすることができる。また、解砕装置の容器に異物を含む除染土壌を投入する際に選別液をともに投入することで、土壌の容器への投入が円滑に行える。
<第四発明及び第九発明>
重液選別装置により異物が除去された土壌を、分級装置により粗粒分と細粒分に分級し、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を、脱水装置により脱水して細粒分と選別液とに分離し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の投入口へ帰還するため、選別液が有効に再利用される。
<第五発明及び第十発明>
重液選別装置により異物が除去された土壌を、分級装置により粗粒分と細粒分に分級し、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を、脱水装置により脱水して細粒分と選別液とに分離し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の噴射口へ帰還送入してジェット噴射するため、選別液が有効に再利用される。
本発明は、以上のように、除染土壌を粗粒分と細粒分に分級して細粒分を貯蔵することとして貯蔵土壌量を減容する分級減容処理に先立ち、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別することとしたので、異物を土壌から効率よく分離して除去できるため、分級洗浄時の異物による目詰まりを防止でき、分離した粗粒分に異物が混入しないため粗粒分土壌を再生利用できる。さらに、重液選別に先立ち、異物を含む除染土壌に対して液体をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕処理を行うこととすれば、重液選別による異物と土壌との分離効率を高めることができる。
本発明の一実施形態装置の概要構成図である。 図1装置の異物除去装置の一部をなす解砕装置を示す断面図である。 本発明の実施手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態における除染土壌処理装置は、図1にも見られるように、大別して異物除去装置Iと分級減容処理装置IIとを有している。ここで、分級減容処理装置II自体は、従来から用いられており、公知であるので、その説明は簡単に行うものとする。
異物除去装置Iは、木屑、根、葉、枝等の植物系の異物を含む除染土壌を受け入れ、異物に付着している土壌を剥離する解砕装置10と、該解砕装置10に接続され異物と土壌とを重液を用いて選別する重液選別装置20とを有している。ここで、土壌は、その粒径で大径の礫と砂との粗粒分、小径の細粒分を含んでおり、本発明では、粒径0.075mm以上を粗粒分、粒径0.075mm未満を細粒分という。放射性物質は細粒分土壌に多く含まれ、細粒分の放射性物質の濃度が高く、粗粒分の放射性物質の濃度が低い。放射性物質の濃度が低い粗粒分土壌を再生利用することができる。
解砕装置10は、図2に見られるように、除染土壌が投入される投入口12と、この除染土壌にジェット噴射される液体を噴射する噴射口13とが設けられた横長な解砕筒11を有している。該解砕筒11は、上記投入口12と噴射口13が設けられている前段筒部11Aと、その後流側で縮径された中間筒部11Bと、該中間筒部11Bに対し拡径された後段筒部11Cとを有し、後段筒部11Cには下方に開口した排出部14が設けられている。なお、図2では理解しやすく説明するため、異物を含む除染土壌のうち、異物Pに土壌Qが付着したものを表示しており、これの他に土壌のみが存在しているが図示を省略している。
上記前段筒部11Aに設けられた投入口12は、異物を含む除染土壌を投入するに好都合なシュート状をなしており、本実施形態では好ましい形態として、該投入口12に上記除染土壌とともに液体が投入されるようになっている。さらに好ましい形態として、上記液体は比重が異物よりも大きく土壌よりも小さい重液とする。この重液としては、例えば塩化カルシウム水溶液、塩化亜鉛水溶液を用いることができる。このような重液は後工程の重液選別工程で、異物を土壌から分離して選別するための選別液として使用されるので、以下、上記選別に用いられるこの重液を選別液と称することにする。
また、上記前段筒部11Aの前面に設けられた噴射口13は、該噴射口13から解砕筒11の前段筒部11A内の除染土壌へ液体を高速でジェット噴射できるように、先方すなわち前段筒部11A内方へ向け先細りのノズル状となっている。ジェット噴射された液体は、中間筒部11Bへ向け除染土壌の流れを形成する。この噴射口13からジェット噴射される液体は、上記投入口12で除染土壌とともに解砕筒11内へ投入される液体を重液としたのと同様に、重液を用いた選別液であることが好ましい。
前段筒部11Aの後流側に位置する中間筒部11Bは、テーパ部11B−1を経て縮径されていて、噴射口13からジェット噴射された液体により生じた除染土壌の流れを、低抵抗のもとで増速させる。
中間筒部11Bの後流側に位置する後段筒部11Cは、中間筒部11Bに対し急激に拡径するように段状部11C−1を経て、大径とされている。該後段筒部11Cには後流端近傍で下向に向け開口する排出部14が設けられている。
上記解砕装置10に接続されている重液選別装置20は、解砕装置10からの除染土壌を選別液との混合状態で受け入れる受入部22を備えた選別槽21を有している。選別槽21内には選別液として比重が異物より大きく土壌より小さい液体で成る重液が収容されており、異物は浮上して選別液の液面(上面)で浮遊物となり、土壌は沈降して選別液の底部に沈降物として滞留し、かくして、異物が土壌から分離除去される。該受入部22は、好ましくは、選別槽21の下部に位置している。該選別槽21は、上記受入部22が位置する前端壁21Aの上端に対し、後端壁21Bの上端の少なくとも一部が低くなっていて、選別槽21から浮遊している異物が上記後端壁21Bの上端を越えて流出あるいは掻き出されるようになっている。上記後端壁21Bの外面には異物を堆積しておく堆積板21Cが取り付けられている。選別槽21の底部に沈降している異物が除去された土壌は、選別液とともに選別槽21の下部から抜き出され、次工程に送られる。かくして、異物除去装置Iにより除染土壌から異物が除去され、異物を含まない土壌を得て、次の分級減容処理装置IIに送られる。
選別槽21内に収容される選別液として、比重が異物よりも大きく土壌よりも小さい重液を用いる。木屑、根、葉、枝等の植物系の異物の比重が1.1程度であるので、重液の比重を1.3程度とすることにより、異物の浮力を高め、異物除去効率を高くすることができる。この重液としては、例えば塩化カルシウム水溶液、塩化亜鉛水溶液を用いることができる。また、みかけ比重が異物よりも大きく土壌よりも小さい擬似重液として、マグネタイト、フェロシリコン(6号)、粘土、シルト、砂を水に分散させた液を用いることができる。また、焼却炉、溶融炉、焼成炉等から排出される飛灰を水で洗浄する際に生じる灰洗浄水を水処理して選別液として利用することができる。灰洗浄水は塩化カルシウムを多量に含んでおり、灰洗浄水を水硫化ソーダ等により水処理して重金属類(鉛、カドミウム、ヒ素、水銀、6価クロム等)を除去し、pHを調整して塩化カルシウム水溶液を得ることができる。
次に、分級減容処理装置IIは、異物除去装置Iで異物が除去された土壌を選別液とともに受けて、土壌を粗物分と細粒分とに分級して、脱水し細粒分を分離しこれを貯蔵するものとして、貯蔵土壌量を減容するための装置構成である。分級減容処理装置IIは、土壌をその粒径により粗物分と細粒分とに分級する分級装置30そしてサイクロン40、さらには、その後段に、細粒分を選別液との混合物として受けてこれに凝集剤を攪拌混合する攪拌装置50と、細粒分を凝集沈殿させ細粒分を含むスラリを生成させるシックナー60と、細粒分を含むスラリを脱水処理工程で脱水処理できる状態とするために攪拌する後攪拌装置70と、攪拌された細粒分を含むスラリをフィルタプレス等で脱水して細粒分と選別液とに固液分離する固液分離装置80と、分離された選別液を貯留しておく選別液貯留装置90とを順次接続して有している。
上記分級装置30は、振動篩を有しており、重液選別装置20で異物が除去された除染土壌を選別液とともに受け入れて、土壌のうち粒径の大きい砂と礫とを篩上に捕捉し上部に向けて移動するコンベアで上部へもたらし、外部へ落下排出する。篩を透過して降下した粒径の小さい砂と細粒分は選別液とともに取り出され、サイクロン40に供給されるようになっている。
サイクロン40は、粒径の小さい砂と細粒分を選別液とともに受け入れ、その遠心力により、砂と、細粒分を含む選別液とに分離し、砂を外部へ落下排出し、残りの細粒分を含む選別液を、攪拌装置50へもたらす。
攪拌装置50は、攪拌槽51と攪拌部材52とを有し、攪拌槽51内の細粒分を含む選別液へ凝集剤が添加され、攪拌されるようになっている。
シックナー60は、凝集沈澱槽61内に収められた凝集剤が添加された細粒分を含む選別液を所定時間だけ滞留させ、浮遊している細粒分を凝集沈澱させ底層に細粒分を含むスラリを生成し、細粒分を含むスラリを凝集沈澱槽61の下部から後攪拌装置70へ送るようになっている。
後攪拌装置70は、攪拌槽71と攪拌部材72とを有し、細粒分を含むスラリを脱水処理が可能な状態とするために攪拌し、攪拌後に固液分離装置80へ送るようになっている。
固液分離装置80は、例えばフィルタープレスであり、細粒分を含むスラリをフィルタにて圧搾して脱水することで選別液を液体分として、そして細粒分土壌を固体分として固液分離し、選別液を選別液貯留装置90へ送り、細粒分土壌を外部へ排出するようになっている。この細粒分土壌には放射性物質が含まれており、貯蔵される。
選別液貯留装置90は、固液分離装置80で分離された選別液を貯留する貯留槽91を有し、該選別液を解砕装置10へ帰還するように、該解砕装置10と帰還路92により接続されている。
このように、図1に見られる構成で、図2に示された解砕装置10を備えた本実施形態装置では、次の手順で除染土壌の処理がなされる。その手順を図1、図2に加え、図3のフローチャートをも参照して、その工程を以下に説明する。図3では、ステップS1〜S2の異物除去工程と、ステップS3〜S8の分級減容処理工程とを経る。
先ず、異物除去装置Iで、解砕装置10の解砕筒11に設けられた投入口12から除染土壌とともに液体としての選別液(重液)を解砕筒11内へ投入し、さらには、噴射口13から液体としての選別液(重液)をジェット噴射する。
投入口12から投入された除染土壌には木屑、根、葉、枝等の植物系の異物が混入しており、図2に示すように異物Pに土壌Qが付着している状態にあり、図示しないが土壌も存在している。また土壌は粗粒分と細粒分が混在している。かかる除染土壌は、選別液とともに投入口12から解砕筒11内に投入される。除染土壌が選別液とともに投入されるので、解砕筒11内へ円滑に流入できる。このような除染土壌と選別液は、図3のステップS1(ジェット流解砕)に見られるように、解砕筒11の前段筒部11Aを流動している状態で、噴射口13から高速の選別液がジェット噴射され、その高い動圧を受けることで、異物Pに付着している土壌Qは剥離され、除染土壌と選別液はテーパ部11B−1で流速を高め中間筒部11Bへ流入する。土壌Qの異物Pからの剥離は中間筒部11B内で高速流のもとでさらに進行する。
除染土壌と選別液は後段筒部11Cへ突入すると、該後段筒部11Cの上流端で中間筒部11Bに対し段状部11C−1にて急激に拡径しているので、除染土壌と選別液の流れは、乱れを生じ、流速を低下するとともに、この流れの乱れのもとで、土壌Qの異物Pからの剥離がさらに進み、さらに、流れは後段筒部11Cの下流端壁に衝突し土壌Qの異物Pからの剥離が一層進む。かくして、排出部14からは、異物Pから分離した土壌Qと異物Pと他の土壌が選別液とともに排出される。
次に、異物と土壌と選別液は、図3に見られるように、次のステップS2(重液選別)で重液選別装置20の選別槽21へもたらされる。選別槽21内の選別液は、比重が異物より大きく土壌より小さい液体で成る重液であるので、異物は選別液の液面(上面)で浮遊物となり、土壌は選別槽21の底部で沈降物となる。
選別液の液面に浮遊する異物は、選別槽21の外へ流出しあるいは掻き出されて、堆積板21Cに堆積されてから適宜落下排出される。
選別槽21の底部における沈降物としての土壌は、選別液とともに、図3のステップ3(分級)として見られるように、分級減容処理装置IIの分級装置30へ送られる。
分級装置30では、土壌のうち篩上の粒径の大きい砂と礫が該分級装置30からコンベアにより外方へもたらされて落下排出され、篩を透過して降下した粒径の小さい砂と細粒分と選別液をサイクロン40へ送る。
サイクロン40では、図3のステップS4(サイクロン分離)のように、粒径の小さい砂と、細粒分を含む選別液とに分離し、細粒分を含む選別液を攪拌装置50へ送る。
攪拌装置50では、細粒分を含む選別液を攪拌槽51へ受けるとともに、図3のステップS5(攪拌)のように、攪拌槽51へ凝集剤が添加される。攪拌により凝集剤が拡散し均一に分散する。凝集剤が添加された細粒分を含む選別液は、図3のステップS6(凝集沈澱)に見られるように、シックナー60の槽61内で所定時間だけ滞留され、細粒分が凝集沈澱し、選別液は上澄みとして槽61の上部に貯まる。
次に、シックナー60で凝集沈澱した細粒分を含むスラリは、図3のステップS7(後攪拌)に見られるように、攪拌装置70へ送られ、脱水処理可能な状態にされる。
細粒分を含むスラリは、図3のステップS8(固液分離)に見られるように、固液分離装置80へ送られて、該固液分離装置80で圧搾されることで、液体分としての選別液と固体分としての細粒分とに固液分離され、選別液は選別液貯留装置90に一旦貯留され、解砕装置10に帰還され、投入口12から土壌とともに投入される液体として、あるいは噴射口13からジェット噴射される液体として再利用される。圧搾された細粒分土壌には放射性物質が含まれており、貯蔵される。
このように、本実施形態によると、分級装置30で分級された礫と粒径の大きい砂と、サイクロン40で分離された粒径の小さい砂とからなる粗粒分土壌は、放射性物質の濃度が低く規定値以下となっているので、再生利用に供することができる。固液分離装置80で分離された細粒分土壌は放射性物質の濃度が高く、中間貯蔵施設で貯蔵される。このように除染土壌のうち細粒分土壌を貯蔵することとして、貯蔵量を減容することができる。
さらに、分級減容処理に先立ち、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別することとしたので、異物を土壌から効率よく分離して除去できるため、分級洗浄時の異物による目詰まりを防止でき、分離した粗粒分に異物が混入しないため粗粒分土壌を再生利用できる。さらに、重液選別に先立ち、異物を含む除染土壌に対して選別液をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕処理を行うことにより、重液選別による異物と土壌との分離効率を高めることができる。
また、重液選別に用いる重液として塩化カルシウム水溶液を用いることにより、以下の効果がある。重液選別により分離した異物には放射性物質(放射性セシウム)が含まれるが、重液として塩化カルシウム水溶液を用いることにより、異物に塩化カルシウムが付着しているため、異物を焼却処理する際にセシウムが塩化カルシウムと反応して塩化セシウムが生成され、この塩化セシウムは揮発しやすく排ガスに含まれ集塵器で捕集される飛灰に含まれることとなり、異物に含まれていた放射性セシウムはその多くが飛灰に含まれることになるので、焼却主灰の放射性セシウム濃度が低くなり、焼却主灰の処理が容易になる。また、固液分離により分離された細粒分土壌には放射性物質(放射性セシウム)が濃縮されて含まれるが、重液として塩化カルシウム水溶液を用いることにより、細粒分土壌には塩化カルシウムが含まれているため、細粒分土壌を溶融処理や焼成処理する際にセシウムが塩化カルシウムと反応して塩化セシウムが生成され、この塩化セシウムは揮発しやすく排ガスに含まれ集塵器で捕集される飛灰に含まれることとなり、細粒分土壌に含まれていた放射性セシウムはその多くが飛灰に含まれることになるので、溶融処理で生成したスラグや焼成物の放射性セシウム濃度が低くなり、その処理が容易になる。
10 解砕装置
12 投入口
13 噴射口
20 重液選別装置
30 分級装置
80 固液分離装置
I 異物除去装置
II 分級減容処理装置

Claims (6)

  1. 放射性物質を含む除染土壌を粗粒分と細粒分に分級して細粒分を貯蔵することとして貯蔵土壌量を減容する分級減容処理装置を有する除染土壌処理装置において、分級減容処理装置の前段に、土壌よりも比重の小さい異物を除染土壌から分離して除去する異物除去装置を配設し、異物除去装置が、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別する重液選別装置を備え、異物除去装置が、重液選別装置の前段に、異物を含む除染土壌と選別液とを投入する投入口と、選別液をジェット噴射する噴射口とを有し、異物を含む除染土壌に対し選別液をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕装置を備えることを特徴とする除染土壌処理装置。
  2. 分級減容処理装置は、重液選別装置により異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級装置と、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水装置とを有し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の投入口へ帰還するようになっていることとする請求項に記載の除染土壌処理装置。
  3. 分級減容処理装置は、重液選別装置により異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級装置と、分級装置から受け入れた細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水装置とを有し、脱水装置により分離された選別液を解砕装置の噴射口へ帰還するようになっていることとする請求項又は請求項2に記載の除染土壌処理装置。
  4. 放射性物質を含む除染土壌を粗粒分と細粒分に分級して細粒分を貯蔵することとして貯蔵土壌量を減容する分級減容処理工程を経る除染土壌処理方法において、
    分級減容処理工程の前段に、土壌よりも比重の小さい異物を除染土壌から分離して除去する異物除去工程を行い、
    異物除去工程が、異物を含む土壌を、比重が異物より大きく土壌より小さい選別液により異物と土壌とに重液選別する重液選別工程を有し、
    異物除去工程が、重液選別工程に先立ち、異物を含む除染土壌と選別液を容器に投入し、異物を含む除染土壌に対し選別液をジェット噴射して、異物に付着した土壌を剥離する解砕工程を有することを特徴とする除染土壌処理方法。
  5. 分級減容処理工程が、重液選別工程で異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級工程と、細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水工程を有し、脱水工程により分離された選別液を、解砕工程で異物を含む除染土壌とともに容器に投入するようになっていることとする請求項に記載の除染土壌処理方法。
  6. 分級減容処理工程が、重液選別工程で異物が除去された土壌を粗粒分と細粒分に分級する分級工程と、細粒分を含む選別液を脱水して細粒分と選別液とに分離する脱水工程を有し、脱水工程により分離された選別液を、解砕工程でジェット噴射するようになっていることとする請求項又は請求項5に記載の除染土壌処理方法。
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