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JP6683795B1 - 吸収体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

吸収体の製造方法及び製造装置 Download PDF

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JP6683795B1
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Abstract

【課題】体液を高速吸収でき、ドライ感に優れ、体液が漏れ難い積層構造の吸収体を効率的に製造できる吸収体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の吸収体100の製造方法は、搬送する集積用凹部21を吸引しながら、集積用凹部21に、空気流により搬送された合成繊維の不織布片10b及び親水性繊維10aを集積させる。集積用凹部21は低吸引凹部21Tと、低吸引凹部21Tよりも吸引力が高い高吸引凹部21Kとを有する。不織布片10bを集積用凹部21に供給して、集積用凹部21内に不織布片10bを集積させる。不織布片10bの集積後に親水性繊維10aを集積用凹部21に供給して、集積用凹部21内に親水性繊維10aを集積させる。そして、高吸引凹部21K内に低吸引凹部21T内よりも多量の不織布片10bを集積させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸収性物品用の吸収体の製造方法及び製造装置に関する。
使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる吸収体として、例えば、パルプ繊維及び合成繊維を含む吸収体が知られている。吸収体に合成繊維を含有させると、吸収体を柔軟にすることができ、体液を素早く吸収させることができる。パルプ繊維及び合成繊維を含む吸収体の製造方法として、例えば、特許文献1及び2に記載されたものが知られている。
特許文献1には、合成繊維どうしを予め結合させた不織布を成形した後、該不織布をカッターミル方式により粉砕して不織布片を成形し、該不織布片を親水性繊維と混合しながら集積して、吸収性物品用の吸収体を製造する方法が記載されている。
特許文献2には、パルプ繊維の単独層と合成繊維の単独層を積層させた吸収体の製造装置が記載されている。該製造装置は、繊維集積用凹部が形成された積繊用回転ドラムと、繊維原反を粉砕する解繊装置と、該解繊装置で粉砕された繊維を空気流に乗せて該積繊用回転ドラムへ搬送するためのケーシングを備えている。
特開2002−301105号公報 特開2007−089826号公報
近年、体液を高速吸収するとともに、体液の吸収後にもドライ感に優れ、且つ体液が漏れ難い吸収体へのニーズがある。このようなニーズを満たすために、例えば、合成繊維の不織布片を含む層とパルプ繊維を含む層とを積層した二層の積層吸収体が考えられる。合成繊維を繊維としてではなく、塊としての不織布片として配置させることで、装着圧等による吸収体の潰れが抑えられ、層構造が変化し難い為、安定した吸収性能を発現できる。
特許文献1に記載の方法で製造される吸収体は、不織布片を集積させたものである。しかし同文献に記載の技術では、二層の積層吸収体を製造することはできない。
特許文献2に記載の製造装置によれば、吸収特性の異なる繊維を積層させた吸収体を製造することができる。しかし、同文献には、合成繊維の不織布片を積層させることに関して何ら記載されていない。また、同文献に記載の製造装置は、積層された吸収体を製造するために、積繊用回転ドラムの回転中に、繊維集積用凹部のドラム周方向長さを変更するカム機構を備えている。このカム機構は複雑な構造であり、そのことに起因して、同文献に記載の製造装置は、設備費用が高額となり、該カム機構を維持・管理することが容易でない。更に、吸収体のサイズチェンジに伴う型替負荷も大きい。
したがって本発明の課題は、不織布片を含む層と親水性繊維を含む層とを積層した吸収体を効率的に製造できる方法及び装置を提供することにある。
本発明は、集積用凹部を吸引させながら一方向に搬送させて、該集積用凹部に、空気流に乗せて搬送された合成繊維の不織布片及び親水性繊維を集積させる集積工程を有する吸収体の製造方法であって、
前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
前記集積工程においては、前記不織布片を前記集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該不織布片を集積させ、該不織布片の集積後に又は該不織布片の集積途中から、前記親水性繊維を該集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該親水性繊維を集積させ、前記低吸引凹部内よりも前記高吸引凹部内に多量の該不織布片を集積させる、吸収体の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、一方向に搬送され且つ空気の吸引が可能な集積用凹部と、
前記集積用凹部に臨んで開口する、合成繊維の不織布片を供給する不織布片供給ダクトと、
前記集積用凹部に臨んで開口する、親水性繊維を供給する親水性繊維供給ダクトと、を備え、
前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
前記親水性繊維供給ダクトを、前記不織布片供給ダクトよりも、前記集積用凹部の搬送方向の下流側に配置した、吸収体の製造装置を提供するものである。
本発明によれば、不織布片を含む層と親水性繊維を含む層とを積層した吸収体を効率的に製造できる。
図1は、本発明の吸収体の製造方法で製造される吸収体の好ましい一実施形態を一部破断して模式的に示す平面図である。 図2は、図1のII−II線断面を模式的に示す断面図である。 図3は、図1に示す吸収体の製造方法に用いられる製造装置の好ましい一実施形態を一部を透視して示す概略斜視図である。 図4は、図3に示す製造装置を側部側から視た概略側面図である。 図5は、集積用凹部の平面図である。 図6は、集積部の分解斜視図である。 図7は、集積部の一部を模式的に示す断面図であり、図7(a)は選択的吸引領域での低吸引凹部の吸引状態を示す断面図であり、図7(b)は選択的吸引領域での高吸引凹部の吸引状態を示す断面図である。 図8は、集積部の一部を模式的に示す断面図であり、図8(a)は全面的吸引領域での低吸引凹部の吸引状態を示す断面図であり、図8(b)は全面的吸引領域での高吸引凹部の吸引状態を示す断面図である。 図9(a)は不織布片を高吸引凹部及び低吸引凹部に吸引したとき各凹部での吸引風量と時間との関係を示すグラフであり、図9(b)は親水性繊維を高吸引凹部及び低吸引凹部に吸引したとき各凹部での吸引風量と時間との関係を示すグラフである。 図10は、本発明の吸収体の製造方法に用いられる他の実施形態の製造装置を一部を透視して示す概略側面図である。 図11は、本発明の吸収体の製造方法に用いられる別の実施形態の製造装置を一部を透視して示す概略側面図である。 図12は、本発明の吸収体の製造方法に用いられる更に別の実施形態の製造装置を一部を透視して示す概略側面図である。 図13は、図12に示す製造装置を用いて製造される吸収体の断面を模式的に示す断面図である。
以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本発明は、不織布片の層を有する吸収体の製造方法に係るものである。図1には、本発明の吸収体の製造方法で製造される吸収体の一実施形態の概略平面図が示されている。図2は、図1のII−II線断面の模式図である。
吸収体100は、図1及び図2に示すように、合成繊維の不織布片10bを集積させてなる第1集積層101と、親水性繊維10aを集積させてなる第2集積層102とを有している多層構造のものである。第1集積層101は、平面視して略六角形形状に形成されている。第1集積層101は、第2集積層102の縦方向の中央部分にのみ配されている。第2集積層102は、平面視して矩形状に形成されており、その周縁は吸収体100の輪郭を形成している。吸収体100は、ティッシュペーパー又は透液性の不織布等の被覆シートで被覆して使用してもよい。
図1及び図2に示す吸収体100は、図3〜図8に示す方法及び製造装置によって好適に製造される。図3及び図4に示すように、吸収体100の製造装置1は、空気の吸引が可能な集積用凹部21を有する集積部2と、合成繊維の不織布片10bを集積用凹部21に供給する不織布片供給ダクト3と、親水性繊維10aを集積用凹部21に供給する親水性繊維供給ダクト4とを備えている。不織布片供給ダクト3及び親水性繊維供給ダクト4は、集積用凹部21に臨んで開口している。すなわち、不織布片供給ダクト3及び親水性繊維供給ダクト4の下流側の開口が、搬送される集積用凹部21を覆っている。親水性繊維供給ダクト4は、不織布片供給ダクト3よりも、集積用凹部21の搬送方向である回転方向R1の下流側に配置されている。製造装置1は、不織布片供給ダクト3の内部に供給する不織布片10bを得る切断部5と、親水性繊維供給ダクト4の内部に供給する親水性繊維10aを得るためにパルプシート10asを解繊する解繊部6と、集積部2の下方に位置し且つ集積用凹部21内に集積された集積体100cを離型させて下流工程へ搬送するバキュームコンベア7とを備えている。
集積部2は、図3及び図4に示すように、固定された金属製の固定ドラム2Bと、該固定ドラム2Bの外周を回転する回転ドラム2Aとを備えている。回転ドラム2Aは、その外周面2fに吸収体の原料を集積して集積体100cを得る集積用凹部21を有している。集積用凹部21は、回転ドラム2Aの周方向2Yの全周に亘って連続的に配置されている。集積用凹部21は、図5に示すように、高吸引凹部21Kと低吸引凹部21Tとを備えている。高吸引凹部21Kは平面視形状が略六角形状になっている。低吸引凹部21Tは、周方向2Yにおいて、高吸引凹部21Kを挟んだ両側に配されている。固定ドラム2B及び回転ドラム2Aは、それぞれ、円筒状となっている。回転ドラム2Aは、モータ等の駆動源(不図示)からの動力を受けて、固定ドラム2Bの外周を矢印R1方向に回転するようになっている。図中、Xが回転ドラム2Aの回転軸と平行な幅方向である。このような構造を有する集積部2の詳細は、例えば本出願人の先の出願に係る特開2015−59287号公報等に記載されている。
固定ドラム2Bは、図3及び図4に示すように、内部に相互に独立した複数の空間を有しており、例えば4つの空間A〜空間Dを有している。空間A〜空間Dどうしの間はプレートにより仕切られている。固定ドラム2Bには吸気ファン(不図示)が接続されており、該吸気ファンの駆動により固定ドラム2B内の仕切られた空間A〜空間Dの圧力が個別に調整できるようになっている。
図3及び図4に示すように、集積部2の空間Aに対応する領域は不織布片供給ダクト3で覆われている。不織布片供給ダクト3の内部に供給する不織布片10bは、切断部5を用いて得られる。不織布片供給ダクト3は、図2及び図3に示すように、切断部5から回転ドラム2Aに亘って延びている。不織布片供給ダクト3の上流側の開口が、第2のカッターローラ54の下方、すなわち、カッターローラ54と受けローラ55との最近接点よりもカッターローラ54の回転方向(矢印R4方向)下流側に配置されている。不織布片供給ダクト3の下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Aに位置する外周面2fの集積用凹部21に臨んで開口している。不織布片供給ダクト3は、天面を形成する天板31、底面を形成する底板32、及び両側面を形成する両側壁33,33を有している。天板31及び底板32は、それぞれ、回転ドラム2Aの外周面2fまで延びている。集積部2の吸気ファン(不図示)の作動により、不織布片供給ダクト3の天板31、底板32及び両側壁33,33で囲まれた内部に、外周面2fに向けて空気流が生じるようになっている。つまり、不織布片供給ダクト3の内部は流路30となっている。吸収体の原料となる不織布片10bは流路30内で空気流に乗り、回転ドラム2Aの外周面2fに向けて搬送される。
製造装置1は、合成繊維を含む帯状の不織布10bsを、後述する第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに切断して不織布片10bを形成する切断部を備えている。切断部5は、図3及び図4に示すように、帯状の不織布10bsを第1方向及び第2方向に所定の長さで切断して不織布片10bを形成するカッター刃51,52を有している。切断部5は、製造装置1では、第1方向に切断する複数のカッター刃51を備えた第1のカッターローラ53と、第2方向に切断する複数のカッター刃52を備えた第2のカッターローラ54とを有している。製造装置1では、切断部5は、第1のカッターローラ53及び第2のカッターローラ54に対向して配された1個の受けローラ55を有している。切断部5は、カッターローラ53、54と、受けローラ55との両ローラの間に帯状の不織布10bsを導入して該帯状の不織布10bsを切断する。
第1のカッターローラ53の表面には、第1のカッターローラ53の円周方向に沿って第1のカッターローラ53の外周全周に亘って連続して延びる複数のカッター刃51,51,51,・・・が第1のカッターローラ53の軸方向(X方向)に並んで配されている。第1のカッターローラ53は、モータ等の原動機からの動力を受けて、矢印R3方向に回転するようになっている。
第2のカッターローラ54の表面には、第2のカッターローラ54の軸方向(X方向)に沿って第2のカッターローラ54の全幅に亘って連続して延びる複数のカッター刃52,52,52,・・・が第2のカッターローラ54の円周方向に間隔を空けて配されている。第2のカッターローラ54は、モータ等の原動機からの動力を受けて、矢印R4方向に回転するようになっている。
受けローラ55は、図2、図3に示すように、その表面がフラットなフラットローラである。受けローラ55は、モータ等の原動機からの動力を受けて、矢印R5方向に回転するようになっている。
切断部5は、受けローラ55の対向面に、回転方向(矢印R5方向)の上流側から下流側に向かって、受けローラ55と第1のカッターローラ53との間に帯状の不織布10bsを導入するフリーローラ56、帯状の不織布10bsを第1方向(Y方向)に切断する第1のカッターローラ53、第1方向に切断された第1方向に延びる複数の帯状の不織布片連続体10b1を受けローラ55と第2のカッターローラ54との間に導入するニップローラ57、帯状の不織布片連続体10b1を第2方向(X方向)に切断する第2のカッターローラ54が、順に配されている。
図3及び図4に示すように、集積部2の空間Bに対応する領域は親水性繊維供給ダクト4で覆われている。親水性繊維供給ダクト4の内部に供給する親水性繊維10aは、解繊部6を用いて得られる。親水性繊維供給ダクト4は、図3及び図4に示すように、解繊部6から回転ドラム2Aに亘って延びており、親水性繊維供給ダクト4の下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Bに位置する外周面2fの集積用凹部21に臨んで開口している。親水性繊維供給ダクト4は、天面を形成する天板41、底面を形成する底板42、及び両側面を形成する両側壁43,43を有している。天板41及び底板42は、それぞれ、回転ドラム2Aの外周面2fまで延びている。集積部2の吸気ファン(不図示)の作動により、親水性繊維供給ダクト4の天板41、底板42及び両側壁43,43で囲まれた内部に、回転ドラム2Aの外周面2fに向けて空気流が生じるようになっている。つまり、親水性繊維供給ダクト4の内部は流路40となっている。吸収体の原料となる親水性繊維10aは流路40内で空気流に乗り、回転ドラム2Aの外周面2fに向けて搬送される。
解繊部6は、図3及び図4に示すように、パルプシート10asを解繊する解繊機61と、解繊機61の上側を覆うケーシングとを備えている。解繊部6は、親水性繊維供給ダクト4の内部に、吸収体100の原料である解繊された親水性繊維10aを供給する部分である。また、解繊部6は、パルプシート10asを解繊機61に供給する一対のフィードローラを有している。
次に製造装置1における集積部2の詳細について説明する。集積部2を構成する回転ドラム2Aは、回転方向R1の上流側から下流側に向かって、空間Aに対応する領域、空間Bに対応する領域、空間Cに対応する領域、空間Dに対応する領域の順に移動する。空間Aに対応する領域の吸引力、及び空間Bに対応する領域の吸引力は、下流側の空間C〜Dに対応する領域の吸引力よりも強くすることができ、空間A及び空間Bが負圧に維持されるようになっている。空間Aに対応する領域及び空間Bに対応する領域が、不織布片10b或いは親水性繊維10aを吸引することにより集積用凹部21内に集積する集積ゾーンSとなる。
図4に示すように、集積ゾーンSにおける固定ドラム2Bの外周部には、固定ドラム2B側からの吸引が部分的に可能な選択的吸引領域S1と、該吸引が全面的に可能な全面的吸引領域S2とが、回転ドラム2Aの回転方向R1にこの順で配されている。選択的吸引領域S1は空間Aに対応し、全面的吸引領域S2は空間Bに対応している。
選択的吸引領域S1では、図6に示すように、固定ドラム2Bの空間Aの外周部が吸引制御体23で覆われている。吸引制御体23は、該吸引制御体23を厚み方向に貫通する複数の制御体開口部231を有している。制御体開口部231は、幅方向Xに所定間隔を置いて複数配されている。吸引制御体23では、制御体開口部231以外の部分は、空気を通さない非通気性の制御体非吸引部232となっている。
一方、全面的吸引領域S2には、吸引制御体23が配されていない。固定ドラム2Bの内部側からの吸引風量に関し、選択的吸引領域S1では吸引風量が抑制され、全面的吸引領域S2では吸引風量が抑制されないようになっている。
回転ドラム2Aは、図6に示すように、固定ドラム2B側に位置する円筒状のドラム本体21Aと、ドラム本体21A上に配される複数の部材からなるドラム外層部22Aとを備えている。ドラム本体21Aは、金属製のものであり、その外周面にドラム凹部211を有している。ドラム凹部211は、ドラム本体21Aの幅方向Xの中央に配され、且つドラム本体21Aの全周に亘って周方向2Yに連続して延びる。
ドラム凹部211の底側には、図6に示すように、第2吸引制御体212が配されている。第2吸引制御体212は、回転ドラム2Aの周方向2Yに沿って一定の間隔を空けて間欠的に配されている。第2吸引制御体212の周方向2Yの長さは、固定ドラム2Bの吸引制御体23の周方向2Yの長さよりも短く形成されている。周方向2Yに隣り合う第2吸引制御体212どうしの間は、吸引非抑制部213となっている。固定ドラム2Bの内部側からの吸引風量に関し、第2吸引制御体212によって吸引風量が抑制されるようになっており、吸引非抑制部213では吸引風量が抑制されないようになっている。
第2吸引制御体212は、図6に示すように、周方向2Yに延びる複数本のリブ214を有している。リブ214は、ドラム本体21Aの幅方向Xに一定の間隔を空けて配されており、固定ドラム2Bの吸引制御体23の制御体開口部231に対応する位置に配されている。リブ214の部分は、空気を通さない部分となっている。幅方向Xに隣り合うリブ214どうしの間は、第2吸引制御体212を厚み方向に貫通する貫通口215となっている。貫通口215は、周方向2Yに延びており、固定ドラム2Bの吸引制御体23の制御体非吸引部232に対応する位置に配されている。吸引制御体23の形成材料としては、金属或いは樹脂等を用いることができる。
ドラム外層部22Aは、図6に示すように、第2吸引制御体212及び吸引非抑制部213を覆うように、ドラム本体21Aの外面に重ねて配される吸引調整プレート24と、該吸引調整プレート24の外面に重ねて配される中高用多孔性プレート25と、中高用多孔性プレート25の外面に重ねて配される空間プレート26と、空間プレート26の外面に重ねて配される多孔性プレート27と、多孔性プレート27の外面に重ねて配される凹部区画プレート28と、凹部区画プレート28の外面に重ねて配される一対のリングプレート29,29とを有する。回転ドラム2Aは、ドラム本体21Aと、ドラム本体21Aに配される各プレート24〜29とを、ボルト又は接着剤等の公知の固定手段によって互いに固定されて形成されている。ドラム外層部22Aを形成する各プレート24〜29の詳細は、例えば本出願人の先の出願に係る特開2018−011630号公報、特開2015−126872号公報等に記載されている。
リングプレート29は、図6に示すように、回転ドラム2Aの最も外側に配され、且つ回転ドラム2Aの両側部に配される部材である。
凹部区画プレート28は、図6に示すように、厚み方向に貫通する六角形状の開口部281を有している。六角形状の開口部281は凹部区画プレート28の周方向2Yに一定の間隔を空けて間欠的に配されている。周方向2Yに隣り合う六角形状の開口部281どうしの間には、非通気性の開口画成部材282が格子状に配されいている。格子状に配された開口画成部材282における格子の目の部分には、矩形状の開口部283が形成されている。
多孔性プレート27は、図6に示すように、厚み方向に貫通する六角形状の開口部271を複数有している。多孔性プレート27の六角形状の開口部271は、凹部区画プレート28の六角形状の開口部281と同じ位置に配される。六角形状の開口部271と、六角形状の開口部281とは、平面視形状が互いに同じ形状となっている。多孔性プレート27は、図7及び図8に示すように、低吸引凹部21Tの底面Taを形成する通気性の部材である。
空間プレート26は、図6に示すように、上述した凹部区画プレート28と略同じ形状のプレートである。空間プレート26は、六角形状の開口部261と、格子状に配された開口画成部材262と、開口画成部材262における格子の目の部分に形成された矩形状の開口部263とを有している。空間プレート26の六角形状の開口部261は、多孔性プレート27の六角形状の開口部271と同じ位置に配される。六角形状の開口部261と、六角形状の開口部271とは、平面視形状が互いに同じ形状となっている。
中高用多孔性プレート25は、図6に示すように、複数配されるものであり、各六角形状の形状に形成されている。各六角形状の中高用多孔性プレート25は、空間プレート26の各六角形状の開口部261と同じ位置に配される。中高用多孔性プレート25は、図7及び図8に示すように、高吸引凹部21Kの底面Kaを形成する部材である。
吸引調整プレート24は、図6に示すように、その外面に重ねられる六角形状の中高用多孔性プレート25の輪郭に沿って形成される六角形状の開口部241と、周方向2Yに隣り合う六角形状の開口部241どうしの間に矩形状の開口部243とを有している。六角形状の開口部241の底側には、格子状に延びるリブ242が設けられている。このリブ242により、六角形状の開口部241内に中高用多孔性プレート25が配されるようになる。六角形状の開口部241は、ドラム本体21Aの吸引非抑制部213に対応する位置に配されている。
図6に示すように、吸引調整プレート24の複数の開口部243と、空間プレート26の複数の開口部263とは、1対1で対応しており、平面視形状が互いに相似の関係にある。吸引調整プレート24の開口部243の開口面積は、空間プレート26の開口部263の開口面積よりも狭くなっている。
回転ドラム2Aは、ドラム本体21A、吸引調整プレート24、複数の中高用多孔性プレート25、空間プレート26、多孔性プレート27、凹部区画プレート28及び一対のリングプレート29を固定して形成されている。各プレート24〜29を固定することによって形成される集積用凹部21は、図7及び図8に示すように、低吸引凹部21Tと、低吸引凹部21Tに連設されるとともに低吸引凹部21Tよりも深さの深い高吸引凹部21Kとを有するようになる。低吸引凹部21Tは、集積用凹部21における高吸引凹部21K部分を除く部分である。
回転ドラム2Aの集積用凹部21の低吸引凹部21Tは、平面視して、その輪郭が、一対の矩形状のリングプレート29,29で挟まれた部分の形状となり、周方向2Yに長い帯状に形成される。低吸引凹部21Tは、その底面Taが多孔性プレート27で構成される。低吸引凹部21Tの深さは、図7(a)及び図8(a)に示すように、凹部区画プレート28の厚み、及びリングプレート29の厚みの合計である。低吸引凹部21Tは、ドラム本体21Aの第2吸引制御体212に対応する位置に形成され、低吸引凹部21Tの底面Taよりも内方には、空間プレート26、吸引調整プレート24及び第2吸引制御体212のリブ214が配されている。ドラム本体21A側の吸引調整プレート24の開口部243は、多孔性プレート27側の空間プレート26の開口部263に比して開口面積が小さくなっており、しかも第2吸引制御体212が配されている。その為、低吸引凹部21Tでは、通気性が阻害され、空気流の風量が抑制されている。
一方、回転ドラム2Aの集積用凹部21の高吸引凹部21Kは、平面視形状が六角形状に形成される。高吸引凹部21Kは、その底面Kaが中高用多孔性プレート25で構成される。高吸引凹部21Kの深さは、図7(b)及び図8(b)に示すように、中高用多孔性プレート25上に配された空間プレート26の厚み、多孔性プレート27の厚み、凹部区画プレート28の厚み、及びリングプレート29の厚みの合計である。高吸引凹部21Kは、ドラム本体21Aの吸引非抑制部213に対応する位置に形成され、高吸引凹部21Kの底面Kaよりも内方には、吸引調整プレート24のリブ242しか配されておらず、高吸引凹部21Kの中高用多孔性プレート25の内方には、吸引力を調整するものは配されていない。その為、高吸引凹部21Kは、低吸引凹部21Tよりも吸引力が高くなる。
このような低吸引凹部21Tと高吸引凹部21Kとを有する回転ドラム2Aが、吸引制御体23が配された選択的吸引領域S1及び全面的吸引領域S2を備える固定ドラム2Bの外周を回転する。図7(a)に示すように、選択的吸引領域S1上に低吸引凹部21Tが位置する間は、固定ドラム2Bの吸引制御体23の制御体非吸引部232と、ドラム本体21Aの第2吸引制御体212のリブ214とによって、固定ドラム2B側からの吸引が阻止される。
図7(b)に示すように、選択的吸引領域S1上に高吸引凹部21Kが位置する間は、高吸引凹部21Kの中高用多孔性プレート25の内方に吸引力を調整するものは配されておらず、固定ドラム2Bの吸引制御体23の制御体開口部231を介して、固定ドラム2B側からの吸引が可能である。このように、選択的吸引領域S1を回転ドラム2Aが回転している間は、低吸引凹部21Tでは固定ドラム2B側からの吸引ができず、高吸引凹部21Kでは吸引ができるため、吸引が部分的に可能となっている。
それに対し、図8(a)に示すように、全面的吸引領域S2上に低吸引凹部21Tが位置する間は、固定ドラム2Bに吸引制御体23が配されておらず、低吸引凹部21Tの底面Taよりも内方に、空間プレート26、吸引調整プレート24及び第2吸引制御体212のリブ214が配されているものの、固定ドラム2B側からの吸引は可能となっている。
図8(b)に示すように、全面的吸引領域S2上に高吸引凹部21Kが位置する間は、固定ドラム2Bに吸引制御体23が配されておらず、高吸引凹部21Kの中高用多孔性プレート25の内方に吸引力を調整するものは配されていない。その為、固定ドラム2B側からの吸引が可能である。このように、全面的吸引領域S2を回転ドラム2Aが回転している間は、低吸引凹部21Tでも高吸引凹部21Kでも吸引ができるため、吸引が全面的に可能となっている。
次に、製造装置1を用いた吸収体100の製造方法について説明する。
以下の説明では、パルプシート10as、帯状の不織布10bs及び吸収体100を搬送する方向をY方向とし、搬送する方向と直交する幅方向をX方向とする。また、後述する第1方向とは、搬送方向Yに延びる方向であり、搬送方向Yとのなす角が45度未満の範囲で延びる方向を意味する。本実施形態では、第1方向は搬送方向Yと一致している。また、後述する第2方向とは、第1方向に交差する方向である。本実施形態では、第2方向は、第1方向に直交する方向であり、搬送する不織布10bs及び吸収体100の幅方向Xとも一致している。
先ず、集積部2内の空間A、空間B及びバキュームコンベア7用のバキュームボックス74内を、それぞれに接続された吸気ファン(不図示)を作動させて負圧にする。空間A内を負圧にすることで、不織布片供給ダクト3内に不織布10bsを回転ドラム2Aの外周面2fに向かって搬送する空気流が生じる。空間B内を負圧にすることで、親水性繊維供給ダクト4内に親水性繊維10aを回転ドラム2Aの外周面2fに向かって搬送する空気流が生じる。また解繊機61及び回転ドラム2Aを回転させ、且つ第1のカッターローラ53、第2のカッターローラ54及び受けローラ55を回転させ、バキュームコンベア7を作動させる。
帯状の不織布10bsを、切断部5の具備する、複数のカッター刃51、52を備えたカッターローラ53、54と受けローラ55との間に供給して、第1方向である搬送方向Yと、第2方向である幅方向Xとに所定の長さで切断して複数の不織布片10bを得る切断工程を行う。切断工程は、先にカッター刃51を備えた第1のカッターローラ53を用いて第1方向に切断して複数の不織布片連続体10b1を形成する第1切断工程と、その後、カッター刃52を備えた第2のカッターローラ54を用いて第2方向に切断して複数の不織布片10bを形成する第2切断工程とに区分される。
第1切断工程では、帯状の不織布10bsを、フリーローラ56を介して、矢印R5方向に回転する受けローラ55と、矢印R3方向に回転する第1のカッターローラ53との間に導入し、複数のカッター刃51によって、帯状の不織布10bsを、第2方向Xに所定の間隔を空けた位置において、第1方向Yに切断する。このように切断することによって、第2方向に所定の幅を有し、且つ第1方向に延びる不織布片連続体10b1が複数形成される。複数の不織布片連続体10b1は、矢印R5方向に回転する受けローラ55で搬送され、受けローラ55とニップローラ57との間に搬送され、ニップローラ57を介して、受けローラ55と第2のカッターローラ54との間に導入される。第2切断工程では、矢印R5方向に回転する受けローラ55と、矢印R4方向に回転する第2のカッターローラ54との間に、第2方向に並置された第1方向に延びる複数の不織布片連続体10b1を導入し、複数のカッター刃52によって、複数の不織布片連続体10b1を、第1方向に所定の長さで間欠的に第2方向に亘って切断する。このように切断することによって、矩形状の不織布片10bが複数形成される。
得られた不織布片10bは、第2のカッターローラ54の下方に配された開口から、不織布片供給ダクト3内に供給される。
次いで、固定ドラム2Bの空間Aに対応する領域上に回転ドラム2Aを回転させ、回転ドラム2Aの集積用凹部21を吸引させながらR1方向に搬送させる。そして、空間Aに位置する集積用凹部21に臨んで開口する不織布片供給ダクト3の流路30を通って、空気流に乗せて搬送された不織布片10bを集積用凹部21に集積させる工程を行う。ここで、空間Aに対応する選択的吸引領域S1では、回転ドラム2Aが回転している間は、低吸引凹部21Tでは固定ドラム2B側からの吸引ができず、高吸引凹部21Kでのみ吸引ができるようになっている。即ち、集積用凹部21に不織布片10bを集積させるときには、集積用凹部21のうち高吸引凹部21Kのみを吸引するようになっている。そのため、集積用凹部21に供給された不織布片10bは、集積用凹部21における高吸引凹部21K内に主として集積される。
解繊部6では、帯状のパルプシート10asを解繊機61に供給して解繊して親水性繊維10aを得る。解繊された繊維材料である親水性繊維10aは、解繊機61から親水性繊維供給ダクト4内に供給される。親水性繊維10aを親水性繊維供給ダクト4内に供給しつつ、回転ドラム2AをR1方向に回転させ、固定ドラム2Bの空間Bに対応する領域上に、回転ドラム2Aの集積用凹部21を吸引させながら搬送させる。そして、空間Bに位置する集積用凹部21に臨んで開口する親水性繊維供給ダクト4の流路40を通って、空気流に乗せて搬送された親水性繊維10aを集積用凹部21に集積させる工程を行う。空間Bに対応する全面的吸引領域S2では、回転ドラム2Aが回転している間は、低吸引凹部21T及び高吸引凹部21Kの双方で吸引ができるようになっている。
製造装置1を用いた吸収体100の製造方法では、不織布片10bを集積用凹部21に供給して集積用凹部21内に不織布片10bを集積させ、不織布片10bの集積後に親水性繊維10aを集積用凹部21に供給して該集積用凹部21内に親水性繊維10aを集積させる集積工程を行っている。集積用凹部21は高吸引凹部21Kと低吸引凹部21Tとを備えており、不織布片10bを親水性繊維10aよりも先に集積用凹部21に集積している。その為、低吸引凹部21Tよりも高吸引凹部21Kに集中的に不織布片10bが集積できる。ここで、不織布片10bは、構成する繊維どうしの間に隙間があり、高吸引凹部21K内に不織布片10bが集積されても、該隙間を介して新たな不織布片10bが高吸引凹部21K内に集積され易い。従って高吸引凹部21K内に低吸引凹部21T内よりも多量の不織布片10bを集積することが可能となる。よって、集積用凹部21内における高吸引凹部21Kの位置を変更することによって、任意の位置に多量の不織布片10bを集積することができ、安定した吸収性能を有する吸収体100を製造することが可能となる。
また、本発明者らは、高吸引凹部21K内に不織布片10bが既に集積した後でも、集積した不織布片10bを介して親水性繊維10aを意外にも吸引できることを見出した。ここで、図9(a)は不織布片10bを一定の条件下で低吸引凹部21T及び高吸引凹部21Kに吸引したときの吸引風量の経時変化を示している。一方、図9(b)は親水性繊維10aを同じ条件下で低吸引凹部21T及び高吸引凹部21Kに吸引したときの吸引風量の経時変化を示している。親水性繊維10aを吸引した場合、図9(b)に示すように、はじめは吸引力の高い高吸引凹部21Kに親水性繊維10aが集中的に吸引されるが、親水性繊維10aが高吸引凹部21Kに吸引されると高吸引凹部21Kの吸引力が低下し、直ぐに低吸引凹部21Tの吸引力と平衡状態となることがわかった。それに対し、不織布片10bを吸引した場合、図9(a)に示すように、はじめは吸引力の高い高吸引凹部21Kに不織布片10bが集中的に吸引されるものの、不織布片10bが高吸引凹部21Kに吸引されたとしても、高吸引凹部21Kの吸引力が低下し難く、低吸引凹部21Tの吸引力と平衡状態となり難く、高吸引凹部21Kの吸引が維持できることがわかった。このように高吸引凹部21Kの吸引が維持できる理由として、本発明者らは、高吸引凹部21K内に既に集積されている不織布片10bは、構成する繊維どうしの間に隙間が形成されており、不織布片10b自体に通気性が有るためと考えている。不織布片10bどうしが重なり合ったとしても不織布片10bどうしの間に空隙が形成される。従って、高吸引凹部21K内に不織布片10bが既に集積した後でも、不織布片10b自体の通気性と不織布片10bどうしの間の空隙とによって、集積した不織布片10bを介して親水性繊維10aを吸引でき、集積用凹部21内に親水性繊維10aが集積できると考えている。以上のことから、集積用凹部21における低吸引凹部21T内に親水性繊維10aが集積される。それと共に、先に高吸引凹部21K内に集積された不織布片10b上にも親水性繊維10aが集積される。親水性繊維供給ダクト4は、不織布片供給ダクト3よりも下流側に配置されているので、高吸引凹部21K内には、親水性繊維10aよりも多量の不織布片10bが集積される。
本製造方法では、上述の通り、高吸引凹部21K内に主として不織布片10bが集積され、それに引き続き、集積用凹部21の全域に親水性繊維10aが集積される。その結果、本製造方法では、集積用凹部21の全域に親水性繊維10aの集積部分が連続しており、且つ不織布片10bの積層部分が局在化した積層構造体が容易に得られる。
以上の通り、本製造方法によれば、集積用凹部21における高吸引凹部21Kの位置及び/又は形状を変更するだけで、不織布片10bを含む局在化した集積層を備え、且つ所望の形状を有する多層構造の吸収体100を容易に得ることができる。また、本製造方法によれば、局在化により必要な部位に必要な量だけ不織布片10bを配置できる、即ち不織布片10bの供給量を最小限に抑える事が出来る為、切断工程によって不織布片10bを必要最小限の量だけ安定的に得ることができる。加えて、切断部5の耐久性も延びる。その上、本製造方法によれば、製造装置1に、高吸引凹部21K及び低吸引凹部21Tを有する集積用凹部21を具備させるだけで、第1集積層101と第2集積層102とを有する集積体100cが得られる。このように製造装置1はシンプルであり、設備が大型化することなく安価である。
次いで、図3及び図4に示すように、集積体100cを集積用凹部21内に保持しながら、回転ドラム2AをR1方向に回転させ、集積体100cを回転ドラム2Aの空間Dに位置する外周面2fまで搬送し、バキュームコンベア7まで搬送する。集積用凹部21内の集積体100cが、回転ドラム2Aの空間Dに位置するバキュームボックス74の対向位置に到達すると、バキュームボックス74からの吸引及び、回転ドラム2Aにおける空間Dの内側から集積用凹部21に向かってエアーを吹き付けることによって、該集積体100cは集積用凹部21から離型し、バキュームコンベア7上に受け渡される。
集積体100cは、例えば、被覆シートで被覆されてもよい。帯状の集積体100cは、その後、切断装置(不図示)によって、搬送方向Yに所定の間隔にて切断され、個々の吸収体100に分離される。
本製造方法で製造された吸収体100は、図1及び図2に示すように、吸収体100の輪郭を形成する第2集積層102と、第2集積層102の中央部分に局在する第1集積層101とを有する。高吸引凹部21K内に不織布片10bのみが集積された積層部分が第1集積層101となる。そして、低吸引凹部21T内に親水性繊維10aのみが集積された積層部分が、第2集積層102となる。
次に、本発明の他の実施形態を、図10、図11及び図12を参照して説明する。図10〜図12に示す実施形態については、上述した実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、上述した実施形態についての説明が適宜適用される。
図10には、吸収体100の製造装置1の他の実施形態が示されている。図10に示す製造装置1は、親水性繊維供給ダクト4の内部には、下流側の開口まで延びる分割板44が配されており、流路40が上下に二分されており、該下流側の開口も上下に二分されている。つまり図10に示す製造装置1は、親水性繊維供給ダクト4の流路40が、下方の第1流路40dと上方の第2流路40uとから構成されている。そして、不織布片供給ダクト3の下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Aに位置する外周面2f一部の集積用凹部21に臨んで開口している。それに対し、親水性繊維供給ダクト4の下流側の二分された開口は、一方が回転ドラム2Aの空間Aに位置する外周面2fの残りの部分の集積用凹部21に臨んで開口しており、他方が回転ドラム2Aの空間Bに位置する外周面2fの集積用凹部21に臨んで開口している。
図10に示す製造装置1を用いた吸収体100の製造方法では、不織布片供給ダクト3の流路30を通って不織布片10bを集積用凹部21に集積させ、不織布片10bの供給完了に引き続き、親水性繊維供給ダクト4の第1流路40dを通って親水性繊維10aを集積用凹部21に集積させる。ここで、選択的吸引領域S1では、回転ドラム2Aが回転している間、図7(a)に示すように、低吸引凹部21Tでは固定ドラム2B側からの吸引ができず、図7(b)に示すように、高吸引凹部21Kでのみ吸引ができるようになっている。その為、親水性繊維10aの供給が開始された後も、集積用凹部21のうち高吸引凹部21Kのみを吸引するようになっている。従って本製造方法では、高吸引凹部21K内に、不織布片10bのみが集積された単一層と、該層に隣接して親水性繊維10aのみが集積された単一層を形成することができる。
また、図10に示す製造装置1を用いた吸収体100の製造方法では、回転ドラム2Aが回転して、選択的吸引領域S1から全面的吸引領域S2に移動すると、親水性繊維供給ダクト4の第2流路40uを通って親水性繊維10aを集積用凹部21に集積させる。図8(a)及び図8(b)に示すように、低吸引凹部21Tでも高吸引凹部21Kでも吸引ができるようになっている。即ち、高吸引凹部21K内に親水性繊維10aの供給が開始されて、不織布片10bのみが集積された層上に親水性繊維10aが所定量集積された後に、高吸引凹部21Kの吸引を継続しつつ、高吸引凹部21Kに連設する低吸引凹部21Tの吸引を開始するようになっている。その為、製造された吸収体100の第1集積層101は、不織布片10bのみの単一層と、該層に隣接して親水性繊維10aのみの単一層とを有するようになる。従って、図3又は4に示す製造装置1を用いた吸収体100の製造方法と比べて、親水性繊維10aをより高吸引凹部21K寄りに偏在化させることができる。更に、第1流路40dと第2流路40uを流れる親水性繊維10aの量を調整することで、親水性繊維10aを任意の偏在状態にすることができる。調整方法は種々あるが、例えば、分割板44の位置調整が挙げられる。
図10に示す製造装置1は、第1流路40dと第2流路40uとを有する一個の親水性繊維供給ダクト4を備えていたが、これに代えて、例えば、図11に示すように、第1流路40dを有する親水性繊維供給ダクト4と第2流路40uを有する親水性繊維供給ダクト4とを別々に備えていてもよい。図11には、吸収体100の製造装置1の更に別の実施形態が示されている。図11に示す製造装置1は、切断部5及び不織布片供給ダクト3、解繊部6及び親水性繊維供給ダクト4、並びに第2解繊部6A及び第2親水性繊維供給ダクト4Aを備えている。第2解繊部6Aの基本構成は解繊部6の構成と同じであり、第2親水性繊維供給ダクト4Aの基本構成は親水性繊維供給ダクト4の構成と同じである。不織布片供給ダクト3の下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Aに位置する外周面2fの一部の集積用凹部21に臨んで開口している。親水性繊維供給ダクト4の下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Aに位置する外周面2fの残りの部分の集積用凹部21に臨んで開口している。第2親水性繊維供給ダクト4Aの下流側の開口は、回転ドラム2Aの空間Bに位置する外周面2fの集積用凹部21に臨んで開口している。図11に示す製造装置1を用いた製造方法によっても、図10に示す製造装置1を用いた製造方法と同様に、不織布片10bのみの層が局在化した吸収体100を製造することができる。
図12に示す製造装置1は、不織布片供給ダクト3の天板31と、親水性繊維供給ダクト4の底板42とは、回転ドラム2Aの外周面2fに至る途中で繋がっており、繋がった部分と外周面2fとの間に隙間がある。その為、この隙間を通じて、不織布片10bの集積途中から親水性繊維10aを集積用凹部21に供給でき、未だ選択的吸引領域S1に位置する高吸引凹部21Kに、親水性繊維供給ダクト4を通って搬送される親水性繊維10aが集積できる。即ち、選択的吸引領域S1に位置する高吸引凹部21K内に不織布片10bを集積させつつ、該高吸引凹部21K内に親水性繊維10aを集積させることができる。このように集積すると、高吸引凹部21K内には、底面Ka側に不織布片10bのみが集積された単一集積部分と、該集積部分上に、不織布片10b及び親水性繊維10aが混合して集積された混合集積部分とが形成できる。更に、該混合集積部分上に親水性繊維10aのみが集積された別の単一の集積部分が形成できる。
図12に示す製造装置1で製造される吸収体100は、図13に示すように、吸収体100の輪郭を形成する第2集積層102と、第2集積層102の中央部分に局在する第1集積層101と、それらの間に配される第3集積層103とを有する。高吸引凹部21K内に集積された不織布片10bのみの積層部分が第1集積層101となる。高吸引凹部21K内に集積された不織布片10b及び親水性繊維10aの混合集積部分が第3集積層103となる。そして、低吸引凹部21T内に集積された積層部分と高吸引凹部21K内に既に集積された不織布片上に集積された集積部分とを合わせた部分が、第2集積層102となる。
以上の各実施形態に従い製造された吸収体100は、吸収性物品用の吸収体として好ましく用いられる。吸収性物品とは、主として尿、経血等の身体から排泄される体液を吸収保持するために用いられるものである。吸収性物品には、例えば使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等が包含されるが、これらに限定されるものではなく、人体から排出される液の吸収に用いられる物品を広く包含する。吸収性物品は、典型的には、液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している。該吸収体が、本発明の吸収体の製造方法で製造された吸収体である。
吸収体100を吸収性物品に用いる場合、例えば肌対向面側に合成繊維の不織布片10bを集積させてなる第1集積層101が配されていると、吸収体100の厚み方向に密度勾配を形成出来る為、体液を高速吸収でき、ドライ感が向上する。特に図12に示す実施形態に従い製造された吸収体100(図13参照)は、第1集積層101を肌対向面側に配して使用すると、肌対向面側から非肌対向面側に向かって、合成繊維の不織布片10bを集積させた第1集積層101、不織布片10b及び親水性繊維10aが分散した第3集積層103、親水性繊維10aを集積させた第2集積層102の順に配されることになる。その結果、第1集積層101から第3集積層103を通って第2集積層102へ体液が移行し易く、更に高速吸収でき、ドライ感が更に向上する。尤も、本発明の吸収体100は、上記構成に限られることなく吸収性物品に適用することができる。
吸収体100を形成する繊維材料としては、従来、吸収性物品用の吸収体に用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。親水性繊維10aとしては、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等が挙げられる。不織布片10bを構成する合成繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂からなる繊維が挙げられ、典型的にはこれらの樹脂の1種又は2種以上からなる短繊維を用いることができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、平面視して略六角形形状の第1集積層101を、吸収体100の縦方向の中央部分にのみ形成しているが、第1集積層101の平面視した際の形状、及び第1集積層101の配置位置は、特に限定されるものではない。吸収体100を使い捨ておむつの吸収体に使用する場合には、例えば、第1集積層101を吸収体100の縦方向の両端部に設けてもよい。また、吸収体100を生理用ナプキンの吸収体に使用する場合には、例えば、第1集積層101を吸収体100の横方向の中央部分に縦方向に長く延びるように設けてもよい。
また、親水性繊維10aを集積用凹部21に供給するのに先立ち、集積用凹部21の搬送方向と反対方向へ流れる空気流を生じさせてもよい。例えば、図3及び図4に示す製造装置1においては、周方向2Yに関して、不織布片供給ダクト3の天板31と親水性繊維供給ダクト4の底板42とを所定の間隔を空けて配置し、不織布片供給ダクト3の天板31の下流方向端部と外周面2fとの間の隙間部分において、不織布片供給ダクト3内へ外気を取り込むようにすれば、不織布片供給ダクト3の下流側の末端部に向かって、ダクト外部から内部へ空気流が流れ、これにより仮に選択的吸引領域S1に位置する低吸引凹部21T内に不織布片10bが集積されていたとしても、低吸引凹部21T内の不織布片10bを高吸引凹部21Kに再度集積することができる。
図3及び図4に示す製造装置1において、不織布片供給ダクト3の内部の下流側に、空気流を吹き付ける噴射器を取り付けてもよい。選択的吸引領域S1に位置する高吸引凹部21Kに不織布片10bを集積させた後、全面的吸引領域S2で親水性繊維10aを集積用凹部21に供給するのに先立ち、前記噴射器によって、集積用凹部21の搬送方向と反対方向への空気流を集積用凹部21に向けて吹き付けるようにしてもよい。このように噴射器によって集積用凹部21内に集積された不織布片10bに空気流を吹き付けると、仮に選択的吸引領域S1に位置する低吸引凹部21T内に不織布片10bが集積されていたとしても、低吸引凹部21T内の不織布片10bが高吸引凹部21Kに再度集積することができる。従って、積層構造の整った吸収体100を効率的に製造することができる。
製造の対象となる吸収体100には、機能性粒子である吸収性粒子を含有させることもできる。吸収性粒子を含有させる場合には、不織布片供給ダクト3の天板31或いは親水性繊維供給ダクト4の天板41に、吸収性粒子をダクト内に供給する吸収性粒子散布管を配し、吸収性粒子散布管を介して供給すればよい。吸収性粒子を吸収体100において局在的に配置する場合には、帯状の不織布10bs一面に予め接着剤を塗布し、接着剤の塗布された帯状の不織布10bsを用いて、切断部5で接着剤付きの不織布片10bを作成する。そして、不織布片供給ダクト3の天板31に配した吸収性粒子散布管を介して吸収性粒子を供給し、該接着剤を介して不織布片10bに吸収性粒子を担持させる。その後に、吸収性粒子を担持させた不織布片10bを、選択的吸引領域S1に位置する高吸引凹部21K内に集積させるようにすればよい。
吸収性粒子としては、例えば、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系、高吸収性ポリマー系のものが挙げられる。高吸収性ポリマーとしては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体からなるもの等を用いることができる。また、吸収体100には、機能性粒子として、更に消臭剤や抗菌剤等を必要に応じて含有させることもできる。
図3及び図4に示す製造装置1において、集積用凹部21を有する集積部2は、固定ドラム2Bと回転ドラム2Aとを有するドラム形状の製造装置であったが、集積用凹部21を吸引できればドラム形状の製造装置に限定されるものではない。既に解繊された親水性繊維10aを使用する場合には、製造装置1は解繊部6を備える必要はない。また、既に形成された不織布片10bを使用する場合には、製造装置1は切断部5を備える必要はない。
図7に示すように、高吸引凹部21Kは低吸引凹部21Tよりも深さの深い形態であるが、深さは関係なく、高吸引凹部21Kの吸引力が低吸引凹部21Tの吸引力よりも高ければよい。
また、上述の実施形態においては、図6に示すように吸引制御体23を用いて、選択的吸引領域S1と全面的吸引領域S2とを有する回転ドラム2Aで説明したが、このような構成に限らず、周方向2Yに関して吸引を制御しない回転ドラム2Aを用いても実現可能である。すなわち、不織布片供給ダクト3に対向する領域において集積用凹部21の全面を吸引しても、高吸引凹部21Kに多量の不織布片10bを集積可能である。この場合、例えば特開2013−255554号公報等に記載のように、多孔性プレートの内側に空気流を調整する調整体を設けたり、特開2000−234255号公報等に記載のように、多孔性プレートの開口率を異ならせることで、高吸引凹部21Kと低吸引凹部21Tとを形成することができる。
上述した実施形態に関し、さらに以下の吸収体の製造方法を開示する。
<1>
集積用凹部を吸引させながら一方向に搬送させて、該集積用凹部に、空気流に乗せて搬送された合成繊維の不織布片及び親水性繊維を集積させる集積工程を有する吸収体の製造方法であって、
前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
前記集積工程においては、前記不織布片を前記集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該不織布片を集積させ、該不織布片の集積後に又は該不織布片の集積途中から、前記親水性繊維を該集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該親水性繊維を集積させ、前記低吸引凹部内よりも前記高吸引凹部内に多量の該不織布片を集積させる、吸収体の製造方法。
<2>
帯状の不織布を、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに切断して前記不織布片を得る切断工程を有し、前記集積工程においては、該切断工程で得た前記不織布片を前記高吸引凹部内に集積させる、前記<1>に記載の吸収体の製造方法。
<3>
前記第1方向は、前記切断工程における前記帯状の不織布を搬送する方向であり、前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向である、前記<2>に記載の吸収体の製造方法。
<4>
前記切断工程において、カッターローラと、該カッターローラに対向して配された受けローラとの間に前記帯状の不織布を導入して該不織布を切断し前記不織布片を得る、前記<2>又は<3>に記載の吸収体の製造方法。
<5>
前記親水性繊維を前記集積用凹部に供給するのに先立ち、該集積用凹部の搬送方向と反対方向へ流れる空気流を生じさせる、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<6>
前記集積用凹部の前記高吸引凹部内に前記不織布片を集積させつつ、該高吸引凹部内に前記親水性繊維を集積させる、前記<1>〜<5>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<7>
前記集積用凹部における前記高吸引凹部内に前記不織布片を集積させるときには、該集積用凹部のうち該高吸引凹部のみを吸引する、前記<1>〜<6>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<8>
前記不織布片の供給完了に引き続き前記親水性繊維の供給が開始された後も、前記集積用凹部のうち前記高吸引凹部のみを吸引する、前記<7>に記載の吸収体の製造方法。
<9>
前記親水性繊維の供給が開始されて該親水性繊維が所定量集積された後に、前記集積用凹部における前記高吸引凹部の吸引を継続しつつ前記低吸引凹部の吸引を開始する、前記<8>に記載の吸収体の製造方法。
<10>
前記不織布片に機能性粒子を担持させた後に、該不織布片を前記高吸引凹部内に集積させる、前記<1>〜<9>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<11>
前記集積工程においては、帯状のパルプシートを解繊して前記親水性繊維を得る、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<12>
前記高吸引凹部は前記低吸引凹部よりも深さが深い、前記<1>〜<11>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<13>
一方向に搬送され且つ空気の吸引が可能な集積用凹部と、
前記集積用凹部に臨んで開口する、合成繊維の不織布片を供給する不織布片供給ダクトと、
前記集積用凹部に臨んで開口する、親水性繊維を供給する親水性繊維供給ダクトと、を備え、
前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
前記親水性繊維供給ダクトを、前記不織布片供給ダクトよりも、前記集積用凹部の搬送方向の下流側に配置した、吸収体の製造装置。
<14>
帯状の不織布を、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに切断して前記不織布片を形成する切断部を更に備える、前記<13>に記載の吸収体の製造装置。
<15>
前記第1方向は、前記切断部における前記帯状の不織布を搬送する方向であり、前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向である、前記<14>に記載の吸収体の製造装置。
<16>
前記切断部は、カッターローラと、該カッターローラに対向して配された受けローラとを具備し、両ローラの間に前記帯状の不織布を導入して該帯状の不織布を切断する、前記<14>又は<15>に記載の吸収体の製造装置。
<17>
前記親水性繊維を得るためのパルプシートを解繊する解繊部を備える、前記<13>〜<16>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<18>
前記高吸引凹部は前記低吸引凹部よりも深さが深い、前記<13>〜<17>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<19>
前記集積用凹部内には、前記高吸引凹部でのみ前記不織布片を吸引する選択的吸引領域が形成されている、前記<13>〜<18>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<20>
前記集積用凹部内には、前記低吸引凹部及び前記高吸引凹部の双方で前記親水性繊維を吸引する全面的吸引領域が形成されている、前記<13>〜<19>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<21>
前記親水性繊維供給ダクト内には、該親水性繊維供給ダクトにおける前記下流側の開口まで延びる分割板が配されている、前記<13>〜<20>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<22>
前記親水性繊維供給ダクトに加え、前記親水性繊維を供給する第2親水性繊維供給ダクトを備え、
前記第2親水性繊維供給ダクトを前記親水性繊維供給ダクトよりも下流側に配置した、前記<13>〜<21>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<23>
前記不織布片供給ダクトの天板と、前記親水性繊維供給ダクトの底板とが、前記集積用凹部に至る途中で繋がっている、前記<13>〜<20>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<24>
前記不織布片供給ダクトの天板と前記親水性繊維供給ダクトの底板とを搬送方向に所定の間隔を空けて配置して、前記天板の下端部から該不織布片供給ダクト内へ外気を取り込むようになっている、前記<13>〜<23>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<25>
前記不織布片供給ダクトの内部の下流側に、空気流を吹き付ける噴射器が配されている、前記<13>〜<24>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
1 製造装置
2 集積部
2A 回転ドラム
2B 固定ドラム
21 集積用凹部
21T 低吸引凹部
21K 高吸引凹部
3 不織布片供給ダクト
4 親水性繊維供給ダクト
5 切断部
51,52 カッター刃
53 第1のカッターローラ
54 第2のカッターローラ
55 受けローラ
6 解繊部
7 バキュームコンベア
10a 親水性繊維
10b 不織布片
100 吸収体
100c 集積体

Claims (12)

  1. 集積用凹部を吸引させながら一方向に搬送させて、該集積用凹部に、空気流に乗せて搬送された合成繊維の不織布片及び親水性繊維を集積させる集積工程を有する吸収体の製造方法であって、
    前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
    前記集積工程においては、前記不織布片を前記集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該不織布片を集積させ、該不織布片の集積後に又は該不織布片の集積途中から、前記親水性繊維を該集積用凹部に供給して、該集積用凹部内に該親水性繊維を集積させ、前記低吸引凹部内よりも前記高吸引凹部内に多量の該不織布片を集積させる、吸収体の製造方法。
  2. 帯状の不織布を、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに切断して前記不織布片を得る切断工程を有し、前記集積工程においては、該切断工程で得た前記不織布片を前記高吸引凹部内に集積させる、請求項1に記載の吸収体の製造方法。
  3. 前記切断工程において、カッターローラと、該カッターローラに対向して配された受けローラとの間に前記帯状の不織布を導入して該不織布を切断し前記不織布片を得る、請求項2に記載の吸収体の製造方法。
  4. 前記親水性繊維を前記集積用凹部に供給するのに先立ち、該集積用凹部の搬送方向と反対方向へ流れる空気流を生じさせる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収体の製造方法。
  5. 前記集積用凹部の前記高吸引凹部内に前記不織布片を集積させつつ、該高吸引凹部内に前記親水性繊維を集積させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収体の製造方法。
  6. 前記集積用凹部における前記高吸引凹部内に前記不織布片を集積させるときには、該集積用凹部のうち該高吸引凹部のみを吸引する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収体の製造方法。
  7. 前記不織布片の供給完了に引き続き前記親水性繊維の供給が開始された後も、前記集積用凹部のうち前記高吸引凹部のみを吸引する、請求項6に記載の吸収体の製造方法。
  8. 前記親水性繊維の供給が開始されて該親水性繊維が所定量集積された後に、前記集積用凹部における前記高吸引凹部の吸引を継続しつつ前記低吸引凹部の吸引を開始する、請求項7に記載の吸収体の製造方法。
  9. 前記不織布片に機能性粒子を担持させた後に、該不織布片を前記高吸引凹部内に集積させる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収体の製造方法。
  10. 一方向に搬送され且つ空気の吸引が可能な集積用凹部と、
    前記集積用凹部に臨んで開口する、合成繊維の不織布片を供給する不織布片供給ダクトと、
    前記集積用凹部に臨んで開口する、親水性繊維を供給する親水性繊維供給ダクトと、を備え、
    前記集積用凹部は、低吸引凹部と、該低吸引凹部よりも吸引力が高く且つ該低吸引凹部に連設される高吸引凹部とを有し、
    前記親水性繊維供給ダクトを、前記不織布片供給ダクトよりも、前記集積用凹部の搬送方向の下流側に配置した、吸収体の製造装置。
  11. 帯状の不織布を、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに切断して前記不織布片を形成する切断部を更に備える、請求項10に記載の吸収体の製造装置。
  12. 前記切断部は、カッターローラと、該カッターローラに対向して配された受けローラとを具備し、両ローラの間に前記帯状の不織布を導入して該帯状の不織布を切断する、請求項11に記載の吸収体の製造装置。
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