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JP6538989B2 - 熱回収システムおよび熱回収システムを用いて熱を電気エネルギーに変換する方法 - Google Patents

熱回収システムおよび熱回収システムを用いて熱を電気エネルギーに変換する方法 Download PDF

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Description

本発明は、発電のための廃熱の回収および利用に関する。
本発明は、発電(発電所、燃焼機関、燃焼装置、製油所、産業)において、高温の排ガスによって相当量の貴重なエネルギーが失われているという事実に対処する。
スチームタービン(蒸気タービン)を使用して前記排ガス中の熱を有用なエネルギー、例えば電気エネルギーに変換するシステムが確立され、実績のある技術となっている。スチームタービンは、任意のORCとは無関係に排ガスから熱エネルギーを抽出することができる。しかし、これは、スチームタービンから出る蒸気の冷却を必要とし、典型的には、真空下で動作する大型で高価な凝縮容器を必要とする。
排ガスからより多くの熱を抽出し、そのような熱を例えばランキンサイクルにおいて90℃で使用することも技術的に実現可能である。しかし、低温では熱抽出中に腐食性物質が凝縮し、深刻な腐食問題を引き起こす可能性がある。エネルギー回収に低温を使用する際は、硫黄、窒素酸化物および他の腐食性物質を除去するための適切な方法と組み合わせるのが理想的である。
以下に示す開示および参考文献は、発電所技術および廃熱回収システムの全体像を示している。
Ralph Greif(University of California)らによる特許文献1は、有機フラッシュサイクル(Organic Flash Cycle)と称するORCサイクルの変形を記載している。著者らは、飽和蒸気からの発電に関連する一般的な問題について記述しており、セクション[0045]を参照されたい。
Kevin DiGenovaらによる特許文献2(BP、2011年)は、フィッシャー・トロプシュ反応器(Fischer-Tropsch reactor)と組み合わせたORCシステムの使用を記載している。
特許文献3(Brown Boveri、1986年)は、一般的な湿りスチームタービン技術を開示している。
George Atkinsonらによる特許文献4(Parasons Brinckerhoff、2006年)およびHans Linhardtによる特許文献5(1987年)も、湿りスチームタービン用途に興味深い一般的背景を与えている。
特許文献6(Westinghouse、1973年)は、蒸気発生器を使用することによるスチームタービンと廃熱回収の組み合わせを含む発電プラントの方式を開示している。
凝縮、非凝縮、再加熱、抽出および誘導タイプなどの様々なタイプのスチームタービンが利用可能であり、A.Stodolaの「Steam and gas turbine」(McGraw Hil)および類似の教本を参照されたい。
特許文献7(Mitsubishi、2012年)は、排ガス処理装置で処理された排ガスから回収された熱を利用するORCを用いた発電装置を開示しており、この発電装置は、熱交換器、蒸発器、スチームタービン、発電機、凝縮器、および媒体ポンプを含む。
Torsten Mueller(GM、2013年)による特許文献8は、自動車用廃熱回収システムを開示している。
Uri Kaplanによる特許文献9(Ormat、2009年)は、ジャケット冷却熱および排ガス熱を使用する廃熱回収システムを開示している。ここで、ジャケット冷却熱は、後で排ガスからの熱を用いて蒸発される液体有機作動流体を予熱するために使用される。前記熱は、スチームタービンを通過した膨張スチームの形態で輸送される。
US20130341929A1 US8889747 US4589258 US7900431 US4831817 US4455614 US20140069098A1 US20140352301A1 US8850814
既知の解決法にもかかわらず、低コスト設備の使用を可能にする発電のための廃熱の回収および利用のための改善された方法および単純化されたシステムを提供する必要性が依然としてあり、エネルギーの最大限の使用と容易な制御とが提供される。
本発明の目的は、このようなシステムおよび方法を提供することである。
スチームタービンで使用されるように、排ガスからのエネルギー回収のために、水の代わりに有機溶媒を使用することも可能であり、それも本発明の一部である。本発明は、熱交換器、スチームタービン、および追加の熱力学ランキンサイクル、好ましくは約70〜120℃の熱を回収するためのORC(Organic Rankine Cycle、有機ランキンサイクル)を使用して排ガスから熱を回収するように構成される。
2つの熱源、すなわちジャケット冷却および排ガスが別個のシステムに熱入力を供給し、互いに独立したエネルギーを生成することも有益である。
したがって、本発明の目的は、システムに含まれる異なる熱力学サイクルを互いに独立して使用して電気エネルギーを生成することができる方法およびシステムを提供することである。したがって、1つの閉ループ熱力学システムが故障しても、他の1つは依然として動作可能である。
本発明のさらなる利点は、第2の高温熱力学サイクルを利用するスチームタービンが、第1の低温熱力学サイクルに入力される第2の流れを使用して「冷却」されることでもある。
別の目的は、例えば排ガスからの廃熱などの発熱ユニットによって生成されたすべてのエネルギーを抽出し、可能な限り最大限に電気に変換し、利用可能なすべての熱流からの最大熱入力を使用することである。
本明細書で述べる目的は、添付の特許請求の範囲による熱回収システムと、発熱ユニットからの熱を電気エネルギーに変換するこのような熱回収システムによって実施される方法とによって達成される。
したがって、本発明の1つの態様は、発熱ユニットからの熱を電気エネルギーに変換するために、第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第1の閉ループシステムと共に使用するように構成された熱回収システムであって、前記発熱ユニットは、少なくとも1つの熱流を生成するように構成される。前記熱回収システムは、少なくとも1つの熱流の熱を前記電気エネルギーの第1のバッチに変換するように構成された閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第2の閉ループシステムを含む。第2の閉ループシステムは、循環する第2のシステム作動媒体と、前記少なくとも1つの廃熱流からの熱を第1の作動媒体に伝達することによって前記第2のシステム作動媒体を蒸発(蒸気化)させて蒸気にするように構成された第1の熱交換器と、前記第2のシステム作動媒体を膨張させて、電気エネルギーの第1のバッチとして抽出されるエネルギーを生成するように構成されたタービンと、前記第2のシステム作動媒体を凝縮して液体にするように構成された第2の熱交換器と、を含む。前記熱回収システムは、循環する第3のシステム作動媒体を含む第3の閉ループシステムをさらに備える。第3のシステム作動媒体は、第2の熱交換器を通って循環するように構成され、かつ第1の作動媒体の凝縮媒体として作用する。前記第2の熱交換器は、蒸発させた第2のシステム作動媒体の凝縮エンタルピーを前記第3のシステム作動媒体に伝達し、第3のシステム作動媒体の温度を上昇させるように構成される。第3のシステム作動媒体からの熱は、閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成された第1の閉ループシステムへの初期熱入力として使用されるように構成される。前記第1の閉ループシステムは、第3のシステム作動媒体からの熱を前記電気エネルギーの第2のバッチに変換するように構成される。
前記発熱ユニットは、任意のタイプの発電プラント、燃焼装置、エンジン、焼却プラントなどであってもよい。前記少なくとも1つの熱流は、前記発熱ユニットの排ガスシステムによって生成された排熱であってもよい。第2の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムは高温熱力学サイクルを使用してもよく、第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムは低温熱力学サイクルを使用してもよい。低温熱力学サイクルは、有機ランキンシステムであってもよい。
上記の熱回収システムでは、各閉ループ熱力学システムを互いに独立して使用して電気エネルギーを生成することができる。したがって、1つの閉ループ熱力学システムが故障しても、他の1つは依然として動作可能である。さらに、ここでは、第2の熱力学閉ループシステムを使用して、第1の熱力学閉ループシステムへの熱力学入力を増加させ、それによって第1の熱力学サイクルの効率を高める。
一実施形態では、熱回収システムの第2の閉ループシステムは、前記第2のシステム作動媒体の循環および/または加圧を制御するための第1の制御装置をさらに含む。一実施形態では、前記タービン直後の前記第2のシステム作動媒体の圧力は、前記第2のシステム作動媒体の凝縮温度に対応する圧力に制御される。前記第2の作動媒体が水である一実施形態では、前記圧力は大気圧を上回るように、すなわちほぼ1バールまたは1バール超に制御される。一実施形態では、循環および/または加圧を制御するための前記第1の装置は、バルブおよびポンプの少なくとも1つを含む。循環および/または加圧を制御するために、複数のバルブおよび/またはポンプを使用することはもちろん可能である。
タービン後の前記第2のシステム作動媒体の圧力が、前記第2のシステム作動媒体の凝縮温度に対応する圧力、好ましくは大気圧に近いかそれより高い圧力である場合、タービン内の凝縮が減少し、第2の熱交換器内の凝縮が増加する。大気圧に近い圧力またはそれを上回る圧力では、前記第2のシステム作動媒体の最大15重量%が前記膨張ステップ中に凝縮される。より好ましくは、前記膨張ステップの間に最大8重量%が凝縮され、最も好ましくは、最大3重量%が凝縮される。
膨張後の前記第2のシステム作動媒体の圧力が大気圧よりも低い場合、タービンではより多くの凝縮が生じる。タービン内の水滴は摩耗を促進させる。さらに、第2の熱交換器において利用可能な凝縮エンタルピーが少なくなるので、熱回収システムの効率は低下する。利用可能な凝縮エンタルピーが少ない場合、第1の閉ループシステムへの熱入力として作用する第3のシステム作動媒体の温度上昇はより小さくなる。第1の閉ループシステムへの熱入力が少ないと、生成されるエネルギーが少なくなる。
一実施形態では、前記発熱ユニットは、少なくとも第1の廃熱流および第2の廃熱流を生成するように構成され、前記第1の廃熱流の温度は前記第2の廃熱流の温度より高く、廃熱回収システムは、第2の熱流からの熱を第3の閉ループシステムへの初期熱入力として使用するように構成される。
このシステムは、発熱ユニットによって生成された複数の熱源からの熱を利用する。ここで、第3のシステム作動媒体は、第2の熱源によって生成された初期温度の流れを受け取る。前記初期温度は、第1の閉ループシステムから凝縮エンタルピーを加えることによって上昇する。
一実施形態では、第2の閉ループシステムは、前記第2のシステム作動媒体を膨張させ、かつ電気エネルギーの前記第1のバッチの少なくとも一部として抽出されるエネルギーを生成するように構成された少なくとも2つの並列タービンを含む。
2つ以上のタービンを使用する場合、発熱ユニットがT1よりも低い温度の熱流を生成する場合、例えば発熱ユニットが部分負荷運転しているエンジンである場合でも、最大出力を生成するようにシステムを制御することが可能である。
一実施形態では、第3の閉ループシステムは、第3の閉ループシステム内の前記第3のシステム作動媒体の制御可能な循環および/または加圧を生成するように構成されたポンプを含む。
これにより、本質的にすべての蒸発した第2のシステム作動媒体が熱交換中に凝縮され、第2のシステム作動媒体の凝縮エンタルピーが、第3のシステム作動媒体に伝達されるよう、第2のシステム作動媒体と第3のシステム作動媒体との間の熱伝達は制御される。
一実施形態では、ポンプは、第2の熱交換器に入る前に、第3の閉ループシステムを第2のシステム作動媒体の圧力よりも高い圧力に加圧するように構成される。
これにより、特にシャットダウン(停止)処理中の内部沸騰が防止される。
一実施形態では、第2の熱交換器を通る第3のシステム作動媒体の循環は、第2の熱交換器に入る第2のシステム作動媒体の温度と第2の熱交換器から出る第2のシステム作動媒体との間の所定の温度差を維持するために制御されるように構成される。
所定の温度差が維持されると、熱伝達の間に本質的にすべての蒸発した第2のシステム作動媒体が凝縮され、第2のシステム作動媒体の凝縮エンタルピーが、第3のシステム作動媒体に伝達されると判断できる。
本発明の1つの態様は、発熱ユニットからの熱を電気エネルギーに変換するために、第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成された第1の閉ループシステムと共に熱回収システムを使用する方法に関する。前記発熱ユニットは、少なくとも1つの熱流を生成するように構成される。熱回収システムは、第2のシステム作動媒体を含む第2の閉ループシステムであって、第2の閉ループシステムは、少なくとも1つの熱流の熱を前記電気エネルギーの第1のバッチに変換するように構成された第2の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第2の閉ループシステムと、循環する第3のシステム作動媒体を含む第3の閉ループシステムと、を含む。この方法は、前記少なくとも1つの熱流からの熱を第2のシステム作動媒体に伝達することによって、前記第2のシステム作動媒体を蒸発させ蒸気にするステップと、前記第2のシステム作動媒体を膨張させて、電気エネルギーの第1のバッチを抽出するステップと、前記第2のシステム作動媒体を凝縮させて、前記蒸気よりも低い熱エンタルピーを有する液体とするステップと、を含む。この方法は、蒸発させた第2のシステム作動媒体の凝縮熱エンタルピーを前記第3のシステム作動媒体に伝達し、第3のシステム作動媒体の温度を上昇させるステップと、第3のシステム作動媒体からの熱を前記電気エネルギーの第2のバッチに変換するよう構成された第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第1の閉ループシステムへの初期熱入力として、第3のシステム作動媒体からの熱を使用するステップと、をさらに含む。
一実施形態では、前記方法は、前記膨張した第2のシステム作動媒体の圧力を、大気圧を上回るように制御するステップを含む。
一実施形態では、前記方法は、前記発熱ユニットによって生成された第2の熱流からの熱を、第3の閉ループシステムへの初期熱入力として使用するステップを含む。
一実施形態では、前記方法は、前記第3のシステム作動媒体の循環および/または加圧を制御するステップを含む。一実施形態では、前記第3のシステム作動媒体の循環は、所定の温度差を維持するために、膨張した第2のシステム作動媒体の温度と凝縮した前記第2のシステム作動媒体の温度との間の測定された温度差に基づいて制御される。別の実施形態では、前記第3のシステム作動媒体の加圧は、前記第3のシステム作動媒体の圧力が膨張した第2のシステム作動媒体の圧力を上回るように制御される。
一実施形態では、前記方法は、本発明の第1の態様の実施形態のいずれかによる熱回収システムを使用する。
本発明の第1の実施形態による熱回収システムの概略図である。 本発明の第2の実施形態による熱回収システムの概略図である。 排ガスから電気エネルギーを抽出するために複数のタービンが使用される図2の実施形態を示す。 第1の閉ループシステムS1を詳細に示す。 第2のシステム作動媒体を膨張させて、電気エネルギーの第1のバッチを抽出するように構成されたタービンの好ましい作動点P2(=始点)およびP3(=終点)を示す、水(飽和線P1)のエンタルピー/エントロピー図の概略図である。
以下において、実施形態の説明を提供する。与えられた温度は、少なくとも±5℃の幅を持って解釈されるべきである。与えられた圧力は、少なくとも±10%の幅を持って解釈されるべきである。「熱力学サイクル」のS3は、ランキンサイクル、有機ランキンサイクル(ORC)、および本明細書の文脈において熱を機械エネルギーに、理想的には電気エネルギーに変換する任意のプロセスを含む任意の発電サイクルとすることができる。
図1は、本発明による熱回収システム1の概略図であり、発熱ユニット1からの熱を電気エネルギーEに変換する第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成された第1の閉ループシステムS1と共に使用するように構成される。発熱ユニット1は、第1の高温範囲T1を有する少なくとも1つの熱流HS1を生成するように構成される。発熱ユニットは、任意のタイプの発電プラント、燃焼装置、エンジン、焼却プラントなどであってもよい。第1の熱流HS1は、一実施形態では、ユニットの排ガスシステムで生成される排ガスである。第1の熱流HS1は、例えば煙突を通る、ガス状の高温の第1の熱源媒体の流れであってもよい。第1の熱流HS1の温度T1は、好ましくは200℃超である。
熱回収システムは、第2の閉ループシステムS2および第3の閉ループシステムS3を含む。
第2の閉ループシステムS2は、少なくとも1つの熱流HS1の熱を前記電気エネルギーEの第1のバッチE1に変換するように構成された第2の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される。第2の閉ループシステムS2は、高温熱力学サイクルであってもよい。第2の閉ループシステムS2は、循環する第2のシステム作動媒体W2を含む。前記第2のシステム作動媒体W2は、ある気化温度(蒸発温度)で液体と蒸気との間で相を変化(転移)させる媒体として選択され、ある凝縮温度で蒸気と液体との間で相を変化させる。一実施形態では、第2の閉ループシステムS2の第2のシステム作動媒体W2は、水またはメタノール、エタノール、アセトン、イソプロパノール若しくはブタノールまたはケトンまたは高温安定性シリコーン誘導体またはフレオン/冷媒などの溶媒を含むことができる。第2のシステム作動媒体W2が水である場合、凝縮温度は、大気圧に近いかそれを上回る圧力、すなわち1バールに対応する100℃である。
第2の閉ループシステムS2は、前記少なくとも1つの廃熱流HS1から第2のシステム作動媒体W2に熱を伝達することによって、前記第2のシステム作動媒体W2を蒸発させるように構成された第1の熱交換器2を含む。第2のシステム作動媒体W2は、好ましくは、第1の熱交換器3においてほぼ一定の圧力で第1の熱流HS1によって加熱されて、乾燥飽和蒸気または乾燥飽和スチームになる。一実施形態では、前記第1の媒体が水である場合、前記蒸発ステップは、170℃および6バールのスチームをもたらす。この蒸気(vapour)/スチーム(水蒸気;steam)は配管5aを通ってタービン3に導かれる。タービン3は、第2のシステム作動媒体W2を膨張させ、かつ電気エネルギーの第1のバッチE1として抽出されるエネルギーを生成するように構成される。前記タービン3はスチームタービン(steam turbine)であってもよい。この膨張ステップにより、蒸気の温度および圧力が低下し、膨張した第2のシステム作動媒体は特定の温度および圧力を有するようになる。バルブ10を使用して、タービン3の前に圧力降下を生じさせることができる。タービンの前の制御された圧力降下によって、タービンに入るスチームが確実に過熱される。前記第1のタービンを出る膨張蒸気は、配管5bを通って第2の熱交換器4に導かれる。第2の熱交換器4は、前記第2のシステム作動媒体W2を凝縮させて液体にし、特定の温度および圧力を有する凝縮した第2のシステム作動媒体をもたらすように構成される。前記第2のシステム作動媒体W2は、ほぼ一定の温度で凝縮される。一実施形態では、温度変化は最大1〜5℃の範囲内である。したがって、第2の熱交換器4は、凝縮器および熱交換器として機能する。凝縮したスチームは、配管5cを通って第1の熱交換器2に戻される。
第2の閉ループシステムS2は、前記第2のシステム作動媒体W2の循環および/または加圧を制御するための第1の制御装置8、12をさらに含む。特に、この制御装置は、タービン3の低圧側の圧力を制御するために使用される。前記第1の制御装置は、バルブ8、または任意の種類の調節可能な制限部を含んでいてもよい。第1の制御装置は、さらにポンプ12を含んでいてもよい(図2参照)。タービン3の低圧側の圧力、すなわち膨張ステップ後の圧力はセンサによって測定され、第2のシステム作動媒体の凝縮温度に対応する圧力、好ましくは大気圧に近いかそれを上回る、すなわち1バールに制御される。圧力が大気圧を上回るとき、前記第2のシステム作動媒体W2の最大15重量%が前記膨張ステップ中に、したがってタービンで凝縮される。他の実施形態では、タービン内部のスチームの凝縮量は、3、4、5、8、10または12重量%が許容できる。
第3の閉ループシステムS3は、循環する第3のシステム作動媒体W3を含む。第3のシステム作動媒体W3は、好ましくは主として水であり、場合によっては例えば腐食防止効果がある添加剤を含む。第3のシステム作動媒体W3は、第3の閉ループシステムにおける循環中に相を変化させるように構成されていない。第3のシステム作動媒体W3は、第2の熱交換器4を通って循環される。第2のシステム作動媒体W2および第3のシステム作動媒体W3の両方が第2の熱交換器4を通るとき、蒸発した第2のシステム作動媒体W2の凝縮エンタルピーが第3のシステム作動媒体W3に伝達される。第3の閉ループシステムS3は、第3の閉ループシステムS3および第2の熱交換器4を通る前記第3のシステム作動媒体W3の循環および/または加圧を制御する第2の制御装置11、14をさらに含む。第2の制御装置11、14は、前記第3のシステム作動媒体W3の循環を制御するように構成されたポンプ11を含む。第2の制御装置は、さらにバルブ14を含んでいてもよい(図2参照)。このバルブ14は、好ましくは、第2の熱交換器4の前に、第2の閉ループシステムS2内に配置される。第2の熱交換器4を通る前記第3のシステム作動媒体W3の流れは、第2の熱交換器4に入る第2のシステム作動媒体W2の温度と第2の熱交換器4を出る第2のシステム作動媒体W2の温度との間の所定の温度差を維持するために制御されるように構成されていてもよい。第2の熱交換器における第2のシステム作動媒体の温度差は、第2の熱交換器4を通る第2のシステム作動媒体W2の循環および/または加圧を制御する第1の制御装置8、12によって制御される。したがって、前記第3のシステム作動媒体W3のこの循環を制御するように構成されたポンプ11は、本質的にすべての蒸気化された第2のシステム作動媒体W2が熱交換中に凝縮されるよう、第2のシステム作動媒体W2と第3のシステム作動媒体W3との間の熱伝達を制御するためにも使用される。ポンプ11はまた、第2の熱交換器4に入る前に、第1の閉ループシステムにおいて第2のシステム作動媒体W2の圧力よりも高い圧力に第3の閉ループシステムS3を加圧するように構成されてもよい。圧力と温度を制御できるようにするために、センサが、各閉ループシステムの必要な場所にこれらのパラメータを測定するために配置される。
第3のシステム作動媒体W3からの熱は、第1の閉ループシステムS1への初期熱入力として使用される。第1の閉ループシステムS1は、第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される。第1の閉ループシステムS1は、第3のシステム作動媒体W3からの熱を前記電気エネルギーEの第2のバッチE2に変換するように構成される。第1の閉ループシステムS1は、低温有機ランキン熱力学サイクルであってもよく、図4にさらに記載されている。
第3のシステム作動媒体W3は、第2の熱交換器4を通って循環するように構成され、かつ第2のシステム作動媒体W2の凝縮媒体として作用するように構成されている。第2の熱交換器4において、好ましくは、前記第2のシステム作動媒体W2の凝縮からの凝縮エンタルピーのすべてまたは大部分が、第1の閉ループシステムS1で使用される第1の低温熱力学サイクルを供給する第3のシステム作動媒体W3に伝達される。前記第2の熱交換器4は、シェルアンドチューブ型の熱交換器であってもよい。第1の閉ループシステムS1は、熱入力としてこの第3のシステム作動媒体W3のみを使用して動作することができる。
図2は、本発明の第2の実施形態による熱回収システムの概略図である。この実施形態では、発熱ユニットは、少なくとも第1の熱流HS1および温度T2で第2の熱流HS2を生成するように構成される。前記第1の熱流HS1の温度T1は、前記第2の熱流HS2の温度T2よりも高い。第2の温度T2は、好ましくは120℃未満、より好ましくは100℃未満、最も好ましくは60〜99℃の範囲内であって、好ましくは80℃である。第2の熱流HS2からの熱は、第3の閉ループシステムS3の初期熱入力として使用される。一実施形態では、第2の熱流HS2は、第3のシステム作動媒体W3の流れと言える。一実施形態では、第2の熱流HS2は、発熱ユニット1の冷却に由来し、例えば発熱ユニットを通ってあるいは介して循環する冷却媒体によって生じる。一実施形態では、冷却媒体はジャケット冷却水である。一実施形態では、冷却媒体は第3の作動流体W3である。
この実施形態の第2の閉ループシステムS2における液体の第2のシステム媒体W2の流れを確実にするために、バルブ8および/またはポンプ12を含む、圧力を制御するための装置を、第2の熱交換器4の前または後に配置することができる。図1に示すように、第1の実施形態では、ポンプ12を使用することもできる。このポンプ12およびバルブ8は、スチーム凝縮エンタルピーが、可能な限り最大限に、第1の閉ループ熱力学システムS1の熱入力である第3のシステム作動媒体W3に伝達されるように、液体媒体の流れを調節する。前記第2のシステム作動媒体(W2)の凝縮温度に対応する圧力に、前記タービン(3)直後の前記第2システム作動媒体(W2)の圧力を制御する。第3のシステム作動媒体W3がジャケット水である実施形態では、第2の熱交換器4において、ジャケット冷却水が85℃から例えば95℃に加熱されることが好ましい。また、配管5bおよび5c内のスチーム圧が大気圧を上回り、したがって1バールまたはそれ以上の状態であることが好ましい。
第1の熱源HS1、及びオプションの第2の熱源、つまり、a)排ガスシステムおよびb)ジャケット冷却、による第1の閉ループ熱力学システムS1への熱供給は、最適化された熱利用のために、ソフトウェアおよびハードウェア制御(バルブなど)によって制御される。
図2にも示される一実施形態では、第2の凝縮器13が、前記第2の熱交換器4の下流に配置されている。発熱ユニットによって生成された熱量が、前記第1の閉ループシステムS1によって電気エネルギーに変換可能なエネルギー量を超える場合、この凝縮器を使用することができる。したがって、これは、第2の熱交換器4において第2のシステム作動媒体W2のすべてが凝縮可能とはならない場合に使用することができる。
第1の熱力学サイクルシステムS1は冷却を必要とし、これらの熱流は図1には示されていないが、図4にさらに記載されている。また、システムの制御された動作を確実にするために、センサが、3つの閉ループシステムのすべてにおいて、例えば熱媒体の圧力、温度、空気量などを監視するために使用される。これらは、簡略化のために、図1および図2には示していない。脱気装置または非凝縮性ガスを除去するための装置は、第1および/または第2の閉ループシステムで使用することができ、例えばポンプ12の前に配置される。
図2では、第3のシステム作動媒体W3、例えばジャケット冷却水は、第2の熱交換器4を通って第1の閉ループ熱力学システムS1に入り、ランキンサイクル(RC)または有機ランキンサイクル(ORC)の少なくとも1つを使用して、電力を生成する。前記第1の閉ループ熱力学システムS1は、高温側で70〜120℃、低温側で0〜35℃の間で動作する。詳細については、図4を参照されたい。ジャケット冷却媒体の戻り流は、配管を通って発熱ユニット2、例えばエンジンに戻される。
図3は、第1の熱源HS1から電気エネルギーを抽出するために複数のタービン3a、3b、3cが使用される図1の実施形態を示す。少なくとも2つの並列タービンを使用することができるが、ここでは3つのタービンを開示する。第1の熱交換器2の後に配置された第1の配管部5aは、第1の配管部5aを少なくとも2つの並列な第1の配管部分岐に分割するよう構成されたマニホールド5dを含む。各分岐は、前記第2のシステム作動媒体W2を膨張させ、かつ前記電気エネルギーの前記第1のバッチE1の少なくとも一部E1a、E1b、E1cとして抽出されるエネルギーを生成するように構成されたタービン3a、3b、3bを含む。同様のマニホールドを用いて、出口スチームを配管5bに結合し、第2の熱交換器4に導く。各タービンの前に圧力降下を生成するためにバルブ10を使用することができる。各タービン前の制御された圧力降下によって、タービンに入るスチームが確実に過熱される。タービンは、好ましくは、発熱ユニットが最大量の熱を生成しているとき、例えば最高速度で運転されているエンジンの場合、すべてのタービンが最適効率で運転されるように寸法設計されている。発熱ユニットがより少ない熱を生成しているとき、すなわち例えば部分負荷で運転されているエンジンの場合、前記少なくとも2つのタービンの少なくとも1つを止めることができる。
図3はまた、少なくとも2つの第1の熱力学閉ループシステムS1a、S1bが並列または直列に(この図では直列)結合されている実施形態を示す。並列モードでは、マニホールドは、少なくとも2つの第1の熱力学閉ループシステムS1に高温水流(37)を分配し、第1の熱源HS1によって生成される利用可能な熱量に応じて、少なくとも1つの第1の熱力学閉ループシステムS1は、スイッチオフ(停止)またはスイッチオン(始動)されてもよい。直列モードでは、高温水は第1の熱力学閉ループシステムS1aに流れ37として流入し、流出流れ38は、第2の第1の熱力学閉ループシステムS1bへの流入流れ37を構成する。この動作モードは、並列動作モードで可能であるように、流れ37/38のより大きな温度低下を可能にする。冷却は並列または直列でもよいが、好ましくは海洋用途の場合には並列である。
図4は、第1の熱力学閉ループシステムS1を詳細に示す。第1の熱力学閉ループシステムS1は、第1のシステム作動媒体W1を含む。第1の熱力学閉ループシステムS1は、一実施形態では、低温ランキンサイクルシステム、すなわち有機ランキンサイクルシステムであってもよい。前記第1のシステム作動媒体W1は、第2のシステム作動媒体W2の相転移温度よりも低温である第2の相転移温度で液体と蒸気との間で相が変化するように構成される。一実施形態では、第1のシステム作動媒体W1は流体であり、メタノール、エタノール、アセトン、イソプロパノール若しくはブタノールまたはメチルエチルケトン若しくは他のケトンまたは当技術分野で公知の冷媒などの低沸点溶媒を含むことができる。液体熱流37、すなわち第3のシステム作動媒体W3、例えばジャケット冷却水は、熱交換器31に流入し、戻り流38として前記熱交換器を出ることにより、熱交換器31において蒸発する第1のシステム作動媒体W1に熱入力を供給する。蒸発し加圧されたガスは、熱交換器31を出てタービン32内で膨張し、電気エネルギーE2の第2のバッチを生成する。タービン32は、図示していない発電機に接続され、前記電気エネルギーを生成する。次いで、第1の作動媒体W1は、作動媒体が液化される凝縮容器33に入る。液体作動媒体W1は、底部の近くで容器33を出て、ポンプ36を通って熱交換器34に部分的に送り込まれ、冷却され、例えば効果的な凝縮のために飛沫として容器に再び入る。熱交換器34は、流入する冷却流39(冷たい)および流出する冷却流40によって冷却される。船舶用エンジンが発熱ユニットである場合、冷却流は、例えば海水であり得る。容器33からの液体は、部分的に(すなわち、容器33からの全流れからポンプ36を通る流れを引いた流れ)ポンプ35を使用して蒸発のために熱交換器31に送り込まれ、サイクルが終了する。典型的な温度は、流れ37は70〜110℃、流れ38は60〜85℃、流れ39は0〜30℃、流れ40は10〜40℃であってもよい。
図5は、第2の作動媒体、好ましくは水のエンタルピー/エントロピー図の概略図である。図において、一定入口圧力線L3および一定出口圧力線L4および一定温度線L2がプロットされているので、飽和線L1の下の二相領域A1において、一定圧力および一定温度の線はその飽和線と一致する。P1は、一定温度線L2と一定圧力線L3とが互いに交差する、好ましいわずかに過熱された入口条件に対応する。理想的な膨張は、出口圧力線L4の点P2で終了する線EL1に対応する。しかし、理想的な膨張サイクルは不可能である。したがって、タービン3における実際の膨張は、湿った領域において少なくとも0.85である気体物質の乾き度(質量による)に対応する一定圧力線L4上の点P3で終了する。このように、タービン出口における膨張スチームは、タービンのタイプおよび条件に応じて、5%未満、または8%未満または15%未満の凝縮蒸気を含む。この場合、スチームタービンは第2の作動流体W2として水を使用している。点P1から点P3へのわずかに過熱されたスチームの膨張は、図2に示したように、第2のシステム作動媒体W2の循環および/または加圧を制御するための第1の制御装置8、12、すなわちバルブ8またはポンプ12によって調整される。したがって、前記タービン3直後の膨張した第2のシステム作動媒体W2の圧力は、前記第2のシステム作動媒体W2の凝縮温度に対応する圧力を上回る圧力に制御される。
例示的な実施形態
a)船舶用エンジン
高温のジャケット冷却水は、通常85℃で船舶用エンジンを出て、通常75℃でエンジンに戻される。この熱を海水で冷却する代わりに、熱はランキンサイクルのような熱力学サイクルに供給される。船舶用エンジンからの排ガスは、通常200℃超で煙突を通って送られる。排ガスシステム内で、第2のシステム作動媒体W2、好ましくは水が、第1の熱交換器4によって蒸発され、好ましくは170℃および6バールのスチームを供給するよう、熱が抽出される。第1の熱交換器4は、本実施形態において、通常、排ガスボイラEGBと称する。前記スチームは、スチームタービン3を駆動して電力E1を生成するために使用される。スチームは、好ましくは98℃まで、および少なくとも大気圧まで膨張され、凝縮される。凝縮熱は、可能な限り最大限に、第1の閉ループ熱力学サイクルS1への液体入力に伝達される。実際には、第2の熱交換器4を使用することができ、第2の熱交換器4において、スチームタービン3の出口からの凝縮熱が、流入する第3のシステム作動媒体、すなわち高温のジャケット冷却水に伝達され、前記第3のシステム作動媒体、すなわち高温のジャケット冷却水は、85℃から95℃まで温度が上昇する。このようにして、第1の閉ループ熱力学サイクルS1は、(85−75=10℃)だけの代わりに(95−75=20℃)の温度差を用いて電気を生成することができる。スチームタービンからの凝縮液は、スチームタービンサイクルが再び始まるように、排ガスシステムにポンプで戻される。a)ジャケット冷却およびb)排ガスシステムによる熱力学サイクルへの熱供給は、熱利用を最適化するためのソフトウェアおよびハードウェア制御(バルブなど)によって制御される。
実際の実施形態では、上記の温度データから明らかなように、高温のジャケット冷却水、すなわち第3のシステム作動媒体W3は、第1の閉ループ熱力学サイクルに熱入力の50%を供給し、排ガス回収からの熱、すなわち第2のシステム作動媒体W2は、熱入力の残りの50%を供給する。この構成では、第1の閉ループ熱力学サイクルS1は、全抽出可能な電気の約70%を生成する一方で、スチームタービンを利用する第2の閉ループ熱力学サイクルS2は、残りの30%を生成する。
一実施形態では、82℃のジャケット冷却水によって供給され、スチームタービンサイクルからの凝縮液で加熱することで95℃に上昇される熱力学サイクルによって、150kWが生成される。ジャケット冷却は、72℃でエンジンに戻される。170℃のスチームがスチームタービンを駆動し、60%のタービン効率(乾き度(steam quality)=0.96、質量流量=0.3kg/秒)で追加の54kWを生成する。
b)電力生成のための陸上発電機セット
基本的に、陸上発電機セットは大型船舶エンジンとほとんど同じである。a)に記載された方法に、わずかな変更を加えて使用することができる。
c)発電所および産業廃熱
本発明によるシステムおよび方法は、初期の第2のシステム作動媒体温度が少なくとも40℃であるか、好ましくは初期の第3のシステム媒体温度よりも60℃超で高い場合に、普遍的に適用することができる。初期の第2のシステム作動媒体温度は、第1の熱源の温度T1に依存する。本発明の一実施形態では、初期の第3のシステム作動媒体温度は、第2の熱源HS2の温度T2に依存する。多くの産業および発電所において、例えば、鋼、アルミニウムおよび金属産業において、バイオマス、廃棄物焼却および他の発電所において、セメント、紙、化学、石油精製および他の多くの産業において、第3のシステム作動媒体の初期温度は、例えば60〜100℃である。これらの場合における第2のシステム作動媒体の初期温度は、140℃超である。
高温の排ガスが(蒸気)タービンによる発電用の熱入力として使用される場合にも適用が可能であり、前記スチームタービンからの凝縮エンタルピーは、ORC、および具体的にはClimeonのC3熱力学サイクルを含む熱力学サイクルの熱入力の温度を上昇させるために使用される。熱力学サイクルへの第1の熱入力は、異なる供給源から来てもよい。
d)他の実施形態
一実施形態では、初期の第3のシステム作動媒体温度は、60、70、80、90、100、110または120℃以上の温度である。この場合、典型的には排ガスからの第1の熱流は、作動媒体、典型的には水を凝縮させることによる凝縮エンタルピーを供給してもよい。スチームタービンの動作点は、例えば、蒸気が110℃および1.5バールを上回る圧力で凝縮するように設定してもよい。
一実施形態では、例えば製紙業界で利用可能なような、第1の低温熱力学サイクルで使用される55〜75℃の低温の第3の作動流体の流れは、第1の高温熱力学サイクルで使用される高温の第2のシステム作動流体W2の第2の流れと接触または熱交換され、この高温の流れは、すなわち、第1の低温熱力学サイクルへの熱入力の温度を例えば75℃〜95℃に上昇させるために、排ガスによって動力供給されるスチームタービンの下流の凝縮液である。ある意味では、第3のシステム作動媒体W3の流れは、スチームタービンの下流におけるスチームの凝縮のための非常に効率的な冷却源として機能する。
一実施形態では、使用されるスチームタービンは、軸流タイプまたはラジアルタイプである。軸流タービンは、約13重量%までの液滴を許容する。ラジアルタービンの場合、軸流タービンよりも実地経験は少ないが、10%までの液体含量が許容可能と考えられる。
金属産業に関連する一実施形態では、鋼の熱間圧延からの廃熱、または金属、例えば鉄の生産中に生成される高温の鉱物からの廃熱が抽出され、その廃熱は第1の熱源HS1になる。
上記の実施形態は、本発明の目的を達成するための、すなわち燃焼プロセスを含む様々なプロセスからの廃熱を効率的に利用し、前記廃熱を有用なエネルギー、好ましくは電気に変換するための有用な装置および温度/圧力/媒体の組み合わせの単なる例に過ぎないことを理解されたい。
本発明の好ましい実施形態の蒸気の説明は、例示的かつ説明的な目的のために提供される。包括的であること、または記載された変形形態に本発明を限定することを意図するものではない。多くの改変および変形が当業者には容易に明らかである。

Claims (12)

  1. 発熱ユニット(1)からの熱を電気エネルギー(E)に変換するよう構成された第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成され第1の閉ループシステム(S1)に熱入力を生成するよう構成された熱回収システムであって、前記熱回収システムは、
    前記発熱ユニット(1)の排ガスシステムで生成された排ガスによって生成された少なくとも1つの第1の熱流(HS1)の熱を電気エネルギー(E)の第1のバッチ(E1)に変換するように構成された第2の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第2の閉ループシステム(S2)を含み、前記第2の閉ループシステム(S2)は、
    循環する第2のシステム作動媒体(W2)と、
    前記少なくとも1つの第1の熱流(HS1)からの熱前記第2のシステム作動媒体(W2)への達によって、前記第2のシステム作動媒体(W2)蒸発して蒸気になるよう構成された第1の熱交換器(2)と、
    前記第2のシステム作動媒体(W2)を膨張させて、電気エネルギーの前記第1のバッチ(E1)として抽出されるエネルギーを生成するように構成されたタービン(3)と、
    前記第2のシステム作動媒体(W2)が通過して、凝縮し、液体になるよう構成された第2の熱交換器(4)と、を含み、
    前記熱回収システムは、前記第2の熱交換器(4)内を循環するように構成された循環する第3のシステム作動媒体(W3)を含む第3の閉ループシステム(S3)をさらに含み、
    前記第3のシステム作動媒体(W3)は液相であり、前記第3のシステム作動媒体(W3)は前記第3の閉ループシステム(S3)における循環中に相を変化させるようには構成されておらず、前記第3のシステム作動媒体(W3)は前記第2のシステム作動媒体(W2)の凝縮媒体として作用するように構成されており、前記蒸発した第2のシステム作動媒体(W2)の凝縮エンタルピーが前記第3のシステム作動媒体(W3)に伝達されてその温度を上昇させる、熱回収システムにおいて、
    前記第3の閉ループシステム(S3)は、前記第3のシステム作動媒体(W3)からの熱が前記第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステム(S1)への熱入力として使用されるように構成され、前記第3の閉ループシステム(S3)は、前記第2の熱交換器(4)を通る前記第3のシステム作動媒体(W3)の循環および/または加圧を制御するための第2の装置(11、14)として定義される装置を含み、前記第2の閉ループシステム(S2)は、前記第2のシステム作動媒体(W2)の循環および/または加圧を制御するための第1の制御装置(8、12)をさらに含み、前記第1の制御装置(8、12)は、前記タービン(3)直後の前記第2のシステム作動媒体(W2)の圧力を、大気圧を上回るように制御するよう構成されることを特徴とする、熱回収システム。
  2. 前記第1の制御装置(8、12)が、前記タービン(3)直後の前記第2のシステム作動媒体(W2)の圧力を、前記第2のシステム作動媒体(W2)の前記凝縮温度に対応する圧力を上回る圧力に制御するように構成される、請求項1に記載の熱回収システム。
  3. 循環および/または加圧を制御するための前記第1の装置(8、12)が、バルブ(8)およびポンプ(12)の少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の熱回収システム。
  4. 前記発熱ユニット(1)によって生成された第2の熱流(HS2)からの熱が前記第3の閉ループシステム(S3)への初期熱入力として使用されるように構成されるよう、前記第3の閉ループシステム(S3)は構成され、前記少なくとも1つの第1の熱流(HS1)の温度(T1)が前記第2の熱流(HS2)の温度(T2)よりも高い、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱回収システム。
  5. 前記第2の閉ループシステム(S2)が、前記第2のシステム作動媒体(W2)を膨張させ、かつ電気エネルギーの前記第1のバッチ(E1)の少なくとも一部(E1a、E1b、E1c)として抽出されるエネルギーを生成するように構成された少なくとも2つの並列タービン(3a、3b、3c)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の熱回収システム。
  6. 循環および/または加圧を制御するための前記第2の装置(11、14)が、バルブ(14)およびポンプ(12)の少なくとも1つを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の熱回収システム。
  7. 発熱ユニット(1)からの熱を電気エネルギー(E)に変換するよう構成された第1の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される第1の閉ループシステム(S1)への熱入力として熱回収システムを使用する方法であって、前記発熱ユニット(1)が、少なくとも1つの第1の熱流(HS1)を生成するように構成され、前記熱回収システムが、
    第2のシステム作動媒体(W2)を含む第2の閉ループシステム(S2)であって、前記少なくとも1つの第1の熱流(HS1)における熱を前記電気エネルギー(E)の第1のバッチ(E1)に変換するように構成された第2の閉ループ熱力学ランキンサイクルシステムとして構成される、第2の閉ループシステム(S2)と、
    循環する第3のシステム作動媒体(W3)を含む第3の閉ループシステム(S3)と、を含み、
    前記方法が、
    前記少なくとも1つの第1の熱流(HS1)からの熱を前記第2のシステム作動媒体(W2)に伝達することによって、前記第2のシステム作動媒体(W2)を蒸発させて蒸気にするステップと、
    前記第2のシステム作動媒体(W2)を膨張させて電気エネルギーの第1のバッチ(E1)を抽出するステップと、
    前記第2のシステム作動媒体(W2)を凝縮させて前記蒸気よりも低い熱エンタルピーを有する液体にするステップと、
    前記蒸発させた第2のシステム作動媒体(W2)の凝縮熱エンタルピーを、前記第3のシステム作動媒体(W3)に伝達するステップと、
    前記第3のシステム作動媒体(W3)からの熱を、前記第1の閉ループシステム(S1)への熱入力として使用するステップであって、前記第1の閉ループシステム(S1)が前記第3のシステム作動媒体(W3)からの熱を前記電気エネルギーの第2のバッチに変換しているステップと、を含む方法において、前記方法が、
    前記第3の閉ループシステム(S3)における前記第3のシステム作動媒体(W3)の循環および/または加圧を制御するステップであって、前記第3のシステム作動媒体(W3)の循環が、膨張した第2のシステム作動媒体(W2)の温度と、凝縮した第2のシステム作動媒体(W2)の温度との間の所定の温度差を維持するために、前記膨張した第2のシステム作動媒体(W2)の温度と前記凝縮した第2のシステム作動媒体(W2)の温度との間の測定された温度差に基づいて制御され、前記第3のシステム作動媒体(W3)は液相であり、前記第3のシステム作動媒体(W3)が前記第3の閉ループシステム(S3)における循環中に相を変化させるようには構成されていないステップを特徴とする、方法。
  8. 前記第2のシステム作動媒体(W2)の循環および/または加圧を制御するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記膨張ステップにおいて膨張されるときに、前記第2のシステム作動媒体(W2)の圧力が、前記第2のシステム作動媒体(W2)の凝縮温度に対応するように制御される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記膨張した第2のシステム作動媒体(W2)の圧力が、大気圧を上回るように制御される、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記発熱ユニット(1)によって生成された第2の熱流(HS2)からの熱を、前記第3の閉ループシステム(S3)への初期熱入力として使用するステップをさらに含む、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第3のシステム作動媒体(W3)の圧力が前記膨張した第2のシステム作動媒体(W2)の圧力を上回るよう、前記第3のシステム作動媒体(W3)の加圧が制御される、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
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